ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ボイス 110緊急指令室 第1話 唐沢寿明、真木よう子、増田貴久… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『ボイス 110緊急指令室#01』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. ハァ
  2. 夏美
  3. 犯人
  4. 兄貴
  5. 相良
  6. ヤツ
  7. 裁判長
  8. 足達
  9. 鼻歌
  10. 未希
  11. お前
  12. ハンマー
  13. 現場
  14. キラキラ
  15. 指令室
  16. 手塚
  17. 証人
  18. 川島
  19. 足音
  20. 通報者

f:id:dramalog:20190714093236p:plain

『ボイス 110緊急指令室#01』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[新]ボイス 110緊急指令室#01[解][字][デ]

110番緊急指令室を舞台に、唐沢寿明演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じるボイスプロファイラー・橘ひかりが助けを求める人々を救うタイムリミットサスペンス!

詳細情報
出演者
唐沢寿明真木よう子、増田貴久、木村祐一石橋菜津美、田村健太郎安井順平小市慢太郎、YOU/菊池桃子 ほか
番組内容
110番緊急指令室を舞台に、唐沢寿明演じる敏腕刑事・樋口彰吾と、真木よう子演じるボイスプロファイラー・橘ひかりが、助けを求める人々を救うタイムリミットサスペンス。妻を殺人鬼に奪われた樋口は、容疑者の男を自ら逮捕する。しかし直接妻の通報を受けた指令室員、橘ひかりが「犯人の声は相良ではない」と発言。怒りに燃える樋口はひかりを問い詰めるが・・・。殺人鬼は誰なのか?そして新たな通報電話が鳴り響いて・・・!
監督・演出
【演出】大谷太郎
原作・脚本
【原作】”Based on the series ”Voice”, produced and distributed byStudio Dragon Corporation and CJ ENM Co.,Ltd”
【脚本】浜田秀哉
音楽
【主題歌】BLUE ENCOUNT「バッドパラドックス
【音楽】ゲイリー芦屋
制作
【チーフプロデューサー】池田健司
【プロデューサー】尾上貴洋、後藤庸介
【制作協力】AXON
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/voice/
【公式Twitter】https://twitter.com/voice_ntv
【公式Instagram】https://www.instagram.com/voice.ntv/

 

 


(花火が打ち上がる音)
(花火の破裂音)

ハァ… ハァ…。

ハァ…。

♬~

ハァ… あぁ…。

あぁ…。

あぁ…。

ハァ… ハァ…。

あ~!

♬~

ハァ ハァ…。

ハァ ハァ ハァ…。

あぁ…。

(島田の声) あ~ キツい…。

(足達の声)
うん 夏は これだからな。

(島田)
あ~ もう クラクラして来た。

(佐伯)
空振りじゃないすか 少し窓…。

(足達) おい 開けんなよ。
あっ 吐きそう。

はぁ?
(香川) 俺 漏れそうっす。

(樋口彰吾)
まったく お前ら しっかりしろ!

(車の走行音)
ほら… お客さんだ。

♬~

(足達)
人殺しがニヤニヤしやがって。

行くぞ。
(島田) いや 係長

応援 待つようにって。

さっさと終わらせて
一杯やろうぜ!

しゃ~!
(香川) 了解です。

(振動音)

(呼び出し音)

(樋口未希) あぁ…。

(呼び出し音)
ハァ…。

(呼び出し音)

(操作音)

(入電音)

(橘ひかり) はい 110番です
事件ですか? 事故ですか?


(未希) 助けてください。

殺されそうなんです。

今 どこにいますか?

分かりません 助けてください。

周りには 何が見えますか?

お願い 助けて…。

落ち着いてください。
(手塚) どうした?

混乱してるようで
場所も不明です。

(手塚) 回して。
はい。

まずは場所を教えてください。

近くに標識はありませんか?

あれば
裏側に貼ってあるシールの

管理番号を教えてください。

おい!
ムショは そっちじゃねえぞ。

ほら こっちだ 戻って来い。

(足達) 強盗殺人ならびに
銃刀法違反の容疑で逮捕する。

行け!
んだ てめぇ こら!

