ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ハケン占い師アタル 第1話 杉咲花、小澤征悦、志田未来、間宮祥太朗… ドラマのキャスト・主題歌など…

ハケン占い師アタル #1』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 大崎
  2. 神田
  3. 赤ちゃん
  4. アタル
  5. 今日
  6. 目黒
  7. 部長
  8. 泣き
  9. 田端
  10. 会社

f:id:dramalog:20190117221617p:plain

ハケン占い師アタル #1』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[新]ハケン占い師アタル #1[字]

杉咲花×遊川和彦 初タッグ!!>悩み多き働く人々と会社を変える、全く新しい救世主が登場!遊川和彦が描く、明日がもっと楽しくなる“お仕事ドラマ”が誕生します!!

詳細情報
◇番組内容
イベント会社に派遣社員の的場中=アタル(杉咲花)が入ってきた。社会人経験のないアタルは、神田(志田未来)の下で働き始めることに…。その矢先、代々木部長(及川光博)から、あるイベントに50人の赤ちゃんを招き、笑顔の集合写真を撮影するという無理難題を押し付けられる。わずか1週間後に迫るイベントで、初めて運営を任された神田は戸惑うばかり…。神田に対しアタルはたびたび不可思議な言動を…!?
◇出演者
杉咲花小澤征悦志田未来間宮祥太朗、志尊淳、野波麻帆板谷由夏若村麻由美及川光博
◇脚本
遊川和彦
◇演出
遊川和彦
◇音楽
平井真美子
◇主題歌
JUJU『ミライ』(ソニー・ミュージックアソシエイテッドレコーズ
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日
【プロデューサー】山田兼司(テレビ朝日)、山川秀樹(テレビ朝日)、太田雅晴(5年D組)、田上リサ(5年D組)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/
☆Twitter
 https://twitter.com/ataru_ex
☆Instagram
 https://www.instagram.com/ataru_ex/

 


いるはずの息子が
いない事になってる…。

この誘拐には
まだゼロがあるはずです。

(キズナ)働く人にとって
今は 大変な時代なの。

自分らしく生きようとしても
慌ただしい毎日に追われ

立ち止まっている暇もないし…。

大切な何かを
見失っているかもしれないのに

取り残されるのが怖いから
どうする事もできない…。

大丈夫よ。

苦しんでいるのは
あなただけじゃないから。

(キズナ)〈例えば 彼女〉

〈社会人になって3年〉

〈毎朝 早く起きては

司法浪人の彼のために
食事を作って 出かける毎日〉

う~ん…。

♬~

〈彼女の欠点は

自分の決断に
自信が持てない事〉

(神田和実)ああ…。

ああ…!

あっ あっ…! ああ~。

〈そんな彼女 名前は…〉

〈神田さんにしときましょうか〉

ああ すいません…。

〈彼女には
誰にも言えない秘密があるの〉

♬~

(アナウンス)「神田 神田。
ご乗車ありがとうございます」

(発車ベル)

(アナウンス)「左右の空いてるドアから
ご乗車ください」

「2番線 ドアが閉まります。
ご注意ください」

あっ ちょっと…
イタタタタッ!

イタタタッ…!

♬~

イタタッ…。
すいません すいません!

(アナウンス)「駆け込み乗車は
危ないので おやめください」

♬~

あの… ありがとうございます。

♬~

すいません! ちょっと
すいません 失礼します。

♬~

あっ! あっ… すいません!
すいません…。 失礼します。

♬~

やばっ!

あっ… ちょっと すいません
すいません すいません…。

おはようございます!
おはようございます。

お仕事 頑張ってくださいね!
はい…。 どうも。

あっ ちょっと待って。
ちょっ ちょっ ちょ…!

ちょっと待って!
ちょっ ちょっ ちょっ…!

すいません すいません!
すいません…。

♬~

あっ…。

あの…。

(アナウンス)「5階です」

はい! 降ります!

はあ…。

あっ! ちょっと…! えっ?

♬~

…えっ?

ねえねえ ねえねえ!
誰? あの子。

(品川一真)えっ?

さあ…。
はあ…。

あの 田端さん… 知ってます?

(田端友代)
今日から来る派遣の人。

ああ~! そうなんですか。

うちのチーム 今の人数じゃ
やっていけないって

部長に泣きついてたから
大崎さん。

(あくび)

(上野誠治)おい 品川!
コーヒーくれ コーヒー。

はい。

(田端)上野さん また残業して

会社で寝ちゃったんじゃ
ないでしょうね?

昔と違って そういうの禁止だって
わかってます?

はいはい。 …ったく
面倒くさい時代だな。

うちは イベント会社だぞ!

ノー残業デーとかいっても
インポッシブルだろ そんなもん。

(チャイム)

(アナウンス)「今日もノー残業で

定時までに
いい仕事をしましょう」

はあ…。 こんなの流すのも
おかしいだろ。

学校じゃねえんだから!
なあ? 品川。

まあ そうっすね。

なんだよ 相変わらず
覇気がねえな お前は。

すいません。

(目黒 円)おはようございます!

うるせえなあ! 朝っぱらから
でっかい声 出すなよ。

もう みんな いるんで
びっくりしちゃって。

いやあ 頑張ってるなあ 本当。

どうでもいいけど なんで
上から目線なんだ お前は。

えっ そうですか? 俺は ただ…。

(大崎 結)じゃあ
みんな揃ったから 紹介するね。

どうぞ。

(大崎)ええ…
今日から来てくれる事になった

派遣の的場さんです。

じゃあ
自己紹介してもらおうかな。

(的場 中)いいんですか?

ん?
あっ いや あの…

私 生まれてから
人前で自己紹介した事ないんで

なんか 嬉しくて…。

おいおい 今まで
どんなとこにいたんだよ?

