ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

W県警の悲劇 第3話 芦名星、谷村美月、正名僕蔵、大石吾朗… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

土曜ドラマ9「W県警の悲劇」第3話 溺れる女』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 瑠美
  2. 交換日記
  3. 上原
  4. 正義
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  17. 日下
  18. 遺体
  19. 刑事
  20. 小学生

f:id:dramalog:20190810215955p:plain

土曜ドラマ9「W県警の悲劇」第3話 溺れる女』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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土曜ドラマ9「W県警の悲劇」第3話 溺れる女[字]

監察官・松永菜穂子(芦名星)が挑むのは少女惨殺事件。事件にはある女刑事(谷村美月)が絡んでいる疑いが。女刑事は犯行時間には署内で不倫中だった…【4K制作】

詳細情報
番組内容
監察官・松永菜穂子(芦名星)に発せられた指令はある所轄の女性刑事が少女惨殺事件に関わっているかを調査すること。犯行現場に残された遺留品に女性刑事・日下凛子(谷村美月)のものがあり関与が疑われた。警官が殺人事件に関わっているなど大スキャンダルになる。情報が公になる前に調査し適切に処理することに。日下凛子を呼び出し詳細を聞き出す菜穂子は、凛子が同じ署内の先輩刑事と不倫していることを見抜く。
内容つづき
既婚者との不倫は警察内では御法度だ。
必死に隠そうとする凛子だが、菜穂子の鋭い洞察力に丸裸にされていく。
怪しい凛子を追求していく菜穂子に無罪を主張する凛子は驚きの暴露をする。犯行時には不倫相手の先輩刑事とラブホテルにいたという…。
出演者
松永菜穂子(W県警・警務部監察官・警視)
芦名星
W県警「円卓会議」メンバー
正名僕蔵大石吾朗、松澤一之、
 大河内浩、阪田マサノブ
上原佑司(W県・辰沢署刑事課巡査部長)
山田純大
寺田和音(殺害された少女の友人の母親)
白羽ゆり
安岡(W県警鑑識課)…吉本菜穂子
<ゲスト>
日下凛子(W県・辰沢署刑事課・巡査)
谷村美月
番組概要
男尊女卑の傾向が強いW県警。そんな県警で初の女性警視となった監察官・松永菜穂子が、毎回強力な女性警察官と対峙する。事件解決の過程で、不倫やセクハラなどの不祥事、隠蔽や揉み消しなど、清濁併せ呑む局面を目の当たりにする。秘めごとや罪と罰といった人間の心の奥深いところと絡み合い、イヤミスとしても女のバトルとしても、大人の鑑賞に堪えうる極上のドラマ。アッと驚くどんでん返しのラストを見逃すな!
原作脚本
【原案】
葉真中顕
『W県警の悲劇』(徳間書店

【脚本】
井上テテ
監督・演出
【監督】
酒井麻衣
音楽
【音楽】
松本淳一

【主題歌】
『鑑』安藤裕子
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.bs-tvtokyo.co.jp/w-kenkei/

【番組Twitter
@BS7ch_wkenkei

 

 


《日下:奥さんがいる人を
好きになったら

私は罪になるのでしょうか》

(上原)お行儀が悪いぞ。

あっ ごめんなさい。

で 交換日記がなんだって?

あっ 聞き込みで何人かの小学生が
言ってたんですよ。

交換日記をやっている
相手がいたって。

その相手が瑠美ちゃんを殺した
犯人なんじゃないですかね。

う~ん 交換日記ね。

あっ! ほら 『パンドラドール』のファン!

小学生に人気だと思ったけど

ああやって おっさんでも
好きな人もいるんですね。

あぁ そうだな。

《上原佑司 私は この人が好きだ。

年は15歳以上も離れているのに
一緒にいると落ち着く。

よく見ると おじさんだし

決して顔が好きなタイプ
というわけでもないんだけど

こうやって見ていると

あの耳たぶとか…
ぷるぷるしたくなる》

なんかついてる?

ううん。

《私の好きな人は奥さんがいて
警察官…》

最近 ゆうじが冷たい。

前は あんなに
私を求めてきたのに。

きっと あの女のせい。

バーガーショップに一緒にいたあいつ。

あの女が
私の ゆうじをとろうとしてる。

殺す。

殺してやる。

(三國)辰沢署 日下凛子巡査。

(杉浦)誰?
(橋爪)小谷南町で

12歳の小学生が惨殺された事件
あれ 知ってるよな?

