ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

私のおじさん 第3話 岡田結実、遠藤憲一、田辺誠一、青木さやか… ドラマのキャスト・主題歌など…

『私のおじさん #3/万年AD理不尽デブチーフの秘密!“才能のない男”最後の挑戦』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 出渕
  2. 九条
  3. 千葉
  4. 馬場
  5. お前
  6. 駄目
  7. 美味
  8. 一ノ瀬
  9. 本当
  10. ディレクター

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『私のおじさん #3/万年AD理不尽デブチーフの秘密!“才能のない男”最後の挑戦』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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私のおじさん #3/万年AD理不尽デブチーフの秘密!“才能のない男”最後の挑戦[字]

ひかり(岡田結実)と妖精おじさん(遠藤憲一)は「幻の魚捕縛ロケ」に出航!超過酷な撮影&インフルも発生する中、40歳過ぎ万年AD(小手伸也)の衝撃の秘密を知り…?

詳細情報
◇番組内容
言いたいことも言えないポンコツAD・ひかり(岡田結実)の前に、ある日“毒舌妖精おじさん”(遠藤憲一)が現れた…!?ひかりにしか見えないそのおじさんは、会社でもプライベートでも四六時中つきまとい、まるでひかりの心を代弁するかのように“忖度0”で毒を吐きまくり…?
「会社でガマン、やめちゃえば?」--疲れ切った全ての日本人に送る、痛快社会派コメディ!テレビ朝日が送る第2の“おっさん”シリーズ開幕!
◇出演者
岡田結実城田優小手伸也、戸塚純貴・田辺誠一青木さやか遠藤憲一
◇脚本
岸本鮎佳
◇監督
小松隆志
◇主題歌
aiko『愛した日』(ポニーキャニオン
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子テレビ朝日
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、本郷達也(MMJ)、布施等(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/wataoji/
☆Twitter
 https://twitter.com/tvasahioji
☆Instagram
 https://www.instagram.com/wataoji_friday/

 


(おじさん)こんなはずじゃ
なかったのにな。 フフフ…。

(一ノ瀬ひかり)いやあー!!
誰なんですか?

妖精だよ。 おじさん
君にしか見えてないよ。

ヘッヘーヘヘイ!
ヘイ! ヘイ!

(泉 雅也)じゃあ 素敵な職場に
レッツゴー! 行って!

(馬場桃花)何? 誰かに
パワハラ受けてんの?

びっくりしちゃう!
要領 良くないね!

(出渕輝彦)俺が この中で
一番偉いADなんで。

すいません。 どうしても声が…。
おい 九条ー!

(九条隼人)いや 映え~。

(千葉 迅)泣くな!
(泣き声)

キスしてましたよね?
してたけど?

私 やっぱり辞めます。
出た~!

私たちが作ってるバラエティー

真剣に 一生懸命 面白い事 考えて
必死に作ってます。

思いは ドラマや映画と一緒です。

ハア… ハア… うっ…!

(パウダー)うっ! ううっ…!

ハア… ハア… もう駄目…。

ハア… ハアッ…!

ハアッ…!

船長… もう限界です…。

降ろしてください…!

今 降りたら
まぼろしの鯛 取れないよ!

取れなくていいから…。

ああーっ! 気持ちいいー!

皆さーん! ついに
この季節がやって参りました。

新春一発目は
恒例のまぼろしシリーズ

まぼろしの鯛捕獲!
限界MAX★ヤッテミー!!」。

イエーイ!
(2人)イエーイ! イエイ!

あれ?
どうした? みんな。

どうした? みんな元気ないぞ~。

(九条)来ましたね~。
(出渕)来たな~。

まぼろしシリーズ。
まぼろしまぼろしだからな。

えっ?

去年は雪男 一昨年はツチノコ
見つかるわけねえんだよ。

という事で 今年は
より現実感を出して

まぼろしの鯛って事に
なりました!

っつか なんすか?
まぼろしの鯛って。

まあまあ…
それを探しに行く旅ロケだから。

旅ロケかあ…。

旅か… いい響きだね。
えっ やめて そのテンション。

えっ?
すいません。

旅行じゃないから 一ノ瀬さん。
りょ… 旅行じゃないの?

修行だな。
えっ 修行なの?

ちょいちょいちょーい!

そんな新人ビビらせるような事
言わないでくださいよ。

澄んだ空気 青い空
美しい景色 美味しいご飯!

いい事しかないぞ。

うわあ~ さすが泉ちゃん
いい事 言うねえ!

一ノ瀬ちゃん 楽しんで!
はい!

まあ 決まったからには
乗りきるしかねえな。

とりあえず 九条はエビ
一ノ瀬は鯛 調べて。

えっ… エビ?

書いてあんだろ。
エビで鯛 釣るって。

まぼろしの鯛の餌は高級エビ」

「エビで鯛を釣ってめでたい」って
くだらない事 書いてんな これ。

フフフ…。
あっ めでたい…。

じゃあ みんな
準備諸々よろしくね!

(出渕・九条)ういーっ。

だけどさ 本当に
エビで鯛なんか釣れるの? ねえ!

(キーボードを打つ音)

(マウスのクリック音)

(マウスのクリック音)

うわあ~っ!

うわあ~! ハッハッハッ…!
海だ~!

