ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

特捜9 第11話 最終回 寺尾聰、井ノ原快彦、嶋田久作、羽田美智子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『特捜9 #11 最終回「正義の罠」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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  15. 冤罪
  16. 櫻井判事
  17. 小林弁護士
  18. 神社
  19. 遺体
  20. 最後

f:id:dramalog:20190626221021p:plain

『特捜9 #11 最終回「正義の罠」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[終]特捜9 #11 最終回「正義の罠」[字]

最終回拡大スペシャル!!さらば班長寺尾聰)!相次いで弁護士が殺される衝撃的な事件が発生。正義を貫く直樹(井ノ原快彦)に班長が最後に託した想い…。ついに別れの時!

詳細情報
◇番組内容
弁護士が相次いで殺される連続殺人事件が発生!遺体はほぼ無傷。現場にはダイイングメッセージが残されており、直樹(井ノ原快彦)ら特捜班は捜査を開始する。調べを進める中で浮上した被疑者は裁判官(嶋田久作)。死亡した2人の弁護士の過去と裁判官の繋がりが見えてくる中で、特捜班に上層部から圧力がかかる。そんな中、班長寺尾聰)はある決心をする!そして訪れる班長と特捜班の別れの時…。班長は直樹に全てを託す!
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子津田寛治吹越満田口浩正山田裕貴中越典子原沙知絵寺尾聰
◇脚本
徳永富彦
◇監督
鈴木浩介
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
V6『ある日願いが叶ったんだ』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)、森田大児(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_02/
☆Twitter
 https://twitter.com/5drama9tokusou

 

 


(宗方朔太郎)改めて見ると

不思議な場所です。

歩いて10分ほどの範囲に

法治国家の全てが集まってる。

(神田川宗次朗)
えらく達観的な物言いだが

君だって まだまだ現役だぞ。

一億の規範となる正義を担う…
なっ。

一億の規範となる正義ですか。

ハハハッ…。

ああ… ところで どうかね?
この頃 特捜班。

はい。

そろそろ 親離れをする
時期なのかなと思ってます。

いや むしろ 子離れですかね。

んっ?

(浅輪直樹の声)
どんな事情があっても

罪は償わなきゃいけない。

でも 冤罪が本当なら

俺が調べ直します。

(銃声)
(足代新市)あっ…!

♬~

(携帯電話の振動音)

はい 浅輪です。

事件だ。

(パトカーのサイレン)

ああ… すいません。
お疲れさまです。

(新藤 亮)主任が一番遅いなんて
どこ行ってたんですか?

ちょっとな。

(村瀬健吾)
被害者は小林則夫さん 50歳。

ああ どうも。
弁護士だ。

弁護士…。
(村瀬)うん。

死亡推定時刻は
昨日 午後6時から8時の間。

で 遺体は ほぼ無傷だった。

(青柳 靖)
あの人さし指の傷以外はな。

んっ? ちょっと いいですか?
えっ?

「J P」…?

(小宮山志保)
イニシャルじゃないかって。

(矢沢英明)犯人 伝えるために
書いたんじゃないんですか?

ダイイングメッセージ
ってやつですかね?

その可能性はあるな。

実際あるんですね。
俺 初めて見ました。

あれ? この部屋は?

ガイシャとは無関係。

入居者募集中の賃貸物件で

遺体発見時は
鍵がかかってたそうよ。

じゃあ どうして ここに?

まあ 誰かに連れてこられたか

呼び出されたか
運んでこられたか。

ああ…。
(新藤)被害者のスマホ

何か やり取りが
残ってるかもしれません。

ロックがかかってて
まだ開けませんけど。

(佐久間 朗)
パスワード解読しておきます。

おう… 頼む。

(新藤)はい。
よし。

(早瀬川真澄)
毒物は検出されなかった。

えっ…?
じゃあ 死因はなんですか?

うーん…
今は まだ心不全としか。

持病か何か?
いえ。

過去の診療記録も
取り寄せましたが 特に…。

あっ 指先の傷は
本人の歯形と一致しました。

歯形…。

(佐久間)出します。

(一同)えっ!?
(佐久間)同じ人物の写真が

大量に入ってました。

これ 隠し撮り?

もしかして この男が「J P」?

あっ! 止めて。
ちょっと これ 拡大して。

(矢沢)はい。

これ 地裁じゃないか?
地裁?

