ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

相棒 season 17 第15話 末広ゆい、鶴田真由、水谷豊、反町隆史、片桐竜次… ドラマのキャスト・音楽など…

『相棒 season 17 #15』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 遠山
  2. 年前
  3. 彼女
  4. 片桐
  5. 事件
  6. 西崎課長
  7. 映子
  8. パソコン
  9. 警察
  10. 写真
  11. 西崎
  12. 千鶴
  13. 伊丹
  14. 会社
  15. 冤罪
  16. イノベーション
  17. クラウン
  18. 今回
  19. 三谷
  20. 自分

f:id:dramalog:20190213215936p:plain

『相棒 season 17 #15』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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相棒 season 17 #15[解][字]

“100%の女”再び!!
弁護士に転身した元検事が特命係に宣戦布告!?
キャリア官僚殺人と3年前の事件に潜む疑惑とは…!?

詳細情報
◇番組内容
第15話『99%の女』
キャリア官僚殺害容疑で遠山千鶴(末広ゆい)が警察に身柄を拘束される。そんな千鶴の前に、かつて目撃者に偽証を促したことを特命係に暴かれ、検事を辞職した倉田映子(鶴田真由)が現れる。弁護士に転身した彼女は自ら弁護を買って出るが、3年前の機密漏洩事件で検事として千鶴を追及した因縁が。捜査に乗り出した右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、今回の殺人と3年前の事件の繋がりを疑い…
◇出演者
水谷豊、反町隆史
鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、山西惇、浅利陽介小野了片桐竜次
【ゲスト】鶴田真由
◇スタッフ
【脚本】金井寛
【監督】内片輝
◇音楽
池頼広
◇おしらせ
最新情報はツイッターでも!
ツイッターhttps://twitter.com/AibouNow
【番組HP】http://www.tv-asahi.co.jp/aibou/

 


(発信音)

(西崎譲の声)
「遠山さん? 西崎です」

「今から うちに来られるかな」

「大事な話がある
急いで来て欲しい」

♬~

(芹沢慶二)
被害者は 西崎譲さん 38歳。

(芹沢)経産省 技術開発振興課
いわゆるキャリア官僚です。

妻とは5年前に離婚して
一人暮らし。

死亡推定時刻は

午後8時から 遺体が発見された
9時15分の間です。

(伊丹憲一)これが凶器か。

(芹沢)後ろから一撃
っていうところでしょうね。

(伊丹)で 第一発見者は彼女だな?

(芹沢)ええ。 で これ。

呼び出されて来てみたら
もう殺されてたって言ってます。

(鑑識員)お願いします。

でも 彼女
いわくつきみたいですよ。

いわくつき?

(伊丹)遠山さん あなた

被害者の西崎さんとは

3年前まで 経産省
上司と部下の関係でしたね?

(遠山千鶴)…はい。

男女の関係だったんでしょ?

あの家に
ちょくちょく出入りしているの

近所の住人が見てるんだよね。

痴情のもつれで
カッとなって殺しちゃった?

違います…!

これ 3年前と同じです!
誰かに はめられたんです!

それって 経産省時代に

機密情報を漏洩したっていう
事件の事?

(千鶴)だから
それも私じゃないんです!

西崎課長は
その事を調べてくれていて…。

昨日も
なんか わかったのかと思って

行ってみたら もう…。

そんな言い訳は通用しませんよ。

凶器からは あなたの指紋も
見つかってるんですよ。

そんな 凶器だなんて…!

思わず
手に取ってしまっただけで…。

私じゃありません!

(伊丹)案外しぶといな。

でも まあ 時間の問題でしょ。
(警察官)失礼します。

弁護人が 被疑者に面会したいと
言って 来ていますが。

弁護人だと?

あら?
あなた 確か…。

(警察官)入りなさい。

(警察官)座りなさい。

(ドアの開く音)

(倉田映子)私が
あなたの弁護人になります。

弁護士の倉田映子です。

(千鶴)どうして…。

どうして あなたなのよ!