♬~

♬~ (足達) おとなしくしろ!

♬~

(操作音)

あっ…。


(通話が切れた音)
(手塚) 切れた コールバックを。

でも 通報者は今…。

(手塚) 何やってんの?

ほら… 早く!

ハァ ハァ…。

(着信音)

助けて…。

♬~

♬~

♬~ (足音)

♬~

ハァ… ハァ… ハァ…。

♬~

キャ~!

もしかして 今ので?

もしもし?

もしもし? どうしました?

もしもし! もしもし!

(未希) あ… あぁ…。

助けてください。

お願い! 助けて‼

(顎が鳴る音)
ヘヘっ。

調子に乗るからだ。

♬~

♬~


(殴る音)
やめて‼

(殴る音)


(殴る音)

もしもし! もしもし!
(殴る音)

(殴る音)

聞こえますか!? もしもし!

(殴る音)

何があったんだ!?

コールバックが原因で
通報者が…。

これは責任問題だ。
応対したのは 橘君です。

私は止めたんですが…。

♬~

♬~ (殴る音)

♬~

♬~ うわ!

♬~

♬~ (頭突きする音)

♬~

もう終わりかよ?

ほら 立て!
ちょっとは楽しませてくれよ。

クソ!

(銃声)

♬~

♬~ (銃声)

♬~

♬~ ハァ…。

あぁ…。
(花火の破裂音)

ビール 飲みてぇ。
(花火の破裂音)

(島田の声)
見た? 俺のタックル!

≪分かったから!≫

(志津) ちょ~っと!
いい年して ばか騒ぎしない!

(香川) いや
うちのチーム 最高なんすよ!

そう!
今月 またもや検挙率 ト~ップ!

(佐伯) 係長は 横浜名物
「ハマの狂犬」だからね!

(志津) 何が名物よ~。
いや マジなんですって。

こんな目して
犯人に かみつくんすよ!

かみついたら最後
どんなヤツだって

食いちぎるまで逃がさないっす。
もう うんざりだ!

毎回 トップで

歯応えねえや。

ハハハハ…!
ないない!

うちの係 みんな 見習えよな!

(香川) そうっすよ!
(島田) いいこと言う!

ほら これ サービス!
お~! すげぇな。

今日 誕生日でしょ?

お~! よく覚えてたね。

もうアラフィフね!
まだ 45だよ。

四捨五入したら 一緒よ!

犬みたいに ワンワン
ほえてる年でもないでしょ~。

…って私に言われたくないか。
ああ! 言われたくないね。

(志津) あ~ そうですか。
ア~!

(志津) やめてよ! ちょっと!

よっしゃ~ 係長の誕生日 祝って
3次会だ~!

(一同) イェ~イ!
(振動音)

係長 電話っす 電話っすよ!
はいはいはい。

(振動音)

おう 透 今どこだ? 飲みに来い。

(石川 透) 兄貴

奥さんは?

お~ お前
うちのヤツに何の用だ?

それより 今どこだ?

実は…

殺しがあって…
市場跡地に来てるんです。

朝まで 志津さんのとこで
飲んでるから合流しろ。

女性が何者かに襲われて殺された。

被害者の財布に

奥さんの免許証が…。

はぁ?

くだらねえ冗談やめろ
顔見りゃ分かるだろ。

それが 遺体の損傷が激しくて

身元が確認できないんです。

お前

うちのヤツが電話に出たら
覚悟しろよ。

フッ… ったく。

(呼び出し音)

ん?
(呼び出し音)

こりゃ 大樹 寝かし付けて
一緒に寝たパターンだな。

ハハハハ…。

(呼び出し音)

(サイレン)

≪すみません
入らないでください≫

≪入らないでください≫
どけ!

(沖原) 電話したんか。

(沖原) 樋口…。

どいてくれ。

ここは俺らに任せて 帰れ!

いいから どけ~‼

兄貴…。

♬~

♬~

♬~

♬~ 兄貴…。

♬~

♬~

♬~

未希…。

ピーマンだけは入れるな
って言ったろ。

さぁ… 帰ろう。

帰ろう おい… ほら。

ほら!

