ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

背徳の夜食 汁だく牛丼編・背脂ラーメン編 橋本マナミ、北村有起哉… ドラマのキャストなど…

『背徳の夜食 “背徳の夜食”の誘惑に負けてしまう様を描くオムニバスドラマ。』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 仁美
  2. 祐介
  3. 沙織
  4. 百合
  5. 浩史
  6. 美保
  7. 今日
  8. ラーメン
  9. 女性
  10. 毎日
  11. 運転手
  12. 男性
  13. 結婚記念日
  14. 浩史君
  15. 店員
  16. 背脂
  17. アナウンス
  18. 我慢
  19. 頑張
  20. 結果

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『背徳の夜食 “背徳の夜食”の誘惑に負けてしまう様を描くオムニバスドラマ。』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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背徳の夜食[字]

「こんな時間に食べてはいけない」…様々な事情を背負いながら生きている登場人物たちが、“背徳の夜食”の誘惑に負けてしまう様を描くオムニバスドラマ。

詳細情報
番組内容
『背徳の夜食』とは……
健康を気遣って体にいい料理を作ってくれている妻を裏切り隠れて食べる“こってりラーメン”…体重制限しなければならない時なのに我慢できずに食べてしまう“深夜の牛丼”……など「こんな時間に食べてはいけない」「今の自分は絶対に食べるべきではない」そうわかっているのに、欲望に負けて食べてしまった“ジャンクなイケナイ夜食”のこと。
番組内容2
この番組は……様々な事情を背負いながら生きている登場人物たちが、“背徳の夜食”の誘惑に負けてしまう様を描くオムニバスドラマ。夜食にはタブーなグルメを「食べてはいけない」という背徳感で煽って視聴者を悶絶させる、かつてない斬新なグルメ番組です!
出演者
【(1)汁だく牛丼編】

今野仁美: 橋本マナミ 

今野浩史: 深水元基 

斎藤百合: 新井郁 
小野寺店長: 与座よしあき 
社員A: 多田昌史 
社員B: 森谷菜緒子
出演者2
【(2)背脂ラーメン編】

笹川祐介: 北村有起哉 

笹川沙織: 濱田マリ 

笹川美保: 太田梨香子 
タクシー運転手: 須間一也 
ラーメン屋店主: ご本人 
武田智弘: 西洋亮 
石井由香: 竹内ももこ
西本昭: 野川慧 

高橋真治: モロ師岡
スタッフ
【企画・プロデュース】
吉見健士(共同テレビジョン

【脚本】
田口佳弘(背脂ラーメン編) 
アベラヒデノブ(汁だく牛丼編)

【演出】
アベラヒデノブ

【プロデューサー】
横田誠(東海テレビ放送) 
遠山圭介(東海テレビ放送

【制作】
東海テレビ放送 
共同テレビジョン

 

 


(仁美)う~ん おいしい。

(浩史)ごめん。

(浩史)ていうか いいかげんに
してくんないかな それ。

(仁美)どうひたの?
(浩史)「どうひたの?」じゃなくて。

君は 腹をすかせた
肉食動物なのか?

じゃなかったら 大食い選手が

勝戦で 見せる
奇跡の ラストスパートだ。

何つう 食い方してるんだよ。
いつも いつも。

何で そんなに
いっぱい食べちゃうんだ? えっ?

ていうか ちょっと 太ったよね?
太った? 絶対に太った!

そんなに
爆食いしてるからだもん。

俺と結婚してから もし今よりも
3倍も太ったら それは もう

結婚詐欺だからね。

(仁美)えっ? 今 結婚って…。

(仁美)[今 思えば

これが 浩史君からの
プロポーズの 瞬間だった]

[彼の 一言のおかげで
私は 菜食主義に生まれ変わり

理想の体重を 手に入れたのです]

[結婚生活も いよいよ 3年目]

[理想の体重は
しっかり キープ中]

[今日も元気に レッツ菜食]

[菜食妻でした]

(小野寺)ありがとう。
百合ちゃん 最高です。

さあ 皆さん
どんどん 出しちゃってください。

(百合)チキンって
おいしいですよね。

(仁美)バランス悪いよ それ。
(百合)全然 食べます。

全然 栄養ないよ それ。
(百合)嘘だ。

(仁美)こっちの方が
バランス良くて いいよ。

(百合)仁美さんって 旦那いるのに
何で バイトしてるんですか?

