ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

家政夫のミタゾノ 第6話 小林隆、松岡昌宏、伊野尾慧、川栄李奈… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『家政夫のミタゾノ #6』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 紗英
  2. 丸山
  3. 三田園
  4. 家族
  5. 雅子
  6. 本当
  7. 空気
  8. お父さん
  9. 親父
  10. パンケーキ
  11. 和也
  12. ガン
  13. 家政婦
  14. 旦那
  15. 美味
  16. 警察官
  17. 旦那様
  18. 病気
  19. 保険金
  20. メイド

f:id:dramalog:20190525090754p:plain

『家政夫のミタゾノ #6』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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家政夫のミタゾノ #6[字]

最“恐”家政夫・三田園薫(松岡昌宏)が帰ってきた!!派遣先の家庭の秘密を暴いて壊しまくる!?新人家政婦の村田光(伊野尾慧)、恩田萌(川栄李奈)も加わり破壊力アップ!

詳細情報
◇番組内容
ガンで余命半年と宣告された丸山武(小林隆)の家に派遣された三田園薫(松岡昌宏)、村田光(伊野尾慧)、恩田萌(川栄李奈)。しかし、病院の診断ミスが発覚…武はガンではなかった!?「家族に話すのを待ってほしい」と三田園に懇願するが、どんどん結束が強まる家族に武は真実が言い出しにくくなり…。やがて、取り返しのつかない事態が!!1枚の家族写真とミタゾノ流パンケーキが、隠された家族の秘密を暴く!?
◇出演者
松岡昌宏、伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、川栄李奈平田敦子しゅはまはるみ余貴美子
【ゲスト】小林隆ふせえり、渕野右登、黒崎レイナ、平埜生成
◇脚本
宇山佳佑
◇演出
片山修(テレビ朝日
◇主題歌
Hey! Say! JUMP『愛だけがすべて -What do you want?-』(ジェイ・ストーム
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子テレビ朝日
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、木曽貴美子(MMJ)、椋尾由希子(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/mitazono/
☆Twitter
 https://twitter.com/mitazono_desu

 

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(丸山 武)すいませんでした!

死ぬ気で頑張ります!

(大野)死ぬ気って…
そういうの古臭いんですけど。

注文 月末までには…!

そもそも
営業先に足運びすぎなんですよ

丸山さんは。

そういう昭和の営業スタイルじゃ
数字は取れないですよ。

(丸山)すいません。

気合とか 死ぬ気とか…
スマートじゃないんですよね。

すいませんでした。

(指を鳴らす音)

(三田園 薫)死ぬ気になれば
なんでもできる。

人は よく
そんな事を口になさいますが

実際 どうなんでしょうか?

死ぬ気になれば
宇宙に行けるんでしょうか?

いいえ。

気合だけでは行けませんね
お金がなければ。

それと 死ぬ気になるあまり

本当に死んでしまわないように
ご注意ください。

いくら
死んで望みがかなったとしても

その結果を見る事ができなければ
なんの意味もございません。

人間は 死んだらおしまい。

(指を鳴らす音)

♬~

(村田 光)
おはようございま~す!

(阿部真理亜)詐欺ね これは。
(式根志摩)絶対 詐欺だわ。

また 変な依頼でも来たんですか?

(結 頼子)
それが 普通の依頼なのよ。

普通の…?

夫は中小企業勤務のサラリーマン。
妻は専業主婦。

何が問題なんですか?

(真理亜)そんな家庭が
家政婦を雇うと思う?

しかも 半年って…。
詐欺に決まってるわよ。

やっぱり
受けないほうがいいかしらねえ…。

でも もしかしたら
大金持ちかもしれませんよ。

行ってみたら
案外 大豪邸だったりして…。

(恩田 萌)それはないわ。

住所を検索したところ
東京のかなり郊外にある

敷地面積30坪程度の
小さめの家だったわ。

そんな家庭が
家政婦を雇うわけがない。

きっと 裏に何かあるわ。

三田園ちゃんは どう思う?

(志摩)三田園さん 何してんの?

健康診断で
肺活量の検査があるから

その特訓よ。

一息で… あんなに!?

アスリート並みの肺活量ね!

