ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ラジエーションハウス 第11話 最終回 窪田正孝、本田翼、佐戸井けん太… ドラマの原作・キャストなど…

『ラジエーションハウス #11【最後の選択と決断】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 技師
  2. 小野寺
  3. 軒下
  4. 五十嵐
  5. 裕乃
  6. ホント
  7. 医師免許
  8. 検査
  9. 辻村
  10. 病気
  11. 約束
  12. 悠木
  13. 医者
  14. 教授
  15. お願い
  16. 技師長
  17. お前
  18. ブラッドパッチ
  19. 威能
  20. 甘春先生

f:id:dramalog:20190618063819p:plain

『ラジエーションハウス #11【最後の選択と決断】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

☆無料で民放各局の動画視聴ができるTVerティーバー)!まずはココから!
民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

 

 

[終]ラジエーションハウス #11【最後の選択と決断】[字][デ]

命懸けで守りたい約束!!医師免許を持った天才技師の秘密が遂に明かされる!?杏の父が急変し、大切なものを守る為に唯織はある決断を!最終話拡大15分SP!

詳細情報
番組内容
唯織(窪田正孝)は、杏(本田翼)の父で、甘春総合病院の前院長・正一(佐戸井けん太)が、うつ病ではなく、別の病気ではないかと考える。全身の慢性的疲労感、起立性頭痛に苦しんでいる正一は、発症前、自転車に追突され、その後、飛行機に乗っていた。ヒントになったのは、裕乃(広瀬アリス)が手伝っていた造影CTの際に、チューブから造影剤が漏れたことだった。
 小野寺(遠藤憲一)らの協力を得て唯織が行ったのは、
番組内容2
MRI検査と、髄液漏れの検査だった。その画像を見た唯織は、正一が低髄液圧症であることを確信する。正一は、追突事故で硬膜に穴が開き、飛行機に乗った際の気圧の変化と乱気流の振動によって低髄液圧症を発症したものと考えられた。髄液が減って脳が下垂したために、起立時に頭痛やめまいに襲われていたのだ。正一の病気が手術で治る可能性があると知り、喜ぶ杏。
 ところがその矢先、正一が突然意識障害を起こす。
番組内容3
辻村(鈴木伸之)ら甘春総合病院の医師には正一の治療をできる人間がいなかった。すると杏は、自分がやると言い出し…。そして、その杏を見つめる唯織はある決断をする…。
出演者
窪田正孝 
本田翼 

広瀬アリス 
浜野謙太 
丸山智己 
矢野聖人 

山口紗弥加
 ・ 
遠藤憲一 

鈴木伸之 
浅野和之
 ・ 
和久井映見 


スタッフ
【原作】
「ラジエーションハウス」(原作:横幕智裕 漫画:モリタイシ GJ/集英社) 

【プロデュース】
中野利幸 

【演出】
鈴木雅之 

【制作著作】
フジテレビジョン

 


[ここに 1枚の写真がある]

[彼には ずっと
居場所がなかった]

[彼を支えていたもの]

[それは幼なじみとの
たった一つの約束]

[でも 今は…]

(裕乃)どうなんですか?

(杏)慢性の硬膜下血腫。

(唯織)次に
髄液漏れの検査を行います。

(悠木)えっ?

(軒下)
おいおい どういうことだよ?

甘春先生のお父さんは
おそらく うつ病ではありません。

(唯織)もっと違う別の病気です。
(杏)えっ?

これを見てください。

半年前の前院長の脳の写真です。

ほんのわずかですが 脳が
落ち込んでいるように見えます。

髄液が漏れて
脳が下垂したんだと思います。

脳が下垂した?

(小野寺)相談って何だよ?

(大樹)俺の友達がさ
学校 来なくなったんだ。

ずっと部屋にこもりっきりで
連絡して 理由 聞いても

ただ だるいからって
それしか 返事なくて。

そんなやつじゃなかったのに。

(小野寺)そっか。 で?

(大樹)こんなこと
父さんに言ったって 仕方ないか。

何だ 仕方ないって お前。
何しに来たんだ。 何?

それより ホントの相談って これ。

(大樹)父親だろ 一応。

よろしく。

(小野寺)嘘だろ おい。

金なんか ねえぞ!

