ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ブシメシ!2 第2話 瀬戸康史、草刈正雄、三吉彩花、笠原秀幸、クロちゃん… ドラマの原作・キャストなど…

『土曜時代ドラマ 幕末グルメ ブシメシ!2(2)▽味噌(みそ)にぎり食べてミソ』のテキストマイニング結果(キーワード出現数ベスト20&ワードクラウド

  1. 伴四郎
  2. 白ネギ
  3. 叔父上
  4. 五両
  5. 書状
  6. 南海藩
  7. 麦飯
  8. お主
  9. 庄兵衛
  10. 三両
  11. 惨助
  12. 人足
  13. 増築
  14. 大田垣
  15. 南海
  16. 南海藩士
  17. 野蛮
  18. 人足衆
  19. 大丈夫
  20. 伴様

 

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『土曜時代ドラマ 幕末グルメ ブシメシ!2(2)▽味噌(みそ)にぎり食べてミソ』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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土曜時代ドラマ 幕末グルメ ブシメシ!2(2)▽味噌(みそ)にぎり食べてミソ[解][字]

ほのぼの時代劇「ブシメシ!2」第二話。なんと伴四郎、殿に南海藩へ5両で売られてしまった。南海藩に奪われた密書を奪還するため内偵として働けという。どうする伴四郎!

詳細情報
番組内容
伴四郎(瀬戸康史)が目を覚ますと、そこは勤皇派の急先鋒、南海藩の屋敷であった。人足として5両で売られたという。納得できない伴四郎は、何とか藩邸から逃げ出そうと画策する。しかし武勇の誉れ高い南海藩、屈強な男たちに囲まれて逃げるどころか、土木作業でこっぴどく働かされふらふらに。このままでは命が危ないと、すきを見て逃げ出し川原屋に逃げ込むが、そこにいたのは惨助(草刈正雄)と妻すず(三吉彩花)だった。
出演者
【出演】瀬戸康史酒井若菜桐山漣三吉彩花笠原秀幸,萩原みのり,若山耀人,クロちゃん,厚切りジェイソンボビー・オロゴン徳井優国広富之平田満草刈正雄,【語り】櫻井孝宏
原作・脚本
【原作】土山しげる,【脚本】櫻井剛
音楽
【音楽】辻陽

 


<時は幕末 所はお江戸。

参勤交代で 花のお江戸に
まかり越した 酒田伴四郎。

高野藩主 松平茂照の養子
清之助と心を通わせたのも つかの間

身に覚えのない罪で捕縛され

目覚めたるは 見慣れぬ大部屋>

(お徳)やっと 目が覚めたようだね。

ああ 庄兵衛さん。 どこです? ここは。

庄兵衛? そりゃ どこのどいつだい?

ですから そこのあなたですよ
庄兵衛さん。

私は お徳ってもんだよ。
ここの女中頭さ。

やっぱり
庄兵衛さんじゃないですか。

どうしたのです?
このような女中の格好などして…。

触るな! 寝ぼけてないで
さっさと支度しな。

あんたは ここに
売られてきたんだよ。 五両でね。

売られたって… ここは?
本当に何も知らないんだね。

ここは南海藩の藩邸
人足用の大部屋さ。

へえ~。

え~っ!?

うるさ~い!

南海藩? 売られた?

(平三)支度は全て
伴四郎に任せておりますゆえ。

追っ手を出せ。
酒田伴四郎を捕らえよ!

なぜです? なぜ私が
腹を切らねばならんのです!?

そんな まさか…。

あっ これは夢か! アハッ 夢か~。

現だよ! その まさかなんだよ!

ほらほら さっさと現場へ出ておいき!

ええ…。

♬~

(大田垣)おい 白ネギ!

はい?

お主 どこの畑で育った?

いや どのような畑で育てば
そんな青白く育つのか不思議でな。

(笑い声)

私は 高野藩は衣紋…。

どこでもよいでしょう。
どうせ売られた身です。

しかし困ったな。
白ネギでは 人の数に入らん。

急な申しつけで 今月中に
藩邸の増築をせねばならんのに。

知るか そんな話。 なぜ私が人足仕事など。

やはり頼りは 我ら南海藩士の証し
この力こぶよ。

出た~ さすがの大田垣。
キレてござる!

(笑い声)

戦も忘れ 貧弱に生きる世の侍とは違うわ。

戦など太平の世の どこにある。
忘れて当然。 忘れるべきものよ。

あ?

