ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

セミオトコ 第4話 山田涼介、木南晴夏、今田美桜、三宅健、山崎静代… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

セミオトコ #4』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. セミ
  2. セミ
  3. 小川
  4. 一同
  5. 面白
  6. 一緒
  7. 女性
  8. 世界
  9. 二宮
  10. 美奈子
  11. マサ
  12. 感情
  13. 馬鹿
  14. 翔子
  15. ボケ
  16. 嫉妬
  17. フフフ
  18. 井上
  19. 素晴
  20. ナス

f:id:dramalog:20190817024116p:plain

セミオトコ #4』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

セミオトコ #4[字]

【あと4日】
由香からメイプルシロップケースをもらったセミオは大喜び!
2人に残された時間はあと4日。
そんな中、うつせみ荘では春がひとり部屋で苦しんでいた…!

詳細情報
◇番組内容
セミオ(山田涼介)との残りの時間を考えると切ない由香(木南晴夏)は、セミオに手作りのメイプルシロップケースをプレゼントする。思いがけず大喜びするセミオに安心する由香――そんな由香にセミオは「おかゆさんに恋しています」と告白し…?
「一緒にいたい」というセミオの願いを叶えるため、一緒に食品工場に出勤した由香。そんな中、『うつせみ荘』では春(山崎静代)がひとり部屋で苦しんでいた!
◇出演者
山田涼介、木南晴夏今田美桜三宅健山崎静代やついいちろう北村有起哉・佐藤仁美、田中美奈子、阿川佐和子檀ふみ
◇脚本
岡田惠和
◇監督
竹園元(テレビ朝日
◇主題歌
Hey! Say! JUMP『ファンファーレ!』(ジェイ・ストーム
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英テレビ朝日
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、布施等(MMJ)、本郷達也(MMJ)
◇おしらせ
※この番組は放送時間が変更になる場合があります

☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/semio/
☆Twitter
 https://twitter.com/semio_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/semiotoko_tvasahi/

 

 


(大川由香)私に会いたいなんて
そんな人 今まで…。

(セミオ)ここにいます。

います。

(由香の声)怖いんだ。

私… 幸せに慣れてないから

どうしていいか わかんない。

今夜寝たら あと4日なんだ。

わかってるんだけど…。

「あと4日しか」じゃなくて

4日も
楽しい幸せな事があるんだって。

どうなっちゃうんだろう? 私。
その時が来たら…。

フフッ…。 死んじゃうかも。

胸のさ ここんとこがさ

なんだか チクチク痛むんだ。

でも つらい痛みとかじゃない。

なんなんだろう? これ。

(セミの鳴き声)

(セミの鳴き声)

えっ…。

恋?

(花火の音)

(岩本 春)ねえ
セミオくんなんだけどさ…。

(岩本マサ)うん。

本当は 私たちのとこに
来たんじゃないかな。

えっ?

あの子の生まれ変わりなんじゃ
ないかな…。

とか言ったら怖い?
フフフフ…。

ハハッ…。
フフフフ…。

春ちゃん

春ちゃん

嘘~!
ちょっとー!

ごめん。
ちょっとよくなかった 今の。

んっ!

ごめん マサちゃん。
んっ!

あれ?

もう一回でしょ 春ちゃん
もう一回謝ったら

ビヨ~ン! 怒ってないよ~!
って やれんじゃん。

2回じゃ無理じゃん。

そうか そうだったね。
そうだよ。

ごめん。

♬~(小川邦夫の歌声)
(携帯電話の着信音)

(せき込み)

♬~「はいはい どこなの?」

♬~「明日のお仕事は フゥ!」

(せき払い)

(口を鳴らす音)

(熊田美奈子)ほら
早くプレゼントしたほうが…。

あ… うん。

どうしたの?

喜んでくれるかな…。

なんか 喜んでもらった経験が
あんまりなくて…。

何言ってんの。
大丈夫だよ 絶対。

そうかな?

そうだよ。
これ見て喜ばなかったらね

セミの羽 むしり取ってやる!

フフッ…。
フフフ…。

ほら 早く!

うん。

ありがとう。
うん。

♬~

かわいいね。

(ドアの閉まる音)

いいもんだね お裁縫はね。

♬~

できた!
…えっ?

メイプルシロップケース。

なんか 負けてる気がする…。

うーん…。

♬~

あっ…。

おかえりなさい おかゆさん。
あっ… うん ただいま。

ごめん 一人にして
…なんて言ってみたかったり。

寂しかった?