海か… 懐かしいな。

おじさんさ 若い頃
よく行ったのよ 海に。

好きな女の人とさ もうね…。
あーっ! これ見てください。

ちょっ… ちょっと 聞いてよ。

浅瀬に こんな魚いるのかなあ~。
うわあ~。

食いてえなあ。
もう…。

まあ でも こんな所で
ロケできるなんて最高ですよね。

魚 食いてえなあ。

いつもはビルに囲まれた場所で…。

あれ…?

おい 早くバミれよ!

バミ…?
バミリ!

今 お前がやってる事。
演者の立ち位置にテープ貼る事!

いいよ もう。 俺がやる。
あっ でも でき…。

これ 持ってろ。

はあ…。
すいません…。

パウダーさん 呼べ! 早く。
はい。

コーヒーです。
ああ~ サンキューでーす。

うわあっ!
ノンファットじゃない!

私 ノンファットじゃないと
飲めないの!

申し訳ございません!

(馬場)チェーンジ。
は… はい…。

ちょっと待ってよ。
ん?

このロケってさ 真冬だよね?
えっ…?

(出渕)おう 一ノ瀬。
だって12月じゃん。 真冬だよ。

ああ…。
一ノ瀬。

これ 結構 しんどいんじゃない?

寒くてさ。 海だよ?
あっ 確かに…。

おい 一ノ瀬!
えっ…?

あっ… すいません。
なんだ? お前…。

怖いよ 独り言。

えっ…。 あっ いや…
これは独り言っていうか…。

ごめんね。
うおーっ!!

うわあーっ! 何!?

すいません…。
(ため息)

お前 集めた まぼろしの鯛の資料
俺のメールに突っ込んどいてね。

どこ行くの?
えっ…?

何?
えっ もう帰っちゃうの?

じゃあ 諸々よろしく。

ちょっと ちょっと
手伝ってあげてよ ねえ ねえ。

ねえ!

(ドアの開閉音)
行っちゃった。

(ため息)

(出渕)デジカメ回してる
俺の姿 見たら

100パーセント
惚れちゃうかもしれないよ?

とか言っちゃってー!
ハハハハ…!

まあ でもね 現場は基本
俺が回してんだよ。

(まゆこ)へえ~。

あの~ カメラのアングルって
わかるかな?

あの… そのアングル次第だと
画が全然変わってきちゃうから

そこまで計算して指示出さないと
いけないんだよね。

ああ そうなんすね。
まあ あの 俺 一応

肩書的には チーフっていう
ポジションなんだけど…。

あっ すいません!
緑ハイ濃いめで。

(来夢)はーい!
(出渕)緑ハイ濃いめで。

えっ!?

ケースバイケースで…。

あっ ちょっ…。
えっ?

何? 合コンやってんじゃん。
そうですね…。

君に仕事を押し付けといて 出渕
合コンやっちゃってんじゃん。

ディレクターの千葉って奴がさ

本当に使えない奴で
もう大変なのよ。

悪口言ってる 悪口 悪口…。

本当 顔だけって感じだよ あいつ。
言う…。

ハッ! ビッグマウス出渕よお。

もう お店変えましょう。
ねっ ほら…。

あれ? あれ? あれ?
えっ?

出渕のさ ほら 右にいるあの女

千葉ちゃんとキスした女だよ。

えっ!?

あれ 嘘… 嘘!?
何?

その目… 目の前の ほら ほら
ほら… あれ!

メイクのさ 女。

あれ その前の前に
千葉ちゃんとキスした女じゃん。

あれ どうなっちゃってんの!?
これ。

ちょっ ちょっ…
ちょっとさ 聞いてきな。

いやいやいや…。
聞いてきなって。 あの お二人は

千葉ちゃんと
キスしてましたね? って。

ドロドロですか? って
聞いてきて。 聞いて…。

いや そんな無理です 無理です!
お店変えましょう!

ひかりさん! いらっしゃいませ。

シーッ…!

(小見彩華)あれ? 一ノ瀬ちゃん?

ハハハ… バレた。 こんばんは!

あっ ひかりさんもご一緒ですか?
どうぞ どうぞ。

いや… いや 違います。

出渕さん
一ノ瀬さん呼んだんすか?

呼ぶわけねえだろ。
(彩華)えっ 座りなよ。

ほら そこ空けて。
いや… あの 私 ちょっと…。

あの… 連れが…。

あっ どうもはじめまして。
妖精のおじさんといいます。

(彩華)いいから座んなよ!
ええーっ!?

(九条)一ノ瀬は何? 飲み物…。
あっ じゃあ ハイボール濃いめで。

(九条)濃いめで?
じゃあ ハイボール薄めで!

じゃあ あの おじさんも
参加させてもらいます。

ええっ!?
これ 人生初合コンなんですよ。

これ緊張しちゃうね ヘヘヘッ…。

嬉しいわ。
(ため息)

えっ… さっきから どうしたの?

こいつ 変な奴なんだよ。

まあ 俺の直属の部下で
一ノ瀬っていうんだけど…。

えっ… って事はADさんなんだ?
へえ~ すごい。 大変そう。

出た~!
女子のマウンティングっつうの?

(片瀬五郎)一ノ瀬さんってさ
下の名前 なんていうの?

きたーっ! 爽やかイケメン!

あっ えっと… ひかりです。

ひかりちゃん。

ちょっと お仕事なんですか?
って聞いてみなよ。

えっ?
えっ?

お仕事なんですか? って
聞いてみっつうの ほら早く!

あっ あの…
お仕事 何されてるんですか?

