ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

科捜研の女 第11話 峯村リエ、磯山さやか、沢口靖子、内藤剛志… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

科捜研の女 #11 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 犯人
  2. 鑑定
  3. ゲソ痕
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  9. 住職
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  12. 嵐山
  13. マリコ
  14. 日野
  15. 被害者
  16. 時間
  17. 結果
  18. 川下
  19. 保津川
  20. 岩谷

f:id:dramalog:20190801205555p:plain

科捜研の女 #11 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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科捜研の女 #11 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

仏像を盗んだ殺人犯が、京都の観光ルートを逃走!?トロッコ列車、馬車、保津川下り…犯人の痕跡を追い、マリコが京都の人気スポットの鑑定ツアーへ!!犯人の衝撃の正体とは!?

詳細情報
◇番組内容
京都の寺で、別の寺の住職が仏像の窃盗犯と争いになり殺害された。遺体からは緑色のアウトドア用品の繊維片が…。その後、防犯カメラから不審な男を発見。男は保津川下りをしたようで、マリコ沢口靖子)らも舟に乗り込み痕跡を探るが、強盗殺人犯とは思えない驚愕の足取りが明らかに…!?一方、寺の檀家5人組が被害者ともめていたことが判明。被害者の妻(磯山さやか)によると事件の日、檀家の一人から電話があったようで…!?
◇出演者
沢口靖子内藤剛志若村麻由美風間トオル斉藤暁渡部秀山本ひかる石井一彰
【ゲスト】峯村リエ磯山さやか、阿部達雄、山根誠示、松島紫代、竹下眞、上田こずえ、森中保、文月あや、内藤和也 ほか
◇脚本
櫻井武晴
◇監督
児玉宜久
◇音楽
川井憲次
◇主題歌
今井美樹『Blue Rain』(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken19/
☆Twitter
 https://twitter.com/kasouken_women

 

 


♬~

(岩谷 雅)じゃあ
本堂をまた 俺と久野さんで。

(久野幸子)あっ
私 たまには 外の掃除がいいな。

ああ…
じゃあ 本堂は俺と八乙女さん。

(八乙女アキ)はーい。

(岩谷)書院を志村さん。
(志村裕子)はい。

(岩谷)三門を水原さんと久野さん。

はい。

(岩谷)じゃあ 取りかかるよ!
(一同)はい。

(水原 洋)でも 掃除やったら

外よりも
中のほうがええんとちゃうか?

それが最近 かがんでの拭き掃除が
つらくって…。

(アキ)キャ~!
(岩谷)うわ~!

(岩谷)住職! 住職!
(水原)どないした?

(岩谷)どないなってんねん!

(裕子)死んではるの?
(アキ)わからへん!

わからへんけど
頭から血ぃ出してて…!

(裕子)救急車! 救急車 呼んで!

(パトカーのサイレン)

(土門 薫)ああ。
ホトケさんは こっちだ。

(橋口呂太)お寺にホトケさんって
紛らわしいね。

(蒲原勇樹)来てくれ。
調べてほしい物があるんだ。

♬~

和田淳雄 嵐徳寺の住職だ。

(榊 マリコ)嵐徳寺?

ここは 静嵐寺っていうお寺よね?

ここは
去年 住職が亡くなっている。

後継者がいなかったようで
今は誰も住んでいない。

その住職の師匠が被害者だ。

この頭の傷が致命傷かもしれない。

そこに血液が付着している。

わかった。 採取しておく。

あと これを見て。

擦過傷がある。

この数珠をしていたのかも。

犯人と もみ合ったりして
ちぎれたのかもしれんな。

犯人…。

硬直状態から見て 死後1時間から
2時間ってところだけど…。

つまり
午前7時から8時に殺された。

さっきから殺されたって
決めつけてるけど なんで?

えっ?

ああ… ちょっと来てくれるか。

(蒲原)土門さん やはり
ここの鍵が壊されていました。

(呂太)ねえ 見て この鍵
超古いタイプ。

だから こんなに力ずくで
壊せちゃったんだよ。

泥棒は
やはり ここから入ったのか。

泥棒?
うん。

(カメラのシャッター音)

ここにあった仏像が
なくなっていたらしい。

(蒲原)これです。

(呂太)『聖観音菩薩像』。

(蒲原)室町時代の仏師
快玄による作で

京都市指定文化財です。

だから 鍵付きの場所に?

