ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

おしい刑事 第1話 風間俊介、犬飼貴丈、石川恋、鶴見辰吾… ドラマの原作・キャスト・音楽など…

『ドラマ おしい刑事[新]<全4回>(1)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 佑三
  2. 乃木
  3. 部屋
  4. 押井
  5. 警報音
  6. 憲一
  7. 犯人
  8. 火事
  9. ビビビ
  10. 事件
  11. 親父
  12. 観葉植物
  13. 亮二
  14. スロープ
  15. バイク
  16. 現場
  17. 失敗
  18. 童貞
  19. ボールペン
  20. 横出

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『ドラマ おしい刑事[新]<全4回>(1)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ドラマ おしい刑事[新]<全4回>(1)[字]

推理力抜群なのに最後で事態が大逆転!手柄をあと一歩で逃す押井(おしい)刑事=風間俊介。出世知らず彼女おらず、そんな彼の残念な活躍を描くコメディー刑事ドラマ開幕!

詳細情報
番組内容
不祥事続きの宇戸橋署に検挙率100%の伝説の刑事・押井敬史が異動してくる。押井が向かった先は、音楽レーベル社長宅で跡取りの三男が焼死体として発見された現場。事故として処理しようとする警察だったが、押井は現場の状況から殺人事件だと判断して捜査を開始する。並外れた推理力で次々と証拠を見つけ犯人を追い込むが…最後に事件が大逆転!出世知らず、彼女おらず、とことん“惜しい”押井刑事は事件を解決できるのか!?
出演者
【出演】風間俊介,犬飼貴丈,石川恋,鶴見辰吾板尾創路佐野史郎
原作・脚本
【原作】藤崎翔,【脚本】宇田学
音楽
【音楽】田渕夏海

 

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(テレビ・舘市)
「改めてお詫びを申し上げます。

まことに申し訳ございませんでした」。

20日間以上にわたって勾留していた…」。
ラーメン お待たせしました。

「昨日も宇戸橋警察署では

警察官による盗撮事件が起き

舘市 護署長らが
謝罪会見を行ったばかりでした。 また…」。

昨今の度重なる不祥事 我々は
カブトの緒を締め直して任務に当たり

市民の信頼を回復しなければならない!

そのためには
検挙率を上げることが必須である!

ねっ! な~に黙ってんの!? 君たちには
危機感っていうものがないのか!

おい… あいつを提案してみるか。
えっ? 無理でしょう。

あ~っちいよ! 沸かし過ぎだ!
はあ?

ったく!

何なんだ? 今の態度は!

昨今は パワハラもあり みんな強気です。
全く!

署長。 先ほどの件なんですが

実は 妙案がございまして…。
ん?

ここで彼が いなくなったんですね?

君が最後に彼を見たのは いつですか?

私が最後に見たのは

昼食に行こうと席を立った時です。
その時 彼は どこに?

このファイルの辺りです。

もしかして…。

あの~…。
ちょっとお待ち下さい。

今 失踪者の行方を捜しています。
失踪者?

ええ。

ボールペンさんです。
えっ?

♬~

[ 回想 ]
飯 行ってきま~す。
俺も行きます!

発見!

君が捜していたのは これだね?
はい。 でも どうして?

実に初歩的だよ。 君がボールペンさんを

このファイルの上に置いて
立ち上がったあと

ファイルから転がり落ちた
ボールペンさんは

椅子の上に落ちて跳ねた後
ゴミ箱の角に当たった。

あなたが席を立ってから 5秒後に

僕は 高い音を耳にした。

それは この鉄製のゴミ箱に
ボールペンさんが当たった音だったんだ!

そこに君だ! 一緒に昼食に行こうと
後を追った君が 立ち上がった時に

ボールペンさんは 椅子にはじかれ

あの机の下に潜り込んだんだ。

彼を二度と… 手放しちゃダメですよ。

ありがとうございました。
何分 待たせんだよ!

あっ…。 あっ すいません。
忘れてました。 はあ? もういいよ!

あっ ちょっと…! ちょっ…。

押井。 ちょっと来い。 話がある。
はい。

押井。
はい。

申し訳ないが ここは今日で最後だ。
えっ? クビですか!?

