ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

家売るオンナの逆襲 第8話 工藤阿須加、泉谷しげる、北川景子、南野陽子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『家売るオンナの逆襲#08 三軒家チルドレン庭野の卒業!!涙の家爆売りGO!』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

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  11. 留守堂
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  13. 謙治
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  15. 浜松
  16. お宅
  17. ホント
  18. 親父
  19. 足立王子
  20. お願い

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『家売るオンナの逆襲#08 三軒家チルドレン庭野の卒業!!涙の家爆売りGO!』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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家売るオンナの逆襲#08[解][字][デ] 三軒家チルドレン庭野の卒業!!涙の家爆売りGO!

庭野のダメ父が来店!夢を追う身勝手な父vs孝行息子!万智の非情な家爆売りに庭野は反旗を翻すが...!?北川景子主演!一話完結!痛快不動産ドラマ感動と逆転の第8話

詳細情報
出演者
北川景子松田翔太工藤阿須加、イモトアヤコ、鈴木裕樹本多力草川拓弥長井短千葉雄大臼田あさ美梶原善仲村トオル
【ゲスト】
泉谷しげる 南野陽子 大後寿々花
番組内容
庭野(工藤阿須加)のダメ父・茂雄(泉谷しげる)が来店。実家を売った金で夢を追いたいと話す茂雄だが、庭野はだらしなく商才のない茂雄の生活基盤を守るため家の売却に反対。しかし万智(北川景子)が家を売ると宣言する!担当客・棟方幸子(南野陽子)・すみれ(大後寿々花)母娘に自分を重ねた庭野は母の我儘に振り回されるすみれに共感し、万智の言いなりになるまいとするが…!! そして夫婦の危機を前に万智を悲劇が襲う!
監督・演出
【演出】 猪股隆一【演出】
原作・脚本
【脚本】 大石静
音楽
【主題歌】 斉藤和義「アレ」(スピードスターレコーズ
【音楽】 得田真裕
制作
【プロデューサー】
       小田玲奈、 柳内久仁子(AXON)
【協力プロデューサー】
       水野葉子
【制作協力】 AXON
【製作著作】 日本テレビ

 

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(庭野)
《あの景色のいい海辺の街で

三軒家チーフが屋代課長と
結婚したと聞いた時

自分は心から祝福した》

《そして 自分は

キレイさっぱり
三軒家チーフを卒業し

大人になったはずだった》

《しかし あの男が現れてから
自分は…

自分は あることに
気付いてしまったのだ》

《三軒家チーフと留守堂さんは

ある時は敵対し
ある時は協力する》

《それは2人が不動産屋としても
人間としても 対等だからだ》

《でも 自分は…
自分は対等じゃ ない》

《留守堂さんは対等なのに
自分は…》

(庭野) あ~…。

(三軒家万智) 庭野!
あっ はい!

お腹でも痛いのか?
(庭野) いえ 全然。

ならば 変な声を出すな。

すいません…。

《ほら やっぱり自分は
対等に扱われていないのだ》

庭野!
(庭野) はい!

(ゆかり) 痛った…。

(布施) あぁ… 平和な午後だね~
僕が課長だった頃みたいだ。

(鍵村) 庭野さんって 今日も
サンチーと一緒なんすよね。

そりゃそうだよ 庭野は
三軒家チルドレンだからね。

チルドレンっていうか
ただのパシリじゃないすか。

(八戸) ≪お前が言うなよ≫
(宅間) ≪同感≫

ちょっと
自分 トイレ行って来ます。

逃げるな 庭野。

こういう意見を聞いておくのも
悪くはない。

(八戸)
確かに留守堂が現れてから

庭野は ただのパシリに
なっちゃった感はあるな。

格下げ~。

(鍵村) つらた~ん。

(布施) ≪「サンチーの犬」って
白洲が よく言ってたもんなぁ≫

(屋代 大) 何してんの?

別に。

ただいま~。
(4人) おかえりなさ~い!

何か みんな元気いいな
やる気があるのは いいことだ。

(ゆかり) 庭野さん。

16時にお約束の棟方様
15時にみえるそうです。

えっ もう15時じゃん
早く言えよ。

今 帰って来たくせに!

お客様迎えに行って来ます。
(社員たち) いってらっしゃ~い。

課長 四谷の家
4000万円で売れました。

お~ ご苦労さま。

私の仕事は家を売ることです。

その通り。

のんびり座っている 布施さん
宅間さん 八戸さん 鍵村。

あなた方の仕事は何ですか?

(4人) う~ん…。

チラシ ポスティング ゴー!
はい!

庭野でございます
よろしくお願いします それで…。

(棟方幸子)
自宅を売りたいと思いまして。

お住み替えでございますか?
いいえ 家を売って 私

最後の夢に懸けたいのです。

はぁ。

(棟方すみれ) あの… 私は実は
家を売るのは反対なんです。

え?

すみれちゃん 売ってもいいって
言ってたじゃない 昨夜。

でも やっぱり
いろいろ考えると

あの家が
私とママの最後の資産でしょ?

