ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛 第6話 和田正人、松尾諭… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

土曜ドラマ9「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」第6話 大井川』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 喜多
  2. 川留
  3. お前
  4. 大井川
  5. 親父
  6. お姫様
  7. ヘヘッ
  8. 観音様
  9. 汁屋
  10. 弥次
  11. バカ
  12. 橋本様
  13. 江戸
  14. 清姫
  15. 輿入
  16. チクショウ
  17. 行列
  18. 大事
  19. 旦那
  20. 道中

f:id:dramalog:20190511215817p:plain

土曜ドラマ9「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」第6話 大井川』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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土曜ドラマ9「やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛」第6話 大井川[字]

姫路藩清姫が消失!?とろろ汁美少年と大井川で捕物帳が始まる!!女好き喜多(和田正人)と弥次(松尾諭)の珍道中を十返舎一九竹中直人)が滑稽本にしていく痛快時代劇

詳細情報
第6話あらすじ
消えた姫君を捜し出し、大井川の危険な川渡りをするお話。喜多(和田正人)と弥次(松尾諭)は鞠子宿のとろろ汁屋に白い着物の美しい娘が入っていくのを目にする。だが、店内には店のオヤジと汚い服装の少年がいるだけだった。一方、岡部宿では姫路藩清姫の姿が消え、捜索が進んでいた。旅籠で弥次喜多は清吉に、大井川を越えるなら連れていってほしいと頼まれるが、大どんでん返しの結末が…。
今週の大福
お夏と喜多が抱き合う場面を、十返舎一九の懐からじっと見つめて 感慨深い目をします。
出演者
 喜多…和田正人
 弥次…松尾諭
 十返舎一九竹中直人
 村田屋…多賀勝一
 案内人/語り…瀧川鯉斗
ゲスト
 お夏…八木優希
 鷹原源内…喜多村緑郎
 おふさ…川村ゆきえ
 伊能忠敬…蟷螂 襲
 門司虎之介…多々能 斉
 橋本亥之助…川口 透
 辰五郎…加藤重樹
原作脚本
【原案】十返舎一九東海道中膝栗毛

【脚本】池田政之、ふじもり夏香
監督・演出
 六車雅宣
音楽
【主題歌】「Bon Voyage」ドレスコーズ

【音楽】濱田貴司
関連情報
【番組公式ホームページ】
www.bs-tvtokyo.co.jp/yajikita/

 

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え~
お調子者の弥次さん 喜多さんの

相も変わらぬ2人旅。

東海道でも ひときわ小さな宿場

丸子の宿へとやってまいりました。

ここの名物はってえと
かの有名な松尾芭蕉が…。

と… 詠まれました。

とろろ汁 そう あの
とろろ汁でございますよ…。

おう あったあった
名物とろろ汁。

なんだか さえねえ店だな。
それに なんだか きたねえよ。

もう少し行きゃ もっとあんだろ。
そうだな よし ここはなし!

小野小町…。
観音様?

ここにしよう!
はい!

いらっしゃいませ。
観音様! 観音様!

親父 とろろ汁2つくんねえ。
へい。

親父 今しがた 女が一人
入ってきたろ。

女ですか?
おう。

はて?

お客さん?
ああ。

おい 小僧 この店に
いい女が入ってきたろ?

白い着物の むしゃぶりつきたく
なるような女だ。

知らないね。 あっ でも
ちょいと小遣いくれたら

思い出すかもよ。
おうおう おうおう 言うねぇ。

じゃ 思い出してもらおうか。
おめぇ そんな いいよ 半分で。

バ~カ!
えっ!?

毎度。 白いおべべのいい女
確かに入ってきたよ。

おう それで?
腹が減って思い出せねえや。

しっかりしてやがんな…。 親父。

ああ お待ちを。

おいおい! お前 親父 お前

それ 芋 洗ってねえじゃねえか!

ああ ああ…
こんな 土がいっぱい入って。

お前 それでも
とろろ汁屋か!?

えっ?
えっ?

おっと!
うわぁ ちょっと!

バカ! お前 何しやがんだよ!
余計なこと言うからさ。

黙って待ってりゃいいんだよ。
あん?

もったいない もったいない。
もったいないじゃねえ おめぇ

これ食わす気かよ バカ野郎 お前。
うるせえ!

痛! バカ野郎! このガキ お前。

あっ…。

ざまあみろ!

うわっ。
オエッ! オエッ!

ワハハハ! ざまあみやがれ!