あっ いえ 違うんです! さっきの
市民の方を無視してしまったのは

失踪者の捜索をしていたんです。
失踪者?

ええ。 ボールペンさんが消えたんです。

はい。 はい。
お前に辞令が出た。

宇戸橋警察署 刑事課強行犯捜査係。
明日から現場だ。

現場復帰…?

宇戸橋署の署長が じきじきに
警視総監にお願いしに来たそうだ。

一回 思いっきり
殴ってもらっていいですか?

はい。 はい。
問題になるから録音させてくれ。

みんなも動画撮って。

殴るぞ~。 準備 いいかな?

もう一回 言ってくれ。

一回 思いっきり
殴ってもらっていいですか?

(殴る音)
おい~! うお~っ!

本当に殴るんだ?
しかも思いっきり そんな…。

夢じゃない。 夢じゃな~い!

♬~

伝説のあの男が ついに…

今日 この強行犯捜査係に
配属になったぞ!

(一同)おお~!
(拍手)

(横出)伝説?
今日来る押井さんってのはな

関わった事件は全て解決してるそうだ。
なんと検挙率 100%。

それで盛り上がってんすか?
バカ野郎!

そんな人が ここに来た
ってことはだな…。

俺たちも一緒に
事件解決したってことになるだろ?

ってことは それは 俺たちの功績にもなり
昇進に近づくってことさ!

へえ~。 ダメだ。 こいつ 昇進とか
そういうの興味ないからな。

横出! 昇進は男のロマンだぞ!
へえ~。

失礼します。

えっ 誰?
本日付けで

こちらの強行犯捜査係に配属になった
押井です。 よろしくお願いします。

(一同)おお~!
(拍手)

押井君。
はい。

係長の伊多田だ。 よろしくね。

媚び売り過ぎっしょ。
よろしくお願いします。 押井です。

頭 どうかされたんですか?
これか? はい。

春一番だよ。
春一番

おととい 都内で すごい風が吹いただろ?
あれで看板が飛んできて。

カ~ン! だよ。
キラー・カーン!

ハハハハハ…!
(2人)ハハハ…!

ああ それで思い出した。

横出。 柊木町の火災
聞き込みに行ってきてくれ。

えっ? 実況見分 終わってるっしょ。
金持ちの家だからな。 一応だよ 一応。

どうせ 事故 事故。

ちょっと聞き込みして
報告書 書いてくれりゃいいから。

はあ~。

あっ これ 僕行きます。

いいんだよ。 君には もっと大きな事件を。
ねっ!

いやいや… いい…。 おい お前
横出 行ってこい お前も。

改めまして 押井です。 よろしく。
すいません 男の人と握手するの嫌なんで。

今どきの子…。

本庁にいたんすよね? 捜査1課っすか?
いい天気だ。 横溝君。

横出です。
横出君。

おす。
(灰田)お疲れさまです。

前見ないと。

彼女は?
ああ 同じ部署の灰田絵奈っすよ。

バイリンガルで うちでは主に

外国人犯罪を担当してます。

灰田さんかあ…。

何 笑ってんすか? 笑ってないよ。
おいっ おいおいおい!

おいっ…。 おいっ!? 「おいっ」て何?

立派な家だなあ。

日本有数の音楽レーベルの
社長のうちっすからね。

へえ~。 あのさ 火事が起きたようには

見えないんだけど?
燃えたのは3階の1室なんで。

1室だけ?
はい。

当たり前に渡したね。
当たり前に受け取っちゃったよ。

被害者は 久松会長の息子の
久松佑三って男っす。

わあ~ すごいアフロ。

3年前に 音楽レーベルの社長を
父親から引き継いでるんすよ。

結構 有名っすよ。

出火原因は?

社長のかたわら
バンドのボーカルもやってたみたいで

ライブで行う 口から火をふく
パフォーマンスを練習中に

失敗して 火事を起こしたそうっす。
アホっすね。

あのさ 被害者に
そういう言い方はよくないなあ。

あと何だ? その「何とかっす 何とかっす」
って 気になるんだよね。

このダサいコートも何っすか?
気になるんすよね。

ああ また言った。 っていうかさ これは
「シャーロック・ホームズ」のコートで

見れば それは…。 え~…。

土足で いいっすよ。

先に言えよ。

♬~

(せきこみ)

はあ~。
部屋はスタジオにもなっていたのか…。

部屋全体がシェルターのようになっていた
おかげで 全焼を免れたってわけか…。

ハッ ハハハッ!

