ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ピュア! 第3話 最終回 浜辺美波、東出昌大、六角精児、長村航希… ドラマの原作・キャストなど…

『特集ドラマ ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~(3)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 署長
  2. 電話
  3. 藤井
  4. 事務所
  5. 財布
  6. 神谷
  7. 千佳子
  8. 東堂
  9. 犯人
  10. 主人
  11. 藤井君
  12. 黒薔薇純子
  13. 失礼
  14. お願い
  15. 時計
  16. 今日
  17. 弁当
  18. 一日署長
  19. 公民館
  20. 藤井議員

f:id:dramalog:20190815230303p:plain

『特集ドラマ ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~(3)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

特集ドラマ ピュア!~一日アイドル署長の事件簿~[終](3)[解][字]

一日警察署長に行く先々で殺人事件に遭遇する売れないアイドル黒薔薇純子(浜辺美波)。天敵の東堂刑事(東出昌大)と、たった一日で事件を解決する新感覚のミステリー。

詳細情報
番組内容
売れないアイドル黒薔薇純子(浜辺美波)はエリート警察官僚の神谷(郭智博)から一日署長を任され意気揚々。マネージャーの阿部(六角精児)も警察と太いパイプができると喜んだ。そのイベント最中に神谷の親友である議員が殺害される事件が起き、神谷は自ら捜査を指揮する。一方、純子は控室で起きた盗難事件の犯人にされてしまい、捜査一課から来た東堂(東出昌大)に助けを求める。何か妙だと感じた東堂は純子と捜査を始めた。
出演者
【出演】浜辺美波東出昌大,六角精児,長村航希,渋江譲二白羽ゆり郭智博,谷川昭一朗,大島蓉子,青木崚,早織,松木研也,ヨネヤマサトシ,八神徳幸
原作・脚本
【作】蒔田光治

 

 


(純子)<私は
超絶ミラクル売れっ子アイドルの

じゅんぴょんこと 黒薔薇純子。

一日署長に招かれた先で
またまた事件に遭遇。

この傲慢なだけの刑事
東堂周作と再会した。

私の天才的推理力と洞察力で
事件は解決。

だが この東堂 相変わらず
私への感謝の気持ちはないようだ>

ヘッヘッヘ~。

(阿部)黒薔薇純子でございます。
どうも ご苦労さまです。

黒薔薇純子でございます。
どうも ご苦労さまでございます。

黒薔薇でございます。
どうも どうも どうも。

おはようございます。
どうも どうも ご苦労さまです。

黒薔薇純子でございます。
おはようございます。

黒薔薇純子と申しま~す。
(中川)警務係の中川です。

今日一日よろしくお願いします。
こちら 警務課長の高野です。

東洋芸能の阿部でございます。
(高野)あ~ よろしくお願いいたします。

ちょっと すいませんね。
えっ 何?

ちょっと どういうことよ?

大物演歌歌手の三山 豊が
来るはずじゃなかったの?

それが ゆうべ 盲腸で入院してしまって。
急きょ ほかの人を探したんですが

つかまったのが あの人だけで。
(ため息)

(笑い声)

黒薔薇純子なんて聞いたことないぞ。
署長には 何と説明すればいいのか…。

あまりに小物じゃ 署のメンツに関わるよ。

署長はアイドルのことなんか
少しも知りません。

超売れっ子の大物アイドルって
言っておきますから。

(笑い声)

近くの公民館に 部屋を
用意してありますので どうぞ どうぞ。

どうぞ どうぞ。
(笑い声)

「現在 東京都が手がけている公共事業

そのいくつかに
反社会的勢力の影響があるのではと

都議会議員の藤井浩樹氏は
問題視しています」。

「こうした開発工事を通じて
一部の反社会的勢力に

都民の貴重な税金が
流れ込んでいるおそれがあります。

私たちは 真相を徹底的に

究明していかなければいけないと
思っています」。

(神谷)藤井君に これが?

(千佳子)はい。
これ以上 余計なことをすると

命はないと。
それと 何度か無言電話があったんです。

反社会的勢力の中に 藤井君を
付け狙う連中がいるのは確かです。

一度 私の方で彼と話してみましょう。
ここに来たことは

主人には
内緒にしておいてもらえますか。 え?

