ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

盤上のアルファ~約束の将棋~ 第2話 玉木宏、上地雄輔、石橋蓮司、近藤正臣… ドラマの原作・キャストなど…

『プレミアムドラマ 盤上のアルファ~約束の将棋~(2)「カド番」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 将棋
  2. 真田
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  17. 伊達七段
  18. 一緒
  19. 記者
  20. 研究

f:id:dramalog:20190210225211p:plain

『プレミアムドラマ 盤上のアルファ~約束の将棋~(2)「カド番」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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プレミアムドラマ 盤上のアルファ~約束の将棋~(2)「カド番」[字]

首都新聞文化部将棋担当になった秋葉(玉木宏)は、33才でプロ棋士に再挑戦する真田(上地雄輔)を記事にしたところ、真田の過去を知る林(石橋蓮司)から連絡を受ける。

詳細情報
番組内容
首都新聞文化部の将棋担当になった秋葉(玉木宏)が、33才で再びプロ棋士を目指す真田(上地雄輔)を記事に取り上げると、元裏社会の将棋名人とも言われ、真田の過去を知る林(石橋蓮司)から連絡を受ける。一方、千田九段(近藤正臣)を師匠に持ち、真田の弟弟子である伊達七段(堀井新太)は鳳王挑戦者決定戦を目前に控えていた。伊達が恵子(比嘉愛未)に好意を抱いていることに、秋葉は気が気ではなかった。
出演者
【出演】玉木宏比嘉愛未上地雄輔野々すみ花近藤正臣石橋蓮司
原作・脚本
【原作】塩田武士,【脚本】山岡潤平
音楽
【音楽】林ゆうき

 


(秋葉)現役生活 通算2, 505局という
数多くの対局の中で

時には 負ける事もあると思いますが…。
そうですね。

将棋に負ける事で 将棋は 人に
何を教えてくれるんだと思いますか?

将棋というものは ある程度 やっぱり
面白くて楽しくて 深いものです。

まあ 勝ち負けありますけども
どんな場合でも やっぱり最善を尽くす

とにかく 要するに 私は
勝つ気持ちで戦う。

弱気になってはですね
実力を十分に発揮できませんから

弱気にならないって事は やっぱり
大事だと思いますね。

そうですね。

<勝負の道に 生きる男たちがいる>

頼む。 行くとこがない。

はあ?
だからって 何で俺のとこなんだよ!

僕は 将棋は 26歳までって
両親と約束してますから。

将棋には 出会い頭のラッキーパンチは
ないんですよ。

<戦いに敗れ 一度は プロ棋士になる事を
断念し 姿を消した真田。

が 彼は 33歳になった今
不可能とも思える プロ再挑戦を始めた>

♬~

(鶴巻)誰?
真田信繁です。

だから 誰?

こいつも もともと 千田さんの
弟子だった男で

現在は 三段リーグ編入試験に挑戦中です。

う~ん どうかな~?

それ どうかな~?

彼 取材するならね できれば
伊達君 取材してもらいたいな~。

この間の ほら 日曜版の特集 やっぱり
伊達君 ものすごい人気だったからさ。

みんなね 強い人に 興味があるのよ。

どん底からのカムバックは
共感が得られると思いますが。

いや 受かりゃいいよ。
三段リーグ編入試験。

でも 受かったの 今までで
たった1人だよ?

それは そうですけど…。
お願いします!

えっ?
伊達君を 取材して頂きたい!

ちょっ…。

頭上げて下さい。
いや もう 頭 絶対 上げません!

今や 伊達君といえば そりゃあ もう
読者が食いつく訳で

でも 彼は 今 超大忙しで
全然 捕まりません!

追いかけずとも
捕まえられる場所は知ってますけど。

えっ?
えっ?

もしかして この前 行ってもらった
小学校?

いやいやいやいや
もう指導やってないでしょ。

えっ? やってるの?

ひょっとして 目当ての女の先生でも
いるんじゃないですか?

えっ?

もしあれなら クラブ 休んでもらって
かまいませんから。

大事な対局 近いですよね。

いや 全然。 今月末 鳳王挑戦者決定戦が
あるくらいで。

いやいやいや とっても
大切じゃないですか。

別に 大切な事は 他にもあるんで。

あの… もしよかったら 今度 食事でも。

えっ?