確かに 返しも少ない。
かなりの防音だな…。

(大声で)現場に! 戻ってきたぞ~!

現場に 現場に? 現場に 現場に!

下 行っときますね。
聞いてた?

フッ。

♬~

(憲一)何なんだ?
あの名探偵みたいなやつは。

この度は ご愁傷さまでした。

実況見分は終わりましたよね?
まだ 何か?

もう一度 出火当時のお話を
お聞きしたくて。

前に話したこと以外
もう何も話すことないっすよ。

本当に事故だったのか?

確認のため もう一度お願いします。

観葉植物が多いですね。
(憲一)親父の趣味ですよ。

あの方たちは?
(憲一)ああ。 父の豊と

家政婦の戸川 桜です。

♬~

なんて かわいいんだ!
ん?

んっ? えっ?
えっ?

あ~ あのぶっとい木。
(3人)ぶっとい木?

ぶっとい木が かわいいって
どういうことっすか?

木は ぶっとい方が… かわいい!
はあ?

どうした どうした? どうした?

お父様 足が悪いんですか?
ああ 脳梗塞ですよ。

右半身まひの上
言葉も不自由になって。

最近じゃあ 認知症の症状もひどくなって
佑三が死んだことも分かってるかどうか。

それにしても まるまると太られてる。
ん?

ああ すいません。
心の中で言ったつもりだったんですが…。

思い切り言ってましたよ。
ハハハハ。 いいんですよ。

私たち家族も 思ってたことですから。
病気を患ったってのに食ってばっかりで。

玄関のスロープも
親父のために作り替えたけど

あの重さじゃ 押すのも一苦労だよな。
(憲一)ああ。

火災発生時の状況を
教えて頂いてもいいですか?

ああ。 確か時間は 11時過ぎ。

私たち夫婦は 2階の寝室で寝ていました。
すると…。

≪(男性)火事だ!
(憲一)
「火事だ!」という声が聞こえてきて…。

飛び起きたんです。
そして 突風が窓を揺らして…。

(爆発したような音)
(憲一)「ドンッ!」と

何かが爆発したような音がしたんです。
そのあと 火災警報器の音が鳴り響いて…。

(警報音)
(憲一)廊下で 亮二と出会い…。

すると 3階から…。
≪(男性)こっちだ!

亮二 由利恵。 親父を外へ連れてけ。
分かった!

(警報音)

≪失敗した! 助けてくれ~!
佑三!

佑三!
(乃木)熱っ… あっつっ!

乃木さん!
佑三が… 佑三が! ドア開けろ!

ちょっと待って下さい。
その乃木さんっていうのは 誰ですか?

ふだんは ライブハウスの
経営をしていて

あの日 佑三さんの収録を
手伝ってたんです。

なるほど。 続きをどうぞ。

(乃木)佑三!
佑三!

乃木さん もう無理だ! 逃げるぞ!

佑三!
諦めろ! 佑三!

乃木さんもスタジオの中にいたんですか?
いえ。 「別の部屋で寝てたら

佑三の悲鳴のような声が聞こえた」って
言ってました。

悲鳴ね…。

あなたは どこにいましたか?
俺は 自分の部屋でテレビを見てる時に

警報音を聞いて 廊下に飛び出したんだ。

そこで兄貴たちと会って
指示どおり 親父の部屋に向かった。

あれ? えっ?
(亮二)だけど 親父は

家政婦の桜が もう外に逃がしてたんだよ。

あの 東屋の辺りです。

♬~

何 ボ~ッとしてんすか?
あっ かわいい。 あっ 違う。

状況は分かりました。

佑三さんは 誰かと
もめたりしていませんでしたか?

佑三のこと よく思ってないやつなんて
山ほどいるよ。

例えば 俺とか 兄貴とか。
(憲一)亮二。

親父は 俺たちより
佑三の方をかわいがってた。

だから家業も 俺たちじゃなくて
佑三に継がせたんだ。

それを知ってか知らずか あのバカ
勝手なことばっかしやがって。

亮二。

もういいでしょう。 お引き取り下さい。
分かりました。

あと 家政婦の方にもお話をと
思いましたが どちらに行かれました?

