ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

イノセンス 冤罪弁護士 第4話 ともさかりえ、入山法子、正名僕蔵… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

イノセンス 冤罪弁護士#4【海底の砂だけが知る孤独なOLの嫉妬と殺意!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 被害者
  2. 被告人
  3. 小笠原
  4. 登別
  5. 理沙
  6. 黒川先生
  7. 彼女
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  9. 奈美
  10. 鶴見
  11. 和倉先生
  12. 黒川
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  15. 裁判
  16. 最後
  17. 仕事
  18. 姫島
  19. 別府
  20. 穂香

f:id:dramalog:20190209225813p:plain

イノセンス 冤罪弁護士#4【海底の砂だけが知る孤独なOLの嫉妬と殺意!】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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イノセンス 冤罪弁護士#4[解][字][デ]【海底の砂だけが知る孤独なOLの嫉妬と殺意!】

女の嘘と醜い嫉妬!!「それでも私は殺してない…」科学が暴く事件の真相!!弁護士・黒川拓(坂口健太郎)と楓(川口春奈)が、科学者(藤木直人)達と共に冤罪に立ち向かう!

詳細情報
出演者
坂口健太郎川口春奈趣里小市慢太郎正名僕蔵赤楚衛二杉本哲太志賀廣太郎市川実日子草刈正雄(特別出演)/藤木直人 ほか

【第4話ゲスト】ともさかりえ入山法子、村上新悟/榊原郁恵 ほか
番組内容
食玩メーカーのOL・小笠原奈美(ともさかりえ)が同僚の姫島理沙(入山法子)殺害容疑で逮捕される。好意を寄せる奈美からの弁護依頼に浮かれる登別(正名僕蔵)だが、企業法務専門の登別に勝ち目はないと、拓(坂口健太郎)たちが引き継ぐ。現場に赴いた拓は、真冬の海に入ると海中に顔を押し付け事件を検証するが…。有力な証拠がないまま裁判を迎え、さらに証人である奈美の上司の意外な一言が一気に拓たちを窮地に追い込む!
監督・演出
【演出】丸谷俊平
原作・脚本
【脚本】古家和尚
音楽
【音楽】UTAMARO Movement
【音楽プロデュース】岩代太郎
【主題歌】King Gnu「白日」(アリオラジャパン
制作
【チーフプロデューサー】池田健司
【プロデューサー】荻野哲弘、尾上貴洋、本多繁勝
【制作協力】AXON
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
【公式HP】https://www.ntv.co.jp/innocence/
【公式Twitter】https://twitter.com/innocence_ntv
【公式Instagram】https://www.instagram.com/innocence_ntv/

 


(奈美) 本当に大丈夫なんですか?
(男性) もちろんです。

でも ご迷惑なんじゃ…。

(男性)
迷惑だなんて とんでもない!

(机をたたく音)

(登別) 私が あなたを救います!

(黒川 拓)
ほら いいでしょ? これ。

「わさミョーちゃん」です。
(聡子) わさミョーちゃん?

わさびとミョウガ
わさミョーちゃん。

これね 焼きそばに付いてる
おまけなんですけど

全部で38種類もあるから
集めるのがホント大変なんですよ。

あっ… 有馬さんも食べます?
(聡子) えっ。

食べますよね?

(和倉 楓) やめたほうが
いいですよ 激マズですから。

(穂香) 特に付属の
わさびミョウガマヨネーズが最悪。

(湯布院) カップ焼きそばを
冒涜するような味になってますよ。

あっ! はっ!

また4番だ~。

(聡子) この間の裁判で負けて
落ち込んでるって聞いたから

様子 見に来たんだけど…。
むしろ ここ数日は

いつもよりテンション高いですよ。
あっ… あぁ…。

あぁ…。

よし!

あっ。
(別府) えっ?

(石和) えっ?
(別府) 何やってるんだ? 登別。

何だ その
「必勝」というハチマキは?

えっ?
(石和) えっ?

(聡子)
株式会社マロンサークルって

つい最近 事件のあった会社よね?
事件?

(別府) 黒川!
はい。

(別府) お前に仕事を与える
殺人事件の弁護だ!

(登別) あぁ…。
うわ~。

(石和) これが記録です。
あ… ありがとう。

(石和) うわ~!
あっ!

ちょっと~!
(石和) すいません!

わっ!
(湯布院) 珍しいですね。

所長が 刑事事件の弁護を
持って来るとは。

(別府) 不本意ですよ 私だって。

この登別が 無断で 隠れて

コソコソと
勝手に進めていたんです。

(穂香) 登別先生が刑事弁護?

