ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

名探偵・明智小五郎 第1夜 西島秀俊、伊藤淳史、岸井ゆきの、石田ゆり子… ドラマの原作・キャストなど…

『2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎 第1夜SHADOW』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 明智
  2. 羽柴
  3. 始花
  4. 小林
  5. 衣笠
  6. 黒木
  7. 本当
  8. 警察
  9. 浪越
  10. SHADOW
  11. 恒川
  12. 名前
  13. 人間
  14. 田村
  15. 失礼
  16. 角田
  17. 事件
  18. 電話
  19. 犯人
  20. ファントム

f:id:dramalog:20190330231351p:plain

『2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎 第1夜SHADOW』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、各社のラインナップを調べてみるといいかもしれませんね。

 

 

2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎 第1夜SHADOW[字]

伝説の名探偵が現代に甦る!第1夜「警察データベース流出!!犯罪者連続殺人」
【出演】西島秀俊伊藤淳史岸井ゆきの石田ゆり子香川照之 ほか

詳細情報
◇番組内容
国際不法ハッカー集団「ファントム20」が、日本金融界にサイバー攻撃を開始!警視庁刑事部長・浪越謙次朗が指揮を執り緊急対応にあたるが、手も足も出ない状態。そんな未曾有の窮地をある男が救う。男の名は明智小五郎西島秀俊)!その才能に目をつけた浪越は、サイバー捜査支援室の主任・小林芳雄(伊藤淳史)を明智のもとへ送り、犯罪捜査のアドバイザーとして招聘。早速、ある事件の犯人を特定するよう依頼する。
◇出演者
西島秀俊伊藤淳史尾美としのり池田鉄洋大倉孝二長谷川朝晴真飛聖、上田遥、忍成修吾谷村美月奥貫薫野間口徹、でんでん、生瀬勝久岸井ゆきのふせえり中尾彬石田ゆり子香川照之 ほか
◇原作
江戸川乱歩(原作協力:平井憲太郎)
◇脚本
酒井雅秋
◇監督
木村ひさし
◇音楽
末廣健一郎
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日
【プロデューサー】長谷川晴彦(ROBOT)、安田邦弘(ROBOT)
◇おしらせ
☆『2夜連続スペシャルドラマ 名探偵・明智小五郎
【番組HP】https://www.tv-asahi.co.jp/akechi/
【Twitter】https://twitter.com/ex_akechi

 

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(行員)ありがとうございました。

(行員)本日は閉店です。
(行員)お疲れさまでした。

ふう…。

(キーボードを打つ音)

あっ 宮野さん 宮野さん。

ちょっと すいません。
どうした?

これ なんですか?
なんだ? これ。

こっちの画面も おかしいです。

副店長!
TMの画面がおかしいです。

「♬~(音楽)」

「うちは 鍋より
アンキモポンズやなあ」

「…って なんでやねん!
暗号やろ! えらい損失出るがな」

「顧客 何人おるん?
メガバンクやろ」

(宇田川道玄)で なんなんだ?
ファントム20っていうのは。

(行員)今 世界中をにぎわせている
ハッカー集団です。

世にいう 怪人20面相…。

怪人20面相…?

結婚式の仲人をほったらかして…

呼び出すほどの事なのか? ええ?

先月も 中国のメガバンク
同時に3カ所 襲われて

同じ手口で
120億 奪われたそうです。

(行員)この声明文が出てから

全ての顧客ファイルに
アクセスできません。

こちらをご覧ください。

実被害が秒単位で広がっています。

お前らセキュリティー担当は
何してたんだよ!?

こっちでお願いします。

♬~

副頭取室は こちらになります。

♬~

(エレベーターの到着音)

すいません あちらですね。

♬~

どうぞ こちらです。
こちらです。

こちらです。

(解錠音)
どうぞ。

(小林芳雄)こっちをお願いします。

ここをお願いします!

こちらです。

♬~

(金融庁官僚)ひかり銀行は

日本最大の金融グループの
中枢を担う メガバンクです。

サイバー攻撃のさなかであると
わかったら

日本中がパニックになります。

(田村 毅)部長。

(浪越謙次朗)安心してください。

(浪越)「しっかりと
情報管理をしております」

(長松)やはり
ランサムウェアの感染が原因です。

(内閣府官僚)ランサムウェア

(長松)「データを暗号化し
身代金を要求するウイルスです」

復旧するまで
どのぐらいかかる?

暗号化の解除に必要なキーは
犯人にしかわからないんです。

復旧には
膨大な時間がかかります。

バックアップデータも
使えないのか!?

バックアップも
破壊されています!

(野上愛子)制限時間まで
残り15分です。

(浪越)「暗号化の解除のキーを
突き止めろ!」

1秒でも早く突き止めて
被害を最小限に抑えるんだ!

(小林・長松)「はい!」

♬~

♬~

何 見てんだよ…。

♬~

ご苦労さまです。 応援に来ました。

ご苦労さまです。

いや なんか
ハッキングらしいですねえ。

まあ 金庫のほうは
大丈夫じゃ…。

うっ! うっ…!

♬~

(解錠音)

♬~

(羽柴壮二)うーん… きた。

これ 簡単だよ。
何もやってないんですか。

それにしても
汚えプログラムだな これな。

邪魔なもんがいっぱいあるな。

消してやる 消してやる
消してやるよ こんなもん。

あっ きれいだわ。
難しくなっちまったな。

(キーボードを打つ音)

(柴崎始花)はいはい…。
シュシュ シュシュシュ…。

できた~。
(キーボードを打つ音)

「できた~」
(始花)うるさい。

(キーボードを打つ音)
(始花)いきまーす。

(始花)はいはい…。
シュシュ シュシュシュ…。

♬~

♬~

(解錠音)

♬~

♬~

♬~

(内閣府官僚)時間がない!

(宇田川)
「やはり 身代金を払うしか…」

(浪越)認められません!
払ったところで

データが戻る保証はありません!

何より
犯罪者に加担する事になる!

(宇田川)すでに 1億5000万の
損失が出てるんですよ。

復旧もできない 身代金も払えない
一体 どうすれば…。

♬~

素晴らしい。

光を印象的に捉えた
写実的なタッチ。

まさしく
マルコ・ポーロの『合奏』です。

あら? 間違えた。

フェルメールだ。

フェルメールだ。

お前は誰だ?

ハハハハハハ…。

♬~

あれは 30年ほど前…。

あっ 失礼。

(明智小五郎)30年ほど前

ボストンの美術館で盗まれてから
行方不明…。

(殴る音)
あっ イッタ! 話の途中なのに!

どけ!

♬~

うわっ! あっ…! ああっ…!

(羽柴)「お取り込み中に失礼」
ええっ? 今?

そう 今。 つまり ナウ
マルウェアを解析して

秘密鍵の生成アルゴリズム
特定を終了。

今 つまり ナウ パイソンの
スクリプトに書き起こし

これが終了すれば
ソルトは固定値故に

あとは
パスフレーズさえ判明すれば終了。

(桂 正一)
人に やらせてるくせにさ…。

(羽柴)恐らく 暗号化の解除に
必要なパスフレーズ

フェルメールの『合奏』に
ちなんだものと推察する。

でしょうね!
犯行声明の動画で

女性はチェンバロ

男性はリュートを弾いています。

書き起こし終了。
(キーボードを打つ音)

(桂)あっ…。

フェルメールの『合奏』で
描かれている女性も

チェンバロを弾き
男性は リュートを弾いています。

(桂)あっ さすが。
気づいてたんですね。

あの絵を見た時に…。

ファントムなら 犯行声明に
必ずヒントを隠します。

(羽柴)答えは 常に目の前にある。
あとは よろしく。

えっ! ちょっと…
解析は そっちの仕事でしょ?

(羽柴)俺は 美術系 詳しくない。
(始花)左前に同じ。

(桂)「あっ すいません
僕も 前に同じです」

桂くんまで…!

(蹴る音)
うおっ!

イザベラ・スチュワート・ガードナー!
この絵が盗まれた美術館です!

なんだ? これ。

ああ…!
うう…!

(羽柴)ブー。

19900318
絵が盗まれた日です!

(羽柴)ブブー。

その 「ブー」とか「ブブー」とか
やめてもらえます?

(始花)次 間違えたら
うな重 ごちになります。

はあ?

「次 間違えたら…」
(羽柴)狩野川の天然うなぎを希望。

ええーっ!
狩野川より四万十でしょう。

(羽柴)狩野川
(桂)ええ~っ 四万十でしょう?

狩野川
四万十じゃなくて?

狩野川
四万十でしょう?

(羽柴)四万十?
(桂)ええ~っ 四万十…。

(風船が割れる音)
あっ!?

まゆぽよの風船が…!
(始花)やかましいわい!

(桂)まゆぽよの風船が!
(始花)はい 明智さん 頑張って。

頑張ってます。

あっ びっくりしたら思い出した。

あの犯行声明の動画
後ろに絵が飾ってありましたよね。

『合奏』の後ろに飾られてた
絵と同じ…!

