ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

緊急取調室 第2話 松井珠理奈、紺野まひる、天海祐希、田中哲司、速水もこみち… ドラマのキャスト・主題歌など…

『緊急取調室 #2』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 対局
  2. 宗形
  3. 小石川
  4. 将棋
  5. マタゴダケ
  6. 日名子
  7. 菱本
  8. 大庭
  9. 大庭社長
  10. 橘日名子
  11. 渡辺
  12. 部屋
  13. 下剤
  14. 玉垣
  15. 玉将
  16. 勝負
  17. 彼女
  18. お願い
  19. ブーン
  20. 王将

f:id:dramalog:20190418215539p:plain

『緊急取調室 #2』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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緊急取調室 #2[字]

女流棋戦の対局中、スポンサーが毒殺された!棋士の橘日名子(松井珠理奈)に疑いが…。有希子(天海祐希)らキントリチームは、前代未聞の“二元同時取り調べ”を開始!

詳細情報
◇番組内容
『緊急取調室』が第3シーズンに突入!天海祐希が妥協を許さないプロの取調官・真壁有希子として、2年ぶりに帰ってくる!!
可視化設備の整った特別な部屋で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げ、マル裸にしていく…。
◇出演者
天海祐希田中哲司速水もこみち鈴木浩介大倉孝二塚地武雅、でんでん、小日向文世
【ゲスト】松井珠理奈紺野まひる ほか
◇脚本
井上由美子
◇演出
常廣丈太(テレビ朝日
◇音楽
林ゆうき
◇主題歌
家入レオ『Prime Numbers』(ビクターエンタテインメント
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子テレビ朝日
【プロデューサー】都築歩(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/
☆Twitter
 https://twitter.com/kintori_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/exkintori/

 

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♬~

(高橋美佳)ここ 春水楼では

女流棋士がしのぎを削る
クレイトス杯女流玉座戦が

行われています。

(解説)はい。 今 2五竜
竜が飛び出しましたね。

(美佳)はい。 破竹の勢いの
橘日名子女流三段 二十歳。

受けて立つのは
宗形あずさ女流六段 39歳です。

いずれも 決着をつける事になる
今回の対局。

並々ならぬ闘志で臨んでいます。
大庭さん ドキドキしますね。

(大庭広夢)最高ですねえ。

こんな日が来るのを
待ってました。

女流棋戦をスポンサードした
かいがありましたよ。

ああ…。 フフッ。

(小石川春夫)熱心だねえ。
最後まで見るの?

(玉垣松夫)当然です。
警視庁将棋部ですから。

(菱本 進)善さんがいたら
張り付いて見てるぞ。

あ~あ 菱やんまで
アイドル棋士に参っちゃって。

違うわ! 俺は
宗形先輩を応援してるんだ。

タマが日名ちゃん。
あんた いくつよ?

不謹慎ですよ 真壁さん。

これは 歴史に残る対局なんです。
歴史?

ごめんなさいねえ。
私 将棋に全く興味がないから。

これを見てください。

宗形あずさは 12年前に

女流タイトル戦
21連勝の記録を作りました。

橘日名子は 弱冠二十歳で

その記録を
塗り替えようとしてるんです。

記録ってもんは
まあ いつか破られるからね。

(ため息)
(菱本)日名ちゃんが

この勢いでいけば
女性初のプロ棋士になるかもな。

えっ!?
この2人 プロじゃないの?

はあ…
将棋に全く興味のない方には

どうでもいい事かもしれませんが

日本では いまだかつて 女性が
プロになった事はありません。

女流棋士
女性だけの世界で戦っている

って言うと わかりやすいかな?
男と同じ土俵じゃないんだよ。

でも このまま
橘日名子が勝利し続ければ

その壁を
突破できるかもしれない。

しかも 若くて
アイドル的な人気だ。

スポンサーになった
クレイトスにとってみれば

賞金700万なんて
安いもんだろうね。

さすが春さん 詳しい!

菱さんに教わったっていうか
無理矢理 教えられた。

将棋は 究極の心理戦。
取り調べにも役立ちますからね。

俺は 宗形先輩に
勝たせてやりたいなあ。

二十歳の小娘に記録破られたら
引退しかねないよ。

(玉垣)えっ… ここで 5六桂馬?

悪手だな…。

(解説)「う~ん… これは…
これはですね…」

あれ?