これには深い事情が…。
事情なんか どうだっていいんだ!

普段 企業法務しかやってない
お前が担当したって

負けるに決まってるだろ。
でも こちらで担当したって

勝てるかどうかは…。
マスコミも注目してる事件だからな。

しっかりやれよ 黒川 あと登別。

ペナルティーとして報酬カット
ついでに

裁判の結果次第では 罰として

刑事部門に異動だからな
覚悟しとけ!

そんな! 所長!
いや! 待ってください 所長!

刑事部門に異動って罰なんですね。

(湯布院)
「天音島女性会社員殺人事件」。

そうそう それよ!

このおもちゃを造ってる会社の
社員が殺された事件。

逮捕されたのは同僚で
全面否認してるって。

全面否認…。

それって 相当 難しいんじゃ…。

殺人事件か…。

♬~


(楓の声) 事件発生は
平成30年10月21日。

東京湾沖82kmにある
天音島で

旅行中の女性が
海岸で溺死体となって発見。

亡くなったのは
株式会社マロンサークルの

契約デザイナー 姫島理沙 31歳。

姫島は 行方不明になる直前まで
一緒に島を訪れていた友人

小笠原奈美と行動を共にしていた。

2人でシュノーケリングをしに
海に行って

その最中に
姿が見えなくなったんです

まさか
事故に遭ってるなんて…

(楓の声) その後の司法解剖
遺体の肺に 海水と共に

大量の砂が入っていたことが判明。

通常の溺死とは
明らかに異なる状況から

殺人の疑いで小笠原を逮捕。

亡くなった姫島さんとの
ご関係ですが…。

彼女は もともと会社の後輩です。

プライベートでも
親しくしていました。

調書には 姫島さんは
契約デザイナーとありますね。

3年前 結婚を機に
退職予定だったのを

会社が引き留めて…
在宅でできるデザイナーに。

彼女は

ヒット商品を
いくつも生んで来ましたから。

(奈美の声) 理沙は 才能にも
人柄にも恵まれていました。

同僚みんなから
愛されていたんです。

私も 彼女を
妹のように思ってました。

そんな彼女を

私が殺すなんて…

絶対に あり得ません。

絶対に。

それは分かりません。

えっ?

相手に好意を持っているから
といって 殺すはずがない

…なんて分かりません。

私を疑ってるってことですか?

そういうわけじゃないんです
ただ…。

小笠原さん。

2つ聞かせてください。

はい。
1つ目に

あなたは何か
隠し事をしていませんか?

これは殺人事件の それも
無罪を勝ち取るための弁護です。

あなたは今 何もかも包み隠さずに
話してくれていますか?

隠し事なんて していません。

そうですか。

では 2つ目に

あなたは本当に

被害者を殺していませんか?

殺していません。

分かりました。

僕が徹底的に調べて 戦います。

お願いします。

あっ そうだ。

どうして 今回の弁護依頼を
うちの登別に?

事件のことを知って

登別先生のほうから
申し出てくれたんです。

「必ず無罪を勝ち取るから 任せろ」
って。

以前から
お知り合いだったんですか?

はい。

半年ほど前に。

(穂香) お見合いパーティー
うん!

登録している
婚活クラブ主催のね!

初対面で意気投合して も~う!

4回くらい?
デートにも出掛けている!

ほれ ほれ! どうぞ!

(湯布院) だからといって
「必ず無罪を勝ち取る」

…なんていう無責任な発言は
いかがなもんかと思いますがね。

彼女は 罪を犯すような人間じゃ
ありません。

私は 人を見る目には
自信があるんです。

そういう問題じゃないんですよ。

いいとこ見せようとして
弁護を引き受けた揚げ句

結局 こっちに丸投げですし。
仕方ないだろう!

所長にバレたんだから
とにかく今は

彼女と私の幸せが
お前に懸かってるんだ 黒川!

有馬さん
小笠原さんの情報ですけど…。

すぐに集まったわよ。

小笠原奈美 36歳。

都内大学卒業後

株式会社マロンサークルに
就職し

商品企画開発部に所属。

70歳の母親が1人。

要介護で
事件前は自宅で同居してたけど

今は親戚に引き取られてる。

2年前 亡くなった父親のことも

数年間 自宅で介護してたみたい。

性格も真面目で

彼女のことを知ってる人間は
みんな

殺人なんて信じられない
って言ってる。

ほら!

私の 人を見る目に
間違いはないんだ!

黒川 どんな手を使ってでも
彼女の無実を証明してくれ!