(呂太)だったら
鍵 最新のにすればいいのに。

ほら ここも壊されちゃってる。

これ以外の仏は 無事だった。

つまり 犯人は
文化財を狙って盗んだんだ。

その時 たまたま
師匠の住職が来ていて

犯人と
鉢合わせしちゃったんでしょうね。

お寺で 強盗殺人…。

♬~

(風丘早月)見て。

深い傷… 致命傷ですか?

それは 今から調べるけど…。

それより 血を洗ったら
こっちのほう 気にならない?

ええ。 なんの傷でしょう?

(シャッター音)

♬~

♬~

(ノック)

(宇佐見裕也)はい。 どうぞ。
(涌田亜美)失礼します。

お願いします。
ああ はい。

♬~

♬~

♬~

では 皆さんは このお寺の
檀家さんという事ですか?

(岩谷)檀家いうても

この寺の墓地を
使うてるだけですけど。

今日のように
時々 掃除に来るんですか?

(水原)まあ 空き寺ですさかい
誰かがせにゃいかんですから。

あっ そうですか。

皆さんは
ここにあった仏像を見た事は?

俺はないな。

俺もない。
私も。

あっ 私らはあるよ。
2~3年くらい前かな?

うん。 記念開帳の時に。

記念開帳…。
つまり たまにしか公開しない。

確か 5年に一度やったはずです。

ほう。

ちなみに 皆さんは
ここの鍵は持ってないですよね?

(水原)その鍵 持ってるんは
今は 嵐徳寺の住職だけやわ。

殺された住職だけが…。

でも 皆さんは
ここに入る鍵は持ってますよね?

本堂の鍵を持ってるのは
3人だけです。

3人。

えっと…。

なるほど。

殺された和田淳雄さんも
ここの鍵を所持していましたが

彼は よく こちらに…。

あの…。

淳雄和尚は
本当に殺されたんですか?

警察では その可能性が高いと
考えています。

そうですか…。

何か 気になる事でも?

いえ…!

それで 淳雄和尚は
よくこちらに来ていたんですか?

まさか。 よく来てくれてたら
どんだけ ありがたかったか。

そやそや。

淳雄さんが ここに来てはったんは
法事がある時くらいやったわ。

では 今日は
ここで法事の予定だった?

いや そんな予定
なかったはずやけど…。

(裕子)そやねえ…。

(アキ)ああ そや!

刑事さんも これ どうぞ。

「断食の会」?
ここでやってるんですか?

(アキ)ええ。
ふた月に1回くらいやけど。

まあ 人の出入りがないと
寺が傷むさかい

苦肉の策ですわ。

(裕子)八乙女さん
ファスティングの資格 持ってるんで。

ファスティング

断食の事。 2泊3日で
固形物の飲食は一切なし。

(アキの声)あとは
ここで みんなでヨガをしたり

呼吸法の勉強をしたりします。

刑事さんも どうです?

ええ…。

♬~

(ノック)

所長
現場にあったゲソ痕の鑑定は?

(日野和正)もう大変だったよ。

はい。 その大変の結果が これ。

(蒲原)勝手口から
土足のまま 本堂に入って

庭へ逃げてる。

これが 犯人のゲソ痕ですね?
(日野)だろうね。

で そのゲソ痕だけ
わずかに血液が付着してた。

鑑定の結果 被害者の血液でした。

(亜美)
じゃあ やっぱり 犯人のゲソ痕。

うん。 調べたら この靴だったよ。

量産品だから 流通経路から
犯人を割り出すのは難しいね。

容疑者の靴があれば
照合できるけど。

まいど!
(日野)あっ いらっしゃい!

あれ? 他のメンズは?

宇佐見さんと呂太くんは
鑑定中です。

では 解剖鑑定書。
ありがとうございます。

そして 本日のスペシャリテ

夏といえば…!

(走ってくる音)
水ようかん!