はい。
うっ…!

どうしました?

いや… ハハ…。
あっ…。

ジャーン! どうだ!

ん?

ええーーっ!!

こ… これを僕に?

僕のために おかゆさんが
作ってくれたんですか?

…うん。
えっ! そんな事…

そんな事が起きるんですね
この世界は。

すごいな! すごい!

いや あの…
それほどの事ではないというか…。

えっ それほどの事では
ないんですか?

えっ…
あっ いや それほどの事です!

ですよね!
はい!

嬉しい! 嬉しい!

あ~ よかった…。

えっと これは こうやって…?
あっ そう こうかけると

このまま メイプルシロップが
欲しくなったら

いつでも こう チューッと。
おおーっ!

欲しくなったら? チューッ。

(2人)おお~っ!

欲しくなったら?

(2人)チューッ。
うわ~っ!

なんて素晴らしい。

うわっ! わわわ…!

ここに
セミがいるではないですか!

一応 まあ…。
あ~ セミだ!

かわいい。 嬉しい。 かわいい。
ウフフ… うん。

うわあ…!
(拍手)

どうだ? いいだろ?
ハハハ!

えっ 誰に自慢してる?
(セミの鳴き声)

おっ セミがざわついた?
何これ!?

やだよーだ! 僕のだもん!

だもん… って何 可愛い!

けど誰と? 誰と話してるの?

(セミの鳴き声)

お?

フンッ!

最高!

あっ ひょっとして
これは…。

『ラ・ラ・ランド』的な意味で

私も一緒に回ったほうが
いいんですかね?

えっ まいったな…。

人生で回る日が来るとは
夢にも思わず

心の回転準備が…。

でも この際だから回ってみるか!

今なら できる気がする。

っていうか 今を逃すと
一生回らない気がするから

よし 回ってみるぞ!

あっ!

あっ…。

おかゆさん。

あっ 一緒に回る?
あっ… 違う?

ありがとう。

大切にします。

うわあ 何それ…。

キュンとするから やめて!
嘘 やめないで!

はあ… あなたは
なんで そんなに私のツボ…。

あれ? えっ!?

うわあ…
キュン死するよ キュン死。

私を殺す気か!

かわいすぎだろ これ…。

ランドセルもらった
小学校入学前の子供だって

今どき喜ばないだろ
こんなにかわいく…。

(セミオの声)7日間。

7日間
一緒にいてもいいですか?

恩返しに なんでもします。
僕にできる事。

なんて素晴らしい世界なんだ!

嬉しいな。

おかゆさんが笑うと
僕は嬉しいです。

それが僕の幸せです。

考えるな 考えるな。

考えすぎちゃ駄目だ。

何も考えない人と一緒にいたから

考えすぎてしまうんだ。

いいじゃないか。

セミオくんが何者だって
いいじゃないか。

今の幸せを楽しむんだ。

そうするんだ。

あっ!
えっ?

そうだ おかゆさん。
はい なんでしょう?

どうやら…。
どうやら?

僕は おかゆさんに
恋をしてるみたいです。

なるほど。

えっ?

今… なんとおっしゃいました?

僕は おかゆさんに
恋をしてるみたいです。

♬~

あ… すみません
も もう一回…。

えっ?
えっ?

何 ちょっと またかよ 面倒くせえ
みたいな顔してるんですか?

いやいや
じゃあ あと一回だけですよ。

嫌だ。 あと10回!
ええ~っ!

ええっ すっごい嫌そう。
お願いします。

駄目です。 僕は もう寝ます。
おやすみなさい。

もう一回だけなんですけど…。

夜寝ないと
朝大きな声で鳴く事ができません。

厳しい。

♬~

おはよう 世界!

おはよう おかゆさん。

(カーテンを開ける音)

ヒャッホ~ッ!

(セミの鳴き声)

おはよう。

(セミの鳴き声)

なんて素晴らしい朝なんだ。

飛ぶ。

ヒュ~ッ!

木につかまる。

でも 当然 あっという間に落ちる。

あれ? あれ あ…
あれ あれ あれ あれ あれ…?

イテッ! イテテテ…。

イテテテ… アイテッ…
イテテテ…。

(庄野くぎこ)は~い
おはよう おはよう。

(庄野ねじこ)
おはよう セミオくん!