とにかく 今晩 じっくり
記録を読み直してみます。

(穂香) 黒川先生
いつもと様子が違いますね。

(湯布院)
前回 無罪を取りに行った裁判で

負けた後ですからね
やはりナーバスにはなるでしょう。

(鶴見) 姫島や小笠原のことは

もう散々 警察や検察の方に
お話ししたんですが…。

また何か
新しく思い出されたことや

気が付いたことはないかと
思いまして…。

あれば すぐ警察に連絡しますよ。

こっちは事件の影響で
寝る暇もないぐらい忙しいんです。

なるべく お時間は
とらせないようにします。

話なら うちの部署の社員たちに
聞いてください。

私以外 全員 女性ですから。

(社員)
仲良かったですよ あの2人は。

理沙ちゃんが
デザイナーになれたの

小笠原先輩のおかげみたいな
ところもあるし。

小笠原さんのおかげ?
もともとは小笠原さんも

デザイナー志望だった
みたいですけど。

後輩の理沙ちゃんの
センスに気付いて

プッシュしてあげたんです。

(社員)
これ 小笠原さんと理沙ちゃん

2人にとっての
記念の品なんですけど…。

「クリまる君」?
(社員) 理沙ちゃんが

小笠原さんの指導で 初めて
デザインしたキャラなんです。

制作段階のギリギリで
ボツになっちゃって

結局 商品化は
されなかったんですけど。

でも 落ち込んでた
理沙ちゃんのために

小笠原さんが 記念にって
ペンダントにしてあげたんです。

自分たちの分と
会社の資料用に3つだけ。

収穫ありませんでしたね。

小笠原さんが 本当にいい人だって
再確認できたくらいで。

まぁね… 正直 いい人過ぎて
少し引っ掛かるけど。

何ですか? 引っ掛かるって。

職場では いい先輩社員
自宅では介護。

その上 後輩は 自分が目指してた
デザイナーになって

先に結婚までしちゃって。

私だったら
ストレスで爆発しそうだから!

城崎さんだったら その前に
爆発しますよ きっと。

黒川先生 どこ行くんですか?

えっ 現場ですけど。
天音島に 今から!?

はい 高速船なら2時間だし。

いや 今からだと
帰りは夜になりますよ。

下手したら泊まりになるし!

城崎さんだって無理ですよね?
私は無理。

息子を保育園へ
お迎えに行かなきゃいけないし。

大丈夫です
僕1人で行けますから。

いや さすがに1人は…。
私は無理だけど

和倉先生は?

ここですね。

2人が シュノーケリングに来ていたのは。
ええ。

警察は ここを
殺害現場と判断しています。

遺体の発見現場は
もう少し向こうの砂浜ですけど。

被告人は 浅瀬で

被害者の顔を水中に押し付けて
溺死させた。

根拠は 肺に入っていた大量の砂。

あの小笠原さんが
そんなことするなんて

全然 イメージできませんけど。

黒川先生?

ちょっと!

え~!?

♬~

黒川先生 やめてください!

何 考えてんですか!
こんな真冬の海で。

和倉先生 和倉先生…。
はっ?

着替え一式
持って来てるんですけど。

はっ?

あ~! もう最悪!

うまっ!

お待たせしました。

あっ。

よかったですね 着替えられて。

島に1軒だけの洋品店
調達したんです。

もう 思いも寄らない出費ですよ。

あっ キンメダイ どうですか?
おいしいですよ。

いりません。

それより あんなことまでして
何か収穫はあったんですか?

収穫はないんですけど…。

あの 和倉先生 どう思いますか?

この 被害者の手のひらの傷。

どうも気になるんですよねぇ。

食事中に出すものじゃ
ないと思いますけど。

う~ん…。

海の中で 岩場にでも
当たったんじゃないですか?

いや でも だったら…。

体の他の場所にも
同じような傷が残るはずです。

でも そんなの全然ありませんよ。

だから やめましょうって
こんな所で…。

何かを強く握った。

相当 強く握らないと

こんなふうには ならないと
思うんだよなぁ。

もしかして

いつもより焦ってませんか?
黒川先生。

えっ?
この間の敗訴で

ナーバスになってるんじゃないかって
湯布院先生が言ってました。

小笠原さんの接見の時も。

相手に好意を持っているから
といって 殺すはずがない

…なんて分かりません

あなたは何か
隠し事をしていませんか?

何となく 普段より
当たりが きつかった気がして…。

小笠原さんの言動に

何か引っ掛かるところでも
あるんですか?

そういうわけじゃありません。

ただ…。

心の中のことは
誰にも分かりませんから。

(振動音)

すいません ちょっと…。
(振動音)

(振動音)

こんなもの見ながら 食事する人の
気持ちも分かんないけど。

奥さん 何か召し上がります?

