ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

偽装不倫 第2話 杏、宮沢氷魚、瀬戸利樹、MEGUMI、田中道子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『偽装不倫#02』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 鐘子
  2. 指輪
  3. 葉子
  4. 大丈夫
  5. 賢治
  6. お姉ちゃん
  7. 東京
  8. 灯里
  9. カンパネルラ
  10. ハァ
  11. 結婚
  12. 幸一
  13. 写真
  14. 旦那
  15. 名前
  16. you
  17. カメラマン
  18. ホント
  19. 今日
  20. 説明

f:id:dramalog:20190717231356p:plain

『偽装不倫#02』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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偽装不倫#02[解][字][デ]

既婚者と嘘をつき、旅先で出会った伴野丈(宮沢氷魚)とひとときの思い出を作った濱鐘子(杏)。だが、姉の結婚指輪を忘れて来てしまい…。ドキドキの再会の第2話は!?

詳細情報
出演者
杏、宮沢氷魚瀬戸利樹、MEGUMI、田中道子、夏子、伊沢弘、朝加真由美谷原章介仲間由紀恵
迫田孝也
番組内容
つい既婚者のふりをしたことから、思いがけず旅先で丈(宮沢氷魚)と一夜を共にした鐘子(杏)は、東京への帰路で、姉・葉子(仲間由紀恵)の結婚指輪を忘れて来たことに気付く。慌ててホテルに問い合わせても、指輪は見つからず…。そんな中鐘子は、出張に行ったはずの葉子が、着飾って街を歩いているのを目撃。思わず後をつけた鐘子が目にしたのは、ピンク頭の年下イケメン・風太瀬戸利樹)とデートをする姉の姿だった!
監督・演出
【演出】鈴木勇馬
原作・脚本
【原作】「偽装不倫」東村アキコ(YLAB JAPAN)
【脚本】衛藤凛
音楽
【音楽】菅野祐悟
【主題歌】「us」milet(Sony Music Labels)
制作
【プロデューサー】加藤正俊、森雅弘、岡田和則(光和インターナショナル)、武井哲(光和インターナショナル)
【製作著作】日本テレビ
【制作協力】光和インターナショナル

 

 


(濱 鐘子)
私は お姉ちゃんと違って
気楽で寂しい独身なの!

(吉沢葉子) そろそろ
本腰入れて婚活しなさいよ!

29歳からの3年間
さんっざん やって

全っ然 結果が出なかったの
知ってるよね?

また おひとり様旅行?

この間 買ってた
マキシワンピ貸して。

これ お姉ちゃんの
結婚指輪じゃん。

指輪が この下…。

(伴野 丈) これですか?

《イ… イケメン》

どっち?

左… です。

《…って
私 何で 今 嘘ついた~!?》

《このまま
ずっと この指輪して

嘘つき続けるの?》

あなたは全然
おばさんなんかじゃないです。

僕と不倫しませんか?

ここにいる
この旅の間だけでいいから。

僕と不倫しましょうよ。

《思えば 味気のない人生を
送って来ました》

《でも 嘘の自分を演じることの
できなかった私が

今 こうやって「結婚してる」なんて
大嘘をつくってことは

私 恋に落ちたんだと思います》

あれ?

ない。

指輪が…!

な~~~い!

(街頭ビジョン) 国民平和党
藤田望美衆議院議員

不倫疑惑報道
そのお相手はキャスターの…。

えっ お土産ないの? 何で?

ん… まぁ あの いろいろあって。

えっ 何かあったの?

いや 寝坊して 飛行機
ぎりぎりになっちゃってさぁ。

え~ 大丈夫? 忘れ物してない?

鐘子 どしたの?

ゆ… 指輪。

指輪?
うん… あの

お姉ちゃんの指輪が
ポケットに入っててさ…。

ご… ごめん
言うの遅くなっちゃって。

博多からメールすれば
よかったね。

いや…。

前に そのワンピース着た時に
ポケットに入れたまんまにしてたの

忘れてたわ。
そ そうなんだ。

ごめんね 私が
無理やり借りちゃったから。

まぁ いいや
そっか よかった 捜してたのよ。

ありがとう 鐘子。

ご ごめん それが…。

お願い 指輪 外して

いいよ

(鐘子の声)
ホテルに忘れちゃって…。

えっ?
何で ホテルに忘れるのよ?

どっか
しまっといてくれたんでしょ?

化粧ポーチごと忘れたとか
そういうこと?

