ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

さくらの親子丼2 第7話 真矢ミキ、柴田杏花、柄本時生、浦上晟周、中村育二… ドラマのキャスト・主題歌など…

『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #07【愛はあげなきゃもらえない】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 桃子
  2. 川端
  3. 拓士
  4. 玲奈
  5. 由夏
  6. ホント
  7. ママ
  8. 拓ちゃん
  9. マジ
  10. 駄目

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『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #07【愛はあげなきゃもらえない】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #07【愛はあげなきゃもらえない】[字][デ]

「ハチドリの家」メンバーに、次の進路を決める時期がやって来た。さくら(真矢ミキ)も同席する中、拓士(浦上晟周)は新宿2丁目でダンサーを目指したいと夢を語るが…。

詳細情報
番組内容
「ハチドリの家」では、入居してから二か月位の間に次の進路を決める事になっている。桃子(名取裕子)は入居者と今後の進路について面談。さくら(真矢ミキ)も同席し見守る中、安易なことを考える者もいれば、まだまだ厳しい局面にいる者も。茜(柴田杏花)などは川端(柄本時生)の優しさを勘違いし、結婚すると言い出す始末。
そんな中拓士(浦上晟周)は、LGBTの街新宿二丁目でダンサーを目指したいと夢を語る。
番組内容2
桃子は厳しい世界であることを伝えた上で、知り合いの店を見学させることに。川端に連れられ、ゆっきーママ(中村育二)のショーパブを訪れた拓士は、女性装の男性ダンサーが繰り広げる華やかなダンスに目を輝かせる。しかし、理解もせずに自分を罵倒した、と両親に対する憎しみを吐き出す拓士に対し、ゆっきーママは「あなたは親から愛されることだけを望み、親を愛していない」と突っぱねた。「愛はあげなきゃもらえないのよ」…
番組内容3
ゆっきーママの言葉が拓士は理解できない。その意味が分からない子は世話できないと拒絶された拓士は…。
一方茜の結婚騒動から、子供との距離感を桃子に叱責された川端は、この仕事に向いていないのではと悩み、大手法律事務所に勤める七海(岡本玲)に相談し…。
その頃香(塩野瑛久)は、夜な夜な無断外出を繰り返していた。香が会っていた少女は…。そして、香が警察と揉めているホームレスを目撃。そのホームレスとは…。
出演者
九十九さくら: 真矢ミキ 
川端哲也: 柄本時生 

古井戸貞子(竹園あゆみ): 井頭愛海 
新城由夏: 岡本夏美 
井口茜: 柴田杏花 
藤島玲奈: 尾碕真花 
小宮山詩: 祷キララ 
白鳥マリア: 日比美思 
中里拓士: 浦上晟周 
大豆生田香: 塩野瑛久 

ゆっきーママ: 中村育二
柳原七海: 岡本玲 

鍋島真之介: 相島一之 
谷桃子: 名取裕子
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ

【企画協力】
古賀誠一オスカープロモーション

【原作・脚本】
清水有生

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
RINA「光」(South to North Records)

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
浦井孝行(オスカープロモーション) 
村山太郎(オスカープロモーション
スタッフ2
【演出】
木内健人(5年D組)

【制作著作】
オスカープロモーション

【制作】
東海テレビ放送

 


(拓士)[子どもシェルター
ハチドリの家には

幾つかの ルールが あるの]

[その中で
やっては いけないこと]

[その1]

[この家が どこにあるのか
誰にも 言ってはならない]

[その2]

[携帯電話は
スタッフに 預けること]

GPSで 居場所が
分かっちゃうからね]

[その3]

[無断外出は
決して してはならない]

♬~

(拓士)昨日の夜中
どこ 行ってたの?

(香)えっ?

