ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

トレース~科捜研の男~ 第3話 錦戸亮、高松咲希、稲垣来泉、新木優子… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『トレース~科捜研の男~ #03【錦戸亮VS凶悪犯大地康雄月9初出演で刑事役】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 虎丸
  2. 西内
  3. 鶴見
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  6. DNA
  7. ガイ
  8. ガイ者
  9. 吸い
  10. 公園

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『トレース~科捜研の男~ #03【錦戸亮VS凶悪犯大地康雄月9初出演で刑事役】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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トレース~科捜研の男~ #03【錦戸亮VS凶悪犯大地康雄月9初出演で刑事役】[字][デ]

錦戸亮VS連続殺人凶悪犯、最先端科学捜査で明らかになる20年越しの真実!子供の秘密基地に煙草の謎、大地康雄が演じる老刑事の執念の捜査と過ちの物語に涙…

詳細情報
番組内容
科捜研の真野(錦戸亮)は、絞殺されたものと思われる9歳の少女(高松咲希)に関する鑑定を依頼される。被害者は、同級生の三島唯(稲垣来泉)と公園内の山林に基地のようなスペースを作って遊んでいた。そして夕方になり唯は先に帰るが、その後、被害者の母親から娘が帰宅しないとの通報があり、翌朝、被害者は遺体となって発見された。死因は窒息死。被害者の通う小学校付近では不審者の目撃情報もあったという。
 ノンナ
番組内容2
新木優子)とともに付着物のDNA鑑定などを行った真野は、被害者に暴行された形跡がないことを確認する。するとそこに、虎丸(船越英一郎)の先輩でもある刑事・鶴見茂(大地康雄)が現れる。鶴見は、20年前と10年前に起きた連続幼女殺人事件を追っており、今回のケースも犯行手口が酷似しているという。実は鶴見たちは10年前に被疑者として西内智幸(池内万作)をマークしていたものの、証拠不十分で逮捕できなかった
番組内容3
のだ。その西内は、被害者も時々訪れていた児童館のボランティア職員だった。虎丸は、被害者の両親・志津香(松本若菜)と直樹(永岡佑)に会いに行くが、2人はお互いに責任をなすりつけケンカを始めてしまう。
 そんななか、真野たちは証拠を求めて臨場に。そこで木の枝が折れていることに気づいた真野が周辺を調べると、タバコの吸い殻が落ちていた。吸い殻から採取した検体のDNA型は、西内のDNA型と一致し…。
出演者
錦戸亮 新木優子 山崎樹範 岡崎紗絵 矢本悠馬 加藤虎ノ介 山谷花純 ・ 小雪 ・ 遠山俊也 篠井英介 千原ジュニア ・ 船越英一郎 他
スタッフ
【原作】
「トレース~科捜研法医研究員の追想~」
古賀慶(ノース・スターズ・ピクチャーズ月刊コミックゼノン」連載) 

【脚本】
相沢友子 

【音楽】
Ken Arai 

【主題歌】
関ジャニ∞「crystal」(INFINITY RECORDS) 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔、熊谷理恵(大映テレビ) 

【演出】
松山博昭、相沢秀幸、三橋利行(FILM) 

【制作】
フジテレビジョン

 


(警察官)現在 遊具広場付近の
捜索中。 B班の状況 どうぞ。

(警察官)A班も 向かわせろ。
(警察官)はい!

(警察官)見つかったぞ!
こっちだ!

(虎丸)ガイ者は 松戸 桃。 8歳。

彼女は 昨日の午後から
同級生の 三島 唯と 一緒に

公園内の山林に 基地みたいな
スペースを造って 遊んでたんだが

夕方5時ごろ 三島 唯だけは
先に 帰ったそうだ。

同日 夜 ガイ者の母親から

娘が まだ 帰宅していないとの
通報があり

翌日 早朝 つまり けさ
遺体で 発見された。

(ノンナ)死因は 窒息死?

(虎丸)ああ。 ビニールシートを
張るために 持ってった

ロープで 絞め殺されたんだろう。
遺体の首には

抵抗した際に 付いたと思われる
ひっかき傷も 残ってた。

こんな小さい子に ひどい。

(真野)背中と 臀部の染み
これは 尿斑ですか?