ハァ… ハァ ハァ…。

♬~

未希…。

帰ろう。

家に…

帰ろう。

♬~

(樋口大樹) パパ…。

ママは?

(大樹) パパ?

♬~

(鍵を開ける音)

相良卓也さんやね?

(相良) ええ。
(沖原) これ あんたやな?

一昨日の夜 何されてましたか?

チッ。

(沖原) おっ…。
兄貴。

(相良)
何 勝手に入ってんだよ おい!
(女性) キャ~!

(相良)
何やってんだよ お前 おい!

やめろ! やめろって…。

♬~

(相良)
おい… 何やってんだよ おい!

ひとの家で何やってんだよ!
お前…。

(相良)
やめろよ! 聞いてんのかよ!

♬~

言ってみろ。
(相良) あっ?

どうして殺した?

どうして殺した~!?

(女性) キャっ… キャ~!

(相良) 何だ てめぇ…!

兄貴!
う~!

(殴る音)

(弁護人の声)
当日 被告人は泥酔状態で

何も覚えていません。

(検察官)
被告は減刑を受けるため

虚偽を述べていると考えられます。

(検察官) ここで 検察側から

事件当日 緊急指令室で
被害者の通報に応対した

橘警部補を
証人として申請します。

(裁判長) 証人を。
(ドアが開く音)

あの女か。

あの女が…。

ええ 相良に奥さんの居場所を。

(検察官) 港東署 緊急指令室

橘ひかり警部補ですね?
はい。

あなたは事件当日
犯人と通話しましたね?

はい。
犯人の声 覚えてますか?

覚えています。

(検察官)
被告人 名前を答えてください。

相良卓也。

この声ですか?
被告人は その時 酔っていたと…。

この声ではありません。

(ざわめき)

彼は 犯人ではありません。

何言ってんだ? この女。

(木槌をたたく音)
(裁判長) 静粛に 証人…

犯人と被告人の声が違うと?

はい。

指令室の会話は
全て録音されています。

音声データを確認すれば
分かります。

裁判長 犯人は別人です。
(ざわめき)

音声データを再生してください。
(ざわめき)

(木槌をたたく音)
(裁判長) 静粛に。

では 再生してください。

はい 110番です
事件ですか? 事故ですか?

(未希) 助けてください
殺されそうなんです。

今 どこにいますか?

(未希)
分かりません 助けてください。

周りには 何が見えますか?
(未希) お願い 助けて…。

落ち着いてください。
(手塚) どうした?

混乱してるようで
場所も不明です。

(手塚) 回して。
はい。

(手塚)
まずは場所を教えてください。

近くに標識はありませんか?

あれば
裏側に貼ってあるシールの

管理番号を教えてください。

(未希) ハァ ハァ…。

あ… あぁ…。

助けてください
お願い! 助けて‼

♬~

この無音に聞こえる箇所で
犯人は

「調子に乗るからだ」
と言っています。

(ざわめき)
そして この後

はっきりと犯人の声が聞こえます。

(裁判長)
提出された証拠は これだけです。

そんな… どうして通話記録が!?

(裁判長)
証人 偽証罪で処罰されますよ?

裁判長 私は約3分間

犯人と やりとりをしたんです。

犯人は 30代半ばの男性で

声は 彼よりは低く
顎から カチカチという音が…。

(相良)
そうそう 証人が言うように

犯人は俺じゃないから。
(裁判長) 静粛に。

(相良) 無実を証明してくれよ
証人 頼むよ。

なぁ 証人!

♬~

兄貴…。

おい。

何でヤツをかばうんだ?

離せ! おい

本当のこと話せ‼

私が話していることが 真実です。

ヤツは取り調べで

犯人しか分からないこと
うたってんだよ。

ヤツの部屋から

血まみれのコートが
出て来てるんだよ!

