ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

名探偵・明智小五郎 第2夜 西島秀俊、伊藤淳史、尾美としのり、池田鉄洋… ドラマの原作・キャストなど…

『2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎 第2夜VAMPIRE』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 明智
  2. 澤井
  3. 田村
  4. 小林
  5. 恒川
  6. 大丈夫
  7. 津村
  8. 始花
  9. 大臣
  10. 長松
  11. 羽柴
  12. 倭文子
  13. 犯人
  14. 河本大臣
  15. 今野
  16. 病院
  17. 本当
  18. 医師
  19. 畑柳
  20. 城西メディカル

f:id:dramalog:20190331230716p:plain

『2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎 第2夜VAMPIRE』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎 第2夜VAMPIRE[字]

明智小五郎が復活!第2夜「巨大病院サイバージャック!!」
【出演】西島秀俊伊藤淳史倍賞美津子生瀬勝久岸井ゆきの高嶋政伸石田ゆり子香川照之 ほか

詳細情報
◇番組内容
誘拐事件を鮮やかに解決した明智小五郎西島秀俊)は、怪我をして大病院「城西メディカル」に入院する。同院は厚生労働大臣旗振りのもと、ロボット支援手術など医療の先端化を積極的に取り入れている。安全性を自ら証明するため、大臣自身が手術を受けることも公表されており、にわかに注目を集めていた。そんな中、奇怪な事件が起こる。
◇出演者
西島秀俊伊藤淳史尾美としのり池田鉄洋大倉孝二長谷川朝晴真飛聖、上田遥、でんでん、倍賞美津子生瀬勝久岸井ゆきのふせえり高嶋政伸石田ゆり子香川照之 ほか
◇原作
江戸川乱歩(原作協力:平井憲太郎)
◇脚本
酒井雅秋
◇監督
木村ひさし
◇音楽
末廣健一郎
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日
【プロデューサー】長谷川晴彦(ROBOT)、安田邦弘(ROBOT)
◇おしらせ
☆『2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎
【番組HP】https://www.tv-asahi.co.jp/akechi/
【Twitter】https://twitter.com/ex_akechi

 

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(明智小五郎)ファントムの本当の狙いは
この絵だったんです。

(小林芳雄)
〈彼の名は 明智小五郎

〈日本有数のセキュリティー会社
AKロジスティクスの元CEO〉

〈その能力を買われ

警視庁は サイバー犯罪捜査の
アドバイザーを依頼した〉

面白くなってきました。

なんの目印ですかね?

これらの場所は
全て廃ビルか廃虚です。

大和島駅付近の踏切近くに
廃虚があります。

騒ぐと爆発するかもしれません。
(黒木雅哉)どうするんだよ!

ROT13とBase64か。
この暗号…。

UNIXタイムかな?

(多羅尾番外)
押しても駄目なら引いてみな。

〈彼は期待に応え
見事に事件を解決したが…〉

SHADOWは あなたですね?

〈世間は
その事実を知る由もなかった〉

(救急車のサイレン)

〈その明智小五郎が なぜ
こんな事になっているのか?〉

〈それは 20時間前にさかのぼる〉

(畑柳房夫)茂 何 食べたい?
(畑柳 茂)うーん… うどん。

うどん?
中華でもいいぞ。

(畑柳倭文子)いいじゃない。
(茂)ええ~?

(畑柳)なんで?
フカヒレとかいいじゃない。

(倭文子)姿煮 食べた~い!
(畑柳)いいねえ。

(倭文子)本当に うどんなの?

(車の解錠音)

よし 乗れ。
(茂)うん。

♬~

(ブレーキ音)
(クラクション)

(畑柳)なんなんだ!? お前ら。
(倭文子)いや! いやっ…!

(茂)お母さん! お父さん!
(倭文子)あなた!

(茂)お母さん…!
(倭文子)茂!

(恒川 享)
その後 犯人から連絡は?

何も…。

(田村 毅)ちょっと失礼。

(倭文子)どうして茂が…。
茂を助けてください!

(携帯電話の着信音)

あっ 非通知ちゃくちんです…!

ああ…。 着信です!

(携帯電話の着信音)

(今野 豊)
なるべく通話を引き延ばして。

もしもし。

(男)「あっ オレオレ 俺やで」

「ちょっと事故起こしてもうて
80万を振り込んでほしいんやけど」

この家には
お前のような息子はいない!

(ため息)

あなた…。

あっ…。

(携帯電話の着信音)

(長松)非通知で着信です!

(今野)
なるべく通話を引き延ばして。

もしもし。

(ボイスチャンジャーの声)「1時間以内に
指定のサイトに

お前の会社の顧客情報を
全て公開しろ」

(畑柳)
茂は? 茂は無事なんですか?

あっ!!
(一同)うわあっ!

メールです!

(倭文子)あっ! 茂…!

「お母さん お父さん 助けて!」

「お母さん! お父さん!」

(畑柳)茂は どこに!?

(ボイスチャンジャーの声)「1時間以内に
公開されていなければ

神経ガスが噴射する。
致死量まで数秒だ」

(茂)「助けて! お父さん!」

ふざけやがって!
顧客情報なんか晒したら…。

息子を人質に
うちの会社を潰す気か。

(茂)「お母さん! お父さん!
助けて!」

(長松)駐車場に設置された
防犯カメラですが

誘拐が発生した時間
何も映っていません。

映像が差し替えられてます。
(田村)ふざけやがって!

(長松)サーバーを確認したところ
ハッキングの形跡がありました。

しかし 身元を特定できるかは…。

サイトも同様に と…。

匿名性の高いサーバーを
利用しています。

(恒川)犯人の手掛かりは
何もないのか!

ドライブレコーダーは?

私の車のドライブレコーダーなら
何か映ってるかもしれません。

(長松)あっ こっちですね。

うん?
(長松)こっち…。

うん。
(長松)ありがとうございます。

再生しますね。 映ってますね。

「(クラクション)」

(畑柳)「なんなんだ!? お前ら」
(倭文子)「いや! いやっ…!」

(息を吹きかける音)

(茂)「お母さん…!」

外向きも。
(長松)はい。

「(クラクション)」

(畑柳)「なんなんだ!? お前ら」
(倭文子)「茂…! 茂!」

(茂)「お母さん! お父さん…!」

犯人の一人が足を引きずってる。

もう一度 見せて。
あっ はい。

「(クラクション)」

(畑柳)「なんなんだ!? お前ら」
(倭文子)「茂! 茂…!」

♬~

(茂)「お母さん! お父さん!」

「お母さん! お父さん!」

♬~

岡田かもしれません。
(恒川)岡田?

ええ。 岡田道彦という男です。

彼は 3年ほど前に
スキーで怪我をして以来

足を引きずるようになって。

その岡田という男と
トラブルか何か?

一緒に
今の会社を立ち上げたんですが

横領がわかったんです。

それで半年前に解雇しました。

その逆恨みか…。

岡田道彦の行方を捜せ!
(捜査員たち)はい!

♬~

(倭文子)茂…!

もう 時間がないぞ!

あなた お願い!
顧客のデータを公表して!

馬鹿言うな! 個人情報なんか
垂れ流したら 会社はどうなる?

茂の命より
会社が大切なんですか!? ねえ!

(今野)時間です!
(倭文子)茂!!

(長松)誰か入ってきました!

(倭文子)犯人… 犯人! 犯人!

(倭文子)茂…!
(田村)なぜ 通信が切れた!

(捜査員)大丈夫です。
茂くんは無事ですよ。

本当ですか?
たった今 保護されました。

(恒川)何 言ってんだ!? お前。
(倭文子)茂に会わせてください!

(田村)
落ち着いてください 奥さん。

(恒川)連れ出せ。 現場が混乱する。
ああ はい!

(携帯電話の着信音)

待ってください 小林さん。
いいから!

(恒川)茂くんが保護された!?

(田村)どういう事だ? なんだ?

うん。 はい。

はい 了解です。

茂くんが 中目黒署管轄内で
監禁されてると通報があり

中目黒署によって
無事 保護されたそうです。

誘拐犯4名も確保されたそうです。
(田村)どうなってるんだ?

とにかく犯人が捕まってよかった。

いいえ。

本当の犯人は
まだ捕まっていません。

茂くんを誘拐して 裏で操って…。

(恒川)なんなんだ!? お前
さっきから。

(捜査員)あっ 失礼。

(一同)ええーーっ!?

明智さん どうして…?

サイバー捜査支援室に
あんな人いたかな? と思って。

でも なんか 見覚えあるし…。

本当の犯人は…。

あっ すいません。 すぐ忘れて…。

しまうので。

本当の犯人は
まだ捕まっていません。

茂くんを誘拐し
裏で操っていた主犯は…

この場所にいます。

それは…。

あなたですね! 畑柳さん。

なんで私が?
茂は私の息子ですよ!

先ほど
僕の仲間が突き止めた情報です。

♬~

(田村)
「これはあくまで 偽装誘拐」…。

偽装誘拐!?

