ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

さくらの親子丼2 第6話 真矢ミキ、柄本時生、井頭愛海、岡本夏美… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #06【親が子を抱くとき】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 貞子
  2. 川端
  3. 玲奈
  4. 由夏
  5. 拓士
  6. 高見沢
  7. マリア
  8. 大丈夫
  9. 桃子
  10. 名前

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『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #06【親が子を抱くとき】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #06【親が子を抱くとき】[字][デ]

貞子(井頭愛海)の出産が始まった。助産師が来られなくなり、さくら(真矢ミキ)はこのままシェルターで出産させる決意を固める。やがて苦しみの末、赤ちゃんが誕生し…。

詳細情報
番組内容
気持の晴れないまま出雲から「ハチドリの家」に帰ってきたさくら(真矢ミキ)を、貞子(井頭愛海)の出産が待ち受けていた。これまで一切言葉を発しなかった貞子が激痛に耐えられず大声で叫んでいる姿に驚くさくら。頼んでいた助産師がインフルエンザで寝込んでしまい来られなくなったことを知ると、ただちにシェルターで出産させることを決意する。
番組内容2
さくらは女子たちに手伝いを命じ、出産の準備を始める。各自様々な反応を示し、一旦躊躇したりはするものの、さくらの必死な姿と貞子の苦しみを前に手伝い始める。ところが由夏(岡本夏美)だけは、その輪に入るのを拒む。
貞子は苦しみの中で徐々に記憶を取り戻す。出雲での出来事の断片が頭をよぎる中、呼吸困難に陥る貞子。
番組内容3
そんな中リビングにいた由夏が耐え切れずに立ち上がり、スタッフルームに飛び込むと貞子の手を握り、優しく声を掛ける。「頑張れ貞子!」みんなが“貞子”を連呼する中、徐々に本来の自分を取り戻しつつある貞子は「誰が貞子やねん…けったいな名前つけやがって…ホンマ腹立つわこいつら…」と怒りに近い気持ちで思い切りいきむのだった。
やがて苦しみの末、赤ちゃんが誕生。それと同時に意識を失った貞子が再び目覚めると…。
出演者
九十九さくら: 真矢ミキ 
川端哲也: 柄本時生 

古井戸貞子: 井頭愛海 
新城由夏: 岡本夏美 
井口茜: 柴田杏花 
藤島玲奈: 尾碕真花 
小宮山詩: 祷キララ 
白鳥マリア: 日比美思 
中里拓士:浦上晟周 
大豆生田香: 塩野瑛久 

鍋島真之介: 相島一之(今回登場なし) 
谷桃子: 名取裕子
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ

【企画協力】
古賀誠一オスカープロモーション

【原作・脚本】
清水有生

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
RINA「光」(South to North Records)

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
浦井孝行(オスカープロモーション) 
村山太郎(オスカープロモーション
スタッフ2
【演出】
谷川功(5年D組)

【制作著作】
オスカープロモーション

【制作】
東海テレビ放送

 


(さくら)出雲に
行かせてくれませんか?

何かが 分かるような気が
するんですよ。

(さくら)これ。 貞子ちゃんだ。

その 高見沢さんに
会わせてもらえませんか?

(松岡)殺されたんです。

警察
捜してるみたいです。

(伊丹)その女性は

この事件に 何らかの
関わりが あると思うちょるです。

≪(さくら)ただいま。

(川端)さくらさん!?
大変です。 大変!

(さくら)何? 何? 何?
(香)あっ。 さくらさん。

(苦しむ声)

(貞子)痛い!?
助けて!

痛い!? 痛い!? 痛い!?

(羊水が 滴る音)

(貞子)ああー。 ああー。

(さくら)大丈夫よ。
心配いらないからね。

(貞子)痛い!?

(香)あいつ しゃべってんぞ。

(玲奈)ねっ…。

川端さん 川端さん。
助産師さん まだ?

(川端)来ません。
えっ!?

