ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

棟居刑事の黒い絆 東山紀之、貫地谷しほり、きたろう、酒井美紀、篠原ゆき子… ドラマの原作・キャストなど…

『棟居刑事の黒い絆 棟居(むねすえ)刑事シリーズ最新作』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 古田
  2. 佐倉弥生
  3. 先生
  4. 芳賀
  5. 主人
  6. 美緒
  7. 古田弓子
  8. シェトワ
  9. 弓子
  10. 棟居
  11. 古田純一
  12. 年前
  13. 純一
  14. 帽子
  15. 臼木
  16. 岩松
  17. 写真
  18. 保険金
  19. 後藤
  20. 芳賀明

f:id:dramalog:20190217231032p:plain

『棟居刑事の黒い絆 棟居(むねすえ)刑事シリーズ最新作』のEPG情報(出典)&解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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棟居刑事の黒い絆[解][字]

東山紀之主演!『棟居(むねすえ)刑事』シリーズ最新作!!

詳細情報
◇番組内容
東山紀之主演!『棟居(むねすえ)刑事』シリーズ最新作!!左手薬指が切断された男の水死体が発見された…!被害者の周辺で目撃された、“黒い帽子の女”の正体は…!?事件のカギを握るのは、DV夫殺しの過去を持つ、美しきバー経営者!彼女をめぐる“黒い絆”が生んだ事件の謎に、棟居が挑む!
◇番組内容2
東京湾で、死後1週間が経過した男性の水死体が見つかった。臨場した警視庁捜査一課の刑事・棟居弘一良(東山紀之)は、遺体の左手の薬指が切断されていることに気づく…。
◇出演者
東山紀之 貫地谷しほり きたろう 酒井美紀 篠原ゆき子 鳥羽 潤 黄川田将也 芹澤興人 みのすけ 大沢逸美 森本レオ
◇スタッフ
【原作】森村誠一
【脚本】吉本昌弘
【監督】村川 透
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子テレビ朝日
【プロデューサー】山川秀樹(テレビ朝日)、佐藤 毅(東宝映画)
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/prime-sun/

 

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(鳴き声)

♬~

(鳴き声)

♬~

♬~

♬~

♬~

ああっ!

うっ…!

うう… ううっ!

ううっ…。

♬~

♬~

(棟居弘一良)
〈その日 私は非番だった〉

〈雑誌の取材の仕事で
海外に行っている

神林一子へ送るための
写真を撮った〉

〈その時…〉

(シャッター音)

(雷鳴)

思ったより早いな…。

♬~

〈天候が変わり始め
下山を余儀なくされた〉

ふう…。

♬~

慌てると 危ないですよ!

あっ ええ…。

あれ? お怪我を?

いや これは私じゃなく
妻が…。

妻が転んでしまって
それで助けを。

それは いけないな。

天候が変わる前に 私が…。
行きましょう!

(雷鳴)

♬~

ちょっといいですか?

(古田弓子)すいません。
いえ。

♬~

(雷鳴)

♬~

どうぞ。
(女性)ありがとうございます。

寒かったでしょ?

(男性)おいしい。 温まるよ。

いかがですか?

あっ すいません。
ありがとうございます。

♬~

(雷鳴)
(一同)ああっ!

(女性)もう やだ。 もう 怖い!

(雷鳴)

♬~

(雷鳴)

♬~

あっ あっ… ああっ!

♬~

(カメラのシャッター音)

(司会者)では ただいまから
記者会見を始めます。

執行猶予付きの判決を受けて
2週間が経ちましたが

今の心境は?

裁判を見守ってくださり

支援して頂いた皆さんのおかげで

今日があると強く感じています。

ご自身の罪については
いかがですか?

夫を殺してしまった罪は
一生 背負っていきます。

「理由はどうであれ
彼の命を奪ったんですから…」

(記者)「検察は
控訴をしない方針のようですが」

(雅恵)「その事については
弁護士の私が…」

「検察の決断は
妥当だと思っています」

「そもそも 佐倉弥生さんは

臼木氏による 度重なる暴力の
被害者だったからです」

(記者)「どのようなDVが
あったんですか?」

おはようございます。

なんのニュースですか?
(神林武人)ん?

1年前 人気作家の亭主を殺した
女房だよ。

ああ 確か
執行猶予が付いた判決でしたね。

(那須亮輔)DV夫に対する
正当防衛だっていう

世論のね 後押しもあったからね。
うん。

(朝倉刑事)警部。
東京湾で死体が上がり

築地中央署から応援要請です。

カンさん。
うん。

行ってきます。
頼む!

(パトカーのサイレン)

♬~

捜査一課の神林です。
棟居です。

(増成正彦)ご苦労さまです。

解剖しないと わかりませんが
死後1週間以上は…。

後頭部に深い傷があります。

誤って 海に落ちたにしちゃ
釣りの格好じゃないな。

♬~

重しを巻きつけた痕でしょうか?

殺しだな。
身元を確認できるものは?

それが 何も。

(池亀章一)歯の治療などから
身元を割り出すしかありません。

指が…。

魚に食いちぎられたか?

いや 犯人は意図して
切断した可能性も…。

薬指だけをか。 なんのために?

♬~

〈その後 殺人事件と判明した
この事件は

幾重にも折り重なった
人間の思いを

白日のもとに浮かび上がらせる
序章に過ぎなかった〉

♬~

♬~

♬~

(記者)「検察は
控訴をしない方針のようですが」

(雅恵)「その事については
弁護士の私が…」

「検察の決断は
妥当だと思っています」

「そもそも 佐倉弥生さんは

臼木氏による 度重なる暴力の
被害者だったからです」

(携帯電話の着信音)

もしもし。 あっ 先生。

今 ちょうど ニュース見てました。

そうでしたか。
だったら 話は早いわね。

支援者の方々に

佐倉弥生さんの
社会復帰の報告をしているんです。

本当によかったです。

佐倉さんが私に代わって敵を…。

あの臼木を殺してくれたんだと
思ってますから。

(弓子の泣き声)

(臼木陽兵)
訴えたかったら訴えればいい。

ただし 君は社会から袋だたきだ。

金目当てで ハニートラップを
仕掛けた女としてね。

そうやって 他にも何人も…。

(机をたたく音)

いやっ!
けど 証拠はない。

俺のサイン欲しさに

のこのこ1人でやって来た お前の
自業自得だよ!

わかったか!?

(雅恵)5年前
あなたが受けた屈辱と同様に

臼木から被害を被った女性たちは
同じ気持ちだと思います。

臼木は 女性の敵以外の
何者でもありませんでしたから。

どうか 佐倉さんに
励ましの言葉をお伝えください。

ええ。 もし よかったら

一度 お店に行ってみては
いかがですか?

(弓子の声)
佐倉さんのお店にですか?

(雅恵の声)今度 また
オープンしたんです。

銀座のシェトワという お店です。

シェトワ?

フランス語で「あなたの家」という
意味だそうよ。

「あなたの家」…。

(増成)解剖の結果 被害者の年齢は
30代から40代の男性。

死後1週間から10日と推定され

死因はバールのようなもの
後頭部を強打された事による

頭蓋骨骨折と判明しました。

加えて
被害者の左手の薬指ですが

刃物で切断されたものでは
ないようです。

刃物じゃない?
(朝倉)はい。

何か強い力で押されて
ちぎれたもののようです。

強い力…。

海に沈められた際に
ちぎれたって事は?

