ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

偽装不倫 第5話 杏、宮沢氷魚、瀬戸利樹、MEGUMI、田中道子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『偽装不倫#05』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 鐘子
  2. カナエ
  3. 葉子
  4. 今度
  5. ホント
  6. 不倫
  7. 一緒
  8. 銀河鉄道
  9. 今日
  10. 旦那
  11. 恵梨香
  12. 黒田
  13. 本当
  14. お姉ちゃん
  15. 花巻
  16. 賢治
  17. 幸一
  18. 試合
  19. 写真
  20. 灯里

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『偽装不倫#05』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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偽装不倫#05[解][字][デ]

東村アキコ原作、大人のピュアラブコメディ!互いを想いながら、切なくすれ違ってしまう鐘子と丈。姉の葉子は夫に不倫がバレそうになる危機!丈の鐘子への思いも明らかに!

詳細情報
出演者
杏、宮沢氷魚瀬戸利樹、MEGUMI、田中道子、夏子、眞島秀和、伊沢弘、朝加真由美谷原章介仲間由紀恵
富田望生
岡安章介土谷隼人下池輝明(ななめ45°)
番組内容
鐘子(杏)と行くはずだった岩手旅行に一人でやってきた丈(宮沢氷魚)。東京駅で鐘子と一緒にいた賢治(谷原章介)を鐘子の夫だと思い込んでいる丈は、鐘子を旅行に誘ったことを後悔する。鐘子も、丈が姿を消したのは不倫の厄介事から逃げるためだと思い、落ち込む。一方、葉子(仲間由紀恵)は、夫・賢治の出張の隙に風太瀬戸利樹)とのデートへ出かける。だが、賢治は予定を変更し、早く東京へ帰ろうとしていた…!
監督・演出
【演出】鈴木勇馬
原作・脚本
【原作】「偽装不倫」東村アキコ(YLAB JAPAN)
【脚本】衛藤凛
音楽
【音楽】菅野祐悟
【主題歌】「us」milet(Sony Music Labels)
制作
【プロデューサー】加藤正俊、森雅弘、岡田和則(光和インターナショナル)、武井哲(光和インターナショナル)
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】光和インターナショナル

 

 


(濱 鐘子) これ お姉ちゃんの

結婚指輪じゃん。

指輪が この下…。

(伴野 丈) これですか?
《イケメン》

どっち?

左… です。

《何で 今 嘘ついた~!?》

僕と不倫しましょうよ。

旦那さんの写真 見たいな。

この人よ。

《姉の旦那~!》

僕と旅に出よう
2人で 銀河鉄道に乗りたい。

うん 行く。

(吉沢葉子)
鐘子 花巻に行くんだって。

(吉沢賢治) これからタクシーで
東京駅まで行くとこなんだ。

鐘子ちゃんも乗って行きなよ。

丈…。
(賢治) 鐘子ちゃん!

お弁当 忘れてるよ。

(賢治) 知り合い?

丈… どこ?

逃げられちゃったかぁ。

偽装不倫なんて
聞いたことないわよ。

私って何もないから。

いいの もう。

この嘘の恋は 終わりにする。

《どうして
僕は
一人で ここにいるのかな?》

《いや これでいいんだ》

《彼女が僕と
こんな所に来ていいはずがない》

《だって…》

あっ…

《彼女には 愛する旦那さんが
いるんだから》

いただきます。
(濱みき子) は~い。

(みき子) どうしたの? 鐘子
朝から暗い顔しちゃって。

いや… 別に。

髪の毛は ボサボサだし。

いいよ どうせ休みだし
ひとに会う予定もないし。

え~? 予定ないなら
どうして行かなかったの? 旅行。

花巻。
うっ。

(みき子)
子供の時以来だったんでしょ?

行けばよかったのに~。

《あれから 丈からの返信はない》

SNSの更新も
止まったままだ》

《もう一度だけ
彼に連絡してみようか》

《いや…
それは やってくれるなと

東京駅で 私とお義兄さんから
逃げた背中が言っている》

《こんなことなら
「私は独身だ」って

もっと早く言えばよかった》

《でも 彼は 不倫っていう

刺激的な
遊びがしてみたかっただけ》

《言ったら
どっちみち終わってたか》

(みき子)
まぁ この子も不倫してたの!?

