ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ベビーシッター・ギン! 第7話 大野拓朗、村川絵梨、ゆりやんレトリィバァ… ドラマの原作・キャストなど…

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(7)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 絵里
  2. タッ
  3. ロミオ
  4. 卓矢
  5. 職人
  6. ナニー
  7. 冴子
  8. 幼稚園
  9. 何言
  10. 省二
  11. 卓矢君
  12. 仲良
  13. お願い
  14. 一人
  15. 権助
  16. 本当
  17. 結婚
  18. 大丈夫
  19. 饅頭
  20. ギン

f:id:dramalog:20190811225340p:plain

『プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(7)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(本ページの情報は投稿日時時点のものです。最新の配信状況は Paravi サイトにてご確認ください。)

(詳細はFODプレミアム公式ホームページにてご確認ください。)

 

プレミアムドラマ ベビーシッター・ギン!(7)[字]

英国淑女の装いのギン(大野拓朗)が愛を届ける痛快ドラマ! 和菓子屋の冴子(村川絵梨)からの依頼を受けたギンが、ライバル店同士の争いに物申す!

詳細情報
番組内容
英国淑女の装いに身を包むベビーシッターのギン(大野拓朗)が愛を届ける痛快ドラマ、第7回!ギンに和菓子屋「うさまる堂」の冴子(村川絵梨)からの依頼が舞い込む。訪ねてみると、近所には「うさまる屋」という似た名前のライバル店が。両者は長年にわたっての憎き商売敵らしいが、「うさまる堂」の卓矢は「うさまる屋」の絵里ちゃんが大好きで…。幼い恋の行方は?
出演者
【出演】大野拓朗ゆりやんレトリィバァ高橋ひとみ竜雷太村川絵梨今野浩喜山田悠介徳井優
原作・脚本
【原作】大和和紀,【脚本】泉澤陽子

 

 


(ギン)ああ…。 う~ん。

ロミオ? ああ ロミオ~。

来てくれたのね。 ロミオ。

ロミオ? えっ…? ロミオ…。

ん?

何これ。 毒!?

まさか ロミオ 毒を飲んだの!?
どうして!

もしかして…
本当に 私が死んだと思ったの?

ロミオ ロミオ~!

私も今から行くわ。

あ… ああ~ 一滴も残ってないわ~。

もう どうして 私の分
残しておいてくれなかったのよ!

ロミオのバカ!

そうだわ。
まだ 唇に 毒が残っているかも。 ロミオ。

♬~

≪ギャ~!

痛い! 痛い 痛い。
(龍之介)え… いや… 坊ちゃま

大丈夫でございますか?
(美々子)うるさいわね 静かにしてよ!

「ああ ロミオ
あなたを一人にしないわ。

この短剣で 私も今すぐ行くわ。
あなたのもとへ!」。

ハハ… 何してるの?

劇団立ち上げようと思って。

シェークスピアなら
お客さん きっと来るわよね?

シェークスピア
そう。 「ロミオとジュリエット」よ。

仲の悪い家同士の争いのせいで

ロミオとジュリエットの愛が
引き裂かれてしまうの。

最後には 命まで。 …切ない。

やだわ。 そんな辛気くさいの
読まないでちょうだい。

何よ~
純粋でロマンチックな大恋愛じゃない!

大恋愛? どいて。

もう あんた
預金残高と食べ物にしか興味ないくせに。

失礼ね
お金持ちの男には興味あるわよ。

フッ それのどこがロマンチックなのよ。

フフ。 あのね
恋も バカにするもんじゃないわよ。

人類の歴史は

恋によって変わってきているんですから。

ふん。
たった一人の男や女との恋なんて

浅い浅い。

私の愛は

天使ちゃんたちへの 清く美しい
海よりも深~い愛なの。

お言葉を返すようですが

銀之助坊ちゃまも この前
確か 恋というものを…。

♬「何のことかしら~」

それなら 早速 明日から

兄さんの言う
海よりも深~い愛というものを

振りまいてきてちょうだい。
え?

あら。
兄さんが寝てる間に 依頼があったの。

和菓子屋の子ですって。
お土産よろしく~!