(川端)インフルエンザで
寝込んでるそうです。

今 知り合いの助産師さんを
当たってくれています。

じゃあ 取りあえず
スタッフルームに お布団 お願い。

(川端)はい。
大丈夫よ。

(貞子)痛い!?

危ない 危ない 危ない。

(貞子)痛い!?
大丈夫 大丈夫。

頑張って。 元気な子 産もう。
ねっ? 握って。

大丈夫よ。 もうじき
助産師さん 来てくれるからね。

頑張って。

(貞子)さくらさん!?

分かんの? 私が。
うん。

よかった。 話せるのね?

うち 死ぬの?
大丈夫。

ええねん。 もう 死んでも…。
何 言ってんの!

殺して!
もう 嫌や!

(茜)何? 今の。

(玲奈)殺せって。
(マリア)今の 貞子だよね?

(拓士)関西弁よ。
(香)何で?

≪(ドアの開く音)
(一同)ああ!?

(川端)大丈夫ですか?
助産師さんは?

(川端)まだなんですよ。
救急車 呼びますか?

もう 頭が見えてきたの。
ここで 産むしかないわ。

(茜)あ… 頭。

(川端)さくらさん 一人で
大丈夫ですか?

こういうことも あるかもって

色々 助産師さんに
教わってるから 大丈夫。

それに こう 見えても
子供 2人 産んでるから。

(川端)こう 見えてもって?

(詩)そのわりに
若く見えるっていう 意味でしょ。

(玲奈)こだわんだよ。 幾つに
なっても そういうことに 女は。

(川端)さくらさんでもね。
何 ごちゃごちゃ 言ってんのよ?

ねえ? 川端さん。 清潔な タオル
ありったけ 用意して。

(川端)は… はい。
ちょっと どいて どいて。

(香)ああ。 俺たちは?
(拓士)何か 買ってこようか?

そうね。 出産に必要なもの
全部 買ってあるから 大丈夫。

だから 男の子たちはね
えーと。

ここで ゲームして 待ってて。
(香)よし。 ゲーム。 えっ?

女の子たちは…。
女の子たち 手伝って。

(一同)えっ!?
中 入って。 マリア。

(マリア)手伝ってって。
(玲奈)何 手伝うの?

(茜)だって 頭 見えてんだよ。
マジ 無理だ。

(玲奈)しっかりしてってば。
えっ!?

(玲奈)マジで?

(マリア)私も行く。
(玲奈)えっ? 何で?

(玲奈)もう 分かったよ。
行けば いいんでしょ。 もう。

(茜)えっ!? 待って。
どうしよう? えっ。 どうしよう?

(由夏)あんたは?
行かないの?

(茜)だって 頭 見えてんだよ。

(香)じゃあ 俺らと 一緒に
トランプ すんべ。

(拓士)おいで。

≪(ドアの開閉音)

(香)行かねえの?

(一同)頑張れ! 貞子!

いくよ。 いい?
吸って。 吐いて。

(玲奈)あんたが やって
どうすんだよ?

もうちょっと…。 もう1回
いくよ。 吸って。 吐いて。

息んで。
(息む声)

いい? 聞いてね。
息むときは 顎を引き…。

支えてあげて。
それでね 自分の おへそを見て。

自分の おへそ 見て。
そうそう。 上手 上手。

いくよ。 吸って。 吸って。
吐いて。

はい。 息んで。
(息む声)

(高見沢)《あれ?
何してんの?》

(貞子)《あっ。 健二さん》

《遅い。 会いたかった》

(貞子)《えっ? これが いい。
これ これ》

(貞子)《おろすって…》

(高見沢)《金は
すぐ 用意するからさ》

(子供)《パパ。 おかえり》
(高見沢)《ただいま》

(妻)《おかえり》
(高見沢)《花火してたの?》

(高見沢)《もう つくか?
ついた。 OK》

♬~

《嘘つき》

♬~

(高見沢)《おい》

(貞子)《放して!》
(高見沢)《やめろって!》

♬~

どうした?