(濱 幸一) こんな
おとなしそうな顔した子がなぁ。

相手の奥さんに悪いと
思わないのかしらねぇ。

ホント
ひとは見掛けによらないわね。

《そうなんですよ
お母様のおっしゃる通り》

《ひとは
見掛けによらないんです》

《あの地味で堅物に見える
お姉ちゃんだって

そうなんです》

ごちそうさま。
(みき子) は~い。

お姉ちゃん。
あ~ 鐘子 おはよう。

昨日は飲み過ぎたわ。

どこ行くの? こんな格好して。

結婚式。
嘘。

同窓会。
嘘!

お義兄さんが
大阪出張だからって

昼間っから あのピンク頭と
不倫デートですか。

分かってんなら聞かないでよ。

とにかくさ 昨日も言ったけど

お義兄さんにバレる前に
やめたほうが…。

じゃ いってきま~す。

ちょ… お姉ちゃん。

(ドアが閉まる音)

(黒田) 吉沢 視察の迎え
もうすぐ来るって。

ああ。

今度は女子アナの不倫か。

こういう お堅くて真面目そうな
タイプが不倫に走ると

遊びじゃ済まなくなりそうだよな。

何だろうな。
ん?

毎日 不倫だ何だ

今の世の中 やたら乱れてるって
感じのニュースが流れてるけど

俺も その見出し見ながら
そいつらを軽蔑して哀れんで。

それに比べれば
自分は幸せだって

思い込もうとしてる気が
するんだよなぁ。

お前んとこは結婚してから
ずっと幸せだろ?

幸せ…。

(八神)葉子さん!

ハッ まさかな。

(黒田) はぁ?

あぁ いや 何でもない。

吉沢さん 黒田さん
お待たせしました。

じゃあ 今日は高槻の工場から
ご案内いたします。

よろしくお願いします。
(黒田) お願いします。

(シャッター音)

(田中) 時間がない 時間がない
時間がないよ!

(伊藤) 部長 部長! こっちです!
(田中) なぬ!? どっち?

(山本) 大丈夫です
まだ時間ありますから。

落ち着いて 落ち着いて。
(田中) どれよ? 見して。

(山本) 本日 SL銀河は
10時37分に…。

あっ!
(山本) 花巻駅を出発。

あの すいません。

それって予約しないと
乗れないんですか?

(伊藤) 空席があれば…。

(山本)みどりの窓口で買えますよ。
あっ そうですか。

皆さんも乗られるんですか?
(田中) あっ いや…。

我々は 撮影スポットのほうに
移動するんで。

撮影スポット?

君も撮るのかい?
えっ?

そんなカメラで
撮ろうだなんていうのは

ちょっと甘いかなと。

うわ~! いいカメラですね。
えっ あっ うん…。

やっぱり
フィルムはいいですよね。

この良さが分かるのか?

君の名は?
伴野です。

伴野~
なかなか
見どころのある青年だなぁ。

伴野~
ハハっ。

(恵梨香)
え~ 丈さん いないんですか?

(伴野灯里) そう 昨日から。

(恵梨香) 今日こそは 帰りに
ごはん誘おうと思ったのに…。

どこ行ったんですか?
いつ帰って来ます?

いや もう こっちが聞きたいわよ
電話しても出ないんだから。

まさか…
あの人妻の鐘子って人と

愛の逃避行とかじゃ
ないですよね?

そんなわけないでしょ
だって それって不倫でしょ?

丈は そんなことするような子じゃ
ないもん。

じゃあ 丈さんは? 灯里さん
何か心当たりないんですか?

え…。

(恵梨香) 灯里さん?

いいから 恵梨香ちゃん
ほら お店開けるよ!

(メールの受信音)

(ガルシアの声) 「Dr.Ichinose.

I saw Jyo's medical report.

I'm very concerned.

Garcia」。

《ホントだったら 今頃
2人で銀河鉄道に乗って

ホントの幸せを
探してたのかな…》

(メッセージの受信音)

もしかして 丈…。

まさ子…。

(まさ子の声) 「旅行はどう?」。

「丈と楽しんでる?」。

ハァ…。

「オワタ」。

(まさ子の声) 「何が?」。

だから…。

「すべておわった」。

(振動音)

(呼び出し音)

(一之瀬) ハァ…。

(汽笛)

(田中) 汽笛が鳴ったよ!
伴野
スタンバイ!