♬~

うっ…。

絵の名前
忘れちゃったじゃないか!

すいません。

(始花)声が遠くなったぞ。
「声が遠くなったぞ」

オラッ!

♬~

『ヴァージナルの前に座る女』!

「Lady Seated at a Virginal」

「ヴァージナル」

なんなんだ?
ファイルが復旧してる!

どういう事だ? 何が起きてる!
「わかりません」

(始花)「ぶっちゃけ言うけど
ストリーキングと変わんないから」

(宇田川)えっ?
(羽柴)「うわっ こぼすな!」

確かに ネット上を
裸で 突っ立ってるようなもんだ。

セキュリティーに穴がありすぎる。

(始花)「ハードボイルド気取った
きれい好き きもい!」

(羽柴)うるさいな 花 始め。
(始花)花 始めじゃねえよ。

(桂)サーバーも修復してますので
安心してもらっていいですよ。

な… なんだ! お前ら!

(桂)「あっ 申し遅れました。
僕らは チームBD…」

(始花)「それやめろ!
センスなさすぎ」

(桂)「ボス 切り替えます」
(始花)「それもやめろ!」

「眼鏡のツル しゃぶらせっぞ」

(浪越)なんだったんだ? 今の…。

「もう切り替わってるの?」

「言ってよ!」

「失礼しました。 どなたか 今すぐ

美術品の保管金庫に
来て頂けますか?」

だから… 誰だって言ってんだよ。

「50億の仮想通貨を要求したのは
フェイクです」

フェイク?
「ファントムの本当の狙いは…」

「この絵だったんです」

フェルメール…。

「カメラ切り替えてください」

「(騒ぐ声)」

「シーッ」
その警備員たちは?

「あっ
絵を盗もうとしていたので…」

「御社は
美術品信託を行っていますよね」

調べたところ ある財閥が

この絵の保管を依頼していた
という情報をつかみました。

(宇田川)それで
ファントムの狙いは

その絵だと…。

顧客ファイルのハッキングは
混乱に乗じて…。

「美術倉庫のセキュリティー
解除するためでしょう」

♬~

お前か。

♬~

警備システムを解除してた男だ!
捕まえろ!

うわっ!

彼のパソコンに
ログを消した痕跡を見つけた。

嘘だ! 言いがかりだ!

確かに
美術金庫のセキュリティー

サーバールームに入らなければ
切断できません。

ここは 内部の人間でも
簡単に入れない場所です。

「では 僕は これで」

(浪越)おい!
おい 待てよ! おい!

この金庫に
すぐ 捜査員を向かわせろ!

どうぞ。

(捜査員)
先ほどの男は もういません。

(宇田川)あの人が どうして…。

(浪越)「ご存じなんですか?」

(宇田川)うちの顧客の中でも
5本の指に入るVIP…。

(宇田川)おい。
はい。

(行員)こちらです。

送りなさい。
はい。

国内シェアトップクラスの
セキュリティー会社

AKロジスティクス…。

「元CEO…」

明智… 小五郎…?

♬~

♬~

♬~

♬~

(アナウンサー)「警視庁によりますと
先ほど ひかり銀行が

国際手配されている
サイバー犯罪集団

ファントム20から
サイバー攻撃を受けていた事が

明らかになりました」

「それでは
現在 警視庁で開かれている

会見をご覧ください」

(浪越の声)「引き続き 捜査を続け

この 国際手配犯である
ファントムを…」

1日も早く
捕らえる事ができますよう

努力していく所存であります。
えー… そして

今回 犯人逮捕に大きく貢献した
サイバー捜査支援室は…。

「私が独自に…」

「この ファントム20による
被害総額は…」

このあと いい事 言ってるのに。
もう…。

わかってないなあ もう。

(ノック)

はいはい… はい!

ちょっと待ってよ。
ちょっと待ってね。

待ってくださいよ。

(浪越)はい!

失礼します。
ああ…。

サイバー捜査支援室の小林です。

ああ 呼び出して悪かったな。
いえ。

(浪越の声)「何ら 面識がない
という事がわかりました」

「引き続き 捜査を続け…」

刑事部長の采配で 警察の評価は
国内外で高まっているそうですね。

手柄をひけらかすのは
好みじゃないんで。 ハハハ…。

よいしょ。 ハハハ…。

あっ それより 君
昨日は よくやった。

私の新設した
サイバー捜査支援室の面目躍如だ。

とんでもありません。
それで 今日は?

ああ… えー…
ちょっと これを見てくれ。

この5年間に起きた
サイバー犯罪ですか?

その数は 年々 増加の一途だ。

自分も肌で感じております。

ファントム20は その象徴です。

有能なハッカーたちが

世界的サイバー犯罪グループを
形成しました。

サイバー犯罪は 日々 進化して
巧妙化していく。

そのために 私は
サイバー捜査支援室を作ったんだ。

しかし それでも まだ
捜査は後手後手だ。

今回の事件も
彼の助けがなかったら

一体 どうなっていたか…。

明智小五郎ですか。
本当に素晴らしい才能だよ。

うっ…!

うっ…。
飲むかね?

いえ…。

あ… それより
1つ 疑問があります。

彼は なぜ
犯人を捕らえる事ができたのか。

あの事件の情報は 一切
外に出ていなかったはずです。

(浪越)そんな事は

本人に聞けばいい。
えっ?

明智小五郎氏を

サイバー犯罪捜査に関する
アドバイザーとして迎えたい。

アドバイザー…?

(浪越)
日本のセキュリティー意識は

世界的に見て
著しく低いと言われている。

中でも 警察は 保守的な組織だ。

彼のような人間の力が
今こそ必要だ!

君には
明智くんの説得を頼みたい。

説得…?
スカウトだよ。

スカウト…?

うっ! うっ…!

ああ…。
うわっ!

(小林真由美)刑事部長 直々に?

すごい 芳雄くん。
期待されてるのよ。

それより 病院は?

大丈夫。 ただの おなかの風邪。
ああ…。

ねえ 今日 遅くなりそう?

そんな事ないよ。 なんかあるの?

ちょっと 話あって。

どうしたの? 気になるな…。

帰ったら話す。

それにしても スカウトかあ…。
思い出すなあ…。

えっ? 思い出すって…
スカウトした事あるの?

あっ… ない ない ない ない。
言葉のあや?

ん? ん? それ どういう…。

芳雄くん
絶対 成功させて スカウト。

うん… 頑張るよ。

「ねえ あの 言葉のあや…」

(電話が切れる音)

(さくら)話さなくてよかったの?
うん。

あの人の顔を見て言いたくて。

フフ… はいはい。 もう…。

もう…!

♬~

看板が はみ出してる…?

さすが 日本最大手。

(明智文代)明智でございます。
ちょうだい致します。

(文代)どうぞ おかけください。

すいません 遅くなりまして…。

早速ですが 御社の相談役である
明智小五郎さんに

ぜひ
警視庁のアドバイザーとして…。

お断りします。 明智は多忙です。
どうぞお引き取りください。

ああ…。 しかし ご主人は…。

仕事とプライベートは
分けております。

でも 明智さんは
すでに 御社の経営からは

身もいかれてなすよ…。

…なんですか?

身を引かれてなすよね…。

…なんですか?

身を引かれてますよね。

ああ… 経営だけが
仕事ではありませんので。

明智さんは 今
どちらにいらっしゃるんですか?

(携帯電話の振動音)

ああ… 約束の15分です。

えっ えっ でも…。
お話を続けるのでしたら

コンサルタント料を
請求致しますが

よろしいでしょうか?

ああ… ハハ…。

遅れましたしね…。

警察なめんなよ!
自力で見つけてやる…。

(携帯電話の着信音)
ん?

明智事務所…?

「妻が失礼しました」

「事務所までどうぞ」…?

マジか…。

♬~

ここ…?

ビルヂング」…。

♬~

(女性)よく知ってるね 佐藤さん
もう ホント すごい!

(男性)加藤だよ。
(女性)あっ そっか!

昼から飲んでる…。

あっ…。

飲んでいけばいいじゃない?
飲んでいけばいいじゃない?

(男性)
飲んでいけばいいじゃない?

♬~

階段を下りたのに 2階かよ。

♬~

あっ…。 あっ すいません。

明智事務所って ここですか?

(多羅尾番外)俺に言わせると

あいつは
まだまだ 修業が足りなーい!

酔っぱらってる…。

♬~

(ノック)

(多羅尾)
押しても駄目なら引いてみな。

あっ…。

開いた。

すいませーん…。

うう~…。

うう~…。

うう~…。

ああ…。

すいま…。
うう…。

すいません!

うう…!

ああ…
私 警視庁から参りました…。

(羽柴)小林芳雄。
あ… そうです。

(羽柴)1984年11月25日生まれ。
神奈川県出身。

警視庁刑事部
サイバー捜査支援室所属

勤続3年。

年収680万。
えっ?

