ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

さくらの親子丼2 第4話 真矢ミキ、塩野瑛久、柄本時生、岡本夏美… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #04【サンタが俺にやってきた!?】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 希輔
  2. 鍋島
  3. 桃子
  4. 由夏
  5. 川端
  6. 玲奈
  7. 拓士
  8. クリスマス
  9. 子供
  10. 先生

f:id:dramalog:20181223004335p:plain

『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #04【サンタが俺にやってきた!?】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #04【サンタが俺にやってきた!?】[字][デ]

さくら(真矢ミキ)は、香(塩野瑛久)が母親に引き取りを拒否されたことを知る。そんな香がクリスマスを嫌う理由は?

詳細情報
おしらせ
全日本フィギュアスケート選手権2018 男子ショートプログラム」延長の際、放送時間繰り下げの場合あり。
番組内容
さくら(真矢ミキ)は、香(塩野瑛久)が母親に引き取りを拒否されたことを知る。母子家庭で育った香は、何度も暴力沙汰を起こし散々苦労をかけたあげく、再婚相手も引き取りを嫌がっているという。母親に捨てられた香は淡々とした態度を見せるが…。
川端(柄本時生)がシェルターでクリスマスパーティーを開こうと張り切るのを見て、子どもたちはクリスマスの思い出を話し出すが、誰もがろくな思い出がないことがわかる。
番組内容2
しかも由夏(岡本夏美)が「ハチドリの家」のルール上、ありえないことをしているのが判明。さらに、皆がパーティーに向け盛り上がる中、香がクリスマスに対して異常な憎しみを見せる。香がそこまでクリスマスを嫌う理由とは?
そんな中、鍋島(相島一之)が突然、父親の希輔(秋野太作)を連れてくる。希輔は鍋島の姉の家で暮らしていたが、軽度の認知症で迷惑を掛け、姉から押し付けられて
番組内容3
どうしようもなくシェルターに連れてきたのだ。
中学校の元校長だった希輔は「ハチドリの家」の子どもたちにも“上から目線”であれこれ指示をする。誰も相手にしなかったが、貞子(井頭愛美)だけは優しく接する。
さくらは桃子(名取裕子)から、鍋島の起こした過去のある事件について聞き胸を痛めるが、当の鍋島が驚きの行動に出る。「ハチドリの家」をさらなる混乱が襲う中、クリスマスパーティー当日となるが…。
出演者
九十九さくら: 真矢ミキ 
川端哲也: 柄本時生 

古井戸貞子: 井頭愛海 
新城由夏: 岡本夏美 
井口茜: 柴田杏花 
藤島玲奈: 尾碕真花 
小宮山詩: 祷キララ 
白鳥マリア: 日比美思 
中里拓士:浦上晟周 
大豆生田香: 塩野瑛久 

鍋島希輔: 秋野太作 

鍋島真之介: 相島一之 
谷桃子: 名取裕子
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ

【企画協力】
古賀誠一オスカープロモーション

【原作・脚本】
清水有生

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
RINA「光」(South to North Records)

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
浦井孝行(オスカープロモーション) 
村山太郎(オスカープロモーション
スタッフ2
【演出】
木内健人(5年D組)

【制作著作】
オスカープロモーション

【制作】
東海テレビ放送

 


(香)[俺の住んでる家は
子どもシェルター ハチドリの家]

[いろんな事情で 親から
逃げてきたやつが 暮らす場所だ]

[でも 俺は
親から 逃げてきたわけじゃなく

自分から ここに 入ったんだ]

[うん? 住み心地?]

[うん。 結構 いいよ]

(さくら)おいしくなーれ。
おいしくなーれ。

[この さくらさんが 来てから
飯が うまいんだ]

(さくら)はい。 どうぞ。
(香)来た来た 来た来た。

[特に うまいのが 親子丼ね]

(香)うまそう。
(さくら)ゆっくりよ。 ゆっくり。

[はっきり言って
ここは 天国だよ]

[マジ 言うことないって]

[俺の部屋以外は…]

(拓士)ねえ。 どの子が
一番 カワイイと思う?