ヤツは うちのヤツを

うちのヤツの顔を
何度も何度も つぶして…。

おい…

何が おかしいんだ?
兄貴 こらえて。

おい お前だよ。
(裁判長) 退廷させなさい。

お前だ ちょっと来い
何が おかしいんだ?

兄貴…。
この野郎 てめぇ 殺してやる!

何が おかしいんだ!?
こっちへ来い。

兄貴。
何が おかしいんだ!? 離せ!

何が おかしいんだ!? この野郎‼

兄貴!

♬~


(店長) おい 邪魔だ どけ!
こら 待て!

待てっつってんだろう!
(店長) うるせぇ!

待て!

(店長) えっ!?

痛っ! 痛ぇな! クソ…。

♬~

ハァ ハァ ハァ…。

相良が戻って来てるな。

相良? 何言ってんすか?

逃げた相良だよ!

ほら見ろ。

さぁ? 知らないっす。

うっ…。

うぅ…。

話す気になったら…

教えろ!

あぁ…。

(足達の声) 樋口さん
いいかげんにしてくださいよ。

懲戒処分 確実ですよ。

(島田) いいから来い ほら!

こいつが
相良のヤサ 吐かねえからだろ。

だから

相良さんが保釈されてから
一回も会ってないんだよ!

黙ってろ お前!
いいから来い ほら。

(足達) もう3年でしょ?
いつまで追うつもりですか?

(佐伯) 樋口さん

俺ら 殺しのヤマ追ってて
忙しいんですよ。

(香川) これで ホトケさん 3人目
3人目っすよ。

あっ お疲れさまです。
おう。

あっ これ差し入れ。

兄貴は違法カジノの元締
パクったんすよ。

大目に見てくださいよ。

(足達) 大目にって お前な
何回 もみ消しゃいいんだよ。

係長には 俺が
うまく話しておきますから ねっ。

(足達) お前も いつまで
樋口さんの尻拭いするつもりだ?

じゃ 戻るわ。

お疲れ。

あの人も終わったな。
(香川) ハァ…。

♬~

♬~

港東署 緊急指令室 室長に
就任するに当たり

提案があります。

Emergency Call Unit
ECU」の設置です。

通報から3分で現場に到着し

5分で現場を確認し

10分で犯人を逮捕する。

事件発生から
この3分 5分 10分という

被害者を救出できる
クライシスタイムを逃してはいけません。

ECUは それを可能にします。

つまり 新室長は

現場の刑事を指令室の下で
こき使うと?

(田所) 従来通りのやり方で
何か問題でも?

そのやり方で
初動捜査に失敗した事件は

どう責任を取るんですか?

2月の桜木町資産家殺人事件

そして 今 捜査中の
横浜女子大生連続殺人事件。

どちらも初動捜査の対応が遅れ

通報者の尊い命が奪われています。

独自の緊急指令室を持ちながら
それを生かせていない。

指令室の機能を拡大し
迅速に動く

新たなチームをつくるんです。

兄貴 もう いいかげん…。

いや… 大樹のためにも

兄貴が しっかりしないと…。

今の姿 奥さんが見たら…。

おい。

メシにしよう。

例の指令室の女…。

科捜研からの異動で

ここの指令室に また戻って来た。

しかも 室長として。

(石川の声) 県警本部に
自分から希望を出したって。

(入電音)

(香織) はい 110番です
事件ですか? 事故ですか?

(香織) 交通事故ですね
今 あなたのいる場所は

何番町 何番地区…。

(山崎) 車両照会の結果

大黒埠頭で発見された
車両については…。

(石川の声)
うちの初動捜査の検挙率を

3か月で
全国1位にしてみせるって

本部に掛け合ったそうです。

この3年 科捜研の音声解析で
いくつかの難事件を解決したとか。

それで認められた。

だからって
ここに戻って来るって…。

とにかく あの女

自分のミスをごまかすために
裁判でウソを言いやがった。

許せないですよ。

(田所) 皆さんのご苦労は
肌で感じさせていただきました。

では そろそろ…。

たった10分の視察で
何がお分かりになったんですか?

「検討はしたが先送り」で
お茶を濁すつもりですか?