はい どうも
おはようございます。

(くぎこ)何やってるの?
早く早く ご飯ご飯。

(ねじこ)朝ご飯できてるわよ。

(くぎこ)あんたも早くね。

(ねじこ)わかってるわよ。 ね?
さあ おいで。

はい。
フフッ… なんなんですか?

その当たり前の
日常的な受け入れ方は。

何わけわかんない事 言ってるの。

おかゆちゃんも
早く下りてらっしゃい。

早く早く。

はーい!

♬~

おお ロミオ! おお ロミオ!
なんで あなたはロミオなの?

名前や肩書きが
なんだって言うの。

私は あなたを愛しています。

おお ジュリエット!
おお ジュリエット!

くっ…!
僕を恋人と呼んでくれないか?

ロミオではなく恋人と…。

おお セミオ!
あなたは どうしてセミオなの?

セミだからです。

あっ… そうでした。
フフフ…。

また一つ 夢がかなった。

嬉しい!

おかゆさん。
はい!

おかゆさん 早く ご飯だよ。

はーい!

飛ぶよ!
お? いいよ!

おいで。

飛ぶよ!
お? いいよ!

おいで。

《嬉しくて たまらーん!》

冗談だよ~!
ええーっ!

フフフ… すぐ行く。

はい。

(2人)フフフ…。

春さん!
ハハ…!

あっ しまった~!

う~ん 幸せ。

なんだよ
そのベテランコンビ芸人みたいな

コンビネーションは!
悔しいんだけど。

フフフ…。

(マサ)おおっ 危ねえ!

えっ?

(美奈子)あっ おはよう~!

(春)おかゆちゃん 遅い遅い。

(マサ・小川)遅い。
(小川)ビリっけつだ ビリ。

いやいや 遅いって… あれ?

みんなで一緒に朝食食べるのは
決まり事でしたっけ?

(手をたたく音)
はい 注目。 はい 注目。

みんな こっちに集合して。
はい。

つけてくれてるね。
ウフフ 楽しいね。

一度 パンケーキに
浮気しましたけれども

今日は改めて
おかゆに致しました。

おお…。
(ねじこ)おかゆだけ

大家である私たちが
作らせて頂きました。

でも おかゆっていうのは
ちょっと物足りないっていうか

淡泊っていうかね。

悪くはないんだけど
なんか他にないのっていう…。

なんか
自分の事 言われてるような…。

恐ろしく地味だからな 地味。
ん?

(マサ)私は真っ白なキャンバスなの。
あなたの色に染めてください

みたいなとこあるもんな
おかゆは。

なんか嫌らしい…。
(春)セクハラだ それ。

そうだよ 最低。
えっ マジで? ごめん。

いや 謝っても駄目だろ。
アウトだろ。

さっきからさ 何? なんかさ…。

というわけで!

おかゆがすすむ一品を
各自 用意して頂き

みんなで分け合いたいと思います。

よろしいでしょうか?
(一同)はい。

1分で戻ってきてください。
解散!

(一同)はい!

(一同)おお~!

なんて素晴らしい!

あっ これはね 福岡の明太子。
世界で一番美味しい辛子明太子。

あとね これは福岡の高菜。

これも
世界で一番美味しい辛子高菜。

ちょうどね
田舎から送られてきてね

美味しいよ お母ちゃんの高菜。
これに…。

メイプルシロップかけたら
マジで殺すけん。

福岡を代表して殺す。
えっ…。

あっ 私は実家から何も届かず
送るだけなので

国分寺中央食品のしば漬けです。
美味しいです。

(ねじこ)素敵。

恐らく 今頃…。

♬~(大川健太)「オ~オ~
さあワニになって踊ろう」

♬~「ランラ~ランラ~ラ~
ラ~ララララララ~」

(大川ヒロシ)おい
ワニじゃねえだろ。 ワだろ!

お前 ワニになって踊って
どうすんだ? 馬鹿。

はあ? ワニに決まってんじゃん。

ワニになって踊ろう。

っていうか ワニはわかるけど
ワってなんだよ ワって。

ワは ワだろうがよ!
和食のワだよ!

えっ マジで? そうなの?

(大川サチコ)
どっちも馬鹿だよな お前ら。

っていうか なんだ? これ。 ん?

「カナダ産の
メイプルシロップです」

「とても美味しいので ぜひ。
幸せな味がします」

デヘッ… だってよ あいつ。

幸せな味がするって。 あいよ。
どんな味だよ。

カナダ産って何?
金田さんじゃなくて?