(裕乃)通ります。
(軒下)よし こっちは

準備完了だな。
(裕乃)アイソトープ 届きました。

(軒下)脳槽シンチグラフィーは
アイソトープを髄液内に

投与して行う検査だ。
(裕乃)はい。

(たまき)アイソトープと髄液が
混ざるでしょ。

(たまき)それを ガンマカメラで
撮影して

髄液の漏れてる位置を確かめるの。

髄液圧は 4cm水柱です。

やはり 低いですね。

♬~

♬~

(裕乃)お大事に。
(たまき)お疲れさまでした。

(威能)お疲れさまでした。
(悠木)お大事に どうぞ。

脳槽シンチの画像です。

下位胸椎が左右非対称です。

脊髄MRIでも
髄液の漏れが確認できます。

これは 低髄液圧症
間違いないと思います。

低髄液圧症…。
そんな病気 聞いたことないけど。

低髄液圧症は 硬膜に裂け目ができ
髄液が漏出してしまう病気です。

前院長は 半年前
自転車に追突されました。

このとき 硬膜に穴が開き

脳脊髄液減少症になったと
思います。

これを発症すると 起立時に
頭痛や目まいに襲われます。

そして この事故の後
前院長は 飛行機に乗ってしまい

気圧の変化や乱気流の振動によって
さらに髄液が漏れ

低髄液圧症
進行したと考えられます。

外傷だけでは まず 分かりません。

なので うつ病と診断されてしまう
ケースが多いんです。

この病気は ブラッドパッチという
治療法で治せるかもしれません。

すぐに 専門医を探しましょう。
はい!

(正一)治るのか。

うん。

院長がね 麗洋医大から
専門医を呼んでくれるって。

だからさ あと少し 頑張ってよ。

すまなかったね。

今まで
たくさん 迷惑 掛けちゃって。

何 言ってんの。

あっ そうだ。
病気が治ったらさ

お母さんと三人で
温泉でも行こうよ。

そうだな。 別府とか どう?

二人の新婚旅行
確か 別府だった…。

お父さん?

お父さん!?

(軒下)しかし よかったな。

(悠木)まさか 半年前の
自転車との接触が原因とは。

(裕乃)五十嵐さんが
気付かなかったら。

いや~ ホント すごいです。

たまたま
知ってる病気だったんです。

たまたまね~。
(威能)たまたまですか。

技師長 熱心に
何 読んでるんですか?

さっき 書庫で
ちょっと借りてきてな。

(裕乃)えっ? えっ!?
まさか えっ!? えっ!?

大樹君…。

(軒下)ぎ ぎ ぎ 技師長!
こんな所で パン食ってる場合か!

(小野寺)落ち着け 違うから!

違うから 落ち着けっつうの!
(里美)前院長が 意識障害

起こしました。 すぐに
頭部CT お願いします。

広瀬 状況 見てきて。
悠木 オーダー 確認。

ウォームアップします。
(威能)造影剤 準備します。

(里美)お願いします。
(裕乃)ストレッチャー 通ります。

(里美)通ります。 失礼します。

慢性の硬膜下血腫ですが

量が増えて
意識レベルが落ちているのかと。

(藤堂)意識障害も起こしてるし
早く血を抜かないとまずいな。

準備して。
待ってください。

前院長は 低髄液圧症です。

下位胸椎から髄液が漏れてるため
脳が下がってきています。

先に血液を抜くと
頭の中に空気が入り込んで

さらに 脳が下垂し
危険な状態になるかもしれません。

(辻村)どうすればいいです?
(藤堂)いや それは…。

ブラッドパッチで
先に穴をふさぎます。

自分の血液を脊椎硬膜の外側に
再注入する方法です。

ブラッドパッチ… だけど
これ そんな すぐ 効果 出ないぞ。

何もしないまま 血腫を抜くより
リスクは抑えられます。

とにかく 先に
その穴 ふさぎゃいいんだな?

はい。
先生 お願いできますか?

いや あの…
ブラッドパッチでしょ?

俺 やったことない。 先生は?

ありません。
専門医の伊藤先生は?

いや 手術は
あさっての予定だったから

連絡つくかどうか…。
(里美)連絡してきます。

どうすんすか?
(藤堂)できるドクター来るまで

待つしかないでしょ。
(たまき)そんな時間 あんの?

私が やります。

それしか
方法は ないんですよね?

硬膜外麻酔なら
やったことがあります。

ドレナージの準備 お願いします。
(藤堂)分かった。

終わったら 連絡して。
はい。

(辻村)甘春
君は やったことがないんだろ?

ブラッドパッチは
腰椎だけじゃない。

胸椎は椎間が狭く
すぐ下に脊髄がある。

あまりに リスクが高過ぎる。

それに
相手は 君のお父さんだぞ。

肉親を治療するのは
誰だって冷静さを欠く恐れがある。

(小野寺)よし やるぞ。
(一同)はい。

(小野寺)ブラッドパッチは
透視画像を使ってんぞ。

(軒下)じゃあ アンギオでやれますね。
(小野寺)はいよ。

(威能)この細い隙間に
針 通す 感じですね。

(悠木)硬膜外針の在庫ありました。
(裕乃)レディーしておきます。

(たまき)
こっちは 準備 始めるから。

よろしくお願いします。
皆さん…。

(小野寺)五十嵐 サポート 入れよ。

技師長 透視 OKですか?