(乾)ええ 県警が辰沢署に
捜査本部を立ち上げてますよね。

鑑識から直接 連絡があったんだ。

遺留品から
現場に当たってた刑事の

物証が出てしまったらしい。
物証?

その刑事が ふだん使っていた
ボールペンが現場に落ちてた。

指紋も ばっちり残ってたと。

それが日下凛子巡査だ。

少女殺人事件の犯人が
警察官だなんて

一大スキャンダルですよね。

《松永:刑事が犯人?》

堂々と取り調べなんかしたら

うわさを呼んで
表にバレちゃいますよね。

困るんだよな~。

なるべく穏便に
速やかに処理したいもんですな。

そのためには さっさと
自供してくれるといいんだけどね。

ねぇ? 松永君。

承知いたしました。

《人は それぞれの持つ
倫理観や道徳観をもとに

正しさを作り出し
それを指針に生きている。

私は この県警を変えるために

今は この人たちのルールに従って
上り詰めていく。

すべては私の正義を貫くため》

あの なんでしょうか?
これから捜査会議なんですけど。

そうよね。

《この人 覚えてる。
警察学校のとき 講師で来た人だ》

非常に大きな意味を
持ち始めているということです。

と まあ ここまでが 我々の
職務なわけですが

ここからは
ぶっちゃけトークの時間です。

私たち 女性警察官は
非常に立場が弱い。

特に 我が県警は そう。

でも このままで
いいわけじゃない。

この体制を
変える必要があると思います。

それには幹部に
女性がいないことが問題なの。

だから もっと偉くなって
県警を改革する。

皆さんも女性警察官として
この先

いばらの道を
進まないといけないと思うけど

頑張って ついてきてね。

はい じゃあ ぶっちゃけトーク終了。

今の話 私がしたことは
ないしょにしてね

《あのときの印象は

なんだか かっこいい女性警察官
って感じだった。

あれから警視に出世したんだ…
すごいな》

辰沢署刑事課 日下凛子巡査。
はい。

現在は小谷南町少女殺人事件の
捜査に当たっている。

はい そうです。

被害者は江川瑠美ちゃん 12歳。

小谷南町の郊外の雑木林の中で
死体で発見された。

発見したのはバードウォッチングに来ていた
近所の老人。

地中に埋められていたものが

動物によって
掘り起こされたものと思われる。

遺体は全身30か所以上を
鋭利な刃物で刺されており

乳房や性器は
執拗に切り裂かれていた。

検死の結果 死因は

首をロープのようなもので
絞められたことによる絞死。

犯人は首を絞めて殺したあと

遺体を めった刺しにしたと
断定された。

死亡推定時刻は
遺体が発見された3日前の

午後5時から7時の間。
はい。

瑠美ちゃんのご両親は
捜索願を出していました。

でも 死亡推定時刻から考えると
すでに そのときには

殺されてたことに
なるんじゃないかって はい。

母親が最後に顔を見たのは いつ?
え~っと…。

あっ 朝食… 朝食です。

パートから夕方 帰ったら

ランドセルだけが
置いてあったみたいで。

一回 学校から帰ってきて
友達の家に あの…。

かっぽう着?
あれを忘れた子がいたらしくて

届けに行ったみたいで
そのあと 何者かに。

まあ 捜査本部のほうから
情報は聞いてはいるんだけど

なかなか手がかりがないみたいね。

はい。 精いっぱい
やってはいるんですけど

手がかりが出なくて はい。

上原佑司巡査部長とは ペアよね?

そうですけど… はい。

どうして県警と組んでないの?

地元に詳しい所轄は
県警と組むものでしょう?

いや… あぶれてしまったんです。
あっ はい。

県警の方々は 女なんかとは
組みたくないみたいで はい。

なるほど。

《相変わらずね》

《まさか バレたのかな?》

それで上原さんが
ペアを組んでくれて。

優しいのね。

あっ はい。 尊敬してます。

刑事のイロハを教えてくれたのは
上原さんで

考え方も古くないし
話も合うっていうか

男女差別問題に対して
変えたいところもあるみたいで。

そう… よかったですね。
信頼できる上司がいて。

いや…。

ところで日下さん あなた

遺体が発見される前
現場に行ったことあります?