生活反応がないとの事なので
その可能性も。

ああ…。

しかし 左手の薬指という事は
結婚指輪か婚約指輪かだな。

しかし
わざと薬指を切断したとも…。

わざと?
偽装工作です。

妻や婚約者の犯行に
見せかけるための。

ああ なるほどな。 そうか。

(池亀)見つかりました!
被害者の身元がわかりました。

歯を治療した際のカルテです。
歯型が一致しました。

「古田純一」…。

(増成)被害者の部屋に
間違いありません。

(管理人)あの… 何か?

(エレベーターの到着音)

いや~
まさか あの古田さんがね。

いや~ 本当に。 ここ1週間ほど
見かけなかったから

旅行かと思ってたらさ…。

どうぞ。
失礼します。

一人暮らしにしては広めですね。
うん。

1年前に ご夫婦で
引っ越してみえたんですけどね。

今は 古田さん
奥さんと別居してるのさ。

別居?
はい。

新婚さんだったみたい
なんですけどね。

1カ月ほど前かい?

奥さんだけ引っ越していったのさ。

だとすれば 左手の薬指に
結婚指輪があったとしても…。

うん。 別居された理由に
何か心当たりは?

多分 女性関係でないかい?

あっ! そうだ。
そういえば1週間ぐらい前にも…。

(解錠音)

黒い帽子の女?
どんな女でした?

いや どんなもこんなも
顔が見えなかったからね。

1週間前というと
古田さんが殺された前後ですよ。

うん。
気になりますね。

♬~

妻が転んでしまって…。

この人が古田さんと別居中の
奥さんですか?

(管理人)ええ そうです。

一子に送る写真を撮った直後
この2人に会ったのか。

ええ。

はあ… しかし
あるんだね そんな偶然が。

一子は わざわざ
写真を送ってくれた君に

礼をしてるんだろうな。
カンさん これを。

「写真ありがとう。 取材は順調よ」

とても仕事をしてるようには
見えんな。

やっぱり カンさんの娘らしいね。
どういう意味ですか?

大丈夫 大丈夫。
顔は 全然違うからね。

しかし あの… 2人が
1カ月前に別居してたとすると

棟居が山で出会った時 2人は…。

この時も別居中です。
今 思うと おかしな感じが…。

お怪我を?

いや これは私じゃなく
妻が…。

古田さんだけが
結婚指輪をしていたのか?

ええ。 山へ登ったのは
よりを戻す

きっかけを作るためとも
考えられますが

あの夜の雰囲気を見ると…。

(雷鳴)
(一同)ああっ!

♬~

別れ話のもつれも
あり得る線だな。

(増成)1週間前

古田さんのマンションに来た
黒い帽子の女が

妻の古田弓子だとは
考えられませんか?

古田さんを殺害したあと

何か証拠を隠滅するために
顔を隠して やって来たって事か。

(朝倉)わかりました!

被害者 古田純一さんの勤め先が
わかりました。

一葉牛乳の契約社員です。
ただし 最近は休みがちで

契約を
更新しない予定だったようです。

更新…。 つまり
クビ寸前だったという事か?

はい。
あっ! あと 気になる事が。

古田さんは自分に1億

妻にも1億の
生命保険をかけていました。

えっ?
1億!?

古田さんに もしもの事があれば

別居中とはいえ 古田弓子に
1億入るっていう寸法ですよ。

ああ。 これ
保険金殺人の線も出てきたね。

♬~

(踏切の警報音)

(チャイム)
(ノック)

(弓子)はい。

警察の者ですが
古田純一さんの奥さんですね?

(弓子)ええ…。

あなたは あの時の?

まさか 警察の方だったなんて。

あの時は
ありがとうございました。

どうぞ。
ありがとうございます。

どうぞ。

それで 主人の事で何か?

一昨日 東京湾で見つかった
身元不明の死体は

古田純一さんだったんですよ。

主人が? どうして?
一体 なんの事故で…!?

いえ 事故ではなく 殺人です。

ご主人の古田純一さんが

事件に巻き込まれるような
心当たりは?

いえ 何も…。

ご主人と
最後に お会いになったのは

いつでしょうか?

この方に助けられて
山を下りて以来

あの人には一度も会っていません。

調べたところによると
1カ月前から

ご主人とは
別居なさってますよね?

…ええ。

例えば 11月24日からの
1週間か10日の間

何をなさってましたか?

あの… 待ってください。
もしかして 私を疑って?

質問に答えて頂けませんか?

そんな前の事 覚えていません。

そうですか…。 お仕事は何を?

(弓子)今 探している最中です。

1人で暮らすのは大変でしょうね。

その間 本当に
ご主人とは一度も?

(弓子)会っていません。
電話やメールだって…。

嘘なんてついていません!

嘘かどうかは
こちらが判断します。

それとも 疑われて困る事でも?

(弓子)えっ?

例えば ご主人にかけられた
生命保険とか。

あなたと
亡くなられた ご主人には

それぞれを受取人にした

1億円の生命保険が
かけられています。

知っています。

でも 別居する時に
お互いの保険は解約しようと

主人と約束したので
そうなっているはずじゃ…。

いいえ。
契約は まだ継続中なんですよ。

そんな…!

私 保険がそのままだなんて
思ってもいませんでした。

私は ただ あの人に
別れてほしかっただけなんです。

慰謝料を頂くつもりも
ありませんでした。

なのに あの人が
離婚に応じてくれなくて…。

口で そう言うのは
簡単ですけどね。

本当です。 信じてください!

しかし…!

私と出会った時

あなたは すでに
ご主人とは別居中でした。

なのに なぜ 一緒に山に?

元々 登山が趣味で
あの人とは意気投合したんです。

これで最後にしよう。

山を下りたら
離婚に応じるって誘われて…。

でも そのあと あの人からは

なんの音沙汰もありませんでした。

古田さんのマンションに
行かれた事も?

別居してからは一度もありません。
本当です。

♬~

アリバイはないに等しい。

どうだ? 信用できると思うか?

まだ わかりません。

♬~

(朝倉)古田純一さんの勤め先や
同僚に話を聞きましたが

古田さんに恨みを抱いている者は
見当たりません。

(西島刑事)マンション及び
付近の住民も

悪い印象は
抱いていなかったようです。

妻の古田弓子は 別居してから
仕事をしていません。

生活に困って
保険金を狙ったとしたら

動機は十分に。

その保険金に関してなんですが

殺された古田さんにも
気になる点が。

なんだね? それは。

僕が山で出会った時の事です。

ああっ! あっ あっ…!

(純一)すぐに助けを呼んでくる。

ここを動かないで。 いいね?

(棟居の声)もしかすると

置き去りにしようとしたのかも
しれません。

じゃあ 保険金 狙ってたのは

夫の古田さんのほうだと
言いたいのかい?

まだ 確証はありませんが…。

ですが 確かめようにも
本人は殺されています。

そのとおりだ!