何やと!?
(田所) 参りましたね。

新室長は
随分と熱意がおありになる。

ECUによって

まだ失われていない命を
救うことができるんです。

橘ひかり! 出て来い‼≫

橘ひかり

橘ひかり

失礼します。

ハハっ おい ホントにいたぞ。

来い。

元気そうだ。

お久しぶりです あちらで話を…。

おい 何で戻って来た?

俺をばかにしてんのか?

お前

俺に何か言うことはないのか?

(田所) あれは樋口警部補か?

はい
3年前の第5号地区の殺人で

樋口の奥さんの通報に
応対したのが彼女なんです。

その応対ミスで

相良に居場所が特定され
殺された。

俺に何か言うことはないのか
って聞いてんだ‼

何とか言え‼

(沖原) しかも彼女は

他に犯人がいると証言し
裁判が長期化。

揚げ句 相良は保釈され

その直後に
逃亡してしまったんです。

うわさ以上に
荒れているようですね。

新チームの現場リーダーに
と考えておりましたが…。

(足音)

兄貴 上の連中が見てる
手 離して。

透…

お前こそ 離せ。

3年前のこと説明してみろ。

自分のミスは棚に上げて

聞こえもしない声を
何で聞こえると言った?

何で犯人をかばったんだ?

答えろ。

(入電音)

(香織) はい 110番です。

えっ… お名前は?

オギワラナツミさん。

大丈夫ですよ
落ち着いてください。

第5号地区で誘拐です。
誘拐!?

私が真実を話したら

信じてくれますか?
(自動ドアが開く音)

(山崎) 誘拐容疑の通報が。
分かりました。

一刻を争います
応対が済んだら お話しを。

♬~

(山崎) 通報者は荻原夏美 19歳。

臨海中央駅で男性と会い

5分前に 「誘拐された」と。

室長の橘です もう一度 詳しく
話してもらえますか?

(夏美)
誘拐されたんです 早く助けて。


あの男 何するか分かんない。

カバンに包丁みたいなのが
いっぱい入ってるんです。

ケータイの位置と契約者を。
はい。

その男性との面識は?

ネットで知り合って…
悩みとか聞いてくれたんです。

それで会おうって。

やっぱ私 帰る

(川島)えっ?

ホント
話すだけのつもりだったし…

(夏美)ん~… やだ!

(山崎)
位置は E307基地局から
半径1km周辺。

GPS座標の追跡は
時間がかかります。

周りには何が見えますか?

(夏美)
ブロックに 床にビニールが…。

何なの? これ。

今 犯人は どこに?

多分 下の階に…。

ハァ ハァ ハァ…。

(川島の鼻歌)

(鼻歌)

(夏美) うっ…。

(川島の鼻歌)

(ブロックが地面に落ちた音)

♬~

(夏美)
窓からブロックを投げたら

私が逃げたと思って 外に…。

冷静でしたね。

すぐ 出動します。

(警報音)
コード0 誘拐容疑事件発生。

現在時から本件
関連通話を優先とし

他の通話を規制する。
何が コード0だ。

至急 至急 指令室から各局。

現場は E307基地局から
半径1km以内の建物と判明。

近い局にあっては
現場方向に転進するとともに

区域内のマル索を
徹底してください。

コード0は

Emergency Call Unitが
対応します。

樋口警部補は ECUとして
至急 出動してください。

おい 何でお前が俺に命令を?

これからは 私が指揮を執ります。
はぁ?

一刻を争う事件だからです。

10分を過ぎたら
通報者が危険に。

ご存じのはずです。
それが どうした?

(夏美)
警察は いつ来るんですか?

私 怖いんです。

助けてください お願いです。

お願いです 助けてください。

(未希)助けてください
お願い 助けて…

(夏美) 助けて…。

兄貴…。

何を勝手なことしとんねん。

そんなチーム
認められてもないねや。

あと10分
視察を続けてください。

必ず 通報者を救ってみせます。

♬~

♬~ (ボタンを押す音)

♬~ (秒を刻む音)

兄貴 待ってください!