これは あなたが 誘拐の実行犯に
送ったメールですね?

(田村)こんなもの どこで…?

畑柳さん 正直に話したほうが
身のためですよ。

♬~

お母さん! お母さん!

(茂)お母さん!
(倭文子)茂!

(茂)お母さん!
(倭文子)茂…!

(茂)怖かった…!

もう大丈夫だからね。

お父さん…?

お父さん! お父さん!

(倭文子)茂。

あっ 明智さん!

変装できるんですね!
でも なんで わざわざ…。

その話は また今度。

ああ…。 あっ。

茂くんを誘拐した犯人グループも
認めました。

畑柳の指示のもと
岡田氏を殺害したようです。

畑柳の自供どおりですね。

ええ。

岡田氏の横領は でっちあげで

実際は 畑柳が
闇カジノで多額の借金を作り

運用資金を横領していたようです。

頃合いを見て 茂くんを解放して
岡田氏に

全ての責任をなすりつける
計画だったんでしょう。

それにしても 明智さん

どこで 畑柳が怪しいと
気づいたんですか?

ドライブレコーダーを見た時です。

畑柳夫妻は
粘着テープで縛られたのに

茂くんにはロープを使ったのが
不思議でした。

そのあと 車で
アレルギーの薬を見つけたんです。

茂くんは 何かアレルギーを
お持ちじゃないですか?

倭文子さんに確認したところ

茂くんは 粘着テープにも
アレルギー反応を示す事が

わかりました。

その事を知っていたのは
倭文子さんと畑柳氏だけでした。

でも 皮肉ですね 畑柳。

息子を思う気持ちが仇になった
なんて。

息子を思う気持ち?

畑柳氏の罪は

そんな口当たりのいい言葉に
置き換えられません。

えっ…?

息子の信頼を裏切った
ただの殺人犯です。

(丸岡さくら)コラーッ!
わあ~っ!!

(さくら)婿殿 おかえり。

もう…
驚かすの 本当やめてくださいよ。

ただいま。
(さくら)やってる やってる これ。

おかえりなさい。

(さくら)これも
婿殿が担当した事件でしょ?

はあ~。 大したもんね。

最近の婿殿
大きな事件ばかり担当してない?

しかも しっかり解決してる!

本当にすごいのは
明智さんなんだけど…。

あれ? 僕のプリンは?

ごめんね。

あっ… なんだ。

真由美ちゃんが食べちゃったの?

黙っててごめんなさい。

私は まゆぽよ。

まゆぽよと幻の四天王の

まゆぽよです!

えっ! いや でも この間…。

(小林の声)真由美ちゃんって
昔 まゆぽよだったの?

知らないよ まゆぽよなんて。
私じゃないよ!

はい。

私が言ったのよ
正直に話しなさいって。

あの お義母さん
ちょっと黙っててもらえますか。

(ため息)

(ドアの開閉音)

どうして黙ってたの?

あの時 芳雄くん 言ったでしょ?

昔 まゆぽよだったの? って。

うん。 言ったね…。

過去形じゃない。

私は現役地下アイドル まゆぽよ!

え~っ!? どういう事?
えっ… えっ?

自分のステップアップのために

地下アイドル活動を
休んでいるに過ぎない。

(ドアの開閉音)

どういう事だ…。

ステップアップ…?

意味がわからない!

わからない事は
新しい発見の入り口だよ。

ひとごとみたいに…!

今日の株主総会だけは
絶対に来てくださいって

言いましたよね?
今日 なんか 特別な日?

AKロジスティクス
創立記念日です。

今日は あなたが 年に1回

株主の皆さんの前で
スピーチをする日!

あっ 買い物 行ってこようかな。

うん? はい?

ちょっと
うちのコーヒー切れてるから。

話の途中です。
帰ってきたら聞く。

帰ってこないでしょ。
(電話)

あっ 電話! 電話!
ちょっと 明智くん!

(電話)

はい。

(男)「オレオレ 俺やねんけど」

「ちょっと事故ってもうてな。
200万ぐらい用意できる?」

うちには
お前みたいな息子はいない!

(店員)まいど おおきに。

(携帯電話の着信音)

なるほど。

何 イチャイチャしてんだ!

俺を誰だと思ってんだ!
馬鹿野郎。

どいつもこいつも
わかってねえんだ 馬鹿たれが!

俺の名前を言ってみろ!

あっ すみません!
てめえ どこ見て歩いてんだ コラ。

僕 喧嘩は ちょっと…。
なんだと!?

(缶を踏む音)
ああっ…!

♬~

♬~

イッテ…!

(記者の声)河本大臣 手術のために
明日 入院されるんですね?

(河本佳子)予定どおりです。

僧帽弁閉鎖不全症の弁形成手術で
3日で退院する予定です。

病院は城西メディカル。

政府肝煎りの
省力化モデル病院ですよね。

国民の皆様の中には

医療のIT化を
不安視される方がいます。

でも 私が身をもって
その安全を証明致します。

(記者)今後の
改正法案の審議については

どのようにお考えでしょうか?
大臣!

病名や入院の日程まで
公になさるのは

万が一の時
改正法案の審議にも響くのでは?

国民が政治家に求める素質は
覚悟よ。

手術は必ず成功するわ。

その流れで
必ず 医療福祉改正法案を通す。

(官僚)なんだ? これ。
大臣 厚労省の公式サイトが…!

(河本)何? これ…。

ねえ どういう事?

(官僚)確認します。

(浪越謙次朗)
手掛かりがつかめない?

どういう事だ?

厚労省のセキュリティー
最新のパッチを適用し

万全を期していました。 しかし

ゼロデイの脆弱性を使ったため
改ざんをされたようです。

そんな すご腕が
なんで こんなくだらない事を?

難易度の高いハッキングを
クリアする…。

彼らにとってハッキングは
遊びの延長なんです。

やはり 彼に頼るしかないか…。

何 見てんだよ。

また明智小五郎ですか。
あまりにも頼りすぎです。

内部からも非難が出ています。

素人探偵におんぶに抱っこ。

一課やサイバー捜査支援室は
一体 何をしているのかと。

(愛子)この一件は 大臣が
警視総監に ご依頼されました。

刑事部長は
その大変な案件を託されたのです。

(せき払い)

万が一にも 犯人を取り逃がす事は
許されません。

明智くんのところに
行ってくれるか?

はい。

明智… 小五郎。 フッ…。

あっ! すみません…!

(愛子)今日のスケジュール
確認してきます!

待ってる!
じゃあね~!

♬~

あれ?

別の場所で会いましたよね?

あっ… ああ~!

あっ ああ…!

(多羅尾)おお! おお! おお~!

お前なんか知るか!

おお…。

えっ? 明智さん
2日も帰ってきてないんですか?

えっ 体調でも悪いんですか?

(柴崎始花)知るか!

いや 「知るか!」って…。
雇われてるんでしょ?

お互い
プライベートには干渉しない。

それが本物の大人の関係だよ。

大人の関係…。

フッ!
君には似合わない言葉だ…。

(吹く音)
(風船の割れる音)

大人はガキを相手にしない。

文代さんは知ってるのかな?

怖いなあ~…。

(アナウンス)「留守番電話に接続します」

「発信音のあとにメッセージを…」
直留守だ。

明智さんの居場所は
文代さんも知らない。

明智の旦那 別居中だろ。
そうなんですか?

「お前も別居してしまえ!」

えっ その声…。

「お前も別居してしまえ!」
ああ~!

お気になさらず。
ただの呪いですから。

僕のくすぶった気持ちを
成仏させるためですから。

スルーしづらいっすね…。

(羽柴)明智さんと文代さんが
一緒に暮らしていたのは

およそ1年。
文代さんのほうが駄目だった。

(嗅ぐ音)
イライラするんだろうな。

あっ! あーっ!
(始花)汚えな。 下 はけよ!

でも なんで離婚しないんだろう?

(始花)明智の旦那を
好きすぎるんだよ あの女は。

好きすぎるって 文代さんが
別居を望んだんでしょ?

ボケッと生きてんなあ。
そんなもんだよ 女心ってやつは。

まあ 確かに 女心…

よくわからないけど…。

それより 明智さんの居場所
なんか心当たりないんですか?

大事な用があるんですけど。

(リポーター)
「新しい技術を推進しており

国内外からも注目を集めています」

「ただ今ですね
医師たちが出てきました」

「まもなく
河本大臣の車が到着する模様です」

絶対知ってますよね?

えっ… えっ?
なんで教えてくれないんですか?

ちょっと
こっち見てもらっていいですか?

なんで教えてくれないんですか?

目が合うな…。

知ってますよね? 絶対。

(記者たち)大臣! 河本大臣!

(記者たち)河本大臣! 大臣!

(記者)河本大臣! ひと言!

(院長)どうも お疲れさまです。
担当の津村です。

(津村光輝)津村です。
お願いします。

(記者たちのざわめき)

♬~

(澤井正和)ここは今
立ち入り規制が敷かれています。

速やかに移動してください。
えっ ここ 病院ですよ?