♬~

ったく 美々子のやつ 何が恋よ。

恋なんかじゃ 何も変わらないわよ。

(権助)お待たせしました。
おいくつにしましょう。

3個 はい。
(かおり)540円です。 はい。

こんにちは。
いらっしゃいませ。

下落合ポピンズ倶楽部からまいりました
下落合ギンと申します。

え? あ 私は 英国王立ナニー協会認定の
ベビーシッターです。

安心して お子様をお預け下さいませ。

いや あの~ うち ベビーシッターなんて
頼んでないですけど。

え? あ でも うさまる屋さんの
男の子だって聞いたんですけれども。

うちは女の子です。
あら?

(権助)「うさまる屋」じゃなくて
「うさまる堂」じゃねえのか?

あっちは男の子だから。
え? ちょっ…。

あら ほんと。 うさまる堂さんの
稲葉卓矢君でしたわ。

やっぱりね。

よく間違えられるんですよ。 同じ町内に
うさまる屋と うさまる堂ですからね。

言っとくけどね 元祖は うちなんだから。
ああ…。

おい! 早く 追加分 持ってこいよ!
≪(京都の職人)はい! 私としたことが。

≪出来上がりましたよ。
失礼いたしました。

おっ。
(京都の職人)はい どうぞ。

お待たせいたしました。

やっぱり 京都っていうのは受けがいいな。
お前を雇ったかいがあったよ。

おおきに。
おおきに おおきに。 はい おいくつ?

(絵里)おばちゃん。
えっ 私?

おばちゃん
タッくんのところ行くんでしょ?

あ… うん。 絵里のお手紙
タッくんにあげて。

あら~。 卓矢君のお友達なの?

あっ だったら 一緒に行きま…。
(かおり)絵里~!

は~い!
絶対に渡してね。 バイバ~イ。

あ…。

遅くなってしまい すみませんでした。

(冴子)しかたないですよ。
ほんと 紛らわしいですもんねえ。

うちも迷惑してるんですよ。
ああ…。

うちの方が昔からあるんですよ。
創業132年ですから。

まあ! 歴史がおありなんですね。

もともと うさまる屋は
うちから のれん分けしたんです。

なのに三代目の頃に うさまる屋が
うちの職人を勝手に引き抜いたらしくて。

それからは 「俺たち うさまる屋の方が
元祖だ」とか言いだして

うちが元祖なのに。
そうでしたか。

(清)すいませんね 商売のこととなると
かみさん燃えちゃって。

冴子
そろそろ病院行く時間じゃないのか?

あっ そうだった。
ちょっと 準備してきますね。

おばあちゃんが 胆石で
2週間ほど入院することになっちゃって

その間
子どもの世話をお願いしたいんです。

幼稚園の送り迎えも。
お任せ下さい。

卓矢。
(卓矢)は~い。

卓矢君
ギンちゃんと 仲良く遊びましょうね。

よろしくお願いします!

まあ~ お利口さんですねえ。

旦那さん 予約分の饅頭 出来ました。
ああ 今行きます。

じゃあ よろしくお願いします。
かしこまりました。

お邪魔しま~す。

あ~ら おもちゃ たくさんあるのねえ。
何して遊ぶ~?

あっ。 「こんにちは 私 ギンちゃん。
ギンちゃんって呼んでね~。

うううううううう」。
あっ そうそう。

さっきね うさまる屋さんの
お嬢ちゃんから預かったの。

はい これ 卓矢君にって。

絵里ちゃんからだ。
フフフ。

わあ~。
わあ~ かわいらしい。

卓矢 何それ。
何でもない。

あっ そうそう。
注意して頂きたいことがあるんです。

ええ 何でしょう。
あっ もしかして アレルギーですか?

アレルギーのお子様 多いですものねえ。
でも 大丈夫。

私の料理は アレルギー除去食でも
大変おいしいと評判ですのよ。

そうじゃないの。 え?
卓矢の散歩で

ことり公園と ちびっこ広場に行くのは
やめてほしいの。 ことり公園?