私 派遣に登録して
初めての職場なんです ここ。

ちょっと 大丈夫なの?
そんなんで。

でも 体力には自信あるんで
なんでも言ってください。

的場中です。

「アタル」って呼んでください!

(拍手)

じゃあ アタルちゃんの席は
あそこね。

神田さん 悪いんだけど
いろいろ教えてあげてくれる?

領収書の処理とか もろもろ
お願いしようと思ってるから。

あっ はい。 わかりました。

よろしくお願いします。
あっ… こちらこそ。

♬~

こうやって
束になって出てくるから。

すごーい!
噂には聞いてたけど

こんなふうに綴じられるんですね
今のコピーって。

写真 撮っていいですか?
えっ?

記念すべき 初コピーなんで!
(カメラのシャッター音)

あっ! えっ ちょっ… これって
この会社でやるイベントですか?

うん。
こんなにあるんですねえ。

うちのチームは
結構少ないけどね。

大きいイベントは
ほとんど ABCチームがやるし。

あっ ちょっと ちょっと…。

なるほど…。
確かに デキそうな人たちですね。

あっ そうだ! 外出する時は…。
はい。

ここに こう 出先を書いてね。
私のもあるんだ~!

また写真撮っていいですか?
あっ… うん。

(カメラのシャッター音)

あっ… この一番上の代々木さんが
部長さんですか?

ああ… 一応ね。

う~ん でも ほとんど
ここにはいないっていうか…。

いないほうがよくて…。
どうしてですか?

来ると ろくな事ないからさ。

余計な仕事が増えたり
無理な注文押しつけたり。

(代々木 匠)いやいや いやいや…。
あっ 出た!

(代々木)ああ いいから いいから
大崎ちゃん。 大崎ちゃん!

この前の化粧品の新作発表
よかったよ~!

クライアントも大喜びだったし。
よかったです。

あっ 部長。

今日から来てくれる事になった
的場さんです。

的場中です。
「アタル」って呼んでください。

ああ~ 例のハケンちゃんね。

部長。 その「ハケンちゃん」って
呼び方 アウトです。

わかってるよ…。
相変わらず手厳しいね。

えっと…。
田端です。

知ってるよ。 たまたま
出てこなかっただけだから 今。

嘘つけ。
あの…

部長 今日は どうかされました?
(代々木)大した事じゃないよ。

今週は
オフィス環境向上週間だからさ

備品置き場とか廊下にあふれてる
段ボール 整理してくれる?

そんな暇あるわけねえだろ。

フフフッ… わかりました。

若手の人が率先してやってね。
えっと 君は…。

神田です。
ああ そうそう。

神田ちゃんが中心で頼んだよ。
わかりました…。

部長! 俺もやりますよ!

おっ 目黒くん!
お父さん 元気?

ああ… はい。
おかげさまで。

そう! よろしく伝えてね。
はい。

(代々木)じゃあ
みんな よろしくね。

別に
大した事じゃなかったですね。

そうだね…。 珍しいなあ。

(代々木)ああ… ああ…!

大事な事 忘れてた。
(大崎)はい。

あの ほら 1週間後の

「スマイルベイビー」の
イベントだけど

先方の社長がさ やっぱり
たくさん 赤ちゃんがいたほうが

盛り上がるんじゃないかって
言い出して…。

でも それは やめにしようって
決めたはずですけど。

赤ちゃん 泣いちゃったりすると
その 進行に支障が出ますし…。

俺も そう言ったんだけどさ。

会社の名前が
スマイルベイビーだし

設立30周年記念で
商品のデザインも一新したし

たくさんの赤ちゃんの
笑顔に囲まれて 写真を撮って

それをネットに上げたいって
聞かないんだよ…。

ちなみに その
たくさんの赤ちゃんというのは

一体 何人ぐらいなんでしょうか?
(代々木)そんなに多くないよ

50人もいれば。

それ 請けちゃったんですか?
いやいや 無理っすよ そんなの。

駄目だよ 若いのに
簡単に諦めちゃ。 えっと 君…。

(田端)品川です。
そう。

覚えてないんじゃないよ。
スッと出てこないだけだから。

あの… 部長 50人のお母さんと
赤ちゃんを揃えるとなると

それなりのスペースというものが
必要になります。

アッハハハ… そこは
なんとか 大崎ちゃんの力で。

いや でも
あの… 予算的にも無理ですよ。

赤ちゃん事務所に頼むと
一人5万はかかります。

そこは 今までの予算の中で…。
いや あの…。

泣きつかれちゃってさ 先方に。

それも請けちゃったんですか?
(代々木)仕方ないだろ。

向こうの社長とは
古い付き合いだし

それに このチームなら
なんとかしてくれると思ったから。

ねえ 大崎ちゃ~ん。
いや あの でも それは…。

頼むよ。 先方も また何かあったら
うちにオファーしたいって

言ってるしさ。
それは嬉しいんですけど…。

♬~

わかりました。 どうにかします。

愛してるよ 大崎ちゃん!

早速 先方に伝えとく。
いやあ 喜ぶよ きっと。

さあ 今日も 張りきっていこう!

おいおい どうすんだよ? 大崎。
(大崎)えっ…?

お前がそんな弱腰だから

あのクソ部長が
調子に乗るんだろう!?

いや それだけ 大崎さんが
信頼されてるって事ですよ。

私 残業はできませんから。

神田さん!
30分後にミーティングするから

会議室 押さえてくれる?
はい。

コピーできました。
ありがとう。

アタルちゃん 悪いんだけど
会議の議事録 取ってくれる?

えっ…!?
私も出ていいんですか?

…ったく なんで いっつも
面倒なトラブル持ち込むかな?

あのクソ部長! アホな上司持つと
苦労するよな? 品川。

えっ? ああ… まあ。

クライアントの社長も
頭おかしいんじゃないですか?