で 僕は 怪我人です。

今から ここを
河本厚労大臣が通ります。

その間だけでも
移動してください。

河本大臣
一度 お会いしたかったんです。

いいから早く!

ねえ ちょっと!
(桂)あっ。

「あっ」?
(始花)「あっ」じゃねえだろ。

あっ! 明智さん 病院!?

(羽柴)人違いだろ。
(始花)右に同じ。

ちょっと… 何 言ってるんですか。
どう見ても本人でしょ。

(呼び出し音)
ああ… ほらほら。

これ 今 僕がかけてる電話。

(呼び出し音)

(電話が切れる音)
あっ…! 切った!

ちょっと…。

あっ… 何病院だっけ?

城西メディカル。

(羽柴)おい 桂
なんで 「あっ」って言ったんだよ。

ごめんなさい。 テレビに映ると
思ってなかったから。

ロールインします。
はい。

「(英語)」

オッケー!

すいません!
げきゃびょ… あっ…。

げきゃ病棟 どこですか?
(看護師)外科… ですね?

あちらです。
あっ ありがとうございます。

スコープ挿入して。
(医師)スコープ挿入します。

明智は いない…。

(文代)小林さん?

あっ!

あっ… 小林です。
こんにちは…。

明智さんが階段から落ちた?

ええ。
偽装誘拐が解決した日の夜です。

えっ… 大丈夫だったんですか?
ええ。

階段に落ちていた空き缶を
踏んでしまったみたいで。

それで 一応 検査だけ。

調子にのってたんですよ。
えっ?

犯罪捜査なんかしてるから

まるで スーパーヒーローになった気で
いるんじゃないですか。

それで… 今日は
主人に用事なんですよね?

えっ… あっ はい。

ああ… いえ。

どっちなんですか?
えっ…。

あっ… い… あっ…。

3番 はさみ インして。

(医師)3番 入ります。

(医師)はさみ入りました。

縫合オーケー。 水テストして。

(医師)水テストします。

(看護師)お大事に。

(キーボードを打つ音)

(エラー音)

なんだ…?

(看護師)なんですか? これ…。

師長!
なんか おかしくなりました。

(看護師)何? これ…。

こっちもです!
(看護師)こっちもです!

(看護師長)輸液ポンプ
心電図モニターも異常がないか

確認してきてください。
わかりました。

(エラー音)

はい… いや いっ いっ…。

(看護師たちのざわめき)
いっ… いっ いっ…。

えっ?
何かあったんでしょうか?

あっ ちょっと
様子 見てきます。

(医師)ちゃんと見てみ。
はい。

(アナウンス)「院内の電子カルテ
不具合が発生しています」

「復旧活動をしています」

(医師)どうや?

(看護師)原因がわかりません…。

どないなっとんや。

すいません。
容体が急変してる方は…。

すいません。
あっ すいません。

師長!
病室のモニターも駄目でした…。

(看護師長)そう… わかった。
容体が急変してる患者さんも

いらっしゃらないのね?
ハッキング…?

やば…。

(看護師)あれ?
「あれ」…?

(看護師)あっ 大丈夫ですよ。

あれ? あれ?
「あれ」? 「あれ」?

あれ? ちょっとお待ちください。
えっ?

三浦さん
止まっちゃったんですけど…。

あれ?
こっちも全部 止まってる…。

(機械音声)「この世には
罪なき人の生き血を吸い

私腹を肥やす罪人がいます」
あっ…!

明智さん!
やあ 小林さん!

どうしたんですか?

(機械音声)「あなたを
真っ二つに切り裂こうと待ち構え

討ち滅ぼすのです」

「討ち滅ぼす」って…
なんなんすかね?

確か 今 大臣のオペ中でしたね?
まさか…!

血圧 98。

(津村)血液の逆流は?
逆流ありません。

(津村)人工心肺を止めて
心膜を閉じよう。

すぐ本部にも連絡します!

着替えなきゃ…。

(津村)動かない…!
(医師)えっ!?

どういう事だ!?
何も反応しないぞ。

怪我してないじゃないですか!

治りました。
早っ!

(セキュリティー担当)
サーバールームはこちらです。

では のちほど。
はい。

こちらがサーバールームです!

そこです!

時間ないんですが…。

♬~

ちょっと待った!

あっ 痛っ…!
やあーっ!

♬~

ハアーッ!

あっ…。
やあーっ!

刑事部サイバー捜査しゅえんす…。

…支援室の小林です。

今 どういう状況ですか?

♬~

(津村)エラーコードは!?
(医師)先生!

洞結節が圧迫されてます!
(PHSの着信音)

はい。

オペは中止だ。
どういう事ですか!?

病院のネットワークが
乗っ取られた。

しかし アームが洞結節を
圧迫したまま止まっています!

「中断するわけにはいきません!」
すいません…。

警視庁
サイバー捜査しゅえんしちゅ…。

…支援室の小林です。
(津村)警視庁!?

「医療機器の制御サーバーを
復旧します」

それまで持ちこたえてください。

明智さん どうですか?

それが まだサーバールームに
入れてないんです!

何かあったんですか?
2日間 入院するぐらいの

怪我をしなきゃ
ならなかったので…!

あっ… ちょっと待った!

明智さん?」
うわあーっ!

痛い 痛い…! 痛い 痛い…!

すいません あの ちょっと
一緒に来てもらえますか?

俺が行く。

ケーブル接続に
異常ありません!

こっちもです。

再起動しよう。

ああっ! あっ… 明智さん!
小林さん!

小林さん!
明智さん! 明智さん…!

(警備員)あっ…!

ああーっ!

♬~

明智さん!
(澤井)大丈夫ですか!?

すみません
ありがとうございます。

その人をお願いします!

(解錠音)

サーバーにログインして

攻撃者が使用しているPCの
IPアドレスを特定してください。

わかりました。

(エラー音)
ああ…。

(エラー音)
ああっ…!

よっしゃ!

「VAMPIRE」?
ハッカーのIDでしょうか?

(キーボードを打つ音)

(機械音声)「この世には
罪なき人の生き血を吸い

私腹を肥やす罪人がいます」

まさに バンパイアですね。

♬~

(田村)なんでチャイルドロック
かかってんだ!

(恒川)今野!
(今野)すみません!

捜査一課の田村です。
(医師)お待ちしておりました。

ハッカー
我々の存在に気づく前に

侵入経路の特定を
急いでください!

ログが問題で
時間がかかりそうです。

近いな…。

(田村)河本大臣のほうを
確認してこい。

(今野)はい。
(携帯電話の着信音)

はい 恒川…
あっ 少々お待ちください。

浪越刑事部長です。

田村です。
(解錠音)

ああ… すみません。
着信に気づかず… ええ。

ご苦労さまです!

あっ 今 ハッカーの侵入経路を
調査しています。

長松ちゃんたちは
4階部分のサーバーの分析を…。

加藤さんたちは
5階部分の分析をお願いします。

オーケー。

全力で復旧します。

イテッ!

ああ…。

(捜査員たち)開けてください!

(恒川)はい いくよ。
はい せ~の!

(一同)よいしょ…!
(恒川)駄目だな…。

駄目です!
再起動しても変わりません!

♬~

攻撃者のIPからの接続を
遮断できました!

院長 制御サーバーのほうは
どうですか?

(院長)まだだ。

(携帯電話の振動音)

小林です。
制御用プログラムを復旧しました。

ありがとう!
津村くん…。

(院長)「大丈夫だ!」

よし! 慎重に
インストゥルメントを抜いて。

(医師)はい。 1番 外します。

(ため息)

(看護師)脈が出てません。
心拍も上がりません!

血圧 上 72。 心拍 45。

このまま様子を見ますか?

いや…
永久ペースメーカーを入れる。

(医師)えっ!?
少し様子を見るべきでは…!

患者は河本大臣だ。
万が一は許されない!

先生! 画面 元に戻ってます!

えっ!?

電子カルテも復旧してます。

皆さん! システムが
正常に戻ったようです。

各機器の誤作動がないか
各自確認 および…。

(アナウンス)「電子カルテのシステムが
正常に戻りました」

「患者様には
ご心配をおかけしました」

もう大丈夫やで。

ほな 次の患者 診てくるわ。
はい。 お疲れさまでした。

開けて~。
(今野)田村参事官!

病院のシステムが
復旧したようです。

えっ! 復旧した!?

河本大臣は どうなってる?

あっ…。
なんだ 「あっ」…。

使えねえ…。

院長 河本大臣のオペは?

わかりました。

オペは成功です!

(歓声)

明智…!

明智さん?

明智さん? 明智さん!

明智さん! ねえ!
明智さーん! えっ!?

あれ? どうして…。

明智さん!
もう… 無理するからでしょ。

あなた そのうち死ぬわよ。

でも 今 人生で一番楽しいよ。

…好き。
「好き」?

ああ もう… 本当に腹立つ!