(拓士)もしかして 就活?
夜の商売とか。

(香)そんなんじゃねえよ。

(拓士)でも 君
もう 2カ月でしょ? そろそろ。

(拓士)どうすんの?
ここ 出てから。

(香)別に。 何も 考えてねえけど。

[ここでは 2カ月くらいで
大人たちと 相談して

進路を 決めなくちゃならないの]

[私? まだ 決まってないけど
考えてることは あるよ]

(桃子)さっき 出雲警察の
刑事さんから 連絡があって。

あなたが思い出した
「ゆっくり 走ろう 出雲街道」の

ステッカーを貼った
白の四輪駆動車

見つかったんですって。

(あゆみ)ホンマに?
(桃子)うん。

(川端)そのステッカーは
ツーリングクラブの

会員だけに 配られたものでね

車の持ち主と その友達は
逮捕されたそうだ。

(あゆみ)ってことは うち…。

(桃子)晴れて 自由の身よ。

(さくら)よかったね。
あゆみちゃん。

(桃子)これからのこと
一緒に 考えていきましょうね。

(あゆみ)うん。

(桃子)由夏ちゃん。
先週 面接した

渋谷の 美容院なんだけど
駄目だったの。

(由夏)そっ。

(川端)諦めずに 探そう。
僕も 頑張るからさ。

(桃子)都内の 2LDK
マンションに 住みたい?

(玲奈)うん。
(桃子)希望する月収 50万円?

(玲奈)駄目?
(川端)玲奈さん。 もうちょっと

現実的に 考えよう。
月収 50万なんて…。

(玲奈)風俗だったら 軽いよ。
(さくら)玲奈ちゃん。

(玲奈)怖っ。

(桃子)高校に 復学したいの?

(マリア)はい。 ここから
通っちゃ 駄目ですか?

(桃子)復学には
私も賛成だけど。 実はね

今 お母さんと 話し合いを
進めてるの。

(マリア)話し合い?
(桃子)そう。

あなたが 自立するまで

保護者としての 務めを
きちんと 果たしてほしいって。

一緒に 暮らせってこと?
(桃子)いやいや。 そうじゃなくて。

あなたの 身の安全を保証して

経済的支援を してくれるように
お願いしてるの。

あいつは 何て?

(桃子)あなたと 暮らせるなら
何でもするって。

(マリア)あり得ない。
(桃子)そうね。 あり得ない。

(桃子)結婚?
(茜)はい。

誰が?

(川端)誰と?

(茜)それを 茜に言わせる?

(川端)どういう意味?

それじゃ。 そういうことで。

(桃子)どういうこと?
(川端)さあ?

(桃子)どういうこと?

(さくら)いやいや。 さあ。

(桃子)昨日 家庭裁判所の調停に
お父さんは 来なかったわ。

でも お母さんが
来てくださったの。

(詩)母が?

(桃子)あなたが
大学に受かった場合

学費と 生活費の
援助をするっていう

同意書を
持ってきてくだすったの。

(川端)これが その同意書だよ。

(詩)私 大学へ
行けるってことですか?

(桃子)そうよ。 だから
余計な心配しないで

最後の追い込みに 集中して。
(川端)頑張って。

(桃子)この前 保護司さんと会って
お話ししたときに

大豆生田 香君…。
(香)だから そこ

いちいち フルネームで 呼ばない。
(桃子)でね 保護司さんが

君が この ハチドリの家で とても
真面目に 暮らしてるんで

少年院の 仮退院を
正式の 退院にするように

保護観察所に 話してくださるって
おっしゃったの。

(川端)よかったね。 香君。

(香)あのさ よく 分かんねえけど
それって

俺 もしかして 少年院に
戻んなくて いいってことか。

(川端)今 問題を
起こさなければって話だよ。

(桃子)そうよ。
だから いい子にしてるのよ。

(香)ああ。

(桃子)拓士君は
就職希望だったから

住み込みで 働けるところを
探してみたのよ。

どうしたの?
(拓士)建設とか

土木ばっかじゃない。

(川端)そうだね。
やっぱり 住み込み…。

(拓士)前に 働いたの。
こういうとこで。

もう 最悪だったわ。

おじさんたち 裸で うろつくし
たばこと お酒臭いし。

そんで 私に 男らしくしろって
しつこく 言うの。

これって 何ハラ?
セクハラ? ジェンハラ?

