ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

連続テレビ小説「ひよっこ」総集編(後編)有村架純、沢村一樹、木村佳乃、峯田和伸… ドラマの原作・キャストなど…

連続テレビ小説ひよっこ」総集編(後編)』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 時子
  2. 世津子
  3. 自分
  4. 宗男
  5. 鈴子
  6. 家族
  7. 島谷
  8. お父ちゃん
  9. 愛子
  10. 今日
  11. 省吾
  12. 大丈夫
  13. お父さん
  14. ヒデ
  15. 早苗
  16. お願い
  17. 一同
  18. 頑張
  19. 元治
  20. 美代子

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連続テレビ小説ひよっこ」総集編(後編)』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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連続テレビ小説ひよっこ」総集編(後編)[解][字][再]

連続テレビ小説ひよっこ」総集編の後編。第14週から最終週のダイジェスト。行方不明の父・実との再会!谷田部家の新たな旅立ち。そしてみね子の恋模様を描きます。

詳細情報
番組内容
連続テレビ小説ひよっこ」総集編の後編。第14週から最終週のダイジェスト。ビートルズ来日による、宗男が戦後抱えてきた心の傷からの解放。大学生・島谷との、みね子の淡くはかない初恋。女優・川本世津子との出会い。そして、行方不明だった父・実との衝撃の再会と苦悩、谷田部家の新たな旅立ち。ひよっこだったみね子が奥茨城から巣立ち、“東京の人”として生きていくことを決めていく姿を描きます。
出演者
【出演】有村架純沢村一樹木村佳乃峯田和伸羽田美智子柴田理恵,佐藤仁美,光石研竹内涼真佐久間由衣泉澤祐希和久井映見菅野美穂佐々木蔵之介三宅裕司白石加代子古谷一行宮本信子ほか
原作・脚本
【作】岡田惠和
音楽
【音楽】宮川彬良

 

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ひよっこ総集編」
後編のスタートです。

前編では ビートルズ来日公演のために
宗男さんが上京してきましたね。

そして
ここ 赤坂のあかね坂では

今回の公演の警備員600人分の
弁当をつくることになり

夜を徹して 大忙しです。

(省吾)なぁ 宗男。
(宗男)何ですか? シェフさん。

お前 戦争中 どこにいた?

陸軍で ビルマにいました。

ビルマって まさか…。

(宗男)はい。

インパール作戦ってことか?

生ぎ残りです。

仲間は
ほどんど皆 戦死しました。

俺は 死ぬんだなって
毎日 思ってた。

ある晩によ

斥候っつってな
まぁ 偵察みでえなもんだな。

で いぎなり出ぐわした。

イギリス兵にね。

俺も驚いだげど
向ごうも驚いだ顔してだ。

お互い 銃を構えでさ
動げなくて。

俺も怖くて 震えでだげど…。

向ごうも同じだったんだと思う。

靴墨で
黒く塗ってやがったげどよ

俺と おんなじような年頃の
男だったよ。

ほしたら そいづ
俺 見で にっこり笑ったんだよ。

で そのまま
仲間のいる方さ 走ってった。

俺は そのまま ぼ~っとしてで。

何で笑ったんだろうって
分がんなくてよ。

でも 俺は あいづのおがげで
死なずに済んだんだ…。

悔しかったんだよ。
俺は笑うこどでぎながったからな。

んだがらよ 何かあっても

拾った命だがら
笑って生ぎようって決めたんだ。

…で ビートルズだよ。

ちきしょう まだイギリスかよって
思ったけどよ

俺ん中で ビートルズと あいづとが
ごっちゃになっちまった。

んだがらよ 何か 言いてえんだ
ビートルズによ。

「俺は笑って生きてっとう!

おめえも生きてっか!
笑ってっか!」ってな。

(島谷)宗男さん。

あぁ… ん?

あの…。

これ。

すげえな… どうしたの?

うちの家から送られてきて。

何か 父の知り合いから
手に入ったらしくて。

何で 黙ってだ?

みね子ちゃん

一生懸命 応募とかしてるのに
手に入らないものが

何か 簡単に送られてきて…。

そういうのが何か…。

みね子ちゃんに渡そうと
思ったけど…。

何か できなくて…。

そっが。

だから これは宗男さんが。

俺は いいよ。

チケットもないのに 宗男さんは

茨城からやって来た妻 滋子さんと
一緒に武道館に駆けつけました。

≪(歓声)

≪(MC)「ウェルカム ザ・ビートルズ!」。

≪(歓声)

ありがとう! ビートルズ

俺は 笑って生きてっとう!

おめえも生ぎろ~!

(滋子)また来およ! ビートルズ

また来いよ!

(みね子)
♬「雪の白樺並木 夕日が映える」

あら?
朝から みね子 ご機嫌ですね。

もしや デート?

かと思いきや
そうではありません。

なんと 今日は

久しぶりの乙女寮の仲間との
再会の日なんです。

(鈴子)あっ 申し訳ございません。
3人なんだけど。

(鈴子)今日は休業日でして。
え~!

(足音)

(時子)あっ! 川本世津子!
川本世津子!

川本世津子さんが来たって言えば
宣伝にもなるしさ。

(世津子)やめなさい。
私 そういうの大嫌いなの。

申し訳ありませんでした。

さっ 行きますよ。

(時子)あの!
はい?

私 助川時子といいます!

駆け出しも駆け出しなんですけど
女優です。

うん。

いつか ご一緒に仕事できるように
頑張ります!

その時は よろしくお願いします!

うん 待ってる。

それじゃあ ごきげんよう

いがったねえ 時子。

うん いがったぁ。
頑張っぺ!

(時子)んだね!

2人ともさ それ どこの言葉?

あっ あの 茨城なんですけど。

へぇ 茨城かぁ…。

あ… ありがとう! それじゃあ。

で?

「で?」って何よ?

私のこどは手紙で知らせでるよね。
読んでんでしょ?

