ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

特捜9 第9話 井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正… ドラマのキャスト・主題歌など…

『特捜9 #9「浅草大捜査線」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 青柳
  2. 中沢
  3. 村瀬
  4. 片山
  5. 新藤
  6. 被害者
  7. 妙子
  8. 塩田
  9. SDカード
  10. お願い
  11. シビリア
  12. 杉田
  13. 龍丸会
  14. 本当
  15. 咲子
  16. 末永
  17. 落語
  18. 警察
  19. 特捜班
  20. 矢沢

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『特捜9 #9「浅草大捜査線」』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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特捜9 #9「浅草大捜査線」[字]

浅草の寄席で落語好きのご隠居が毒殺された!?義理人情に厚いご隠居の影にチラつく、怪しげな人々。直樹(井ノ原快彦)ら特捜班のメンバーが、浅草の街で事件の真相を追う!

詳細情報
◇番組内容
浅草の寄席で落語を聞いていたご隠居・中沢が、たい焼きを食べた直後に死亡。直樹(井ノ原快彦)らは、たい焼き店の店主や落語家らに聞き込みをするが、中沢は誰からも好かれるご隠居で「恨みを買うはずがない」という。そんな中、新たに別の男の遺体が発見される。被害者が握りしめていたバッジを調べると、暴力団フロント企業の社章と判明。義理人情に厚い隠居老人と暴力団。無関係に見える二つの事件…その真相とは?
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子津田寛治吹越満田口浩正山田裕貴原沙知絵寺尾聰
◇脚本
稲葉一広
◇監督
細川光信
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
V6『ある日願いが叶ったんだ』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、金丸哲也(東映)、森田大児(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_02/
☆Twitter
 https://twitter.com/5drama9tokusou

 


(浅輪直樹)
特捜班の浅輪です。

我々 特捜班は
タワーマンション殺人事件

新宿の不動産会社 社長殺人事件

および フューチャー・オブ・AI
社長殺人事件

この3件の被疑者を
逮捕 送検致しました。

以上です。
(三原達朗)特捜班。

ご苦労だった。

♬~

(垣内妙子)アハッ…!

(青柳 靖)おう!
いやあ ごめん ごめん…。

矢沢が どうしても一緒に行くって
言うからさ

「お前は来なくていい」っつって
巻いてた。

(妙子)ああ… そうなの。

入る?
ああ ちょっと待った。

行こう。
ありがとう。

♬~

悪い…。 妙子 ごめん
先に入っててくれる?

えっ?
すぐ戻って来るから。

すぐ戻って来るから!
あっ… わかった。

(三原)次の議題だが
警察庁より

龍丸会の新たな資金源への
対策依頼が来た。

暴対法によって
資金難に追い込まれた龍丸会は…。

(春楽亭柳三)東京を江戸と
呼んでいた その頃のお話です。

魚屋でもって
勝五郎というのがおりました。

魚屋といってもね
一軒 店構えてるわけじゃない

いわゆる 「ぼてふり」というやつで
ございまして。

御台をこう 天秤に抱えて
魚売って歩く

あっちのほうの魚屋さんで。

腹掛けに半股引 はんてんの上から
三尺締めまして

素足でもって わらじ履き。

豆絞りの手ぬぐいかなんかを
こう…。

(中沢幸平)
お嬢さん 一つ どうだい?

うまいよ~。

ああ…
ありがとうございます。

一人かい?
待ち合わせなんです。

おうおうおう。 それじゃあ…

はい!
お連れさんの分も どうぞ。

すいません…。
(中沢)ハハッ。

♬~

チキショウ… どこ行きやがった?

(柳三)なんだ? こりゃ
汚え財布だな。

やけに重てえし…
砂でも食ってるのか?

(観客の笑い声)

銭だ…。

(たたく音)
おい おっかあ!

開けろ! 俺だ。 開けてくれ!

えっ? なんだい お前さんかい。
えらい早かったね。

おおっ! 驚いた…。
なんだい? どうしたんだい?

いいから いいから ちょっと
表見ろ。 誰か追っかけてきて…。

うぅっ…!!

どうしました?
(うめき声)

大丈夫ですか?

ちょっと 大丈夫ですか!?