横浜第一銀行に
普通預金500万 定期は250万。

それと
奥さん 妊娠してるんだって?

あっ いや…
まだ 年末に籍入れたばかり…。

あっ 病院…!

羽柴さんは
デリカシーがないですよね。

におう奴に言われたくないね。
なんなんですか? あなた。

あっ 僕 桂っていいます。
いや… あなたじゃない。

あの そっちの…。
(桂)ああ 羽柴さん?

なんで 僕と妻の個人情報を
知ってるんですか?

(風船が割れる音)
(羽柴)うわ~っ!

(桂)風船が!
(羽柴)牛乳こぼれた!

牛乳こぼれたの気にする
ハードボイルドがいるか!

なんで
まゆぽよの風船割るんですか!?

えっ… いつから そこに?

ボケッと生きてんなあ!
はあ?

(羽柴)ボーッとだろ ボーッと。

パクるのやめろ 花 始め!
(始花)センスねえ呼び方 やめろ。

さっきのメール 明智さんからの。
あれ 私が送った。

あのメールで
あんたのスマホ 乗っ取った。

乗っ取った?
(桂)この人 始める花と書いて…。

(羽柴)花 始め。
(始花)違う。 はるか。

(桂)うん そう。 高校時代に
ストーカー撃退アプリを開発してね

明智さんに
スカウトされたんですよ。

自称 忍者の末裔。
忍者?

うう…!
あっ! まさか…!

ひかり銀行の事件まで
ハッキングしてたとか!?

ナウ 気づいたのか?
ナウ?

(羽柴)おい こぼすのやめろ!

明智さんが口座作った時から

我々は
バックドア作って監視していた。

それって 違法じゃないですか。
(桂)ボスの資産を守るためです。

アーンド…。
アーンド!?

君のコードリーディングの
目の付けどころは

いまいちだ。
は?

なんだ? これ。

僕のパソコンまで
ハッキングしてた…。

(桂)まあまあまあ…。
羽柴さん すごいんですよ。

5年前に
防衛省のサーバーに侵入したのを

文代さんに…
あっ 明智さんの奥さんにバレて

AKロジスティクス
クビになっちゃったんです。

(羽柴)ちなみに
まだ 公安にはバレていない。

信じられない…。
なんなんだ あんたら…。

(桂)あっ 申し遅れました。
我々3人は…。

チームBD!

(始花)おい! マジでやめろ。

貼ってある写真
燃やされたいか~?

(桂)燃やさないで!
(羽柴)あっ もう~。

(掃除機をかける音)

えっ…?

あっ… やだ。
僕の自己紹介が まだでしたね。

改めまして 僕…
あっ ちょっと 近い 近い 近い。

それより その写真…。
(桂)この写真? …ええ~っ!

小林さんもファンだったんですか?
ファン?

(桂)やっぱり
幻なんかじゃなかったんだ!

いやいや いやいやいや…。
えっ? ファンじゃないの?

(始花)きもいだろ。
地下アイドルの追っかけだったんだ。

(桂)地下アイドル
なんかじゃない!

いやいや あの…
あの その写真に写ってるの…。

僕の推しメン まゆぽよです!
まゆぽよ…?

彼女ね 突然の…
なんの発表もなく

休業しちゃってね
心配なんですよ。

なんか 病気とかだったら嫌だなと
思ってね。

やっぱり これ…

僕の妻じゃないでしょうか。

はあ!? 何 言ってんの お前。
ああ… 「お前」って ごめん。

(羽柴)いや
俺も似てると思ったんだよね。

私も思った。

(羽柴)さっき
彼の携帯をのぞいた時…。

えっ!? まさしく まゆぽよ。
僕の推しメン!

ですよね。
(桂)どういう事だ!?

お待たせしました。 どうぞ。

えっ?
(始花)呼んでるよ 明智さんが。

えっ? い… 今?

(羽柴)ナウだよ ナウ。
(始花)開け 塩!

(羽柴)「ゴマ」だろ!
(始花)ハードボイルドがゴマかよ。

開いた!

ああ すいません。

午後の修業の時間だったもので。

午後の… 修業?

♬~

「龍」?

(桂)ちょっと
今の話の続きなんだけど…。

うわっ!

話があるんだろ?

(せき払い)

明智小五郎さんですね?

ええ。

私 警視庁サイバー捜査支援室の
小林です。

どうぞ。

あの…
初めてお会いしてなんですが

この人たちは
一体 なんなんですか?

AKロジスティテテ…。

AKロジスティクス
創始者である あなたが

一緒にいるべき人たちとは
思えません。 (羽柴)失礼な。

(始花)失礼だぞ。
(桂)失礼だろ。

羽柴くん 桂くん 始花くん

3人とも
僕と一緒にいるべき人間です。

…で 捜査協力の件ですが
お受けします。

えっ えっ?
えっ? 僕の話 聞いてました?

用件は 捜査協力の依頼ですよね?
あっ はい。

協力には 3つ 条件があります。

1つ 捜査の方法は
僕たちに一任する事。

2つ 僕たちの活動に関して
口外しない事。

3つ。

特にありません。
(始花)言うと思った。

(羽柴)言うと思った。
言うと思った。

それは 捜査に
ハッキングを使うからですか?

ええ。 ずっと
セキュリティーソフトの開発に

限界を感じてました。

ソフトでは
しょせん 守る事しかできません。

犯罪者も犯罪も
なくす事は不可能なんです。

だから 彼らを雇ったんですか?

銀行まで ハッキングして…。

明らかな犯罪行為です!

だから ファントムに
手も足も出なかったんです。

えっ?

指先ひとつで簡単に金を奪い
人をだまし 殺す事もできる。

それが 今の犯罪の形です。

現状の捜査や法律では
太刀打ちできない事は

君たち警察が 一番
わかってるんじゃないですか?

あの… えーっと あの…
えーっと あの…。

なん… あの… えーっと…
なんつっ… えーっと…。

なに… えーっと…
だから あの えーっと…。

(始花)えっ?
(桂)小林?

小林さん。
小林ですよ。

警察との捜査
楽しみにしています。

♬~

コラーッ!
うわーっ!

婿殿 おかえり。

ああ お義母さん
ただ今 帰りました。

もう 毎日毎日 やめてくださいよ。

これが生きがいなんだから。

あ… ただいま 真由美ちゃん。

おかえりなさい。
うん。

あの…。

ちょっと 話があるんだけど…。

私も大事な話があるの。

ああ 妊娠してたんだよね。
それより…。

それより!? 「それより」って何?

(さくら)
「それより」は まずいわよ。

あっ いやいや ごめん!
違うんだよ あの…。

あの…。

真由美ちゃんが地下アイドルだ
って言う人がいて…。

えっ…?
(真由美)えっ…?

君のファンだっていう人に
会ったんだ。

ない ない ない ない!
何それ! 意味わかんない!

なんか 動揺してない?
はっ?

はっ?
はっ?

赤ちゃん できたんだよ!
ああ… そうだよね。

赤ちゃんの話より そんな
根も葉もない話が大事なの?

ああ いやいや そういうんじゃ…。
生まれてくる子が かわいそう!

いや… うわっ!?

真由美ちゃん! あの
僕が悪いのは わかるんだけど…。

明らかに動揺していた…。
お義母さん…。

コラーッ!
うわーっ!

真由美ちゃんって
地下アイドルだったんですか?

ない ない ない 勘違いよ。

ない ない ない ない。
地下アイドルって なんですか~?

おお…。
ない ない ない。

ない ない ない。

ない… ですよね…。

(ため息)

ありがとう。

警察のアドバイザーを
引き受ける事にした。

どこまで自分勝手なの?

勝手じゃないよ。

事務所のみんなも了解してくれた。
みんなで決めたんだ。

そこじゃなくて。

私は断ったの。 それなのに…。

あの3人との付き合いだって
そうです。

私は反対してるの。

過去に
問題を起こした人たちなのよ。

そんな人たちを拾って
給料まで…。

不器用なだけだよ。
あなたは 人が良すぎます。

そうじゃない。
彼らには才能がある。 だから…。

明智くん。

出資者の方たちは
あなたの才能に投資してるの。

うちの開発をおざなりにして
警察に協力してるなんて…。

僕は運営から退いた。
もう自由なんだよ。

だからって…!

パソコンの前に座ってるだけじゃ
退屈なんだ。

ぐるぐる やめなさい。

犯罪者と直接 戦えるなんて

僕自身が究極のセキュリティーシステムに
なったみたいだよ。

人間がもたらす脅威には

人間しか対応できないんだ。

好き…。

(ため息)
腹立つ…。

えっ?
私は認めたわけじゃないから。

♬~

もうっ!

♬~

私は認めたわけじゃないから。

はい はい…。

♬~

(浪越)いやあ アドバイザーを
引き受けてくれて

本当に ありがとう!

改めて感謝するよ 明智くん!