それと ちびっこ広場。
ちびっこ広場。

うさまる屋の子が
いつも遊んでる場所だから。

うちは うさまる屋さんとは
おつきあいしないの。

あっ うさまる屋の前 通る時は
走って下さいね。

じゃ お願いします。
行ってらっしゃいませ。

あ… ちょっと待って。

ここ
来ちゃダメって言われてた所じゃない。

お願い ちょっとだけ。

ああ… じゃあ ちょっとだけよ。
やった~!

タッくん!
絵里ちゃん!

お手紙 見てくれた?

うん。 絵 上手だね ありがとう。

ああ 先ほどは どうも。

ああ どうも~。
絵里 ピアノのお教室 遅れちゃうでしょ。

(絵里)タッくんと遊びたい!

(かおり)ダメよ。
(絵里)何で?

(かおり)おじいちゃんに
言われてるでしょ? はい。

タッく~ん!
(かおり)絵里 ほら。

タッく~ん!
また今度ね はい。

タッくん!
絵里 遅れちゃう。

(絵里)タッく~ん! タッく~ん!

(清)お帰り。
ただいま帰りました。

どこで遊んできたんだ?

バニラアイスを買ってきたんですよ。
おやつにしましょ。

はあ~。 どうして 絵里ちゃんと
遊んじゃいけないのかな。

そんなことないぞ タク。
え?

家同士では つきあってないが
大人は大人 子どもは子どもだ。

一緒に遊んでいいんだぞ。
ほんと?

ただし…。
(小声で)ママにはないしょでな。

ただいま~。
お帰りなさいませ。

ねえ ちょっといい?
何?

うちも 何か新しいのやろうよ。
え… 急に そんなこと言われても。

このままじゃ うちが負けちゃうのよ。
いつまでも古いこと言ってちゃダメよ。

時代は新しくなってるんだから。

まっ 冴子が そう言うなら。
でも 何作ればいいのかな。

う~ん…。

これよ!
(清)これ?

これ。
これ…。

どう?
どうって言われても ちょっと…。

うさまる堂新発売のバニラ饅頭で~す。
いかがですか~?

(客)かわいいですね。

あら~ うさまる屋さ~ん。

うちのバニラ饅頭
お客様の評判 すごくいいんですよ。

お一つ いかが?
結構だ!

うちもまた 新しいやつ 出すからな。
うさまる堂に対抗だ。

うさまる屋なんかに負けてたまるか。

うさまる堂新発売のバニラ饅頭です!
ありがとうございま~す。

バニラ饅頭 いかがですか~?

は~い。 ウフフ さよなら~。

遅くなりまして すみません。
お迎えにまいりました。

卓矢君 お庭ですよ。
ええ。 はい。 ウフフフ。

(絵里)タッくん ごはん出来たよ~。

おいしそう。 頂きます。

(先生)このごろ いつも
2人で遊んでるんですよ。

とっても仲良しで。

でも おうちの方同士は
仲悪いようですわね。

ええ。 保護者会でも園の行事でも

お互いのママが顔を合わせないように
気を遣って大変なんです。

そうですか。
ええ。

(2人)ごちそうさまでした。

さあ タッくん
そろそろ帰りましょうか。

僕 まだ帰りたくない。
絵里ちゃんも!

あらまあ。
ウッフフフ。

ただいま~。 お帰り~。
お帰りなさいませ。

お土産あるから お茶いれてくれる?
ただいま。

はい。
お土産だ!

うわっ お饅頭。
私 お饅頭 大好きなのよね。

お饅頭みたいだものね~。
お饅頭のために生まれてきたのよ。

お饅頭の生まれ変わりなんじゃない?
だといいけど。

はあ いっただっきま~す。

う~ん この上品な甘み。

そして あんこの中にある
このネバネバとした食感。

ネバネバ!?

何じゃこりゃ~!
納豆よ。 納豆饅頭。

お茶 お持ちしました。
ありがと。 はい。

じい。
はい。

これ 兄さんからのお土産なんだけど
お一つ いかが?

