ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

科捜研の女 第13話 沢口靖子、内藤剛志、若村麻由美、風間トオル… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

科捜研の女 #13 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 角倉
  2. お茶
  3. 茶葉
  4. 被害者
  5. 橋本
  6. 宇佐見
  7. 久住
  8. 久住茶寮
  9. 合組
  10. 雅代
  11. 蒲原
  12. 一致
  13. 種類
  14. 師匠
  15. 小屋
  16. 美味
  17. 付着
  18. 涼子
  19. お願い
  20. シミ

f:id:dramalog:20190815222720p:plain

科捜研の女 #13 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

科捜研の女 #13 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

マリコvsお茶の達人!>老舗茶寮の職人が殺害された―!マリコと科捜研のお茶の専門家・宇佐見が、奥深き茶の世界を科学で分析!極上の味が導く、驚くべき真相とは…!?

詳細情報
◇番組内容
宇治茶の老舗、久住茶寮の職人・橋本が殺害された。検視の結果、どこか別の場所で襲われたと判明。遺体に数種類の茶葉が付着していたが、久住茶寮の茶葉とは一致しない。聞き込みの結果、5年前に橋本の密告で解雇された久住茶寮の元職人・角倉(松澤一之)が浮上。角倉は、その後ぼったくりともいえる緑茶カフェを開いていた。そんな中、宇治茶グランプリが開催され、久住茶寮はブレンドした茶を出品するが、そこに角倉が現れて…
◇出演者
沢口靖子内藤剛志若村麻由美風間トオル斉藤暁渡部秀山本ひかる石井一彰
【ゲスト】松澤一之、萩尾みどり、藤田宗久、川野直輝、楠見薫、吉田輝生、英智佳、福本清三 ほか
◇脚本
松本美弥子
◇監督
西片友樹
◇音楽
川井憲次
◇主題歌
今井美樹『Blue Rain』(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken19/
☆Twitter
 https://twitter.com/kasouken_women

 

 


来週も お見逃しなく。

♬~

(橋口呂太)
あれ? お湯のままだよ。

(宇佐見裕也)
熱湯を冷ましてるんだよ。

(宇佐見)まずは
空の急須に移して 約10度

湯飲みに移して また10度。

温度が下がる。

これを 急須に戻すと…。

ちょうどいい温度で
お茶が淹れられるんだよ。

へえー なるほど。

(涌田亜美)さすが お茶博士。

さあ どうぞ。

やったー!
いただきまーす。

あっ マリコさんも。

(榊 マリコ)いただきま…。
(電話)

(電話)

はい 科捜研。

えっ お茶…。

♬~

(蒲原勇樹)
被害者は 橋本俊介さん。

平等院の近くにある宇治茶の老舗
久住茶寮の従業員です。

♬~

(亜美)これが致命傷でしょうか?

(シャッター音)

ここに防御創がある。
(シャッター音)

他殺の可能性が高い。

これ… お茶の葉ですね。

♬~

(相沢涼子)ここ 久住茶寮では

スイーツに使うお茶も 宇治茶
こだわっているそうです。

では 早速 頂きましょう。

こんにちは。
今日は よろしくお願いします。

(久住博之)
よろしくお願いします。

(涼子)美味しそう。

いただきまーす。

うん!

(久住花枝)どうぞ。
ありがとうございます。

うわあ いい香り。
いただきます。

あー… 美味しい。

久住茶寮さんは
宇治茶グランプリにも

参加されるんですよね?
(久住)はい。

ご主人 意気込みのほどは?

さらに美味しい
究極のお茶をお出しします。

(ディレクター)はい カットです。
(涼子)ありがとうございました。

ありがとうございました。
どうもありがとうございました。

やっぱり 緊張するね。
アハハ…。

花枝さん あちら。

♬~

どうして 橋本が
殺されなきゃいけないんですか?

(土門 薫)橋本さんが
トラブルを抱えていたとか

誰かの恨みを買っていた
という事は?

あなた 角倉さんは?

