ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

アシガールSP~超時空ラブコメ再び~ 黒島結菜、伊藤健太郎、村田雄浩… ドラマの原作・キャストなど…

『特集ドラマ アシガールSP~超時空ラブコメ再び~』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 若君
  2. 羽木
  3. 我ら
  4. 若君様
  5. 相賀
  6. 高山
  7. 黒羽城
  8. 未来
  9. 祝言
  10. お前

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『特集ドラマ アシガールSP~超時空ラブコメ再び~』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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特集ドラマ アシガールSP~超時空ラブコメ再び~[解][字]

あの超時空ラブコメが帰ってくる!昨年放送した「アシガール」の続編となるスペシャル版。今回は戦国最強・織田信長配下の新たな敵も登場。果たしてふたりの恋の行方は!?

詳細情報
番組内容
命がけで羽木の危機を救った速川唯(黒島結菜)は、ついに若君・羽木九八郎忠清(伊藤健太郎)と婚約。ところが和議を結んだはずの宿敵・高山宗鶴(村田雄浩)が再び戦を仕掛けて来た。高山を唆したのは、戦国最強・織田信長の家臣・相賀一成(西村まさ彦)。ひとり先鋒の城に向かった若君は、無為な戦を避けるよう父である領主・忠高(石黒賢)を説得する使命を唯に託す。唯と若君が再び会える日は来るのか――。
出演者
【出演】黒島結菜伊藤健太郎松下優也ともさかりえ川栄李奈古舘寛治中島ひろ子,下田翔大,金田哲正名僕蔵本田大輔,飯田基祐,升毅,森優作,田中美里加藤諒,村田雄浩,西村まさ彦,庵原匠悟ほか
原作・脚本
【原作】森本梢子,【脚本】宮村優子
音楽
【音楽】冬野ユミ

 


(唯)<あそこだ。 あの城に若君はいる…!>

これは
乱世を生きる一人の足軽の物語である。

その者は いとしい人を守るため

戦国の荒野を ただひたすら駆け続けた。

だが その者には秘密があった。

急げ~! 急げ~ 急げ!

若君様 足軽の唯之助が参ります!

くせ者じゃ!

撃て!

若君様…。

足の速さだけが取り柄の 速川 唯は
平成生まれの女子高生。

弟 尊の作ったタイムマシンで
戦国時代に放り出され

羽木の若君 九八郎忠清に恋をした。

梅谷村のおふくろ様や羽木家の人々
大勢の者の力を借りながら

足軽として若君を守り続け ついに…。

(忠清)これからは わしが お前を守る。
若君。

こんな所で死んでたまるか!

しゃっ!

今日が結婚式だったのに~!

物語は 5日前に遡る。

宗鶴のうつけが!

おふくろ様!
(吉乃)あ~。

何かあったんですか?
若君様の急なお発ちじゃ 小垣城への…。

唯!

♬~

若君様~!

(源三郎)若君様! もののけが!
いえ 唯様が!

♬~

相変わらず そなたの足は速いの。
私も行きます。

何かあったんでしょ? こんな夜中に。
大事ない。

お前は おとなしう待っておれ。
行きます!

高山の宗熊より書状が参った。

当主 宗鶴が和議を覆し
羽木に攻め入ろうとしていると。

高山が!?
だって くまは若君の味方ですよね?

お父さんを止めてくれなかったの?

織田が 高山に加勢すると
持ちかけたのじゃ。

織田って… あの信長!?

信長は 我らを争わせ
いずれ 全てを奪う腹であろう。

親ぐまのやつ… だまされおって!

織田と高山の軍勢は
まず 国境の小垣城を狙うはず。

わしは 城代木村に 無為な戦に
はやるなと急ぎ説かねばならぬ。

敵は強大じゃ。
戦とならば 多くの者が命を落とす。

やっぱり 私も…。
お前は城に残れ!

高山の裏切りが父上の耳に入れば
出陣となるは必定。

その時は そなたに
兄上と共に身を挺し 止めてもらいたい。

でも…。
我らの勝ちとは… ただ生きること。

ただ… 生きる。

わしは お前を… 羽木の者らを
誰一人 死なせはせぬ。

わしも死なぬ。
5日後の祝言までには必ず… 戻る。

若君様…。

親ぐまのたわけ野郎~!

(宗鶴)ハッハッハッ…。

愉快じゃの 宗熊。
(宗熊)はっ。

此度こそ あの羽木の忠高めに
目にものを見せてくれるわ!

それもこれも 信長公の…

いや… 相賀殿のおかげじゃ。

私は ただ 主 信長より
宗鶴殿のお力となるよう

命ぜられたまでのこと。
お願いがございます。

うん? 此度の羽木攻め どうか 私めに
総大将を仰せつけられますよう。

あっ?

若君様 既に軍勢が。

なんと 素早く見事な…。 さすが信長。

(忠高)藤野平まで兵を進める。
そこで敵を迎える。 (信近)はっ!