人の名前なわけねえだろ
この馬鹿! ハハハ…!

馬鹿に馬鹿って
言われたくねえな!

だよね。
はあ!? 一番馬鹿はてめえだろう!

馬鹿に馬鹿って
言われたくないって

言われた馬鹿に
馬鹿って言われたくないな。

(サチコ)一番馬鹿は健太だろうが。

♬~(サチコ)「ラブ・レター・フロム・
カナダ」

恐らく そんなような…。

あっ! 時間止めて すみません。
忘れてください。

つ… 次の方 どうぞ。

あっ これは私の実家のたくあんで
これは マサの実家のナス。

…っていっても隣の家なんだけど。

そうなんですか?

幼なじみ。 ハハハ… 照れるね。
ハハハハ…。

あのさ…。

すまんな
私には提供するものがない。

(小川)なぜなら 全ての家族親類
縁を切ったからだ。

死後 もめ事にならないようにな。

あっ そう。 大変ですね。

いいね その感じ。

(ねじこ)みんな 美味しそう。

じゃあ いただきましょうか。
(一同)はい。

それでは…。

(一同)いただきまーす!

(くぎこ)ナス ナス ナス
すいません ナス

すいません ナス はい。
(マサ)美味しいですからね。

あっ! かけたら殺すって
言ったやろが!

(美奈子)ああ! ちょっと貸して。

そういえばさ ボケたよね? ね?

(春)ボケたね。

えっ… えっ?
えっ? えっ?

いやいや… おかゆちゃん。

さっき ボケたよね? ね?

ボケたね。
笑わそうとしたでしょ?

あっ…。
そっち。

ボケって どんな?

いや 偶然見たんだけど
2階の窓からね

おかゆちゃんがさ
セミオが早く来てって言ったら

「飛ぶね!」とか言って
飛び降りるまねしてさ

「嘘~!」みたいな感じでね。
うん そうそう。

ああ はい。
見てたんですか…。

恥ずかしい 死にたい…。
へえ~ かわいい。

ちっとも 全く
これっぽちも面白くないな。

ん?
(マサ)そうね。

面白いか面白くないかで言えば

まあ 最低につまんないっていうか
まあ どうでもいいっていうか。

そもそも お笑いって…。
それは今いい。

そうね。

いやあ だから
面白いかどうかじゃないんだよ。

大事なのは 誰かに向かって
ボケるっていう行為なのよ。

つまり ボケるっていうのは

人の信頼から生まれた
関係なわけですよ。

だって 受け止めてもらえるって
思ってなかったら

ボケられるわけないじゃない。

(くぎこ)ああ…。
(美奈子)なるほどね 確かに。

私 ひょっとしたら

さっきのが
人生初ボケだったかもしれません。

(一同)えーっ!

初ボケ おめでとう!

(拍手)
ありがとうございます。

なんか よくわからないけど
嬉しい事なんですよね?

うん ありがとう。

あっ いえ そんな
とんでもないです。

僕も嬉しいです。
やっぱり あれかな…。

ん?
ゆうべ…

ゆうべ セミオくんが私に…。

えっ もしかして
それ エッチ系の話?

違います。
なんだ…。

私 違うと思った。
なんで そう いちいち私に…。

セミオくんが…。

セミオくんが…。

私に… 恋してるみたいだなんて
言うもんだから… キャ~ッ!

ね!
ね!

今までの流れから言うと

で ところで恋ってなんですか?
ってやつだろ?

えっ そうなの?

いえ 恋というのは
その人と ずっといたくて

その人の事ばっかり
考えてしまって

その人が幸せなら嬉しくて。

で その人の事を思うと
胸のここがチクチク痛い。

それが恋をするって事ですよね?

おかゆさん
僕は おかゆさんに恋をしてます。

(掛け時計の時報)

(掛け時計の時報)

(うめき声)

仕事だ…。
あっ 俺も。

ああ 俺もか。
私も学校。

あっ セミオくんは
どうしますか?

えっ あ… おかゆさんは
どうしてほしいですか?

あっ うん ありがとう。

でも 私に
どうしてもらいたいかじゃなくて

セミオくんは どうしたいですか?

えっ?

一緒に行ってもいいですか?

おかゆさん
ずっと一緒にいたいんです。

お仕事の邪魔はしません。
いいですか?

本当に?
はい。

どうして?

それは
だから 恋してるからだろ!

理屈じゃないんだよ
恋ってのは!

