ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

トレース~科捜研の男~ 第2話 錦戸亮、新木優子、船越英一郎… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『トレース~科捜研の男~【15分拡大SP!科捜研が挑む転落死の真相!】 #02』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 宮永
  2. 虎丸
  3. 有里
  4. 真田
  5. DNA
  6. 猪瀬
  7. 中原
  8. 岸田
  9. 血痕
  10. 血液

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『トレース~科捜研の男~【15分拡大SP!科捜研が挑む転落死の真相!】 #02』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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トレース~科捜研の男~【15分拡大SP!科捜研が挑む転落死の真相!】 #02[字][デ]

15分拡大SP!血染めの折り鶴の秘密、一致しないDNAに隠された謎、犯行現場の足跡が示す転落死の真相…科学捜査で明かされる儚き恋と繋がれた命の物語に涙

詳細情報
番組内容
科捜研の法医研究員・真野礼二(錦戸亮)と沢口ノンナ(新木優子)は、捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)から、東凛大学病院の外科医・真田和寿(名高達男)が殺害された事件に関連するDNAの照合鑑定を依頼されます。
 事件が起きたのは、真田の教授就任を祝うパーティー。席を外したまま戻らなかった真田を探しに行った娘の有里(関めぐみ)が、控室のバルコニーから転落死している父親を発見したのです。そのとき有里は、
番組内容2
現場から逃走する男の姿を目撃。亡くなった真田の首には刃物を突き付けられたような傷があり、男の逃走経路には血痕が残っていました。これらの状況から警察は、犯人は真田にナイフを突きつけた際、抵抗されて傷を負い、バルコニーを乗り越えて逃げようとした真田を突き落としたのではないかと考えます。そして、防犯カメラの映像から逃げた男を特定、被疑者の宮永渉(篠原篤)を拘束していました。現場から採取された血液と宮永の
番組内容3
DNAが一致すれば事件は解決だと意気込む虎丸。しかし、照合の結果は不一致…。虎丸は、捜査一課長の江波清志(篠井英介)から、1週間以内に犯人を逮捕できなければ班を解散させると叱責(しっせき)されますが、虎丸はそれでも犯人は宮永だと主張。真野やノンナらを連れて事件現場のレストランを徹底的に調べ直します。しかし、仕事へのプレッシャーから眠れない日々を過ごしていたノンナがふいに意識を失って倒れてしまい…。
出演者
錦戸亮 新木優子 山崎樹範 岡崎紗絵 矢本悠馬 加藤虎ノ介 山谷花純 ・ 小雪 ・ 遠山俊也 篠井英介 千原ジュニア ・ 船越英一郎 他
スタッフ
【原作】
「トレース~科捜研法医研究員の追想~」
古賀慶(ノース・スターズ・ピクチャーズ月刊コミックゼノン」連載) 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔、熊谷理恵(大映テレビ) 

【脚本】
相沢友子 

【演出】
松山博昭、相沢秀幸、三橋利行(FILM) 

【音楽】
Ken Arai 

【主題歌】
関ジャニ∞「crystal」(INFINITY RECORDS)

 


♬~

≪(駆ける足音)

♬~

♬~

♬~

(有里の悲鳴)

♬~

(相楽)ねえ ちょっと!
葛飾の強姦事件の 鑑定資料

解析したの 沢口さん?
(ノンナ)はい。

(相楽)1回目と2回目の ピークの
出方 違うけど どういうこと?

すいません。
(英里)プルアップしてるんじゃない?

ほらっ。
(相楽)引っ張られてんのか。

(市原)沢口さん まだですか?
西新宿の強盗事件の

鑑定資料の定量結果
待ってるんですけど。

すいません。 すぐ 準備します。
(相楽)フィルター 混ざってるけど?

(英里)ホントだ。
ごめん。 全部 取り除いて。

あと チップペーパー
もっと 小さく 裁断して。

(市原)まだ 時間かかるのかな?
参ったなぁ。

(英里)私 バッファと
PK処理 やっときますよ。

(市原)ホントに? 助かるわ。
(沖田)これ 鑑定 お願い。

私ですか?
(沖田)海塚科長が 沢口さんにって。

しょうがない 手分けするか。
(市原)会議室 行きましょう。

(相楽)ああ 強制わいせつ事件ね。

あの…。
(沖田)精液検査と

STR型検査も お願いします。

(相楽)はい 分かりました。

≪(海塚)沢口さん まだ いたの?