では 1つ。

うんとね…。
何か分かる? うん… ううん。

ん… んん…。

ゆで卵饅頭よ。
うう… うでた…。

グラタン餅に カマンベール饅頭
ママレード餅に 納豆饅頭。

うさまる堂と うさまる屋が対抗して
そんな試作品ばっかり作ってるの。

斬新すぎる~。

どっちもエスカレートするばかりで…。
かわいそうなのは 子どもたちよ。

う… ん…。
え? じい? じい 大丈夫?

ちょっと お茶 お茶…。 じい!
はい はい!

はい はい。 う~ ああ~。
熱いわよ 気を付けて。

吉野先生 よろしくお願いします。
はい お任せ下さい。

じゃあね タッくん バイバ~イ。
バイバ~イ。

じゃ 今日もよろしくお願いします。
はい お預かりいたします。

失礼します。
あっ おはようございます。

あ… どうも。

うさまるバナナ餅
最近 評判なんでしょ?

買っちゃおうかしら。
ああ…。

それにしても ご近所で
うさまる屋さんと うさまる堂さんて

面白いわよねえ。
そもそも そちらは

うさまる堂さんから
のれん分けしたって伺いましたけど。

ああ…。 それで
職人を引き抜いたって話ですか? ええ。

おじいちゃんが言うには

あっちの職人が うちで働きたいって
言ってきたんですよ。

それを 引き抜いたなんて
言いがかりだって

訴える訴えないなんて話も

しょっちゅう
両家の間ではあったみたいですし。

まあ。 何だか 根が深いわねえ。

(省二)ああ おはようございます。
おはようございます。

かおり
会社に持ってく分 包んでくれた?

あっ ええ。 ちょっと待って。

はい。 助かるよ。
部長が気に入っちゃってさ。

じゃあ 行ってきます。
うん 行ってらっしゃい。

行ってらっしゃいませ。
どうも。

ああ~ お店にいたら
女性客が集まりそうな方ね~。

ひょっとして 旦那さん?
ええ。

ああ~ お勤めでらっしゃるの?
近くの会社に 経理で。

そうでしたか。
はあ~。

どうされたの?

あ… 彼 このお店の…?

一人息子なんです。
ああ。

(かおり)店継がないで
サラリーマンになった時は

相当もめたみたいで。

職人雇って 私が 店手伝って。

まあ 今は 少し落ち着いてますけど
この先 どうなるのかな?

そうでしたの。
あなたも大変でらっしゃるのね。

おじいちゃん
息子が あと継がなかったからって

いこじになっちゃってるところ
あるんです。

だからこそ うさまる堂には
絶対に負けられないって 熱くなってて。

(権助)何度も言わせないで下さいよ。
いや だからね

うちのバナナ餅を
卒園式の引き出物にしたら

絶対 親御さんに喜ばれるって
言ってるんですよ。

テレビでも大絶賛されたんだから。
(園長)それは 存じ上げておりますが

去年の引き出物は
うさまる屋さんでしたので

今年は
うさまる堂さんの番でございまして。

そこをなんとかならねえかって
頼んでんだよ。

別に 1年ごとの交代じゃなくても
いいじゃねえか。

うちの方が ものはいいよ。

(園長)まあ 同じ町内に
和菓子屋が2軒ですから

こちらとしても 気を遣ってやってはいる
つもりなんですが…。

何かい? あんた
うさまる堂の肩を持つってことかい?

え… いえ そういうつもりでは。
じゃあ どっちの味方なんだよ!

ちょっと うさまる屋さん。

大きな声を出すと
子どもたちが びっくりしますわ。

あん? あんた この前の。

ここは
子どもたちを預かって頂く場所です。

敵だの味方だの 大人の醜い争いは
持ち込まないで下さい。

お前も うさまる堂の回し者じゃないか。
もう いいかげんにしてくれよ。

あんな店 目障りなんだよ!

ちょっと どいてくれ! ちょっ どいて!

はあ~。
何だか もめ事が多いわね~ 今回。

はい タッくん。
タッくんが好きなハンバーグですよ。

うわ~い 頂きま~す。

タッくん ちょっといい?

まあ。
そうしてると 恋人みたいね。

(絵里)こいびと?

好き同士のことよ。

恋人~!
(教会の鐘の音)

あっ 結婚式してる。
え? ほんと?