ああ… 九条の同級生だけど
商社の営業。

いいね いいね いいね!
ちなみに あの おじさんの職業…。

えっ! 商社!?
おお… ちょっと。

まあ… 三梨商事。

えっ! 三梨商事!?

一流商社じゃないですかあ~。
(片瀬)いやいや 大した事じゃ…。

さりげなく自慢っすか?
(片瀬)えっ?

片瀬さん なんか飲みます?
すいませーん!

同じのでいいですか?
(片瀬)じゃあ ワインで。

(彩華)ワインお願いします。
(来夢)かしこまりました。

女子って わかりやすいな。
本当に。

はい。 あっ
じゃあ じゃあ じゃあ… はい。

皆さんに ここで質問です!
(九条)はい~。

えーっと… 男の人に言われて
嬉しいセリフって なんですか?

おおっ!
合コンっぽくなってきた ほら!

嬉しいセリフ…。

あっ! 私は「おしゃれだね」って
言われたいです。

ああ~ わかる! 女子って
服とか褒められると嬉しいよね。

女子っぽい 本当に。

へえ~ そうなんだ…。
あれ ひかりちゃんは?

えっ?

あっ えっと 私は…。
(片瀬)うん。

えっと…。

「寝ていいよ」。

(片瀬)えっ?
ハハハハ…。

(九条の笑い声)
(出渕)ああ…。

あっ いや… 「寝ていいよ」って
言われたら キュンときます。

えっ? 何? それ。
いやあ ひかりちゃん面白いね。

ADのキラーワード
「寝ていいよ」。 ハハハッ…。

大抵の女ADは
これで落ちるからな。

(九条)ハハハハ…。
そうなんだ。

寝ていいよ。

いや 大丈夫です…。

じゃあ 2次会
行っちゃいますかー!

(彩華)行こーう!
(片瀬)イエーイ!

寒~い。
あのね この中に手を入れると

あったかいよ。
(まゆこ)えっ? あっ 本当だ!

残念だったね。 出渕ちゃん。

あーっ!
明日もロケの準備があるし

もう一軒 付き合いたいのは
山々だけど 帰るしかないな~!

誰も誘ってないから。

そうっすか。
じゃあ お疲れっした!

(一同)お疲れさまでーす。
(出渕)おうおうおう…。

お疲れでした。

あっ 一ノ瀬。

はい。

お前さ…。

ハハッ… モテねえんだな!
ハハハハ…!

えっ!?
ハッハッハッ…!

じゃあな!

フフフ…。
出渕にだけは言われたくないよね。

いや 本当そうですよね。
なんか…

めっちゃムカついてきました。

はい!
という事で ロケ先は

リサーチ結果に基づいて
蔵前島。

距離的にも 泊まりで
2日間のロケに決定しました!

(拍手)

(泉)きれいな海を見て

いい感じの気分で
撮影に臨みましょう。

はい じゃあ ロケの確認。

え~ まず 1日目。
地元住民への聞き込みロケ。

で 島の名物料理の物撮り。

で 2日目 実際に海に出て…。

ねえ 物撮りって何?
さあ…。

一ノ瀬 ロケマップ作って。
はい。

で 九条。
餌になるエビの情報は集まった?

おい 九条 聞いてんのかよ?

ふぅー…。

ええーっ!?

(泉)九条くん! どうしたの!?
ええっ!? えっ えっ…!?

(馬場)全員マスクしてー!
(おじさん・泉)何 何 何…?

(馬場)インフルエンザ発生しました。
マジかよ…。

(馬場)隣の番組の『うどん王子』で。

確認だけど この中に
インフルエンザの人いないよね?

(荒い息遣い)

(馬場)九条くーん!!
(出渕)マジかーい。

やばい! ウイルス蔓延する。
今すぐ隔離!

おい。 九条 大丈夫か?

うっ… 駄目です…。

(泉)すごい熱!
(出渕)あ~あ。

いや… 残念…。
いや 本当… 残念…。

旅ロケは… ハア… ハア…。

行けません…。

えっ!?
(九条)一ノ瀬さん…。

あとは…

頼ん…。

ええーっ!?

(泉)ちょっと 九条くん…
起きられる? た… 立てる?

立てる? はい…。
(出渕)せ~の! はい…。

(出渕)はい 立った。
(馬場)気を付けて。

(泉)こっちで休んでよう。
(馬場)気を付けて。

1人出たって事は
これは もう 全員 駄目だな。

えっ…?

(馬場)ここにいる全員が
ウイルスに侵されている。

おじさんも感染してんのかな?

そんなの まだわかんねえだろ。
っていうか とりあえず 一ノ瀬

九条の分も頼むぞ お前。
エビリサーチ。

えっ!? エビ…。
ああ…。

九条って 確か
物撮り 担当してましたよね?

ああ。
出渕さん

一ノ瀬に
物撮りの教育 お願いします。

えっ?
えっ?

物撮りって何?

本番 用意 はい!

あれ? …あれ?

カット!
あっ…。

全然。 全然 駄目。

すいません…。
もっと高く上げろよ。

いや ちょっと 麺が滑って…。

お前 まず 箸の持ち方が悪い。
えっ?

あとさ この麺と このネギを
もっと ちゃんと絡ませないと。

こう 箸の上で
ミニラーメンを作るんだよ。

ミニラーメン…。
はい 時間かかりすぎ 麺伸びた~。

新しいので もう一回。

え~…。

(出渕)はい!

あっ…。
(ため息)

一ノ瀬さ~ん。
はい!

