ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

科捜研の女 第2話 真飛聖、吉田ウーロン太、川島潤哉、沢口靖子、内藤剛志… ドラマのキャスト・主題歌など…

科捜研の女 #2 テレビ朝日開局60周年記念』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. ナベ
  2. 実相寺梵
  3. 渡辺
  4. 田中
  5. 実相寺
  6. 亜美
  7. 被害者
  8. 川並
  9. 現場
  10. 指紋
  11. 日野
  12. 付着
  13. 本物
  14. 呂太
  15. サイン
  16. 一致
  17. 宇佐見
  18. 下足痕
  19. 身元
  20. お願い

f:id:dramalog:20190425211146p:plain

科捜研の女 #2 テレビ朝日開局60周年記念』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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科捜研の女 #2 テレビ朝日開局60周年記念[解][字]

世界的に有名な覆面アーティストが殺害された!正体不明の天才画家と謎の遺作…現場の絵画に隠された衝撃のトリックとは!?芸術を科学で分析し、マリコが真実に迫る!

詳細情報
◇番組内容
廃工場で男性の遺体が見つかる。現場の壁には馬の絵が描き残されていた…。マリコらの現場検証中、被害者と約束をしていたという美術評論家・古町雫(真飛聖)が現れ、被害者は世界的に有名な覆面画家・実相寺梵だと判明する。しかし、実相寺のことは“渡辺”という苗字以外は知らないと言い、結局身元すらつかめず、捜査は行き詰まる。だが、科捜研の鑑定により、被害者の靴の不自然な位置から雫の指紋が検出されて…!?
◇出演者
沢口靖子内藤剛志若村麻由美風間トオル斉藤暁渡部秀山本ひかる石井一彰
【ゲスト】真飛聖、吉田ウーロン太、川島潤哉、島居香奈、山形匠、植栗芳樹、田井克幸 ほか
◇脚本
李正姫
◇監督
森本浩史
◇音楽
川井憲次
◇主題歌
今井美樹『Blue Rain』(ユニバーサル ミュージック/Virgin Music)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、中尾亜由子(東映)、谷中寿成(東映
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kasouken19/
☆Twitter
 https://twitter.com/kasouken_women

 

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(土門 薫)夕方6時頃
この辺りを根城にしている

ホームレスが発見した。

携帯や身分証の類いは
所持しておらず

身元は不明だ。

(榊 マリコ)絵の具…。
うん。

あの壁の絵
被害者が描いたようだな。

馬の絵ね。

(橋口呂太)
あっ… まだ乾いてない。

描きたて ほやほやだ。

♬~

前頭部に挫創。

(涌田亜美)この辺りから

引きずったような跡が
続いています。

♬~

(亜美)血痕です。
これが凶器かもしれません。

(蒲原勇樹)土門さん ちょっと…。
ああ。

(蒲原)
知人が殺されたのではないかと。

今夜7時に ここで
会う約束をしていたそうです。

こんな所で?

新作の絵を見てほしいと
言われたというんですが…。

失礼ですが あなたは?

(古町 雫)あっ… はい。

古町雫です。
美術評論家をしてます。

ご遺体を確認して頂けますか?

はい…。
こちらです。

ああ…!

(呂太)はい これ。

あっ… ありがとうございます。

この方のお名前を
ご存じなんですか?

はい…。 実相寺梵です。

(呂太)えっ!
それって あの 画家の実相寺!?

はい…。
あっ…! って事は

これが 実相寺梵の新作!?

(雫)ああ…。

間違いないと思います。

実相寺梵さんって?

今 世界的に人気がある
画家です。

(雫)実相寺は
キャンバスだけではなく

廃虚や 街角の壁に

ゲリラ的に
絵を描いたりするんです。

許可も得ず 描いてしまうので

落書きか芸術かと
論争になったりもするんですが…。

実相寺梵は
21世紀の北斎と言われ

ニューヨークの美術館では

彼が描いた絵が
壁ごと飾られているんです。

そういえば この間
どこかの壁に描いた絵が

2億円で落札されたって
ニュースでやってましたね。

ええっ!
2億の絵 触っちゃった…!

(亜美)それにしても 実相寺梵って
男の人だったんだ…。

えっ? どういう事?