ママの夢が叶えば あなたに
苦労はさせないって! ねっ?

あのね 駅前にステキなカフェが
売りに出たんです。

私 そこでケーキの専門店を
やろうと思って。

ケーキの販売と
ケーキ作りのお教室。

ステキでしょ! アハハ…。

でも今までだって 画廊やったり
健康食レストランやったりして

父が残してくれた別荘も
売ってしまったし

貯金もなくなってしまったんです。
今度は大丈夫。

あの… お宅の名義は
どうなっておりますでしょうか?

母と私の二人名義です。

あの 奥様
お嬢様がご同意にならない場合

お宅をお売りするのは
難しいのですけれども…。

昨夜は売ってもいいって
言ってたんですけどね…。

ちょっと ここに来て
そんなこと言うなんて

ひどいじゃない!
ママの夢は どうなんの?

人生最後の夢かもしれないのよ?

ママと私の将来のことを
考えるから迷うの!

棟方様!

その家 私がお売りいたします。

この方 どなた?
この方は…。

不動産屋です。

私に売れない家はありません!

♬~

 

(留守堂謙治)
聡 そのマフラー ステキだね。

(ドアの鍵を掛ける音)

どうしたの?

(足立) 鍵 掛けて来た。
どうして?

この間みたいに
警備員に邪魔されないように。

この間 警備員に邪魔されたっけ?

謙治!

好きだよ。

僕も聡のこと 好きだよ。

そういうことじゃなくて。
そういうことじゃなくて?

もう~!

愛してるんだよ!

そうなんだ。

謙治は優しいし
仕事できるし 美しいし

ホントに もう…

黙ってるのも苦しいぐらい
愛してる!

ありがとう。

でも僕は

三軒家さんのことが好きなんだ。

三軒家さんは
優しくはないかもしれないけど

仕事はできるし 美しいし

ホントに
黙ってるのも苦しいくらい

愛してるんだ。

じゃあ謙治は 三軒家さんを
課長から奪うつもりなの?

そんなことは思ってないよ。
じゃあ どうしたいの?

え…。

どうしたいんだろう。

聡なら どうする?

僕?

うん。

謙治と?

キスとか… かな?

キス?

キス。

キス。

謙治とキス?

三軒家さんとキス?

したとして…。
したとして…。

それから…。
それから…。

いやいやいや…。
いやいやいや…。

どうしたいんだろう?

僕も どうしたいんだろう?

(ノック)

(警備員) ≪どなたか
いらっしゃいますか?≫

≪閉館の時間です≫
はい!

帰ろうか。
うん。

謙治。

ん?

靴。

あっ…。

ありがとう。

ハァ…。

(こころ) どうしたの?
ため息なんかついちゃって。

卒業したつもりだったのにな~。

えっ 庭野ちゃん
学校 卒業してなかったの?

あっ いや
学校は卒業したんですけど。

ひょっとして
サンチーさんのこと?

何で分かるんですか?
(ドアが開く音)

(こころ) いらっしゃい!

何だ いたのか… 水割り。
(こころ) は~い。

「いたのか」って いないほうが
よかったんですか?

どっちでもいいよ。
どうしたの? 足立王子。

別に。

じゃあ
足立さんも聞いてください。

自分 三軒家チーフを
卒業したいような

いや でも
卒業したくないような

でも 卒業しないと
前に進めないような

でも 卒業したら
ますます進めないような…。

(庭野) 足立さん 足立さん!

聞いてます?
聞いてるよ。

卒業って いい言葉だな。

え?
足立王子も卒業したい人いるの?

どうしたいか聞かれて
答えられなかった。

僕 何を求めてたんだろう。

いつか答えは出る 卒業できる。

卒業…。

じゃあ 卒業できるように
おまじないしてあげる。

ちちんぷいぷい

卒業 卒業 卒業 ぷい~~ん!

どう?
ありがとう。

自分も
三軒家チーフを卒業します。

はい 水割り。

自分
三軒家チーフを卒業しないと

男として
一人前になれないと思うんです。

いいじゃない
一人前にならなくたって。

それは どういう…?

頑張れよ 庭野。
え?

頑張って卒業しなよ。

はい。

卒業パーティーしちゃう?

よ~し!
飲みましょう!

(3人) イェ~イ!

♪~ 『青春時代』

♪~ 卒業までの 半年で

♪~ 答えを出すと言うけれど

♪~ イェ~イ!

♪~ 青春時代の
(こころ) イェイ イェイ イェイ!

♪~ まん中は

♪~ 道にまよっているばかり

♪~ イェ~イ!

(三郷) あら。

あ… どうも。

お帰りですか?
(三郷) ええ。

今日も寒いですわね。
ええ…。

あっ おでんでも
食べて行きません?

温まりたいわ。
そうですね…。

あ~ でも…
僕は家に食事の用意があるんで。

あぁ…。

用意はあるけど 奥様は

夜中にならないと
お帰りにはならないんでしょ?