お弁当 手配できたかな?
あっ いや それが…

島にお弁当のデリバリーが…。

島に弁当のデリバリー ないんだよね?
はい そうなんです…。

そうなんだ。 そういうもんなんだ
島って。 うん 想定内。

その上で どうするかだよね?
はい そうでした…。

しくよろで~す。
はい…。

(出渕)はい じゃあ 回った。
本番! 用意 はい!

いきます。

はい 駄目。
えっ?

全然 駄目。 角度が駄目。
え~…。

アッツ! うわあ~ 熱い!

割って!
はい…。

すいません…。
(出渕)皿 皿。

ハア… ハア… ハアッ…!

もう 全然 駄目。
うまく割らないと。

視聴者に美味しそうでしょ?
っていう気持ちが

伝わらないんだよ。

美味しそうでしょ?

これ 物撮りの基本だから。
はい…。

「はい」じゃないよ。 言って。
えっ?

美味しそうでしょ? って。
はい。 美味しそうでしょ?

美味しそうでしょ?
美味しそうでしょ?

美味しそうでしょ~?
気持ち込めて。

美味しそうでしょ~?
美味しそうでしょ~?

…熱い!

ど下手くそが。
(くしゃみ)

ちょっと… これ クーラー
止めてもらっていいですか?

駄目に決まってんだろ。

湯気見せるために わざわざ
冷房入れてるんだから。

はい…。

っていうか 出渕さん
寒くないんですか?

フン… 俺には 長年蓄えてきた
ミートテックがあるからな。

ミートテック…。

おい 一ノ瀬。
はい。

お前 買い物リストに書いてある物
買った?

あっ… 買いました。
じゃあ 見せろ。

えっ 今ですか?
いいから見せろって。

はい…。

よいしょ…。

何? これ。
えっ… タオルですけど…。

じゃなくて サイズ。
サイズ?

すげえ中途半端。
なんも拭けねえじゃん。

万が一 演者が海に落ちた時に

これで拭けるか? 体。
このサイズ感で。

いえ… ちょっと
難しいかもしれないですね…。

それから 何? この柄。
ふざけてんの?

あっ… 柄のところまでは
考えてなかったです。

お前さ タオル買ってくるぐらい
子供でもできるだろうが。

誰がなんで使うのか
先を想像しろっつってんだよ。

すいません…。
もう時間ねえからな。

都内じゃねえんだから
忘れ物したら終わりだぞ。

はい。
はい やり直し。

はい…。

持ってけよ ほら。
はい…。

あっ 出渕さん。
物撮りの練習してくれました?

えっ…。

(ドアの開く音)

あっ 出渕くん! ちょっと
下に届いた荷物運んでくんない?

はい。
(馬場)サンキュ。

ゴー ゴー。

(ドアの閉まる音)

誰のだろう…?

中 見ちゃいなよ。
いや 駄目でしょ 絶対。

いいから いいから…。
いやいや… 駄目だって もう~。

ん?

これ ネタ帳じゃない?

いや きったねえ字だな これ。

フフフ… 誰のだろうね?

えっ…。

これ 出渕のじゃないかな?

え~?

おい タオル早くやれって!
すみません…。

2010年までには
俺はディレクターになる。

そして プロポーズするって
書いてあったね。

はい。

でも 今って…。
時が経つの早いね。 フフ…。

でも どうなったんでしょう?
もう別れたんですかね?

ってかさ 出渕って
彼女いたんだね…。

確かに。 フフッ…。
フフフフ…。

あっ でも
合コンしてましたよね?

まあ 男っていうのはさ

彼女がいても
女の子大好きだからねえ。

意味わかんない。
ってかさ

明日の準備 終わったの?

終わった… はず。

忘れ物したら 千葉ちゃん
もう ブチギレだよ?

えっ! 大丈夫ですかね?
わかんない おじさん。

じゃあ 寝るよ。
(指を鳴らす音)

おやすみ~。
おやすみなさい…。

よいしょ。

(いびき)

お前 タオル買い直した?

買った。
…何?

(千葉の声)あと 虫よけスプレー。

クラゲに刺された時の薬。
ティッシュ おしぼり。

買った。
…何?

あと 懐中電灯 電池 ポリ袋
紙コップ カイロ。

買った… 買った!
ああーっ! わかんない!

買ってないかもしれない!
(指を鳴らす音)

何? 何?

あれ?
ん?

鳴ってる?
何が?

スマホ 鳴ってる!?
鳴ってない。

嘘…。

鳴ってないから ほら。 …ねえ。
本当だ。

はい 寝て ほら。
(指を鳴らす音)

あっ やっぱり鳴ってる気がする!
鳴ってないから!

着いた~!

いやあ 晴れましたね。
さすが 俺。 晴れ男!

そして あったかい。 ロケ日和!

おおっ!

おーい! 海ーっ!
(馬場)はいはいはい…。

(笑い声)

似合ってんじゃん。
すいません…

なんで 私
こんな格好なんですか?

いつ海に潜らなきゃ
いけなくなるか わかんねえから

いざって時に必要だろ?
でも 今じゃなくても…。

いざっていう時に
着替えてる時間なんか

あると思うか? 考えろ!

すいません…。

何?
あっ… あっ いえ。

なんでもないです。

おお おお…。
いやあ~!

インフルって つらいっすわ~!
(出渕)お前 来たの?

いや 2日目で
すでに元気だったんすけど

ウイルスなくなるまで

1週間 休まなきゃ
いけないじゃないっすか!