散歩に連れて出たんですかね?

ほら あっちも見て下さい。
きれいな桜だ。 ねえ?

火災が起きた時の状況を教えて下さい。

どこに話しかけてんすか?
桜さんだよ!

それ 木っすよ。
分かってるよ!

状況 覚えてますか?

「火事だ!」という声は聞こえて
警報器が鳴ったんで

旦那様を守るために
すぐに逃げました。

どこから?
(桜)玄関のスロープを使ってです。

そして そのまま庭まで下りました。

豊さんは 何か覚えてますか?

旦那様は 何も覚えてないと思います。
ああ でも一応。 豊さんは…。

許さん! ああっ! 何!? 何!?
絶対に許さん!

発作っすかね?
僕が発作起きそうだったよ!

こうすると 少し落ち着くみたいで。

僕も落ち着かせてもらえませんか?
えっ?

こら。
ハッ。

豊さんは 何を許せないんでしょうか?
会社のことだと思います。

佑三さんは数年前から
海外のレーベルと統合し

経営権を委ねる契約に
踏み切ろうとしてました。

そのことに旦那様も反対してましたので。

火事が起きた時
3階の部屋で仮眠してましたよ。

そしたら あいつの声が聞こえて。

防音なのに
なぜ声が聞こえたんでしょうか?

収録してたから マイクで思いっきり
叫んだんじゃないかな?

そうすれば 少しぐらい声は漏れるから。
なるほど。

ライブで火をふくパフォーマンス
ミスったことあるんすか?

いや… どうだろう?

ありますよ。 何度か リハーサル中に。
そうなのか。

髪の毛に火がついたりして
「失敗した!」って よく叫んでましたから。

すいませ~ん。
(乃木)はい。 サイン頂けますか?

ああ。 はい。

余計なことしないで下さいよ。
もういいっしょ。 事件じゃないんすから。

これは事件だよ 横出君。
えっ?

事件って 言いました?
ええ。

誰かに殺されたってことですか?
その可能性があります。

あ~ やっぱりか~。
何か心当たりがあるんですか?

もし そうなら
あの家政婦が怪しいと思うんですよ。

どうして?
親父さんがね あの子を気に入って

養女に迎え入れようとしてたことが
あったらしいんだよ。

遺産を持ってかれちゃ困るって
あそこの家族

あの家政婦に嫌がらせしてたんだ。
それに対して あの家政婦

すごく腹を立ててた感じだったよ。

特に 佑三のいじめは
ひどかったみたいだからねえ…。

皆 警報を聞いて飛び起きた。

憲一さんと乃木さんは 3階で佑三さんが
炎に包まれているのを見ている。

そして 亮二さんと由利恵さんは
豊さんを逃がすために

豊さんの部屋へ向かったが

豊さんは既に 桜さんが庭に逃がしていた。

そして 桜さんは…。

かわいい。 えっ かわいい…。

ああ~! ああ~ ダメだ。

眠いのに腹減ってきたな。
何かないかなあ。

最終的には みんなが庭に逃げたか。

問題は… ここだ。

ハハッ。 おい 差し入れだぞ。
助かった~。 ナイス~!

おい 礼ぐらい言えよ。
あざ~す。

事件なんだってな? ええ。
解決できそうか? 解決します!

頼もしいなあ。
でも 何で事件だと思ったんだ?

部屋の真ん中に土が落ちていたんです。

あれは 観葉植物が燃えた跡だと
思うんですが

部屋の真ん中に観葉植物を置くなんて
不自然でしょ。

だからって 事件になります?
横溝君。

横出です。
横出君。 事故と事件の大きな違いは

自然か不自然かだよ。

不自然な点が一つでもあれば
事件性は必然的に高くなる。

やっぱり 伝説は見るところが違うな。
なるほど!ザ・ワールドだよ。

ハハハ…。

なぜ 部屋の真ん中に
観葉植物が置かれていたんだ…。

よし 俺は これで退散する。
期待してるぞ 押井! お前は礼を言え。

あの~。 ん?
聞いてもいいっすか? 何?

