ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ルパンの娘 第1話 深田恭子、瀬戸康史、小沢真珠、栗原類、どんぐり… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<木曜劇場>ルパンの娘 #01【セクシー怪盗・深田恭子!禁断の恋に落ちる】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 悦子
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  11. 宝石店
  12. ホント
  13. 典和
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  15. 両親
  16. マツ
  17. 円城寺
  18. 家族
  19. 刑事
  20. 一族

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『<木曜劇場>ルパンの娘 #01【セクシー怪盗・深田恭子!禁断の恋に落ちる】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[新]<木曜劇場>ルパンの娘 #01【セクシー怪盗・深田恭子!禁断の恋に落ちる】[字][デ]

図書館勤めの三雲華は結婚を考えている彼の和馬が警察一家だと知り愕然とする。それは華の家が代々泥棒一家だったから…。決して許されない二人の恋の行方は!?

詳細情報
番組内容
図書館に勤める三雲華(深田恭子)は、恋人の桜庭和馬(瀬戸康史)の家族を初めて紹介されて、ガチガチに緊張している。和馬の父、典和(信太昌之)の口調は厳しく、母の美佐子(マルシア)も華の勤め先にガッカリした様子。和馬が公務員としか聞いていなかった華だったが、桜庭家は代々警察官の一族だったのだ。それを聞いて震え上がり、さらに和馬が警視庁捜査三課と知った華は…。

 その日、和馬に送ってもらった華は
番組内容2
平凡な一軒家に入って行く。和馬の車が去ると、その家からそっと抜け出し、タワーマンションの高層階へ。実はここが本当の三雲家。高級な猫を抱いた母の悦子(小沢真珠)、キャビアをつまみにワインを傾ける父の尊(渡部篤郎)、トラフグを調理中の祖母マツ(どんぐり)が華を迎え入れた。だが、猫もキャビアもトラフグも…他人様から失敬したものばかり。そう、三雲家は泥棒一家。華は和馬を諦めようと考える。

 一方、和馬は
番組内容3
典和に捜査一課の刑事になれたら華との交際を認めても良いと言われる。和馬が三課の先輩刑事・巻(加藤諒)に相談すると、先祖代々家族全員が盗みの専門家“Lの一族”を捕まえろとアドバイスされる。決して尻尾を出さない、それでいて弱者からは盗みを働かない、まるで“アルセーヌ・ルパン”のような大胆不敵な犯行から“L”がつけられる一家。和馬は彼らを捕まえる決心をするが、その一族こそ、華の家族・三雲家だった。
出演者
深田恭子瀬戸康史小沢真珠栗原類、どんぐり、藤岡弘、(特別出演)、加藤諒、大貫勇輔、信太昌之、マルシアさとうほなみ麿赤兒渡部篤郎 他
スタッフ
【原作】
『ルパンの娘』 横関大(講談社文庫刊) 

【脚本】
徳永友一 

【音楽】
Face 2 fAKE 

【主題歌】
「モス」サカナクション(NF Records / Victor Entertainment) 

【プロデュース】
稲葉直人 
荒井俊雄 

【演出】
武内英樹 
品田俊介 
洞功二 

【制作・著作】
フジテレビ 第一制作室

 

 


(典和)う~ん。

(華)ハァ…。

(和馬)華 大丈夫だよ
そんなに緊張しなくても。

うん。 でも…。

(典和)そうですか。
お勤めは 図書館でしたか。

はい。
(美佐子)図書館ね…。

はい。
(香)図書館…。

はい…。

(ドンのうなり声)

あっ… すいません。

華が謝ることなんか 何もないよ。

ちょっと 父さんたち 何なんだよ
さっきから その態度は。

せっかく 彼女を連れてきたのに
あんまりだよ。

あんまりは こっちもよ。

やっと 連れてきた彼女が
図書館 勤めってね…。

父さん 母さん

香 幹男さん

ドン。

俺は 華と真剣に交際してる。

近い将来 結婚を考えてる。

だから どうか
俺たちを応援してください!

(典和)認めるわけにはいかんな。

(美佐子)
お父さんに言われなくたって

分かってたことでしょ。
分からないよ。 結婚相手が

警察の人間じゃなくたって
いいじゃないか!

警察!?

(典和)何だ 和馬
お前 言ってなかったのか?

公務員一家ってことしか…。

ごめん 華。
俺 警察官なんだ。

《嘘でしょ!?》
(美佐子)私たちは 別に

あなたの人間性
否定してるわけじゃないんです。

ただ 桜庭家は
代々 警察の人間しか

受け入れられないんです。

《えっ 何これ…》

あっ 父さんは
警視庁の警備部に所属。

母さんは 鑑識課の非常勤職員。

妹の香は 交通課で
旦那の幹男さんは公安部。

《や… やめて…》
じいちゃんは かつて

警視庁捜査三課の課長まで
上り詰めた すご腕刑事で

亡くなった ばあちゃんは
女性初の警察犬訓練士。

ひいじいちゃんは
騎馬警官隊で…。

ハッ… ハッ…。

華? 大丈夫?
あっ… う… うん。

あっ カワイイ犬だね。

あっ ドンは元警察犬。

警視総監賞も取ったことがある
名犬だ。

(ドン)ワン!