決めた! 三田園ちゃんが
あの風船を一息で割ったら

この依頼は受ける事にする。

♬~

(風船の割れる音)
(一同の叫び声)

むすび家政婦紹介所から
参りました 恩田です。

村田です。

三田園と申します。

(丸山雅子)妻の雅子です。
朝早くからすいません。

いえ。 ご依頼は家事全般でしたね。
(雅子)はい。

私 家事が どうも苦手で…。

恥ずかしい…。

(萌)そのようですね。

(雅子)ご飯は3食お願いします。

夫の好きなものを中心に
作って頂けると嬉しいです。

(丸山紗英)おはよう。

紗英 ごあいさつなさい。
家政婦さんよ。

紗英です。 よろしくね。

早速なんだけど
朝ご飯 食べたいな。

紗英 今日は日曜日よ。

うん?

あっ 日曜の朝は
夫の特製パンケーキと決まってて…。

いいですね! パンケーキ。
流行ってますもんね。

(丸山)おはよう。

あっ… どちらさま?

今日から来てもらった
家政婦さんよ。

おいおい… 本当に呼んだのか?
いいじゃない!

これから半年間 家族の時間を
たくさん増やせるんだから!

あっ あの… 失礼ですが
お支払いは大丈夫ですか?

そうだよ。
うちには そんなお金…。

あなたは
お金の事は気にしないで!

僕だって 家事ぐらい…。

失礼致します。

♬~

速っ!

Tシャツを平置きにして
こちらの3点をつまみ

ひっくり返して整えるだけで
2秒で畳む事ができます。

(丸山)
さすがはプロの家政婦さんだな。

痛み入ります。

ねえ あなた
信頼できそうな家政婦さんだし

家の事 全部
お願いしましょうよ。

そうだな…。 そうするか。
うん!

よろしくお願い致します。

やっぱり お金があるようには
見えないですよ。

あんた 本当 勘が悪いわね。

宝くじが当たったに
決まってるでしょ。

宝くじ!?
(萌)シーッ!

高額当選者は 危険を避けるために
今までと同じ生活を保つのよ。

贅沢はしたい。
でも お金は派手に使えない。

そんな欲求に駆られて…。
家政婦を雇った!

…んなわけないでしょ。
えーっ!

うるさいな!

高額当選者なら
他人を家に入れるのはリスキーよ。

でも 半年後に何があるんだろう?

まあ!
素敵な色のパンケーキだこと。

味見して頂けますか?

独創的…。

美味しい!

(丸山)嬉しいな。

でも 作れるのは
このひと品だけなんです。

老後は
茶店でも経営しようと思って

修業してたんですけどね。
ハハハ…。

わあ~っ!
おおっ!

きれいになったわね!

(丸山)三田園さんたちが
あっという間に

片付けてくれたんだ。
(紗英)本当 見違えたよね。

ありがとう!
痛み入ります。

さあ 皆様
お食事の準備ができました。

(丸山)よしっ!

どうして4人だと…?

先ほど Tシャツを畳んでいたら
こちらが…。

「メイド イン ヘブン」

こちらのサイズは男物。

しかも
若者向けのデザインでございます。

ひょっとしたら

もう一人 ご家族が
いらっしゃるのではないかと…。

そうなんですか?

長男が…。

(萌)呼んで来ましょうか?

出てこないの!

出てこない?

あの子は… 清は

引きこもりなんです。

(雅子)もう5年も
部屋に閉じこもったきりで…。

(丸山)できる事なら もう一度
家族4人で食卓を囲みたかった。

大丈夫だよ!
あと半年もあるんだから。

そうよ あなた。

あの…
半年後に何かあるんですか?

ガンなんです。

えっ?
えっ?

(丸山)
先日 病院で告知されました。

余命半年って…。

僕 死ぬんです。 半年後に…。

♬~

まさか
あんな秘密があったなんて…。

(萌)
どうせ裏があるに決まってるわ。

(ドアの閉まる音)
おっ…。

♬~

フッ。

すいませんでした!

月末までには 必ず…。
出た! また それだ。

で 次は
「死ぬ気で頑張ります」ですか?

「死ぬ 死ぬ」言ってりゃ
許されると思ってるんでしょ?

フッ… どうせ死なないくせに。
死ぬ気なんて これっぽっちも…。

死にます!
えっ?

僕は ガンなんです。

だから 本当に死ぬんです。

そんな人の前で
軽々しく生き死にの話をするな!

こんな会社
今日限りで辞めさせて頂きます。

今までお世話になりました!

それと
あなたに今までされた仕打ちは

しっかり
上に報告させて頂きます!