やった~! 何? これ 何~?

うわあ おいしそう!
(亜美)いつの間におった…?

やはり
これが致命傷だったんですね。

(早月)そう。
それね…。

これと一致したよ。

この血痕も 被害者の血液でした。

じゃあ そこに ここを打ちつけて
死亡した。

だとすると この傷は?

(呂太)あっ これね
データベースにあったよ。

ジャーン!

電源プラグ?

うん やってみるね。

やってみるって?

痛い! 痛い 痛い 痛い!

痛い 痛い 痛い 痛い! 痛い!

ほら 見て。
あのお坊さんの傷と同じでしょ?

(蒲原)本当だ。 同じだ。

なんで 僕の頭 使うんだよ。
自分の頭ですればいいでしょ!

だって お坊さん的な頭のほうが
わかりやすいと思って…。

お坊さん的な頭とか うるさいよ。

でも どうして
被害者の頭に この傷が?

お坊さんが倒れた場所に
電源プラグがあったとか?

いいえ ご遺体の近くに
電化製品はなかった。

(宇佐見)被害者の指輪から
採取された これですが…。

あっ…。
(早月)まいど。

鑑定の結果 緑色に染色された
ナイロンでした。

通常のナイロンの
7倍以上の強度を持つナイロン。

ええ。 アウトドアや軍事用の
服やカバンに使われます。

あっ そういえば これも
アウトドア用の靴だったね。

(蒲原)犯人の靴。

じゃあ
それも犯人の遺留品ですか?

一応 国内で販売されている
その手の製品で…。

(宇佐見)
この色の商品を集めてみました。

犯人の顔 わかってないのよね?

(亜美)ええ。 あのお寺には
防犯カメラがなくて…。

犯人の靴も量産品で追えないよ。

じゃあ これを
防犯カメラで捜しましょう!

防犯カメラ条件認証で。

♬~

すぐに 死亡推定時刻の
現場周辺のカメラを調べます!

じゃあ この墓地は
更地になる予定だったんですか?

(吉村健人)だって ここの住職
後継ぎがおらんかったでしょ。

(吉村紀子)それで もし
空き寺になってしまったら

お墓も引っ越すしかないって
言われてたんです。

引っ越すって どこへ?

ここの師匠のお寺さん
なんていったかな…。

(吉村)なんやったっけ?
嵐徳寺。

そう。 でも
そうすると お墓が遠くなるて

嵐徳寺の住職と檀家ファイブが

えらい もめはって。
ねえ。

檀家ファイブ?

うるさ型の檀家が5人いて
そう呼ばれてるんですわ。

檀家ファイブって もしかして…。

(紀子)ああ そうそう この人たち。

つまり この5人は
被害者と確執があった…。

♬~

これらの商品で
条件認証をかけたんですが

現場近くと最寄り駅の防犯カメラでは
ヒットしませんでした。

ただ…。
(キーを打つ音)

渡月橋の近くの嵐山ふれあい公園。

ここの防犯カメラに

これがヒットしました。

緑のリュック。

(宇佐見)あっ…。

この商品ですね。

でも
これじゃ 顔 全然わかんないね。

解像度も悪いし。

古いカメラだと
これが精いっぱいなの。

ねえ 被害者の死亡推定時刻は
今朝の7時から8時なんだけど

この時間…。

(宇佐見)午後1時近く…。

つまり 4時間半以上あと…。

現場の静嵐寺から
嵐山ふれあい公園まで

徒歩でも
30分かからないはずです。

今のが犯人だとしたら

現場近くに4時間以上もいるのは
不自然ですね。

(亜美)じゃあ やっぱり
犯人じゃないんですかねえ…。

(亜美)ああーっ!
(3人)ん?

忘れてた! 所長に 嵐山に
行ってもらってたんだった!

うわっ びっくり!
あっ 日野所長?

「おーい 亜美くん!」

「緑のリュック男が
映ってた場所に

犯人の靴と合致するゲソ痕
あったよ!」

じゃあ やっぱり あの男が犯人!

所長! すごいです!