終わったの? どっち勝ったの?

まだです。

対局中に席を立ってはいけない
という事はないんです。

(解説)「う~ん 何か やはり

ここまでの対局の
指し手でですね

精神的にも かなり
こう 削られてきていますので

決めにいきたい
心理なのかもしれませんね」

「ここを受け間違えると
大変な事になりますね」

(美佳)「持ち時間は18分です。
大庭さん 緊迫してきましたね」

(大庭)こっちまで
汗が出てきましたよ。

世界最強の知的ゲームに挑む
女性2人。

実に刺激的です。

人生は勝負です。
ぜひ 盛り上げていた…。

頂き…。

痛っ… ああっ…。

あっ… 失礼。

いいから 続けて 続けて。
(美佳)えー…

大庭さんは いったん
お仕事の都合で退席されます。

のちほど 改めて
お話を伺いましょう。

ふぅ…。

(美佳)「現在 対局は69手目」

「橘日名子女流三段の
5六桂馬に対し

宗形あずさ女流六段が
長考に入ったところです」

はあ…!

よしっ!

うっ! ああ…。

(せき)

ああーっ! うっ…。

♬~

(シャッター音)

♬~

(足音)

何!?

あっ…。

警察に連絡しなさい。
中継は中止だ。

ねえ 何が起こったの?
警視庁将棋部!

僕に聞かれても…。

「中継をご覧になっていた皆様に
お詫び申し上げます」

「株式会社クレイトス主催
女流玉座戦は

事情により 後日延期と致します」
はあ!?

(えづき)

(監物のえづき)

(カメラのシャッター音)

(宗形あずさ)あの…
片付けてもよろしいですか?

仕方がないね。

皆さん 許可が出るまで
動かないでください。

この部屋は 現状を保存します。

ボールペンなども
勝手に持ち帰らないでください。

座布団やついたても動かさないで。
将棋盤や駒もです。

どういう事です? 大庭さんの死に
不審でもあるんですか?

死因については これから
警察にて慎重に調査致します。

念のために 皆さんからも
順番に お話を伺わせてください。

(監物)まず お二人から
お願いできますか?

(橘 日名子)わかりました。

♬~

どうしました?

あの…

私 見ました。
何をです?

彼女が… 橘日名子三段が…。

(足音)

(あずさ)犯人です。

♬~

橘日名子が到着しました。

皆さん 出番です。

詳しい分析結果は
まだ発表していませんが

大庭広夢の死因は

マタゴダケによる中毒死と
判明しました。

マタゴダケ? 毒キノコか…。

本人が持参した水筒のキノコ茶に
乾燥状態で約6ミリグラム

混入されていた事が
わかっています。

(小石川)マタゴダケは

山間部に群生する
テングダケの仲間だよね。

毒性は強いが 通常は
幻覚と発汗が数時間程度続き

その後 回復に向かうから…

死に至った例は
そう多くないはずだけど…。

そのとおりです。

大庭は たまたま
下剤を服用していました。

そのため 脱水状態に陥っており

マタゴダケの毒性が顕著に
表れたものと考えられます。

なんでまた 下剤なんか…。

秘書によると
大庭は 極度に肥満を恐れ

海外で購入した強力な下剤を
常用していました。

当日は
通常の倍の量を服用していたと

分析結果に出ています。

ねえ 橘日名子は

ガイシャが下剤を飲む習慣を
知ってたのかな?

待ってください…。 彼女が
入れたとでも言うんですか?

(磐城)いやいや いやいや
いやいや… いや。

皆さん ご承知のとおり

橘日名子は 事件があった時
対局の生中継中でした。

あくまで 本日の聴取は

一関係者の事情聴取にすぎない
という事です。

橘日名子は 著名人であり
メディアの注目度も高い!

くれぐれも
慎重にお願いしますよ。

はい!

では 将棋の知識のある玉垣警部補
お願いします。

女性の参考人ですので 真壁警部補
サブに入ってください。

はい!

しっかりして! 警視庁将棋部
頼りにしてるんだから。

…わかってますよ。

ほ… 本日は ご足労頂き
ありがとうございます。

いいえ。 大庭社長には

タイトル戦のスポンサーとして
お世話になりました。

私にできる事は ご協力します。

これは決まりですので。

お名前 年齢 ご職業を
伺えますか?