あっ…。
華!

華!? 華!?

ホントに大丈夫?
うん。

ごめん。 うちが
代々 警察一家だってこと

黙ってて。 それ言うと
引かれちゃうことが多くてさ。

ううん そのことは別にいいの。

誰にでも
秘密ってあると思うから。

華… ありがとう!

あのさ 華のご両親にも
挨拶していってもいいかな?

うん でも 急には ちょっと…。

そっか そうだよね。
分かった。

ご両親への挨拶は
また あらためて。

うん。

その前に 一つだけ聞いてもいい?

何?

和君の部署は どこなの?

警視庁捜査三課で
刑事をやってる。

捜査三課って
泥棒を捕まえる部署だよね?

うん そう。 よく知ってるな。

うん…。

じゃあ 私 帰るね。

華!

俺は 必ず 家族を説得してみせる。

だから 俺との結婚を
真剣に考えてほしい。

うん。 考えてみる。

♬~

♬~

和君… どうしてなの?

どうして あなたは警察官なの…。

華… どうしてなんだ?

どうして
君は 警察官じゃないんだ…。

♬~

♬~

和君…。

ごめんなさい。

(轟音)

《本当に…
本当に ごめんなさい》

(電子音)

《あなたとの結婚は
無理だと思う》

《だって…》

《だって…》

(エレベーターの到着音)

《私の家は…》

(電子音)

(悦子)おかえり~ 華ちゃ~ん。

何? その猫。

ペルシャ猫よ。
そうじゃなくて。

銀座のペットショップでね

目と目で通じ合っちゃって
つい…。

分かったわ。
あしたの朝 返してくるわ。

絶対だからね。
(尊)お~ 華~。

(尊)お前も一緒に飲むか?

1982年の
ヴィンテージ・シャンパーニュだ。

いらない。
どうせ また 山岸さんち…。

違うぞ。 これは 49階の
鈴木さんちから頂いたものだ。

頂いたんじゃない!
盗んだんでしょ?

キャビアも ワインも その猫も!

ていうか このテーブルも
シャンデリアも

目に付くもの全部 盗んだもの…。

(マツの叫び声)

おばあちゃん… いたんだ。

(マツ)ご飯 食べてきたんか?
ううん まだだけど。

待っとき! トラフグ頂いてん!

(尊)美しき無音。

相変わらず ばあちゃんのすり足は
一級品だな。

あなた トラフグといったら…。
(尊)日本酒だな。

すぐに頂いてこよう。

《ごめんなさい 和君…》
(悦子)あ~ おいしい。

《うち… 泥棒一家なの》

三雲 華さんとの交際に

賛成だと思う者は
手を挙げてくれ。

以上 多数決により
三雲 華さんとの交際は却下する。

(香)じゃ お母さん 私たち帰るね。

あっ 待ってくれよ!

俺は 父さんたちが何と言おうと
絶対に 華と結婚する!

駄目だ。
何でだよ!

いい子だっただろ?
(美佐子)いいえ。

正直 心証も良くなかったわ。

人さまの家で気分を害して
倒れるなんて

忍耐 足りな過ぎる。
しょうがないだろ。

取り調べじゃあるまいし
あんなに圧かけられたら

誰だって おかしくなるよ。
話は以上だ。

ちょっと 待ってくれって!

華と結婚できたら
今以上に仕事だって頑張るよ。

捜査一課の刑事にだって
なってみせるから!

お父さん 駄目ですよ 信じちゃ。

そんなの 犯人が よく使う
その場限りの常套句です。

和馬。 俺の目を見ろ。

その言葉に 二言はないようだな。

あるわけないだろ。

華と結婚できるんだったら
何だってやれる。

だったら 和馬 先に
捜査一課の刑事になるんだ。

そうすれば 華さんとの結婚は
認めてやってもいい。

ちょっと あなた…。
(香)いや 無理でしょ。

兄貴に捜査一課って…。
(典和)わが 桜庭家から

捜査一課の刑事を輩出すること
それは 長年の悲願だ。

もちろん 分かってますが
それと これとは…。

(典和)和馬! どうなんだ?

なるよ。
なってみせるに決まってるだろ。

捜査一課の刑事になって
必ず 華と結婚する。

待ってろよ 華。

絶対 無理。 やめときなよ。

だって 欲しいんだもん。
10カラットのダイヤの指輪。

普通は働いて 買うの。
世間は みんな そうしてる。

(ノック)
(悦子)渉? この窃盗団

いつ 宝石店に押し入るか
まだ分かんないの?

調査中。
相手は 拳銃 持ってるって噂。

ヤバい。 危険。 死ぬかも。
(悦子)あら 怖い!

横取りが失敗したら
死んじゃうじゃない!