しょうがないっすよね~。
(出渕)だから 帰れ!

一ノ瀬さん なんすか? その格好。
めっちゃ似合ってんじゃん!

(カメラのシャッター音)

ウケる! ハハハ…!
(馬場)ちょっと九条くん

本当に治ったの?
うつさないでよ!

全然大丈夫っす。
でも寝すぎて 腰痛いんすよね。

知らねえよ。
マスクをしなさい。 ほら。

(九条)大丈夫です。
(馬場)いいから。

おい!
いやあーっ!

えっ!? えっ!?
おい!

泉 大丈夫か!? どうした?
なんか…

体の節々が痛いかもしれない…。
(九条)えっ インフルっすか!?

パンデーミック!
ええーっ!?

誰か 病院連れてって ほら!
(九条)ちょっと ちょっと…。

(スタッフたちのざわめき)

マジかよ…。

うつるんで。
気を付けてください マジで。

やはり 俺たちの体は
すでにウイルスに侵されている。

えっ!? いやいや…
どう… どうしましょう?

俺は免疫あるんで大丈夫っす。

おい! 時間ねえんだから
早くやるぞ。

(出渕)ういーっ!
はい…。

カメラ回した。 はい 本番!

5秒前 4 3…。

はい! 「まぼろしの鯛を捕獲して
限界MAX★ヤッテミー!!」。

という事で まぼろしの鯛が
生息していると言われている

蔵前島にやって参りました!

早速 地元の皆さんに

聞いてみましょう油バターホタテ。
チッ チー。

いやあ 聞いた事がないなあ。

この海はね 鯛が釣れる事
ほとんどないからね。

えっ…?
ああ… そうなんですか。

あっ ほな 他に
何か知ってらっしゃる方

いらっしゃいませんか?

ああ…。

ここ うちでやってる民宿。
…で 妻です。

妻です。
この民宿の女将やってます。

いつも『ヤッテミー!!』見てます!

ああ~ ホンマでっか!?
めっちゃ嬉しいですわ。

おかいかい感謝やで。
ああ~!

ねえ。 もう嬉しすぎて
信じゅられへん。

言うてますわ ホンマに。
ありがとうございます!

どうも。
で 奥様は

まぼろしの鯛について
何か ご存じな感じですか?

目力があるんですねえ。
(パウダー)ありがとうございます。

テレビで見るよりも
目力があるんですねえ!

…でですね
奥様はまぼろしの鯛について

ご存じな感じで
いらっしゃいますか?

金色の鯛が釣れると!?

金色の鯛なんて
釣れるわけないでしょ!

熱帯魚じゃないんだから。

まぼろしの鯛? …ああっ!
なんか 噂で聞いたわよ。

(パウダー)えーっ! ホンマでっかい!?

大きくて 強そうな顔した鯛!

足が生えてんのよ。

足…?

(女性の笑い声)
(九条)足?

本当かよ…。

こりゃ駄目だな。
全然 駄目だな…。

(九条)あのおばさん
絶対 適当だったな。

えっ?
(九条)だって 言ってる事

おかしかったじゃん。
そうですね。

あっ? 何 言ってんすか。

この島に まぼろしの鯛とか
いないんじゃないですかね。

時間の無駄っていうか。
無駄って なんすか?

だって これだけ聞いて
情報ゼロって

これ以上 何人聞いても
一緒っすよ。

100人聞いて駄目でも 101人目で

いいインタビューできるかも
しんねえじゃねえっすか。

そりゃそうかも
しんないですけど

スタッフの体調とか
時間の事 考えたら

これ以上 やみくもには…。
何? じゃあ 出渕さんは

いい番組 作りたくねえの?
(ため息)

はい また始まった。
はあ?

何 その 熱い感じ?

俺は ただ 途中で諦めるなって
言ってるだけで…。

なんでも勢いだけじゃ
どうにもできないからさ。

そこをどうにかすんのが
俺らの仕事だろうが!

俺らって…。

みんながみんな お前みたいには
できねえんだよ!

みんな 疲れてんの!

そりゃ いい番組にはしたいけど

そうやって いちいち
番組への情熱とか持ち出されても

面倒くせえんだよ。

そう思ってんのは
俺だけじゃねえぞ。

あ~あ キレちゃった。

一ノ瀬!
はい!

九条も!
はい。

今すぐインタビューできる人間
つかまえてこい。

(2人)はい。
早く行けよ!

はい。
はい…。

どうせ すぐ戻ってくるでしょ
デブチーフ。

えっ?

っつうか 俺も正直

千葉さんの温度
理解できないんだよね。

温度…?

いや 俺たちは
常に36度5分の平熱なんだけど

千葉さんは
常に40度近いっていうか…。

ああ~…。

そんな根性論で
どうにかなるもんでもないじゃん

なんでもかんでも。

でも 千葉さんは 番組の事を

真剣に考えてるからこそ
なんじゃないですか?

えっ ウケる。

一ノ瀬さん
千葉さんの事 好きなの?

ええ~!? 全然
そういうわけじゃないですよ。

でも まあ 出渕さんも

年下の千葉さんが上司って
やりづらいんじゃん?

ですよね…。

ってか 40歳でAD続けてるとか
やばいよね。

俺 絶対無理! ハハハハ…!

悔しいんですかね? 出渕さん。

え~ どうだろう?

もう そんな感情も
ないんじゃない?