(観客のざわめき)

あれ?

おい 妙子 どうした?

あ… 青ちゃん…。

(パトカーのサイレン)

(小宮山志保)たい焼きを食べてる
っていう事は知ってました?

(村瀬健吾)ああ そうですか…。
なんか あの 倒れる時に

異変みたいなのを感じられた方は
いらっしゃいますか?

(村瀬)ああ 音…。

(妙子)
あそこに座ってたんですけど。

そっか…。 いやあ しかし
妙子さん 大変でしたね。

よし 妙子 帰っていいよ。
(妙子)いや でも…。

(新藤 亮)青柳さん それは
さすがに まずいですよ。

今 ここでも いろいろ全部
しゃべったでしょう?

まあ また いろいろ お話
聞かせて頂くかもしれませんけど

その時は よろしくお願いします。
すいません…。

(青柳)よし 行くか。
えっ ちょっと…。

青柳さんは帰りませんよね?
当たり前だよ。 わかってるって。

ああ おまわりさん。
この子 すいません

家まで送っていってもらえます?
わかりました。

お願いします。
はい。

すいません…。

♬~

どうでした?
(村瀬)駄目だな…。

客は みんな 落語に夢中で
被害者を見ちゃいなかった。

倒れるまで 誰も
異変に気づかなかったみたいだ。

被害者は 常連のようね。

いつも たい焼きを食べながら
落語を聴いてたって。

従業員の話では

「たい焼きのご隠居」って
呼ばれてたって。

たい焼きのご隠居。
(新藤)たい焼きのご隠居。

♬~

気がつかなかったですね。
(矢沢英明)あっ 従業員の方です。

ああ… ありがとうございます。
とりあえず。

(青柳)なあ 頼むからよ…。
うるせえよ。 帰れ!

てめえ この野郎!
痛い 痛い…!

おい 何やってんだ!?
おめえじゃ 話になんねえから…。

離せ! おい。
なんもやってねえよ! 俺は。

上の奴と話がしてえんだよ!
おい!

勘弁してください…。

お前らじゃ 話になんねえんだよ。
ごめんな! ごめんな!

青柳さん 何やってるんですか!

いや お前 何しに来たんだよ?
行きますよ。

悪いな。 間違い 間違い。

なんで 一人で
龍丸会に行ってるんですか?

なんか 理由があるんですよね?

(青柳)木馬亭の前で
塩田 見かけたんだよ。

塩田?

塩田って あの塩田ですか?

だから 悪いんだけど 今回は
一人でやらせてくれないかな。

わかりました。

青柳さん おかわりは?

ああ。
はい。

じゃあ 俺も おかわり。
はい。

(せき)
ああ…

でも 浅輪くんには報告しますよ。

(村瀬)被害者は
中沢幸平さん 70歳。

現場近くのアパート
メゾン花川戸の経営者だ。

で 5年前に奥さんを亡くし

現在は 自分の経営するアパートで
一人暮らしをしてたそうだ。

解剖の結果
死因は 青酸カリによる中毒。

胃の中には 小麦粉と
あんこが残っていたそうよ。

(村瀬)被害者が食べ残した
たい焼きと

あと 妙子さんがもらった
たい焼きからも

共に 青酸カリが検出された。

これ 一歩間違ったら
妙子さんも危なかったな。

本当っすね。
うん。

(村瀬)いずれにせよ たい焼きに

毒物が仕込まれてた事は
間違いないな。

現場に落ちていた たい焼きの袋は
近くのたい焼き店のものでした。

浅草南署からの報告なんですが

昨夜 被害者のアパートに
家宅捜索に入ったところ

室内
誰かに荒らされていたそうです。

荒らされてた…。
(矢沢)はい。

あの… 青柳さん 遅いですよね。

ああ 今日は ちょっと 休むって。
あの人 おなか弱いから。

えっ いいんですか? そんな事で。

こんにちは。
(杉田健次郎)はい いらっしゃい。

すいません
ちょっと よろしいですか?

あっ… はい。
なんでしょう?

お話 お聞きしたいんですが。

警察?

女房の咲子です。
どうも。

(杉田咲子)どうぞ。
ありがとうございます。

中沢幸平さんが 木馬亭
お亡くなりになったのを

ご存じですよね?