はい。 橘日名子 二十歳。
職業は女流棋士です。

最初に お断りしておきます。

この部屋は
録音・録画対応と言いまして

ビデオカメラで撮影しています。

のちのち 裁判になった時に
証拠として提出するためであり

被疑者や参考人の人権を
守るためです。

知ってます。
「可視化」って言うんですよね。

なんだか 取り調べみたい…。

(玉垣)ああ… いいえ!
今日は あくまで

関係者のお話を伺うだけですので
どうぞ お気楽に。

でも 私の事を
疑ってるんですよね?

(日名子)「宗形さんが
私の事を怪しいって言ったから

呼ばれたんじゃないですか?」

いえ…。

刑事さんなのに
嘘が下手ですね。

(笑い声)

逆に 伺います。

橘さんは
心当たりがおありなんですか?

怪しいと言われるような。

はい。

そうきたか。
(菱本)先手だな。

(日名子)私 対局の前夜
大庭社長の部屋に行きました。

(日名子の声)翌日の解説に備えて
宿泊しておられて

会食のあとで呼ばれたんです。

橘です。
(大庭)はい ちょっと待って。

(日名子の声)部屋に入る時
誰かに見られてる感じが…。

(日名子の声)あれ
宗形さんだったんだと思います。

(たたく音)

た… 大変失礼ながら

なぜ 大庭社長の部屋に?

変な関係とかじゃありません。

対局で使用する駒について
説明を受けていたんです。

通常のタイトル戦では

将棋協会や旅館の用意した駒を
使いますが

今回は 大庭社長が
駒を贈呈されたので

検分で
それを使う事に決めました。

(大庭)素晴らしい駒だろう。

虎斑の中でも
木目に直角に斑が入っていて

この世に二つとない逸品なんだ。

明日の対局のために
手に入れたんだよ。

重みがありますね。
特に 玉将の点が躍動的です。

これで 22連勝の記録達成は
間違いない。

まだ決まったわけじゃありません。

(大庭)いや 君には勢いがある。

記録達成の暁には

君の名前を冠にした
トーナメントを立ち上げるよ。

君が将棋界の顔になれば

世界的なボードゲームとして
エンターテインメントビジネスになる。

なぜ 当日 その事を
おっしゃらなかったんです?

(日名子)騒ぎになっては
いけないと思って。

騒ぎ?

駒の話をしたあと 大庭社長は…。

宗形あずさは
もう引退したほうがいいと思う。

いいんですか?
主催者が そんな事を言って。

(大庭)先週 彼女が
会社を訪ねてきてね

借金を申し込まれたんだ。

(大庭の声)実家の妹さんが病気で
お金がいるらしい。

勝負の世界に生きる女が

お涙ちょうだいの話なんて
がっかりだよ。

(日名子)不用意に話しては
いけないと考えたんです。

もしかしたら

事件に関係する事かも
しれないでしょう?

まさか 誇り高き宗形先輩が…。

まあ 裏を取ってみますか。
お願いします。

(玉垣)「重要なお話を
ありがとうございました」

よくそこまで
お考えが及びましたね。

だって 宗形さん 対局の前から
冷静さを欠いていました。

よろしくお願いします。
こちらこそ。

いい対局を致しましょう。

で すみません。

私 今日 勝ちますね。

あら… 日名子さん。
私は 死ぬ気で頑張りますよ。

やめてください。

「死ぬ気」とかって 負ける事前提の
弱者の考えじゃないですか。

それに 勝負は楽しむものでしょ。

将棋をなめないで頂けますか。

(日名子の声)
宗形さんは いつも冷静なのに

普通じゃないと思いました。

そんな… 誤解です。

事実無根という事ですか?

(あずさ)いえ… 実家にいる妹が
難しい病気なのは本当です。

でも 大庭社長に
借金なんて申し込んでいません。

対局料を頂けるイベントがあれば

回してくださいと
お願いしただけです。

橘さんは ご自分への疑いから
目をそらすために

私をやり玉に挙げられたのでは
ないでしょうか?

橘さんが 勝手に尾ひれをつけた
という事ですね?

(あずさ)すみません。
私 悪口を言う気は…。

誰も 悪口とは思いません。

亡くなった大庭さんのために

もう一度 あなたが見た事を
話してくれますか?

