ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

偽装不倫 第4話 杏、宮沢氷魚、瀬戸利樹、MEGUMI、田中道子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『偽装不倫#04』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 鐘子
  2. 賢治
  3. 葉子
  4. 大丈夫
  5. 八神
  6. 伴野
  7. 仕事
  8. 旦那
  9. 一之瀬
  10. 旅行
  11. お義兄さん
  12. トレーナー
  13. 恵梨香
  14. フフ
  15. 花巻
  16. 銀河鉄道
  17. 指輪
  18. 丈君
  19. 灯里
  20. 日本

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『偽装不倫#04』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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偽装不倫#04[解][字][デ]

東村アキコ原作、大人のピュアラブコメディ!つい“既婚者”だとついた嘘から始まった恋が急展開!いまだ謎が多い丈が、鐘子に“不倫”を持ちかけた理由がついに明らかに!

詳細情報
出演者
杏、宮沢氷魚瀬戸利樹、MEGUMI、田中道子、夏子、伊沢弘、朝加真由美谷原章介仲間由紀恵
迫田孝也
番組内容
丈(宮沢氷魚)の部屋から朝帰りした鐘子(杏)は、週末に約束した岩手旅行を心待ちにする。仕事中も丈とのメールに浮かれるものの、突然返事が途絶え不安を覚える鐘子。だが、そのころ丈は意外な場所にいた…。一方、風太瀬戸利樹)との不倫のために嘘を重ねる葉子(仲間由紀恵)に、賢治(谷原章介)は少しずつ違和感を抱き始めていた…。そして、岩手旅行当日。丈が待つ東京駅へと向かった鐘子に、想定外のトラブルが!
監督・演出
【演出】南雲聖一
原作・脚本
【原作】「偽装不倫」東村アキコ(YLAB JAPAN)
【脚本】衛藤凛
音楽
【音楽】菅野祐悟
【主題歌】「us」milet(Sony Music Labels)
制作
【プロデューサー】加藤正俊、森雅弘、岡田和則(光和インターナショナル)、武井哲(光和インターナショナル)
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】光和インターナショナル

 

 


(濱 鐘子) これ お姉ちゃんの
結婚指輪じゃん。

指輪が この下…。

(伴野 丈) これですか?

どっち?

左… です。

《何で 今 嘘ついた~!?》

僕と不倫しましょうよ。

旦那さんの写真 見たいな。

この人よ。

(吉沢葉子) 鐘子 今日
急病になってくれない?

今夜 お義兄さんと
結婚記念日のディナーでしょ?

ディナーを食べ終わった後
病院に行きたいのよ。

不倫はしてるけど
賢治と別れる気はないのよ。

嘘ついてるって罪悪感はないの?

鐘子だって
嘘ついたことあるでしょ?

《お姉ちゃんは
ものすごく自分に正直だ》

《それに比べて 私は…》

《会って 本当のことを言おう》

《「私は
結婚なんてしてない」って》

僕と旅に出よう。

2人で 銀河鉄道に乗りたい。

うん 行く。

でも…
旦那さんには何て言うの?

それは… まぁ…。

私 嘘つくのうまいから 大丈夫。

《嘘をついたまま

また流されてしまう》

《あなたを好きになるほど

嘘を重ねてしまう》

(鳥の鳴き声)

朝帰りしちゃった…。

(メッセージの受信音)

(葉子の声) 「鐘子おはよう」。

「私 今日は
このまま会社行くから」。

お姉ちゃん… ひと晩中
あの子に付き添ってたんだ。

(葉子の声) 「賢治に

なんか突っ込まれたらよろしく」。

「よろしく」って…。

ハァ…。

ただいま…。

(濱みき子)
鐘子! 昨夜 大丈夫だったの?

えっ?
(みき子)賢治さんから聞いたわよ。

(みき子) 鐘子が急性胃腸炎
救急病院に行ったって。

あぁ… 全然 平気
っていうか何ともなかったし。

は?
あっ いや…。

(吉沢賢治)
おはようございま~す。

鐘子ちゃん!