もう いっそのこと
一発ぐらい撃たれちゃってよ。

(尊)悦子~ 頂いてきたぞ。

トラフグに合う辛口だ。
(悦子)どこから?

43階の工藤さんちだ。

いや しかし 天国だな
タワマンは。

金持ちってのは ワインや日本酒が
1本や2本 消えたぐらいで

騒ぎ立てたりせん。
泥棒にとっちゃ パラダイスだ。

何が パラダイスよ。
盗まれた人が かわいそうでしょ。

いいんだよ。 鈴木さんちは
脱税しまくってる会計士だし

工藤さんちは
金もうけ主義の悪徳開業医だ。

シャケハラスの薫製!
(尊)アンチエイジングにいいだろ。

もう あなたったら これ以上
私を若くして どうする気?

美魔女コンテストにでも
出てみるか?

悦子は 奇跡の美魔女だ。
優勝 間違いないだろ。

泥棒が出ちゃいかんやろ!
(尊)それも そうだな。 ハハハ…。

ホント もう 嫌…。
渉! トラフグ さばいたで!

毒抜きも ばっちりや!

私は 普通がいいの。
普通の人になって

大好きな人と
結婚してみたかったのに…。

(渉のせき)
(尊)渉。 髪 伸びたな。

(マツ)あれ?
毒 抜けてなかったんかな?

おい 渉 大丈夫か!?
何でなの…。

何で こんな家に 私…。
やっぱ おいしいわね トラフグは。

でも あなた
これ焼いて 食べたら…。

もっと うまいな。
よし 炭火を頂いてこよう。

こんな家に生まれたんじゃ
一生 結婚なんてできない。

もう こんな家 嫌!!

♬~

《ごめん 華。
俺 警察官なんだ》

(円城寺)久しぶりだね 華。

円城寺さん!?

いつ 日本に戻ってきたの?

(円城寺)つい 先週ね。
ルクセンブルクから。

よくやるわよね 海外まで行って。

今度は 何を取ってきたの?

秘密さ。

それより 何かあったのかい?
えっ?

ガキのころから見てるんだ。

何かあったことぐらい分かるさ。

実はね 私… 彼氏ができたの。

そいつは驚いたな。
昔 言ってたろ?

「私は 泥棒一家の生まれ」

「だから そう
一生 結婚なんてしない」

「彼氏も つくらないの」

それが
私の宿命だと思ってたから。

♬「だけど 巡り合ってしまった」

巡り合わなきゃよかった。

♬「どうして 私の家は」

泥棒一家なの…。

♬「離れたい だけど」

離れられない。

♬「彼のことを とても」

(円城寺・華)♬「愛しているから」

(拍手)
(円城寺)ブラボー 華。

相変わらずの美声だね。

だけど…。

今夜 別れてくる。

俺 結婚します!

(巻)おう そうか。

和馬 お前 いつの間に
彼女 つくったんだよ。

おめでとう。
ありがとうございます。

相手は?

図書館勤めの一般女性です。

一般女性か…。

分かった。 上に報告して
素性を洗ってもらう。

分かってると思うが
これは規則だ。

悪く思うなよ。
はい。

しかし 代々 警察一家の
桜庭家が よく許可したな。

それが まだ 正式な許可は
もらってなくて…。

捜査一課の刑事になることが
条件だって言われたんです。

そうか…。
でも ここから どうやって

一課の刑事になればいいのか…。

そんな すぐには
なれないだろうし…。

だったら 和馬。
やつらを捕まえろ。

やつらって?
Lの一族だ。

先祖代々 家族全員が
盗みの専門家。

入念な計画と
大胆不敵な実行力。

痕跡を一切 残さぬ大泥棒だ。

だが その一方で
善良な者を助ける

義賊の面も併せ持つ。

それは まるで かの有名な大泥棒
アルセーヌ・ルパンそのもの。

やつらを見た者は
まだ 誰もいない。

捕まえたら 大手柄。

一課入りは 確実だ。

Lの一族…。

どこにいるんだ。

気が早いって
思うかもしれないけど

サイズとか好みとか
先に知っておきたくて。

あっ やっぱり こういうのって
サプライズの方がよかったかな?

ううん。
もう これ以上のサプライズは…。

なら よかった。
ねえ これなんか どうかな?

あっ こっちもいいね。

和君 ごめんね。

私 実は…。

≪(悦子)あ~ら 華。
何してるの?

んっ? もしかして… 彼氏さん?

あっ いや…。
はい そうですけど。

(悦子)そう… 彼氏いたのねぇ。
そりゃそうよね 年頃の女だもん。

《終わった…》
(悦子)私だって 若いころは

彼氏の1人や 2人や 3人や
4人や 5人や 6人や 7人…

あら やだ! どうしよう!
止まらないわ!