あくまで噂っすけど…。
ああ 検挙率は100%だよ 検挙率はね。

そうじゃなくて。
えっ?

俺の聞いた噂では 押井さん

フッ 童貞らしいっすね?

何 その噂。
フッ そ… そんなわけないじゃない!

やべえ 超動揺してる。 動揺してないよ。
えっ リアルガチで?

リアルガチじゃない。
フェイクだよ フェイク。
ハハッ!

(榎下)久しぶりだなあ。
はい。 なんせ3年ぶりなんで。

あ~ こうしてお前と また
仕事ができるのは うれしいよ。

はい。

ああ この被害者の遺体の この表面から

スピリッツが検出された。
スピリッツって ウォッカとかですよね?

ああ。 だが おかしなことに 気管などに
僅かな熱傷はあるが 肺がきれいだった。

ということは
火事が起こる前に死んでいた…。

そうだ。 胃の中にも
大量のスピリッツが残っていた。

誤飲したでは済まされない程度のな。

あれほどのスピリッツを飲めば
どんなに酒が強い人間でも

普通に立ってはいられない。
それと 頭蓋内に鬱血が発見された。

鬱血? 火事になる前に
絞殺されてたってことですか?

そういうことになるな。

佑三さんに酒を飲ませて
泥酔状態にしたあと絞殺し

火をつけたってことか…。

外部侵入がないとなると
自宅内にいた者の犯行の線が濃くなる。

あっ 榎下さん。

現場に残ってた この土の成分
調べてもらえませんか?

根っこでも残ってれば
何が植えられてたか分かりますよね?

分かった。
ありがとうございます。 では。

押井。 あの時…
お前は間違っていなかった。

[ 回想 ]
犯人は… あなただ!

どうですかね?

(ドアが閉まる音)

へえ~ すごい。

(あくび)
横出君… じゃない!

これ 全部 押井さんが書いたんですか?
あっ 僕のこと知ってるんですか?

ええ。 伝説の刑事だって。

さえない顔をしているが
検挙率は100%の男だって。

初対面なのに失礼じゃないかな?
すいません。

でも 想像してたのと同じ顔をしてたんで。
どんな想像だよ。

あっ 申し遅れました。 灰田絵奈です。
知ってます。 廊下ですれ違ったんで。

あっ!

えっ? どうしたんですか?
ううん 何か喉渇いちゃったな。

コーヒー飲みたいな~ なんてね。
それって いれてこいってことですか?

ああ いやいや そうじゃなくて。
いいですよ。

いいんだ。

はあ~。 ああ…。

あ~ ドキドキした。
ドキドキねえ~。

いつ起きたんだ!?
ついさっきっすけど。

起きたら おはようございますくらい
言えないのか?

おはようございま~す。
「おはようございま~す」って何だ…。

押井さん やっぱ童貞っしょ?
誰が童貞だ! 誰が童貞だ!

ハハッ。
誰が童貞… 誰がどう…

誰がダーティーだ!

僕は正義感あふれる警察官だよ!
無理ありますよ。

お湯の様子を見てこようかな。
火にかけたばかりですけど。

沸騰する瞬間を見るのが好きなんだ。

この資料も読まなくちゃね! ハハッ。

童貞 童貞って あいつ!

すみません。
奥の湯飲み 取りたいんですけど。

あっ… あっ… どうぞ。

燃えてます。
分かります? 気持ち 燃えてます。

手です!
手? あっ!

あ~っ! あ~っ! ああ~っ!

(警報音) やっちゃった…。
「火事です。 避難して下さい」。

ダサッ!
(警報音)

「火事です。 避難して下さい」。
(警報音)

「火事です。 避難して下さい」。
(警報音)

このメーカーの火災警報器
火災が起きた際に

「火事です。 避難して下さい」と
しゃべるようになってるんです。

それは 皆さん 聞いていないですよね?
いや~ 聞いてませんね。

ということは 火災が起きた日

この警報器は作動していなかった
ということです。

ちょっと待って下さい。
警報音は鳴り響いてましたよ。

それは この警報器の音じゃありません。
じゃ 何が鳴ってたっていうんだよ。

それは…

これから調べます。
んんん? ん?

どんな音でした?