(賢治) 体調 もういいの?
あっ! え~っと… うん。

あっ いや… 昨日は すっご~く
つらくて大変だったけど

点滴したら けろって治っちゃって
ほら

お姉ちゃんも ひと晩中いてくれて
心強かったし。

そう。

せっかくの結婚記念日に
ごめんね。

そんなこと気にしないで。

うん… ありがとう。

じゃ。

葉子は…。
《来た!》

はい~?
病院から直接 会社に行くって

メール来てたけど
何で一緒に帰って来なかったの?

あっ! そうなんだよね~。

そ 早朝ミーティングが
あるとか何とか…。

ふ~ん…。

《あぁ… お義兄さん ごめん》

そういえば 鐘子
子供の頃にも ほら

お腹 こわしたこと
あったじゃないの。

缶詰には賞味期限がないとか
言っちゃって

勝手に食べちゃってねぇ。
(濱 幸一) あぁ あった あった。

(賢治) へぇ~。
あれ 何の缶詰だったかしらね?

(幸一)
あれだよ あれ… なぁ 賢治君。

(賢治) えっ?
(みき子) 鐘子!

ん?
(みき子) ごはん 食べるでしょ?

あっ いや…
ごはんは いいから。

お姉ちゃんのバカ!

連絡先 交換しちゃった…。

《うれしい
やっと丈とつながれた》

《これで
いつでも彼に連絡できる》

《あの時 思い切って
会いに行ってよかった》

窓が開く音

《まぁ… 結局 結婚してるって
嘘ついたままなわけだが》

まだ連絡 来るわけないか。

こっちから してみよっかなぁ。

いいよね?
そのために教えてくれたんだし。

(伴野の声)
「鐘子さん、もう家についた?」。

《来た~!》

(鐘子の声) 「ついたよ」。

(伴野の声) 「よかった」。

「今度の旅行 楽しみにしてる」。

「私も」… フフ。

「すごく楽しみにしてる」。

2回目の不倫旅行…。

いや 偽装不倫旅行か?

んふ…。

(伴野の声)
「岩手ってどんなところ?」。

(鐘子の声) 「うーん
とりあえず自然がいっぱいだよ」。

(社員) 濱さん!
はい!

発注書も急ぎでお願いできる?
はい。

(伴野の声)
「一日目はどこに行こうか」。

(鐘子の声) 「そうだなあ

まず7時に東京駅で待ち合わせ」。

「二人で岩手県花巻市に向かう」。

(伴野の声) 「OK」。

(鐘子の声) 「『花巻市
宮沢賢治生誕の地。

岩手県の名物わんこそば
発祥の地でもある』」。

「だって(笑)」。

(伴野の声) 「じゃあ
わんこそばも食べよう!」。

(鐘子の声) 「銀河鉄道
モデルにした SL銀河は

花巻駅から乗れるよ」。

(伴野の声) 「OK」。

(課長) ホントすいません…。

よし!

(伴野の声) 「二日目は
宮沢賢治記念館も行こう!」。

(鐘子の声) 「OK」。

大丈夫ですって!

ほっ! よいしょ~。

《あ~ 楽し~い!》

《まだ旅行前だけども

どこにも行かなくても
既に楽しい!》

《メールするだけで
こんなに楽しいもんなのか》

《全国の恋する皆さ~ん!》

《これがリア充ってやつ
ですか~?》

フフっ…。
(まさ子) 鐘子。

何か 悪いもんでも食べた?
ん? 別に~。

あっ そうだ。

「お弁当 作っていくね」。

(看護師) 伴野 丈さん。

(看護師) どうぞ。
はい。

(一之瀬) 伴野 丈さんですね。

はじめまして 一之瀬です。

スペインでガルシア先生に
診てもらっていたんですね。

いや 先生から
「丈のことをよろしく」って

連絡が来ましたよ。
先生も「丈」でいいですよ。

フフ… 丈君。

僕は 研修医時代に留学して
彼に教わってたんです。

そうなんですね。
日本にいる間のことは

僕に任せてください。
よろしくお願いします。

まずは こちらでも
詳しく検査してみましょう。

はい。

しかし…。

サイズが合う検査着があるかな?