よくご存じですね。

この前 そんなお話
したじゃないですか。

あぁ~…。

知り合いのおでん屋
もうちょっと先にあるんです。

え?
フフっ。

(キーボードを打つ音)

おでん屋さん
意外に遠いんですね。

行きたいのは
おでん屋じゃないんです。

ここ。

お願い。
え?

遊びでいいんです。

そんな… 遊びって…

そういうことは
遊びでは ちょっと…。

一回だけ。

それ以上 何も望まないから。

え…。

(三郷) 今だけ…

今だけ… 慰め合いません?

あ…。

もう大人なんですもの。

それくらい許されても
いいと思いません?

ん~…。
屋代さん。

何で ここまで歩いて来たの?

いや それは

おでん屋に行くっていうから…。
ウソ。

あなたも
私と同じ気持ちだったはずよ。

ひとが見てる。
あ~ いやいや… ダメダメ…!

屋代さん! お願い!
や… やめましょう!

(三郷) 一回だけだから!
ダメダメ… あっ あっ あっ!

「満」…。

ねぇ じゃあ 隣 行きましょう!
え~!?

いやいやいや… ダメ…
隣もダメダメ!

あの…。
何で ここまでついて来たのよ!

いや~ やっぱり
妻は裏切れないっていうか…。

あの 僕… 妻を愛してるんです。

最低!

ごめんなさい!
ホントごめんなさい! あの…。

お店 頑張ってくださ~い!

チッ。

意気地なし。

ハァ ハァ ハァ…。

ハァ~ 何をやってるんだ 僕は。

ハァ…。

ハロー エブリバディ
ロックンロール!

おう 庭野いるか? 庭野
庭野いるか?

(八戸) 庭野は 今 ちょっと…。
あっ!

中国語が得意な八戸八男さん?
808号室を売った ねっ。

ニーハオ!
ニーハオ…。

(宅間) あの… どちら様ですか?

滑舌悪いね あんた
えっ 名前 何だっけ?

あの… あっ そうそう
仕事のやる気のねえ女子社員と

結婚して離婚した あ~…。

あっ! あ~

マダムキラーの王子さん
なぁ? ハハハ…。

あっ! 気の強い奥様に
尻に敷かれてる課長さん!

あっ!
そして あんたが絶世の美女

不動産業界の女王
決めゼリフ 「ゴー!」

三軒家チーフ様 はぁ~。

あの 失礼ですけど
どちら様でしょうか?

庭野のお客様ですか?

俺? 庭野。
え?

(庭野) 父ちゃん!

(社員たち) え~!?

何してんだよ!

(庭野茂雄)
あっ 大変ご挨拶遅れて
申し訳ございません。

私 庭野の父でございます。

長嶋茂雄の茂雄で

庭野茂雄と申します。

何しに来たんだよ。

これ 浜松の
うなぎパ~イでございます。

あっ これはどうも。

私 浜松の家を
売ろうと思いまして。

それなら 東京で
不動産業をやってる息子に

頼もうと思って
上京してまいりました。

シクヨロ!
(社員たち) シクヨロ…。

突然 来ないでほしいんだけど。

前もって言ったからって
お前が歓迎するわけねえだろ。

そりゃそうだけど…。

とうちゃんな
また いいこと思い付いたんだよ。

今度は絶対 成功すっからよ
お前も いっちょう乗れ。

家 売らないよ。
そんなこと言うなよ。

この間のライブハウスで
貯金 はたいちまったからよ

金になるのは家しかねえんだよ。

よぉ この間の
ライブハウスん時はよ

俺のロックで 浜松から

日本の音楽シーンを
変えてやろうなんてね

身の程知らずなことを考えて
大失敗したけどよ

今度は大丈夫だ!
ハァ…。

今度はな たこ焼き屋だよ なっ。

地に足の着いた商売だ お前。

たこ焼き屋はな
2坪ありゃできるだに なっ。

今度は絶対 うまく行く。

人生最後の勝負なんだよ。

(庭野) ん~。
何だよ その態度は え?

あのさ あの家がなくなったら
父ちゃん 路頭に迷うんだよ?

だから だから…
これが うまく行ったら

路頭に迷うことなんか
ねえんだよ! お前。

そうかい ならいいよ。

天才的不動産屋
三軒家チーフに頼むからいいよ。

あっ!? うわ!
ビックリした!

庭野茂雄様。
はい!

その家 私がお売りいたします。

ホントかい!

さすが 天才的不動産屋
話が早えぇ!

私の仕事は 家を売ることです!

はっ! その言葉 聞きたかった。

三軒家チーフ 浜松の実家は

母から相続したもので
半分は自分名義なんです。

自分は絶対 母が残してくれた家は
売りませんから。

私に売れない家はありません!

また言った!
分かってますけど

今回は そのセリフ 言わないで
いただけないでしょうか。

全面的に お願いいたします。
自分は売りません!

私に売れない家はありません!