(有山)申し上げまする!
高山の兵は 既に国境の川を渡り

小垣城を取り囲んでいる由にございます。
宗鶴めが…。

(成之)父上。

はやってはなりませぬ。

小垣へ向かった忠清様の行方も
まだ分かっておりませぬ。

お殿様! 出陣はなりませぬ!
(信近)ええい どかぬか!

殿の御前を遮るなど 無礼千万!
ひえっ!

一秒も止まらない。

(千原)控えよ! わしは お前を
若君の妻とも認めておらぬ。

私はね…。
(小平太)殿!

源三郎が。
源三郎さん 若君様は?

(源三郎)小垣城へ入られました。

私には 黒羽城へ戻り
見たままを殿に伝えよと。

何を見た?
高山 織田の兵 両勢合わせて1万5, 000。

ひっ! 1万5, 000!?
して 小垣城は? 若君は!

分かりませぬ。 ただ
「己の存念は 許嫁の唯に託したゆえ

お聞き届けあれ!」と。
唯に?

こやつに?

恐れながら…
若君は戦を止めに行ったんです。

戦を止めに?

織田の信長ってのは
めっちゃヤバイやつなんです。

鳴かない鳥とかも
ガンガン殺しちゃうような

高山のお笑い親子とは全然違うんです。

若君は それを知ってて この戦の勝ちは
私たちが生き残ることだって。

まともに戦ったら みんな死ぬ。

でも 自分は一人も死なせない。

城や家名より みんなの命の方が
ずっとずっと大事だって!

忠清が お前にそう…。

あっ あと… 祝言までには帰るって。

必ず戻るって~。

祝言…。
もうよい。

あ… あ… もうよい!

各所に物見を手配せよ。 出陣はやめじゃ。

殿!

既に高山の軍勢が
城下を埋め尽くしております。

何!?
<駄目だ。 さすが信長 ウィズ 高山。

戦になれば 死ぬし…>

籠城戦になるやもしれませぬな。

籠城って…。

めっちゃ おなかがすく。 あれ?

嫌だよ~。 おなかがすく戦いなんて。

我らの勝ちとは… ただ生きること。

若君…。

<そうだ 落ち着け。
何のために遠くからやって来たんだ。

思いつけ。
羽木のみんなを守るためには…>

でんでん丸 まぼ兵 けむり玉…
は 最後の一個。

(足音)

じい 何? その格好!
どこ行くんですか?

(信茂)ふん! 知れたこと。
ほんの夜討ちじゃ。 夜討ち!?

老い先短い年寄りの意地じゃ。

死出の道連れに せめて
一太刀なりとも浴びせてくれるわ!

待って じい!

あ~ や~! 天野信茂 見参!

♬~

敵じゃ。 天野の奇襲じゃ~!

天野だけではない! 千原元次じゃ~!

♬~

元次よ おぬし 何人討った?

17じゃ。
わしゃ~ 10… 25!

ふん この期に及び まだ見えを。

信茂 お前には負けぬわ~!
ハハハハ…。 あっ…。

元次! あ~っ! こら~!

元次 しっかりせい!

ウッハ… 何じゃ こりゃ。

けむり玉です。

最後の1個。

むじなか?
悪丸! 千原様を。

(悪丸)心得た。

みんな こっちです。 こっち。

いや~っ! キャ~ッ!
(悪丸)あ~ いや~ いて!

どうした? おりゃ~ は~っ は~っ!

下ろせ。 わしを捨て 逃げよ。

駄目です。 死なせません。
若君が悲しみます。

死んじゃ 駄目。
逃げよ!

千原じい 生きて!

ぬしは 若君のお子を産む… ご正室ぞ!

千原じい…。

(信茂)元次!

<守れなかった…>

一人も死なせないって
若君と約束したのに…。

それ…。

<タイムマシンの起動スイッチ>

若君から お預かりしていたものです。
おふくろ様が?

うん!

若君 探して持ってたんだ。

小垣へ発つ前
改めて言づてを頼まれました。

これを 何か事あらば唯に渡し
伝えてもらいたい。

「許せ。 頼む」と。

「許せ。 頼む」。
そう申せば 分かるはずと。

「許せ」は これを隠してたこと。
「頼む」は これを使って私に逃げろって。

「許せ」は許します。
でも 「頼む」は嫌です!

若君を残して去るなんて できません。

私 まだ
やらなくちゃならないことがあるんです。

ならば 知れたこと。

お前の思いを果たすものは
お前しかおらぬ。

おふくろ様…。
励みなされ。

城を抜け出す!?
はい。

わしらに逃げろと申すか?

そのような負けを
我らが受け入れると思うか!

じゃあ このまま
城が滅びちゃってもいいんですか?

そういうのを
負けって言わないんですか?

おのれ 成敗いたす!
父上 おやめ下さい。

私の策は こうです。
誰にも気付かれない間に

一人残らず この城から消えるんです。

消える?