「ハハハ! でしょ? いや 僕もね

まさか 本当に犯人のゲソ痕が
あるとは思ってなかったよ」

そんな事より 早くゲソ痕の微物を
持って帰ってきてください。

鑑定します!

「いや まあ いいけど…
なんかムカつく!」

「すぐ鑑識に届けさせます」

ありがとう 蒲原さん!

宇佐見さん
鑑定の準備をお願いします。

ああ… はい。

うーん… 僕にも
ひと言のお礼もないのかな もう。

(宇佐見)鑑定の結果
嵐山ふれあい公園で見つかった

犯人のゲソ痕から
こんな成分が出ました。

川の砂でしょうか?
ええ。

「川の砂?」

あとは これは
醤油 砂糖 片栗粉ね。

ん? なんか おいしそうだなあ。

オビスギ… 杉の一種ですよね。

ええ。 オビスギの繊維が
検出されました。

わかった!

犯人は
何か おいしいものを食べながら

オビスギが生えてる川岸を
歩いた!

それはない。
えっ…?

確か オビスギは…。

(キーボードを打つ音)

ほら 宮崎県を中心に育てられてて
嵐山には自生してない。

育てられてるって
木材として使われるって事?

うーん…。

「軽量で強度が高い一方
吸水性に乏しいため

造船用として使われることがある」
だそうです。

ふーん。
(日野)「あっ!」

保津川下り!」
「なんの話ですか?」

「ほら この近くで
保津川下り やってるでしょ」

そうか! 川下りの船!

川の砂とオビスギ!

「その船に 別の船が
イカ焼き 売りに来るんだけど

そのイカ焼き船で…」

「みたらし団子 売ってた!」

(呂太)うわ~ どっちも食べたい!

みたらし団子!
砂糖と醤油と片栗粉!

(宇佐見)ああ… マリコさん!

どうか お願いします!

犯人は 嵐山の この防犯カメラに
映る前に

川下りをした可能性があるんです。

だから この時間から逆算して

川下りした可能性の高い船を
鑑定したいんです。

いやあ… そやけど
今は夏休みの行楽シーズンで

全ての船に予約が入ってて
休ませる事ができへんのですわ。

マリコさん やはり
ちゃんと令状を取ってから…。

時間と共にゲソ痕は消える。

多くの人が
船を乗り降りしてるなら

なおさら 時間との勝負なの。

とにかく
川下りの船は止められまへん。

大丈夫です。 私たち
川を下りながら鑑定できます。

私たち?

ちょっと すいません。

ありがとうございました。

♬~

ちょっと すいません。

ありがとうございました。

♬~

(日野)ありがとうございます。
はい ちょっと すいません。

♬~

ちょっと すいません。
足 上げてください。

あっ ありがとうございます。

すいません
ちょっと 足 上げて…。

これも違うな…。

もう これ
科捜研の仕事じゃないよ…。

♬~

(シャッター音)

(アラーム音)

♬~

所長 ありました。

あっ! ごめんなさい。

♬~

(店員)ありがとうございます。

はい ありがとうございます。

(宇佐見)マリコさん!
マリコさん!

マリコさん!

マリコさん!
宇佐見さん お願いします。

すぐ戻って 鑑定します。

♬~

(セミの声)

(和田芽衣子)いくら うちの人が
静嵐寺さんの師匠でも

うちの人も ここで本来のお勤めも
ありますし

なかなか 静嵐寺さんまでは
行けないんです。

あっ どうも。

しかし 奥さん ご住職は
今朝 行かれたわけですよね?

電話がかかってくるんです。

「たまには 静嵐寺の仏様に
お経くらいあげてください」って。

電話?

うちの人
その電話がある度に仕方なく…。

でも そのせいで

泥棒と鉢合わせするなんて
ひどい…!

その電話は
静嵐寺の檀家さんからですか?

ええ。 いつも同じ人。

名前は えっと…。

でも 女の人です。

檀家の 女…。

ねえ 所長 遅いね。

マリコさんたち
もう帰ってきてるのに。

うん 所長は 川下りの会社に
お礼とか おわびに行ってて…。

…って 何を食っておる?