貧弱で結構。 野蛮であるよりマシです。

野蛮とは我らのことか?
あくまで世間の評判。

「南海藩士は野蛮で乱暴だ」と
よく耳にしますので。

おい 白ネギ
新入りが随分と生意気を申すなあ。

ここがどこか その体に教えてやろう。

取り押さえろ。

放せ!

白ネギは それを野蛮だと申しておるのだ。

ならば勇敢に 決闘といこうではないか。

承知した。

いざ!
えっ?

おら~! 白ネギ!
これでも くらえ!

貴様…。
こんな所 いられるか!

皆の者! あやつを 白ネギを捕らえよ!

♬~

ご承知頂けましたか?

主亡き今 長屋を
遊ばせておくわけにはいかず

次のために部屋を空けねばならんのです。

(すず)どうして夫は…

伴四郎は 腹を切らねば
ならなかったのでしょう。

せめて 亡骸を一目見ることは
かないませんか?

気の毒ですが それは もうかないません。

明日 また 確認に伺います。

それまでに ここを出て頂くよう
お願いいたします。

♬~

(お菊)何をしようってんだい!?

死んでどうするつもりさ。

私だって さみしくて 悲しくて
腹が立ってしかたがない。

でも あんた
国元に娘さんを残してんだろ?

間違っても
死ぬなんて考えるんじゃないよ。

そんな… 死のうなんて思っておりません。

伴様のぬくもりを感じたかったのです。

伴様が死んだなんて
どうしても思えなくて…。

このまま 国元に帰る気にもなれず…。

小さい仕出し屋だけど

女一人 居候させるくらいわけないよ。

うちも 伴四郎様には
いろいろと世話になったんだ。

遠慮なく使っておくれ。

ありがとうございます。
お菊さんは お優しい方ですね。

別に。 伴四郎様から受けた恩を
あんたに返してるだけさ。

あっ!

惨助 あんた どの面下げて現れたんだい?

そのことで すずさんに お話があります。
ちょうど長屋へ向かうところで…。

長屋なんて追ん出されちまったよ。
高野のバカ殿のせいでね!

高野の殿様からの伝言ですが
酒田殿は まだ生きてございます。

藩の秘密に関わることゆえ他言無用。

詳しくは明らかにできませんが
確かに生きてございます。

ご安心下さい。
伴様が… 生きている…。

藩の都合で生かしたり殺したり
デタラメばっかりで信用できないね。

生きてる証しはあるのかい?
見せておくれよ。

さあ 見せておくれよ。

惨助…。

すず…。

伴様…。

あっ ここにおったか 白ネギ!

ハハッ 観念せい。
与一 頼む!

(与一)何事です? 待て!
な… 何なんです!?

何だ お前は! どけよ!
駄目だって!

お~っとと ごめん。
伴四郎!

惨助…。 伴四郎。
私を南海へ売ったのは お主か?

説明させてくれ。 なっ?
ひとまず こっちだ。

≪白ネギ~!

♬~

説明してもらおうか。
まあ ちょ… ちょっと待て。

なぜ 私を売った? なぜ 私が
このような目に遭わねばならんのだ!?

答えよ 惨助! 答えよ 惨助!
だから 落ち着けと申しておる!

どうして私が…。 すず…。

確かに お主を南海藩に売ったのは
わしだ。

しかし それには 深い訳があるのじゃ。

伴四郎よ 我が藩のため
極秘の任を引き受けてくれ。

極秘の任?

お主を売ったのは
南海藩内に お主を潜伏させ

とある書状を探し出してもらうため。

お主を捕らえた あの日

わしは 幕府のお偉方に呼び出され
とある嫌疑をかけられたのだ。

妙な話を耳にした。

高野の殿様は 狐であると。

私が狐と? どこからそんな噂が…。

狐めは 己の跡目について
幕府を欺こうとしておるという。

南方より吹く風に乗り
この耳に届いた噂よ。

はて… 身に覚えはございませぬが…。

ならば よい。
だが 万が一にも心当たりがあるのなら

正直に申すことだぞ。

幕府に対して隠し事など
あろうはずがありません。

分かった。

(俊成)松平殿。

背中に焦げ穴が一つ あいておるぞ。

我が南海藩に倣い 外国へと
視野を広げようとしておるようだが

背中の焦げ穴にすら
気付かぬようでは 話にならぬ。

(笑い声)
気を付けよ 松平殿。

そのような僅かな穴が 藩の
命取りになることもあるのだからな。

そう 我が藩には
外には漏らせぬ穴がある。

それが いつしか
幕府にまで届こうとは…。

藩の存亡に関わる一大事よ。
一体 何の話です?

