ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛 第11話 和田正人、仁科貴… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

土曜ドラマ9「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」第11話 京』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 小袖頭巾
  2. 弥次
  3. 倉橋
  4. 喜多
  5. 島原
  6. 天神
  7. 茂平
  8. 今日
  9. 猪俣将監
  10. 白鷺
  11. 父上
  12. 本庄殿
  13. 邪魔
  14. 人形
  15. 猪俣
  16. 本庄様
  17. お待たせいた
  18. 一緒
  19. 屋敷
  20. 祇園

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土曜ドラマ9「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」第11話 京』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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土曜ドラマ9「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」第11話 京[字]

京の都へ行く喜多(和田正人)と弥次(松尾諭)。女剣士、小袖頭巾との対決!!陰陽師の術で牛若丸に変身する喜多!!十返舎一九竹中直人)と共に大暴れの痛快コメディ時代劇

詳細情報
第11話あらすじ
弥次喜多は京の都へ。喜多(和田正人)は、公家の麻呂崎(仁科貴)をはじめとした「陰陽見廻り組」が我が物顔で商いを仕切っているところを目撃する。そこへ、鞍馬天狗のような覆面の女剣士・小袖頭巾が登場し、麻呂崎を肘当てで打ち負かす。喜多は流し目に惚れて小袖頭巾を追いかけるが、見失う。代わりに弥次(松尾諭)が倒れているのを発見。弥次は島原一の天神、白鷺の座敷に上がった後に気を失ったというが…。
今週の大福君
さて、十返舎一九の相棒、モルモットの大福君、今週は、遊女の白鷺と間違えられて、弥次さんにお尻を撫でられてしまいます。さあ大変!!
出演者
 喜多…和田正人
 弥次…松尾諭
 十返舎一九竹中直人
 村田屋…多賀勝一
 案内人/語り…瀧川鯉斗
ゲスト
 白鷺/茜…中村静香
 倉橋泰雅…リー村山
 茂平…堀内正美
 麻呂崎…仁科貴
 猪俣将監…高谷恭平
原作脚本
【原案】十返舎一九東海道中膝栗毛

【脚本】池田政之、山崎哲
監督・演出
 六車雅宣
音楽
【主題歌】「Bon Voyage」ドレスコーズ

【音楽】濱田貴司
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.bs-tvtokyo.co.jp/yajikita/

 


さて 無事お伊勢参りを終えた
弥次さんと喜多さん。

ここからこそが
本番とばかり

京の都へと繰り出します。

俗に 東男に京女
などと申しまして

京の女は しとやかゆえに

この時代では 女性の最上級。

尊い神社仏閣なんざ

この2人の目に
入るわけがございません。

さてと 宿もとったことだし。

京の町へと繰り出すか。
へっへっへ…。

ゆうべは 珍しく ついてたぜ。

軍資金は お大臣様並みに
たっぷりあらぁ。

よし 京の都といやぁ
ここは やっぱり祇園だな。

さっきは素通りした八坂様に
参ってから ゆるゆると。

違う違う いいかい?
東の吉原 西の島原ってな。

遊女が待ってる島原へ行かないと。
あ~あ やだねぇ。

風情が わからねえ人は。
なんだと?

京の都じゃなきゃできない
遊びこそ風情ってもんだぜ。

島原の女は
江戸とは違うに決まってらぁ。

女抱くなんざ どこでも一緒だ。

あ~ やだやだ もてねえ男は。
なんだと?

なんでぇ。
あ~ もう頭きた。

おめえなんざと一緒に遊べねえ。
ああ 好きにしな。

俺は 祇園に行くぜ。
俺は 島原だよ。

祇園か島原か どっちも
おいしそうな ネタの香りがするね。

へっへっへ…。

やだやだ ここまできて
かっこつけやがってよ。

どうしよう どうしよう
よし手分けしよう。

お前は 島原へ行ってこい。

逐一 知らせるんだぞ
さっ 行ってこい 行けよ。

あ~ やだやだ もてねえ男は
ああもがっつくかねぇ。

しかし 江戸は
生き馬の目を抜くというが

京の都も負けてねえや へっへっ。

ん? はしごに木づちに踏み台。

か~ どえれえ物
売ってやがるな。

が あのお尻の振りざま いいね。

これっ! 女!