あっ これ? 保津川下りの
イカ焼き船のお団子。

(宇佐見)そのお団子のタレ

嵐山ふれあい公園と川下り船から
出たゲソ痕に付着していた

醤油 砂糖 片栗粉と一致したよ。

じゃあ やっぱり 犯人は
仏像をとったあとに

保津川下りをしたって事ですか?

うーん 確かに そこは気になるね。
ああ 防犯カメラは?

あっ 船の乗り場に
防犯カメラがなかったんで

近くのカメラを調べたんですけど
ヒットしませんでした。

(宇佐見)うーん… じゃあ
あとはマリコさん頼みか。

(呂太)マリコさん
なんの鑑定してるの?

ああ 船から出たゲソ痕には
動物の毛が付着していたんだ。

えっ? 動物の毛って
なんの動物?

宇佐見さん
鑑定の結果 馬の毛でした。

あっ! 私… 馬 見た。

えっ? どこで?

防犯カメラ 捜しに行った時に
トロッコ亀岡駅で!

トロッコ列車が出てる?

そこに馬車がいました!

(日野)ああ その馬車ね。

船乗り場へ行く馬車もあるんだよ。

(ため息)

川下りの船乗り場へ行く馬車…。
(指を鳴らす音)

(宇佐見)
ああ 所長 お疲れさまです。

お疲れどこじゃないよ もう…。

川下りしながら
ゲソ痕 捜すなんて

もうね 明日は間違いなく筋肉痛。
(呂太)フフッ…。

(ドアの開く音)

所長! 今度は馬車です。

着替えるの 早っ!

さあ… さあ 行きましょう!
行きましょう!

(宇佐見)ああ… ああっ…。

(呂太)いってらっしゃ~い。

どうか お願いします。

犯人は 川下りする前に 馬車に
乗ったかもしれないんです。

犯人が川下りをした時間から
逆算して

乗った可能性が高い馬車を
鑑定したいんです。

そやから 今は夏休みで
全ての馬車がフル稼働。

休ませる事はできひんのです。

せやし これ以上
無理な事 言わんといてください。

同じような光景
最近見た気がする。

ええ…。

時間と共にゲソ痕は消えます。

多くの人が
馬車を乗り降りしてるなら

なおさら 時間との勝負なんです!

とにかく
馬車は一台も止められません!

大丈夫です。 私たち
馬車で走りながら鑑定できます。

言うと思った…。

♬~

ちょっと すいません。

ああ…
ああ どうも どうも すいません。

♬~

すいません。

♬~

ん?

あった!

♬~

(シャッター音)

(アラーム音)
(日野)あっ 一致した。

♬~

あっ マリコくん
犯人のゲソ痕 出たよ。

(刑事)被害者は 時々 静嵐寺で
朝勤行をしてたらしいですな。

えっ?
アサゴンギョウ?

朝 仏様に読経したり
拝んだりするやつ。

ああ!

えっ?
淳雄さん そんな事してたん?

知らなかったんですか?

いや 知らんかった。 ねえ?
私も。

(刑事)久野さん あなたは?

知りませんでした。

なんや 言うてくれはったら
よかったのに 淳雄さん。 ねえ?

「ホンマ そこまで
してくれてはったやなんて…」

「ねえ?」

「ええ… そうですね…」

ご住職を電話で呼び出した
女の声はありますか?

あの人です。
あの奥のショートカットの。

刑事さん あの人が主人を?

(刑事)「何か変わったところは
ありませんでした?」

♬~

馬車で見つかった
犯人のゲソ痕の微物から

特徴的な鉄粉が検出されました。

高炭素鋼…。

(宇佐見)それも
熱処理が加えられた鋼です。

うーん でも
刃物で使われる鋼ほど硬くないね。

その鉄粉には
特徴的な油が付着していて

鑑定の結果 列車の車軸油でした。

(呂太)
じゃあ この鋼の粉は線路だ!

線路…。

馬車の乗り場に近い駅は?

あっ はい。
(キーを打つ音)

馬堀駅

でも 一番近いのは
トロッコ亀岡駅

(蒲原)犯人は 馬車に乗る前に
ロッコにも乗ってたんですか?