ええ…。 おやじさん

いつも うちのたい焼き
買ってくれてたんで。

そのたい焼きを食べて
亡くなられたんです。

えっ… どういう事ですか!?

中沢さんが食べた たい焼きに
毒物が仕込まれていました。

それが うちのたい焼きだって?
いや そんな馬鹿な!

この店の名前入りの
たい焼きの袋に入っていたんです。

俺が毒入れたっていうんですか!?

(携帯電話の振動音)
ちょっと すいません…。

中沢さんとは
どういうご関係だったんですか?

おやじさんは
俺の父親とは兄弟同然の間柄で。

10年前 親父が亡くなった時

店を継ぐように勧めてくれたのも
おやじさんなんです。

店を改装する時の保証人にも
なってくれて。

結婚する時も それこそ
本当の親代わりになってくれて

私たちの面倒を
あれこれと見てくれたんです。

あの人はね 俺たち夫婦にとって
大恩人なんです!

そんな おやじさんを
殺したりするわけないでしょう。

中沢さんは
よく たい焼きを食べながら

落語を聴いていたそうですね。

お好きだったんですね。

大好物でした…。
酒も甘い物も両方大好きで。

だけど おやじさん

いつだって
俺が作った たい焼き食べて…。

♬~

おめえのたい焼きにゃ
心がねえ。

これじゃ いつまで経っても
親父の味には かなわねえな。

そう言いながらも
毎日 木馬亭に行く前に

うちのたい焼き
買ってってくれて…。

主任。
ちょっと 失礼します。

念のため こちらのお店と
ご自宅のほうを

家宅捜索させてください。

俺の事 疑ってるんですか!?

健ちゃん 落ち着いて…。

ここで買った たい焼きから
毒物が検出されてるんです。

しっかり調べさせてもらいます。

お願いします。

♬~

(矢沢)中沢さん 柳三さんの
ご贔屓だったそうですね。

私は 早くに両親亡くして

親戚のとこを
たらい回しにされましてね。

そんな話聞いた おやじさんが

まるで 親代わりに
面倒を見てくれたんです。

あっ… そうだ。

真打昇進したそうですね。

ああ…
ええ やっとですけど。

20年かかりました。
いろいろありましたんで。

真打昇進の後ろ幕も
おやじさんが作ってくれたんで。

…ああ。

浅草南署の報告によると

被害者は 以前
商店街で質屋をしていて

現在は 店をたたんで

一人で
つましい生活をしていたみたい。

近所の人の話でも

他人には おごるけど 自分は
一切 贅沢をしなかったって。

へえ~。 それにしても

これ 落語の本とか
カセットばっかりだな。

小宮山くん あれ。
んっ?

あのデスクの上…

これ なんかが… なんかが
置いてあったような気しないか?

♬~

青柳さん ご苦労さまです。

おい おい…。
なんすか?

龍丸会の塩田って わかる?
塩田?

最近 見かけてない?
最近 顔見てないですね。

ああ そう。

店と自宅の家宅捜索でも
青酸カリは発見されませんでした。

(村瀬)途中で毒を仕込んだ形跡が
なかったとなると

あとは 木馬亭か。
うん…。

被害者が贔屓にしていた
落語家 柳三さんから

話を聞いてきました。

入門当時から
大変世話になっていて…。

これ 見てください。

最近 真打に昇進したんですが
とても喜んでくれたそうです。

たい焼き屋さんの奥さんも
言ってました。

かなり面倒を見てもらったって。

村瀬さん 被害者のご自宅は?
(村瀬)う~ん。

確かに
荒らされた痕跡はあったが

元々 高価な物は
置かれていなかったようだな。

(新藤)犯人の目的は
なんだったんでしょうね?

ねえ。
(村瀬)それだよな。

アパートの侵入および窃盗
この件は 浅草南署に

捜査してもらいましょう
引き続き。

で あと 我々は 中沢さんの周辺
もう一度 洗ってみましょう。

はい!
了解!

うん わかった。 ありがとう。
失礼します。

えー いらっしゃいませ。
落語は いかがですか?

まったく 情けないねえ…。
うちにはね

もう 質に入れる物だって
ありゃしないんだよ。

ねえ どうすんだよ? あの払い!