えっ? あの雑木林ですか?
ないです。

そう それだと おかしいのよね。

それだとおかしいのよね。

えっ?

鑑識から連絡がきたの。

遺体のそばから
あなたのボールペンが発見されたって。

そこには あなたの指紋が
びっしりとあったって。

えっ? 現場検証に行ったときに
落としたということですか?

いえ 遺体が発見されたあと

鑑識が現場検証を行った際
落ちてたみたい。

えっ? なんですか? それ
聞いてませんけど。

言ってないから。

捜査本部に情報が回る前に
直接 連絡がきたの。

刑事が疑わしいなんてことが
広まったら一大事だからね。

どういうことですか?
私が疑われてるんですか?

そう 状況から考えて
そう思わざるをえないでしょ?

あなたが鑑識が来る前に
そこにいた以外ありえない。

ちょ… ちょっと待ってください。

そんなことするわけ
ないじゃないですか。

否認する?
当然じゃないですか。

なんで 私が
瑠美ちゃんを殺すんですか。

いやいや… そんな
ボールペンが落ちてたからって

そんなのありえません。
いつ なくなったの?

覚えてません。
この前 気がついたら

バッグの中に入ってなかったんです。
いつも使ってたやつ。

でも そんなこと
よくあるじゃないですか。

そうね
でも なくしたうんぬんより

なぜ これが現場に落ちていたかが
問題なのよね。

わかりません。
私は本当に事件以前に

そんな雑木林 行ったことないし。

日下さん もし ここで
あなたが認めるなら

速やかに 上は
この事件の処理を考えます。

時間がかかると。
あなたが被疑者だということが

世の中に広まってしまう可能性が
高くなっていく。

認めるなら
早く認めてしまったほうが

あなたのためだと思いますけど。
だから やってませんって。

あくまでも否認するのね。

当たり前です。

あっ 今 捜査で
有力な手がかりを得ています。

何? 有力な手がかりって。

交換日記です。
交換日記。

はい 瑠美ちゃんの
お友達の話では

瑠美ちゃんは 誰かと交換日記を
していたことが わかったんです。

でも その相手は
誰だか わかりません。

きっと その相手は犯人で

その犯人が
交換日記を持っているんです。

ふ~ん 交換日記ね~。

私が小学生から
聞き出したんですよ

すごくないですか?
犯人の矛先を他に向けるために

うそを言ってるんじゃないの?
違います。

それに 私が犯人だったとして

私が例の路地に行って
瑠美ちゃんを

さらったというんですか。
それだって ありえませんよ。

瑠美ちゃんが さらわれたとされる
路地のことね。

はい 瑠美ちゃんは まず

かっぽう着を友達の寺田くんに
渡すために家を出ました。

その辺りは目撃証言もあります。

そこから寺田くんの家まで
まっすぐ歩いています。

家には寺田くんはいませんでした。

そこで お母さんに かっぽう着を
渡して 家をあとにしました。

お母さんの話では
瑠美ちゃんは寺田くんの家から

左方向に向かって歩いたそうです。

そうすると
例の路地に行き着きます。

その路地の先には
県道が走っています。

でも それから瑠美ちゃんの
目撃情報はありません。

おそらく そこで…。

そこで 何者かに
さらわれたんじゃないかって。

捜査本部は それをもとに
捜査を進めています。

もし 私が
瑠美ちゃんをさらったとしたら

そこに行った
ということになりますよね。

そもそも
私 車なんか持ってません。

誰かに借りたということも
考えられるけど。

違います。 それに

なんで瑠美ちゃんを
さらう理由があるんですか。

それなら 瑠美ちゃんが
殺されたと思われる

この日の午後5時から7時の間
あなた 何してた?

《うっ… きた》

その日ですか?
そう。

その日は家にいました。
家に?

はい。
休みだったんで家にいました。

ずっと?
はい ずっと。

一日中?
はい 一歩も家から出てないです。

それを証明できる人はいる?
いないです。

ずっと
家に一人でいただけですから。

でも事実です。

そう。

《アリバイの話になったら
一瞬 目が泳いだ。

やっぱり 何かあるわね》

あれかもしれないです。
何?