えっ? いや でもさ

この
トロッコ亀岡駅の防犯カメラに

この 緑のリュック男は
映ってなかったんだよね?

ええ。
でも 駅にカメラが少なくて…。

つまり
映らない死角も多いって事ね。

えっ? でもさ 仏像盗んだあとに
ロッコ乗ったりする?

所長!
(指を鳴らす音)

いや だってさ それじゃ まるで
観光してるみたいじゃないか。

ええ! 私も現場で
鑑定すべきだと思います!

いや 「私も」って 僕は そんな事
ひと言も言ってないけど…。

蒲原さん!

蒲原さんは 馬堀駅へ来る列車を
調べてください!

電車で犯人のゲソ痕を捜せ
って事ですか?

犯人が馬車に乗った時間から
逆算すれば

その前に乗った可能性が高い
列車が わかるはずです。

いや そんな電車
きっと何本もありますよ。

そうね。
鑑識員を総動員しないとね。

いや… そ…。

藤倉部長に聞いてみないと…。

えっ… えっ!? ちょっ…。

私たちは
同じ作業をトロッコでします!

出た 「私たち」!
嫌な予感しかしない…。

みんな 鑑定の準備して待ってて!

(亜美)はい。

所長 支度を。

やっぱり? また…。

♬~

ご協力ありがとうございました。

すいません
ちょっと 足元 失礼します。

あっ そのまま…。

♬~

(日野)すいません ちょっと…。
あっ すいません。

座ってていいから。
大丈夫 大丈夫 大丈夫… はい。

♬~

♬~

(シャッター音)

(アラーム音)

では 認めるんですね?

はい。

嵐徳寺に
時々 電話してました。

被害者に
朝勤行をしてもらうために?

でも それは…

私たちが檀家をしている静嵐寺を
絶やしたくなかったから…。

だって 水原さんは…。

この墓地を守りたいんですよ。

(幸子の声)淳雄和尚と掛け合って

墓地を 私たちの
共同管理にしてくれたし

岩谷さんは 率先して
お寺を掃除してくれるし

八乙女さんは
お寺が傷まないように

定期的に
断食の会を開いてくれるし

だったら 私も
なんかしなきゃと思って…。

それで 今朝も
嵐徳寺に電話をした。

でも そのせいで

ご住職が 泥棒と鉢合わせして
殺されたって聞いて

私 もう どうしたらいいのか…。

(泣き声)

(いびき)
やめて…。

鑑定の結果
ロッコで見つかったゲソ痕から

わずかに血液が検出された。

鑑定の結果
その血液 被害者のものだった。

あっ! じゃあ このゲソ痕は
犯人のもので間違いないね。

付着物から見て
船や馬車に乗る前のゲソ痕だね。

(亜美)いました!

犯人がいました!
(宇佐見)えっ…?

ロッコの各駅にある
防犯カメラを調べてたら

トロッコ嵯峨駅
条件認証がヒットしました。

今までの緑のリュックと
同じ物です。

(呂太)
すごい! 今度は顔もわかる!

これが犯人の顔…。

犯人は嵐山の静嵐寺で仏像を盗み

トロッコ嵯峨駅から
トロッコ列車に乗り

トロッコ亀岡駅で馬車に乗り換え

保津川下りの船乗り場まで行き
船に乗り

嵐山の船着き場まで行った。

そして 嵐山ふれあい公園で
防犯カメラに映っている。

おい 本当か? これ。

防犯カメラと犯人のゲソ痕と
その微物が証明してる。

犯人は強盗殺人をしたあと
ほぼ観光してるじゃないか。

そうだけど…。
うん…。

なぜ 犯人は すぐに逃げないで
嵐山と亀岡を往復していたんだ?

例えば 嵐山から亀岡へ行く間に
盗んだ仏像を誰かに渡した。

仏像の取引をするために

ロッコと船と馬車を
使うっていうのはな…。

車を使ったほうが
ずっと効率的だ。

そうよね。

これは どう見ても
京都観光のルートよね。

京都観光… 仏像の取引…。

京都…。

もしかしたら 犯人は 本当に
京都観光をしたのかもしれんな。

どういう事!?