アハハ…。
フフ…。

(課長) 山田さん!

ちょっと。
(まさ子) あっ はい。

ん?

返信がない…。


♬~


(八神の声)
「今日から練習再開!」。

(トレーナー) 前 前 前…!
(八神) シュ! シュシュシュ…!

(トレーナー) ほら 気合だよ気合!
(八神) はい!

(トレーナー) はい…!
シュシュシュ…!

(タイマーのアラーム)

ハァハァ…。

葉子さん! 来てくれたんだ。

近くで打ち合わせしてたから。

ケガ… もう大丈夫なの?
痛くない?

大丈夫だよ!

でも 無理したら…。

試合 近いんだし
休んでられないでしょ。

(トレーナー) 風太 始めるぞ。

(八神) あっ はい!

葉子さん
たまには中で見て行きなよ。

そばにいてくれたほうが
僕 やる気出るし。

ダメよ 仕事中だもの。
え~。

じゃあ 今度は休みの日に来て。

ねっ。

そうね。
ホントに!?

はいはい ほら もう戻って。

えっ… は~い。

ねぇ 葉子さん。

次の試合 もし僕が勝ったら…。

分かってる
焼き肉 おごってあげるから。

違うよ!

葉子さんに
何かプレゼントしたいんだ。

えっ?

僕… 葉子さんに いつも
してもらってばっかりだから。

いらないわよ 何も。

いいから 何か 考えといて!

あっ… でも

僕が買えそうなやつね。

フフ… じゃっ!

(看護師) 気分 悪くないですか?
大丈夫です。

(看護師)
もうすぐ終わりますからね。

(まさ子) 店長! ビール2つね。
(店長) はいよ。

(まさ子) あと 取りあえず…。

やっぱり返信ない…。

(まさ子) 鐘子 レバテキと
トンテキ どっちにする?

大丈夫?

最近 感情の起伏 激しくない?

あんなに
楽しく やりとりしてたのに

突然の既読無視…。

どうしよう
私 何か変なこと言ったかな?

まぁ いつも変だけど…。

ねぇ 誰とメールしてんの?

弁当か!
さすがに弁当はヤバかったか…。

まさ子~ どうしよう。

あ~!

丈! ジョー・バンノ!

ちょっと シ~!

2人で旅行!?
シ~!

えっ 何 何?

鐘子がカンパネルラで
丈がジョバンニ?

全然 意味分かんないんだけど。

だから 私たち2人の名前が
似てるんだよね。

銀河鉄道の夜』の2人に。

あ~…
ジョバンニとジョー・バンノ。

で カンパネルラって
イタリア語で「鐘」って意味なの。

ほら 鐘子の「しょう」って
「鐘」って書くでしょ。

えっ ねぇ すごい偶然!
どんな話なの? それ。

えっとね 2人の少年が
銀河鉄道に乗って旅をするの。

そこで 本当の幸せとは何か
考えるっていう…。

その銀河鉄道をモデルにした
SLが

岩手の花巻っていう所にあって…。

2人で乗ろうって。

いや~!
ねぇ! 急展開じゃん! もう。

「会わない」とか言ってたくせに~。

それは まぁ そうなんだけど…。

素直に言いなよ
運命 感じちゃったって。

彼に恋しちゃったって。

いや… 確かに
ときめいちゃったけど

恋しちゃったけど

でも何か…
本物じゃないっていうか。

彼は ただ 日本で流行ってる

不倫ってものが
してみたいだけで…。

私は彼に既婚者だって
嘘ついてるわけで…。

(まさ子) だからさ

嘘つかない恋愛なんて
ないんだよ。

(一之瀬) 検査 お疲れさまでした。

詳しい結果は後日になりますが…。
はい。

スペインで受けた診断通りで
間違いないと思います。

そうですか。
今後 どうすべきかは

検査の結果次第で
変わって来るので

来週 必ず来院してください。

はい。

丈君 日本にご家族は?