決して持ち出されてはならぬ書状が

何者かの手によって
持ち出されてしもうた。

南方の風 南海藩にな。

ならば 私ではなくても

ほかの誰かに探らせれば
よいではありませんか!

伴四郎! お主 まさに
穴あけたろう。 わしの着物に。

こういうやつ。

焦げ穴があるとは気付かず
大変 申し訳ありませんでした!

構わん。

いや…。

酒田伴四郎をひっ捕らえよ!

追い込まれ 思い出したのが お主の顔だ。

着物の穴で お主を切腹へと追い込み

その裏で 南海藩へ送り込む。
例の書状を取り戻すためにな。

あの穴は 私の責ではありません!

叔父上に 罪を
なすりつけられただけです!

分かっておる。
平三ならば お主のあとに

同じく南海へ売った!

今頃 目 覚ましてるだろ。

(お徳)庄兵衛じゃない!
庄兵衛であろう!

どこから どう見ても。
触るな!

あんたは ここに
売られてきたんだよ。 三両でね。

えっ?

え~っ!?

叔父上では 何の役にも立ちません。

孤独を紛らすことぐらいはできるだろう。

どうして衣紋方の私が…
身に覚えのない罪を着せられて…。

ほかに誰もおらんのだ。

我が藩に信頼できる家臣など おらん。

しかし これでは あまりにも…。

このとおりだ 伴四郎。

信頼できるのは お主しかおらんのだ。

桃色の包みだ。
その中に書状がある。

取り戻した暁には
必ず お主を藩に引き戻す。

信じてくれ 伴四郎。

その書状とは 一体 何なのです?

まだ言えん。
そんな勝手な…。

≪(伴四郎を追う声)

頼んだぞ 伴四郎。
えっ? ちょっと 殿!

殿! おお…。
白ネギ~。

やめて…。

うわ~っ!
もう逃がさんぞ。

やめ~て~!

うう…。

もう二度と逃げようなどと思うなよ。

殺しはせんが 半殺しにはできるからな。
ええ?

ほら 仕事に戻るぞ~。
(3人)へい。

えい。

叔父上。
随分と派手にやられたな 伴四郎。

かたじけない。

しかし なぜ このような目に
遭わねばならんのでしょう。

本当じゃ。 話によれば

わしらは この南海に
三両で売られたらしい。

いや 私は五両でと聞きましたが。

五両? その二両の差は何じゃ!

さあ… 人の価値というものは
時に残酷なものですな。

え… 叔父上?

三両のわしに助けられては
五両の価値が落ちよう。

自力で なんとかせい
ちょっと… 叔父上! 叔父上!

あっ お… おい。

や… やめい! おい…。

(英語)

(英語)

何を言うておる。
分かるように しゃべらんか。

アボットさんは
「いつになれば増築は完成するか」と

おっしゃっております。
フンッ。 エゲレス様の急な言いつけで

しかたなく人足仕事などをしておるが
我らは武士!

一日二日で済むわけがなかろう。

(英語)

「皆の衆 お疲れであろうが
できる限り早く完成させてくれ」と。

(アボット)ク… ク… タ…。

「苦労をかけるが たの…」。

口を動かす前に 手を動かせ!
たわけ!

何だと こら!
何だと!?

(大田垣)調子に乗るなよ エゲレス野郎!

誰が たわけ者か
思い知らせてくれるわ!

ユー サガレ!
ああ!?

ああ… まあまあまあ。
お二人とも。 ミスター アーロン。

ユー ライク ゲイシャガール。
ヨシワラ…。

お… オッホホホ… おい。

おい そこを触るな…。

ああ… あ~ おい ちょっと ちょっと…。

(笑い声)

くっそ~! おら~!

あ… い… 痛…。

おめえら 聞いたか?
しばらく威勢のよかった南海藩士

ここんとこは 随分
おとなしくなっちまったって話よ。

何だ 疫病にでもかかったか?

いや 財政難で銭がねえと。

銭なんざ なくとも
うちのかかぁは ピンピンしてるがな…。

うちもよ。 こっちが病気になっちまわあ。
違えねえ。

おい 眼鏡!
(新八)何だ 急に。

藩邸の増築に もっと人手が要る。

あと10人雇う余裕があるかどうか
そろばんをはじけ。

はじくまでもない。

これ以上 人足に割く金など
あるわけがなかろう。

しかし あのエゲレス野郎は
急げと言って聞かんのだ。

なら 急げ! さもなきゃ
賄いの費用を削ろうか?