うん。
近くにある東京地方裁判所

(一同)ああ!

♬~

ここね。

うん。 間違いないな。
うん。

(青柳)はい ストップ。
うん ここだな。

お前が違うな。
えっ?

(新藤)ここですね。
本当だね。

この人 一体 何者なんだろうね?

傍聴マニアとかじゃ
ないんですかね。

同じような人に聞いてみれば
わかるかもしれませんよ。

いるかな?

すいません。
すいません こういう者ですが。

あの この人なんですけど…。

これ さすがに わかんないだろ。

(浅間)この後ろ姿は…。
えっ わかります?

この人なら 今 ちょうど…。

(検察官)よって 鈴木次郎
全治2カ月間を要する…。

えっ まさか…。

裁判官?

(櫻井 潤)被告人には
黙秘権という権利があります。

全く心当たりありません。

携帯の持ち主は この方で
弁護士でした。

何かの裁判で
会った事があるかもしれませんが

もう26年も裁判をやってますので
はっきりとは…。

6月16日の
午後6時から8時までの間

どちらに いらっしゃいました?

官舎にいました。

確認させて頂きます。
(櫻井)はい。

お時間頂き
ありがとうございました。

ご苦労さまでした。

失礼します。
行きましょう。

(青柳)なあ みんな 気づいた?
裁判官の名前。

確か 櫻井潤。

イニシャル Jって事ですよね?
だったら Pは?

これ「パクライ ジュン」だったら
引っ張れたのにな。

馬鹿じゃないの!
本当に もう…。

(矢沢)
管理人さんの話によりますと

この櫻井判事
裁判所と官舎の往復生活で

いつも
6時には帰っていたそうです。

でも 部屋にいるのを見た人は
いないんだよね。

アリバイは
崩せたわけじゃないが…。

証明されたわけでもない。

そうですよね…。

よし。 じゃあ 明日は

櫻井判事と小林弁護士の接点
探しましょう。

(一同)はい!

(村瀬)櫻井潤。

東大法学部在学中に
司法試験に合格。

24歳で判事補 29歳で特例判事補
34歳で判事。

44歳で部総括判事で今に至る。

出世街道まっしぐらって感じだな。

あっ!
んっ?

小林弁護士と同い年なのね。
ああ。

確か 弁護士も裁判官も

司法試験後は司法研修所
通うんじゃなかった?

…って事は
同期だった可能性あるな。

(矢沢)小林弁護士
私立の法学部を卒業したあと

これ 司法試験に受かるまで
5年もかかってますね。

で やっと
この司法研修所に入ってます。

それじゃ

櫻井判事と同期っていう線は
消えたのか。

櫻井判事と小林弁護士が
同じ裁判を担当したのは3回。

(新藤)はい。

1件目は傷害事件で懲役5年。

2件目は殺人事件で死刑判決。

3件目は詐欺事件で
懲役2年 執行猶予3年。

こういうの 今回の事件と
関係あるんですかね?

うーん…。

(携帯電話の振動音)
あっ!

はい。

連続殺人事件に変わった。

はっ?

第二の事件だ。

♬~

遺体は都内弁護士事務所所属
松井浩史さん 38歳。

死亡推定時刻は
午後6時から8時の間。

また弁護士ですか。
ああ。

今回も ご遺体に
外傷は なさそうですね。

それで また これだよ。

「J P」って書こうとして
途中で力尽きたのかしら。

(カメラのシャッター音)
佐久間くん。

(佐久間)はい。
今回も写真?

今回は ありません。
代わりに これがポケットに。

「喫茶 ノモト」

小林弁護士の事件と同じですね。
また心不全ですか。

ただ 今回は

足裏にⅠ度程度の
軽い熱傷が見られました。

♬~

やけどですか。

ええ。

感電死?

…って なんか 雷とかで

もっと黒焦げになるイメージ
なんですけど。

確かに 高圧であればあるほど
感電死の被害は大きい。

ただ 皮膚は水に濡れると

かなり低い電圧でも
電流を通すようになる。

そういった 低圧感電の場合は
ほぼ痕跡は残らない。

低い電圧で電流を通すと
どうなるんですか?

筋肉が硬直して動けなくなって
やがて 心室細動を起こす。

心室細動…?