古田弓子には
明確なアリバイがありません。

古田純一さんのマンションに
現れた 黒い帽子の女が

古田弓子なら

変装して 証拠を
隠滅しに来たのかもしれません。

確かに 古田弓子は怪しいな。

よし 古田弓子の周辺を洗い
帽子の女の正体をつかむんだ!

(捜査員たち)はい!

〈だが その後 捜査は難航した〉

〈保険金以外の事で 古田弓子には
怪しい点は見当たらず…〉

1カ月前くらいに
引っ越してきたらしいですが…。

越してきたのは
知ってるんですけど…。

(女性)黒い帽子ですか。
見た事ないです。

この古田さんの…。
いい人ですよ。

隣の方について ちょっと
お伺いしたいんですけど…。

〈古田純一の周辺でも
不審な人間は浮かばなかった〉

2カ月前ですかね
無断欠勤が続いたのは…。

♬~

〈そして
黒い帽子の女についても…〉

どの防犯カメラでも
顔は見えないか。

クソッ! これじゃ
古田弓子かどうかも わからん。

〈私たちは わずかでも
活路を見いだすため

古田純一の実家を
訪ねる事にした〉

(鈴)

(古田 功)どうぞ。

(古田茂子)
犯人さえ捕まっていれば

少しは純一も浮かばれるものを…。

(功)そういう事を言うな。

わざわざ 東京から
お見えになってるんだ。

犯人は 必ず 我々の手で…。

それで 純一さんは

今の会社に勤める前は
どんなお仕事を?

高校を出てから
職を転々としていましてね。

ようやく 契約社員になれて
落ち着いてくれると思った…。

この人が甘いから

バーテンダーの学校の学費を
出した事もあったんですよ。

バーテンダーの学校?

というと 水商売も?

ええ。
おい あのライター。

♬~

働いていた店のです。

2~3年前に来た時に
忘れていったんですよ。

「シェトワ」

銀座のバーだ。

ほら あの小説家の。

「夫を殺してしまった罪は
一生 背負っていきます」

おい 茂子。
弓子さんも同じ事 言ってたな。

(茂子)そうね。

弓子さんというと 純一さんの?

ええ 嫁です。

3~4日前でしたか
急に来たんですよ。

これが
その店のライターよ。

(弓子)「シェトワ」… って銀座の?

純一さん このお店で
働いてた事があるんですか?

知らなかったの?

あっ…。

私と会う前の事は ほとんど
何も話してくれなかったので。

えっ… 純一さん

このお店のママの事も
知ってたんでしょうか?

(棟居の声)弓子さんは シェトワの
ママの事を気にして?

3~4日前というと
俺たちと会ったあとだ。

その時
弓子さんは なんの話を?

今後の事ですよ。

別居してても
離婚はしていませんしね。

それに…。

保険金の話とか。

保険金というと
純一さんの生命保険の?

ええ。 保険金を受け取るには
夫婦のままじゃないとってね。

(茂子)それで

保険金が入ったら

自分は当面の生活費だけでいい
っていうんですよ。

残りは全部
私たちに渡しますって。

保険金が入るまでは
女房のままか…。

におうな。

自分は生活費だけで

保険金の残り全額 亭主の両親に
渡すって体のいい話をすれば

疑いの目を向けられずに済む
とでも思ったんじゃないか?

銀座のバー シェトワも
気になります。

あたってみます。

(弥生)あら おいしいですか?
いや うちね ワインがいいの。

すいません。
(岩松達也)いらっしゃいませ。

佐倉弥生さんと話を。

少々お待ちください。

♬~(店内の音楽)

あっ… ちょっとすいません。

いらっしゃいませ。

お話というのは
古田純一の事でしょうか?

察しがいいんですね。

だって あなた方が
お調べになれば すぐ…。

1年前
あなたが事件を起こす前まで

古田さんは こちらで
働いていらしたんですよね?

ええ。

だとしたら
ご主人だった臼木陽兵さんは

古田さんとも面識が?

私をかばったせいで

古田は臼木に暴力を
振るわれる事がありました。

臼木の事
良く思ってなかったんでしょうね。

でも それ以上の事は何も。

私が事件を起こしたあと
古田とは一度も会ってませんし。

古田さんのマンションに
行かれた事は?

彼は従業員だったんですよ。
あり得ません。

申し訳ありませんが。

お仕事中
ありがとうございました。

お帰りですか?

今度 非番の時に。

♬~

あっ…。

あなたは…。

ここで仕事を?

まだ 私を疑ってるんですか?

ご主人の実家に
行ってきました。

ご主人がシェトワで
働いていたから あなたも…。

(近藤美和)
ユミちゃん どうしたの?

なんでもありません。
今 行きます。

すいません。

弓子さんは
いつから シェトワに?

(美和)つい2~3日前ですよ。

弥生ママを支援する会に
入ってた関係でって聞きました。

支援?
裁判の時のですか?

詳しくは知りませんけど

ユミちゃんも
いろいろあったみたいで

弥生ママ 元は学校の先生だから

放っておけなく
なっちゃったんだと思います。

佐倉弥生さんは
教師だったんですか?

ええ。 それじゃ失礼します。

古田弓子が
シェトワでホステスを?

ええ。 彼女は

シェトワのママ 佐倉弥生を
支援する会に入っていて

繋がりがあったようです。

その上 佐倉弥生は
殺された古田純一さんの

高校の美術の教師で
担任でもありました。

なんだって!?

富士小山署に依頼して取り寄せた
嶺善高校の卒業アルバムです。

お願いします。

♬~

これも
世田谷北署から借り受けました。

ああ。

これ…

佐倉弥生が 夫の臼木陽兵を
殺した時の捜査資料じゃないか。

当時 シェトワの
バーテンダーだった古田さんも

殺された臼木陽兵から
暴力を受けてました。

お前… 俺が どんな女と
付き合おうが関係ないだろ!

(たたく音)
ああっ!

お前が 一緒になってほしい
っていうから結婚してやったんだ。

なのに なんだ その顔は!
ああっ!

あんた いい加減にしろよ!
何!?

(殴る音)

お前 誰に向かって言ってんだ!
ああ!?

ママは正当防衛に決まってます。

臼木の横暴や暴力を止めるには

殺すしかなかったんだと
思います。

ああ… 先生と生徒の
関係だったんだからな。

確かに 正当防衛を主張しても
不思議はないよ。

しかし 佐倉弥生が1人で

奥多摩の森の中に

臼木陽兵の死体を
遺棄できるものでしょうか?

それが裁判でも焦点だった。

しかし
検察は佐倉弥生の単独犯だとし

裁判でも認められたんだ。

それがもし
そうでなかったとしたら…。

(弥生)お願いします。

別れてください。

もう無理なんです。

ふざけるな。

流行作家の俺が離婚なんかしたら
本の売り上げに響くんだよ!

立て!

(殴る音)
ああっ!

いいか。
一生 お前とは別れない。

楽しいんだよ
お前との夫婦生活…。

うっ!
(刺す音)

あっ…。

あっ… うっ…。

♬~

お願い… 助けて…。

お願い! 早く助けて…。

(純一)うっ…!

うーっ!