そんな やいやい言うなよ。

俺だってよ
金があると思えばこそよ

連中呼んで 酒 飲ましたりなんか
したんじゃねえか。

(観客の笑い声)

(柳三)なんとかなんねえか?

なんともしませんよ。
情けないねえ。

金比羅様に酒断つなんて
言っときながら

遊び歩いて
飲んだくれてるからさ

変な夢見て 罰が当たったんだよ。

(ドアベル)

(マユミ)タクちゃん またね!
ありがとう。 おやすみ。

マユミちゃ~ん!
(マユミ)うわ~ 青ちゃん!

ご無沙汰。
(2人)イエーイ!

ねえ ちょっと
お店 寄ってかない?

ママも出てるし。
ああ 本当…。

ごめん。 でも 仕事中だから。
なんだ…。

ねえ 最近
塩田の野郎 見かける?

塩田!? あの塩田?
(青柳)うん。

何年前の話してんのよ…。
そんなもん 影も形も見ないわよ。

ああ そう…。
(マユミ)うん。

♬~

はあ… ああ…!

(パトカーのサイレン)

♬~

(新藤)主任!
ああ 今 行く。

はい。 第一発見者の杉田さんです。

どうして
ここに来たんですか?

いや 日課なんですよ。

毎晩 店を閉めたあと
ここに お参りに来てるんです。

親父も
ずっと そうしてたもんで。

なんで こんな裏の祠まで?

いや それは その…。

今夜は たまたまで!

あとは頼む。
はい…。

どうですか?

身元を特定できる物は
一切ありません。

犯人が持ち去ったのかもな。

佐久間くん これ 何?

(佐久間 朗)被害者が
握りしめてた物です。

私 ちょっと
それ 調べてみるわ。

(カメラのシャッター音)
よし…。

じゃあ 僕と新藤は
早瀬川先生のとこ行きますんで

皆さんは 手分けして
被害者の身元の特定を

お願いします。
(一同)了解。

♬~

(早瀬川真澄)死因は
頭蓋骨陥没骨折による脳挫傷

左側頭部を硬い鈍器のような物で
殴られた事が

致命傷だと考えられるわ。

死亡推定時刻は?

遺体発見前夜の
午後10時から午前0時の間。

はあ… それから…。

まだ なんか
気になる事でもありました?

死亡原因の他に 63カ所の打撲痕。

えっ… 63カ所?
う~ん…。

受傷したのは
死亡する数時間前。

えっ… それって
拷問でも受けたって事ですかね?

先生 被害者の衣服 鑑識に送って
DNA鑑定ってできますかね?

わかった。
犯人のDNA 検出できるかもね。

お願いします。

(村瀬)被害者の身元が
判明した。

片山芳次 29歳
フリーターだ。

最近は シビリアという
新興IT企業に

出入りしてた事がわかった。
(新藤)シビリア?

被害者が握ってたバッジ
これもシビリアの社章だった。

(村瀬)ところが この会社
表向きはIT企業だが

実体は
龍丸会のフロント企業らしい。

龍丸会…。

どうかした?
ああ… いや 別に。

定例報告会でも
議題に上がりました。

現在 龍丸会は
複数の特殊詐欺組織から得た金を

資金源にしているそうです。
特殊詐欺集団か…。

片山も その一味かもな。
いや まだ断定できません。

村瀬さんと小宮山さんは

龍丸会とシビリアの関係
調べてください。

俺と新藤は
被害者の片山さん 調べましょう。

(村瀬)行くぞ 小宮山くん。
よし 行こう。

(村瀬)ほいっ。
ちょっと 投げないでよ もう…。

(鳥の鳴き声)

青柳さん
今日も休みなんですかね?

俺 なんか 納得いかねえな…。

(青柳)何が 納得いかねえって?

おい 浅輪… いや 主任。

俺 シビリア乗り込んでいいよな?

ちょっと 待ってくださいよ…。
令状 取ってませんよ。

前に 俺に言いましたよね?

俺のせいで
主任がピンチになった時に

「勝手に単独行動するな」って。

だったら なんで 今度は
一人で動いてるんですか?