社会科見学。
社会科見学?

はい 事件のあった数日前

え~っと 1週間前ですね。

小谷南小学校の社会科見学が
あったんです。 うちの署で。

その中に
瑠美ちゃんもいたはずなんです。

そのときに 私が落とした
ボールペンを拾ってしまったとか。

《話をすり替えた》

ボールペンは そのとき落としたと?
いえ… 定かではないんですけど

でも可能性はあるかなと。

社会科見学のときに落とした?

はい きっとそうです!
ほら! これで つながった!

私じゃないってことは
明らかですよね。

あ~ よかった。

《だめか…。
でも私がやってるわけない。

だって 事件があった あの日…》

まあ そう焦ることもないわ。

イチゴでも食べましょうか。

あの… そろそろ行かないと。

捜査会議に行かないと
いけないので。

そう わかりました。

今日のところは
とりあえず行っていいです。

このことは
誰にも言わないようにしてね。

わかりました 失礼します。

う~ん。

《私は やってない。

だって あの日 私は
上原さんとホテルにいたんだから》

かわいい 佑司くん。
やめろよ

《でも不倫してたなんて
監察官に言えるわけもないし》

《あの子 何か隠してる。

それが何か 突き止めるか》

《アリバイについて
私が動揺したのを

あの人は見逃してなかったと思う。

まるで犯罪者を見る目》

《あれは
上原さんと鑑識の安岡さん?

まさか 例のボールペンの話を?》

り… 日下 何やってんだ?

いや… 何 話してたんですか?
いや…。

なんなの あの女!
私たちをぶち壊して!

ゆうじが あの女と別れないなら
あの女を殺す。

殺してやる! 殺してやる!

(上原)
これといった情報はねえなあ。

《私が疑われてるって知ったら
どうするかな。

思い切って2人のこと話したら
どうなるんだろう。

私たちに何かしらの処分が下る。

佑司くんの家庭も壊れてしまう。

いっそのこと壊れちゃったら…》

どうしたんだよ ぼんやりして。

おい! 何 考えてんだよ!

誰かに見られたらどうすんだよ!
ごめんなさい。

冗談でも やっていいことと
悪いことがあるぞ。

はい。
《悪いこと》

ちょっと落ち着こう。
ジュースでも買ってくるよ。

じゃんけんぽい!
あっちむいて…。

最初はグー! じゃんけんぽい!
あっちむいて ほい!

《あれって寺田くん?》

《やたらと 1人でいたことを
強調してた》

 

もしもし。
(安岡)もしもし。

鑑識の安岡です。

安岡さん?

ちょっと気になることがあって
連絡させていただきました。

なんですか?

日下凛子巡査の件なんですが。

(日下)瑠美ちゃんが交換日記を
誰とやってたか知らない?

その人が怪しいと
思ってるんだけど。

(寺田)大人の人…。
えっ?

大人の男の人って言ってた。
ホント?

(バイブ音)

もしもし。
日下さん。

ちょっと
聞きたいことがあるんだけど

またあした 来てくれる?
わかりました。

また捜査会議の前に行きます。
失礼します。

《真犯人さえ見つかってくれれば
不倫のことは バレずに済む》

お~い!

《バレずに…
なんで隠さなきゃいけないの》

あれ? 君は寺田くん?

こんにちは。
いや… どうしたの?

いえ ちょっと。

ゆうじ…
あの女と何を話してるの。

どうぞ。
(ノックの音)

ごめんなさいね
また来てもらっちゃって。

いえ 私も
話したいことがありますので。

何?

やっぱり 交換日記の相手は

大人の男の人だということが
わかりました。

例の かっぽう着を渡した相手
寺田くんが教えてくれました。

大人の男の人?

はい これで私が やってない
ってことは わかりました?

じゃあ
その男の人を探さないとね。

はい だから
早く捜査に行かせてください。

ボールペンのことは どう説明するの?
それは… わかりません。

寺田くんの話だけで あなたが
やってないって言い切れる?

まだ疑ってるんですか!

やってないって
言ってるじゃないですか!

絶対 私じゃないです!
どうして そう言い切れるの?

やってないからです!
そう言い切れる根拠は何?