城の前方に大軍ありと見せかけ
敵の目を引き付けます。

その隙に 見張りのいない北門から
全員逃げるんです。

ならぬ。 北門の先は 野上衆の領地じゃ。
高山と野上に挟まれ

逃げ場など… どこにもないわ!

(如古坊)
それが 「ある」と申し上げたら?

如古坊!? えっ!?

唯。

野上元丞殿の使いで
総領 元良殿と共に参られた由。

何だと?

(元良)元良にござる。

父に「羽木の皆様のお力になれ」と。

誰? この中途半端な人 誰? 偉いの?

かねてより若君様 この如古坊を通じ
野上との和睦を探っておられました。

そのかいありて
元丞殿と顔を合わされたのが 10日前。

ご両所倒れるまで 杯を交わし
すっかり意気投合され申した。

野上衆 ちょれ~。

その折 羽木と野上は
こののち 決して刃を交えず

窮地に陥った時は 必ず助けると約束を。

忠清が そのような…。

今が まさに その時と存じます。
どうぞ 野上の地へ。

(成之)織田も
山狩りまではいたしますまい。

戦がなければ
田を踏み荒らすこともありませぬ。

お殿様 ここを発ちましょう。
みんなで生きましょう!

よかろう。 退却じゃ。
羽木家総勢にて城を出る!

退却じゃ!
退却~! 退却~! 退却~!

ぬしは奥の者を。
お前たちは 馬屋 厨屋に手を貸すのじゃ。

心得ました。
(三之助 孫四郎)心得ました。

これ 最後まで使い切って。
消えてなくなるまで。

心得た。

<残ってるのは でんでん丸と
タイムマシンの起動スイッチ>

満月は3日後の夜。

しゃっ!

忠清殿のもとへ参るつもりか?
どいて。 ずっと我慢してたんだから。

やみくもに駆け回り 何ができる?
己が骸になるだけじゃ。

(阿湖)「くれぐれも気を付けて参れ」。

成之様は そう申されておる。
阿湖姫。

似合うておろ?
山道を行くには これがよい。

なぜ戻ってこられた?

私も参ります。
野上であろうと どこへなりと。

たわけたことを!
分かっておられるのか?

我ら羽木は もはや
城を追われた落ち人でござるぞ。

うれしいくせに。
な…!

(如古坊)おい!

若君は小垣で城を守り
持ちこたえておいでじゃ。

マジで? 若君様は無事なんですね?

僅か200の兵で 黒羽へ向かう高山勢を
少しでも食い止めようとされておる。

200…。
(如古坊)うん。

早う。 今こそ 忠清様のもとへ
はせ参じるのじゃ。

阿湖姫…。
私も 羽木についてゆくのではありませぬ。

成之様について参るのでございます!

えっ?

いや… 今のは…?

(かめ)姫様! 山道で見失い
羽木へとって返されたと聞いた時には

心の臓が止まるかと。 さっ 急がれませ。
松丸に戻りまするぞ!

ここから先は 苦しい旅になりまする。
それでも険しい道を行く覚悟がおありか。

はい。

もし 生き延びることができたなら
その時は…。

はっ… 成之様…。

あ~ この続きが見たい。
何をしておる。 早う行け!

はい。 あ~ そうでした~。

何じゃ あれは!

羽木の大軍じゃ~!

<ただ走り続けた。 丸2日も>

<そして 若君と離れてから
5日目の朝が来た>

<あそこだ。 あの城に若君はいる…!>

敵兵じゃ~! こっちじゃ~! 急げ~!

若君様 足軽の唯之助が参ります!

(銃声)

今日が結婚式だったのに~!

痛て!

あっ でんでん丸!

うそ!? うそ!?

うそ~!?

覚悟いたせ!
いや~!

待て!

どういうことよ!
くまのくせに若君を裏切って!

申し開きはせぬ。 これも運命じゃ。

はあ? あんたね…。
総大将に何をする!

総大将!?
控えよ!

唯殿は 足軽にして
忠清殿の許嫁にござるぞ!

(相賀)ハハハハ… ハハハハ…。

許嫁とは それはご無礼申した。

誰? あの のっぺり顔の大人。

相賀一成と申す。
織田信長公のご家臣じゃ。

信長の家臣?
わしの総大将も ただのお飾りじゃ。

くま 私を城の中に入れて。

お願い!

若君に会いたいの。

なれば…
我らの使者となる覚悟は おありか?

やる! 使者って お使いだよね?
何を届ければいいの?

「降伏せよ」と。

「速やかに陣を解き 我らに降られよ」。

(門番)遠山から お使者が参った。
門を開けよ!

<とうとう残ったのは これだけ。
使えるのは あと一度>

若君…。

唯…。

若君様。

よう来てくれた。

では 黒羽城の皆は無事なのだな?
はい。 総出で 野上へ向かっております。

ようやってくれた 唯。

はい。

あっ あと くまが若君に
「よう城を守られた」と。

この上
領民に決して手を出さぬと言うのなら…。

もはや 争ういわれもない。

若君。
無念でござる。

若君 あの…。

何じゃ?