今回 浅輪が 俺の事を
放っといてくれるのには

訳があるんだよ。
青柳さん…。

まあ いいや。

新藤も知っといたほうが
いいかも。

なんの話ですか!?

妙子の事があるんだよ。

妙子さん…?

昔な…

龍丸会の塩田って男を
俺 逮捕した事があるんだよ。

だってよ…

若くて かわいい女の子たちを
監禁して

裏の世界で働かせたりしてさ。
すっげえひどいじゃん。

だから 逮捕したんだけど。

俺 その時に
妙子と出会ってんのな。

えっ…?

それから
一緒に暮らしてるんだけど。

俺たち
幸せそうなカップルに見えた?

まあ 十分幸せなんだけど。

そ… それは…。

すいませんでした。
うん。

何も知らなくて。

んでな!

この前
中沢さんの事件があった時に

木馬亭の前で
塩田を見かけたんだよ。

えっ?
本当ですか?

うん。
えっ ちょっと待って。

「龍丸会」って言いましたよね?
うん。

まあ 大体 矢沢から
話 聞いてるんだけど。

これ 絶対
なんか 関係あると思うんだよ。

だからさ…
行っていいよな?

いや でも…。

新藤…

いってらっしゃい。

来るか?

サンキュー。

…はい。
ほら。

(新藤)すいませんでした。
(青柳)いや 別に。

♬~

行くぞ。
はい。

(青柳)
あっ! おいおい おいおい…。

(青柳)おいおい なんだよ…?
なんなんですか? あんたたち。

(田島和行)警視庁捜査二課だ。

捜査二課?
(佐々木 実)邪魔だ。

我々は
捜査一課の特捜班です。

特捜班?
令状は持ってるのか?

だったら
引っ込んでてもらおうか。

おいおい
そっちこそ持ってんのかよ!?

あっ 持ってない。
先に行かせてもらいま~す。

持ってない顔だ。

ああっ 痛え!
やった!

やられた。
見ました。

お前 何やってんだよ!?
おい ちょっと…。

あっ! ちょっと待って…!
(青柳)離せ…!

ああー…!

ごめんなさいね ごめんなさいね。

(青柳)離して!
(新藤)やめろって!

(青柳)一回 離れて…。

(末永良一)
もしもし 警察ですか?

(末永)ビルの入り口で

人相の悪い男たちが
乱闘してるんです。

とにかく
騒ぎをやめさせてください。

お願いします。

フンッ…。

さて 馬鹿騒ぎの隙に
出掛けるとしますか。

石井 三田 車の用意。
(石井)はい。

♬~

シビリアは
龍丸会のフロント企業です。

現在 捜査中の2つの殺人事件に

関連している可能性が高いと
考えられ

内偵の必要がありました。

内偵だと?

二課からは

君たちの捜査妨害に対して
苦情が出ている。

しかも 君の部下は

二課の捜査員に
暴力を振るったそうだな。

あれ? 先に手を出したのは

二課のほうだって
聞いてるんですけど。

刑事部長。

今回 特捜班と二課の
合同捜査という形を

取らせて頂けませんか?

(佐々木)我々二課は
半年以上 内偵を進め

ようやく シビリアのリーダー格
末永良一と

金庫番の片山を特定しました。

(田島)しかし
内偵に気づいた片山が

金と機密データを
持ち逃げしたらしい。

我々も 必死に
行方を追っていたんだが…。

その肝心の片山が殺されちまった。

で とりあえず シビリアの連中を
押さえようとしたわけだ。

はい。

発見者が 商店街の
あのたい焼き屋店主というのも

気になりますよね。

新藤 もう一度
たい焼き店 行こうか。

はい。

(新藤)あれ? 休みですかね?

すみません 杉田さん
いらっしゃいませんか?

えっ?
どうしようか。

ああ 奥さん どうしました?
ああ 刑事さん! うちの人が…!

えっ?
杉田さんが どうしたんですか?

家にも店にも
どこにも いないんです!

携帯も店に置きっぱなしで…。

新藤 所轄に連絡。
はい。

奥さん
ちょっと よろしいですか?

奥さん
何か困ってる事ありますか?

えっ? いえ 何も…。

初めて お会いした時から
ずっと気になってたんですよ。

(浅輪の声)中沢さんが
殺害された事をお伝えした時に…。

俺が毒入れたっていうんですか!?