(大野)
いやっ… おい… ちょっと!

(吉村真弓)
丸山さん! 本気なんですか!?

ああ。

(携帯電話の振動音)

(携帯電話の振動音)

あっ 先生
急いで伝えたい事って…?

旦那様。

どうして ここに?

診察券をお忘れだったので
お持ち致しました。

あっ… ありがとうございます。

(医師)あの…
もしかして奥様ですか?

あっ… この人は…。

妻です。 結婚20年目。

主人が
いつもお世話になっております。

僕 そんなに悪いんですか?

なんとか言ってください!

主人は…
主人は どうなるんでしょうか!?

(峯田院長)丸山さん 奥様。

♬~

申し訳ございませんでした!

(医師たち)
申し訳ございませんでした!

(丸山)えっ?

以前 丸山さんにお見せした
MRIですが

若い医師が 別の患者さんのものと
間違えまして…。

間違えた?
そ… それって つまり…。

先生… 主人はガンじゃない。
主人は助かるんですね 先生!

でも 毎日 胃が痛いんです。

キリキリするし
吐き気だってある。 だから…。

ただのストレスかと…。

そ… そんな…。

あんたーっ!

(泣き声)

(ため息)

嬉しくないんですか?

嬉しいですよ そりゃ。

でも 上司に暴言吐いて
会社辞めちゃったんです。

しまった… 荷物置きっぱなしだ。
どうしよう。

三田園さん
一つお願いがあるんです。

なんでしょう?

変な話ですけど
半年後に死ぬって言われて

不思議と
生きてる実感がしたんです。

家族も優しくしてくれて
充実した日々だった。

だから あと3日。
いや 2日でいい。

病気じゃなかった事
黙っててもらえませんか?

みんなが優しくてくれる
この幸せを

あとちょっとだけ
かみしめたいんです。

だから お願いします!

承知致しました。

ありがとう!

こ… これは?

三田園さんが
お祝いで炊いてくれたのよ。

本当 おめでたいよね!
(雅子)ねっ!

ひどいじゃないですか。
すぐバラすなんて…。

なんの事でしょう?

今 みんな 「めでたい」って…。

(丸山 清)親父。

どうして…?

清ね 引きこもるの
やめてくれたのよ。

うん!
ほ… 本当か?

(清)今までごめんな。
親父がガンで大変な時に…。

あっ ああ…。

あの… 病気の事なんだけど…。

(雅子)実はね もう一つ
ビッグニュースがあるの。

(丸山)ビッグニュース?

俺 働こうと思って…。

えっ!?

すごい!
(拍手)

お兄ちゃん よく決断したね。

親父のおかげだよ。

親父が病気にならなかったら
俺は今も部屋から出られなかった。

だから ありがとな。 親父。

いや…。

(紗英)そういえば お父さん
今 何か言おうとしてたっけ?

いや… もういいんだ。

(紗英)もう いいの?
(丸山)ハハハハハッ!

なんで あんたが泣いてんの?

だって…。

皆さん
お食事が冷めてしまいますよ。

そうね 早く食べましょう!
(紗英)はーい。

(雅子・紗英)美味しい!

三田園さん このお赤飯
どうやって作ったの?

こちらを使いました。

(紗英)あずきのアイス!?

調理は簡単。

もち米と うるち米
水に1時間ほど漬けておきます。

水加減は3合より気持ち少なめに。

そして あずきのアイスを入れて
スイッチを押せば…。

(雅子)そんなに簡単にできるの!?

勉強になるわ~。
ねえ。

ですが これは あくまで
あずきがない時の代用品。

味も 実際の赤飯とは
多少 違いますので

普段は
材料を ちゃんとそろえてから

お作りする事をおすすめ致します。

これはこれで美味しいよ。

痛み入ります。

では バラさなければ

もっと美味しく
食べて頂けたのかもしませんね。

フフフッ! そうね。
(一同の笑い声)

ねえ… 旦那様。

そうだ!
風呂にでも入ろうかな。

(紗英)えっ なんで?

フッ。

(ノック)

なんですか?

さっき 私の事 見てましたよね?

なんか聞きたい事でも
あったのかなって…。

勘違いでしたか。 失礼します。

あるんだ 聞きたい事。

えっ?

か…

彼氏いるんですか?

へっ?

♬~

すいません! 忘れてください!

えっ? えっ? えっ…?