読んでるよ。

だから お店の人も 近所の人も
このアパートの人のことも

間取りまで 全部 把握してる。
うん。

でも あんたは
全然 知らせでこない。

すみません。
うん…。

時間 大丈夫なの?

うん 大丈夫。
そう?

まっ あれだったら
泊まってってもいいよ。

うん そうする。
そう? 泊まる?

うん しばらく泊まる。

え…? しばらく!?

お願い みね子 しばらく泊めて。
お願い! このとおり!

いや いいけどさ… 何よ?

そうと決まれば 挨拶しないとね
アパートの人にもね!

あぁ… うん…。

漫画家さん2人と
えっと 早苗さんと

あと
みね子の好きな島谷さんもね。

えっ? ちょっと!

何 言ってんの?
そんなこど書いてないでしょうよ。

書いてなくても
それくらい分かるわ。 何で?

何でじゃないよ。
みね子 認めなさい。

好きだな すてきだなと思うけど。
けど 何?

向こうは
どう思ってっか分がんないし。

分かった。
見れば分かるよ きっと。

みね子を見ている目でさ
私には分かる。

私に任せなさい!
何を?

よし 行ごう!

早苗さんと 島谷さんですね。

アハハ…。
はい。

もしかして 時子か?
はい 時子です。

しばらく みね子の部屋で
一緒に暮らすことになりまして。

そうなんですか。

そうなんですぅ
よろしくお願い致しますぅ。

あっ じゃ 歓迎会やるか?
早苗さんが おごる。

何か
いいこどでも あったんですか?

嫌なことがあったのよ。

すみません。

(早苗)そうと決まれば…。
おう 行くぞ ただ酒だ。

(2人)え~!?
(早苗)行くよ! はい お出かけ~。

♬~

こごなんですけど。
(早苗)ふ~ん。

何 みね子
時々 お酒飲みに来んの?

えっ?
んなわげないでしょうよ。

シェフに 一度
連れできてもらったこどがあんの。

あの~。
あっ 僕ですか?

あっ やっぱり そうだ。
ずっと探してたんです!

実は 以前 こんなことが。

島谷さんが宗男さんに
あげようとした ビートルズのチケット。

この女の子にあげていたんですね。

[ 回想 ] ありがとうございます!

ありがとうございました。
(島谷)あっ いえ…。

よかった 会えて。

こういうの嫌いなんだよね 私。
えっ?

みんな 気になってるのに

あえて その話題は避けてる
っていう感じ。

さっきの女の子のことですよね。

みね子ちゃん
いつか 言ってたよね。

お父さんの話をしてくれた時

かわいそうな人だと
思わないでほしいって。

はい。
それと同じなんだ。

単に
恵まれてるだけのやつだとか

自分は違うとか
思ってほしくなかったんだ。

思われたくなかったんだ 君に。

(啓輔)それって…。

島谷君は

みね子さんが好き…。

恋しとる…
ってことながじゃないですか?

ということは
みね子と島谷さんは両思いですね。

え…?
そうなんだ~?

(時子)はい。
ちょっと 時子ぉ。

ということは
恋人成立 カップル誕生ですね!

(祐二)おめでとうございま~す!
おめでとう!

<お父さん…。

どうやら 私
恋人ができたみたいで…>

そして みね子 初めてのデートです。

うれしいなぁ。

そんなに来たかったんだ?
東京タワー。

はい。

<お父さん…。

私は すてきな人を
好きになりました。

そして すてきな人に
好きになってもらいました。

とっても幸せです>

幸せ絶頂のみね子の前に
突然 現れたのは…。

うわっ!? 愛子さん!

どうしました?

(愛子)知りたい?
えっ? はい…。

じゃ 教えてあげる。

向島電機が
なくなっちゃってからね…。

<愛子さんは
向島電機が倒産したあと

小田原に暮らす
弟さんご家族のもとに

身を寄せていたそうです。

皆さん 優しい方だったのですが
何か 居づらくて

新しい仕事が見つかったと
うそをついて

東京に戻ってきたそうです>

今は?
今 職探し中。

でもさ みね子さん
ここにいるんだなって思ったら

会いたくて話したくて
結局 来ちゃった。

♬~

あららら!

大丈夫ですか?
大丈夫ですか?

大丈夫です。 ねっ みね子さん。

あっ あの
以前 お世話になっていた工場で

舎監をやっていた
永井愛子さんです。

はい 永井です 愛子です。
牧野省吾と申します。

牧野省吾さん…。

はい。
(愛子)はい。

さっきね…。

省吾さんに…。

一目惚れしちゃって 私… ハハハ…。

えっ?
え~!?

(鈴子)はぁ…。

「わっ!」って 一瞬で恋に落ちて。

そしたら
何だか急に 元気が出てきました。

あっ まだ 私 大丈夫なんだわ。

まだまだ 乙女なんだわって
思ったら

そしたら
頑張れる気がしてしまって。

ありがとうございます。
現れて頂いて。

え~!? あ~…。

(3回のノック)

みね子と島谷さんが
おつきあいを始めて 2か月。

どうやら
2人の恋は順調のようですね。

ほら!
うわ~!

すごいね。
どうぞ。

ありがとう! いい? 食べて。
どうぞ。

うん! おいしい!

アハハハ! いがった!

そこのキュウリ
実は 奥茨城産なんです。

おいしいね。
あ~ いがった。

(物音)

(啓輔)みゃ~お。

猫です。

おや この絵は…。

みね子と島谷さんをモデルに
漫画を描いているんですね。

まっ この2人は
放っておくことにして…。

恋は 伝染するものなんですね。

(秀俊)高子さん
また りんご 届きました。

(元治)またかよ!
(高子)えっ? あっ そう…。

すみません 高子さん。
あ~ ううん 別に。

シェフ!
何か作って下さいよ りんごで。

焼きりんごでも作るか。
なぁ ヒデ 元治。

(秀俊)いいですね!