あれ? そういえば
なんで 小林さんが?

あなたに
捜査協力の依頼だそうです。

でも 私が丁重に
お断りをしておきました。

どうして 君は断っちゃうの?
無理でしょ その体じゃ。

(携帯電話の着信音)

(文代)はい 明智です。

わかりました。 すぐ行きます。

トラブル?
取引先でしょ 今の。

来年の国際セキュリティーシンポジウムの件。

大口だね。
早く行ったほうがいい。

私がそんなに邪魔?

捜査協力の件は
お断りしましたからね。

さて 小林さん。
捜査協力の件 聞かせてください。

僕が文代さんに
怒られるんですよ?

バレなきゃ大丈夫です。
いや そんなの無理ですって。

でも 今日の事もバレてませんよ。
今日の事?

今回のサイバー攻撃の兆候

うちのみんなが
ネットパトロールで突き止めてたんです。

だから 病院に入院して
いろいろと下調べしてました。

空き缶を踏んで 階段から
落ちたんじゃないんですか?

入院の手続きとか
面倒だったので…。

なるほど…。

何 イチャイチャしてんだ!

俺を誰だと思ってんだ!
馬鹿野郎。

はあ~あ もう どいつもこいつも
俺の事 わかってねえんだ

馬鹿たれが… うわっ!
すみません!

てめえ どこ見て歩いてんだ
コラ。

僕 喧嘩は ちょっと…。
なんだと!?

ああっ…!
あっ…!

(男性)おい… おい!
大丈夫か!? おい!

あっ きゅ… 救急車
呼んでやるから!

親切な人でよかった。

じゃあ… 空き缶を踏んで
わざと階段から落ちたんですか?

なんて人だ。
さて

依頼の話 聞かせてください。

警視総監 大臣のオペは無事に…。

ICU
お休みになられてます。

マスコミ発表は ぜひ
私にやらせてください。

医療のIT化は大臣の悲願です。

その妨げになるような会見には
絶対に致しません。

はい… はい はい 失礼します。

野上くん! 会見の原稿を…。

ん? 野上くん…?

(長松)城西メディカルの
医療業務用ネットワークは

インターネットには
接続されておらず

外部からの侵入が不可能です。

ただし 今回は何者かが
踏み台を設置したため

外部からの侵入が
可能となっておりました。

踏み台?
本来 隔離されてるネットワークを

橋渡しする
中継地点のようなものです。

「…のようなもの」?

犯人か協力者が
内部にいる可能性が高いな。

厚労省公式サイト改ざんとの
関連は?

(長松)当該病院と厚労省のサーバーを
解析しましたが

同一犯といえる手掛かりは
出ませんでした。

今回の件 大臣を狙ったとは
言いきれないか…。

はい。 科捜研の沢口靖男です。

院内放送から流れた
音声の解析を行いました。

ボイスチェンジャーの加工を
外した結果…

風間くん。
はい。

(女の子の声)「この世には
罪なき人の生き血を吸い

私腹を肥やす罪人がいます」

推定5歳から10歳の女の子。

その音声素材を切り貼りした
可能性が高いと思われます。

少女のきょ…。

少女の声…。

(記者)河本大臣の推進する
IT化が進めば

今回の城西メディカルを襲った
サイバー攻撃のようなケースが

今後も増えていくかと思いますが
どのようにお考えですか?

我々 警察としては
新しい可能性を潰さず

生じ得るリスクを回避する事こそ
大切な事だと考えております。

(記者)「今回の事件は

河本大臣を狙ったのではないか
との声が上がっていますが…」

「はい え~ 今回のサイバー攻撃
河本大臣を…」

この事件
私が狙われてたんですか?

その可能性も否定できません。

驚いたわ…。

自分が麻酔で寝ている間に

IT化促進のリスク…
まさか その当事者になるなんて。

フフフフ…。

ご心配もあるかと思いますが
我々は…。

心配はしてません。

むしろ ありがたいわ。
(田村)えっ…?

狙われてるほうが
世間が注目する。

それをうまく乗り越えたら
危機管理の高さまで… フフッ。

それもアピールできるわ。
フフフ…。

♬~

よかった まだ いらして。

少し よろしいですか?
ええ。

これをお返しするのを
忘れてしまったので…。

(警備員)ああーっ!

(澤井)
あなたが持ってたんですね…。

助かりました。

プレゼントですね?

えっ…?

裏に 名前と日付が
彫ってあったので。

誕生日ですか?

娘さんですかね。

…よくわかりますね。

若い人のブランドだったので。

おじさんには
似合わないですかね?

ファッションは 時に

大切な人の気持ちを
まとう事でもあります。

とてもお似合いです。

面白い方だ。
えっ?

時計 ありがとうございました。

あっ…。

うわっ…! 走るな!

参事官!
(田村)はい。

参事官! …参事官!
(田村)はい! どうした!?

あっ ちょっと待ってください!
小林さん どうしたんですか!?

これを見てください!
サイバー捜査しゅ…。

サイバー捜査支援室。
…そこに

捜査本部宛てのメールが…。

♬~

犯人からのメッセージ?

(田村)まだ わからないのか?
今 送りました。

「目を通して頂けますか」

(桂・始花)「第二幕の始まりです」

「第一幕は
明智小五郎氏との出会いに

無上の喜びを」

「愚鈍な警察より
聖戦に相応しいお相手です」

「まずは お手並み拝見」

警察を馬鹿にしてるところは
共感を覚える。

ボスに対する挑戦状ですよ。
(始花)ボスやめろい!

(風船が割れる音)
(桂)はあーっ! なんで…。

(始花)おまけ付き。
(桂)おまけじゃないでしょ…。

(マウスのクリック音)

仮想環境で解析してみるか。

ビリがピザをおごる~!

期間限定
ダンシングシュリンプファイアのピザ~!

(羽柴)のった!
カリカリポテトフライ付き。

僕は遠慮しておきます。
絶対 負けるんで。

(始花)ウエ~イ!
(桂)やっちゃった!

僕も参加します。

明智さんは駄目だ。
絶対 1番だよ。

じゃあ 1番じゃなかったら
うな重

受けて立ちましょう!
(羽柴)よし 今度こそ狩野川産!

え~ 四万十でしょ。
(始花)準備… 開始!

(羽柴)
食べない豚は ただの生ゴミだ。

爪 切ろう。

(手をたたく音)
(桂)わかった!

パスワードらしき文字列が
暗号化されて保存されてました。

四万十の恵みよ…!

(桂)初めての一番…。

イエイ!

母さん 違ったよ~!

(キーボードを打つ音)

病院で流れた放送
聖書の引用でしたね。

(機械音声)
「今こそ 神の使いが剣を持ち

あなたを
真っ二つに切り裂こうと待ち構え

討ち滅ぼすのです」

そっか… アトバシュ暗号!

(キーボードを打つ音)

えーっと…。

アトバシュ暗号…。

アトバシュ暗号?

旧約聖書の中で使われた暗号で

アルファベットを がく並びに…。
(長松)逆並び。

…にした文字に
置き換えるようです。

(田村)逆並び?
(小林・長松)A B C D

E F G
H I J K L M N

O P Q R S T U

V W X Y…。

Z。
Z!

(田村・愛子)
A B C D E F G

H I J K L M N

O P Q R S T U

V W X Y…。

(愛子)Z…。
(田村)Z…。

(愛子)ん?
(田村)何? これ。

はい! 解けました。

(始花)ああ~ 2番…。
うな重 無念…。

(羽柴)3番!
狩野川のうなぎは遠い…。

答えは せーの…。

(羽柴・明智・始花)
Romans1219。

(桂)あ~ もう またビリッケツ!
桂くん 残念です。

(羽柴)聖書の引用から考えて

Romans」は
『ローマ信徒への手紙』

「1219」は 12章19節。

(始花)その一節といえば
復讐するは我にあり」。

Romans1219…
Romans1219…。

(今野)おい サイバー班…。
サイバー班!

Romans1219…
Romans1219…。

(田村)おい!
これが暗号の答えなのか?

ああ~! ねえ なんでしたっけ?
(愛子)Romans1219。

はい。

あっ 出ました!

日付は
2月21日… 今日… 15時です!

(田村)すぐに向かえ!
(捜査員たち)はい!

ここから さらにすごい技。
スピードアップ!

(拍手と歓声)

私たち 幻なんかじゃ…。
(4人)なかったんだ!

せーの…。
(4人)マボテンです!

よろしくお願いしまーす!
(拍手と歓声)

ゴー!

こんな人の多い所で
何しようっていうんだ…。

(恒川)調べるぞ。
(今野・小林)はい!

♬~

少しでも異変がないか 確認しろ。
(捜査員)「了解!」

現場の防犯カメラから
捜査員のカメラに切り替えて。

(長松)はい。

ホヤぼーやさん
あの… ちょっと…。

子供たち ほら
いっぱいいるじゃないですか。

握手してあげてくださいよ。
僕 仕事中なんですよ ほら…。

(始花)あっ ホヤぼーやじゃん。

(羽柴)よそ見すんな。
こぼれるだろ。

(始花)うるせえな!
(桂)ミュート!