…いえ。

この城も
今宵が最後ということでござりますな。

お願いがあります。

その最後 今日 黒羽城で迎えるはずだった
若君との祝言

ここで挙げさせてくれませんか?
何だと?

祝言を… ここで?
はい。

お願いいたします。
ならぬ。

先も分からぬ身で
お前をめとることなど できぬ。

だからじゃないですか。
一日でも半日でもいい

若君の妻になりたいんです!

私を お嫁さんにして下さい。

唯…。
(木村)差し出口を お許し下され。

城代として 城の最後を
そのような祝い事で飾れれば

この上ない はなむけでござる。
若君様 かなえられては いかが。

木村様。

おなごの身で
こうして命懸けで参ったのじゃ。

加えて 今宵は満月。

四の五の言わず
一生分 抱いておやりなされ!

げっ!

<やめて 木村殿。 マジ そういうの>

満月か…。

相分かった。 なれば 木村
妻女と共に立ち会いを頼む。

<いかなる時も
決して これだけは手放すまいと>

持っていたのじゃ~!

う~ん フローラル~。

(加代)唯様 お入りになられまする。

♬~

これは よう化けた。

そうじゃのう。

若君様…。

(木村)これ!

<こんな夫がいる女子高生なんて
私だけ!>

超好き!

うん。

♬~

<私たち ついに結婚しました!>

<そして…>

<これを見たら 寝てる間に 若君が
私を現代へ帰そうとするかもしれない>

腹も決まった。 よし!

<まずい 丸2日眠らないで
山道を走ったから。

一番大事なとこなのに>

しゃっ!

<ヤバイ! 入り口で待ち構えたような
マグロ態勢>

いえ… あの… これは…。

待たせて悪かったの。

命懸けで走り ここまで参ったのだな。

ちょ ちょ ちょっと待って。 ストップ!
心の準備が。

待てぬ。
だって 言ってたじゃないですか!

「怖がるおなごには何もしない」って。
たわけ!

うっ!

夫婦の間で遠慮はいらぬ。
<夫婦…。

夫婦…>

よい香りじゃ。 速川の家の匂いじゃ。

あっ そっか 若君は
うちのお風呂を知ってるんですね。

尊が背中を流し 髪に風を与えてくれた。
尊のやつ…。

私だって見たいのに。

お風呂上がりの若君とか
漫画読んでる若君とか

「おはよう」って言ったり…

手をつないで歩いて 笑い合って

違う味のラーメン食べて

一口ずつ味見し合ったり…。

それから…。

それから…。

えっ 何でだろう? ごめんなさい 私…。

<離れてしまったら
今度こそ 会えないかもしれない>

唯… 今は このまま しばし眠れ。

若君…。

♬~

えっ! えっ!

月が あんなに高く。

ない!

これを探しておるのか?

…それ。

一生のお願いがあります。

それで平成に逃げて下さい。
ならぬ。

わしは行かぬ。
いえ 何としても逃げてもらいます。

だって…。

若君は死ぬつもりなんでしょう?

降伏するって
そういうことなんでしょう?

それが戦じゃ。 この世の習いじゃ。

逃げて下さい。 私なら大丈夫。
走って走って 逃げまくります。

若君さえ 消えてしまえば
高山だって 織田だって きっと諦めます。

残った者に責めは残る。

これは お前が使え。
そして 元の世に戻れ。

嫌です。 若君が残るなら 私も残ります。

そうだ! これは あと2回…
2回使えるんです。

だから 若君も行って
また帰ってくれば…。

その手は使えぬ。

若君を こんな形で死なせるなんて…。

若君を守れないなら こんなもの!
よさぬか!

わしが… 同じ気持ちと なぜ分からぬ!

若君…。

お前を失うたら… わしは…。

それでも 若君を守りたい。

どうしても 守りたいんです。

唯…。

♬~

もし お前が…
先の世で生きるというのなら…。

わしも生きよう。

♬~

私が戻れば…。

約束してくれるんですね? 死なないって。

生きる。 お前に守られた命を必ず…。

空が少し白んできたようじゃ。

さあ 行け。
わしは しばし 月を眺めていよう。

若君。 …生きて。

♬~

でも 若君は
私を まだ一生分 抱いておられぬから!

一生どころか
まだ一度も抱いておられぬから!

たわけ。

それが 今生の別れの言葉か。

♬~

お前は まことに…。

面白い。

これが…。

(木村)羽木九八郎忠清の墓だそうだ。

寺に残された資料が解読されてな
ようやく分かったんだ。

確か… 詳しい日付も…。

「永禄三年 黒羽城…」。

うん 「しょうがい」と読むんだ。
自刃したってことだな。

自刃って… 自分で死んだってこと?

約束したのに… 必ず生きるって…。

城を失った者の運命だな…。

黒羽城を追われた羽木一族は
野上元丞を頼ったらしいが

忠清は一人 城に残り
己の始末を己でつけた。

私のせいだ。

あの時 私が離れたりしたから…。

若君のうそつき! 私の大たわけ!