心臓は 元々
電気信号で動いてるんだけど

外から入ってきた電気で
誤作動が起きて

痙攣状態になってしまうと

すぐにでも除細動しないと
危険なの。

もし 何者かの犯行なんだとしたら
まず 水を撒いて…。

(感電する音)

殺害後に水を拭き取れば

事件現場の状況と一致しますよね。

でも それって漏電じゃない?

普通は
ブレーカーが落ちるんじゃ…。

ブレーカーが落ちないように
細工してたら

ブレーカーは
落ちないんじゃない?

確かに マンション内の分電盤に
痕跡がありました。

よし。

ようやく
手口が見えてきましたね。

肝心なのは
誰が なんのためにやったか。

♬~

(矢沢)この人なんですけど…。

いらっしゃってた気も
するんですけど…。

誰かと一緒じゃ
ありませんでしたか?

ちょっと 覚えてないですね。
そうですか。

防犯カメラ 確認したから。
はい。

あっ! 中にもありますよ。
嘘? どこ?

本当だ!
あの映像 借りられますか?

松井弁護士と担当が一緒になった
裁判 ないっすね。

今回の事件 櫻井判事とは
無関係なんでしょうか?

でも あれだけ
たくさんの写真があって

無関係って事も
ないんじゃないの?

誰かが
小林さんの携帯に入れたとか。

はっ?
(新藤)今さらなんですけど

小林弁護士の携帯
俺のと同じ機種なんです。

そうなの?

(新藤)これ 指紋認証
ついてるんですけど

遺体の指を使えば

誰でも開けるんです。
本当だ。

松井弁護士のは
暗証番号式だったから

開けなかったとか。

じゃあ 誰かが櫻井判事を

はめようとしたんじゃないか
って事?

そういう事も
あり得るんじゃないか

っていう程度なんですけど。

だって 今回
全然 繋がり見えないんですもん。

♬~

どれだけ見てても
ずっと一人だね。

過去の裁判でも
櫻井判事とは接点なしか。

そもそも 松井弁護士

ここ数年しか
裁判やってないんですよ。

年の割に
キャリア浅いんですかね?

それなら
松井弁護士 ヤメ検らしいよ。

えっ! 弁護士になる前に
検事やってたんですか?

検事…。

やっぱり!
どうした?

これね 櫻井判事と小林弁護士が
担当してた裁判なんですけど

検事のとこ…。
(新藤)あっ!

松井浩史。

何? じゃあ 今回の事件関係者が
全員 揃ってるって事?

「青酸ガス無差別殺人事件」…。
ちょっと 調べてみるか。

これ 結構 有名な事件よね。

当時も
結構 報道されてましたよね。

あった! 「町工場の経営者が
妻を殺害しようとして

青酸ガスを発生。 二次災害により
死者3名 負傷者7名」って

これ 結構でかい事件だな。

村瀬さん 3人の写真を!
はいよ!

そんな裁判の弁護士と検事
覚えてないってありますか?

(小宮山・村瀬)ない!
(新藤)よし 繋がった!

んっ?
はい?

ちょっと止めて。

ほら これ。
(矢沢・青柳)ああっ!

ああ…!
(村瀬・小宮山)あっ!

見てのとおり 一人で
お茶を飲んでただけですが?

なんですが…。

後ろに 亡くなった 松井元検事
座ってますよね?

(村瀬)そしてですね
ここに小林弁護士もいます。

あなた 先日
知らないとおっしゃってましたが

青酸ガス殺人事件

あの裁判の法廷で
2人とご一緒してますよね?

ああ… あの裁判。
(村瀬)ええ。

今 思い出しました。

しかし 店にいたとは
気づかなかった。

場所 変えて
詳しい話 お伺いできませんか?

申し訳ないが
今から裁判がありましてね。

そのあとも いろいろと忙しい。

あらぬ疑いに応じている暇は
ありません。

お仕事の邪魔をするつもりは
ありませんが

こっちも仕事なので…。

刑事訴訟法第197条1項。

「捜査については
その目的を達するため

必要な取調をする事ができる」

「但し 強制の処分は この法律に
特別の定のある場合でなければ

これをすることができない」

(櫻井)連れていきたいなら
捜査令状を取ってきなさい。

出すとは思えませんがね。

出すとは思えないって…。

(村瀬)ああ 捜査令状を出すのは
裁判所だからな。

(新藤)しかし 第一被疑者が
法律知り尽くしてる裁判官って

今回は手ごわいっすね。

(青柳)法律だけじゃなくて
26年間 裁判官やってんだろ?