(伊丹の声)…ってなわけでね。

(冠城 亘)倉田映子が…。

検事をやめて 弁護士になった
ってのは聞いてましたけど。

(杉下右京)ええ。

明日にでも辞表を書きます。

そうですか。 とても残念です。

ホワイトリーガル法律事務所
といえば

数百人の弁護士を抱える
大手の法律事務所ですねぇ。

事務所内の競争も
半端ないみたいですね。

まあ そういうところに
あえて身を置くというのも

上昇志向の彼女らしいですけど。

そうさせたのは
お二人だと聞いてますがね。

まあ そんな事は どうでもいい。

あの女が来てから こっちは
厄介な事になってるんですよ。

厄介な事とは?

(芹沢の声)被疑者の遠山千鶴

それまで否認はしてましたが
受け答えはしてたんです。

ところが
弁護士と接見した直後から

完全黙秘に転じちゃって…。

なので あのヤメ検弁護士の事で
何か知ってる事があったら

聞いておいたほうがいいと
思いましてね。

お友達なんでしょ?

倉田映子は 検事時代

その有罪率
100パーセントの女と言われた

鉄の女です。

100パーセントの女って…。

でも 弱点の一つや二つ
あるんでしょ?

残念ながら ないと思いますよ。

(ため息)
なんだよ。 おい 行くぞ。

でもさあ

普通 自分を有罪にした検事
弁護人として呼びますかね?

芹沢さん。

今 なんと言いました?

被疑者は 元々
経産省の職員だったんですよ。

それが3年前 機密情報を

海外の情報ブローカーに
売った事が発覚して

有罪判決を受けてるんです。

その時の担当検事が
倉田映子だった。

♬~

どうして あなたなのよ!

3年前… 3年前
なんの罪もない私を起訴したのは

あなたなのよ! ねえ! ねえ!!

私を信じて。

今回の事件
あなたが無実なら 必ず助ける。

何があったのか教えて。

1年ほど前…。

(千鶴の声)
偶然 再会したんです…。

西崎課長と。

(西崎)千鶴さん…。

それ… 本当なんだね?

本当です。

あれは冤罪だったんです。

そうか…。

確かに

君が あんな事をするなんて
おかしいと思ってた。

信じてくれるんですか…?

押収されたパソコン
もう返してもらってるんだろ?

貸してくれないか?
何か わかるかもしれない。

そんな西崎課長を…
私が殺すわけないじゃない。

3年前と同じです。
誰かに はめられたんです。

(ドアの開く音)

先生 警察の方がいらしてますが。

そう。 お通しして。

どうぞ。

お忙しいところ
申し訳ありませんね。

よっ 久しぶり。
(映子)驚いた。

ご無沙汰してます。
どうぞ。

(映子)ちょっと外してくれる?
はい。

すごいオフィスだね。

その分 競争も激しいけどね。

弁護士だけで500人。

1つのミスで肩たたきにあう
世界だから。

それはまた厳しい世界ですね。

で 用件はなんでしょう?

経産省の官僚が殺害された
事件弁護を引き受けたんだって?

ええ。 それが?

君が弁護についてから
被疑者が完全黙秘に転じたって

聞いたけど。

元検事として

否認している被疑者に対する
警察のやり方は よくわかってる。

脅したり
なだめすかしたり…。

あらゆる手を使って
調書にサインさせる。

依頼人
そんな目に遭わないように

黙秘権を行使させた。

当たり前の事をしただけだけど。

それに 彼女は無罪よ。

逮捕そのものが間違ってる。

僕からも
ひとつ よろしいですか?

なんでしょう?