(美香子)今日も何も食べなかったのよ。

もう5か月よ。
戻ってきた時は うれしかったけど

このまんまじゃ
死んでるのと変わりないじゃない。

で どうなの? この先 目算はあるわけ?

無理だよ。 機械の修理に3か月。

宇宙線を圧縮して燃料に変えるのに
数か月。

それに このタイムマシンのままだと
時空に ゆがみが生じるから…。

そんな難しい理屈
分かるわけないだろう。

お父さんたちのバカを
なめるんじゃないぞ!

…すいません。
でね お母さんたちなりに考えてみたの。

ニュータイムマシンのアイデア

「1 二人同時に移動可能」。
うん。 これは絶対条件ね。

見て。 紙に書き出してみたの。

「2 いちばん最初の到着日時は
満月の一日前」。

行って 危険だったら
すぐ戻ってこれた方がいいだろう?

時空への影響は 最小限に。
性能アップで 省エネ。

電気代もかからず お財布にも優しい。

ねっ!
なっ!

若君…。

あんな墓石 でたらめに決まってる。
「永禄三年 黒羽城で生害」なんて…。

ん?

黒羽城? 若君と別れたの 小垣城だよね?
どゆこと?

死んだのは あの日じゃない。

木村先生から コピーもらってきた。
お寺にあった資料。

「永禄三年十一月」。
私が小垣城で若君と別れて

黒羽城で死ぬまで 半年たってるの。

その間に 何かがあったんだよ。

この日までに戦国に戻れれば
若君を助けることができる!

多分ね。

お願い!
この最後の1日だけでいい 1回でいい。

新しいタイムマシン 急いで作って。

むちゃ言うなよ。
何年もかけて完成させたものを

そんな簡単にできるわけないだろ。
何 その冷たい言い方。

こっちはね 戦国で頑張ってきたんだよ。

あんたは ここで 未来で
命張って仕事しろ!

そんな 未来でって…。

ん?
ん?

未来の… 僕。

何で こんな簡単なこと
思いつかなかったんだろう。

つまり こういうことなんだ。

お父さんたちが書いた
新しいタイムマシンのメモを

僕は 未来まで ずっと大切に持っている。

そして 何十年後かの僕が
ついに それを完成させる。

いや そんな先じゃ 駄目。
今 ここになくちゃ。

だから こうするんだ。

「この通りのタイムマシンが完成したら
平成30年11月23日の僕に送る」。

あっ!
なるほど!

そして 到着時間を書き込む。
えっ 着くの!? それ 本当に来るの!?

未来の僕が完成させてれば。

到着予定時間まで あと… 30秒!
え~。

ちょっ!
ああああ…。

あと10秒!

5秒!

<頼む 未来の僕!>

(覚)あ~…。

あ~っ! あ~っ 来た~!
でかした 尊!

ハハハハ う~。

お姉ちゃん 行けるよ!
戦国時代に戻れる!

尊~。 未来の尊~!

ありがとう!

そういえば これって どこに着くの?

それが… あくまで
作ったのは未来の僕だから…。

分からないの? えっ えっ 取説ないの?

大丈夫だ! 未来の尊を信じろ。 唯を
一番安全な場所へ送ってくれるはずだ!

うん 信じる。

今度こそ 二度と若君を離さない!

あっ! そんな無造作に…。
では 皆様 ご機嫌よう。

足軽の唯之助が参ります! しゃっ!

あっ!
あっ 行っちゃった!

レンコンの挟み揚げ。 もう~!

何ここ? 暗っ。 森?

(千吉)誰じゃ?

えっ? 千吉さん! 悪丸! 唯之助です。
若君の妻 唯です。

なんちって。

えっ?

何ここ?
何で みんな こんな山の中に?

(吉乃)唯。

おふくろ様。

若君様の手で
小垣城から無事逃れたと聞いておった。

生きておったか。
はい。

おふくろ様も ご無事で。

お殿様…。

父上様も お変わりなく。

変わりのう暮らしておる。

あの~ それで 若君様は 今どちらに?

黒羽城じゃ。

生きておられるんですね。

相賀のもと ひとときも休むことなく
戦に駆り出されておる。

相賀って… 信長の家来のあいつ?

若君
相賀の家来にされちゃったんですか?

高山ですら 今では相賀の臣下にすぎぬ。
まさか…。

木村様 教えて。
あのあと 若君に何があったの?

木村様!

はて そこに控えられるは
羽木の若君ではあるまいか。

とうに 腹を召されたと思うておったが…。

宗熊殿 相賀殿。 武士として
まことに耐えがたきことなれど

忠清 この一命をお救い頂きたく

なろうものなら向後 宗熊殿のもとにて
この地の民 百姓のため

力を尽くしとう存じます。

何とぞ…。
忠清殿…。

よき武士の面構えじゃ。

強きにおもねるは恥ではないぞ。
策にござる。

陣へ戻る。
(氏坂)はっ。

忠清殿。

力を お貸し願えるか。

いや それは…。

若君…。

(一同のすすり泣き)

泣くな! 幾度も申した。

そんな…。 私は ただ…
若君様が生きてさえいてくれたらって…。

生きるじゃと?