刑事部長の浪越です。
おかけください。

しかし 感服しました
先日のファントムの一件は。

あれ どのように解決をしたのか
お聞きしたい。

なんで 事件に気づいたんですか?

刑事部長 本題に。

あっ そうだね うん。 ああ…。

じゃあ 君たちのほうから。

何 見て…?

野上です。

これからの話は
くれぐれも口外なさらないよう。

情報管理に関しては専門です。

ああ それは心強い。

ちょうど 半月ほど前

サイバー捜査支援室の人間が
こんなものを見つけました。

触りますよ。
ああ どうぞ。

前科者…。

元未成年犯罪者ですか。

(浪越)かつて
少年Aだった者たちだ。

その犯歴と個人情報が
現住所とひもづけられ

ネット上に公開されてる。

端的に言えば
さらされてるってやつです。

このサイトは 海外のサーバーで
閉鎖できません。

犯人は
ウイルスソフトを使用して

検察庁から情報を盗んだ事までは
わかっています。

明智くんには
犯罪者記録を盗み出した犯人を

早急に見つけ出してほしい。

このマップ センスがいい!

スカウトしようかな…。
はっ?

えっ?

あっ なんだ? これ。

(浪越)何が起きてる?

ROT13とBase64か。
(浪越)なんだ? それ。

ROT13は アルファベットを

13文字先の
文字に置き換えるんです。

BならOという感じに…。

URLのようですね。

(田村)ん?

もう解いたのか!

「私の名は SHADOW」

「罪を犯しながら守られた者たちに
今こそ制裁を」

「最初のターゲットは…」

制限時間は60分…。

犯罪予告ですか。
この暗号…。

UNIX TIMEかな。
(浪越)ユニックスタイム?

1970年1月1日0時0分0秒から
現在までを

秒で表す時間形式です。

♬~

19920322。

(浪越)えっ?

ほら 前科者リストの
データベースを当たれ!

はい!

♬~

あっ そうだ…。

♬~

何 見てんだよ。

あった! ありました!

(田村)1992年3月22日!
この男の誕生日か…。

角田祐太 26歳。
事件当時14歳。

同級生を
いじめの末 殺害しています。

時間がありません。
コバシさん 行きましょう!

小林です!

(愛子)明智さん
勝手な事は やめてください!

すぐ所轄に連絡しろ!

その角田の自宅に
捜査員も向かわせるんだ!

すぐに手配します。

ああ 開いた。

うわーっ!
(愛子のせき込み)

サイバー捜査支援室の…。
角田の部屋は どこですか?

あそこです!
行きましょう!

(爆発音)

「頭上注意」?

大丈夫か!?

(捜査員)大丈夫です…。

(パトカーのサイレン)

面白くなってきました。

(田村)今回の殺人事件は

初動捜査の段階で
本件のホシの関与が確認された。

(携帯電話の振動音)
(田村)よって 本捜査本部は

情報漏洩事件より
殺人事件となり…。

(田村)「ここより 捜査一課と

サイバー捜査支援室の
共同捜査に入る」

「報告は…」
(風船が割れる音)

また風船を!

ああ~ イライラする!

(田村)「ガイシャ関係の報告」

(恒川 享)「一課の恒川です」

「ガイシャである角田祐太は
6年前に出所後…」

(恒川)数万円の自己資金から
投資を成功させ

高級マンション暮らしを
していたようです。

(鑑識官)鑑識です。
現場の残留物などから

殺害に使用されたのは

時限装置型の簡易爆弾だと
わかりました。

(鑑識官)「恐らく
午後3時に爆発するよう

設定されていたんでしょう」

(恒川)証券取引所が閉まるのは
午後3時です。

(恒川)平日の その時間なら
角田は確実に自宅にいます。

犯人は その時間を狙ったのか…。

♬~

お疲れ。

大丈夫です。
えっ?

いや 1本ぐらい いいじゃない?

ちょっと うち 今 親来てるんで。
いや 1本飲むのなんて すぐ…。

(携帯電話の振動音)

小林です。

明智文代です。

ああ…! どうなさったんですか?

主人 どんな様子でしたか?

ああ…。
すごい人ですね 明智さん。

「我々警察でも
わからないような事に

どんどん気づいてしまう」

昔から そうでしたから。

彼のアイデア
いつも斬新でした。

「だから AKロジスティクス

ここまで上り詰める事が
できたんです」

(ため息)
本当 腹立つ あの顔。

えっ?

あの人
会社を立ち上げてすぐの頃

寝る間も惜しんで
ソフトの開発に のめり込んで…。

その頃と同じ顔してたんです。

あなたと出会った あの日の夜。

人間がもたらす脅威には

人間しか対応できないんだ。

(文代)「あの顔したら
止められないんです」

子供が秘密基地で友達と遊んで
帰ってこないような…。

主人の事
くれぐれもお願いします。

ああ…
心配なんですね ご主人の事。

はあ? 私は腹が立ってるんです。

会社の出資者に
警察に協力なんてバレたら

本当に迷惑なんです。

も… も… 申し訳ありません!

(恒川)寺崎真嗣 22歳。

今回のガイシャである角田が
12年前に殺害した

寺崎景嗣の弟です。

寺崎は
中央国際大学 情報メディア学部

いわゆる ITコンピューター系の
大学に通学

また 自作のアプリを
ネットで販売してます。

(田村)サイバー系の知識もある
動機もある か…。

寺崎真嗣をたたいてみるか。

はい。
はい!

浪越部長は?

♬~

(恒川)すいません
お待たせしてしまって。

警視庁の恒川です。

心理カウンセラーの
山下由紀恵です。

心理カウンセラー?

(由紀恵)
寺崎景嗣くんが亡くなってから

奥様が私のクリニックで
カウンセリングを受けていました。

寺崎の両親は 過去の事件では
被害者遺族であり

今回の事件では

被疑者の家族かもしれないという
特殊な状況です。

なるほど。
ご協力よろしくお願いします。

わかりました。

じゃあ 行きましょうか。

(チャイム)

(今野 豊)あんまり
出しゃばらないでください。

(寺崎真嗣)ちょっと! それって
俺 疑われてるって事ですか?

少し
話を聞かせて頂きたいだけです。

だったら なんで
俺のパソコン調べるんですか!?

(今野)それはですね…。
(寺崎真照)落ち着きなさい 真嗣。

(寺崎景子)
山下先生 どういう事ですか?

潔白を証明するためにも

捜査に協力したほうがいいと
思います。

真嗣くん 私からも お願いします。

…わかりました。

♬~

(恒川)2~3 質問するけども
よろしいですか?

(真嗣)はい。

(恒川)真嗣さんは
え~ 中央国際大学でしたね。

(真嗣)先月 スマホアプリの会社を
起業しました。

オフィスは狭いワンルームです。

仲間と資金を出し合って
やっと…。

(景子)息子は 人に喜んでもらえる
アプリを作りたいって…。

人を殺めるなんて…!

(寺崎)私たち家族は
必死に前に進んでるんです。

「角田4ね」?

♬~

あっ 「死ね」か。

「この世からいなくなれ
この世からいなくなれ」…。

「祐太消えろ!
祐太消えろ!」…。

♬~

(恒川)
ご協力ありがとうございました。

角田のSNS

脅迫めいたダイレクトメッセージを
送っていました。

決まりだな。 本部に連絡するぞ。
はい。

あっ でも…。
(恒川)君の意見は必要ない。

解析だけしてろ。
(今野)解析だけしてろ。

♬~

コッ コッ…。 いや 違う。

恐らく 時間の問題だと思います。

僕が見つけた決め手が
証拠になりそうです。

まもなく 逮捕状が出ます。

そうなれば 寺崎真嗣は
逮捕されると思います…。

おぬし
なんか しみったれた顔してるな。

それとも なんか
気に入らない事でもあった?

生まれつき
しみったれた顔なんじゃないかな。

桂さん なんか トゲありますね。

僕は 自分が生まれた意味を
理解したよ。

それは まゆぽよと結婚した人間を
呪う事です。

生まれてきた意味をくれて
ありがとう 小林芳雄よ!

桂さん それ 勘違いでしたよ
地下アイドルの件。

地下アイドルなんかじゃない!

そんな話するから
俺 妻と喧嘩しちゃいましたよ。

まゆぽよと喧嘩を?
おのれ リア充め!

(桂)俺は彼女の事を
ずっと見てきたんだ。

間違えるはずがなかろうが!

えっ? えっ? えっ? えーっ!?

え~っ?

で 何が気に入らなかった?

えっ?

(羽柴)しみったれた顔
生まれつきじゃねえんだろ?

納得できない事があった。
違うか?

(始花)吸ってんじゃねえ。

いや 納得できないっていうか

なんか釈然としないっていうか…。

本当に寺崎がやったのかな?
って…。

根拠は?

犯人は なんで
警察に挑戦してきたんだろう?