はい!

(3人) 来た~!

(汽笛)

♬~

♬~

♬~


(チャイム)

(まさ子) よっ!
まさ子。

ホントに来たんだ。
うん だって鐘子が

「すべておわった」なんて
送って来るから。

ハハハ…。

(まさ子) なるほどねぇ
東京駅で鐘子と

旦那さんだと思ってる
お義兄さんの姿を見て

丈がいなくなっちゃったと。

もう これ以上 私に
関わりたくないって思ったんだよ。

日本で 人妻との不倫がバレて

旦那に訴えられでもしたら
大変だって

そう思ったんだよ。

そうだとしたら 今
どこにいるのかな?

東京にいるってこと?
いや…。

えっ まさか
スペインまで逃げちゃったとか?

鐘子 気にならないの?

いや なるよ なるけどさ
でも…

これ以上 詮索したら
私 ホントに

ストーカーみたいじゃん
嫌だよ そんなふうに思われるの。

もしかしたら
向こうは 本気で鐘子のこと

好きだったのかもよ。
はぁ!?

でも 旦那と一緒のとこ
見ちゃって

泣く泣く 身を引いたとか。
いや そんなわけないじゃん。

向こうにとってみれば
ただの遊びなんだよ。

そもそも
あんなモテそうなイケメンが

何で わざわざ危険を冒して
不倫するかな?

う… う~ん…。

あぁ もうもう! もういい!
忘れるって決めたんだから。

あっ ほら 少し前の
おひとり様生活に戻っただけだし。

今日でキレイさっぱり… 忘れる!

よっしゃ!
今日は とことん付き合う!

おう!

(ノック)
(みき子) ≪トントントン≫

鐘子 お昼 出来たわよ。

久しぶりのお客さんで お母さん

張り切っちゃった!
張り切った…。

ま… まさか…。

(みき子)
さぁさぁ こちらへどうぞ。

やっぱり…。
(まさ子) うわっ すご~い!

これ わんこそばですか?
そうなのよ。

私もお父さんも
わんこそば発祥の地

花巻市の出身でね。

これ 私の嫁入り道具なの。
へぇ~ すごい!

どうぞ
ほら 鐘子も 花巻行けなくて

食べられなかったでしょう
ほら 座って。

まぁまぁ…。

(幸一) じゃ 始めようか!

(みき子) 待ってました!
(幸一) アハハハ!

お父さん…。

(幸一:みき子) お願いします。

はい どんどん。
はい どんどん。

はい じゃんじゃん。
(幸一) はい 頑張って。

《何で…》

(伴野の声)じゃあ
わんこそばも食べよう!

《忘れたいのに
何で わんこそば!?》

よいしょ!
はい よいしょ。

はい どんどん。
はい まだまだ。

(みき子) はい じゃんじゃん。
(幸一) はい どんどん。

(八神) はいっ 葉子さん。

ありがとう。
うん。

風太は水だけ?
うん。

だって来週 試合だもん。

そっか…。

今日も まだ練習あるんでしょ?
そろそろ戻らないと。

え~?
もっと他の店も見てみようよ。

葉子さん 欲しい物
全然 決めてくれないじゃん。

プレゼントしてくれる
っていっても

ホントに ないのよ
欲しい物なんて。

風太が試合に勝ってくれれば
それでいい。

だから… 今は

試合のことに集中して!
冷てっ。

ねっ フフ…。

分かった。

じゃあ 一緒に来て。
えっ?

また そばで練習 見ててよ。

んっ。

ん?

今日は いっか。

(黒田) 予定より早く終わったな。
(賢治) そうだな。

よし 大阪観光でもしてくか。
いいね。

(振動音)
あっ ごめん。

奥さんだ。

またか。

愛する旦那の帰りを
待ちわびてるって感じだな。

(賢治の声)
「黒田が観光していこうって

ごめん 遅くなりそう」。

さぁ じゃあ どこ行く?

黒田 やっぱ俺 帰るわ。
はぁ?