おふくろ様…。
たとえ ひとときでも

若君のおそばを離れた者が軽々しう。

よいか 総領殿のお命とは

ただ生き長らえるのを言うのではない。

誇りも 名も
羽木の者には全て若君様のお命です。

誇りも 名も…。

それらを守れずして
生きてほしかったなどと…。

妻としての心得違いも甚だしい!
恥を知りなされ!

♬~

<若君は 羽木のため
相賀の人質になったんだ。

今 私が やみくもに駆けつけても
若君や みんなが苦しむだけだ>

じゃあ どうやって
若君を助ければいいのよ!

うわっ!
(藤尾)とりあえず 食べなされ。

腹が減っては 戦ができぬ!
藤尾様?

あ~っ!

食べなされ!
キャラ変してる。

この草は どうですか?

(久)これは薬草ですが こちらは毒です。

あの~ 皆さん 意外と元気ですね。

思い煩うても 何も始まらぬ。
皆思う心は ただ一つ。

羽木を ちりぢりにしてはならぬと。
羽木を…。

皆の者に伝えたきことがある。

先日 我が母の里 緑合の御月家より
書状が参った。

大叔父にあたる 当主 晴永殿は
子もなく 病を得られ

心細う 日々を過ごされておる。

我らの窮状を知り 皆を
御月家に迎え入れてもよいと仰せである。

この地を捨て
緑合へ参るというのですか?

かの地にて
新たなる暮らしを開こうと思う。

お待ち下され!
今ここを去れば 相賀の思うがまま!

このまま 皆ここに!
(忠高)ならぬ!

このままでは 皆 疲弊するのみじゃ!
まずは緑合に向かい 再起をはかる!

我ら自身のためである。
では 若君は どうなるのです!

小平太! 若君が お腹も召さず
屈辱に耐えたは

我らと共に なお生きると
そう ご決断されたがゆえ!

その若君を置き去りにし
ここを発つと仰せなら

某 この地で自刃し 果てまする。

私も そのように!

殿!

駄目です。 そんなの…。

切腹なんかしたら
若君が我慢してること

全部 台なしじゃないですか。
ならば 我らに どうせよと言うのだ!

私 何にも分かってなかった。

若君に ただ生きてもらえれば
それだけでいいって。

でも 違うんですよね。
名前も 誇りも 名誉も 城も

全部 若君の命で
全部 羽木のみんなの命っていうなら…。

取り戻せばいい。

はあ?
はあ?

何を言うておるのじゃ ぬしは。
若君を連れ戻します!

はあ?
私が… ここへ…。 みんなのもとへ。

(小平太)ざれ言を申すな!
ざれ言なんかじゃない!

このまま 相賀の手先になって
無理やり働かされてる若君なんか

若君じゃない!

なるほど。 さりながら
「無理やり」であるかどうか…。

どういう意味よ?

まずは これを ご覧あれ。

今朝ほど
黒羽城の相賀より参った書状じゃ。

相賀一成は 忠清様を
大層お気に入りのご様子での。

娘の婿に迎えたいと仰せなのじゃ。
今宵が その祝言とか。

祝言!?

うそ…。

うそっ!

読めない!

あ~ もう!

私たち 結婚したんです。 本当です。
若君だって 夫婦って…。 夫婦って…。

祝言とは
忠清殿も それを受け入れたということ。

羽木を捨て 相賀忠清となるご決断を
されたということじゃ。

相賀… 忠清!?

これでは 我ら 若君ごと 相賀に
命奪われたと同じではありませぬか!

忠清が決めたことである。

分かったであろう。 もはや お前に…

我らにも 忠清殿を取り戻す余地など
これしきもありはせぬ。

若君が 私たちを裏切るわけない!

♬~

行け!
行け~!

三之助 孫四郎。

若君を わしらに取り戻すのは
お前しかおらぬ!

木村様。

さっさと走れ!

しゃ~っ!

唯之助!
頼んだぞ~!

走れ~!

行きおった。

行きおったわ。

ハッハハハハ…。

これより 緑合を目指す。
我らは我らを生きる。

♬~

じい 祝いの席じゃ。 泣くな。
はっ! う~ 若君~。

この婚儀で わしが相賀に与すれば
誰も羽木に手出しはすまい。

皆の暮らしは わしが守る。

ただ一人 何もかも背負ってゆかれま…。
ううう…。

わしは… 一人ではない。

うん?

忠清様 こちらへ。

う~ん ハハハハ…
なかなか似合いの夫婦ではないか。

これで 相賀の守りも安泰じゃ。
信長様も さぞや お喜びであろう。

いや~ めでたい!
では 早速 夫婦の杯を。

その前に この辺りの習わしにて
福を招く月光舞を ご披露いたしたく…。

月光舞とな。
それはよい。 見せてもらおう。

いざ!