警察官なら警察官らしく答えて。

私も中途半端に
この件を上に報告できないの。

私には私の仕事がある。

あなたが
その根拠を教えてくれるなら

それを報告できるから。

《根拠はあるけど
だから言えないんだって》

真犯人を見つけるしかないと
思います。

それが一番の根拠です。

《仕方ないか》

あなた 事件当日
1人でいたって言ってたよね?

はい。
本当は

誰かと一緒にいたんじゃないの?

えっ?
でも あなたは

それを言わなかった。
ということは

人には言えない人と会っていた。

ちょ… ちょっと待ってください!
私は家に1人でいました。

昨日 とある情報を聞いたの。

あなたと上原巡査部長が
深い関係だって。

調べたら
上原さんも その日は休みだった。

ということは あなたと上原さんは
その日 会っていた。

でも それを
私に言うことはできない。

なぜなら あなたたちの不倫関係が
発覚してしまうから。

ちょ… ちょっと待ってください。
そんな それこそ根も葉もない。

誰が佑司くん…。
佑司くん?

2人の関係 もっと詳しく
調べようと思えば調べられるけど。

警察官同士のスキャンダルとなると
大きな問題になってしまう。

マスコミも騒ぎかねない。
だから言うに言えなかった。

そうなんじゃないの?

はい。
やっぱり。

その日 2人でいたのね?

はい。

ホテルにいました。

そう。 上原さんに確認すれば
あなたのアリバイは成立するわね。

上原さんは どうなりますか?

この事実を確認したら
私は監察官室長に報告します。

その後 会議の末
懲戒処分が下ります。

今後の出世には響くでしょうね。

それは
あなたにも言えることだけど。

特に我が県警は
不倫には敏感だから。

私が一方的に好きなだけなんです。
彼は悪くありません。

上原さんをかばうの?

だって… 彼のことが好きだから。

好きな人を守ろうとするのは
当然です。

奥さんがいる人を好きになった
自分が悪いってこと?

そういうことでしょうけど。

けど?

そんなに悪いことですか。
えっ?

そんなに悪いことですか。
えっ?

奥さんがいる人を好きになるって
そんなに悪いことですか?

っていうか 好きな人に たまたま
奥さんがいただけなんです。

その人と一緒にいたくて
幸せを感じることも

私には許されない
ということですか?

向こうの奥さんからしたら
邪魔な女でしょうけど

でも それは
彼が どちらを選ぶかであって。

なんて言ったらいいのかな。
ただ わかんないんですよ。

もちろん 世間一般的にも
だめって言われてますけど

ただ 人を好きになっただけじゃ
ないですか。

それを罪だって言われても
どうしたらいいか

わかんないですよ。
間違ってるんですかね 私。

変なんですかね? だから
彼のことだって守りたいし

自分が罪をかぶって済むなら
それでも。

一つ 聞かせてほしいんだけど

あなたにとっては
それが正義なの?

あなた言ってたでしょ。
「自分の正義を貫くんだ」って。

はい ぶっちゃけトーク 終了。

今の話 私がしたことは
ないしょにしてね。

(笑い声)

あなた。
えっ?

今 話したように女性ならではの
試練も待っています。

それでも頑張れる?

自分は
とにかく正義を貫きたいです!

フフフ… 頑張ってね。

はい

あんな何年も前の一瞬のこと
覚えてるんですか。

自分の愛情のままに好きな人を
守ることが正義を貫くってこと?

選択肢は いくつかあると思う。

2人がしていたことを
罪だと認めること。

好きな人を守って
自分だけが処分を受けること。

その処分自体に異を唱えて
戦うこと。

あなたの正義は どれなの?

あのね
私は あなたが選択する正義を

応援してもいいと思ってるの。

あのとき
私 「頑張ってね」って言ったしね。

あ~ ちなみに選択肢の中に

私に見逃してほしいっていうのは
入れられない。

それは
あなたが貫く正義ではないもの。

私は あなたが言ってることを
おかしいとは思わない。

人として普通の感情だと思う。

だからこそ あなたが貫きたい
正義を助けたいって思ったの。

そして 忘れてほしくないのは

今 あなたは女性警察官になった。

自分の正義を貫く女性警察官に。

そのことを踏まえたうえで

あなたが一番 貫きたい正義は何?