♬~

≪息んで!

≪息んで!

(香)ったくよ。 こういうときに
男は 何の役にも立たねえな。

(拓士)だから 男は 駄目なのよ。

(香)てめえも 男だろ。
(拓士)男じゃないもん。

≪(貞子)痛い! 無理!
無理!

≪吸って! 吐いて!

息んで!
(貞子)ああ!? 無理 無理 無理。

大丈夫。 もう少しだから。
ねっ。

吸って。

吐いて。

(由夏)駄目だよ。
そんなに 焦っちゃ。 貞子!

息 吸ったら 口 閉じて。

(由夏)息を 漏らさないように
ゆっくり 息むんだ。

(息む声)
(由夏)ゆっくり。

そう。 ゆっくり。 ゆっくり。

(由夏)その調子。 ねっ?

(茜)何で そんなこと
知ってんの?

(由夏)友達で 産んだやつ
いたから。 カラオケボックスで。

(茜)マジ?
(由夏)貞子。

もうちょっとだから。 頑張って。
(玲奈)頑張れ 貞子。

(マリア)頑張って。

貞子ちゃん。 もうすぐよ。

(詩)すごいね。
貞子 すごいよ。

そうよ。 すごいのよ お母さんは。

みんなを 産んだときも
命懸けだったんだから。

(茜)なのに 何で 茜のこと
殴ったりするんだろ?

(玲奈)それな。

そう。 ゆっくりね 貞子。
ゆっくり!

ゆっくり! ゆっくり!

ゆっくり 走ろう 出雲街道。

(由夏)てめえ 何で そんなとき
ボケてんだよ?

(マリア)そういうキャラだったんだ。
(玲奈)出雲街道って?

いたのよね? 出雲に。
ねっ?

(息む声)
あと 一息よ。

生まれるわよ。 頑張って。

(一同)頑張れ。 貞子。
貞子。 もうちょっと。 貞子。

(貞子)[誰が 貞子やねん?]

[ええかげんな名前
付けやがって]

[ホンマ 腹立つわ こいつら]

(一同)せーの! うーん!
貞子ちゃん! 頑張れ 貞子!

(産声)

(一同)生まれたわ。 きたー!
やった! やった!

(香)おお!
(拓士)どっちなの?

(由夏)女。

(香)女!

♬~

よく 頑張ったわね。
貞子ちゃん。 カワイイ 女の子よ。

(川端)おめでとう。
(香)お疲れ 貞子。

(拓士)おめでとう。 貞子。
(詩)貞子。 よかったね。

(茜)おめでとう 貞子ちゃん。
(マリア)貞子 おめでとう。

(玲奈)イェイ! 貞子。

[せやから 誰が 貞子やねん]

(拓士)ねえ? みんなで
赤ん坊の名前 考えない?

(玲奈)いいね。
(マリア)この前 読んだ 漫画に

いい名前 あったよ。
(茜)ねえ。 タンポポとか どう?

(一同)はっ? かわいくない?
ちょっと カワイイかも。

(川端)じゃあ
どうも ありがとうございました。

(女性)どうも。

《よく 頑張ったわね。
貞子ちゃん。 カワイイ 女の子よ》

≪(ノック)

あっ。
(桃子)しっ。

(桃子)静かね。
みんな くったくたで。

(桃子)大変だったわね。
助産師さん インフルエンザだって?

うん。 あっ。
代わりの方が 来てくれて

産後の処置してくれました。
(桃子)よかった。 無事に生まれて。

(桃子)あの子 喜んだでしょ?
ええ。 まあ。

(桃子)何?
ちょっと。

ああ。 何でもないです。

何よ?
ホントに。 何も。

そう?
うん。 それなら いいけど。

言葉が出たって ホント?

ええ。 破水したあたりで
急に しゃべりだして。

記憶は?
あっ。 これ。

これは?