主人からは それだけは絶対にするなって
言われてるんです。

臆病者と思われることが
嫌なんだと思います。

確かに 彼には大学時代から
そういう意地を張るところがありました。

いいですか 彼の周りで
ちょっとでも おかしなことがあったら

必ず私に連絡を下さい。

よろしくお願いします。

あ~ きれい。

花みこし。
(笑い声)

わあ かわいい~。

これはね 今日一緒にパレードをして頂く
エリン・ギギギギッチ君です。

地元の青年団で去年作ったんです。

ほ~う なかなかですな。
エリン・ギギギギッチ。

ヘッ。 今日の敵は こいつか。
余裕だ 余裕すぎる!

こいつになら負ける気がしねえ!

(中川)さあ どうぞ どうぞ。 こちらへ。

どうぞ どうぞ。
どうも。

わ~っ 広い~!

制服は そちらに用意してあります。
着替えが済みましたら

署長のところに ご案内いたします。
ありがとうございます。

うちの署長は若いですが

将来は 警視総監とも警察庁長官とも
いわれているエリートで。

若手のキャリア官僚が
勉強のために 何年間か

所轄署の署長を務めるというやつですね。
へえ~。

(ノック)
はい。

失礼します。

署長 こちらが本日の一日署長を
務めて頂きます 黒薔薇純子さんです。

花言葉は いちずな愛!
あなただけに愛をささげます。

黒く あでやかに咲く バラのように!

みんな ご存じ
じゅんぴょんこと 黒薔薇純子です!

今日は 一日署長よろしくね!
逮捕しちゃうぞ バンバン!

いや~ こういうの初めて見ました。
うれしいな。 (笑い声)

黒薔薇純子さんですか。
写真と同じように おきれいな方ですね。

はい! あ… いいえ 自分では
そんな思ったことなんてないんですけど。

歌も出しておられるんですね。
あ~ あっ あ…

これでございます。
なんと あの大ヒットシングル

「黒薔薇ブルース」
「黒薔薇音頭」を収録した

待望のファーストアルバムでございます。
更に握手券もついております。

いやいや 署長様でしたら
握手券など必要ありません。

ほら 何してる。
ほら 何をしている。 ほら!

よろしくお願いしま~す。
いや どうも…。

これは是非 一度聴かせて頂きます。
ありがとうございます~!

じゃあ 署長 そろそろ。
はい。

「委嘱状 黒薔薇純子殿。

あなたに臨海警察署の
一日警察署長を委嘱します」。

♬~

あの 私 ちょっと急な用事で
出なくてはならなくなりまして。

あとは 黒薔薇の方が
ちゃんとやると思いますので

どうか よろしくお願いいたします。
ちゃんとやれよ。

どうも。

(笑い声)

どうぞ どうぞ。

♬~

じゅんぴょんだよ…。 じゅんぴょんだよ!

やっと 物の分かった警察署に出会えたか。

さすがはエリート署長だな。 ハハハハ…!

お疲れさまでした。

せっかくだから撮っとくか。

ちょっ 入んなよ。

お疲れさまです~!
はい 足元 気を付けてね。

はい よいしょ。 あ~ よっこらしょっと。

お疲れさまです。
いや~ 降ってきましたね。

お疲れさまです~。
あっ 私が撮りましょう。

えっ いいんですか 署長さ~ん!
ありがとうございます。

あっ 動画でお願いします。
分かりました。

じゅんぴょん オン ザ カー!

はい。
ありがとうございます。

あ… あっ! すいません。
いえ 私のせいです。

あっ 画面が…。
あ~。 申し訳ありません 私の責任です。

こちらで修理して お返しします。
えっ いいんですか?

はい 申し訳ありません。
では 引き続き よろしくお願いします。

お願いします。

おっ そろそろ雨上がりそうだな。

しばらく休憩になります。
後で お弁当をお持ちします。 はい~。

♬「お弁当 お弁当」

痛~い! 痛い! ちょっと待ちやがれ!

おい~ 止まれよ! おい!
おい~ 待て待て待て待て待て!

待てよ! 待ちやがれよ! おい!

あっ! もう… もう!

あれ? いない。

くそ~ あんにゃろう! う~ん 痛い。

はあ~。 あ~ 腹減った~。

(ノック)

はい~ どうぞ。

うん?

あっ。
お疲れさまです。

午前中のイベントは
うまくいきましたか?

はい おかげさまで。

12時20分か 少し押してますね。
ちょっと よろしいですか?