はい。

(海塚)疲れた顔 してるわよ。

大丈夫?

(ノンナ)
最近 ちょっと 眠れてなくて。

皆さん すごいですよね。

私なんて かえって
足手まといになってるようで

申し訳ないです。

(海塚)さっ 今日は もう
切り上げて 帰りなさい。

えっ…。

いいから いいから。
続きは あした。

お疲れさま。

お疲れさまでした。

(虎丸)一昨日 東凛大学病院の

教授就任 祝賀パーティー
殺人事件が 起きた。

ガイ者は 真田 和寿教授 67歳。

自分が 主役の
パーティーであるにもかかわらず

途中で 席を立ったまんま
帰ってこないんで

心配した 教授の娘で

同じ医師の 真田 有里が
あちこち 捜し回ったところ

控室のバルコニーから
転落死しているのを発見した。

逃走していく
ウエーターの男も 目撃してる。

防犯カメラにも
しっかり 映ってたからな。

被疑者は すぐに特定されて

深夜 自宅に帰ってきたところを
拘束した。

(猪瀬)被疑者は 宮永 渉 32歳。

(猪瀬)パーティー会場の
スタッフではなく

制服を盗んで
忍び込んでいたらしい。

(虎丸)左手に包帯を巻いてたんで
確認したら

刃物による 真新しい傷があった。

(沖田)一方 被害者の遺体には
転落による 損傷の他に

首に刃物を突き付けられたような
小さな傷があった。

また 被疑者の逃走経路には
幾つかの血痕が。

そして バルコニーの 手すりには
被害者の靴の跡が 残されていた。

手すりに 靴の跡?

(沖田)つまり 被害者は 犯人に
ナイフを突き付けられたが

抵抗したため 犯人の方が
ケガを負った その隙に被害者は

バルコニーを乗り越えて
逃げようとしたが 間に合わず

突き落とされて
転落死したってことだ。

(虎丸)現場の血液と
宮永のDNAが 一致すりゃ

このヤマは 解決だ。

まあ 状況から見ても

宮永が ホンボシで
間違いねえだろ。

えっ!?
どうした?

(真野)現場の血痕と
同じ DNA型の血液が

被害者の着衣からも
検出されました。

何だよ… やっぱり 宮永が
殺したってことじゃねえかよ。

いいえ。
うん?

宮永 渉のDNA型は
そのDNA型とは 不一致。

どちらの血液も 宮永とは
別人の物だと思われます。

別人?
(虎丸)そんな バカな!

♬~

(宮永)違います。
僕が 控室に来たときには

あの人は もう死んでたんです。

じゃあ その手の傷は
いったい 何なんだ?

(宮永)分かりません。
(虎丸)はぁ?

動転してて よく覚えてません。
(虎丸)嘘つけ。

じゃあ 捨てた制服は どうした?
(宮永)分かりません。

ナイフは?
(宮永)分かりません。

てめえが 殺したんだろ。
正直に言え!

殺してません!
僕じゃありません!

(猪瀬)まずいですよ。
DNAが 一致しない以上

自白がなければ
釈放せざるを得ません。

このままじゃ
誤認逮捕になります。

(リポーター)医師の 真田 和寿さんが
殺害された事件ですが

容疑者として 逮捕された
宮永 渉さんが

証拠不十分のため
昨日 釈放されました。

捜査本部の
勇み足による 誤認逮捕に

世間からは 厳しい批判の声…。

(江波)さっき 上に呼び出されて

散々 どやしつけられて
きましたよ。

(虎丸)あれは
誤認逮捕じゃありません。

はぁ?
(虎丸)宮永は

間違いなく ホンボシです。

ふざけるな!
まだ そんなこと言ってるのか。

誰でも いいから
さっさと ホシ 挙げてこい。

じゃなきゃ
収まりが つかないんだよ!

1週間ですね。
(虎丸)はい?