♬~

先生…。

(棟居の声)
そして 佐倉弥生は逮捕され

古田純一の事を隠し通した。

しかし 古田が裏切ったとしたら
どうでしょうか。

死体遺棄の事で佐倉弥生を
脅迫したっていうのか?

先生。

金がいるんだ。

少し用立ててよ。

臼木がいなくなった代わりに
今度は古田純一という

佐倉弥生にとっての新たな恐怖が
生まれたのだとしたら…。

古田純一もまた 殺され

東京湾に捨てられた。

古田純一のマンションに現れた
あの黒い帽子の女

あれ 佐倉弥生の可能性が
相当高いね。

いや… だとしたら 古田弓子は?

古田弓子は
支援する会に入っていましたし

今はシェトワで仕事を。

あっ 共犯とも考えられますよ。

なるほど。

どっちが主犯かはわからんが

古田弓子にとってみれば
殺せば 保険金が入る。

お互いの利害が一致したんだ。

2人の… 女か…。

(チャイム)
はい!

帰ってください。
お話しする事は何も…。

確認に来ました。

あなたは ご主人の実家で
保険金の話をなさってますよね?

私がしたわけじゃありません。

主人の両親に来るように言われて
それで話をしたんです。

詳しい話を
聞かせてもらえますか?

(茂子)純一の喪も明けないうちに
なんだけど

大事な話だから。

保険会社から連絡があってね。

保険金の受取人は あんただよね?

だから
離婚せずにいてもらったほうが

お互いのためだと思ってね。

うちも いろいろ 入り用なのよ。

保険金のうち
当面の生活費をもらうという話も

あなたがしたわけではなかった。

はい。
純一さんの両親のほうから…。

でも お金なんて
どうでもいいんです。

保険は 純一さんが

解約してるとばかり
思ってましたし

保険金なんて これっぽっちも
欲しいと思った事ありませんから。

実を言うと 僕は
あなたではなく

ご主人が
あなたの保険金を

狙っていたのではないかと
考えています。

えっ…!?

あの時の あなたたちを見ていて
そう思ったんです。

(雷鳴)

そして シェトワに

何か事件の謎を解く鍵が
あるような気がしています。

あなたが
シェトワのママ 佐倉弥生さんを

支援する会に入られたのは
何か理由が?

5年前になりますが

私 弥生さんが殺した臼木陽兵に

暴行を受けた事があるんです。

ですから

弥生さんが臼木を殺した事件を
知った時

私の代わりに敵を討ってくれた
とさえ思いました。

それから

弥生さんの情状酌量を求める
支援グループに入ったんです。

そんな事情が…。

主人と出会ったのも
そうした時でした。

大丈夫ですか?
あっ…。

(純一)
靴ひもが切れちゃったんですね。

ちょっと待ってください。

(純一)これ使ってください。
いえ でも…。

困った時に助け合うのが
山のルールです。

貸してください。
僕が取り換えますよ。

すみません。

(弓子の声)主人に出会って

臼木から受けた傷が
癒やされていくのを感じました。

結婚して幸せだと
本心から思ったんです。

(シャッター音)

どうぞ どうぞ。

(シャッター音)

(弓子の声)
でも それも つかの間でした。

(シャッター音)

(弓子の声)主人には 私以外の…。

純一さん…。

(音声案内)「青になりました」

「左右の安全を確かめてから
渡りましょう」

(棟居の声)黒い帽子の女…。
ご存じの女性だったんですか?

(弓子の声)
それが 顔が見えなくて…。

2カ月前の
その事があった頃からです

主人が豹変したのは。

(純一)ただいま~。

おかえりなさい。

こんな時間まで 誰と?

えっ?
ああ… 会社の後輩とさ。

嘘!

私 見たの。 車に女の人と。

(たたく音)
うっ!

誰だろうと関係ないだろ。

♬~

今日は
買い物に行くんじゃないの?

急用ができたんだよ。

待って。

なんだ その目は。
まだ疑ってんのか?

あっ… キャーッ!

お前みたいな女でも
結婚してやったんだ。

ありがたく思え。

(たたく音)
わかってんのか! おい。

(弓子の声)ショックでした。

まるで あの時の臼木のようで…。

主人は変わってしまい
毎日のように暴力を…。

その後 別居したあなたを
ご主人は山へ誘ったんですね。

離婚に応じると言って。

はい。

あなたが言ったとおり

私を遭難事故に見せかけて
殺すつもりだったんだと思います。

どうしたの?

ごめん 目にゴミがさ…。
先にいいよ。

♬~

ああーっ!

(弓子の声)
今 思えば 落とし穴のように

何か仕掛けがしてあったような
気がするんです。

もう 主人に確かめようがないので
話しませんでした。

ご主人の高校3年の時の担任が

佐倉弥生さんだったというのは
ご存じでしたか?

えっ?

弥生さんが
先生だったというのは

一緒に働いてる子から聞いて
知ってましたけど

主人の担任だったんですか?
はい。

ご主人が
シェトワで働いていたのは

その関係だったんだと思います。

そうですか…。

もしかすると 私が見たのは
弥生さんだったんでしょうか?

それは わかりません。

もし 何か気になる事があれば

遠慮なく連絡を。

♬~

またゴルフ始められたら
いいんじゃないですか?

もう駄目だよ 年で。

(弥生)何かお飲みになります?
(男性)そうね ジントニック

(弥生)あら 珍しいですね。

どうしたの?

えっ? あっ いえ…。

ママって いい人よね。
ここで働けて本当に幸せ。

うん。

ジントニックを。
(岩松)はい。

ユミちゃん 初めての事で
大変でしょうけど もう慣れた?

はい。 ただ もう少し
お酒が強くなりたいです。

無理しなくていいのよ。

(2人)いらっしゃいませ。

先生 ちょっと話が…。

先生?

ユミちゃん 代わりにお願い。
(弓子)はい。

♬~

♬~

♬~

♬~

お疲れさまでした。
お疲れさま。

(捜査員たち)お疲れさまです。

(携帯電話の振動音)

はい 棟居です。

古田です。 遅くにすいません。
「いえ」

今日 気になるお客さんが
シェトワに来て

それが誰かわかったので
棟居さんにお伝えしようと思って。

気になる客というと?

主人の同級生かもしれません。

ママの事を
「先生」と呼んでいたので。

名前はわかりますか?

それが名前までは…。

ただ 左の頬に傷の痕があって。

左頬に傷痕…。

はい。 で 同じ人と写った写真を
主人が持っていたのを思い出して

今 主人のマンションに
取りに来たところなんです。

明日 お渡ししたいので
会って頂けますか?

わかりました。

都合のいい場所と時間を
明日 電話で。

それじゃあ。

〈だが 古田弓子とは
二度と会う事はなかった〉

♬~

すいません。

♬~

(増成)棟居さん。

刃物による刺殺です。

古田弓子さんは

昨夜遅く帰宅した直後に
襲われたようですが

凶器は見当たらないようです。

彼女のバッグは?
同様に見当たりません。

犯人が持ち去ったのかも
しれませんよ。

ですが 棟居さんは何を?

(鑑識官)増成さん!