はい もちろんです。 あっ どうぞ。
何にもない部屋なんですけど。

どうぞ。

黒薔薇さんのCD
早速 聴かせて頂きました。

いや すてきな曲ですね。 私は ふだん
クラシックしか聴かないんですが

これからは もっと
いろいろ聴いてみなければと

思うようになりました。
はい~ ありがとうございます~。

さすがはエリート 本物を知っている。

どこかのボンクラ刑事とは大違いだな。

 

失礼。

神谷です。 えっ 藤井君が?
彼は今 どこに?

事務所? 分かりました。
私も すぐに向かいます。

私が着くまで
中に入らず 外で待っていて下さい。

申し訳ありません 急な用事で
出なくてはならなくなりました。

午後のイベントも よろしくお願いします。
はい~。

あ~。 やっぱ 腹減ったな。

♬「腹減った 飯食わせ」

純子レーダー ピ~ン。

おお~。

お~っ!

♬~

これはこれは
フカのヒレ様ではございませんか。

♬~

いただきま~す!

う~ん うまい。 うますぎる!

フカヒレスープ!

あ~ 熱々だ。

(ノック)

≪(中川)お弁当をお持ちしました。

うん… あっ ちょちょちょっ
ちょっと待って。

はい~ どうぞ。
失礼しま~す。

今日は奮発して
ちょっといいお弁当を用意しました。

どうぞ。
うわ~ おいしそうだ。

後で また お迎えに上がります。

ヘヘヘヘ。

何だ 私は こっちかよ。
まあ 両方頂くけどな~。

♬~

千佳子さん。
神谷さん。

すみません。
行きましょう。

何 これ…。

(悲鳴)

(神谷)どうしました?

(サイレン)

(東堂)神谷署長
本庁捜査一課 東堂と申します。

藤井さん お話をお伺いしても
よろしいでしょうか。

藤井君と私は大学時代
同じ法学部の同級生でした。

彼は少し
がむしゃらすぎるところはあったが

正義感の強い立派な人間だった。

藤井君は最近
反社会的勢力と見られる連中から

度々脅迫を受けていました。 それで
奥さんから相談を受けていたんです。

今日の12時過ぎでした。
主人から家に電話があったんです。

(藤井)やつら 本気で僕の命を
狙おうとしているらしい。
え?

(藤井)もしかしたら そっちにも何か…
あっ!

あなた!? あなた!

電話は切れてしまって
それきり つながりませんでした。

それで私 とっさに神谷さんに電話を。

話を聞いて 私は大慌てで
こちらに駆けつけました。

千佳子さんが先に着いて
私を待っていました。

それで お二人が事務所内に入ると
藤井議員が倒れていたと。

はい。

(西沢)失礼します。

凶器ありました。
ちょっと確認お願いします。

藤井さん あちらによろしいでしょうか。
はい。

これっすね。

これが ご主人のものかどうか
分かりますか?

どうやら これが凶器のようです。
これは…

主人が いつもデスクに置いていた盾です。

大学の同窓会の記念に
作ったものらしいんですが。

あ~ もう食えねえよ。

あっ 阿部さんに電話しないと。

ん? ああ… スマホ壊れちゃったんだ。

うっかり じゅ~んぴょん。

♬「ピョンピョン ピョンピョン
じゅんぴょん」

お~っ! 危ねえな この野郎!
バカ野郎! 警察呼ぶぞ!

東堂…。

ヘヘヘヘ。

ヘ~。 お邪魔しま~す。

状況を整理する。 携帯電話の着信履歴から
事件の正確な時刻が判明しました。

あいつ 偉そうに。
藤井議員から
奥さんの千佳子さんに電話があったのが

12時18分。 議員は電話の途中で
何者かに殴られ殺害された。

ご主人の異変に気付いた千佳子さんは
すぐに神谷署長に電話。

これが12時22分。 神谷署長は
すぐに議員の事務所に向かわれました。

千佳子さんの自宅から
藤井議員の事務所までは

タクシーで25分ほどですから
彼女が事務所に着いたのは12時50分ごろ。

署長がいた公民館から議員の事務所までは
車で30分ほどですから

署長が到着なさったのは 千佳子さんから
5分ほど後の12時55分ごろ。

これは 先に着いて待っていた
千佳子さんの証言とも一致します。

私が千佳子さんから電話をもらった時
そばに黒薔薇純子さんという

アイドルの方もおられました。 念のため

彼女にも時間を確認してもらった方が
いいと思います。 黒薔薇純子!?