(沖田)そうだ。 遺体は
うつぶせで 発見されたが

尿斑は 背中側にある。
つまり ホシは

あお向けの 被害者を絞殺した後

うつぶせの状態で
遺棄したってことだ。

(猪瀬)最近 ガイ者の通う
小学校付近を

不審な男が うろついてたそうだ。
それって…。

(虎丸)ガイ者は 性的暴行を
加えられてる可能性が 高い。

ロープの付着物の DNA鑑定と
ガイ者の着衣に

体液が 付いてないかどうか
検査してくれ。

はい。

♬~

不審な点は 見当たらないな。

はい。

♬~

酸性ホスファターゼ試験の 準備して。
はい。

[酸性ホスファターゼは
体液に存在する 酵素

反応すると 試薬の色が
茶褐色から 青紫色に変化する]

(虎丸)《ガイ者は 性的暴行を
加えられてる可能性が 高い》

すいません。
準備できました。

何してるんですか?

直接 噴霧すると
試薬の色が 衣服に付くから。

ろ紙に 付着物を転写して
そこに噴霧すれば 十分だ。

えっ?

遺品は 可能な限り
奇麗な状態で 遺族に返したい。

体液の反応が なかった?

ロープのDNA型も
不特定多数 検出されましたが

その中では 松戸 桃しか
識別できませんでした。

(猪瀬)性的暴行の痕跡が
ないとすると

性犯罪者の犯行じゃ
なかったってことか。

じゃあ 動機は 何なんですか?

≪(鶴見)殺し そのものが
快感なんですよ。

(虎丸)鶴さん。
(鶴見)久しぶりだな 虎丸。

しばらくです。

俺が 新宿署にいたころに
世話になってた 先輩の鶴見さんだ。

(猪瀬)どうも。
(虎丸)どうしたんですか 今日は。

松戸 桃についての
鑑定結果を知りたくて 来たんだ。

(虎丸)どういうことですか?
(鶴見)20年前と 10年前

同一犯による
連続幼女殺人事件が 起きた。

今回のケースは
その事件と 犯行状況

および 手口が 酷似している。

犯人は 公園で遊んでいた
幼女を誘い出し

付近の山林で
首を絞めて 殺害しており

性的な 暴行は
一切 加えていない。

単に 弱い者を傷つけたり
苦しめたりすることで

興奮を覚える 異常者による
悪質な 犯行だ。

また 被害者は
2人とも 小柄で 色白。

ストレートの ロングヘア。

松戸 桃と 同じだ。

10年前 われわれは
被疑者を見つけて 引っ張ったが

決定的な 証拠がなく
逮捕することは できなかった。

(鶴見)それ以来 ずっと こいつの
動向をマークし続けてきたんだ。

被疑者は 西内 智幸。 40歳。

つまり 松戸 桃は
連続殺人の 被害者だと?

(鶴見)そうだ。 今度こそ こいつを
ムショに ぶち込んでやる!

♬~

♬~

(虎丸)西内 智幸っつうのは

宮原台にある 児童館に勤める
ボランティアの職員だ。

そして その児童館には
松戸 桃も 時々 訪れてた。

懲りねえ 野郎だ。

幼い子供を殺害した
極悪人のくせに

何のおとがめも なしに
のうのうと 生きてるなんて

絶対に 許せねえ。

あなたの主観は 聞いていません。
客観的な 事件概要は?

何だ その口の利き方は。
あぁ? 毎度 毎度 偉そうに。

西内さんの アリバイは
あるんですか?

仕事を終えたのが 17時。

それ以降の 足取りは
まだ つかめてねえよ。

一緒に遊んでた 女の子は?

三島 唯か。

あの子も 相当 ショックを受けて
学校を休んでてな。

まだ 話をできる状態じゃ
ないそうだ。

かわいそうに。
(猪瀬)ガイ者の 両親とも

まともな話は
できませんでしたね。

(志津香)《最近 ちょっと
体調を崩していて

娘と あまり
話をしていなかったので》

(直樹)《お前のせいだぞ》

《お前が 桃を放っておいたから
こんな事件に 巻き込まれたんだ》

(志津香)《何よ あなただって
全然 家に帰ってこないくせに》

(直樹)《俺は 働いてるんだよ。
お前と 桃のために》

(志津香)
《私だって 働いてるわよ》

《なのに あなたが
全然 手伝ってくれないから

くたくただったのよ》

《桃に
構ってあげられなかったのは

全部 あなたのせいだから》

夫婦仲が 良くなかったんですね。

(猪瀬)あれじゃ
家に 帰りたくなくなるよな。

(猪瀬)あれ? 何で あの人が
ここにいるんですか?