50人の赤ちゃんが笑ってるのを
バックに写真撮るなんて

奇跡でも起こらない限り
あり得ないし。

ですよね。 エヘヘッ…。
(大崎)でも

断るわけにはいかないのよ。

うちのチーム
売り上げ伸びてないし

今度の決算までに
結果出さないと。 ねっ?

俺は大丈夫だと思いますよ!
みんなで力を合わせれば。

会場のレイアウトは
どうすんだよ?

50組の親子を座らせられる
スペースなんかねえぞ。

確かに そうですよね!
(大崎)デザイナーに

頼んでもらえないかな?
上野くん。

私からも頭下げとくから。

赤ん坊の控室は
どうするんですか?

それなりに広い場所が必要ですよ。
そうですよね…。

(大崎)神田さん 会場の近くに
何か適当な貸しスペース

探してくれる?
わかりました。

赤ん坊が風邪うつされたりしたら
大変だから

マスクと薬も用意しとけよ。
はい。

(大崎)もしもの時のために
ナース派遣会社と薬局に

声かけといてもらえる?
はい。

その前に 50組の赤ちゃん
どうやって集めるんですか?

無理っすよ。
赤ちゃん事務所に頼まないと。

SNSで探すしかないわね。
募集しましょう。

田端さん 悪いんだけど
クライアントに頼んでみてくれる?

それ 私ですか?

それに
記念品か何か出さないと

いくら告知しても集まりませんよ。
ですよね!

だったら クライアントに
お願いしてさ

なんか こう 新商品の
詰め合わせみたいなものを

出してもらうから。 ねっ?
…にしたって

60人集まる保証なんかねえだろ。

えっ? 50人じゃないんすか?
わかってねえな。

相手は赤ん坊で しかも素人だぞ。
当日 病気になったり

バックレたりする奴も
計算に入れとかねえと。

ですよね!
(大崎)みんな 悪いんだけど

会場近くの保育園に声をかけて

一人でも多く
赤ちゃん 集めてくれる?

私も うちの子が通った保育園とか
それから 知り合いとかに

頼んでみるからね。
賛成です。

神田。
はい。

自分の意見はねえのかよ?
えっ?

初めて 運営任されたのに

さっきから 人が言った事に
合わせてるだけじゃねえか お前。

それは…。

(カメラのシャッター音)

あっ… すいません。
初めて 会議出たんで 記念に。

(カメラのシャッター音)

おいおい
ちゃんと議事録取ってるか?

はい! あの 私にも
何かできる事ありませんか?

アタルちゃんは 神田さんの
フォローしてあげてくれる?

喜んで。

俺も 赤ちゃん探してみますね。

大丈夫。 俺たちなら
奇跡 起こせますって。

目黒くんは
備品の整理 お願いできるかな?

えっ?

環境向上週間も
ほっとけないから。

ああ… それもありましたね。

ガッテンです!
(大崎)あと何か他に確認事項は…。

あれ? 12時から ここ
うちで押さえてるんですけど。

えっ… そうなの?

おいおい どうなってるんだよ?
神田。

あれ? おかしいな…。

会議室一つ
ちゃんと取れないのかよ!

おい 出るぞ 出るぞ。 ほら。

おい 悪いな…。

神田 コーヒー片付けとけ。

♬~

すいません 神田さん。
写真撮ってもらっていいですか?

あっ… えっ?
さっき IDもらったから

嬉しくて。
ああ…。

そういえば 私も初めてもらった時
嬉しかったかも…。

それに これで
食券も買えるんですね?

今日から働いてるって言ったら

おばちゃんが
ご飯 大盛りにしてくれて。

もっと食べて~!

フフフッ…。
はい。

神田さんって 本当にいい会社で
働いてるんですね。

ねえ… 今まで
本当に働いた事ないの?

うん。
なんで?

もしかして 過保護とか?
それとも 病気だったとか?

それについては
言いたくありません。

あっ そうなんだ。
ハハッ…。

それより
大崎さんって大変ですね。

チーフなのに
みんなに気を使って。

毎日 部長と私たちの板挟みに
合ってるようなもんだからね。

中学の息子さんもいるのに
家の事 やる暇あるのかな?

そういえば 上野さんは

なんで 大崎さんに
あんなに偉そうなんですか?

2人は同期で

昔は 上野さんのほうが
上司だったからさ。

それに 昔 伝説のイベントを
やった事があるらしいんだけど

管理職になったら
結果出せなくて。

お前らさ イベントって
なんだか わかってる?

今は あんな感じだから

アシスタントの品川くんも
かわいそうで。

なんか
仕事 楽しくなさそうですもんね。

「無理です」ばっかり言うし。

田端さんは なんか
いつもピリピリしてませんか?

だから なんかあっても
頼みにくいんだよね。

仕事ができるから 残業しなくても
誰も文句言えないし。

それにしても
目黒さんの発言は

なんで みんな
スルーするんですか?

ほら 取引先の社長の息子だから。

みんな 扱いにくくて。
ハハッ…。

本当にあるんですねえ コネって。

だから 部長も
彼の名前は覚えてたんだ。

ああっ! ああ~…。

♬~

うまくいくといいですね 今度は。
うん うん。

あっ ちょっ ちょっ…
ちょっと待って。

お待たせ。

戻りました…。
戻りました~。

あっ… どうだった?
赤ちゃん 見つかった?

すいません。 まだ…。

そっか。 まあ SNSの反響も
あるかもしれないし

もうちょっと頑張ってみようか。
はい。

(チャイム)

(アナウンス)「お疲れさまでした」

「仕事を終えた人は
早く帰りましょう」

じゃ お先に。

おいおい もう帰るのかよ
こんな非常事態なのに。

自分の仕事は
ちゃんとやってあるんで。

プレスにも 当日は 赤ちゃんに
配慮するよう お願いしたし。

はいはい そうですか。
失礼致しやした。

(田端)お疲れさまでした。
(目黒)お疲れさまでした!