はい。

あの夜 協会の会食が終わって…。

(大庭)どうぞ お部屋へ。

(あずさの声)橘さんは

権田会長を送らずに
出ていきました。

私は 先輩として注意しなければ
いけないと思い 追いかけました。

すると 大庭社長の部屋に…。

出てきたのは
10時を回っていました。

(足音)

(あずさの声)
これまで見た事のないような

思い詰めた表情で

私に気づく事なく
逃げるように立ち去りました。

(小石川の声)貴重な供述を
ありがとうございます。

ところで なぜ

橘さんが部屋から出てくるのを
待とうと思われたんですか?

彼女に気づかれたら 待ち伏せ
思われたんじゃありませんか?

あなたらしくありません。

どういう意味ですか?

いや ここにいる菱本は
あなたの将棋が好きでしてね。

慎重で鉄壁の守備が

長年の将棋ファンに受けていると
聞きました。

(あずさ)すみません。

2人が親密なところを見たのは
初めてではなかったので

うがった見方をしていたところも
あります。

対局でも 彼女に似合わない
悪手を指していたので…。

悪手… それは
悪い手ですか?

自分にとっても不利な手の事だよ。

(あずさ)2人の間に何か
感情的なもつれがあったのかと

疑いました。

対局中に あんな顔を
見せていたのですから

私の考えすぎだったかも
しれませんが。

失礼ですが 「あんな顔」というのは
どんな顔ですか?

あっ… ちょっと待ってください。

(あずさ)あっ これです。

♬~

(玉垣)あっ ここです。
これ そんなに悪い手なの?

対局は 最後まで見てみなければ
わかりません。

妙な手に見えても

50手先まで読んでいた
という事もありますから。

俺には 相手を攪乱するだけの
悪手に見えるけどなあ。

(小石川)確かに 宗形あずさは
混乱して 長考に入った。

席を立つのは
珍しい事ではないそうですが

このあと
どこへ行ったんでしょう?

中継映像によれば…。

5分20秒で対局室に戻っています。

この間に 大庭社長が死んだ部屋に
行ったっていう可能性は?

(小石川)う~ん 難しいね。

廊下には
マスコミがたくさんいた。

こんな写真を撮られたぐらいだ。

(監物)そのカメラマン
いい仕事したぜ。

(渡辺)旅館の仲居によれば
橘日名子は

控室で お茶を飲んだあとに
対局室へ戻ったそうなんですが

この時に触った蘭から

死因になったマタゴダケの粉末が
発見されました。

って事は…。
当たりだな!

簡単に「当たり」なんて
言わないでください。

日名ちゃんは 将来有望です。

主催者を手にかける動機が
ありません!

むきになるんじゃねえよ!
むきになんかなっていません!

あなたが予断を持っているから
指摘したまでです。

それが先輩への言葉かい!?

(菱本)あきれたね…。

…菱さん。

ジジイは帰って 寝る!
あとは任せたよ。

はあ?

(渡辺)ここです。

例の記事で
どの蘭に触れたか わかったので

鑑識に依頼し 運び出しました。

ねえ… 橘日名子の手に
マタゴダケが付いていて

それが この時に
蘭に付いたって事?

はい。 花びらと根元から
微量が検出されました。

ねえ 春さん…
ちょっと できすぎじゃない?

同感だね。
もし 橘日名子が

マタゴダケを 大庭社長の飲み物に
混入させたのなら

皆が見ている前で 蘭に
痕跡を残すようなヘマはしない。

何しろ
何手も先を読む棋士だからね。

ねえ 当日使った駒
回収しちゃった?

関係者がいた部屋は
現状を保存しておいた。

当たり前だけどな!
さすが!

ねえ 春さん。

橘日名子の手に
マタゴダケが付いていたら…。

当然 彼女の触った駒にも
付着してるはずだけど…。

ナベ。
(渡辺)すぐに科捜研に依頼します。

(鳥の鳴き声と羽音)

(菱本)めんこいねえ。

ああ こんにちは。
(菱本)ハハッ…。

(チャイム)

(あずさ)「橘さん
いらっしゃるんでしょう?」

「あなたも 私と
話したいんじゃないですか?」

先日の対局
素晴らしい取り口だったわ。

宗形さんも真剣でしたね。
当たり前でしょう。

で なんの用ですか? 私の事を
警察に言いつけておいて。

私は 見た事を
正直に話したまでです。

宗形さん

私を犯人に仕立て上げたいんじゃ
ないですか?