そりゃ 犯罪の手口
知り尽くしてるわな。

まあ とにかく
青酸ガス事件 洗ってみましょう。

(新藤・矢沢)はい。
(村瀬)了解。

(村瀬)事件が起きたのは12年前だ。

3月16日の午後4時。

この工場の経営者である
村野圭右が

妻 明日香さんを殺害する目的で

業務なんかで使われていた
工業用薬物2種類を混合

青酸ガスを発生させた。

動機は?

当時 離婚協議中で
感情的なものだったみたい。

奥さんは助かったんだけど
後遺症で今も入院してるそうよ。

確か 検察側の求刑どおり
死刑判決だったんだよな。

(村瀬)ええ 11年前に
最高裁が上告棄却で確定。

その6年後に執行されてますね。

♬~

(村野真法)あの日から
ずっと この状態なんです。

初めは希望を持ってました。

一生懸命 介護してれば
元に戻るんじゃないかって。

だけど しんどいです。

どれだけ頑張っても
何も返ってこないのは…。

お医者さんの話だと
回復したケースもあるって。

なまじ そんな希望があるから

苦しまなきゃならないのかも
しれませんね。

お母さんのためだけに
月15万かかるんです。

僕の月給は26万で。

残りで ギリギリの生活を
送り続けてます。

こんなんなら いっその事…。

やめましょうよ!

話せないかもしれないけど
きっと聞こえてますよ。

本当は今も
回復を祈ってるんでしょ?

♬~

ほら まだ新しいじゃないですか。

ちょっと いいですか?

裁判中に 何か変わった事は
ありませんでしたか?

弁護士とか裁判官とか
検事との間に。

いや 別に…。

裁判も初めてでしたし
何が普通なのかも。

ただ 申し訳なくて…。

申し訳ない?

父親が あんな事件を
起こしてしまって…。

あんな事さえ起こさなければ

僕の人生も
全然 違ったのかもしれませんね。

♬~

聞きにくい雰囲気でしたね。
うん…。

事件は裁かれても
当事者にとっては終わらない。

このあとも
ずっと続いていくんだ。

あの…。

んっ?

同い年ぐらいだから
余計わかるんですけど…。

正直 きついと思います。

えっ?

ああ言いながら
父親を死刑にされた事を

恨んでるって事は
ないでしょうか?

(真法の声)父親が あんな事件を
起こしてしまって…。

あんな事さえ起こさなければ

僕の人生も
全然 違ったのかもしれませんね。

一応 調べておいたほうが
いいんじゃ…。

そうだね。

「被告人は 事件発生の際は
現場におらず

一人で近所の神社に
行っていたと主張」

「しかし 被告人に
参拝の習慣があったわけでもなく

その日その時刻のみ行っていた
という証言は

証明する者もおらず

到底 信用できるものではないと
判断」…。

このさ 神社に行ってないって
証言してる人は誰なの?

えっ…?

村野真法って…。

その時間は 家にいました。

(松井浩史)
間違いありませんね?

はい。

ああ… どうも。

勾留中の
息子さんとの手紙でしたね。

ええ。

ああ どうも…。

通信記録は これだけです。

えっ… これだけ?
(刑務官)はい。

たった1回
やり取りしただけですか?

(刑務官)はい。

(村野圭右の声)「真法 元気か」

「こんなことになって すまない」

「信じてくれないかもしれないが
本当にお父さんは無実だ」

「あの時間は
家の近くにある神社にいた」

金策や離婚話に疲れて
珍しく 神頼みしてた」

「その時
おみくじを引いたんだけど

出たのは末吉でね」

「願い事も商売も
全部 悪かったけど

ただ一つ 家庭だけ

“やがて円満。 諦めるな"と
書かれてた」

「また 家族でやり直したい」

「誰かに頼んで
助けてもらえないだろうか」

(解錠音)

(看守)手紙だ。 息子さんから。

(村野)ありがとうございます!
ありがとうございます!

♬~

(村瀬)「早く死んでください」か…。

逆恨みどころか 息子は むしろ
死刑を望んでたって感じだな。

とてもじゃないけど
父親のために事件を起こすなんて

思えないわね。
(村瀬)ああ…。

(戸の開く音)

(村瀬)あっ!
えっ 三原刑事部長…。

(三原達朗)地裁刑事部
裁判官から苦情が来た。

裁判官を追いかけ回すなど

よほどの根拠が
あっての事なんだろうな?