えっと…。

っていうかさ
何で指輪 外したの?

そもそも 結婚指輪って

着けっ放しにするもんじゃ
ないの?

だから それは…。

お風呂に入る時に…。

お風呂に入る時に外して…
それが何でポケットに入ってるの?

だから! それは…。

あっ 岩盤浴に行った時かな。

あっ 岩盤浴…。

えっ? ていうか お姉ちゃん
岩盤浴なんて行って…。

だ~! もう! とにかく
早くホテルから送ってもらって!

着払いなら
私が払ってあげるから!

はい!

(ドアの開閉音)

あ~ ヤッベ~。

《これは言えない》

えっ ない?

はい ご滞在のお部屋には
ございませんでしたが…

ないって どういうこと?
あれは夢? 空想?

私の妄想?

お客様?
あっ はい!

あっ… そうですか いえ
ありがとうございました

ハァ~ 何でホテルにないの~?

あ~ もう どうすっか…。

うっ!

たたた…。

ハァ… もう どうしよう。

(鏡の鐘子) 呼んだ~?
わぁ~!

いや… 呼んではない。

ヤッバいわねぇ
大切な指輪 なくすなんて。

あ~ もう どうしよう
どうしたらいいの…。

正直に言えばいいじゃない。

結婚指輪はめて 人妻のふりして

旅先でアバンチュール
かまして来た!って。

しかも 相手はスペイン帰りの
年下イケメン カメラマン。

ふっ…。

って 言えるわけないでしょ
そんなこと!

あら 案外 運命 感じてるのかと
思ってたけど?

この主人公の名前
僕と1字違い

僕の名前 向こうでは
ジョー・バンノだから

「ジョー・バンノ」と「ジョバンニ」

(濱みき子)あなたの名前はね

このカンパネルラから
取ったのよ

ホント?

カンパネルラは イタリア語で
「鐘」っていう意味なの

だから 「鐘子」

(鐘子の声) 『銀河鉄道の夜』の
ジョバンニとカンパネルラ

よく似た名前の私たち。

高校生の私だったら これを
運命!とか思っちゃうのかな。

違うの?

ただの偶然だよ。

(鐘子の声)
向こうにとってみれば

後腐れない人妻との
ただの火遊び。

不倫ブームに刺激されて

年上の女に
興味を持っただけのこと。

ただの遊び人だよね あの子。

自分に必死に言い聞かせてる
って感じ?

ち… 違うよ! 本音だよ!

明日 お姉ちゃんに謝ろう。

あの指輪は 私の嘘の恋と一緒に

消えて
なくなってしまったって…。

ハァ…。

土下座しよう。

♬~

まだ 博多にいるのかな?

それとも
もうスペインに帰っちゃった?

いやいや!

どうせ
もう会うことはないんだから…。

♬~

(グランドスタッフ)
いってらっしゃいませ。

♬~

 

(みき子) 鐘子
あんた 今日も休みなの?

うん 派遣期間 終わったから
しばらく休み。

あっ 午後から面談はあるけどね。
まぁ 優雅な生活だこと。

さっさとね 次の派遣先
見つけて来なさいよ。

うちはニート禁止
働かざる者 食うべからず。

(濱 幸一)
それじゃ いってきます。

(みき子) いってらっしゃい。
いってらっしゃ~い。

あっ いってらっしゃい。
(幸一) いってきま~す。

おはよ~う。
(みき子) おはよう。

お… おはよう。
いいわね のんきで。

お父さんなんて 定年退職しても
まだ働いてるのに。

あっ お母さん
私 今日から名古屋出張だから。

(みき子)
えっ また? あの ういろう会社?

コンサルの仕事なんて
出張ばっかりよ。

あのさ お お姉ちゃん…。

(吉沢賢治)
おはようございま~す。

(賢治) あっ 鐘子ちゃん
博多 どうだった?

お お義兄さん…。
僕が調べたお店 行けた?

混んでなかった?
モツ鍋おいしかった?

あっ うん! おいしかった。
よかった~。

あっ
女の子 一人で大丈夫だった?

うん まぁ… うん 何とか。

じゃあ 私 先 行くね。
お姉ちゃん…。

(賢治) 出張 気を付けてな 葉子。

名古屋土産は しゃちほこサンドで。
は~い。

(みき子) いってらっしゃい!
《あ~ バッドタイミング》

《さすがに お義兄さんの前で
指輪をなくしたとは言えない》

(店員) どうぞ。
ミオたん 絶対なくすなよ~?