お疲れさまでした。
お疲れさまでした。

あっ… みんなもいいわよ。
今日は ノー残業デーだし。

明日から また忙しくなるから。
でも 大崎さんは?

私は もうちょっと
赤ちゃん 探してみる。

それから クライアントと
確認したい事もあるから。

そうですか。
お疲れさまでした。

じゃあ 軽く飲んでいくか 品川。

えっ? いや 俺は…。
(目黒)いいですね!

いつもの店 予約します。
おう。

神田 お前も来い。
あの… すいません。

私 今日 ちょっと あの…。
何 言ってんだよ。

今日は アタルの歓迎会だろ。
あっ…。

ああ そうか…
アタルちゃんも来るかい?

えっ いいんですか?

まいど! 上野さん。
おう。

お飲み物 なんにします?
とりビー!

とりあえずビール
…で いいな? みんな。

「とりビー」 いいですねえ。
あの… 私はウーロン茶で。

いいじゃねえかよ
歓迎会なんだから 1杯ぐらい。

あっ はい…。

(店員)じゃあ ビール5つで!

おう。
(目黒)お願いします。

えっと… 君は なんで そんなに
ほほ笑んでるのかな?

本当に 「とりあえずビール」って
言うんだなと思って。

はあ?
あっ それに

歓迎会やってもらえるなんて
嬉しくて。

あとで 写真撮ってもいいですか?

あっ メニューもらってきますね。

なんか 変わってるな あの子。

(目黒)いやあ でも 元気いいし
よく頑張ってますよ。

しかし 大崎も冷たいよな
歓迎会もやらないなんてさ。

大体 あいつはな…。
(カメラのシャッター音)

ガバナンス能力がないんだよ。

ダイバーシティがなかったら

あいつは チーフになんか
なってないんだから。

なあ 神田。
えっ あっ まあ…。

田端も田端だよ。

スキルはあるけど

いつも定時に帰るって
どうなのよ?

チームのモチベーションが
落ちるっていうんだよ。

なあ 品川。
あっ いや まあ…。

お前さ いつも スマホ見てないで
俺の話 聞けよ!

俺のアシスタントについたのが
どんだけラッキーか

わかってんのか? お前。 ああ?
…はい。

お待たせしました ビールです。

メニューのついでに
もらってきました。

(目黒)お~ サンキュー。
悪いな。

(目黒)
もらう もらう もらう もらう。

ノンアルコールにしておきました。
えっ?

よ~し! それじゃ…
あれ? なんだっけ?

いやいや いやいや…。
ああ アタル アタル。

歓迎会 よ~し 始めよう。

よ~し 乾杯!
(一同)乾杯!

ああ~っ!

お前らさ… っていうか お前らさ
会社って なんだと思ってんの?

戦場だよ! バトルフィールド

だから 俺は いつも
死ぬ気で戦ってるわけ。 わかる?

(拍手)
さすが! 熱いっすね その年で。

それなのに 最近の若い奴らはさ

周りの奴 蹴落としてでも
はい上がってやるみたいな

気迫がねえんだよ。
そこが 俺は寂しいんだよ!

おい 何 見てんだよ? 品川!
あっ いや 別に…。

だからな お前らも
俺を倒すぐらいの気で来いよ!

そうしなきゃな
いつまで経っても

スキルアップなんか
するわけねえだろ。

前々から
聞こうと思ってたんだけど

お前ら 一体 なんのために
働いてるんだよ?

(携帯電話の振動音)
(目黒)それは やっぱり こう

チームみんなの…。

それがレゾンデートルなんだよ。
存在理由。

人間は なんのために
生きているのかって…。

あれ? 俺 今
意外と いい事 言って…。

おい 神田 聞いてるのか?
あっ はい。 フフフフ…。

お前 もう 3年目だろ?

いい加減 仕事任せても
大丈夫だってとこ 見せねえと。

ですよね。 ハハハ…。

ったく お前ら

会社での自分たちのポジション
わかってっか?

えっ なんですか?
落ちこぼれの集まり!

場所も 廊下の一番奥だしよ…。

あっ DチームのDはな
駄目駄目のDなんだよ!

(品川)えっ じゃあ 上野さんも…。
わかってねえな お前は。

俺は
上から ミッション受けてんだよ

お前らを一人前にするよう。

(品川)誰かに言われたんすか?
それ。

言われなくても わかるんだよ
そんなもんは。

だからな 仕事がつらくて
簡単に辞めるとか

妊娠して産休取るとか
言い出す奴がいたら

困るんだよ こっちは!

(突っ伏す音)
おっ…。

あ~ あ~ 大丈夫?
やばいですね これ。

あっ お開きにしないと。
ですよね!

俺は飲ませてねえぞ。

(目黒)アタルちゃん? ああ…。

よいしょ…
よいしょ よいしょ…。

ただいま。
おかえり。

ごめんね 遅くなって。

別にいいけどさ
腹減って 勉強にならないよ。

ごめん。 急いで作るね。
うん。

あ… あのさ…。
うん?

ちょ… ちょっと
話があるんだけど。

何?

私ね…

赤ちゃんが…。

あ… 赤ちゃんが…

で… る… イベントで

もう
たくさん必要になっちゃって

それで 今日 もう 大忙しで。

そう… 大変だね。

(宇梶)一本の矢だと…。

だが 三本だと折れない!
(息子たち)おぉ~!

次 これ言うの?
(プロデューサー)スポンサーの意向で。

OK! 低燃費 低価格 安全装備!

いざ! ダイハツ「ミラ イース」!