仕事。 伊達七段に また ぜひ
取材をお願いしたく。

お断りします。
えっ?

今は 将棋に関する事以外
何も考えたくないので。

異性を口説くのも 将棋のうちですか?

将棋ファンのためだと思って
お願いできますか?

じゃあ こうなった時 王様が逃げたい所は
どこか分かるかな?

はい!
はい 田口君。

銀の横。
正解!

では 王様が逃げられないためには
どうする?

♬~

(恵子)伊達さんに ケンカ売りに来たの?

飯 行くのか?
えっ?

将棋クラブだって お前目当てで
やってる。

何で そう うがった見方しかできない訳?

小学生に 将棋を教えて
あいつに 何の得があるんだ?

伊達さんは 小学校の将棋クラブで
将棋を習って それで 今があるんだって。

だから 忙しい中 こうして
教えに来てくれてるの。

ふ~ん。

斎藤先生。
はい。

しばらく 子供たちの対局を
見てもらってもいいですか?

はい。
お願いします。 分かりました。

取材なら 今の時間 どうぞ。

♬~

おお 秋葉殿!

今度は どんなネタつかんで
隠してるんですか?

まあ 隠すようなネタも ねえか。
将棋担当さんは。

どうせ 暇なんだから 結婚でもしたら?
母親 死んで 天涯孤独になったんだしさ。

何で 母の事が出てくるんですか?
余計な事 言った。

すまんすまん。

アルファって 狼のボスの事ですよね?

まあ よう知ってはるわ。

勉強は できたんで。
さすが 記者さん。

でも 世の中 勉強ができても 関係ない。

そやろうか。

強い立場に立つか
弱い立場で甘んじるか。

結局 女性は みんな
強い男が好きなんでしょ?

どうやろうね。

さあ 出来ました。 どうぞ。
ああ どうも。

アホアホアホ…。 俺のアホ!

お帰り!

また 練習か?

当たり前や。

よろしくお願いします。

仕事か?

当たり前や。

♬~

<その才能を開花させ
鳳王のタイトル挑戦まで

あと一歩と迫った 伊達七段。

若き実力者の大一番に
注目が集まっている。

しかし 棋士の誰もが 順風満帆に
成功の道をたどれる訳ではない。

伊達七段と かつて 同門だった
真田信繁という人物がそうだ>

<26歳でプロになれず
奨励会を退会となり 7年。

彼は それでもなお プロを目指し
三段リーグ編入試験突破に挑んでいる。

その理由は ただ一つ。
将棋が好きだからだ。

彼は その純粋な思い一つで
高い壁に挑んでいる。

彼の今後にも 注目したい>

秋葉ちゃん。
ちかっ!

真田君の記事 結構 評判いいよ~。
本当ですか?

いや 本当も 本当。

真田君の無謀すぎるともいえる挑戦が
思いのほか 読者に刺さったみたいで。

そうですか。
いや~ しかし すばらしいね~。

僕。
はあ?

いや 原稿を見た瞬間にね
ポーンと来たもんね。

ポーン?

真田君と伊達君という人物を
同時に描く事で

より 読者の心をつかめるって
思ったもんね~。

秋葉ちゃん いい上司持ったね。

引き続き追っていこう。
連載できるように。

♬~

≪(千田)秋葉君!

ああ どうも!

今朝の記事 読んだ。

何や 真田の事まで書いてるとは
思わなんだな~。

結構 好評で。

もしかしたら連載できるかもしれないので
真田の内弟子時代の話を

伺いたいんですが
お時間 頂けませんか?

何や 記者さんみたいやな。

すみません すっかり
ごちそうになっちゃって。

うまかったか?
はい。

そらあんた 鍋奉行の 腕がええ。

それで 内弟子時代の真田は
どんな感じでした?

真面目やったな。

朝早う起きてな もうそれから
将棋盤の前に

ビタ~っと座って にらめっこや。

昼から 将棋会館行って 記録係やら何やら
いろんな役をこなして

夜遅う うちへ帰ってきて
また 将棋盤の前で にらめっこやった。

夜中に 「う~ん う~ん」って
うなってる声がしてね。

才能っていうか 腕に
光るものはあったんですか?

勝負勘は あった。

けど 勝負運がないねや。
勝負運?