大豆生田 香君。

[ホント こいつ 最悪]

(香)なあ。 鍋島さん。 頼むよ。
こいつ キモ過ぎて 絶対 無理。

俺も 一人部屋にしてくれよ。
(拓士)私も。

いや。 ホント こいつ いびき
歯ぎしり 寝言が ひど過ぎて

寝れないの。
お願い。 一人部屋にして。

(鍋島)まあまあ。 あのう。
君たちの気持ちは よく 分かる。

だけど 部屋に 限りがあるんだ。

だから 今は
我慢してもらいたいんだよね。

ほら。 ここの入居は
2カ月までだから

いずれ どっちかが
出ていくわけだし。

(拓士)だったら こいつが
出てけば いいのよ。

もうじき 2カ月でしょ。 あんた。
(香)まだ 1カ月だ。 バカ!

(桃子)あっ。 ごめん。
面談中?

(鍋島)ああ。 大丈夫です。
(桃子)ああ。 そう。

あっ。 ちょうど よかった。
大豆生田 香君。

(香)はい。 そこ いちいち
フルネームで 呼ばない。

(桃子)あなたの進路について
面談したいの。 ちょっといい?

拓ちゃん。
悪いけど 席 外してくれる?

(拓士)はい。

(拓士)こいつの進路?
追放で いいんじゃない!

(香)出てくのは てめえだ。
バカ!

(さくら)はい。
(桃子)お母さん。

再婚することに なったそうよ。
(香)再婚?

(桃子)相手の方に
話したんですって。 あなたのこと。

(桃子)人を ナイフで刺して
少年院に 入るような子と

一緒には 暮らせない。 まして
親子なんて とんでもない。

どうしてもって いうなら

結婚は やめようって
言われたそうよ。

(桃子)だから
あなたとは 暮らせない。

それが お母さんが出した
結論だった。

(香)あのさ。
(桃子)何?

よく 分かんねえんだけどさ。

それって 俺
捨てられたってことか?

(鍋島)いや。
まだ それは…。

(桃子)そうね。
そうかもしれない。

ふーん。 そうなんだ。

♬~

♬~

(さくら)香君の父親は
どうしてるんですか?

(桃子)父親は
暴力団の幹部だったの。

あの子が 8歳のときに
死んだそうよ。

(さくら)じゃあ お母さんが
たった一人の 肉親ですか。

(桃子)その たった一人の
肉親からも

見放されたのよ。 あの子は。

ハァー。 せっかく 少年院の
仮退院が できたっていうのに。

(川端)はい!
(マリア)やるんだ。 そういうの。

(川端)やりますよ。 みんなで
目いっぱい 盛り上がりましょう。

さくらさんも 張り切って
ごちそう 作ります。

(玲奈)クリスマス パーティーって
何やるんすか?

(由夏)さあ?
(茜)茜。 知ってるよ。

(茜)小さいとき 友達の家で
やったもん。

『きよし この夜』 歌うの。
みんなで。

でね 歌いながら
プレゼント交換するんだけど。

誰のが 当たるのか
めっちゃ 楽しみなの。

(玲奈)ふーん。
(拓士)それから ケーキよ。

(拓士)クリスマスといえば
ケーキに 決まってるじゃん。

(玲奈)ふーん。 それから?

それから?
(由夏)それから?

(川端)えー。 毎年 恒例の
隠し芸大会が あります。

去年は 桃子先生の
マジックショー。

えー。
あと 僕の ギターの弾き語り。

あと 鍋島ホーム長の 腹話術。

みんなにも 何かを
やってもらいたいと 思うので

よろしく お願いいたします。

おっ。
(茜)何 やろっかな。

(玲奈)うち 生まれて初めてだわ。
クリスマス パーティーって。

(詩)私も。
イブの日は 必ず 塾だったし。

(玲奈)ふーん。 ねえ。 貞子は?