それは…。

その程度で軽率な事を…。

捜査令状を出すのは
裁判所なんだぞ。

今後の捜査に支障が出たら
どうしてくれる?

でも… 相手が誰だろうと
捜査は捜査じゃないですか!

(村瀬)浅輪…。

(三原)お前らは何もわかってない。

国家治安とは
各機関と足並みを揃えてこそ

形作っていけるものなんだ。

こんな小さいお前らが
安っぽい正義感を振りかざすな。

次 また苦情が来たら
総監に直訴して降格にしてやる。

♬~

(戸の開閉音)

せっかく
警部補にして頂きましたが…。

もしも 降格されたら

その時は すいません。

おい 新藤! 一からやり直すぞ。
皆さんもお願いします。

(新藤)はい!
(村瀬)洗い直すか。

♬~

(深野智章)長期休暇とは…
皆勤賞の君が珍しいね。

失礼致します。

♬~

ここなら

任意同行に
応じてもらえますよね?

いい加減にしないか!

これ以上 付きまとうなら
侮辱罪で告訴も辞さない。

♬~

(ため息)

班長班長! どうしました!?

救急車…。

班長
いや…。

大丈夫だよ。
班長…?

ああ。
(新藤)えっ 何してるんすか…?

ん? 被害者になったつもりで
考えてみたんだよ。

シャレになんないっすよ!

リアリティーがある年
なんですから!

君 面白い事言うね。 ハハハ…。

(新藤)なんですか?
遺体になったつもりって…。

うん。 感電したらさ

筋肉が硬直して
動けなくなるでしょ?

そうすれば 心室細動を起こして
倒れたりもする。

動けなくなった本人が
どうやって

ダイイングメッセージを書く事が
できるんだ?

あっ…。

(村瀬の声)
確かに あれを書いたのが

被害者本人じゃないとしたら
他に書ける人間は…。

犯人だけ。

(新藤)いや でも 指の傷
歯形と一致してるんですよね。

そんなものはさ 遺体の歯を使えば
犯人にだって可能でしょう。

じゃあ
この文字の意味は なんだ?

なんだと思います…?

それを考えるのが君たちでしょ?

うーん…。

(浅輪倫子)なんか
最近 疲れてるんじゃない?

主任になって
警部補になったまでは

よかったけどさ

まだまだだなあって
思っちゃうよ…。

立場変わったんだったら
もう 俺も変わんないと…。

(ため息)

ハハハハハ…!
痛え!

そんな時には甘いものと思ってね
久しぶりにケーキ焼いてみたの。

え~?

おお~!

いただきまーす!
はーい。

ちょっと!
うーん…。

待って なんで そこからいくの!?
えっ?

読んだの?

読んだよ。
なんて書いてあった?

「直樹 が」…。
(倫子)が?

直樹が 笑う…。

笑う?
な… なんだっけ?

もう!

ちょっと待って!

そっか…。

そういう事か。
えっ?

これだよ これ!
(倫子)えっ?

倫子ちゃん ありがとう!

うわあ! ハハハハ…。
どういたしまして。

つまり メッセージは 最後まで
書ききれなかったんじゃない。

逆に 1文字ずつ
消されていったんですよ。

なるほど。

そういう事ね…。 行きますよ。

行きましょう! いってきます!
(新藤)さすが 主任!

ああ! ちょっと もう
投げないでっつってんじゃん!

♬~

(矢沢)凶って!
(青柳)いきなり持ってますね。

じゃあ 引いてみてくださいよ。
(青柳)ちょっと待ってね…。

なんすか?
はい。

俺はですね
もちろん 決まってますよ。

(矢沢)大凶って! 持ってますね。
ハハハハ…。

(青柳)出るまで引くぞ。
(矢沢)はいはい。 ちょっと…。

すいません。
(社員)はい。

ご新居をお探しですか?

(2人)えっ?
ああ いやいや いやいや…。

意外と そんなふうに見えます?
(せき払い)

最近来たお客さんの事で
お聞きしたいんですけど…。

そうでした。 すいません。

櫻井さんなら
今 長期休暇中ですが…。

えっ…?
えっ?

あの どちらにいらっしゃるか
わかりますか?