相性の悪い相手と当たりますやろ
そうすると 必ず負けとった。

しかも その一番大事な
試合の時に限って

そういうのと当たりよる。

まあ 運は ひっくり返せるわな。
腕があったらな。

で 腕は磨ける。

真田は 26までに磨ききれなかった。

最後のほうは 分からんな。
えっ?

二十歳になった時な もうそろそろ 自分で
身を立てます言うて

ひょいと出て行きよったんや。

身を立てるやなんて言うても
そんなもんは 建前やろう。

ほんまのところ逃げたかったんやろ。

ちょうど 伊達が腕上げてきて
真田を抜きよったんが

そのころやったんや。

(加代子)真田君のせいじゃない。
また それかいな。

だって 中学卒業して
将棋ばっかりだったから

女の人に慣れてなかったのよ。
女の人?

逃げ出したくもなったのよ きっと。

♬~

秋葉さん お電話です。
えっ 俺?

はい。

はい お電話 代わりました。

☎秋葉さんかい?
はい。

☎今から ちょっと 会いたいんやがな。
真田信繁の事で。

えっ?

秋葉ですが。

おお あんたか。 わしは こういうもんや。

こういうもんって どういうもんですか?

「借金取り」って書く訳にも いかんやろ。

一発で分かった。

昔の面影 そのままや。

あいつ いくら借金したんですか?

えっ?
えっ?

今日は 借金取りに来たんやない。

じゃあ 何ですか? 真田とは どういう…。

あいつには 20年以上前 将棋を教えた。

真田 どこや?
いやいや 教える訳ないでしょ。

真田に 何をするつもりですか?

将棋を教えたる。
えっ?

この間の2局で 真田の癖は
研究されだしとる。

相手も 三段昇段がかかっとる連中や。
このままやったら あいつは勝てん。

あいつも 毎日 稽古してますよ。

どうせ コンピューター相手やろ。
何で それを。

あいつが 師匠にも不義理して 誰からも
見向きもされてへん事くらい

想像できるわ。

それに この間の2局見て 分かった。

人と指してへんせいで
勝負勘が さびついとる。

そんな事まで 分かるんですか?
どや 少しは わしの事 信用したか?

ただの借金取りじゃないんですね。

昔は 真剣師やった。

真剣師

賭け将棋や。

それって 違法じゃないですか。

あいつんとこ 連れていけや

分かりました。 3時に もう一度
会社のほうに来て下さい。

「新世界の昇り龍」。

やばいだろ。
あれ? この人 まだ生きてるんですか?

えっ? 知ってんの?

もちろん。 裏社会の将棋名人ですから。

♬~

こらっ!

遅いわ。 3時 言うたやろ。

すみません。
案内せえ。

こっちです。

後ろから 刺さへんわい。

真田とは
いつお知り合いになったんですか?

あいつが 小学生の時や。

わしが あいつの家に 何か
借金のカタになるもんないか

家捜しに行った時や。
あいつと 将棋盤だけが ポツンとあった。

あいつの父親は…。
うん?

蒸発したと聞いていますが…
殺したんですか?

はあ? な訳ないやろ。

マグロ船か何かに
乗せられたんちゃうか。

なんて事を。
借金して返さんもんが悪い。 違うか?

それとこれとは…。

お帰り。

ああ…。

坊主 久しぶりやの。

夢か?
痛いかどうか どついたろか?

うわ~!

ご無沙汰しとりました!

元気そうやの。
はい。

有名人なりよって。

いや…。

お前のおかげや! ほんま ありがとう!

ちょっと待って待って! 汗くさい!
お前は 水くさい。

ほんま おおきに!
触るな!

坊主!
はい!

指すか?

お願いします!

負けました。
アホ!

何で 先に ここに 角打って 守らんのや!

♬~

負けました。
アホ!

何で 己の玉を 先に守らんのじゃ!
おう!

♬~

負けました。
この金が 泣いとるで。

もう一回 お願いします。

♬~

負けました。

お前は 終盤に自信があるようやけど
わしには 通用せん!

今から お前に 有利なように作ったる。

何が何でも 勝ちきるんや。 ええな?
はい。

受けて潰せ! 相手が うんざりして
「負けました」言うまで 受け潰すんや!

はい。

♬~

えっ?

♬~

ええか? 大事なんは 相手が間違える前に
己は 絶対に間違えん事や!

ええな?