(省吾)お待たせしました。
え~!

(省吾)はい 召し上がれ。

(太郎)「お嫁においで 太郎」。

♬~

(太郎)ん?

ん?

(高子)
「はい お嫁に行きます 高子」。

うわ~! いてて!

おお~!

しかし おめでたいことばかりでは
ないようで…。

すぐに分かりました? ここ。
うん。

コーヒーを。
(店員)はい かしこまりました。

じゃ 僕も コーヒーお願いします。
(店員)はい。

お前には 卒業したら
いろいろ 助けてもらいたい。

武富製薬の社長の一人娘の
小百合さん。

縁談がある お前との。
え…?

武富製薬から援助を受け
できれば 合併に持ち込みたい。

どうしても 今回の縁談は
断るわけにはいかないんだ。

ちょっと待って下さい。
僕には 好きな人がいます。

谷田部みね子さんといいます。
同じアパートに住んでる人です。

レストランで働いてます。

とても真面目に生きている人で
すばらしい女性です。

でもな 純一郎。

私は 生まれ育った生活とか環境が
近い人と生きた方が

人は幸せだと思っている。

時代は変わろうと
それは変わらないと 私は思う。

♬~

う~ん!

うわっ!?
(由香)のんきだねえ。

あのさ。
はい? ちょっと つきあって!

えっ? いや あの 嫌です 嫌です。
いいから!

そうでしたか…。
うん…。

そうだったのよ。

♬~

<お父さん…。

あれから 島谷さんからは

何もありません。

何もありません…>

♬~

おはようございます。
おはようございます。

みね子ちゃん。
はい。

今夜 お店 終わったら…。

話があるんだ。
はい。

じゃ。

<私の恋が終わろうとしています>

♬~

みね子ちゃん。
はい。

謝らなきゃいけないことが
あるんだ。

<島谷さんは
丁寧に ご実家のこと

困っていること 縁談のことなどを
話してくれました>

僕は断ろうと思う。

だって 僕の好きな人は
みね子ちゃんだし。

ずっと
一緒に生きていたいと思ってる。

うれしいです。
(島谷)僕…。

家族と

縁を切ることになると思うんだ。

え…?

貧乏になっちゃうかも
しれないけど ごめんね。

でもさ お金なんてなくてもさ

自分らしく 生きられれば…。

島谷さん。

ん?

貧しくても構わないなんて
そんな言葉

知らないから言えるんです。

悲しかったり
悔しかったり 寂しかったり

そんなこどばっかしです。

それでも 明るくしてんのは

そうやって生きていくしか
ないからです。

生きてぐのが
嫌んなってしまうからです。

それなのに 島谷さんは
持ってるもの 捨てるんですか?

島谷さん。

私…。

親不孝な人は嫌いです。

<お父さん…。

このまま 時間が

止まればいいのになと
思いました。

どちらかが 口を開けば
お別れだって 分がってっから…>

みね子ちゃん。
はい。

先に出るね。

はい。

ありがとう。

すてきな人を
好きになれてよかった。

♬~

(ドアが閉まる音)

♬~

<お父さん…。

お店の人たちには
自分で話そうかなと思います。

でも どうやって言うのが
いいんでしょう?>

じゃあ…。
自分で言うんですか? 参ったな。

そういうの めんどくさいから
もう早く言いなさい。 でも~。

何? どうしたの? 高ちゃん。

私 朝倉高子
嫁入りすることになりました!

(一同)え~!?
えっ? 誰と?

奥茨城村の角谷太郎さんです!
え~!?

[ 回想 ]
高子です。
どうか よろしくお願い致します。

都会の人なのに
全ぐ スラッとしてねえな。

そごは気に入った。
フフフフ!

もう 高子さ~ん!
みね子ぉ!

すみません あの
一つだけ言っていいですか?

うん。
私…。

恋が終わりました!
(一同)え~!?

だから うれしいです。
高子さん 幸せになって下さい!

分かった!
言えた やっと… いがった~。

♬~

失恋から立ち直った
みね子の前に現れたのは…。

(谷)こんばんは いいですか?
(鈴子)どうぞ いらっしゃいませ。

そう 川本世津子さん。

いらっしゃいませ。

いつぞやは失礼致しました。

どうぞ。
どうぞ こちらに。

みね子 お願いします。
はい。

お待たせ致しました。

(世津子)おいしそう!

みね子ちゃんっていうんだ。
はい そうです。

もう一人の女優のお友達は
頑張ってる?

はい 頑張ってます!
(世津子)「頑張って」って伝えてね。

はい ありがとうございます!
伝えます。

うん。
ごゆっくり どうぞ。

ありがとうございます。

いただきます。
(2人)いただきます。

そして ある日のこと…。

みね子は 思わぬ出来事に
巻き込まれてしまいます。

いらっしゃいませ あの…。
ごめんなさい 客じゃないんです!

すみません
あの 今日 予定してました

CMの女優なんですけど はしかに
なったっていう連絡が来て!

どうすんだよ 今から!
どうしましょう!

あと3時間後には始まりますよ!

何でしょうか?

(武本)あの 彼女 ちょっと
お借りしてもいいですか?

そうなんです。 みね子 生コマーシャルに
出演することになったんです。

あれ? テレビ局とか来るの初めて?
はい。

おはようございます!

おはようございます。

(世津子)みね子ちゃん。

事情は聞いた。

台詞は?

えっと 「お父さん
今日も一日 ありがとう」。

なるほど お父さん…。

あっ お父さんは
いらっしゃるでしょ?

はい います。

好き?
はい。

じゃ その好きなお父さんに
言うつもりで言ってごらん。

分がりました。

今日は
新発売の商品 ご紹介致します。

こちら
谷堂の特製お茶漬けなんです。

仕事の帰りが遅くなった
お父さん

小腹がすいちゃったなんて
いう時に ぴったりなんですよ。

(チャイム)
あっ お父さん 帰ってきましたよ。

お父ちゃん
今日も一日 ありがとう!