(虎丸)鶴さんにも
捜査に加わってもらうことにした。

(猪瀬)でも 新宿署は
管轄外ですよ。

管轄なんか 関係ねえよ。

連続幼女殺人については
鶴さんが 一番 詳しいんだ。

こっちにとったって
損は ねえだろ。

まだ何も 証拠は ありません。
あっ?

臆測は 真実を濁らせる
不純物でしかない。

連続殺人かどうかは 証拠を
見つけてから 判断してください。

だから いちいち
突っ掛かるなって 言ってんだろ。

≪(鶴見)ご苦労さまです。
(虎丸)ああ お疲れさまです。

先日は どうも。

今日の臨場は 私から
虎丸班長に お願いしました。

班長…。

どうか ご協力
よろしく お願いします。

よろしく お願いします。
(虎丸)じゃあ 行きますか。

おい 行くぞ!
(一同)はい!

(猪瀬)防犯カメラの映像は
見つかりましたか?

(捜査員)
まだ 見つかっておりません。

(鶴見)お前も ついに
一課の 仲間入りか。

大した 出世だな。

(虎丸)どこにいたって
大して 変わりゃしませんよ。

奥さんと 息子さんは
元気にしてるか?

息子さん
確か そろそろ 成人だろ?

(京子)《今日だけは
早く 帰ってきてって

言ったじゃない。
周平の 合格祝いなのよ?》

《今 現場で離れられねえんだよ。
ちょっと 後にしてくれ》

(京子)《いつも 口ばっかりで

どうせ 話なんて
聞いてくれないじゃない》

《しょうがねえだろ
こっちは 仕事してんだよ》

(通話を切る音)

(虎丸)《ただいま》

(虎丸)出てっちゃいましたよ。
5年前に。

以来 一度も 会ってません。

ヘヘッ。

(猪瀬)ここが ガイ者と同級生が
遊んでいた 場所だ。

あれ?

あっ… 西内は 喫煙している。

たばこの銘柄も 同じだ。

やっぱり あいつは
ここに いたんだ!

♬~

♬~

♬~

(鶴見)どうでしたか?

吸い殻から採取した DNA型と

西内 智幸の DNA型が
一致しました。

(西内)僕は 公園なんて
行ってません。

(虎丸)とぼけんじゃねえぞ。
(西内)ホントですよ。

変な色眼鏡で 見るの
やめてください。

(虎丸)おい。 じゃあ これは
何なんだよ? これは。 えっ?

知りませんよ。

(鶴見)お前が やったことは
分かってるんだ。

今回は 言い逃れできねえぞ。

ああ… どっかで
見たことあると思ったら。

まだ 刑事 やってたんですか?

ふざけんな この野郎!
(虎丸)鶴さん 鶴さん!

(鶴見)現場に落ちてた 吸い殻から
お前のDNAが 出たんだよ。

俺は お前だけは
死んでも 逃がさねえ。

絶対に ぶち込んでやるからな!

僕は 公園には 行ってない。

何度 聞かれても 同じです。

(虎丸)松戸さん。
お待たせして すいませんでした。

(志津香)あの男が
桃を殺したんですか?

(虎丸)それは
今 まだ 取り調べ中です。

連続殺人なんて 何で うちの子が。

(虎丸)ああ どうも。

(直樹)すいません。
仕事で 遅くなってしまって。

(虎丸)大丈夫です。

(志津香)来られるんじゃない。
(直樹)えっ?

いつも 仕事が 忙しい 忙しい
言ってるけど

その気になれば こうやって
時間 つくれるんじゃない。

何 言ってんだよ? 当たり前だろ
こんなときなんだから。

(志津香)こんなとき?
こんなときって 何?

じゃあ 桃の誕生日は?
運動会は?

あの子は いつも
あなたのこと 待ってたのよ?