あ いや…
だから 今までの文脈からいくと

そうなるだろってだけの話だ。

(一同)ああ…。

(美奈子)へえ~。

ちょっと やめろ その

強がってるけど いい人なのは
わかってるわよ みたいな…。

(美奈子)言ってないし 何も
「へえ~」しか。

(一同)へえ~。

だから やめろよ!

「へえ~」しか言ってないわよね。
(ねじこ)ねえ。

好感を抱くな 私に。

なんだ それ。
私に好感を抱くな。

あの おかゆさん いいですか?
一緒にいても。

(ねじこ・くぎこ)ワ~オ!

喜んで。

やった!
やった!

(一同)やったー!
やったー!

(一同の笑い声)

(手をたたく音)
仕事の人は ほら 支度 支度 支度。

(ねじこ)遅刻するぞ~。

じゃあ セミオ 着替えておいで。
はい。

(子供たち)最初はグー!
じゃんけん ポイ!

みーこ!
よっしゃー!

じゃあ いくぞ。
ちょっと待って。

勝ったほうが大川さん?
負けたほうが大川さん?

そりゃあ 負けたほうだよ。
えー…。

(子供たち)最初はグー!
じゃんけん ポン!

よっしゃー!
勝った!

あ~ 大川さんか…。
大川さんと一緒かよ。

(セミオの声)おかゆさん
ずっと一緒にいたいんです。

いってきまーす。
(ねじこ)はい いってらっしゃい。

(くぎこ)いってらっしゃーい。
いってきまーす。

(マサ)いってきます!
(ねじこ)いってらっしゃい。

(くぎこ)春ちゃん もういいよ。
春ちゃん ありがとう。

春ちゃん 大丈夫?

うん。

(セミの鳴き声)

うるさいな…。

セミ うるさい!

(セミの鳴き声)

ん? ん?

(小川)お?
ん?

楽しいですね。
(美奈子)えっ?

楽しいね。
はい。

ね? 小川さん。

あと何日だっけ?
セミオがいるのは。

あ… 悪い 悪い。

物事をなかった事のように
できない性分でね 失敬。

いえ…。
あと4日です。

あと4日もです。

ね! ヘヘヘヘ… ヘヘヘヘ…。

んっ 気持ちいいー!

なんて素晴らしい世界なんだ!

(小川)フフ…。

(美奈子)待ってろ 世界!
フフフ…。

(小川)どうした?

(くぎこ)ねじこさん あった?
あった? ねえ!

(ねじこ)まだ! ちょっと待って。

待った。 あった?

(ねじこ)うるさい! まだ!

うわっ! 懐かしい これ。

あったの?
(ねじこ)違う。

♬~

(ねじこ)やだ 懐かしい! これ。

(くぎこ)また 違うもの?

(ねじこ)じゃあ いい。
見せない。

うわあ 懐かしい~!

見せなさい。
(ねじこ)やだ。

見せなさいってば ねじこさん。
(ねじこ)わかった。 痛い 痛い…!

よいしょ よいしょ よいしょ。

ほら これ。 これ…。

やだ 懐かしい~!
(ねじこ)ねえ。

(2人)うわあ~!

おはようございます。
おはようございます!

(木下ひな)あっ…。
(桜木翔子)おはよう。

おはようございます!

テヘヘ…。
あの… 連れてきちゃいました。

(柴田基子)いやあ~!
セミオく~ん! おはよう!

かわいい~!

(基子)よかった!

みんな 「セミオくんが来ないかな」
って言ってたのよ。 ねえ~!

いいじゃん!
何 言ってんですか。

うちの娘 独身なの~!

(ひな)私も!

(セミの鳴き声)

あっ!
えっ?

これって…
この感情って…

この湧き上がる…
なんというか

黒い かすかに殺意を含んでいる
要素ありの この感情…。

ひょっとして
嫉妬というやつでしょうか?

えっ? ああ… そうかも。

おお~! すごい!

これが かの有名な嫉妬…!

あっ?

人生初嫉妬だ…。 すごい!

今日は 人生初ボケに初嫉妬…。
すごい!

ああ… そうなんだ。
はい!

嫉妬って あれですね
恋の醍醐味ですね。

恋をしないと
嫉妬もしませんものね?

…だね。
おお~!

すごい。 この黒い感情…
人呼んで 嫉妬。

恋の醍醐味は
なんだか疲れますね。

(基子)いくわよ。 はい チーズ!