ご存じでしたか?
いえいえ まさか。

(神谷)大物タレントさんという
お話です。

くれぐれも失礼のないように
お願いします。

失礼します。

黒薔薇純子さんをお連れしました。

どうぞ。

失礼します。

とんでもないことに巻き込んでしまい
申し訳ありません。

黒薔薇さんといた時
私に電話がかかってきて

急きょ 失礼することに
なってしまいましたよね。

その時のことを話して頂けますか。
はい。

署長さんが
私のCDを とても褒めて下さって。

で そのCDというのが
私の待望のファーストアルバムで…。

そんなことは どうでもいい。
何時だったか答えろ。
え?

失礼ですよ 東堂さん。 もう少し
丁寧な言い方はできないんですか。

ヘヘヘ。

何時ごろだったか
覚えておられますでしょうか?

はい~。 署長さんが
私の控え室に入ってこられたのが

12時20分ごろで
そのちょっと後だったので

確か 12時22分から3分ごろだったかと。

ということは やはり間違いありませんね。
(神谷)ええ。

犯人は 藤井君を邪魔に思っていた
反社会的勢力であると見て

間違いないでしょう。
部屋が荒らされていたということは

犯人が何かを物色していた
ということです。

まずは それが何かを突き止めることです。
失礼します!

何!?
どうしました?

こんな時に
くだらない話で申し訳ありません。

今日のイベントの参加者の一人が
財布を盗まれたと言って

大騒ぎしているらしいんです。
(神谷)それはいけませんね。

犯罪防止キャンペーンの最中に
財布が盗まれたとあっては大問題です。

そっちの方も
きっちりと犯人を見つけ出して下さい。

はい。 財布の特徴は?
はい 星と月がデザインされた

茶色い革製の財布だそうです。

ごめんなさいね
いろいろ迷惑かけちゃって。

いえいえ~。
物騒だな 私の財布 大丈夫か?

うん? 何だ これ?
黒薔薇さん それ…。

え? 盗まれた財布でねえか?
えっ?

空だ…。

あ~…。
ええ~? いや いやいや…。

説明してもらいましょうか。 なぜ これが
あんたのバッグに入っていた?

さあ? 分かりません。

正直に答えなさい。
あんたが盗んだんだろ!

私じゃありません。

しかし 黒薔薇さんは
売れっ子のアイドルなんでしょう。

なぜ 財布なんか盗む必要があるんです?
署長! 申し訳ありません。

実は 呼ぶ予定だった
大物演歌歌手の方が駄目になって

急きょ 売れないアイドルの この人を…。

しかし まずいですね。 一日署長が
こそ泥を働いたなんて世間に知られたら

とんだ恥さらしだ。

待って下さい。 犯人は 別にいます。
私 見ました。

ここから顔を隠した
怪しい女の人が出てきて…。

痛~い! 待ちやがれ!

向こうに! 向こうに逃げていったんです。
私は 慌てて後を追いかけて…。

で こっちをまっすぐ行って こっちです。
で こっちを左です。

で 右に曲がりました。
ず~っと奥まで追いかけていって…

その女の人は
ここから逃げていったんです。

私が扉を開けた時には
もう姿は見えなくなっていました。

適当なことを言ってるだけじゃないのか。
本当です。

時間は? 何時ごろだ?
えっと 控え室に戻ったあと

署長さんが来たのが12時20分で
そのちょっと前なので

12時15分ごろだったかと。

ほかに目撃者がいないかどうか調べろ。
はい。

(大森)お世話になっております。
弁当の「梅の」でございます。

すみません 仕出し弁当の容器が
1つ足りないんですが

どなたか ご存じありませんか?

知らんよ。 私たちには
そんな高級弁当 回ってこないからな。

「梅の」さん 仕出し弁当
注文したより1つ少なかったよ。

お偉いさん用だったから
ちょっと まずいことになってしまって

最初から数 間違ってたべ!
そんなはずありませんよ。

殺人事件だけでも大変なのに
財布に続き弁当まで消えたってわけか。

そういえば 私
今日 変な女を見たんですよ。

マスクと帽子で顔を隠して
この建物の中に入っていったんですよ。

それですよ! 私が見た こそ泥は。
は?

その怪しい女を見た時間が
何時ごろだったか覚えていますか?

配達に来た時だったんで
12時ちょっと前ですかね。

ということは その こそ泥は
12時ちょっと前に公民館に忍び込み

財布を盗んで
12時15分ごろに ここから出ていった。

ほら ぴったり合うじゃないですか。

この腹黒女が言ってることは
デタラメっすよ。
はあ?