あっ… 実相寺梵は
日本人って事以外

顔も 性別も 年齢も

プロフィールを
一切 明かしていなかったんです。

正体不明の画家か…。

♬~

♬~

(風丘早月)
前頭部に直撃損傷を受けて

脳の表在血管が破綻してるはず。

じゃあ
死因は 急性硬膜下血腫…。

(早月)恐らく。

では 開いてみましょうね。

♬~

♬~

(日野和正)ああ… 合った!

ああ 疲れた!
どれ 一服しようか。

(ノック)
はい。

失礼します。 現場の下足痕です。
お願いします。

はーい…。

(日野)やれやれ…。 どれ やるか。

(日野)こっちで… これは ここ。

これは… これだ。
終わった! はあ…。

(亜美)所長!
はい?

これもお願いします。

前頭部の傷の形と一致したし

凶器は 現場にあった

このブロックで
間違いなさそうだよ。

被害者は 前頭部を
このブロックで殴打されて

急性硬膜下血腫が発症したのね。

亜美ちゃん
防犯カメラの映像は?

それが 現場は もう
何年も使われていない廃工場で

周辺にも
防犯カメラはありませんでした。

壁の絵のサインを鑑定したよ。

(日野)過去の作品のサインとも
筆跡が一致してたし

実相寺梵の作品で間違いないね。

まあ 筆跡といっても
実相寺梵は

指でサインを書いてるって
言われてるけどね。

ああ… だから 指に絵の具が。

それから 下足痕なんだけど

不鮮明なものが
ほとんどだったんだけど…。

ほら見て。

この下足痕
なぜか 壁際に向かっていってる。

この壁って
絵が描かれていた場所ですよね?

(日野)うん。

ちなみに この下足痕
被害者のものとは一致しなかった。

じゃあ 犯人の下足痕?

そりゃあ
世界の実相寺の作品だもん!

犯人も
間近で見ようとしたのかもね。

(蒲原)その実相寺梵という名前は
ペンネームで

被害者については 住所はおろか
本名すらわかっていません。

えっ? あの評論家のお姉さんも
知らないの?

それが…。

ナベさん?
(雫)私たちはそう呼んでたんです。

本名は 渡辺さんだから…。

その渡辺さんとは どういう
お知り合いだったんですか?

私が美大生だった頃
同じアパートに住んでたんです。

そこは
画家志望の人がたくさんいて

ナベさんは
一番古株の先輩で

私も かわいがってもらいました。
うん…。

でも 私が大学3年の時に
留学してからは

ナベさんとは
音信不通になっちゃって…。

渡辺さんの下の名前は
わかりますか?

さあ…。

ずっと
ナベさんって呼んでたから…。

それで そのアパートに
行ってみたんですが

もう取り壊されていて

おまけに
不動産業者も倒産していて

当時の記録は
残っていませんでした。

(日野)
渡辺さんという名字だけじゃ

捜しようがないよね。

(亜美)正体不明の被害者か…。

被害者の遺留物から
身元が特定できないかしら?

例えば 靴の裏。

付着物を鑑定すれば

住んでいる場所が
絞り込めるかもしれない。

それが よりによって
新品だったんですよね。

微物自体が
ほとんど付着していなくて。

そう…。

露骨にがっかりしてる。
(亜美)なんか すいません…。

ただ その靴に
本人以外の指紋が付着してたよ。

この指紋
犯人の指紋かもしれません!

♬~

ご遺体の
後頭部から頸部にかけて

生活反応のない傷が
残っていました。

現場の床にあった跡から見ても

犯人は なんらかの目的で

ご遺体の足をつかんで
移動させようとして

靴に指紋が付着した可能性が
あります。

(宇佐見裕也)その靴の
ハトメの部分に絡まっていた

繊維の鑑定結果が出ました。

素材は シルクカシミア。

Casilinaというブランドが
特注で作らせている

ブルーの染料が使われていました。

あっ! このブランド…。

(呂太の声)評論家のお姉さんが
使ってるストール

ここのだったよ!

すいません。

これ なんの絵に見えます?

