ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やすらぎの刻~道 第65話 清野菜名、風間俊介、佐藤祐基、風間晋之介… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『やすらぎの刻~道 #65 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 幸子
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  11. ハゲ頭
  12. 元気
  13. 公一
  14. 公次兄
  15. 公平
  16. 足跡
  17. 徴兵検査
  18. 鉄兵兄
  19. 日本
  20. 馬鹿

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『やすらぎの刻~道 #65 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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やすらぎの刻~道 #65 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

巨匠・倉本聰氏が1年間をかけて描くのは、山梨を舞台に昭和~平成を生き抜いた無名の夫婦の生涯。そして『やすらぎの郷』のその後。2つの世界が織り成す壮大な物語!

詳細情報
◇番組内容
桂木怜子(大空眞弓)と中川玉子(いしだあゆみ)の万引き騒動も落ち着き、菊村栄(石坂浩二)は『道』のシナリオ執筆に戻る。
根来公平(風間俊介)や兄・三平(風間晋之介)の軍事教練が始まるが、三平は教官たちの標的にされ、壮絶なしごきに耐える毎日に…。そんな三平に、ある日、西条五介(小久保寿人)が声をかける。年が明け、友達になった五介達が根来家に遊びに来る。公平達は久しぶりに笑い合い、楽しい時を過ごす。
◇出演者
清野菜名風間俊介佐藤祐基、風間晋之介、井上希美、木下愛華小久保寿人、塩見大貴、谷遼、若林元太
◇作
倉本聰
◇音楽
島健
◇演出
阿部雄一
◇主題歌
中島みゆき『慕情』『進化樹』『離郷の歌』(株式会社ヤマハミュージックコミュニケーションズ
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎テレビ朝日
【プロデューサー】中込卓也テレビ朝日)、服部宣之(テレビ朝日)、山形亮介(角川大映スタジオ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/yasuraginotoki/
☆Twitter
 https://twitter.com/yasuragino_toki
☆Instagram
 https://www.instagram.com/yasuraginotoki/

 

 


(鐘)

(根来公平)
昭和17年の年が明けた〉

(鐘)

〈元旦の日
炭焼きの窯開きをしている

鉄兵兄さんのところへ
年始に行ったら

熊のフミコが ゆうべ やって来て
黙って座ってたって

兄さんが言った〉

〈冗談だと思って
僕らは笑ったが

見回したら そこらに
本当に大きな足跡が残っていた〉

♬~

♬~(根来幸子)「わが大君に」

それがフミコの足跡だったのよ。

フッ… そうか
フミコが 兄さんとこにな。

ああ。 本当に
これくらいの足跡だったのよ。

いや 俺 初めて見たよ
あんなでかいの。

あんだけでかかったら 冬眠の穴も
なかなか見つからんだろうよ。

そういう熊を
「穴持たず」っていうんだ。

(根来信子)穴が見つからないと
冬眠できないの?

そうだ。
そうすると どうなるの?

食いもんがないから
里に下りてくる。

里に下りてきて
いろいろと悪さをする。

本当?

(公一)昔… 大正の何年だったか

北海道の山奥の開拓地で

穴持たずの
馬鹿でかいヒグマが現れて

一村まるごと襲われた
事件があった。

あん時は 確か
7~8人 殺された。

それもな 最初に食われたんが
農家の主婦で

そん時に
女の肉の味を覚えたんじゃろう。

女ばかりが
次々に襲われたっていうぞ。

嘘だ…。
嘘でない。

幸子みたいに あんなでかい声で
山ん中で能天気に歌っとったら

熊が寄ってきて すぐに食われる。

フミコも人を襲うかな?

あいつは襲うまい。
優しい熊じゃ。

何歳くらいなの?

(公一)もう 相当な年じゃろう。

人間で言ったら 80近いか。

鉄兵兄さんが言ってたけど

フミコは
何か言いたそうだったって。

兄さんに
何 言いたかったのかな?