かようなところで
商いをしてはならぬ!

早々に立ち去れ!
ん? なんだ?

ここは鬼門やん 鬼の通る道やん。

ささ 店じまいして 早ういね。

早ういなんと 陰陽見廻り組が
黙ってぇしまへんで!

なんだ?
あの気持ち悪い白塗りは。

よし ここは この喜多八様が。

待て!

あらぬ言いがかりをつけて
まっとうに商いをする者を

邪魔するやつは 許さん!

か~ いつも邪魔しおって。

誰が呼んだか 小袖頭巾!

いんちきな占いで
言いがかりをつけ

いったい何をたくらんでおる。
いっ いんちきとは無礼な!

誰が呼んだか 小袖頭巾!

今日こそ神罰
当てたるさかいな!

ほほう 神罰とは
刀に物を言わせるということか?

ならば 私が神罰を下そう。

行け 行きなはれ 行きなはれ!

お主の占いで 今日の運勢は
どう出ておった?

なぬ? うわ~!

大凶みてえだな!
あっ うわ~!

あぁ? なんだ? こりゃ。

きたね こりゃきたよ。

ありゃ うん いい女に違いねえ。

ねえねえ お姉さん待って!

あの男 できる。

役に立つかもしれまへんな。

物陰から のぞくのは
できる男の証し。

こいつは
手ごわそうな野郎が出てきたぜ。

随分 足が速えな。

弥次さん?
おうおう 弥次さん どうした?

おい 弥次さん 弥次さん!

おい!
白鷺?

おい なんだ やめろ!
あいた いってえ!

何すんだよ! お~ 喜多さん。
今 殴らなかった?

さぁ それより こんなとこで
昼寝はねえだろ。

何があったんだよ?
何かって… あっ。

実はよ せっかく
島原まで来たんだから

最高の京女 抱こうと思って
奮発して

ここで一番の天神の
座敷に上がったんだが…。

お待たせいたしました。

うち 東のお方の
お相手は 初めてどす。

やさしゅうしてくれやすか?
するする しとくります。

うれしい。

そないに見つめられたら うち

恥ずかしゅうて
何もできしまへん。

ちょっと
後ろ向いてておくれやす。

白鷺は 恥ずかしがり屋なんだね。
向きますよ。

あっ あぁ… なんで
そこ好きなの知ってるの?

手元が狂うたら あきまへん
じっとしといておくれやす。

下のほうが じっとしなくって

で 気付いたら
喜多さんがいた というわけだ。

は~ やらずぼったくりに
あってちゃ世話ねえな。

いや 金はあるから
ぼったくりじゃないんだけどな。

まっ 面目ねえ。

しかし あれは
肘の当て身だな 間違いねえ。

肘の当て身…。

弥次さん その白鷺って天神

呼び出して
問い詰めてやろうじゃねえか。

俺のほうでも ちょいと
おもしろいことがあってよ。

もしかするってぇと…。

また小袖頭巾に邪魔されたそやな。

そやけど 誰が呼んだか小袖頭巾。

目的は 何やろ。

次こそは 捕らえまして
倉橋様の御前に。

まずは 正体を暴かんとのう。

金ならあるぜ 安心しな。

はっはっは…
借りるぜ よいしょ。

ほい ほい ほい。

はっはっは…。

お待たせいたしました。

天神のおでましでございます。

《この流し目》

白鷺と申します
どうぞよろしゅうに。

ささ 挨拶はいいからよ
それより天神 早速ご一献。

お待たせいたしました。

うち 東のお方の
お相手は 初めてどす。

やさしゅうしとくれやすか?
ふ~ん そうなんだ。

さっ そばにおいでな。

うれしい そないに
見つめられたら うち

恥ずかしゅうて
何もできしまへん。

ちょっと後ろ向いてておくれやす。

へっへっ
恥ずかしがり屋さんなんだね。

向きますよっと。

あっ あぁ…。

さぁ 話してもらうぜ。

俺の連れが あんたに
気絶させられた訳をよ。

何のことどっしゃろ。

おっと こいつが得意だってことは
お見通しだぜ。

なるほど こりゃ鼻の下伸ばした
弥次さんには 無理だ。

いや! 荒っぽいことは
やめとくれやす。

荒っぽいことを始めたのは
おめえさんだぜ。

なんで こないな
無体なこと しはりますの?