(携帯電話の振動音)

はい もしもし?

今どこ? インタビュー撮れたから
物撮り行くぞ。

あ~… ってか 俺 これから
漁協と打ち合わせなんですよ。

あ?

なので 一ノ瀬さんが行きます。

えっ!?
はい。 ええ。

はい お願いします。
はい はい。

っていう事で
あと よろしくです!

えっ ちょっ… ちょっと!

じゃあ 回して。
(カメラマン)はい カメラ回った。

はい 一ノ瀬 いいよ。
はい。

いきます…。

1 2 3…。

早くしろよ!
はい。

震えすぎ。
はい。

プルプルしすぎて
全然うまそうに見えねえんだけど。

すいません…。
本当に練習したのかよ?

しました!

はい オーケー。

あっ そういえば
明日の撮影場所 変わってるけど

お前 船の手配 大丈夫?

すみません。 まだ確認できて…。

すぐやれ。 あと 明日のカンペ
用意できてんの?

えっ それは 出渕さん…。
出渕さん いねえんだから

お前がやるしかねえだろうが。

…はい。

あと 今日撮ったテープ
データ化しとけよ あとで。

じゃあ お疲れさま。

お疲れさまです…。

(ため息)

♬~

うう~… もう辞めたい…!

出た。 フフ…。

おじさん! ちょっと
どこ行ってたんですか?

観光だよ。
もう 島 最高だったよ。 フフフ…。

旅ロケ 全然楽しくない!

なんで 出渕さん 何年も
AD続けられるんだろう…。

うん ディレクターになれば
いいのにね。

うん…
なんで ならないんですかね?

うーん… 才能ないのかな?

ええ~?
もしくは 怖いんじゃないのかな。

怖い?
うん。

こう 誰かにさ 評価されるの
怖いんじゃないのかな?

うーん…。
(携帯電話の着信音)

よいしょっと…。

えっ!?
えっ?

えっ いや… なんでもないです。

なんで 携帯隠すの?

えっ? 隠してないですよ。

え~?
ええ~!?

あれ~?
何!?

もしかしてさ 部屋誘われた?

誘われてないです!
あらま~!

誘われてない 誘われてない。
本当に誘われてない。

千葉ちゃん?

フフ…。
どうしよう おじさん…。

えっ?
そういう事 おじさんに聞く?

これって まさか…。
うん あるね。

え~ ないでしょ…。

えっ… やっぱ ある?

旅先でのアバンチュール
これ よくあるからね。

アバンチュール

…って なんですか?

ん?
(鼻をすする音)

ええっ!?
おじさん 鼻血! 鼻血出てる!

失礼します…。

遅えよ。
呼ばれたら すぐ来いって。

すいません…。

明日のロケの段取りの打ち合わせ。
とりあえず そこ座って。

はい。

で とりあえず
お前は俺の指示どおり動いて。

あっ… はい。

まず パウダーさんの
スタンバイが済んだら

港ロケからスタートな。

で その時 周りにいる
ギャラリーが入ってこないように

お前が人止めして
みんなをアテンドして。

はい。
で 船に乗ったら

まぼろしの鯛が出てくるスポット。
これ 資料な。

あと 大体
船酔いする奴が出てくるから

あの 用意してた酔い止め
あれ 全員に配って ちゃんと。

聞いてんの? お前。

えっ… あっ いや…。

なんで 急に この段取りの説明
してくださるのかなと思って…。

はあ?

だって わざわざ
こんな2人っきりで…。

お前 馬鹿か?
えっ…。

出渕さんは 着拒。
九条には 別の仕事頼んでるわけ。

他に誰がいるんだよ?
お前しかいねえだろ。

すいません… すいません…。

(ため息)

とりあえず 俺 風呂入ってくるわ。
えっ!?

冷蔵庫にビール入ってるから
飲んでいいよ。

あと これ 明日の台本な。
ちゃんと読んどけよ。

えっ あの… 千葉さん!

(ドアの閉まる音)
え~…。

(ため息)

(缶を開ける音)
はあ?

えっ?

お前さ 上司が風呂入ってる間に
2本目いくとか すげえな。

あっ すいません…。

まあ いいや。
えっ…。

はあ…。
今日逃げなかっただけ マシか。

千葉さんは 逃げたりなんか
しなさそうですよね。

あるよ。

えっ!?

俺だって
逃げた事ぐらい あるわ。

え~ 信じらんない。

お前 人をなんだと思ってんだよ。

じゃあ どうして
続けてこられたんですか?

まあ… ディレクターに
なりたかったから。

自分の面白いと思ってるものが
番組になって

自分の事 知らない奴らが

それ見て笑ってるって
すげえじゃん。

まあ もちろん 俺の事
うぜえとか面倒くせえって

思ってる奴らがいるのも
わかってるけど。

俺は視聴者のために
絶対 妥協したくないっつうか…。

まあ 1回妥協したら
そこで終わりっつうか…。

うわっ なんだろう この感じ…。

千葉ちゃんって
かっこいいよねって

もう胸キュンだよね
…って寝てんのかい!

寝てんじゃねえよ!

あっ… 聞いてます 聞いてます…。

お前 こんなんじゃ
打ち合わせにもなんねえっつうの。

大丈夫です 大丈夫です。
聞いてますから。

寝ていいよ。

えっ…?
えっ 今 なんつった?

