ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ストロベリーナイト・サーガ 第1話 二階堂ふみ、宍戸開、中林大樹… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<木曜劇場ストロベリーナイト・サーガ #01【本格刑事サスペンス再始動】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 大塚
  2. 北見
  3. 死体
  4. 井岡
  5. 勝俣
  6. 刑事
  7. 今泉
  8. 由香里
  9. 深沢
  10. 自分
  11. 主任
  12. 湯田
  13. 菊田
  14. 姫川
  15. お前
  16. 橋爪
  17. 石倉
  18. ストロベリーナイト
  19. 情報
  20. 辰巳

f:id:dramalog:20190411225152p:plain

『<木曜劇場ストロベリーナイト・サーガ #01【本格刑事サスペンス再始動】』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[新]<木曜劇場ストロベリーナイト・サーガ #01【本格刑事サスペンス再始動】[字][デ]

移動する死体遺棄現場の謎?女刑事の哀しき過去と連続猟奇殺人の真相!姫川班VSガンテツ…平成最後の本格派警察サスペンス!全ての伝説はこの事件から始まった

詳細情報
番組内容
警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係。男社会の警察組織において、ノンキャリアで警部補まで成り上がった姫川玲子(二階堂ふみ)は、直感と行動力を武器に、数々の難事件の真相に迫ってきた女性刑事。年上の巡査部長・石倉保(宍戸開)や巡査の湯田康平(中林大樹)、そして姫川を心底尊敬し慕う“一番弟子”の大塚真二(重岡大毅)を姫川班として率いている。そこへ1人の巡査部長・菊田和男(亀梨和也)が異動してくる。
番組内容2
そんな中、葛飾区の公園内にあるため池付近で、ブルーシートに包まれた変死体が発見された。死体は34歳の営業マンだと判明。死因は出血性ショック死で、薄型の刃物で切り付けられたような細かい傷が94カ所。スパッと切られた喉元の左頸(けい)動脈が致命傷になったと思われる。ため池には、人命に関わる危険な寄生アメーバ“ネグレリアフォーレリ”が繁殖しており一切遊泳禁止となっていた。
番組内容3
この1カ月以内に“ネグレリアフォーレリ”に感染し死亡した人間がいることを探り出した姫川は、死体を遺棄する人間の他に、死体をため池に沈める人間がいると推測。つまり、ため池の底に別の死体が沈んでいるのではないかと推測した姫川は水中捜査を依頼する。すると、姫川の読み通り、切創が酷似した別の遺体が出てきた。捜査する中で浮上した「ストロベリーナイト」という謎の言葉。この言葉と連続死体の死因との関係とは?
出演者
二階堂ふみ 
亀梨和也
 ・ 
宍戸開 
中林大樹 
重岡大毅(ジャニーズWEST) 
今野浩喜
 ・ 
山口馬木也 
岡田浩暉
 ・ 
江口洋介
スタッフ
【原作】
誉田哲也『姫川玲子シリーズ』(光文社刊) 
【脚本】
徳永友一、ひかわかよ、関えり香 
【主題歌】
亀梨和也『Rain』 
【音楽】
末廣健一郎 
【編成企画】
渡辺恒也 
【プロデュース】
山崎淳子
【演出】
石川淳一、山内大典 
【制作】
フジテレビ 
【制作著作】
共同テレビ

 

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♬~

(男性)《きったねえ》
(男性)《どうした?》

(男性)
《汚れちゃったじゃねえかよ》

《おい!》

♬~

(マコ)《奇麗だね》

(マコ)《分かるよ。
君のこと 分かるよ》

《私も同じだから》

(捜査一課長)《菊田 和男

11月13日付で
第十係 勤務を 任命する》

(刑事)《うらやましいね。
あの姫の下だって?》

(刑事)《中野の変死体事件 挙げた
あの姫川…》

(刑事)《まっ
せいぜい かわいがってもらえよ》

(刑事)
《出世コースから外れたな》

(刑事)《順調だったのに。
ちゃんと仕事しろよ》

(井岡)玲子ちゃんは?

玲子ちゃんは どこですの?

(石倉)まあまあ まあまあ 井岡。
取りあえず 席に座ってよう。

(湯田)
何で 井岡さんが亀有北署に?

(菊田)お疲れさまです。
(石倉)おっ。

本日付で 十係に配属に…。
(井岡)いや~ わしな 先月まで

王子東署におったんやけど…。
(湯田)あっ 姫川班の湯田です。

(井岡)今は ここで
お世話になっとるんや。

その矢先に事件やで?

(湯田)シ~。
(井岡)ホンマに 赤い糸で

結ばれてるんちゃうか?
誰と誰が?

わしと玲子ちゃんがや~。
(湯田)あ~!

もう 井岡さんはね
座ってましょうね。

(石倉)菊田 和男君だったよな?
(大塚)捜査一課の大塚です。

よろしくお願いします。
(北見)亀有北署の北見です。

こちらこそ お願いします。

(大塚)どうぞ
先に お座りください。

(北見)やめてくださいよ。

僕の方が年下なんですから
敬語なんて。

(大塚)いや そういうわけには
いかないっす。 北見警部補は

自分より 階級 上なんで。 どうぞ。
(北見)すいません。

悪かったな
着任早々 合流してもらって。

あっ いえ。 あの 姫川主任は?
あっ…。

(橋爪)始めるぞ。
(石倉)説明は後だ。

(今泉)気を付け!

敬礼!

(今泉)休め。

(今泉)昨日 午後5時

水元公園内の ため池付近で
死体が発見された。

発見当時
死体は ビニールひもで

首 胸 腰 膝 足首を
くくられていた。

発見者は
近所に住む主婦の 平田 康子。

康子は 午前6時
2階の寝室の窓から

死体を包んだビニールシートを
目撃するも

ごみの不法投棄と勘違いをし
通報には至らなかった。

しかし その後
現場近くを通った際

ビニールシートが人形だと気付き
午後5時になって 通報に至った。

歯の治療痕から
マル害は 金原 太一 34歳。

事務機器リース会社 大里商会の
営業マンだと 判明。

司法解剖の結果
死因は 出血性ショック死。

死亡推定時刻は 一昨日
午後7時から午後10時の間。

凶器は かみそり
または カッターナイフのような

厚みのない薄型の刃物。

マル害は 上半身に 大小 合わせて
94カ所も傷があった。

いずれも浅く 出血はしているが
死因とは無関係。

そのうち 52カ所からは
ガラス片が採取されており

11カ所の打撲痕もある。

致命傷は この喉元。

左頸動脈を
すっぱりと割られている。

ここまでで
何か質問あるやつは いるか?

(今泉)菊田。

マル害の みぞおちから
下腹部にかけて 延びてる

傷は 何でしょうか? 他の傷とは
毛色が違うようですが。

(今泉)この傷は
死後に切開されたものだ。

死後に?

ある程度 厚みのある刃物

ジャックナイフとか
出刃包丁のような物で

両手で 何十回と 力を入れて

ぐりぐりと腹を断ち切ったと
考えられる。

(北見)うっ…。

(大塚)大丈夫ですか?
(北見)すいません。

(橋爪)おい 今泉!

(今泉)はい。

(橋爪)姫川は 何やってる?

何で 捜査会議にいないんだ?