早く奥さんに会いたいし。
(黒田) え~。

(葉子の声)
「わかった 気をつけて」。

「たこ焼きサブレ楽しみにしてる」。

風太 気合 入ってますよ。

そうですか。

ただ 次の相手は
なかなか手ごわそうなんでね~。

勝てば6回戦に上がれるから

何とか
勝たせてやりたいんですけど…。

ゆっくり見てってください。

(八神) あっ 葉子さん!

忘れないうちに… はい。

試合のチケット。

今度の土曜日だよね?

絶対勝つから! 絶対来て。

風太…。

ありがとう 絶対 行く。

うん。

新大阪駅まで。
(運転手) はい かしこまりました。

♬~


はい どうぞ~。

いらっしゃい!
挑戦して行くか? わんこそば。

またにします。

うっ…。

お腹いっぱい
もう食べらんない…。

(みき子) え~?
まさ子ちゃんも独身なの?

はい。

こんなに美人なのに
どうしてかしらね~。

それが私にも
さっぱり分かんないんです~。

(みき子) ホホホ…。
(まさ子) アハハ…!

(みき子)
ねぇ まさ子ちゃん もしかして

鐘子のことが心配で
来てくれたの?

(まさ子) あぁ…。

(みき子)
あの子 この頃 変でしょう?

この間も
救急病院に行ったと思ったら

今度は急に
旅行に行くっていって

結局 行かないで戻って来て。

鐘子 あんた大丈夫なの?

大丈夫だよ!
(みき子) そう?

まさ子 そろそろ外 行こう。
いや…

でも まだ私の婚活相談が…!
そうよ~。

いいから いいから…!
ごちそうさま。

(まさ子) ごちそうさまでした!

(カナエ) いらっしゃいませ
お好きな席 どうぞ~。

(店主) いらっしゃいませ~。

(カナエ) ご注文は?
えっ…。

あっ えっと… じゃあ…。

アイスコーヒーと特製パスタを。

特製パスタと
アイスコーヒーね~!

(店主) あいよ~!

お兄さん どっから来たの?
東京?

はい。
やっぱ そうだと思ったわ!

ここだけ空気 違うから。

(客) カナエちゃ~ん
コーヒーお代わりちょうだい!

おっちゃん 自分でやって!
(客) あいよ~。

あっ! もしかしてカメラマン?

うん そうだよ。

んも~ 早く言ってよ!
ちょっと 撮って撮って!

うん。

(シャッター音)

カメラマンってことは
仕事で来たの?

いや 最近まで長い間
外国にいてね。

かぁ~!

久しぶりの日本だから

いろんな風景を撮っておきたくて。

(カナエ) ふぅ~ん。
今のうちにね。

今のうち?

いや…。

菅田将暉は?
えっ?

東京のカメラマンなら会ったこと
あんでしょ? 菅田将暉

スダマサキ?

かぁ~! お兄さん
菅田将暉 知らねえの!?

はぁ~!
ごめん。

あっ 外国にいたからか。

いいなぁ~ 私 外国も東京も
行ったことねえわ~。

じゃあ これから
楽しみが待ってるってことだ。

は?

うん…。

まぁ… そうね。

いいね 人生これからだね。

お兄さんだって若いんでしょ?
悩みなんか なさそうって感じ。

何? 何かあんの?

いや…。

本当は 2人で
来るはずだったんだけど…。

でも その人は
来ちゃいけない人だったから。

来ちゃいけないって…。

えっ…! 何か訳アリ?

何 何!? 何があったの?

(客) カナエちゃ~ん!
コーヒーないけど~?

んも~! 今いいとこなのに…。

ハァ…。

(振動音)

はい。
あっ 丈? 今 どこにいんの?

ちょっと… 東北のほうに。

東北?

岩手の花巻っていう所。
(灯里) えっ 旅行?

あの鐘子って子と
一緒じゃないわよね?

まさか 一人だよ。

ならいいけど。

ねぇ それより…
丈 どっか具合 悪いの?

部屋に 病院の予約票が
捨ててあったけど

ねぇ 「精密検査」って何のこと?

あぁ… それね。

ちょっと頭痛がして
病院に行ったんだけど

何でもなかったんだ。

えっ そうなの?

うん もう全然平気。

じゃなきゃ
旅行なんて できないでしょ?

ん~ まぁ そうだけど…。

あっ 写真 送るよ
すごく いい所だから。

分かった じゃあね。
うん。

丈さん 誰かと一緒でした?