見に行こう!
うん!

気を付けてね。

(拍手と歓声)

結婚って 好き同士がするんだよ。
知ってる~。

(歓声)

きれいだね~。
うん。

こんなに仲のいい2人が
一緒に遊べないなんてね。

まったく うさまる屋のおじいちゃん
ずうずうしいにも程がありますね。

わざわざありがとうございました。
ええ。 また幼稚園で。

はあ~。

お食事の用意ができましたわ。
あ 今行きます。

ふう~。
(省二)ごめんください。

省二さん。
ちょっといいかな? え… ええ。

聞いたよ。 うちのおやじが
幼稚園で無理言ったんだってね。

ごめん。
今に始まったことじゃないもの。

100年以上前から
そんなことしてるんだから

しょうがないのよ。
まあ… そうかもしれないけど

でも 僕たち
昔は 仲良くしようって言ってたよね?

昔のこと言っても… フフ
やっぱり変わらないのよ。

お店閉めるから もういい?

ああ… ごめんね。 じゃ。

うさまる屋さんの息子さん
すてきな方ですわね~。

幼なじみでらっしゃるの?

近所は近所だけど
つきあいも禁じられていて。

まあ! もしかして お母様も
ロミオとジュリエット

え? 「も」って?
あっ いえ 別に。

そんなんじゃないのよ。
もういいでしょ? この話は。

どうしたの。 食事 冷めちゃうよ。

ねえ バニラ饅頭なんだけど
売り上げが 思ったほど伸びてないの。

どうしたらいいと思う?
あ… 食事のあとにしようよ。

大事な話でしょ?

俺には よく分からないよ。

もっと真剣に考えてよ。
いっつも 私ばっかり 1人で… はあ~。

ごめん。

♬「紅に染まったこの俺を
慰める奴は もういない」

バカヤロー! え~い!

はあ! ストレス解消には これが一番よ。

はあ! はあ。

ああ! もう ほんと むしゃくしゃする。

どんどん
新しいの やってかなきゃダメなのに。

大体ね あの人
映画にも おしゃれなレストランにも

連れてってくれたことないの。
和菓子のことしか興味ないみたい。

なのに 新しいのには
あんまり乗り気じゃないみたい。

何なのよ! もう!

お疲れですわね~。

はあ~。 あなたも歌ったら?

あ~ら そうですか? では。

(マイクのスイッチを入れる音)

あ~ あ~。

♬~

♬「毎日の愚痴を
よく知る顔 知らぬ顔にぶつけるの」

♬「ここは それで良い場所よ
好きなだけ吐き出して」

♬「今夜はわたくしもここにいるわ」

♬「私だけが いつも空回り
お互いの価値観がかみ合わないの」

♬「それにパパは頼りない」

♬「それなら 私が
しっかりしなくちゃいけないのよ」

♬「でも子供達に罪はないわ」

♬「これは女の意地よ」

(2人)♬「皆が笑顔になれるため」

♬「わたくし何だってしますわ」
♬「わたしが何だってしなくちゃ」

♬~

♬「ナニー! ナニー! 最高のナニー」

♬「ナニー! ナニー! 本物のナニー」

♬「ナニー! ナニー! すぐそばにナニー」

♬「ナニー! ナニー!
Yeah Yeah Yeahhhh!!」

♬「一人で全部背負って辛かったね」

♬「荷物おろして あなたのためにも」

♬~

はあ~。
うわっと…。 あっ。

大丈夫ですか? ちょっと座ります?

私だって 昔はさ
おかしいと思ってたのよ。

商売敵だからって うさまる屋の人間と
話してもいけないなんて

やりすぎだって。
そうなんですか?

二十歳の時ね
初めて話したの 省二さんと。

冴子さん。
え…。

話すの 初めてだね 近所なのにさ。
うん。

おやじたち どうかしてるよな。

同じ町内で似たような和菓子屋だって
仲良くすればいいのにさ。

え? あなたも そう思ってたの?

君も?