(鑑識官)
あの… こんなものがポストに。

ちょっといいですか?
はい。

(増成)なんですか? それ。

古田弓子さんが襲われる直前
ポストに入れたに違いない。

たった一枚の写真のために
尊い命を…。

クソッ…。

古田弓子が殺されたってのは
どういうわけなんだ。

カンさん
写真の男がわかりました。

同級生だったのか?
はい。

卒業アルバムでは
左頬の傷痕はありませんが

この男に間違いないかと。

おお…。
「芳賀明」

卒業アルバムは
3年の秋に撮られているので

卒業した春までの間に
頬に怪我をしたんだと思います。

あっ…。

美術の教師だった佐倉弥生は
美術部の顧問でもあったんだな。

古田純一と芳賀明

そして シェトワのママ
佐倉弥生の間には

教師と教え子という関係を越えた
何かが存在している気がします。

何かが…。

そうか。
それを知られたくないために

古田弓子は殺されたという事か。

この芳賀明は 古田殺しにも
関与してるかもしれませんよ。

よし 芳賀明の居所をつかむんだ。

(一同)はい!

僕は もう一度 富士小山へ。

うん 頼む。

♬~

(村岡幸子)調べたところ

佐倉弥生さんが
教壇に立っていたのは

2年にも満たない期間でした。

私が赴任してきたのは
5年前ですし

20年前の事を知ってる教師は
もう 誰もおりません。

2年弱で教職を退いた理由は
なんだったんでしょうか?

さあ…。

本来 教師の仕事は

合わなかったんじゃ
ないでしょうか。

偏見を抱きたくはありませんが

退職後 銀座でバーを経営し

あのような事件を
起こした方ですから。

(末元真美子)あの!

どうぞ。
失礼します。

弥生先生の事で
お見えだと聞いて。

弥生先生というのは
佐倉弥生さんの事ですか?

はい。

実は私 先生が担任だったクラスに
いたんです。

では 古田純一さんと
芳賀明さんとは…。

クラスメートでした。

(真美子の声)弥生先生は
私たちのクラスだけじゃなく

全校生徒の憧れでもありました。

明るくて 誰からも愛され

生徒の事を いつも真剣に
考えてくれていた先生でした。

私も弥生先生に憧れて

先生と同じ美術の教師に
なったんです。

そうだったんですか。

それで 私に何を?

はい。

私 弥生先生が学校を辞めた理由を
知ってるんです。

私たちが卒業する少し前です。

弥生先生は

クラスの男子に乱暴をされて…。

でも
どうして その事をあなたが?

見たんです 私。

(真美子)レオ! レオ!

(真美子の声)あの日は休日で

散歩中に
犬がいなくなってしまって

捜していた時でした。

♬~

先生…。

あっ…。
行くな!

芳賀くん 古田くん。
弥生先生をそっとしておいて。

だって…。
(純一)俺たちのせいでもあるんだ。

あいつを止めようとしたけど…
できなかった。

頼むよ。 弥生先生を
これ以上 傷つけないためにも

この事は誰にも言わないで。
お願いだ。

(後藤龍雄)じゃあな 先生。

じゃあな 先生。 フッ。

♬~

またな 先生。

♬~

(真美子の声)
古田くんも芳賀くんも

弥生先生を助けられなかった事で
悔しそうに泣いてました。

私も弥生先生の事が
大好きだったので

だから言わずにいたんです。

でも…

古田くんが殺されたニュースを
見て

あの時の事が思い出されて…。

弥生先生を襲ったのは

同じクラスの
生徒だったんですね?

はい。 後藤龍雄という…。

後藤龍雄…。

でも 彼には もう会えません。

20年前に亡くなってるんです。

(警察官)ここですね。

♬~

20年前 後藤龍雄という高校生が
自転車で事故死したのは…。

自転車が坂を下りて…

出合い頭の
衝突事故だったんでしょうか?

いえ。 この辺りで転倒し
頭を強く打ったみたいです。

即死だったようです。

坂の途中で?

何か障害物があって 急ブレーキを
かけたんでしょうか?

昔の事ですんで
詳しい事は…。

♬~

「追い剥ぎ坂」

♬~

ああっ!

(栗橋 勉)後藤龍雄?
ええ。

ああ そりゃ覚えてますよ。

そうですか。 では こちらで。

同じクラスでしたし

あの事故で死んでくれて
学校中 大喜びでした。

亡くなったのにですか?

あんな奴は
死んで当然なんですよ。

市会議員だった親父は
町の実力者でもあったんで

いい気になって カツアゲをするわ
暴力を振るうわ

好き放題 暴れまくってたんです。

(蹴る音)
ああーっ!

(栗橋の声)
この間 殺された古田なんか

パシリにされて
結構 金 巻き上げられてましたよ。

じゃあな。

♬~

(栗橋の声)古田と仲の良かった
芳賀っていう同級生も

ナイフで顔を切られたんです。

(棟居の声)顔を?

なんだよ? それ…。

(蹴る音)
うっ… うっ…!

オラッ!
(切る音)

(栗橋の声)
とにかく 最悪の不良でしたよ。

20年前の あの事故だって

単なる事故じゃ
ないんじゃないですか。

それは どういう意味でしょうか?

後藤を恨んでた奴は
山ほどいたって事ですよ。

おい!

もういいですか?
まだ仕事なんで。

♬~

居所がわかったぞ。

おい 書け。
(朝倉)はい。

お待たせ致しました。
どうもありがとう。

(女性警察官)失礼致します。

あっ 神林だ。
芳賀明の居所がわかった。

「山下美緒という
まだ大学生の若い女と住んでる」

「仕事はカメラマンだ」

それで 家の名義は誰だと思う?

あの佐倉弥生だったよ。

芳賀明が 佐倉弥生名義の家に?

♬~

(鳴き声)

(鳴き声)

(シャッター音)

その子を見てる時の美緒さんが
一番きれいだよ。

(チャイム)

(美緒)はい。

警視庁の棟居といいます。

芳賀明さんは
いらっしゃいますか?

はい。

(芳賀)古田とは もう
何年も会ってませんよ。

ニュースで見たんですが
かみさんまで殺されて

大変な事に
なっているんですよね?

その古田さんの妻 弓子さんが
殺されたのは 12月12日です。

その夜は どちらに?

どうして
そんな事 俺に?

どなたにも
聞いてる事なので。

アリバイですか。

確か 仕事してました。

風景を専門にしてるんで

場所を転々として
夜景を撮ってましたよ。

でも 妙ですね…。

12月12日の夜は

シェトワという銀座のバーに
行かれてたんじゃありませんか?

ああ… どうだったかな…。

ちゃんと答えてくれませんか?

シェトワのママ 佐倉弥生さんが

高3の時 あなたの担任だった事も
わかってるんです。

美緒 ごめん。
タバコ買ってきてくれないかな?

えっ?
(芳賀)悪いな。

♬~

余計な心配
かけたくないんでね。

で なんの話でしたっけ?

これは あなたですね?

そうだけど。

撮影されたのは追い剥ぎ坂。

あなたのクラスメートが
死んだ坂道です。

それが
どうしたっていうんですか?

この写真は

殺された古田弓子さんから
受け取りました。

彼女は
シェトワで働いていたんです。

えっ?
ご存じありませんでしたか?