いえ 長期休暇中としか…。

まずいな…。

ええ。 次に消されるのは…。

♬~(レコード)

♬~

(チャイム)

♬~

待て…。

(新藤)やめろ! やめろ!
やめなさい!

(新藤)やめろ… おい!

やめろ…。

どうして…。

殺害現場は 2件とも
入居者募集中の賃貸物件で

内見用の鍵はポストに置かれてた。

付近の不動産仲介業者に
君の写真を見せて 聞いたら

事件の少し前に
何件も内見していたって言ってた。

鍵が手に入る物件を
探してたんだよな?

そして 部屋に忍び込み…。

(小林則夫)こちらの部屋ですか?

原状復帰しないと 家主さんに
訴えるって言われちゃって…。

あっ 電気つけますから
先にどうぞ。

(感電する音)
うっ…!

♬~

(村瀬の声)
櫻井判事の写真を送り込んだ。

(青柳)
2件目も同じ手口で殺害した。

(小宮山の声)
問題は 現場に書き残した文字。

(村瀬の声)「J P」… あれは

犯人のイニシャルなんかじゃ
なかった。

本当の意味は 「J P B」。

Jは「Judge」のイニシャルで
裁判官。

そして Pは「Prosecutor」で
検察官。

Bは 「Bengoshi」のB。

司法研修所なんかで使われる
法曹三者の隠語だ。

第一の事件では
弁護士の小林さんが殺害されて

「B」は書かれずに
「J P」だけが書かれていた。

そして 第二の事件では
「J」だけが残っていた。

つまり これは 文字を
書ききれなかったんじゃなくて

殺害された順番に 1文字ずつ
消されていったって事だ。

僕がやったっていうんですか?
なんのために?

死刑になった
君のお父さんのためでしょ?

フッ…
僕の人生を壊した張本人ですよ?

君のお母さんの枕の下に
置いてあった病気平癒のお守り

事件当時 住んでた地域の
神社のものですよね?

(青柳)行ってきたよ。

末吉ってさ
もうちょいで凶じゃん。

だから そんな いい事
書いてなかったんだけど

でも たった一つだけ…。

(矢沢)
「家庭 やがて円満 諦めるな」…。

これ あなたのお父さんが書いた
手紙の文言と全く同じだ。

あなたのお父様は
嘘をついていない。

つまり

お父さんは… 冤罪。

(新藤)君は…。

間違った判決を下した
その裁判が許せなかった。

でも 本当に許せなかったのは

自分自身なんじゃないかな。

お父さんを信じなかった
自分自身。

(ため息)

あの裁判の時…。

本当に
お父さん やったんですか?

間違いない。

なんの罪もないのに
3人も亡くなって

生き残れた人も
長い間 後遺症で苦しむ事になる。

それ聞いて
息子として どう思う?

申し訳ありません…。

その気持ちがあるなら
君ができる事は なんだ?

犯行時刻 近くの神社にいた
という事でしたが

職員もいなかったため
目撃者はいません。

被告人は 嘘を言っているんでは
ないでしょうか?

(真法の声)被害に遭った人たちに
謝罪できる事があるとすれば

これしかないと
思ってしまったんです。

どうですか?

♬~

神社に行く習慣なんて
なかったし

いつもなら
仕事場にいる時間です。

だから…。

本当は
現場にいたんだと思います。

人殺し! ああ…。

真法… 違う!

静粛に。

(真法の声)
そして 死刑判決が出た。

上訴でも 結果は裏返らなかった。

(真法の声)だけど それでも
誰も 僕ら家族を許さなかった。

責められ続けて
爪はじきにされて…!

(真法の声)僕は…

お母さんの後遺症を介護する
お金を

稼ぎ続けるだけの人生に
なりました。

♬~

(真法の声)それを見た時…。

(村野の声)
「本当にお父さんは無実だ」

「あの時間は
家の近くにある神社にいた」

(真法の声)確かめてくれ…。

お父さんに
そう言われた気がしたんです。

だから
ネットで検事の事 調べて…。

♬~

(店員)いらっしゃいませ。
お好きなお席 どうぞ。

(店員)いらっしゃいませ。
お好きなお席 どうぞ。

♬~

(真法の声)あの時の検事と
弁護士と裁判官だという事は

ひと目見て わかりました。

青酸ガス事件の遺族から

うちの事務所に
連絡があったらしくて。

どうして 今頃?