じゃあ なんで
あんな無体なことしたのか

訳を聞かせてもらおうか あぁ?
小袖頭巾さんよ。

何でもお話ししますよって。

そないに強く握られたら 痛おす。

あっ あ~ 観念したかい。

へえ 所詮うちは おなご。

力強い男はんには
勝たれしまへん。

《かわいい これが京女
たまらねえ!》

うちのこと
そないに知りたいんどすか?

ああ ぜひ知りてえな。

できりゃ 深えところまでよ。

そこまで うちのこと
お望みやったら…。

はっは~! はっはっは…。

怪しいやつやな
倉橋の手の者かもしれまへん。

今日の騒ぎのときに
手助けしてくれた人や。

なんで ここが わかったんやろう。

茜様を探るやから
油断は禁物でおます。

これを陰陽見廻り組が
持っておりました。

これは まさに呪いの人形。

倉橋が 父親を呪い殺した
証しになるやもしれません。

やはりそうか。

鼻の下伸ばした喜多さんには
まぁ 無理だな。

さてと ゆっくりねんねしてな。

ほれほれほれ 約束手形じゃ。

どないなってますのや。
占いは 「うらない」いうても

売り物やさかいな。

(笑い声)

ほれ!

うわ~!

また無理無体を働いておるのか。

許さん!
か~ 誰が呼んだか小袖頭巾。

待っとったんやで へへへっ。

であえ であえ~!

はっはっは… 罠にかかりおった!

今日が そなたの命日じゃ!

(笑い声)

しまった。

今日こそ 正体を暴いたるよって!

はしご くらかげ。

ちょちょ… 姉さん 姉さん…。

ちょいと このはしご借りるぜ。

ちょっと待って 売り物やねん。

これでもくらえ おりゃ~!

今や! 女狐を捕らえい!

ほら 好きなだけ
持っていきやがれ!

人の金は ばらまきやすいぜ。

ほら ほらよ!

こら~!

お公家さんも
貧乏してるみてえだな。 行くぜ。

こら おいこら!
逃げてしまうやないか!

ほら 早う追わんかえ!

ほら ほら… あ~ 待たっしゃい!

待て!
待て待て~!

待て~!
いたぞ!

おい 大丈夫か?

うわ~!

ざまあみやがれ!
あなたは?

義を見てせざるは 何とやら。

お力にならせてください。

あっ うわ~!

喜多さんの
見立てどおりだったってわけか。

なぁ おい 島原の天神が小袖頭巾。

なんでだよ
訳を聞かせてくんねえか。

体張って助けてくれはったんや
あんたは 信用できそうどすな。

ほな こちらへ。

弥次郎兵衛はん… どしたな。

弥次でいいよ。

さて 話を聞かせて
もらおうじゃねえか。

驚きなはんな
天神の本当の名は 茜様。

先の京都町奉行
本庄安房守様の娘さんだす。

なんだって!?

やっとうの腕は
どこで身に付けたんだよ。

それだけの腕前だ
ちっとやそっとの修行じゃ…。

おてんばでしたさかい。

それだけ?

まぁいいや。 で なんで
小袖頭巾なんてやってたんだよ。

父が 公金横領の汚名を
着せられたうえ

呪い殺されおした。

呪い殺された!? 誰に。

陰陽師の倉橋泰雅にどす。

ここ どこだ? あぁ 頭が痛え。

もし そこな男。

ここは 京の都。

そこもとは
この倉橋泰雅の手下である。

麿の言うことは 絶対や。

ご承知かの?