では 始めます。
よろしくお願いします。

よろしくお願いします。
まずは 腰椎です。

硬膜の外側を目指します。

手元の感触と透視画像を頼りに
慎重に進めてください。

(小野寺)よし いい角度だぞ。

♬~

次は胸椎です。
問題は胸椎だ。

難易度は格段に上がる。

誤って神経を刺すと 運動機能に
障害が出る可能性があります。

より慎重にお願いします。

♬~

どうした?

先生?

(辻村)甘春…。

(小野寺)
意識レベルが低下してきたぞ。

一刻も早く 頭の血腫除去しないと
まずいことになるぞ。

お父さん…。

代わります。
えっ?

僕がやります。

おい 何 言ってるんだ。

技師が治療行為をするのは
医師法違反だぞ。

大丈夫です。

僕は 持ってます。

持ってるんです 医師免許。

医師免許を持ってる?

♬~

♬~

甘春院長の意識 回復されました。

あれ?

マジか…。

(たまき)私さ こういうの
はっきりさせないと

駄目な性格なんだよね。

医師免許って 何?

技師長は知ってたんですよね?

ああ。 五十嵐は
れっきとした お医者さまだ。

どういうこと?

あの…。
(軒下)お前 これからも

技師として 一緒に
頑張っていこうって言ったよな?

(軒下)あれ 嘘だったのかよ。

(威能)どうりで
病気に詳しいわけです。

(悠木)内心バカにしてたんでしょ?
僕たちのこと。

五十嵐さん…。

黙っていたこと

本当に すいませんでした。

でも 僕は ただ
診療放射線技師として

働きたかったんです。

なあ? どうしてだ?

それは…。

(一同)それは?

ハァ… 何か 疲れた。

帰りますか。

♬~

よかった…。

どこかで 五十嵐さんが
助けてくれるって思ってた。

全然 駄目だね 私。

♬~

《技師長 この角度で入れます》

《OK》

《ここだ》

《入れます》

《僕 助けたいんです》

《真剣に検査を受けてきた
彼女の気持ちに応えたいんです》

《できることがあるなら
諦めたくなくて…》

《写真を撮らせてください》

《甘春先生が 検査 後押しして
くださったおかげです これ》

《僕たち 技師が
サポートに入ります》

《大丈夫です。
僕たちを信じてください》

《代わります。 僕がやります》

♬~

あの…。
ありがとうございました。

いえ…。

♬~

♬~

(裕乃)担当の先生がいたら
すぐに診察に入ってもらって

必要であれば お薬 処方して…。

ガラスバッジの交換 終わり…。
(たまき)そこ 置いといて。

はい。

おい 五十嵐 お前 ちょっと
ポータブル 行ってこい。

はい。

(小野寺)じゃんじゃじゃーん!
見て これ! ねえ!

大樹がよ 塾の夏の講習会に
10万 払えっつうんだわ。 ねえ。

そんな金 どこに あんですかって
話なんだよな。

競馬でよ 大穴 当ててよ
それで もうけるしかねえか。

ねえ どうよ? どうですか?

何だよ ノリ 悪いな お前ら。

そんなよ 医者とか 技師とかよ
大層なことか そんなことよ。

あいつ 見てたらさ そんなもの

どうでもいいんじゃねえかって
気になんだよな。

どう? みんな?
ねえ? どうですか?

(裕乃)でも 嘘をついていたことに
変わりありませんよね?

せっかく 患者さんを助けられる
資格があるのに

それを隠していたなんて

やっぱり 私には 理解できません。

ったくよ…。

(渚)はい どうぞ。

中国の学会に行っていた友人の
お土産のお茶。

整腸作用があるそうよ。

んっ?

あっ これ いい香りですね。
何のお茶ですか? これ。

これは 虫屎茶っていうの。

ああ… 虫か…。

正一さんの ブラッドパッチが
終わったって聞いたわ。

はい。
誰がやったの?

あなたでしょ?

すいません。

やっぱりね。

あの契約 覚えてるわよね?

医師にしかできない
医療行為をしたら

放射線科医として
働いてもらうっていう。

ねえ どうして そこまで
技師にこだわるの?

あなたにとって 甘春先生は
いったい どんな存在なの?