ご自分が果たせなかった
プロへの夢を

私が叶えるかもしれないから。
(あずさ)まさか…。

そんな卑怯な事を
考えるはずがありません。

あなたがプロへの道を歩むなら
私は応援したいと思っています。

そうかなあ?
デビューした頃は

棋譜を貸してくれたりして
かわいがってくれたのに

私が三段になってからは
目も合わせてくれませんよね。

そんなつもりはありません。

ただ 品位は持ってほしいと
思っています。

将棋以外の事で
お忙しすぎるんじゃないですか?

私は 将棋に打ち込むために

効率的に
お金を稼いでいるだけです。

それに ずっと勝ってます。

どんなに真面目にやっていても
負けたら駄目ですよね。

対局に勝って
勝負に負ける事もあります。

お説教しに見えたんですか?
(あずさ)いいえ 逆です。

このまま
対局が再開されなければ

女流棋戦のイメージが
悪くなります。

ただでさえ 大庭社長は
金に物を言わせて

土足で将棋界に踏み込んできたと
言われました。

事件について
知っている事があれば

教え合って
善後策を練りませんか?

私 何も知りませんよ。

協力を持ちかけてくるなんて…

宗形さんが 大庭社長を殺した
犯人だったりして。

そういう事をおっしゃるなら
私も はっきり申し上げます。

あなたへの疑いが
消えたわけではありません。

♪~ ブーン! ブーン・ブブブ・ブーン

♪~ ブブブ・ブーン ブブ・ブーン ブブ・ブーン

(篠原)顔良し 中も良し。
♪~ ブブブブ・ブーン

<大人かわいいコンパクト。 新 ダイハツ「ブーン」>

<ナビ割 10万!>

(濱田)よーく見てろよ。
(浅見)はい!

♬~ト・ト・ト トール
<これがトールサイズのコンパクトカー>

私も!
ちょ… 危なっ! あ あ あぁ~!

<これがトールサイズの濱田岳
(2人)高っ!

ダイハツ 新「トール」 お客さま評価No.1>

<ナビ割 10万!>

(渡辺)
お借りしてきました。

これから 科捜研に提出します。

駒からマタゴダケが出たら

橘日名子の手に付着していた
可能性は高くなります。

(菱本)落ち込むなよ タマ。

ジジイ!
帰って寝たんじゃなかったの?

(菱本)ちょっとな。

(玉垣)な… なんですか?

駒からマタゴダケが出ても

日名ちゃんが毒を盛ったとは
限らないぜ。

別の人間が 日名ちゃんがやったと
見せかけるために

仕組んだのかもしれない。

例えば… 宗形先輩とか。

菱やん
彼女のファンじゃなかったの?

贔屓の引き倒しは
ファンの風上にも置けねえよ。

ああ… はいよ。
(渡辺)はい。

(ため息)

どこ?

これは 蔵王連峰ですね。

学生時代に
山岳部で登った事があります。

えっ? 山岳部!? 知らなかった!

でも なんで? これ。

宗形あずさの実家は
宮城県天馬郡砂沼町。

(菱本)そう 俺も宮城。

宗形ってのは
あっちに多い名字でな。

そういう事もあって
応援してたんだよ。

(小石川)知らなかった。

(菱本の声)妹の病気は事実だった。
大金がいる事もわかったよ。

数日前 宗形先輩は
見舞いに帰ったそうだ。

そして もう一つ
重要な事がわかった。

裏山ね…。

♬~

(菱本の声)
あっちじゃ マタゴダケは

ありふれたキノコで

子供には 必ず気をつけろって
言って聞かせるそうだ。

証拠はないが 蘭の花から

簡単に当たりが出たのが
気になってな。

(小石川)
うん? そういえば 彼女が

あの記事を我々に見せたから
一課は蘭を採取した。

それで うまい具合に
マタゴダケが出た。

(渡辺)という事は
罠だった可能性もありますね。

宗形あずさ本人が
花にマタゴダケを仕込んだ?

橘日名子に罪をかぶせるため?

(菱本)まあ 駒が教えてくれるさ。
(監物)待て待て。

駒を分析してわかるのは
マタゴダケが付いてるかだけだ。

橘日名子 宗形あずさ

どっちの手に
付いてたものかまでは

わかんねえだろうよ。

(菱本)玉将を見ればわかる。
玉将…?