さっき 目を覚まして
書いたんです あの子が。

えっ? 竹園あゆみ。

これが 自分の名前だって。

貞子って 呼ぶなって
みんなに 言っとけって。

そう。 言葉と 記憶が
両方 戻ったのね。

あるのね。 こういうことね。

あっ。 年は 17歳で。

両親は いなくて 大阪で
おじいさんに 育てられたって。

じゃあ おじいさんに
すぐ 連絡しないと。

おじいさん 亡くなったそうです。
それも 8月 病気で。

あの子が ここに来たのは
11月の末よ。

8月から それまで
何してたのかしら?

それ以上は 何も。
で 出雲では?

何か 分かった?
ええ。

(桃子)殺人犯? あの子が?

出雲の警察は 貞子ちゃん。
いえ。 あゆみちゃんを

重要参考人として
捜していたそうです。

すぐに 事情聴取させてくれって。

で 警察には 何て?
あの子の出産が 終わるまでは

待ってもらうように
お願いしました。

そう。
桃子先生。

私 とんでもないこと
しちゃいました。

とんでもないこと?

私が 出雲なんかに
行ったばっかりに

あの子のことが 警察に。
何 言ってるのよ。

シェルターは 子供を 警察から
かくまう場所じゃないわ。

でも…。
もし あの子が

ホントに
罪を犯してるとしたら

きちんと 償わせるべきよ。
記憶が戻ってるなら 正直に

警察に 話をさせるのが
私たちの義務。

さくらさんは 何一つ
間違ったこと してない。

はい。

[うちが 気ぃ失ってる間に
そんな話に なってたやなんて

全然 知らんかった]

[次の日 出雲警察の 刑事さんが
ハチドリの家に やって来た]

[うちの記憶は まだ ちゃんと
してなかったんやけど

覚えてることは
全部 正直に話した]

(伊丹)そうで 被害者のうちに
行ったがな?

(あゆみ)うん。 そしたら

高見沢さんには
奥さんと 子供が いて。

(あゆみ)《嘘つき》

♬~

(高見沢)《おい》

(あゆみ)《放して!》
(高見沢)《やめろ! やめろ!》

(高見沢)《やめろ!》

(男性)《どうしたの?》
(男性)《大丈夫? 彼女》

(高見沢)《何でもないから》
(男性)《かわいそうに》

《泣いてんじゃん。
こっち おいで。 彼女》

(あゆみ)《んっ!》
(男性)《大丈夫だよ》

《助けてやるんだから》
(高見沢)《やめろって》

(あゆみ)《嫌や》

(あゆみ)《やめて!
やめて!》

(あゆみ)《やめて!》

(高見沢)《やめろって》

♬~

(高見沢)《逃げろ! 早く!》

≪(絶叫)

≪(走行音)

♬~

♬~

♬~

(あゆみ)その後のことは
何も 覚えてへん。

(あゆみ)どうやって
その場から 離れたんか?

どこへ 行ったんかも
全然 覚えてへん。

あっ。 一つだけ。

真っ赤な 夕日と 灯台

その後 何も 覚えてへんわ。

(伊丹)どげんして
東京に来たのかも?

(伊丹)いや。 大丈夫だけぇ。

(伊丹)一つだけ 聞いていいかね?
(あゆみ)うん。

(伊丹)車に乗った 2人連れ。
白い四駆の。

ナンバー 見らんかった?

(伊丹)車の特徴を 一つだけでも
思い出せたら いいけどね。

車のボディーに
何か 書いてたとか。

お店とか。 会社の名前とか。

(伊丹)あっ。 あっ。
大丈夫やけ。

つまり あゆみさんは
犯人じゃないってことですね。

(伊丹)いやいや。 それは まだ。
でも 彼女の記憶が。

(伊丹)それは あくまでもね。

(桃子)その 車の 2人連れが
捕まらないかぎり

あゆみさんの供述に 信ぴょう性は
ないということですか?