(今泉)すいません。
連絡したのですが つながらず。

なめ腐りやがって。

今泉 貴様 女だからって
甘やかしてんじゃないのか?

もっと厳しく指導しろ!

♬~

♬~

(井岡)玲子ちゃん。

(玲子)管理官 お話があります。

会議を
一時 中断していただけますか?

(橋爪)おい お嬢ちゃん。
会議 サボっといて

何 言ってんだ!
(今泉)姫川

聞く価値は 確かなんだろうな?
はい。

もし 私の勘が間違っていたら
頭を丸めて坊主にします。

聞いてやってください 管理官。

(橋爪)これで 何もなかったら
お前の責任も問われかねんぞ。

(今泉)分かってます。

姫川 言ってみろ。
はい。

私は この死体の腹部を見て

なぜ ホシは 死後にまで
死体に傷を付けたのか

それが
ずっと引っ掛かっていました。

(今泉)
理由が分かったというのか?

はい。 死体を損壊したのは
池に沈めるためです。

池に?
ご存じのとおり

死体の内部に
腐敗ガスが発生するので

水中に遺棄したとしても
簡単に浮かんできます。

ですが
腐敗ガスを受け止める風船

この場合は 最初から 内臓が
破られていたら どうでしょうか?

当然 いつまで たっても
風船は膨らまず

死体は浮かんできません。
(橋爪)ハハハ。 分からんな。

だったら どうして
ホシは さっさと沈めなかった?

一晩 放置する必要 ないだろ。

何か トラブルが起きたとは
考えられないでしょうか?

(今泉)トラブル?
はい。

死体をあの場所まで運ぶ
人間とは 別に

死体を水中へ遺棄する担当が
いたのではないかと 考えました。

しかし 今回
水中に遺棄する人間が

現場に来なかった。
それは 水中への遺棄担当が

すでに死んでいたからなのだと
思います。

「思います」だと?
ハハハ。 話にならんな。

どれも お前の臆測にすぎんだろ!
いいえ。

ただの臆測ではありません。
(今泉)何だ? これは。

ひとつき前に
不審な死を遂げた人物の

死体検案書のコピーです。
監察医務院から借りてきました。

深沢 康之 21歳。

彼は あの 水元公園内の ため池に
あえて入り その結果

ネグレリアフォーレリという
寄生アメーバに 感染し

死亡したと考えられます。

死亡したのが 10月21日。

感染したのが 約1週間前とすると
10月14日前後。

つまり ちょうど1カ月前。

こちらは 環境局が 都内全域で
水質調査をした結果です。

ご覧のとおり あの池以外からは

ネグレリアフォーレリは
検出されていません。

ちなみに
深沢は 保護観察中であり

断りなく
東京を離れることができません。

都内で行動していたと考えるのが
妥当です。

(大塚)すげえ。

ハハハハ…。

あの ため池は
遊泳が禁止されています。

なのに 深沢は
何らかの理由で あの池に入り

ネグレリアフォーレリに感染した。
だとしたら…。

だとしたら 何だ?

金原以前にも 誰か他の死体が…。

あの池には 腹部を切り裂かれた
別の犠牲者が 沈んでいます。

♬~

分かってるな? お嬢ちゃん。

無理 言って 第二機動隊にまで
出動要請かけといて

何も出なかったじゃ
済まされんぞ。

分かってます。 丸坊主ですよね?

(橋爪)フッ。
出っ張るのは 大いに結構だが

今の貴様のポストを
狙ってるのは

20人や30人じゃない
ってことだけは

肝に銘じとけよ。
はい。

(橋爪)もう1時間だぞ。
ホントに大丈夫なのか?

大丈夫っすかね?
(湯田)大丈夫だよ。

♬~

♬~

(大塚)主任。

(橋爪)どけ! 死体が揚がった。

(今泉)やったな 姫川。
(橋爪)捜査員を追加する。

どの班が空いてる?
はい。

(橋爪)あっ?

(男性)早く。

あ~ よかった~。

(大塚)そんなに焦ってたんすか?

かなりね。 だって 丸坊主よ?
(湯田)それ

自分で言ったからじゃないっすか。
ただの はったりに

決まってんでしょ。
つい 口から出ちゃっただけ。

(湯田)出た。
主任お得意の はったり。 ハハハ。

さっき揚がった死体は
金原さんと 切創が同じだった。

《教えて
あなたが最期に見たものを》

腹部の欠損も一緒。
同一犯と考えるのが自然ね。

死体の身元特定まで 今は まだ

第一被害者の金原さんを
洗うしかないですね。

そうね。

ほら 飲んで。 今日は
あなたの歓迎会なんだから。

すみません。

よし。
じゃあ あらためて 自己紹介。

(石倉)は~い。
俺 石倉 保。 巡査部長。

よろしくな。
たもっつぁんね。

(湯田)はい。 湯田 康平。
今は まだ 巡査です。

康平ね。
大塚 真二。 巡査です。

真二。
よろしくお願いします。

で?

菊田 和男。 巡査部長です。

え~っと あなたは…。

(湯田)カズ君。 カズ…。
(石倉)カー君の方が…。

菊田で。 呼び捨てでいいです。

そう。 じゃあ 菊田で。

≪(井岡)ちょいちょい。

苗字の呼び捨ては
わしの専売特許やで。

井岡 何で あんたが いんの?
(井岡)ええやないっすか。

わしも 姫川班の一員いうことで。

よくない!
何で 私が また あんたなんかと。

(井岡)しゃあないやん。
本部と所轄の捜査員が

パートナー組むいうのは
ルールなんやから。

ねえ 玲子主任。
名前で呼ぶの やめてくれない?

(湯田)あっ そういや
けさの会議で 大塚の相方

気持ち悪そうにしてましたね。
新入りですか?

(井岡)ああ 北見でっか。

警大 卒業して 所轄で研修中の
キャリ坊や。

あの北見第三方面本部長の
息子やな。

(湯田)えっ?

どうして 研修中のキャリ坊を
わざわざ 特捜になんか入れるの?

どうせ 3カ月かそこらなのに。
それがですね

本人が… 本人が…。
(湯田)はい。

(井岡)ベルトを
ぐいっと やるなや!

本人が?
本人がね

これも 経験の一つやいうて
志願したそうですわ。

(石倉)それで 会議中
気分 悪くなってりゃ 世話ないな。

ハハ。 でも それ 言ったら
大塚も そうでしたけどね。

あ~。
(井岡)あらら~。

澄ました顔しおって
そうやったんか~い。

(大塚)いやいや
覚えてないです そんな前の話。

(湯田)うっ…。
(大塚)ちょっ…。 も~。

(湯田)ジャ~。
(大塚)出してないです。

よろしくね 菊田。 頼りにしてる。

はい。

勤務態度が変わった…。

(社員)ええ。
金原さんは もともと 真面目で

がつがつしたタイプでは
なかったんですけど

何ていうか 急に やる気を
見せるようになったっていうか。

やる気を?

大手の銀行に
営業かけ始めたりして。

そういう無謀なことをする
キャラじゃなかったんですけど。

それ いつからですか?

(社員)
半年ぐらい前だったかと思います。

金原さんの妻 明子さんの 話では
半年ほど前から

月に一度 第2日曜日の夜に
誰かと会っていたそうです。

私が得た情報と一致してる。
(大塚)何すか?