女性警察官としてなら…。

瑠美ちゃんを殺した犯人を
捕まえることです。

ごめんなさい
答えになってないですよね。

まあ 確かに 今は真犯人の捜査を
優先したほうがいいでしょうね。

はい すみません。

おはよう。

あれ? あいつ いないのか。

やっぱり怪しいのは
交換日記の相手。

大人の男が小学生の女の子を。

嫌な事件。
変質的な愛情なのかもね。

そうかもしれません。

誰なんだろう 交換日記の相手。

それと 気になるのはボールペンね。

誰かが現場に運んだのか。

ホンボシが あなたに罪を着せようと
盗んで ここに置いたとか。

まさか。

誰かに恨まれたりしてない?
誰かの邪魔になってるとか。

邪魔って…。
上原さんの奥さんとか。

えっ!
男の人じゃなくなるか。

それに奥さんだったら
わざわざ小学生をあやめて

なすりつけたりしないで
もっと直接的な行動をとるかもね。

殺しにくるとか。

やめてください!
ごめん ごめん。

あっ 今 上原さんが
あなたと別れるために

やったというのも よぎったけど
言わないでおきます。

言ってるじゃないですか。
そんなわけないです。

《なんで佑司くんが》

何? これ。

交換日記?

こんな趣味が…。

《うん? よくよく考えたら

私たちが ラブホテルにいたのって
午後3時過ぎから5時過ぎ。

事件は5時から7時の間。

あの県道を車で走れば
20分くらいで 例の路地に行ける。

私は タクシーで帰って

そのあとの
佑司くんの行動は知らない。

いやいや だからって
なんで 瑠美ちゃんを…。

交換日記だって
してないだろうし。

んっ? そういえば あのとき…》

あっ! お前 何やってんだよ。

今の 『パンドラドール』のノートですよね?

そうだよ。
えっ! 佑司くん ファンなの?

そうだよ。
えっ! 意外!

小学生向けのアニメですよ?

何気に話がよくできてるんだよ。
えっ…。

みんなに言うなよ?

巡査部長としての威厳が
損なわれるから。

あっ だから たまに
私に それに近い格好させて…。

違うよ! そんなんじゃないよ

《佑司くん
実は少女が好きだった?

しかも あのノートが
交換日記だったら?

いやいや まさか… でも…。

私のボールペンを
取ることだってできる。

でも なんのために?
私に罪をなすりつけるために?

なんで? 私との関係を
終わらせたかった?》

佑司くん…。
そう 祐司くん。

えっ?

今すぐ確認してほしいことが
あるんだけど。

(インターホン)

はいよ。

(インターホン)

ゆうじくん!

はい。

《これって
もし これが うそだったら

全部が覆るんじゃ?

ということは
彼が言ってたことは…》

ゆうじくん まだいる?
聞きたいことがあるんだけど。

なんだよ。

(インターホン)

うるさいな!

はい。

(和音)はい…。

寺田くんの お母さん。

寺田祐司くんは いますか?

佑司くんに確認ですか?
あっ ごめん。

こっちの 寺田祐司くんのほうに
確認してほしいことがあるの。

寺田くん?

あ~ 前にいらした刑事さん?

はい。

辰沢署の日下凛子です。

(安岡)上原さん。

安岡さん。

来ちゃった。

「来ちゃった」って…。

お弁当 作ってきたんです。
食べてください。

だから いらないですって!
昨日も断りましたよね?

うち 調べてきたんですか?
お邪魔します。

ちょっ… ちょっと ちょっと!

彼 うそを
言ってるんじゃないかと思って。

うそ?
そう。

大人の男の人に
目を向かせるために。

交換日記の相手が
女の人ってことですか?

いや そうではなく
犯人が女性ということ

もう学校 行きましたけど
祐司に何か用ですか?

いえ ちょっと…。

じゃあ いいですか?

あっ じゃあ お母さんに
聞きたいことがあるんですけど。

なんですか?
瑠美ちゃんが来たとき

お母さんが かっぽう着を
受け取ったんですよね?

それで 瑠美ちゃんが
歩いていったのは あっち。

左に歩いて行ったんですよね?

そうですけど。

それって本当ですか?

えっ?