(仁美)う~ん。
うち まだまだ 余裕ないし

夫婦ってさ 二人三脚でしょ。

(百合)できた 嫁だ。
(仁美)そんなことないよ。

でも まだ
新婚旅行も 行けてないし

いつかね 2人で ニュージーランド
行くのが 夢なんだけどね。

(百合)早く 出世しろよ 浩史。
(仁美)こらっ。

てかさ そんな
揚げ物ばっか 食べてると

店長に嫌われちゃうよ?
(百合)うるさいな。

百合ちゃん!

(仁美)職場で やめてよね。

店長ってさ
2人のときも あんな感じ?

うん。
まあ おっさんだし

仁美さんの 旦那みたいに
カッコよくはないけど

まあ 気 使わないでいいから
楽なんですよね。

(仁美)私は お似合いだと思うよ。

それ 上から発言。
(仁美)えっ? そう?

仁美さんのところ
結婚して 3年目なのに

まだ ラブラブなんでしょ?
(仁美)うん。

来週ね 結婚記念日なの。

(百合)うわ~…。
その言い方 何か ムカつく。

私 お邪魔していいですか?

駄目だよ 2人の時間だもん。

よしっ。

 


もしもし?
(浩史)もしもし?

ごめん。
今日も 仕事で 遅くなる。

うん。 頑張ってね。
うん。 ありがとう。

[浩史君が 勤める
小さな 旅行会社は

新事業で 毎日 大変]

[なのに 浩史君
いつも 早く 帰ってきてくれて

晩ご飯は
毎日 一緒に食べてます]

[そうそう わが家では 今
妊活の 真っ最中]

[浩史君が 張り切り過ぎて

私には 毎日
寝る時間も ありません]

(いびき)

(いびき)

ん?

えっ?

あっ おはよう。
(浩史)おはよう。

大変そうだね。
(浩史)うん。

今 新事業の企画 任されてさ
まあ これ 乗り越えたら

仁美も もう
バイトとかしなくて 済むから。

朝になるなら
メールくれれば よかったのに。

チッ。 文句 言うなよ。

どうせ いびきかいて
寝てたくせに。

あっ 来週の
結婚記念日なんだけど

浩史君…。
(浩史)分かってるけど

今 その話 やめて。

(ドアの開閉音)

[浩史君は
私の手料理が 大好物]

[結婚記念日は 彼の大好物
スペシャルメニューを たくらみ中]

[今日も元気に レッツ菜食]

[菜食妻でした]

私のこと 幸せにするって
言ったじゃん!

嘘ついてる!
(仁美)何やってるの?

(小野寺)待って 待って 待って!

(百合)いいかげんにしてよ!

♬~

(百合)ハハ… コケてる!

(百合)バカにするから
コケるんだよ。

(百合の泣き声)
(小野寺)大丈夫?

店長 奥さん いたんですよ。
しかも 子供3人も いて。

私 知らないところで
不倫女にされてたんですよ。

信じられますか?
信じられませんよ。

独身だなんて 嘘つきやがって。

不倫…?
(百合)いつも 家に行かないから

何か変だなと思って 問い詰め…。
(仁美)待って!

2人は どこで 会ってたの?
百合ちゃんち?

私 実家なんで。

だから 店長の家に行きたいって
いつも 言ってたの。

なのに 最近 駅前にできた
あのホテルばっかりで。

ちょっと 待って。
もしかして あの 姫HOTEL

あの不倫で 有名な?

仁美さんまで 不倫だなんて
ひどい! ひど過ぎる!

みんな そういうもんなのかな?

(仁美)姫HOTELで…。
(百合)ただの不倫女だったんです。

(仁美)
《浮気? なんて… まさか ねえ》

(浩史)だから!
疲れてるんだってば。 もう~。

じゃあ…。
(仁美)ちょっと 待って。

今日の 結婚記念日
夜8時までに帰ってきて。

分かってるよ。 もう~。

あの 店長…。
(小野寺)はい。

百合ちゃんが お店 辞めた理由
分かってます?