キンメの煮付け お薦めですよ。

私は いいです
あと 奥さんじゃないので。

あっ そうなの。

あっ! あの… 別に これ
変な趣味とかじゃないんで。

ハァ…。

あれ お店 出るんですか?
あぁ 僕 キンメダイ… そうだ。

黒川先生のせいで
居づらくなったんです。

それより そろそろ帰らないと
船 なくなるんですけど。

あっ そうですね
帰りましょうか。

あっ その前に寄り道に付き合って
もらってもいいですか?

寄り道?

あの ここって…。

実家です。

それって つまり

最高検察庁
黒川次長検事のお宅ですよね?

はい… 顔 見せに来いって
何度か連絡があって。

いや だからって
どうして私まで一緒に?

僕が助かるので。
いや 意味が分かりません。

大体 こんな時間に非常識ですよ。

それに 手土産もないですし。

別に結婚の挨拶しに行くわけじゃ
ないんですから。

じゃなくても 非常識ですって!

行きましょう。
行かないです。


(黒川 麗) どうぞ~! はい!

(麗) 和倉先生も
たくさん召し上がって。

ありがとうございます。

(黒川 真) 君が 息子の顔が見たい
って言うから

顔を出すように言ったんだよ
もう座ったら?

せっかく久しぶりに
息子が帰って来たんですよ。

それも こんなステキな
お嬢さんまで連れて。

目いっぱい ごちそう作らなきゃ。

間もなく ラムラックも
出来上がりますからね。

フフ…。

ウフフ… も~う!

相変わらずだろう。
相変わらずですね。

ステキな奥様ですね。

ありがとう。

しかし…

和倉先生も災難ですねぇ。

大変でしょう 彼と付き合うの。

えっ?

あ… あの
先ほども ご説明した通り

私は ただの同僚でして。

あっ もちろん
普段 こんな格好で

仕事してるわけじゃ
ないんですけれども…。

(真) でしょうね 恐らく

息子が ご迷惑 掛けたんでしょう。
えっ?

天音島で むちゃな再現検証に
付き合わされた結果

着替えるハメになった
というところじゃありませんか?

どうして…。
(真) あなた方が

あの事件の弁護人だということは
聞いていました。

情報が早いですね。

自分は関わってもいないのに。

気にはするさ。

息子が
また恥をかくのかと思うと。

この間の医療ミスの裁判も
結局 負けたようだし。

いつものように
被告人の主張に従って

弁護をする気かね?

はい そのつもりです。

犯罪者はウソをつくし
隠し事もする。

それを前提にしなければ
振り回されるだけだ。

その前提で捜査をするから

警察や検察による冤罪が
なくならないんでしょう。

(麗) ラムラック あと3分くらい。

飲み物 足りてます?
ああ もう大丈夫だ。

母さんの料理
久しぶりだから おいしいです。

そう! あぁ…。

和倉先生は お口に合います?

あっ はい。

特に この魚介の煮ものが。

アクアパッツァね?
はい。

これねぇ 簡単なコツがあるの。

(真) ラムラックが焦げるよ。

あっ! そうだった もう…。

僕は 僕のやり方で
実証を積み上げて行きますから。

科学的な検証は
捜査機関が行うことであって

弁護士の仕事じゃ ない。

その捜査機関の検証が
不十分なのが問題なんです。

あの時だって
もっと ちゃんと調べていれば…。

まだ あの時のことに
とらわれてんのか。

君も相変わらずだな。

(机をたたく音)

拓 行儀悪いぞ。

完成!

ここ何年かで 一番の出来!

あぁ これは確かに おいしそうだ。

でも残念ながら

確認しなきゃいけない書類が
あったことを思い出してね。

えっ いや そんな…
後でいいじゃないですか!

急ぐ案件だからね。

和倉先生 ごゆっくり。

♬~

あの… 何か私に言うべきことが
あると思うんですけど。

あぁ… 食事おいしかったですか?
じゃなくて。

あんな重たい家族のだんらんに

いきなり ひとを
巻き込んだことについてです。

すいません…
でも 母は喜んでました。

和倉先生に来てもらって。

何となく 最後の最後まで

勘違いされてるような
気がしたんですけど。

勘違い?

もういいです!

それより
黒川先生と次長検事は…。

仲が悪いわけじゃないんですよ
ただ…

考え方が合わない。

学生の頃
ちょっと いろいろあって。

学生の頃?