(玉垣)将棋の王将には 王将と
点の付いた玉将があります。

上の者は 王を

下の者は
玉を指すのが

礼儀とされています。

あっ… そうか。
菱本さん そういう事ですか!

(小石川)なるほど!
何よ?

ナベ 全然 話が見えねえんだけど。
(渡辺)のちほど説明しますね。

面白くなってきたじゃない。
なんなのよ!?

♬~

1階のエレベーター前だ。

(渡辺)了解です。

♬~

皆さん 今日は
大変難しい取り調べとなります。

よろしくお願いします。

将棋の対局って
どのくらいの時間かかるの?

早指しで知られる朝日杯もあれば

8時間で翌日にまたがる
竜王戦もあります。

(小石川)
翌日までは勘弁してほしいな。

(菱本)持たないね。

よし 早指しでいきましょう!

はい。 必勝でお願いします。

(一同)えい…。

だから なんなんすか? これ。
まだ言ってんの?

(玉垣)すいません…。

(施錠音)

♬~

(小石川)「本日は ご足労頂き
ありがとうございます」

(渡辺)本当の対局みたいですね。
(小石川)「決まりですので

お名前 年齢 ご職業を
お伺いできますか?」

(あずさ)「はい。 宗形あずさ…」

また 変わった事をして…。

これが 一番効果的な聴取です。
我々を信じてください。

(小石川)
「最初に お断りしておきますが

この部屋は 録音・録画対応…」

部長
こちらでご覧になるんですか?

(磐城)私も興味がある…。

あっ いや 違う…
監視の必要があるという事だよ。

録音・録画は
国民の注目を集めて…。

失礼。 黙って頂けますか?

我々は
将棋のタイトル戦と同じように

真剣勝負なんです。

協会から 対局に使った駒を
お借りしました。

(日名子)
駒を…? 何か調べたんですか?

重要な事がわかりました。
なんですか?

今は まだ
申し上げる事はできません。

警察って ずるいですね。

将棋は
どんな時も交代で指します。

相手が どんなに上位でも
公平ですよ。

そうありたいもんですね。

宗形さんも
お呼びになったんですね。

お会いになりました?

はい すっとぼけ始めた。

存じませんでした。

橘さんも
同時に呼ばれているなんて。

(小石川)駒についての調査が
終わったので

早めに お二人にお会いしたいと
思いまして。

(あずさ)さようですか。

何がわかったのか
お聞きにならないんですね。

橘さんは
気にされているようですよ。

私に やましいところは
ございませんので。

私 何もしてませんよ。

万一 駒から 私を疑うような事が
出てきたなら

それは 誰かが私を嵌めようと
してるんだと思います。

(菱本)ほう…
それは 一体 誰です?

フフフ… 私に言わせるんですか?

警察は 見当がついてるんでしょ?

(小石川)あなたは やはり

橘さんが犯人だと
思っていますか?

警察は どう思っているんですか?

こちらが伺っています。

何か
駒から証拠は出てきたんですか?

それも言わずに質問されても
答えられません。

はあ… 手ごわいですね。
相当 警戒しています。

いえ ここからが勝負です。

「私ね 将棋をやった事が
ないんですよ」

「なかなか
ルールが覚えられなくて」

でも 同僚に将棋好きがいましてね
いろいろ教えてもらううちに

ああ 面白いものだなと
思いました。

将棋には 人生観が出るからね。

あなたは 定跡にはこだわらず

次々と 奇襲の攻め手を
試すそうですね。

攻める時は攻め続けます。

古い定跡では勝てません
人間にもAIにも。

なぜ そんなに

将棋に打ち込む事が
できるんですか?

勝ちたいから。 それだけです。

私は定跡を大事にしています。

歴史から学ばなければ
いけないと思うので。

その方法に
間違いはなかったと思いますか?

(あずさ)ええ。

がむしゃらに
新しい手を模索するより

鉄壁の守りを固める。

勝つ事より 負けない事を目指す。

私は
それが将棋だと思っています。

橘三段とは正反対ですね。
(あずさ)はい。

しかし
お二人は 案外 似てますよ。

橘さんと私が?

あり得ません!
そうでしょうか?

私には 同じものを目指して
生きてきたように感じます。

フフフフ…
どんな目 してるんですか?