はい。

<何を賭けて この男は戦ってきたのか>

<人生を賭けた戦いの先に 何を得るのか>

♬~

<自分は今 何に
人生を賭けているのだろう>

♬~

負けました。

おお!

すごい! 次 鳳王のタイトル 挑戦だよ。
すごいな~。

伊達さん 勝利おめでとうございます。
ありがとうございます。

(記者)決め手は 何だったんでしょうか?

平常心です。

次は 鳳王戦五番勝負ですが。

秋葉さんは アルファにしか
興味がないんじゃなかったですか?

アルファ?

真田さんの事ですよ。
えっ?

あの人 小さいころから
アルファになりたいって。

♬~

おい おい!

(林)死んでへん。

さすが 若いの~。 よう寝るわ。

ずっと指してたんですか?
ああ…。

変わらんの~。

寝顔は おぼこいまんまや。

こいつと 初めて 将棋を指した時の事
よう覚えとる。

坊主 将棋やるんか?

おっさんも やるんや。 1局指そか。

父ちゃんを返せ。
うん?

俺が勝ったら 父ちゃんを返せ!
おお! 賭け将棋か?

ええやろ。
お前が勝ったら 父ちゃん 返したる。

ほな わしが勝ったら どうする?
お前 何 賭けるんや。

命。
えっ?

賭けるもん 他にあれへん。

おもろい!

命? 何やってるんですか?

へへへ…。 所詮 相手は 子供や。

負けました。

死んでもらおか。

待て!

お前が死んでも 一銭の得にもならんわい。

ちょっと待ってろや。

腹へってるやろ。

食え。

♬~

明日も 将棋しよか。

わしが教えたる。

♬~

ええか 坊主。 アルファになるんや。

アルファ?

絶対王者の狼や。

誰にも縛られず 自分の道は自分で生きる。
そんな強い人間になるんや。

この続きは また明日や。 ほな。

♬~

(林)風のうわさじゃ 女できて
将棋やめたと。

あんた その女の事 何か知らんか?

あの… さっき アルファって
言いましたよね?

何や?

心当たりありそうやな。

♬~

こんばんは。
こんばんは。

ほ~ あんたがか。

出しゃばったマネして すみません。

真田さんとは
大阪の中学で一緒やったんです。

中学3年の時に 1年の あの人と会うて。

あいつと どう知り合ったんですか?

授業の さぼり仲間やったんです。

どっちもお互い 家が
ゴタゴタしとったから。

卒業してからは
連絡取り合ってなかったんですけど

私が 上京してきた時に
たまたま 新宿で バッタリ会うて。

それで 一緒になったんか。

はい。

何で別れたんや?

あの人が 26で 奨励会を退会になった
次の日に 離婚届を置いて

どっかに消えてしもたんです。

私のせいで こんな事になってしもたと
自分を責めました。

私のせい?

あの人 22過ぎて
思うように勝てんようになって

焦りだして そしたら また
勝てんようになって。

それで もう あと1年で
26になるいう時に 私言うてしもたんです。

もう十分 頑張ったんちゃうのって。

そのせいで あの人の心が
緩んでしもたんちゃうかなって。

なんて罪な事したんやろって。

何やそれ。

さっきから 何 酔うとんねん。

私のせい。 私のせいで 真田が潰れた。
うぬぼれんな!

将棋は そんな 甘いもんやないわい!

あいつが潰れたんは あいつのせいや

ビール! 冷えてんと承知せんど。

はい!

♬~

どうぞ。

<その時 真田に嫉妬した。

真田には こんなに思ってくれる人がいた>

♬~

やばいよ やばいよ。

実に やばい。
どうしたんですか?

今日の編入試験の 対戦組み合わせ
出たんだけど

真田君の相手 天才中学生と言われた
森川君だって。 今 12連勝中の。

うちのやつがな 「見てこい 見てこい」って
うるそうて。

かないませんわ。

いよいよか。

♬~

森川君 ええ攻めしますな。

そうですね。

受けて潰せ!

♬~

負けました。

よし!
勝った! これ でかい記事になるよ。

ちょ 枠 とってくる。

よう 粘りきったもんやな。

ええ でもまあ 相当 特訓してましたから。

特訓?
ええ。

林っていう
一見 とんでもない人なんですけど

将棋が すごく強いみたいで。

♬~

やっぱり ここか。

勝利 おめでとう!