まさか…。

誰ですか?
その角倉さんというのは。

以前 うちにいた従業員です。

(久住の声)角倉長治。

職人としては一流で

いずれは店を任せようと
思ったんですが…。

(花枝の声)
ギャンブルにのめり込んで

何度も主人に迷惑をかけたんです。

二度とやらないと
約束させたのに

また賭け麻雀してるところを
橋本が見つけて…。

(角倉長治)なんだよ もう…
ちくしょう。

ついてねえな もう…。

(橋本俊介)何やってるんですか!

師匠との約束を
平気で破るような人に

久住茶寮の茶を作る資格は
ありません!

なんだと この野郎! おい!

(久住)やめろ! やめなさい!

(久住の声)
橋本の手前 許すわけにいかず

角倉を解雇しました。

その後 角倉は東京へ出たと
聞いていたんですが…。

つい先日 ばったり会ったんです。

薄気味悪い笑顔で
こっちを見てた…。

橋本さんのご遺体に
お茶の葉が付着していました。

この店で扱っているお茶を
調べさせてもらえませんか?

(風丘早月)体表への出血は
少なかったんじゃない?

ええ 脳内に
出血しているのかもしれません。

(早月)では 開いてみましょうね。

あっ…。

何か?

これ なんでしょう?

あっ…。

凶器の一部かも。

では 改めて

開きます。

♬~

♬~

(日野和正)ん?

♬~

(測定音)

測定終了。
はい。

♬~

例えば
スーパーで買った この煎茶

何種類のお茶の葉が
使われてると思う?

1種類。

挫創の形状から見て

凶器は変わった凹凸のある鈍器。

で この傷口から出てきた
このかけらは塗料だったよ。

きっと 凶器の塗装が
剥がれたんだと思う。

死因は 恐らく その鈍器で
頭部を殴打された事による

急性硬膜下血腫。

ただ 殴打されてから
死亡するまでに

1時間程度かかっています。

ああ… やっぱりね。

現場に被害者本人のゲソ痕は
あったけど

争った形跡はなかった。

どこか別の場所で襲われて
あそこまで歩いてきたのね。

(日野)その場所の
ヒントになりそうなのが これ。

被害者の靴底に付着してた。

有機農法に用いる肥料ですね。

割と珍しいものだから
農協に問い合わせれば

使用している場所が
絞り込めるかもしれない。

(ドアの開く音)

遅くなりました。
被害者の胃の内容物ですが

クルミ入りのお餅でした。

じゃあ 襲われる前に
このお餅 食べたんだ。

それと 被害者のズボンの
折り返しに入っていたのは

全部で5種類の茶葉でした。

「ちゃよう」?

お茶の専門家は

茶葉と書いて…。

「ちゃよう」と読みます。

悪いけど 茶葉でお願い。

ああ… わかりました。

5種類の茶葉って事は…

抹茶と煎茶とほうじ茶と

あとは… 玄米茶と麦茶。
こんな感じ?

違うんだなあ。
えっ?

例えば
スーパーで買った この煎茶

何種類の茶葉が
使われていると思う?

えっ 何種類って
一つのお茶だから1種類でしょ?

ブブー!
えっ?

形や色の違う葉っぱが
たくさん混ざっているよね。

(呂太)うん。
(宇佐見)このお茶一つ作るのに

13種類もの… 茶葉が
使われているんだよ。

えーっ! そんなに?
えーっ!

(宇佐見)合組と言って…。

いろんな茶葉を
ブレンドする事で

その店独自の味や香りが
作れるんです。

久住茶寮のお茶は 全て
久住さんが合組しているそうです。

被害者の橋本さんは
久住さんの下で修業をしながら

事務的な作業全般を
担っていました。

だったら
ズボンの裾に入ってた茶葉も

仕事中に
付いたものなんじゃないの?

私も そう思ったんですけど
久住茶寮の茶葉を全て調べても

一致するものがなかったんです。

(日野)えっ?
(呂太)へえー…。

じゃあ 犯人に
関係あるものかもしれないわね。

犯人に襲われた時
そこに合組されたお茶があって

被害者に付着した?