目的は 角田の殺害ですよね。

警察なんか巻き込んだら

目的の妨げになるじゃないですか。

小林に同意。
小林に同意する。

不本意ながら 小林に同意。
ちなみに ボスも同意見です。

「ボス」 やめろい。

明智さんは
いつ戻るんですか?

戻ってこない。
えっ?

いや 僕 明智さんに会いに来たら
皆さんからゲームに誘われて…。

他人に責任を押しつけても
状況は変わらない。

相変わらず
ボケッと生きてんなあ。

もう さっさと
別れればいいのにね。

明智さんは どこ行ったんですか!

もう… なんで勝手に…。

違うってば!
うわーっ!

確か この辺だったよな…。
さっき 車だったからなあ。

警察の捜査協力をしています
明智小五郎です。

(チャイム)

AKロジスティクス相談役の方が
警察の?

ご縁がありまして。

明智さん!
勝手な事されたら困ります。

コヤナギさん。
小林です。

ちょうどよかった。 君にも一緒に
聞いてもらいたかったんです。

えっ?
このサイト ご存じですよね?

「あくるひ会」?

君のPCを調べました。

角田が殺された日
このサイトの閲覧履歴を

消しましたね?
知りません。

被害者遺族が交流できる
登録制のサイトです。

事件と何か関係があるんですか?

だから
知らないって言ってんだろ!

ああ 興奮して声を荒らげる時は
ごまかそうとしている時です。

追い詰めるような言い方は
やめてください。

ほら。

悪かったね。

話したくない事は
話さなくていい。

僕は当然だと思うよ
角田の事 恨んで。

あれだけ つらい思いをしたんだ。

今夜は ゆっくりして。

話したくなったら
ちゃんと話してほしい。

ちゃんと聞くから。

明智さん 今日は帰りましょう。

わかりました。

怖かった…。

半年ぐらい前
友達が教えてくれたんです。

(真嗣の声)
角田のSNSを見つけたって。

あいつ 何も反省してなかった。

投資で儲けた金で…。

許せなかった…。

そんな時
あくるひ会を知ったんです。

(真嗣の声)登録制のサイトで
だから 安心して…。

ここなら 俺の気持ち
わかってくれる気がしたんです。

(メッセージの受信音)

(真嗣の声)
その時は気分が落ち着いた。

でも 気が晴れなかった。

また すぐ思い出すんです。
鮮明に。

霊安室で会った 兄の最後…。

見なければいい。 忘れればいい。

わかってるのに…。

♬~

そんな事を繰り返してたら…。

(メールの受信音)

(真嗣の声)「寺崎真嗣さん
突然のメール失礼致します」

「私は あくるひ会の仲間です」

「あなたのお兄さん
寺崎景嗣さんは

当時の同級生 角田祐太に
いじめ殺されましたね」

「もし 代わりに
殺してくれる人がいたら

あなたは どう思いますか」

「報酬は受け取りません」

「ただ あなたの承認を
もらえればいいのです」

「あなたの復讐 代行いたします」

「SHADOW」

それで SHADOWに
復讐を依頼したの?

本気だと思わなかったんだ!

まさか… 本当にやるなんて…。

俺のせいで…。

悪いのは君じゃない。

角田を殺った…。

(秒針の音)

角田を殺した犯人だ。

♬~

ちゃんと話してくれて
ありがとう。

気晴らしに
どこか行ってみようかな。

えっ?
なんか 嫌になっちゃったら

自分を捨てる旅をするといいって
聞いたんです。

知り合いが
一人もいないような場所で…。

その旅の間だけ 名前を捨てて

俺は俺じゃなくなる。

だから 俺に起きた不幸も

なかった事に…。

そんな気持ちになれるかなあ…。

繰り返すといい。
えっ?

できない時は
何度も繰り返すんです。

原因を突き止めて修正すれば

必ず達成できます。

力みすぎでしょ。
息を抜こうって話なのに。

♬~

人の気持ちは難しいです。

♬~

それぞれ 歩んできた道も違う。

昼 夜 雨 風 環境でも変わる。

どうしたんですか?

人の気持ちには
確実な答えはない。

小林さん。

あっ はい。 小林です。

驚きました。
えっ?

君は 見事に
彼から証言を引き出しました。

僕には
決して心を開かなかったのに。

そんな…。
明智さんのほうが すごいですよ。

難しい暗号や問題

あんな簡単に
解いてしまうじゃないですか。

あっ そういえば…。

褒めてるのに
話題 変えちゃうんですね。

検察庁へのハッキングに
使用されたウイルスソフト

解析させてもらいました。

あれを作ったハッカー
僕 知ってます。

えっ… 知り合い!?
恐らくですが。

とても特徴があるソフトなので
解析して すぐにわかりました。

あっ… だったら
すぐに会いに行きましょう。

でも
居場所がわからないんですよ。

いい電話が見つかれば
すぐに会えるんですが。

えっ いい電話?
どういう意味ですか? それ。

いい電話は いい電話です。

はっ?

あっ そういえば

国鉄が民営化された時
E電っていわれてましたよね。

♬~

(キーボードを打つ音)

♬~

(機械音声)「私はSHADOW」

「彼らは
かつて法律に守られた少年Aだ」

「なぜ
犯罪を犯したにもかかわらず

未成年だったからといって
守られるのか」

「苦しめられた被害者の痛みを
思い知れ」

「死刑執行を決めるのは君たちだ」

(機械音声)「100万票で即爆発」

「さあ 国民投票の始まりだ」

(田村)どうした?

(田村)なんだ? これは。

(恒川)
今 ライブで流れてる映像です。

SHADOWからの なんらかの
メッセージだとは思うんですが

詳しい事は よくわかりません。

(携帯電話の振動音)

小林です。

SHADOWが
仕掛けてきましたね。

(黒木雅哉)
「これ… なんですか!? これ」

(始花)盛り上がってんなあ。

(桂)この動画の撮影場所は…。

♬~

(始花)いや TKか!
意識してんじゃねえぞ!

顔がむかつくな。

この動画を載せてるサイトは…。

(田村)この場所の特定は?
(恒川)いや まだ…。

例のマップと同じ
防弾ホスティングなんですけど

相変わらず
情報開示に応じてくれないんです。

(始花)ぐだぐだしてる間に
どんどん拡散してくよ。

(羽柴)
テレビや新聞が報道しなくても

世界中の人間が

マチュアジャーナリスト気取りで
拡散していくんだ。

でも まだ
カウンターに動きがありません。

さすがに
処刑に加担しようなんて人は…。

(衣笠亮太)「なんでだよ!」

(衣笠)「なんで こんな目に…!」

「もう罪は償っただろ!」

「お願いします。
ここから出してください!」

「ああっ! なんで俺が…!
俺が何したってんだ!!」

(黒木)「罰するなら
僕を罰してください」

「誰かのために
自分の命が犠牲になるなら

僕は本望です!」

(衣笠)「おい
何 同情買おうとしてんだよ」

「知ってるぞ お前 通り魔だろ」

「いい子ぶんじゃねえよ!」

「ああ?」

減った…!

始まりますよ。

えっ?

♬~

「あっ!」

♬~

「やめろ! 頼む…」

「誰か! 助けてくれ!!
あっ…!」

かつて匿名性に守られた
少年Aたちを

今 ネットの匿名性に守られた
人間たちに裁かせるわけですか。

くだらない事しますね。

(今野)現状
監禁場所は特定できてません。

サイバーそうしゃし…。
(一同の笑い声)

サイバー捜査支援室の小林です。

監禁された3人の身元が
判明しました。

まず1人目ですが 黒木雅哉 40歳。

「おい! 待てよ!」

(小林の声)16歳の時に

西東京市にて
無差別殺傷事件を起こし

9年前 刑期を終えています。

出所後
前科を隠すために名前を変え

現在は 黒木政彦という
名前になっています。

「待てよ 俺は…!
やめろよ おい!」

(小林の声)2人目 佐藤一希 37歳。

(佐藤一希)「ああーっ!!」

(小林の声)事件当時 14歳。

板橋区にて連続放火。

うち1件は死亡事案。

11年前 刑期を終えています。

3人目は 衣笠亮太 40歳。

(衣笠)「なんだよ お前ら…!」

(小林の声)事件当時 18歳。

立川市
主婦から かばんをひったくり

その際 主婦は頭を強打。

病院に搬送され まもなく死亡。

衣笠も
17年前 刑期を終えています。

以上です。

当時のガイシャ家族を
参考人として呼び出せ。

(恒川)はい!

そうです。
SHADOWと名乗る人物から

復讐代行と称したメールが
来たんです。

失礼。

失礼。

それで
復讐してくれって返信しました。

いけませんか?
こいつの放火で父は死にました。

それなのに 生活保護を受けて
ギャンブル漬けって…。

それって 反省してるって
言えるんですかね?

あの無差別殺傷で
私は妻を失った。

その犯人が 今
付き合っている彼女に暴力を…。

最低でしょ。

(恒川)SHADOWは
復讐代行の勧誘の他に

元加害者の近況を調べ
伝えていたようです。

(田村)
寺崎真嗣の時と類似してるなあ。

衣笠亮太にも 被害者の関係者が
復讐代行を依頼したのか?