家を出てからは めったに
顔を合わせないんですけど

会うと毎回 ああいう感じで。

「相変わらず」は
お互いさまですね。

あっ 早く帰って
公判前整理手続の準備しましょう。

(裁判官) では弁護人は

犯人性を争うということで
よろしいんですね?

はい。

被告人と被害者の間で
トラブルなどは見受けられず

犯行につながる動機がありません。

(指宿) 黒川先生。

まさか今回も無罪を主張して来る
とは思いませんでした。

それが被告人の意向ですから。

しかし こうなると 本当に

殺害の動機がなかったのかが
重要になって来ます。

何か つかんでるんですか?
さて どうでしょうね。

失礼。


(登別)
おいおい! 現状の弁護材料は
動機がないことと

状況証拠だってことだけかよ!
これで本当に勝てるのか?

裁判員裁判の場合

被告人の人間性
アピールするのは

ある程度は有効ですから。
(ドアが開く音)

(別府) 登別。
はっ!

裁判の結果が出る前に
刑事部門に移る気か?

いえ そんなつもりは…。
なら仕事しろ。

例のMA案件はどうなってる!?
すぐに取り掛かります!

(別府) 黒川。

今回は勝てそうなのか?

まだ分かりません。

無罪で押し通した揚げ句

2連敗となったら
お前の立場も危ういぞ。

分かってるのか?
はい。

前から思ってましたけど
別府所長

黒川先生のこと
あからさまに嫌ってますよね?

あの人 いずれは事務所を

企業法務専門に変えたい
と思ってるから。

ホントですか?
心配は ありませんよ。

私の目が黒いうちは

そうしたくても させませんから。

さぁ 準備を進めましょう。
(穂香) はい。

♬~

ハァ…。

(奈美) ハァ…。

今 申し上げた通り

被告人と被害者は
良好な関係にあり

殺害を企図し
実行する明確な理由がありません。

よって検察側の主張は
状況証拠のみで構築された

合理的な疑いが十分に存在する
主張であると考えます。

以上です。

(裁判官) では次に 検察官から
請求があった証人尋問を。

はい。

(ドアが開く音)

(奈美) ハァ ハァ…。

小笠原さん?

(指宿) 氏名と 被告人または
被害者との関係をお願いします。

鶴見啓介。

被害者の姫島理沙
被告人 小笠原奈美の上司です。

あなたは 被告人についての
ある重大な事実を

裁判で証言したいと
申し出てくれました。

その内容は?

(鶴見)
私は… そこにいる被告人から

悪質なストーカー被害に
遭っていました。

ウソだ…。

(指宿)
それは どういった理由で?

(鶴見)
別れ話が こじれたからです。

私は以前
被告人と交際していました。

別れては よりを戻すという
付き合いでしたが

7~8年ほどです。

裁判長 証人の証言内容は

本件とは
何ら関連性のないものです。

最後まで
内容を聞いていただければ

関連性をお分かりいただけます。

(裁判官)
弁護人の異議を棄却します。

別れ話が こじれた理由は

被害者の姫島理沙です。

被告人は 私が姫島に恋愛感情を
抱いていると疑いまして…。

恋愛感情?
被害者は既婚者だったはずですが。

ええ 3年前に結婚しています。

ですから そんなことは
あり得ないんです。

狙ってたくせに…。

(指宿) それで ストーカー行為が
始まったわけですね?

半年前に別れ話をしてからです。
半年前?

(鶴見) 嫌がらせは どんどん
エスカレートして行きました。

チャイム

(鶴見の声) 深夜に突然
押し掛けようとして来たり…。

メッセージの受信音

(鶴見の声) これ見よがしに
お見合いパーティーに参加して

私の気を引こうとしたり。

(鶴見) 次第に彼女は

「私を殺して自分も死ぬ」などと
言い始めて…。

(指宿) 明らかに脅迫ですね。
(鶴見) あまりに しつこいので

ある日
彼女に言ってしまったんです。

「姫島の旦那が うらやましい。

俺も 彼女のような女性と
交際したかった」と。

それから 嫌がらせは
ピタリと止まりました。

(指宿) 憎しみが
被害者に向かった可能性は

大いにあるということですね?

姫島理沙さんの死を
知らされた時

どのように思われましたか?

絶対に 被告人が殺したんだ
と思いました。

そして それは

私にも責任の一端があるだろうと。

ありがとうございました。

鶴見さんの主尋問は以上です。

どうして
話してくれなかったんですか?

最初にお会いした時 黒川先生も
隠し事がないか聞いたのに

どうして…?
(奈美) ハハハハ…。

ハハハハ…。

どうして話さなかったか?