まさか 例のアリバイの事じゃ
ないですよね?

口を慎め。

(真法の声)
その瞬間 わかったんです。

お父さんは
本当は やってないんだって…。

3人とも殺そうと思いました。
そのためには…。

最後までバレない必要があった。

だから あんな手の込んだ方法を
とったんだ。

途中 誰かが全てを公にすれば
やめるつもりでいました。

メッセージは 元検事と裁判官への
殺害予告でもあった。

次は お前たちだと知らせれば
恐怖心から

警察に連絡するんじゃないかって
思ったからだよな?

でも 誰も動かなかった。

殺すしかなかった。

じゃあ 罪を認めるんだね?

ええ もう最後ですから。

おい…!
おい 村野…。

元々 最後は
こうするつもりでした。

お金もなくなって
お母さんの治療も打ち切られる。

一緒に死にます。
やめろって!

2人 殺してる! どうせ 死刑だ。

そのナイフ こっちに渡せ…。

なあ?

浅輪!
先輩!

大丈夫! 動かないで!

おい! あんたら
正義の味方じゃなかったのかよ!?

だから信じたのに!

あんたらが そんなんだったら
俺は どうすりゃいいんだよ!?

ああ…

答えは わかってるよ。

自分でやるしかないんだろう!?
だから やったんだ!

君の… 言うとおりだよ。

もし 君と同じ事が
自分の身に起こったら…

どうしただろう? って思うよ。

本当の正義… 正義の味方?

もう なんなんだろう!?
って思うよ。

これが正義か わからないけど

僕は…

ここにいる僕らは
今の君を守りたい。

そのためなら
この命を懸けたっていい!

また… そんなの嘘だ…。

今は まだ
きっと信じられないと思う。

だから 君に見届けてほしい。

この一連の事件が
どう裁かれるのか。

(嗚咽)

君に残された
最後の瞬間まで…。

(泣き声)

♬~

全て明らかにするって…
約束するから。

(真法の泣き声)

主任は?

それが…。

あなたが ここに逃げてきたのは
犯人の見当がついていたから。

逃げたんじゃない。

戦ってるんだ。

戦う?

この仕事をしていれば
逆恨みされ

脅迫や 実際に
暴力を受けるリスクもある。

しかし 裁判官の私が
屈するわけにはいかない。

何があろうと

法の正義のもとに
裁き続けなければならない。

正義って…。

検事と弁護士と

判事が

法廷の外で
判決に至るシナリオを作って

何が正義ですか?

その密談を
知られたくなかったから

俺に言わなかったんですよね?

密談などしていない。

いいや していた!

想定した判決に導くために
話し合ってた。

仮に会っていて
判断の難しい裁判について

補足的な議論を
重ねていたとしよう。

それは 本当に
正義に反するのか?

でも その結果 出た判決が
冤罪だと思ったから

彼は 犯行に至ったんですよね。

それは 勝手な思い込みだ。
実際には冤罪ではない。

被告人は
無罪を訴えてたんでしょう?

犯罪者は 皆 嘘をつく。

実際には
罪を犯していながら

泣きながら 無実を叫ぶのを
何度も見てきた。

少なくとも

神社に行っていたという話が
嘘だとは言いきれなかった…。

嘘でないとも言いきれない。

それ以外の状況を見れば
明らかだ。

条件が完璧に揃っている事件しか
裁いてはいけないなら

多くの事件は
裁ききれなくなってしまう。

いいか? ほとんどの人間は
事件の詳細や法律など知らず

興味もない。

ただ なんとなく 悪い事をすれば
罰せられると思っているだけだ。

しかし
その「なんとなく」が重要だ。

それこそが この国の
目に見えない規範であり

正義なんだ!

国民を導くためには きっちりと
裁かれたのだという事を

示さなければならない。
つまり…。

正義は
デザインされなくてはならない。

そして 私は
凶悪事件を裁ききる事で

その一翼を担っている。

そのためには

ある程度 冤罪があっても
仕方がないって事ですか?

そんな事は言っていない。

ただ 私は

君より もっと大きなところまで
見据えている。

俺には わかりませんよ!

大きな正義を
デザインするために

小さな人生が 理不尽に
壊されていいとは思えない!

人の無念は消えないんです。

また新たな事件を生みます。

♬~

足代新市さんという人が
いました。

(銃声)
(足代)あっ…!