(蒲原)失礼します。

被害者とトラブルがあった
角倉という男が

1年前から緑茶カフェを
開いている事がわかりました。

緑茶カフェ?

(稲山雅代)
えっ いやあ 美味しい!

このお茶 体ん中まで
きれいになるみたいやわ。

お兄さんたちも飲んでいきいな。

(女性)
ふざけるんじゃないわよ!

あー もう こんな店 あり得ない!
信じらんない!

(蒲原)こんにちは。
(角倉)いらっしゃい。 どうぞ。

あっ… うちは
メニューはないんですよ。

お客様それぞれに合ったお茶を
お淹れしますから。

宇佐見さん。

京都府警です。

橋本俊介さん ご存じですね?

(角倉)ええ 昔の同僚です。

今朝 他殺体で発見されました。

へえー そうですか…。

昨日の夜 橋本さんと
お会いになってませんか?

(角倉)なんで私が?
会うわけがないでしょう。

はい。 これはお兄さんのお茶です。
どうぞ。

あっ じゃあ 頂きます。

…うまい。

3000円になりまーす。

えっ お茶だけで3000円って
ぼったくりでしょ!

いや よほど
質のいいお茶なんでしょう。

どんな銘柄を使ってるんですか?

あー…
いろいろ合組してるんでね。

でも 元のお茶は これ。

(宇佐見)嘘でしょ!?

この特売のお茶で
この味を出せるわけが…。

だから 合組次第なんですよ。

ここに別の茶葉を
ちょちょっと入れてやる事で

1足す1が
5にも10にもなるんです。

何と何を足してるんですか?

そんなに知りたい?
(宇佐見)ええ。

じゃあ 授業料10万円。

10万!?

とっておきの合組を
教えろって言うんだから

そのぐらい当たり前でしょう。

お客さん
茶の道をなめてるんじゃない?

いえ…。

ああー 忘れてた!

特製クルミ餅。

うちの定番のお茶請け。

こっちは2000円になりまーす。

いや これ 2000円!?

これ 頂きます。

あと この店の茶葉も
調べさせてください。

この中に 被害者の衣類に
付着していた5種類の茶葉と

同じものがないか調べます。

(日野)しかし すごい量だね。

こりゃ
鑑定に時間がかかりそうだ。

大丈夫。
この子が活躍してくれます。

この色彩色差計で
茶葉の色を数値化できますから

数値の近い茶葉だけを
鑑定すればいいんです。

♬~

♬~

(測定音)

測定しました。

♬~

茶葉が一致しない?

被害者の衣類に
付着していた茶葉は

角倉さんのカフェのものじゃ
なかった。

1個2000円の餅は どうなんだ?

被害者の胃の中からも
クルミの餅が見つかったんだろ?

確かに成分は一致した。

でも これ 50個で1000円の
市販品だったの。

えっ?
とんだ ぼったくり野郎だな。

どこでも買える量産品だから

被害者がカフェに来たという
証拠にはならない。

ああ。

まいど!
(呂太)あっ 早月先生!

今日は何? 何?

今日は…

茶すていら。
やったー!

宇佐見さんのお茶に合わせると
最高だと思う。

いただきまーす!

(早月)えっ?

もうお茶は淹れられません。

えっ 一体 何があったの?

私は お茶の事を
何もわかってなかった…。

えっ?

茶の道をなめてるって言われて
落ち込んでるみたい。

(ドアの閉まる音)
あらー…。

♬~

(涼子)では 皆さん
最後にご紹介致しますのは

グランプリ大本命のお二人です。

久住茶寮の久住博之さん。

(拍手)

(涼子)一善庵の尾形祥吾さん。

(拍手)

(涼子)それでは皆さん
ご準備をお願いします。

♬~

(携帯電話の着信音)
はい 土門。

久住さん。 えっ 角倉が?

懐に何か隠し持ってるみたいで…。

まさか 刃物とかだったら
どうしましょう。

すぐに行きます!

(涼子)大変素晴らしい
一善庵のお茶でした。

(拍手)

久住さん。
角倉さんは?