あの女 自分のために
兄貴を利用してるんですよ!

透…。

「助けてくれ」って言ってんだよ。

兄貴。

場所の特定には
夏美さんの記憶が重要なんです。

連れ去られた時のことを
思い出してください。

犯人の持ち物でも 道でも
何でもいいんです。

赤い橋が見えた。

川島の鼻歌

赤い橋。

ここです。

(夏美) その橋を渡って
左に連れて行かれた。

マルヒは臨海水道橋から左手の

再開発地区方向に向かったもよう。

私が真実を話したら
信じてくれますか?

何が「真実」だ。

はい?

いいから急げ。
あっ はい。

(サイレン)

(夏美) それと…

キラキラって何かが光ってた。

キラキラって何かが…。

♬~ ポコポコという音

♬~

♬~
(ポコポコという音)

《キラキラと光る何か…》

《何だろう?》

(秒を刻む音)

(サイレン)

2人は向こうを
俺たちは あっちだ。

はい。

(山崎) 現場近く 居住記録のある
前科者リストです。

夏美さん 警察官が到着しました
もう少しの辛抱です。

はい…。

♬~


(ポコポコという音)

《さっきから聞こえる
この音は?》

キラキラ光る何かか。

連れ込まれる時に見たんなら
派手な電飾…。

捜すぞ!
はい。

♬~

♬~

ハァ ハァ ハァ ハァ…。

夏美さん?

ハァ ハァ…
今 2階に降りてるの。

待って すぐ戻ってください。

ここを出る。

犯人が戻ったら危険です
すぐ引き返して。

大丈夫 ハァ ハァ…。

(鍵を開ける音)

夏美さん。

すぐ隠れて!

えっ?

ハァ ハァ…
どうしよう 戻って来た。

早く隠れて!

♬~

(物音)

(割れる音)

おい! どこ行った~?

やぁ~!
(割れる音)

夏美さん 大丈夫?

3階に上がったみたい。

マルヒが建物内で
マルガイを捜している。

危険が迫っています
監禁場所は 3階以上の建物です。

3階?
(足音)

どうだ?
見当たりません。

すみません この辺りに

キラキラ光る
派手な電飾ありませんかね?

(壁をこする音)

(ドアが開く音)

(ドアが閉まる音)

(ハンマーの柄をたたく音)

(ハンマーの柄をたたく音)

(ハンマーの柄をたたく音)

(店主の声) キラキラ光るねぇ。

ええ 建物の入り口とかにある。
(店主) あ~ それだったら

ここを真っすぐ行った所の
風俗店がそうだわ。

何度も
警察沙汰になっちゃってさぁ。

店長が若い子
無理やり連れ込むもんだからさ。

その店 何階建てですか?

あぁ… 確か3階。

♬~

(ハンマーの柄をたたく音)

(ハンマーの柄をたたく音)

向こうだ。
はい。

こちら石川 監禁場所については
風俗店と判明。

現場は港3丁目4番地58号。

(ハンマーの柄をたたく音)

該当の店長は
未成年に強制わいせつを行った

前科者リストにも記載があります。

おい ヤツのマエは それだけか?

ええ それが何か?

何で床にビニール敷いてんだ?

えっ?

チッ。

警察は まだですか?

もう少し… あともう少しだから
頑張ってください。

(夏美) はい…。

さっきは ごめんなさい。

勝手なことして。

お母さんにも言われたんです。

「お前は いつも
ひとの言うことを聞かない。

素直にならないと
いつか痛い目に遭う」って。

お母さんには反抗して
知らない男 信じて

ホント ばかですよね 私。

失敗していい。

えっ?

失敗したからこそ
気付くことがある。

私も 取り返しのつかない失敗を
したことが。

でもね

絶対に諦めない。

諦めない限り

必ず やり直せる。

だから夏美さんも 諦めないで。

いい?

はい。


(ポコポコという音)


(ハンマーが壁をこする音)
《鉄の音… 何だろう?》

《鉄パイプ? いや

角が もっと丸いもの》

(壁をこする音)

(ドアが開く音)

(ドアが閉まる音)

♬~

♬~

♬~ (床をこする音)

♬~

橘さん。

大丈夫?