死んでから 来てくれたって
喜ばない。

もう 遅いのよ。
(直樹)やめろよ こんな所で。

(志津香)桃のためにって思って
ずっと 我慢してたけど

私たち もう 終わりよ。
(直樹)やめろって みっともない。

(志津香)みっともなくて
何が悪いのよ?

何で そんなに
冷静で いられるのよ。

(直樹)冷静なわけないだろ
俺だって つらいんだよ。

(虎丸)お二人とも
落ち着いてください。

お嬢さんに 聞こえますよ。

(志津香の泣き声)

まだ 何か
気になることがあるんですか?

あの 折れた枝。
枝?

あれって
事件に 関係あるんですか?

分からない。 でも なぜ
あの枝だけ 折れていたのか。

ここに 2人だけの基地を造って
遊んでたんですよね。

(市原)はい。
今日の分 配りますよ。

(相楽)おい 真野。
これは お前が やれよ。

(相楽)いつも 勝手なことばっか
やってんだから これぐらいはさ。

えっ?
もう一度 現場 行く。

(相楽)話 聞いてんのか?
おい おい!

おい 嘘だろ? おい。
嘘だろ? おい おい!

♬~

♬~

≪(物音)

誰か いる。

(唯)これ 好きだったよね。

ごめんね 桃ちゃん。

こんにちは。

ちょっと 待って。

もしかして 三島 唯さん?

ちょっとだけ
お話 聞かせてもらえるかな。

私たちは 警察の関係者で…。

「ごめんね」って
言ってましたよね?

どうして 謝ったんでしょうか。

でも あの おびえ方…。

何か 隠してるような。

真野さん どう思います?
俺の主観に 意味は ない。

鑑定結果こそが 真実だ。

そうですよね。

真実の かけら。

桃ちゃんの思いを
早く 見つけ出さないと。

真野さん?

あの… どうしたんですか?

何しに 行くんですか?

(虎丸)何なんだ? お前 いきなり。

どういうことですか?
はぁ?

西内 智幸の DNA型が
検出された 吸い殻ですが

水に ぬれていた跡がありました。
(虎丸)当たりめえだ。

遺体が 発見されたときは
雨だったんだぞ。 雨。

吸い殻が 落ちていたのは
木の根元でした。

それが どうした?

あの木には ビニールシートが
張られていた。

それが 剥がされたときには
雨は 上がっていたし

あれ以降は 一度も
雨は 降っていません。

だから 吸い殻が
ぬれることは なかったはずです。

直接 雨に当たってなくたって

土砂から にじみ出てくるって
ことだって あるだろうが。

ええ。 しかし 染み込んだ 液体の
成分を調べてみたところ

おかしなことが 分かりました。
おかしなこと?

塩素が 検出されたんです。
(虎丸)塩素?

どういうことだよ?
吸い殻に 染み込んでいたのは

水道水だということです。

喫煙所の灰皿に
水が ためてあったのか

あるいは 水飲み場の水が
掛かったのか。

しかし 喫煙所も 水飲み場

あの 山林からは
かなり 離れた場所にある。

そこで 吸い殻を もみ消して

わざわざ あそこに捨てるのは
不自然だ。

あの 臨場は
あなたが 要請したんですよね?

われわれが 現場に到着したとき

あなたは 先に 一人で来て
待っていた。

鶴見さん。

証拠を捏造しましたね?

そのとおりだ。

(鶴見)私が 西内のごみから
吸い殻を取り出して

臨場する前に
現場に 落としておいたんだ。

あなた それでも…。
(虎丸)ふざけるな!

捏造しただと?
なめてんじゃねえぞ。

あんたがな
西内に こだわるのは 勝手だが

デカには 絶対に
やっちゃいけねえってことが

あるんだよ。 バカにするのも
いいかげんにしろ!

♬~

(虎丸)鶴さん…。

(虎丸)責任 取る覚悟は
できてるんでしょうね?

鶴見 茂。
証拠隠滅罪で 逮捕する。

まさか 警察が
証拠を捏造するなんて。

(真野)《ねえ ホントだよ》

《絶対 お兄ちゃんが
やったんじゃない》

(男性)《なあ 僕。
かわいそうだけど

あれは お兄さんがやったんだよ
間違いない》

こんなことは よくある話だ。
えっ?