それが 姿が見えなくなって…。
何を企んでるのかしら。

(涼子)続きまして
久住茶寮のお茶をお飲み頂きます。

♬~

それでは審査スタート!

♬~

なんだ? この味は!
苦い…。

(招待客)なんや これは!
(招待客)なんや これ!

(招待客)まずっ!

うわあ…。

こんな苦い茶が飲めるか!

そんなはずが…。

まさか…!

蒲原 いたぞ。

♬~

(蒲原)角倉!
(角倉)うわあっ…!

あっ…!
止まれ!

♬~

(角倉)あっ ああっ…!
ああーっ!

♬~

大丈夫ですか?

(角倉)どけー!
(自転車のベル)

(角倉)どけ どけー!
(自転車のベル)

(角倉)どけー!

(角倉)どけ どけー!

(蒲原)すいません!

すいません!

ここで この茶を淹れて
すぐに会場に運んだんですね?

はい。

防犯カメラの映像を
借りてきました。

久住さんがお茶を淹れる
5分前の映像です。

(蒲原)角倉ですね。
うん。

(蒲原)刃物ではないようですね。

これ 久住茶寮の茶筒ね。

恐らく これと同じもの。

♬~

蒲原 この男に話を聞きたい。

はい。

これは… 角倉さんが
持ってきたものだったのね。

中に ひどいお茶を入れて
主人のお茶と すり替えたのよ!

そうとは知らず 久住さんは
この茶筒のお茶を淹れた。

だから まずいお茶が
出回ってしまったんですね。

第63回 宇治茶グランプリ
優勝は…。

一善庵!

(拍手)

おめでとう。
(尾形祥吾)ありがとうございます。

どうも。

ここで角倉さんに
お会いになりましたね?

ええ。

角倉さん?

久しぶりですね。

久住茶寮に戻ったんですか?

いえ…。

(尾形の声)いや まさか あの時

久住さんのお茶に
細工をしていたなんて…。

うちが勝っても
素直には喜べませんよ。 ねえ。

(亜美)これで 角倉さんが
久住茶寮に恨みを持ってる事が

はっきりしましたね。

被害者は 今回の角倉さんの計画に
気づいたから殺されたのかも。

でも まだ どこで襲われたのかが
わかってないわ。

農協から電話があったよ。

被害者の靴底に付いていた
肥料を使ってる

場所がわかったって。
えっ?

京都では
松宮茶園という茶畑だけが

あの肥料を使ってるそうだ。

被害者は
ここにいた可能性が高いね。

すぐに行ってみます。
宇佐見さん。

あっ… はい。

宇佐見さん
まだ引きずってるのかな?

早く宇佐見くんのお茶が
飲みたいんだけどね。

♬~

すいませーん!

この人が こちらの茶園に
来ていたと思うんですけど…。

(松宮智和)うーん…。
ちょっとわかりまへんな。

そうですか。

(宇佐見)あの… この辺一帯だけ

枝が落ちているんですけど
これって…?

ああ そこは角倉くんに
貸してるんですよ。

角倉長治さんを
知ってるんですか?

あっ はい。 いつも
あの小屋で作業してますわ。

中を見せてください。

♬~

♬~

ここで
お茶の合組をしていたのね。

ええ…。

角倉さんの茶葉は
全て調べたつもりだったけど

ここにもあった。

この茶葉を鑑定しましょう。

♬~

測定しました。

♬~

やっぱり…。

被害者の衣類に付着していた
5種類の茶葉は全て

角倉さんの作業小屋のものと
一致しました。

事件当日 被害者は

なんらかの理由で
角倉さんの作業小屋に行き

そこでトラブルになって
襲われた…。

角倉の身柄を押さえます。

ああ!
今日も美味しいお茶飲もうっと。

(雅代)あれ?

角倉さん?

こんにちは。
先日もお会いしましたよね。

あら… そうやったかしら?

その時も お茶の美味しさを
力説されてましたけど

もしかして
このお店の関係者の方ですか?