新たに 人足10人を雇うなら…。

晩の麦飯を半分にすれば賄えるな。

日に一度の麦飯を半分にされたら
いよいよ体が動かんわ!

ならば諦めろ。
武士は食わねど何とやらだ。

(机をたたく音)

相変わらず生意気な眼鏡だのう。

もうちょっと こう…
色気のある夕げにならんかのう。

せめて 汁の一品は欲しいが。

どうした?
飽きました。

せめて あと二切れ漬物があれば…。

このような日々がいつまで続くのか…。

なんとか ここを出る方法が
ないもんかのう。

桃色の包みだ。
その中に書状がある。

取り戻した暁には
必ず お主を藩に引き戻す。

信じてくれ 伴四郎。

ないことはありません。
本当か?

しかし たやすくかなうとも思いません。

(宗太郎)失礼します。

清之助様
何か食べませんと お体に障ります。

また あの衣紋方のことを
考えておるのですか?

確かに 着物の穴ぐらいで

なにも切腹まで言い渡さなくても
よいでしょうに…。

父上は 人の気持ちが分からんのだ。

余から 親も郷里も
そして友まで奪おうとは…。

ああ…。

眠れんのか?

はい。

わしもじゃ。 この煎餅布団も
どうにかならんかのう。

叔父上 申し訳ない。
いつか きっと迎えに来ます。

♬~

ほう~。

♬~

帳簿もきちんと合いました。
帳簿もきちんと合い…。

(いびき)

何奴だ?

あっ いや…
名乗るほどの者では ありま…。

あれ?

おっ。
見ない顔だが…。

ああ 新入りか。

五両で売りつけられた。

ああ… 大丈夫ですか?

やったのは
あの大田垣とかいう奴でしょう。

私も同じくされました。

すまん…。
噂のとおり 南海の藩士は野蛮です。

よそ者には 厳しい。

私も同じ 南海の者だ。

えっ? なぜ 身内が
このようなことされておるのですか?

そろばんをはじくしか能のない私は
南海藩士の恥なのだろう。

しかし 恨んではおらん。
気が立つのもしかたない。

さっ。 さあ さあさあ。

我が藩の勝手向きは火の車。

昼間は から元気を出しておるが

食事もままならず
皆 ひもじい思いをしておる。

そこへ来て エゲレス公使から
藩邸を増築しろと急な命令だ。

心穏やかにいられるわけがない。

どうして そこまで
エゲレスに気を遣うのです?

エゲレスとの関係こそ 我が南海藩
起死回生の一手だからな。

いや お主には関係のない話。
忘れてくれ。

引き止めて 申し訳なかったな。

見逃してくれるのですか?

助けてもらった恩は
返さねばならん。

かたじけない。

いや やはり逃げられては困るな。

お主を買った五両分は
働いてもらわんと損だ。

いや… 今 しかし 恩返しだと…。
であえい!

人足の一人が
逃げようとしておるぞ!

そんな…。
≪何奴!?

どこだ!?
あっ いや 違う… ち… 違います!

貴様か!
違います! あっ ちょっと…。

私は そろばんをはじくしか
能のない男だからな。

これは?
乾燥味噌です。 味噌は滋養十分。

すずよ… 必ず 逃げ出してみせるからな。

よっ! くっ…。

♬~

大丈夫かい?
はい。

あれは!

エゲレス様の夕げよ。
どこから そんな金が湧いておるのか。

わしらは
麦飯を食わされているというのに。

♬~

惚れておるのか?

バ… バカなこと 言うんじゃないよ!

膳を下げる間合いを
うかがっているだけさ。

確かに よい男だのう。
あの… え~。

桔梗屋源次。
乾物から反物 材木まで

手広く扱う商才の持ち主さ。

随分若く見えるけど
50は越えてるって話だよ。

詳しいな。

生娘でもあるまいし
眺めるだけでは もどかしかろう。

文でも したためてみたらどうじゃ?

読み書きなんか できやしないよ。
なるほど。

では 弘法大師の生まれ変わりと称された
このわしが

文を代筆してやろう。
いいのかい?

そのかわり 一つ頼みがある。

叔父上 それは?