3年前 あなたは
今回の被疑者 遠山千鶴さんを

機密情報漏洩に伴う
不正競争防止法違反の罪で

起訴しました。
結果 彼女は

懲役2年 執行猶予3年の
有罪判決を受けていますね。

しかし いまだに 彼女は
無罪を主張しているようです。

そんな相手を

今回 どのようないきさつで
弁護する事になったのか

気になりましてね。

遠山さんのほうから
あなたに弁護を頼んだとは

思えないのですが…。

杉下さん。

私たちは もう 協力関係にあった
検察と警察ではないんです。

そのような事にお答えする義務は
ないと思いますが。

ごもっともです。

どうやら

彼女が自ら弁護を名乗り出た事は
間違いないようですねぇ。

だとすると

今回の殺人事件と3年前の事件に
なんらかの関係があると見ている

という事でしょうね。
恐らくは。

♬~

(犬塚洋介)お待たせしました。

(犬塚)
3年前の機密情報漏洩事件が

西崎課長が殺された件と
何か関係があるという事ですか。

その可能性もあるので
ご協力お願いします。

おかけください。

あの時は 本当に大変でした。

前代未聞の不祥事でしたからね。

まさか 遠山くんが
あんな事をしでかすとは…。

(犬塚の声)
当時 彼女は 西崎課長のもと

最先端技術開発企業に対する
助成金認可を担当していて…。

応募企業の実績と最新技術の詳細
チェックしといて。

(犬塚の声)
そうした企業の機密情報に

アクセスできる立場でした。

その立場を悪用し
自宅のパソコンから

海外の情報ブローカーに
機密情報を売っていたんです。

(捜査員)逮捕する。
(捜査員)行きましょう。

違います…。 私じゃないです。
何かの間違いです!

♬~

彼女は否認していたんですね。

(犬塚)ええ。 最後まで
罪は認めなかったようです。

しかし 実際

彼女の口座には 海外からの報酬も
振り込まれていましたし

裁判でも
有罪判決を受けましたからね。

ところで 遠山さんは

西崎課長が ここ1年ほど 改めて
その件について調べ直していた

と言っているようです。

西崎課長は 当時から
遠山さんの無実を信じていた

という事でしょうか?

(犬塚)どうでしょうか。 確かに
彼女を信頼していましたからね。

むしろ 裏切られたと思っていても
おかしくはないかと。

そうですか。

当時 お二人が携わっていた
助成金事業に関する資料を

お借りできますか?

だけど こんな資料で
何が わかるんですか?

今回の被害者と被疑者は
3年前まで同じ仕事をしていた。

調べてみる価値はあると
思いますよ。

だけど 何をどう見ていいのか…。

(角田六郎)暇か?

何? また
事件に 首突っ込んでんの?

好きだねえ。

あれ?

このクラウン・イノベーションって
確か…。

ええ。 遠山千鶴による
機密情報漏洩事件で

被害に遭った企業ですねぇ。

(角田)それ あいつの会社だろ?

ほら 「IT業界の頭脳」とか
呼ばれてる…。

確か
今週の『フォトス』にも載ってたぞ。

えー…。

ほら これ これ。

三谷和弘。

ええ。 IT業界で
次々と技術革新を起こし

成功を収めている人物ですね。

その
クラウン・イノベーションですが

最近5年間で 50億円の助成金
支給されているようですねぇ。

他の企業と比べても
額が突出しています。

それだけ信頼と実績がある
っていう事ですね。

だけど
労働環境は過酷みたいだぞ。

ほら 3年ぐらい前だったかな。

社員がビルから飛び降り自殺して

過労死だったんじゃないかって
ネットで騒がれただろ。

これですね。

3年前の2月ですか。

機密情報漏洩と
時期的に重なりますね。

クラウン・イノベーション
片桐というエンジニアの人

知らない?

助成金認可の件で
付き合いはありました。

でも 自殺したって…。

その人の事で
何か思い出す事ない?

(千鶴)その事と
西崎課長が殺された事件と

何か関係あるんですか?

それは まだわからない。

些細な事でいいの。
思い出して。

そういえば 片桐さんが亡くなる前
メールを頂きました。

メール? どんな?

素晴らしいオフィスですねぇ。

(田淵周作)10年前に起業した時は

三谷と私を含め 10名ほどの
小さな会社だったんですが

今では エンジニアだけで
250人以上になりました。

まさに急成長ですね。
全ては三谷の発想力ですよ。

ちなみに
田淵さんは どんなお仕事を?