《お願いだから 黙ってて》

(悦子)そう この人が 華の。

あの…。
(悦子)私 華の母 悦子です。

お母さま!?
えっちゃんって呼んで。

初めまして 桜庭 和馬と申します。

いや びっくりした。
お若いから…。

ハーッハッハ!
カワイイこと言うじゃない。

もう一回 言って。
和君 出よう。

いや でも まだ 指輪を…。
(悦子)指輪?

お母さまも お買い物ですか?

私は 下見よ。

下見って何のですか?

もう 指輪はいいから
とにかく出よう!

いや ちょっと 華…。

カモーン ベイビー。

《最悪…》

(悦子)あら ごめんなさ~い。
大丈夫?

ちょっと
飲み過ぎなんじゃないの?

大丈夫よ。
どう? 和馬君 お口に合う?

あっ はい。
ホントに おいしいです。

こんな おいしいおすし
食べたことありません。

ホント カワイイ彼氏さんねぇ。
食べちゃいたい。

おい。 娘の彼氏を誘惑するなよ。
やめなさい。

楽しいご両親ですね。
《全然 楽しくないよ…》

(尊)ところで 君は いったい
何の仕事をしてるんだい?

はい 僕は警察…。
公務員だよね!

うん そう。 公務員だけど…。

《ヤバい 終わった…》

はい あなた。
(尊)すまない。

奥歯に ツブガイが挟まってた。
(悦子)あ~ だと思ったわ。

もう あなたったら。
《聞こえてなかった》

ねえ あなたたち
指輪 見てたわよね?

もしかして 結婚を前提に
交際しているの?

あっ いや そういう…。
はい 僕は そのつもりです。

(悦子)そうだったの。
それならそうと言ってくれないと。

日取りは いつ?
式場は決まってるの?

まだ 何も決まってないから。

悦子 そう せかすな。

私たちだって
今日 会ったばかりだろ。

それに 彼のご両親にだって
まだ 会ってないんだ。

そうね… まずは ご両親に
ご挨拶しないとね。

ホントに まだ 何も
決まってないんだってば。

《あり得ないでしょ 泥棒一家が
警察一家に ご挨拶って…》

おなかは もう いいかな?
はい。 ここは 僕が払います。

私が払うよ。
すみません…。

(悦子)
あんまり 見ない方がいいわ。

あれは 龍崎組のやくざだから。

龍崎組の?

(典和)
和馬 お前は 何を考えてんだ。

えっ 何って?
われわれは公務員だぞ。

頂き物は厳禁。

収賄罪で 5年以下の懲役に…。
それは勤務中のことでしょ。

これは プライベートだから。
(美佐子)プライベートで頂くほど

仲良くなった覚えはありません。

じゃ もう いいよ。

せっかく うちの家族にもって
頂いたのに。

あ~ じいちゃんに あげてこい。

もう 退職している。
収賄罪には当たらない。

じいちゃんに… 分かったよ。

待って。 ここ ずいぶん高い
おすし屋さんなんでしょ?

ご両親は
いったい 何してる人なの?

それは聞かなかったけど。

しっかりしなさいよ。

仮にも結婚したいと思ってる
相手のご家族なのよ。

その点なら問題ないんだ。

三雲家の素性なら
今ごろ 公安が調べているだろう。

調べるまでもないよ。
本当に いいご両親だったから。

あの男は駄目だな。
簡単に 人を信用し過ぎる。

そう? かわいかったじゃない。

カワイイだけで
泥棒が務まるのか?

やつに 泥棒の素質はない。
しょせんは ただの公務員だ。

うちの婿養子にはなれんな。
婿養子って?

お前が
うちの家業を継ぐ気ないなら

もらうしかないだろ。
だからって 婿養子に

泥棒やらせるつもりだったの?
このままじゃ Lの一族は

俺たちの代で終わってしまうぞ。
終わろうよ。

ご先祖さまに申し訳ないと
思わんのか?

思わない。
本来なら

長男の渉が
継げばよかったんだけどねぇ。

あいにくの引きこもりじゃ
泥棒は無理ね。

どこで育て方を間違ったのか…。

いや 親が泥棒だからでしょ。

悦子 そろそろ 時間だ。
(悦子)そうね 行きましょうか。

全然 聞いてないし。
(マツ)渉! おなか どうや?

薬 持ってきたで!
いたんだ。

入ります!

じいちゃん おすし食べる?

(和一)イヤー!

イヤー!

(和一)ンーッ!

(和一)イヤー! フン!

ここ 置いとくね…。

(和一)誰からだ。

あっ いや… 友達から。

その女は 諦めろ。

♬~

♬~

《俺は 華と真剣に交際してる》

《近い将来 結婚を考えてる》

(典和)
《認めるわけにはいかんな》

《桜庭家は 代々 警察の人間しか
受け入れられないんです》

《このままじゃ Lの一族は
俺たちの代で終わってしまうぞ》

《俺は 必ず
家族を説得してみせる》

《だから 俺との結婚を
真剣に考えてほしい》

♬~

(警報音)

(銃声)

(銃声)

(キャスター)今日未明
銀座にある地下駐車場で

男性2人が殺害されているのが
見つかりました。

殺しちゃったの!?
バカを言うな。

俺たちは盗みはやるが
殺しはしない。

そうよ。 そんな野蛮な人と
一緒にしないで。

犯罪者っていうカテゴリーでは
一緒だけどね。

尊! わしらの貴金属を
横取りしたやからは 誰なんや!