1週間だけ
時間を差し上げましょう。

それまでに
ホシが 挙がらなければ

あなたの班は 解散です。

(江波)
定年まで あと2年ですね。

それまで 窓際で
穏やかに お過ごしください。

(猪瀬)真田 和寿は
名医と うたわれる

優秀な 外科医だったようです。

東凛大病院の患者リストを
調べてみましたが

宮永の名前は ありませんでした。

どこにも 真田との接点は
見当たりません。

宮永は 絶対 ホンボシだ。
接点は どこかに 必ず ある。

(真野)でも 現場の血痕と

宮永さんのDNA型は
不一致です。

共犯者の血痕だっつう
可能性だって あんだろ。

あいつの目 見りゃ分かるんだよ。

俺の勘に 間違いはねえ。

また 勘ですか?
あぁ?

裏付ける証拠がなければ
あなたの勘など 何の意味もない。

だから 今から お前が
その証拠を見つけるんだよ。

(虎丸)宮永は 絶対に クロだ。

まだ 見落としてる 痕跡が
必ず あるはずだ。

徹底的に探し出せ いいな!
(一同)はい!

(虎丸)足跡なんか
もう とっくに調べたろ。

俺が 欲しいのはな
宮永が殺した 証拠だ。

≪(有里)どういうことですか?
(虎丸)ああ こりゃ どうも。

何で 容疑者が
釈放されたんですか?

私 見たんです。
父を殺したのは あの人なんです。

(虎丸)分かってます。

宮永は がっつり監視つけて
泳がしてるだけですから。

やつは 必ず 自分が逮捕します。
(有里)でも…。

≪(物音)

ハァ ハァ…。
大丈夫ですか?

(有里)顔が 真っ青ですよ?

(有里)大丈夫ですか!

ふざけんじゃねえぞ おい
まだ 終わってねえんだよ ここ。

ホントに すみませんでした。

あそこに 痕跡が
残ってたかもしれないのに。

≪(戸の開く音)

どうですか? 調子は。

はい。 このたびは
大変 ご迷惑をお掛けして

申し訳ありませんでした。

いいえ。 うちの病院が
近くて よかったです。

軽い貧血を起こしたみたいですね。

ご気分が よくなったら
おうちに帰って 大丈夫ですよ。

ありがとうございます。

すいません。
ありがとうございました。

あの…。

(有里)捜査の方は
どうなってるんでしょうか。

どんな ささいなことでも
構いません。

何か分かったことがあったら…。

(アラーム)
(有里)ちょっと すいません。

(アラーム)

どこか 具合が悪いんですか?

心臓が 弱いんです。

子供のころから
病院に お世話になりっ放しで。

私 父が 病院で働く姿を

患者として
間近で 見てきましたから。

とても 尊敬してるんです。

父は 医師としても 父親としても
ホントに素晴らしい人でした。

いつか 父のようになりたい。

その一心で
今まで ずっと 頑張ってきたのに。

父の身に何があったのか

いったい なぜ
殺されなければならなかったのか。

本当のことが 知りたいんです。

だから どうか
犯人を捕まえてください。

お願いします。

実は 一つ
気になっていることがあります。

バルコニーの 手すりに

真田さんの 靴の跡が
残ってたんですが

不自然なんです。
不自然?

真田さんは 右足から
ゆっくりと 手すりに上り

部屋の方へ向き直ったと
推察されます。

つまり 状況的に見て

転落する前に
真田さんと 犯人との間で

何らかの会話が 交わされた
可能性も あると思います。

もし そうだと 仮定すると

2人には もともと
面識があったのかもしれない。

失礼ですが どなたか

真田さんに
恨みを持つような人物に

心当たりは ありませんか?

ありません。

父が 殺されるほど
誰かに恨まれるなんて…。

そんなことは ないと思います。

≪(争う声)

(猪瀬)すいません!

逃げられましたじゃ
済まねえんだよ。

何が何でも 見つけ出せ。
(猪瀬)はい!

時間がねえんだよ 時間が。
とっとと 捜してこい。

行け!
(一同)はい!

(カンナ)まだ 体調 悪いの?

(カンナ)おかゆでも 作ろっか。

もう 辞めたい。

もう! 何 言ってんの?