ハア… ハア… えっ?

えーっ! ガンじゃない!?

そうなの。
本当ですか?

うわっ…
ガンじゃなかったんだ~。

三田園さん!

どうして 僕がガンじゃないって
言っちゃうんですか?

なんの事でしょう?

わたくしたちは
このがんもどきの語源について

話をしていただけですが…。

語源?

がんもどきって
鳥の「雁」の味に似せて作ったから

「がんもどき」って言うんですよ。

知ってました?
僕 知らなくて…。

そうなんですか…。

っていうか
ガンじゃないって…?

実は…。

えーっ!

本当に「ガンもどき」だったのね。

でも 家族には黙っていてほしい。

そんな嘘
いつまで持つのかしらね?

家族にバレたら 即離婚ですね。
それは ないですよ!

ご家族は みんな お父さんの事
大事に思ってますから!

ねっ! 三田園さん。

賞味期限が とっくに
切れていたのかもしれませんね。

えっ? っていうか
何見てるんですか?

あら やだ 私ったら

日誌と間違えて 家族のアルバムを
持って帰ってきてしまいました。

あら!
駄目じゃない三田園ちゃん。

でも 間違えちゃったんだったら
仕方ないわね。

わざとですよ 絶対。
へえ~。

長女の紗英さん?
(真理亜)うわっ。

脳みそ 豆腐でできてる系の
パリピね。

でも このアルバム
なんか変ねえ…。

(志摩)本当だ。
旦那さんの写真が1枚もない。

こりゃ 旦那さん

長い間 家族から
ないがしろにされてたパターンだ。

父親が病気になった途端に
結束する家族。

確かに 不自然ねえ…。

という事は やっぱり
萌さんの言うとおり…。

求愛されました。
ハアッ!?

私 息子さんに求愛されました。

話を ぶった切って

自分の話題に持ってったわね。
(萌)腕をつかまれて

彼氏は いるんですかと
聞かれました。

面倒なものですね
依頼人に惚れられるというのは。

まあ 清さんが夢中になる気持ちも
わからなくはないけど。

やたらと冗舌ね。
(真理亜)なんか むかつくわ。

さてと そろそろ
丸山さんちに行こうかしら。

あ~あ また息子と顔合わすのか。
憂鬱だな~。 フフフッ!

あっ カバン カバン。

ウフフフッ! ウフフフッ!
ウフフフフッ! フフッ!

(真理亜)迷惑なのか嬉しいのか
どっちなのよ!

(丸山)うーん…。

この年で
いい仕事なんてないよな。

郵便物 置いておきますね。

ああ ありがとう。

あっ!

♬~

あっ…。

親父 仕事は?
えっ?

ああ…
今日は午後から出勤でな。

ああ…。 いや これは…
お前の仕事を探そうと思って。

必要ないよ。 俺 店開くから。

店? なんの店だ?

…喫茶。

えっ?

茶店

そ… それって…。

あっ…。

どうかなさいましたか?

前に言いましたよね?

老後は
茶店でも経営しようと思って…。

その事
清にも話した事があるんです。

あいつ きっと それを覚えてて
「喫茶店やりたい」って…。

喜ばしい事ですね。

もちろん それは…。

でも 僕がガンだって知って

あいつに いらぬ重圧を
かけてしまったのかなって…。

笑顔の裏には 様々な思いが
隠れているのかもしれませんね。

きっと奥様も…。

えっ?

(雅子)どうして こんな事に…。

どうすればいいの?

(泣き声)

(泣き声)

まさか あいつ

僕が死んだあとの暮らしに
不安を…?

何やってんだ 僕は…。

家族の優しさに甘えて… 最低だ。

三田園さん… 今夜 みんなに
本当の事を話します。

どう切り出すか
ちょっと 外で考えてきます。

♬~

(岸田和也)お前んち 大変だな。

留学どうするんだよ?
諦めるのか?

まさか。 小さい頃からの夢だもん。

そのためにバイトしてるんだから。

じゃあ 俺 応援するよ。

ありがとう 和也。

灰皿 お取り換えしますか?
(和也)うおっ! ビックリした!

えっ! 誰? この人…。
うちの家政婦さん。

あら 失礼。 旦那様の車と
間違えてしまいました。

待って 三田園さん!

待って!

彼氏と一緒だった事
内緒にしてくれない?