はぁ…。
疲れた?

はい。

でも 楽しくて ちょっと 女優に
なってみたいとか思ったりした?

いやいや いやいやいや
とんでもないです。

もう全然思わないです そんなの。
そう?

でも ちょっとよかったけどな
本番の時の表情。

お父さんを思い浮かべてって
言われて…。

お父さん いるんですけど…
いなくて。

お父ちゃん
東京に出稼ぎに来てて…。

で 2年前に
いなくなってしまって…。

行方不明っていうんでしょうか。
突然 連絡が取れなくなって。

どんなお父さんだったの?

あっ 写真あんですよ。

これです。

そして 次のお休みの日。

(ノック)

は~い。

はい。

こんにちは。
どうも。

会ってほしい人がいるの
あなたに。

(世津子)雨男さん。
ん?

(世津子)
今日は お客さん 連れてきた。

えっ?

お父ちゃん…?

お父ちゃん!

あなたの お嬢さん。
谷田部みね子さん。

≪(雷の音)

(世津子)そして あなたの名前は

谷田部 実さん。

あなたのお父さんはね
何も覚えてないの。

昔のこと。 家族のことも。

うそだ そんなの… うそだ!

ねえ みね子だよ お父ちゃん。

どうしたのよ?
何で そんな顔してんの!? ねえ!

お父ちゃんのこど
責めるつもりなんて全然ないがら。

全然ないがら…。

んだがら…。

覚えでないなんて 言わねえで…。

♬~

(実)ごめんなさい。

♬~

本当に…。

私のこど 分がんないの?
はい。

本当なんだ…。

そこに 私は 座ってました。

自分が誰かも分からないし
あちこち ケガだらけで…。

そしたら 彼女…
世津子さんが来て。

あの! 何してるの?

ケガしてるじゃない!
(実)あっ いや…。

あっ!

(世津子)はい 出来た。

自分が誰だか分からないって
言ったら

最初は 世津子さんは信じなくて
驚いて…。

病院と警察に行こうって
言いました。

でも 私は 嫌だと言いました。

何で?
怖くて…。

自分が何か

人を殺してしまったんじゃないか
とか思って…。

違うよ。
(実)えっ?

お父ちゃんは
ひどいこどされたんだ。

働いて稼いだお金
ひったくりに盗られて…。

めちゃくちゃに殴られたりして
そんで ケガしたんだ。

これは
家族に送るお金なんだって。

返してくれって
何度も言ったらしいよ。

家族…。

私の家族…。

そうだよ…。

その日の夜
みね子は 手紙を書きました。

事実を
ありのままに伝えるために。

「お母さん
お父さんが見つかりました。

お父さんは
東京で生きていました。

ただ お父さんは
記憶を無くしています」。

なんてこった…。

(美代子)お父さん。

私…。

美代子は 実さんを連れ戻すため
茨城から上京してきました。

谷田部家として 妻として
まずは お礼を申し上げます。

ありがとうございました。

いいえ。

でも もし あなたが 病院や警察に
届け出てくれてたら 夫は

私たち家族のもとへ

戻ってきたんでは
ないでしょうか?

おっしゃるとおりです。

♬~

(美代子)
これが 私たち家族です。

これが 夫の父です。

こっちが次女のちよ子。
これが長男の進。

この子は
いなぐなった父親の代わりに

家族に仕送りするために
東京に来ました。

この子が
どんな気持ぢで働いでだか

分がりますか?
あの それは 私が…。

(世津子)
出ていってほしくなかったんです。

生きてきて初めて…
早く家に帰りたいと思った。

(世津子)でも やはり

許されることで
あるわけなどなく…。

偶然 みね子さんと知り合ったのも
そういうことだと思います…。

分がりました。

こぢらこそ 今日まで
ありがとうございました。

はい。

さようなら。

もう二度と
お会いすることはないと思います。

谷田部さん。

<お父ちゃんと お母ちゃんと
3人で歩いています>

<誰も 何も しゃべりません。

私たぢは これがら
どうなんのでしょうか?>

おなかすいたね。

何か 食べよう。

んだね。

どうぞ。
すみません。

私 当たり前のように

連れで
帰ってきてしまいましたけど

本当に いがったんですか?

家族に
見つけてもらったんですから。

あそこには もう…。

ただ…
どうしたらいいのか 私にも…。

そうですよね。

みね子。
ん?

しばらく
お父ちゃんと一緒にいられっけ?

えっ? あ… 東京に?

うん。

うん 私は もちろん 大丈夫だよ。

じゃ そうしてくれる?

うん。

気持ぢが ちゃんと落ち着いで…。

そしたら そんとぎに
どうしたいか考えて決めて下さい。

自分のうぢに帰ってみたい。
そう思ったら 帰ってきて下さい。

黙って いなぐなんのは やです。
それだけは やです。

はい 分がりました。

お待だせいだしました。

♬~

こんにちは みね子です。

父です。

また会えて うれしいです。

あ…。

ありがとうございます… あの…。
大丈夫です。

私が 覚えてます。

ありがとうございます。
(鈴子)よかった。

みね子が実お父ちゃんと
暮らし始めて 1週間。

5月かぁ…。
(秀俊)ん?

いや そろそろ
田植えの季節だなって思って。

(元治)きついんでしょ?
(柏木)あれ 腰に来そうだよね。

でも 田んぼ一面に張った水に

青空が映り込んで
とっても きれいなんですよ。

(一同)へぇ~。

<こんとぎ お父ちゃんの頭に

どんな景色が浮かんだのか
私には分かんないけど

お父ちゃんは

自分のこと知りたいって
私に言ってくれました>

奥茨城に…。

帰ってみっかな。

分がった。

♬~

あれ。

あれが うぢだよ。

♬~

お母ちゃん! じいちゃん!