ウェ… チクショウ!

ああ~!

「白いおべべのお姉ちゃん」

どういうこった?

喜多さん…。

うわぁ! バカ! 近寄るな!

やられた~!
もうやだ。

やれたよ~。

いやぁ ひでえ目に遭った。

ったく 一張羅を
とろろまみれにしやがってよ。

浮かんだ。
あ?

どうだい?
夫婦どころか

女もいなかったじゃねえかよ。
狂歌って そういうもんなの。

にしても 女はどこ行きやが…。

生きててよかった。

観音様だ~!
何? どこ? どこどこどこ?

どこ? なんだよ どこにも
いねえじゃねえかよ 喜多さ…。

いたのか? いたんだな?

いたんだな!? クッソ~!

はっはっは まだまだ若えな。

あぁ… やっと止まった。

血の気が多いんだよ
喜多さんは。

さて 今日は
どこに泊まろうかね。

ん? ふ~ん やんごとなき
お姫様がお泊まりだとよ。

清姫様か… 一度でいいから

お姿拝んでみてえもんだ。

よし 弥次さん!
宿は ここで決まりだ!

は~い。
よし!

おいおいおい いいじゃねえか
ちょっとくらいよ。

あっ!

ずいぶん殺気立ってやがるな。
ああ。

(3人)キャ~!

触るな! 寄るな!

年増に用はねえ!
触んじゃねえ!

うるせえ!

よっ!
や~っ! しつけえババアだな!

兄さんたち奇遇だね。
鞠子のとろろ小僧!

なんだ 銭払えって
追っかけてきたのか?

違うよ 謝りに来たのさ。

ほう そいつは
見上げた心がけだな。

とろろまみれにして
すまなかったね。
ヘッ!

で 兄さん方は
どこ行くつもりなんだい?

あ? お伊勢さんまで
行こうかと思ってよ。

大井川越えるんだったら
おいらと一緒だ。

連れてってくれねえかい?
おめぇを?

ダメ ダメ ダメ おめぇみたいな
ガキ連れてったら

女が寄りつかねえだろ。 おめぇは
とろろでも売ってな。

そんなこと言っていいのかい?
あ?

フン せっかく兄さんたちが捜してた
女の居場所を教えてやろうと

思ったのに。
よし 一緒に行こう ヘヘヘ。

さすが兄さん 話がわかるぜ。

旅は道連れって言うもんな ヘヘッ。
うるせえ!

お前は信用できねえ!
あたっ!

いった!あっ あっ あ~!

あ~! あ~! あ~!

行こうよ 喜多さん。
おう 行こう 行こう! ヘヘッ!

御家老様 これを。

おお まさに 姫のお召し物。
これをどこで?

鞠子宿の
とろろ汁屋でございます。

声が大きい。 姫は?

おりませんでした。

まさか 鞠子の宿に
いらっしゃるとは…。

だが まずは ひと安心。

江戸表へお連れする
姫君がおらぬでは

改易すらありえるのだからな。

とろろ汁屋に…
怪しい男がいたのですが。

ん? おぬし!

待て!

あっ おのれ!

うわっ! 痛い!

痛い!

捕らえようとしたところ
逃げられました。

とてつもなく足の速いヤツで

並の者とは思えませぬ。

当家と関わりのある者か?
日の本測量の旅をしている

三郎右衛門という浪人者で

この本陣に 当家の客人として
招いていたようです。

その男が手引きしていたのか?
おそらく。

まずは 大井川の川留めを手配し

逃げ道を塞ぎました。
うむ。

仲間がおるということは
姫も姿を変えておりましょう。

よし 大井川までの街道筋に
もれなく目を配り

怪しき者をひっくくれ!
はっ。

連れの者の生死は問わぬ。

必ず見つけ出せ。

くれぐれも
表沙汰にしてはならぬぞ。

万事 この鷹原源内に
お任せくだされ。

おいおい… 岡部の宿
抜けちまうぜ。

いったい どこにいるんだよ?
白いおべべのお姉ちゃんはよ。

いやいや この宿じゃねえんだ。
大井川の手前まで行かねえと。

ウソだろ? 日が暮れちまうぜ。
だから早く行かねえと… 行くぜ。

おう おめぇ
親父さんは どうすんだよ?

ほったらかしといていいのかい?
いや あれは親父じゃねえんだ。

えっ そうなのか。 なら誰だ?