承知致しました。

ああ それから…

奥様には お伝え致しましたが

旦那様は
今夜 帰りが遅くなるそうです。

わたくしたちも 今日は
早めに失礼させて頂きます。

あっ…。

私たちは これで…。

三田園さん これから 家族に
本当の事を話してきます。

僕は病気じゃないって…。

ご家族も きっと喜びます。

僕 一緒にいましょうか?

大丈夫。 父親として
ちゃんと家族と向き合います。

ご武運を。

では 失礼致します。
(丸山)はい。

玄関の廊下ですが

ワックスをかけたばかりで
滑りやすくなっております。

リビングに入る際は
どうぞ お庭から。

わかりました。

(紗英)3000万!?

(雅子)そうなの!
今日 保険屋さんに聞いたら

お父さんの保険金
3000万も入るって。

よし! これで留学できる!

(清)俺は その金で

念願のメイド喫茶
オープンするぜ。

メイド喫茶

(清)メイドさんが家にいるなんて
この目で見たいもんな。

いやあ かわいかったなあ…。

僕のためじゃなかったのか…。

(雅子)何言ってんのよ 清。
そんな無駄遣い 許さないわよ。

お母さんだって
お父さんの保険金で

世界一周クルーズに
行こうとしてるくせに。

(雅子)無駄遣いじゃないわよ!
ほら 見てよ!

あのプルチャンスキーが

船上で フィギュアを
披露してくれるのよ!

1000万が800万に値下がりしてて

もう どうしていいか
わからなくて

お母さん
嬉しくて泣いちゃったわよ。

ま… まさか…。

(泣き声)

お前の涙は それだったのか…!

じゃあ お父さんの保険金は
みんなの夢をかなえるために

パーッと使っちゃいましょうか!

(紗英)こんな事言っちゃ
悪いんだけど…

お父さんが病気になって
ツイてたよね!

(清)確かに!
全部 親父のおかげだよな!

(雅子)ハハハハ…。

ふざけるな!

(清)親父! なんで!?
(雅子)あなた 違うのよ これは。

金のためか?

お前たちが優しくしてくれたのは
保険金のためか!?

なんとか言え!

♬~

何が悪いの?

えっ…?

あなたの少ない給料じゃ 今まで
贅沢なんてできなかったのよ。

保険金が入ったら
ちょっとくらい贅沢したい

と思って 何が悪いのよ!

そ… そんな言い方…!
今まで あなたは仕事仕事で

誰が この子たちを育てたと
思ってるの!?

それは…!

だからって 金の事ばっかり!

あなただって
もっと小遣いくれって

言ってばかりだったじゃない!
何に使ってるか 知らないけど!

(紗英)つうか お父さんが
私たちに教えてくれた事って何?

むしろ 喜びなよ
家族の役に立つんだし。

なんだって…?

今まで なんの役にも立たない
空気だったんだから。

空気?

私たちの事
なんも考えてなかったくせに。

お父さんなんて
いる意味ないじゃん!

(清)だよな。

それに 毎週日曜に食わされる
まずいパンケーキ。

あれとか
マジで いい迷惑だったよ!

お前たちの気持ちは
よーくわかったよ…。

お手伝い致します。

やめてくれ!

僕の人生って
なんだったんでしょうか?

結婚して25年

家族のために 朝も夜もなく
必死に働いてきました。

数え切れないほど
頭も下げたし…。

靴も すり減らして
頑張ってきたんだ…。

そりゃあ 家庭を顧みずに
仕事ばかりでした…。

家族にとって 僕は
ただの空気だったなんて…。

こんな事なら
いっそ死んだ方が…。

本気で死ぬ気にならなければ
人は死ねませんよ。

えっ?

では わたくしは これで。

三田園さん!
何か?

僕を殺してもらえませんか?

(指を鳴らす音)

人生と空気は
本当に読みにくいものですね。

ちなみに
わたくしにとって 空気とは

読むものではなく 吸うもの。

では 本日の家事情報を
振り返って参りましょう。

Tシャツは

3点をつまみ
整えるだけで

簡単に畳む事ができる。

あずきアイスで
赤飯を作れる。

それから もう一つ
とっておきの家事情報を…。

あっ ですが その前に

わたくしは これから 旦那様を
殺さなくてはいけませんので。

あんた…。

(ため息)
何よ ヒー坊。

ため息なんかついて。

丸山さんのお父さん
昨日から連絡がつかないんです。

ご家族も心配してて…。
どこ行っちゃったんだろう?