(由夏)覚えてるわけねえじゃん。
記憶 ないんだから。

(玲奈)そっか。
(拓士)私 どうしよう。

『きよし この夜』って
歌ったことないわ。

茜。 1回 歌ってよ。

(茜)えっ?
(拓士)歌って。

茜。 知らないもん。
(マリア)えっ? さっき

歌ったって 言ってたじゃん。
プレゼント交換したって。

(茜)えっ? そうだっけ?
(拓士)どういうこと?

(由夏)呼ばれなかったんでしょ。
お前だけ。 パーティー

(詩)ハブかれてたんだ。
(玲奈)何か 分かるわ。

うちも 茜のこと
すごい ハブきたくなるもん。

(由夏)ねえ。
(玲奈)はい。

(マリア)そういえばさ
サンタクロースが 来て

プレゼント くれるらしいよ。

(詩)サンタクロースか…。
誰が やるんだろう?

(玲奈)川端さん?
(由夏)鍋島でしょ。

去年も そうだったし。
(玲奈)ふーん。

えっ?
(由夏)うん?

(詩)去年も いたの? ここに。
(由夏)あっ…。

(由夏)おい。
お前も やれよ。

おい!
(香)ああ。 うっせえな。

俺は クリスマスは
大嫌いなんだよ。

(由夏)はっ?
(香)チッ。

(由夏)ちょっと。
(拓士)ほっときなさいよ。

あいつ 母親に見捨てられて
ふてくされてんのよ。

≪(香)うるせえ!
(由夏)そうなんだ。

[次の日の朝 ハチドリの家に
サンタクロースが やって来た]

(由夏)誰?

(希輔)鍋島 希輔と いいます。

息子が 大変 世話になっています。
(玲奈)息子?

(拓士)えっ? じゃあ…。
(由夏)鍋ちゃんの?

お父さん?

はい。

(鍋島)父は 中学校の校長を
していました。

退職して 母が亡くなり

それからは 私の姉の家で
暮らしていたんですが。

その姉が
けさ いきなり やって来て

面倒 見ることは
もう 限界だって。

そうでしたか。

これからは
私が 面倒 見なくちゃなりません。

それで 仕方なく ここへ。

参りました。

いずれ 分かることなので
お話ししておきます。

実は 父は 認知症でして。
認知症

まだらぼけで 姉の話だと
徘徊も あるらしいです。

はあ。
それで 付きっきりに。

シェルターには
家族であっても

部外者を 連れてくることは
あってはならないことです。

桃子先生からも
厳しく 注意されました。

あしたには 何とかしますので
今日は 大目に見てください。

そうですよね。
≪(ノック)

はい。

(マリア)あれ。 どうにかして。

(由夏)はっ? 何してんだよ。
見てんじゃねえかよ。 じじい。

つけろよ。

(希輔)何だ? その言い方は。

人が 大切な話をしてるときに
テレビなんか 見るな!

おい。

(茜)あっ。 茜の…。
(希輔)漫画って。

だいたい 君たちは
いったい どうなっとるんだ?

人間関係はね
挨拶に始まり 挨拶に終わる。

これ 基本ですよ。
なのに 何だね!?

(玲奈)うざっ。

(希輔)誰だ?
「うざっ」って 言ったのは!

真之介。 ここの子たちは
どうなってんだ?

すいません。
(由夏)何で 鍋ちゃんが

謝んだよ?
(鍋島)ああ。 ごめんね。

バカもん!
何で お前が 謝るんだ。

こっち 行きましょう。
ねっ。 こっち 行きましょう。

(香)どうした?

(希輔)あれ?
(香)うん?

おお。

あっ?
(希輔)マサノブ。

はっ?
(希輔)お前。 どうしてたんだ?

急に いなくなるから
先生 心配してたんだぞ。

(香)何? 何? どうしたの?

(鍋島)お父さん。
あのう。 この子は

マサノブじゃありませんよ。
(希輔)お前!

何だ? その髪の色は。
駄目じゃないか。 マサノブ。

よし。 先生がな
髪を切ってやる。

真之介。 バリカンは どこだ?
(香)何? この じいさん。

(鍋島)さあさあ お父さん。
あっちで 話しましょうね。

あっちで。 ねっ。
(香)はあ?