(伊丹)そうけ。 彼女は
被害者の子供を

おなかに 宿しちょった。
その被害者は

妻子ある男だったけど
それを 内緒にしよった。

真実を知った あの子が まげ
怒って 刺した。 その可能性が

消えたわけじゃ ないけんね。
そんな。

(伊丹)事件現場から
逃走しようけんね。

逃走じゃないわ。 ショックで
記憶 なくしたんじゃないですか。

(桃子)ええ。
そのことについてはね

診断書 出てますよ。 はい。

精神的ショックによって
引き起こされた

心因反応の可能性が 高いって。
(伊丹)まあ そげだけどね。

今でも あの子が
一番の 被疑者なんですか?

いやいや いやいや。
被疑者というのがね。

でも 重要参考人であることには
変わらんけど。

どうしたら いいの?

まずは 出雲に帰って

彼女の証言に沿って
捜査しますけん。

ただ 出雲で
白い四駆と いっても

星の数ほど 走ってますからね。

♬~

はい。
(マリア)お赤飯だ。

そうよ。 昔から
おめでたい日には

お赤飯って 決まってるの。

(香)ねえねえ。
何で めでたいと 赤飯なの?

うん。 赤いものは
邪気を はらってくれるっていう

言い伝えが あるのよ。
だから 赤いご飯で お祝いするの。

(玲奈)じゃあ 何で 葉っぱが
載っかってんの?

それ ナンテンの葉。
(拓士)ナンテン

うん。 近所に なってたのを
少し 頂いたのよ。

ナンテン
難を転ずるっていう 意味。

(拓士)難を転ずるから
ナンテンか。 また 駄じゃれか。

(拓士)はい。
(香)どういうことだ?

(拓士)私の 難を
あんたに 転じてあげたのよ。

(香)おおー。 おうおうおう。
そっか。

お前 いいとこ あんな。
ありがとな。

さあ いただきましょう。

まずは。 ねっ。
赤ちゃん お誕生 おめでとう。

(一同)おめでとう。 貞子ちゃん。
おめでとう 貞子。 おめでとう。

誰が 貞子やねん?
(香)はっ?

ああ。 そうだった。
もう一つ お祝いが あったの。

実はね 何と 貞子ちゃんの
記憶が 戻りました。

(香)マジか!?
(一同)えっ? おお!

でもね まだ 完璧に
戻ったわけじゃないのよ。

でもね ずいぶん
思い出したのね。

(香)よかったな。 貞子。
ナンテン やるよ。 ナンテン

(あゆみ)せやから
誰が 貞子やって 聞いてんねん。

竹園あゆみです。

(香)竹園あゆみ。

(詩)あゆみちゃんか。

貞子が あゆみ?

(玲奈)そっか。 あゆみね。

(茜)いい名前だね。

(マリア)よろしく。
(由夏)もう 貞子じゃないんだね。

(香)何か 俺は 貞子の方が
よかったんですけど。

(あゆみ)みんな 貞子って
名前 付けてくれて ありがとうね。

(香)お… おう。
いやいやいや。

(あゆみ)人が しゃべれへんのを
ええことに

まあ 勝手なこと してくれたな。
何が 貞子やねん。

へんてこな名前 付けやがって。
ギャグか? 呪いの女か?

怨霊か?
井戸から よじ登って 登場か?

そうや。 古井戸や。

なあ。 名字に 古井戸って
付けたの 誰やった?

(あゆみ)そうや。 詩や。

あんたさ 何となしに
真面目そうな顔して

恐ろしいこと 考える女やで。

どこに 古井戸って名字
あんねん?

古井戸。
干からびてるやんか。

上から 石 投げたら
かきーんって なるやんか。

そんな ややこい名字 ないで。

あっ。 あったわ。
大豆生田や。

なあ? 香。
あんたのさ その名字

めっちゃ
うち的には つぼったで。

大豆生田。

長っ。
だって 字が 4つも あるやん。

テストのとき 大変やったやろ?
名前 書くの。

名前 書くだけで
1時間 かかったんちゃう?