♬~

ごちそうさまでした。

もう…。

(軒下)ああ もう こんな時間だよ。

(裕乃)夜食 買ってきます。
お疲れさま…。 はい。

あれ? お前 今日 当直か?
いえ 広瀬さんです。

(小野寺)帰んないのか?
この前の復習をしようと思って。

しかし お前
よく そんな病気 知ってたな。

ワシントンにいたころ

同じような病気で苦しむ子供に
会ったことがあって。

子供?
低髄液圧症で症状が重くない

脳脊髄液減少症だったんですが

頭痛やだるさから 学校に
行きたくても行けなくなって

不登校になってしまって。
マジか…。

ホントは 病気だったのに

誰からも
気付いてもらえなかったんです。

(小野寺)その話 もうちょっと
詳しく 聞かせてもらえるか?

いや 実はよ…。

普通 医師免許 持ってたら
自慢しますよね。

(エレベーターの到着音)

給料だって 医者の方が
よっぽど いいですしね。

知らねえよ バカにしやがって。

ホント 変なやつ。

あいつが 興味あるのってさ
患者のことぐらいだもんね。

誰よりも 患者を救いたいって
思ってるやつが

医者にならないなんて
どうしてなんだろ?

(裕乃)えっ?

お疲れ。
(一同)お疲れ。

俺だけど 大樹か?
あのさ お前 この前 言ってたさ

お前の友達のことなんだけどさ

最近 どっか ぶつけたとかさ

転んだとか そういうこと
言ってなかったか?

とにかく 聞いてみてくれよ。

(伊藤)辻村先生。
ちょっと よろしいですか?

(小野寺)お疲れっす。
(辻村)お疲れさまです。

♬~

(通知音)

(伊藤)先日のブラッドパッチ
見させていただきました。

えっ?
(伊藤)診療放射線技師による

明らかな治療行為がありましたね。
(辻村)いや あの それは…。

♬~

(伊藤)これは
紛れもない違法行為です。

このことは
必ず 問題にしますから。

お言葉ですが
その必要はないと思います。

事を荒立てないでいただきたい。

(伊藤)はっ?
(辻村)失礼します。

(伊藤)ちょっ…。

何を言ってるんだ。

(斎藤)毎朝新聞の斎藤です。

今の話 詳しく
お聞かせ願えませんか?

(たまき)何の騒ぎ?
(悠木)いっぱい いますね。

(威能)また 有名人でも
入院してんですかね。

女優だったりして。
俺にも ワンチャン…。

あるわけねえだろ!
(裕乃)仕事 始まりますよ。

突っ切るしかねえな。
余計なこと 言うなよ。

行くぞ。
(一同)了解。 はい。

すいません。
こちらに お勤めの方ですか?

甘春病院で
医師法違反があったそうですが。

(記者)
どういうことなんでしょうか?

(鏑木)何かの間違いだと
思います。

当病院で そのような
違法行為が行われた事実は…。

(たまき)顔 つくっちゃって。

こういうときだけ出ますよね。
(威能)目立ちたがり屋ですからね。

でも どうして
バレたんですかね?

私たちしか いなかったのに。

えっ 何で 僕なんですか?

顔が怪しい。
(悠木)顔?

それより 厄介なのは
麗洋医大ですよ。

確かに プライドが高く 体裁を
気にする連中の集まりですからね。

うちに嘱託で来てた先生方
みんな 逃げだすだろうね。

そうなると うちは 医者不足で
立ち行かなくなるぞ これ。

(丈介)
放射線技師が治療行為を行った。

(丈介)その事実に
間違いはないんですね?

甘春総合病院で
髄液漏れの検査が行われ

低髄液圧症と診断されました。

そのブラッドパッチを

放射線技師が行っていたんです。
(教授)どうして 技師が?

明らかな医師法違反じゃないか。

本来は 放射線科の 甘春先生が
行おうとしたんですが

結局 自分でできずに
その技師が代わりに。

この目で確認いたしましたので
間違いございません。

(教授)そりゃ けしからんな。
(教授)言語道断だ!

院内も 特段 問題にせず
容認している状態です。

それが事実だとすると
看過できません。

(教授)こんな事例を
見過ごしていては

技師たちが つけ上がるだけです。
(教授)どうしますか?

とにかく 早急に
聴聞会を開きましょう。

(鏑木)非常事態です。

麗洋医大は 今回の件が
はっきりするまで

医師の派遣は
控えると言っています。

そうなると うちは
成り立ちません。

どうするおつもりです?

カメラの前で
きっぱり 否定してくださり

ありがとうございます。
さすが 鏑木先生。

頼りになります。
(鏑木)それは…。 いやいや

そんな悠長なこと
言ってる場合じゃないんですよ。

これ 飲んで
少し落ち着いてください。

虫屎茶です。

今 患者さんを 他の病院に
受け入れてもらったり

予約を 先延ばしして
何とか対応していますが

これも いつまで 続くか…。

これは
甘春総合病院 最大の危機です!