誰だよ。 マサノブって。

実はね 希輔さん
認知症だそうよ。

いつまで ここに いるの?

うち 嫌だよ。
あんなのと 暮らすの。

そうね。 ああー。 もう。
みんなの気持ちは 分かるけどね。

でもね 今まで
希輔さんの お世話をしてた

鍋島さんの お姉さんが
家庭の事情で

お世話できなくなったそうなの。
だから 当分 鍋島さんが

面倒 見なくちゃ
いけないんだって。

みんな。 協力してあげよう。
ああ。 ねっ。

(一同)無理。 やだ。

≪(ノック)

どうですか?

(鍋島)どうにか
落ち着いてくれました。

よかった。

あっ。
あした サンタ やるんですね。

(鍋島)ああ。 でも それどころじゃ
なくなっちゃいましたね。

あのう。 鍋島さん。 今日の宿直
私 代わりましょうか?

大丈夫です。
でも…。

何とかなります。
心配ないですよ。

あのう。
出過ぎたことかも しれないけど。

うちの近所のね おばあさん
認知症になったのね。 うん。

徘徊したり。
ガス つけっ放しにしたり。

もう 夜中に 大声で叫んだり。

もう 息子さんと お嫁さんが
疲れ果てちゃって。

そんなときは 私の家に
おばあちゃん 預かって

一日 息抜き してもらったの。
だから。 ねっ。

鍋島さんも 遠慮なく
助け 求めてくださいよ。 ねっ。

一人で 頑張り過ぎ…。
(いびき)

過ぎないこと。

分かるわね。

≪(物音)

(鍋島)何してるんですか!?
(希輔)ちょうど よかった。

これ 捨てといてくれ。
(鍋島)えっ?

(希輔)それから これもな。
うん。

こんなものを 置いとくから
あの子たちは 駄目なんだ。

それからな
俺が あの子たちの根性を

たたき直してやるから
心配するな。

校内暴力のころに
俺は 体を張って

ああいう子たちと
やり合ってきたんだ。

まずは 規則の作り直しだ。
これを 見ろ。

お父さん。
あ… あのう。 ちょっと。

ここにはね
ここの やり方が あるんですよ。

(希輔)
一つ。 挨拶は きちんとします。

礼に始まり 礼に終わる。

一つ。 毎朝 6時 起床。
直ちに 部屋掃除と トイレ掃除。

一つ。 誰にも負けない
強い心を 持つこと。

一つ。 常に 自分を犠牲にして
人のために 尽くします。

一つ。 目上の人を 敬い
目下の人に 慈しみを注ぎます。

一つ…。
(鍋島)あのう。 お父さん。

お父さん。 お願いします。
やめてください。

大丈夫だ。 俺が来た以上
ここの子たちは 俺が ちゃんと…。

ここは そういう場所じゃ
ないんです!

(希輔)何!?

(鍋島)ここは
性根を たたき直すとか

誰にも 負けない人間になるとか
そういう場所じゃ ないんですよ。

あなたに 分からないだろうが

いろんな事情で
傷ついた子たちが

その傷を 癒やすために
ここに 来るんです。

だから
テレビや 漫画は 必要だし

こんな規則なんか
いらないんですよ!

(希輔)ああー!

親に向かって
何だ! その態度は。

(香)いいかげんにしろよ。
じじい。

(希輔)邪魔するな!
(香)うるせえな。 この野郎!

(香)どけよ。 貞子。
どけ!

真之介。
(鍋島)はい。

(希輔)ちっとも 変わっとらんな。
お前は。

そんな 甘っちょろいこと
言っているから

子供を 殺しちまうんだ!

≪(ドアの開閉音)

♬~

(玲奈)鍋島先生。
子供 殺したって。

信じらんないよ。
先生 優しいのに。

(由夏)大人なんて
そんなもんでしょ。

優しい顔した 悪党とか
死ぬほど 見てきたわ。

(マリア)私も。 エリートだけど
ホントは 変態とか。

茜。 怖い。

(玲奈)そういう人なんだね。
先生。

♬~

♬~

あのう。

♬~

(香)あのさ。

(鍋島)何ですか?