ん~~! あ~!

あぁ… ハァ ハァ…。

あぁ!
(布施) おいおいおい おい。

ちょっと どうしたんだよ? 庭野。

課長 何とかならないでしょうか?

何を何とかしてほしいんだよ?

三軒家チーフが 浜松の家を売る
って父に言うんですけど

半分は自分名義なんです
自分は売りたくないんです。

何とか 三軒家チーフを
止めてください!

半分が庭野名義なら

おとうさんの一存では
どうにもならないと思うけど?

そうだぞ 庭野 だから落ち着けよ。

でも 三軒家チーフが
売るって言ったら

何をするか
分からないじゃないですか!

「その家 私がお売りいたします

私に売れない家はありません」
って言ったんですから!

そうなったら ヤバいね。

庭野 諦めろ。

何 言ってんですか! 八戸さん!

まぁまぁまぁ… 三軒家君には
何か考えがあるんだと思うよ。

彼女は強引だけど お客様にとって
不利益になることは

絶対にしないから。

(ベル)

自分は
お客さんなんでしょうか…。

庭野さん 1番 棟方様です。

はい。

皆さん
自分に力を貸してください。

ありがとうございました。

あなたも一度 浜松に来なさいよ
魚がうまいよ。

うなぎだけじゃないからね
カツオもマグロも うまいだに。

そうでございますか。

あっ 俺の場合 たこ焼きか
そうか そうか。

まぁ 人生は夢だからね シクヨロ。

母は 父と結婚した頃から

お金遣いが
激しくなったみたいで…。

それで 父に離婚されそうになった
みたいなんですけど

私がお腹にできて 父は
思いとどまったみたいなんです。

でも 夢ばかり見ていて

手元のお金は
すぐに使ってしまう癖は

今も抜けないんです。

人ごととは思えません。

え?
あっ いやいや… あの…。

おつらいお気持ち
よく分かるなって思って。

たった1人のおかあ様ですからね。

そうなんです
たった1人の母だから

突き放せないんです。

でも…

庭野さんに
ご相談できてよかったです。

あの三軒家さんという方が
何とおっしゃろうと

家を守ってください。

分かりました 自分の仕事では
売らないということは

あり得ないことなんですが
でも 今回のケースは

自分も売らないほうが
いいと思いますので

頑張りましょう 棟方様。
はい!

≪お疲れさまでした~≫
(布施) ≪お疲れさまでした≫

今日は うちの親父が
失礼しました。

いや しかし 庭野も
いろんな問題 抱えてるんだなぁ。

あんな親父で恥ずかしいです。
そんなことないよ。

いえ 恥ずかしいです。

うちの親父
自分が子供の頃から

家に 週に3日いれば
いいほうで

いつも あちこちの女性の家を
渡り歩いていたみたいなんです。

母は そのストレスで
早く死んだと思います。

(こころ)
そういう おとうさんの反動で
庭野ちゃんは真面目なのね。

親父のDNAを否定したい
と思って生きて来ましたから。

売るとか売らないとか
言ってた家は

おかあさんの家だったんだな。

その おかあさんが
残してくれた遺産を

そのクソ親父が
食いつぶそうとしてるわけだ。

そうなんですよ!
最悪な親父なんです。

でも 庭野
案外 親父さんと仲良しだよな。

仲良くないですよ!

だって 会社のこと
いろいろ話してんじゃん。

ほら 宅間さんが滑舌悪いとか

八戸さんが
808号室 売ったとか。

そういえば 僕のこと

ず~っと奥さんの尻に敷かれてる
って言ったみたいだな!

いやいや… あの いや
毎月 仕送りしてるんで

あの その…
お金を振り込んだ日だけは

しおらしく
お礼の電話をして来るんです。

その時に「会社はどうだ?」って
聞くんで つい あれこれと…。

仕送りもしてるのか。

偉いのね 庭野ちゃん。

縁 切りたいんですけど

たった1人の父だと思うと
勇気が出なくて。

優柔不断ですよね。
気が優しいのよ。

やってらんないなぁ。

でも自分

今回の問題で 三軒家チーフの
言いなりになったら

死ぬまでサンチーの犬
っていわれて

終わってしまうと思うんです
だから今回は

絶対に負けられないんです
三軒家チーフに。

変わろうとしてるのね
庭野ちゃん。

三軒家チーフに勝って
その勢いで卒業します!

卒業?

(キーボードを打つ音)

(ノック)

物件 見て来ました。

浜松のお土産です。

うなぎパイです。

夜のお菓子だそうです。

ありがとう。

いえ そんな お土産ぐらいで。

いいえ お土産ではなくて。

え?

ありがとう。

どうしましたか?
いえ。

この借りは 必ず返します。

その借り

今 返していただけませんか?