どんな音って… まあ
ビビビ! ビビビ! ビビビ! っていう。

ああ そう。
ビビビ! ビビビ! ビ! ビビビ! ビ…!

あっ 買い物に行ってきます。
行ってらっしゃい。 おう。

♬~

すっごい いい匂い。

♬~

アフロ…。

♬~

どうだ? 進展はあったか?

榎下さん… いえ。 警報音が鳴ったと
皆が証言しているんです。

でも 火災の警報音じゃなかった。
全員が嘘をついている可能性は?

近所の人に話を聞いたところ
確かに警報音は鳴っていたらしいんです。

あっ どうでした? あれ。
ああ。 植えられていたのは

ベンジャミンという植物だった。

ベンジャミン?
ああ。

[ 回想 ] 観葉植物が多いですね。
(憲一)親父の趣味ですよ。

横出君。 最近 あの家に配達された
観葉植物を調べてもらえるかな?

えっ? 俺?
君。 頼めるかな?

う~ん…。

何かに気が付いた感じだな?
まだ詰め切れていないんで…。

そうか。 たまには休めよ。
そんな暇はないです。

くそっ。 あの音は何なんだ…。

押井! どうだ? 犯人は分かったか?
いえ。

でも あれだな。 殺人事件なんて
久しぶりだから テンション上がるな。

しかし 事故に見せかけて殺人とは
警察を欺けるとでも思ったのかな?

このスットコドッコイ。
あの 静かにしてもらえますか?

頭ん中 整理してるんで。
静かにしろ! 静かにしろ!

えっ?
うるさいぞ。 ハハッ。

何だ? このアフロ。
カツラじゃねえのか? これ。 ハハハ…!

あの 早く出てってもらえますか?

よ~し 1人にしてやろう。
ほら 1人にしてやれよ。

えっ…?
空気読めよ。

頑張って!
ごゆっくり。

何しに来たんだ あの人たち。

 

もしもし?
ああ 俺 俺。 俺っす。

例の観葉植物
事件の当日に配達されてましたよ。

やはり そうか…。

(急ブレーキ音と衝突音)
あっ…。

どうした?
バイク こけましたね。

あっ で 注文票にあった
サインなんすけど…。

んんんん! 君 君! いや バイクの人
助けなさいよ。 君 警察官でしょ!

ああ。 ねえ 大丈夫?

(警報音)ビビビ。

[ 回想 ]
胃の中にも大量のスピリッツが残って…。
親父さんがね あの子を気に入って

養女に迎え入れようとしてたことが
あったらしいんだ。

悲鳴のような声が聞こえたって。
春一番

ビビビ! ビビビ! 親父は 俺たちより
佑三の方をかわいがってた。

(乃木)佑三のいじめは
ひどかったみたいだからねえ。

失敗した! 助けてくれ~!

実に初歩的だよ。

何でしょうか?
いえ。 この間お見かけした時

悩み事があるように見えまして。

あっ こう見えても
女性の気持ちは よく分かるんです。

女性が全員大好きな コーヒーをどうぞ。
私 コーヒー飲めないんです。

ちょうど2杯飲もうと思ってました。
どうしました?

あなたに確認したいことがありまして。

ごめんなさい。 あなたがいない間に
部屋の中を見させてもらいました。

そしたら 掃除道具に
佑三さんの髪の毛がついていたんです。

桜さん。 佑三さんは
部屋の中に入ってきたんですよね?

どういうご関係だったんですか?

大っ嫌いでした。 あの人 何度も何度も
私の部屋に押し入ってきて…。

その時 何かされましたか?

それは…
それだけは絶対に言いたくありません。

そのことについては
誰にも話したくないんです。

分かりました…。
もういいですか?

旦那様に
夕食を食べさせないといけないんです。

最後に1つだけ…。

観葉植物の注文は いつも誰が?
私ですけど。

そうですか…。

桜さん! 今なら…。

はい?

いえ…。

♬~

(ため息)

♬~

お集まり頂き ありがとうございます。

いきなりで申し訳ありませんが
佑三さんを殺した犯人が…。

この中にいます!

おう。
どうも。

押井 なかなか面白い男だろ?
そんなに すごいんですか?