あっ そう。
はい…。

(ひな)セミオく~ん!

(基子)ひなちゃん。 はい チーズ!
(カメラのシャッター音)

(基子)よし ポーズ変えよう…。
横でね 横で。 もっと笑って。

(翔子)顔 怖いよ!

自分でも思います。
驚いております。

自分に こんなにも
どす黒い感情がある事に。

(翔子)どんな感情?

私 今
ひなさんを脳内で殺しました。

えっ?

かなり残虐な方法で
死んで頂きました。

ヒヒヒヒヒ…! ざまぁ見ろ!

何? 怖い ちょっと…。
(基子)そうだ。 大川さん!

なんでしょうか?

この不愉快な状況を作り上げた
張本人である柴田主任。

(基子)えっ?

ハハハハハハ…!

おかしくありません。
いや おかしいだろ。

あの…
セミオくんの事なんだけど…。

これ以上 何か?

昨日 私 セミオくんの写真を
SNSに上げたのね。

はっ?
まあ ちょっと盛った感じで

「工場男子かわゆす」みたいに
書いてね。

そしたら なんだか
えらい事になっちゃって。

「誰なの? この子は」みたいに
なっちゃって。

で また 今 上げたら…。

えっ!
いつの間に?

みんな
お弁当 見に来るっていうよりは

セミオくんを見に来るらしくて…。

ハハッ…。
はい?

ありがとうございました!
(ひな)ありがとうございました!

どうぞ。 ありがとうございました。

ありがとうございます。
(翔子)ありがとうございました。

(ひな)今 殺してる? 脳内で。
はい。

ひぃ! 怖っ!
ダダダダダ ダダダダダッ…!

どうだ!

あっ お弁当屋のおばさん!

すみません 写真いいですか?
おばさん。

おば…!?

「おばさん」って
言ってるんじゃない?

わかっております。
いいですけど…。

(女性)お願いします!

はい チーズ。
(シャッター音)

(女性)ありがとうございます!

あっ もう一枚…。

(女性)もう一枚 いいんですか?
お願いします!

はい チーズ。

(シャッター音)

(女性)ありがとうございます!
どうも…。

(女性)ありがとうございます!
ああ かっこいい~!

しかし あれですね

恋をされている方

そして 恋人と付き合ったり
結ばれたりしている方々は

この嫉妬という黒い感情と
戦いつつ

勝利されてるわけですよね。
すごいです…。

戦士ですね。
そして 勝者なわけですね!

尊敬します。

うん まあね…。

あっ 大川さん
その嫉妬は 女に向かってるの?

はい!
真っすぐに向かっております。

なるほど。
こういう感情ないの?

セミオくんそのものに
腹が立つというか

何 ニヤニヤ デレデレしてんだよ。
ふざけんな! この!

…みたいな感情。

ああ そういうひねりがあるとは
奥が深いですな。

うーん…。

あっ 確かに
ちょっとイラッとする…。

でしょ?
はい わなわなします。

これも また新鮮。

そうなんだ。 ハハ…。

だよね。

あんな いい笑顔しやがって
ふざけんな! ってね。

(女性)日替わり弁当ください。
はい!

あっ でも…。
(翔子)ん?

私に見せる笑顔とは違うような…。

そう?
はい! 違います。

それは 今のほうが
本物の笑顔っていうか…。

違います! ぎゃ… 逆です。

わかってるわよ。
(女性)あの あの…。

ほっぺにチュウするところ
写真 撮ってもいいですか?

はあ!? なんという…!

たとえ むちゃくちゃでも
先に言ったもの勝ちの世界。

いつから そんな国になった
この国は…!

あっ 駄目です。

チュウは
おかゆさんとしか しないので。

はい。 ごめんなさい。
(女性)ちょっと…!

誰ですか?
誰よ!? おかゆさんって誰よ!

ねっ おかゆさん。

わっ…。
(翔子)おっ。

見てる 見てる。 怖い!
嫉妬かける20くらいか?

(一同の笑い声)

あっ…
大した敵じゃないと判断された。

ドンマイ。

こういう時に使うのよ ドンマイ。
あっ なるほど!

ねっ? セミオ。
ねっ。

(女性)はあ~!?

(女性)気にしない!

(翔子)ご注文… どうぞ。

おかゆさん かわいいでしょ。

僕が一生をかけて守る
お姫様なんだ。

♬~

(翔子)生姜…
生姜焼き弁当 どうでしょうか?