っていうかさ
あんた うちの顔 見て

「キモ子で いいんじゃね?
きもいから」とか 言ってたよな?

(あゆみ)悪かったな。 きもくて。

あんたの その 金髪の髪の方が
よっぽど きもいわ。

とにかく みんな。

ええ名前 付けてくれて
ありがとうね。

貞子。 貞子。
そう 呼ばれるたびに

お前ら 殺してやろうかと
思ってたわ。

ああー。 ああー。

言いたいこと 言ったら
何か おなか すいちゃったわ。

よし。 食べよう。
いただきます。

(あゆみ)うん。 うん。

うん? みんな どうしたの?

せっかく さくらさんが
作ってくれたのに。

ほら。 玲奈も 食べや。

ほら。 茜も。
これ 全部 入れてあげるわ。

はい。 はい。
(茜)茜 いらない。

(あゆみ)さくらさん。
お赤飯 おいしい。

おおきに。

(あゆみ)あっ。
昨日は ありがとう。

めっちゃ キャラ 変わってるやん。
(拓士)何で あんたが

大阪弁 なってんのよ?
(香)あいつ 地元で

ヒョウ柄 着てたよ。 絶対。
(玲奈)いちいち ウケ 狙うよね。

関西人は。
そう。 出産のときもさ

「ゆっくり 走ろう 出雲街道」とか
言って。

何 それ?
超 つまんねえじゃん。

記憶 戻らなきゃ よかったのに。

茜。 前の
貞子ちゃんの方が 好き。

(あゆみ)誰が 貞子やて?

(あゆみ)葉っぱ 食っとけよ。
(茜)葉っぱ?

(あゆみ)うん。
(茜)葉っぱ 茜 食べれない。

(あゆみ)食べれるよ。
いらんて。

はい。

ああー。
寒いけど 気持ちが いいね。

おっ。 星も 奇麗だ。

昨日は ありがとね。
(由夏)何が?

貞子ちゃんのこと。

(由夏)あゆみでしょ。
そうだったね。

ホント 言うとさ さくらさん
ちょっと 焦ってたんだ。

赤ちゃん 取り上げるのなんか
やったことないし。

どうなっちゃうのか
ドキドキだったの。

そんなふうに
見えなかったけど。

だから 由夏ちゃん 来てくれて
ホント 助かったんだ。

(由夏)《駄目だよ。
そんなに 焦っちゃ。 貞子!》

《息 吸ったら 口 閉じて》

(由夏)《息を 漏らさないように
ゆっくり 息むんだ》

由夏ちゃん 来てくれなかったら
どうなってたか 分かんない。

ホント ありがとね。

それだけ 言いたかったんだ。
じゃあね。

あいつ 何 やらかしたの?

別に 何も。

昼間 来てたの お巡りだろ。

ああー。 冷えてきた。

いいかげんに 入んなさいよ。
風邪 ひいちゃうわよ。

♬~

(マリア)「でも クリキンディという名の
ハチドリだけは 行ったり来たり」

「くちばしで 水のしずくを
一滴ずつ 運んでは

火の上に 落としていきます」

(茜)あっ。 笑った。
ねえ。 笑ったよ。

(マリア)私も見た。 カワイイ。

ヤバい。
マジで 癒やされるんですけど。

(茜)茜 絶対 赤ちゃん 産む。
川端さんとの。

(泣き声)

(茜)ぶーっ。
面白いね。

(泣き声)

(茜)さくらさん。 泣いてる。

(拓士)何? どうしたの?
どいて。

(拓士)やだ。
おしっこ してるじゃん。

ねえ。 何 見てたの?
どいて。

(拓士)ちっこ 出ちゃいましたね。

(拓士)ほら。
気持ちよく なったでしょ。

♬~

(茜)気持ちは 完璧 母親だわ。
拓ちゃん。

(茜)あっ。 ねえねえ。
あゆみちゃん。

今ね 拓ちゃんが
おむつ 替えてくれたよ。

あのさ
赤ちゃんの名前なんだけど

ハチドリちゃんって どう?
(あゆみ)はっ?