(桃子)確かにね。 拓士君には
ちょっと つらいかもしれないわね。

(拓士)絶対 嫌よ。 こんなとこ。

(川端)それじゃ
どんなところが 希望なの?

あるんでしょ?
こんなとこで 働きたいって。

新宿二丁目
(一同)えっ!? いやぁ。

(桃子)だけど あそこは…。

働いてみると 大変なのよ。
それなりに。

(川端)何で 二丁目なの?
(拓士)何か 居心地 よさそう。

(桃子)いや。
外からは そう 見えても

中で 働くとなったら
大変なの あそこは。

何か 桃子先生 詳しいんですね。
よく 行かれるんですか?

(桃子)行きませんよ。

昔からの 知り合いがね
あそこで 店 出してるから。

マジ?
えっ? 知り合いが いるの?

(桃子)ええ。 まあ。
(拓士)お願い。 連れてって。

そうね。 百聞は
一見にしかずって いうから

一度 行ってみれば
分かるでしょ。

(拓士)やった。
(桃子)じゃあ 川端さん。

連れてってあげて。
(川端)えっ!? 僕? えーっ。

≪はい はい はい はい…!

♬~

(従業員)きゃー。 やだ 何?

この人 めっちゃ
タイプなんですけど。

(従業員)私も。 カワイイ。
(川端)ちょっと!?

(ゆっきー)どうも。
ゆっきーママです。

(ゆっきー)よろしく。

(ゆっきー)桃子先生 お元気?
(川端)はい。

(ゆっきー)そう。 よかった。

私 ホントに あの人に
お世話になったのよ。

昔 私が ちょっと
やらかしたときに

一生懸命 弁護してくれてね。
それから ずっと 相談相手よ。

でも いまだに
恩返し できてないわ。

せいぜい ハチドリの家だっけ?
あれに 寄付するぐらい。

いいわよね。 「私は 私の
できることを しているだけ」

私 大好きよ。 あの お話。

で あんた 何で ここに来たの?

あのう。
(ゆっきー)何?

(川端)正直に言った方が いいよ。

あのう。 私 ここで 働きたい。
ステージで 踊ってみたいんです。

(ゆっきー)あら やだ。
何? これって 就活?

(川端)ええ まあ。

でもさ あんた ちゃんと
親に 話 したの?

話したって?

ここが 男じゃないってこと。

(拓士)いえ。
(ゆっきー)どうして?

父親も 母親も 最悪だから。

父親は いちいち
男らしくしろって。

あっ そう。
(拓士)小学校に入ったら

相撲クラブに 入れられたの。

まわし つけて
人前に 出されたんだから。

男だったら 飯は
丼 5杯は 食え。

男だったら 立ちしょんべんぐらい
してみろ。 男だったら

男だったらって
いろんなこと やらされたわ。

ホント 苦痛だった。
私 何度も 父親に 言ったのよ。

バレエ教室に 入りたいって。
そしたら もう 無視よ。

完璧 無視。 あんなもん
男の やることじゃないって。

母親も ひどいのよ。
私が 鏡台の化粧品 いじったら

青筋 立てて 怒ったの。
私は ただ

ちょっと 奇麗に
なってみたかっただけなのよ。

それなのに ちっとも 私の気持ち
分かろうと してくれないの。

ホント 最低。
マジ 最悪でしょ。

(川端)それで 家出して
シェルターに 保護されたんです。

(ゆっきー)これ 何だか 分かる?

(ゆっきー)ここで
働いてる子たちの

アパートの合鍵よ。
私が 預かってんの。

何でか 分かる?