おせっかいな旅の親父さ。
なんだ? それ。

おいらは とにかく
大井川を越えてえのさ。

チクショウ あのクソガキ。
宿に着いたら みてやがれ。

あっ 痛!
もう~ やってらんねえ!

おい 茶くれ!
へい。

あっ!

いらっしゃいませ…。
藩の大事ゆえ

このことは ご内密に願いたい。

若い娘を連れた 怪しげなる者が
ここを通らなんだか?

これは
誰にも もらしてはならぬぞ!

道中で行列を抜けて

我が藩の姫が
ゆくえをくらましたのじゃ。

礼は はずむゆえ

見つけたならば
すぐに本陣まで知らせてくれい!

へ… へい。
姫探しか。

お礼もたんまり。
こりゃたまんねえや!

(鷹原)くれぐれも
人に話すでないぞ!
へい。

もし お武家様。
ん?

ずいぶんと
お困りのようすでございますね。

あっしは 街道筋を股にかける
飛脚の元締め

江戸の黒子こと
栃面屋 弥次郎兵衛と申します。

人探しはお手の物。

お力になれると
思うんでございますがね。

おお 渡りに船とは このことじゃ。

ぜひ 頼みたいことが。

藩の大事ゆえ このことは
内密に願いたいのだが…。

ここでは
誰が聞いてるか わかりません。

道中のつれづれに あっしにだけ
お聞かせくださいまし。

(ざわめき)

どうして渡れねえんですか。

ああ 橋本様。

こう何日も 川留めが続きますと

人足たちの稼ぎも
あがったりで…。

ひょっとすると 暴れだす者も
出てくるかもしれません。

そこをおさえるのが

そのほうの役目であろう。
ええ まあ…。

これは 恩を売っておきたい
ある藩からの要望だ。

事がすめば
渡し賃を3割増しにしてやろう。

ええっ! 3割もですか!?

わかりました。

ところで 橋本様

一体 なにゆえの
川留めでございましょうか。

誰にももらさぬか?
へえ もちろん。

実は 輿入れで
江戸に向かうお姫様が消えたのだ。

ええ!? お姫様が!

もし 見つけることができたら

更に 恩を売ることができる。

ならば 遊んでる川人足
動かしましょうか?

やってくれるか!
へえ!

この辰五郎にお任せください!

ただし その暁には

渡し賃は 5割増しってことで!

おぬしも悪よのう。
はははは!

橋本様ほどではございません!

(笑い声)

そうそう そうそう そんな感じだ。

目は!
うわっ!

もっとクリッとして。
目がクリッと はい。

口は!
ああ…。 えっ?

もうちょい おちょぼ口…。

旦那 わかったから もうちょい
むこうに行ってくんなよ。

こんな感じですかい?
おお!

そっくりじゃ!
うわ…。

ん? コイツ
どっかで見たような…。

あ~!

とろろ!
とろろ!?
とろろ…。

なんじゃ…
なんじゃ とろろとは!?

あれだよ 山芋すったやつだよ!

くまなく探してこい こら!
(一同)へい!

なんだって? 川留め?
ああ そういうこった。

いや だって 雨も降ってねえし
川も浅いじゃねえか。

渡れるだろう。
なんで 川留めなんだよ!

誰にも言わねえか?
ああ 言わねえ。

実はな 輿入れで

江戸に向かうお姫様が
消えちまってな。

そいつをのがさねえための
川留めってわけさ。

あきらめな。

おい 清吉
まずは 観音様の居所だろ?

ああ もう。 で 川留めは
いつ解けるんだよ。

さてなぁ。

そのお姫様とやらに
聞いてみたらどうだい?

へへへ…。

おいおい おいおい おい!

(ため息)

チクショウ! こうなりゃ
自分で 川 渡ってやる!

おい! 何やってんだ!

そんなことされたら
俺たちの商いは上がったりだ!

さあ 来い! おい。

お前なんかに
用はないんだよ 離せ!

かましいわ こら!

あっ 姫だ!
ええ!? どこだ…。

う…。

ははは… なめんじゃねえ!

おい…。

あれ?

うっ…。

おい こら…。

馬鹿野郎。 川破りなんかしたら
大変なことになるぞ!

放っといてくれよ。

人足たちが押し寄せてくる。
来い!

あ…。

あのガキ…。

女かよ。

泣くんじゃねえよ。 男だろ。

どうして おめぇ

そうまでして
大井川を渡りてえんだ?

言いたくねえのか。

なら いいさ。

言いたくねえことの1つや2つ
誰にだってあらあ。

喜多さん…。
いいってことよ。

ところで おめぇ

女 抱いたことあるかい?