じゃあ おやじたちはともかく
僕たちは仲良くしようよ。

そ… そうだよね。
そうだよ。

それで 僕らの代になったら

両家の つまらない張り合いをなくそう。

ねっ 冴子さん。

省二さん…。

そんなことがあったんですね。
いい雰囲気って思うでしょ? ええ。

でも そのあと
彼 結婚しちゃったの。 え!?

高校の時からつきあってた
彼女がいたんだって。 まあ。

別に つきあってたわけじゃないし

省二さんとしては
ただの友達のつもりだったんだろうけど

こっちは
失恋したみたいな気持ちになっちゃって。

ちょうど そのころ
パパとの縁談の話が持ち上がって

腕のいい職人だっていうのよ。

それで
婿養子に来てもらうことにしたの。

うさまる屋に バ~ンと差をつけて
見返してやろうと思ってね。

そうなんですか。

でも 清さん
とってもすてきな方ですわよね。

そうなんだけどさ…。

男として魅力的かといわれると
ちょっとね。

でも つまんなくたっていいの。

うさまる屋に勝つために
パパと結婚したんだから。

うん。

お前!

これ 明日使うもんだぞ!
すいません!

何やってんだ お前。
京都 京都って おだてたら…。

おやじ 聞いたよ!
幼稚園で無理言ったんだって?

(権助)言ったら何が悪いんだよ。

いいかげんにしろよ。
うさまる堂と争うのは もうやめてくれ。

うるさい。 店継がなかったやつが
余計なこと言うな。

いつまで そんなこと言ってんだよ。
大人同士 仲が悪くても

絵里と卓矢君は
幼稚園で仲良くやってるんだよ。

いがみ合って どうすんだよ。
はあ? 仲良くしてるって何だよ。

俺は 口きくなって言ったはずだぞ!

子どもに そんなこと言っても
好きにするに決まってるだろ!

言わんこっちゃねえ。
気に入らなかったんだよ あんな幼稚園。

分かった。
やめさせるしかねえな あそこは。

は? 何言ってんだよ!
(かおり)やめて! やめて下さい!

今すぐ電話しろ 幼稚園 かえるってな。

子どもたちを巻き込むなよ。
やめて下さい。

分かった 俺が電話する。
ちょっと どけ。

え? ちょっ… あの あの…。

朝から ずっとこうなんです。

絵里ちゃんが
幼稚園をやめることになって。

え?
絵里ちゃんのおじいちゃんが

こんな幼稚園にはいさせられないって
連絡してきて。

(卓矢の泣き声)

タッくん どうしたの?

僕 もう絵里ちゃんと会えないんだよ
もう死ぬ。

まあ なんてこと…。

分かったわ。 ギンちゃんに任せて。

(絵里の泣き声)

絵里 いつまで泣いてるの。

新しい幼稚園でも
すぐに また お友達できるわよ。

(絵里の泣き声)

おじいちゃんの言うとおりにしよう。

(絵里の泣き声)

(窓に 何かが当たる音)

タッくん!
絵里ちゃん!

シ~。 見つかっちゃいますわよ。

はい これを使って。

どうして 絵里ちゃん
うさまる屋の子なのかな。

およその子なら
タッくんと遊べるのに。

(卓矢)僕だって そうだよ。

どうして うさまる堂の子なのかな。

本当にロミオとジュリエットね。

タッくん。

なあに?

す~き!

絵里ちゃん 僕も好きだよ。

ちょっ… おじいちゃん
おじいちゃんに怒られちゃうでしょ。

絵里ちゃ~ん 僕も好きだよ~!
絵里ちゃ~ん 好きだよ~ 絵里ちゃ~ん!

何してんのよ こんなとこで!
好きって何なの 子どものくせに。

タッく~ん!
(卓矢)絵里ちゃ~ん!

ちょっと 大人げないですわよ!

子どもたちは
遊んでるだけじゃありませんか。

あなたには分からないのよ
他人が口を挟まないで!

タッく~ん!
シ~ シッ。 ほら 離して。

行くよ! 絵里ちゃん! 絵里ちゃん!
卓矢! ほら! 絵里ちゃん!

あきれた。 あれほど言ったのに
うさまる屋の子と…。

そんな目くじら立てなくて
いいんじゃないか?