私は 起業当初から
経理面を担当しています。

社長 警察の方が。
どうぞ。

お忙しいところ
申し訳ありません。

警視庁特命係の杉下です。
冠城です。

(三谷和弘)社長の三谷です。
お会いできて光栄です。

こちらでは
情報や通信 運輸事業専用の

高性能AIチップの
開発をしているそうですねぇ。

さらに 最近では

人工網膜などの医療分野にも
手を広げてらっしゃる。

まさに 「IT業界の頭脳」と

呼ばれるにふさわしい
ご活躍です。

いやいや…。

幸い 僕の発想を形にしてくれる
有能なエンジニアが

ついてきてくれてますからね。
可能性は無限大です。

これから もっと様々なジャンルに
チャレンジしていきたいと

考えています。
それは素晴らしい。

で 警察の方が どんなご用で?
ええ。

経産省の西崎課長の事件の件
ご存じですよね?

ああ… その事ですか。

ええ 非常に驚いています。

彼とは 長い間 助成金の事で
付き合いがありましたからね。

それに その件で逮捕されたのが
あの遠山さんだとか。

こちらは

3年前の機密情報漏洩事件の
被害企業でしたよね?

あれは うちにとって
かなりのダメージでした。

つまり 殺された西崎課長と
容疑者の遠山さんの両者と

お付き合いがあったわけですねぇ。

どうでしょう?
当時 2人の間に

軋轢のようなものは
お感じになりませんでしたか?

そう言われましても…。
どう?

いえ 特には。
そうですか。

ところで こちらでは
機密情報漏洩と同時期に

片桐さんというエンジニアが
投身自殺なさってますね。

当時 過労死だという噂も
立ったようですが…。

(田淵)それは違います。

彼は エンジニアとして
行き詰まっていただけですよ。

そうでしたか。

でも なんで
片桐くんの事を今さら?

西崎課長が殺された件と
何か関係があるんですか?

今回の西崎課長殺害事件の
被疑者である遠山さんは

3年前の機密情報漏洩も

冤罪だったと
主張しているようでして。

当時 その遠山さんの逮捕直前に

仕事で関わりのあった片桐さんが
自殺している。

ええ…。
それが少し気になりましてね。

あっ すみません。

細かいところを気にしすぎるのが
うちの上司の悪い癖でして。

つまり 片桐くんの死に
疑念を抱いてらっしゃる。

しかし 自殺である事は
間違いありませんよ。

遺言がありましたから。
遺言ですか?

(田淵)片桐くんは自殺する前
妹さんに

「これから死ぬ」というような
電話をしていたんです。

♬~

(片桐由香里)
警察の方がいらしたんですが

ご一緒でもいいですか?
(映子)ええ…。

これが兄の遺品になります。
恐れ入ります。

こんなとこで会うとは奇遇ですね。
ここで 一体 何を?

弁護に必要な情報を集めてるだけ。

ご家族の許可は
ちゃんと取ってる。

問題あるかな?
やはり あなたは 今回の事件が

3年前の機密情報漏洩事件と
関係があると見ているのですね。

だからこそ
千鶴さんの弁護を自ら買って出た。

仮に そうだとして
それが何か?

用件は済んだので
失礼します。

(映子)お邪魔しました。
(由香里)どうも。

気になりますね 彼女の行動。

3年前の事件は 自分が起訴して
有罪に持ち込んだんです。

なのに
自ら その事件を調べ直してる。

ええ。 ところで…。

彼女は このパソコンから
何かを保存していましたねぇ。

一瞬 猫の画像が
見えたような気がしたのですが。

猫の画像が欲しかった…。
いや 違うな。

どうでしょうね?

あっ すみません。
はい。

お兄様は
猫がお好きだったのでしょうか?

いえ
兄は猫アレルギーでしたから。

猫アレルギーですか…。

このパソコン
やっぱり 気になりますね。

ちょっとお借りしても?
ええ どうぞ。

それと もう一つ。

お兄様は 亡くなる前に
あなたに電話なさっていますね。

どのような
内容だったのでしょう?