気になってたの
なんで瑠美ちゃんは

かっぽう着を返して
そのまま帰らずに

県道へと進んだのか。

でも それが寺田くんのお母さんの
うそだったとしたら。

すべてが覆るよね

瑠美ちゃんは最後に この家の中に
入ったんじゃないですか?

何 言ってるんですか?

待ってください。

やめてよ 離して!

本当に そうなんですか?
うるさい… うるさい!

祐司くんは
知ってて隠してるんですね?

交換日記をしている相手を
私が怪しんだから。

目をそらすために
男の人だなんて言ったんですよ。

本当に殺したのは
女の人だから あなただから!

お母さん!

全部 あの女が…
あの女が悪いんだよ!

お母さん 落ち着いて!

交換日記…。

交換日記の相手は… 祐司くん…。

その女が…
その女のせいで祐司が!

私から離れたの!

祐司は私のものなのに!

ずっと祐司は
私を求めてきたのに…。

えっ?

お弁当。
なんなんですか? 朝っぱらから!

前から言ってますけど ずっと
あなたのことが好きだったんです。

困りますって!
俺は結婚してるし!

不倫してるくせに!
えっ?

上原さん
私も不倫でもいいんです。

あんな女を選ぶぐらいなら
私を選んでください。

あんな女って 凛子のことですか?

そうです!
大丈夫 安心してください。

あの女は じきに捕まります。

はっ?

私が あの女のボールペンを盗んで

事件現場に
あったことにしておきました。

ちょっと 何 言ってるんですか?

ずっと あの女や
あなたのこと見てました。

日下さん 何やってるんだ?

何 話してたんですか?

好きになってしまったんです。

やっと出会えた 私の王子様。

おかしいです 安岡さん
ちょっと落ち着いてください。

あの女は終わりです!

だから 私を選んでください。
ちょっと…。

あっ ちょっ…。

上原さん
このアニメが好きなんですよね。

似てません?

似てません。

え~。

最初は 祐司も
狂ったように私を求めてきた。

それなのに 最近は嫌だって。

うちだけ おかしいって。

あの女が邪魔したから!

あの女に
祐司は惑わされたから!

祐司をおかしくして…。

絶対 殺してやる。

(瑠美)こんにちは。

祐司くんが これ忘れたので。

そう。

じゃあ 中で待ってたら?

はい。

お邪魔します

あんな女
いなくなって当然じゃない。

私の祐司が…。

祐司…。

変質的な愛情。

好きなの!

やめてくれ!

安岡 クビだな ストーキングに加えて
うその証拠を鑑識が出したなんて。

大問題にも程がある。

早急に もみ消したほうが
いいでしょうね。

外に余計なこと言わないように
釘を刺しておかないとな。

まったく。
まぁ 少女殺人事件のほうは

ホシが警察官じゃなく 無事に
解決して よかったよかった。

しかし 所轄が事件を
解決したってことで

いいのか? 本部としては。

まぁ その辺も松永くんが
なんとかしてくれますよ。

《私は 私なりの正義を貫く》

一応 本部が事件を
解決したことになります。

まぁ 私の助言で
捕まえたようなものなので

ご了承ください。
わかりました。

それで 例の選択 決まった?

はい。

上原さんとは終わりにしました。
えっ?

彼 奥さんとは
別れるつもりないみたいで。

人を愛することに
罪を感じませんけど

それが結ばれないのも 恋愛では
よくあることなんだなって。

でも あれですよね。

実際やってたことは 事実だから
問題にはなりますよね。

きっと処分されるんだろうなって
覚悟してきました。

私は 私の正義を貫きます。

ここからは
ぶっちゃけトークの時間です。

私は この県警を
変えようと思ってる。

女性警察官が差別のない
体制を作ろうと思ってる。

そのためには
女性警察官のマイナスイメージは

あまりよくないのよね。

それにもう終わっちゃったならね。

それって…。
はい ぶっちゃけトーク終了。

イチゴでも食べる?

ほら おいしいよ 栃木産。

はい。

あんなに人を好きになったのは
初めてだったんです。

だから
頭が ぐわ~ってなっちゃって…。

そう。

おいしい…。

食べるか泣くか
どっちかにしなさい。

おいしい?

はい。

《私は この県警を変える。

そのために
自分なりの正義を貫く》