リョウちゃんこそ
絶対なくさないでよ~?

大丈夫だよ 行こう。
フフ… 行こう。

ありがとう リョウちゃ~ん。

あ~ん 大丈夫~?
ハハハ…。

弁償するっちゅうてもなぁ
弁償するもんでもないし

結婚指輪なんてなぁ。

…って 高っ!

お客様 何かお探しですか?

あっ いや 探してるっちゃ
探してるんですけど…。

はい?
大丈夫です!

《彼が朝 指輪に気付いて
持って帰った可能性は

あるんだろうか?》

《もし 彼が
指輪を預かってくれてるとして

そうだったら 彼に連絡 取れば

指輪は戻って来るかもしれない
わけで…》

《でも
連絡先 聞かなかったし…》

《いや でも 名前で検索すれば

SNSとか…》

《しかし… しかしだよ》

《連絡取ったら
また会いたくなっちゃうから 私》

《それは絶対ダメなんだよ》

ダメ! 絶対。

お姉ちゃん…。

えっ 名古屋出張…。

《ちょ… 何で お姉ちゃんが
こんな所に?》

《今日は 朝から名古屋出張って
言ってたじゃん》

…って何で私 隠れてんの。

あっ ちょ… ちょっと待って!

《どこ行くの? どこ行くの?》

ホテル…?

♬~

(恵梨香) いらっしゃいませ~
少々 お待ちください。

(恵梨香)
すぐ片付けるんで どうぞ!

あっ いえ 僕は…。

(伴野灯里) あっ! 丈~!

灯里。
おかえり~。

「ジョー」?
ただいま~。

っていうかさ
また 背 伸びたんじゃないの?

え? そうかな?
うん 絶対そうだよ。

スペインから
戻って来たっていう…?

えっ じゃあ 弟?

どうも。
(灯里) フフフ。

荷物 大丈夫?
うん 大丈夫。

(灯里)
掃除してないんだけどね~。

はい どうぞ~。

大丈夫?
うん。

ねぇ ホントに
ここに住むつもり?

まぁ しばらく使ってなかったから
住めなくはないと思うけど。

全然 問題ないよ。

ほら
ここから 東京の風景も撮れる。

…ってことは しばらく
東京にいるってことなのね?

仕事?

うん まぁね。
母さんたち 知ってるの?

大丈夫だよ
子供じゃないんだから。

それより灯里は?
お店 順調そうだね。

まぁ 2年たって やっとね。

ほら 今 日本 ブームだから。
ブームって?

バルよ スペインバル。

おかげでね
スペイン料理 はやってんのよ。

あぁ…。

あっ そうだ ねぇ 頼んでたお土産
買って来てくれた?

豚骨ラーメンと
でっかい どら焼きと明太子!

ごめん! いろいろあって
全然 買えなかったんだ。

えっ 嘘でしょ… 何で?

何で? 何でよ!?

んなわけないでしょ
何かあるでしょ?

指輪?

結婚指輪? 何で?

お姉ちゃん どこ行った?

《ていうか ダメだよ
実の姉を尾行するなんて…》

《でも 何で出張なんて嘘…》

(ホテルマン)
お客様 何か お困りでしょうか?

あっ はい
お困りっちゃ お困りですけど…。

(エレベーターの到着音)
(ホテルマン) はい?

(エレベーターのドアが開く音)

♬~

ちょ… ちょっと すいません!

(ホテルマン) お客様? お客様?

お…。

《お姉ちゃん!》

《ど どういうこと!?
いつもは地味なお姉ちゃんが

髪をおろして ネガネ外して
赤いリップつけて

あんなワンピース着て…》

《これから何が…
一体 何が起こるんだ!?》

《ぬわ~!》

ハァ… ヤバい 何か変装しないと。

♬~

どこ行くの? どこ行くの?

♬~

(八神) 葉子さん!
お待たせ。

(八神) こっち。

えっ!?

髪 染めた?
(八神) 染め直したんだ どう?

うん いい感じ!
でしょ?

え~!
(八神) で どうする?

僕ね コーラ!

エヘヘ…。
コーラね。

やってる!

これは やってる!

お姉ちゃんは 不倫してる!

私とは違う!

本物の不倫を!

え~っと これにしよっかな。

しかも 若っ!

ん?

あっ…!

ん? どうしたの?

いや 何か変な人が
奇声 発してるから。

変な走り方。

あっ すいません!