今でも はっきり覚えています。

(着信音)

もしもし。

(片桐祐也)「由香里」

お兄ちゃん? どうしたの?

「今までありがとう」

「俺は もう 生きる事に疲れた」

「幸せになれよ」

お兄ちゃん?

それは 間違いなく
お兄様の声でしたか?

(由香里)間違いありません。
兄の声でした。

お兄さんは 仕事に行き詰まったと
聞きましたが。

会社の人は そう言っていました。

だけど そんな事ないと思います。

新しいプロジェクトが
成功したって

喜んでたくらいでしたから。

(月本幸子)お疲れさまです。

どう思います?
倉田映子の事。

…と いいますと?

伊丹さんたちが言っていたように

冤罪を隠蔽しようとしてるんじゃ
ないでしょうか。

確かに 冤罪を生んだとなると
過去の汚点にはなる。

しかし

彼女は そのような人間では
なかったはずですがね。

確かに 以前の彼女なら…。

真実を突き止めたいから
検事をやっている。

それだけよ。
失礼しました。

俺たちが 彼女を追い詰め
変えてしまった…。

女は変わりますからねえ。

はい?
あっ…。

すみません。
独り言です 独り言。

なんか 女将さんが言うと
妙に説得力ありますね。

私は 変わる事ができて
よかったって思ってますから。

(内村完爾)馬鹿者!

(中園照生)お前たち!
余計な事はするなと

何度言ったら わかるんだ!

なんの話でしょう?

とぼけるな!
ヤメ検弁護士というのは

こっちの手の内が
わかってるだけに

厄介な連中なんだよ!

(映子)特命係の2人が

3年前の
機密情報漏洩事件について

あれは冤罪だったと
嗅ぎ回っているようです。

しかも
当時 担当検事だった私が

それを隠蔽しようとしていると。

つまり 侮辱されたと
言いに来たわけですか。

しかし 倉田さん

あの2人の言う事は
気にする価値など ありませんよ。

あの事件では 経産大臣が

謝罪にまで追い込まれる事態と
なったんです。

それを今になって
警察内部の人間が

あれは冤罪だったと
言いふらしてるなんて事が

噂になったら

組織としての統制問題に
なるのではありませんか?

特命係の2人には
厳重な注意と謹慎を求めます。

(内村)倉田さん
お話は よくわかりました。

しかし
一民間人となられた あなたに

指図されるような話では
ありません。

どうぞ お引き取りください。

♬~

あっ…。

それから 特命の2人は

捜査と称して 民間人のパソコンを
押収したそうです。

一日も早い返却を求めます。

失礼します。

押収ではありません。
あれは 許可を…。

(内村)言い訳はいい。

それよりも
本当に冤罪だったら

あのヤメ検弁護士の弱みを
握る事ができる。

そのパソコンは
返す必要はない。

徹底的に捜査しろ!

いいな? 徹底的にだぞ!

猫の写真は?

(青木年男)
もちろん 見つけましたよ。

このメールに添付されてました。

「猫が
飼えなくなるかもしれないので

その時はもらってくれませんか?」

猫なんて 飼ってないのに。

そりゃそうでしょうね。

この写真
ただのフリー画像ですから。

つまり 片桐さんは

ここから拾った画像を
自分の飼い猫だと言って

遠山千鶴に送っていた…。

んっ? どういう事だ?

猫で この女性の気でも
引きたかったんでしょ。

姑息だな~。

いえ この写真

同じようで
同じではありませんよ。

♬~

これは?
おや ご存じのはずですよ。

あなたは 片桐さんのパソコンから
この写真を保存していました。

写真の中に
今回の事件に関わる何かが

隠されていると
思ったのではありませんか?

何か わかったんですか?

片桐さんは 亡くなる前に

遠山さんに
この写真を送っています。

ただし ある仕掛けを施して。

(映子)仕掛け?