死んでる可能性が高いわね。

えっ!?

昨日 旦那さんは
家族に本当の事を打ち明けた。

でも きっと
許してもらえなかった。

旦那さんは自暴自棄になり
家を飛び出し

どこかで
ひっそり 生涯を終えた…。

縁起でもない事
言わないでくださいよ!

ねえ おば様!
死んでるわね。

三田園さんは 何か知らないの?
いいえ 何も。

ああ ただ…
今朝 うぐいすを探しに

見晴らしの良い 高さ40メートルの
橋の所へ行ったら

これが…。

その靴 旦那さんの靴です!

って事は やっぱり…!

確実に死んだわね。

♬~

(警察官)これは 旦那さんの靴で
間違いないですか?

はい…。
川の中は捜索できないんですか?

(警察官)今日は
川が増水してまして…。

水難事故の死亡率は
およそ50パーセント。

心肺停止から10分経てば
ほとんどの生存は…。

お願いです!
早く捜してください!

はい。 旦那さんの写真を
お借りする事 できますか?

早くしないと!

(清)ないよ…
親父の写真なんて 1枚も。

撮ってなかったっけ?

(紗英)ってか
撮らせてばっかりだったし…。

(雅子)駄目だ。
やっぱり どこにもないわ。

ひどい家族ですね。
普通 父親の写真の1枚や2枚…。

…って 聞いてますか?

(丸山)「三田園さん
僕の声 聞こえてますか?」

♬~

「良好でございます」

(丸山)いろいろな手配を
ありがとうございます。

「痛み入ります」

(丸山)僕が死んだら
どれだけ家族が悲しむか

それを確かめたいだなんて言って
すいませんでした。

「ご協力できて 光栄でございます」

不謹慎ですが 今 胸が
すごくドキドキしています。

こんな悪巧み
生まれて初めてです。

便利屋さんも
もうすぐ来るんですよね?

はい。 まもなく到着して

皆様を困らせる段取りに
なっております。

ですから 旦那様は
さっそうと ご家族の前に現れて

危機を救ってください。

何 ボソボソ言ってるんですか?

独り言。

ああ そうだ 光さん。

2階へ行って
洗濯物を干してきてください。

わたくしは買い出しへ。

今ですか?
今!

わかりました…。

(丸山)「それで 三田園さん」

「僕が屋根裏部屋にいる事は

バレないように
なってるんですよね?」

ご安心を。

♬~

えっ?

これは 入れって事?

♬~

でもね 三田園さん。

家族に悪いかなって思うところも
あるんです。

ひどい父親だなって…。

…違う!

あいつらが あんな事を言うから
いけないんだ!

僕が空気だなんて…。

えっ! お父さん!?

ええ~っ!?
シッ! シッ!

静かに! シッ!

♬~

フフフ…。

紗英さん お客様です。

お邪魔しまーす。

和也…。

(雅子)「紗英 こちらは?」

(丸山)便利屋さんだ。
便利屋さん?

来たんですよ チンピラ役が。

紗英 ありがとな。

(紗英)はあ!?
んっ?

さっき
SNSにアップしてたじゃん。

俺の借金
全部 返してくれるってさ。

はあ!?
私 そんな事言ってないけど!

言ったじゃねえかよ。 ほら。

(紗英)誰が こんな事…。

紗英 あんた 彼氏いたの?

それより 保険金で人の借金を返す
って どういうつもりよ!?

違うって! 私は何も…!
(清)留学したいとか言って

本当は この男と遊ぶ金が
欲しいだけなんだろ?

留学したいもん! っていうか

メイド喫茶なんかに使う方が
100倍あり得ないから!

うっせえ! メイドは
俺の生きる活力なんだよ!

(紗英)キッモ! つうか
メイド服持ってるのとか

マジ 引くから!

お前 なんなんだよ さっきから!
(雅子)あんたたち!

喧嘩するなら
お金はあげないわよ!

(清)はあ!? そんな事言って
独り占めしたいだけだろ!

(紗英)「そうだよ!
くだらない事に使うくせに!」

(丸山)おいおい…。
何 言い争ってるんだ?

(和也)「ふざけんな!」

何 俺の事 無視してんだよ。
ええ? 金 払えよ。

返すあてができたって
闇金の連中に

言っちまったじゃねえか。
(紗英)あんたは黙ってて!