昼間 そこで自転車とバイクが接触する
事故があって

12時過ぎから
ずっと そこに警官がいたらしいんです。

で 聞いたら ここから出てきた人間は
誰もいなかったそうです。

そんな…。 でも
はっきり見たんですよね? 怪しい女。

な!?
いや そこまで言われると…。

第一 お前が犯人じゃなかったら
なぜ バッグから財布が出てきたんだ?

それは…。

皆さん 彼女と2人だけで
話をさせてもらえますか。

君のことは 俺が一番よく分かっている。

そうですよね。 東堂さんなら
信じてくれると思ってました。

さっさと白状して反省の色を見せれば
悪いようにはしない。

は? 私が まさか
犯人だと思ってるんですか?

じゃなきゃ また何か たくらんでるかだ。
私が人の物を盗むような人間だと

言うんですか!?

あっ あ… そっちには何もない… です。

これは何だ?

残念だったな。 匂いが残っていた。

さぞかし うまかったろうな。

はい とても。 アユの塩焼きもゴマ豆腐も
天ぷらも全て上品で おいしくって…。

でも~ でもでも もうフカヒレスープが
一番 熱々でおいしくって~。

そんなことは どうでもいい。
あれ?

あれれ?

何で あのスープ熱々だったんだ?

はあ?

(泣きまね)

東堂さんまで疑うなんて ひどいよ。
ひどいよ~。

ひどい…。 女の涙を見ないで下さ~い。

(泣きまね)

ヘッヘヘ。

ヤ~。
うおっ! おっ…。

お邪魔しま~す。

私が見た女ですか?
よく覚えてないんですよ。

その人が財布を盗んだに違いないんです。
何でもいいんで思い出して下さい。

そんなこと言われても…。
う~ん…。

あっ そういえば その人とぶつかった時

ちょっと変な匂いしたんですよ。 甘い。

うん?
濃い~ 甘い匂いです。

濃い甘い匂い? あ~ だったら
これですよ これ。 花みこし。

花みこし?

花みこしのユリが
甘い いい匂いするんですよ。

あっ そういえば みこしの担ぎ手に
一人 女がいたな。

(掛け声)

すいません 電話貸してもらえます?

☎すいません 今日のパレードでですね

みこしを担いでいた
女の人がいたと思うんですけど

その人の住所を教えてほしくてですね。
は?

その人に借りたものがありまして
返したいなと思いましてですね。

少々お待ち下さい。
☎はい~。

あっ。

ありがとうございます。

うん? 3丁目6の6… ここでいいのか?

わっ! と… 東堂?

警務係の中川から聞いたよ。
変な声の女から電話があったが

明らかに君からだったんで
嘘の住所を教えておいたとな。

演技の方は いまいちだったようだな。
まあ 演技の方もか。

(笑い声)

人の店の前で何やってんの!
入るのか入らねえのか!?

入りま~す。
おい。

うま~い。

お前 さっき弁当2個 食ったばっかだろ。

いちいち細けえ男だな。
ずうたいは でけえくせに。 あ?

んなことより 財布を盗んだ犯人は
外から忍び込んだんじゃなくて

中にいたイベントの参加者だったんじゃ
ないかと思うんですよね。 何?

おかしいなと思ったのは
私が食べたフカヒレスープです。

フカヒレスープは 熱々で
と~っても おいしかったんです。

それがどうした?
いいか
弁当屋が弁当を配達しに来たのは

12時ちょっと前だったはずですよね。
署長が私の部屋から出ていったのが

12時22分。 私が お弁当を食べたのは
そのあとだったので

12時半ごろだったんです。
配達されてから30分もたっていたのに

なぜ スープは熱々だったんでしょうか。
そこで ふと思ったんだ。

廊下の時計が 20分くらい
進んでたんじゃないかって。 何?

そうすれば 全部のつじつまが合うんです。

私がフカヒレスープを食べたのは
12時半ごろではなくて

12時10分ごろ。 これなら配達されてから
10分しかたっていないので

スープが熱々でも おかしくありません。

怪しい女と出くわしたのが
12時15分ではなく

実は 11時55分。
警察が裏口の外にやって来たのは

12時ちょっと過ぎだったので
女は誰にも見つからずに

外に逃げていくことができたんです。
女は そのまま顔を隠し

表口から中に戻った。
そこを お弁当屋に見られたんです。

だから犯人は
外から侵入してきたんじゃなくて

中にいた公民館のイベントの参加者の一人
だったんじゃないかと思うんですよね。

ハッ。 くだらん。

全ての根拠は
スープが熱かったってだけだろう。

そんなもの当てになるか。

公民館の時計が合っているかどうか
一応 確認してやる。

ん!
電話するなら外!