出世 保身 つまらないプライド。
あいつらの頭には それしかない。

警察なんて 信用できない。

だから 俺たちが
真実を見つけるしかないんだ。

(虎丸)帰って いいぞ。
(西内)あの 刑事さんは?

もしかして あの 吸い殻…。

捏造だったんですか?

(虎丸)何でですか?

何で あんなことしたんですか?

あと 1カ月で
定年じゃないっすか。

何で そんなときに。

どうしようもなかった。

定年を前にして
西内のことだけは

何としても 決着をつけたかった。

それ以外 考えられなかった。

自分でも 愚かだと分かってる。

でも どうしようもなかった。

(英里)ふ~ん。

えっ? 何ですか?
いや~ そこ いくか。

≪(海塚)真野君。 沢口さん。
虎丸さん 来てるわよ。

(海塚)話 あるって。

はい。
はい。

申し訳なかった。

(虎丸)鶴見が やったことは

デカとして 最低の
恥ずべき 行為だ。

それについちゃ
弁明の余地は ない。

ただ これを見れば

あの人の 連続幼女殺人事件に
対する 執念が分かる。

(虎丸)今から 20年前
最初の 幼女殺人が起きたとき

鶴さんは まだ 交番勤務の
巡査部長だった。

ある日 一人の少女が

誰かに 後をつけられてるような
気がすると言って

交番に やって来て
鶴さんに 相談した。

ところが ちょうど そのとき
鶴さん 忙しくてな。

《ちょっとだけ 待っててね》

(虎丸)しばらく 少女を
待たせたままにしておいたんだ。

で あらためて 話を聞こうと
振り返ったときには もう…。

その帰り道に
少女は 西内と出会い

山林に 連れ込まれて
殺害されたんだ。

(虎丸)西内が 少女の
行動パターンを探るために

数日前から
後を つけ回していたんだ。

少女の親は 留守がちでな。

相談する相手が
誰も いなかったんで

交番に やって来たんだろう。
(海塚)何で 怖がっていたのに

知らない人に
ついていったりなんか。

(虎丸)顔見知りだったんだよ。

当時 西内は
その少女が通う 学習塾で

受付の バイトをしていたんだ。

殺害されたのが
交番に来た 少女だと知って

鶴さんは 自分を責めた。

あのとき ちゃんと
話を聞いてやっていれば

もし 家まで
送っていってやれば

事件は 未然に防げたかも
しれないってな。

そして ちょうど
10年が 過ぎたころ

再び 同じ手口の犯行が 起きた。

(虎丸)捜査本部は 2件を
連続殺人として 捜査を進め

ようやく 西内に たどりついた。

(虎丸)しかし
状況証拠は あるものの

決定的な証拠が 見つからず

西内を逮捕することが
できなかったんだ。

定年を 間近に控えて
残された時間に 何ができるのか。

そう思う気持ちは
俺にも 痛いほど 分かる。

ましてや 鶴さんは 長い間

自責の念に
さいなまれてきたんだ。

たとえ 証拠をでっち上げてでも
西内を逮捕したい。

そんな考えが 芽生えたとしても
不思議じゃねえ。

(虎丸)もちろん だから許してくれ
なんて言うつもりは

これっぽっちもねえ。

ただ…。

ただ 伝えておきたかったんだ。

♬~

♬~

♬~

♬~

10年前 事件現場の公園で
撮影された

携帯の動画というのは
どのような物ですか?

それは 犯行当日
公園にいた カップルが

遊びで 撮影していた物だ。

一瞬だけ 被害者の少女と
男の姿が 映っていた。

だが 男は
帽子を目深にかぶっていたし

西内は 公園に行ったことも

被害者と 接触したことも
否定している。

今の技術だったら

顔を解析できるかも
しれないのか?

当時の 携帯の画質で

帽子を 深く かぶってるなら
難しいですね。

そうか。

男は 他に
何を身に着けていましたか?

スーパーの ビニール袋のような物を
持っていただけだ。

服装も コートに ジーンズ
スニーカー。

どれも 量販されている物で

購入ルートを たどることは
できなかった。

その証拠画像は どこに?