う~ん。

まあ 人生 色々だよね。 ハハッ。
そうだ 仁美ちゃん。

今晩 百合ちゃんの思い出とか
話しながら 飯でも行かない?

うまいお肉の…。

行く? うまいお肉の。
なるべく 割り勘…。

(殴る音)

♬~

《今日は 奮発して 旦那のために
A5ランクの 和牛ステーキ》

《私は 体重キープ》

よしっ。

♬~

♬~

♬(鼻歌)

(女性)本日 お天気は
やや小雨が続き…。

(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。

(女性)ユズリン 結婚の…。
(アナウンス)ただ今 電話に…。

(女性)「断トツ元気 命懸け」で
おなじみのアイドル…。

(女性)まさに奇跡のような
出来事ですよね。

♬~

(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。

(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。

何で?

何で 出ないの? あ~…。

(女性)
続いての ニュースです。

先日 姫HOTEL不倫で
世間を騒がせた 俳優

阿川 秀郎さんの 離婚が
正式に発表されました。

阿川さんは 不倫関係にあった
一般女性との デートには

いつも 姫HOTELを利用。
(仁美)あっ!

(女性)そして 先日 24日

ついに 3泊4日
お泊まりデートの模様が…。

 

もしもし? 浩史?
(百合)違います。

百合です。

元気なの?
元気です。 じゃなくて…。

今 浩史さんって
一緒にいたりします?

ううん。

仁美さんたちって
今日 結婚記念日でしたよね?

そうだけど どうして?
まさかとは 思うんですけど

浩史さんみたいな人が
女の人と 一緒にいて。

おせっかいだとは
思ったんですけど

一応 念のために
報告しようと思って。

駅前の 姫HOTELの近くで。

証拠に 写真 撮りますね。

(連写音)

(着信音)

ふ…。

(仁美)ふ…。

ふざけんな!

肉食動物!

許せない。
許せない。

私は 浩史のために 毎日 毎日

草 草… 草 ばっかり!

草 ばっかり 食べてた
私って 何だったのよ!

あの 肉食動物め。 低俗。 卑猥。

姫不倫!

(仁美)どこ? どこ行ったのよ?
私が 何したっていうの?

何で 私ばっかり こんな目に。

(仁美)いやっ!

あいつの 家畜にされて
たまるもんか!

おい 浩史!
とっとと 出てきやがれ!

今度は 私が
お前を 食う番だ!

(仁美)もう やだ…。

神様 私は この3年間
毎日 毎日 草 ばっかり

草 ばっかり 食べて。

それでも 満腹だって
信じてきたんです。

なのに…。

偽りの 満腹だったんじゃんか!

私は 菜食妻なんかじゃない。

肉が 食いてえんだよ! 肉が!

肉が 食いてえんだよ。

(仁美)あらっ?
何かしら あの光。

まるで 太陽みたい。

奇麗…。

肉… 肉…。

猛烈な 美しさ。

宝物みたいに
懐かしい この匂い。

3年間の 菜食生活は
この肉のため。

ずいぶんと
お待たせしちゃったわね。

アハハハ…。
いざ! こんばんは!

…て 駄目よ 仁美。

一度 向こうへ行ったら
二度と 帰ってこれなくなる。

せっかく 理想の自分を
手に入れたのに

また 自ら 見せ物小屋に
戻るなんて あり得ないわ。

あり得ない。 あり得ないのは
浩史の バカヤローよ。

私は 草食動物なんかじゃない。
誰に どう思われようが 関係ない。

飯を食らうわ 誰がためよ。

♬~

(店員)いらっしゃいませ。

ただいま!

牛しゃぶ すき飯
特盛り つゆだくで。

あと ビールも下さい。

(店員)かしこまりました。

(店員)お待たせしました。

♬~

《う~… うまい!》

《全力疾走の後の ビールは
格別だ~!》

くぅ~… 生きてんな~!