知りませんよ。

嘘はなしですよ 芳賀さん。

嘘じゃない。

あんたらが言うように
シェトワに行ったのは事実だ。

でも それは… それは古田が
あんな事になったから

先生と話したくなっただけだ。

本当にそれだけですか?
もう帰ってくれ。

これ以上 居座ると
出るとこ出るぞ。

とっとと帰れ!
(鳴き声)

(ドアの閉まる音)

この芳賀って男が
そこまで興奮したってのは

やっぱ 相当 何かあるね。

それについては 20年前の

富士小山で起きた自転車事故が
関係してると にらんでいます。

うん。
えっ?

なんだ? その20年前の
自転車事故って。

富士小山署管内の
追い剥ぎ坂で起きた事故で

死んだのは 古田や芳賀同様
佐倉弥生の教え子でした。

何!?

20年前にも佐倉弥生の生徒が
死んでるのか。

死んだのは
後藤龍雄という生徒ですが

ただの事故ではないような
気がしています。

うん。

♬~

ああっ!

(神林の声)
事故に見せかけた殺しか。

ええ。 この追い剥ぎ坂周辺には
タヌキなどが生息し

それを避けるために
ブレーキをかけて

転倒した事故だと
判断されたようですが

どの写真を見ても
ブレーキ痕が見当たりません。

えっ? あっ じゃあ

ブレーキかけずに
転倒したって事か。

はい。
調書には書かれていませんが

こんなものが現場に。
うん。

後藤龍雄という生徒が吸っていた
タバコだとしたら

踏まれているのは妙です。
それに…。

鑑識に確認したところ

ロープの切れ端だろう
という事でした。

(西島)ロープ?
自転車がぶつかった時

衝撃で切れた
ロープの一部かもしれません。

(芳賀)し… 死んでる…。
まさか死ぬなんて!

しょうがないだろ。

それより急げ。

(棟居の声)古田純一と芳賀明は
それに気づかず

立ち去ったんだと思います。

(那須の声)古田と芳賀が
犯人だっていうのか?

2人は当時 高校生ですよ。

そうだ。
事故に見せかけて殺すなんて…。

死んだ後藤は 佐倉弥生に
性的暴行を働いた男でした。

何!? 性的暴行?

じゃあな 先生。 フッ。

(棟居の声)目撃者がいたんです。

後藤龍雄は 父親が
町の有力者だった事もあり

富士小山では
知らない人間がいない不良でした。

当時の古田や芳賀の同級生からも
話を聞いています。

古田くんも芳賀くんも

弥生先生を助けられなかった事で
悔しそうに泣いてました。

古田と仲の良かった
芳賀っていう同級生も

ナイフで顔を切られたんです。

芳賀の顔の傷は この後藤って男に
やられたもんだったのか。

古田と芳賀は

担任だった佐倉弥生の
復讐のために

事故に見せかけて…。

恐喝や暴力を繰り返す
後藤に対する

自分たちの恨みも
あったはずです。

それが 佐倉弥生の件で
一気に暴発した。

(増成)いや しかし…
これだけの遺留品がありながら

なぜ 富士小山署は
事故扱いに?

当時 殺された後藤の父親は
市会議員で 選挙の間近でした。

恐らく 後藤が死んだ時に
乗っていた自転車は

盗難車だった。

後藤の余罪は それだけでは
済まない可能性があった。

不良息子を持て余していた父親は
選挙の影響を考えて

圧力をかけ 事故として処理を…。
ええ。

まったく もう…。

子が子なら 親も度し難いな。
ったく もう…。

で その事を佐倉弥生は…。

知っていたとすれば

古田純一 芳賀明
そして 佐倉弥生の3人は

強い絆で結ばれたはずです。

棟居さんが言っていたように

佐倉弥生が 臼木殺しの事で古田に
脅迫されていたんだとしたら

古田を殺すように 佐倉弥生が
芳賀に命じた可能性も…。

そして 芳賀の存在に気づいた
古田弓子さんまで殺したか。

まさに 佐倉弥生を中心にした
強い絆だな。

黒い… 絆か…。

♬~

おはよう。
おはようございます。

道 混んでました?
ちょっとね。 ありがとね。

こっち…。
はい。

こっちです。

今朝 ボルドーから届いたばかりの
ワインです。

(弥生)これ?
(岩松)はい。

んっ!

ん~!

ラッピングして
お得意様に贈る手配をして。

おお~ 了解です。

お客さん 喜びますよ。
ねっ。 ウフフ。

(ため息)

ユミちゃんの事で?

言っておきますけど

私も彼女の事は
正直 ショックを受けてるんです。

今日は
昔話を聞きに来ました。

あなたは 生徒に慕われた
先生だったんですね。

あなたに憧れて 教職に就いた
教え子の方に会いました。

彼女は あなたと同じ
美術の教師になっています。

本当に遠い昔の話ですね。

今朝 届いたワインです。
倉庫から持ち帰ってきたの。

感想 聞かせてください。

♬~(店内の音楽)

ボルドー産ですね。

ワインにお詳しいんですね。

昔話には それにふさわしい
挿絵が必要です。

ご存じでしょうが
富士小山市の追い剥ぎ坂です。

日付は20年前の11月8日。

あなたの教え子 後藤龍雄が
この坂で死んで3日後です。

何が言いたいの?

この写真を撮ったのは
あなたですね?

初めて見た時から
不思議に思っていたんです。

誰が この写真を撮ったのか。

追い剥ぎ坂で
後藤龍雄の事故死を知った時

その答えが見つかりました。

あなたが後藤から受けた傷は
深いものだった。

もしかすると 自殺を
考えたほどかもしれません。

しかし… それを
踏みとどまらせてくれたのが

この2人だった。

彼らが
後藤を葬ってくれたからです。

その瞬間 あなたたちには
強い絆が生まれました。

そして 3人が東京へ出たのち

あなたは再び
窮地に立たされる事になります。

結婚した作家の臼木陽兵は

後藤のように
凶悪な男だったからです。

その事を古田から聞いた芳賀は

後藤に代わる共通の敵 臼木を

葬ろうと考えたのかもしれません。

だが 実行に移す前に
あなたが臼木を殺してしまった。

うっ!
(刺す音)

♬~

(棟居の声)だから 2人は

死体の処分だけ
手を貸したんじゃありませんか?

大丈夫だよ。
20年前のように誰にも言わない。

面白い。
あなたの空想の中の私って。

でも 生身の私なら
2人に罪をなすりつける。

そのほうが楽だと思いません?

ですが あの事件の捜査資料を
読む限り

臼木を殺したのは
突発的な出来事で

罪をなすりつけるなど
そんな余裕はなかったはずです。

それに 芳賀と違って 古田は

あなたの身代わりになるような
男じゃない。

妻の弓子さんに保険をかけ
殺そうとした疑いのある男です。

古田は

あなたを脅迫していたんじゃ
ありませんか?

言うとおりにしないと

あなたから 臼木の死体を
遺棄するよう命じられたと

警察に訴え出る。

そうなれば 20年前の後藤との事も
表沙汰に…。

そう脅迫されたとしても
不思議ではありません。

それで私が古田を?

ううん 彼だけじゃない

ユミちゃんまで
殺したっていうの?

手を下したのは
芳賀明ですか?