ああ。 あいつは
推理することに関しては天才だ。

解剖の結果 佑三さんの死因は
絞殺による窒息死だと判明したんです。

佑三さんは何者かに大量にお酒を飲まされ
酩酊状態になったところを

首を絞められて殺された。

そして そのあと 顔に
アルコールをかけられ焼かれたんです。

待って下さい。 首を絞められて殺された
っていうのは おかしいでしょう。

私と乃木さんは はっきりと見たんだ。

「失敗した!」って叫びながら
燃えてる佑三を。

確かに。 しかし お二人が見た佑三さんが
佑三さんじゃなかったら どうですか?

ん? どういうことだ?
殺人に完璧ということはありません。

自然に人を殺すことなどできないのです。
そこには必ず不自然さが残る。

犯人は 必ずミスを犯すんです。

その一つが 部屋の真ん中に残っていた
植木鉢の土です。

そして 調べた結果
そこに植えられていた観葉植物は…。

(指鳴らし)
これだ!

(指鳴らし)

「指鳴らしたら写真出して」って
言ったじゃん。

はあ~。 自分でやれよ。

佑三?

佑三 そっくりだ!

そうです! この 犯人によって用意された
ベンジャミンを

憲一さんと乃木さんは
佑三さんだと見間違えたんです。

見間違えた? だったら 私たちが聞いた
佑三の叫び声は 何だったんです?

佑三さんの部屋は
スタジオで防音設備になっています。

そもそも 外に声が聞こえること自体
おかしいと思いませんか?

確かに。
犯人は あらかじめ録音していた音声を

大音量で流したんだ。 次にいきましょう。

皆さんが聞いた警報器の音の正体が
僕には分かったんです。

その音の正体は… これだ!

あっ あっ…。

あっ 俺のバイクだ。
段取り悪いな…。

手伝ってよ! 早く!
ああ~。

早く!
はい。

え~ ちょっと そこどいて。 邪魔。
呼んどいて 何だよ…。

皆さんが聞いた音は これです!

(警報音)ビビビ。

あっ…。
あっ…。 これ…。

(憲一)ああ…。
この音ね。 おお おお。

ねっ! これでしょ!

あの日は… あの日は! 春…。

あの すいません!
これ 止めてもらえますか?

うるさいです! あの…。

(警報音)ビビビ。

すいません。 これ 止めてもらえますか?
ああ はい。 はい。

はい。
ありがとうございます。 お戻り下さい。

いや これを…。 お戻り下さい。
はい。

あの日は 春一番が吹いていた。

その突風で
亮二さんのバイクが倒れたんです。

その音を 皆さんは
火災警報器の音だと勘違いした。

亮二さん あのバイクは
いつも どこに止めてありますか?

玄関側のスロープだ。
そう!

僕が初めて この家に来た時
スロープに傷がついていた。

あの傷は バイクが倒れた時に出来た
傷だったんです。

桜さん あなたは 警報器が鳴ってから

スロープを使って
豊さんを庭に連れ出したんですよね?

もしそうであれば
あなたが逃げ出した時点で

バイクは倒れていたはずだ。

そんな状況で あなたは どうやって
一番に豊さんを庭に連れ出したんですか?

それは…。
僕は こんな最後は迎えたくなかった。

犯人は桜さん。 あなただ!

えっ? 何言ってるんですか?
私は殺してない。

あなたは あらかじめ
豊さんを庭に連れ出し 犯行に及んだ。

何で 私が彼を殺さないといけないのよ?

あなたは あなたは… 佑三さんから

女性として
ひどいことをされていたんですよね?

ただ 1つ欠点がある。 すばらしい推理で
犯人を追い詰めるんだが

いつも惜しいんだよ。
惜しい?

いい加減にしろよ!
君のような かわいい子が

そんな言葉を使っちゃいけない!
関係ないでしょ!

じゃ なぜ 君は嘘をついた?
あの~…。

君は黙っていてくれ! 君は 僕に
「佑三さんが部屋に入ってきた」と言った。

その時
君は佑三さんから ひどいことを…。

だから 僕に
「話したくない」と言ったんだ!