いや…。
(メッセージの受信音)

あっ。

あ 写真。

(灯里:恵梨香) えっ?

(恵梨香) 誰?

2人で銀河鉄道に乗ろう

ジョバンニと
カンパネルラのように

2人で乗ろう

うん

(カナエ)
特製パスタとアイスコーヒー
お待たせしました~!

ありがとう。

え?

私も賄いの時間だから。

いただきま~す!

いただきます。

ん! おいしい。

(カナエ) 当たり前よ。

そうだ 宮沢賢治記念館って
この近くかな?

ん~ まぁ 近いっちゃ近いけど。

したっけ
私 案内してあげようか?

あっ いや でも
仕事中なんじゃ…。

お父ちゃん! 私 これ食べたら
ちょっと出て来っから!

父ちゃん?
(店主) あいよ~!

私 ここの娘。

(鐘子:まさ子) あ~!

やっぱ ここが落ち着くわ。

しかも 昼間っからビールって…
最高~!

私 32にもなってさ

親に心配かけて ホント情けない。

もう 絶対に忘れる。

そうそう パ~っと飲んで
丈のことなんか忘れちゃえ!

だよね! 少し前までは私 ずっと
こんな感じだったんだもん。

あの博多旅行さえ行かなければ…。

(まさ子) 鐘子?
あ~ じゃあ じゃあ…。

じゃあ 改めまして~!

えっと これ何回目だ?
まぁいっか もう何回でも。

カンパ~イ!
カンパ~イ!

(男)
マイちゃん 誕生日おめでとう!

(女) え~ 嘘 嘘! 何~?

(男) これ 俺からの
誕生日プレゼント。

(女) 嘘でしょ!? 何で? 何で~?

(男) 何でって誕生日だから…。
あっれ~ おっかしいな。

いつもはカップルなんて
ひと組もいないんだけどなぁ。

ちょっ…。

(まさ子) えっ!? ちょちょちょ…。
ちょいと そこのお2人さんよ!

ここはね 日々に疲れた人たちが

傷や痛みや ささくれを癒やす
神聖な場所なの。

そこで そんなキラッキラしたもん
見せつけられてごらんなさいよ!

ちょっと 鐘子 飲み過ぎかな?
ねぇ ちょっ…。

そういうのはね こんな小っさい
パンケーキ出すような

こじゃれたカフェとか

こんなデッカい水槽があるような
隠れ家バーとか

そういう所で やらんかい!

え~ 怖い!

でも ここは2人が出会った
思い出の店で…。

(まさ子) この店に出会いが!?
どこ? どこ?

いない!
て… 店長!

この店
カップル出禁じゃなかった?

いや 今日から出禁に…。

いや 今日だけは出禁に…。

(店長)♪~ ハッピーバースデー
マイちゃ~ん!

♪~ ハッピーバースデー
マイちゃ~ん!

(店長:男)
♪~ ハッピーバースデー ディア マイ ちゃ~ん!

♪~ ハッピーバースデー
マイちゃ~ん!

もう ヤダ ジョージ!

ジョ…。
ジョー… ジ!?

(男) はい マイちゃん
ロウソク消して!

(男:女) せ~の!

ジョ…。

ジョ…。
鐘子!

ここか…。

(カナエ) お兄さん 写真撮って!

うん。

私なんか撮っても
絵になりませんよ

こんな おばさん…

もう 見とれてないで
早く撮って!

ごめん ごめん。

(カナエ)
ここ 家族で何遍か来たなぁ。

へぇ~。

お兄さんは? さっき本当は
2人で来るはずだったって。

あれ 彼女のこと?

違うの?

そんなイケメンなのに
彼女いねえんだ?

うん。

ずっと仕事で
あちこち飛び回ってたからね。

そのほうが楽だったんだ。

でも 今は…。

ん? 今は?

あっ。

銀河鉄道の夜』だ。

あ~ 宮沢賢治っていったら
やっぱ これだよね。

不思議な話だよね。

(カナエ) 2人の少年が
銀河鉄道に乗って

宇宙を旅する話だっけ?

うん。

孤独な少年 ジョバンニと
親友のカンパネルラが

2人で銀河鉄道に乗って
旅に出る

本当の幸せを探す旅に

で この話の最後って
どうなんだっけ?