はい。

本庄の家は 主を失って
お取り潰しになり

路頭に迷った母は 長患いで。

私は 母の薬代の形に
島原に身を沈めました。

それで父の 仇を討つために

ここの主
茂平さんの力を借りています。

お父上様には
それは お世話になったんです。

父は 倉橋の不正を知り
それを暴こうとしたために

牢に押し込められ
そこで呪い殺されたと。

へっ 呪い殺されたってよ 今どき
そんなこと できんのかい?

倉橋は 安倍清明と争った
蘆屋道満の末えい。

人を呪うことなど
お手のものでございます。

それは 恐ろしい話だな。

私は 御家再興のため
戦っているのです。

そして ついに
倉橋の尻尾をつかみました。

わかった ここまで聞いて
素通りってわけにはいかねえ。

茜さんのために
一肌 脱がせていただきましょう。

うちに力を
貸していただけると?

それは心強い。
あんたは よろしい。

うれしおす。

でも もっと仲間が増えたら
心強いんやけど。

喜多さんなら
露払いくらいにはなりやすぜ。

喜多さん?
あんたが気絶させたまぬけですよ。

店の裏に転がしてもうた。

俺んときと一緒じゃねえか。
すんまへん。

探してまいりましょう。
ああ 頼んだよ。

あはは あぁ ねぇ。

あしたも早いしな
忙しくなりますよ うん なるなる。

っていうわけで
俺は そろそろ宿に戻って…。

弥次はん そんないけず
言わんといておくれやす。

いけず?
うちのために

一肌 脱ぐって
言うてくれはりましたやないの。

今すぐにだって脱ぎますぜ。

今宵は お泊まりに
なっておくれやす。

えっ えっ えっ…。

してた してましたよ!

こんなふうになる気が
してましたよ!

弥次はん。
はい! はい はい! はい!

お座敷が多くて堪忍どすえ。

もうすぐ戻ってまいりますよって。

は~い…。 へへへ…。

いってらっしゃ~い…。

あははは!
じらし上手なんだから もう!

うっ… うう?
(腰が鳴る音)

弥次はん そう落ち込まんといて
おくれやす。

すまねえ 屋根から落ちたせいか
急に腰がよ…。

せっかくの茜さんとの夜を…。
うう…。

ここどすか?
あぁ! その辺! あぁっ!

うっ… うっ… あぁ!

あぁ… うっ!

うわっ!
(腰が鳴る音)

でも もう大丈夫 お供するぜ。

うっ!
(腰が鳴る音)

今日は ゆっくり休まはって

今宵 東男の誉れ
楽しみにしてますえ。

面目ねえ…。
こんなときに喜多さんのやつ

どこに姿 消しやがったんだよ。

茂平さんが探しにいって
くれてはるんやけど

もう待ってられまへん。

倉橋の屋敷に忍び込んで
父を陥れた証し

探すよりありしまへん。
いざ 鎌倉か。

きっと戻ってまいりますよって。

茜… 茜! 茜! ワォーン!

喜多はん?

どないしはりましたんや?

しっかり!
あぁ…。

誰が呼んだか 小袖頭巾。

はぁ… ひどい目に
遭わせてしまいましたな。

さぁ こっちへ!

うっ… なんで…。

はははは…!

首尾は上々やな。 ほほほほ…!

まったく! 首尾は下の下だぜ。

さすがの一九も
手の打ちようがねえや。

おっ!

大福! 弥次は どうだった?

うん うん…。

弥次さん。

えらいけったいな方から
文をお預かりいたしました。

けったい…?

「小袖」… なんだって!?

茜さんが倉橋に捕まったって!?

こうしちゃいらんねぇ!

茜さん 待ってろよ。

必ず 助けてやるぜ。

(腰が鳴る音)

ここは…。

気がつきましたな。

倉橋!
ようようお会いできましたな。

小袖頭巾さん。
おのれ!

あれ? 小袖頭巾ちゃん?

あっ! 小袖頭巾や!
小袖頭巾や!

小袖頭巾や!
小袖頭巾や! 小袖頭巾や!

小袖頭巾や! 小袖頭巾や!

あぁ! うるせえ!
見せもんじゃねえ!