ここです。

これを拡大したのが

これ。

(映子)これは…。
二次元コードです。

知ってのとおり 二次元コード
様々なデータを暗号化したもの。

これを
専用のリーダーで読み取ると…。

(カメラのシャッター音)

これは
クラウン・イノベーション

経産省に請求した助成金の額と

実際にかかった開発費を
比較したものです。

助成金は 開発費の

およそ2倍の額が
請求されています。

その差額は
3年間で15億円余り。

クラウン・イノベーション
助成金不正をしていた…。

そして 片桐さんは 遠山さんに
それを伝えようとしていた。

なぜ 片桐さんが
このような形で

遠山さんに これを送ったのかは
わかりません。

ですが 結果的に 遠山さんは
これを受け取った直後に

機密情報漏洩の件で
逮捕されました。

内部告発に気づかせないために

クラウン・イノベーション
罪を着せられたって事?

恐らく パソコンの遠隔操作。

遠山さんのパソコンを遠隔操作し
そこから 機密情報を漏洩させた。

彼女が 内部告発に気づく前に
罪を着せ

勾留や裁判で
半年余りの時間を奪う。

万が一 彼女が気づいたとしても

社会的地位を失った
彼女の言う事には

もはや 信頼性はない。

恐らく それを狙ったのでしょう。

この事は すでに
捜査二課に報告した。

ただ 今となっては 証拠隠蔽を
図っている可能性もある。

この書類だけでは
立件は難しいけどね。

つまり 3年前

私は無実の人間を
起訴してしまったって事ね…。

まだ 断定はできないけど。

しかし 事件を知った当初から
あなたは

それを覚悟していたのでは
ありませんか?

にもかかわらず それを隠し
1人で事件を調べ直していた。

なぜでしょう?

あなたたちには
わからないでしょうね。

今 私のいる世界が
どんなところか。

このビルの中で生き残るには

検事時代以上に
小さな失点も許されない。

隠せるものなら 隠したかった。

それを また あなたたち2人に
打ち砕かれたって事かしら。

それって 君が
信条としていたはずの正義とは

かけ離れてると思うけど…。

警察や検察に身を置く限りは
正義だけで生きられる。

でも いったん外に出たら

正義だけでは生きられない…。

彼女 認めてましたね
冤罪の隠蔽…。

あれは 本心でしょうかねぇ…。

彼女の目的は 別のところに
あるのかもしれませんよ。

♬~

(伊丹)特命係の…。
どうも。

(伊丹)あっ うん…。
あれ? おそろいで。

もしかして 俺たちのストーカー?

(伊丹)うるせえ。
青木から聞いた。

クラウン・イノベーション

15億もの助成金不正
してたらしいじゃねえか。

3年前の機密情報漏洩事件は

それを隠すための
隠蔽工作だったとか。

(芹沢)遠山千鶴は 最初

西崎氏は 3年前の事件を
調べ直していたって

言ってたんだよね。

だから あれも私じゃないんです!

西崎課長は
その事を調べてくれていて…。

(芹沢)それで 助成金不正に
たどり着いたとなると

西崎氏は口止めに

クラウン・イノベーション
殺されたって事でしょ?

(伊丹)そして またしても
遠山千鶴が 罠にはめられた…。

どうなんです? その辺り。

その可能性はありますが

今のところ
何も証拠はありません。

じゃあ 3年前 猫の写真を使って
内部告発をした

この片桐というエンジニアは?

自殺で片が付いてるが

本当はクラウン・イノベーション
殺されたんじゃないんですか?

残念ながら
本人の遺言があるんです。

妹さんに電話がかかってきて
本人の声に間違いなかったと…。

(伊丹)ケッ… また電話かよ。

(芹沢)
遠山千鶴が呼び出されたのも

西崎氏からの留守電でしたもんね。

♬~

確認したい事があります。

あなたに
お聞きしたい事があります。

事件の夜 電話で
あなたを呼び出したのは

確かに 西崎課長本人でしたか?

答えてください。

場合によっては あなたの無実を
証明できるかもしれません。

遠山さん。

(千鶴)確かに
西崎課長の声でした。

何か 不審な点
ありませんでした?