それから
片山の遺体発見現場でも…。

中沢さん 誰に聞いても

情に厚くて 面倒見が良くて
みんなに愛されてる人でした。

そんな人の命を奪った犯人

俺は絶対許せません。

何か トラブルに
巻き込まれてるんだったら

僕が力になりますから。

どんな些細な事でも構いません。

気になってる事があるんだったら
全部 話してください。

バッグを持って帰ってきたんです
主人が。

バッグ?

中沢さんが殺される前の晩です。

いつものように
神社にお参りに行って

裏の祠に行ってみたら
バッグが隠してあったって…。

中には お金が…
500万のお金が入ってたんです。

(杉田)ほら 見ろよ 咲子。

これだけあれば

店の改装資金で借りたお金も
返せる!

馬鹿な事 言わないで!

あとで警察に知られたら…。

大丈夫だって。

ねえ…。

誰にも見られてないんだ。

♬~

あの人 前祝いだって飲み始めて
そのまま眠り込んじゃったんです。

でも 私 怖くなって

中沢さんに
相談しに行ったんです…。

中沢さん
どうしたらいいでしょう?

うーん…。

わかった!

この金は
俺が警察に届けてやるよ。

本当ですか?
ああ。

俺が神社で拾った事にすりゃ
大丈夫だよ。

一切任せときな。

ありがとうございます。
お願いします。

他に なんか 持ち主の手掛かり…。

ん?

(中沢)こいつは…。

でも うちの人に
なんて言ったらいいですか?

朝になったら きっと

「金は どうした?」って
言い出すに決まってます。

夢だ。
えっ?

健次郎には
「夢だ」って言って だましちまえ。

それで 奥さんは言われたとおり

ご主人には
「夢だ」で押し通したそうです。

奥さんは ご主人が

警察に捕まっちゃうんじゃないか
と思って

今まで
我々には黙ってたみたいですね。

だけど
そんな漫画みたいな話ってある?

(宗方朔太郎)
それは漫画じゃなくて

まるっきり 落語の『芝浜』だ。

ああ そうそう。 それ 俺も
今 言おうと思ってたんですけど。

『芝浜』って どんな話ですか?

『芝浜』ってのはね
人情噺の傑作でさ

行商をやってる勝五郎が

ある日 芝の浜で
小判の入った革財布を拾うわけ。

それで 勝五郎は

そいつをネコババしちまおうって
決め込むんだ。

ところが 翌朝 目を覚ますとだな。
なっ?

ええ そうなんですよ。
「おい あれ持ってこい あれ」。

「えっ? お前さん なんだい?
朝早くから」

「あれ 持ってこい
っつってんだよ」

「なんだい?」 「財布だよ 財布」

「はあ? 何 言ってんだよ
お前さん」って事になるわけ。

「そんなん…。
何? 大金が入った財布?」。

「そんなもん あるわけないだろ」。

「はあ!?
持って帰ってきたろ? 俺!」。

「変な夢でも見てんじゃないかい」。

「夢だったのかーい!」。

(青柳)…って
勝五郎 どーんと落ち込むわけ。

実は これ 勝五郎が寝てる間に

女房が困って 大家さんのとこに
相談に行ってんだよ。

当時は 財布
盗んじゃったりなんかしたら

死罪は確実だからな。

(青柳)大家は「よし わかった。
その財布 俺が預かっておこう」。

「これ 奉行所に届けておくから」。

で 女房には 勝五郎に

「夢だったって言い張れ」って
言った話があるんだな。

それ… 確かに似てますね。

そういう事か。

片山が隠した500万とSDカードを
杉田さんがネコババした…。

中沢さんが殺されたのも
それが原因かもしれませんね。

中沢さんは SDカードの中身を
見てしまった。

SDカード見たっていっても
あの部屋には…。

小宮山くん!
ん?

中沢さんの机の… ほら…。

ノートパソコン!
(村瀬)そう。

末永たちがSDカードを
持っているんだとしたら

片山を殺す必要はない。

って事は 奴ら まだ
SDカードを手に入れてませんね。

だとしたら
SDカードは どこに?