そんな 大げさな。
(鏑木)私も できる限り

他の病院に医師の派遣を
お願いしてるんですがね

どこも 麗洋医大
気を使っているのか

いい返事をもらえません。

今回の件
五十嵐じゃないんですか?

彼は 法に触れることは
何もしていませんよ?

(鏑木)しかし 現に マスコミが
騒いでるじゃないですか。

もし 彼が 治療行為をしたなら
医師法違反です。

完全にアウトですよ?
(渚)大丈夫ですよ。

何が 大丈夫なんですか?

鏑木先生は 口がお堅いですか?
(鏑木)ええ まあ。

鋼の口のヤッちゃんって
呼ばれてましたが。

鏑木先生だから お話しします。

五十嵐君は
医師免許を持っているんです。

えっ? 医師免許?

そうなんです。

え~!?

♬~

♬~

五十嵐君は?

ちょっと 席を 外しておりますが。

君 口は堅いですか?
(軒下)もちろんです。

幼少から スチールマウスの
ノッキーと呼ばれてましたから。

では 君にだけ 教えます。

五十嵐君
彼には 重大な秘密があります。

実は…。
(軒下)医者なんですよね?

えっ? 知ってたの?

はい。
びっくりしましたよ。

医師免許 持ってんのに
はっ? 何で 技師? って。

えっ? みんな 知ってたの?

(辻村)いつまで こんな嫌がらせを
続けるつもりですか?

(丈介)今からでも 遅くはない。
うちに入れ。

(辻村)前にも言ったように

麗洋医大に行くつもりは
ありません。

そんな小さな病院で 何ができる?

ここでしか
知り得ないものがあるんです。

僕は
ここを去るつもりはありません。

(辻村)あっ 五十嵐さん。

先 行ってるわ。
はい。

君は 何で ここで
技師を やりたいんですか?

まあ いいです。
僕も ここで 頑張ります。

(小野寺)おう。
(大樹)連れてきた。

(小野寺)あっ どうもです。

あのさ 電話でも話したけどさ
ハードルの練習中に転んで

それで 保健室 行ったのは
間違いないんだよね?

(僚太)え~っと…。

(雅恵)はい。 3カ月ほど前に
ケガをして帰ってきたんです。

でも 膝を擦りむいたぐらいで。
(小野寺)ああ…。

学校に行けなくなったのは
そのころですか?

そうですね。
朝 起きたら 頭が痛いって。

体もだるいみたいで。
学校に行きたがらなくて。

それが 何か 関係あんの?

いや まだ
分かんないんだけどさ

調べてみる価値あるって
言われてよ。

あっ 技師の五十嵐です。

脳外科で 髄液漏れの検査を

受けてください。
(雅恵)はい。

息子さんが苦しんでる病気が
検査で分かるかもしれません。

(雅恵)ありがとうございます。

(たまき)ちょっと マンモ
3件 キャンセルなんだけど!

マンモだけじゃありませんよ。
(たまき)えっ?

(威能)MRIも 午後ゼロです。

日に日に 減っていきますね。

病院ぐるみの隠蔽とまで
書かれてますからね。

(軒下)医者も来なけりゃ
患者も来ない。

これで検査なんてあるわけねえよ。
(たまき)ねえ 技師長は?

脳外から 脳槽シンチの
オーダーが入って

核医学検査室に行きました。

五十嵐さんも 一緒に。
(たまき)えっ?

こんなときも 検査ですか。
(悠木)ホント 検査好きですね。

(軒下)少しは
おとなしくしてりゃいいのによ。

いつも そうでしたよね。
五十嵐さんは。

自分のことは顧みず
いつも 患者さんのために。

もしかしたら 五十嵐さんは
本気で信じてるのかもしれません。

(裕乃)技師だって 医者と
同じぐらい 誰かを救えるって。

(教授)報道のような事実は
ありましたか?

あったのなら
これは 医師法違反ですよ。

(渚)フフ。
(丈介)何が おかしいんですか?

(渚)あっ すみません。
そのとおりだなと思って。

(丈介)事態を
理解してらっしゃらないようですね。

(教授)事実があったのか
なかったのか どっちなんですか?

(渚)当病院で 医師法違反が
あったという事実はありません。

報道は 間違いだと?
(教授)どういうことですか?

彼は技師ですが
医師免許を持っています。

ですから 彼が治療行為をしても
何ら問題はありません。

(教授)医師免許を持つ者が
技師として働くなんて

そんなこと あるわけがない。
(渚)事実です。

彼は ワシントン首都大学
ピレスの下で学んでいました。

(教授)ピレスって
あのピレス教授か?