えっ それ
本気で聞いてるんですか?

ハッハハ… どうしてって
言えるわけないでしょ!

言ったら絶対 私が殺したって
思われるじゃない!

そうよ。

私は理沙が嫌いだった。

私が
手に入れられなかった幸せを

何もかも手に入れてる あの女が
うらやましくて。

憎くて 憎くて仕方なかったのよ。

私には なかったデザイナー の才能が
あのコには あった。

私は浮気ばっかり繰り返す男に
8年も すがってたのに

あのコは幸せな結婚をした。

私が介護と仕事で
疲れ果ててる時

あのコは キラッキラした人生を
思いっ切り楽しんでた。

そんなの
悔しいに決まってるでしょ。

でも彼女は…
小笠原さんを慕ってたんでしょ?

そんなに嫌いなら…。
嫌がらせでもすればよかった?

狭い会社の同じ部署にいるのに…
えっ 距離を取ればよかったの?

できるわけないでしょ
そんなこと!

余計 惨めになるだけなのに。

ハァ…。

理沙は ホントにいいコだったの。

悪いとこなんて1つもない。

ただ私が勝手に妬んでただけ。

あのコが
もっと嫌な人間だったら

私も気が楽だったのに。

(奈美) ハァ…。

ごめんなさい。

どのみち
裁判では負けでしょうから

もう何もしていただかなくて
大丈夫です。

姫島さんのことが
嫌いだったんですね。

はい。

彼女に いなくなってほしいと
思ってた…。

そうだって言ってるじゃない…!
でも

あなたは 殺してないんですよね?

ここまで
本音をさらけ出したのに

あなたは ひと言も
「殺した」とは言っていません。

どんなに嫌いでも

殺してやりたいと思うくらい
憎んでいても…。

本当に殺してしまうかなんて
分かりませんから。

信じてくれるんですか?

だから お願いします。

あの日 海岸で何があったのか

本当のことを話してください。

私…。

鶴見とは もう無理なんだ
って悟って

仕事を辞めようって
決めてたんです。

それに…

理沙とも もう
二度と会わないでおこうって。

(奈美の声) だから最後に

あのコに本音をぶつけよう
って思ってた。

あぁ…

(理沙)奈美先輩 どうして
それ 持って来たんですか?

あぁ… ちょっとね

言ってくれれば
私も自分の持って来たのに

(奈美の声) でも結局
私は本音を言えませんでした。

最後の最後まで
いい人ぶりたくて。

伝えたのは 会社を辞めることと

もう二度と会う気はない
ってことだけ。

それで最後に 理沙と私にとって
友情の証しだった

あのペンダントを
海に捨てたんです。

先輩! 何で!?

言ったでしょ
二度と会わないって

だから もう必要ない

あなたのペンダントも
処分して

私のこと…

もう思い出してほしくないから

ごめんね

(奈美の声) それが…

理沙との最後の会話です。

そうですか…。

黒川先生?

(穂香) 「逆恨み殺人」
「ストーカー女の凶行」

「品行方正なキャリアウーマンの
裏の顔」。

どれも どぎついタイトルだわ。

内容は もっと ひどいです。

どれも
人格攻撃みたいなのばかりで

まだ判決も出てないのに。

出てないからこそ
好き放題 書けるの。

私も上司から 「あの鶴見って男の
コメント取りに行け」

…とか言われてるし。
(穂香) 行くんですか?

行かない。

だって 小笠原さんが
被害者を殺害してなかった場合

事件と無関係な恋愛トラブルの
暴露になるだけでしょ。

でも被告人には
殺害の動機があったんだって

裁判員に印象付けることは
成功しています。

(聡子) で 黒川君は黒川君で
行き詰まってると…。

砂…。

行き詰まってますね。

あっちはあっちで
戻ってから動かないですし。

え~…。

登別先生 小笠原さんのことが
ショックなのは分かりますが

仕事に戻らないと。
(登別) 私は だまされていたんだ。

恋に破れ 裁判にも負け

刑事部門に移されて

私の人生は
このまま どん底に落ちるんだ!

だから失礼ですって! 刑事部門を
どん底 呼ばわりとか…。

あっ…。

秋保さん。
どうして ここに?

(秋保恭一郎) ああ
たまたま近くに用があったんだ。

ついでに また
裁判で負けそうになってる

黒川の顔でも
見物しようと思ってな。

心配になって見に来たくせに。

天音島か。

あそこは確か
キンメダイが名物だ。

はい 島に調査に行った時に
食べました。

キンメダイは
タイといっても深海魚だ。

だから目が大きい。
それが何なんです?