(公一)さあな。

昔は ここらは
あいつの天下だった。

一ノ瀬桑も随分荒らされた。

元々 あいつの土地だった森を
どんどん開いて桑畑にしたから

一時は荒れて
あちこち やられたんじゃ。

だけど
人間を襲った事はなかった。

鉄兵兄さんに仕置きをされて
村のほうに来んようにはなったが

あいつも元気なくして

年を取って…。
♬~(幸子)「ハゲ頭」

あ?
♬~(幸子)「旭日高く ハゲ頭」

♬~「天地に光る ハゲ頭」

♬~「ハエもつるりと ハゲ頭」

♬~「おお清朗…」

そんな歌 歌うな!
あんた どこでそんな歌覚えたの!?

みんな歌ってるよ。
えっ!?

♬~「おお清朗の」
やめろ…!

(青っ洟の声)「あけまして
おめでとうございます」

「そちらは
みなさん お元気ですか」

「こちら満州
きびしい寒さが続いていますが

日本が米英に宣戦布告したという
輝かしいニュースに

ニキビもハゲも全員 興奮し
極めて元気に意気揚っています」

「おかげで私たち夫婦も意気上り

ヨシコのおなかが
大きくなりました!」

「本年九月には誕生の予定ですが

出産後 直ちに 次なる生産に
励もうと思ってます」

〈その午後
三平兄ちゃんのところに

3人の嬉しい訪問客があった〉

(西条五介)
三平くんは おられますか?

はい。 どちら様?

西条五介と申します。

中村修です。
貫井司郎と申します。

いよぉ 本当に来てくれたのか!
(貫井・西条・中村)おう!

わざわざ すまんな。

(西条)いやいやいや。
うわっ すごいな。

(三平)まあ 座ってくれ。
(西条)お邪魔する。

あっ そうだ。 これ 俺たちから。
ありがとう。

ほう… 君は絵を描くのか。

本当は東京に出て
美術学校に入りたかったんだ。

ほう…!
でも このご時世じゃ

どうにもならん。
まったくなあ。

本当は俺も 東京か京都に行って
板前の修業したかったんだ。

板前か!
小作の三男坊じゃ 畑は継げない。

そりゃそうだ。
でも 上の兄貴に赤紙が来て

働き手が急にいなくなったから
結局 農家に進路変更だ。

君は?

俺は今んとこ 音楽学校で
好きな声楽を勉強してたんだが

戦争のおかげで 半分呼び戻されて
また百姓に舞い戻りだ。

そうか…。

幸子 転ぶなよ!
(幸子)うん!

ああ どうも どうも…。
(貫井・中村・西条)おお!

うわっ!
(公平・三平)おおっ…。

失礼します。

紹介しよう。 弟の公平だ。

ああ… 公平です。
(貫井・中村・西条)よろしく。

(三平)それから うちの三姉妹

しの 信子 幸子。

よろしくお願いします!
(2人)よろしくお願いします。

(3人)お邪魔してます。

アハハ… 華やかすぎて
ドキドキしちまうな!

さあ 正月だ まずは一杯やろうぜ。
どうぞ どうぞ…。

こいつは酒乱だから
気をつけてくれ。

まあ! 違います!

こいつは歌馬鹿で
歌い出したら止まらない。

うちで まともなのは信子。
こいつだけだ。

ちょっと…。

(三平)あっ 幸子
この貫井さんは音楽学校だ。

声楽家だから 本格的だぞ。

本当ですか!?
駆け出しですよ。

(一同の笑い声)
さあ まず一杯だ。

新年あけまして…。
(一同)おめでとうございます!

♬~(貫井・幸子)「君がみ胸に
抱かれて聞くは」

♬~「夢の船唄」

♬~「鳥の歌」

♬~「水の蘇州の 花散る…」

〈本当に久しぶりに僕の目にする
三平兄ちゃんの笑顔だった〉

〈新しい3人の友達ができた事が

三平兄ちゃんは
すごく嬉しかったみたいだ〉

♬~(貫井・幸子)「花をうかべて」

〈兄ちゃんの顔は
久しぶりに明るく

平和な正月を楽しんでいた〉

♬~(貫井・幸子)「明日のゆくえは
知らねども」

(一同の笑い声)

じゃあ
こういうのを知ってるかい?