よし! 今日は おめぇに
筆おろしってやつをさせてやるよ。

今日から おめぇも
一人前の男の仲間入りだ。

へへっ ほら 行こうぜ!

いや おいらはいい…。
男は 最初が肝心!

とびっきりの上玉
あてがってやっからよ。

おいらに任しときな。
いや ちょっと 本当に…。

いいから照れるな 照れるな!

ほら 筆おろしだ!
張り切っていこうぜ!

はぁ… 橋本様。

これでございました。 へへ…。

なるほど これであったか。

間違いない! そいつが姫じゃ。

必ず捕らえよ!
へい!

お任せくだせえ!

川留めか。

ってことは 喜多さんは
島田の宿にいるってことだな。

喜多さんが
行きそうなところと言えば…。

あっ あそこだ。

ねえ 知ってるかい?

やんごとなきお姫様が

この界隈で
逃げ回ってるんだってさ。

へぇ そうなのかい。

あたいが
そのお姫様だったらどうする?

え!?

ウソだよ。

玉の輿がいやな女なんて
気が知れないよ。

ほ… 本当だね。

さあ そんなところにいないで
こっちに来なよ。

いや あの… おいらはいいです。

おかしな人だねぇ。

もしかして 初めてかい?

まあ そんなような…。

ふふ…。 そうなの。

あたしゃ初物が好きでねぇ。

ゆっくりと
教えてあげようか?

いや… あの また今度でいいです。

ほら 捕まえた!

いいのよ。
お姉さんの言うとおりに

じっとしていれば

極楽浄土へ まっしぐらさ。

あ…。
あら?

あの そういうわけなんで
すみません。

ふ~ん そうなの。

でも あたいも これで
おまんまいただいてるもんでねぇ。

お足を頂戴した以上

やることはやらないと
おさまらないのさ。

ほら じっとしてね。
ちょっと!?

ちょっと! うわ~!

そんなによかったか!
く~! うらやましいぜ!

やっぱり 初めてはいいんだよな。

俺も よく覚えてるぜ。

実はよ
ほかにも いい店探しといたんだ。

若ぇんだしよ
もういっちょ行ってみようぜ!

いや もういいよ…。
いいからよ…。

ここしかねえと思ったぜ!

確かに姫君。

おい…。 おい!

うわ~!
うわっ あぶねえ!

問答無用!

貴様のそっ首 貰い受ける。
はあ!?

や~!
うわっ… あぶねえ! バカ!

ご無事でしたか?

いろいろ ご無礼申し上げたこと
平にお許しを。

何 言ってんだ お前。

私にはわかっております。 姫。

これからは
私が姫をお守り申し上げます。

ささ 参りましょう。
うん。 では あっちへ。

はっ。

あっ! あ…。

あ あ…。

姫… 姫!

あ…。

うわっ…。

なんなんだ いったい!
うわっ…。

まあ さっきの兄さん。
どうしたのさ。

へへ…。 あいつが
あんまりいいって言うからよ。

なんですよ。

そんな危なっかしいもの
振り回して。

振り回すなら
もっと別のものにしなさいまし。

男が一人
ここに入ってきたであろう。

ここに入ってくるのは
いつも男一人で ございますよ。

おのれ どこへ行きおったか。

あっ…。
なんだ?

遊んでいかないんですか?
武家様。

まっ また今度な。

ヘヘッ。
旦那。

こんなときに
そんなことしちゃって

だめですよ。

こんなときだから
いいんじゃねえか ヘヘヘ。

旦那の お連れさんって
ずいぶんと かわいい方でしたね。

男の格好なんかさせちゃって
いいご趣味ね。

えっ? 男の格好?

もしかして
俺が見ちまったってのは

やんごとなき姫の… ナニ?

筆舌に尽くしがたい。 いやん。

(笑い声)

見つけたぜ。
また お前かよ。

チクショウ!
おい 捕らえろ!

追え!

うわっ! なんだテメエ…。

こら お前 ジャマだ!

待てコラ!

えい!
待て コラ!

待て!

(笑い声)

ざまあみやがれ!

見つけた…。

(叫び声)

ああ いてぇ!

いてぇ!

あらよっと。 ハイハイ…。
こっちに お座りになってな。

やめろ!
旦那 捕らえましたぜ!