♪~
オクラホマ・ミクサー』

♪~

♪~

ありがとうございました。
いいえ。

僕は三軒家さんと

一体 何がしたいのか
考えていたんです。

それが これ。
はい。

小学校6年の運動会の時
マンチッチと踊れなかったこと

ずっと引っ掛かっていたから
これで すっきりしました。

なるほど。

では。

出口は あちらです。

ありがとう。

(ボタンを押す音)

こちらのドレープカーテンは
電動で開きます。

ご覧ください
カーテンの向こうの

ゴージャスな
ヨーロピアンガーデン。

ガーデナーによる
定期的なお手入れも

料金のうちに入っております。

チャック開いてる。
え?

あっ!

ちょっと 失礼… 失礼します!

(チャックを閉める音)

≪ねぇ 足立王子
最近 あれよねぇ≫

≪チャック開けっ放しって
信じられない!≫

≪帰ろうか≫


(実況)
前は4コーナーから直線!


先頭 8番 キミハゴールドに
替わりました。

おぉ 聖司! どうしたの? ん?

次の夢を追い掛けてる人にしては
随分ぐうたらしてるね。

ニュースを見てたんだに~。

世の中のこと知っとかないとさ
遅れちゃうだろ?

ハァ… よく言うよ。

お茶入れんのも面倒くせぇから
うなぎでも食いに行くか。

家は売らないよ。

何だよ そんなこと言うために
わざわざ浜松へ来たんかい。

そうだよ。

(茂雄) まぁまぁ そんな話はさ
うなぎでも食いながらさ…。

時間ないの!

午前中しか
休みもらってないんだから。

何があっても自分は
ハンコつかないから

自分の仕送りだけで
静かに暮らしてくれる?

お前にとってもよ
かあちゃんにとってもよ

ろくでもねえ
とうちゃんだったよ。

だからこそよ
最後に恩返しっていうかよ

罪滅ぼししてぇんだよ
頼む 聖司!

やめろよ!
頼むよ 最後のチャンスくれよ。

たこ焼き屋が成功したらよ

とうちゃん 死んでもいいと
思ってんだ 頼む! 聖司 頼む!

とうちゃんの夢 叶えてくれよ!
頼む 聖司!

(はなをすする音)
(茂雄) 頼む…。

(はなをすする音)
(茂雄) はぁ はぁ…。

(茂雄)
あのな 実は三軒家さんが

家を買う人も見つけてくれてな

昨夜な その人が
ここに来てくれたんだ。

え~っと…
留守堂さんっつったかな?

う~んと… 聖司のことも
知ってるっつったぞ。

話はな どんどん進んでるんだよ。

お前が いくら反対しようとな

運命は
家を売る方向に進んでるんだよ。

そうか 聖司 分かってくれたか!

ありがとう…!

三軒家チーフは 何で
自分を追い詰めるんだろう…。

留守堂さんと手を組んでまで…。

(窓が開く音)

お邪魔いたします。
三軒家チーフ…。

三軒家さん せがれが
やっと分かってくれまして。

そうですか。

自分は…
尊敬する三軒家チーフが

何で こんな理不尽なことを
するのか分かりません。

お客様の幸せのために
家を売って来た人なのに…。

誰も幸せになりませんよ
これじゃあ。

グダグダ言っていないで
後は私に任せて

会社に戻りなさい。
自分は… 自分は…!

すぐ行け ゴー!

はい。

出ましたね 「ゴー!」。

もう一度
やっていただけませんかね?

やりません。
はい。

(振動音)

三軒家です。

(美加) あっ 出た 三軒茶屋

面白い話あるんだけど 聞く?

あっ ちょっと
切るな 切るな 切るな…!

すんごいこと教えてあげる。

屋代課長
あんたのこと裏切ってるよ。

美加 とんでもない秘密
ゲットしちゃったんだ~。

(店員) お客様 他のお客様の
ご迷惑になるので

電話は外で…。
うるさい! 今すぐ切るよ!

とにかく 原宿のカフェに来て。

来ないと 一生後悔するから。

ウッヒヒヒ…!

どうかしましたか?

どうもしません。

(店員) どうぞ。

遅っせぇな~ 三軒茶屋の野郎。

もう2時間も待ってる~。

フッ。

急に登場したって驚かないわよ。

何か言いなさいよ!

「私に売れない家はありません」
とか

「私の仕事は家を売ることです」
とか。

な… 何も言わねえんだ。
(店員) ご注文 お決まりですか?

(美加) このパンケーキ
おいしいわよ~ ふわふわで。

じゃあ 私 もう1個
バナナチョコレートパンケーキ

ホイップ&メープルシロップ添え
アイスクリーム ダブル添え

フルーツ盛り合わせ添え
あとカフェオレ ホットで。

(店員) かしこまりました。
あんたのおごりよ。

夫の秘密代。

夫の秘密 やばたにえん。

ん?

マジ卍。

頭 ちょっと変になってる~。

さすがの三軒茶屋も動揺すんだ
おぉ おぉ おぉ…。

じゃあ もっと動揺させちゃおう
ほいっ!

その2人
もう始まっちゃってんだ~。

課長が抱き締めている
そのデカ女

男と見たら こういう目して…。

課長 純情だからイチコロよ~!