最後?
んだ。

確か どっちかが いなくなんだ。

そうだったね…。

(研修医) 一之瀬先生
夕回診 お願いします。

はい すぐ行きます。

ふぅ…。

「ジョージ」って…。

いやいや ダメダメ…。

(メッセージの受信音)
え?

お姉ちゃん。

(葉子の声)
「お願いがあるんだけど」。

今度は何だ?

(葉子の声) 「土曜日 私と一緒に
ボクシング の試合 行ってくれない?」。

ボクシングって…。

あの子のか!

お姉ちゃん 何 考えてんだ。

(メッセージの受信音)

(鐘子の声) 「無理無理
ボクシング 知らないし」。

「私 もうお兄さんに嘘つくの
やだって言ったじゃん」。

うん!

(葉子の声) 「2万円あげる」。

えっ…。

いやいや…。

(鐘子の声) 「いらない」。

(葉子の声)
「バッグ買ってあげる」。

え~ いや ダメダメ…。

(鐘子の声) 「いらない!」。

お姉ちゃん クズだな。

(鏡の鐘子) もったいな~い。

はっ!? 出た!

(鏡の鐘子) 嘘つくだけで
バッグもらえるのに~。

な… 何 言ってんの!?

私 こないだ
お義兄さんに嘘ついて

どんだけ罪悪感に
さいなまれたことか!

罪悪感?

じゃあ 彼には嘘ついたままでも
平気なの?

そ… それは…。

このまま 嘘ついたまま
終わってもいいの~?

だって これ以上
彼に迷惑掛けたくないし…。

きれい事 言っちゃって。
な… 何よ?

ホントは 自分が
傷つきたくないだけでしょう?

傷つかないよう 傷つかないよう

一生懸命 安全策を講じて

自分の気持ちに
ふたをして閉じ込めて…。

ホントは 彼に言いたいんでしょ?

「私は結婚なんてしてない!

私が好きなのは あなただけ!」。
うぅ…。

「あなたと 本当の幸せを
見つけた~い!」。

ん~まっ!

う… うるさい!

はっ…。

(カナエ) 何かお土産 買って行こう。

うわ~ 絵本もある。

(カナエ) 見て見て! キーホルダー。

めっちゃ映える~!

あっ これ… 銀河鉄道の夜空だ。

え?

ほら 指輪の中に

星空と銀河鉄道の煙が
閉じ込められてる。

(カナエ) ホントだ!

あげたい人 いんの?

いや…。

その人はもう 指輪してるから。

(カナエ) は?

(女) キレ~イ。

フフ… 似合ってる。

フフフ… キラキラする!
めっちゃ光るじゃん。

(男) すごいね。

(店長) あいよ~ サービス。

(女) え~ うれしい。
(男) ありがとうございます。

あっ!?

おかえり 葉子。

ハハ…
どうしたの? そんなに驚いて。

ごめん… 賢治 帰ってたの?

遅くなるって言ってたから…。

明日も仕事だから
早めに切り上げて帰って来たんだ。

連絡くれればよかったのに…。

葉子は?

そんなに おしゃれして
どこ行ってたの?

大学時代の友達と
急に会うことになって。

そう。

うん。

はい 大阪土産のたこ焼きサブレ。

ありがとう。

みんなで食べよう。

着替えて来るね。

(ドアが閉まる音)


(一之瀬)ひょっとして丈君

この病気のことがあったから
日本に戻って来たの?

はい

先生

僕としては

はっきり余命宣告してもらった
ほうが ありがたいです

やりたいことが
まだ いくつかありますから

期限があるのなら

今 できることは
全部やろうと思って…

僕は…

あと どれくらい
生きられますか?

分からない

この腫瘍が

これから どれぐらいの速度で
大きくなるのか

それは 正直 分からないんだ

そうですか…

(一之瀬) え?

ここ?

(恵梨香) いらっしゃいませ!

おひとり様ですか?
(一之瀬) あぁ あの…。

こちらの住所って…。

(恵梨香) はい ここですけど。

スペイン料理屋…。
はい。

なるほど そうか。

ここの2階に…。

空いてるお席に どうぞ。

灯里さん 灯里さん 怪しい人!
(灯里) ん? えっ? どこ?

こんな 目 細くして
一人でブツブツ言って。

あれは 絶対ヤバい系。

どタイプ!