いえ。 衣笠に関しては誰も。

(野宮涼子)ええ。
私のところにも来ました。

(涼子)でも 気味が悪かったので
そのまま無視しました。

(恒川の声)野宮涼子は

衣笠亮太が殺害した
主婦の娘です。

(涼子の声)父は
私が12歳の時に亡くなりました。

父を亡くしてからは 施設で…。

生前の両親の
友人や知人については

わかりません。

サイバー小林です。

(恒川)サイバー?

こちらからも一点。

被害者遺族の交流サイト
あくるひ会が使用している

レンタルサーバーに
問い合わせたところ

契約者は
野宮涼子だとわかりました。

(田村)野宮涼子?
聴取で その事に関しては?

いや… 本人からは何も。

どうして黙ってたんですか?
答えてください。

質問を変えます。

SHADOWは

あなたの運営するサイトの
利用者だという証言を得ました。

あくるひ会は
確か 登録制でしたよね。

それが何か…?

利用者に関する登録情報を
お渡し願えませんか?

その中に SHADOWの情報が
あるかもしれません。

(舌打ち)

♬~

それが 話さなかった理由です。

あくるひ会は

被害者遺族の傷が癒やされる
きっかけになればと思い

開設しました。

チャットでは 元加害者に対して

口に出すのも はばかられるような
罵詈雑言を吐く方もいます。

そういった方は
実際に行動に移さない代わりに

胸に秘めた恨みを吐き出します。

それも
癒やしのひとつの形なんです。

利用者の情報を開示すれば

そういう方を
あらぬ誤解にさらす事になります。

協力して頂けないなら
あなたも疑う事になります。

♬~

聴取でも 取り調べでも
望むところです。

(携帯電話の着信音)

だから いい電話って何?

(今野)おい サイバー 職務中だろ。

明智さん!
ああ 小林さん。

えっ 古い電話? それって…。

いい電話でしょ?
えっ?

僕は なぜ呼ばれたんですか?
ああ…。

検察庁へのハッキングに
使用されたウイルスソフトを

作った人に会いにきました。

で それは?

いい電話でしょ? こっちです。

♬~

久しぶりですね。

♬~

電話コレクター…?

彼は黒電話です。

黒い… 電話?

有能なハッカーです。

レアものの電話を提供すると
情報をくれるんです。

SHADOWという人物を
知っていますね?

(黒電話)…さあ。

あなたのプログラムを利用して
警察に挑戦してきたんですよ。

(黒電話)知らないものは知らない。

うおっ…!

(黒電話)何するの?

情報がなければ
この電話は用済みです。

奴は俺が見つけ出して俺が潰す。

この機種は
これが最後の1台だそうです。

インペリアルゼブラプレコ。

インペリアルゼブラプレポ…?

熱帯魚ですね? どうぞ。

奴は
まとまった金が必要だったようだ。

シングー川の
インペリアルゼブラプレコを

手に入れたらしい。

シングー川というと
ブラジルですね。

羽柴くん 桂くん 始花くん
そういう事です。 お願いします。

ボス 了解です。
(始花)「ボス」 やめろい!

領海侵犯。

ダ… ダジャレ…。

(キーボードを打つ音)

ありがとう。

えっ…。

えっ ちょっ…。
それだけでいいんですか?

明智さん 羽柴さんたちの事
くん付けなんですね。

インペリアルゼブラプレコ…。

養殖なら
2~3万で売ってるけどね。

(羽柴)ブラジルは輸出禁止だ。

天然物は
闇ルートで高額で取引されてる。

ダークウェブの
ブラックマーケットですかね。

はい ビリの人がジュースおごり!

(桂)やだ! いつもビリだから!

あっ…!

(始花)はい スタート!
(桂)しまった!

クソッ…! はめられた!

(始花)FISHSCOPEって
熱帯魚専門の違法取引サイトで

ゲットしてる奴がいた~。
(羽柴)俺も それ見つけた。

1匹50万。 メールアドレスが…

SHADOWと同じだ!

(始花)送り先は
中野区の熱帯魚ショップ。

(始花・羽柴)まっかちん!
(桂)まっかちん…!

ほら また僕がビリ!

ミキジュース。

冷たいおしるこ。

♬~

まっかちん。 まっかちん…。

あの… この店で

天然の…
インペルアドブラザプレスコ…?

(店主)インペリアルゼブラプレコ。

そのプレコが取引されたという
情報があるんです。

うちは
違法なあれは やってないから…。

誰? それ言ったの。
長谷川さん?

一応 調べさせてもらっても
いいですか?

何…?

うちは まっとうなフィッシュしか
やってないから。

仕入れの あの
か… 紙みたいなの ありますか?

お願いします。
どうぞ。

(店主)ユーザー名は まっかちん。

まっかちん…。

パスワードは?
ああ これです。

不用心だなあ…。

♬~

サタノペルカダエモン… ワイルド
2980円。

マツブッシー…。

えー… トラオドン ムブ…。

アフリカン ランプアイ。

レッドライン トーピード…
ピードバルブ…。

ミユキメダカ…。

当店のおすすめ品
アマゾンソード。

ダルマプレコ。

安心安全 国産水草

ルビースポット マグナムプレコ。

苔取り名人 石巻貝

ビッグヘッドフラワーホーン
タイシルク…。

明智さん!

裏取引に関する手掛かり
ありませんね。

でしょうねえ。
そうでしょう。

証拠は残さないでしょう。
それ どういう事ですか?

恐らく 店で働いている誰かが
気づかれずに取引したんでしょう。

誰が そんな事を!?
長谷川さん?

店長 従業員の…
リストみたいなの ありますか?

ああ…。 どこ置いたかな?
普段 使わないから…。

フィッシュ以外は…。
ごめんなさい。

小林さん ちょっと来てください!

はーい!
あれ…?

どうしました?
このPCを調べてください。

わかりました。

なんの目印ですかね?

これらの場所は
全て廃ビルや廃虚です。

えっ…。 なんで わかるんですか?

東京の地図は
おおかた覚えてしまいました。

嘘でしょ!?
でも それが本当なら…。

本当です!
ああ…。

じゃあ 3人は

その廃虚とか廃ビルの
どこかに…。

あの動画…。

「(踏切の警報音)」
「おい! 誰か見てるんだろ?」

踏切の音がしました!

それから 電車の音。

「(電車の走行音)」
「これ… なんですか!? これ」

ガタンゴトン ガタンゴトン
ガタンゴトン…。

京急線です!

あの音だけで わかるんですか!?

京急線の線路沿い
踏切近くの廃虚 廃ビル。

♬~

大和島駅付近の踏切近くに
廃虚があります!

なんで
地図を見てる僕より早いんだ!

あっ… 長谷川さんか。

♬~

(黒木)ふざけんなよ! くっ…!

(黒木)俺は
もう 普通に暮らしてるんだよ!

クソッ…!

(衣笠)俺に投票した奴

絶対に見つけ出して
同じ目に遭わせてやる。

大丈夫…。
(黒木)クソッ…!

もう終わった事なんだよ…!
こんなんで死にたくねえよ!

ああ ありましたよ 従業員リスト。

♬~

えっ…!

明智さん…!

この人がSHADOW…?

本人に聞いてみましょう。
それが一番の近道です。

長谷川さんによろしく。
はい。

ブルー・コメッツか?

♬~

♬~

♬~

♬~

明智さん!

ここに来た奴らを
追い返すように言われている。

SHADOWに
雇われたんですか?

誰だ? それ。
ブルー・コメッツか?

それ 『ブルー・シャトウ』。
ああ シャトウ…。

この人たち 何も知りませんよ。
見るからに雑魚でしょ。

君は 上を捜してください。
はい!

♬~

ちょっと待った!

あの野郎!

♬~

(黒木)助けてくれよ!!

♬~

(黒木)勘弁してくれよ! なあ。

もういいでしょ! ねえ!

もういいでしょ。 ああっ…!

(踏切の警報音)
(電車の走行音)

警察です。

ああ… 警察…。

(黒木)遅いよ! 何やってんだよ!
早く なんとかしてくれよ!

(衣笠)
もう無理だよ。 間に合わない。

(黒木)くだらない事 言うな!
(佐藤)刑事さん 助けてください!

お願いです!
(黒木)早く助けてくれよ!

おい! ボケッとしてんなよ!

騒ぐと爆発するかもしれません。
落ち着いて!

♬~

♬~

(黒木)おい! やばいぞ おい!

やばいぞ! おい! おい!

下手に触ると
爆発するかもしれない…。

♬~

明智さん?

♬~

明智さん!

小林さん 爆弾の解除は!?
僕には無理です!

見てのとおり 僕にも無理です!
でも…。

爆弾を止められるのは
君しかいないんです!