寝ていいよ 5分だけな。

きたー!
ADキラーワード「寝ていいよ」。

フフフ…。
いや でも まだ作業…。

いいよ。 5分後に
ちゃんと起こしてやっから。

えっ いや でも… でも…。

うるせえな… ほら!

ほら 入れ。
えっ…。

5分だけな。

♬~

きたー! アバンチュール
アバンチュール アバンチュール!

おじさん 空気読んで 消えるね!

え~!?
ファイト!

ちょっと おじさん…!

ちょっと… ちょっ…!

はあ… はあ…。

千葉さん 私 ちょっと…
私 まだ…! すいません!

寒い…。
…なんてもんじゃない!

ってか 昨日
千葉ちゃんと おめでとう。

ああー! 違うんです!

私 そういう事は
もっと ちゃんと こう…!

(馬場)やだ!
ちょっと 私のストバ

アイスに
なっちゃってるんですけど!

いや 凍ってる!
ええっ!?

一ノ瀬さーん!
ロケ弁 買ってきて!

今から!?
はい!

えっ 出渕さん…。

おはようございます。

ほら やっぱり 来た。
シッ! おはよう。

千葉くん!

おはようございます。

千葉ちゃーん! あれ…?
(九条)おはようございます。

一ノ瀬。
はい。

あの 昨日は
いろいろ なんていうか…。

準備はできてんのかよ?
ちょっと… 何? 大丈夫?

何が?

何がって フラフラじゃない!
えっ?

温かい… ってか 熱い!
まさか…!

違いますよ。
インフル!?

えっ!? あっ… あの 千葉さん…。
よし やるぞ。

(馬場)駄目!
これ以上 感染者増えたら

シャレになんない!
大丈夫だって。

うわっ もしかして 俺
うつしちゃった系ですか?

休みなさい!
やれますから。

駄目! そんな状況じゃ
できないでしょ!

それに パウダーさんにうつしたら
どうすんの!?

でも ディレクターできるの
千葉さんだけですよ。

(馬場)じゃあ どうすんの…。
いや… ちょっと考えて…。

出渕がいるじゃん。
えっ!?

(九条・馬場)えっ?

あの… 出渕さんがやるのは
どうでしょうか?

(馬場)はあ?
(九条)いやいや いやいや…。

何 言ってんだよ。
やんないの?

どうでしょうか?
(出渕)ちょっ… お前さ…。

ネタ帳に
いっぱい書いてあったじゃん。

ネタ帳 ありましたよね?

えっ!?

そうなの?

お前 見たのか!?

えっ… 見てないです。
いや 見ただろ!

いや 見てないですけど!
やんないの?

えっ やらないんですか?

(出渕)はあ…?
はあ? やんねえし。

やんないんだ…。

いや… 俺がADやんねえと
現場 回んねえし。

(出渕)千葉 プルプル震えすぎ!
すいません。

もっと 視聴者にさ こう…

美味しそうでしょ~? っていう
気持ちを伝えないと。

こうやって…
美味しそうでしょ~? はい。

美味しそうでしょ…?
テンション低いわ!

美味しそうでしょ~?

美味しそうでしょー?

言い方 雑なんだよ。
そうっすか?

気持ちでやれよ もっと。
結構 気持ちこもってますけどね。

まあ お前 顔怖いしな。
顔 関係ないじゃないですか。

俺の目元 やろうか?
はあ? どういう事ですか?

交換 交換。
いらねえっす。

最終的には そういう
シュールな感じのオチにする

っていうのは どうでしょうか?

(作家)うーん…。

なんか
もっと面白い意見ないかな?

なんか 他にないですかね?

あの… いいですか?

ちょっと
一応 作ってみたんですけど…。

すいません…。 すいません…。

(作家)おお 結構あるな。

あの…
ちょっと読んでみてください。

フフ…。

ハハハ…。

いいじゃん! 面白いよ。

マジっすか!?
(作家)うん。

(ディレクター)斬新ですよね。
(作家)うん。

よし 今回は これでいこうか。

ありがとうございます!

(ディレクター)次の会議で
この企画 詰めていきましょう。

はい! ありがとうございました!

千葉。
はい!

飯でも行っちゃう?
あっ はい!

よし 行こう。
ありがとうございます。

よし…。 あっ 出渕さん
一緒に飯行きません?

♬~

まもなく 船 到着します!

(馬場)どうすんのよ…。

まもなく 船 到着します!

(馬場)どうすんのよ…。

俺 行きますって。

(馬場)
ええ~!? いやいや いやいや…。

あ~ ちょっと…
千葉さん 千葉さん!

一回 座りましょう
一回 座りましょうか。

一回 座るから 一回 座る…。
(馬場)座って。

座るから…。

痛っ!

だから もう無理なの!

(仁美)なんで 諦めるの!?

諦めるとかじゃねえし
仕方ねえんだよ!

何? 仕方ないって。
だから 理解できないんだよ!

俺の作るものは
クリエイティブすぎて

なかなか
面白さが理解できないの!

そういう低レベルな連中
相手にしてるんだから

仕方ねえだろ!

そうやって
すぐ人のせいにするよね。

ああ?
(仁美)逃げてるだけじゃん!

誰にも評価されないから

何もしてないのに
諦めてるだけじゃん!

(机をたたく音)
(出渕)もう いいわ。

私との約束は!?

あ?

ディレクターになったら

お前の人生
ディレクションしてやるよって

言ってたじゃん!

もう いいよ!