ハァ~…。

(店員)お待たせいたしました。

《3年ぶりの ご開帳》

《ああ… 憎たらしいほどの
肉の宮殿》

《私の血潮が
激しく 反応している》

《空腹の胃袋が
本能のままに 叫ぶ》

《おかえり 仁美!》

《飯は 生きるため。
肉は 強さのため》

《つゆは 泳ぐため》

《誰にも 邪魔なんて
させるもんですか~!》

《肉と飯との 真っ向勝負》

《圧倒的 大群を
抱擁しきってこそ 広がる

甘美なる 至福の味わいよ》

《あ~… 全身を駆け巡る!》

《さあ 集中! 味わえ》

《己の 全存在を懸けて
執着せよ~!》

《降り注ぐ
七味の黄色と 赤色は

まるで 千の金粉のごとし。
万人の観客の 歓声のごとし!》

《紅しょうがは
彼らの ペンライトのごとし!》

《イェ~!》

(男性)もう 間に合わないっす。
(浩史)おい 大丈夫だよ。 急げよ!

(浩史)おい 早くしろよ。
(男性)はい。

(女性)そろそろ いけそうです。
(浩史)早く 送れよ それ。

(男性)今野さん
ラストの修正 今 送りました。

OK。 受け取るよ これ。

送信!

来た! お~!

間に合った!
(女性)よかった。

みんな よくやったよ。
(男性)ありがとうございます。

(女性)今野さん。
これで 昇進ですよね。

お~ そうだよ。

奥さん 大喜びじゃないですか。

ちょっと 待って。 今 何時?

うわぁ~!
やっちゃった やっちゃった。

みんな すまん。
俺 行かなきゃ。

(浩史)忘れた 忘れた。
(男性)どうしたんですか?

あった あった あった。
(男性)何すか? 何すか?

今日 結婚記念日なんだ。

(男性)マジっすか?
いってらっしゃい。 早く 急いで。

《戦いだけが
奏でることのできる

うま味 成分!》

《肉から にじみ出す
ドーパミン!》

《あ~! 私…》

《生きてま~す!》

《食うは 野生の
官能祭りなのよ!》

《懐かしくも 鮮烈な
すき焼きの 記憶》

《美味!》

《兄たちに負けず
父にも 母にも 負けず》

《私は 食らったのよ》

《うま~い!》

《食わねば 飢える。
食え 食え 食え~!》

《百獣の 仁美》

《これこそ 仁美の
本来の 生き様なのです!》

(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。

仁美 どこだよ?

3年間 苦労 掛けたな。
さみしい思いさせて ごめんな。

ああ そうだ。
ニュージーランドの チケット 取ったよ。

俺たちの
夢だったもんな 仁美。

おい 頼むよ 出てくれよ。
あと5分で 家に着くから。

なあ 仁美。
愛してるよ!

これからは うんと
楽させてあげるからな。

仁美!

♬~

(祐介)[酒を飲んだ後に
食す ラーメン]

[それが よくないことは
理解している]

[しかし…]

[俺は その衝動を
抑えることができない]

[やっちまった]

[この背徳の行為。 絶対に誰にも
知られては ならない]

[この背徳の行為。 絶対に誰にも
知られてはならない]

(祐介の英語)

(英語)

(祐介の英語)

≪(ノック)
(祐介)カムイン。

(武田)お疲れさまです。

疲れたように見えますか?

(武田)えっ?
(祐介)君の 新しいボスは

仕事に疲れた男に見えるのかと
聞いてるんです。

いや… 見えません。
(祐介)そりゃ よかった。

じゃあ ネガティブな挨拶は
二度としないように。

君の 営業成績は
よくありません。

なぜですか?

(武田)えーと…。

アメリカでは
自己管理できない人間は

ビジネスで 成功しないと
いわれてます。

自己管理…。
(祐介)ソーリー。

(武田)えっ!

売りたければ
まず 痩せることです。

痩せるまでは サポーターで締め上げて
営業することが モアベター

しっかり
アジャストしてください。

ネクスト!

あなたが 営業目標を
クリアできない理由は

何でしょう?
(石井)頑張ってはいるんですけど。

アー ハー。

結果が出せない 人間に限って
自己分析できない。

今月は クリアできそうですか?