おぉ…。

♬~

(実)帰って… きました…。

お帰りなさい。

ありがとう。

♬~

ご心配をおがげして
すみませんでした。

申し訳ないです。

記憶が戻っかどうがも
分がんねえし

自分が どうなんのがも
さっぱり分がんねえ… んでも!

こごで取り戻してえ。

もういっぺん やり直してえ
生ぎ直してえ。

そう思って 帰ってきました。

どうが よろしくお願いします。

よぐ帰ってきた。

ありがとうございます…。

(茂)あっ 美代子 メシにすっぺか。
腹減ったな。

(美代子)あっ はい。

(進)いいのげ? もういいのげ?
話 終わり?

父ちゃん!
(実)おぉ…。

ハハハ! 進がぁ 結構重いなぁ。

(進)大きくなったよ。
(実)大きくなったか… そうか。

(ちよ子)お帰りなさい
お父ちゃん。

♬~

ありがとう… ちよ子。

そして 田植えの日を迎えました。

(実)これで いいのがな?

あぁ 大丈夫だ。

あの お父さ… 父ちゃん。
ん?

実って いい名前ですね…。

好きです。

(茂)行くぞ。
はい。

♬~

(きよ)美代子ぉ!
(君子)美代子ぉ!

田植え日和だなや~!

ありがとね!

(君子)あ…。
あ…。

♬~

始めっか!
(一同)はい。

兄貴 こうやってよ 筋に沿って
2~3本ずづ 植えるんだ。

♬~

(ちよ子)お父ちゃん すげぇ…。
すげぇ…。

何で できんだっぺ…。

体が覚えでんだっぺ。

<何だか いろんなことが
大丈夫な気がしてきました。

だって お天道様は
見てくれてるはずだから

頑張っていれば きっと 大丈夫>

はぁ 疲れたなぁ…。
そうね。

(元治)みね子ぉ~
早く帰ってきてくれぇ!

あれ? 今 呼びました?

ただいま戻りました!
お休み ありがとうございました。

みね子!
みね子ぉ。

みね子!
みね子…。

どうしました?

みね子ぉ…。
えっ?

ありがとな! うう~!
えっ?

ありがとう。

ありがとう。

頑張りましょう!
はい。

お待たせ致しました。
エビマカロニグラタンでございます。

<何だか
忙しいのが うれしいんです。

いろんなこどが 頭から抜けで

うまく言えないけど
何か 踊ってるみてえで…。

楽しいです。 体が動きます>

あぁ~!

1967年 この年 大流行した
ファッションといえば?

そう ミニスカート!

あら 時子 そんなに慌てて
一体 どうしたんでしょうね。

「ツイッギーそっくりコンテスト」。

えっ? ミニの女王?

時子 挑戦するんでしょうか?

一方 テレビ局に出前に行った
みね子とヒデですが…。

川本さん 失礼します。
(世津子)は~い。

すみません
あと20分ほど お待ち下さい。

(世津子)分かりました。
失礼します。

あのさ みね子。

気になるんじゃないの?

みね子は あの人のこと
嫌いなわけじゃない。

でも お母さんや お父さんに
悪いと思うから

声が かけられない。

たまには やめてみたら?

もうちょっと 自分の気持ちを
大切にしてみたら どうかな。

ありがとうございます。

行ってきます。

じゃ 先 帰ってる。
はい。

<お父さん…。

何か ヒデさん
ちょっと変わりましたよね…。

私も
思い切ってみることにしました>

♬~

こんにちは。

♬~

あの
お父ちゃんのことなんですけど。

えっ?

あっ 聞きたいですか?
聞きたぐないですか?

難しい質問だな それは。
じゃ 言いますね。

奥茨城に帰って
元気で やってます。

思い出したりはしてないけど
自分を取り戻そうとして。

そう…。

すみません 一方的に言って。

「難しい質問だな」というこどは

聞きたぐないわげではないなと
思ったので。

あれ?

はい?

そんなに はっきり
物言う女の子だったっけ?

えっ?

そうですよ。

あっ そう…。

なので お父ちゃんは 大丈夫です。

ありがとう。

日本橋でのアルバイトを終えた 時子。

米屋で働く三男を
訪ねたのですが…。

(三男)あの さおりさん。
(さおり)はい。

一体
この俺のどごが好きなんですか?

(さおり)そっ そんな
ひと言じゃ言えないよ。

だって 全部だもん。
(三男)はぁ。

じゃ 何? 聞くけど

三男君の ほら 好きな
時子ちゃんだったっけぇ?

その時子ちゃんの好きなとこ

具体的に言えって言われたら
すぐに言える?

好きっていうのは
そういうんじゃない…。

言えますよ いぐらでも 例えば…。
言えるんだ? 言うんだ?

でも 俺のは 片思いですよ。

えっ?

そして 片思いなのと同じぐらい
親友でもあるんです。

だがら
心の底がら 一点の曇りもなぐ

俺は
あいづの夢を応援してんです。

分がってもらえっかどうが
分がんねえけど

俺に惚れられでるってこどは

あいづにとって 力になんです。
必要なんです。

(早苗)はい あんころ餅。

あら? どうしたの? 時子。

皆さん… 私…。

これに応募します!

「ツイッギーそっくりコンテスト」?

時子 これに応募すんの?

うん… する。

いいねえ ぴったりだと思う 私は。
えっ? そう? 本当に?

(早苗)うん いいよな。
本当ですか?

(早苗)うん そう思うよ。
(愛子)「日本のツイッギーを探せ!」。

(啓輔)これ…。

応募の 締め切り…。
過ぎとります…。

(時子)あ~!

うわ… やっちまったぁ。

(時子)ただいま。

時子!

どうしたの? えっ?

これ… 届いてたって…。

えっ?

えっ!? 何これ? どういうこと?

(愛子)
誰かが申し込んだってことよね。

誰?

あっ! お母ちゃん!

(電話のダイヤルを回す音)


出ねえのげ?

やだ! やだやだやだ!
母ちゃん!