大人同士の話に
子どもを巻き込まなくても…。

何言ってんのよ。
パパが そんなこと言ってるから

寄り合いでも
うさまる屋に威張られるのよ。

(物音)

タッくん? どうかした?

タッくん!
卓矢! タッくん。

卓矢 大丈夫? 卓矢。
どうした タク。 おなか痛い?

では また何かありましたら
呼んで下さい。 お大事にどうぞ。

タッくんの自家中毒症の原因は

心因性のものだって
お医者さん おっしゃったのよね?

ええ。 でも 心当たりないのよね。

タッくんが病気になったのは

うさまる屋と うさまる堂の
仲たがいのせいよ。

絵里ちゃんに会えなくなって
ショックだったの。

まさか。 そんなこと関係ないでしょ。

関係あります。

タッくんの病気は ずばり
恋わずらいよ。

恋わずらい? バカなこと言わないでよ。
5歳の子どもよ。

バカなのは あなた方のほうじゃなくて?

あなた方より タッくんの方が
人として大切なものを持ってる。

こんなにも 誰かを大切に思う心。

あなたにも ある?

何言ってるの。

分からない人には
何を言ってもしかたないわね。

入院中は…。
え? ちょっ…。

私がタッくんのお世話をします。

ちょっ…。 え?

はあ~。

ふう~。

冴子は 絵里ちゃんと遊ぶこと
絶対認めないから。

子どもが ふびんだとは
思ってるんですけど…。

情けないのね。

情けないです。
本当 情けないです 俺。

冴子の言うとおり
こんなの作っちゃってますしね。

何これ。

塩辛饅頭です。
ええ? あっ。

自分でも 変なもん作ってると思います。

でも 冴子に強く言えなくて。

どうして?
(清)え?

なぜ強く言えないの。
理由をおっしゃって。 さあ。

最初から
男として見られてないっていうか

婿入りして あと継げる職人だったら
誰でもよかったんですよ。

つまんない男と結婚しちゃったって
思われてんじゃないかな。

本当に つまらない男ね。

言いたいことがあるなら
うじうじ迷ってないで

びしっと言いなさいよ!

言ってみて うまくいかなくなったら?
さあね。

でも 流されるままでいたら
幸せなんてつかめないわよ。

じゃ また。

待って下さい。

あの… お土産 包みます。

ああ 塩辛饅頭なら結構ですわ。

うちの定番中の定番ですけど
うさまる饅頭です。

俺 ほんとは
これが一番うまいと思ってます。

食べてみて下さい。

じゃ 頂きますわ。

どうですか?

余計なものが入っていないし
素材の味が生かされていて

作っている人の愛情が分かるわ。

おいしいお菓子って すごいわよね~。

たくさんの人を
幸せにできるんですもの。

まるで 魔法みたい。

ありがとうございます。

う~ん おいしい!

卓矢君が入院?
梅澤第一病院だって。

自家中毒症らしいよ。
何だよ それ。

どうして そんなことになるんだよ。

タッくん 病気なの?

絵里ちゃん お見舞いに行く!

絵里は 今日から
新しい幼稚園に行くの。 準備して。

や~だ!
絵里…。

≪(権助)どういうことだよ おい!

もしもし。 もしもし!

(省二)おやじ 何かあったの?
職人が 電話一本で辞めちまったんだよ。

店 どうすんだよ。
一人で大丈夫か?

一人じゃ とても…。

はあ~! もう!
どうすりゃいいんだよ!

おはようございます。

ああ どうも。

卓矢君のお着替え
取りにまいりました。 はい。

ねえ 今 お隣で聞いたんだけどさ

うさまる屋の職人が
急に辞めちゃったらしいの。

(清)え? あのおじいさんの下じゃ
そりゃ 辞めたくもなるよね。

ちょっと 聞いてる?

大変だな うさまる屋さん。

何言ってんのよ。 いい気味じゃない。

あのおじいさん
今頃 どんな顔してるか。

(清)羽鳥さん 仕込み どんな感じですか?

大体 済んでます。
こっちは もういいので

うさまる屋に
手伝いに行ってもらえますか?

え?
パパ? 何言ってんの?