金原さんが働いてた会社の同僚に
話を聞いてきたの。

半年前から
勤務態度が変わったって。

金原さんは
半年前に 誰かに出会った。

その誰かとの出会いが 性格まで
変えたってことですかね?

怨恨の線は?
職場の人間関係も良好で

今のところ
誰かから恨まれていたとの

情報は ありません。

先月の第2日曜 10月14日は

深沢 康之が ため池に 死体を
遺棄したと思われる日とも

一致します。
金原は 深沢と会ってたってこと?

分かりませんが。

げっ ガンテツ。

(勝俣)何だよ。
お姫ちゃんファンクラブに 用はねえぞ。

何か ご用ですか?

ちょっと行ってくる。

今のって…。
(石倉)ああ 五係の勝俣主任だ。

元公安で 情報戦のプロ。

何かと うちの主任に
突っ掛かってくる 嫌な野郎だ。

気を付けた方がいいですよ
菊田さんも。

(勝俣)お前の知ってる情報
全部 吐け。

当然だろ。
こっちは 後から 特捜 入んだ。

それだけ
ハンディがあんだろ ハンディが。

今までの経過でしたら

調書と報告書を見たら
どうでしょうか?

そんな物
穴が空くほど 読み倒した。

だが
何の根拠も書かれちゃいねえ。

てめえは どうして あの場所に
死体を遺棄したやつと

水中に遺棄したやつが
別々だと考えた?

いつもの お得意の勘か?

別に 勘だけに頼ったわけで…。
じゃあ 何だ? 言ってみろ。

分かりました。
では ご説明します。

きちょうめんな
シートの包み方と

捨ててあった場所が
適当過ぎることに

ギャップを感じた。
それで 思ったんです。

当初は 死体を 池に沈めようと
してたんじゃないかって。

そのために 死体が
浮かび上がってこないよう

腹部を切開した。
けど そこまで しておいて

死体は 放置されたままだった。

なぜなら 死体を運んできた者と
死体を水中に遺棄する者が

別人だったから。

現場には
誰も泳がなそうな池なのに

「遊泳禁止」の看板が
立てられていた。

そのとき 監察医務院の
國奥先生が言ってた

寄生アメーバの話を
思い出したんです。

以上です。

説明になってねえってことだけは
分かった。

お前
何の疑問にも思わなかったのか?

何がですか?
死体を水中に遺棄した深沢は

3週間前に死んでる。
なのに 今回 なぜ 運んだやつは

そのことを知らずに
あの場所に放置した?

それは…。

深沢が死んだんだったら
別のやつに沈めさせてもよかった。

なのに ホシは それをしなかった。
なぜだ?

いや ですから それは…

連絡不行き届きとか?

ハッ。 あきれた野郎だ。

その疑問をつぶさねえで
第二機動隊に出動要請したのか?

ええ。
そういうことになりますわね。

「なりますわね」って
どういう頭してんだ? お前は。

お前の その発想は 危険だ。

ご忠告 ありがとうございます。
では 失礼します。

おい。

まだ 何か?

今でも怖いのか?

暑い夏の夜は。

(勝俣)何だよ。 どけ。

≪(物音)

(ノック)

主任! 主任! 大丈夫ですか?
きっ… 菊田さん!

おっ おい。 医務室に連絡。
(大塚)はい!

主任 聞こえますか?

(大塚)主任から連絡ありました。

今 ホテルに戻って
休んでるそうです。

(石倉)ったく ガンテツが加わると
ろくなことがない。

(大塚)ガンテツの野郎に
何 言われたんすかね?

(湯田)倒れるなんて
よっぽどだよ。

ま~た 橋爪管理官に
嫌味 言われなきゃいいけどな。

(大塚)そんなのね
無視すればいいんすよ。

(湯田)そうは言ってもな お前…。

どうっすか? 菊田さん
姫川主任の下は。

まだ よく分からない。

まあ 無理もない。

27歳で警部補に昇任。

ノンキャリアとしては
異例の早さだ。

しかも 女刑事ときた。

管理官でさえ

試験勉強が得意な お嬢ちゃん
ってぐらいにしか思ってない。

だから 分からないんです。

一回でも しくじれば
男の3倍も4倍も 評価を落とす。

今回 池から
死体が揚がっていなかったら

どうなっていたか。

もっと慎重になった方が。

自分の勘に 頼り過ぎている。

もしかしたら 部下のことも
信用していないんじゃないかって。

(大塚)それは違います。

主任は
そんな人じゃありません。

誰よりも
俺らのこと 思ってくれてます。

自分 主任が目標なんですよ。

ノンキャリだって
あの若さで 班 持てるんだって

夢 見させてくれました。

俺は 何があっても
主任に ついていきます。

(石倉)ハッ。 お前は
主任に かわいがられてるからな。

一番弟子っつって。
(大塚)はい。

勝俣班には
絶対 負けられませんよ。

このヤマ
姫川班で 絶対 取りましょう。

ねっ?
(湯田)はい。 ついていきます。

(石倉)はい。 ついていきます。
(大塚)やめてくださいよ もう。

(石倉・湯田)ハハハ…。

深沢さんの死体が発見されたのは
自宅アパートでしたよね?

ええ。
アパート内で倒れているのを

家賃回収に来た大家さんが
見つけました。

あっ ありました。
こちらが調書になります。

「由香里」?
同居人がいたんですか?

(刑事)ええ。
深沢には 3つ下の妹がおります。

ほんなら 今は
ここで 妹さんが一人暮らしを?

(刑事)いえ。
深沢さんが亡くなったときは

入院していました。
どうも 精神的に不安定らしくて。

病院名を教えてください。

(刑事)中央医科大学附属病院です。
そこの精神科に。

中央医科大学附属病院
言うてますけど。

深沢さんは 保護観察中だった
ということですが

何をしたんですか?

17歳のときに 自宅を放火して

両親の死体を
家ごと焼いたんですよ。

家ごと両親を?
(刑事)ええ。

両親 共に 薬物中毒でしてね

ある日 帰宅後に
死んでいる両親を見つけ

親が薬物をやっていたことを
知られるのが 嫌で

家に火を放ったそうです。

(井岡)
複雑な家庭環境やったんですね。

(刑事)ええ。
そのことも考慮はされたものの

深沢は 少年刑務所
3年 入っていました。

(勝俣)おい。

お前 これで たまには
うまい物でも食ってこいよ。

(刑事)えっ? いや しかし…。

いいんだ いいんだ。
黙っといてやっから。

行けよ ほら。
(刑事)はい。

行ってこい ほら。

(舌打ち)

中央医科大学附属病院まで。
(運転手)はい 分かりました。

(舌打ち)

(医師)電話でも お伝えしたとおり
深沢 由香里さんは

今 面会できる
精神状態ではありません。

現在 調べている事件に
関わることなんです。

お願いします。

担当医として 許可できません。

お帰りください。

(井岡)先生
最近 よう眠れないんですわ。

かと思うと 突然 胸の辺りが

きゅ~って
締め付けられるように…。

♬~

♬~

(看護師)あの 何か ご用ですか?

すいません。

(看護師)深沢さん? どうしたの?