どんな些細な事でも
構わないんですが…。

♬~

遠山さん…。

(西崎の声)「遠山さん? 西崎です」

いつもは
「千鶴さん」って呼ばれるんです。

でも その時は「遠山さん」って…。

(千鶴)ちょっとおかしいなと
思いました。

(田淵)どうぞ。

(三谷)弁護士さんが
どういったご用件でしょうか?

ぶしつけな お願いですが

私を この会社の顧問弁護士として
雇って頂けないかと思いまして。

え…?

(映子)身上書をお持ちしました。

♬~

(三谷)これは?

ご存じですよね?

この会社が行っていた
助成金不正の告発書類です。

この書類を この会社の
エンジニアだった片桐さんが

二次元コードに変換し
猫の写真に埋め込み

遠山さんに送った。

なんの事か わからないな。

(映子)なるほど。

すでに 証拠隠滅は
万全という事でしょうか。

でも これは
ほんの挨拶代わりです。

正式な身上書は こちらに。

正式な身上書?

あなた方が犯した
殺人の証拠ですよ。

安心してください。

警察に行くつもりなら
最初から ここには来ませんから。

遠山さんの冤罪は

当時 担当検事だった
私の失点になりますから。

(映子)その代わり
私を ここで雇ってください。

ただし
報酬は安くはありませんけど。

♬~

いいでしょう。

では まず その証拠を
見せてもらいましょうか。

これは
報酬の折り合いがついた時点で。

♬~

ポケットのそれは
なんでしょう?

こんなものを…。

だましましたね?

大丈夫?
(映子)ええ。

おや お取り込み中でしたか。

なんですか?
あなたたちは無断で…!

西崎課長殺害の犯人が
わかりましたので

そのご報告にと思いまして。

(西崎の声)「遠山さん? 西崎です」

「今から うちに来られるかな」

「大事な話がある
急いで来て欲しい」

これは 事件の夜

留守電に残っていた
西崎課長のメッセージです。

遠山さんによると
西崎課長は いつも

彼女を
「千鶴さん」と呼んでいたそうです。

ところが この電話では
「遠山さん」と呼んだ。

なぜ あの日に限って
「遠山さん」と呼んだのか…。

それが 気になりましてねぇ。

調べてみたところ とても
興味深いものを見つけました。

(三谷の声)「経産省の西崎課長を
殺したのは

三谷和弘 私です」

「この私が犯人です」

経産省の西崎課長を殺したのは
三谷和弘 私です」

「この私が犯人です」

三谷さん これ
あなたの声ですよね?

ふざけるな。

私は そんな事 言ってない。
言うはずがない!

ええ わかっています。

これは
音声再現技術を使って作った

本物そっくりの合成音声ですから。

ネット上にあった
テレビ出演した時の あなたの声

それをサンプルに
こちらのエンジニアの方に

協力してもらって
作ってみたんです。

あなたの会社の音声再現技術は
個人の声のサンプルを利用して

任意の言葉を 本人にそっくりに
再現できるという

最先端のものです。

そもそもは 声を失った方が

自分の声で
コミュニケーションをとるために

開発された技術だそうですね。

人工網膜同様
それは素晴らしい技術です。

あなたは この技術を
犯罪に悪用したのですね?

留守電の声を分析すれば

音声再現技術で作られたものか
はっきりするでしょう。

3年前 妹さんが聞いた
片桐さんの遺言も

これと同じ技術を
使ったのではありませんか?

つまり 妹さんが聞いたのは
合成音声だった。

若く優秀な技術者を働かせ

実績を残して
会社を成長させながら

一方で あなた方は
助成金の不正請求で

私腹を肥やしてきた。

そして それを
片桐さんに気づかれてしまった。

お二人の殺害を
お認めになりますね?

(田淵)ううーっ…!

ああっ! ああ…!

お互い 無駄はやめましょう。

もはや ここまで
という事のようですね。

あいつは 懐柔が通用するような
人間じゃなかった。

(片桐)警察に届けます。
いいですね?