そうよ。 急に来て 失礼ね。
おお… そうかよ。

だったら…

これ ばらまくぞ。

(紗英)
「ねえ 撮ってる? 撮ってる?」

「イエーイ! 卍!」

(和也)
今のご時世 バイトテロ動画は

一発アウトだよなあ。

紗英 お前 人生終わりだぞ。

やけにリアルだな。

それに 段取りとは違うような…。

もしもし 丸山です。

セリフが
打ち合わせと違うような…。

えっ!? まだ着いていない!?

じゃあ こいつは!?

(和也)紗英ちゃん。

(紗英)痛い! 離して!

さっさと金出せよ!
(雅子)ちょっと やめなさい!

ああっ…!
(紗英)お母さん!

これ 本当に脅されてるんじゃ…。

えっ!? 光さん 警察に電話!

光の奴
なんで 肝心な時にいないのよ!

こうなったら…。

半年後に保険金が入るんだろ?
だったら 今 金払えよ!

(雅子)キャーッ!

警察 来ました!
(丸山)来たか!

(警察官)「チンピラって お前か?」

えっ?

(男性)「あっ いや…
自分 便利屋ですけど」

(警察官)「通報があったんだよ。
いいから 交番まで来い!」

(男性)「いやいや… ちょっと…!
違う違う違う…!」

(丸山)
ち… 違う! そいつじゃない!

どうして そうなるんだ…。

もう お父さん
助けに行きましょう!

♬~

活力なんでしょ? これ。

勇気出して戦って! お願い!

私の事 好きなんでしょ?
だったら 守って。

君じゃない…。
(萌)えっ?

僕が好きなの 君じゃない。

三田園さんだから。

えっ? いや でも
私の事 じろじろ見てたでしょ!

いや 君の後ろの三田園さんを
見てただけだから。

皆さん
お食事が冷めてしまいますよ。

えっ?

ええ~っ!? そっち!?

(和也)ごちゃごちゃうるせえな。

マジで SNSに動画流すぞ。
おい。 いいのか!?

誰か!
(和也)紗英!

誰か…!
(和也)でかい声出すんじゃねえよ。

(雅子)紗英! 嫌っ…!
ああ… やめて もう…。

待ってろ 紗英!
お父さん 今 行くからな!

(清)「いい加減にしろ!」

紗英に手ぇ上げやがって!
この野郎!

(和也)何? 何よ?
(清)イテテテテ…!

何? 何? 何?
どうした? どうした? えっ?

(和也)「どうした? なあ」

ああっ! 清!
(和也)ハハッ…。

だっせえ兄貴。
ハハッ! ハハッ…!

なんだよ 家政婦…。

♬~

ぎゅ… 牛乳…?

♬~

(飲む音)

(萌)何してるんですか?
三田園さん。

♬~

(清)うおおーっ!

俺が この家の長男だ!

親父は もういないんだ!
俺が この家の大黒柱だ!

♬~

(警察官)すいません!
通報がありまして

便利屋さんとチンピラを
勘違いしてしまいました。

本物のチンピラは どこですか?

チンピラは この男です。

ちょっと 署まで来い!

(警察官)「おい 立て!」
(警察官)「おい!」

お兄ちゃん!
清!

はあ…。
2人が無事でよかった…。

本当によかった…!

(雅子)「清…!」
(紗英)「ごめんね 私のせいで…」

(清)「怖かった…」

(雅子)「清 紗英…!」

というか 三田園さん
今の牛乳は なんですか?

さあ 夕食の準備を。

はあ よかった…。

ハハ…。 出る幕
完全に なくなっちゃいました。

最後まで空気でした。

これから どうするつもりですか?

♬~

いつまでも うつむいてても
仕方ないわ。

せっかく 三田園さんが
作ってくれたんだから

ほら 食べましょう。

すごい! ふわふわだ!

本当だ!

どうやって
こんな ふわふわに?

こちらを使いました。

牛乳パック?

このように
牛乳パックを輪切りにして

セルクルを作ります。

これを使って
レンジでチンしてから

フライパンで焼くと

短い時間で
パンケーキを焼く事ができます。

食感も ふわふわ!

さすが 三田園さん!
理想のメイドさんだ!

(紗英)幸せ~。

痛み入ります。
(紗英)美味しい!

(雅子)「うん 美味しい!」

僕がいなくても
こいつらは もう 大丈夫ですね。

空気は空気らしく
どこかへ消えます。

パンケーキをふわふわにする
一番のコツは

空気です。

空気…?