保管庫にあると思うが。
(虎丸)すぐに 手配する。

では 家宅捜索した際の
写真も 一緒に お願いします。

分かった。

今日は 初めて デートした
公園に 来てまーす。

思い出の 公園でーす。

♬~

♬~

何をしてるんだ? 今。

ジーンズの指紋を調べるんです。

はっ? そんな物
写真から どうやって。

正確には ジーンズ自体が持つ
指紋のような物です。

これ 見てください。
(虎丸)おう。

ジーンズの外側や 裾など

縫い目の部分に バーコードのような
かすれがあるのが 見えますよね。

(虎丸)ああ あるな。
ジーンズの生地は 硬く

少しずつ 手で押しながら
ミシンをかけていくため

独特の凹凸が
縫い目の部分に 生じます。

この凹凸による かすれは
人間の指紋のように

同じ型のジーンズでも 2つとして
同じ物は 存在しません。

そうなんですか?

あまり 広くは 使われていない
鑑定方法だが

FBIの 科学捜査チームが
実証済みだ。

じゃあ もし
西内さんが 所持していた

ジーンズの かすれが
証拠画像と 一致すれば…。

♬~

不一致。

不一致。

これも 不一致。

(虎丸)よしっ きた。

この画像に映っているのは
西内 智幸に 間違いありません。

彼が あの日 犯行現場に
いたことは 立証されました。

行くぞ。
(猪瀬)はい。

(西内)さようなら。
(女の子たち)さようなら。

♬~

(虎丸)西内 智幸… 西内!

♬~

虎丸班長

♬~

♬~

(虎丸)西内が 連続幼女殺人の
犯行を認めた。

ただし 松戸 桃の
殺害についちゃ 否定してるんだ。

(猪瀬)チッ。
往生際の悪いやつだな。

どうせ あいつが やったに
決まってますよ。

♬~

ルミノール検査?

血痕は 見つからなかったんだから
必要ないですよね。

あらゆる可能性を追求するんだ。

でも 服が…。

やむを得ない。
真実を見つけるためだ。

お願いします。

始めよう。
はい。

(虎丸)何? 血痕が見つかった?

はい。 ALSと 拡大鏡では
発見できませんでしたが

追加で ルミノール検査を
行ったところ

セーターの両脇部分 両靴下の足首部分
そして ロープの 繊維の隙間に

ごく微量の血液が
付着していました。

西内のDNAと 一致したのか?

いえ。
そうか。

おい 過去の性犯罪者リスト
用意しろ。

血痕との照合 かけるぞ。
(一同)はい!

いえ その必要は ありません。
(虎丸)何でだ?

血液のDNA型 鑑定を
行ったところ

持ち主は 女性であることが
判明しました。

女?

まさか 女だったとはな。

DNA型の照合を行いましたが
該当する者は いませんでした。

その女性は 血の付いた手で
被害者に 触れたのよね?

…にしてもだ 何だって
こんなとこに 血が付いたんだ?

ちょっと 見てください。

これなんですけど。

あっ…。
(海塚)背中側だけ 汚れてるわね。

ところが 靴下は

どこも ほとんど 汚れていない。
(虎丸)確かに。

これ どういうことなんだ?

≪(英里)すいません。 ちょっと
資料だけ 置かせてください。

(相楽)すぐ 終わりますからね。

待ってください。
(市原・相楽)えっ?

どちらか 床に寝てもらえますか。
床? やだよ 床なんか。

再現のために 必要なんです。
何で 俺たちが

お前に 協力しなきゃ
なんないんだよ? なあ?

(市原)そうですよ。
冗談じゃないですよ。

そんなこと言わずに
協力してくれない?

もちろんですよ。 喜んで!

(英里)分かりやす過ぎ。

血痕の持ち主は 血が付いた両手で
松戸 桃の 足首をつかみ

引きずった可能性が 高い。

これなら 靴下は 汚れませんね。
足首に 血も付着するな。

では 両脇の血痕は?

それだ。

分かりました。

失礼します。

こうやって 脇を抱えて
引きずろうと…。

あれ?

重くて 動きません。

しかも そのやり方だと
靴下が汚れないのは 不自然だ。

これだと 運べますね。

(市原)もう いいんじゃない?

すいません。
(海塚)ありがとう。

つまり 血痕の持ち主は
両脇に 触れたが

そこを抱えて
引きずることは しなかった。

それは 事実だ。

引きずることが
できなかった可能性もある。

できなかった?