じゃあ こちらへ どうぞ。

(まさ子) あれ?

(まさ子) 鐘子!
ひっ!

鐘子も今から面談?

もしかして
また派遣先 一緒なのかな?

そうかもね…。

どうしたの?
何か 顔色悪くない?

てか 髪形 変えた?

あぁ いや…。

(メッセージの受信音)
ひっ!

お姉ちゃんからメールだ。

何で そんな驚くのよ?

(葉子の声) 「さっき あんた
表参道にいたでしょ

変なメガネかけて」。

ひぃ~!
(まさ子) チェーンメール

(葉子の声) 「走り方で
すぐ鐘子だってわかった。

子供の頃とおんなじ変な走り方。

カニみたい」。

思いっ切りバレてるし。

(葉子の声) 「あとで説明するから、
このこと賢治には言わないで」。

くっ…。

《口止め来た~!》

男女比率って どれくらいです?

(担当者) はい 濱 鐘子さんね。

今回も1年きっちり契約満了
お疲れさまでした。

お疲れさまでした。

では これが
次の派遣先の概要と…。

《お姉ちゃん 説明するって
どういうことよ?》

濱さん?
あっ はい!

説明 始めても大丈夫ですか?

説明… あっ はい ぜひ 喜んで。

《あれの 何を
どう説明すると~?》

(まさ子)
次も また同じとこだったね。

よろしく~。
よろしく~…。

んっ!

じゃ 早速 説明してもらおうか。
はい?

婚活! ほら こないだ
「やめようかな」って。

あぁ…。
3年も続けて来たのに 何で急に?

あぁ それ…。

鐘子 彼氏できた?

(せき込み)

え~!

指輪はめて 既婚者のふりして
年下のイケメンとアレしてって

あんた…!
シ~!

(店員) はい 水割り お待ち
はい どうぞ。

ごめん… 全っ然
意味 分かんないんだけど。

だよね 私も分かんないんだよ。
いや… 普通 逆だよね?

結婚してるのに 指輪 外して
独身のふりするっていう。

だよね 普通 そうだよね
いや それもダメなんだけど。

でもさ 結婚してるのに
独身だって嘘つくのは悪いけど

その逆なら 悪くないんじゃない?

ほら 向こうだって 鐘子が
ホントは独身だって知ったら

喜ぶでしょ?
いやいや 違うんだよ。

向こうにとっては
私が人妻だから よかったんだよ。

ごめん… ますます分かんない。

取りあえずさ 写真 見せてよ。

ちょっ…! やめてよ!

(まさ子)
ちょっと… 食べ物ばっかじゃん!

ねぇ それホントは
夢だったんじゃないの?

写真…
そういえば 撮らなかったな。

向こうは あの大きいカメラで
撮ってたけど。

ハァ… 今は まだ彼の姿が
目に焼き付いてるけど

いつか 忘れちゃうのかな?

それも悲しいなぁ。

あ~! 若い子みたいに

自撮りで2ショットとか
しとけばよかった。

どうせ ただの遊びなんだから
楽しい思い出として

そんなに真面目に考えず
意地も張らず

気楽に1枚
撮っときゃよかった~。

名前 何ていうんだっけ?
丈。

上は?
伴野。

ちょっと 何やってんの?
ジョー・バンノ

SNSで捜して 連絡。
ちょ ちょ ちょ…!

向こうは 単なる遊びとしか
思ってないのに

検索して連絡とか怖過ぎるじゃん
ストーカーだって思われんじゃん!

早くしないと
スペインに戻っちゃうよ?

そしたら
もう二度と会えないんだよ?

嘘から始まった恋だって
いいじゃん!

私の婚活シートなんて
嘘ばっかりだよ!


(鍵を開ける音)

ただいま。

おかえり! 鐘子ちゃん。

おぉ お義兄さん…
早かったんですね 珍しい。

外回りが早く終わったから
そのまま帰って来ちゃった。

あっ へぇ~。

取引先で
おいしい和菓子もらったんだ。

よかったら 鐘子ちゃんも
一緒にどう?

和菓子?

(賢治) はい どうぞ。

(幸一) お~!
(みき子) お~ おいしそう!

あっ お茶 入れましょう。

緑茶でいいですよね?
和菓子だから。

もう 気が利くわねぇ。

そうそう ちょうどいいね
玉露茶があったのよ。

いいですねぇ。

(みき子) おいしそう。
(賢治) はい。

(幸一) ありがとう。
どうぞ。

あっ ありがとう。

(幸一) いただきま~す。

《お姉ちゃんよ なぜだ?》

あ~ 染みるねぇ。

いいお茶ですね。

葉子 今頃
何 食べてるのかしらね?