姉がいます。
そう…。

このこと お姉さんは知ってるの?

いえ…。

誰にも言うつもりは ありません。

ハァ~…。

よっしゃ!

今から丈に会いに行こう!
はい?

だって 彼のお姉さんがやってる
スペイン料理屋に行けば

会えるわけでしょ?
何で返事くれないのか

聞きに行くよ!

いやいやいや 無理無理…。
お会計!

既読無視されてるのに
押し掛けるなんて迷惑じゃん。

ただでさえ私

思い込みの激しそうな重めの女に
思われがちなんだから。

行くよ!
えっ。

ちょ 待って…。

ごちそうさまでした!
(店員) まいど!


(賢治) ただ今 戻りました。
あら 賢治さん おかえりなさい。

おかえり 賢治。

帰ってたんだ?
うん。

クライアントとの
打ち合わせが早く終わったから。

すぐに夕飯にするわね。

今日はね 葉子が賢治さんの好きな
肉じゃが作ったのよ。

結婚記念日のおわび?

(賢治) ふ~ん。
(みき子) ほら お父さん

そこ 新聞 片付けて。
あいよ。

別に葉子のせいじゃないのに。

それもそうね。

それにしても鐘子ちゃん

すっかり 体調良くなったみたいで
よかったね。

あ… うん
ホント大したことなかったのよ。

点滴したら
けろっと治っちゃって。

大したことないのに
ひと晩中 病院に?

そうなのよ お医者さんが

朝まで
安静にしてたほうがいいって。

念のため 私にも ついててほしい
って言われちゃって。

そっか。

しかし 結婚記念日に
妹が救急病院なんて…。

ハハ…。

あっ いや 笑っちゃいけないか。

いいのよ 笑って笑って。

(恵梨香)
ありがとうございました。

(伴野灯里) 丈なら いないわよ。
《ま… まずい》

《お姉さんも私が結婚してる
って思ってるんだった》

《人妻のくせに年下男のところに
いきなり押し掛けて

どういうつもり?って顔してる》

あの… 私 たまたま
そこを通り掛かっただけで。

そしたら パエリアが
食べたくなっちゃって。

じゃあ 丈さんに
電話してもらえません?

「あなたのカンパネルラが
店に来てるよ」って。

(灯里:恵梨香) は?

じゃ… いただきま~す。

おいし~い。

まさ子 早く早く…。

(まさ子)
う~ん! 確かに おいしい!

ビール 進むわ!

新メニューもあるけど 食べる?

(鐘子:まさ子) はい!

(恵梨香) あれ?

指輪してない。

ほら! 人妻なのに指輪してない!

《ヤッベェ~》

ちょ… どういうこと?

丈が持ってた結婚指輪って
あなたのよね?

はぁ…。

丈は あなたに指輪返したのよね?

はい。
なのに 何でしてないの?

結婚指輪って
ずっとするもんでしょ?

それは その えっと…。

大体 指輪 戻ったのに
丈に何の用?

何って… おたくのジョバンニが
返事くれないから!

はぁ?
ねぇ さっきから何言ってんの?

ちょ…。
(恵梨香) いらっしゃいませ。

(灯里) 丈!
(恵梨香) 丈さん!

鐘子さん?

うわっ 本物?

あぁ 本物のジョー・バンノ?

実在してる~。

えっ?

(客) すいませ~ん!
(恵梨香) はい。

ホントにイケメンじゃん。

半分 嘘かと思ってたよ。

(灯里) 丈。

あの人妻とは もう会わない
って言ってなかった?