こぼしてしまった絵の具。

おい 榊…。
フフ…。

これは
ひとつひとつが花なんです。

これは つぼみ。

それから
これは枯れてしまった花。

作者は 花たちを通して

人が生まれ出づる事の
喜びや悲しみを表現している。

そんな絵なんです。

ああ…。
この作家は まだ

美大を卒業したばかりの
女性なんですけど

きっと素晴らしい画家になると
思いますよ。

まだ世に出ていない才能を
見つけ出すのも

美術評論家さんの
大事なお仕事なんですね。

ええ。

でも 言葉ひとつで 人の人生を
変えてしまう事もある…。

怖い仕事だったりもするんですよ。

古町さん 事件の事で
ちょっと お話を伺えますか?

あなた 被害者と

昨夜7時に待ち合わせをしたと
おっしゃっていましたが

本当は 昨日 それより前に

被害者と
会っていたんじゃありませんか?

はい…。

実は 昨日の昼間
ナベさんと会ってました。

その事を どうして
話してくれなかったんですか?

それは…。

聞かれませんでしたから。

いつ どこで 被害者と会ったのか
詳しく話してください。

3日前 突然
ナベさんから電話があって…。

(携帯電話の着信音)

えっ?

えっ… ナベさん?

(雫の声)15年ぶりに会わないか
って言われて。

それで 昨日

ナベさんが定宿にしているという
京洛ホテルで

昼の12時に待ち合わせしました。

ナべさん!
(渡辺)ハハハハ…。

あっ… こちらは?

(篠田仁美)
先生の秘書をしております

篠田と申します。

(雫の声)ナベさんは いかにも
アーティストの秘書って感じの

ピンクの髪の女性を連れてて。

画家志望だったあの頃が
嘘みたいに

すごく立派になっちゃって…。

(渡辺)おお いつもご苦労さん。

ああ… 今日は
歩いていくから いいや。

(雫の声)それで ナベさんの
行きつけだっていう

フレンチレストランに
連れてってもらいました。

乾杯。

(田中 悟)いつも
ごひいきにして頂きまして

ありがとうございます 実相寺様。

(渡辺)
今日は大事なお客さんだから

よろしく頼むよ。

はい。 おまかせください。

今 お店の人 「実相寺様」って…。

ああ…。 実はさ

あれが 今の俺の仕事。

(雫)えっ!?

ああ… 本物!?

失礼しました… すいません。

えっ…
ナベさんが実相寺梵だったの!?

そういう事。 アハハハ…!

(雫の声)まさか あのナベさんが
実相寺梵だったなんて

私 本当にびっくりしちゃって…。

レストランを出たのは
何時頃ですか?

実は そのあと
すぐ出ちゃったんです。

前菜のあと
スープを飲んでいた時…。

(ため息)

(川並亮太)お済みでしょうか?

なんだよ これ!
いつもと全然違うじゃないか!

えっ?

この店 味もサービスも落ちたな。
行こう。

えっ? あっ…。

すいません。

(仁美)すみません 先生。

次の作品展の件で
トラブってるみたいで

ホテルに
戻って頂きたいんですが…。

あっ… 私は大丈夫だから
戻ってください。

今晩 また会えないかな?

えっ?

見てほしいんだ 俺の新作。

樽池町に
工場の跡地があってね

そこで 絵 描いてるから

夜7時に来てくれないかな?

それで 7時に行ったら

あんな事に…。

古町さん まだ話してない事が
ありますよね?

えっ…?

被害者の靴に付着していた指紋と

あなたの名刺の指紋が
一致しました。

どうして そんなところに
あなたの指紋が?

それは サプライズです。

サプライズ?

(川並)いらっしゃいませ。

(雫の声)ナベさんの靴を見たら
随分 くたびれていたから…。

あっ… ごめんなさい。
1本だけ 仕事の電話してきます。

(渡辺)わかった。
じゃあ 先に 席に行ってるね。

はい。

(雫の声)近くの靴屋さんで
新しい靴を買って

レストランを出る時に
ナベさんにプレゼントしたんです。

(川並)お客様! お待ちください!

(渡辺)帰るから。
早く 靴 出してくれよ!

(川並)少々 お待ちください。

悪いね。
ううん。

あっ… ねえ ナベさん。
(渡辺)ん?

私ね ナベさんが

あの時の夢を叶えたってわかって
すごく嬉しかった。

(川並)お待たせ致しました。

あっ ちょっと待って。

ジャーン! これ プレゼント!
(渡辺)えっ…?