やだやだ やだやだ やだやだ。
父ちゃん。

もしもし?

☎(時子)お父ちゃん!
お母ちゃん 出して お母ちゃん!

(小声で)私は いない いない。
母ちゃん。

(小声で)いないって言って。

ちっと待ってろ 今 代わっから。

時子 すげえ興奮してっから
早ぐ!

はい もしもし…。

☎ありがとう お母ちゃん!

ありがとう ありがとう
ありがとう ありがとう!

大好きだよ お母ちゃん!

えっ? 怒ってねえの?

うん ありがとう。

生まれて初めで お母ちゃんの
おせっかいが うれしいよ。

私 絶対に優勝してみせっから!

うん いがった~。

そのころ
柏木堂では こんなことが…。

(柏木)抹茶あずき あがったよ。
はい!

(柏木)気を付けてね。
はい。

抹茶あずき お待たせしました。

ありがとうございます。
はい。

ヤスハル ところで 由香ちゃん
何で うちで働きたいんだ?

あいつは 省吾さんとか鈴子さんと
昔みたいに戻りたいんだよ。

え~?

でも 自分からは戻れないから
ここにいる。

ここが限界だったんだよ。
(柏木)はぁ~。

じゃ 何? あれは ここにいて
見つけてほしいと思ってるわけ?

多分な。
あっ そうなんだ。

いや でもさ。
ん?

省ちゃんが ここに来ることは
ほとんどないし

そもそもさ 鈴ちゃんだって
たまに食べに来る時以外は

通らないだろ この前は。

俺に言ったって
しょうがねえだろ。

しかし 噂は早く伝わるもので…。

いらっしゃいま…。

私 氷あずき。

あっ じゃ 俺 イチゴ。

はい! あっ こちらへ どうぞ。

氷あずきとイチゴ お願いします。

(柏木)はいよ。

由香。
えっ?

ゆっくりで いいんだけど…。

なくしたもの
取り戻さないか? 俺たち。

(由香)鈴子さんと…。
ん?

鈴子さんと…。

買い物に行きたい。

うん。

お父さんと…。

映画 見に行きたい。

あぁ 行こう…。

うん…。
座って 座って。

(すすり泣き)

♬~

みね子には
一つ 気がかりなことが。

川本世津子さんが 今
大変なことになっているんです。

川本さん いるんでしょ?
教えて下さいよ。

≪ちょっと開けてもらって ひと言
しゃべってもらえばいいんですよ。

幼い頃
両親と死に別れた世津子さんは

叔父夫婦に引き取られました。

ある日 「映画に出てみないか?」と
誘われ

そこから スター街道まっしぐら。

しかし 稼いだお金が
叔父夫婦の生活を狂わせました。

縁を切ろうとしたところ
逆上した2人が

週刊誌に 悪意のある作り話を
してしまったのです。

<世津子さん
助け出そうと思ってます。

そうしようと 思います>

あの…。

私 なんとかして 世津子さん
連れ出せないがなと思って。

どうやって?
え…。

だがら それを相談してんです。

あっ そうか… ごめん。

いえ。

あっ!

随分前に見た洋画でさ
こういうのがあったんだ。 はい。

敵に囲まれて
絶体絶命って時にさ…。 はい。

あっ その日は
ものすごい暑い日でさ

そこに 突然 アイスクリーム屋の屋台が
やって来るんだよ。

「本日はアイスクリーム無料サービスだよ」って
言うんだよ。 えっ? それで?

みんな
「おっ ただか?」みたいになって

そっちに行っちゃって
で その隙に 脱出!

お~!

でも
アイスクリーム屋の屋台がないからな…。

今日も暑いから
アイスとか カキ氷とか言えば

わっと来ると思うんだけど。

(ヤスハル)♬「若さゆえ 苦しみ」

♬「若さゆえ」
(2人)カキ氷!

何だよ?

というわげで 記者の人たちを
なんとかしなきゃいけないんです。

あっ 俺が到着したら
音楽を流すから。

バカでかい音で バカな音楽を。
バガな音楽?

一度
つくらされたことがあるんだ。

和菓子の移動販売をやろうと
思って。 へぇ。

とにかく ドアを開けたら
一気に2人で走って逃げろ。

俺は 気が付いて
追ってくるやつらを止めるから。

(ノック)

川本さん いるんでしょ?

応えて下さいよ。

すみません ちょっと すみません。
出前です すみません。

何だよ お前。
すみません。

(ノック) すみませ~ん
出前 お待たせしました。

≪川本さん!
みね子ちゃん?

♬~

ダメでしたね。

邪魔なんだよ あんた。
すみません。

みね子ちゃん! どうしたの?

こんなとごに こんな状態で
一人でいちゃダメです!

どうして…?

世津子さんには

幸せでいでもらわないと
困るんです。

じゃないと

お父ちゃんに起きてしまった
悲しい出来事が

なしになんない。

私は なしにしたいんです。

≪(柏木)♬「あんこづくりは」

えっ? 何これ…。

≪♬「あんこづくりは」

♬~

≪(ヤスハル)さぁさぁさぁ 皆さん

今日は暑いからね
カキ氷が なんと 無料大サービスだよ。

行ぐよ!

♬~

(記者)川本さん!

♬~

おいし~い!

救出作戦は大成功!

これで 一安心ですね。

で 一体
誰の部屋で暮らすかというと…。

そう 愛子さんです。

(笑い声)

≪(にぎやかな声)

(ため息)

どうした?

うん…
どうすればいいのが 難しくて…。

負げたくないし…。

でも どうすれば勝てんのかが
分がんない。

というわけで
時子のコンテスト優勝に向けて

あかね荘作戦会議が開かれました。

時子にはさ 私
もっと堂々としててほしいんだ。

女の子がさ 時子 見でさ

あぁ
時子みてえになりてえなって

思うような人で
あってほしいなって 思う。

みね子ちゃんの
言ったとおりかもしれないね。

明るくて みんなが
こうなりたいって思う人。

悩みなんか
吹き飛ばしちゃうような人。

なれんじゃないか 時子は。

ですよね!
えっ?