えっ マジで? なんで…?

マボテンじゃな~い!

イベント行けないと思ったら
まさかのまさかの生中継~!

ちょっと
なんで そっち向くんだよ おい!

カメラ切り替えます。
(羽柴)勝手に切り替えるな…。

いやいや このままでいいです。
全体が見えたほうがいいんで。

♬~

「ワン ツー スリー…」
「(ゴング)」

(羽柴)そろそろ時間だ。

♬~

小林さん 避難させてください!
えっ?

歌ってる女の子たちの右側です!
マボテンです!

おい 小林 早くしろ!
マボテンに なんかあったら…。

(桂)「100回 殺すぞ!」

「すいません! すいません!」

すいません! すいません…!

♬~

煙が出てます。
爆発物かもしれません。

「避難させます!」

警察です!
爆発するかもしれません!

(今野)下がって!
(恒川)下がって!

下がってください!
(ゆみのん)キャッ…!

(桂)あっ ゆみのんが転んだ!

爆発する可能性があります!
早く避難してくらばい!

(桂)ゆみのんが…!

早く避難してくらばい!
ほら 早く! 早く!

「爆発するかもしれません!
早く避難してください!」

急げ…!

早く! 爆発するかもしれません!
ほら 避難して!

早く避難してください! 早く!

「(爆発音)」
「(人々の悲鳴)」

痛っ…。
大丈夫か!?

大丈夫です!
ああ…。

「火気厳禁」…?

また お前か!
すいません…。

(今野)大丈夫ですか?
怪我はないですか?

怪我はないですか?
(恒川)大丈夫ですか?

民間人に被害はありません。

(桂)民間人って…
アイドルは無事なのかよ!?

(桂)「小林よ~!!」

はあ…。 ああっ!

(ため息)

(メールの受信音)

(長松)あっ… あ!
(田村)「あ!」って なんだ?

(長松)あ!
(田村)「あ!」って なんだ!?

(長松)またメールです。
(田村)今度は なんなんだ もう…。

『スザンナの水浴』ですね。

スザンナ? あの言葉…
「神の使いが剣を持ち」ってやつ

確か 旧約聖書続編
スザンナ59節の引用だよね?

(桂)あっ
通称 Susanna59…。

「長松ちゃん Susanna59」

Susanna59…。

(エラー音)
(長松)あっ… 違います。

(田村)駄目か…。

(桂)エラー!? どうして…?
(始花)間違ってるからだろ。

旧約聖書続編はギリシャ語です。
古代ギリシャ

ポリュビオスが発明した
暗号がありましたね。

(羽柴)これだ…。

ビリッケツが腹筋100回!

それは賛同致しかねる…。

なんだ お前!
食後の運動は必要ですよ。

リベンジ!
ううっ…。

僕が1位じゃなければ
1000回やります!

(始花)1万回でしょ?
受けて立ちましょう!

(始花)準備開始!
(羽柴)よし!

(キーボードを打つ音)

はい 解けました。
(羽柴)よし! あっ… 2番!

(キーボードを打つ音)
(始花)マジで!?

あっ 3番! 危ねえ…!
答えは… せーの…。

(羽柴・明智・始花)3367
654358584359!

嘘だろ… またビリッケツ!

(キーを押す音)

(長松)あ!
(田村)「あ!」って なんだ!?

(長松)「おめでとうございます」…。
(田村)解けたか? 解けたか?

(長松)解けました!

(田村)上八潮の倉庫街だ!

早く行け!
(捜査員たち)はい!

(パトカーのサイレン)

上八潮の倉庫に到着しました。

(今野)現場 到着しました。
中の捜索を開始します。

(恒川)十分注意しろ。 行くぞ。

♬~

足元 注意してください。

(つまずく音)

♬~

ああ…!

ん?

(恒川)どうした?

犯人が設置した…。
(今野)口を出すな。

犯人が設置したんでしょうか?

(恒川)「恐らくな」

(ボイスチェンジャーの声)
「正解。 よく ここがわかったね」

「ご褒美あげる」

「かくれんぼしよう」

(女の子)「まーだだよ!」

(女の子)「まーだだよ!」

誰だ? この子…。
(今野)誰だ? この子。

(女の子)「まーだだよ!」

(女の子)「まーだだよ!」

(女の子)「まーだだよ!」

(女の子)「もういいよ!」

(今野)被疑者を確認できません。

(今野)
「鑑識… 鑑識をお願いします」

かくれんぼですか…。

面白くなってきましたねえ。

(始花)ほら 続けろよ!

(足をたたく音)

(桂)はい…!

「今日 午後3時頃

調布市のイベント会場で
爆発がありました」

「警視庁は 犯行声明などから
先日起きた城西メディカルへの

サイバー攻撃との
関連があるのではないかと見て

調べを進めています」

「ご覧頂いているのは
爆発が起きた…」

(さくら)あっ 映った!
録画 録画! よいしょ!

「爆発する可能性があります!
早く避難してくらばい!」

(さくら)あっ 噛んだ。
今 噛んだよね? 婿殿。

えっ?
ちょっと待って。 ほら…。

ほら ここ。
「早く避難してくらばい!」

ほらほら! ほら 噛んだ!
もう一回 もう一回…。

「早く避難してくらばい!」

僕だって 慌ててたんですから…。
もう 勘弁してくださいよ。

(さくら)いい事してたのに
噛んじゃうんだもんなあ…。

「ほら 早く! 早く!
爆発する可能性があります!」

「早く避難してくらばい!」

幻の四天王…。

さっき映ったの
君がいたグループだよね?

気づいてたの?

(ため息)

僕は 君の事を
全て受け入れるつもりだ。

悩んでいるんじゃないのかい?

このまま家庭に入るのか
地下アイドル活動に戻るのか。

真由美ちゃん
君の好きにしていいんだよ。

まにゅぽよには
今もファンがいる。

(さくら)ほら また噛んだ!
まゆぽよ!

もう いい事 言おうとして
噛んじゃうんだもんなあ…。

あの… お義母さん
ちょっと黙っててもらえますか?

真由美 ちゃんと話しなさい。

(ドアの開閉音)

真由美ちゃん
本当は どうしたいの?

私は…。

私は… ううっ…!

あっ ちょっと… 真由美ちゃん?

(携帯電話の振動音)
あっ…。

はい。

「こんな時間に申し訳ない。
今から来られますか?」

(電話が切れる音)
あっ… ちょっと…。

はあ…。 もう…。

これじゃない…。
(桂)なんなんだよ?

これじゃない…。 ハハハッ…。
(桂)何 笑ってんだよ。

これでもない。 あれ? えっと…。
(桂)あっ マボテンじゃねえか!

お前 爆破現場で何やってんだ
小林!

あっ いや…。 伝えたかったのは
うちの妻の事なんですよ。

いや 聞きたくない。 わーっ!
(ドアの開く音)

呼び出しておいて すいません
小林さん。

あっ いえ…。

VAMPIREを覚えてますか?

あんパン屋?

VAMPIREです。
VAMPIRE…。

(機械音声)
「罪なき人の生き血を吸い…」

ああ…。

それらしい人物を
桂くんが見つけてくれました。

GOLDRUSHっていう
ブラックマーケットで

自作のウイルスソフトを
売ってます。

えっ どうやって?
サイバーそうしゃ…。

(桂)えっ?

サイバー捜査支援室でも
継続捜査してるのに

いまだに見つかってないんですよ。
お前らと一緒にすんな!

(始花)ボケッと生きてるからな。

(羽柴)マルウェアディベロッパーの
知り合いいるの?

桂くん 地下系に
怪しい知り合い多いなあ。

皆さん とても良い方たちです。

羽柴くん GOLDRUSHで
手掛かりを探しましょう。

♬~「佐渡おけさ

(桂)ダジャレだよ。

わかりづらいけどね
ダジャレだよ。

(キーボードを打つ音)

銃器 ドラッグ パスポート 臓器!?

これ 摘発できないんですか?

(始花)
ダークウェブ上のサイトだよ?

摘発するにも
運営者の手掛かりすらない。

常識だろ。
腐ってる…。

羽柴くん メッセージを
送ってみましょうか。

えっ なんて話しかけるんですか?

「みーつけた」。
かくれんぼですから。

えっ いや… ちょっと
ストレートすぎません?

大丈夫ですよ。 「みーつけた」。

「みーつけた」…。
(キーボードを打つ音)

墨田区の柳通り沿いに
マツヤマ"という店があります」。

「そこで一時間後に」。

(キーボードを打つ音)

うーん…。 はあ…。

リアクションありませんね。

行ってみましょう。

えっ? えっ…?
マツヤマって なんのお店ですか?

ねえ…! あれ…?

♬~

なんだ 馬鹿野郎!

…なんだ?