なのに
いきなり うちに来るなんて。

大丈夫なの?

大丈夫って?
だから その…。

ちょっとヤバい系っていうかさ。
うぅ…。

思い込み激しめっていうか。
うぅ…。

重ためっていうか
ほら ストーカー的なさ。

もうダメだ まさ子 帰ろう。

えっ 何で?
まだ いっぱい残ってるけど。

じゃあ 急いで食べよう。

(ドアが開く音)
(外国語)

(恵梨香) いらっしゃいませ。

ほら 灯里
お客さん いっぱい来たよ。

(客) オラ。
ハ~イ。

(外国語の会話)

♪~ (手拍子)

♪~ (歓声)

あぁ 今日もお腹いっぱい。

ごめんね 灯里の料理
すごい量だから。

でも ホントに おいしいから
大丈夫。

僕 スペインから帰って来たのに
毎日 スペイン料理 食べてるよ。

そっか。

鐘子さん 来てくれてありがとう。

《そうだった》

《私 丈から返信もないまま
いきなり会いに来たんだった》

ま… まさ子がね

急に 丈に会ってみたいとか
言うもんだから。

《うぅ… まさ子 ごめん》

決して… 決して

返信がなかったから

気になったわけじゃ…。

来てくれて うれしいよ。

会いたかった 鐘子さん。

よく そんなこと
照れずに言えるね。

外国育ちの人って
みんな そうなのかな。

返信しなくて ごめんね。

ちょっと
仕事が立て込んでたんだ。

あ… そうなんだ。

仕事ね 仕事。

そっか 日本でも
カメラマンの仕事をしてるんだ。

すごいね。

風景専門って言ってたよね。

何か アーティストって感じ。

いやいや それだけじゃ
食べて行けないから

いろいろな仕事 引き受けてて。

ポートレートとか
ライブの撮影とか

その日限りの仕事も。

へぇ…。

旦那さんは?

ん?
どんな仕事してるの?

会社員だよ。

私と真逆で すごく
ちゃんとした企業のサラリーマン。

そう。

《フッ… 私も小芝居が
板について来たな》

旦那さんには悪いと思ってる?

えっ?

悪いよね 僕たち。

すごく悪いことしてるよね。

聞いてもいいかな?

何?

《今度は何だ!?》

旦那さんとは うまく行ってるの?

えっ? え~っと それは その…。

《ど… どっちだ?》

《この場合は
どっちが正解だ!?》

《「実は うまく行ってなくて
離婚寸前なの」

…なんて言ったら
重い女だって引かれちゃう?》

《でも 不倫しといて
旦那とラブラブってのも

無理があるよな》

鐘子さん?
《どっちだ?》

あ… あの…。

うまく行ってないっていうか
何ていうか その…。

夫婦って 結婚して3年もたてば

お互い
男と女じゃなくなるっていうか

家族になっちゃうっていうか。

あっ それに その…

前にも言ったけど
うちの旦那 仕事ばっかりで

全然 家にいないから。

そっか。

そう そう…。

じゃあ

ずっと 寂しかったんだね。

えっ?

寂しかった?

うん… そうだね。

《違うの》

《寂しいから
あなたといるんじゃ ない》

《あなたがステキだから》

《嘘をついてまで一緒にいたいと
思えるくらい ステキだから》

《あなたに
恋をしてしまったから

一緒にいたいの》

(八神の声) 「お腹空いた」。

「ムネ肉ばっか…」。

(葉子の声) 「今は我慢」。

(八神の声) 「焼肉食べたい。

米 食べたい。

カップラーメン食べたい。

あった!」。

(葉子の声) 「絶対ダメよ」。

(八神の声) 「食べちゃえ」。
えっ!

(賢治) 葉子~。

あっ… ん? 何?
俺 週末 出張だから。

あっ そうだ 大阪だっけ?

うん お土産 何がいい?