はいはい
おとなしくしなさいよと。

ご苦労。
ずいぶん手こずらせおったわい。

ヘヘッ じゃあ お礼のほうは
よろしくねと。

うん お礼は これじゃ!

うわっ!

人のこと さんざん使っておいて
卑怯だぞ!

藩の大事じゃ。 悪く思うな。

おやおや どっかで見た
バカ面だな。

おっ 待てい!
喜多さん!

クソッ 追え 追うんだ!

おめぇは ここで くたばってろ!

喜多さん… 喜多さん!

喜多さん ありがとう!

清吉 おめぇ 女なんだってな。

わからねえことだらけだ。

なんで おめぇは
男の格好してるんだい?

なんで みんな
おめぇのこと 狙うんだい?

教えちゃあくれねえか?

喜多さん。

男だろうが 女だろうが

俺は おめぇのことが
好きだからさ。

力になりてえんだよ。

はい。 喜多さんを信じます。

私は西国から ここまで

輿入れ行列で
連れてこられたんです。

岡部の宿に泊まってた
あの行列のことかい?

はい。
ってことは…。

逃げた お姫様!?

藩と幕府のつながりを
より強くするため

さる高貴なお方に
嫁ぎにまいりました。

ハァ そりゃ かわいそうに。

好きでもねえ相手と か…。

それじゃあ
貢ぎ物と一緒じゃねえか。

そうです。 私は貢ぎ物として
江戸に向かう途中だったんです。

でも 道中 私を逃がそうと

手引きしてくださる方が
おりました。

鷹原という男
よく しゃべりますな。

私の部屋からも 丸聞こえで。

あなたの ご事情は
よ~く わかりました。

行きたいところへ 行けぬつらさ

私も あちこち飛び回っておるので
ようわかる。

裏木戸を開けておきます。
そこから逃げなさい。

(三郎右衛門)鞠子の とろろ汁屋で
落ち合いましょう。

小野小町…。
観音様?

酔狂なヤツが いたもんだな。

それで
とろろ汁屋に化けてたのか。

はい。 まずは とろろ汁屋で

追っ手を
やり過ごすつもりでしたが

喜多さんたちと
とろろまみれになっている間に

藩の者に かぎつけられて…。

おぬし…。

待て!

おのれ!

うわっ! 痛い!

私といたら危ない。

さっきの2人についていって
大井川を越えなさい。

あなたなら できる!

そして 私たちは
離れ離れになってしまいました。

三郎石衛門様は 私に

大井川を越えて
ふるさとに戻り

末を誓った男に 嫁げばいいと
おっしゃってくださいました。

ん? つまり おめぇは…。

そうです 私は
清姫様では ありません。

清姫様に仕立てられた
替え玉なんです。

替え玉!?
さっぱり訳がわからねえ。

本物の清姫様は ご病弱のため
国元で療養をしております。

そこに降って湧いたような
江戸表からの婚礼話。

藩としては 幕府との つながりが
どうしても欲しくて

顔が似ている私を
清姫様に仕立て上げ

嫁がせようと していたのです。

とてつもねえ
悪だくみだったわけだ。

私は ただの商家の娘です。

婚礼間近に 突然連れ去られ
貢ぎ物に。

泣くな。
おめぇは貢ぎ物なんかじゃねえ。

おいらに任せとけ。

おめぇを必ず 好きな男のところに
帰してやるからよ。

喜多さん。

ん? ってことは
今回は ご褒美 お預けか。

ガキ相手に何言ってんだよ。

いい話が台なしだぜ。

うるせえんだよ 悪の手先が。

金に目がくらんじまって
恥ずかしい。

俺にも一肌脱がせてくれ
このとおり!

うん 頼りにしてるよ。

珍しく仏心なんて出しやがって。

似合わねえなぁ よし!

ここは 俺様も
一肌脱いでやろうじゃねえか。

はっはっは…。

まかり通るぞ。
はっ。

頼もう!

(辰五郎)へい!

あぁ これはこれは
何用でございましょうか。

拙者は姫路藩
弥次原栃兵衛と申す。

橋本殿に取り次いでいただきたい。

まさか… これの件で
ございませんよね?

これとは何じゃ。
いえ こちらのことでございます。

少々 お待ちくださいませ。

橋本様!

弥次さん うまくやってるかね。

喜多さん。
なんだい?

私 夏っていうんです。

お夏か いい名じゃねえか。

喜多さんには知っててほしくて。

お待たせ 行こ。

おう…。

して ご用件とは?
お騒がせしておりましたが

川留めは 解いていただいて
結構でござる。

なんと では
お姫様は見つかりましたか?