頑張ります。
(祐介)アー ハー。

頑張りに 1ミクロンの価値も
ありません。

ビジネスの世界は 結果が全て。

毎日 サボってようが
売った人間が 評価される。

ネクスト!

営業で 一番 重要なファクターは
何だと思いますか?

(西本)それは お客さまのことを
親身になって…。

No。 第一印象。
ファーストインプレッション。

(祐介)しわだらけの 安いスーツを
身に着けた人間に

大切な保険を任せたいと
思いますか? 思いません。

営業マンは アクター。
いい衣装を まといなさい。

この人だったら 信用できる。

私のこと
親身に考えてくれそうだと

思わせる
最高の演技を見せること。

客は そのパフォーマンスに
金を払うんです。

ユー キャン ドゥ イット。

いい面 してんな。

(祐介)嘘だろ…。

♬~

(沙織)E判定で 再検査って
どういうこと?

(沙織)あんたはな
45歳の 立派な中年親父やねんで。

でも スタイルは 維持してるし

他の 45歳に比べたら
全然 若い方だよ。

アホか。 生活習慣病のこと
言うとんねん。

尿酸値も 血糖値も
LDLコレステロール値も みんな高い。

隠れ肥満三冠王やないかい。

E判定になった理由
分かってんのか?

ちょっと 分からないんだよね。

(沙織)夜中 飲んだ後に ラーメン
食うてるからやろうがい!

私が 知らんとでも
思うとったか? フンッ。

においと 染みで
バレバレやっちゅうねん。

今までは 大目に見てきたけど

こうなった以上
そうは いかんからな。

すいませんでした。

あぁ?
(祐介)ホント すいませんでした。

何 偉そうに謝ってんの?

ホンマに申し訳ないと
思ってんのやったら

態度で 示そうよ。

おい おい。

おい。

♬~

えっ?
(祐介)しわになるから。

しょうもない。

(沙織)しょうもない。

♬~

(祐介)すいませんでした。

健康管理も できへん人間に
家族が 守れると思うてんのか?

それは…。

(沙織)この家の ローンも
まだ たっぷり残ってるし

美保の学費かて かかんねんで。
あんたが 稼げなくなることで

家族に どんだけ
迷惑が掛かると思ってんの!

はい。

(沙織)再検査で
ちゃんとした結果が 出るまで

摂生生活してもらうで!

はい。
(沙織)分かったか!

(ドアの閉まる音)

(祐介)おはよう。
(2人)おはようさん。 おはよう。

(祐介)朝から また カレーか。
太るぞ。

(美保)2日目のカレーが
おいしいのよ。

(祐介)イグザクトリー。
(沙織)はーい。

ケールと コマツナ
リンゴの スムージー

今日から 朝は これです。

はぁ? これだけ? カレーは?

これだけ? って

このスムージーかて わざわざ
作ってやってんねん。 わざわざ。

(美保)そうよ。
E判定が 文句言う 権利なし。

(沙織)よし よし…。

美保に言ったのか?
(沙織)そりゃ 言うよ。

家族の大問題やもんなぁ。
(美保)うん。

問題児は
黙って 言うこと聞きなさい。

イグザクトリー。
(美保)イグザクトリー。

(祐介のおなかの鳴る音)

親に向かって 何てこと言う…。
(美保)う~ん おいしい。

(美保)ああ おいしい。

はい。
今日から 昼は お弁当な。

おお 作ってくれたのか。
ありがとう。

(祐介)じゃあ いってきます。
(沙織)いってらっしゃい。

(ドアの閉まる音)

笹川所長って
外資に いたんすよね?

うん。 IT系の外資

何か ばりばりのトップ営業マンで
うちに ヘッドハンティングされたらしいぜ。

かぁ~…。
優秀かもしんないですけど

あの アメリカかぶれ
何とかしてほしいっすよね。

今日の ランチミーティングって
何 するんすかね?