(ゆっきー)もしも 誰かが
死んじゃったら

真っ先に 私が この合鍵で
その子の部屋に 入って

女の子の衣装とか 化粧品を
全部 処分するのよ。

何でか 分かる?

親が 田舎から出てくる前に
男に 戻しといてやんのよ。

大抵の子は
親に話してないのよね。

ホントのこと 話すと
親が 悲しむかもしれないから。

でも ホントは
隠しておくことじゃないのよね。

堂々と カミングアウトしなきゃ
駄目なの。

分かってくれるまで
親と 向き合わなきゃ。

でも 分かってても
向き合えないの。

なぜだか 分かる?
親を愛してるからよ。

愛してる?

(ゆっきー)母親は 命懸けで
自分を 産んでくれた。

父親は 自分を育てるために
必死で 働いてくれた。

その両親の期待を 裏切ってるかも
しれないのよ。 みんな。

だから 言えないままなの。

あんたさ
さっきから 聞いてると

親のこと 悪く 言ってるけど

ホントは 愛されたいのよ。
親に。

でも あんたは これっぽっちも
親のこと 愛してないわ。

愛は あげなきゃ
もらえないのよ。

愛は あげなきゃ もらえない?
(ゆっきー)そう。

ちょうだい ちょうだいって
甘えてるだけじゃ 駄目なの。

あんたが 愛を あげなきゃ。
分かる?

分かんないか。

そんなことが 分かんないような
子の 世話なんて

まっぴらごめんだわ。
お帰んなさい。

桃子先生に よろしくね。
(川端)はい。

(ゆっきー)みんな。
お客さま お帰りよ。

あっ。 おかえり。
どうだった?

≪(ドアの開閉音)

あっ。 川端さん。
どうだった?

(川端)まあ ゆっきーママの
言うことも 分かるんですけどね。

親を愛せっていうのは
ちょっと 乱暴かなって。

やだ。 それ 何? この口紅。
(川端)えっ?

何?
≪(茜)川端さん?

嘘。 マジ?
(川端)えっ?

(茜)茜が いるのに 最低だよ。
(川端)えっ?

えっ?
(川端)えっ?

えっ…。
(川端)えっ…。

(ゆっきー)《愛は あげなきゃ
もらえないのよ》

≪(きぬ擦れする音)

♬~

♬~

(女性)大丈夫だった?
(香)おう。

(桃子)結婚相手って
川端さんなの?

(茜)うん。
(桃子)ホントに?

これからのこと
真剣に 考えてるって 言ってたし。

そう。
(茜)赤ちゃんも早く欲しいみたい。

そう。
(茜)それに…。

それに?
(茜)ホテルにも 行ったの。

(川端)そんな ホテル!? えっ?
赤ちゃん? えっ!?

してませんよ そんな。
いや。 してないっていうのは

別に 結婚の約束なんて
してないっていうか

そういう意味で。 えっ!?
何で そんな? ひどいな。

ちょっと 桃子先生。
信じてくださいよ。

(桃子)落ち着きなさい。
(川端)だって そんな。

(桃子)落ち着きなさいって
言ってるの!

はい。

(桃子)あなたが
そんな人じゃないってことは

分かってます。
信じてますから。

(川端)はい。
(桃子)あなたが 茜さんを

家に帰す判断を したことで

彼女は お母さんに殴られて
ここに帰ってきた。

そのことに 責任を感じて

彼女に 親身に接した気持ちは
よく 分かるわ。

前にも 言ったでしょ。
ここに来る子は

大人に 優しくされたことが
ないのよ。

だから 優しさを 簡単に
はき違えてしまうの。

はい。

茜さんのことは
私が 何とかするわ。

はい。

「愛は あげなきゃ
もらえないのよ」か。

いいこと 言うね。
その 何てったっけ?

(拓士)ゆっきーママ。
うん。 さすがだね。 ゆっきーママ。

ねえ? 愛を あげるって
どういうこと?

そうね。 うーん。

あっ。 これよ。
モヤシ?