どうしたの? 大丈夫…。
うわ 落ち着いて。

(女性)呼びますか?
(受付)あっ はい。

(受付の せきばらい)

(勝俣)警視庁の者だ。
深沢 由香里に 会いに来た。

ここで
警察手帳 見せた方がいいか?

えっ?
(勝俣)ここで 警察手帳

見せた方が いいか どうか
聞いてんだよ。

(医師)また 警察の方ですか?
先ほど お断りしたはずです。

誰か他に
警察関係のやつが来たのか?

(医師)ええ。
先ほど帰られました。

油断も隙も
あったもんじゃありませんよ!

勝手に病棟に入られて。
(勝俣)まさか そいつ 女か?

(医師)そうですよ。

(舌打ち)
(勝俣)あの小娘~。

「S N」?
(北見)はい。 深沢が

勤務していた 警備会社に行ったら
私物の手帳が見つかって。

これです。

毎月 第2日曜日にだけ
「S N」って文字が。

第2日曜日…。
(石倉)「S N」

何でしょうね。
何かのイニシャルとか…。

う~ん。
佐々木 希。

えっ?

えっ 何か?

いや あんたの口から
その名前が出るとは思わなかった。

(一同の笑い声)

(湯田)あっ でも
もし イニシャルだとしたら

読み方が逆の可能性も
ありますよね。

例えば あ~…

あっ 野村 沙知代とか。
そうね…。

真二 事件関係者名簿の中から
「S N」に該当する人がいないか

調べてみて。
(大塚)はい。

(井岡)あ~
亀有メンチやないですか。

うまいですよね これ。
(湯田)あっ。

ちょっと それ 真二の差し入れよ。

(井岡)何や。
君も これ 好きなんか?

はい 大好物っす。
(井岡)ほな また 買うてきて。

わしも これ めっさ好きやねん。

最後の1個。 はい 頂きます。

あっ 自分
まだ 一つも食べてないんで。

フフフ。
(石倉)ハハハハ…。

食べたかった。
(石倉)食べたかったんだな。

(一同の笑い声)

(今泉)新たに
ため池から発見された死体の

身元が判明したので 報告する。

マル害は 氏名 滑川 幸男 38歳。

大手広告代理店 白広堂の
社員で

業界では 名の通った
リエーターだそうだ。

滑川には 先月の19日に
捜索願が出されており

行方が分からなくなったのは
14日。

深沢が池に入ったと思われる
日時と 一致する。

姫川と勝俣は 勤め先の敷鑑を
手分けして行ってくれ。

えっ?

(舌打ち)

おととしにCM大賞を?

(井岡)優秀な
ディレクターやったんですね。

(社員)はい。 でも それから
スランプに陥っちゃって

イデアにも
キレがなくなったっていうか。

けど ことしの春くらいから
いきなり調子が戻ったんですよ。

急に 息 吹き返して
俺 心配になって言ったんです。

あんまり
飛ばし過ぎない方がいいって。

そしたら…。

(滑川)《いつ死んでも
後悔しないように

今 やらないで どうする》

(社員)《はあ…》

いつ死んでも?

ええ。 滑川には
結婚前から交際している

同僚の女性がいました。
名前は?

白鳥 香澄です。

こっちのリストに入ってる。
すぐ 確認してみる。

よろしくお願いします。

≪(勝俣)白鳥 香澄なら
何 聞いたって 無駄だ。

真新しい情報は
何一つ 持っちゃいなかった。

お前 菊田っていったか?

お姫さまの下じゃ 退屈だろ。

このまま 仲良しクラブの一員に
収まっちまうような

玉じゃねえだろ お前。

失礼します。

(大塚)スランプ?
(田代)はい。

でも
しばらくしたら 立ち直ってて。

(大塚)なぜ 立ち直ったか
心当たりは ありませんか?

(田代)さあ そこまでは…。

大学 卒業してからは
年に何回か会うぐらいだったので。

(大塚)そうですか。

(田代)あの… ホントに
あいつ 殺されたんですか?

ええ。

何か
他に思い出したことがあれば

ご連絡ください。
(田代)分かりました。

失礼します。

アリバイもありましたし

特に 有益な情報は
得られませんでしたね。

そうですね。

待ってください 勝俣主任。
(勝俣)何だよ。

白鳥 香澄は
うちのリストに入ってた社員です。

知らねえよ そんなの。
お前らが もたもたしてっから

いけねえんだろ。
横取りしておいて 何ですか それ。

まあまあ まあまあ お二人とも。

(勝俣)無駄足 踏まずに
済んだんだから ありがたく思え。

私が言ってるのは ルールは
守ってくださいってことです。

(勝俣)俺は 別に てめえと
遊んでるわけじゃねえんだよ。

こんなことで
いちいち ヒステリー起こすなら

今すぐ 刑事 辞めろ。
はっ?

(勝俣)
向いてねえんだよ お前には。

何でですか?
お前の目だ。

鏡で よく見てみろ。

何なのよ もう!
(井岡)いった。

ごめんなさい。

♬~

お疲れさまです。
(今泉)おう ご苦労さん。

(今泉)
やりづらいか? 姫川の下は。

いえ。

まあ あいつの側にいると

いつも
ひやひやさせられるからな。

姫川主任みたいなタイプの刑事は
初めてです。

だろうな。

まあ お前なら大丈夫だ。

姫川班を頼むぞ。

(勝俣)《今でも怖いのか?
暑い夏の夜は》

(刑事)《あの男で
間違いないですか?》

(玲子)《やめて!》

♬~

♬~

 

はい 大塚です。

(大塚)主任 朝 早く 呼び出して
すいませんでした。

いいのよ そんなの。
何? 会って話したいことって。

はい。

実は 昨日 聞き込みをした
滑川の大学時代の友人

田代 智彦って 男から
電話がかかってきて

妙なネタを聞いたんです。
妙なネタ?

(大塚)主任は ストロベリーナイトって
聞いたことありますか?

ストロベリーナイト

(大塚)滑川が ネットで
ストロベリーナイト」って

調べてみろって言ってたのを
思い出したそうなんです。

何なの? それ。

調べてみたら
ダークネット系のサイトで

話題になってました。 これ。

♬~

「殺人ショー」?
(大塚)そうなんです。

自分なりに 情報を拾い集めて
つなげてみました。

妙にリアルな映像の後に

「これを生で見たいですか?」って
質問が出てきて

それに 「はい」って答えると

忘れたころに
招待メールが届くらしいんです。

そして 殺人ショーが開催される。

(男性)《あっ ああ…》

深沢 康之の 手帳に書かれていた
「S N」のイニシャルって…。

ストロベリーナイト

よくやった 真二。

間もなく
橋爪管理官が おみえになります。

しっかりやるのよ 真二。
はい。

何 こそこそ やってんだ?
別に こそこそなんて してません。

会議より前に
確認したいことがあるだけです。

(勝俣)ほう。 だったら
俺に聞かせてもらっても

構わねえな?
どうぞ ご自由に。

(大塚)
これらの情報を総合すると

金原も滑川も
このストロベリーナイトに参加し

犠牲になったと考えられます。
(橋爪)おいおい…

ちょっと待て。 じゃあ 何か?