何って うさまる屋さん
職人いなかったら 仕事になんないだろう。

敵に塩送ってどうすんのよ。
冴子…。

お前も 菓子職人の娘だろ。

職人がいなかったら
どんだけ困るか分かるだろ。

あそこのおやじさん一人じゃ
とてもおっつかない。

店を開けることもできない気持ちが
分からないのか?

何言ってるのよ。
売り上げに差をつけるチャンスじゃない。

情けないこと言うなよ!

♬~

ああ どうも。 うさまる堂の清です。

大変ですね
職人さん 急に辞めたって聞いて。

あの… 今から一人
そちらに手伝いに行かせます。

☎(権助)え? どうして うさまる堂さんが
そんなこと…。

(清)困った時は
お互いさまじゃないですか。

ありがとう。 うん。
本当に ありがとよ。

起きてるかな~?

あれ? 卓矢君?

 

はい。

では 病院に行ってまいります。
よろしくお願いします。

え? 戻ってませんけど。

こちらでも捜しますので
見つかったら すぐ連絡下さい。

どうした?
病室に 卓矢の姿が見えないって。 え?

あっ 省二さん。
先ほどは ありがとうございました。

いえ…。 あの… こっちに
絵里 来てませんか?

えっ 来てませんけど。 おかしいな。
どこにも見当たらなくて。

えっ? うちの卓矢もです。
どういうこと?

もしかしたら…。
もしかしたら 何です?

駆け落ちかも。
駆け落ち?

♬~

誰もいないね。
うん。

♬~

(省二)こんなところに?

卓矢!
(かおり)絵里!

帰ろう 病院に戻らないと。

ちょっと どいてよ。
いいえ どきませんわ。

は?

僕と結婚して下さい!
うん! 結婚したい!

お二人は
永遠に仲良く暮らすことを誓いました。

もう誰にも引き離すことはできません。

何言ってるの?

あなたたちがケンカをするのは
勝手だけど

これを見て
何も感じないとは言わせないわよ。

いいかげん 目を覚ましなさい。

冴子さん あなたは
子どもの頃 どう思ってたの?

うさまる屋と うさまる堂のこと。
えっ?

100年以上も前のことで

いまだに 大人たちが
いがみ合ってるなんて おかしい

そう思ってたんでしょ?

だって しかたないじゃない。

待ってくれ うさまる堂さん!

おやじ どうして。

絵里たちを捜してたら
お前たちが見えてな。

子どもたちや孫にまで
こんな思いさせて

本当にバカだったよ。
すまなかった。

俺が間違ってた。

おやじ。
(権助)ありがとう うさまる堂さん。

本当に助かった。 店を開けられたよ。

寄り合いでも
嫌みばかり言って 勘弁してくれ。

息子が店を継がなかったんで
俺の人生が否定されたような気がしてな。

うさまる堂に勝って
俺の人生悪くなかったって

自分が思いたかっただけだったんだ。

そんなことないですよ。

お宅が頑張ってるので
うちも励みになってます。

うちは やっぱり うさまる饅頭一筋に
戻そうかと思ってます。

え?
え?

(清)定番の味じゃ
うちは負けませんからね。

お互い 頑張りましょう。

冴子の思うとおりできなくて
ごめんな。

え…?

あちらの方々のことは
どうされますか?

分かった。
一緒にいていいわよ 2人とも。

(2人)やった~! やった~!
やった~!

フフフ。

(絵里 卓矢)やった~! やった~!

♬~

稲葉卓矢君 宇佐美絵里ちゃん
お幸せにね。

恋って やっぱり偉大だわ。

何言ってんのよ。 恋より饅頭よ。

はあ? あんた
この前と 言ってること違うじゃない。

何言っちゃってんの。
時代は 常に 変わってるのよ~。

ほら 見て。
下落合印の饅頭 作ったの。

これを売って 一獲千金よ~。

あんたにしては
おいしそうじゃない。 でしょ?

この美しい饅頭。
お茶を持ってまいりました。

兄さんも お一つ。
じゃあ 頂くわ。

じいも食べてみて。
あっ はあ 頂きます。

(2人)頂きま~す。 頂きます。

はあ~。