雫ちゃん…。

さっき買ってきたの。

ナベさん
服は とっても素敵なのに

靴だけ全然合ってないから
気になっちゃって。

(渡辺)
そっか… 全然合ってないか…。

そうですよ!

世界の実相寺なんだから

これからは
靴にもこだわらないと。

(雫)あっ ぴったり!
いいでしょう?

うん… ありがとう。

靴までプレゼントするなんて
随分 仲がいいんですね。

なのに
15年も会っていなかったのは

どうしてですか?

どうしてって…。

そういう事もあるでしょう。

靴…。
えっ?

古町さん 古いほうの靴は?

今 どこにあるかわかりますか?

ああ…
ナベさんがレストランの人に

捨てておいてくれって
頼んでましたけど。

実相寺梵の身元が
わかるかもしれないわ。

(川並)その靴でしたら
まだ うちにありますけど…。

よかった。
持ってきて頂けませんか?

はい。

ああ それと

昨日のお客さんの席は
どこですか?

こちらになりますが。
うん。

♬~

絵がない…。
そうね。

実相寺梵の絵が飾られていたと
思うんですが…。

実相寺? うちは
オーナーが写真好きなもので

ずっと 写真のパネルしか
飾っておりませんが。

♬~

うわあ!
いろんな微物が付いてそうだね。

(亜美)
マリコさんの目が輝いてる…。

ここから 実相寺梵の身元が
割り出せるかもしれないわ。

付着物に
特殊なものがないかどうか

調べてみます。

靴の販売ルートを確認してみるよ。
うん。

さあ 始めましょう。

♬~

お願いします。
ああ ありがとう。

♬~

(日野)この靴 Nedという
メーカーのものだった。

格安で
大量生産されてるみたいだから

販売ルートから
身元にたどり着くのは

難しそうだね。

靴底及び表面には

これだけの微物が
付着していました。

宇佐見さん この塗料って…。

ええ。
トラフィックペイントといって

道路の停止線などを塗るのに
使用されるものです。

(呂太)塗料が乾く前に その上
歩いちゃったんだね 実相寺。

付着していたのは
加熱融解して施工するタイプで

状態から見て 1週間以内に
付着したものだと思われます。

1週間以内にトラフィックペイントが
塗られた場所を割り出して

周辺の防犯カメラを
チェックすれば

そこに被害者が映り込んでる
可能性があるわ。

身元をたどる
手掛かりになるかもしれませんね。

失礼します。

あっ…。

交通部に問い合わせたところ
京都市内で該当するのは

堀屋交差点のみでした。

周辺の防犯カメラ映像です。

早速 鑑定してみます。

一致しました!

被害者だな。

♬~

(呂太)ねえ… ちょっとストップ。

このバッグ 拡大して。
(亜美)ほい。

(宇佐見)
「ニコニコデリバリー館」?

宅配弁当チェーンだよね?

21世紀の北斎
宅配弁当のバイト?

(呂太)嘘でしょ…。

(亜美)このピンクの髪の人は
バイト仲間?

ピンクの髪…。

(雫)ナベさんは いかにも
アーティストの秘書って感じの

ピンクの髪の女性を連れてて。

(2人)もしかして…。

また よろしくお願いします。
(雫)お願いします。

ちょっと 確認してほしい事が
あるんですが…。

ああ…。

(電話)

はい
ニコニコデリバリー館です。

やわらかロースカツ弁当
3つですね。

あっ…。

先生の秘書をしております
篠田と申します。

(雫)あなた…!

(田中)戻りました。
(三浦寛人)ただいま~。

いつも ごひいきにして頂きまして
ありがとうございます。

(雫)あなた レストランの…。

失礼しました… すいません。

(雫)
あなたも 絵の前に座ってた…!

どういう事ですか?

(3人)すいませんでした…。

全部 芝居だった?

(3人)…はい。

それじゃあ 被害者は

偽者の実相寺だった
って事ですか?

(三浦)彼は 実相寺梵じゃなくて

本名 渡辺大介

ニコニコデリバリー館
アルバイト。

(田中)ナベさんが

知り合いの女に いい格好したい
って言うからさ…。

珍しいの読んでるね。
(渡辺大介)ん? ああ…。

あっ ナベさん 昔
絵 描いてたんだよね?