(ドアの閉まる音)

♬~

(出渕)おかしいなあ…。

こんなはずじゃ
なかったんだけどな…。

俺のほうが…

俺だって
別に いい企画とか作れるし…。

いや いい企画だろ!

俺にしか思いつかないような
企画だよ。

そんな事ねえだろ!

それをわかる人間が
この世界にいねえだけだよ!

だったら…
別に 努力とかしても 結局…。

うるせえな!

今さら 一生懸命やるとか
かっこ悪くて できっかよ!

(机をたたく音)

♬~

チャンスだよ。

チャンス。

えっ えっ えっ 何…!?
痛い痛い 痛い痛い 痛い痛い…!

痛い痛い 痛い痛い 痛い痛い!
痛い痛い 痛い痛い 痛い痛い!

痛い 痛い…!

俺 やる…。

えっ?

俺がやる!

えっ でも…。

俺 ミートテック着てるから!

えっ えっ?
ミートテック…?

俺は寒さに強いんで!

♬~

出渕さん…。
お前は 車で休んどけ。

あざっす。

(出渕)よし! 行くぞ お前ら!
技術さんも!

(馬場)オーライ!
はい!

頼む。
(九条)おっす。

スイッチ入るの 遅えなあ。

うっ…!

ああ~! 気持ちいい~!

♬~

何 どうしたの? みんな。 ほら!
元気ないね!

よーし!
じゃあ 本番いきまーす!

よっしゃー!

(馬場)パウダーさんも
気持ち悪いみたい…。

はい 本番5秒前! 4 3 2…!

「はい という事で
今回 まぼろしの鯛の捕獲は

大失敗~!」

(出渕)どうでしょう?

うん うん…。 なんか…

斬新…?

うん 斬新!
あっ 斬新!

まあ 斬新ですね。
斬新ですね!

(馬場)そう…。

独特のね 出渕くんの感性
っていうか なんというか…。

うん… 独特ですね。

独特ですね!

(泉)うん まあ 初めてにしては
こんなもんで 上出来! グー!

えっと 千葉は…
そろそろ治るのかな?

そのはずですけど。
あっ そう。

うん そっか そっか そっか…。

あっ 一ノ瀬
栄養ドリンク買ってきて。

(パウダー)「きてんちゃう? これ。
これ きてんちゃう?」

「竿引いとるやんけ。 よっしゃー!
よっしゃ よっしゃー!」

出渕さん!?

ありがとうございます。

やっぱ 直してんだ…。

ああ… 上からの指示なんで。

すいません。

えっ?

(ため息)

やっぱ 駄目だったか…。

面白くねえもんな 俺の編集…。

向いてねえんだな…。

あの! エビが…。

あの… エビが落ちちゃって

パウダーさんが めっちゃ慌てて
海に網を落としちゃったところ

あそこの編集だけ
面白かったです。

だけ?

はい。 …だけ。

フフ…。

いや お前… 言い方!

すいません…。

んな顔すんなよ。

あ~あ…。

なんか…。

悔しいわ やっぱ。

フフ… フフ… ハハハ…。

フフ…。

ハハハ…。

なんか食いません?
腹 減りません?

(出渕)おう 減ったよ。

なんで 君が泣いてるの?

わかんないです…。

♬~

世の中さ
頑張れば必ず報われるほど

甘くないんだよ。

♬~

「はい という事で
今回 まぼろしの鯛の捕獲は

大失敗~!」

「皆様にアワビ申し上げます」

ハハハハ…。
うわっ 超馬鹿!

ハハハハ…。 ねっ!

♬~

えっ 何…?

キモッ!
えっ…。

(仁美)ダサ…。

いや… えっ 泣いてるし。

(鼻をすする音)

(鼻をすする音)

仁美 あのさ…。

俺さ…
今日 ディレクターになったわ。

だからさ…

お前の…
お前のこれからの人生

俺色にディレクション
させてくれないか?

ハハハハ…。

いや もう…
待ちくたびれたわ!

すまん…。

(仁美)いいよ。

ディレクションしてよ。

♬~

よっしゃ!
(仁美)えっ 何? ちょっ…!

やだやだ! 恥ずかしい!
離して…!

(出渕)やだよ。 ハハハハ…!

2020年までに

ディレクターになって

結婚する!

よし!
へえ~ やっぱり 結婚したいんだ。

いや そりゃあ もちろんですよ。

ディレクターになる事に
したんだね。

いや それは まだわかりません。
ハハハ…。 適当!

っていうかさ この会社
なんで 君しかいないわけ?

いや 皆さん
インフルエンザでお休みです。

君 かかんなかったんだね。

千葉ちゃんとアバンチュールして
あんなに接近してたのに。

アバンチュールじゃないですし…
まあ もういいんです!

私は 仕事に生きる女になるって
決めたんで。

へえ~。 でもさ あれだね

馬鹿は風邪ひかないって
言うけどさ あれ 本当なんだね。

って事は おじさんも
かかってないから… ウェ~イ!

あっ 千葉さん!
この間 インタビューした

アンケートの集計結果…。

んっ!?

ええええ~!?
えっ えっ えっ えええ~!?

いやいや… いきなりチュー!?

ええっ!? ええっ!?

ん~!?

(泉)視聴率が悪いです。

(出渕)
打ち切りになる事だってあるよ。

水着美女とか。
合唱するっていうのはどうかな?

トイプードルとか。
ふざけんなよ!

泉さんは 番組愛とか
プライドってないんですか?

(出渕)上には逆らえねえよ。
中間管理職って大変なんだよ。