黒幕なら分かっているよ。

やっぱり つながってたのね。
(尊)ああ。

えっ?

宝石店を襲った2人組の身元が
判明しました。

山際 太一 22歳と
平部 雄平 23歳。

2人ともに 暴力団には所属せず
犯罪行為を繰り返す

いわゆる
半グレ集団の一員であり

過去にも 強盗未遂で捕まった歴が
ありました。

現場近くの地下駐車場からは
盗難車が見つかっており

2人は そこで
盗難車に乗り換え

逃走を図ろうとしたところ
何者かに拳銃で撃たれ

盗んだ貴金属を強奪されたと
考えられます。

となると 強奪犯は
2人が その場所で

盗難車に乗り換えることを
知っていた可能性があるな。

はい。 強奪は 半グレ仲間による
犯行かもしれません。

(巻)よし。 山際と平部
2人がつるんでいた

半グレ仲間を徹底的に洗え。
(横塚)はい。

(巻)和馬。 お前は 俺と
宝石店の防犯映像の解析だ。

はい。

(バイブレーターの音)

もしもし。

華? 悪いんだけど
しばらく 会えそうにない。

何かあったの?
昨日 行った 銀座の宝石店の

強盗犯が殺された事件が
あっただろ?

あれを担当することになった。
えっ!?

また こっちから連絡するから。

ごめんな。

♬~

あの宝石店に?
はい。

彼女を連れて
指輪を見に行っていまして。

へえ~ まさか 行った店に
強盗が入るとはな。

ええ 彼女も驚いていました。

しっかし
お前も気が早いやつだな。

もう 婚約指輪か。

ただ 好みとか
知りたかっただけですよ。

長いのか? 彼女とは。

出会って
ちょうど1年になります。

どこで出会ったんだよ?
彼女が働く図書館です。

図書館!?
そんなとこで どうやったら

交際にまで発展すんだよ。

あれは
運命の出会いだったんです。

(円城寺)♬「華 つらいんだね」

♬「分かるよ
さあ 僕の胸で泣くがいい」

ごめん。
ホント 今日 それ やめて…。

えっ?

そういうテンションじゃないの。

あっ そうなんだ…。

そんなに別れたくないのか?

彼 とても真剣に 結婚のことを
考えてくれていて。

別れなきゃって
思ってるんだけど

ホントは
それが すごくうれしくて。

今まで ずっと
誰とも結婚なんてしない

できないって思ってた。

もしかしたらって
夢 見ちゃってた。

あの日 彼と出会ってから…。

あれは 忘れもしない
七夕の日だった。

《「とうとう 神様は
こんな2人に

すっかり
腹を立ててしまいました」》

《「もう お前たちは
一緒にいることは許さん」》

《「天の川の西と東に別れて
暮らすがよい」》

《「そう言うと
神様は 織り姫と ひこ星を

無理やり
引き離してしまいました」》

彼女が 絵本の読み聞かせを
していたんです。

そしたら…。

《「ひこ星に会えなくなった
織り姫は

毎日 毎日 泣いてばかりです」》

《「困り果てた神様は
2人に言いました」》

《「お前たちが 心を入れ替え
真面目に働くなら

1年に一度 7月7日の夜だけ
会うのを許してやろう」》

《真面目に働くならば…》

《真面目に…》

あの日 いつまでたっても
真面目に働いてくれない

両親を思ったら 悲しくなって…。

《ごめんなさい!》
(子供)《どうした?》

泣いていたんですよ。

子供たちに
絵本を読み聞かせていただけで

感極まって…。
そのとき 思ったんです。

なんて
心の奇麗な人なんだろうって。

そしたら 一人で泣いている私の
目の前に

彼が パッと現れて…。

何だか 息が止まったみたいで…。

自然と
彼女に吸い込まれていって…。

♬~

《ごめんなさい!》

《いえ…》

一瞬にして 燃え上がった。

メラメラと 運命の恋の炎が。

♬~

ヤベえ話だな。

(巻)お前 まさかと思うが
そっちの方の経験は?

了解した。

それからは 自分の宿命なんて
忘れるぐらい舞い上がってた。

もしかしたら このまま結婚だって
できるんじゃないかって。

彼の職業を聞くまでは…。

職業?