うん…。

もしかして その人… 元カノ?

いや 違うよ!
ただ 昔の仲間。

実はさ 彼女に
言われた事あるんだよね。

才能ないから
諦めたほうがいいよって。

はあ? 嫌な奴ですね。

いや 見返したくても
こんなザマじゃな…。

じゃあさ

ナベさんが実相寺梵になる
っていうのは どう?

えっ?

俺の担当エリアの客に
いるんですよ。

本物の実相寺梵が。

前 アトリエに配達行った時に

現金ないから
これで勘弁してくれって

絵をもらった事があってさ。
で それを

うまく使えるんじゃないかって
思ったんだ。

実相寺は
顔も世間にさらしてないし

ナベさんが実相寺を名乗っても

本物かどうか
確かめようがないから…。

それで みんなで
一日だけ ナベさんの事を

実相寺梵にしちゃおう
って事になったわけ。

(田中の声)
みんなで持ち寄った服から

実相寺っぽいのを選んで…。

(仁美)駄目。
(田中)駄目だな。

(渡辺)どう?

(3人の笑い声)

なんか 逆に嘘くさい!

(田中)却下!

これ どう?

(三浦)おお~… いい!
(仁美)いいんじゃない?

あれ? でも 靴は?

(渡辺)ああ どれも
小さくて入らないんだよ。

(田中)靴は ナベさんのを
使うしかないか。

才能ないって言った男が
実相寺になったって知ったら

悔しがるだろうな。

(田中の声)当日も 実相寺梵だって
信じてもらえるように…。

ああ… 今日は
歩いていくから いいや。

(田中の声)ホテルで

いつもリムジンに乗っている
ふりをしたり…。

誰だ? あいつ…。

(渡辺)早く 早く…!

(田中の声)
三浦っちが 店員の目を盗んで

実相寺の絵を飾ったり…。

来た 来た 来た 来た
来た 来た 来た…!

♬~

(雫)お待たせしました。
すいません。

じゃあ 乾杯。
乾杯。

(田中の声)俺がメートル・ドテルに
成りすましたり…。

いつも
ごひいきにして頂きまして

ありがとうございます 実相寺様。

この店 味もサービスも落ちたな。
行こう。

(田中の声)
フルコース食べる金がないから

いちゃもんつけて
途中でレストラン出たりして

みんな 必死でやったのに…。

そのあと ナベさん 勝手に

新作 見に来ないかって
約束しちゃうし。

見てほしいんだ 俺の新作。

樽池町に
工場の跡地があってね…。

自分で絵を描いて ごまかすつもり
だったのかもだけど…。

やっぱり 私

ナベさんに
恨まれていたんですね。

どうして
そんなふうに思うんですか?

あの頃 ナベさんの部屋は
いつもドアが開いていて

みんなが自由に入れる
たまり場みたいになってました。

おお おかえり。
ただいま。

(雫の声)でも あの日…。

(渡辺)ねえねえ。
(雫)ん?

今度 展覧会に出そうと
思ってるんだけどさ…。

うん。

どう思う?

いや 俺 雫ちゃんって
見る目あるなって思っててさ。

ズバズバ言ってくれていいから。

ああ… ズバズバ?
うん。 そう ズバズバ。

うーん そうですね…。

ちょっと退屈ですよね。

あと 構図が甘いかな。

何を伝えようとしてるのか

いまいち
伝わってこないっていうか…。

俺… 才能ないのかな?

うーん…。

まあ 夢を諦めるのも才能だって
言いますよね。

(雫の声)次の日
さすがに言いすぎたと思って

謝りに行ったら…。

(ノック)

ナベさん。

(ノック)

ナベさん?

♬~

(雫の声)それ以来
ドアが開く事はなかったんです。

(雫)ナベさんは
あの時の復讐をしようとして

私を呼び出したんですね。

(雫)きっと 私が

あの人の人生を
壊してしまったんです。

♬~

♬~

先生 いらっしゃい。
まいど。

実相寺梵… じゃなくて
渡辺大介さんの解剖鑑定書。

ありがとうございます。
まさか偽者だったとはね。

ええ。
でも 現場にあった壁の絵は

本物の実相寺梵が
描いたものだったんですよね?