止められるのは僕しかいない…。

♬~

(黒木)お前ならできる!
頑張れーっ!

やればできる。 やればできる…!

小さい頃から
言われてきたじゃないか。

僕ならできる。 やればできる!

♬~

あっ…!

僕はできた…!

明智さん
カウンターとの接続が切れました。

これで止まるはず…!

トラップ!?

(黒木)あっ! なんだ? 今度は。
(佐藤)俺も…!

明智さん リバーシです!

3分いまいで勝たなければ
爆発します!

ああっ… 3分以内です。

わかりました!
盤面を教えてください!

これもトラップかもしれません。

検証している時間はありません!
勝負します。

了解!

ハアァー…!

横は 左からA B C。
縦は 上から1 2 3。

残り150秒! 用意…。

スタート!
(マウスのクリック音)

C4。
E3!

F5!

C5。

C3!
B4。

マジか…。 盤面を見ないで
互角に戦っている!

♬~

E1。
B1!

♬~

E8!

F8!

♬~

(衝撃音)
うおぉーっ!

うわっ…!

F1。

えっ パス…?

明智さん パスです!

パス…?

♬~

残り1分を切りました!

盤面 飛んだ! せかさないで!

やばい…! テンパってる!

♬~

あっ…!

思い出した! ありがとう!

C8!

B8!

♬~

B7。

止まった…。

(黒木)助かった…!

あなたの負けです!

衣笠さん。

えっ…?

SHADOWは あなたですね?

(小林の声)裏取引に関する
手掛かり ありませんね。

(明智の声)店で働いている誰かが

気づかれないように
取引したんでしょう。

(黒木)あいつがSHADOW…?

てめえ どういう事なんだよ!!

(佐藤)ふざけるな! おい!

シーッ!

下手に騒ぐと
まだ爆発する可能性があります。

♬~

なぜ こんな事をしたのか
話してもらえませんか?

♬~

22年前…

私は 子供を宿した女性を
殺してしまいました。

あっ! ううっ…!

あっ うっ ううっ…
うっ… ううっ…。

(衣笠)
赤ちゃん 無事だったんですか?

♬~

先輩に脅されて…。

金 持ってかないと
殴られるから…。

衣笠です。
これから よろしくお願いします。

(店長)うん。 あっ 熱帯魚 好き?

まあ…。
あっ 詳しくはないですけど。

うん すぐ詳しくなるから。

一回 店内見る?

あっ いいですか?
(店長)うん。 長谷川さん!

(長谷川)はーい!
(店長)長谷川さん。

(衣笠の声)野宮様
突然のお手紙をお許しください。

私は 償いきれない事をしました
衣笠亮太と申します。

ひと月ほど前 出所致しまして
そのご報告と

これから毎月
慰謝料を送らせて頂きます。

野宮賢治さんが
お亡くなりになったとの事

保護監察官に伺いました。

お悔やみ申し上げます。

慰謝料は引き続き

弁護士さんに
お送りさせて頂きます。

涼子さんは お元気でしょうか?

17年 お金を送り続けました。

なんで 死のうなんて
思ったんですか?

金なんて 自己満足でしかない。

あくるひ会を見つけたんです。

(バイクの走行音)

(衣笠の声)すぐにわかった。

運営しているのが

俺が殺した人の娘だって。

名前を偽って登録したんです。

♬~

(衣笠の声)それをきっかけに

彼女とチャットで
話すようになりました。

彼女は
俺が誰なのか気づいてなかった。

ある時 聞いたんです。

俺の償いに意味があったのか

どうしても気になって…。

♬~

でも 涼子さん
復讐代行は断ったって…。

代行なんて必要ない
自分でやる。

彼女は そう答えたんです。

だから 彼女の代わりに?

ええ。

自分に復讐すると決めました。

あなたは本当に
自らの死を望んだんですか?

何が言いたいんですか?

ゲームに勝てば
時限装置が止まる。

死にたかったのなら

なんで そんな機能を
付けたんですか?

本当は

誰かに止めてほしかったんじゃ
ないですか?

♬~

(パトカーのサイレン)

おい! あいさつが軽い。

まだまだ修業が足りない。

多羅尾さん
昼から飲みすぎですよ。

お前も ちょっと飲んでいけ。
いや いいです。

いいから いいから。
ごめんなさい ごめんなさい

ごめんなさい ごめんなさい
本当ごめんなさい。

もうやめて やめて やめて
ごめんなさい。

いや やだ やだ やだ やだ…!
ごめんなさい!

いやいや… ごめんなさい
ごめんなさい ごめんなさい。

本当ごめんなさい。
やめて やめて やめて。

もうごめんなさい。 もうやだ
やだ やだ やだ やだ やだ。

ごめんなさい。 いやいや
本当にごめんなさい…。

昔 世話になった弁護士が
検察のOBで

彼になりすまして

同僚間にフィッシングメール
送ったそうです。

だと思った。

こぼすな。

検察ネットワーク内部への
攻撃起点を作れれば

情報を盗むなんて
豚でもできる。

しかし なぜ 衣笠は
一人で死ななかったのか?

葉巻 置け。

(せき払い)

あくるひ会で知り合った
遺族の人たちの話を聞いていたら

恨みを晴らしてあげたいと
思ったそうです。

それが償いだと思ったら
大間違いだ。

やあ みんな。

桂くん どうですか?

(桂)もう まもなくです。

あの…
前から気になってたんですけど

このチームBDの
BDって なんなんですか?

「か?」っつって 何見て話してっか
わかんねえけど

BOYS DETECTIVE
つまり 少年探偵団です。

あっ 書いてある。
(始花)センスねえ。

(桂)センスあります!
大体さ 「BOYS」って

「S」入ってるのに
チームって おかしいだろ。

少年たち探偵団じゃない。
(羽柴)ロゴ自体も

どこぞの映画会社みてえだしな。
(桂)えっ だから 2人とも

せっかくジャージー作ったのに
着てくれないの?

明智の旦那 ねえ 変えようぜ。

そんな事より…。
そんな事より?

どうも もやもやします。
もやもや?

衣笠は なぜ
警察を巻き込んだんでしょう?

警察どころか
世間をあんなに騒がせて

衣笠に なんのメリットが
あるんですかね?

それ 前にしみったれた顔した奴も
言ってました。

はあ… しみったれた顔で
すいませんでした。

ボス 解析が終わりました。

そのボスって言うの やめろ!
やめなーい!

(始花)クソセンス半端ねえ!

あんたこそ
明智の旦那って言うのやめろ。

チームBDもボスも

僕が
大切にしているものなのだから!

素晴らしい!
わあ~!

今 桂くんに

現場にあった衣笠のPCを
解析してもらってたんです。

そしたら 人間爆弾椅子のプログラムが
衣笠以外の誰かに

改ざんされていた事が
わかりました。

改ざん?
黒木のカウンターだけ

5倍ほど早く減っていくように
設定されています。

それって…。

衣笠の目的は自分を殺す事です。

わざわざ こんな事をする必要が
あるでしょうか?

黒木を殺そうとした人間が
別にいる。

僕のもやもやの原因は これです。

SHADOWは もう一人います。

僕を殺そうとした奴?

マジか… 笑えないな。

あなたが起こした
事件の関係者には

パソコンやネットに詳しい人物は
いませんでした。

事件関係者以外で
あなたを恨んでいる人間に

心当たりはありませんか?

僕を恨んでる奴ね…。

失礼します。 鉄板ナポリタンです。

はい はい!
失礼します。

あっ…。

エグい事 聞くなあ。

大好き。

(黒木)
僕が恨んでる人間ならいますよ。

えっ?

去年かな。 週刊誌の記者が来て

「あの少年Aは今」って企画で。

事件から24年ですよ?

ふざけやがって。

周りにはバレるし
仕事も変えて引っ越して

ほんとマジで
むかつきましたよ その時は。

こっちは名前まで変えて
心機一転やってたのに。

心機一転?
ええ。

あれ? 意味 おかしいですか?

ハハハハッ… マジか。

あっ そういえば その時
変な手紙 来たな。

変な手紙?
(黒木)ええ。

「おまえも名前を捨てたのか」

「それで逃げられると思うなよ」

♬~

もう一人のSHADOWが
わかりました。

えっ?

これが大好き。

ありゃ別嬪だ。
うん 別嬪だ。

別嬪中の別嬪だ。
なあ?

事務所
わかりづらくなかったですか?

どうぞ。

それで 今日はどういった?

あっ…。

今回の事件の事で
いくつかお聞きしたい事が。

どうして 私に?

寺崎真嗣くん
旅に出ているそうですよ。

えっ?
自分を捨てる旅。

なんか 嫌になっちゃったら

自分を捨てる旅をするといいって
聞いたんです。

彼に その話をしたのは
あなただそうですね。

そのネックレスのS
どういう意味ですか?

えっ…。
調べたんですが

ブランドのロゴでは
ありませんよね。

まさか YAMASHITAの
Sじゃないですよね?