(武田)さあな。 でも 昼飯ぐらい
外で 自由に食いたいよ。

ホント そうっすよ。

(2人)あ~あ…。

(沙織)《あんたはな
45歳の 立派な中年親父やねんで》

若いころと違って むちゃすると
如実に 数字に表れる年だからな。

家族のためにも
気を付けないとな。

ランチタイムを 有効に使う者が
ビジネスを制する。

これから 毎週 火 木は
ランチミーティングを始めます。

その代わり 残業は ゼロです。

あの 仕事が終わらない場合は?

終わらせてください。
部下が 残業してると

ボスである 私の
管理能力が 低いと思われる。

残業ゼロは マストです。
(石井)はい。

では ミーティングを始めます。

どうぞ 食べながらで 結構なんで
資料に 目を通してください。

事業スキームを基に
私が作成した アジェンダです。

自己管理 自己管理。

(祐介)《何だよ これ!
俺は 草食動物か?》

保障額 件数 手数料。

どの項目に プライオリティーを置いて
営業するか 各自に委ねますが

全てを コミットメントすることに
変わりは ありません。

♬~

♬~

駄目。
(祐介)何で?

(祐介)何だ? パソコンなんか広げて
何 やってんだ?

あんたの献立 考えてんねん。

(祐介)献立?
(沙織)うん。

あぁ?

ずいぶん 本格的だな。

そこまで 頑張らなくても
いいんじゃないか?

(沙織)何を のんきなこと
言うてんの?

こっちは 必死やっちゅうねん。

病気で 倒れちゃったら
どうすんの?

そうか。
俺のために ありがとう。

(美保)死ねば
生命保険 下りるけど

病気だと 面倒だもん。
(沙織)それな。

冗談きついな おい。
(美保)冗談じゃないよ。

ちゃんと 働いてくれないと。

私 今の生活レベル
落とすなんて 無理。

とことん 摂生してもらうで。

君たちには ミスは 許されない。
君たちに 足りないのは

私に言われて 何くそと思う
ハングリー精神だ。

私? 私は ハングリーだよ。

世界で 最も
ハングリーなうちの 一人だ。

歯を食いしばって
ベストを尽くしましょう。 以上!

(3人)はい。
(祐介)アクション!

♬~

E判定が出た あの日から

再検査に向けて
徹底した 食事制限が続けられた]

(沙織)便秘にも 効くし

アンチエイジング効果で
お肌 つるっつるやで。

生活習慣病にも ええねん。 なっ?

…で お代わり ご用意
ございますけども。

ございますけれども。

(沙織)それ いけ。

おいしいか?
(美保)うん。

食べよし。

(美保)いい音するね。
(沙織)いい音してますよ これ。

匂いだけなら どうぞ。
(沙織)どうぞ。

はい。 ちょん ちょん ちょん。

(美保)おいしい。

(祐介)ササミ オン ザ 雑穀。

 

はい 笹川です。
あっ どうも。 ええ。

19時ですか?

ああ 大丈夫ですよ。 はい。

かしこまりました。

 

何?
(祐介)今晩な

支社長と 食事することに
なったから 晩飯は いいや。

ふ~ん。 それって ええ話?

俺が 来てから
成績が 上がってるからな。

だからって
調子 乗ったら あかんで。

酔うた 勢いで
ラーメン 食うたりなんかしたら

ぶち殺すからな!

ぶち殺すってさ。

(戸の開く音)

どうして お前ら いるんだ?
(高橋)俺が 誘ったんだ。

(祐介)何だ 何だ? サプライズか。
(高橋)まあまあ… 座ろう 座ろう。

今日は 腹を割って
話そうじゃないか。

腹…。

笹川所長 ちょっと いいかね。
(祐介)はい。

笹川所長が 前の会社で
やってた スタイルも

分からなくはないが。

それを いきなり
彼らに 強要するのは

どうかというのが あってだな。

私のやり方が 間違ってると?
(高橋)間違いとは 言ってない。

私は 部下に
最高のパフォーマンスが できるように

全力を尽くしてますし
現に営業成績は 上がってます。

なあ?
(高橋)それは 認める。

しかし 彼ら 全員が…。

異動願を出してきた。

えっ?