出張って

夜はどうせ おいしいもの
食べてるんでしょう?

まぁ そうですね。
(みき子) ねぇ~。

《なぜ…》

(振動音)

おいしい。
アハハ 葉子からメールだ。

まさに今
味噌カツ食べてるみたいですよ。

(みき子) あら。
(幸一) うまそ~う。

《そんなわけない
お姉ちゃん 抜かりない》

(振動音)
私も もう1個いただこうかしら。

《お姉ちゃん!?》

(振動音)

ちょ… ちょっと待ってて。

もしもし 鐘子?

ちょ… ちょちょ
ちょっと待って。

ハァ…。

う… うん いいよ。

指輪 見つかった?

ちょ… ねぇ お姉ちゃん。

ねぇ 全然 説明になってないよ。

何で…。

何で あんな 背が高くて
ハンサムで 男らしくて

お父さんやお母さん
私なんかにまで

お茶 入れてくれる
優しいお義兄さんを裏切って…。

出張だって嘘ついて
ホテルで着替えて

白昼堂々 若い男と
オープンカフェ

オープンに
いちゃいちゃするなんて!

しかも あんな若い…。

何あれ? いくつよ!?

あんなピンク頭の
学生なのか何なのか

ニートだか ユーチューバーだか
分かんないような…。 鐘子。

いや 確かに
かわいかったけれども!

遠目からでも 顔面偏差値は

有名進学校レベル
だったけれども…。

私 離婚する気はないから。

賢治とは 今まで通り
うまくやって行くつもり。

へっ?

だから あの指輪だけは返して。

(ドアが開く音)

(八神)
葉子さ~ん お腹へったよ~。

来週 結婚記念日なのよ
それまでに 絶対返して。

お姉ちゃん…

最っ低だな。

《彼に連絡しなきゃ》

《これは 私のためじゃ ない》

《お義兄さんのために》

《指輪を見つけなきゃ》

《お姉ちゃんの家庭が
壊れるから》

あった…。

へぇ こんな写真 撮ってるんだ。

え…。

わぁ!

葉子さん ありがとう フフっ。

はいはい ほら
早く食べないと冷めちゃうよ。

え~ もうちょっと。

バカ。

さぁ 君のばか力で
シャンパン開けて。

今日 お祝いだから ちょっと
いいシャンパンにしたのよ。

は~い。

カンパ~イ!
(八神) カンパイ。

お誕生日おめでとう 風太

ありがとう。

いくつになったんだっけ?

23。
あぁ… 若いなぁ。

葉子さんは いくつだっけ?

37。
大人だ。

そうよ もう立派な大人よ。

大人の女の人と付き合うのって
楽しい。

え?

葉子さん キレイだし
カッコいいし優しいし

いろんなこと教えてくれるし
ケンカしなくていいし。

フフ… 君 変わってるよ。

その顔なら

いくらでも かわいくて若い子が
寄って来るのに。

この間の試合も
キャ~キャ~言われてたじゃない。

同じ年とか 年下の女の子と
付き合うと疲れちゃうんだよね。

今は自分のことで
いっぱいいっぱいだし。

お金もないし。
フフフ…。

お金がある私と 付き合うのは楽?

あっ 違うよ
お金とかじゃなくて

えっと…。

僕 葉子さんといると
疲れないんだ。

会うと元気になるんだ。

ねぇ 葉子さん。
何?

葉子さんは
どうして結婚しないの?

さぁ どうしてかな?

そんなこと 考えたこともないや。

そもそも 私

結婚っていう制度自体に
興味ないみたい。

そっか。

どうして みんな
結婚なんてするんだろうね。

(鐘子の声) 「濱 鐘子です。

指輪を預かっていてくれて
ありがとう。

まだ博多ですか?」。

ハァ~。

あっ…! 送っちゃった。

送っちゃった 送っちゃった!

(メッセージの受信音)

ハァ~。

(メッセージの受信音)

(伴野の声)
「連絡くれて ありがとう

日曜日、 東京で会えますか?」。

と と と…

東京!?

(鼻歌)

いやいや…
デートじゃないんだから。

(鼻歌)

いや だから
デートじゃないんだって。

指輪を取り戻しに行くだけ!

指輪を 取り戻しに 行くだけ!