あと 幕の内も…。

(女性)ここ 置いておきますね。
(小川)ありがとうございます。

じゃあ 私
あっちから拭いていきますね。

(医師)今回の場合は
レアなケースですから

次回以降は ああいうミスは
ないようにお願いしますね。

それと 来週の件ですが…。

あっ ちょっ… ちょっと
行っててください。

小川先生?
よう 先生。

いや 何が先生ですか。

えっ 何をしてるんですか?
(小川)これ? 除菌。

じょ…。 はあ?

様になってるじゃないか。 なあ。
うん いいじゃん。

えっ なんで?
なんで

前 医師として働いてた病院で
清掃してるんだって話か?

はい。

偶然。 ハハッ…。

ほら 待ってるぞ 仲間が。
はい 行った 行った。

いや 私は先輩の事…。

えっ 好きだったのか?
はっ?

尊敬してたし 憧れてたんだろ?
わかってた わかってた。

ハハ…。 頑張れ。

ちょっと そこ拭きたいんだけどさ
いいかな?

ああ…。
(小川)すまんね。

♬~

♬~

うーん…
なんか足りないんだよな。

(井上)終わるわけないじゃん
あんなの。

(二宮)私も終わってないよ。
(井上)終わってないよね。

(二宮)来週だよ。 やばいって。
(井上)やばい!

(二宮)ここ いい?

うん。
(二宮)ありがとう。

いや お腹すいた~!
(井上)めっちゃ お腹すいた!

(二宮)ってかさ
パーパーズの新作 見た?

(井上)見た 見た!
非対称のスリットでしょ?

むちゃくちゃかわいいよね!
(二宮)ねっ!

見た事ないカッティングだったよね!
(井上)ねえ!

デコラティブじゃないほうが
今っぽくない?

(二宮)ああ… 確かに。
ねえ。 ノワールとかも そうだし。

(二宮)ねえ!

今日 エリックのショーとイベントとパーティー
あるんだけど 行かない?

チケット 1枚 余ってるんだ~!

ショーとイベントとパーティー
何がどう違うんだ?

あっ ごめん。
今日は ちょっと…。

(二宮)あっ 本当?
うん ごめん。

(二宮)あっ 西洋服装史でしょ?
(美奈子)うん。

ねえ なんか 最近
面白い事あった? なんか教えて。

ああ 面白い事…。
あっ えっと…。

あっ アパートにね セミが…。

(井上)セミ

ごめん。

多分 あんまり面白くない
っていうか

うまく伝えられる自信がないや。
ハハ…。

(二宮)へえ~。
なんか面白い事あったら教えて。

そういう刺激っていうか… ねっ
お互い 大事じゃん?

うん…。

(女子生徒)っていうかさ
みんな 文化祭 何する?

(相田直美)ごゆっくり。
ありがとうございます。

翔子さん 何にします?
(翔子)アイスコーヒーかな。

アイスコーヒー。
えーっと じゃあ…。

おかゆさん。
はい。

少し会話してきても いいですか?
(セミの鳴き声)

わかった。

(戸を開く音)

(セミの鳴き声)

♬~

♬~

よく頑張ったね。

♬~

(セミの鳴き声)

どういう事?
誰と会話してるの?

セミ
えっ セミ

どういう事? できるの?

…っていうか
できるわけないじゃん。

なんで
それが普通になってるの?

わかんないですよ できるのかも。
いやいや いやいや…。

全部受け入れる事にしたんです
私は 何もかも。

へえ…。

面白いです。 楽しいし…。

セミオくんが来てから

人間には いろんな感情っていうか
気持ちがあるんだなって

毎日 発見で… 新しい自分を。
面白いです。

へえ~。

楽しい。

かわいい。

あっ 朝 鏡見ると
かわいいなって…。

いや… 幸せそうな顔してるなって
思うんです 私。

ほう…。

今日は
どんな事が起きるんだろうって

わくわくしてるからかな…。
楽しそうな顔。

いいなあ。
ヘヘヘ…。

(相田新平)よかったですね~!
素敵な人と出会って。

えっ…。

えっ? あれ?

いや… そうなんだよね。

そうなんだけど
そのとおりなんだけど

なんだろう?
この台無し感は。

そうなんですよ!
だから

黙っておいたほうがいいって
言ったんですよ 店のためにも。

そうだよね! 黙るか また。

やだ! しゃべりたいです!