すてきな夢を見させてもらった。

何の取りえもない私を
好きになってくれて。

(円城寺)それは違う。

華は
取りえがないわけじゃないだろ。

華には 伝説のスリ師
三雲 巌さんから

直伝された技がある。

それに 泥棒なら誰もがうらやむ
圧倒的なセンスもな。

(巌)《華 用意はいいか?》

(巌)《始め!》

♬~

♬~

《やめ!》

《華 幾つだ?》

(華)《4つ。 おじいちゃんは?》

(巌)《3つじゃ》

《やった~! 勝った!》

《おじいちゃんに勝った~!》

《華。
これからは いよいよ実践じゃ》

《こいつを着て
いけないことをしてる人から

物を取り上げるんだ。
できるか?》

《うん! やってみせる!》

(巌)《盗むことで
何かを変えられる日が来る》

《いずれ 分かる》

全然 分からないよ…。

んっ?
気付いたか?

最初から 高級ジュエリーが
入っている棚しか狙っていません。

そうだ。 安物の入ったディスプレーには
目もくれず

真っ先に
高級な物を奪いに行っている。

ということは 犯人は事前に
入念な下見をしている?

その可能性が高い。

もし この2人が
単なる実行犯だとしたら

下見をしている人物が
他にいるかもしれない。

その人物が 今回の黒幕?

店側から ここ数カ月間の
防犯映像も提供してもらえ。

はい 行ってきます!

(金剛丸)
すみません お待たせして。

あっ いえ… あれ?

(金剛丸)はい?
あっ いや 昨日

六本木の おすし屋さんに
いらっしゃいましたよね?

(悦子)《あら ごめんなさい》

ああ はい。
僕もいたんですよ。

あそこの おすし屋さん
おいしいですよね。

そうですよね。
それで 私に話とは?

あっ はい。
実は 今回の事件

犯人が事前に 入念な下見を
していた可能性があるんです。

そうなんですか。
なので 事件当日だけではなく

過去の防犯映像データの
ご提供をお願いしたくて。

ただいま。

どうしたの?
んっ? 監視してるんだ。

何を?

 

はい 桜庭です。
おい 和馬

お前 今 どこにいる?

今から 戻るところですけど。

半グレ仲間から
話を聞くことができた。

殺害された山際と平部は

ここ最近 龍崎組に
出入りしていたそうだ。

龍崎組に?
龍崎組の動向を追っている

組対四課が合流することになった。
至急 戻ってこい。

分かりました。
すぐ 戻ります。

龍崎組…。

《あんまり見ない方がいいわ。
あれは 龍崎組のやくざだから》

あれ? んっ… あれ?

うっ!

(尊)今回の一連の犯行はな

あの宝石店の社長
金剛丸 修司と

龍崎組とが組んで起こした
自作自演だ。

この人 おすし屋さんにいた…。
きな臭いと思ってたのよ こいつ。

(尊)俺たちはな 下見をする中で

この男と龍崎組との関係を
つかんだ。

《盗難保険に加入してます
こちらに損害はありません》

じゃあ あの日
おすし屋さんに行ったのも?

やつらの計画を調べるためよ。

(悦子)《あら ごめんなさ~い》

あのとき てんとう虫3号を!?

《ところで 君は いったい
何の仕事をしてるんだい?》

(龍崎)《いよいよだな》

(金剛丸)
《はい。 今夜 実行に移します》

(金剛丸)《東銀座第5ビルの
地下駐車場に

迎えを用意してあります》

《無事に 仕事を終えたら
そこに…》

(龍崎)
《何も知らずに やって来る》

(金剛丸)《はい。 あとは
こちらで処理しておきます》

(龍崎)《さすがだな》

(金剛丸)
《全て 龍崎さんのおかげです》

《はい あなた》
《すまない》

《奥歯に ツブガイが挟まってた》
《だと思ったわ》

(尊)やつらが 子飼いにしていた
半グレ2人は

ただの使いっ走りにすぎなかった。

《来たわよ》

(銃声)

(尊)子飼いの2人は
用済みになると

口封じのために殺された。

(銃声)

《まずいな。 俺たちも逃げるぞ》

(尊)あの宝石店は
盗難保険にも入っている。

今回 盗難に遭ったことで
保険金も下りてくる。

この金剛丸って男はな
自分の所の宝石を盗ませ

保険金まで
むしり取ろうとしていた

とんでもないならず者だ!

泥棒も同じようなもんだけどね…。

(尊)まあ さすがに殺すとまでは
思っていなかったけどな。

天罰を下してやらないとね。
(尊)そうだな。

あの お屋敷からは
根こそぎ 奪い取ってやる。

やめてよ。 危険過ぎるって。
ここって やくざの事務所なん…。

えっ!?
(尊)どうした?

和君!?

離せ!
おい こら! 暴れんな!

(金剛丸)いいじゃないですか。
元気なうちに

好きなだけ
暴れさせてあげましょうよ。

どうせ もうすぐ
動けなくなるんですから。

来い! おら!

何で 和君が ここに!?

おいおい どこにかけてんだ?

警察! 和君が危ないって!
(悦子)無駄よ。

通報だけじゃ
家宅捜索の令状は下りない。

家の中までは調べられないわ。
だったら 今すぐ 助けに行って!

お願い!
助けてやりたいとこだがな

やはり 今回は危険過ぎるな。
(悦子)そうね。

まだ この美貌を保っている間は
死にたくないわ。

そんなこと言わないで助けてよ!
お願い!