あれ やった方がいいんじゃない?
あれ! あれって?

あの… リハーサルっていうの?
女の人を集めて…。

ねっ どう?
あぁ!

(富)楽しそうね!
決まり? 決まり?

コンテストの前日。

商店街の女性や
乙女寮の仲間たちに声をかけ

時子のために
リハーサルをすることになりました。

(愛子)乙女たち~!
愛子さ~ん。

♬~(「いとしのマックス」)

(元治)いっちょ やりますか!
また?

(省吾)酒も飲まずに?

♬「真っ赤なドレスを 君に」

♬「作ってあげたい 君に」

♬「愛しているんだよ」

♬「すてきな君だけを」
(手拍子)

♬「Hey Hey Macks
won't you be my love

♬「そして君と踊ろう」
(手拍子)

(拍手と歓声)

そして コンテストの本番。

♬「すてきな君のため」

♬「ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ
ドゥドゥドゥドゥドゥドゥ」

♬「ドゥ ゴー」

(富)もしもし?
はい… うん… うん!

♬~

ドビワン 白ワン お願いします!
(省吾)はいよ ドビワン 白ワン!

(秀俊)ドビワン 白ワン!
(元治)ドビワン 白ワン!

♬~

(拍手)

♬~

よっしゃ~!
すげえ! やった 時子!

おめでとう!

三男の恋は 終わりました。

我が すずふり亭にも

新しい風を吹かせてみようかと
思いまして。

ずっと増やさずにきたわけだが

メニュー 一つ 増やしてみようと思う。
ヒデ 元治。

お前たちで
一つ 新しいメニューを考えてみろ。

(2人)えっ!

先輩!
すごいな!

はい! 頑張りましょう!

楽しみにしてるからな。
(2人)はい!

(鈴子)それから みね子。
えっ?

これも
ずっと変わらずにきたんだけど…。

制服 新しくしようかと思う。

あなたが 自分で考えて。

えっ?
(鈴子)そのまま つくるから。

私が?
いいんですか? そんなの。

(鈴子)うん そうして。

はい。

すごいね。
はい。

え~ うれしい!

早速 準備を始めた みね子とヒデ。

どれが好きですか?
えっ?

う~ん…。

これ!
え~!

何だよ
自分で聞いといて 「え~!」って。

新メニューかぁ 楽しみ。

あのさ…。
はい。

俺 いつも 休みの日にさ…。
はい。

レストランに行くことにしてるんだ。
勉強のためにね。

今度から…。

あっ
毎回じゃなくていいんだけど…。

時々 つきあってくんないかな?
えっ?

一人だと 食べたあと
感想を言う相手がいなくてさ…。

それに 店の様子っていうか
そういうの…。

女の子の意見とか聞きたいし…。
どうかな?

行きます!

行きたいです!
本当?

はい!
よかった。

そして 奥茨城にも 新しい風が。

花?
(宗男)おう。

花って おめえ…
そんなもんが 金んなんのか?

うん なんだよ 父ちゃん。

花はね これがらの仕事だよ。

(宗男)兄貴
本と 新聞の切り抜きだ。

(宗男)女の人は 花が好きだっぺ?

これがらは 女の人が 自由に
好きなもんを買う時代が来んだ。

んだがら 花なんだ。

(実)父ちゃん。
ん?

どうかな?

おめえがやりてえと思うなら
やったらいがっぺ。

やってみてえ。

おう! 分がった!

やった!
よし! よし 決まりだな!

あ~! あら!

(一同)おはようございます。
おはよう 鈴ちゃん。

おはよう! 何だか 楽しそうね。

あっ 今日 あれだよね
ヒデちゃんとデート。

へぇ~。
えっ そういうことになってるの?

いやいや いやいや いやいや!
違いますよ もう!

デートなんて そんな もう…。
勉強ですよ 勉強!

分かりやすい うろたえ方だな
みね子。

それ 認めたようなもんだぞ
好きだって。

いやいや いやいや いやいやいや。

行ってくるな イチコ。

ちゃんと 気持ち伝えないとな。

そうだよな!

なっ!

好きなんでしょ? ヒデ君のこと。
私は そうだと思ってたけど。

うん 私も お似合いだと思ってた。
えっ?

いいやつだよな ヒデは。
(富)いい子よね あの子は。

信用できる男だね。

それは… はい。

(早苗)認めちゃったら どうだ?
この際。

この際って…。
そうよ 認めちゃいなさい。

行ってくるな イチコ。

私 谷田部みね子はですね…。

ヒデさんのことが 大好きです。

みね子さん。

はい?

あ…。

ん?

♬~

え~っ!?

うそだ! こんなの!

おかしい おかしい!
絶対おかしい! 神様 ひどい!

ありえない! ドラマだって
ありえないわ こんなの。

みね子…。

はい。

行こうか。

はい…。

(早苗)ちょっと ジャケット ジャケット。
忘れてる はい。

♬~

(一同)フフフ…。

アハハハハハ!

そして こちらの2人の恋も…。

すみません 近かったですね。

えっ? あっ いえ…。

中で話しませんか?
うまいコーヒー いれますよ。

あっ はい!
(笑い声)

♬~

(愛子)
私から話してもいいですか?