人 多いっすね。

マツヤマって…。

床屋に呼び出します? 普通。

お邪魔します。 おやっさん
ああ… お邪魔します。

(朝日博文)ああ… 明智さん。

明智さん 髪切りに来たんですか?

いいえ。 僕は この間
切ってもらったばかりです。

小林さん どうですか?
えっ…?

(朝日)散髪ですか。

実は 私 3年前に
糖尿で目をやられましてね

よく見えてないんですよ。

というわけで できるのは
丸坊主だけでございます。

(男性)えっ… 丸坊主

えっ 明智さん
切ってもらったばっかりだって…。

でも 坊主じゃないですよね。

(朝日)なじみのお客様は
指が覚えております。

(男性)申し訳ありませんが 今日は
顔そりだけでお願いします。

(朝日)それは残念だ。

丸坊主も似合うと思いますけどね。

VAMPIREさん。

えっ…
ちょっと 何 言ってるんですか?

ああ…
吸血鬼に十字架の傷痕ですか。

ベタですねえ。

おっしゃってる意味が
わかりませんね。

城西メディカルを攻撃した時

サーバー上に
IDを わざと残しましたね?

自己顕示欲が強い人間は
自分が有利だと判断すると

大胆な行動に出ます。

それが 名探偵 明智小五郎
推理ですか…。

かくれんぼを再開しましょう。

どこに隠れても 証拠をつかんで
必ず見つけてみせます。

楽しみにしてますよ。

おやっさん
また髪を切りに来ます。

(朝日)まいど!

えっ…? えっ えっ…?

いいんですか? 逃がしちゃって。

次の手は考えてあります。

えっ? でも
本当 人 多いですね この辺。

僕にバレたのに
居場所を変えなかったんですね?

(黒電話)逃げれば逃げるほど
追ってくるだろ

あんたは。 で 今度は なんだ?

ある人たちの居場所を
探しています。

その人たちのスマホを攻撃する
プログラムを作ってもらえませんか?

(黒電話)
あんたには お仲間がいるだろ。

彼らは正直者なんです。
その意味では 未熟とも言える。

今回の相手には あなたのような
老獪さが必要なんです。

(黒電話)
褒められてる気がしねえな。

明智さん 誰を捜すつもりですか?

一寸法師という半グレ集団です。
一寸法師…?

病院のサーバールームで
襲われたでしょう。

VAMPIREが雇った奴らです。

なんで それが
一寸法師だって…?

PC
貸してもらってもいいですか?

ああ… はい…。

彼らは それぞれ
左手にタトゥーを入れてました。

「藁」 「針」 「椀」 「箸」です。

一寸法師
藁のさやに針の刀を差し

お椀の船を 箸でこいで
京の都に出たんです。

でも… どうやって
奴らを誘い出すんですか?

彼らも GOLDRUSHで
ビジネスをしていました。

ここのチャットを利用します。

彼らが 黒電話の作る
攻撃プログラムに食いついたら

こっちのものです。

黒電話さんって
ファントム20だったんですよね?

(黒電話)ファントムか…。

俺は 20面相のほうが
しっくりくる。

なんで やめたんですか?

僕が15で 彼が18の時でした。

CTF… ハッキングコンテストで
初めて競ったのは。

えっ… そこから?
くだらない昔話は やめろ。

できたぞ。
えっ… も… もう?

さすがです。
これで居場所を突き止められる。

一寸法師接触しましょう。

小林さん
チャットに書き込んでください。

えっ? ああ… はい。
よいしょ…。

IDは 「大黒天」。

「最高の“打ち出の小槌"がある」。

「詳細はココに載せた。
早いもの勝ち」。

(キーボードを打つ音)

あっ… 食いついた!

♬~

♬~

なんか うまくいきすぎてる感じが
しませんか?

ああ… 考えすぎですよね。

4階です。

階段… 階段…。

(操作音)

ええっ!? これで?

♬~

自信がない時ほど
君の勘は 当たるようですね。

えっ…?

♬~

やあーっ!

♬~

アイタッ…。
イタタ…。

僕の狙いどおりです。
VAMPIREをあおれば

仕掛けてくると思ったんです。

♬~

ああっ…! フンッ!
(足を踏む音)

ああっ…!

寒っ!

♬~

どいてろ。

あたたたたたた…!

うっ! あっ…。
ハッハッハッ…。

うう! うおっ…。

うっ!

うう…!
トオッ!

♬~

大丈夫ですか?
痛いよ…。

ああっ! ああ…!

レッツラゴー!

ラ!?

サヨナラ! バイバーイ!

明智さん 大丈夫ですか?

小林さんこそ大丈夫ですか?
一寸法師は?

逃げました!

逃げた?
あっ… 今 出しますから。

ん…?

マイナス30度ぐらいか…。

ぐうっ…! フッ…!

はあ…。 ちょ… 明智さん!
このままだと死んじゃいます!

大丈夫です。
君を信用してますから。

いや そんな事 言われても…。

これは…。

どうすれば… うわっ!

あっ 開いた。 明智さん!

えっ…!?

ああ ああ…!

えっ? ちょ…。

恐らく VAMPIREは

この遺体に気づかせるために
誘い込んだんでしょう。

えっ? どうして そんな事…。

♬~

(恒川)参事官!
遺体の身元がわかりました。

遺体の歯型から
女性は 澤井早苗 28歳 美容師。

(田村)事件関係者との関連は?

河本大臣のSP
澤井正和の娘です。

(恒川)澤井です。

警察官が犯人!?

(田村)身柄は?
(恒川)今日は休暇を取っています。

澤井の部屋の
家宅捜索令状を取るぞ!

(恒川)はい!

部長に連絡しろ。
(愛子)はい。

明智さん 容疑者がわかりました。

(解錠音)

下がってください。
(管理人)はい…。

明かりがついてる。 気をつけろ。

♬~

どこにもいません。

♬~

(恒川)妻を亡くしてる…。

恒川さん。
ん?

♬~

(澤井早苗)「かくれんぼしよう」

あの子 娘だったのか…。

(恒川)彼女は
3年前に病死しています。

(田村)病死か…。 死亡届は?

(恒川)出ていました。
心臓の手術中に亡くなっています。

その手術を行っていたのが
城西メディカルでした。

城西メディカル?

(恒川)澤井は 3年前から
あの病院と接点があったんです。

奴が この事件に関与しているのは
間違いありません。

しかし
澤井は なぜ 大臣を狙ったんだ?

(恒川)その動機は
まだ はっきりしておりません。

(携帯電話の振動音)

(捜査員)
まず 澤井のほうですが…。

小林です。

わかってて かけてんだよ。
桂です。

どうしたんですか?

僕も 好きで
君と電話してるわけじゃない。

わかってますよ…。
電話しなくちゃいけない理由が

あったんですよね?
(桂)声が ちっせえ。

城西メディカルのサーバーに
入って

澤井早苗の電子カルテを確認…。

(手首をひねる音)
死亡診断書が出てから

カルテが書き換えられてる痕跡を
見つけたよ。

(手首をひねる音)
(羽柴)その子の死因

改ざんされたと推測する。
(桂)非常に痛い これ…。

改ざん?

それと

病院のメールサーバーを調べたら

メーカーへの修理依頼が
ありました。

システム障害でしょう。

(手首をひねる音)
(始花)それが澤井早苗のオペ中に

起きたとしたら?

結果 医療過誤を引き起こした
可能性がある。

それ すごい情報じゃない…
ないですか!

こっちが より やばい…。 痛い!

あっ…
大事な情報を忘れてました。

えっ?

(桂)澤井早苗の執刀医です。
消去されてた 澤井早苗の

オペを記録した映像を
一部 復元したんです。

(手首をひねる音)
映ってるよ。

ばっちりちりちり ちーりちり。

誰だったんですか?

スマホごと持てば…!

いやいや メールします。

いやいや?

「いやいや」…。

(捜査員)
SPの澤井とは 3年前から…。

あっ…!

痛い…!
復元は ここまでが限界だった。

津村…。

津村が 澤井の娘を医療過誤で…。

澤井は 娘の復讐で
病院を襲った…?

まだ途中でしょ!?

途中でしょうが!
どうして こう…。

澤井早苗?

患者の顔なんて
いちいち覚えてられませんよ。

本当は
認めたくない理由があるんだろ!?

どういう意味ですか?

澤井早苗のオペの時間

システム障害の痕跡が
見つかりました。

それが原因で医療過誤が起き

彼女は 亡くなったんじゃ
ないでしょうか?

なんなんだよ その言いがかり!

(恒川)だったら なぜ

解剖結果と電子カルテの死因が
異なっているんでしょうか?

よくある事ですよ。
処置に ミスはなかった。

その処置を記録した映像も
消去されてますよね?

関係ないだろ!
私は 医療ミスなんかしてない!

(田村の声)津村は釈放だ!

(今野)どういう事ですか!?

城西メディカルからクレームが。

このまま津村を拘束すれば
名誉毀損で訴えるそうだ。

(恒川)いや…
ちょっと待ってください。

津村の取り調べを粘るべきです!