危険だから やめてって言ったのは
華よ?

状況が変わったの! お願い!
しかしな

悦子と2人だけの侵入は
やはり難しいなぁ。

そうね せめて あと1人
いてくれるといいんだけどね。

そうなんだよ。
あと たったの1人でいいんだ。

えっ?

えっ?

いやいやいや… 私は無理だよ!?

いいの?
和馬君の あのカワイイ顔が

パンパンに腫れ上がって
真っ暗闇の東京湾に ポチャン。

魚の餌やな~!
(尊)皮肉なもんだな。

うまい魚を食ったと思ったら
次は 自分が餌になるなんてな。

これぞ 食物連鎖ねぇ。

そんなの嫌…
和君が魚の餌だなんて 絶対に嫌!

♬~

♬~

《やっぱ 無理…
泥棒なんて無理だよ》

(泣き声)

(巌)《どうした? 華》
《お店の中にある物は

全部 お金を払って
買わなきゃいけないって

ホント?
黙って 取ってたら 泥棒なの?》

《華 ずっと 泥棒してたの?》

《泥棒って 悪いことなの?》

《おじいちゃんも おばあちゃんも
お父さんも お母さんも

みんな 悪いことしてたの?
おじいちゃん!》

《そうだ。 泥棒は悪じゃ》

《お天道さまの下を
堂々と 胸張って歩けるような

なりわいではない》

《だがな 華。
これだけは忘れるな》

《盗むことで
何かを変えられる日が来る》

《いずれ 分かる》

♬~

♬~

(尊)お屋敷の前には
見張り役の屈強な男が

必ず 2人 常駐している。
何とか 目を盗み

そこをパスできたとしても
お宝の保管場所でもある

組長の部屋の前には
防犯装置が待ち構えてる。

(江村)江村です。
(尊)最新鋭の虹彩認証だ。

(解錠音)
(尊)やっと 部屋に

たどりついても
決して 安心はできない。

ここには 常に 日本刀を手にした
護衛たちが待ち構えている。

ヤーッ!

(悦子)何だか どっかの映画で
見たような設定じゃない?

そうか? 気のせいだろ。

そんなに
セキュリティーかける必要ある?

あるんだよ。

華 ここは 難攻不落のお屋敷だ。
お前に破れるか?

破ってみせる。

♬~

♬~

(男)出張マッサージ?
(尊)ええ。

こちらさんの番号と お名前で
承ったんですがね。

分かりました。
おい 誰も頼んでねえって。

とっとと帰れ。
(尊)いやいや でも 確かに

ネットで オーダー承りました。
(男)黙れ! この野郎! あぁ?

ハヤクシロ! ツギ ヨヤクアル!
カミオムツ ハイテ ヨコナレ!

(尊)リー いいから 戻って!

(悦子)ニホンジン ジカンウルサイ
オクレルト バッキンネ。

(男)おい 何 入ろうとしてんだよ。
(悦子)ハナセ キサマ!

(男)やんのか? おら!
(悦子)アー!

(争う声)

(悦子)ハナセ!

(争う声)

(マツ)任せときぃ。
お茶の子さいさいや。

早い。 さすが 伝説の鍵師ね。

そやろ。 ほな 気ぃ付けてな。

やっぱり
お前ら グルだったんだな!

あの すし屋で
お前ら2人がいるところを

俺は この目で見た!

かわいそうに。

余計なことを知ったばかりに
無駄死にを。

無駄死になんかじゃない。
俺が消えれば

代々 警察一家の桜庭家が
黙っちゃいない。

お前ら2人を見つけ出して
必ず 捕まえる!

組長。

これ もう いいですか?

くっ…。

♬~

♬~

(警報音)

侵入者!?

誠に 申し訳ございませんでした!
こちらの手違いでした!

(男)もういいから とっとと帰れ!

カミオムツ ハズカシイコトナイ!
スグ ハイテ ヨコナレ!


(尊)紙おむつ いいから…。

至急 確認に向かいます!

どうした?
(男)警報音が鳴った。

中に 誰かいないか
手分けして確認しろって。

♬~

分かりました。

組長。
警報音は誤作動だったそうです。

♬~

和君…。

(悦子)
ねえ 私たちの宝石は どこ?

(尊)あそこだ。 あいつの後ろだ。

今 助けに行くからね。
今 取りに行くからね。

(尊)しかし この人数じゃ
取りようがないな。

待ってろ。

♬~

右前方 来る。

(男たち)あっ…。

♬~

(呼び出し音)

不審者を発見しました!

1人 2人… いや 3人
結構な人数が紛れ込んでいます!

誤作動だったんじゃないのか!?

うっ… 痛っ…
やめろ… やめろ!

(尊)あっ… ああ~!
(金剛丸)大丈夫か? おい!

(金剛丸)組長!
(龍崎)どうした?

(金剛丸)やはり 何者かが襲撃に!

≪行くぞ。
(男たち)はい!