あっ たこ焼きサブレが
流行ってるって聞いたな。

じゃあ それで。
分かった。

葉子は 週末 何してるの?

そうねぇ 何しようかな。

たまには
家で ゆっくりしようかな。

ふ~ん。

(メッセージの受信音)

(八神の声)
「やっぱ寝る おやすみ」。

フッ…。

どうかした?
あ…。

うん 部下から 仕事のメール。

そっか。

ここで大丈夫。

そう。
うん。

旅行って…。

土曜日だよね。

お弁当 楽しみにしてる。

頑張るよ!

鐘子さん。
ん?

2人で銀河鉄道に乗ろう。

ジョバンニと
カンパネルラのように

2人で乗ろう。

うん。


フフ… よいしょ。

《私も丈となら 本当の幸せを
見つけられるかな》

(ドアが開く音)
鐘子~?

お… お姉ちゃん どうしたの?

この間 ありがとね。

助かったわ。

はい。

あっ… あぁ…。

い… いい。
何で?

もらっちゃダメな気がする。

ただでさえ
あんな優しい お義兄さんに

嘘ついて だまして
良心が痛んでるのに…。

いいから

その代わり 私もう

お義兄さんに嘘つくの
嫌だからね。

えっ? 鐘子 また旅行 行くの?

あっ… ま… まぁ。

今度は どこ?

あっ… えっと…。

岩手。
岩手?

花巻。
花巻?

あぁ おばあちゃん家のほうか。

何しに行くの?

何って…?
誰と?

「誰と?」って… 1人だよ!
いつもの おひとり様旅行。

もう… いいから。
ん? えっ…。

その1万円で お義兄さんに
ネクタイでも買いなよ。

おやすみ!
えっ? ちょっと…。

フゥ…。

♬~

♬~

(目覚まし時計のベル)

よし。

お弁当 楽しみにしてる

んふふ…。

よし!

よいしょ。

うわっ… 熱っ…!

うん…。

熱っつ… うわぁ!

よいしょ よいしょ。

何? これ。

う~ん… 茶色いな。

よいしょ。

出来た~!

よし。

おっ!

(賢治) あれ? 鐘子ちゃん。

お義兄さん…。

あらまぁ 2人そろって
その荷物 どうしたの?

僕は今から大阪出張です
鐘子ちゃんは また旅行?

うん… まぁ。
鐘子 花巻に行くんだって。

花巻?
病み上がりなのに。

そんなとこまで行って 大丈夫?
あぁ もう もう… バッチリ!

ちょうどよかった
これからタクシーで

東京駅まで行くとこなんだ
鐘子ちゃんも乗って行きなよ。

えっ。
賢治君 ナイスタイミング!

もう 優しいわねぇ~。
いやいや 大丈夫だから。

(賢治) 遠慮しないでよ。
遠慮とかじゃ…。

よし 行こう。
えっ。

えっ えっ…。

(賢治) いってきま~す。
えっ ちょっと…。

(みき子:幸一:葉子)
いってらっしゃ~い!

(灯里) 丈~ 朝ごはん食べる?

丈?

あれ? いない。

ん~?

ん?

へぇ~ 岩手かぁ 1人で行くの?

う… うん。
ふ~ん。

《ヤバい どうしよう》

《これ何か ヤバい気がする~!》


(賢治) ありがとうございます。

じゃあ 私 ここで…
お義兄さん ありがとう。

すいません
トランクお願いします。

あっ 鐘子ちゃん
もう 行っちゃうの?

時間あるなら お茶でもどう?
あっ いや 私 ここで。

あの じゃあ お義兄さんも
出張 気を付けて。

うん。

あっ 鐘子ちゃん!

丈…。

鐘子ちゃん!

お弁当 忘れてるよ。

これ 1人分?
すごい食べるんだね。

ちょ… ちょっとちょっと。
どうしたの? 何 慌ててんの?