馬鹿につける薬って
ないっていうだろ。

だけど 大陸には あるんだよ。
本当ですか!?

(西条)それは利口ランっていう
蘭から作った薬でね

満州の大連にある蘇州薬局
っていう薬屋さんで売ってるんだ。

本当!?

ニキビのお兄ちゃんに頼んで
送ってもらおうか!

嘘でしょ。

嘘~!
(一同の笑い声)

何…? もう~!
(一同の笑い声)

な~んだ! もう!

♬~

(中村)4月に入ると
いよいよ届くな。

何が?
徴兵検査の通知だよ。

検査は いつ頃?
(中村)4月から7月の間だよ。

(貫井)そして
来年の1月には入営だ。

来年の今頃は入営の準備か。

ここにいる4人は
間違いなく甲種合格だな。

どういう人が甲種になるの?

(中村)身長152センチ以上
身体強健 視力良好。

扁平足と心臓疾患 結核患者は
外される。

徴兵逃れの方法 教えてやろうか?

どうするの!?

徴兵検査の前に
醤油を飲んどくんだ。

醤油!?
本当か?

(西条)そうすると
尿検査で腎臓病の症状が出る。

一発で落とされるぞ。
(三平)本当かよ?

何人も それで徴兵を免れてる。

特に 山淵の町の
平沢商店で売ってる

たまり醤油が効くそうだ。

非国民!

(幸子)平沢商店の
たまり醤油ね…。

〈信じられない事に
幸子の馬鹿は

三が日が過ぎると
わざわざ 山淵の町まで下りて

たまり醤油を買い込んできた〉

どういうつもりなの?

あんた 冗談を真に受けたの?

(幸子)だって…。
だって 何よ!?

三平兄ちゃんが軍隊に取られたら
嫌だもん。

三平兄ちゃん
きっと いじめられるし

うちだって 兄ちゃん取られたら
大きい兄ちゃんと私たちだけじゃ

畑やるのに 人手が足らないし…。
幸子!

…うん。

あんた 今 日本が どういう事に
なってるか わかってんの?

日本はアメリカを敵に回して
大変な事になってるのよ!

お国のために命捨てる事は

私たちにとって
今 当たり前の事じゃないの!?

だけど… 嫌だもん!

三平兄ちゃん 死んだら嫌だもん!
幸子!

姉ちゃんは
本当の兄妹じゃないから

そんな事 平気で言えるんだ!
幸子!

(幸子)私は…!
(三平)もう よせ!

そんな… 空しい事 言い合うな。

三平。
…ああ。

(すすり泣き)

空しい?

お国のために命捨てる事が
空しい!?

うん… まあ いいじゃないか
そういう事 言い合ったって…。

この家の男は弱虫ばかりね。

そういう女々しい男 私 嫌いよ。

(戸の開閉音)

〈しのちゃんは それから

三平兄ちゃんと
あんまり口を利かなくなった〉

(すすり泣き)

〈しのちゃんは
どんどん愛国婦人に…

強い女に
変わっていくみたいだった〉

〈だけど 僕ら男には

目の前に現実の徴兵検査や
召集令状や軍靴の音や

アメリカの兵隊や…

殺し合いの戦場が
すぐ目の前に想像できたから

臆病にならざるを
得なかったのだ〉

♬~

♬~

〈その晩遅く
兄ちゃんは部屋を抜け

マフラーひとつで
外へ出ていった〉

♬~

♬~

(三平の声)「夕方はごめん。
ゆっくり話そう」

「鎮守の森で
何時になっても待ってる」

♬~

♬~

♬~

〈幸子の買ってきた
たまり醤油は

翌日から少しずつ
ほうとうのだし汁に使われた〉

公次兄ちゃん…!
公次兄ちゃん!

〈どうやら公次兄ちゃんは
僕らに別れを告げに来たらしい〉

(鉄兵)三平…。
支那で戦死したとよ…!