空気をたくさん含んだメレンゲ
作る事がポイントです。

そのためには

卵白をステンレスのボウルに入れ
冷凍庫で軽く凍らせる事で

粘度が下がり
空気を含みやすくなり

ふわふわに仕上がるのです。

空気が隠し味って事?

空気の大切さに気づけないと

幸せにも
気づけないのかもしれませんね。

♬~

親父のパンケーキは
まずかったよな。

そうね…。

でも どうして あんなに
美味しくなかったのかな?

旦那様のお作りになった
パンケーキには

ホウレン草とピーマンが

すり下ろされて
入っておりました。

(萌)ホウレン草とピーマンって
なんか意味ありましたっけ?

それって…。

ホウレン草は
俺の嫌いなものだ…。

ピーマンは 私の嫌いなもの…。

(萌)あっ… じゃあ 旦那さんは
お子さんたちの健康を考えて

あのパンケーキを
作ってたって事?

「(チャイム)」

丸山さん! 本気なんですか!?

吉村くん!?

(真弓)会社から 丸山さんの私物を
持ってきました。

私物を?

丸山さんから連絡があって。

部長に辞めるって
大口たたいちゃったから

気まずくて
荷物を取りに行けないって…。

お父さん 会社辞めたの?
聞いてないわよ。

あの時の求人誌って…。

ああ…。 いや これは…
お前の仕事を探そうと思って。

はい?
えっ?

あっ これ…。

(清)ずっと前に 家族で
旅行に行った時の写真だ…。

お父さん 持ってたんだ…。

よかったですね。

あら こちらの写真立て
随分 ホコリがかぶってますね。

あら 何か落ちました。

(雅子)通帳?

(紗英)「紗英の留学費用と
清の将来のために

絶対に200万貯めるぞ!!」

あの人 毎月のお小遣いを
ほとんど これに…?

あなただって
もっと小遣いくれって

言ってばかりだったじゃない!

私 全然わかってなかった…。

私たちの事
なんも考えてなかったくせに!

(紗英の声)お父さんの事…。

(すすり泣き)

食べたい…。

お父さんのパンケーキが…
食べたい…。

そうだな…。

(ドアの開く音)

(清)親父!?
(萌)お父さん!?

ど… どうして!?

すまなかった!

全部 嘘だったんだ…。

(清)嘘って
何が嘘だったんだよ?

死んだふりもガンも 全部!

病気も?

すまん!

♬~

(雅子)よかった…。

えっ…?

お父さん 死ななくて
よかった…。

でも… とんでもない嘘を…。

(清)だったらさ

悪いと思ってるなら
作ってくれよ。

親父のパンケーキ。

♬~

よし… わかった。

(すすり泣き)

お父さんに任せろ!

(紗英)お父さん!

(清)親父…。

よかった…。 よかった…。

♬~

大変 大変! これ見て!

「巷で有名
ふわふわパンケーキの喫茶店

「その生地には ホウレン草と
ピーマンが入っており

独特な味わいが若者の間で
話題を呼んでいる」ですって。

「パンケーキが美味しくなる
おまじないとして

メイドが“ふーふー"と
息を吹きかけるサービスも話題」?

隠し味が 空気なんですって。
へえ~!

旦那さんは 会社を辞めて
茶店を開いたんです。

娘さんは メイドとして大活躍。

店長が駄目息子ですけど…。

なんで 息子にだけ
敵意むき出しなの?

(志摩)息子が好きなの
三田園さんだったんですって!

くっ…!
(志摩)ハハハッ!

また ご家族で一緒に写真撮る事
できたんですね。

本当によかった。

ねっ 三田園さん!

フフ…。

死ぬ気になれば
なんでもできる…。

(息を吸う音)

まさか
ふーふーするつもり!?

駄目よ
三田園ちゃんの肺活量だと…!

はあ…。
ああ…。

ハアーッ!

♬~

(真理亜)あれぞ 完璧な妻よね。
(記者)教え子と

不倫してたんですよね!?
(黒部静子)こういうものは

すぐに処分してくださる?
(黒部英雄)完璧すぎて

気味が悪いんだよ。
わたくしに落ち度がありました?

(黒部)助けてくれ!
(萌)事件だ!

一つだけ 方法がございます。
愛されるよりも 愛したい…。