子供を 殺したって話。
あれ ホントなの?

♬~

♬~

(希輔)真之介。
(鍋島)はい。

(希輔)晩飯は まだか?

今 食べました。
(希輔)そうか。 食べたか。

(桃子)鍋島さんにとって
お父さんは

絶対的な存在だったの。

絶対的?
(桃子)うん。

子供のころから 相当 厳しく
育てられたらしいわ。

体罰なんて 日常茶飯事。

だから 逆らうことは
許されなかった。

中学に入ったころにはね
もう 教師になることが

決められてたそうよ。
うん?

鍋島さん。 先生だったんですか?
(桃子)うん。

ホントは 先生になんか
なりたくなかったって。

無理しちゃったのよね。
だから あんなことに…。

あんなこと?

体罰しちゃったのよ。 生徒に。
鍋島さんが?

(桃子)うん。 ネットで
いじめを やってた子を

クラス みんなの前で
殴っちゃったの。

何度も 注意したんだけど

無視して いじめ続けてたそうよ。
その子。

で とうとう
手を出してしまった。

自殺したのよ。 その子。

鍋島さんに 抗議の遺書を 残して
校舎から 飛び降りた。

(桃子)マスコミに
散々 たたかれて 教師 辞めて。

奥さんは 子供 連れて 出てった。

そして 鍋島さんは
世の中を 捨てた。

何が 間違ってて

何が 正しかったのか
分からないけど

たった一つ 言えるのは

鍋島さんは ホントは
教師に なりたくなかった。

それだけ。

おっ。 おはよう みんな。

どした?
何か あった?

(由夏)鍋ちゃんが いない。
いない?

(玲奈)どこ 行ったの? 先生。
(茜)おじいちゃんは いるけどね。

おはようございます。

(鍋島)「お言葉に甘えて
頑張らないことに しました」

「しばらく 父を
よろしく お願いします」

えっ!?

(希輔)ちょっと。
はい。

朝飯は まだか?

はい…。

(拓士)鍋島さん。 何か あったの?
(玲奈)あったから消えたんじゃん。

(詩)やっぱ あれかな?
あれって?

(詩)ちょっと もめた。 昨日。

(香)ちょっとじゃねえよ。
結構 もめた。

どんなふうに?
(マリア)殴られた。 それに。

「それ」って 言わない。
えっ? 鍋島さんが 希輔さんに?

(茜)うん。
ばしーんって。

(香)おい。 つば 飛ばすなよ。
汚えな。

ねえ? あれって ホントなの?
鍋ちゃんが 子供 殺したって。

うん?

(玲奈)めっちゃ
気になるんですけど。

(むせる音)
あっ!? 大丈夫かしら? あらら。

(香)汚えな。

(うがいする音)

真之介は どこだ?

けさから 見掛けんが
どうした?

ちょっと 買い物に。
今日 クリスマス会なんで。

そうか。

昨日 そんなことが
あったんだ。

(香)ああ。 子供 殺したって。
そう 言ってた。

(香)ホントなの?
まさか。

だよな。 あの じいさん
かなり ぼけてるぜ。

あのさ。
何?

じいさん どうなんの?

そうね。 取りあえず 鍋島さんに
帰ってきてもらわないとね。

(香)もし 帰ってこなかったら?
帰ってくるわよ 絶対。

もし 帰ってこなかったら

あの じいさん
捨てられたってことか。

もう 飽きた。

(川端)へぇ。
茜ちゃん 上手だね。

(茜)ヘヘッ。
茜ね 小さいときの夢は

幼稚園の先生だったんだ。
でね 子供たちと 一緒に

お絵描きしたかったの。
(川端)今からでも 大丈夫。

(川端)一生懸命 勉強して
資格を 取ればいいと思うよ。

(茜)ううん。
(川端)絶対 なれるって 先生に。

(茜)ううん。 今は 違うの。

今の夢はね 茜の子供と
お絵描きすることなの。

(川端)へぇ。

(茜)ダイニングに
円いテーブルが あるの。

そこに おっきな紙 置いて
茜が おっきな木を 描くの。

それでね そこに 子供が
たくさんのフルーツを 描くんだ。

楽しそうだね。
(茜)そんで 旦那さまは

ギター 弾いてるんだ。
ソファで。

ギター? どうして ギター?