(鈴の音)

(あやめ)一笠座のあやめにござりまする。

今宵は 見事な満月。

つたなき舞なれど
お二人の行く末を祝うて

ひとさし ご覧に入れまする。

(鈴の音)

♬「月満ちて 光輝き めでたけれ」

♬「光輝き めでたけれ」

♬「めでたけれ」

ホホホホ これはよい。

♬「めでたけれ めでたけれ」

(鈴の音)

わらわは月の姫なるぞ。

むじな。

今宵 月より舞い降りて…

いとしき夫を迎えに参った。

唯…。

若君…。

…ってか 何なんすか この女!

あ… すまぬ。

やめよ! 何じゃ その舞は!
無礼な!

さがりおろう!

さがりおろう!

こやつ。

うわ~っ! うっ!

あっぱれ 若君。
なるほど~。 そういうことであったか。

もう全部分かり申した。
婿を奪わんとする この不届き者に

武士が立ち向かい 祝言を守るため
婿に勇をうながさんとする

そういう仕立てであったか~。
これは 痛み入る。

なれば 我らも共に舞い 謡いましょうぞ。

我らも 共に。

♬~

これは したり。
いつの間にやら 皆 消えておりまする。

なんと! さすが 相賀殿。

この信茂 すっかり
してやられましてございまする。

(一同の笑い声)

うん?

追え~!

♬~

あやめさん ありがとう。
いいさ。

相賀のやつ 織田の威光をかさにきて
ご城下で威張りくさってたんだ。

いい気味だよ。

さあ あんたたちも 早くお逃げ。 じゃあ。

ハハハ ハハ。

実に愉快じゃ。
くまも力を貸してくれたんです。

若君。
二度と会うことはないと思うておった。

うん。

どこだ!?
探せ!

なれど ここまでじゃ。
さあ お前も早う去れ。

えっ?
わしは ここを去るわけにはゆかぬ。

逃げれば
相賀は どこまでも追うてこよう。

やがて 必ず戦となる。

次こそ 織田は 決して羽木を許すまい。

逃げるんじゃない。 消えるんです。

尊が 新しい起動スイッチを
作ってくれたんです。

2人用です。
何だと?

羽木のみんななら大丈夫。
緑合の御月家に向かっています。

あとに残された若君だけが心配で

私 み~んなに託されて
応援してもらって ここに来たんです。

羽木の者らに…。
行きましょう!

あいつらの目の前で この満月の下で!
できるだけ派手に消えてやるんです!

そうすれば 誰も
月まで追おうなんて思いっこない!

唯…。

キャッ!

こっちじゃ。

待て~!

♬~

うわっ!
どちらへ行かれる~。 ハハハ…。

♬~

忠清殿。 その痴れ者を引き渡し
すぐさま戻られよ。

戻らないわよ。
若君は 私の夫なんだから!

若君を傷つけてはならぬ。 この女を斬れ!
はっ!

させるか こら~っ!

ん? 効かない?
尊 こっちは修理してない…。

死ね~!

あ~っ!

唯!

ここまでにござる。

若君…。

ほう 我らに刀を向けられると?

当たり前でしょ!
私の好きな若君はね

あんたたちなんか
蹴飛ばすに決まってんだから!

なれば 若君は
全て失っても構わぬと見える。

唯… 逃げよ。

ハハハ ここから どこへ?
よもや 月ではございますまいの。

(一同の笑い声)

逃げよ 後の世へ 早う!
嫌です!

離れるのは もう嫌!
離れるくらいなら 私… 若君の手で…。

唯…。

斬って!

(腹の音)

ん? 何じゃ?

ごめんなさい。
朝から何も食べてないもんで。

ハハ ハハ ハハハ…。

お前は まこと…。

面白い。

♬~

相賀殿 妻が迎えにまいったゆえ
忠清 月に戻らねばならぬ。

ご容赦下され。

何だと!

唯… 参るぞ。

はい!

♬~

若君。 もう二度と離さないで…。

消えた? 消えた! 消えた! 消えた!
月に消えた!

あ~。
えいっ! えいっ! 立て!

立つのじゃ!
月へ帰るなどと そのようなことが…。

余は まことに… 月に?

唯。

<そこに2人の姿が現れた時>

お姉ちゃん 若君…。

<僕は胸が熱くなって 何だか泣けてきた>

うん やはり父上の作る飯は うまい。

<若君が うちで
一緒に朝ごはん食べてる~>

唯 口が開いてるわよ。

<たまらん。 前髪のピンが もう!>

お姉ちゃん ごはん こぼれてるよ。

(美香子)う~ん。
(覚)いいか 一つだけ言っとくぞ!