何を根拠に…。

証拠があるなら
見せてちょうだい。

それを これから。

調べさせてもらいます。

最初から そのつもりで?

♬~

♬~

警察です。 失礼します。

調べさせて頂きます。
おい 1人 上。 1人 こっち。

(鳴き声)
(美緒)ちょっと…。

ちょっと やめてください。

乱暴にはしません。
安心して離れていてください。

落ち着いてください。
こっちに…。

♬~

美緒さん!

あんたら 一体
どういうつもりだ!?

裁判所からの捜索令状です。

俺が一体 何をしたっていうんだ?

彼女がおびえてます。

おとなしく
立ち会っていてください。

古田の薬指 凶器が
埋めてあるかもしれない。

見落とすなよ。
(鑑識官)はい!

♬~

こっち頼む。
(鑑識官)はい。

(弥生)先生 すいません。

なんですか? あなたは。

弁護士の島村です。

不当捜査の可能性も
ありますので。

令状は出てんだ。
たとえ そうだとしても

強引な捜査の末に
冤罪事件は起きています。

立ち会わせて頂きます。

好きにしろ。

心配いりませんよ。

しっかり頼むぞ。
はい!

黒い帽子とコートを捜せ。

防犯カメラの女のものと
一致すれば

こっちのもんだ。
はい。

(朝倉)佐倉弥生のマンション

バー シェトワ
及び 佐倉弥生の車からは

古田純一や古田弓子の
殺害に関する物的証拠は

何も出ませんでした。

芳賀明の自宅も同様です。

黒い帽子は どうだね?
佐倉弥生の家から。

帽子もコートも
見つかりませんでした。

佐倉弥生の弁護士から
抗議の電話が先ほど…。

厳しいな…。

切断された古田の左手の薬指
とまではいかなくても

何かしら見つけんとな…。

(携帯電話の着信音)

あっ 失礼します。
うん。

増成です。

はい。

えっ… なんですって!?
どうした?

(増成)以前 帽子の女の件で
聞き込みをした

タクシーの運転手から情報が…。

〈新たに もたらされた情報は
思いもよらないものだった〉

ここですよ。

男の便所に
女の人が入っていったんです。

その女性は間違いなく

つばの広い黒い帽子を
かぶっていたんですね?

休憩してて
寝起きだったんだけど

目はいいほうだから
間違いありません。

ああ…。

(運転手の声)
夜遅くに女一人だったから

危ない目に遭わないとも
限らないじゃないですか。

ですから ずっと見てたんです。

(棟居の声)その後 男が?

(運転手の声)はい。 顔は
暗くて見えなかったんですが

トイレから出て

あっちのほうに歩いて…。

♬~

(運転手の声)それで 入っていった
女の人が心配になって

急いで見に行ったんです。

♬~

何? 黒い帽子の女は
男だったっていうのか。

(増成)目撃した運転手の
タクシーに設置されている

ドライブレコーダーの映像です。

日付は
古田の死体が発見された日の

1週間前です。

(池亀)この紙袋に着替えが…。

トイレに隠しておけば
変装は可能ですよ。

まんまとやられちまったか。

黒い帽子の女が まさか

はあ… 男だったとはな。

この男が芳賀明だとすれば
佐倉弥生に命じられて

古田を殺害したという
動かぬ証拠だ。

ですが 芳賀の家から
黒い帽子は見つかっていません。

すでに処分しているか…。

よし もう一度
古田弓子さんのアパート付近で

聞き込みだ。

女装した芳賀の線で
徹底的に追うぞ。

(捜査員たち)はい。

ん? どうした?

古田弓子が見たというのも
芳賀なんでしょうか?

気になります。

棟居さん!
神林一子 戻って参りました。

空港から直接?
フフフ… 驚かそうと思って

サプライズ。

相変わらずだな。
じゃあ カンさんにも?

うん。 忙しいと思うから
お土産だけ置いてこうと思って。

ちょっと 一子ちゃん…。

旅行あるある。 海外に行くと
行動が大胆になるってない?

これ 気に入って買っちゃった。

捜査終わったら 一緒に飲もう。

ありがとう。

よいしょ。
ワインか…。

イタッ!
大丈夫か?

大丈夫 大丈夫。
よいしょ。

今朝 届いたワインです。

倉庫から持ち帰ってきたの。

どうしたの?

すまない。 お土産は今度もらうよ。

えっ? いや ちょ… ちょっと!?

もう一泊してくればよかった…。

ここですね?
佐倉弥生が借りている倉庫は。

そうです。
しかし 一体 何を?

♬~

こちらです。 このコーナーです。

ここですね。
(従業員)はい。

あの… 棟居さん
何を調べようっていうんですか?

♬~

♬~

うわっ! なんなんです? 一体。

鑑識を呼んでください。
えっ?

ここに古田純一の死体が

一時的に隠された可能性が
あります。

彼の左手の薬指は

この蓋を閉めた際
ちぎれたのかもしれません。

あっ… だとしたら
やはり佐倉弥生が古田を?

すぐに鑑識を呼びます。

もしもし 増成です。

♬~

(鳥の鳴き声)

(鳥の鳴き声)

(カメラのシャッター音)

(携帯電話の振動音)

もしもし。

その事か。

今 日本を離れれば疑われる。

それに 美緒を置いていくわけには
いかないって言ったよな。

いや 会わない。

会って話す必要なんてない。

♬~

逮捕状の準備のほうは
どうですか?

ああ できてる。
鑑識待ちなんだ。

結果が出次第 すぐ請求する。

鑑識結果が!

ワインの運搬用木箱の蓋に
付着した血痕は

古田純一のものと一致しました!

決まりか!
よし じゃあ すぐに

佐倉弥生と芳賀明の身柄の確保。

(捜査員たち)はい!

棟居 どうした?
まだ引っかかってるのか?

血痕が一致したんだぞ。

佐倉弥生と芳賀の線に
間違いないだろう。 もう。

♬~

(チャイム)

(鳴き声)

(小鳥の鳴き声)

(チャイム)

どなたですか?

♬~

クソッ!

「朝倉です。
佐倉弥生は店にはいません」

えっ!?

感づかれたか…。

♬~

美緒さん…。

美緒さん…?
美緒さん!

美緒さん!

(鳴き声)

(小鳥の鳴き声)

美緒さん…!

(池亀)芳賀です!
何っ!?

今 捕まるわけにはいかないんだ。

(池亀)待て!
(増成)芳賀!

(池亀)止まれ!
芳賀ーっ!

♬~

芳賀 タクシーで逃走。
ナンバーは…。

(鳴き声)

(鳴き声)

♬~

(ドアの開く音)

芳賀はタクシーで逃走し
佐倉弥生も姿を消したようだ。

山下美緒は どうした?

芳賀は彼女の行方を追って…。

行き先がわかってます。
えっ?

また走るか!

(小鳥の鳴き声)

♬~

♬~

先生…。

♬~

(無線)「追跡中の全車両に告ぐ」

「マル被は湾岸の倉庫の一角で
タクシーを降車」

「繰り返す。 マル被は…」

思ったとおりです。
どういう事だ?

犯人は恐らく…。

美緒さん!

美緒さん…。

美緒さんを
どうしようっていうんだ?