この床に転がっているのは
何ですか?

さば缶マスタード煮。

ちょ… 待ちなさいよ!
まだ何か?

美加砲をナメんじゃないよ!

二の矢 三の矢があるんだから。

さば缶だけじゃ
終わんないんだから。

ほれっ!

(美加) この後どうなったかは
教えな~い。

まぁ でも
どうしてもって言うんなら

教えてあげてもいい
交換条件としては~…。

ショックで消えた。

あっ ちょっと
私のスマホ持ってった!

どきなさいよ!

はぁ…。
(エレベーターの到着音)

うわ~!

(鍵村) 炎 出てた!

♬~

三軒家君 どうしたの?

何をそんなに急いでんの?

庭野!
はい!

声が小さい!
ネクタイが曲がっている!

スーツの趣味が悪い! 返事!

庭野 お前には「はい!」と
元気に返事をすること以外に

何の取りえがあるのだ!

はぁ?

庭野 お前の仕事は何だ!?

あっ 家を売ることです…。

聞こえない。
家を売ることです。

聞こえない!
家を売ることです!

よし! 時間だ 行くぞ!
はい‼

課長。
え…? はい!

仕事に行って来ます。
いってらっしゃい。

僕の仕事は

家を売ることです!

ん~?

えっ 何ておっしゃいました?

ご心配おかけしましたけど

やっぱり母の夢を叶えてあげよう
って考え直しました。

そんな…。

「お願い!
お願い ママを信じて」って

何百回も言われたら
洗脳されちゃいました。

ありがとうございます。

お宅をお売りいただいた後
お買い求めになる物件ですが

よろしければ
これから内見にお連れします。

お願いします。

あ~ん かわいいお家。

若い頃 1人暮らししたら

こんな家に住みたいな~って
思ってたけど

でも 今回はダメ 狭過ぎる。

どうやって ここでケーキ屋さんを
やればいいわけ?

私は もっと大きな
ショップとスクールが

併設できるような
そんなイメージ。

幸子様 ここは あなたが
1人で暮らすお家です。

はぁ?

すみれ様。
はい。

たった一度の人生ですよ。

おかあ様の ぎ…。

[ 声が出ていない ]

[ 声が出ていない ]

どうしたんですか?

声が出ないんですか?
大変じゃないですか!

救急車 呼びます?

ん?

つ… つ… ん? つ…。

(庭野) 「ツ ウ ヤ ク」。

分かりました!

(庭野) 「お母様の…」。

ぎて…?

分かりました。

「お母様の犠牲になっては
いけません」。

犠牲になれ
なんて言ってないですよ。

一緒に夢を見よう
って言ってるのよ。

(庭野) 「自分… の… 夢に

お嬢さんを

引きずり込まないで下さい」。

そうですよ 自分もそう思います。

(庭野) 「幸子様の人生は

幸子様の人生。

すみれ様の人生は

すみれ様の人生です」!

ホントに そうですよ
そうなんですよ!

おかあさんの夢に
付き合う必要はないんですよ!

自分も すみれ様と
同じような境遇ですが

親一人 子一人だと思うと
なかなか突き放せないですよね。

でも それって
違うんじゃないですか?

あっ。

すいません 通訳以上のことを
言ってしまいました。

「よい」?

「後は庭野が話せ」。

えっ 庭野が話すんですか?
自分には無理です。

はい~!

すみれ様。

同じ立場の自分が思うんですが

親の夢に振り回されるのは

もう こりごりですよね。

ええ。

すみれちゃん。

だったら
自分のことは自分で守らないと

何もかも おかあ様に
奪われてしまいますよ!

ちょっと 何 言って…。
(庭野) 世の中は…!

親孝行を美徳とします。

自分も それに
がんじがらめになってました。

でも 成人して独立すれば

親の人生は 親の人生

子供の人生は
子供の人生なんですよ!

考え方が違っても
いいじゃないですか!

このお宅をどうするのか?
お2人の意見が違うなら

お二人名義の あのお宅を売って
お金を折半し

それぞれの財産で それぞれ
好きに生きたらいいんです!

そうですよ そうなんですよ!

はい~!

いつまでも
親に縛られてる必要はない!

今こそ 親子の縁を切れ!

いつまでも娘に ぶら下がるな!

親子のしがらみを解き放て!

親孝行なんて…
親孝行なんて クソくらえだ~!

ハァ ハァ ハァ…。

ん?

あっ…。

すいません 言い過ぎました。

分かりました。

あの家を売って
私 自分の取り分で

ワンルームのマンション買います。

1人で暮らします!

すみれちゃん…。

ホントは ずっと
それが夢だったのに

そんなこと言ってはいけない
と思って 自分を殺してました。

庭野さん ありがとうございます。

(幸子) すみれちゃん
ママ 1人になっちゃう。

お母さん。

子供は親のものだっていう
呪縛から解き放たれて。

はい。

棟方幸子様 すみれ様。

ご自宅は 5000万で
テーコー不動産がお売りします。

そして 幸子様
このお宅は1000万円です。

自分名義の分は売ります。

ケーキ屋さんは?