何や ニヤニヤして 気色悪い。

どうですか? 白星先行 今の気持ちは?

お前が テンション上がって
どうすんねん。

喜べよ。

午後から もう1局ある。

白餅か?
ああ。

お前でも 縁起担ぐんだな。
どこに売ってた? 俺も。

買うたんやない。 もろたんや。
えっ?

お前にも ファンがいたか。

♬~

どうした?
あかん。 受けきれてへん。

えっ? 相手は さっきより格下ですよね。

いや 真田の手筋を よう研究しとる。

♬~

負けました。

<あと4局を残して 真田は早くも
1つも負けられない状況に追い込まれた>

おい!

ここからが ふんばりどころやぞ。

はい。

1つ勝って 1つ負けました。

すみません。
いや…。

こっちこそ すまん。

お前の癖 研究されとった。

はい。
それだけやない。

2局目の相手の指した序盤の手 あんなん
わしの時代には なかった手や。

お前についた さびを落としたろうと
思とったが わしが さびとった。

すまん。

やめて下さい。

結局 お前には 何もしてやれんかった。
許してくれ。

何 言うてんのや!

何もしてやれんかった? 何 言うとんや!

林さんは 俺に
将棋を教えてくれたやないか!

おやじが おらんようなって
どうしようもない時に

一緒に 将棋 指してくれたやないですか!

うれしかった~。

どん底 味おうて 真っ暗ん中歩いてた時も
林さんが教えてくれた将棋が

俺の道 照らしてくれた。

いや そんな事はない。

わしは あん時 お前を 半端に
裏切ってしもて。

ず~っと 待ってた。

この続き また 明日やろな。

その言葉 信じて。

(ドアをたたく音)

信繁 おじさんち 行こうか?

ほら はよ来んかい! 何しとるんや!

嫌や 嫌や! 行きたない! 行きたない!

林のおっちゃんが来るんや!
何やねん それ!

おっちゃんが!

はじめは 恨んだ。

けど あん時 林さんは 留置場におった。

何や 知ってたんか!

くだらないケンカに
巻き込まれたんですよね。

そうや。

俺 うれしかったんです。

林さんが 俺の事を捨てたんやないって
分かって。

俺は まだ終わってない。

2勝2敗。 もう 1つも負けられへん。

けど 追い込まれたちゅうだけや。

どんなに追い込まれても
受けて潰したります!

見とって下さい。

アルファになりますから!

ず~っと 言いたかった。

ありがとう。

♬~

恵子? 俺。 俺 今さ
真田ってやつを追っかけてるんだけど

そいつ バカで がさつでさ
諦めも悪いんだけど

将棋が大好きなんだよ。

アルファになりたいって言ってて
あっ アルファっていうのはボス狼の事な。

それになりたいって。
そいつ マジで言ってんだよ。

でさ 真田に アルファになれって
言ったのが

林っていう ぱっと見 相当やばい
おっさんなんだけど

でもさ 真田は その おっさんに
将棋を教わってて

何かね~ 何か すっごい熱いんだよ。

でさ 静さんっていう
真田の元奥さんがいるんだけど

その人 今でも 真田の事 好きなんだよ。
おかしいだろ?

ひどい別れ方したのにさ~。

何か みんな 変なんだよ。
でも マジなんだよ。

泥くさいし ださいんだけど
かっこいいんだよ。 かっこいい!

恵子 俺 今 何か すげ~感動してんだ!
俺さ…。

メッセージがいっぱいになりました。

遅くに ごめん。 じゃあ また。

♬~

しゃべりすぎ。

♬~

はい 首都新聞 文化部です。
少々 お待ち下さい。

秋葉さん お電話です。
ありがとう。

はい。

☎林や。 ちょっと ええか?
すぐ行きます。

どうも お待たせしました。

真田の記事 書いてたんですよ。
林さんとの事。

あんたのおかげで 真田に会えた。
おおきにな。

これ。

いや お礼なんて。 しかもこんな大金。

これで 星 買うてくれ。
えっ?

真田の次の対戦相手… 買収してくれ。

♬~

恵子さんに プロポーズしました。
はあ?

斎藤先生 新学期から 担任を
外れて頂きます。

じっくり考えて 返事して下さい。

もう 1敗もできない。

わしゃ 本気やからな。

いい事 一つ 教えといてやるよ。

あの おっさんの弱点。

♬~