華 今だ。 行け。

くっ…。

ああっ! ハァ ハァ…。

ハァ…。

すまない 華。
《えっ!?》

君との約束… 果たせそうもない。

最後に一目 君に会いたかった…。

華…。

君は今 どこにいるんだ…。

《ここにいるよ…》

(物音)

(尊)フッ フッ… フーッ…。
(悦子)フーッ フーッ…。

覚えてるかな。

華と初めて会った 七夕の日。
《忘れるわけないよ》

あんな奇麗な涙を見たのは
初めてだった。

あのとき 俺 思ったんだ。

か弱い この女性を
この手で守りたいって…。

《和君…》

どこまでも純粋で
汚れを知らない華のことを…。

♬~

華… 愛してる。

《私も… 愛してる》

でも 俺は もう駄目だ。

このまま 殺される。

《大丈夫。
私が絶対に助けるから》

フッ フッ…。
(尊)あれ? ヤベ…。

どう? あなた これ 大丈夫?

華!

先立つ不孝を許してくれ!

《和君… こんな私を許してね》

うっ!

和君! ごめんね!

(尊)おい 早く これに詰めろ。

♬~

(電子音)

危険。 2人 戻ってくる。

♬~

≪(話し声)

♬~

≪どうなってんだよ!

おい これ!

てめえ この野郎!

《起きて 和君!》

(尊)華!
(悦子)華!

(尊)華 何やってんだ! 来い!

♬~

(2人)うわっ!

♬~

午後10時23分!

逮捕・監禁および公務執行妨害
逮捕する!

(男)ああ…。

(金剛丸)いけませんねぇ。
人の事務所で勝手に暴れちゃ。

何言ってんだ。 お前は
ただの宝石店の経営者だろ。

いいえ。

ここを仕切ってるのは 私ですよ。

お前 他にも何か…
いったい 裏で何をやってる?

あなたには
もう 関係のないことです。

(銃声)

私のいとしい人に
手を出すんじゃないよ。

誰だ? お前。

(銃声)

(一同)うわっ!

フン!

♬~

(刺さる音)

(金剛丸)あああ…。

ここで会ったが 運の尽き。

あんたが犯した罪 悔い改めな!

うああ!

(キャスター)宝石店強盗犯殺人事件の
続報です。

逮捕現場となった
龍崎組の事務所内から

30丁を超える拳銃や実弾が
見つかりました。

えっ? どういうこと?

んっ? この組長の部屋にな
大切に保管されてたんだって。

それで あんなにセキュリティー
厳しかったの?

そうみたいよ。
(尊)この金剛丸って男がな

海外から 宝石と一緒に
拳銃を密輸していたそうだ。

(悦子)それを この組長に
横流ししてたみたいよ。

だから
やくざの事務所に出入りを?

ていうか
このこと 全部 知ってたの?

ねえ あなた これ つけて。
(尊)よしよし…。

あっ… んっ…。
(尊)動くなよ。

(悦子)あっ だって…。

《天罰を下してやらないとね》
《そうだな》

《あの お屋敷から
根こそぎ 奪い取ってやる》

《まさか これが天罰?》

《ただ
貴金属を奪うだけじゃなくて

この密輸事件を
公にしようとしていた… とか?》

重い~。 あっ 重い…。

(マツ)渉 おなか 治ったんか?
雑炊 作ったで。

《いやいやいや…
ないないない…》

《そんなわけない!》

《この人たちは
ただの泥棒だから!》

(巻)和馬。 よくやった。

お手柄だったぞ。
はい…。

あの
宝石店から盗まれた貴金属は

まだ 見つかってないんですか?
ああ…。

まさか Lの一族が!?
(巻)金剛丸は

あの部屋に 突然
覆面をした誰かが現れたとの

証言を始めた。
声の主は 女だったと。

女?
Lの一族かもしれない。

くっそ…。
せっかく 近くにいたのに。

これ 公安から届いた
三雲家の調査結果だ。

♬~

ごめんね 急に。
ううん どうしたの?

気を悪くしないでほしいんだけど
結婚するに当たって

華の身元を
調べさせてもらったんだ。

警察組織の決まりで どうしても
調べなきゃいけなくて。

驚いたよ…。

ごめんなさい うちの家族は…。
ハイパーソーシャルクリエイターなんだね。

華のお父さん。
ハイパー?

海外を飛び回って
大活躍してるって。

今は 少し落ち着いて
家族で 日本にいられるんだろ?

あっ… そうなのかな…。
それ うちの家族に話したら

また 海外に行っちゃう前に
会いたいって言っててさ。

あっ うん。 でも 急には…。
実は 来ちゃってるんだ。

えっ? 来ちゃってるって?

《だから あり得ないって!》

《泥棒一家が
警察一家に ご挨拶だなんて!》

(警報音)

(悦子)あなた!
(尊)ばあちゃん マグロ!

(マツ)任しとき!
(尊)渉 てんとう虫3号!

どうぞ こちらです。