大学院に残れなかったんだから
しょうがないじゃん。

頑張るしかないっしょ。

そうだけど。

何で 私 科捜研なんか
入っちゃったんだろう。

(有里)《本当のことが
知りたいんです》

《だから どうか
犯人を捕まえてください》

《お願いします》

(真野)《ねえ ホントだよ》

《絶対 お兄ちゃんが
やったんじゃない》

《他に誰か 犯人がいるんだ。
だから そいつを捕まえてよ》

≪(海塚)沢口さん 大丈夫?

はい。 貧血を起こしたようです。

そうじゃなくて。

彼女 きっと 今
迷ってると思うわ。

俺には 関係ありません。

そうね。

≪(市原)また 間違えてる。
クラッチ採取じゃないよ。

(相楽)この鑑定資料の場合は
切り出しだろ 何やってんだよ!

すいません。
おい 終業時刻だ。

出掛けるぞ。
えっ?

えっ? ここって…。

やっぱり 靴の跡が
気になるんですか?

ああ。 ナイフで 脅されたときは
激しく 抵抗したのに

なぜ ゆっくりと 手すりに上り
振り返る 余裕があったのか。

折り鶴?

あれ? 真野さん これって。

うん。

血液だ。

付着した血液は O型。
女性の物でした。

紙の退色具合から見て

10年以上前の古い紙で
折られた物だと 推察されます。

だから 何なんだよ?
折り鶴に血が付いてたからって

今回のヤマと 関係があるとは
限らねえだろ。

関係あると思います。

「思います」じゃねえんだよ。

勝手に 現場に行きやがって。

指紋が 検出されたんです。
宮永さんの。

ホントか?
はい。

少なくとも 宮永さんが

この折り鶴に触れたことは
確かです。

(虎丸)じゃあ この折り鶴の血は
いったい 誰の血なんだよ?

分かりません。

欠損があって DNA型までは
特定できませんでした。

やっぱり 真野さんは
すごいですね。

私には 無理。

自分が 真野さんのように
なれるなんて とても思えません。

そうか。

それじゃ お疲れさまでした。

(読経)

≪(戸の開く音)

(三井)有里さん 待って。

(三井)私のこと 覚えてる?

えっ?

よかった。 元気そうで。

(有里)すみません。
どちらさまでしょうか?

あなたに謝らなければ
ならないことがあるの。

お父さんが 殺された
理由について。

えっ?

どういうことですか?
何か ご存じなんですか?

≪(記者)週刊マンデーの者ですが
真田 有里さんですよね?

ちょっと コメントいいですか?

待って!

通してください!

あの人 誰なんですか?

何か事件と 関係があるのかも。
よく 考えてみてください。

思い出せません。

(有里)実は 昨日
父の遺品を整理していたら

妙な物が 出てきたんです。

妙な物?

はい。

折り鶴です。

折り鶴?

それが 何だか
ちょっと 気味が悪くて。

どういうことですか?

血が付いていて 真っ赤なんです。

どうも。 これか?
はい。

どちらの血液も O型。
女性の物でした。

使用されている
紙の成分も 一致しています。

どうして あの人と 父が
同じ 折り鶴を?

分かりません。 ただ…。

やはり 2人には
面識があったのかもしれません。

(虎丸)真田さん。

昨日 通夜の席で 会ったっていう
女性の顔 覚えてますよね?

はい。 何となく。

似顔絵 作成の手配だ。 急げ!
(猪瀬)はい!

(虎丸)失礼します。

お疲れさまでした。
(有里)ありがとうございます。

(有里・ノンナ)あの…。

すいません。 何ですか?

いえいえ。 どうぞ。

その後 体調 大丈夫ですか?

えっ?