待ってくれ。

誰が こんな不正をしたのか
調査する。

だから しばらくの間
これは預からせてくれ。

(片桐)ああっ!

僕を殺しても
全ては明るみに出るんだ!

それでも殺すんですか!?

(片桐)ああ…! ああっ!

(衝撃音)

その後 あなた方は
片桐さんが

内部告発のための 猫の写真を
送っている事に気づいた。

もし 自分の身に何かあれば

自分が猫を飼ってなどいない事を
千鶴さんが知る事になり

写真の謎にも気づくだろう…
そういう思いでの仕掛けだった。

遠山さんが内部告発に気づく前に
彼女のパソコンを遠隔操作し

この会社の機密情報を
漏洩しているかのように

偽装して 罠にかけた。

(捜査員)逮捕する。

違います…。 私じゃないです。
何かの間違いです!

(三谷)それで
全てが片付くはずだった。

それが 今になって西崎が…。

(西崎)遠山さんのパソコンが

この会社から遠隔操作されている。

警察に届ける前に

一応 三谷さんから

説明を聞いておこうと
思いましてね。

それ わかりますよね?

(杉下の声)そして あの夜

あなた方は
西崎課長の家を訪ねた。

♬~

(杉下の声)
そして 音声再現技術を使い…。

(西崎の声)「遠山さん? 西崎です」

「今から うちに来られるかな」

「大事な話がある
急いで来て欲しい」

あなた方は
2人の尊い命を奪い

1人の女性の人生を
台無しにした。

「IT業界の頭脳」など
とんでもない。

その罪の重さに
気づく事すらできない

愚かな頭脳ですよ。

♬~

そろそろ 本当の事を
教えて頂けないでしょうか?

あなたは いつから

我々を利用しようと
考えていたのですか?

まさか 利用しようだなんて…。

いいえ。 あなたは あの時

わざと 猫の写真を我々に見せた。

(由香里)
警察の方がいらしたんですが

ご一緒でもいいですか?
(映子)ええ…。

そこに隠された謎を

我々に解かせるためだったのでは
ありませんか?

さらに 内村刑事部長に
抗議に行ったのも…。

あっ…。

それから 特命の2人は

捜査と称して 民間人のパソコンを
押収したそうです。

一日も早い返却を求めます。

そこに ヒントがあるはずだと
伝えるためだった。

やはり そうでしたか。

しかし 1人で
オフィスに乗り込んでいくのには

いくらなんでも危険すぎた。

俺たちが駆けつけなかったら
どうするつもりだったんです?

ICレコーダーが見つかれば

相手は
強硬な手段に出ると思った。

その様子を これで録画してたの。

(田淵)ポケットのそれは
なんでしょう?

「こんなものを…」

器物損壊罪で訴えられるでしょ?

なぜ そうする必要があったのかも
言わなければならない。

そんな危険な…。

それに
ちゃんと保険もかけてあった。

保険?

あなたたち2人なら
必ず 事件の真相にたどり着く。

そう思ってたから。

君って人は…。

しかし なぜ あなたは
そうまでして?

3年前の真相が明らかになれば

同時に あなたの失点となる事は
わかっていたはずです。

自分で自分が許せなかったんです。

冤罪を生んでしまったと
わかった以上

自分で落とし前を
つけなければならない。

隠蔽しようなんて
思ってもいなかった。

君らしいな。

さすが 100パーセント
いや…。

99パーセントの女ってところかな。

♬~

(映子)それでは また。

♬~

彼女 3年前の事件
再審請求するそうです。

倉田弁護士の事です
必ず 無罪を勝ち取るでしょう。

しかし これから
手ごわい相手になりそうですね。

まあ それはそれで
楽しみですねぇ。

♬~

(角田)刑事部長が
隣に捕まったって話だよ。

(中園)今回だけは特別だ。
お前たちに捜査権を与える。

(村井武生)
ここは うちのシマなんです。

警視庁に 現場 荒らされるのは
迷惑なんですよ。

内村刑事部長が
なぜ 黙秘し続けているのか。