ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第86話 石坂浩二、大空眞弓、松原智恵子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #86 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 九重
  2. 本当
  3. 怜子
  4. マヤ
  5. 村長
  6. コーヒー
  7. 挨拶
  8. 桂木夫人
  9. 支那
  10. 自分
  11. 失礼
  12. 蘇州夜曲
  13. イテッ
  14. 一緒
  15. 楽屋
  16. 山口淑子
  17. 乃木坂テレビ
  18. 部屋
  19. 李香蘭
  20. お使い

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『やすらぎの刻~道 #86 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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やすらぎの刻~道 #86 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
コンシェルジュ・有坂エリ(板谷由夏)から相談を持ち掛けられた菊村栄(石坂浩二)。 なんと“マロ”こと真野六郎(ミッキー・カーチス)が実験的に周囲にふりまいた噂が総務理事・名倉みどり(草刈民代)の耳に入り、激怒しているという。栄は噂がどのように伝わったのか検証しようとするが…。また、新しい入居者・九重めぐみ(松原智恵子)、岸井さとみ(水野久美)、香川さくら(丘みつ子)、辛坊修(ジェリー藤尾)も活躍!
◇出演者
石坂浩二大空眞弓松原智恵子浅丘ルリ子加賀まりこ板谷由夏
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
唐木希浩
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(菊村 栄)〈その日
新しい入居者があった〉

〈昔 乃木坂テレビの
ワンマン専務の愛人で

かつての大スター
九重めぐみである〉

♬~

〈桂木夫人が

九重めぐみさんを連れて
私の部屋を訪れてきたのは

それから3日ほど経った
ある朝の事である〉

うん?
(ノック)

はい。
ちょっと お待ちください。 はい。

あっ…。

(桂木怜子)お仕事中でした?
ああ… いえいえ。

まあまあ どうぞ。
失礼します。

あっ… 菊村先生。

九重さん。

はじめまして
九重めぐみでございます。

ご挨拶に伺うのが
遅くなりまして…。

菊村でございます。
えー… 汚してますけど

さあ どうぞ どうぞ
おかけになって。

どうぞ。

失礼します。
ええ 今 コーヒー…。

いやいや ちょうどよかったですよ
桂木夫人。

今ね どうしてもね
思い出せなくてね

困ってたんですよ。

山口淑子 李香蘭の『蘇州夜曲』。

覚えていらっしゃいます?

ああ 覚えてますとも。
歌いましょうか?

あっ… じゃあ ちょっと…
ちょっと待ってください。

書きますから。
ちょっと はい えっと…。

じゃあ あの お願いします。
どうぞ。

♬~「君がみ胸に 抱かれてきくは」

♬~「夢の船歌 恋の唄」

♬~「水の蘇州の花散る春を」

♬~「惜しむか 柳がすすりなく」

♬~「花を浮かべて 流れる水の」

♬~「明日のゆくえは 知らねども」

♬~「水にうつした 二人の姿」

♬~「消えてくれるな いつまでも」

(拍手)

すごい! 完璧!

あの… えっと 2番の頭の
「花を浮かべて」のあとは…?

「流れる水の」。
「流れる水の」ですね。

ああ…
いやあ ハハッ 助かりましたよ。

今 コーヒー 淹れます。
すいません。

山口淑子さんとは
親しかったのよ。

そうなんですか。

いや あの頃の歌 覚えてる人
少なくなっちゃって。

あの人 終戦後 大変だったのよ。

私 その話 直接 聞いたわ。
本当ですか。

(怜子)あの人 満州人として
売り出しちゃったでしょ?

李香蘭っていう名前で。
ああ ああ…。

それで 日本の国策映画に

ジャンジャン
出ちゃったもんだから

戦争が終わってから
捕まっちゃったのよ。

えっ?