鐘子さん。

本当に来てくれたんだね
ありがとう。

と… 東京にいたんだね。

うん また会えてうれしい。

あっ 指輪は…。

大丈夫 ちゃんと返すよ。

その代わり…。

その代わり?

今日 一日
鐘子さんが東京を案内して。

えっ?
僕が博多を案内したから

今度は鐘子さんの番。

あぁ…。

そうだな~。

私 若い子が行く所とか
あんまり知らないよ。

浅草!

浅草に行ってみたい。

浅草…。

あ… 喜んで。

ほら 雷門。
わっ。

Excuse me.
ん?

Are you Japanese?

あっ… じゃ… ジャパニーズ。

Can we go with you?

ユー… みんな!?
Can we go with you?

Can we go with you?
い… いい?

あっ OK。

≪OK!≫
≪OK!≫

えっと ウォッシュ ユアー レフトハンド。

マウス マウス ベ~って こう
ウォッシュ ウォッシュ。

Do you drink?
ノー ノー… ノー ドリンク。

ジャスト ウォッシュ ウォッシュ
ウォッシュ ベ~。

ディス ウェイ こっち。

(シャッター音)

それで えっと
ライト ライト こっち。

このスモークを 見ててね。

御利益 御利益。

ゴリヤク~ ゴリヤク~。

ハハハ。
Thank you! Thank you!

鐘子さん 詳しいんだね。

本物のガイドさんみたい。
そうかな…。

ほら 私 旅行好きだから。

丈君は…。
「丈」でいいよ。

フフ じょ…

丈は どうして
カメラマンになったの?

あぁ 僕 10代の頃
モデルやってて。

えっ やっぱり!?
モデルやりながら

カメラマンさんのカメラ
いじらせてもらってたら

そっちのほうが
やりたくなった的な?

そういう オシャレな流れで
カメラマンになった的な?

いえ モデルやってても
あんまり お金 稼げなくて。

だから 何か ちゃんとした仕事を
身に付けなきゃって。

その時 よくお仕事してた
カメラマンさんに紹介してもらって

写真学校に通ったんだ。

へぇ~。

≪濱さん?≫

えっ?
(門屋) 僕です 僕

ほら 以前 婚活パーティー
お会いした 門屋です。

柴又 お好きなんですか?
そうですね

あっ いいですよね あそこ

やっぱり 濱さんだ
婚活パーティーの。

えっ… ちょ まっ…。

濱さんもデートですか。

いや~ お互い いい相手に
巡り会えてよかったですね。

ホント 妥協しなくてよかった。

妥協…。
(女) もう 失礼でしょ。

(門屋) えっ?

いや そんなつもりじゃ…。

じゃあ お幸せに。
あぁ… お幸せに。

(門屋) 行こう。

鐘子さん 婚活って…。

《ヤバい バレた!》

何?

あぁ 何だろうね! 人違いかな?

ほら 東京って 人 多いから…。

《あ~ 外国暮らしが長くて
よかったぁ》

《でも そうだ ここは東京だから
いつ知り合いに会って

嘘がバレるか分からない》

《私が独身で
婚活中だって知ったら

彼は絶対引く》

《それに 結婚してると
嘘をついてたこと自体が

何ていうか 寒い》

《そうじゃん 寒いじゃん》

《結婚してるなんて
そんな趣味の悪い嘘

冗談だとしても
全然 面白くないし》

《ヤバい 絶対バレたくない》

《嫌われたくない》

鐘子さん どうしたの?

あぁ! そろそろ指…。
分かった!

鐘子さん お腹すいたんでしょ
ごはん食べに行こう。

えっ?
連れて行きたい店があるんだ。

ただいま。

(みき子) あっ おかえり。
(幸一:賢治) おかえり。

どうしたの?

お隣の川田さんが
教えてくれたんだけど

特売のトイレットペーパー
おひとり様2点まで。

痛つつ…。
賢治も連れてったの?

(みき子)
だって 葉子も鐘子もいないから。

いいんだよ こういう時くらい
お役に立たないと。

あぁ それより
名古屋出張どうだった?

あっ うん…
会議ばっかりで疲れちゃった。

あっ 荷物 手伝おうか。
あっ ありがとう。

(みき子) 賢治さん ありがとう。
あっ すみません。

お義父さん お大事に。
(幸一) ありがとう。

(灯里) はい~。
わぁ~。

久々の日本なのに いきなり
女の子 連れて来るなんて

一体どうなってんのよ?