≪(足音)
(茜)あっ。

貞子ちゃん。
一緒に 描こう。

(茜)これ 貞子ちゃんの紙ね。
この クレヨン 使っていいからね。

(川端)じゃあ 僕も 描こうかな?

(由夏)詩。 これも 上 付けて。

(由夏)どうした?
≪(茜)お星さま 描ける?

≪(川端)星?
≪(茜)茜さ…。

(由夏)また 妄想でも
ほざいてんでしょ。 茜は。

そっちじゃなくて 貞子。
(由夏)貞子?

(詩)何で あの子 おじいさんに
優しかったんだろ?

(由夏)さあ? ほら。 はい。

♬~

(玲奈)ねえ? パーティー
隠し芸 どうすんの?

ああ。
歌でも 歌いますか。

(由夏)玲奈。 あれ やんなよ。
ローラの 物まね。

得意っつってたじゃん。

(玲奈)「OK」

(茜)由夏ちゃんは 去年
何やったんですか?

(由夏)うるせえ。
黙れ。 殺すぞ。

(茜)怖い!?

(桃子)こんにちは。

まあ! 準備 進んでるじゃない。

あっ。 川端先生。
さくらさんは?

(川端)香君を連れて買い出しです。
(桃子)あっ そう。

鍋島さんの お父さんは?
(川端)一緒に 買い出しです。

(桃子)ふーん。 あっ。 みんな。
しばらくは 入室禁止よ。

(川端)はい。

♬~

♬~

(桃子)んっ!
うーん。

(桃子)はっ!

♬~

≪(子供)昨日も 来なかったのに
まだ サンタさん 来ないの?

(父)今日あたり
来るんじゃないかな?

(父)《香。 カッコイイなぁ》

(香)《お父さん。
これ 買って》

(父)《うーん。
よし。 買ってやる》

(香)《やった!》
(母)《よかったね。 香》

(香)《うん》

(希輔)今日は
クリスマスイブか。

息子が 小さいとき あの遊園地が
できて 間もなくてね。

クリスマスイブの夜に
乗ったんだ。

あれに。
息子と 2人で。

(希輔)上から見える 街の明かりが
実に 美しくてね。

息子が 言ったんだ。
「ずっと 乗っていたい」って。

私も そう 思ったよ。

ずっと この幸せが
続けばいいって。

それは かなわぬことだ。
観覧車は 必ず

一周 回って
元の場所に 着くんだ。

幸せは そんなに
続くもんじゃない。

君は どうしてた?
クリスマスイブは。

俺は クリスマスは 大嫌いだ。

そうか。 嫌いか。
(香)ああ。

何 話してたんですか? 香君と。
(希輔)いや。 何も。

あの子 おとといから
ちょっと 不安定で。

失礼なこと 言ったら
勘弁してやってくださいね。

(希輔)不安定とは?

母親に 引き取りを
拒否されたんです。

本人は 希望してたんですけどね。

どうしても
一緒に 暮らせないって。

何ということだ。

だから かなり
落ち込んでるみたいなんです。

分かった。
私に 任せておきなさい。

(桃子)わあ。 すてきな 飾りつけ。
みんな 頑張ったね。

あら。 これ 奇麗に
描けてるじゃない。

(川端)この絵は
茜ちゃん担当です。

(桃子)そう。 上手ね。
(茜)まあね。

(桃子)これ 誰が 描いたの?

(茜)それは 貞子ちゃんが
描いたの。 ねえ。

何か 夕焼けの灯台って
感じですね。

(桃子)うん。 ねえ 貞子ちゃん。
これ どこの風景?