♬~

♬~

橘さん
最初の質問にお答えします。

宗形さんが話し始めたので
隠しておく必要がなくなりました。

(ノック)
(解錠音)

♬~

(施錠音)

♬~

(解錠音)

(小石川)橘さんが話を始めたので
あなたにも事実を話します。

(磐城)どういう事だ!?
まだ2人とも吐いてないぞ。

嘘は駄目だ!
あとで批判を浴びる。

そうでしょうか?

部長。 春さんも真壁さんも
自供したなんて言ってませんよ。

しゃべったのは事実ですけどね。

そんな… だましじゃないか!

戦術と言ってください。

ホシは お客様。
もてなさなくてはなりません。

我々が駒を調べたのは
橘さんが触れた蘭から

大庭社長の死因となった
毒物が出てきたからです。

橘さんの手に

付着していたかどうかを
確認するために

駒にも付いていたかどうか
分析したかったんです。

どの駒を調べたか わかりますか?

あなたの使った玉将と…。

(小石川)あなたの使った王将です。

(小石川の声)将棋の対局では
駒が相手の持ち駒になりますが

王将 玉将だけは
相手には取られない。

なぜなら
王将が取られると決まった時点で

勝負あったとなるから。

すなわち 対局中
王将 玉将だけは相手が触れない。

もし あなたの使った玉将から
毒物が検出され

宗形さんの使った王将から
検出されなければ

あなたの手にだけ
毒物が付いていたという事になる。

(小石川)逆に どちらからも
毒物が検出されなかったら

橘さんの手に 毒物は
付いていなかったという事です。

何者かが 蘭に毒を仕込んだと
考えられる。

それで
結果は どうだったんですか?

やっと
興味を抱いてくれましたね。

お話しします。

毒物は…

どちらにも付いていませんでした。

つまり 私の手に
毒は付いていなかった

という事ですよね。

(小石川)黙って 守りを固めて
勝てそうですか?

(ため息)

将棋は 必ず勝敗がついて
いいですね。

我々の仕事には
勝敗なんかつきません。

真実がわかれば勝ったって
思えるもんじゃない。

むしろ 逆だ。

こんな真実
知らないほうがよかったって

思える事ばかりですよ。

私は戦術下手なので
率直にお聞きします。

大庭社長に毒を飲ませ
蘭の花に毒を仕込んだのは

あなたですか?

まさか…。 マタゴダケなんて
手に入りません。

マタゴダケって
よくわかりましたね。

(菱本)あなたのふるさとでは

必ず子供たちに
教えるそうですね。

マタゴを食べたら
わがりんすと… 駄目だって。

(日名子)よかった。 これで
私への疑いは晴れたんですね?

はい。

毒物を入れた疑いに限っては…
ね。

限って?

王将 玉将から
毒物は検出されなかったんですが

別のものが検出されました。

下剤の成分です。

対局前夜 あなたは

大庭社長の部屋で
駒に触れましたよね?

私が下剤を仕込んだって
言うんですか?

ありがとう。
さすが 見事な先手。

そんな手 指すはずないでしょう。

(玉垣)私は…。

私は 橘三段が高校生の頃から
対局を見てきました。

相手を揺さぶる奇襲を仕掛け

敗勢から
一気に勝ちに転じる取り口には

ロマンがあります。

私のように 勝ち負けから
逃げ回ってきた男には

ただただ憧れでした。

橘さん。

逃げは
あなたの勝負ではありません。

相手を揺さぶる奇襲ね。

はあ…。

参りました。

死ぬなんて思ってなかった。

でなきゃ この私が

あんなに詰めが甘い事を
するわけがない。

私… 殺すつもりは
ありませんでした。

さもなければ

警察に見破られるような手を
指すはずがありません。

八百長をしろと言われたんです。

二十歳のアイドルが
連勝を重ねれば

将棋界は活気づく。

僕は 彼女が
女性初のプロ棋士になれるよう

サポートするつもりなんだ。

あっ…
その代わり 借金に応じてあげる。

金がいるんだろ?

(あずさの声)
プロ棋士は 私の夢でした。

だから 39歳になっても
諦めずに頑張ってきたんです。

どんな事があっても
全力で戦いたいと思っていました。

でも あの男が解説をしていたら
心を乱されると思い

対局の朝…。

(あずさ)例の件は 社長の
おっしゃるとおりに致します。

わかった。 金は融通するよ。

やっぱり 君は
ちゃんと定跡を守れる人だね。

一筆 書いて頂けますか?