そうです。 私が留学したとき

偶然 彼も アメリカにいました。
間違いありません。

(教授)彼は なぜ
技師として 働いてるんだね?

そんなの 分かりません。

だって 聞いても
教えてくれないんだもん。

この問題は 彼が 医師免許を

持っていたかどうかでは
ありません。

彼が 技師という立場で
雇われていたにもかかわらず

治療行為をしたかどうかです。

組織の和を乱し
ルールに従えない人間には

それ相応の処分を与えるべきです。

ちょっと待ってください。

今 何て おっしゃいました?
(丈介)んっ?

(渚)彼は医師免許を持っています。
れっきとした医者です。

その彼が命を救ったことの
何が問題なんです?

ですから ルールを…。
(渚)皆さんは

そんなルールのために 人を
見殺しにするおつもりですか?

あのとき 彼に 目の前の患者を
見捨てるべきだったと?

私は… 甘春病院は

そんなくだらない
ルールのために

人を見殺しにするような
病院ではありません!

(受付)申し訳ございません。

MRIの検査
また キャンセルです。

(受付)これで 8件目か。
絶対 あの記事の影響ね。

(受付)はい。 うちの病院 これから
どうなっちゃうんですかね。

(受付)はい 甘春総合病院…。

(受付)はい キャンセル
かしこまりました。

(受付)申し訳ございません。

(辻村)甘春
お父さんの調子は どう?

順調に回復しています。
だいぶ 元気になりました。

そっか。 よかった。
ありがとうございます。

さっき 電話で聞いた。

麗洋医大は やっぱり
五十嵐さんの治療行為を

問題視してるらしい。

大森院長が
説得したみたいだけど

やっぱり
五十嵐さんを処分しないと

今後も 医師を
派遣しない方向だそうだ。

そんなの おかしいです。

彼は医師免許を持っているのに…。

前から知ってたんだな? 甘春は。

私のせいなんです。

あのとき 私が治療していれば
こんなことには…。

(辻村)それは違う。

ただでさえ
難易度の高い治療な上

ましてや 相手は 肉親だ。
そんなの無理に決まってる。

私 知ってたんです。

もし 彼が 治療行為を行えば

もう
技師を続けられなくなること。

それなのに
私は 彼を 頼ってしまいました。

彼に 甘えていたんです。

♬~

♬~

困らせてるだけじゃないか。

やあ 五十嵐君だったかな?

失礼します。
その後 体調はどうですか?

頭痛は かなり 良くなったよ。

久々に 本が 読めた。

以前は まったく 読もうっていう
気にならなかったんだからね。

よかったです。

本当は 君に お礼を
しなくちゃいけないのかな?

あっ いえいえ。
僕は 全然 何もしてません。

ありがとう。
杏を助けてくれて。

しばらく 見ない間に
杏はね 君のおかげで

医者として 大切なものを
思い出してくれた。

自分の弱さを認める勇気をね。

ずっと そばにいて

見守ってやることだけが
あの子のためだ。

そう思ってたんだけどもね。

そうじゃなかったみたいだ。

検査の結果
脳脊髄液減少症と分かって

専門の施設で手術をすることに
なりました。

治る可能性が高いって。

そっか。 よかったですね。

本当に ありがとうございました。
(小野寺)どうもっす。

じゃあな。

技師長。
あっ 今 お母さん…。

お話があります。

(小野寺)どうした?

技師長 どうかしました?

(小野寺)お前ら ちょっといいか?

(渚)正式に
あなたを処分するようにと

お達しが あったわ。

そうですか。

(渚)まあ 強制力はないけどね。
だって そうでしょう?

あなたは 罰せられるようなことを
していない。

でも…
そのせいで 麗洋医大から

医師が
派遣されなくなったんですよね。

五十嵐君は
気にしなくてもいいわ。

鏑木先生も
頑張ってくれているから。

きっと 大丈夫。

それより 来月から正式に
あなたを放射線科医として

うちに採用したいの。
いいわね。

申し訳ありません。

僕を 解雇してください。
五十嵐君。

これ以上 この病院に
迷惑を掛けるわけにいきません。

僕がいなくなれば 甘春総合病院は
また 元どおりになります。

実は ピレス教授から

アメリカで AIの研究を
手伝わないかと誘いが来ました。

技師として。

(一同)えっ?
(小野寺)あいつ ここ 辞めるって。

えっ?
(軒下)技師長 何言ってんすか。

変な冗談 やめてよ。
(威能)そうですよ。

ホントなんですか?
(小野寺)あぁ。

もう 意思は固いみたいだ。

(渚)どうしても
技師を続けたいってわけね。

すいません。
大切な人との 約束は?