痛っ…。
(腰が鳴る音)

小袖頭巾や! 小袖頭巾や!

うるさい!
小袖頭巾や! 小袖頭巾や!

うるさい!

なんや けったいな格好して。

あぁ 邪魔やな!
あ~!

すまねえ… 茜さん。

あ~あ… こりゃだめだ。 はっ!

おぬしが 小袖頭巾か。

ははは… でっぷりした男で

聞いていた話とは
まるで違うのう。

あんた誰だよ。
京都町奉行 猪俣将監。

町奉行様… はぁ…
これは地獄に仏だ!

あっ…。

お願いします! どうか茜さんを
茜さんを助けてくださいまし!

茜…?

そなたは 茜はんやおまへんか。

そうだ。 私は本庄の娘 茜だ。

なんと!

おっ… おっ…! あっ!

待て! 待つんや!

2人だけで話をしたい。

皆 下がれ。

下がれ。

小袖頭巾は本庄様の娘
茜殿であったか。

そのほうの話 ようわかった。

倉橋殿の傍若ぶりには
心を痛めておった。

なれど
公家には手を出すことができず

手をこまねいておったところじゃ。

そのほうのおかげじゃ。
礼を申すぞ。

はっ!

皆の者 我ら これより
倉橋の屋敷に討ち入り

先の奉行 本庄様の娘
茜殿を助けだす。

はっ!
あの おいらは どうすれば?

共に まいるがよい。
がってんです!

お父上のことで
随分と ご苦労をなされたようで。

今更 何を言っている!
父の仇め!

仇やて?

麿と本庄殿とは竹馬の友やった。

友だと?

麿は本庄殿から猪俣将監が
不正をしていると

その矢先
本庄殿は突然 牢に幽閉され

猪俣が奉行に昇進しおった。

どうも怪しいと
猪俣の身辺を探っておった。

ならば父は…。

すべては猪俣将監のたくらみや。

麿は いわれなき
友の汚名をすすぐために…。

仇ではないと?

茜はんも 麿も
いつの間にやら行き違い

敵味方になっておるとはな。

待ってろよ 茜ちゃん
もうすぐ助けるぜ。

誰が呼んだか 小袖頭巾。

猪俣の手の者ならば 何か
手がかりが つかめるかと思うて。

手荒なことをいたしました。

しかし なぜ 麿が本庄殿を
殺したことになったのか…。

ならば この呪いの人形は…。

それは お守りじゃ。

呪いの人形などと
誰が そんなことを言うたんじゃ。

その辺に
行き違いの種がありそうやな。

まさか…。

これは まさに呪いの人形。
倉橋が

父上を呪い殺した
証しになるやもしれません

おっ… おい! なんや!?
なんや!? あんたはんら!

これ! これ! これ!
ここは公家のお屋敷!

町奉行が立ち入るとは
何事やぁ!

助けに来たぜ。
小袖頭巾 そなた 本庄様の娘か。

猪俣将監…。
どうやら そっちから

尻尾を出してきはったみたいやな。

茂平さん 喜びな こっちには
お奉行が味方についたんだ。

茜さん
もう大船に乗ったつもりでいいぜ。

悪徳陰陽師は ここで一網打尽だ。

やい! 倉橋! 観念しやがれ!

弥次はん! 茂平は
うちらをだましてたんどす。

あっ!?
おのれ 猪俣…。

おのれの欲のために
よくも 我が父を陥れてくれたな!

えっ?
とうとう勘づきおったか。

わしの不正に勘づいた
そなたの父上が悪いのよ。

あぁ…。
倉橋共々 目の上のこぶが

一手に掃除できるわ。 ははは…!

いやいや… ちょっと あの
話が全然 見えないんだけど。

茂平さん
どういうことか わかる?

あんさんのおかげで
お奉行様は大助かり。

ええことをしはったな。

倉橋も本庄の娘も2人まとめて
成敗してくれるわ。

はははは…。

なんだか おいら
やっちまった感じ?

ご苦労だった。 貴様もあとで
巻き添えをくった

行き倒れとして
この屋敷に転がしといてやろう。

茂平さん!?