そうか。
シビリアの連中 杉田さんが

SDカードを持ってると
思ってるから 拉致したんだ。

よし! 皆さん 手分けして
杉田さんの監禁場所と

SDカードを捜しましょう!
(一同)はい。

青柳さん 行きましょう。

いってきます!

♬~

中沢さんが平気で現金500万円を
持ち歩くとは思えない。

でも 自宅にはなかった。

隠すとしたら
コインロッカーとかかな。

うーん…。

でも 中沢さん
鍵 持ってなかったんだよな。

もし 鍵を隠すんだったら
この木馬亭だと思うんですよ。

中沢さんって ここの
常連だったわけじゃないですか。

なんか 自分専用の場所とか
物とかって なかったんですかね。

ああ 銭湯とかだったらな

自分のお風呂セット
番台に預けたりする人いるよな。

ああ…。

預ける…。
うん。

自分専用の物…。
うん。

♬~

すみません。
はい。

ああ…
これって ここの備品ですか?

いえいえ 違いますよ。

あの これね 常連さんがね
みんな 置いてっちゃうんですよ。

はあ~! じゃあ
そのお客さん専用って事?

ええ そうです。
中沢さんも?

ああ そうですよ。

で いつもね うちに来た時に
お渡しするようにしてます。

(2人)ああ…。

中沢さんの座布団って
見せてもらえます?

あっ はいはいはい。
お願いします。

ちょっと お待ちくださいね。
あっ すいません。

ちょっと お待ちください。
お願いします。

(ドアの開く音)

あっ お待たせしました。
ああ どうも。

すみません。
どうぞ。

ありがとうございます。
えーっと…。

♬~

(2人)おおーっ!

SDカード 見つかったって?

ええ。 現金500万円と一緒に

駅前のコインロッカーに
ありました。

SDカードのデータ 出します!
うん。

(クリックする音)
これは…。

(矢沢)これ シビリアの
特殊詐欺の被害者リストと

アポ電のマニュアル…
決定的な証拠ですよ。

(村瀬)あっ! おい これ
組織の構成員リストじゃないか。

青柳さん この名前
どこかで聞いた事ないか?

(青柳)あっ…。

(電話)

はい 特捜班 新藤亮。

あっ 田島さん。

はい…。 わかりました!

奴らのアジト 小岩の廃工場です。

よし 手分けして行きましょう!
(一同)はい。

♬~

(せき込み)

おはようございます。

(杉田)うわっ!

(せき込み)

これが最後です。

どこに隠したんですか?

知らないんだよ。
知らないんだよ!

死んだ片山から聞きましたよ。

あんたと
神社で すれ違ったって。

俺は 本当に…。

(末永)わかりました。
もういいです。

では…

奥さんにも聞いてみましょうか。

さよなら 杉田さん。

咲子に手を出すな!

♬~

うっ うっ…!

♬~

(ドアの開く音)
(新藤)動くな! 警察だ!

♬~

大丈夫ですか?
ああっ!

♬~

手短にお願いしますよ。

明日から
真打昇進の披露興行なもんで

いろいろと準備がありまして。

春楽亭柳三さん。 いや…

田村洋介さん。

中沢幸平さん殺害容疑で
ご同行願います。

♬~

よう 塩田。

♬~

違う… 私じゃない…。

なんかの間違いだ…。

あなたの本名が

特殊詐欺グループの
構成員リストに載ってました。

このチラシにも書いてある。

(村瀬)「本名 田村洋介」

♬~

事件の前の晩

中沢のおやじさんが
突然 やって来たんです。

なあ 柳三。
はい。

おめえ
シビリアって知ってるか?

えっ…? なんですか? 急に。

おやじさんに問い詰められて

私は シビリアの一員だって事を
認めました。

どうして
あなたが詐欺グループに?

博打で…
バカラで借金こさえちまって…。

肩代わりしてやるから
手伝えって…。

自首するんだ。
今からでも遅くはねえ。

俺が一緒に行ってやる。

やっと…
やっと真打になれるんです!

おめえの気持ちは わかるよ。

だがな 後ろ暗い事をやって

それで 真打でございと
胸張って噺ができるか!?