岩松達也。

シェトワのバーテンダーです。

なんだと!?

佐倉弥生以外で

唯一 ワインを保管している倉庫に
出入りできる人間です。

あの重い運搬用の木箱の蓋を

佐倉弥生が
一人では持ち上げられません。

それで 改めて調べたところ…。

(棟居の声)古田と芳賀とは
クラスが違っていましたが

岩松達也は
佐倉弥生が顧問を務める

美術部の生徒でした。

ハハハハ…。

彼もまた
佐倉弥生を守りたかった一人です。

待ってたよ 芳賀。

心配するな。

お前に電話しても
会ってくれないから

彼女を使っただけだ。

お前を殺せば 家に帰してやるよ。

岩松 お前…。

お前だって いつ 古田みたいに
裏切るとも限らないだろ。

だから いなくなってくれよ。

そうすりゃ 先生も安心する。

先生のためにはな

邪魔な存在は
消えたほうがいいんだよ!

岩松!

♬~

やめろ!

(芳賀)美緒さん!

岩松 馬鹿なまねはよせ!

来るな! 近づけば殺す。

古田と古田弓子さんを
殺したのも…。

だったら どうした!

古田は先生を脅迫してた。
殺されて当然だろ!

♬~

ホテルの部屋は
取ってあるんですよ 先生。

古田くん あなたって人は…。

フフッ…。

先生 そろそろ
言う事 聞いてもらわないと

先生が一番知られたくない
20年前の事

世間に ぶちまけますよ。

人気作家を殺した先生の過去に
マスコミは飛びつくだろうな。

あなたって人は…。

(舌打ち)

後藤や臼木よりは
紳士的だと思いますけどね。

さあ 行きましょう 先生。

さあ 先生… 先生!

いやっ 離して!

先生 なんで
僕じゃ駄目なんですか!?

離して!

先生!

ちょっと あっ…!

やだ…!

♬~

クソッ…。

俺から逃げられると思うなよ
先生。

(殴る音)
あっ!

♬~

(岩松の声)
先生の帽子をかぶったら

まるで俺が先生になったような
気持ちになったよ。

先生の代わりに 俺が

先生の邪魔する奴らを
やっつけてやろうと思った!

古田の死体を
いったん この倉庫に隠して…。

♬~

♬~

♬~

(棟居の声)そして 店を終えてから
再び倉庫に戻り…。

♬~

(棟居の声)死体を…。

♬~

古田の指も その時に…。

そうだよ。
先生のためだ!

♬~

(岩松の声)俺は
先生が なんの心配もなく

暮らせるためだったら
なんだってするって

決めたんだよ!

古田のマンションへ行ったのは

追い剥ぎ坂で撮影された

高校時代の古田と芳賀の写真を
手に入れるためだった。

♬~

(岩松の声)ああ そうだ。

♬~

(岩松の声)あの写真から
後藤の事がわかれば

先生の過去の事まで…。

♬~

(岩松の声)
だけど 見つからなかった。

♬~

(2人)いらっしゃいませ。

先生 ちょっと話が…。

先生?

(岩松の声)そして
店で働き出したあの女が

芳賀に気づいたんだ。

写真を手に入れるために
古田弓子さんを…。

それじゃあ。

♬~

♬~

あっ!? あっ…!

あっ…!

岩松さん!?

(刺す音)
(弓子)ああーっ!

何も罪のない人まで…!

だから 言っただろう!
先生のためだ!

俺が 先生のそばにいて
一生守るんだ!

岩松!

うわっ!

こんなまねをしても
先生が悲しむだけだ!

守る事にはならない!

うるせーっ!

手間かけさせやがって。

ナイフは鑑識に回せ。
はい。

♬~

すぐに救急車を。
はい。

♬~

あなたも ご同行願います。

20年前の事 そして
臼木陽兵の死体遺棄に関しても

しっかり話してください。

はい。

はい 回して。

はい いきます。

美緒!

(救急隊員)
危ないので離れてください。

美緒…。

佐倉弥生さんは
美緒さんがいなくなったと

芳賀から連絡をもらい 心配して
警察に来たので保護しました。

♬~

もっと早く
知ってる事を話してくれたら

こんな事には…。

申し訳ありません。

芳賀くんを守りたかったんです。

それは娘である美緒さんの事も
含めてですね?

どうして それを…。

シェトワは「あなたの家」という
意味だそうですね。

あなたが買った家は

まさしく
美緒さんのためのものだった。

20年前の暗い過去を

あなたは美緒さんにだけには
どうしても知られたくなかった。

だから 家を買い
芳賀さんを監視役にして

一緒に住まわせていたんですね。

古田が殺されたニュースを見て
美緒さんが動揺しています。

警察に調べられたら
彼女の父親の事も…。

駄目よ 絶対知られちゃ。

お願い。
芳賀くんだけが頼りなの。

わかってます。

先生のために
どんな事があっても隠し通します。

美緒には どうしても父親の事を
知られたくありませんでした。

美緒を親戚に預けて

これまで必死に
秘密にしてきた事が美緒に…。

それだけは絶対にあっては
ならない事だったんです。

美緒さんは 知らず知らず
飼っている小鳥に

自分を
重ねていたのかもしれません。

(弥生)美緒の父親は…。

父親は 20年前のあの時の…。

今は言う必要はありません。

もし わかる時が来たとしても

美緒さんは受け止めると思います。
そう信じるべきです。

僕は あなたに
謝らなくてはなりません。

追い剥ぎ坂で
芳賀と古田の写真を撮ったのは

岩松だったんですね。

(シャッター音)

あなたの坂道は まだ続きます。

ですが 振り返らず
前を向いて上ってください。

そのあなたの背中を
美緒さんは必ず見ていてくれます。

♬~

ああっ!

し… 死んでる…。
まさか死ぬなんて!

(純一)しょうがないだろ。
いいか? 誰にも言うなよ。

誰にも言わない。
先生のためだ。

こんな事して
言えるわけないだろ!

〈その後
逮捕された岩松と芳賀は

佐倉弥生の娘の父親が誰なのか

話す事はなかった〉

〈彼らの絆は
今も強く結ばれていた〉

♬~

(一子)あっ アハハ!

ん~!
あ~!

気持ちいい。

横浜に こんなとこ あったなんて
知らなかった。

来てよかった。

ねえ 勝負しない?

いいよ。
そうこなくっちゃ。

用意 スタート!

ずるいぞ。
ハハハ…!

あれ? 待って。 待って!

ずるい。 速い。

ハハハ… ちょっと…。

♬~

(音坂史紀)世界の姫野が選んだ
新しいスターの誕生をね。

(雨宮 宏)
小野寺さんを殺害したのは…。

(神崎莉緒)
姫野剛志の可能性があります。

(姫野剛志)取り込んでるんだ!
小野寺は

私の事を恨んでいたからです。
(佐倉路花)無実かどうか

証明できないじゃない。
(莉緒)やめなさい!

(雨宮)
小野寺さんが殺害されたのは

宝石強盗事件と
何か関連があるって事ですか?

(笹森愛子)彼と一緒に
奈落へ落ちなさい。

(糸村 聡)これ…。

あの連鶴 誰かから
もらったものなんですかね?