(虎丸)ガイ者は
21.5kgしか ねえんだぞ?

たとえ ホシが
小柄なやつだったと…。

おい…。
まさか。

先日 事件現場へ行った際

被害者と 事件発生 直前まで
公園で 遊んでいた

三島 唯と 会いました。
そのとき 彼女は

人さし指に
ばんそうこうをしていました。

(虎丸)この血痕のDNAは
娘さんの同級生の

三島 唯ちゃんの物と
一致しました。

唯ちゃんが 今回の事件の真相を
全て 話してくれました。

あの日 唯ちゃんは 暗くなる前に
帰ろうとしましたが

娘さんは 「まだ 帰りたくない」
と言ったそうです。

(唯)《桃ちゃん
ホントに 帰らないの?》

(桃)《うん》

《分かった。 また あしたね》

(桃)《待って 唯ちゃん》
(唯)《えっ?》

《パパと ママを
仲直りさせる方法

思い付いちゃった》
《何?》

自殺のふり?

どうも その方法を
ネットで 見つけたらしいんです。

(桃)《部屋で 自殺のふりして
パパとママを びっくりさせるの》

《やめなよ。 危ないから

絶対 まねしちゃ駄目って
書いてあったじゃん》

(桃)《でね 嘘の遺書も
書いとくの》

《離婚するなら 自殺しますって》

《そしたら 2人とも 反省して
きっと 仲直りするよ》

「練習するから 見てて」と

娘さんは 唯ちゃんに
言ったそうです。

(桃)《じゃあ やってみるね》

《せーの》

(虎丸)ところが そのロープを
結んでいた 木の枝が折れて

その弾みで

首を きつく 絞められることに
なってしまったんです。

ロープは ほどこうとして
もがけば もがくほど

固く 首に食い込みました。

やがて 娘さんは 意識を失い
動かなくなったそうです。

《桃ちゃん…》

(虎丸)それでも 唯ちゃんは
何とかして 娘さんを助けようと

必死になって
ロープを ほどき続けました。

(虎丸)でも
やっと ほどけたときには

娘さんは もう…。

《桃ちゃん…》

《死んじゃった?》

唯ちゃんは まだ 幼い少女です。

もし このことが バレたら
自分も 警察に捕まってしまう。

そう思って
怖くなってしまいました。

(虎丸)だから 娘さんのご遺体を
隠そうとしたんです。

(唯)《桃ちゃん
ごめんね。 ごめんね》

≪(パトカーのサイレン)

《桃ちゃん ごめんなさい》

俺たちのせいで。

桃…。

ごめんね。

桃…。

娘さんは ご両親が
仲直りすることを願ってました。

その願いが かなうかどうかは…。

あなたたちしだいです。

♬~

♬~

虎丸さん ご両親に
真相を伝えたそうです。

桃ちゃん どうして
直接 言わなかったのかな?

離婚してほしくないって。

20年前 交番に来た 女の子も。

どうして まず 親に
相談しなかったんだろう?

聞いてもらえないからじゃないか。

えっ?

親に 話したところで
聞いてもらえない。

そう思ってたから
頼れなかったんじゃないか。

悲しいですね。

亡くなった人が 残した思いを
見つけ出すことが

科捜研の 仕事だけど。

本当は 生きてるうちに
大切な人に 思いを伝えたり

伝えられない思いに
気付いてあげることができたら

それが 一番なのに。

でも みんな
日々の忙しさに 追われて

自分のことに 精いっぱいで
そんな余裕 なくしてる。

それは しょうがないことだけど。

失った後になって どうして

もっと ちゃんと 話を聞いて
あげなかったんだろうって

後悔することになるなんて。

♬~

《警察なんて 信用できない》

《だから 俺たちが
真実を見つけるしかないんだ》

真野さん。

えっと… あの…。

ご飯 行きませんか?

話… お話しましょうよ。

生きてるうちに。

お疲れさま。
えっ? お疲れさまでした。

あれ?

≪(英里)振られちゃったね。

いや… 今のは…。

あの人 誘っても 無駄だから。

言っただろ?
鑑定にしか 興味ないんだって。

僕たちが お付き合いしますよ。
さあ 飲み行きましょう。

いや そういうんじゃなくて。
(英里)早く 早く。

♬~

♬~