で 漢奸だって言われて
裁判にかけられちゃったの。

(怜子)で 山口淑子さんは
実家から戸籍謄本が届いて

なんとか 日本人だって証明されて
死刑は免れたの。

で 結局は 解放されたんだけど

でも まだ 李香蘭だっつって
恨まれてたのよ。

だから 顔 汚したり 変装したり
バレないようにして

なんとか 船に乗り込んで
船のトイレに隠れたんだって。

それで 汽笛が鳴って
ドラが鳴って

やっと 船が動き始めて

岸壁の向こうから

自分の『蘇州夜曲』が
流れてきたんですって

嘘みたいに。
へえ~…。

(怜子)本当に嘘みたいだって

淑子さん
その話 する時 涙ぐんでたわ。

すごい話ですね。
ああ… 初めて聞きましたよ。

(怜子)あの頃はね
いろいろあったのよ。

でも その淑子さんも
亡くなっちゃったけど…。

…ああっ! こんな話
しに来たわけじゃないのよ。

いや 困ってるのよ

めぐみさんが。
どうしたんです?

冴子さんとマヤさんの様子が
おかしいって。

様子が…?

(怜子)なんか…。
あなた 自分でお話ししなさい。

はい。 あの…

ご機嫌を
損ねてしまったらしいんです。

あの2人の?

多分 私が あの方たちに

ここに来て
すぐ ご挨拶に行かなかったのが

いけなかったんだと
思うんですけど…。

〈あ~あ…
やっぱり そんな話か〉

〈…と予測はしてたものの
うんざりした〉

〈あの2人は まずいよ〉

〈そういう難しい奴らなんだから
あの2人は〉

怒ってるわよ! 私たち。
うん。

(お嬢)ただし 九重さんに
怒ってるんじゃないわよ。

桂木夫人に怒ってるのよ。
(マヤ)そう!

(お嬢)何? あの人
新入りのくせに

まるで 自分が
ここの主みたいにさ。

知ってる?
あの人 桂木夫人

自分の事
村長って呼ばせてるのよ!

えっ… そ… 村長?

やすらぎの郷の村長ですとさ。

フンッ… いつから
あいつ 村長になったのよ。

それは ないよ。
でしょ?

でも あの人 いつのまにか
村長面してるのよ。

フッ… 万引き犯が村長よ!

(お嬢)それで
九重さん 引き回してさ

気に入った人にだけ
紹介してるのよ。

ああ… いや あの…。

それも
男性の入居者ばっかりによ。

ああ いや それは…。

(マヤ)そうなのよ。

それで みんなを味方につけて
私たち2人だけ無視してるの。

いや それはね
お嬢たちの誤解なんだよ。

何が誤解よ。

昨日だって
ヴィラに集って

みんなで 夜中まで
飲み会やってたんだってさ。

そう 私たちに声もかけずによ。

わかったよ。
それはさ… ハハハ…。

栄ちゃん あなたも一緒に
飲み会 参加したんでしょう?

行ってないよ!
本当?

いや だって そんな会 あった事も
俺 知らないもん。

本当?
本当だよ!

あの 俺 1人で書いてたもん。
嘘だ。

嘘じゃないよ!
俺は1人で部屋で書い… か…。

あのさ…
とにかくさ 考えすぎなんだよ。

九重さんも来た事だしさ

これから ずっと
一緒に暮らしていくわけだから

ねえ
波風立てずに仲良くやろうよ。

ウフフフ…
仲良くやろうよ。

やるよ。

別に 私たち 九重さんに
何も含むとこなんかないもん。

あんた ある?
ううん。 ないよ 別に。

ないよね。
ないっす。

あの とにかく 彼女は

お前さんたちに 引っ越しの挨拶を
したがってるわけだからさ

ねっ 今 あの
挨拶に連れてきていいかな?

…いいわよ。
じゃあ 連れてくる。

2人とも俺の部屋で待ってるんだ。
2人って!?

えっ あの…
桂木さんも一緒なんだけど…。

あいつも来るの?
いけない?

うーん…。 あんたは?