<用品もらえる!>

♬~

<光る 「タント」>

ダイハツ 「タント カスタム」 VS登場>

<用品もらえる!>

大崎さん おはようございます。
ああ おはよう。

今日も
赤ちゃん集めるの よろしくね。

あっ はい。 フフフ…。

(ため息)

本当に
うちのエレベーター来ないわね。

あの 大崎さん 赤ちゃん…。

うん?

赤ちゃん… 産んだ時

産休とか
ちゃんと取れたのかなと思って。

フフフフ…。
ああ…。

実は 私ね うちの子ができた時
まだ 前の会社にいて。

で 産休取って 戻ってきたら…

もう 居場所がなかったの。

えっ そうなんですか?
うん。

で 困ってたら 部長が

「うちに来ないか?」って
言ってくれて。

ああ だから
部長に逆らえないんですか?

アハハハ…。
フフフフ…。

えっ?
あっ すいません。 フフフフ…。

おはよう。 どう? 大崎ちゃん
スマイルベイビー。

赤ちゃん集まりそう?
はい 頑張ってます。

会社で一番頼りにしてるのは
大崎ちゃんなんだからね。

君も そう思うだろ? う~んと…。
えっ… 神田です。

うん。 困った事があったら
いつでも言うんだよ。

俺が世界で一番大切にしてるのは
君たち部下なんだから。

(3人の笑い声)

(エレベーターの到着音)

さあ どうぞ。 はい どうぞ。

10階を押せ!
(大崎・神田)えっ?

社長が いらっしゃった。

(代々木)何してるの?
2人とも降りて!

(代々木)おはようございます。
10階に参ります。

(代々木)社長 今日
お嬢さんのお誕生日ですよね?

ハッピーバースデー!
アハハ…。

♬~

(エレベーターの到着音)

えっ!? 部長って
重役の家族の誕生日とか

結婚記念日まで
調べてるんですか?

必死なのよ。

上の親会社からの出向で
ほら 早く戻りたいから。

(ため息)

おはよう。
おはようございます。

何やってるの? アタルちゃん。

田端さんに教えてもらって
初めての伝票整理です。

(カメラのシャッター音)
神田さんも

たまってる領収書とかあれば
ください。

ああ… ありがとう 助かる。

(キーボードを打つ音)

♬~

ノンアルコールにしておきました。

(キーボードを打つ音)

ねえ 昨日だけど…。

なんですか?

ああ… もしかして…。

(大崎)神田さん。
は… はい!

イベントに出てくれる赤ちゃん
見つけたから

SNSに応募してきてくれた子と
合わせて

リストにしてくれる?
ああ…。

えっ 嘘!
もう 5人も集めたんですか?

(大崎)昔のママ友とか同級生に
泣きついちゃった。

ああ ありがとうございます!

私は3人集めたから
メールしとく。

あっ… ありがとうございます。

(田端)礼を言ってる暇あったら
探してきたら?

初めて運営担当として
独り立ちするイベントでしょ

あなたの。
(キーボードを打つ音)

す… すいません。

お忙しいのに すいませんでした。

失礼します。

♬~

みんなのおかげで

無事 赤ちゃん60人
確保する事ができました。

(拍手)
(目黒)俺は 最初から

俺たちならできると
思ってましたよ!

なんだ… 結局 神田は ゼロかよ。
目黒でさえ 2人見つけたのに。

すいません。 フフフフ…。

(目黒)いやあ 苦労しましたよ。
朝から晩まで

赤ちゃん連れたお母さん
見かける度に

片っ端から声かけたんでね。

明日は みんな 各自
このリストを持って

何かあっても すぐに
対応できるようにしてください。

嘘… どうやったら泣きやむかまで
調べてあるんですか?

無駄に手厚いのが
イベント会社の仕事なの。

なるほど~。

(カメラのシャッター音)
(大崎)神田さん。

明日 悪いんだけど
アタルちゃんに手伝ってもらって

控室から現場までの
赤ちゃんの誘導 お願いできる?

わかりました。

(田端)控室に
授乳室や多目的トイレ

セッティングした?
あっ はい。

おむつ替えるベッドと
ベビーカー置く場所も

確保したろうな?
はい それも。

(大崎)参加してくれた
お母さんたちに渡す記念品も

準備できてる?

あっ…!?
(大崎)えっ どうしたの?

あっ…
まだ届いてないんですけど…。

おいおい
先方に確認してないのか?

えっ あの

今日までに届けてもらうよう
お願いしたんですけど…。

ああ~!

(大崎)何? えっ? どうしたの?

あの…

先方は こっちが取りに来ると
思ってたみたいで…。

何やってんだよ? 神田!
すいません…。

(大崎)ちょっと じゃあ

アタルちゃんと一緒に
今すぐ 取りに行ってくれる?

すいません…。 いってきます。
いってきま~す。

失礼します。

あっ すいません。 お電話した
シンシアイベンツの神田ですけど。

ああ それです。
お願いします。

わかりました。
ありがとうございます。

今 着きました。
うう~っ…!

♬~

なんか 楽しそうだけど…。

あっ すいません。
初めてのトラブルなんで つい…。

この3つを これ 渡してほしい
って事だと思います。

じゃあ これ
お母さんたちに渡せるように

何かに入れないとね。

あっ じゃあ なんか
ちょうどいい袋 買ってきます 私。

お願い。

アタルちゃんも手伝ってくれる?
喜んで。

う~ん…
ねえ どっちがいいと思う?

こっち。
こっち?

ああ~ そっか そうだよね…。

ああ~ でもなあ これもなあ…。

う~ん…。

あっ…!

どうかしました?
せっかくだから

メッセージカードも付けたら
どうかなと思って…。

戻りました!
戻りました。

(目黒)おかえり。
(田端)お疲れさまでした。

おいおい
いつまでかかってんだよ?

すいません。
どういう感じになりそう?