えっ…。
あの…。

ウフッ… バレちゃった?

客引きのサクラを
してるんですか?

ここのお茶 美味しいでしょう?

お客さん連れてきたら
タダにしてくれるっていうから

協力してるだけ。

角倉さんの行き先に
心当たりはありませんか?

さあ…。

時々
この先の雀荘で見かけるけど…。

通せ!

(男性)ロン。

(ドアの開く音)
(角倉)なんだ もう…!

角倉長治!

(角倉)ああ… あっ ああっ!

うわあ…! ああ…!

(角倉)うっ うう…。

俺は殺してなんかいない!

では なぜ

あなたの小屋にあった茶葉が
橋本さんの服に付いていたのか

説明をしてください。

また 被害者の指紋…?

こっちもだよ…。
角倉さんの合組の道具なのに

なんで
被害者の指紋ばっかり出るの?

(日野)小屋にあった
お茶の缶だけどね…。

この日付の文字ね

どっかで見た事があるなと
思って…。

思い出したんだ。

これ
被害者が書いた茶葉の発注書。

筆跡鑑定したら 一致した。

この日付
全部 被害者が書いたものだね。

もしかして あの小屋で
茶の合組をしていたのは…。

(宇佐見)角倉さんが すり替えた
このお茶なんですが…。

(呂太)あっ! それって
例のまずいお茶だよね?

(宇佐見)あの小屋で
合組したんじゃないかと思って

小屋にあった茶葉と
照合してみたら…。

これって…。

♬~

(亜美)
マリコさんが お茶淹れてる…。

雨が降るね。

(ノック)

(蒲原)はい。

あっ…。

榊…。

♬~

お前が淹れたのか?
ええ そうよ。

どうぞ 飲んでみてください。

♬~

うっ…。
まずい…。

マリコさん…。
一体 どういうつもりだ?

私が淹れたのは

宇治茶グランプリの会場に
残されていた このお茶です。

(蒲原)それ 角倉さんが
わざと まずく作ったお茶…。

いいえ。 このお茶を作ったのは
角倉さんじゃありません。

このお茶は 全て
久住茶寮の茶葉でできていた。

元々 久住さんが用意していた
お茶だったんです。

お茶は すり替えられていなかった
という事か?

だったら なんで
こんなに まずいんです?

久住さんは
味覚障害なんじゃありませんか?

本当なのか?

本人は気づいてないと思う。

恐らく 亡くなった橋本さんは

久住さんが合組したお茶を
こっそり直していた。

そのために 橋本さんは

あなたに
合組を教わっていたんですよね?

♬~

最近では 連日 作業していた。

久住さんの代わりに

宇治茶グランプリに出すお茶を
作っていたんじゃないですか?

最後の日付は
橋本さんが亡くなった日だな。

あなたは 彼の遺志を継いで

橋本さんが作ったお茶を

久住さんのお茶と
すり替えようとした。

♬~

角倉さん?

(マリコの声)
でも すり替えられなかった。

それなら なぜ 逃げた?

その話が本当なら
あんたは むしろ

被害者と
協力関係にあった事になるが。

(ため息)

(ノック)

失礼します。
宇佐見さん。

角倉さんは
たとえ 自分が疑われても

久住さんが味覚障害である事を
どうしても

知られたくなかったんだと
思います。

誰よりも 久住さん本人には…。

あんた
どうして そんな事を…。

角倉さんが育てている茶園を
拝見しました。

何種類ものチャノキが
丁寧に育てられていた。

枝が落ちていたのは
摘芯をしていたからなんですね。

摘芯?

チャノキの丈を
均一にそろえる事です。

一本一本
手間のかかる作業ですが

そうする事で
翌年 新芽の大きさがそろって

質の高いお茶ができるんです。

詳しいんだな。

あの茶園を見て わかりました。

角倉さんは 真剣に お茶に
向き合っている人なんだって。

だからこそ
味覚障害が どんなに残酷な事か

わかっていたんですよね?

どうしても
口にしたくなかった。

師匠には もう
茶の味がわからないなんて…。

(ため息)

半年前 橋本が訪ねてきた。

俺に合組を教えろっていうのか?