うーん… 別に… いいよ。

じゃあ… 私もいいよ。

じゃあ あの 待っててね。
今 あの 連れてくるからさ。

はあ… まったく…。

なんで 俺が こんな事しなくちゃ
なんないんだよ!

せっかく シナリオが
乗りかかってきたとこなのに!

(鳥のさえずり)

いい所ですわね。
いい所ですよ。

夢みたいな所。
夢みたいな所でしょう?

今 お仕事は?

もう すっぱり 卒業しましたわ。

あら 本当。
はい。

それじゃ
乃木坂テレビのほうへは?

10年近く行ってませんわ。
(マヤ)あっ…

あの方 お亡くなりになったしね。
どなたが?

(蹴る音)
イテッ!

そういえば 私も 局のほうには
すっかり ご無沙汰だわ。

15年… いや 20年になるかしら?

私は… 25年。

あら… 私 28年。

アハハハ… 嫌だ 私 30年だわ。

(怜子)嫌だ 私 31年。

あら 私 33年だ。

(一同の笑い声)

あの頃 乃木坂テレビに

あなた専用の楽屋が
ありましたもんね。

あら あの楽屋
いらした事ありました?

一度だけ。 まるで 高級ホテルの
スイートルームみたいな…。

あの頃はねえ…。

私たちの楽屋は 四畳半の
学生下宿みたいなねえ…。

あら! 私のお部屋をお使いに
なってくだされば よかったのに。

ああ とんでもない!
恐れ多くて。

(めぐみ)何をおっしゃいます!

ベッドも
お使いになってたんですか?

(蹴る音)
イテッ!

(マヤ)何すんだよ…。

(お嬢)失礼でしょ。
何が失礼なの?

だって お昼寝なさっ…。

あら! フフッ… 嫌だわ あんた
何 想像なさったの?

(蹴る音)
イテッ!

いや あの… あの あのね 今…
戦時中を書いててね シナリオで。

それで
あの頃の歌が思い出せなくて。

『蘇州夜曲』ってのは
どんな歌だっけかな? ってね

桂木さんに歌って頂いてたところ。

栄ちゃん…。
はあ?

どうして 私に聞かないの?

あの頃の歌だったら
私 ほとんど知ってるわよ。

『蘇州夜曲』は あれでしょ?

♬~「君がみ胸に 抱かれてきくは」

…でしょ?

じゃあ… 『夜来香』 ご存じ?

♬~「あわれ春風に
嘆くうぐいすよ」

もちろん 歌えますよ。

じゃあ 渡辺はま子さんの
何日君再来』は?

知ってますとも!

♬~「忘れられない
あのおもかげよ」

♬~「ともしび揺れる
この霧のなか」

あっ それじゃあ この歌 ご存じ?

♬~「紅いランタン
ほのかにゆれる」

岡晴夫さんの…
『上海の花売り娘』。

あら よくご存じ。

それじゃあ
『一杯のコーヒーから』は?

あっ 霧島昇さんの…。

♬~「一杯の コーヒーから
夢の花咲く こともある」

(拍手)
じゃあ 『支那の夜』は?

(お嬢)ああ! そ… それ 私が。

♬~「支那の夜 支那の夜よ」

♬~「港の灯」

〈歌合戦になってしまった〉

〈それにしても
このお嬢様方には

昔々の事となると
認知症のかけらもない〉

♬~(お嬢)「忘られぬ」
(手拍子)

〈それは なんというか

めでたいような
めでたくないような…〉

♬~(お嬢)「支那の夜」
(手拍子)

(有坂エリ)先生!

先生… お聞きになりました?
何を?

変な噂が流れてるの。
どんな?

みどりさんがですね

亡くなった会長の
実は 本当のお嬢さんではなくて

愛人だったっていう噂です。
ああ…。

それが
みどりさんの耳にも入って

みどりさん
激怒してらっしゃいます!

アッタァ…。

(名倉修平)
前立腺がんの疑いですな。

どうなっちゃうんです?

あっちの話ですか?
はい。

そっちに
まだ 多少 未練があられる?