あっ あの これ
すごいいいのが見つかって…。

これに入れて… で こうやって
リボンで結んだら どうかなって。

いいんじゃない?
おお 頑張ったね 神田ちゃん。

俺も手伝うよ。
あっ 大丈夫です。

もう退社時間だし
私とアタルちゃんで…。

あっ いいかな?
喜んで。

ありがとう。

♬~

すごいね。
もう こんなにやったの?

単純作業 大好きなんで。

えっと これで終わりですね。
うん ありがとう。

じゃあ 帰りましょうか。
うん そうだね。

どうかしました?

ああ… うん ちょっとね…。

ああ~ どうしようかな?

じゃあ お先に失礼します。
お疲れさま。

あっ… あっ…。

♬~

おい 品川
下手のテーブル きれいに並べて。

はい。

はい。
違う! 等間隔 等間隔!

(品川)はい。
ああ そう。

お疲れさまです。
いやあ いいですね。 完璧ですね!

すいません 遅くなって。
おいおい 何やってたんだよ?

昨日と同じ服だけど
徹夜したとか?

すいません。
ちょっと やり残した事があって。

(あくび)
(大崎)ちょっと やだ…。

アタルちゃん待ってるから
急いで 控室 行ってくれる?

赤ちゃん来るから。 ねっ。
わかりました。 はい。

ったく もう…。

はい。 ありがとうございます。
今日は ありがとうございます。

こんにちは。
袖山けんじです。

はい。 ありがとうございます。
ありがとうございます。

(赤ちゃんの声)

もしかして それって
パワーストーンですか?

あっ うん。
彼のプレゼントなの。

これしてたら
悪い事 起きないっていうからさ。

フフフ…。

…そうですか。

こんにちは。
こんにちは。

(代々木)こちらです。

社長 ご安心ください。

今日は 絶対泣かない赤ちゃんを
集めたんで。

期待してますよ。

神田さん
クライアント到着したんで

そろそろ
赤ちゃん入れてください。

「そ… それが…」
どうしたの?

えっと あの
5人足りないんです。

体調が良くないとか

他の子に病気をうつされたくない
とか言って 帰った人がいて。

なんだよ それ。
多めに発注したのに。

すいません。

5人ぐらいなら
数 ごまかします?

そうはいかないわよ!
(目黒)じゃあ どうするんですか?

ここは ショッピングモールよ。

赤ちゃん連れたお母さんに
頼んでみて!

それ 私もですか?

(赤ちゃんの声)

すみません! 今 少しだけ
お時間よろしいでしょうか?

すいません。 あの
この先のメイン広場で

このようなイベントを
しておりまして。

すいません。

フォトセッションに参加して頂けると
助かるんですけど。

あっ…。

ぜひ 記念にいかがですか?

おい まだかよ?

すいません…。

あっ…。

あのお母さん
大丈夫かもしれませんよ。

えっ?

あっ あの人も。

(目黒)1番から5番までの方
こちらにお願いします。

番号順に お進みください。

(田端)6番の方 こちらです。

ねえ。 どうして さっき
わかったの? 出てくれるって。

別に。
みんな いい人そうだったし。

ゆっくり お進みください。

(司会者)それでは 次の商品の
発表に移らせて頂きます。

30周年を迎える
スマイルベイビーが

満を持して ご紹介させて頂く
新商品 第3弾

その名も 肌触りなめらか
「天使のおしりふき」です。

(拍手)

頼むわよ。
みんな いい子にしててね~。

(泣き声)
(司会者)スマイルベイビーが

独自に開発した新素材
エンジェルフェザーにより…。

35番 けいくん 泣きそうです。

クマのぬいぐるみ。

クマさんだよ~!

うわっ! うわっ! うわ~っ!

(泣き声)

5番 はるとくん。

うちわ パタパタ。

あばばばばばばばばば…。
(泣き声)

あばばばばば… うわ~ん!

37番 いちかちゃん。

鏡 見せて。

いい子だね。 いちかちゃ~ん。
(泣き声)

15番 ひかりちゃん。

鼻に息吹きかけて。

(息を吹く音)

(司会者)それでは 最後に
50人の赤ちゃんと

フォトセッションを
行いたいと思います。

さあ 社長
立ち位置 こちらです。

お願い。 もうちょっとだからね。

(泣き声)

31番 ひなちゃん。
(赤ちゃんの泣き声)

くすぐれ。

コチョ コチョ
コチョ コチョ コチョ。

わ~わ~わ~わ~わ~。

(泣き声)

41番 あやめちゃん。

ハッピー体操。

♬~「ハッピー ハッピー!」
(泣き声)

泣きやみません。
(泣き声)

こっちも駄目です。

(泣き声)

(泣き声)

(赤ちゃんの泣き声)

今だ! 早く撮れ!

皆さん お待たせしました!
(代々木)じゃあ お願いします。

やっぱり 奇跡起こせますよ
俺たち。

はあ… よかった~。

(司会者)それでは

「ワン ツー スリー スマイル!」で
お願いしますね。

(司会者)ワン…。
あっ…。

(司会者)
ツー スリー… スマイル!

(風船の割れる音)

(大崎)えっ…!?
(目黒)あっ…!

(赤ちゃんたちの泣き声)

(代々木)社長…!

(あやす声)

(あやす声)

♬~

(代々木)申し訳ありません!
(社長)どうなってんの? これ。

(代々木のため息)

今 誰が一番傷ついてるか
わかってる?

君じゃないよ。 俺だよ 俺!

えっと…。
神田です。

神田ちゃん 入社3年目だっけ?

内気だし コミュニケーションは
下手そうだし

この仕事に
向いてないんじゃないのかな?

(大崎)あの 部長。

彼女も わざとミスしたわけでは
ありませんし…。

そうそう。
結構 頑張ってますよ 彼女。

クライアントもカンカンなんだよ。
あんな事になるなら

なんで 50組も
赤ちゃん呼ぶんだって。

それは どの口が言うんだって
感じだけどな。

そ… そんな事 言えると思うか?