やろうと思えば やれます。

あの家 5000万で売ります。

ありがとうございました。

《落ちた》

(ボタンを押す音)

こちらのドレープカーテンは
電動で開きます。

ご覧ください
カーテンの向こうの

ゴージャスな
ヨーロピアンガーデン!

ガーデナーによる
定期的なお手入れも

料金のうちに入っております。

ステキねぇ~。

奥様。

家に出合う瞬間は
恋に落ちる瞬間に似ています。

運命の恋を逃さないように
お気を付けください。

でも この家 駅から遠いでしょ?
夜道が怖いわ。

ご安心ください。

この辺りは イルミネーションで

家を飾っているお宅も多いので
明るいですし

夜は また違った雰囲気を
お楽しみいただけます。

う~ん ステキ…!

昼も夜も
違う魅力のある お家です。

まるで 僕のように。

夜の足立王子…。

奥様 こちらの物件
大変人気ですので

早めに お申し込みいただかないと
すぐに売れてしまうと思います。

買うわ! 買う 買う!

ありがとうございます。

か か… 課長! 大変なんです!

さ… 三軒家チーフの声が…

声が突然 出なくなって!
え!?

病院に行こうって
言ったんですけど…。

(足音)

課長。

棟方様の家
庭野が5000万で売りました。

私ではなく 庭野が売りました!

声 出てるけど?
あれ?

っていうか 庭野が売ったの!?

いや それは
三軒家チーフの声が…。

そうです。

私ではなく 庭野が売りました。

はい 自分が売りました!

おぉ… 庭野 よくやった!

よぉ~ 庭野!

(拍手)
(布施) よっ 庭野!

(拍手)
おぉ 足立 おかえり。

おめでとう 庭野。
ありがとうございます。

課長。
ん?

西富士見台の家
8000万円で売れました。

足立~! いや よくやった!
アハハ…。

僕はチーフですよ?
そうだった。

足立王子 復活だな!

いよっ 足立!

(拍手)
≪よっ! 足立!≫

この家は売るけど
自分の分は もらうから。

そしたらよ…
たこ焼き屋できねえだに。

(庭野) 知らないよ そんなこと。

何だい 何だい 何だい お前。

そんな血も涙もねえこと
言いやがって こら。

だったらよぉ 息子の縁 切るぞ?

いいよ 切ってくれて。
え?

何だよ お前
らしくないこと言いやがって。

自分 解き放たれたんだ。

は?

解き放たれたんだ。

これにサインして
テーコー不動産
新宿営業所に送ってね。

新幹線の時間があるから。

じゃっ。

冷てぇ息子になりやがったな…。

(チャイム)
おっ! 何だ~?

考え直しやがったか? この野郎。

この家の手付金をお持ちしました。

この家を売った金の半分を
息子が持って行くって言っただに。

これで俺の夢もパアだ。

あ~あ…。

そんなことありませんよ。

僕が 庭野茂雄様の夢を叶える
お手伝いをいたします。

(ブザー)
(審判) ヴァンカー 足立。

ハァ…。

調子いいね。
うん。

(足立) 謙治。
ん?

この間の答え 見つかったよ。

「どうしたい」の先は なかった。

それに気付いたんだ。

そう。

あっ でも
今でも謙治のこと好きだよ。

僕も聡のこと好きだよ。

フフっ。

ありがとう。

一杯 行こうか。
う~ん…。

今日は やめとこっかな。

また今度。

今日は
庭野 自分スペシャルです!

自分スペシャルって何だよ。

何か すっきりしたね 足立王子。

卒業できたからかな。
え?

庭野もサンチ-を
卒業したみたいじゃないか 今日。

ホント?
自分 卒業できたんでしょうか…。

何だよ 頼りないなぁ!

あっ それより足立さん
誰を卒業したんですか?

僕が卒業したのは 留守堂謙治。

(こころ:庭野) え~!?

えっ そ… それは どういうこと?

いいんだよ どうだって。
はぁ…。

でも よかったじゃない
卒業おめでとう 足立王子!

ありがとう。

自分も親父を卒業しました!
庭野ちゃんも おめでとう。

サンチーも完全に卒業しちゃえよ
卒業しちゃえば

どうってことなかったな
って思えるから。

あの 今日 三軒家チーフ

お客様の前で
突然 声が出なくなったんです。

まぁ すぐ治ったんですけど

あれって
本当に声が出なかったのかな?

何だよ それ。
もしかしたら 自分を

卒業させるためだったのかなって
今 突然 思ったんです。

その考え方
卒業できてないじゃん。

そうですね。
でも ストレスで

突然 声が出なくなることって
あるらしいよ?

失声症っていうんだけど
この前 テレビでやってた。

そんなストレス
サンチーにあるかな?