津村が医療ミスを認めれば
澤井の動機付けが成立します。

あの病院は
河本大臣の後ろ盾もある。

しかし…!
(田村)盾突くなら

相応の覚悟があるんだな?

(ため息)

(呼び出し音)

♬~

本当に大丈夫ですよね?

何か手掛かりが出れば
君の手柄ですよ。

でも もし 何も出なかったら?

…っていうか バレたら
上に盾突く事になります。

大丈夫です。

何を根拠に…。

君は 打たれ強い。

それは なんの解決にもならない。
ただの励ましです。

僕たちを信じてください。

待ちたまえ!

警察だ! あっ…。

警察… えっ? あっ…。

警察だ! ああっ… 待て!

ちょっと待て! 待ちたまえ!

一寸法師

待て 待て… 待ちたまえ。
待ってください…。

(呼び出し音)
出ない… 出ない…!

出ない… 出ない!

(呼び出し音)
うわあっ! 出ない…。

あっ! やっと出た!
なんで出ないんですか 明智さん!

すいません 運転中だったもので。

一寸法師です!

なるほど!

(殴る音)
(津村)ああっ…!

♬~

♬~

ハアァァァ…!

うっ… ええい!

♬~

誰に頼まれたんですか?

VAMPIREに
雇われたんですね?

聞くだけ無駄か…。

フンッ!
うっ… うわあ!

明智さーん!

明智さん!

あっ ああ… 助けて! おおっ!

♬~

あいつ 日本語 しゃべれんだ。

津村 大丈夫ですか?

気絶しているだけです。

あいつ
日本語 しゃべれたんですね。

はい。
最後 あれ

なんて言ってましたっけ? ず…。
「ズラカルゾ」!

津村さんの意識が戻りました。
あっ…。

行きましょう。
はい。

これぐらいで大丈夫ですか?

(津村咲良)パパ 大丈夫?

警視庁…。

刑事部 サイバー捜査支援室の
小林です。

(津村沙樹)あなたの事
助けてくださったのよ。

咲良 売店に行こっか。
うん。

すいません。
奥さんも いて頂けますか?

でも…。
咲良さん。

売店
お菓子を買おうと思うんですが

一緒に選んでもらえませんか?

えっ? いいよ!

いいんですか?

人の話を聞くのは
君のほうが上手です。

…噛まなければ。

(咲良)何が好きなの?
僕ですか?

日によりますけどね
そうですね…。

すいません。
ああ… いえ。

津村さん
どうして こんな目に遭ったのか

おわかりですよね?

3年前 澤井早苗さんの処置で
何があったのか

正直に話して頂けませんか?

このまま放っておけば
犯人は また

あなたの命を
狙いにくるかもしれません。

あなたが話せないなら

私が話します。
(津村)待て…。

あの子に また 何かあったら
どうするのよ!?

娘さんに 何かあったんですか?

いなくなったんです。

買い物に出た時に姿を消して…
丸2日です。

すぐ 主人にも連絡したんです。

そしたら 「大丈夫だから
誰にも言うな」って…。

実際
娘は無事に帰ってきたんです。

でも…。

どういう事なんですか?

他に方法がなかったんだ。

何もかも
あの子を守るためだったんです。

(携帯電話の着信音)

(携帯電話の着信音)

♬~

(津村)咲良?

「パパ…?」

パパだよ。 どうした?

「わかんない。
急に目隠しされて…」

咲良… 咲良!

(携帯電話の着信音)

(ボイスチェンジャーの声)
「娘を返してほしかったら

こちらの指示に従え」

誰だ? お前…。 咲良は どこだ!?

(ボイスチェンジャーの声)「黙れ」

「娘を奪われる気持ちを
教えてやろうか?」

(不通音)

それで 病院内のハッキングに
協力ちゅ…。

協力するよう 言われたんですね?

それだけじゃない。

どこに閉じ込められたか
わかりますか?

わかりませんか…。

あっ…
その人 花のにおいがした。

花?

あと 私の手に何か書いた。
指でなぞって…。

指で何かを書いた?

もしかして…。

こんな感じですか?

あっ そう。 それ!

よく覚えてましたね。

あっ! 明智さん!

大変な事…。

大変な事がわかりました。

♬~

(田村の声)サイバー小林から
連絡が入った。

津村は 河本大臣のオペで

指定されたペースメーカーを
入れるよう指示されていた。

病院のハッキングは 大臣に

ペースメーカーを入れる事が
目的だったと推測される。

捜査員は 至急
大臣のいるホテルに向かえ!

(捜査員たち)はい!

(愛子)浪越部長 お疲れさまです。
大臣の命が危険です。

(秘書官)大臣
では お時間になったら参ります。

はい。

(携帯電話の着信音)

(澤井)「私です」

(河本)「澤井?」

いつもどおりですね。
スピーチの前には10分だけ

必ず
一人の時間をお作りになる。

警察から聞いたわ。
城西メディカルを襲ったの

本当に あなた?
(澤井)「ええ」

あなたに
罪を告白して頂くためです。

なんの話?

本当に覚えがないんですか?

(警告音)

(激しい鼓動)

(澤井)「あなたのペースメーカーは
自由に操作できる」

あなたの推進する
最新医療を利用しました。

(警告音)

(澤井)命が惜しければ

私の娘に何をしたか
告白してください。

♬~

ああ サイバー捜査しゅ…。

はい?
サイバー捜査しゅ…。

サイバー捜査支援室… 言えた!

よいしょ… イテッ…。

(司会)「ただ今から
無事 手術が成功し

退院された河本厚労大臣から
皆様に ごあいさつがあります」

(拍手)

(カメラのシャッター音)

♬~

(秘書官)大臣 どうされました?

(ざわめき)

(秘書官)大臣?

ああ…
サイバー捜査支援室の小林です。

いました!

澤井! 澤井正和…。
(澤井)動くな!

大臣のペースメーカーを
ハッキングしている。

妙な事をすれば
大臣の心臓を止める!

(観月 明)澤井さん!

全て告白しろ。

早くしろ。

私は 何も知らない!
なんの話?

あなたの職務については
感謝します。

何か つらい事があるなら
支援すると約束します。

命が懸かっても
イメージを大事にするのか…。

あなたには 屈しない。

もういい。
(警告音)

うっ…。

小林さん 大臣を。
はい!

澤井の携帯がないと
戻せません…。

(観月)脈拍が異常に上がっている。
大臣…!

その携帯を渡してください。

♬~

全員 出して!

♬~

(澤井)ああぁぁぁ…!

♬~

(澤井)うう…!

(パトカーのサイレン)

♬~

(警告音)

大丈夫ですか?
大丈夫ですか?

明智さん
河本大臣の意識が戻りました。

大臣は無事です。

クッ…。

ああ…。

ああっ…。 ああーっ!

(澤井)遅くなった。
(早苗)お疲れさま。

んっ…。

これ 誕生日プレゼント。

どうして? いつ買ったんだ?

入院する前にね。
開けて。

ああ。

(早苗)仕事で必要でしょ?

今の時計 センス悪いし。

父さんのセンスを馬鹿にするな。

♬~

似合うじゃん。

(早苗)顔が怖いよ。
お父さん 心配なんだよ。

(早苗)心配しないで。
(澤井)大丈夫か? 本当に。

(早苗)心配しすぎだってば。
もう…。

では ご家族の方は
こちらまでになりますね。

行ってくるね。
(澤井)お父さん

ここで待ってるぞ。 頑張れよ!
(早苗)ありがとう。

♬~

(ドアの開く音)

(津村)術中に不整脈を起こし

突然 心停止に至りました。

いろいろ
蘇生を行ったのですが…。

うっ…!

(吐く音)

(せき)

(医師)お疲れさまです。
(医師)お疲れ~。

さっきオペだった子
システム障害のせいで

オペでトラブルが起きたらしいですよ。
(医師)運の悪い子だよな。

(津村)うわあっ!

(澤井)システム障害で
娘は亡くなったのか?

(津村)違います!
いい加減にしてください!

(澤井の声)外科部長にも院長にも
聞きました。

でも 誰も認めませんでした。

解剖も依頼しました。

でも 解剖医がいないという理由で
断られました。

他の病院も探しましたが

別の病院の遺体を
解剖してくれる所はなくて…。

(澤井)でも 諦めきれなかった。

♬~

(澤井)母さんが亡くなって

お前には寂しい思いばかり…。

(澤井)父親らしい事 何ひとつ…。

♬~

(澤井)
なんで お前が こんな目に…。

早苗が 何したっていうんだ!

(澤井の声)あのまま焼いて
骨にするなんて…。

いつか いつか

医療ミスを証明すると
誓ったんです。

そんな中 半年ほど前

VAMPIREと名乗る人物から
連絡があったんです。

VAMPIRE?