しかも年上。

あっ あの はじめまして…。

(灯里) どうも~。

姉です。
えっ お… お姉さん?

姉はスペインから帰国して

2年前に
この店をオープンしたんです。

へぇ~。

こっちは バイトの恵梨香さん。

覚えててくれたんですか?
うれしい!

で?
2人は どこで知り合ったの?

スペインじゃないわよね。

あっ… 博多… です。

博多って 旅先じゃない!

はぁ~! ほら あなた
冷めないうちに食べて食べて。

あっ… じゃあじゃあ あの…
いただきま~す!

う~ん!

おいしい!

でしょ?

オリーブオイルとニンニクと
タカノツメと

シーフードのダシをお米が吸って
えっ…。

隠し味は… 隠し味は…。

あっ イカの塩辛!

ですよね?

(灯里) スペイン風オムレツと
キノコのオイル煮と

ピンチョスいろいろ~ 食べて~!

お姉さん こんなに食べられな…
いや… いや でも!

全部おいしそ~う。

(灯里) おいしいのよ! ねぇ!

どれから行こう?

はい。
(賢治) ありがとう。

ねぇ 葉子。
うん?

しゃちほこサンド
買って来てくれた?

はい。

ありがとう。

うわ~ ハハ!

結婚指輪 どうしたの?

最近 着けてないみたいだけど。

ちょっとキツくなっちゃって。

出張続きで太ったかな?

でも 賢治がせっかく
いいの買ってくれたから

無理してでも着けよっかな。

そうだね。

明日の結婚記念日ディナーには
着けてほしいな。

分かった。
いただきます。

うん。

あぁ おいし~い。

ん! これも おいしい!
(灯里) は~い。

デザートもあるわよ。
う~ん!

お~。
いただきま~す!

(客) 来ました~。
(恵梨香) いらっしゃいませ。

(客) ビールとパエリアね
どっちも大盛り。

(灯里)
どうぞ どうぞ いらっしゃ~い。

(メッセージの受信音)
ん? あっ ちょっと ごめんね。

(葉子の声) 「指輪まだ?」。

《そうだ 完全に目的を忘れてた》

あの~ 指輪…。

そろそろ 指輪を。

大切な指輪だから 返して。

指輪は上だよ。

上?

《いや これ ダメだろ》

《旅先で会った
よく分からない男の人の部屋に

ついて行くなんて 危ないよ》

《でも 1階には
お姉さんがいるわけだし

カメラマンも
本当なんだって分かったし》

《それに もう 1回そういうこと
してるわけだし…》

《とにかく指輪を取り戻したら
すぐに帰ろう》

《これ以上 深入りしたら
危険が2つ》

《私の嘘がバレる危険と

彼のことを
本当に好きになってしまう危険》

いいんですか? いきなり部屋に
2人っきりですよ。

いいんじゃない?
もう いい大人だし。

ほら よく食べる子に悪い子は
いないっていうじゃない。

聞いたことないですけど。

別に悪いことしてるわけじゃ…。

あっ。

ようこそ 僕の部屋へ。

わぁ…。
…と言っても 何もないけど。

すごい これ。

僕が これまで旅した街。

鐘子さん 旅が好きでしょ?

あっ…。

さぁ 座って? カンパネルラ。

何で…。

あの後 気になって読んだんだ
銀河鉄道の夜』。

主人公 ジョバンニの親友の名前
カンパネルラって

「鐘」って意味だよね?

鐘子さんの「鐘」と同じ。

鐘子さん カンパネルラなんだよ。

僕がジョバンニで
鐘子さんがカンパネルラ。

僕たち2人とも似た名前って
すごいよね。

孤独な少年ジョバンニと
親友のカンパネルラが

2人で銀河鉄道に乗って旅に出る。

本当の幸せを探す旅に。

《ダメだ》

《好きだ》

《私 この人が好きだ》

《思えば3年間
婚活 頑張って来たけど

こんなの 一回もなかった》

《婚活パーティーで知り合った人と
何度かメールをやりとりして

悪い人じゃなさそうだなと
思ったら

約束して食事に行く》

《それから
食事に行くための服を選んで

ちゃんとメイクして
髪もキレイに巻いて

ネイルもベージュピンクにして

時間をかけて
一番キレイな自分をつくって

待ち合わせのお店に行くと…》

《そこには…》

《好きでも何でもない人が
座ってる》

《きっと向こうも
そう思っていることだろう》

《不思議なもんだな》

《正直にならなきゃ
いい人に出会えないと思って

婚活シートには
1つも嘘を書かなかったのに》

《でも 勢いで嘘をついたら

私という つまらない人間に

「既婚」というタグが
1つ付いただけで

私は 危険で ミステリアスで

情熱的な女になった》

《だったら もう それでいい》

《あの時間の何倍も何百倍も

今のほうがいいもん》

《全く何の ときめきもない相手に
サラダを取り分ける時の

あの頭がグラグラする感じ》

《私は あれが嫌で婚活をやめた》

《私 恋できるんだ》

鐘子さん
今日は何時までいられるの?