(日野)そうだよ。 サインの筆跡は
過去の作品とも一致してたし。

うん。
絵の具の乾き具合からいって

描きたての絵だったよ。

ちょっと待って。
それって 本物の実相寺梵が

殺人現場にいたって事に
なるけど?

そうですよね。
どうして 本物の実相寺梵が…?

もしかして 渡辺さんが

実相寺のふりをしているって
気づいちゃったのかも…。

それが許せなくて
渡辺さんを殺した…?

(宇佐見)いずれにしても

本物の実相寺梵を見つけ出す
必要がありそうですね。

…で そこの若者は

さっきから
何を熱心に見てるんだ?

「実相寺を追え!」?

ファンが作ったサイト
みたいなんですけど…。

(亜美)
絵を描いてる時の目撃情報とか

実相寺のプロフィールに関する
噂とかも載ってるんです。

「使っている絵具」なんていう
項目もあるね。

♬~

亜美ちゃん これ拡大して。

(亜美)はい。

(呂太)「クロム不使用」?

(早月)実相寺梵は
金属アレルギーなのかも。

指でサインしたりも
するんでしょ?

だから 普段 かぶれない絵の具を
使ってるのかも。

宇佐見さん 現場に残っていた
絵の具の成分 見せて。

ああ…。

(宇佐見)これです。

♬~

実相寺梵の正体
わかったかもしれない。

おおっ…!

なんだよ?

実相寺梵さんが殺人犯である
可能性が出てきました。

アトリエ ご存じなんですよね?
教えて頂けますか?

えっ…?
ああ どこだっけな…?

随分と偶然が重なるものですね。

たまたま あなたの客の中に
実相寺さんがいて

たまたま 弁当代の代わりに
絵をもらうなんて。

な… 何が言いたいの?

その右手のかぶれ

絵の具に
かぶれたんじゃありませんか?

あの殺害現場にあった
絵の具には

クロムという金属が
含まれていました。

そうとは知らず
素手で絵にサインをしてしまい

アレルギー反応を起こして
かぶれてしまった…。

あなたが実相寺梵なんですよね?
田中悟さん。

(拍手)

すごいな 日本の警察って。

そうだよ。
ここが実相寺のアトリエ。

俺が実相寺梵だよ。

そもそも どうして
有名画家のあなたが

デリバリーの店で
働いてるんですか?

だって 面白いじゃん。

いろんな人間に会えるし

普通にバイトして生活するって
すごいファンキーでしょ。

創作意欲が
かき立てられるっていうか…。

渡辺さんは あなたの正体に
気づいていたんですか?

いや それは秘密にしたまま
計画を立てた。

その計画を変えようとした
渡辺さんとトラブルになった。

トラブル?

そんなファンキーじゃない事
するわけないでしょ。

でも あなたは 事件の日
殺害現場にいた。

計画変えた時は
勝手にしろって思ったけど

ナベさんって
ほっとけないとこ あるからさ

様子 見に行ったの。

ナベさん?

(田中)ナベさん?

ナベさん!

嘘だろ…?

(田中の声)絵は
ぐちゃぐちゃになってるし

このままじゃ ナベさんが
ただの嘘つきになるって思って。

だったら 実相寺梵として

死なせてあげようって
思ったんだよね。

♬~

(田中の声)
とにかく 彼女が来る前に

描き上げなくちゃって思って…。

♬~

♬~

田中さん。

渡辺さんが描いていた絵は
どんな絵でしたか?

絵の具がかかってて
よくわかんなかったけど…

空みたいなのが
描いてあった気がする。

空?

この下足痕
なぜか 壁際に向かっていってる。

もしかして…。

♬~

(亜美)キツネ?

ウサギじゃない?

いや カカシではないかと…。

ねえねえ ねえねえ…
何 描いてんの?

ん? 決まってるでしょ。

現場に描いてあった絵よ。

えっ!? 馬のつもりなんだ。

(亜美)ええ~…。

さあ できた。

♬~

やっぱり…。

この絵の具
現場の絵に使われていたのと

同じものなんだけど
ゴムの成分が含まれているの。

だから こうやって…

上に塗ってある絵の具だけ
剥がす事ができるのね。

もしかして 現場の絵を剥がそうと
思ってるんですか?