この本 読んで聞かせたら
笑ったんだよ。

そんで ここ ハチドリの家でしょ。
ここで 生まれたわけだし。

えっ? 何?

あんたさ ここ 来たとき
名前 変えたんやろ?

『捜査令嬢・白鳥マリア』

なかなか 傑作やんか。

あんたさ 言ってたよな?

名前なんて
記号みたいなもんなんや。

Aでも Bでも 番号でも
何でもええやんって。

それは 母親が くずだから。

私も くずやし。

(あゆみ)あっ。 そうや。
あれさ Aにしようか?

子供A。
うん? 子供Bが いい?

勝手にしろ。 バカ。

(あゆみ)あっ。 そや。
じゃあ 貞子にしよ。

なっ? それが ええと 思うわ。

(あゆみ)えっ? えっ? 何 これ?
めっちゃ おもろい。

(香)あのさ。
うん?

(香)俺 人間の頭ん中が
分かんなくなっちゃった。

あゆみちゃんのこと?

(香)うん。

貞子と あゆみ
ホントに 同じ人間なのか?

そうね。

(桃子)出雲警察から
連絡が あってね

現場付近を
聞き込みしてるんだけど

あなたが供述した
白い四輪駆動車。

その目撃情報は 出てないそうよ。
(あゆみ)そう。

ところで 赤ちゃんの
これからのことなんだけど。

今から 話すことは
とっても 大事なことだから

よく 聞いてね。

(川端)あゆみさんは
未成年者だから

生まれてきた 赤ちゃんに
対する 親権がないんだ。

まあ 未成年者でも 結婚してたら
親権は あるんだけど

君は そういった状況じゃない。
従って 君に親権は…。

その 親権って 何なん?

(川端)そうだね。
親権っていうのは

簡単に言うと
あゆみさんが 親として

赤ちゃんを育てる
義務と 権利が あるってこと。

(あゆみ)ふうん。
(川端)でも 君は未成年者だから

その親権がない。 本当なら
君が 成人するまでの間

ご両親が 親権者に
なるはずなんだけど

その ご両親が 行方不明で
親権を行使する人が いない。

だから これから どうやって
赤ちゃんを 育てていくのか

児童相談所と 相談して
決めていくんだ。

(あゆみ)あのう。
よう 分からんねんけど。

(川端)何が?

(あゆみ)あの赤ん坊 うちが
育てるみたいなこと言うてるけど。

(川端)そうだよ。
君が 母親なんだから。

うち そんな気ないねん。
(桃子)ないって?

(あゆみ)っていうか
関わりたくない。 あの子に。

あゆみちゃん。
とっても 大事なことなのよ。

簡単に 決めないで。
簡単に 決めてへんし。

生まれる前から
ずっと 考えてたんや。

聞かせて。 その考え。

あの子は うちを だました男の
子供やろ。

はっきり 言って
まったく 愛情がないの。

まったく?
(あゆみ)まったくない。

そう。

(あゆみ)記憶が 戻ってから
毎晩のように 夢 見るんよ。

あの男が 血だらけで
死んでる姿。

赤ん坊 見ると
そのこと 思い出しちゃうねん。

つら過ぎるわ。
それだけや ない。

憎たらしくなるんよ。
その気持ち 抑えられへんわ。

あゆみちゃん。

自分で 育てる気は
ないということね。

(あゆみ)うん。
(川端)その場合

赤ちゃんは 乳児院というところに
入れられるんだ。

そして 里親か 施設に
託されることに なるんだけど。

(あゆみ)それで いい。
(川端)いや。 だけど…。

それでいいって 言ってるやん。

そうね。

赤ん坊を 手放すっていうのも
愛の形かも しれないわね。

♬~

♬~

(玲奈)カワイイ。
いい子だね。

♬~

ホントに
それで いいんでしょうか?