(澤井)VAMPIREの話では
城西メディカルは

外資系大手医療機器メーカーの
新型医療機器の導入を決めていた。

そんな大事な時に

医療ミスで死んだ患者など
存在してはならなかった。

だから 圧力がかかった。

圧力をかけたのは
厚労大臣の河本。

VAMPIREは
どこのどいつだ?

わかりません。

(恒川)
なんで あんたに そんな事…。

(机をたたく音)

そんな事 どうでもいい!

あいつは… 河本は

娘の命を
なんとも思っていなかった!

どうして あいつが
のうのうと生きてるんだ!

どうして…。

どうして あいつが
のうのうと生きてるんだ!

どうして あいつが…。

(澤井)「どうして あいつが…
生きてるんだ!」

「どうして あいつが…」

♬~

あなたが
誰も殺さずに済んだのは

娘さんが

そう願ったからじゃ
ないでしょうか?

♬~

あああっ…!

(恒川)澤井正和だな?
連行しろ。

はい。
はい。

大臣を確認。
(捜査員たち)はい!

♬~

♬~

(泣き声)

(泣き声)

(澤井の泣き声)

行きましょう。
えっ どこに?

かくれんぼは
まだ終わってません。

この辺りでは
この教会だけだそうですね。

キンモクセイの花のお香を
使っているのは。

ある女の子が教えてくれました。

(咲良)その人 花のにおいがした。

やっと見つけました。

近藤正義さん。

昭和59年4月19日生まれ。

平成16年の春に
中央医大医学部に入学。

卒業後 城西メディカルに勤務。

その時 澤井早苗のオペに立ち会い
津村のミスを目撃。

それから まもなく
事故で手に怪我を負った。

そのせいで
外科医を続けられず辞職。

その後 プログラマーになる。

(近藤正義)
苦労はありませんでしたよ。

医療機器は
年々 IT化が進むんで。

だから システムやプログラムも
勉強してきた。

なんで
僕の事がわかったんですか?

城西メディカルの同僚に
聞きました。

手のひらに十字を切るのは
君の願掛けだそうですね。

♬~

澤井早苗さんのオペを記録した
動画です。

このオペに参加した医師を
捜したんです。

ご苦労な事で。

君は別の場所でも
同じ願掛けをしましたね。

その願いが通じたのか
津村は君の脅迫に屈し

河本大臣の体内に

指定された
ペースメーカーを入れた。

くだらない。
なんの証拠があるんですか?

津村の娘を誘拐しましたね。

その子が教えてくれたんです。

犯人は
手のひらに十字を切ったと。

その人 私の手に何か書いた。
指でなぞって…。

こんな感じですか?
そう。 それ!

あの時の 津村の第一助手と
同じ願掛けです。

馬鹿馬鹿しい。
見えるわけないでしょ。

そのガキの間違いですよ。

なぜ見えないとわかるんですか?

その子が目隠しされていた事は…。

(明智の声)
犯人しか知り得ない事です。

僕は ただ
ヒントを与えただけです。

あなたが大臣の情報を与え
計画を立てたんですね?

(近藤)ええ。

法律なんかじゃ
心の痛みを癒やせない人間が

この世には たくさんいる。

澤井さんも その一人です。

神に代わって
正義の鉄槌に手を貸したんだ。

くだらない目的のために
神をかたるな。

あなたの銀行口座です。

城西メディカルが攻撃された
3日後

あなたの秘密口座に

1億3000万円が
振り込まれていました。

同病院に導入された
新型医療機器を開発した

アメリカの大手メーカーの株価が
急激に下がるのを見越して

大量にオプション取引をしていた。

あなたは株価を操作するために
澤井に情報を流し

サイバー攻撃を仕掛けた!

目的は 他にもありますよね?

株価操作だけなら

あの病院へのサイバー攻撃
十分です。

退屈だったから。

退屈?
ええ。

明智さん

あなたみたいな人と一緒に
ゲームができて楽しかった。

(扉の開く音)

(今野)おい VAMPIRE!

(恒川)近藤正義だな。

お前に逮捕状が出ている。

監視してますよ。

また同じような事をすれば

君の個人情報を
全てネットに晒します。

(近藤)今のは脅迫でしょ。
いいんですか?

うん? なんの話ですか?
行きますよ。

♬~

(扉の閉まる音)

ただいま。

暗い。

真由美ちゃん? お義母さん?

はっ?

(真由美)おかえりなさい あなた。

何? これ。

引退式。
はっ?

好きにしろって
言ってくれたでしょ?

意味がわからない。
コラ!

(さくら)婿殿 こちらへ。
えっ?

変な隠し事して
気を使わせちゃったから…。

まゆぽよは 今日で引退します。

これからは 芳雄くんと
おなかの子のために

普通の小林真由美に戻ります。

今日
あなたのためだけに歌います。

(すすり泣き)

♬~「“悔しいな"
壊れ散る世界に」

♬~「諦めるやつはここにいない」

♬~「いつか笑い飛ばす今日を」

♬~「今ライトアップ
この指とまれ!」

ありがとう!

まゆぽよ 卒業おめでとう!
(真由美)ありがとう!

忘れないでよ!
(真由美)うん。

幸せになるんだよ!
なる!

頑張ってね!
まゆぽよ あの時 ごめんね!

うん 全然気にしてない…。

♬~「さっきの当たり前全て」

♬~「1秒あれば非日常になり」

(桂の声)
僕の推しメン まゆぽよです!

幻なんかじゃなかったんだ!

突然 休業しちゃってね。

(小林の声)
僕の妻じゃないでしょうか。

(桂の声)何 言ってんの お前。

ずっと見てきたんだ。
間違えるはずがなかろうが!

♬~「一瞬一秒のこの時を
生で生のLIVEしてる」

真由美 あなたの分まで 私は…

歌い続けるわ。

えっ?

♬~「“おはよう!"
新しい自分がどうか」

♬~「ひとつでも…」

あれ? いない事もあるんだ…。

失礼します。

(多羅尾)おっ 入れ入れ。

あれ? 中にいる…。

あっ… 桂さん。

(桂)あっ?

あの これ…。
(桂)あっ?

い… 引退?

桂さんだけには

ちゃんと報告したほうが
いいと思いまして…。

まゆぽよは…。

僕のまゆぽよは…。

幻だったんだ!

うわあっ! ああ…。

(多羅尾)何やってんだ? 小五郎。

(羽柴)
うわあ~ こいつは驚いた!

かなりの年代物じゃねえか!
(始花)初めて見た! くれ!

駄目です。 触らないでください。
触らないでください。

駄目です 駄目です。
絶対に駄目です。

駄目… 危なっ!
危ない! 危ないですよ!

危ないです。 ちょっと…。

わあっ!
明智くん? 何してるの?

やあ 文代さん。

それって…。

久しぶりに
ちょっと いじりたくなって。

へえ~ まだ動くんだ。

誕生日にもらったのよね
エンジニアだった お父さんから。

そう。 人生で初めてのパソコン。

使い方 教えてもらわなかったから
自分で全部勉強した。

何度も聞いた。
どうしたの? 急に。

なんとなく思い出したんだ
父さんの事。

見てよ 懐かしいな!

好き。

うん?
んっ? ううん。

いや 警察官をさ 志した頃を
思い出しちゃった。

あっ ごめんね。
昔話 ずっと聞かせちゃって…。

(ノック)
(浪越)はい どうぞ。

失礼します。

(浪越)野上くん 帰っていいよ。

(愛子)あっ!

大丈夫ですか?

あっ はい。

(浪越)
いや~ ありがとう 明智くん。

あっ…。

どうぞ お座りください。

ほら 私の読みは正しかったぞ…
あっ お茶 お茶。

私の読みは正しかっただろう?
えっ?

最初から明智くんに頼んでおけば
間違いないんだよ。

野上くん もう帰っていいから。
(愛子)います。

しかしね 大臣の不正まで
突き止めちゃうなんてな…。

刑事部長! 本題に…。

そうだよ! これなんだがね。

頂きます。

あっ ちっ… うあっ!

また 日本を…。

また 日本を
ターゲットにしたようだ。

今度こそ
君の手で捕らえてもらえるね?

行きましょう。 小林くん。

♬~

ああっ!

ファントム20を逮捕できれば

さらなる高みも夢じゃない。

あっ… あっ!
出てきちゃ駄目だよ もう…。

もう やだ…。

あっ 明智さん。 さっき 僕の事
「小林くん」って言いましたよね?

それより ファントムの狙いは
絵画とは限りませんよ。

彼らは 本当の狙いを隠す事が
ままあります。

簡単に引き受けちゃって
大丈夫ですか?

もう 奥さんに怒られるの
僕なんですから。

バレなきゃ大丈夫ですよ
小林くん。

あっ ほら! 「くん」って言った。
「小林くん」って。

そんな大層な事じゃないでしょ。
いや でも…。

単に友達だからですよ。

友達…。 友達?

(ガソリン切れの音)
(明智・小林)あれ?

あっ…。
あっ…。

止まっちゃった。
よくある事です。

小林くん。
はい。

押してください。
えーっ!?