うん。 こうやって モヤシの ひげ
取るのって

食べる人 みんなに
愛を あげてるんだと思うよ。

これが?
うん。 だって

モヤシって 別に ひげが あっても
食べられるでしょ。

でも 食べるとき
ちょっと 口ん中で

もそもそっと しちゃうでしょ。
ひげって。

食べる人のこと 考えて
一手間 かけてあげる。

これって 愛を あげてるんだと
思うよ。

つまり 拓ちゃんも
今 こうやって

みんなに 愛を あげてんのよ。

よく 分かんない。
ハッ。 そっか。

あのね さくらさん
ここ 来るまでは

毎日 自分の家で みんなに
親子丼 食べさせてたんだ。

みんなって?
うん? いろんな みんな。

学校
行けなくなっちゃった子とか

家出しちゃって
おなか すかせてる子とか。

とにかく 居場所が
なくなった子。

(拓士)タダで?
そう。

もしかして それって 愛?

さくらさん 大したこと
できないけどさ

みんなに おなか いっぱい
食べさせてあげるぐらいは

できるかなって。

そういうの 愛を あげてるって
感じかな。

さてと ひげ取り 完了です。
拓ちゃん ありがとね。

ねえ? さくらさん。
うん?

私に 親子丼の 作り方
教えてくれない?

えっ!?
あっ。 いいよ。

前の方に こう。
繊維 つぶさないように。

ざくっ。 ざくって。
そうよ。

まばらに。 均等にね。
はい。 そして お肉 入れて。

4~5切れかな。

空気を 含ませるように。

ゆっくりよ。
ゆっくり ゆっくりね。

(拓士)うわー。
言ったのに。

(拓士)怒んないでよ。

どう?
まあ 初めてにしては

上出来じゃない。

(拓士)何か まずそう。

どうぞ。

いや。 俺かよ!?
文句 言わないの。

みんなに 断られて
あんたしか いないんだから。

(拓士)食べて。

どう?
愛を 感じる?

(香)感じねえ。 てか これ まずい。
(拓士)えっ?

(香)焦げてるし しょっぺえし。

(拓士)ちょっと待って。
そんなはずないわ。 だって

さくらさんに 作り方
教わったんだから。

あんた 味音痴なんじゃないの?
拓ちゃん。

だって こいつ。
愛は?

あげなきゃ もらえないんでしょ?

(桃子)《先週 面接してもらった
渋谷の 美容院なんだけど

あれ 駄目だったの》

(あゆみ)へぇ。 景色 ええな。
ここ。

(由夏)この前 悪かった。
(あゆみ)えっ?

(由夏)《だから
抱いてやれっつってんだよ!》

(あゆみ)《何すんねん!》

(あゆみ)結構 効いたわ。
あんたの びんた。

(由夏)いや。 こっちも。

(あゆみ)せやけど
何でなんかなと 思って。

(由夏)何が?

(あゆみ)あんた うちに
優しかったやろ。

(由夏)《貞子!
息 吸ったら 口 閉じて》

《息を 漏らさないように…》

(あゆみ)何で 優しかったん?

(由夏)別に。
(あゆみ)でも うちのこと…。

あんたなんて
どうでも よかったんだよ。

拓ちゃん。
(拓士)はい?

戸棚の大皿 持ってきてくれる?

(拓士)これ?
ああ。 そうそう。

それからさ その お皿に

お鍋の 肉じゃが
盛り付けてくれる?

盛り付けるって どうすんの?

食べる人が おいしそうだなって
思えるように 盛り付けんの。

それも 愛だからね。
なるほど。

(玲奈)ねえ? 拓ちゃん
どうしちゃったの?

(香)よく 分かんねえけど
愛が どうのっつってた。

(玲奈)ふうん。 変なの。

(川端)茜さん。
ちょっと いいかな?

(茜)今日の 夜ご飯 何だろう?
いい匂いする。

(川端)何?

ここ ついてるよ。
(川端)えっ!?