そう。 実相寺梵こと
田中さんの証言では

あの絵の下に 渡辺さんが描いた
絵があったはずなの。

つまり 殺害当時
現場の壁に描かれていたのは

渡辺さんの描いた絵だった。

だから その絵と
田中さんが描いた絵の間に…。

犯人の証拠が
残ってるかもしれない。

だけど 剥がすって…。
2億だよ 2億!

田中さんの許可は
もらっています。

(田中)アートって 本来

儚いものであるべきだと
俺は思うよ。

はあ…。

だから 好きにやっちゃって。

さすが天才…。

では 行ってきます。

さあ この絵を
剥がしましょう。

ああ… 2億が…。

♬~

♬~

マリコさん!

血痕ね。

周辺の付着物を採取しましょう。
うん。

♬~

(宇佐見)
変わったものが出ましたよ。

♬~

これって…。

そのシルバークリーナー
このお店が

海外から 特別に取り寄せてる
製品みたいですね。

それが 何か?

そのクリーナーの成分が

渡辺大介さん殺害現場の壁から
採取されました。

殺害時刻の
午後3時から5時の間

従業員の中で 店を離れていたのは
あなただけです。

だから
なんだっていうんですか?

前髪を上げて頂けますか?

♬~

あの工場の壁にぶつけて
できた傷ですよね?

違うと言うなら

あなたのDNAを
提出してください。

壁に残っていた血痕が
あなたのものかどうかわかります。

渡辺大介さんを殺害したのは
お前だな?

あの男 客だってだけで
偉そうに…。

この店 味もサービスも落ちたな。
行こう。

えっ? あっ…。

すいません。

(川並の声)
俺 前に グルメサイトで

「駄目なギャルソン」って
名指しで書かれた事があって。

ああ 絶対 こういう奴が

俺の悪口 書き込んでるって
思ったんだよ。

そんな事で殺したのか?
それだけじゃない!

これ 捨てといてもらえる?

かしこまりました…。

(川並の声)なんで俺が…。
何様のつもりなんだよ!

このまま ナメられっぱなしじゃ
たまんねえって思って…。

(渡辺)樽池町に
工場の跡地があってね

そこで 絵 描いてるから

夜7時に来てくれないかな?

(川並の声)それで 休憩時間に
あの工場に乗り込んだんだよ!

♬~

(渡辺)あっ あんた さっきの…。

悪かったな。

悪かった?

俺さ 靴もらった時に
思ったんだよね。

似合わない事してるなって。

はあ…?
何 ごちゃごちゃ言ってんだ…。

それで目が覚めた。

人に言われた事を
いつまでも引きずってるって

かっこ悪いよな。

あんたも そう思わない?

(川並の声)かっこ悪い!?

どこまで俺をコケにすれば
気が済むんだって思ったら

たまんなくなって…。

何すんだよ…!

♬~

(渡辺)ああっ!

♬~

(川並の声)
それで 開いてたドアから

外に出ようとしたら…。

うっ…!

絵かよっ!! ううっ…!

♬~

(川並)SNSに書かれるから

とにかく 客には
頭下げとけって…。

(机を蹴る音)
なんだよ!

いつから 客が
そんなに偉くなったんだよ!

お前 自分でやった事が
わかってるのか?

お前は
人ひとりを殺したんだ!

人ひとりを殺したんだぞ!!

(嗚咽)

(川並の嗚咽)

渡辺さんは 亡くなる直前まで
絵を描いていました。

あなたに見せる絵を…。

♬~

あっ…。

♬~

ドア… 開けてくれたんだ…。

♬~

あなたに嘘がバレてしまうと
知りながら

渡辺さんは 自分の絵で

あなたに伝えたかったんじゃ
ないでしょうか。

(雫)ナベさん…。

ありがとう…。

♬~

絵の事は
よくわからないけど

あれが いい絵だって事は

私にも わかったわ。

おお…!
お前が芸術を語るとはな。

ハハハハ…!
何よ もう!

ハハ…。
(笑い声)

相馬くん!
(相馬 涼)友達が殺されたのに

何もできない…。
(亜美)論文のねつ造疑惑?

(相馬)論文のねつ造なんか
するような研究者じゃない。

(アラン・フリードマンの英語)
(英語)

(相馬)カナダで 科学捜査の腕を
磨いたつもりだった…。

それなら
それを科学で証明しよう。