それを守るために行くんです。
え?

甘春先生のお父さんの件も
僕が もっと早く

ホントの原因に気付いてれば

こんなことには
ならなかったかもしれません。

もっと 経験を積んで
知見を広げたいんです。

僕が目指しているのは
世界一の技師です。

仕方ないわね。

甘春先生には?
ちゃんと話したの?

♬~

♬~

おはようございます。
おはよう。

私が 技師になったころってさ
男が 多くて

女性の技師って
珍しかったんだよね。

結構 嫌な目にも遭ったし。

だから 負けるもんかって思って
誰よりも 一生懸命 仕事した。

患者に いちいち肩入れする
余裕なんて ないからさ。

技師は 検査したら終わりって
割り切って やってきた。

だから
あんたみたいに暴走するやつ

ホント 迷惑だったんだよね。

お土産はさ 向こうの
カップラーメンで いいから。

はい。

おはようございます。

あっ!

お前のせいで
いつも 技師として できること

考えるようになった。

どうしてくれるんだよ。

すっかり マッチングアプリやる時間
減っちまったじゃねえか。

すいません。
だから!

ワンチャン…
金髪美女 連れて帰ってこいよ。

紹介してくれないと 俺…
孤独死するからな。

はい。

アメリカですか。 いいですね。

美容グッズの宝庫です。

好きなんですよね アメリカ。

向こうに行ったときは
家 泊めてくださいよ。

あっ でも…。

戻ってくる方が 早いですかね。

はい。

シェファードフックに コブラ

僕は 機械が好きで
技師になったんだ。

こんなに人に接する仕事とは
思わなかった。

IVRの知識では
誰にも負けない技師になる。

お前 逃げんなよ。

戻ってきたら 次は 僕が勝つ。

はい。

(唯織・裕乃)お疲れさまでした。
(裕乃)お大事に。

同期がいなくなるのって
さみしいですね。

ホントにありがとうございました。

いえ 私 五十嵐さんを見て

いつも 自分は
何て駄目なんだろうって

思ってました。

だから
五十嵐さんが 一緒だって知って

どこか ほっとする気持ちも
あったんです。

でも それは
自分への言い訳だなって思って。

五十嵐さんのような技師に
なりたいです。

だから もっともっと勉強します。

バスケやってたから
根性だけは あるんです。

諦めませんから。

今度 会うときは もう少し
距離を縮めておけるように

頑張ります。

はい。

♬~

(エレベーターの到着音)

ブラザー ピザ ブラザー!
(たまき)ピザ買ってきたよ。

休憩! 食うぞ。

(軒下)ピザ ブラザー!

♬~

短い間でしたが
お世話になりました。

なあ 一つだけ 聞いていいか?

はい。

何で 医者じゃなくて
技師として 働いたんだ?

それは…。
それは?

(一同)それは?

昔 約束したんです。
甘春先生と。

(杏)《だから 唯織はね
世界一のカメラマンになって

私のお手伝いをするの。
分かった?》

僕と 杏ちゃん

ホントは 幼なじみなんです。
あのとき 約束したから。

(杏)《唯織!》
(唯織)《杏ちゃん!》

僕は 世界一の放射線技師になる
って決めたんです。

《絶対に 忘れない》

一番の技師になるためには

病気のこと分かってなきゃ
いけないって思って。

たくさん勉強して

気付いたら 医学部行ってて。

でも あのときの約束…。

杏ちゃん 全然 覚えてなくて。

《五十嵐 唯織です》
《どなたですか?》

だから…。

ん?

んっ?

嘘だろ? お前。
ホントです。

ホントに そんな理由?
はい。

あり得ませんね。
何で?

それで 医者を?
はい。

それで 技師に?
そうです。

お前 バカか?
えっ?

(たまき)ホント 読めないやつ。
何で?

どうせ また すぐ首になるわ。
ねえ 技師長。

うん。
どうせ お前みたいな変わり者

大歓迎なのは
うちぐらいなんだからさ。

また 戻ってこいな。

はい!

では…
ホントに お世話になりました。

いってきます。

♬~

♬~

あっ。
どうも。

先ほど 院長から聞きました。

お世話になりました。

ハァ…
ホントに迷惑な存在でしたよ。

医師免許を持ってるのに
技師として働いてるなんて。

私には
まったく意味が分からない。

君には振り回されっぱなしでした。
すいません。

どこ行っても
自由にやれると思ったら

大間違いですよ。

♬~

君には また どっかで会いそうな
嫌な予感がします。

昔から 私の嫌な予感は
当たるんだよ。

少しは大人になって
戻ってきてくださいよ。

はい。

あっ 傘 ありがとうございました。

♬~

おはようございます。
(一同)おはようございます。

今日から
あいつがいないなんてね。

何か 信じられないですね。
(軒下)それにしても あいつ。

最後までお騒がせなやつ
だったよな ホントに。

「最後まで」? 何の話ですか?