(ため息)

(七海)どうしたの?
(川端)えっ?

(七海)さっきから ずっと
ため息 ついてる。

(川端)ああ。 ごめん。
(七海)何か あった?

君の言うとおりかもね。
僕には 向いてないのかも。

(七海)今週 空いてる日は?
(川端)えっ?

(七海)うちの 所長に
アポ 取るから。 いいわね?

♬~

(拓士)はい。 できたわよ。

(香)頼むから 勘弁してくれよ。
もう 3杯目だぜ これ。

マジ 頼むから
これ 最後にしてくんない?

(拓士)おいしいのが できたらね。

(香)うめえ。 うん。 うまい。
うめえ! 超 うまい。 これ。

(拓士)ホント?
(香)うん。 マジ マジ。

おら こんな うめえ 親子丼
初めて 食ったぞ。

うん。 わくわくすんな。
(拓士)もう1杯ね。

(香)誰か おらに
元気を 分けてくれ。

いい? 作るときは
食べる人のこと ずっと 思って。

卵を入れるときは
思い切り 愛を込めて。

(拓士)うん。

はい。
頑張って。

♬~

頑張れ。 頑張れ。

(ゆっきー)親子丼?
(拓士)はい。

(川端)
ぜひ 食べてやってください。

(拓士)お願いします。
(ゆっきー)あっ そう。

じゃあ いただくわ。

あんたの愛
しっかり もらったわ。

♬~

(ゆっきー)うまい。

(川端)二十歳になるまでは
絶対に お店には 出さない。

もちろん ショーにも 出さない。

昼間は
お店の掃除とか 買い出し。

住むとこは ゆっきーママの
マンションで 掃除 洗濯。

それから お茶と お花と 日舞
稽古を ちゃんと やること。

私が 責任を持って
育てるからって

ゆっきーママ
おっしゃってました。

(桃子)おかしいな。

こういう展開
予想してなかったわ。

どうしちゃったの?
ゆっきーママ。

愛です。
(桃子)愛?

拓ちゃん。 ゆっきーママに
愛を あげたんです。

だから 愛を もらった。
その話 分からないわ。

お願いします。 拓ちゃんの希望
かなえてあげてください。

(拓士)お願いします。
私 真面目に やるから。

(川端)僕からも お願いします。

分かった。 あした
ゆっきーママに 会ってくる。

ありがとうございます。
よかったね。 拓ちゃん。

うん。

何?
(香)何でもねえし。

(拓士)ねえ。 よかったでしょ。
一人で 部屋 使えて。

(香)ああ。 変なやつが
いなくなるから せいせいしたぜ。

(香)これで 思いっ切り
漫画も読めるし

ゲームも できるからよ。

(拓士)そんなの 今までも
思いっ切り やってたじゃん。

これでも 気ぃ使ってたんだよ。
てめえに。

(拓士)さてと。

(拓士)これで OKね。

(香)あのさ。
あのう。

お前が 二十歳になったらさ
あのう。

店 行くからよ。

店の 名前と 住所
これ 書いとけよ。 なっ。

(拓士)あんた 知らないの?
(香)うん?

ここ 出たら お互いの居場所
教えちゃいけないのよ。

えっ? どうして?

私みたいに 真面目な子は
よそでも ちゃんとしてるけど

あんたみたいな 不良は
ろくなこと しないでしょ。

そしたら 「金 貸してくれ」とか
「かくまってくれ」とか

あんたに 悪い道に
引っ張り込まれちゃうじゃない。

だから ここ 出たら
連絡 取っちゃいけないの。

えっ? ってことは
俺と お前は もう

会わねえってことか?
(拓士)そう。

清々したでしょ。
奇麗さっぱり さよなら。

(香)うん。 そうなんだ。

じゃあ 元気でね。

(拓士)結構 楽しかったわ。
あんたとの 相部屋。

ああ。

今だから 言っちゃうけど。
(香)何だよ?