私だって 本当は
あなたなんかに頼みたくはない。

でも あなたしかいないんです。

(角倉の声)橋本の態度で

なんとなく 予感はあった。

久住茶寮の茶を取り寄せてみて
師匠の味じゃないと確信して…。

久住茶寮の茶は
お前が合組してるのか?

言わないでください。 師匠には…。

(角倉の声)
宇治茶グランプリに出す茶は

最初から 橋本が合組して

師匠の茶と
すり替える事になってて…。

あの日も 小屋にこもって
作業するって言ってた。

そしたら 夜の8時頃
あいつが店に来たんだ。

やっと
満足いく茶ができたって…。

味を見てほしいんです。
(角倉)ああ…。

(男性)おい! これで5000円って
お前 どういう事なんだよ!?

しばらく待てるか?

どこかで時間潰して
出直します。

ああ…。 はーい!

それから
しばらく店を開けてたんだけど

お客も引いて
そのまま飲みに行っちまって…。

12時頃 戻ったら…。

茶の道をなめてんじゃないよ!
ったく…。

ああ…?

(角倉の声)
店の前に茶筒が置かれてた。

で それを
グランプリ会場に持っていった。

つまり その茶筒は

橋本さんが亡くなる直前に
置いていったもの。

角倉さん 茶筒は
今 どこにありますか?

シミが付いていますね。

ああ…。

最初に 橋本が持ってきた時は

こんなシミ なかったけどなあ…。

血痕?

だったら このシミも

橋本さんが襲われた時に
付いたものかもしれない。

♬~

この血痕が

被害者のものと一致した。

シミからは 茶筒に入っていた

この茶葉の成分が
検出されました。

じゃあ 被害者は
角倉さんの店を出たあと

どこかで その茶葉を使って
お茶を淹れた。

そこで犯人に襲われて
血痕とシミが付いた…。

うーん… なんか
犯人の手掛かりはないの?

指紋とか 汗とか…。

何も検出されなかった。

ああ… 悔しいですよね。

ここまでわかってるのに
犯人にたどり着けないなんて。

まあまあ
お茶でも飲んで休憩しようよ

と言いたいところだけど…。

はーい! 僕が淹れまーす!
ヘヘヘ…。

(亜美)ええーっ…?

せっかくだから
僕のお気に入りのお水で。

あっ… 駄目駄目 駄目駄目!

これ 硬水だよね?
えっ?

水は マグネシウムとカルシウムの
含有量によって…。

硬水と軟水に区別されるんだ。

1リットル中の含有量が
120ミリグラム以上のものを硬水

未満のものを軟水って言うのよね。
(宇佐見)ええ。

緑茶を淹れるのに適しているのは

含有量 30ミリグラムから
80ミリグラムの…

軟水。

うまみ 甘みが
バランス良く抽出されるんだ。

そのお水は?

えっと 364ミリグラム…。

うわっ 随分 多いね。
その水でお茶を淹れると

苦みや渋みが
際立ってしまうんだよ。

(亜美)へえ~…。
そんなの 気にした事なかった。

日本の水道水は軟水だから
お茶を淹れるのに適してるんだ。

被害者は最後に どんな水で
お茶を淹れたのかしら…。

水の種類によっては

お茶を淹れた場所が
特定できるかもしれませんね。

でも 水の手掛かりなんて…。

あるじゃない ここに。

水分は蒸発しても

水に含まれていた
マグネシウムとカルシウムは

ここに残っている。
その比率を調べるの。

お茶にも 微量のマグネシウム
カルシウムが含まれていますから

それぞれの水で
このお茶を淹れた時に

その比率が このシミと
一致するものを探します。

おっ! いよいよ
宇佐見くんがお茶を淹れるね。

♬~

(宇佐見)7番を。

♬~

6番です。

♬~

♬~

一致した!

(宇佐見)
この水 流通量が少ないですね。

水の販売業者に 購入者リストを
出してもらいましょう。

橋本俊介さんは 襲われる直前
あなたが購入しているこの水で

お茶を淹れたんじゃ
ありませんか?