2人は ずっと
殺人ショーの観客だったのに

ある日 突然 舞台で殺される側に
回っちまったってことか? これ。

はい。 この資料の中で

一番 情報通とされる者の
書き込みが

資料 一番 下の 書き込みです。

ハンドルネーム ダンベルディ。

「生贄は 無作為に選ばれた
観客の一人だよ」

「そして
毎月14日というのは 間違いだ」

「正しくは 毎月 第2日曜」

(橋爪)バカバカしい。
こんなもん

都市伝説以上の情報とは
とうてい 思えん!

確かに
管理官のおっしゃるとおりです。

これは まだ
単なる仮説にすぎません。

しかし
つぶしておかなければいけない

仮説の一つではあります。

ですから 捜査本部 全体で
動く必要はありません。

うちの班だけで
やらせてください。

(橋爪)しかし 姫川班 全員ってのは
やり過ぎだろ。

(今泉)姫川 2人は敷鑑に残せ。

分かりました。
では こっちの線は 私と大塚

それと 菊田で
やらせてもらいます。

(今泉)で 具体的には
どうするつもりだ?

まずは 観客席と舞台がある場所

例えば
廃業して 今は使われていない

ストリップ小屋 ショーパブ
ライブハウスなどを

私たちが
しらみつぶしに当たります。

他に 最近 つぶれた
ストリップ場であるとか…。

♬~

♬~

≪(足音)

ご苦労さま。
(大塚)お疲れさまです。

そっちは どう?

(大塚)今のところ まだ 何も…。
そう。 こっちも。

(大塚)いただきます。

主任

今回は
俺の意見を 上に通していただき

ありがとうございました。

そんなの当然よ。

やっぱ すげえなと思いました。

管理官たち 目の前にして

うちだけで捜査するよう
しむけちゃうなんて。

ガンテツにだけは
取られたくなかったしね。

俺 ずっと 捜一の刑事になるのが
夢だったんです。

まだ 交番勤務だったころに
母親 亡くして

そのとき 誓ったんすよ
絶対 なってみせるって。

そうだったんだ。
じゃあ きっと 今 喜んでるね。

(玲子・大塚の笑い声)

うん。 そうだと いいんすけどね。
フフ…。

主任は どうして
刑事になろうと思ったんすか?

えっ?

ずっと気になってたんです。

男社会の ここは 決して
居心地のいい場所じゃないのに

何でだろうって。

私も似たようなもんよ。

ある憧れてる刑事がいてね

その人に誓ったの
絶対 刑事になるって。

そうだったんすね。

それに 今の私には

刑事以外の生き方なんて
考えられないから。

まあ 機会があったら
今度 ゆっくり話す。

はい。
(大塚・玲子の笑い声)

9体も死体が揚がったの?
(井岡)ええ。 9体とも

青いビニールシートに包まれて

うちのヤマとも
よう似とるそうですわ。

第一発見者は
東大 ボート部の 学生。

練習してたら
死体が浮いてきたと。

ほいで
うちの事件のこともあったんで

埼玉県警が
念のため ダイバー潜らせたら

死体が出てきたっちゅうわけや。

(大塚)主任 お疲れさまです。
お疲れさま。 どう?

一番 新しい 死体は

ひもの結び方も同じ 切創も同じと
確認できました。

それ以外は かなり損傷が…。

そう。 また 身元特定には
少し時間がかかりそうね。

(勝俣)これは これは 姫川主任。

ガンテツ。 どうして ここに?

係長は
私たちに確認をしてこいって。

(勝俣)これで お前のとこの金魚が
挙げた 殺人ショー

ネタが
信ぴょう性を帯びてきたな。

となれば 埼玉県警と うちとの
合同捜査ってわけだ。

残念だったな
手柄 独り占めできなくなって。

私の手柄じゃない!

ストロベリーナイト
大塚の手柄よ!

あ~ ホント 腹 立つ。

今は どの班も横一列です。

ここから また 抜け出しましょう。

なっ? 真二。
(大塚)はい。

そうね。 絶対 負けない。

♬~

(北見)駄目ですね。

廃業後は
誰にも貸したことはないそうです。

(大塚)あっ そうですか。

(北見)ホントに
当たってるんですかね?

この読みは。

幾つかの物件 見て 思いました。

ストロベリーナイトの舞台は

きっと こういう殺風景な場所で
行われているって。

そう思うと 主任 すごいです。
掲示板 見ただけで

現場は こういう場所だって
言い切っちゃうなんて。

尊敬してるんですね とても。

はい。

うらやましいな。

自分にも
そんな上司が 早く欲しいです。

北見さん
大変 申し上げにくいんですけど

1時間だけ 1人で
行動させてもらえませんか?

えっ?
(大塚)ご迷惑は お掛けしません。

何も聞かずに
行かせてください。

お願いします。
(北見)いや そんな…。

頭 上げてください。

分かりました。
(大塚)ありがとうございます。

(女性)大塚さん ビールでも飲む?

(大塚)あっ…。

(女性)あっ 勤務中か。
(大塚)ハハ。 はい。 すいません。

≪(ドアの開閉音)

(女性)あっ 圭ちゃん。
大塚さんが お待ちかねよ。

(辰巳)あんたが
俺のこと 呼び出すなんて

どういう風の吹き回しよ。

わざわざ すまなかったな。
(辰巳)で 用件は?

実は 君に 仕事を頼みたい。

(辰巳)はっ?

一度 俺をパクった あんたが
頼み事かよ。

虫のいい話だってことは
百も承知してる。

でも 君しか 心当たりがないんだ。

頼む 辰巳。
黙って 俺の仕事 引き受けてくれ。

(辰巳)俺に何しろっつうんだ?

この掲示板に書き込んでる人物
特定してほしい。

名前と できれば 住所が知りたい。

こっちはプロだ。

金さえ払えりゃ
いっくらでも調べてやるよ。

もちろん 金なら ちゃんと払う。

へ~ 驚いた。

あんたは こういうことは
できねえ刑事だと思ってたけど。

ちなみに
幾らで やってもらえる?

1人当たり5万で 40万だな。

40?
(辰巳)ああ。

もう少し まけてくれ。

≪(足音)

ご苦労さま。
お疲れさまです。

あっち。

ねえ。 さっきから 何?

あっ いや…

大塚は 大丈夫でしょうか?

大塚?

ちょっと
入れ込み過ぎている気がして。

そう?
あっ いや

ただ 自分が 勝手に
そう思っただけなんですけど。

えっ それだけ?

はい。

分かった。
一応 私も気にしてみる。

はい。 では。

菊田。
はい。

あんた いいやつね。 ありがとう。

いえ。

(北見)ハァ~。
また 空振りでしたね。

次 行きましょうか。
(大塚)北見さん

申し訳ありませんが もう一度だけ
1人にさせてもらえませんか?

いや でも…。
(大塚)これで最後です。

お願いします。

(北見)分かりました。

じゃあ
また1時間後に合流しましょう。

(大塚)はい。
ありがとうございます。

(大塚)きっちり24万ある。

調査結果 くれ。
(辰巳)偉そうな口 たたくな。

たかだか24万ぽっちでよ。
(大塚)その額で納得したはずだろ。

頼むよ!