私も 今 同じこと言おうと
思ってました。

あっ… ハハッ。

沢口さん おそらく ストレスで

自律神経失調症
なってるんだと思います。

大変な お仕事ですからね。

うまく 息抜きしてください。

そんな…。

今は 私より 有里さんの方が
ずっと 大変なのに。

私の体調まで
気遣ってくれるなんて。

そりゃあ 医者ですから。

私 つい こないだまで

大学院で
遺伝子の研究してたんです。

新薬の発見に貢献して

人の命を救うことが
できたらいいなって。

そう思ってて。

だから お医者さんって
尊敬するし 憧れます。

科捜研のお仕事だって
私は 尊敬しますよ。

そうですね。

でも 私は
大学院で 夢に破れて

行き場がないから 成り行きで
科捜研に入ったっていうか。

だから 何のために
頑張ったらいいのか

その意味を見いだすことが
できないんです。

すいません。
有里さんに こんな話。

確かに
命を救う仕事とは 違うけど

事件の真相を知ることで
遺族は 救われると思います。

それは あなたたちにしか
できないことですよ。

(捜査員)女の情報は
何も 得られませんでした。

(虎丸)宮永は?

宮永は どうしたんだよ!
(猪瀬)駄目です。

まったく 足取りが つかめません。

(虎丸)ガイ者の着衣に
付着してた 血液のDNAだ。

悪いんだけどよ それ データベースで
照合してくんねえかな。

そんな物 とっくにやってるだろ。
(虎丸)しらばっくれんなよ。

俺が 言ってるのは
お前ら 公安の データベースのことだよ。

何のことだ?
(虎丸)DNAは

被疑者から 採取した物だけが
データベースに登録されて

参考人から 任意で採取した物は
破棄するのが 決まりだ。

…というのは 表向きで。

実際は お前ら 公安だけが扱える
裏の データベースに登録されてる。

そうだよな?

そんな物は 知らん。
(虎丸)とぼけてんじゃねえぞ。

お前には でっけえ貸しがあるのを
忘れたわけじゃねえよな?

ついに見つけたぞ!
(猪瀬)えっ?

(虎丸)ガイ者の
着衣の血痕のDNAと

一致する人物が いたんだ。
(猪瀬)本当ですか!?

岸田 哲也 58歳。

やっぱり 宮永には
共犯者がいたんだよ。

(岸田)私は
人殺しなんてしてません!

(虎丸)とぼけるな!

私は 病院のパーティーなんて
行ってないし

殺された医者にも
会ったことがない。 本当です!

いいかげん 下手な芝居
やめろ こら!

いいか? 現場に血痕がある以上な
言い逃れなんかできねえんだよ。

血痕も何も
私は どこも ケガしてません。

どこから 血が流れたって
いうんですか?

分かりました。
服を脱ぐから

調べてください。

なかった?
身体検査を行ったが

傷は 見当たらなかったそうだ。
そんな… どうして?

ワインが なかったら。

あのとき 私が
ワインを ぶちまけなかったら

何か見つかってたかも
しれないですよね。

何とか ワインを
じゅうたんから抜いて

調べることが できたらいいのに。

真野さん?

♬~

♬~

虎丸さん?

岸田のDNAだ。
もう一度 鑑定してくれ。

えっ? 何のために?
(虎丸)着衣に付いてた 血痕が

本当に 一致するのかどうか
確認したいんだよ。

そんな 必要はない。
鑑定結果に間違いは ありません。

(虎丸)岸田の体に
傷が なかったんだよ。

それだけじゃねえ。 パーティー会場の
防犯カメラに 姿は映ってねえし

家宅捜索しても 犯行につながる
凶器や物証が 何一つ 出てこねえ。

(虎丸)しかもだ
共犯者の 宮永との接点は

どこにも 見当たらねえんだよ。

でも DNA型は
一致してるんですよね?

(虎丸)だから もう一度
再鑑定しろって言ってるんだよ。

誤認逮捕の
繰り返しなんてことになったら

しゃれになんねえんだよ!

岸田さんの体には ホントに
傷は なかったんですか?

はっ?
かすり傷 一つも?

幾つかあったよ。
とにかくだ

ここ最近 付いたような傷は
なかったんだよ。

写真を見せてもらえませんか。
写真?

身体検査の写真です。
確認させてください。

無駄だとは 思うけどな。

おい 小僧 何だ?
何か 分かったのか?

宮永さんは 事件の後
電車で 帰宅したんですよね?

(虎丸)そうだよ。
パーティー会場の近くの

駅の防犯カメラに映ってたからな。

そのときには
もう 包帯が巻かれています。

それが どうした?
そんなことは 今 関係ねえだろ。

事件当夜 パーティー会場の近くで
包帯を買った男が いなかったか

聞いてもらえませんか? 店の中に
血痕が 残っているかもしれない。

いまさら 何で
そんな必要があるんだよ?