今は あんなこと 言ってるけど
あゆみちゃんの気持ちが

変わることだって あると
思うんです。

本当は まだ
迷ってるのかも しれないし。

(桃子)そうやって
迷って 悩んでるうちに

子供が
6歳を超えてしまったら

特別養子縁組が
できなくなってしまうの。

そのうち 母親は 子供に
面会すら 来なくなってしまう。

そんなふうに 中ぶらりんのまま
大きくなった子

施設には たくさん いるわ。
いや。 そうかもしれないけど。

あの子は まだ 一度も
子供を 抱こうともしない。

そのこと さくらさんだって
気付いてるでしょ?

ええ。

彼女の心の傷を 癒やすには
時間が かかるわ。

何よりも 17歳で
身寄りのない 彼女に

どうやって 赤ん坊が
育てられるの?

(香)マジか。
(茜)出ていっちゃうのね。

あゆみちゃんの 強い気持ちなの。
分かってあげて。

(玲奈)確かに あゆみが
育てんのは 無理だと思うわ。

(マリア)私も そう 思う。

(拓士)だからって そんな簡単に
捨てちゃって いいの?

(詩)捨てられた方が
幸せっていうのも あるかも。

(マリア)私も
早く 捨ててもらえれば

あんな 嫌な思い
しなくて 済んだわけだしね。

(玲奈)本当の親だから 子供が
幸せになれるって 嘘だよね。

(香)それって 何か
切なくねえか?

(茜)茜は お母さんと 一緒に
いさせてあげたいと思う。

(玲奈)あんたみたいに 殴られて
一生 過ごすかもしんないじゃん。

(玲奈)それでも いいの?

(拓士)そうなんだけどさ。

でも 私は もうちょっと 一緒に
いたかったかな。 この子と。

(香)なあ なあ。
こいつ いつ 出てくの?

たぶん 明日には
迎えが来るそうよ。

♬~

♬~

(桃子)じゃあ これから
赤ちゃんを

児童相談所に 連れていくわね。

≪(ドアの開く音)
(川端)車 来ました。

(桃子)はい。

(一同)またね。 元気でね。
バイバイ。 またね。

(茜)茜のこと 忘れないでね。

(一同)笑ってる。 笑ってるね。
元気でね。 ホントだ。 またね。

(香)ほら。 泣くなって。
あいつの門出だろ。 ほら。

またねって。
(茜)またね。

またね。 またね。

お願いします。
(桃子)はい。

(川端)じゃあ 車 来てるんで
行きましょう。

(香)見送りだ。

抱いてあげなくて いいの?

どいてくれへん?

(由夏)ちょっと待てよ。

抱いてやれよ。
まだ 間に合うから。

(あゆみ)はっ?
(由夏)もう 会えねえんだよ。

(あゆみ)ええやん。

だから
抱いてやれっつってんだよ!

何すんねん!

ちょっと ちょっと。
2人とも やめて。 やめて!?

(香)おお!?
何してんだ!

(拓士)やめなさいって!

(あゆみ)お前ら!

♬~

(香)やり過ぎだ!

♬~

(香)さくらさん さくらさん。
俺 ここ。

分かったから。
(香)角 ごちんって。

うるさいよ。
(香)ごちんって なったから。

(香)つむじの…。
(さくら・拓士)うるさい。

痛っ。

♬~

♬~

♬~

(由夏)《抱いてやれよ。
まだ 間に合うから》

《もう 会えねえんだよ》

《だから
抱いてやれっつってんだよ!》

(由夏)《こんな感じ?》

(由夏)《ゆっくりね 貞子。
ゆっくり!》

《ゆっくり! ゆっくり!》

《ゆっくり 走ろう 出雲街道》

(由夏)《てめえ 何で そんなとき
ボケてんだよ?》

ゆっくり 走ろう 出雲街道。

ゆっくり 走ろう…。

♬~

(あゆみ)はっ!?

♬~

♬~