この件には
あまり深入りしない方がいい。

どういう意味だ?
(辰巳)悪いことは言わねえ。

この一件からは 手 引け。

俺から言えんのは それだけだ。

(大塚)待ってくれ。

もう一つだけ
頼みたいことがある。

♬~

えっ? こいつ…。

 

はい。

♬~

♬~

♬~

(大塚)うわ!

(大塚の せき)

♬~

どういうことなの?
ちゃんと説明して。

(北見)すいません。
すみませんじゃ 分からない。

何で 大塚と一緒じゃないの?

答えなさい。

(北見)じっ 実は
大塚さんから 二度ほど

単独捜査をさせてくれと言われて。

大塚が?
(北見)はい。

1時間だけって約束で。
でも 時間になっても

待ち合わせていた喫茶店
全然 来なくて。

何で 許可したの?
単独捜査は 職務規定違反でしょ?

いくら 大塚が あなたより
先輩の刑事だからって

警部補である あなたが
許可してはいけないと

思わなかったの?
(北見)すいません。

それで 大塚は
単独で 何を捜査していたの?

僕には 分かりません。
聞かせてもらえなかったです。

駄目です。
何度 かけても つながりません。

私は ここで 大塚を待つ。

あなたが
少しでも責任を感じてるなら

付き合いなさい。
(北見)はい。

♬~

遅過ぎる。

≪(ドアの開く音)

(今泉)姫川。

いいか? 落ち着いて聞け。

大塚の死体が発見された。

(北見)死体?

(今泉)たった今
池袋西署から連絡が入った。

空き家になってるライブハウスで
撃たれていたと。

(今泉)よせ 姫川!
行かせてください!

(今泉)今 あっちでは
別の者がやってる!

お前は駄目だ!
大塚は 私の部下です!

行かせてください!
(石倉)主任 落ち着いてください!

(井岡)冷静になりましょう!
放して… 放して!

(今泉)姫川!
しっかりしてください!

今 主任が行ったところで
何も できません。

(北見)すみません。

僕が… ぼっ 僕のせいで…

すみません。 すみません。

すみません!

♬~

先ほど 確認が終わったそうです。

大塚は 信じられないことに
頭を撃ち抜かれた後も

約3m 真っ暗な部屋の床を
はいつくばって

自力で 扉を開けていたそうです。

もし 大塚が
はって出てこなかったら

おそらく いまだに 死体は
発見できなかっただろうって。

♬~

あいつ 言ってました。

「自分は 主任が目標なんです」

(大塚)《ノンキャリだって
あの若さで 班 持てるんだって

夢 見させてくれました》

《俺は 何があっても
主任に ついていきます》

このヤマ
必ず うちが取りましょう。

それが 何よりも
あいつへの手向けになります。

♬~

♬~

(今泉)一段と気を引き締めて
取り掛かるように! 以上!

(一同)はい!

(橋爪)おい 姫川。
お前は 外れてもいいぞ。

代わりに 日下班を入れる。
少し休んでろ。

いいえ。

このヤマは
必ず 私たちが挙げます。

♬~

(橋爪)おい!

姫川! 待て…。
(井岡)あ~ つった!

足 つって…。
(橋爪)おっ…。

♬~

♬~

♬~

(男性)警視庁によりますと
おととい 午後5時すぎ

豊島区 池袋の
閉業したライブハウスで

警視庁の 大塚 真二巡査が
何者かに殴られた後

頭を銃で撃たれ
亡くなっているのが

確認されました。
(井岡)いやいや 勝俣主任

ここに おったんですね~。

(勝俣)何で お前が来んだよ。

大塚はんの殉職に伴いまして
相方の変更がありましてね~。

でも わしは
玲子ちゃんが心配や。

こんなときに
そばに おれへんなんて

もう つら過ぎる!
(勝俣の舌打ち)

だったら あいつのケツでも
追っ掛け回したらいいだろ。

ええんですか?

いや でも
単独捜査 許すわけには…。

俺に まかれたとか 何とか
言やあいいだろ。

勝俣主任 あんた

めっちゃ ええ人やん。

ほな お言葉に甘えて
失礼させていただきます。

(ドアの開く音)

何なんだ? あのストーカー野郎。

 

(勝俣)どうした?
(刑事)先ほど 姫川主任宛てに

辰巳という男から
連絡がありました。

辰巳?

お前 そのこと 姫川には?

伝えていません。
外出中だと言いました。

また 何かあったら
すぐ 連絡します。

≪(足音)

(女性)あっ いらっしゃい。

姫川って刑事は?

今 捜査中で 出払ってる。

俺は 大塚と同じ班だ。
俺が 代わりに話を聞く。

どうして 姫川主任に連絡した?

(辰巳)大塚に頼まれてたんだよ。
もし 自分に何かあったら

姫川って刑事に
連絡してくれってな。

(辰巳)冗談じゃねえよ
マジで殺されやがって。

情報 売った 俺の身まで
危ねえじゃねえか。

情報?

これが あいつに依頼されて
集めたもんだ。

掲示板に書き込んでたやつらの
個人情報が書いてある。

「田代」

こいつ 大塚が接触していた…。

(北見)なかなか それらしいとこ
見つからないですね。

そうね。 方向性は
間違ってないと思うんだけど。

ねえ。 あなた 真二と
茶店で待ち合わせしてたって

言ってたよね?
はい。

何で 待ち合わせを無視してまで
ライブハウスに行ったんだろう。

そう言われてみると そうですね。

(北見)あっ そういえば
大塚さんと別行動してるときに

見つけた物件があるんです。
そこも 見てみてもいいですか?

もちろん。
怪しいと思った所は 全部 回ろう。

はい。

(田代)何ですか?
確認したいことがあるって。

何のことか
言わなくても分かりますよね?

正直に答えてください。

ストロベリーナイト
参加したことがありますか?

いや 俺は そんな…。

何 言ってるんですか?

ちょっ… 何するんですか。

ちょっ 放してくださいよ。
ちょっと…。

お前が 全部 話してりゃ 大塚は
死なずに済んだかもしれないんだ。

痛いですって。
お前が やったことは

立派な殺人ほう助だ。
この件なら 黙ってたって

従犯として 実刑だって なり得る。

それより これ以上
被害を拡大させないために

知っていることを話せ。
分かりましたよ。 全部 話します。

(田代)最初は
単なる興味本意だったんです。

ネット上のリアルな映像に
興味を持って

「これを生で見たいですか?」って
メッセージに

「はい」って
クリックしたんです。

半月くらいしてからです。

自宅に
黒い封筒が届いたんです。

私の 生年月日 現住所は もとより
本籍 勤め先…。

《うわ》
(田代)揚げ句に

妻や子供の写真まで。

こっちは これだけ知ってるんだ
もう逃げられないんだって

そういう忠告なのだと思いました。

それで お前は参加したんだな?
(田代)はい。

3日後に正式な招待状が届いて
向かいました。

中へ入ろうとすると
黒い覆面をかぶった男が

「止まってください」って。

そこで
参加費10万円と招待状を渡すと

中へと通されました。

全部で
20人くらいは いたと思います。

ショーが始まると
いけにえが連れてこられて

ベッドの上に寝かせられ
胸には ガラス板を置かれて

その上から
黒いヘルメットをかぶった男が

バットで 何度も何度も
打ち付けるんです。

やがて ぐったりと動かなくなった
男の喉元に

最後は 安っぽいカッターナイフで
すぱっと喉元を。

フフフ…。
あれは芸術ですよ 芸術。

何が芸術だ。

(田代)後から
分かったんですけどね

殺されてるのは ショーに参加した
観客の一人なんですよ。

今日は 自分が いけにえに
なるかもしれないと思っても

行かずには
いられなくなりました。

あの 無事 会場入りできたときの
安堵感。

自分が
やられていたかもしれない。

その いけにえが 目の前で
血だるまになって殺される。

それを見る この上ない優越感。

あ~ 自分は 今日も生き残った。

これで
少なくとも1カ月は生きられる。

死と隣り合わせだと実感すると

毎日 必死に生きなきゃって
思えるようになるんですよ。

狂ってる。

殺人ショーに関わっていた人間は
何人だ?