結構 いい名前だなって
思ってたんだよ。

大豆生田 香君。

(香)バカヤロー。

(拓士)やだ。 いつまで
手 握ってんのよ? きもいわね。

(香)はっ? こっちの せりふだよ。
バカヤロー。

じゃあね。

[出ていくとき
挨拶したのは こいつだけ]

[ここでは 送別会とかは
やらないことに なってる]

[やっぱ 希望が かなって
出ていく方は

何となく 気まずいとこが
あるからね]

[行き先が決まらず 先が
見えない子は つらいだけだし]

(茜)拓ちゃんは
幸せだと思うよ。

自分の行きたいところに
行けたんだから。

(あゆみ)せやけど
知らんかったわ。

ここ 出てったら うちらは
もう二度と 会うことないんやな。

別に いいんじゃないの?
会わなくても。

(詩)そうだね。
(あゆみ)えっ? ってことは

あんまり 仲良くせえへん方が
ええってことやんな うちら。

えっ? なあ。 そうやろ?
なあ。

(玲奈)やっぱり
さみしいのかな? 大豆生田。

(由夏)顔 見りゃ
ケンカしてたのにね。 2人。

(拓士)《ねえ? さくらさん》

《これ 私から聞いたって
言わないでね》

♬~

♬~

♬~

(警察官)ねっ。 乗って。
お話 聞くだけだから。

ねっ。 大丈夫。
お話 聞かせていただけますか?

お願いします。 ちょっと
すぐ お話 終わるから。 ねっ。

(警察官)大丈夫。 お話 少しね
聞かせてもらうだけだから。

♬~

(香)お待たせ。
(女性)うん。

いくぞ。
(女性)ちょっと待って。

(香)うん?

オー マイ ゴッド。
マジか。

話がある。

(香)ああ。 おうおうおう。

(香)痛てて…。 さくらさん
痛い 痛い。 つぶれる つぶれる。

ハチドリの家の規則
分かってるよね?

(香)ああ。
でも そんなことは

どうでもいいの。
いや。 よくないけど。

そんなことより もっと
大事なことが あるでしょ。

あんたは…。

あんたは
少年院 仮退院なんだよ。

夜中に うろついて
補導でもされたら

少年院に
戻らなきゃ なんないんだよ。

今が 一番 大事なときなの。

自覚なさ過ぎでしょ。

今日のことは 桃子先生には
黙っててあげるから。

もう二度と やっちゃ 駄目だよ。

(香)ああ。

(従業員)お待たせしました。
特製スタミナギョーザです。

はい。

食べよう。

♬~

♬~

マジ?
(桃子)どこ 行ってたの?

ちょっと。 2人で 散歩です。
その辺。 ねっ?

(桃子)散歩って。
こんな夜中に?

あのう。 拓ちゃんが 出てったから
一人部屋になったようで

寝付けないって いうから。
(桃子)何か にんにく臭くない?

そうですか?
(桃子)それは いいけど。

困るわね。
宿直の人が 外 出ていっちゃ。

すいません。
(桃子)早く 寝なさい。

おやすみ。
≪(ドアの開閉音)

さくらさん。 ちょっと。

鍋島さん!?
(桃子)しっ。 声が大きい。

どこ 行ってたんですか?
えっ? 心配してたんですよ。

(桃子)河原でね
ホームレスしてたんだけど

寒くて たき火をしたら

パトカーに見つかって
連行されたの。

(鍋島)さくらさん。

本当に ご迷惑を
お掛けしました。

どうして 鍋島さんほどの人が

こんな 無責任なこと
したんですか?