う~ん… でも屋代ちゃんも
最近いろいろあるからな~。

えっ どういうことですか?
課長 何があったの?

え? あぁ 何でもない!

じゃあ 卒業祝いに乾杯しよ!

よ~し!

(3人) カンパ~イ!

♪~ 青春時代が
(こころ) イェ~イ!

♪~ 夢なんて
(こころ) フゥ~!

♪~ あとから

(庭野) 《三軒家チーフが本当に
失声症だったのかどうか

それは きっと
永遠に分からないだろう》

《そして 自分の心の奥底も
きっと永遠に見えないだろう》

♪~ 道にまよっているばかり

♪~ イェ~イ!

(幸子) ごめんなさ~い。

アップルパイ
今日 売り切れちゃったの。

(男) あ~ 残念。

ここのアップルパイ
好きなんですよ 粉っぽくて。

死んだおふくろが
家で作ってくれたやつに

よく似てるんです。
あら そう!

えっ じゃあ うちの子になる?
何ちゃって! ウフフ…。

(女) シゲちゃん。
(茂雄) ん?

たこ焼きに うなぎ入れるの
ナイスアイデアね。

そうだろ? ハハハ…。

これはな
留守堂のアイデアなんだよ。

ちなみに この屋台もな 留守堂が
安く手に入れてくれたんだよ。

留守堂 大好き
とってもハンサムね。

何だよ 何だよ 何だよ… 俺という
男がいながら お前よ こら。

≪下さい!≫
あっ いらっしゃい いらっしゃい。

残りの仕事は明日にできないの?

できます。
じゃあ 帰ろうか。

ど ど… どうしたの?

浮気を
やめていただけないでしょうか。

浮気?
そうです。

そ そんなこと…
するわけないじゃない。

では これは何なんでしょうか。

あ… どうしたの? これ。

白洲美加は 「2人は
もう始まっちゃっている」と

言っていました。
あぁ…。

これはね
新製品のさば缶を白洲が

こ~んな こ~んな高く
積み上げて…。

そのさば缶の山が

ガラガラガッシャ~ンって
崩れ落ちて来て

この人が
たまたま その下にいたから

かばっただけだよ。
この人だから かばったんですか?

白洲でも かばったと思うよ?

この人は色っぽくて…。

こんな目で
課長を見るそうですね。

知らないよ そんなこと…
大体 白洲美加を信じて

僕を責めるのは
おかしくないかな。

三軒家君は
僕のことを信じてないの?

信じていました 今朝までは。

だから これは

かばっただけだって!
抱き合っています。

写真の具合で
そう見えるだけだよ。

あの… こうやって こうやって
こうやって助けたから

そう見えるだけだって…。

何回言ったら
分かってくれるのかな!

それでは これは
何なんでしょうか?

あ…。
手をつないで

ラブホテルに
入ろうとしています。

入ってないよ? 入ってません。

この日はね 「おでんでも食べて
行きませんか?」って誘われて

三軒家君の帰りも
どうせ遅いだろうなと思って

おでんぐらいは いいかなと
思いました それは認めます。

この人の知り合いの
おでん屋さんが

すぐそばにあるって言うから
信じて ついて行ったら

いつの間にやら
ホテル街に突入していて…。

「あれ~?」って思ってたら

「ここ 入りましょう!」
みたいなことになって…。

「いや それはダメ~!」
って言ったら

ホテルの満室のランプが
ポッと ともって

次の瞬間 「じゃあ 隣に!」
みたいに引っ張られて

「もちろん 隣もダメ~!」
って抵抗して

その後 猛烈な勢いで
ビンタされちゃったんだけどね。

ビンタ…。

つまり
何が言いたいかというと…。

信じてください
浮気なんてしてません。

分かった?

信じてくれた?

ハァ…。

そこまで信じてくれないなら
僕も言っちゃうけど

君だって あの留守堂と

こっそり会ってたのは
なぜなんだ?

あの夕日の小学校の教室で
会ってたよね?

三瓶良雄が
なぜ私に付きまとうのか

聞きに行っただけです。

抱き合ったり
ホテルに行ったりしていません。

でも 「愛してます」とか
言われてたじゃないか。

「良雄ちゃん」とか
「ちゃん」で呼んだり

「マンチッチ」って呼ばれたりして。

三瓶良雄が私を愛していても

私が愛しているのは課長だけです。

でも 相手の気持ちは
どうすることもできません。

この人の気持ちも。

じゃあ 相手の人の気持ちは
置いといて…。

僕たちは お互いを信じよう。

仮にも僕らは 夫婦なんだから。

仮にも?
「仮にも」は撤回します。

僕らは夫婦なんだから。

分かりました。

私は課長を信じます。

僕も 三軒家君を信じます。

じゃあ 一緒に帰ろうか。

はい。

課長。
ん?

手をつなぎたいです。

あぁ…。

♬~

(鼻歌:『オクラホマ・ミクサー』)

(鼻歌)

(鼻歌)

(鼻歌)