うむ 鷹原より いずれ手厚く

お礼をさせていただきたい
とのことでござる。

おぉ それはそれは。

辰五郎 川留めを解くのじゃ。

へぇ それでは5割増しで
よろしいですね?

3割じゃ。
へ~い。

川留めを解いてはならぬ!

こやつは 姫君を
さらったやつらの一味じゃ。

なんと!
なんだ この野郎!

わぁ 痛い痛い…。

わ~!

バレちまったらしかたねえ。

三十六計 逃げるにしかず。

まだ手引きする者があったとはな。

橋本殿!
は はい。

こやつら大井川を渡りたいそうだ。

ならば 渡してやろうではないか
なぁ!

川留めが解けたぞ!

川留めが解けたぞ!

弥次さん やりやがったな。 ヘヘッ。

お夏ちゃん さぁ 行こう。
はい。

そこまでだ。

や 弥次さん。

姫 さぁ 戻りましょう。

私は 夏です。

お前に 名前などはない!
お前は 黙ってかごに乗ってろ!

こいつの命を助けたいんだろ?

やいやいやいやい
黙って聞いてりゃ

この すっとこどっこいが!

てめえが この騒動の黒幕か。

観念するのはそっちのほうだ。

こちとらな ご公儀に姫様は
替え玉でございと訴え出りゃ

てめえらの首が どんだけ飛ぶのか
わかってやがんのか おう!?

そこまで知っておるのか。

やはり ここで
口を封じねばなるまい。

喜多さん こいつ強えぞ
気をつけろ。

そんなこと
ビンビン伝わってきてるってえの。

わぁっ。

お夏。

貴様らのような虫けらごときに
邪魔されてたまるか。

一寸の虫にも五分の魂ってね。

よ~!

バ バカな。

まだまだ。
やめい!

ご家老!

このようなところで
足止めを食っている暇はない。

なれど。
心配は無用 姫は無事戻られた。

輿入れの行列は
江戸へ向かって出立したのじゃ。

な なれど どのようにして。

しょせんは替え玉。

代わりを作れば
すべて ことは収まる。

しかし その替え玉をどこで?

面倒をかけた
この輿入れは すべてこともなし。

それで 手を打ってはもらえぬか。

その代わりの娘 貢ぎ物になって
幸せになれるのかい?

なれる。
なんで そう言いきれるんだ。

おぬしは貢ぎ物というが

それを 玉の輿と考える女も
おるということよ。

玉の輿が 嫌な女なんて
気が知れないね。

そんな娘がいることを
教えてくれた者がおったのだ。

お侍様の考えることは
よくわからねえ。

好きにするがいいぜ。

このことは 藩の大事
くれぐれも内密に願いたい!

おめぇが言うから
内密になんねえんだよ!

うるせえよ。

喜多さん 私 どうしたら。

おめぇは 何も考えるな。

ふるさとに帰って
惚れた男の腕に…。

喜多さん!

おいおい 俺じゃねえって。

バカだな~。

なんでもいいから
早くほどいてくれよ あ~!

これで 八方丸く収まった。

滑稽 滑稽。

あっ? あぁ…。

あっちこっちに血の跡が…。

まさか 先生の身に
何かよからぬことが…。

ありがとう 喜多さん。

幸せにな お夏ちゃん!

いろいろなこと忘れないよ!

筆おろしのことも。

筆おろし?
お前 何やってんだよ。

あ いや… 達者でな!

川越え川越えと 気楽に言ってたが
この流れには目がくらむな。

とろろ食うつもりが

とんでもねえことに
なっちまったな。

(2人)あっ とろろ親父!

お夏を救ってくれたんだってな
礼を言うぞ。

あんた 何者だよ。

わしは 伊能三郎右衛門忠敬。

日の本測量の旅の最中でな。

道中 わしとしたことが
つい 仏心を。

巻き添えを
食わせてしまったようだな。

すまんすまん。

どうせ化けるなら とろろ汁くらい
作れるようになんな。

肝に銘じよう ではな。

なんだ? 日の本測量って。

お~。 ヘヘッ。

よっ。 アハハハ。

< と… とんだ
お姫様騒動に巻き込まれまして

大井川を 命からがら
渡ることができました

弥次さんと喜多さん。

日本地図を作る
大事業をなし遂げる旅と

太平楽のお気楽道中が

ほんの一時 重なり合った
瞬間でございました>