(一同の笑い声)

そっか。 昨日 羽化したんだね。
(セミの鳴き声)

うん。 フフフ…!

どう?

なんて素晴らしい世界なんだ!
って感じだろ?

(セミの鳴き声)
うん。 ハハハ…!

僕?

僕は あと4日。

あと4日しかいられない…。

「4日しか」って言った? 僕。

(セミの鳴き声)

ハハハハハ…!

本当 面白いです。
私だけじゃないですよ。

アパートの人たち なんか…
みんな 今 面白いんです。

(一同の笑い声)

(ねじこ・くぎこ)懐かしい~!
(くぎこ)よく似てるって…。

(小川)ああ どうも。
(くぎこ)おかえりなさい!

(ねじこ)お疲れさまでした。
(小川)どうも。

小川さん アイスティー飲む?
(小川)えっ? あっ…。

もらおうかな。
(ねじこ)おっ 珍しい。

ねえ。
ねえ。

あっ いや ちょっと
たまたま のどが…。

そう。
そう…。

ああ…。

あっ えっ じゃあ
私たちのも もらおうか。

よろしく。
(小川)えっ?

あっ… はい。

(ねじこ)どうも。

(くぎこ)それで…。

(美奈子)ただいま。

(くぎこ)おかえり。
(ねじこ)おかえりなさい。

ただいま。

飲むか?
えっ?

どっちだ?
あっ… お願いします。

流れで こうなっただけだ。
好感を抱くな 俺に。

はあ?

ありがとうございます。

これ なんですか?
あっ… セミだ。

これね
私たちの死んだ弟が着てたの。

死んだ?

まだ中学生の時にね。

戦争ですか? もしかして。

何歳だと思ってるのかしら?
私たちの事。

そうよ。
すみません。

セミオくんにどうかと
思ったんだけど…。

(ねじこ)
やっぱり 小さかったわね。

こんなに小さかったんだね…。
(ねじこ)ねえ。

(泣き声)

(泣き声)

(荒い息)

(携帯電話の振動音)

(アナウンス)「ただ今
電話に出る事ができません」

「ピーッという発信音…」

おい!
(マサ)はい。

(荒い息)

♬~

(セミの鳴き声)

(セミの鳴き声)

…えっ?

セミオくんが…。
(戸の開く音)

おかゆさん 春さんが苦しんでる。
えっ?

先に帰ってます!
えっ? セミオ!?

♬~

できる。 すごい!

春さん!!

(くぎこ)セミオくん?
(ねじこ)セミオくん?

(小川)ん? どうした?
(美奈子)えっ?

(春の荒い息)

春さん…! 春さん! 春さん!!

春さん…!
春さん! 春さん!!

夏くん…
夏くん 迎えに来てくれたの…?

えっ…。

(美奈子)春ちゃん春ちゃん!?
春ちゃんが…!!

(小川)ああ…!

春ちゃん

♬~

(小川)仕方ないな…。 すみません
紙袋とペンを探してください。

(ねじこ)紙袋…。

(小川)春ちゃん
(ねじこ)あった! あった…。

(小川)もう大丈夫だからね!

♬~

(小川)
春ちゃん! ちょっと動かすよ!

(小川)
春ちゃん! ゆっくり呼吸して。

♬~

(足音)

もう大丈夫だ。

セミオ。

はい。

お手柄だったな。

お前 春ちゃんの命 救った。

僕が…?
うん。

このままだったら
どうなってた事か…。

危険だったかもしれない。

お前のおかげだよ。

ありがとう
命 救ってくれて…。

セミオくん…。

よかった…。

(ねじこ)うん。 よかった。

♬~

僕は あと4日。
あと4日しかいられない。

♬~

セミオ?

よかった。

♬~

セミオ?

よかった。

嬉しいな…。 嬉しい。

嬉しい…。

うん…。 どうした?

なんでもないです。

駄目だよ。 なんでも言って。

私の事 好きなら
なんでも言って。

じゃないと
好きじゃなくなるから。

それは嫌だ。

じゃあ 言って。 どうした?

怖くなっちゃって…。

何が?

♬~

死ぬの… 怖くなっちゃって 少し。

♬~

離れたくないな…。

由香さんと。

ずっと一緒にいたいな。

♬~

♬~

あと3日か…。

なんて…。
(一同)素晴らしい世界なんだ!

世界の真理が
一つ つかめた気が致しました。

(荒い息)

あの… 皆さんにお話があります。