いくら 戦国時代に祝言を挙げても
ここでは高校生だから。

部屋は別ね。 面会時間は午後8時まで。

えっ ええっ せめて 9時まで。 (覚)8時。
(美香子)うん。

午後八時。 戌の正刻でござるな。
承知した。 必ず お守り申す。

お守り申す。

あ~ どいて どいて!
どいて そこ どいて!

どいて どいて! どいて!

若君 待ちました?
いや さほどでもない。

じゃあ 行きましょう。
え~ 何で 何で?

いや もう そこ どいて! 道あけて!
写真撮らないで!

で どうすればよいのじゃ?
このままで… しばし。

なっ 次の満月だけど
今度は 唯が留守番で

若君と お父さんが
向こうに行くっていうのは どうかな?

(一同)えっ?
父上が戦国に…。 う~ん。

いや 一度
お殿様には ご挨拶しとかなきゃだし…。

でね でね あの 帰りは
吉乃様に こっちに来てもらうの。

会って いろいろ お礼も言いたいし
一緒にショッピングとかにも行きたいし。

楽しそう。 (美香子)でしょう ねえ。
できないよ!

タイムマシンは
2人用の便利な乗り物じゃない。

これ以上 自由に
過去と未来は行き来できない。

どういうこと?

次に使用したら
間違いなく 時空に亀裂が入る。

えっ?
えっ? えっ?

つまり 戦国か こちらの世か
どちらで生きるか選ばねばならぬと。

そうか…。 相分かった。

若君…。

何とも不思議なものじゃ。

つい 先夜 黒羽城で見上げておった月と
同じに見えるに

これが 450年後の月であるとは…。

♬~

私 嫌ですから。

遠く離れたまま 若君が
生きてるかどうかも分からないのは…

もう 絶対嫌ですから。

♬~

はい そろそろ 戌の刻でございます。
(美香子)はい 終わり~。

(覚)お~い!
(美香子)終わりよ~。

はい 終わり~。

速やかに部屋に戻りなさ~い。
あれま!

まっ しばらく このままにしとくか?
そうね。

若君。

己の墓を見てまいった。
お墓…。

我らは あの日
死んだことになっておるのだな。

それでよい。

唯…。

案ずるな。
わしは どこへも行かぬ。

♬~

いかがした?

若君。

次の満月で戦国に戻りましょう。

羽木のみんなのもとへ。
ならぬ。

羽木に もはや城はない。 そのような所へ
お前を連れてまいるわけにはゆかぬ。

だから 行くんじゃないですか。

私は 最初から そのつもりでした。

2人で戦国に戻って 私は 一生
若君のそばで若君を守るんだって。

だから 今のうち
できるだけ いろんなことをして

いろんな所に行って

若君に たくさんのものを
見せてあげたいと思って。

制服でえと… には
そのような深えんな意図が…。

あっ… いえ あれは…。
まあ そのような…。

私 若君を守りたいって
ずっと思ってきました。

でも 守るって
若君の命だけじゃないんです。

若君の大切な人たちも守る
ってことなんです。

羽木の人たちを幸せにするのが
総領の役目なら

若君の本当の幸せは あの場所にしかない。

唯…。

戻りましょう 一緒に。
羽木のみんなのもとへ。

へっ?

ついてまいれ。

若君様~。

♬~

父上 母上…。

若君…。

改めて お願いいたす。

唯を伴い 永禄に戻りたい。

若君…。

かの世で何が起きるか それは分からぬ。

だが この忠清 何があろうと唯を守り
2人で命を全ういたす。

どうか… どうか
唯を妻にすること お許し下され。

私からも お願いします!
若君のそばを離れない。

未来の尊が頑張ってくれたみたいに
私は 昔の戦国で頑張りたいんです!

だから… 許して下さい!

(すすり泣き)

バカだ バカだと思ってたあなたが
大人になって…。

何か もうちょっと ちゃんとした格好の時
聞きたかったけど…。

どうか 唯を幸せにしてやって下さい。

頼みます。

お父さん… お母さん…。

尊。 唯に会わせてくれたこと
心より礼を申す。

お姉ちゃんを よろしくお願いします。

(美香子)せ~の。
(一同)メリークリスマス!

<満月の夜は イブの1日前だった。

少し早かったけど
クリスマスパーティーをした>

あっ ちょっと待って。 ストップ。

いいんじゃない? ほら。

<結婚式みたいだな~と ちょっと思った>

じゃあ 元気でね。 幸せに。

無事だったら 知らせる。
どうにかして 絶対知らせるから。

これ いつものレンコンの挟み揚げだ。
かたじけない。 礼を申す。

最後だって言うけどさ
何か緊張感ないんだよな~。

こんなこと 何度もやってこなかった?
はい。

だから これからも きっとある。

尊…。

じゃ。

お父さん お母さん
今まで育ててくれて ありがとう。

あっ 尊。 新しいタイムマシンは
次のクリスマスまでに お願いね。

今度こそ 若君と 絶対クリスマスデート。

全然分かってない。

<それから先のことを 僕は まだ知らない>

♬~

♬~

♬~