♬~

うまい。

残念だったな。 時計は 今も正確だそうだ。

いじったという人間も見当たらない。
そんな…。

それから みこしを担いでいたという女の
本当の住所も聞いてきた。

これから行くぞ。
え?

一度だけ 君の言うことを信じてやる。

いいか 一度だけだぞ。

ヘッヘヘ。

お前 クリーム食ったろ。

署長 犯人は藤井議員の事務所の金庫を
こじあけようとしたようです。

で 金庫の中にあったのが これっす。
この中に犯人にとって

都合の悪いものがあるというわけですね。
(西沢)はい。

これは まず 私の方で調べてみましょう。
藤井君のことは私が一番よく知っている。

署長 あの 奥さんの千佳子っていう女も
十分 怪しい気がするんですが。

はい?
旦那が殺されて憔悴しているのが

何か わざとらしいっていうか。
それに あの女なら

事務所で旦那を殺すことも
できたはずでしょ。

千佳子さんは そんな人じゃありません。

それと財布が盗まれた件は
どうなりました?

それが 東堂刑事が
犯人のアイドルに逃げられまして

今 後を追っているらしいです。
(笑い声)

やめなさい!
仲間を笑って どうするんですか。

(チャイム)

すみません 警察の者です。
ちょっと お話よろしいですか。

(美里)何ですか?

うん?

すみません! ほんの出来心だったんです。
お金は お返しします。

空の財布を彼女のかばんに入れたのは
なぜです?

一日署長なんかやってるの見て
ちょっとイラっとして。

しかも「待て~」とか言って
私のこと追いかけてきたんで 頭にきて。

お金は これから警察に
お返ししに行きます。

あなたが財布を盗んだのは
何時ごろだったか覚えてます?

多分 12時少し前で
11時55分ごろだったと思います。

痛~い!

裏口から逃げたあと 顔を隠したまま
表から中に戻ったんです。

危ないな。

分かりました。 今日のところは 結構です。

ほら やっぱり私の推理が正しかった。
私は犯人じゃなかった。

時計は 20分進んでたんですよ。

これは おわびに何かしてもらわないとな。

あっ 永久一日署長なんていうのは
どうだ?

こそ泥 一人捕まえても
俺には何の得にもならん。

東堂だ。 捜査の方は どうなってる?
(西沢)もうすぐ解決っすよ。

藤井議員が事務所の金庫で保管していた
書類の中に反社会的勢力の一つが

都の公共事業の担当者を脅していた
証拠があったんすよ。

あの神谷っていう署長が
見つけ出しました。

今 一人一人 引っ張ってきて
取り調べてるところっす。

それにしても あの署長
大したやつっすよ。

(ため息)

殺人事件の方も間もなく解決する。
今更戻っても いい笑い者だ。

あれ? 変だと思いません?

被害者の奥さんから
署長さんに電話があったのって

何時でしたっけ? 12時22分だ。
それって確かですよね?

署長と奥さんの携帯の履歴
電話会社の記録 全部そうなっている。

第一 君が それを確かめたんじゃないか。
でも 時計は20分進んでたんですよ。

ということは 奥さんから署長さんに
電話があったのを私が見たのは

12時22分ではなく
12時2分だったはずなんです。

何で着信履歴は
12時22分だったんでしょうか?

あっ。 もしかして 署長さんが
私の目の前で電話を受けたのって

ただの演技だったんじゃないでしょうか!
はあ?

実は 電話の会話を聞いた時
ちょっと変だなと思ったんですよ。

署長さん 電話口で こう言ったんです。

えっ 藤井君が? 彼は今 どこに?

事務所? 分かりました。
私も すぐに向かいます。

それの どこがおかしい?

テレビドラマとかでは
よくある会話ですが

でも よく考えて下さい 「彼は今 どこに?
事務所? 分かりました」。

ヘッ。 相手は いつしゃべったんだ?

奥さん 神谷署長に電話かけましたよね。
その時の会話を

できるだけ正確に
思い出してもらえますか。

神谷さんに電話して… 主人からの電話が
突然 途切れてしまった話をすると

神谷さんは「藤井君は今 どこに?」と
聞いてきたんです。

「分かりません」と答えると
「恐らく事務所でしょう。

私も すぐに向かいます」と言ったんです。
ご主人が事務所にいると言ったのは

奥さんではなく
神谷署長の方だったんですね?