今度はホントに行ったみたい。

(秒を刻む音)

(ドアが閉まる音)

♬~

兄貴。

透 ここは任せていいか?
えっ?

何かあったら無線で呼べ。
いや 兄貴!

夏美さん 犯人は1階に?

はい 降りて行きました。
よかった。

マルヒは 監禁場所から
出て行こうとしています。

(夏美)
そうだ 犯人が何か持って
なかったかって聞いたでしょ?

何かが付いてる
長い木の棒を持ってた。

何かが付いている木の棒?

《ハンマー?
でも この音からすると

全体が50cmはある
大型ハンマー》

《それに 包丁も用意してる》

何で床に
ビニール敷いてんだ?

♬~

はっ!

彼女は どこだ?
何? 客?

誘拐した彼女だよ!
はぁ?


監禁場所は
そこじゃありません マルヒは

風俗店の男とは別人です!

(足音)

(足音)

夏美さん 今すぐ逃げて!
(足音)

(足音)

見~つけた~。

(夏美) イヤ~‼

夏美さん!

(秒を刻む音)

(川島の鼻歌)
(夏美) やめて! やめて お願い!

(鼻歌)
(夏美) やめて!

(鼻歌)
(殴る音)

夏美さん!

(蹴る音)
(夏美) うっ! やめて…。

(蹴る音)
(夏美) うっ!

うっ…。
(川島) ハハハハ…。

(夏美)
うぅ… う~! やめて! やめて。

(蹴る音)
(夏美) うっ… うっ!

指令室から各局
ただ今 着信中の通話音から

マルヒがマルガイに
暴行を加えているもよう。

(川島の鼻歌)
(夏美) うぅ… うぅ…。

(蹴る音)
(鼻歌)

(ひかりの声) なお マルヒは

横浜女子大生連続殺人事件の
犯人の可能性があります。

おい! 何を言うとんねん!

犯人は
大型ハンマーを所持しています。

この連続殺人事件の被害者も
頭部に陥没骨折を。

直径5cmはある大型ハンマーなら
同様の陥没が出来る。

さらに犯人は
多数の刃物を所持しています。

遺体をバラバラにするためです。

犯人が所持している凶器と
若い女性を狙った一連の事件と

殺害方法が一致するんです。

うちでマークしてる
本ボシがおんねや!

強行犯係も すぐに現場に!
ひとの話 聞いてんのか!

すぐに出動を!

こちら樋口!
本当にヤツが連続殺人犯なら

綿密な計画を立ててるはずだ。

完全犯罪をやり遂げるために
身元が割れないよう

ネットで
獲物をハンティングして

現場に証拠が残らないよう
床にビニールを敷いている。

犯行場所も
足がつかない所を選んだはずだ!

それは?

港商店街跡地だ!
確か その辺りは

一般人の立ち入りが
禁止されてるはずだ!

誰にも邪魔されず 思う存分
殺しを楽しむことができる。

イカれた野郎なら
そう考えたはずだ。

港商店街跡地…。

キラキラ光る何か
分からないのか!?

お前も深呼吸しろ!
えっ?

落ち着け。

見えるものも見えて来ない!
いいか?

お前が
通報者の一番近くにいるんだ。

キラキラ光る何かを突き止めろ!
俺が必ず救い出す!

♬~

フゥ~。

(夏美)
キラキラって何かが光ってた

キラキラって何かが…

《ずっと聞こえていた あの音…》

(ポコポコという音)

《どこかで聞いたことのある音》

♬~


(ポコポコという音)
《港商店街跡地…》

(水槽の音)

♬~

樋口警部補 分かりました。

キラキラと光る何かは

水槽の水が
反射でキラキラと光ったためです。

あの音 水槽の音です。

現場は 港商店街跡地にある
アクアショップです。

間違いありません
水槽の音でした。

信じてください。

時間がありません
急いでください!

(水槽の音)

ハァ ハァ…。

♬~

一発だ。

♬~