えっ?

夜は ここから
東京の夜景が見れるんだ。

隅田川に架かる橋も
ライトアップしてキレイだよ。

今日は天気がいいから
きっと星も よく見える。

鐘子さんにも見せたい。

あっ… いや

指輪を受け取ったら
すぐに帰るつもりだから。

そうだよね ここは東京だから

旦那さんが待ってるよね。

もう 旅は終わったんだよね。

《そうだ 何 勘違いしてるんだ》

《彼は 私を人妻だと思ってるから
相手にしてくれたんだ》

《後腐れのない 楽な関係だから》

鐘子さん
1つだけ お願いしてもいい?

えっ… 何?

鐘子さんの
旦那さんの写真 見たいな。

(せき込み)
大丈夫?

いや… えっ 何で そんな急に?

深い意味はないんだよ
ただ何となく見てみたいなって。

いや 何となく見るもんじゃ…。

それに その… 旦那さんの話は
タブーなんじゃないかな?

そうなの? 僕 日本のテレビで
不倫してる女の人が

若い男に
旦那の文句言ってるの見たよ。

何のテレビかな? それは。

その後
その若い男が旦那を殺してた。

えっ それは… 『火サス』?
いや もう終わってるか BS?

大丈夫
僕は そんなことできないから。

ただのカメラマンだし。

いつもは
風景を撮ることが多いけど

ポートレート
よく頼まれて撮るんだ。

家族写真とか 結婚写真とか。

だから 見てみたいなって思って。

こんなにステキな人を
奥さんにできた旦那さんって

どんな人かな?って。

うん いいよ。

見せてあげる。

《えっ…》

そうよね
これ以上 深入りしないように

見せといたほうがいいかもね。

《何 言ってんの? 私》

だって 期間限定の不倫だったし。

《待て待て バカ… バカか!》

私には ちゃ~んと
愛する旦那様がいるわけだからね。

《ねえよ ねえよ》

《私のケータイに
男の写真なんて》

私の旦那様は この…。

《やめろ 私》

《やめろ 私!》

《やめろ それは…!》

この人よ。

《それ 姉の旦那~!》

(みき子) もう賢治さんが
同居してくれるなんて

ホンットにうれしいわ~!

近所の奥さんたち み~んな
うらやましがってんのよ。

いえ…。
ありがとう 賢治君。

ホントに…
ありがとう! ありがとう!

こちらこそ お義父さん。

鐘子ちゃん これから よろしくね。

僕のこと本当のお兄さん
だと思って こき使って。

あぁ… お義兄さんも私に
遠慮なく何でも言ってください。

ありがとう。

新築記念に
みんなで写真撮ろうか。

(みき子) そうね!
鐘子 シャッター押して!

あぁ いやいや 僕が…。
(みき子) いや~!

もう こんな
ハンサムなお婿さんの隣なんて

ちょっと照れちゃうわね。
ハハハ…。

はいはい じゃあ 私のスマホで…。

はい みんな笑って~
はい チーズ。

(カメラのシャッター音)

《あの時の写真…

拡大して 見せてる!》

《だって
私のケータイに入ってる

男の写真なんて
これしかないもん》

《あとはラーメンか焼き肉か
食べ物の写メばっかだし》

《大丈夫
絶対バレっこないから大丈夫》

《だって
指輪が戻れば もう二度と…》

やっぱり すごくステキな人だね。

そうなの すごくステキな人なの。

そっか 無理に頼んでごめんね。


♬~

ありがとう。

(ドアが閉まる音)

《あ~ またやっちまった~》

《「ごめん 嘘なの
私 ホントは独身なの」

…って言える
千載一遇のチャンスだったのに》

《よりによって
姉の旦那の写真って…》

《アホか 私は…》

♬~

《これでもう

二度と会うことはないのか》

♬~

♬~