はい。 私は主人の予定を
よく把握していなかったものですから。

やっぱり あの電話は
ただの演技だったってことですよ。

今から思えば
もっと ちゃんと神谷さんに

主人のことを
お願いしておけばよかったんです。

脅迫状が送られてきた時
私 主人に 「神谷さんにお願いして

守ってもらったら」って言ったんです。
そしたら主人は…。

それだけは絶対にするな!

(千佳子)…って 突然 怒りだして。

世間に臆病者と思われることが
嫌だったんだと思います。

だから私 主人には内緒で
神谷さんに相談に行ったんです。

署長は なぜ 電話がかかってきた
ふりなんかしたんだ?

う~ん…。

♬~

(くしゃみ)

ヘッヘッヘ~。

分かりましたよ。

藤井さんを殺したのは
署長だったんじゃないでしょうか。
は?

私の目の前で
電話がかかってきた演技をすれば

藤井さんが襲われた時 自分は
公民館にいたと思わせることができる。

時計を進めたのも署長だと言うのか?
はい。

しかし なぜ 署長が藤井を?

奥さんが署長に
脅迫状のことを相談しようとした時

藤井さん 絶対にやめろって
怒ったって言ってましたよね。

それって本当に 臆病者に思われたくない
っていう理由だったんでしょうか。

藤井さんは 署長の知られたくない秘密を
知ってしまった。

だから殺されたんです。

署長は あらかじめ公民館の廊下の時計を
20分進めておき

私に時間を確認させた。

そして そのすぐあとに
藤井さんの奥さんから

電話がかかってきたふりをした。

申し訳ありません。 急な用事で
出なくてはならなくなりました。

そして時計を元に戻し
藤井さんの事務所に向かった。

いや 待ってくれ。 20分では
藤井の事務所まで行くのは不可能だ。

でしたら 事務所に行く途中のどこかで

あらかじめ呼び出しておいた藤井さんに
会ったんですよ。

千佳子さんにも
危険が迫ってるかもしれない。

そこで藤井さんが
奥さんに電話をするよう誘導し…。

よく聞け。 やつら 本気で僕の命を…。

その会話の途中で
藤井さんを後ろから殴った。

予定どおり
藤井さんの異変に気付いた奥さんから

すぐに電話がかかってくる。

藤井君は今 どこに?

恐らく事務所でしょう。

私も すぐに向かいます。

署長は 藤井さんの死体を車に積み込み
事務所に向かう。

事務所に死体を運び込み 中を荒らす。

しばらくして
藤井さんの奥さんが到着する。

署長は 後から到着したふりをして
奥さんと合流し

一緒に中に入って死体を発見した。

凶器に使われた盾は 大学の
同窓会の記念で配られたものだった。

だとしたら
署長も同じものを持っているはずだ。

署長は 自分の盾で藤井を殺害し
死体を現場に運んだあと

事務所の盾は回収した。

藤井が金庫に保管してあった資料の中に

署長にとって
都合の悪いものがあるはずだ。

それを見つければ…。

まずいぞ!
え?

おい 待てよ! おい 東堂!

おや 東堂君。 ようやく そのこそ泥を
捕まえたというわけですか。

(笑い声)

あっ 先輩!
西沢 藤井の事務所から
押収した資料 どこやった?

あっ 神谷署長が全部持っていきました。
くそ!

(ドアが開く音)

どうしました?
藤井議員の事務所から
押収した資料がありますよね?

見せてもらえますか。
書類なら 私がもう全部調べました。

おかげで藤井君を脅していたのが誰なのか
分かったんです。

藤井議員は あなたのことも
調べていたんじゃありませんか?

私が藤井君を殺したと?
もちろん証拠はあるんですよね?

今思うと いくつか変だなと思うことが
あったんです。

まず 昼休憩の前に
あなたが わざわざ私のところに来て

私のスマホ
動画を撮ってくれたことです。

本当は 私が時間を確認できないように

スマホを壊してしまいたかったんじゃ
ないでしょうか。

よく考えて下さい。
あの時は あなたを気遣って

私のせいだと言ったが
落としたのは あなただ。

そういうことでしたら 申し訳ないが
修理代は自分で払って下さい。
え…。

もう一つ あるんです。

そのあと あなたが
私の控え室に来た時のことです。

私は ドアをノックする音がしたので
「どうぞ」と言ったんです。

でも 誰も入ってこなかったので
ドアを開けに行きました。

あなたは あの時
20分進めておいた廊下の時計を

私に確認させたかったんじゃ
ないでしょうか!