違う!
桜さん。 無実だって言うんだったら

納得のできる説明をしてくれ。
スロープは絶対に使えなかったんだ。

君は 庭に下りる階段を
100キロ近い豊さんを

車椅子ごと担いで下りたっていうのか?
そんな華奢な君が

ウエイトリフティング
日本チャンピオンだっていうんだったら

話は別だが…。

やめろ! 豊さんまで殺す気だ!

はあっ!

ええ~っ!?

あ~ あ~。
あ~。 えっ?

うわうわうわっ…。

(一同)ああ…。

私 大学時代にウエイトリフティング
世界チャンピオンになりました。

あ~… へ?
スロープのこと 嘘ついたのは

こんな怪力な女子だと 男の人には
知られたくなかったからです!

きき… 君は 「部屋に佑三さんが
入ってきた」って言ったじゃないか!

部屋には血痕も!
あれは… あれは襲われた証拠だ!

佑三さんに迫られた話をしなかったのも
襲われたからじゃない。

毎回 逆にぶっとばして
壁に頭を たたきつけてやったからです!

あれは その跡です。
怖っ。

そういえば 佑三 よく頭ケガしてたわ…。
(憲一)ああ。

乙女が男性に そんな話できますか?
そこは 話してよ…。

あっ あの~。
桜 犯人じゃないみたいなんですけど。

ねっ?
あの~ 犯人 乃木さんだと思います。

はあ? 何言ってんだよ!

観葉植物の伝票
机の上に置いときましたよね? ああ。

サインが 桜さんのものじゃ
なかったんすよ。 えっ?

どっかで見た特徴のある字だなと
思ったら…。

[ 回想 ] サイン頂けますか?
(乃木)ああ。

乃木さんの字だったんすよね。
何で その情報教えてくれなかったの?

言おうとしたら
電話切ったの押井さんでしょ。

だから 机の上に
その伝票と桜さんが書いた伝票を

重ねて置いてありましたよね?

一番上のしか見てなかったよ。
乃木さんなら 納得できます。

だって 佑三さんに
「借金返せ」って迫られてたし…。

あっ…。
そんなわけねえだろ!

そういえば 親父にも「ライブハウスの経営
うまくいってないから

なんとかしてくれ」って懇願してたし。
乃木さんが犯人であれば

録音の説明もつくっしょ。

ライブハウスで
佑三さんの声を録音すれば

みんなが聞いた「失敗した!」っていう声を
流すことも可能だ。

あえて第一発見者になったのも
憲一さんに

佑三さんがライブパフォーマンスに
失敗したと印象づけたかったんすよね?

乃木さん! ライブハウスにある
パソコンなどを押収する!

それを調べれば証拠が出てくるはずだ!
犯人は乃木さん! あなただ!

んんん? 堂々と くら替えしたね?

くっそ~!

わあっ!
えっ!? え~っ!?

わあっ!
キャ~!

どけよ!

はあっ!
うわっ! うりゃ~!

ああ… ああ~っ!

ああっ…。

最後に犯人を間違える?

ああ。 だから あいつが関わった事件は
検挙率は100%なんだが

いつも横にいる誰かが
その手柄を持ってっちゃうんだよ。

なかなか魅力のある男だろ?
いろんな意味で。

どうでしょう。

余計なこと考えるんじゃないぞ。

ほら。 よいしょ。

一件落着。

では 僕はこれで。

許さん! 絶対に許さ~ん!
ああ~っ!

(たたく音)
たたいた! たたいたな!?

ごめんなさい…。
あ~ 思わず たたいちゃった。

(泣き声)
ただで帰れると思わないで下さいね。

フッ!
はっ はあ~っ! 桜さん!?

まずい!
うりゃ~っ!

あっ…。 ああ…。

桜さん!?

桜さん!

桜さ~ん!

よ~し よしよしよし。 ご苦労さん。
あとは任せろ。 手柄は俺が頂く!

はあ?

どうでもいいけど
本当 やべえな あいつ。

[ 回想 ]
早く遊びたいな~。 わあ~!

♬~

(ため息)

また間違えちゃった…。

コートはドロドロになるし
さんざんだな…。

(通知音)

「灰田」…?

♬~

(終了音)

♬~

ふう… あったかい。

♬~

おおっ ごめんね!
ああ いえいえいえ。 すいません。

♬~

嘘だろ!

♬~

(くしゃみ)