ところで この手紙に見覚えは?

何者かが
黒木雅哉に送った手紙です。

送ったのは あなたですね。

24年前 あなたも名前を捨てた。

元の名前は 山下聡美。

そのネックレスのSは
失った名前のイニシャルですね。

名前を変えたきっかけは

24年前 黒木雅哉が起こした

無差別殺傷事件の
被害者の一人だったからです。

名前を捨てて
身に起きた不幸を

忘れようとしたんじゃ
ないですか?

でも できなかった。

だから 今回の事件で
黒木に復讐しようとした。

衣笠は 全て自分がやったと
証言しています。

あなたをかばってるんじゃ
ないでしょうか?

このまま 彼に罪を押し付ける事が
あなたの本意なんですか?

私は
名前を捨てたんじゃありません。

手放すしかなかったんです。

私が本当に捨てたかったのは
あの日の事。

あっ ああっ… あっ!
(刺す音)

80ポイント。

♬~

あっ! いましたか?
2丁目のほうにはいなかった。

通りのほう 行くぞ。
(2人)はい。

本部 応答願います。

名前は?

聡美…。

聡美?

いい名前だね。

(黒木)お願いだよ 聡美。
騒いだりしないで。

わかった? 聡美。

(由紀恵の声)黒木は私を人質に
3時間も逃げ回りました。

その間 何度も何度も

何度も何度も私の名前を呼んで…。

幸い私は
ケガひとつありませんでした。

みんな 運がよかったねって。

でも その日から
聡美って呼ばれる度に

体が震えて
息が苦しくなったんです。

首に突きつけられた刃物の感触や

あのおぞましい声を思い出して。

(黒木の声)聡美… 聡美…。

PTSDですか。

ええ。

心理カウンセラーになって

被害者や遺族のケアの他に

未成年犯罪者のケアも
担当してきました。

その中には どうしようもなく
無反省な子もいました。

そんな子でも 名前は公にならずに
守られるんです。

それが本当に悔しくて…。

そんな時
黒木が改名していたと知りました。

過去の罪をなかった事に
するためだと思いました。

私から名前を奪ったのに…。

許せなかった。

今まで見てきた無反省な
元未成年犯罪者たちへの怒りも

どんどん湧き上がって…。

復讐代行を思いついたんですね?

なぜ 黒木を直接
殺そうとしなかったんですか?

簡易爆弾で
簡単に殺す事もできたでしょう。

あの男に思い知らせたかった。

殺したかったのは私じゃない
世間のみんななんだって。

衣笠とは?

あくるひ会で知り合いました。

後悔を抱えた加害者だと知って

償いをしないかと
持ちかけました。

私が計画を立て
衣笠さんが実行に移す。

衣笠さんが死んだあとは
私が復讐代行を続ける。

そのために私が検察から
前科者リストを盗みました。

なんで
衣笠を巻き込んだんですか?

あなたなら
彼を癒やす事もできたのに。

衣笠さんは死にたがってたんです。

私は その望みを
叶えてあげたかっただけ。

勝手な言い訳ですね。

彼は死にたかったんじゃない。
償いたかったんです。

あなたも
それはわかっていたはずです。

わかってて踏みにじった。

あなたには同情します。

だが あなたのした事は
許される事ではない。

認めたそうですね
山下由紀恵さんが共犯者だって。

何しに来たんですか?

確かめたい事があって。

元未成年犯罪者のマップ
あれ 作ったの あなたですか?

ええ。

明智さんの推測どおりです。

そのマップのサイトに

明智さんのチームが
侵入しようとしたんですが

かなり手こずったそうです。

というわけで…。

どうぞ。

罪を償ったあと
明智さんの事務所で

犯罪捜査の手伝いを
してほしいそうです。

俺… 前科者ですよ?

だからこそ 犯罪者の気持ちが
わかるんじゃないかって

明智さんが言ってました。

いい話だと思います。

本当につぐたいた…。

本当に償いたいなら

立派に更生できる事を
証明してください。

なんで 俺なんかのために…。

♬~

ああ~…。

驚いた。
急に会いたいなんて言うから。

ごめん ごめん。

新しいソフトのアイデア
思いついたんだ。

エミュレーター上で動かすソフトの
プロトタイプはできてる。

設計をFPGAに落とし込んだら
すぐにテストできるよ。

なんかあったの?
この間まで

ソフトの開発なんか退屈だって
言ってたじゃない。

警察の手伝いしてたら
なんとなく思いついた。

じゃあ 企画書に上げてくれる?
社内コンペに出しとくから。

僕もコンペなの?

身内に甘い会社は
ろくな事にならない。

ああ… 相変わらず厳しいな。

(ため息)

ただいま。

コラーッ!
ああああーっ!

婿殿 おかえり。

あの… やめてくださいよ。
フフフ…。

これ プリン買ってきました。
あっ はい。

どうしたの? 珍しい。

大きな事件が解決したんだ。

もしかして 婿殿が逮捕したの?

えっ まあ… 一応。

えっ すごい!
芳雄くん 最近 絶好調じゃない。

おなかの子が持ってきた運かね。

あれ? 今度の異動
いつだっけ?

ちゃんと見てくれてるかな?
刑事部長さん。

どうかな…。

しっかりしてよ
芳雄くん パパなんだから!

まあ 本当は全部
明智さんのおかげなんだけど…。

えっ?

あ… ううん。

あの… ちょっと話あるんだけど。

うん。

僕は 赤ちゃんを授かって
本当に嬉しいと思う。

私も。

でも… ずっと 気になってて。

これ。

地下アイドルだったよね?

まゆぽよと… 幻の四天王?

見てよ。 やっぱ これ
どっからどう見ても

真由美ちゃんだよね?

真由美ちゃんって 昔…

まゆぽよだったの?

えー… ななな
ない ない ない ない!

知らないよ まゆぽよなんて。
私じゃないよ!

あ~… ちょっと!

(ドアの開閉音)

いや… 隠し事はしないって
言ったじゃないか。

婚活パーティーで。

隠し事は絶対駄目だ 頼むよ。
わかっております。

(ノック)
はい どうぞ。

失礼します。

あっ! 野上くん もういいから。

あっ…! 大丈夫ですか?

はい…。

あっ いや… 本当にありがとう。

ありがとう 明智くん。

あっ…。

あっ… どうぞ お座りください。

(浪越)いやあ しかしね…
あっ お茶 お茶。

いやあ しかし 犯人の陰に
もう一人 犯人がいたなんて。

でも できれば本部を解散する前に
突き止めてほしかった。

こっちもマスコミ対応が
なかなか…。

ちょ…
野上くん もう帰っていいよ。

もう行っていい。 行って。

あっ… はい。

こっちもね
なかなかマスコミ対応が大変で。

それはそれは。
まあまあ 結果オーライという事で。

はあっ! うっ…!

飲みますか? クロトカゲ茶。
お気持ちだけで。

刑事部長 本題に。
はあ?

刑事部長 本題に。
ああ そうそうそう。

はあっ!

明智… 臭くないんですか?
はあっ!

また厄介なサイバー犯罪が
起きまして。 ご覧ください。

どうですか?
解決してくれますか?

小林さん 行きましょう。

小林です。 はあっ!

明智小五郎

♬~

あの変なお茶
臭くなかったんですか?

ああ… 花粉にやられて
鼻が利かなくて。

えっ?

あっ そういえば

一つ 気になってた事が
あるんです。

黒電話の事です。

久しぶりですね。

前から知り合いだったんですか?

ええ。 昔 足を洗わせたんです。

ヤクザかなんかですか?

いいえ。

ファントム20の一人です。

えっ… それ
怪人20面相ですよね!

黒電話って 20面相の
メンバーだったんですか?

その話 すっごい興味あります。

小林さん。
はい。

世の中には

知らないほうがいい事も
あるんですよ。

♬~

♬~

「イエス

(機械音声)
「罪なき人の生き血を吸い…」

「VAMPIRE」?

(記者)政府肝煎りの
省力化モデル病院ですよね。

(河本佳子)私が身をもって
その安全を証明致します。

犯人からのメッセージ?
(桂)「第二幕の始まりです」

再起動しても変わりません!
河本大臣のオペは?

あれ? えっ?

(院長)病院のネットワークが
乗っ取られた。

(津村光輝)
中断するわけにはいきません!

VAMPIREは
どこのどいつだ?

旧約聖書続編はギリシャ語です。
古代ギリシャ

ポリュビオスが発明した
暗号がありましたね。

(小林・長松)
A B C D E F G…。

(ボイスチェンジャーの声)
「よく ここがわかったね」

「かくれんぼしよう」
みーつけた。

「助けて!」
一寸法師…?

解けました。

(田村)すぐに向かえ!
(捜査員たち)はい!

本当の犯人は
まだ捕まっていません。

大変な事がわかりました。

早く! 早く避難してください!

(爆発音)

アタタ…。

くだらない目的のために
神を騙るな。