慌ててないですけども…。

相変わらず そそっかしいな
鐘子ちゃんは。

私の旦那様は

この人よ!

(賢治) ん? 知り合い?

あ… ちょっと…。

♬~

鐘子ちゃん?

お… お義兄さん 私 行くね!

あっ 気を付けてね!

どこ?

どこ行った?

丈… どこ?

あっ すいません。

♬~

(鐘子の声)
「今 どこ? 連絡ください」。

♬~

(呼び出し音)

(音声ガイダンス)
留守番電話に接続します。

ハァ…。

(鏡の鐘子)
逃げられちゃったわねぇ。

(鏡の鐘子)
やっぱり遊びだったかぁ。

旦那が 妻の不倫旅行とも知らず

忘れ物を届けに来たとでも
思ったんでしょ。

そんな場面に出くわしたら

そりゃ 面倒くさくて
逃げ出すわよ。

そっか そうだよね。

彼は 後腐れない関係を
求めてたんだよね。

日本で不倫っていう

刺激的なことが
したかったんだよね。

「旦那だ 逃げろ!」。

そっか…。

逃げられちゃったかぁ。

♬~

あっ…

♬~

♬~

(一之瀬) えっ…。

(一之瀬) これは…。

予想より 増大のペースが速いな。

はい。

あぁ 一之瀬です。

伴野さんの予約って
いつ入ってる?

あの… それが まだ
予約されてないみたいなんです。

いや そんなはずないよ
検査結果が出るから

必ず また来るように
言ってあるから。

彼に すぐ電話して。
(看護師) はい 分かりました。

(振動音)

つながった?

ダメです 出ません。
貸して。

はい。

もしもし? 丈君?

東京中央病院の一之瀬です。

丈君 今 どこですか?

先日の検査結果について

お話ししておきたいことが
あるんですが

今から 病院に来れませんか?

終わった…。

《目の前まで来ていた幸せが

一瞬で消えてなくなった》

《もちろん 嘘の幸せだけど》

《偶然と嘘によって始まった
この恋が

偶然と嘘によって はじけ飛んだ》

《シャボン玉みたいに
一瞬で パチンって…》

《はじけて飛んだ》

《丈は どこに行ったんだろう?》

《きっと もう連絡も来ないよね》

《ここで終わらせたほうが
いいって

神様が言ってんだな》

《じゃあ そうしよう…》

♬~

ハハ…。

茶色。

♬~

♬~

シャッター音

あっ…

ジョー…!

うぅ…

♬~


(賢治)
では 明日 高槻と堺の工場視察

よろしくお願いします。

すいませんねぇ 日曜日やのに。
(賢治) いえいえ。

これ つまらんもんですけど
失礼します。

あぁ ありがとうございます。

(黒田) よし 終わった終わった。

(黒田) せっかくの大阪
うまいもん食い行こうぜ。

俺 ちょっと奥さんに
電話して来るわ。

はぁ?

(トレーナー) むさ苦しい所で
すいません 彼女さん。

え? あっ いえ…。

(トレーナー)
風太! ほら いいとこ見せろ!

(八神) はい!

(トレーナー) はい ポジション取って。

(八神) シュシュシュ…。

シュシュシュ…。

(振動音)

もしもし 葉子?

今 取引先との打ち合わせ
終わったんだけど

買おうと思ってた 大阪土産の
たこ焼きサブレ もらっちゃった。

そう お疲れさま。

葉子は?

今 どこ?

騒がしいけど 外かな?

そうなの 買い物で

ちょっと渋谷まで出て来てて
その帰り。

ふ~ん。

あっ そうだ
鐘子ちゃんなんだけど。

鐘子?
うん。

岩手旅行 本当は男の人と
一緒だったんじゃないかなぁ?

え!?

単なる僕の勘なんだけど。

(八神) 葉子さん!

ごめん! バス来た かけ直すね。

葉子さん… 疲れた。

お疲れ。
うん。

(八神)葉子さん!