こんな水槽では起きないことが
起きる…

場合もある。

あっ! あっ…。

え… え~っと…。

(登別) よっ…。
ちょ… 黒川先生!

あぁ ごめんなさい ごめんなさい。
(登別) あ~! あぁ…。

あっ これだ。

うわ~! 殺す気か!

何なんだ いきなり!

岩場にでも
当たったんじゃないですか?

(奈美)あのペンダントを
海に捨てたんです

♬~

そうか…。

そういうことなんだ。

準備を進めとくぞ。
お願いします。

え~と 他に…。
ちょちょちょ… 黒川先生!

いつものことですが
ちゃんと説明してください!

秋保先生
今回も よろしくお願いします。

ちゃんと実験台も連れて来ました。

モルモットとしては
随分 頼りなさそうだな。

ありがとうございます。
はい。

有馬さん 有馬さん
漁協で確認取ってくれるそうです。

そう こっちも今

網を投げたとこ。

網?

海の中から捜し出すなんて

砂漠で砂金1粒
見つけ出すようなもんでしょう?

少しでも確率 上げておかないと。

お~!

(鳴子) 準備OKです。

よし 始めるか。

じゃ そこのプールに入ってくれ。

いや だから説明を。
登別先生。

小笠原さんの
無実を証明するためです。

無実を証明って…。

私は もう吹っ切った!
あんな性悪女のことは。

(穂香) 薄情なことを。

もともとは自分が取って来た
仕事ですよね!

(登別) よっ!

言っとくが! 私は こう見えて
泳ぎは得意だぞ!

被害者が溺死した理由を
調べるつもりなら

不適任だ!
(拡声器:秋保) その点は問題ない。

オリンピックに出場できる
レベルの水泳選手でも

この実験なら 確実に溺れるし

下手すれば死ぬからな。
えっ?

問題なくないだろ それは‼

(キーボードを打つ音)

(開始のブザー)

えっ?

すみません ちょっと
捜し物をしているんですけど…。

(漁師)
ペンダント? 心当たりねえなぁ。

そういう ちっこいもんなら

浜に打ち上げられる
可能性のほうが

高ぇんじゃねえか?

(登別) あ~!
(せき込み)

登別先生 大丈夫ですか?
(せき込み)

大丈夫なわけないだろう!
死にかけてるんだ!

最低でも あと2回は検証したい。

いや さすがに もう無理ですよ。

僕が代わりましょうか?

いや! いい!

私がやる!
でも…。

私だって弁護士なんだ!

冤罪を晴らすために
できることなら

何だってやるさ!
いい根性だ!

5分後に再開する。
えっ?

秋保先生。

この間 黒川次長検事
お会いしました。

黒川先生に家まで連れて行かれて。

何か聞いたか?
いえ。

ただ やっぱり

黒川先生が学生の頃に
何かあったのは分かりました。

弁護士を目指したのも

次長検事との今の関係も
それが発端だって。

気になるなら本人に聞けばいい。

聞いてもいいんでしょうか?
何か深刻そうですし…。

本人がダメなら

湯布院弁護士か 別府所長か…。

あぁ あとは有馬にでも聞け。

一応 全員 関係者だからな。
関係者?

立場は違うが

嫌な出来事を共有する連中だ。

それは 秋保先生もですか?

♬~

あ… あっ。

あぁ…。
(聡子) 黒川君!

来た!
えっ?

情報 来た~~!

え~‼

(着信音)
あっ。

(着信音)
黒川先生からです。

もしもし?
和倉先生 見つかりました。

ホントですか!?
はい。

島の子供が
砂浜で拾っていたんです。

(女の子) キレイでしょ?

よかった じゃあ…。

そちらの首尾は?

(キーボードを打つ音)

検証は完了だ。

準備は整いました。

分かりました すぐ戻ります。

♬~

あなたは 被害者との
友情の証しだったペンダントを

海に捨てて
その場から立ち去った。

被害者には
一切 危害を加えていない。

そういうことですよね?

はい。

ありがとうございます。

では 被告人質問中ではありますが
特別に許可を頂きました

弁 第46号証の検証映像を
ご覧いただきます。

事件の現場である
天音島の海岸は

こちらの水槽に再現したのと
同様の形で

波打ち際から浅瀬の終わりまでの
距離が短く

その先は急に深くなってる。

そして こうした地形では

ある特有の波の動きが発生する。

それは

「逆潜流」と呼ばれる現象だ。

この逆潜流で発生した
潮の流れは

秒速10mにも達する速さで
海底に向かう。

では この流れが
人間を襲った場合

どのようになるかだ。

♬~

このように たとえ
どれだけ泳ぎが得意な人間でも

抵抗できるものではない。

被害者の死は この現象に
巻き込まれたことに起因する。

以上だ。
(キーボードをたたく音)

今回の解剖結果で

被害者の副鼻腔内に
出血が確認されています。

これは この逆潜流に
のみ込まれたことで

体に急激な圧力が
かかったためです。

裁判官 裁判員の皆さん。

今の実験映像 および解剖結果は
本件の検証として

要件を満たしていない
無意味なものです。

無意味?
それは なぜでしょうか?