(雅代)フフッ…
何 言うてはるんですか?

橋本さんなんて知りません。
無関係です。

水のモニター制度が
あるそうですね。

安く契約できる代わりに
宣伝に協力する…。

この雑誌に
ウォーターサーバーが設置された

あなたの部屋が写っていました。

で これは

あの雀荘が主催した麻雀杯の

準優勝のトロフィーだそうですね。

これと同じトロフィーを
提出してもらったら

橋本さんの頭の傷の形状と
一致しました。

傷には トロフィーから剥がれた
塗料の一部が付着していました。

あくまで否定されるなら

あなたのトロフィーを
調べさせてください。

(雅代)角倉さんとは
雀荘で知り合って…。

いい男でしょう?

実家を相続したけど
仕事がないってぼやいてたから…。

その家 改装して
緑茶カフェやれば ええやないの。

ハッ… そんな金は…。

お金なら貸してあげる。
私がスポンサーになる!

(雅代の声)毎日 カフェに通って
ご飯も作ってあげた。

このまま ずっと
彼と一緒にいられると思った。

それなのに…。

橋本さんが現れて
状況が変わった…。

角倉さん
急に付き合い悪くなって。

「あんたを追い出した奴と
今さら 何してんの?」って

聞いても教えてくれへんの。

そしたら あの日…。

(雅代)あら 帰るの?

いや… ちょっと取り込んでるから
出直そうかなって。

(雅代の声)いい機会やから

この男が どういう魂胆で
角倉さんと会ってるのか

聞き出そうと思って…。

ねえ 私の家で時間潰したら?
すぐ近くなの。 ねっ?

(雅代の声)
強引に家に連れていって

いつも角倉さんのために
仕入れてるお菓子を出して…。

(雅代)どうぞ。

ねえ そのお茶 飲ませてよ。

いや これは…。

ええやんか!

じゃあ 僕が淹れます。

♬~

(雅代)ねえ そのお茶
角倉さんと何か関係があるの?

角倉さんのおかげで
やっと完成したお茶なんです。

(雅代)ふーん…。

それで確信しました。
角倉さんは やっぱり

久住茶寮に
なくてはならない人だって…。

師匠にお願いして
店に戻ってもらいます。

あなたが
角倉さんに出資したお金は

私が 全額お返ししますから

角倉さんから手を引いてください。

何 言ってんの?

私は 彼のために…。

角倉さんは あんな ぼったくりカフェ
さっさとやめて

久住茶寮に戻るべきなんだ。
あなたといたら駄目になる。

あんたなんかに渡さへんから…!

ううっ…!
(殴る音)

♬~

(雅代)嫌ーっ!!

ああっ…!
キャーッ!

♬~

(雅代)私は ただ

角倉さんと
幸せになりたかっただけやのに…。

(泣き声)

そうですか。
橋本が そんな事を…。

角倉さんに どうしても
戻ってきてほしかったんですね。

あいつ 俺に合組習うのも
嫌々って感じだったから

まさか
そんな事 考えてたなんて…。

もう少し甘みを抑えたほうが
味が締まるんじゃないか?

♬~

角倉さん…。

♬~

お願いします…。

♬~

角倉さん?

久住茶寮 行ってくる。

師匠が許してくれるまで
何日でも 頭 下げ続けるよ。

俺のとっておきの合組
今度 教えてやる。

自分で研究します。

いい根性だ。 ハハハ…。

♬~

科捜研の茶の達人は どうした?

また
お茶を淹れるようになったわよ。

角倉さんに認められるまで
頑張るって。

どうぞ。
やった! 待ってました!

いただきまーす!
はい。

俺たちも飲みに行くか。

被害者のお葬式が
予約されてたって事?

(神城峰子)瀬田一郎様のご遺体を
お預かりしたいのですが。

いいえ 返しません。

火葬の温度は約800度から1200度。
ここに何かあるわ。

すぐに止めないと
凶器が燃やされる!