(省吾)はい もちろんです。

結婚の約束をした人を
戦争で亡くしました。

その人のことが今でも好きです。

でも 召集されてしまって…。

行く前に
「お嫁さんにして下さい」って。

「妻になって お待ちします」って
お願いしました。

でも 断られました。

「自分は恐らく 帰ってはこない。

君のことを
未亡人にするつもりはない。

そして 帰ってこなかったら

ちゃんと 僕のことを忘れて

誰かと
幸せになってほしい」って。

でも ほんの一瞬だけ
寂しそうな顔…。

私 その顔が忘れられなくて…。

(省吾)私も同じです。
私も ずっと 妻に恋してる。

今も ずっと好きです。

でも 私…。

できることなら
恋してみたいです。

愛子さんと。

(省吾)お互い 忘れなくても

いなくなってしまった人への
気持ち

変わらなくても…。

恋は できますよね。

はい。

(省吾)2番で いいです。

私は 愛子さんにとって

世界で
2番目に好きな男で構わない。

私も そうなりたいです。

♬~

さて 今日 すずふり亭では

ヒデと元治による新作メニューの
試験が行われております。

ヒデと元治が
最終的に提案したメニューは…。

(元治)すずふり亭特製
スコッチエッグでございます。

♬~

うまいじゃないか。

採用だね。
(2人)ありがとうございます!

みね子 ほら。
そっか。

♬~

谷田部みね子 ワン 入ります!

(男たち)おぉ~!

(拍手)
おぉ~!

もう出来たのか。
それ みね子が デザインしたんだろ?

はい どうでしょうか?

いいんじゃないか? なぁ?
はい 大人っぽいじゃん。

はい そうなんです!
似合ってる。

ありがとうございます。

そんなある日 奥茨城から
みね子に手紙が届きました。

(鈴子)何が書いてあったの?
妹さんからの手紙。

それがですね
「家族みんなで歌自慢」

あんじゃないですか
日曜日にやってる。

あぁ あの
家族で出てきて歌うやつだろ。

ちよ子 申し込んだんですって。

そしたら 家族で みんなで
東京 行けっかなとか思って。

そしたら当選したらしいんですよ。
(一同)え~!

「家族みんなで歌自慢」 出んの?
はい!

そこで 皆さんに
一つ お願いがあんですけど。

[ 回想 ] すずふり亭?

それは 宝物だ。

いつか みんなで行げだらいいな。

みんなで行ぐの?
東京さ 行ぐの?

東京さ 行くの?
「いつか」だよ いつか。

だから そのあと みんなで
来られたらって思うんですけど…。

もちろん 大歓迎よ。

お~ それは楽しみだな。

任せろ みね子!
うん。

ありがとうございます!

みね子。
ん?

俺たちさ。
うん。

結婚しよう。
うん…。

え…?

うん。

結婚しよう!

うん。

え~?

♬~

大好きだよ。

♬~

(2人)アハハ!

そして ついに 谷田部家の夢が
かなう日がやって来ました。

こんばんは~!
(実)お久しぶりです。

(鈴子)お久しぶりです。
まあ ようこそ お久しぶりです。

あの 進と ちよ子です。
ちよ子です。

進です。
(鈴子)初めまして よろしく。

あの 父です。
あぁ。

初めて お目にかかります。

(省吾)
ようこそ お待ちしておりました。

息子の省吾です。
いらっしゃいませ!

いらっしゃいませ!
いらっしゃいませ!

(鈴子)さあ どうぞ。
(宗男)うわ~! 父ちゃん。

(茂)ん?
(宗男)これ 夢に出るぞ これ。

いただきます!
(一同)いただきま~す!

うめえ~!
うめえ~!

(一同)うめえ~!
(美代子)おいしいね!

うめえ。

♬~

あの…。

みね子さんと 結婚させて下さい!

必ず 僕ら 幸せに生きます。

幸せになることを諦めません
絶対。

お願いします!

おめでとう!

よろしくお願い致します。
よろしくお願いします。

本当に?
お兄ちゃんに なんの?

ずっと欲しかったんだ 兄ちゃん!
え~!

(進)俺も!

ちょっと… え~!
俺も~!

何だ それ あんたら!
(笑い声)

何だ? どうした?
(宗男のすすり泣き)

(宗男)いいね…。

最高だよ。

勝ったんだ! 今 たった今!

悲しい出来事に
幸せな出会いが勝ったんだよ。

そうだっぺ?

最高だよ…。

あっ!

あっ そういえば…。

重箱
預がってもらったままでしたね。

♬~

はい お預かりしております。

あぁ これ うぢの…。

♬~

あ… あの…。

全部 思い出したわけではなくて
そんな気がして…。

いいんだ そんで。

ゆっくりで いいんだ。

うれしいね。

(拍手)

よし デザートだ!

(秀俊)はい!
はい!

(美代子)鈴子さん…。
みね子…。

[ 回想 ]
(進)涙く~ん! さよなら~!

イェイ! グッバイ ナミダクン! フォ~!

♬「涙くんさよなら
さよなら涙くん」

♬「また逢う日まで

♬「君は僕の友達だ」

♬「この世は悲しいことだらけ」

♬「君なしでは とても」

♬「生きて行けそうもない」

♬「だけど僕は恋をした」

♬~

[ 回想 ] (宗男)ワン ツー スリー!

♬「涙くんさよなら
さよなら涙くん」

♬「また逢う日まで

♬「また逢う日まで

♬「Pon pon pon…」

ほら 白!
白でも こんないっぱいあんだ。

ねえ~! きれいだね~!
いい香り。

みね子にも

もう苦労かけねえようにしてえと
思ってよ。

え…?

出来たな 啓輔!

あなたの時代は
もう終わったんです。

(スタッフ)カット! OK!

約束 果たせてよかったです。
真剣勝負しよう。

行ってきます。
チューは?

いっ 今は いいです!

行ってらっしゃい。
行ってきます。

どうかしら? 新しい私。

(邦子)そう 上手! うちで働く?

(一同)うめぇ!

(龍二)花のサンフランシスコ 行かないか?

(茜)ヤスハル! (笑い声)

(五郎)ごめんな。

(シャッター音) (2人)あっ!

(田神)何だよ!

(3人)乾杯!

(3人)あ~!

あっ!
おめでとう みね子。 ヒデさんと。

ヘヘヘ ありがとう。

今日まで ありがとう。

みんな 一緒に頑張っぺ!