本件が殺人であると
判断されたのは

被害者の肺から 通常の溺死では
検出されない量の

砂が発見されたからです。

砂は海中に舞っていたんです。

被害者が
このペンダントを拾った時に。

こちらは 被告人が海岸に遺棄した
ペンダントの現物です。

事件より10日後に
砂浜に打ち上げられ

近隣に住む少女が
拾得していました。

では 次に

被害者の右手の手のひらにある傷。

これは このペンダントを
握り締めた時に付いたものです。

法医学の専門家にも
検証をお願いし 確認しました。

つまり 被害者は
被告人が捨てた

この友情の証しである
ペンダントを取り戻そうとした。

皆さん 今の弁護人の主張は

ただの仮説にすぎません。
では 検察官は

被害者の右手に付いた傷を
どう説明されるんですか?

簡単なことです。

被告人が凶行に及んだ時
被害者が抵抗して

被告人の身に着けていた
ペンダントをつかんだ。

それは
こういう状況でしょうか?

これは 被害者がしていた
ペンダントと

同じ形のチェーンです。

(どよめき)

♬~

チェーンが切れましたよね。

でも クリまる君は
そうなっていません。

それに もし その状況なら

被告人は
ペンダントを回収したはずです。

証拠隠滅のために。

それは…。
検察官。

ペンダントは
被害者が自分の意思で

海から拾い上げたんです。

何で 理沙が そんなこと…。

彼女が
あなたのことを慕っていたから。

あなたとの友情を
失いたくなかったから。

理由は それだけでしょう。

♬~

♬~

(黒川の声) そして その時に
逆潜流に巻き込まれたんです。

♬~

でも だったら…。

だったら やっぱり

理沙は 私のせいで…。

これは事故です。

殺人ではありません。

あなたは 彼女のことを
憎んでいたのかもしれない。

そして…

事故の原因も あなたが
つくったのかもしれない。

でも これは事故であって…

あなたが殺したわけでは
ありません。

♬~

裁判長。

以上のことから 弁護人は

被告人 小笠原奈美の

無罪を主張します。

♬~

♬~

(奈美)
ホントに お世話になりました。

報道が過熱していましたから

これからも
大変だとは思いますが…。

覚悟しています。

殺人ではなくても

私が理沙の死を招いたことは
事実ですし。

理沙と自分を比較して

妬んで 逆恨みで嫌って…。

つくづく 自分の醜さを
思い知らされて…。

それでも

私はホントに無罪になって
よかったんでしょうか?

心の中を裁くことはできません。

本心は どうであれ

あなたは
いい先輩 いい友人を演じて来た。

それって つまり
姫島さんにとって

あなたは正真正銘の いい人だった
っていうことですから。

なら 演じなきゃよかったです。

そうすれば

理沙は今でも…
生きていたかもしれないから。

そんなに自分を責めるもんじゃ
ありませんよ。

私 登別先生に

とても失礼なことをしてしまって。

別に もう気にしてませんから。

ただ 1つだけ…。

(登別) ああいう形でなかったら

あなたは 私を その…。

結婚相手として
見てくれてただろうか!

♬~

大丈夫です ここは ぜひ 本音で。

ごめんなさい。

ですよね うん。

うん… うん。

フッ…。

(奈美) フフっ。

登別 例のMA案件の件…。
こちら!

全て片付いております どうぞ。
お~。

そうか。
(登別) 所長!

私は やっぱり企業法務が
性に合っておりますので

シャっ…!

えっ?

これからも精いっぱい
勤めさせていただきます!

(別府) 「利益」って 何だ?
そのハチマキ。

(登別) えっ?

えっ?
オッス!

お昼をごちそうしてくれるって

まさか ここで?
はい。

もうすぐ完成しますよ
キンメダイの煮付け。

お~!

和倉先生 島に行った時
食べませんでしたよね?

食べませんでしたけど

ひとに料理を振る舞うなら

少しは片付けましょうよ。

あぁ すいません。
もう…。

♬~

「東央大学」。

♬~