どいて どいて…。

うん あ あ あ。

え?
サービスです フフ。

あ~ いやいや それは…。

ここの店主の 伴野灯里
あっ 独身です。

あぁ それは…。

え? 伴野?

はい え?

(客) あの 僕らのパエリアは?

今 やってます。

(カナエ) わぁ~ キレイだなぁ。

ありがと。

こちらこそ
案内してくれて ありがとう。

じゃあ 今度はお兄さんが
東京 案内してよね。

私 バイト代たまったら

絶対 東京行くからさ。

うん そうだね。

やりたいことは
できるうちに やらないと。

うん。

お兄さんは?
これから どうすんの?

SL銀河に乗るなら

次は もう来週になっちゃうよ?

それは またにするよ。

ふぅ~ん やっぱ 彼女いんだ。

え?
今度は その人と来て

一緒に乗りたいんだべ?

やりたいことは
できるうちに やらないと。

じゃあね!
うん。

♬~

あっ! あ…。

あ…。

あ…。

♬~

あ~ 飲んだ 飲んだ
食べた 食べた。

(鐘子の声)
「まさ子 今日はありがとね。

一日 付き合ってくれて。

明日から また頑張るよ」。

(メッセージの受信音)

(まさ子の声)
「早速 合コン手配する!」。

ハハ 合コンって…。

♬~

あぁ…。

《ダメだ…》

《私 全然 元に戻ってないや》

《私 すっかり変わっちゃったよ》

《前は
一人旅が大好きだったのに

今は…》

《私 この景色 丈と見たいよ》

《どこに行っても 何をしてても

思い出すのは

丈のことばっかりだよ》

《ほら見て 幻想的だね》

《シャッターチャンスだよ 丈》

《あの日から
僕の人生は大きく変わった》

英語

《もし 残りの人生が少ないなら

やりたいことを全部やろう》

《そう思って 僕は
生まれ育った日本に帰って来た》

《最後に もう一度 恋をしたい》

《そんな気持ちもあったけど

それは諦めてた》

《だって
もし僕がいなくなったら

愛する人
独りにしてしまうから》

《でも 日本には「不倫」という
言葉があるのを知って

思った》

《僕がいなくなっても
帰る場所がある人ならって》

あった

67のB

よいしょ

指輪! ない…

これですか?
あっ…

指輪
また落とすといけないから

えっ?

どっち?

《左ならいいな そう思った》

あっ…

左… です

《それが
鐘子さんとの出会いだった》

僕と不倫しましょうよ

《嘘でよかったのに》

《嘘の恋でいいから
あと少し…

もう少しだけ 一緒にいたかった》

♬~

♬~

《会いたいよ》

《会いたいよ…》

《丈 今 どこにいるの?》

《「銀河鉄道」》

《この写真の場所は
岩手で生まれた私には分かる》

めがね橋…。

行ったんだ… 花巻に。

一人で…。

あっ。

《たった今 アップされた写真》

《丈 まだ そこにいるの?》

《私に 「ここに来たよ」って…》

《「今度は 君が生まれた町を
見たよ」って

そう言ってるように見えるのは

私が
彼に会いたいからでしょうか》

《そして この指で

明日の新幹線を
予約している私は

往生際の悪い
バカな女でしょうか》

♬~

(みき子) おぉ!
(幸一) おっ! たこ焼きサブレか。

これ食べてみたかったのよ~。
あっ ホントですか?

さすが賢治さん。
いえいえ。

(みき子) あっ お皿 お皿。
ありがとう。

はい。
ありがとう。

で 大阪はどうだったの?

いや… 視察や挨拶回り
ばっかりでした。

そう 世間じゃね
夏休みだっていうのにね~。

ねぇ 葉子。
ん?

今度の土日 熱海 行かない?
えっ?

夏休みも
どこにも行けなさそうだし

1泊くらい。

鐘子ちゃん見てたら
旅行に行きたくなっちゃったよ。

(八神)試合のチケット

今度の土曜日だよね?

絶対勝つから! 絶対来て

そうね…。

ちょっと予定 見てみて…。
もう旅館も予約してあるんだ。

結婚記念日のリベンジしよう。

(みき子)
あら いいじゃない 熱海~!

あっ よかったら
お義母さんたちも 一緒に…。

えっ いいの?
何 言ってんのよ!