はあ… さすが
守りに長けてるだけあるよ。

(あずさの声)
対局の間 体調が悪くなれば

それでよかった。

その程度なら 警察なんて
来ないと思っていました。

(小石川の声)しかし 思いがけず
大庭社長は急死した。

自分に疑いが向かないように
しなければならないと思いました。

(あずさの声)とっさに 橘さんが

蘭の花に触っていたのを
思い出して…。

(あずさ)必死でした。

このまま 将棋ができなくなるのは
嫌だったから…。

(監物)どうしました?

(日名子)あの日
泣けって言われたんです。

待ってください。 私 八百長なんて
嫌だと言ったはずです。

女性のプロ棋士第1号への道も
近づく。

明日 対局の会見で
早速 トーナメントの発表するよ。

橘日名子杯女王戦トーナメントだ。

嬉しいと喜びなさい。

少し
大げさに泣くぐらいがいいな。

それで うちの株も上がる。

君にとっても損はない。

(大庭)ああ…。

(日名子の声)やっぱり
社長の気は変わってなかった。

以前から 八百長
持ちかけると言われていて

私 どうしても嫌だった…。

嘘の涙なんか流したくなかった。

(日名子の声)だから 社長が
八百長の事を口にした時のために

増量タイプの下剤を
用意しておいたんです。

どんなタイプの下剤を
飲んでいるかは

知っていましたから。

(女性)ねえねえ
お風呂 先に入っちゃう?

(日名子の声)お腹を下すくらいで
警察沙汰になると思わなかった。

あの日 あなたは

大庭社長が帰れば
それでよかったんですね?

「…はい」
「…はい」

(小石川)「しかし

橘さんが前の晩に入れた
下剤のおかげで

当日の朝
あなたの入れたマタゴダケは

計算外の毒性を発し
大庭さんは死んでしまった」

あなたと宗形さんは 期せずして
協力して殺してしまった…。

大好きな将棋のために。

読みが甘かったんでしょうか?

(小石川)対局の続きが
見られないのが残念です。

(あずさ)いいえ。

私たちの勝負は終わっていません。

(日名子)
私は悪手は指していません。

あれは
勝つために踏み込んだ手です。

(日名子)宗形さんが八百長
していないってわかったから

真剣に指しました。

これまでで一番…。

苦い対局だったわね。

(玉垣)
2人は どうなるんでしょうか?

2人とも 致死量に至るまでの
下剤やマタゴダケを

盛ったわけじゃないから
傷害罪…

あるいは 死亡した時間を鑑みて
宗形あずさが傷害致死…。

いやあ 難しい事案だな。

勝負は続くって事か。

でも もう二度と
2人の将棋は見られないんですね。

さあ
それは これから次第でしょう。

善さんも残念がってるかもね。

(しんじ)お待たせしました!
うわ~ きた!

(しんじ)
今日は 渾身のメニューです。

(かやの)皆さん お待ちかねの
つみれとカツの盛り合わせです!

斬新な組み合わせね。

あれ? 頼んだっけ?

おすすめ? うわあ ありがとう!
(しんじ)どうぞ!

(監物)わかんねえのかよ?
つみれとカツだぞ。

(渡辺)つみれにカツ… 罪に勝つ!
願いがこもってるそうですよ。

おお いいね~。

(渡辺)すいません ビール2つ!
(しんじ)は~い。

美味しい! やっぱり ここのは
美味しいって事で ごちそうさま。

なんだよ。
俺らが来たら すぐ帰るのかよ?

あれ? わかった?
おい 礼ぐらい言えよ!

俺らのおかげで
解決したようなもんだろ。

なあ? ナベ。
(渡辺)まあまあ… モツさん。

ありがとう。
…うまい!

(ため息)

(足音)

また 上に絞られてたの?

…まあな。

敵は キントリの首を
総とっかえする

言い訳にしたいんだ。

で 管理官 私たちの持ち時間は
あと どのくらい?

あまりないね。

面白くなってきたじゃない。

♬~

(監物)デイトレーダーって?
(渡辺)一日で売買を繰り返す

投資家の事です。

逮捕理由は詐欺容疑。
詐欺!?

(小石川)別の顔がある。
仮面 剥がしに行こう。

(平井かすみ)私 そんな事
するような女に見えます?

(磐城)頭も腕も鈍りましたか?
(かすみ)古くさいやり方…。