はっきりとは…。

あっ。
何だ?

一度
ステージの近くにいたときに

しゃべってるのを
聞いたことがあります。

あ~ 確か

「そろそろ エフを呼んでこい」とか
言っていました。

そしたら あの 黒いヘルメットを
かぶった男が 出てきて。

エフ?

(勝俣)辰巳か?
(辰巳)あっ? 誰だよ あんた。

警視庁の勝俣だ。

大塚に渡した情報 俺にも渡せや。

ふざけんな。 情報なら もう
菊田って刑事に渡した。

菊田に? あの野郎…。

おい。

何だよ これ。

俺の行きつけのサウナでな

暴力団関係のやつが
ストロベリーナイトについて

調べたことがあるって話を
耳にした。

だが
そいつは 途中で やめたそうだ。

これ
ほっといた方が面白えからってな。

どういう意味だと思う?

利害の対立するやつが黒幕。

ちっとは 頭 キレんじゃねえかよ。

この金で 何 つかんだか
お前 調べろ。

今すぐにだ。

(北見)ここなんですが。

確かに 駅から近くて
立地は悪くないけど。

(北見)ほら
ここから簡単に入れちゃうんです。

北見 よく見たら
案外 がっちりしてんのね。

えっ そうですか?

学生時代は 何を?

勉強ばっかりで
スポーツは あんまり。

確か あなた 大学は…。
東大の法学部です。

こんなんですけど。
そんな 謙遜することないでしょ。

すみません。 警視庁の菊田です。

深沢 由香里さんと
お話がしたいのですが。

(受付)申し訳ありません。
担当医の許可なく

面会は できません。
捜査中の事件に

関わることなんです。
お願いします。

(受付)だから
申し訳ありませんけど 私が…。

(勝俣)だったら
その担当医に すぐ伝えろ!

深沢 由香里が
人 殺しても いいのかってな。

あっ はい。

どうして 勝俣主任が?

人様に聞く前に
てめえが言うのが 先だろ。

ストロベリーナイト

エフと呼ばれる者が
関わっています。

事件関係者で
頭文字に「F」が付くのは

ため池で 寄生アメーバに感染して
亡くなった

深沢 康之しか いません。

その 深沢 康之は
ため池で死んじまった。

だが やつには 妹がいる。
深沢 由香里だ。

しかし エフは 男だとの情報が。

(受付)えっ?
また いなくなったんですか?

(男性)
大丈夫ですか? 大丈夫…。

大丈夫…。 はい。
では 止血だけ お願いします。

あっ 先生。 深沢 由香里は?

(勝俣)いつから いなくなった?
(医師)つい さっきです。

配膳の準備をしていたら
急に 看護師を突き飛ばして

出ていったと。

由香里が いなくなったのは
今回が初めてじゃないよな?

それは 本人のプライバシーに
関わることなので。

プライバシー?
外で 何かあったら

あんた どう 責任 取るつもりだ?
おい。

なあ 先生よ

これ以上
手 汚させたくなかったら

知ってること 全部 話せ。
それが由香里のためだ。

(医師)彼女が
最初に ここに運ばれてきたのは

救急でした。

児童養護施設

自分で 自分の右乳房を
カッターナイフで切り取って

それで 担ぎこまれてきたんです。

自分で?

彼女は 父親から
大変な虐待を受けていました。

正確には 母親の再婚相手です。

暴力団員で 薬物中毒だったと
聞いています。

おそらく
性的な虐待もあったかと。

それが 彼女の精神を崩壊させた。

担ぎこまれてきた後

この病院内でも
左の乳房を切り落としました。

退院した後には
尻や腹の肉まで…。

何なんだ そりゃ!

(医師)
自分が女であること そのものを

心から憎んでいました。

その象徴を 全部
消したかったのだと思います。

(医師)由香里は
よく言っていました。

「僕は
どうしようもなく汚れている」

「汚い 臭い
人間じゃない 汚物だ」と。

ねえ。 どうして ホシは

金原と滑川の死体は
亀有の ため池で

それより前の 9人の死体は
戸田漕艇場に捨てたんだと思う?

事件は
戸田から亀有に移動してきた。

何で?

さあ。 僕には分かりません。

あの9人の死体って
まだ 身元 割れてないよね?

たまたま 東大のボート部が
見つけてくれたから いいけど。

(井岡)《第一発見者は
東大 ボート部の 学生》

《東大の法学部です》

北見 あなた

亀有北署に研修に来たのって
いつだっけ?

(北見)さっ 3カ月前ですけど。

そう。

もしかして あなた 学生時代は
ボート部だったんじゃない?

えっ?

(バイブレーターの音)

(勝俣)おう。 どうだ?

分かったぞ
ストロベリーナイトの黒幕。

(北見)何だよ さっきからよ。

ったく あんたって人は
ホント 油断ならねえな。

(銃声)

北見?

鬼は すぐ後ろにいたってわけか。

放して! 放して!

(北見)ぎゃあぎゃあ
うるせえ女だな。

あなたが大塚を殺したのね?
ああ そうだよ。

俺が あいつを呼び出して
始末したんだよ。

《はい》
(北見)《ご苦労さまです》

《自分 先に 池袋のライブハウス
セルロックってとこ 調べてます》

《そこで 合流させてください》

あんたが始末したんじゃない。

自分は 喫茶店にいて
アリバイつくって

ストロベリーナイトの仲間に
殺させたんでしょ!

当たり前だろ。 何で 俺が
手 汚さなきゃなんねえんだよ。

あ~ ホント あんなバカより
あんたを先に始末するんだったよ。

ハッ… ハハハハ…!

あいつさ 俺より年上のくせにさ
俺に ずっと敬語なんか使ってさ

ホント 情けねえやつだったよ。

女の あんたなんかを
やたら尊敬してて

マジ 気持ち悪い。

何が
1人で行動させてくださいだよ。

んっ? 隣に犯人いるっつうの!

んっ…。
そうそう。

あいつさ 捜査会議のときにさ

俺が 警察の無能さにさ
笑い 必死で こらえてたのにさ…。

(大塚)《大丈夫ですか?》

(北見)俺が気持ち悪くなったとか
勘違いしてやがんの。

ホントに どこまでバカなんだよ!

んっ!
あっ…。

あんたに 真二の何が分かんの?
あんたに… あんたなんかに!

あ~!
うっ…。

(せき)

マジか こいつ…。 ふざけんな!

♬~

フッ…。
嫌いじゃねえよ そういうの。

(拳銃の落ちる音)

やめて。 んっ… やめて!