もう たまにはね 2人で
ゆっくりしてらっしゃい!

もう 葉子は ホントに
いい旦那さんと一緒になったわね。

いや そんな~。

(みき子) あっ おいしい! うん!

葉子?
(みき子) どうしたの?

鐘子にも あげて来る。
(みき子) うん。

これ… ソースじゃなくて

チョコレート フフフ すごい。

楽しみだなぁ。

《婚活シートには
1つも嘘を書かなかったのに

全然うまく行かなくて

でも たった1つ
人妻だと嘘をついたら

丈みたいなステキな人と
恋ができた》

《私 何もない
つまんない女だから

嘘 つき続けるしかなかった》

《自分に自信がないから

本当の私を知って
丈がいなくなることが怖くて

言えなかった》

《でも そんなんじゃダメだ》

(ノック)

あっ… はい。

お姉ちゃん。

ん?

あぁ… ありがとう。

ってかさ お姉ちゃん…。

昼間のメールのことなら

私… 無理だからね。

うん。

うん? んっ? えっ?

それ いったん保留。
保留って どういうこと?

えっ 何か…
ヤバいことになってんの?

ハァ…。

今度の土曜日 風太の試合なのよ。

なのに賢治が「温泉 行こう」って
言って来ちゃって…。

えっ… どうすんの? いや
「どうすんの?」っていうか

もちろん お義兄さんと
温泉 行くんだよね?

お姉ちゃん?

何とかするわよ。

「何とか」って…。

ハァ…。

私 決めた。

何を?

私は… お姉ちゃんみたいなことは
したくない。

自分のついた嘘に
振り回されるのは

もう嫌。

もし もう一度 彼に会えたら

「私は独身だ」って

「結婚してるっていうのは嘘だ」
って

ちゃんと言う。

(課長) 山田さん おはよう~!
(まさ子) おはようございます。

あれ? 鐘子 まだか。

あぁ 濱さんなら

「今日は会社 休みます」って
連絡あったよ。

えっ 鐘子がですか?

《もう一度 丈に会えたら

今度こそ 本当のことを言おう》

《だから お願い 神様

どうか 彼に会わせてください》

(振動音)

新幹線 運休?

このタイミングで…。

ハハ…。

あ~あ。

《神様が
行くなって言ってんのかな》

ハァ…。

《そうそう
私って いつも こんな感じ》

《思い出した 思い出した》

《32にもなって

少女漫画みたいなこと
考えちゃうから》

《だから私ダメなんだよ》

《見え張って
結婚してるって嘘ついて

そのくせ
彼が いなくなっちゃってから

後悔して》

《今度は
偶然 会えることを期待して

会えたら
本当のこと言おうだなんて…》

《これが現実だよ》

《全てが
夢みたいに楽しかったのは…》

《あなたが 私のそばに
いてくれたのは…》

《私が あなたに

嘘をついていた間だけ》

♬~

鐘子さん?

♬~

♬~ 丈…。

♬~

写真 見たよ。

花巻に行ってたんだね。

うん すごく いい所だった。

そっか よかった。

まるで本の中にいるような。

あんなステキな町で
鐘子さんは育ったんだね。

うん。

もしかして 鐘子さんも
花巻に来てくれようとしたの?

あっ… うん!

それは…。

《言わなきゃ》

《丈に会えたら言おうと
決めてたことを》

《結婚してるっていうのは
嘘だってこと》

あのね…。
ごめんね。

えっ?
あっ…。

東京駅で 鐘子さんを置いて
いなくなったこと。

うん… いや それは…。

写真より
さらにカッコいい旦那さんで

ビックリしちゃって。

わざわざ 鐘子さんのこと
見送りに来てたんだね。

丈… そのことなんだけど…。

あの場から去っておいて

こんなこと言うのは
あれだけど…。

あれから鐘子さんのことばっかり
考えてた。

花巻に行って
どんな景色を見ても

「鐘子さんがいたら
何て言うかな」

「鐘子さんと
一緒に見たかったな」って…。

銀河鉄道も2人で乗りたかった。

丈…。

でも…。

丈… あのね…。

丈… 私ね

丈に会えたら
言おうと思ってたことがあるの。

私 本当はね…。

丈?

丈。

えっ…。

丈。


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