それは失礼しました。 でも それは
中の声が聞こえなかっただけです。

一日署長として事件を解決しようという
意欲は分かりますが

人を犯人と断定するには
証拠というものが必要なんですよ。

よく覚えておいて下さい。

あなたもね。

あっ。

財布を盗んだ佐々木美里さん。
あの人の証言があれば

時計が20分進んでいたことの証明が
できるはずです。 行くぞ!

はあ?
ですから財布って何のことですか?

あなた 一体…。

署長のやつ 先手を打って口止めしたんだ。

財布を返しに行った彼女から話を聞いて

詳しい証言をされちゃ
まずいと気付いたんだろう。

着替えてこい。 駅まで送ってやる。

諦めるのか? 東堂。
諦めるわけじゃない。

しかし向こうは 何から何まで
先手を打ってやがる。

こっちには何も証拠がないんだ。

あ~あ 結局スマホの修理代
こっち持ちかよ~。 あ~っ!

あれ?

一人ですか。 何でしょうか? 話って。

実は 買って頂きたいものがあるんです。

ヘヘッ。 これなんですけど…。

なぜ 私が
そんなものを買わなきゃならない。

すてきな曲だって
言ってくれたじゃないですか。

あなたには 社交辞令というものが
分からないんですか?

こんな醜悪なもの…
音楽とは呼びませんよ。

もう一つ
買って頂きたいものがあるんです。

署長さん 今日 これ
一日中 ポケットに入れっ放しでしたよね。

これ 画面は壊れちゃいましたけど
動画は ずっと回りっ放しだったんです。

で 中に入っていた音が これです。

音質は悪いんですけど
よく聞いて下さいね。

もしもし 千佳子? よく聞け。

やつら 本気で僕の命を
狙おうとしているらしい。 もしかしたら

そっちにも何か… あっ!

あなた? あなた!

これ 犯人に襲われた時の
藤井さんと奥さんの声ですよね?

なぜ ここに
こんな音が入っているんでしょうか。

で CDは何枚買って頂けますか?

100万枚超えるとミリオンセラーって
呼ばれるらしいんですけど。 フフッ。

そうなったら いいな~なんて。
あなたには まだ分からないでしょうね。

世の中にはね きれい事だけじゃ
うまくいかないことがあるんですよ。

藤井君も それを分かってなかった。

だから殺したんですか?

それ ほかに誰かに聞かせましたか?

いいえ。

でも 今の署長の声
録音させて頂きました!

そうですか。 つまり それさえなければ
問題はないわけですよね。

え?

あっ。

あ?

あっ! あ~っ…。

ああっ!
お前は 何様だ!

お前なんかに蹴落とされてたまるか!

神谷!

(せきこみ)

♬~

おい…。

(殴り合う音)

♬~

おい 東堂
お前 弱いなりに よく頑張ったな。

褒めてやるぞ。 ハハハ。

神谷は いくつかの企業から
裏金を受け取っていた。

それを藤井に嗅ぎつけられ
殺したというわけだ。

それにしても 一人で
何で あんなバカなまねをした。

俺が行くのが もう少し遅かったら…。
すみません。

でも東堂さんが このままじゃ
みんなにバカにされるかと思うと

ちょっと かわいそうになって。
バカ野郎。

俺をバカにする人間など この世にいない。

第一 確かな証拠があるなら
俺に まず言えばよかったろ。

ヘ~。 それがですね 実は これ
動画は回ってたんですけど

ポケットに入れっ放しだったんで
音は全然とれてなかったんですよ。

だから しかたなく
私が後から音を吹き込んだんです。

やつら 本気で僕の命を
狙おうとしているらしい。

もしかしたら そっちにも何か… あっ!

あなた? あなた!

インチキの証拠か。
はい。 なのに あの署長

しっかり だまされちゃって。
どうだ すごい演技力だろ。

ヘヘヘヘ。

♬~

それじゃ。

私からのSNSの通知が
毎日届くようになってますんで

寂しくはないと思いますけど。
寂しいわけないだろ。

ヘヘッ。 会いたくなったら
「まいど」のボタンを10回押して下さい。

暇だったら 来てあげるかもしれません。

その時は 私が お前の一日署長だ!

ヘヘヘ。

♬~

おい 東堂! あ?
ヘヘヘ。 実はな…。