(高橋)君のやり方が
彼らに 想像以上の

我慢を強いてるということだ。

考え直してくれないか?

営業を失うわけには
いかんのだよ。

なあ?

さっ どんどん 食べなさい。
飲みなさい 飲みなさい。

おいしいよ。

(祐介)すいません。
これ 下げてもらえますか。

(店員)はーい。
ちょっと お待ちください。

(祐介)あと 日本酒 下さい。
(店員)はい。

♬~

結果が 全てだろ。

(祐介)すいません。
東武練馬まで。

(運転手)かしこまりました。

俺だって 我慢してるんだ。

ラーメン。

我慢してきた 結果
得られたものは 何だ?

むなしさだけじゃないか。

決めた。

俺は 今から 好きに生きる。

いやっ 待て 待て。

さすがに こんな時間から
食っていいわけがない。

飲んだせいで 判断力が鈍ってる。

いや 違う!
(運転手)えっ?

この道じゃなかったですか?
(祐介)落ち着け。 冷静になれ。

一度 向こう側に行っちまったら
戻ってこれない。

もう一度 よく考えるんだ。

整理しよう。 クールダウン…。
(運転手)独り言か。

(祐介)よくよく 考えると
酒は 飲んだが

お通しと 焼き鳥 2本しか
食ってない。

いつもの夕食に比べて
全然 少ない。 しかも 鶏だ。

糖質制限し過ぎると
パフォーマンスが 落ちることが

マウスの実験で 証明された
新聞記事もあった。

今の俺は 糖質不足のマウスだ。

深夜のラーメンは
罪ではなく 栄養。 悪ではなく 善。

今日だけだ。
今日だけなら…。

運転手さん
上板橋まで お願いします。

(運転手)えっ? もうすぐ
着きますけど 戻るんですか?

はい。 お願いします。
(運転手)じゃあ 戻ります。

(沙織)《再検査》

冗談だろ?
(美保)《冗談は どっちよ?》

《血糖値 尿酸値
悪玉コレステロール

《食うたら 殺す》
(祐介)やっぱり 戻ってください。

(運転手)えっ? お客さん
どっちなんですか?

練馬ですか? 上板橋ですか?
(沙織・美保)《練馬 練馬…》

《練馬 練馬…》

(祐介)いない いない…。

頭が おかしくなってんだ。

我慢し過ぎのせいだ。
誰も いない。

すまん。

(店主)いらっしゃいませ。

チャーシューメン 大盛り 脂 多めで。
(店主)はい。

♬~

(店主)お待ち遠さまです。

(祐介)そう そう! これだよ。
この 背脂のゲレンデ。

よっしゃ 食らうぞ。

《くぅ~… たまらん たまらん》

《これは たまらん!
あ~ たまんねえ!》

《この 背徳感は
最高の スパイスだ》

《うまい! 濃い!》

《1カ月間 薄味刑務所に
服役していた胃袋に

この 背脂スープ。
何と 刺激的な シャバの味》

うまい…。

《この チャーシュー 罪深い!
罪深き 厚さ!》

《脂の乗った チャーシューが
さらに 背脂にまみれ

この ダブルオイル カーテンが
ヤバい ヤバ過ぎる》

《デフォルトの濃さから
タレ 追加!》

《一人 ラーメン
フェスティバルよ!》

《イ~ ヤッホ~!》

イノベーション無用の

パーフェクト ラーメンだ!》

《あ~… 背脂 絡みまくり》

《怒濤の背脂が
腹にたまる 満たされる!》

《もう 死んでもいい》

《この背脂になら
殺されたって 構わねえ!》

《この世の うまい物は
全て 脂肪と糖でできている》

《その最高峰が
背脂 チャッチャッチャ ラーメン!》

《夜中に食う ラーメンは
ヘブン!》

《甘く まろやかな 背脂スープは
魔性のスープ》

《ああ… こいつと
どこまでも 落ちていきたい》

《やっちまった。
これまでの我慢が 水の泡》

《もう…》

《きっと 俺は もう
二度と 戻れない》

《俺なんて 俺なんて…》

(祐介)生まれてこなければ
よかった!

(鈴の音)

♬~