(たまき)
まさか あんた 知らないの?

一番最初に言うと思ってましたよ。
(悠木)ホント バカなやつだな。

どういう意味ですか?
(小野寺)あいつさ

ここ 辞めたんだよ。
えっ!?

(小野寺)ワシントンに行くらしい。
技師を続けるために。

そんな…。

9時30分発の成田行きのバスです。

えっ?
五十嵐さんそれに乗ると思います。

行こう。
でも…。

いいから。

(軒下)行っちまったんだな。

(悠木)これで やっと
平和な日々が 戻ってきますね。

マスコミも
いなくなりましたしね。

今日の午前ってさ
予約 何件だっけ?

ゼロ件です。

ったく 五十嵐のせいでよ。

♬~

♬~

(辻村)五十嵐さん!

杏ちゃん。

どうして…
言ってくれなかったんですか?

すいません。

このまま 会えなくなってもいい
って 思ってたんですか?

それは 違います!

えっ?

僕は…。

僕は
あなたとの約束を守るために

あなたに 会いにきました。

約束?

22年と… 128日
かかっちゃいましたけど。

それが また 少し延びるだけです。

では。

待ってください!

言い忘れたことがあります。

私…。

絶対に負けませんから。

あなたが手出しできないくらい

優秀な放射線科医に
なってみせます。

だから…。

必ず 戻ってきてください。

約束です。

はい。 約束します。

≪(軒下)待てよ!

♬~

皆さん ラジエーションハウスは?

まあ ブラザーのやらかしで
午前中の検査 ゼロだから。

暇すぎだし!

こんな面白いもの
見逃す手はないでしょ。

広瀬は
面白くないでしょうけどね。

ちょ… やめてください。
何 言ってるんですか!

私は来たくなかったんですけどね。
皆さんが 強引に。

ホント 素直じゃない人ばっかり
ですからね。

おい 五十嵐 お前 甘春先生によ
例のこと言わなくていいのか?

いいんです!
(小野寺)えっ?

今 新しい約束ができました。

では。

また お会いしましょう!

甘春先生
約束 忘れないでくださいね。

はい。

♬~

[ここに 1枚の写真がある]

[彼には
ずっと居場所がなかった]

[彼を支えていたもの]

[それは 幼なじみとの
たった 一つの約束]

[でも 今は…]

♬~

(シャッター音)

[ここに 1枚の写真がある]

(小野寺)あ~ チクショー。
(たまき)相変わらず だるそうに。

二日酔い?
(小野寺)違う。 あさっての

アンギオの研究会の予習してたら
遅くなっちまったんだよ。

どうだったんすか?
久しぶりの家族だんらんは。

何話していいか 分かんないね…。

ずっと別居でしたもんね。
(たまき)自業自得。

うっせ~。

何で お前 ここにいんだよ?

新人は 早く来て
装置の点検だろ?

自分 もう新人じゃないんで。

そういえばよ 今日から
新人の技師 来んぞ。

フレッシュ新人
ワンチャン 女子だろう。

やらしいこと考えてました?
(軒下)考えてない!

あいつの後釜だからね。
相当できるやつじゃないとね。

ですね。

(田中)おはようございます!
今日より お世話になります

新人技師の田中フクオと申します。

フレッシュ ぴちぴち 45歳。
よろしくお願いいたします。

(たまき)フレッシュ ぴちぴち…。
(田中)よろしくお願いいたします。

(軒下)おっさんじゃん!

(小野寺)新人に 年 関係ねえだろ。
おい 広瀬 色々 教えてやれな。

(裕乃)えっ 無理ですよ。

(小野寺)軒下 教えてやれ。
(軒下)俺っすか?

(田中)軒下さん
よろしくお願いいたします。

お前さ 眼鏡 かぶってんだよ。

よしと。 じゃあ 私の席は
その空いてる…。

そこ いるから!

ここは 大切な仲間の席なんです。

仲間?
(裕乃)はい。

じゃあよ しばらくよ ここな。
(悠木)はい ここ。

(田中)あっ ここ? ここに?
私の席? はい。

(田中)座れば いいですか?
(小野寺)よ~し! 仕事!

(一同)はい。

(田中)よろしくお願いします。
いってらっしゃい。 お願いします。