じゃあ 奉行が
茜さんの仇だったっつうこと?

え~! すまねえ!
知らねえこととはいえ

こんなことに!
さぁ 2人とも

あの世に行ってもらおうか!

だめ! だめ!
だめ! だめ! だめ!

俺は どうなってもいいから
茜さんの命だけは…。

あっ 痛っ! あたたた…。
(腰が鳴る音)

父を陥れ
倉橋様まで手にかけようとは…。

猪俣将監…。

許せぬ!

ふふふふ… 小娘1人で…。
何ができる!

父の仇…。

かかれ!

はははは…!

茜さん!

はははは! 殺せ!

こっから先は通しまへんで!

喜多さん…
こんなとこにいやがった…。

そなたは強い! 牛若丸や!
日の本一! 天下無双ぞ!

うわ~!

うわ~!

なりきってやがる。

うわ~!

茂平。

うわ~!

待て…。

わしが…。

悪かった…。

天誅

誰が呼んだか小袖頭巾!
かっこいい!

今まで茜さんをだましやがって。

締め上げて 今までの悪事
吐かしてやるぜ。

麿に任せなはれ。

えっ… 猪俣将監様のお命じで

天神をだまし 倉橋を
殺させようとしておりました。

陰陽師って便利だな。
本庄様は

まだ牢で生きてはります。
本庄殿が生きてはる!?

ほんまやな!?
うぅ…。

父上が…。

父上が生きている…。

茜さん よかった。

本当に。

えっ? ここ どこ?

弥次さん なんだ!? この変な格好。

あっ! 天神! やっぱり
小袖頭巾は白鷺だったのか!

っていうか
どうして 俺 ここにいんの?

もうちょっと
術かけといてくんねえかな?

なんだってんだよ! 弥次さん
教えろよ!

あとで ゆっくり説明してやっから
黙ってろよ。

今すぐ! 今すぐ! 今すぐ!
教えて!

何? これ! 何? これ…。
黙って… ろっ。

きいたぞ… すげえな これ。

遅いな…。

まぁ なんといっても 京の都だ。

書いても書いても筆が
追いつかないんだろうがねぇ。

期待してますよ 先生。

捕まえちゃうぞ!
捕まえちゃうぞ!

捕まえた! 捕まえたぁ!

おほほほ…
捕まえちゃう! 捕まえちゃう!

茜さんの御家再興は
かなうんですか?

私が帝のお耳にお入れしました
よって

悪いようにはなりまへん。

(弥次/喜多)みっ… 帝! へへぇ!

そろそろ 茜さんも
牢から お出になった

お父上に
会いに向かわれるころじゃろう。

茜さん…。
見違えたぜ!

お二人のおかげで
父上に会うことができます。

本当にありがとうございました。

あっ… ただ ご褒美…。

茜さん お元気で。
弥次はん。

また お会いできますやろか。

ああ。

えっ!? えっ!?

行っちまったな。
幸せになるんだぞ。

何 柄にもねえこと言ってんだよ!
もったいねえ!

心の声 聞くんじゃねえ。

はっ!?
おめえ 口に出して言ってたよ。

茜… 茜… 茜! 茜! 茜!

うっ… はぁ…。
所詮 おめえには

高根の花だっつうの。
お前にも見してやりたかったぜ。

茜さんと過ごした
あの熱い一夜を!

ぎっくり腰じゃ
様になんねえけどな。

うるせえ!
おめえ なんで知ってんだよ。

痛っ…。

(腰が鳴る音)

弥次さんよぉ。
なんだよ。

なんだか 俺たち
読本の主役みたいだったな。

ワル奉行を退治して
可憐な娘を助けた。

ほんとだな。
ちょっと かっこよすぎたかもな。

だな…。

何を言ってやがんだよ
おめえら ぎっくり腰と

幻術にかかっただけじゃねえか。

まっ 楽しませてもらったけどな。

なっ?

<京での世直しを終えた
弥次さんと喜多さんは

旅の終着 大坂に向かって
旅立っていくのでした>