宮永さんの 血液を
鑑定させてください。

はっ? おい お前 まさか

宮永の鑑定の方が 間違ってたって
いうんじゃねえだろうな。

そうでは ありません。
何だよ?

岸田の鑑定の方が 先だ。
宮永さんが 先です。

岸田だって言ってんだろ。
いえ 宮永さんです。

ちょっと 待て。
何やってんだ? お前は。

じゃあ 自分で 聞きに行きます。
(虎丸)ふざけるな。

それは お前の仕事じゃねえだろ。
あなたが やってくれるんですか?

勝手なこと 言ってんじゃねえぞ!

いいか? 俺はな
あしたまでに 何としてでも

真犯人 見つけなきゃ
ならねえんだよ!

先ほど 折り鶴を VSCにかけ
血液の赤い成分を抜いてみました。

よく 見てください。

あっ!

(虎丸)中原。

この紙って もしかして
答案用紙じゃないですか?

この 中原という人物に関しては
詳しくは 分かりません。

ただ ここに 宮永さんの指紋が
残っている以上

真田さんとの間に何らかの
関わりがあることは 確かです。

明日までに 立件できなければ

誤認逮捕の責任を
取らされるんじゃないんですか?

時間が ないからこそ
今 優先すべきなのは

岸田さんではなく 宮永さんです。

行くぞ。
えっ?

とっとと 支度しろ!

(店主)来ましたよ。
(虎丸)ホントですか?

(店主)ええ。
すみません。

検査させていただいても
よろしいですか?

駄目ですね。
うん。 血液反応 ないね。

(虎丸)くそっ! 結局 無駄足かよ。

(シャッターの開く音)

包帯を買った男ですが
代金は 現金で支払いましたか?

はい。 確か。

その日の売上金は 今 どちらに?
まだ 金庫にあると思いますが。

それ 見せていただけますか。

(店主)こちらになります。
失礼します。

(虎丸)何やってんだよ?

いくら捜したって 血痕なんか
残ってねえ。 行くぞ!

あっ!

(虎丸)あっ…。

百円硬貨に付着していた
宮永の血液と

被害者の 着衣の血痕
DNA型が 一致しました。

やった!

あれ?
(虎丸)そりゃ おかしいだろ。

着衣の血痕は 岸田のDNAと
一致したんだぞ。

これじゃ お前
岸田のDNAと 宮永のDNAが

まるっきり おんなじってことに
なっちまうじゃねえかよ。

しかし 宮永が
特異体質であれば 話は別です。

特異体質?
はい。

ギリシャ神話には ライオンの頭
ヤギの胴 蛇の尻尾を持つ

空想上の生物が 登場します。
その生物 キマイラを由来として

同一個体の中に異なるDNAが
混ざっている状態のことを

キメラと 呼びます。
何の話だ?

宮永 渉は キメラだったんです。

はぁ?

骨髄移植を受けた人間の血液は

骨髄を提供した ドナーの
DNA型に変化します。

しかし 毛髪や唾液といった
他の細胞は

もともと 持っていた
DNA型のまま 変わらない。

つまり 体の中に 2つの
遺伝子を持つ キメラになる。

骨髄移植?
はい。

岸田さんの腰にあった 古傷は

おそらく 骨髄を提供した際に
付いた物でしょう。

きっと 宮永さんの過去の
通院履歴を さかのぼっていけば

骨髄移植を受けていた記録が
出てくるはずです。

じゃあ 岸田 哲也は…。
そう。

宮永 渉の ドナーだったんです。

♬~

(割る音)
(猪瀬)虎丸班長

(猪瀬)あれ?

(虎丸)おい… 何で こんなとこに
こんな写真が。

今日 何日だ?
(猪瀬)28です。

まずい。
(猪瀬)えっ?