この仕事は クライアントが神様
って わかってるだろ?

それでなくても あそこは

俺が何年もかけて
やっと つかまえた会社なのに。

すいません…。
(大崎)あの 部長。

私からも注意しておきますから
今日は この辺で。

大崎ちゃん。
はい。

ちょっと甘いんじゃないの?
部下に。

…すいません。

♬~

(赤ちゃんの声)

(あやす声)

♬~

♬~

おかえり。
遅かったね 今日も。

あのね 私…。
ん?

会社 クビになるかも。

は?

ちょっと
仕事でミスっちゃってさ。

元気出せって。

そんな簡単にクビにならないから
今の時代。

私ね 赤ちゃん できたみたい。

…え?

どうする?

産んでもいいよ 俺が働くから。

本当?

でもさ 俺 資格とかないし

いい会社に就職できるか
わかんないよ。

それに 子育てだって大変だよ。

今は 保育園だって空きがないし
教育費だって結構かかるし。

そう考えたら
俺が司法試験に受かるまでは

子供は待ったほうが
賢明だと思うけど。

♬~

(ため息)

♬~

(看護師)神田さん。

あっ…。
どうぞ。

あっ… いや あの…
今日はちょっと…。

あの… すいません!
すいません…。

これ あなただよね?

♬~

(母親)「この子

相手の人についてる霊とか
なんでも見えちゃうんで

普段はサングラス
つけてるんです」

(アナウンサー)「じゃあ 私の事を
占って頂けますか?」

♬~

(母親)
「アタル 何が見える?」

赤ちゃん 泣きやませたり

イベントに出てくれるお母さんが
わかったのも

相手の事が見えるから?

たまたまですよ。

でも 知ってたよね?
私が妊娠してた事。

ねえ よかったら
私の事も見てくれないかな?

すみません
もう そういうの しないんで。

ねえ お願い。

私 もう どうしたらいいか
わからなくて…!

無理です。 すいません。

実は さっき

病院行って
おろそうとしたんだ。

彼は 司法試験受かるまで
無理だって言うし

私も 入社3年目で
産休なんか取れないし…。

でも… それでいいのかなって…。

田舎の両親には
心配かけたくないし…。

誰かに相談したくても

私には友達なんかいないんだって
気づいて…。

悩んでるうちに
時間ばっかり どんどん経って…。

♬~

私 昔から 自信持てないんだ
自分の決断に。

受験とか 就職とか 結婚とか

なんで みんな
そんな簡単に決められるの?

自分の運命を
自分で決めるなんて

そんな大変な事 無理だよ
私には…。

(チャイム)

(アナウンス)「今日もノー残業で

定時までに
いい仕事をしましょう」

(すすり泣き)

…ごめんなさい。 迷惑ですよね。

私 会社辞めて 田舎に帰ります。
子供もおろして。

(花びんの割れる音)
うわっ!

あっ…。

もう… 何やってんだろう 私…。

わかりました。

あなたを見ます。

ここでいいか。

はっ!
言っとくけど 10万だよ。

えっ?
私の占い料。

払えないでしょ
あんたの給料じゃ。

あっ… はい。

じゃあ 今回は特別。
質問は3つまでね。

えっ?

何? なんか文句ある?

あっ いえ…。

なんで そんなに いきなり
上から目線なんですか?

それ 質問? 1つ目?

ち… 違います。
だったら答えない。

そうなんだ…。

早くしてよ!
仕事 遅れちゃうから。

す… すいません。 あの…。

じゃあ… なんで
私は友達ができないんでしょう?

♬~

♬~

あれが あんた?

はい。

よっこらせ。

何 言ってるか わからないの…。

♬~(女の子たち)
「なんでだろう? なんでだろう?」

♬~「なんでだ? なんでだろう?」

あとさ あとさ
うちの担任の着てる服

いつも汚れてるのって…。

♬~(女の子たち)
「なんでだろう? なんでだろう?」

♬~「なんでだ? なんでだろう?」

(女の子たちの笑い声)
ウケる!

前から思ってたけど
神田さんってさ…。

えっ?

くさいよね。

くさいよね。 くさい くさい!

神田さんが くさいのって…。

♬~(女の子たち)
「なんでだろう? なんでだろう?」

♬~「なんでだ? なんでだろう?」
(女の子たちの笑い声)

(女の子の声)くさいよね。
(女の子の声)くさい くさい!

だから
香水をつけるようになったわけ?

は… はい。

馬鹿だねえ あんた。
えっ?

あいつらが言ってたのは
あんたの体臭じゃなくて

あんたの嘘くさい笑い方だよ。

えっ?

要するに 演技がくさいの。
は…?

笑いたくないなら
無理に笑わない。

笑いたいなら 思いっきり笑う!

今のままだと 心がすり減って

あんた
一生 友達なんかできないよ。

はい 2つ目。

あっ あの… 私 あの…

この間みたいに
ミスばっかりしてるんですけど

この仕事 向いてるでしょうか?

それは他人が決める事じゃなくて
自分で決める事なんじゃないの?

じゃあ どうして いろいろな事が
決められないんでしょう?

それ 最後の質問ね?

…はい。

要するに…。

あんたには愛がないんだよ。

えっ…?

えっ でも…
私 彼にも尽くしてきたし

職場でも みんなに
迷惑かけないように

頑張ってるし…。
だから!

一番大切な愛が欠けてんの!

えっ?

自分に対する愛。

あ…。

周りの事ばっか気にするより
少しは自分を愛そうよ。

ラッキーカラーとか
パワーストーンに頼ってたら

幸せになっても
全部それのおかげになっちゃうよ。

それでいいわけ?