(中沢)おめえは まだ若えんだ。

罪を償って
もう一遍 やり直せ。

おめえなら できる。
きっと できる。

わかりました。

おやじさん 明日を
私の最後の高座に致します。

(矢沢の声)青柳さん! 青柳さん!

(新藤)駄目ですって!

もういいですって! 青柳さん!

(塩田 徹)俺は何も知らねえよ。

全部 末永がやったんだ。

その末永が全面自供してるんだよ。

片山の衣服からも
あんたのDNAが検出された。

悪あがきは やめるんだな。

二課にマークされてると
気づいた片山は

金と一緒に 組織の重要データを
持ち逃げした。

それで
あんたらは 片山を捜し出し

拷問して データの在りかを
聞き出そうとしたんだな。

♬~

(片山芳次)
本当に ここに隠したんです!

作り話にしては
出来が悪すぎますねえ。

(片山)本当なんだよ…。

(片山)信じてください。

(末永)おい。
(突き飛ばす音)

(片山)ああ… 許して…。

(片山)末永さん…。

助けてください…。

お願いします…。

さよなら 片山くん。

♬~

(矢沢)今度は 殺人と特殊詐欺。

今までとは訳が違うからな。

クソッ…。

最近の若い奴は根性がねえよな。

ツイてねえぜ…。

なあ 青柳さん。

あんた まだ あの女と?

ああ。

おかげで幸せにやってるけど。

あなたは 自首すると言いながら
末永に報告した。

あなたを思う中沢さんの気持ちを
踏みにじって。

仕方なかったんですよ!

もう どうしていいか
わからなくなって…!

青酸カリです。

これで
そのじじいを始末してください。

そんな…。

できないよ
おやじさんを殺すなんて…。

困りましたねえ。

もし できないなら
あなたに飲ませますけど。

どうします?

♬~

(柳三の声)
私は たい焼きを買って

その中に青酸カリを仕込み…。

それじゃあ おやじさん
寄席がハネたら また ここで。

(中沢)よし わかった。
じゃあ しっかり やるんだぞ。

はい… ああ おやじさん!

ん? なんだ?
襟元に何か付いてますよ。

ん?
はい。

(中沢)どうだ? 取れたか?

あっ…。

なんか 綿ぼこりかなんか
みたいなもんでしたね。

ああ。

なあ 柳三。
はい。

必ず 戻ってこいよ。

何があっても
落語を忘れるんじゃねえぞ。

はい…。

おい おっかあ! 俺だ。
開けろ! 開けてくれ!

ああ はいはい お前さんかい。
えらい早かったね。

♬~

仕方なかったんだ!

20年… 20年かけて
やっと真打になれたんだ!

あなたに 中沢さんの無念が
わかりますか?

息子のように思って
ずっと面倒を見てきた あなたに

こんな形で裏切られて…。

中沢さんは あなたが自首する時

一緒に
SDカードとバッグの大金を

警察に
届けるつもりだったようです。

あなたは 我が身かわいさに

自分を育ててくれた人の命を
奪ったんだ!

その罪は…。

しっかり償ってもらいますよ。

♬~

(咲子)刑事さん。

本当に ありがとうございました。

♬~

こんばんは。
青柳さん!

あっ 妙子さん!
こんばんは。

え~?
あっ たい焼き4つ もらえます?

(杉田)はい たい焼き4つ まいど。
(咲子)ありがとうございます。

2つずつ
別々に包んでもらえます?

(杉田・咲子)はい!
どうしたんですか?

この前 落語 聴きそびれたからさ
妙子と2人で行ってこようと…。

え~ いいな! 俺も行こうかな。
お前は 来なくていいよ。

ハハハ! 行きませんよ。

(咲子)2つずつ 別にですね。
ありがとうございます。

(咲子)ありがとうございます!

倫子ちゃんに お土産。
あっ ありがとうございます。

珍しい。 ハハハ…。

♬~

じゃあな。
楽しんで。

失礼します。

♬~

♬~

社長と副社長が
今時 心中自殺なんて…。

(猪狩哲治)あいつは
悪徳商法の首謀者だったんだよ。

これ 時間ずれてますね。
(青柳)転落する前に

すでに死んでたって事?
(猪狩)自殺として

幕を引きそうだぞ。
僕は 絶対諦めません。