真田 有里が 危ない。

どうして?
どうして 有里さんまで。

(虎丸)それは 分からん。
とにかく

宮永は 今 宿直中の
真田 有里を襲う気だ。

それと たった今 裏が取れた。
小僧の言うとおりだったよ。

宮永は 骨髄移植 受けてたぞ。

15年前。
やつが 高校生のときだ。

そのときに入院していたのが
わかば中央病院。

当時 真田教授が勤めてた 病院だ。
そして ちょうど そのころ

その病院に 中原 沙知絵という
女子高生が

工事現場で 落下事故に遭って
担ぎ込まれて 死亡してる。

中原…。

(虎丸)そうだ。

おそらく あの折り鶴を折った
女子高生だ。

彼女は 宮永の見舞いに行く途中に
事故に遭ってる。

2人は 恋人同士だったんだよ。

じゃあ 有里さんが
狙われてるのは

真田さんが 彼女の命を
救えなかったからですか?

そんなの 逆恨みじゃないですか。

ひょっとすると 医療ミスが
あったのかもしれん。

俺たちも 今 病院に向かってる。
また 連絡する。

行くぞ。
えっ? はい!

♬~

♬~

♬~

♬~

(子供)おなか 痛いよ!
(有里)大丈夫よ。

すぐに お薬 効いてくるからね。

♬~

♬~

♬~

有里さん? 有里さん!

有里さん?

有里さん!

有里さん! 有里さん!

有里さん!
≪(有里の悲鳴)

(宮永)あぁ!

どうして?
(宮永)恨むなら 親父を恨め。

虎丸さんに知らせろ。
はい。

(有里)いやっ!

♬~

♬~

宮永!

大丈夫ですか?

(虎丸)大丈夫か? イノ!
(猪瀬)はい。

真野さん。

何て言えば いいんですか?

有里さん 本当のことを知ったら
どんなに ショックを受けるか。

彼女は 君から 話が聞きたいと
言ってるんだ。

どうしても 無理だっていうなら
俺が代わりに伝えても 構わない。

でも それで いいの?

15年前 宮永さんには

中原 沙知絵さんという
恋人が いたんですが

彼の お見舞いに来る途中で
事故に遭って

同じ病院に運び込まれ
死亡しました。

そのとき 緊急手術を担当したのは
真田さんです。

まさか 父が 医療ミスを?

いえ。

有里さん 失礼ですが

心臓移植を
受けられていませんか?

えっ?

子供のころから 心臓が弱いと
おっしゃってましたし。

以前 服用されてた あのお薬
免疫抑制剤ですよね?

はい。

臓器移植を受けると 免疫抑制剤
飲み続けなければなりませんから。

でも それが何か?

それが
全ての始まりだったんです。

えっ?

宮永さんが 入院していたとき

中原さんは 毎日 少しずつ
折り鶴を折って

お見舞いに
持っていってたそうです。

ところが ある日
病院近くの 工事現場で…。

落下事故に
巻き込まれてしまいました。

(宮永)《先生! 沙知絵は…
沙知絵は どうなるんですか?》

(三井)《これから
真田先生が オペを行います》

《おそらく 命に別条ありません。
安心してください》

でも 彼女は そのまま
戻ってこなかった。

(宮永)
《どういうことですか!》

《さっき 大丈夫って
言ったじゃないですか》

(真田)《容体が 急変しました。
中原さんは 残念ながら

脳死であると 考えられます》

脳死

宮永さんは 何かが おかしいと
ずっと 思っていたようですが

真相は 分からないまま
月日が 過ぎていきました。

でも 最近 中原さんの手術に
立ち会っていた

医師の 三井 敦子さんが
学会に出席するために

一時帰国することを
ネットのニュースで 知ったそうです。

三井?
はい。

お通夜に現れた あの女性です。

宮永さんは 学会の会場で
三井さんを待ち伏せた。

(宮永)
《先生 ご無沙汰しています》

(宮永)
《本当のことを言わなければ

俺は あんたを訴える》

《事実が どうあれ 世間が騒げば
困るのは あんただぞ》

(三井)《ごめんなさい》

《私は 何も やってない》

《悪いのは 全部
真田先生なの!》

どういうことですか?