あんたの頑張りとか努力とか
関係ないわけ?

あんたさ 人に胸を張れる事は

一つもないと
思ってるかもしれないけど

それ 違うから。

そんな人間 この世界に
一人もいないから!

誰にでも必ずあるんだよ。

自分にしかできない事が。

♬~

(ドアの閉まる音)

♬~

しかし 昨日は参ったよ 神田の奴。

やる やると思ったら
本当にやるんだもんな。

あいつ やっぱ
向いてねえんじゃないのか?

上野さん まずいですよ。
何…?

…おう。

いや…
今のはパワハラじゃないからな。

俺は お前に頑張ってほしいから
エールを送ってるだけでな…。

(田端)
そうは聞こえませんでしたけど。

お前だって
迷惑そうな顔してたじゃねえかよ。

私は 余計な仕事を
増やしてほしくないだけで…。

もういいじゃないのよ。 ねっ?

神田さんだって もう
反省してるんだから。

大丈夫 大丈夫。 神田ちゃん
いつも頑張ってるからね。

おい 神田。 黙ってないで
なんとか言ったらどうなんだ?

あの 私…。

妊娠しました。

はあ? なんだよ それ。

まさか 結婚するの?

あっ いえ…
それはないと思います。

彼 司法浪人だし。

じゃあ どうするんだよ?

皆さんは…

小さい頃
何になりたかったですか?

はあ…? なんだよ? それ。

私は
ずっと保育士になりたくて…

実習に行ったんだけど
やっぱり大変そうだから諦めて…。

それで いろんな会社を
受けたんだけど 全然駄目で

最後に やっと内定もらえたのが
この会社で…。

だから 正直

今まで なんで
自分がここで働いてるのか

よくわかんなくて。

彼が司法試験に受かったら
結婚して

専業主婦になればいいやって
思ってたんです。

でも 妊娠して 昨日ミスして…

でも もう この会社に
いられないかもって思ったら

なんか 悔しくて。

このまま辞めたら

これまでの3年が
全部 無意味になりそうで…。

最初は
スカートにヒールだったのに

今は スニーカーにパンツに
なったのとか

上野さんや田端さんに
散々怒られたり

大崎さんに
優しくしてもらった事とか…。

だから…。

また
ご迷惑かけるかもしれませんけど

一緒に働かせてもらえませんか?

赤ちゃんは?

…も 産みたいです。

おい 大丈夫なのか?

ちょっと 大崎ちゃん!
(大崎)はい。

昨日のスマイルベイビーの
記念品のセット 誰が作ったの?

あの 私ですけど…。

また君かよ! それについて
言いたい事があるって

クライアントから
電話なんだけど。

えっ?
もうフォローできないからね。

どんだけ俺の事を傷つければ
気が済むわけ?

お電話 代わりました。

はい そうです…。

えっ そうなんですか?

いえ あの…
勝手な事して すいませんでした。

はい… はい 失礼します。

なんだって?

一体 何をやらかしたんだ? 君は。

記念品と一緒に

メッセージカードを
入れたんですけど

それを お母さんたちが
とても喜んでくれたって…。

えっ?

確かに インスタでも
評判になってるし…。

あっ ホームページの
応援コメントも増えてます。

♬~

(田端)
これはクライアントも喜ぶし

販促にも繋がりますね。

もしもし。
はい 代々木でございます。

お待たせしました。

ええ ええ…
メッセージカードの件。

いやあ 僕もね

いいアイデアだから
これは絶対やろうって

背中をドーンと押したんですよ
はい。

(ため息)
(代々木)はい 僕が…。

もしかして これ

全部 一人一人
違うメッセージ書いたの?

あっ… はい。
せっかく来てくれるんだから…。

でも 何を書いたらいいか
なかなか決められなくて

それで 時間かかっちゃって。

それで 徹夜して
遅刻したわけね。

すいません。

これは…。

♬~

あなたにしか できないわね。

えっ?

みんな これから 神田さん
いろいろ大変だと思うけど

サポートしてあげない? ねっ?

ガッテンです!
よく決断したね。 偉い!

覚悟しとけよ。
俺は気ぃ使わないからな。

はい。

俺は こっちに迷惑かけないで
もらえれば それで…。

大崎さん とりあえず 部長には

内緒にしておいたほうが
いいんじゃないですか?

そうね。
ありがとうございます!

備品の整理 終わりました。
あっ アタルちゃん。

アタルちゃんも とりあえず
部長には内緒ね。

えっ 何をですか?

神田さん 妊娠したの。

でも 今までどおり働くから。

喜んで。

♬~

お疲れさまです。
お疲れさまです。

♬~

何か捨てるもの ありますか?
いえ…。

…あっ!
ちょっと待ってください。

♬~

♬~

♬~

待って! 待って…!

アタルちゃん
いろいろ ありがとう。

決めたのは神田さんですから。

(エレベーターの到着音)

あっ あっ あっ…!
大丈夫ですか?

いや あの… さっき 電話で
彼に別れるって言われちゃってさ。

これからの事 考えたら
なんか こう

ひざが
カクカク カクカクしちゃって…。

アハッ…。
この笑いは駄目だよね…。

あのさ あの…
これから 仕事以外の事でも

電話とかしていい?

それは もしかして
友達になるって事ですか?

うん。 駄目?

嬉しいです。
初めてだから 友達。

よかった~! フフッ…。

あっ でも…。

占いの事…

人に言ったら ぶっ殺すから。

♬~

〈次回のお悩みは…〉
(大崎)締め切りは…?

(代々木)1週間かな。
(目黒)俺 やります!

ここにいる奴らは 誰も お前の事
仲間だと思ってねえから。

(大崎)ちょっと 上野くん…。
お前はな

たまたま同じ職場にいる

ただのコネ入社なんだよ!
あなたを見ます。