(桃子)そうよね。 ちゃんと
話してもらわないとね。

さあ 座って。

私は この ハチドリの家に
いてはならない。

そう 思ったんです。

教師時代に 体罰で 生徒を
自殺に 追いやってしまった。

その生徒が いじめの
首謀者だったとはいえ

体罰は あってはなりません。

「間違いを 正しながら
なぜ あの子に

手を差し伸べることが
できなかったのか?」

ずっと 自問して
生きてきました。

ここで 働き始めたのも

そんな 贖罪の思いが
あってのことかも しれません。

そんな 私の過去を 父が

この ハチドリの家の 子供たちに
話してしまった。

(希輔)《そんな
甘っちょろいことを

言っているから
子供を 殺しちまうんだ》

(鍋島)私は どんな顔で
ここの子たちに

向き合ったら いいのか
分からなくなってしまったんです。

(鍋島)その上 小さいときから
私を支配していた 父親が

ぼけて 私の背中に
のしかかってきた。

もう 全部が 嫌になって…。

気が付いたら
この家を 出ていました。

だからといって
責任ある ホーム長が

子供たちを 残して
いなくなるなんて 許されません。

本当に ご迷惑を お掛けしました。
ごめんなさい。

えっ? ちょっと。
出ていくんですか?

(鍋島)子どもシェルターで
働くということは

覚悟のいることです。

大人から 不条理な目に遭って

身も心も ぼろぼろになった子に
向き合うには

自分自身が 抱えてる問題を
乗り越えて

強くなければ ならないんです。
だから?

だから 私には
ここにいる資格が ありません。

だから 何?

そんなこと 言ったら
私は どうなの?

いや。 私は…。

私 息子 殺されたんです。
行きずりの少女に。

それから ずっと その少女のこと
憎み続けて 生きてきたんです。

死刑にしてくれって。

マスコミに向かって
叫んだことも あった。

犯人の付添人だった
桃子先生のことだって

ずっと 憎んで
恨み続けてきたんですよ。

そう。 それは ホント。

その犯人の少女にね
会ったんです。

もう 30を超えてたわ。

その子は 私の前で
土下座して 謝ったんですよ。

でも 私 許せなかったんです。

でもね 憎むのは やめたわ。

人は 悲しみの中では
生きていけるけど

苦しみの中では
生きていけないから。

それでもね やっぱり
私 全然 乗り越えてないんですよ。

罪を犯して 反省してる子を
許せてないんですから。

たぶん ずっと 一生
許せないと 思いますよ。

そんな人間が
ここにいて いいんですか?

ねえ? 鍋島さんが
ここにいる資格 ないんだったら

私 ここにいる資格
ホント ないですよ。

そうね。 誰でも 一つや二つ
すねに 傷は あるものよ。

でも その傷が あるからこそ

子供たちと
向き合っていけるのかもね。

私だって あるのよ。
昔 やらかしたってこと。

どうする? また 逃げるの?

私は…。 私は…。

♬~

(玲奈)先生
戻ってきたんですね。

(由夏)うん。
よく 戻ってこれるよね。

逃げ出したくせに。
(玲奈)確かに。

(マリア)いいんじゃない?
逃げ出しても。

(由夏)何で?

誰だって つらいときは
逃げ出すよ。

私たちだって みんな
どこからか 逃げてきたんでしょ。

それな。
(玲奈)言えてるわ。

それじゃ 私 帰ります。 あのう。
夕食のおかず できてますから。

(鍋島)お疲れさまでした。

あのさ。
何?

(香)親子丼 作ってくんない?
親子丼? どしたの?

いや。 別に。 駄目?

いや。 いいけどさ。
材料あったかな?

さあ どうぞ。

(香)いただきます。

どう? おいしい?

[「愛は あげなきゃ
もらえないのよ」]

[ゆっきーママは
そう 言った]

[でも 愛を あげるのって
そんなに 簡単じゃないの]

♬~

[ここにも うまく
愛を あげられない男が いるわ]

(川端)川端です。

[そして ここにも]

「愛は あげなきゃ
もらえないのよ」

分かる?
(従業員)はい。 愛の お返し。

どうぞ。
ありがとう。

 

はい。 さくらです。

(桃子)大変よ。

香君が 捕まったの。

えっ!?