足代?

妻を殺害した容疑で逮捕され

裁判で あなたから
実刑判決を受けた男です。

俺は ずっと調べてました。

当時 不審な男が事件現場周辺で
目撃されていた事がわかりました。

本当は 行きずりの犯行
だったんじゃないんですか?

つまり 足代は
冤罪だったんじゃないんですか!?

いい加減にしないか!!

罪を完璧に裁いてくれる正義を
求めてるのは国民だ!

私は
その責務を果たしているだけ。

警察だって同じだろう。

だから 足代も あんなに早く
射殺したんじゃないのか?

調べますよ それも。

どれだけ話しても
あなたとは わかり合えない。

でも 真実は明らかにします。

必ず。

♬~

10年前に 足代新市が起こした
事件の捜査資料です。

仕事の合間に
一人で こんなに調べてたのか?

いや まあ… 約束したんで。

あっ でも
まだ完全じゃないですけど。

この続きは
私にやらせてくれないか?

えっ? いや… でも…。

いつも あそこに
座ってるだけなのも退屈でね。

いいかね?

わかりました。 お願いします。

ありがとう。

あっ… 浅輪さん。

はい。

君は 今のままでいい。

慎ましく
正直に生きている人たちに

優しく寄り添う。

そういう 今のままの君でいい。

はい…。

♬~

(深野)警視庁特捜班の
宗方という刑事からだ。

完璧な捜査資料だ。

冤罪を認めざるを得ない。

本日をもって
裁判官を辞職致します。

責任を感じるのはわかる。
だが…。

いえ。 実は わたくし

法廷の外で
幾度となく検事や弁護士と会い

事前に打ち合わせていました。
なんだと!?

倫理に反する行為だとは
思いましたが

正義のためだと信じてきました。

しかし 今回 冤罪を生み
その信念が揺らぎました。

自信を持って法廷に臨む事が
できなくなった以上

もう 裁判官ではいられません。

のちほど 辞表を持って参ります。

三原刑事部長。

なぜ あなたは
あの時 撃たせたんですか?

なんの話だね?

足代新市。

監察医の話では 遺体には
硝煙反応はなかったそうです。

警官への発砲も
なかったんじゃないんですか?

どうなんだね?

返答次第では
看過できないぞ。

待ってください。

あれだけの事件を起こした上

警察官を人質に取った
凶悪犯ですよ?

しかも 前科もあって…。

その前科なんですが
実は 冤罪でした。

何!?

真犯人は 付近に住む
空き巣の常習犯でした。

その後 累犯で受刑中です。

私が接見室に行って
自供させましたよ。

(神田川)三原くん。

先ほどの質問だが どうなんだ?

私は…!

足を狙えと言ったんです。

なのに 現場の狙撃手が外して…
仕方なく。

わかった。 追って 辞令を出す。

戻っていなさい。

ただでは済まさんぞ!

ああ ご心配いりませんよ。

私は もう…

警察とは無関係ですから。

♬~

♬~

刺し違えか?

こうやって 刺し違えるのが
君の最後の仕事か?

浅輪警部補を守るために。

放っておくと

あいつは
自ら刺し違えかねません。

私の最後の仕事は

あいつを警部補にする時点で
終わっています。

そこまで君が入れ込むのは
「奴が甘いから」

そんな事を言った事があったな。

一億の規範になる正義は

往々にして 厳しく
冷たいものになりがちです。

その中で たった一人でもいい

浅輪のような正義が
必要なんです。

優しい正義が。

♬~

琴 警察の中
案内してもらったか?

(桜庭琴美)うん。
朔たん 楽しかった。

琴 また来たい。
うん… そうか。

ありがとうございました。

さあ 行こうか。

班長…。

班長… 水臭いじゃないですか。

いや…
そろそろ 真面目に

この子の将来を考えてあげなきゃ
いけないもんでね。

君たちに会えて… よかった。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう!
ありがとうございました。

ありがとう。

頑張れよ。

さあ! あっ…。

浅輪さんの事 頼みます。

それじゃあ。

それじゃあ。
お疲れさまでした…。

♬~

班長

おい 傘は?
えっ?

すぐそこなんで。

琴ちゃん また遊ぼうね。

うん。

お元気で。

♬~

行こう。

♬~

ありがとうございました!!

♬~

♬~