あの仏像は文化財だ。
ええ。

観光ルートを使って
文化財を運ぶと

犯人にとって
1つだけメリットがある。

犯人にとってのメリット…?

あっ…!
うん。

旅行会社などのツアーの

特に船の税関検査なんかは
どうしても緩くなる。

犯人は それを利用して
文化財を海外に持ち出すつもり?

あっ 俺だ。
至急 海外渡航保津川下りが

セットになっているツアーを
探してくれ。

(蒲原)土門さん
該当するツアーがありました!

博多 舞鶴 釜山を回る
クルーズ船の旅で

被害者が殺される前の日に
舞鶴港に着いています。

その日は京都市内に宿泊。

次の日は 10種類のコースから
好きな観光ルートを選べるのか。

はい。 で その中の1つが
ロッコと馬車と保津川下り。

朝9時に 嵐山の
トロッコ嵯峨駅から出発です。

嵐山の寺で仏像を盗んでから
参加できるな。

はい。
犯人は仏像を釜山へ運ぶつもりか。

急ぎましょう。 このクルーズ船

もうすぐ舞鶴港を出ちゃいます。
うん。

(荒い息)

もう 全身筋肉痛…。

やっと出勤してきたよ!

わかった。
私たちも すぐ舞鶴に行く!

所長 すぐ支度を。

(宇佐見)えっ…
舞鶴に行くって言いました?

ええ。 犯人の着衣や靴に
まだ血痕が残ってたら

現場で すぐ鑑定しないと
海外に逃げられちゃう。

(日野)話が見えないけど 今
私たちが行くって言った?

はい。 私と所長で。
また 僕…!?

現場に仏像があったら
すぐ鑑定しないと。

鑑定道具は持ちましたね?
持ちました。

いやいや いやいや…!
はい 行きましょう。

(日野)ちょ… いや もう…!
ちょっと…!

もう 体ボロボロなんだよ。
助けて!

っていうか なんで 君
こんなに力 強いんだ!?

所長が必要なんです!

(日野)ありがとう。
いや そうじゃなくてさ…。

えー…
私たちは どうしましょう?

じゃあ… 宇佐見さんのお茶で
おやつにでもする?

いや この犯人の映像から
身長を割り出したり

ほくろや傷などの特徴を
洗い出したりして

現場捜査に役立つ情報を
できるだけ蓄えておこう。

はい!
うん うん。

(サイレン)

ツアー会社に
犯人の顔を調べてもらった。

結果 該当者が
ツアーに参加していた。

大阪市在住の杉崎恭一 51歳。

保津川下りのコースにも
参加していた。

で 気になるのは…。

京都駅近くの家電量販店?

家電量販店もコースに入っていて

ツアー客が爆買いした家電も
クルーズ船に積まれたらしい。

確かに気になるわね。
とにかく すぐ行く。

マリコくん 行くなら行こう。
急ぐんでしょ?

呂太くん?

これから言う物を持って
すぐに来て。

「どこに?」って
決まってるでしょ。

一緒に行くのよ 舞鶴に。

(汽笛)

♬~

杉崎恭一だな?

(杉崎恭一)えっ…?
京都府警です。

(係員)杉崎様のお荷物は
こちらで全部です。

ああ…。

緑のリュックはありません。

おい。 このリュックは どうした?

(杉崎)ええ…? あっ!

えっ… 違う!?

違うって 何が?

違うって 何が?

トロッコ嵯峨駅のカメラに
映ってた男です。

これまでに
防犯カメラに映ってた男と

別人の可能性があります。

ああ…。

身長は ほぼ同じなんですが

着ているシャツやズボンの色が
若干違います。

デザインも。

そんな…。 わかった。

どうしたの?

(携帯電話の着信音)

土門さん…!

もしもし?

杉崎恭一の持ち物に
例の仏像はなかった。

何!? 違ってた…?

ごめん 土門さん!

でも なんで その人は
緑のリュックを持ってたの?

トロッコ嵯峨駅

「靴ひもを結んでる間
ちょっと持っててくれ」と

言われただけだと言っている。

言われたって 誰に!?