フッ。 さすが わしじゃ。

ア~ハッハッハ…。

♬~

すず…。

あ~っ!

おい いくぞ。 よし。
大丈夫か!?

誰か! 誰か!
そっち持て。 この材木 抜くぞ。

大丈夫か!?

おし 動かすぞ。

これに乗せましょう!

よ~し 持ち上げるぞ!

もう限界だ。

体だけではない。
頭も働かんのだからな。

増築が済む前に
我々が潰れてしまうぞ。

情けないことを言うな!

こうなったら
気合いで建てるしかあるまい。

気合いでは どうにもならん。

白ネギが 生意気に意見するか。

聞こうではないか。
我々は どうすればよいのだ?

食うことです。
麦飯だろうと何だろうと

腹におさめねば 力も知恵も出ない。

(笑い声)

そんなことは 皆 分かっておる。

しかし 飯が喉を通らんのだ。

いく枚かの漬物で
麦飯を食らおうとしても…。

胃が受け付けん。

せめて もう一品あればな…。

そんなぜいたく 許されるわけがあるまい。

せめて 汁の1杯
いや 何か 塩気があれば…。

やはり 逃げようというのか。

先ほど引き返したお主を見て
少しは骨のある奴かと思ったが。

どうして… 一人に たった六匁の味噌も
賄えんというのですか?

前に申したとおり
うちに そんな余裕はない。

無い袖は振れん。

分かりました。
なら 味噌は半分でよい。

そのかわり 唐辛子を用立てて下さい。

無理だ。 とにかく
人足に割く余裕など 一銭もない。

お主は 食えぬひもじさを知らんから
そのようなことが言えるのだ。

人足衆は 夜も眠れぬほど
ひもじい思いをしておるのだぞ!

私が ご用立ていたしましょう。

桔梗屋様。

その程度の金で
人足衆に力がつくのなら

お安いものでございます。
本当ですか?

彼らには まだまだ
働いてもらわなければなりませんからね。

ありがとうございます。

何を始めるか知らんが
わしらの手を煩わせるな。

昼寝の時間がもったいない。

かたじけない。

では 参る。

私も お手伝いします。
えっ?

これも 藩のためですから。
かたじけない。

では 唐辛子を…。
はい。

もう やめだ。
やってられるか。 バカバカしい。

また現れやがったな。

ク… タ…。
(大田垣)口を動かす前にってか?

また たわけか? ハハハ…。

くたばれ! 怠け者!

もう 何とでも言え。

くたばるのは まだ早い!

精をつけてもらおうと
食事を用意しました。

また麦飯か… うんざりする。

これで食ってみて下さい。

何だ? この匂いは。

こりゃ うまい!
わしにも 1つ。

わしにも。

(笑い声)

♬~

うまい。

うまいぞ! うまいぞ!

ノー!
サガレ。

では 私が頂きましょう。

うん! これは うまい。
あなたのおかげです 桔梗屋さん。

フフ…
人足衆が麦飯を食ろうておる中

こうして 我ら勘定方は
賄方の差し入れを口にすることができる。

役得よ。 おい 新八 食わんのか?

どうぞ 私の分も
召し上がって下さい。

何だ 人足衆に義理立てしておるのか?

私も南海藩士の端くれ。

刀を振る代わりに
そろばんをはじいておるだけで

心は武士です。
抜け駆けなど できません。

♬~

頼んだぞ 伴四郎。

きれいに拭いたかなっと。
ちゃんと きれいに拭いたかなと。

どこへ行く気だ?

今度こそ見逃して下さい!

私には 妻も子もおります。
あっ そういえば 私の料理で

人足の働きが
よくなったではありませんか!

そういった意味では
もう五両分 働いたと言えるな。

それでは失礼します。
五両どころではない。

桔梗屋様から
材料費の書きつけが来ておる。

書きつけ?
味噌と唐辛子 締めて三両。

しかし その金は桔梗屋さんが…。
桔梗屋様は江戸の商人だぞ。

時に金貸しまでやる
筋金入りの守銭奴

タダで材料を用立てるわけがなかろう。

身売り代の五両に 書きつけの三両
合わせて八両分は働いてもらう。

八両って そんな…。

私は すずのもとへ帰るのだ!
そうはさせん!

どけ!
どかん! どけ…。

桃色の包みだ。 その中に書状がある。

それは…。

これは お主には関係のない。

逃げるなよ。

その包みさえあれば
逃げる必要などあるものか。

♬~