当時 お父さんの元には
移植の順番が 近いという通達が

ドナー協会から
来ていたそうです。

でも その順番が来る前に

有里さんが 危篤状態に
陥ってしまいました。

このままでは
間に合わないかもしれない。

そう焦っていたところに

たまたま 同年代の女性が
運び込まれてきた。

しかも 恋人が 白血病だった
中原さんは

ドナー登録をしていました。

もし 有里さんの順番が
トップに来ているとしたら

この子の心臓を もらうことが
できるかもしれない。

娘の命が 助かるかもしれない。

その いちるの望みに賭けて
真田さんは 中原さんに

筋弛緩剤を投与したんです。

そして 真田さんが願ったとおり
中原さんは 脳死と判定され

心臓は 有里さんに
移植されました。

このことを知った 宮永さんは
真田さんと 有里さんに

復讐することを決めたんです。

バルコニーで
真田さんと 宮永さんが

最後に何を話していたのか
分かりました。

えっ?

《騒ぐな!
中原 沙知絵を覚えているか?》

(真田)《君は…》
(宮永)《この人殺しが》

《ぶっ殺してやる!》

(宮永)《沙知絵は
何も悪いことは してない》

《俺は あいつがいたから
生きていられたんだ》

《お前は
沙知絵の心臓だけじゃなくて

俺の人生も 奪ったんだよ!》

(宮永)《許さない。
俺は 絶対に お前を許さない》

《うぅ~!》

♬~

《すまなかった》

♬~

♬~

(真田)《あの折り鶴を
私も ずっと 持っている》

♬~

♬~

(真田)《彼女のことを
一日たりとも 忘れたことはない》

(真田)《本当に 申し訳なかった》

♬~

《うわーっ!》

(有里)私…。

生きていていいんでしょうか?

この心臓は 私の物じゃない。

無理やり
人から奪った物なんですよね?

僕が 診察室に駆け付けたとき
宮永さんは

せきこむ あなたのそばで
立ち尽くしていました。

彼は 恋人の心臓を奪った
真田さんも

それをもらって
幸せに生きている あなたも

どちらのことも 許せなかった。

だから あなたも 殺そうとした。

首を絞めて。

でも…。

最後の最後に 復讐をやめた。

泣いていたんです。

えっ?

宮永さんは
あなたを じっと見下ろして

泣いていたんです。

おそらく 首を絞めたときに
脈動を感じたんでしょう。

その瞬間
亡くなった 恋人の心臓が

あなたの中で
生きていることを実感した。

きっと 思ったんです。

この手で 愛する人の心臓を
止めることなんて できない。

真田さんのしたことは
許されることでは ありません。

ですが あなたは 受け継いだ命を
大切にしていくべきです。

僕は それが 宮永さんと
中原 沙知絵さんの

望みでもあると思います。

♬~

♬~

ありがとうございます。

(有里の泣き声)

♬~

♬~

本当に これで
よかったんでしょうか。

有里さんは 「真実を知ることで
遺族は 救われる」って。

でも こんな悲しい真実
突き付けたくなかった。

これなら
知らなかった方が ましです。

何の救いにも ならない。

どんな真実で あったとしても
知らない方がいいことなんてない。

進むべき方向が 分からない
闇の中で 立ち止まってるのは

何よりも つらい。

遺族は
真実を知ることで 初めて

前に進むことが できるんだ。

それを手助けするのも
科捜研の大事な仕事の 一つだ。

お前は よくやった。

♬~

(江波)今回は 命拾いして
ラッキーでしたね。

(虎丸)はい。
(江波)お疲れさまでした。

♬~

♬~

戻りました。
(海塚)お疲れさま。

事件 解決して よかったわね。
はい。 それ 鑑定資料ですか?

そうなの。
今 嘱託されたところで…。

私 やります。
えっ?

切手の アミラーゼ検査ですね。
すぐに鑑定します。

(英里)沢口さん

綿棒の DAC検査って
どうなった?

すぐ データ 出しますね。
プリントアウトして 持ってきます。

(市原)ねえ これ ちょっと
濃度計算 間違えじゃない?

すいません。 間違えました。
やり直して 持ってきますね。

(相楽)着衣の SM検査って
誰か やれる人いる?

《「真実を知ることで
遺族は 救われる」って》

♬~

兄ちゃん…。

あの日 何があったの?

教えてよ 兄ちゃん。

♬~