(みき子)
赤ちゃん かわいいわね~。

(幸一) うちも そろそろかな。
(みき子) ねぇ。

ただいま…。

鐘子! 旅行は?
ねぇ 行かなかったの?

うん… ちょっとね。
あら~。

賢治さん いないし
葉子も出掛けるって言うから

夕飯 何もないわよ。
え~。

お弁当 食べたから いらない。

♬~

(一之瀬)
精密検査の結果ですが…。

はい。

やはり 脳腫瘍。

それも 予想より早く
大きくなっています。

はい…。

ガルシア先生の診断通り
丈君の場合

手術で摘出するには
厄介な場所に腫瘍があります。

手術がかなり難しいというより
相当なリスクを伴う…。

先生。

このまま腫瘍が大きくなったら
僕は死ぬんですよね。

(一之瀬) ひょっとして… 丈君。

この病気のことがあったから
日本に戻って来たの?

はい。

♬~

残りの人生で
僕がやりたいこと

まずは生まれ育った街を
もう一度 見て

美しい風景を たくさん撮る

他にも いろんな国を旅して
思いっ切り楽しむ

あとは…

最後の恋

いや…
もし 僕がいなくなったら

愛する人
独りぼっちにしてしまう

でも

僕がいなくなっても
平気な人なら…

指輪! ない

どっち?

左… です

♬~

えっ 鐘子いるの?

旅行は?
さぁ…。

珍しく 部屋に こもっちゃって
何か あったのかしらね?

(ノック)
鐘子? 入るよ。

旅行 行かなかったの?

今夜は 賢治もいないし

たまには姉妹水入らずで
パ~っと飲もう。

はい カンパ~イ。

本当は誰と行くはずだったの?
花巻。

えっ…。

まぁ いいけど。

誰にでも 秘密の1つや2つ
あるでしょ。

お姉ちゃんこそ…

あの風太って子と
どうするつもりなの?

割り切った遊びなんだよね?

だったら
お義兄さんにバレる前に

別れたほうが…。

あぁ 鐘子も不倫?

(せき込み)

はぁ? 何? それ。

偽装結婚は聞いたことあるけど

偽装不倫なんて
聞いたことないわよ。

だよね…。

私の指輪 使って
そんなことになってたのか。

ごめん。

何で そんな嘘ついたのよ?

何でって…。

つい?
「つい」って…。

ほら 私って何もないから。

お姉ちゃんみたいに 仕事が
バリバリできるわけじゃないし

夢とか目標が
あるわけでもないし

趣味も旅行くらいで あとは
どこのランチがおいしいとか

そんなんばっかりで…。

婚活だって投げ出しちゃったし。

だから 結婚してるふりしたの?

何者かに なりたかったのかな~。

で? その彼が…

旦那だと思ってる賢治と
鉢合わせして

そのまま逃げちゃったんだ?

まぁ… そんなもんじゃない?
今どきの若い子なんて。

優しい人だったから。

あの時 いなくなったのは

私の生活を壊さないように
っていう

彼の優しさだったんだと思う。

ハァ~… 楽しかったなぁ。

短い間だったけど。

いい思い出 たくさんできたし。

バカだよね 私…。

ずっと独りだったんだよ。

だから好きになったんだよ。

鐘子…。

自業自得だよね。

だって私… 嘘ついてたんだもん。

いい年して 笑っちゃうよ。

別に…

年は関係ないじゃない。

いいの もう。

この嘘の恋は 終わりにする。

嘘の恋?

やっぱり 無理だったんだよ
ずっと嘘つき続けるなんて。

私 明日からは
嘘つかずに まっとうに生きる。

じゃあ…。

今度は本物の恋 できるといいね。

…なんて 私に言われたくないか。

♬~

♬~

(振動音)

(呼び出し音)

(呼び出し音)

(音声ガイダンス)
留守番電話に接続します。

♬~

♬~

♬~

♬~