ハハハハ…。

お前も やっぱ 女だな。

俺さ 学生時代に ほとんど

悪いこと 全部
やり尽くしちゃったわけよ。

覚せい剤 強姦 監禁。

けど まあさ もう
飽きが きちゃったっつうかさ

ちょうど そんなころだよ
俺が エフと出会ったのは。

(北見)紹介しますよ。

こいつがエフ。 殺しの芸術家。

ストロベリーナイトのヒロインだ。

あなた…。

(呼び出し音)
(勝俣)あの野郎 何やってやがんだ。

駄目です。
北見の携帯も つながりません。

1人だけ 姫川の居場所
分かってそうなやつがいた。

えっ?

(勝俣)姫川のケツを追っ掛けてる
ストーカー野郎だ。

(井岡)今 何をしてんの~。

(北見)こいつはね
ちょいと お痛が過ぎた

俺の だちを
追っ掛けてきたんだ。

何だっけ? マコだっけ?

こいつが慕ってた女

まわした揚げ句に
殺しちまったんだよ。

(由香里)《う~!》

《あ~!》

(北見)フフ。 俺はね

金で解決してやろうと
間に入ったんだけどさ

こいつ そんなの
全然 通用しねえのよ。

(男性)《ごめんな》

(北見)だちの前に いきなり来て

すぱって。

(男性)《あっ… あ~!》

(北見)それがさ
すっげえ鮮やかだったんだよ。

(北見)いや 俺ね
警察一家に生まれて

がきのころから 首が痛くなるほど
上ばっか見て 育ってきた。

だからさ 今の自分が

どれぐらいの高さに
立ってるかなんて

まったく分からなくなってた。

けど こいつのおかげで
分かったんだよ。

熟れて腐ったイチゴみたいに

その だちの 死骸みたいになったら
おしまいなんだって!

目の前にある 死という現実。

その対極にある
生きるという価値観。

そう。
リアルな自分を再確認するには

ストロベリーナイト
必要なんだ。

さあ エフ ショーの始まりだ。

(北見)おい。 どうした? エフ。

(由香里)違う。
(北見)はっ?

(由香里)あんたと僕と…。

全然 違う。

何が違うんだよ。

(由香里)僕は…
僕は 上なんて見たことない。

(由香里)ただ
自分が生きてるんだって

みんなと同じ 血を流しながら
生きてるんだって 感じたかった。

(北見)何が違うんだよ。
あっ? 同じだろ?

同志だろ!
(由香里)違う。

僕は 死しか感じなかった。

自分が生きるなんて
信じられなかった。

当たり前に 生しか感じなかった
あんたとは 全然 違う。

僕は… 僕は
どうしようもなく汚れてるんだ。

♬~

(由香里)
汚くて臭い 汚物なんだ。

真っ赤な血 それだけが

この世界で
たった一つ 感じられる 色なんだ。

僕は
人を殺したいわけじゃない。

感じたいだけなんだ。

♬~

(由香里)
《奇麗… 生きてる…》

《生きてる…》

(由香里)自分も
みんなと同じ 人間として

この世界で生きてるんだって。

(北見)おい エフ。

おい どうしたんだよ。
何 言ってんだよ いまさらよ!

おい!
(由香里)違う! 違う 違う…。

(北見)エフ! おい!
(由香里)違う!

違う! 違う!
(北見)エフ!

(由香里)違う! 違う!
(北見)おい! エフ!

(由香里)違う!

(北見)あっ…。

(北見)うわ!

あっ!

(北見)くっそ… なめやがって。

(銃声)

(北見)おい。 何なんだよ おい!

(北見)フッ。

マジ いらつくわ。

死ねよ。

≪(足音)

北見!

(銃声)
(井岡)うわ。

(井岡)もう しまいや!
諦めなさい!

♬~

マコ 助けに来たよ。

(由香里)んっ!

♬~

主任 大丈夫ですか?
ありがとう。

(北見)放せ!

(勝俣)おい! こら!

(井岡)あかん あかん あかん…。
やり過ぎ!

もう 連れていきましょ。
(勝俣)放せ。 ああ。

15時44分
殺人未遂と銃刀法違反で 逮捕だ。

(勝俣)ほら 立て。 ほら。

車 呼べ。
(井岡)はい。

♬~

同じよ。

私も あなたと同じだから。

♬~

(由香里の泣き声)

(由香里の泣き声)

≪(戸の開く音)

(勝俣)生意気に個室か。
この 死に損ないが。

あの… ありがとうございました。

おかげで 命拾いしました。

お前の勘は 鋭えんだか何だか
よく分かんねえ。

北見に ボート部だったかって
聞いたそうじゃねえか。

はい。
北見は ボート部じゃねえ。

遺棄場所を亀有に変えたのは
北見が あの池を見て

こっちの方が 車をつけやすいと
判断したからだ。

そうだったんですか。

お前 少ない情報から
ホシを割り出してんじゃない。

ろくな根拠もなしに
ホシを言い当てたり

行動を読んだり できんのは

ホシと極めて近い思考回路
持ってるからだ。

俺が 前に聞いた
深沢 康之が 死んだのに

連中が死体を放置した理由な

あれは 実際
連絡ミスが原因だったそうだ。

《連絡不行き届きとか?》

つまり そういうことだ。

だから 危険なんだよ お前は。

何 情けねえ顔してんだよ。

すいません。

お前な くだらねえ
ホシの たわ言なんかに

いちいち
惑わされてんじゃねえぞ。

いつまでも
上だの 下だの 右だの 左だの

余計なとこばっか見てっから

肝心なものが
見えなくなっちまうんだよ。

(佐田)《立ち直ってほしい》

《負けずに
前を向いて 生きてほしい》

うぬぼれんな。

(井岡)玲子ちゃ~ん!

お待ちかねの わしが…
ガンテツ!

(井岡)玲子ちゃん
まさか ガンテツの野郎に

何かされたんちゃいまっか?

真二 あんた
二階級特進で警部補だって。

あんたに 前 聞かれたよね?

何で
刑事になろうと思ったのかって。

私ね 犯罪被害者なの。

今でも
犯人の影に おびえて生きてる。

情けないよね ホント。

でもね

それでも 強く生きよう
戦おうって 決めたの。

そう思わせてくれたのは

当時 私の事件を担当してくれた
佐田さんだった。

だけど 佐田さんは

私を襲った犯人を
捕まえようとして

ナイフで刺されて 殉職した。

だから 私
証言台に立って 必死に訴えた。

少しでも
あいつに厳罰が下るように。

佐田さんは 殉職したことによって
二階級特進で警部補になった。

だから 私 同じ年までに
警部補になろうって 決めたの。

警部補になって
一緒に戦っていこうって。

真二

私 あんたの分まで戦うから。

♬~

主任?
菊田。

もしかして
あんたも 真二に報告に?

ええ まあ。

これ あいつに。

♬~

それじゃ。

菊田

あんたって やっぱ いいやつね。

♬~

♬~

♬~

(男性)関係部署への
連絡 臨場を 要請する。

現場は 多摩川の河川敷。
目標は 六号線 橋の下。

繰り返す。 放置車両の荷台から
切断された人間の左手首を 発見。

[詳しくは FODで検索]