同じツアーの客らしいが
ほんの少しの間だったために

顔は覚えていないらしい。

同じツアー? つまり
ロッコと馬車と保津川下り。

だろうな。

土門さん お願いがある。

旅行が台無しだ!
一体どうなってるんだよ!?

なんとかしてくださいよ!
ですから…

ですから 皆さんに
ご協力をお願いしています。

冗談じゃねえよ!
今さら 荷物をほどくなんて…。

(係員)いい加減にしてください。
もう積みますよ。

(蒲原)いや だから
もう少し待ってください。

もう少し もう少しって
あと何分ですか?

あと何分ありますか!?

榊!
(蒲原)マリコさん!

出港まで あと何分?

(係員)もう10分切りました。

そこを延ばして
あと何分です?

延ばせて… 5分です。

つまり 残り15分。
呂太くん!

(呂太)準備オッケー!

携帯型後方散乱X線装置!

なんだ? それは。

説明はなし! すぐやるわよ。
ラジャー!

(操作音)

♬~

♬~

(操作音)

♬~

(操作音)

日野所長 これ。

うん。 可能性 高いかも。

土門さん この荷物。

この荷物 誰のですか?

この家電を買ったのは
誰ですか?

(係員)あの 急いでください。
もう時間が…。

では 持ち主のいない不審物として
開けますよ。

♬~

(蒲原)あった! 盗まれた仏像!

…かどうかは 所長。

オーケー。
同じ物かどうか鑑定する。

呂太くん ライトを。
オッケー!

♬~

土門さん 血液反応。

この家電の持ち主が
この中にいるはずだ。

早く名乗り出ないと
船が出ますよ。

土門さん いくつか指紋もある。

よし! じゃあ
1人ずつ 指紋照合するか。

そんな事 強制できんのかよ!?

(日野)できるよ。

作者の銘の筆跡鑑定の結果

この仏像は
盗まれた文化財に間違いない。

(蒲原)それなら 強制的に
指紋を採取できる令状は

簡単に取れますよ。

では まず… あなたの指紋から。

フッ… なんで俺なんだよ?

あんた きっと
なんらかの方法で

あの寺に文化財がある事を知った。

だが その文化財
見えない場所に保管されていた。

その場所を探るために
あんたは これに参加した。

(アキ)お尻 しっかりつけてね。
お兄さん 全然伸びてないですよ。

イテテテテ…!

あっ…!

(ドラの音)

出港5分前!

皆様 お荷物をお持ちになって
急いでご乗船ください。

(ドラの音)

あんたには残ってもらうぞ。

指紋照合 ここで すぐできるけど
どうする?

この電源プラグの血痕も

殺されたご住職のものかどうか
鑑定すれば わかります。

(男性)
すいません… よろしいですか?

(蒲原)あっ…。

(日野)ああっ! この靴
犯人が履いてた靴と同じだ!

犯人のゲソ痕と照合してみる?

♬~

ああ…。

(すすり泣き)

♬~

奴は 古い神社や寺で開かれる
記念開帳などのイベントで

高価な仏像などの美術品に
当たりをつけ

観光ツアーを使って
海外に持ち出していたらしい。

それを 今回は
あの寺でやったんだ。

(和田淳雄)おい! 何をしてる!?
うわーっ!

(走り去る音)

ううっ…! コラ 待てーっ!

(和田)ああっ…!

♬~

(衝撃音)

うう…。

♬~

ロッコと馬車と保津川下りの
ツアーを使ったのは

あの寺の近くから
出発するコースだったかららしい。

鑑定中に知ったんだけど

そのコース
夏休みの人気ツアーなんだって。

うん。 じゃあ お前も少しは
観光気分を味わったか?

何言ってるの!
そんな余裕なかったわよ!

ハハ… すまん すまん。
そりゃそうだ。

ウフフフフ…。

「赤い宝石」…?
(蒲原)被害者は大阪の宝石店で

警備スタッフとして
働いていました。

「赤い宝石」を
警察の手に渡さないために

真実を隠している…?

(春田光彦)
刺される直前に匂いが…。

その匂いを元に
脳指紋検査をさせてください!