≪準備 できたわよ。

どう?
(一同)おいしそう。 すげえ。

(拓士)これが
クリスマスディナーってやつね。

(詩)おいしそう。
(マリア)初めてだよ。 こんなの。

(由夏)早く 食べようよ。
そうしよう。

(茜)食べる。
桃子先生。 ぜひぜひ ここに。

(桃子)はい。 さくらさん。
大変だったでしょ?

≪(ドアの開く音)

(拓士)ねえ? 始まるよ。
来ないの?

≪(ドアの閉まる音)

(拓士)「クリスマスなんか
くそ」だって。

(桃子)じゃあ 仕方ないわね。
始めましょうか。

はい。 始めましょう。
(桃子)はい。

じゃあ みんな。 これ 用意して。
希輔さん。 これ。

(一同)メリー クリスマス!

(桃子)じゃあ いただきます。
(一同)いただきます。

♬~

♬(ギターの演奏)

♬「いろんなところで
傷ついて」

♬「たどりついた この家」

♬「でも もう 大丈夫
僕たちが 君を守る」

♬「もう 独りぼっちじゃ
ないんだよ」

♬「一緒に 歩いていこう
これからのことを」

(由夏)お前 この歌の どこで
泣けんの?

(茜)茜のために
歌ってくれてるから。

(由夏)はっ? お前のためじゃ
ねえって。 バカなの?

≪(ドアの開く音)

(香)うっせえな!

メリー クリスマス!

(叫び声)

(香)ふざけんなよ!
この野郎。

(川端)あっ!?
ちょっと。 大丈夫ですか?

(希輔)いや。 何でもない。
大丈夫?

(希輔)悪いのは 私だ。 あの子を
驚かせちまったみたいだ。

あのう。 手当てしてあげて。
(川端)はい。

どうしたの?

あの じじい
くだらねえこと しやがって。

サンタクロースのこと?

あのね 希輔さんが あんなこと
したのは 理由が あんのよ。

あんたが お母さんと
暮らせなくなったと 知って

何か あんたを 元気づけることは
できないかって

それで サンタに なったの。
悪気なかったのよ。

驚かせて 悪かったって。 ねっ。

だから 香君も。 ほい。 謝ろう。
ねっ。

ねえ? ずっと
気になってたんだけどさ

何で そんな クリスマス
嫌いなの?

話してくんない?

今日は
親父が 死んだ日なんだよ。

(父)《香。 何 食べたい?》
(香)《しゃぶしゃぶ》

(父)《しゃぶしゃぶか。 いいな。
じゃあ 豚と 牛と

どっちが いいかな?》
(香)《豚》

(父)《豚! いいね。 豚 好き。
豚にしよう》

(男性)《メリー クリスマス》
(父)《メリー クリスマス》

(悲鳴)

(母)《あなた!
やだ。 しっかりして!》

そっか。
そうだったの。

ごめんね。
気付いてあげられなくて。

ごめん。

≪(戸の開く音)
≪(川端)あっ。 さくらさん。

希輔さん 見ませんでした?
いえ。 どした?

(川端)どっか
行っちゃったんですよ。

目を離してる隙に。
えっ!?

(川端)ちょっと 外 捜してきます。
うん。

(川端)香君?

♬~

(香)あのう。
(希輔)おう。

さっきは ごめん。

(香)すんませんでした。

あの 観覧車な

息子が 小さいときに
できたんだ。

クリスマスイブの夜に 乗ったよ。

息子と 2人で。
(香)ああ。 それ さっき…。

さっき 何だ?
(香)いや。 何でも。

あれに乗って 見ると

街の明かりが
実に 美しくてな。

そしたら 息子のやつが 言ったよ。

「僕は ずっと
これに 乗っていたい」

「このまま 下に着かないと
いいのに」って。

幸せな時間だった。

私も このまま
下に着かないことを 願った。

ずっと この幸せが
続いてほしいってな。

だけどな マサノブ。
(香)えっ?

観覧車は 必ず 一周 回って
元の場所に 着くんだ。

幸せは
続くもんじゃないんだぞ。

マサノブ。

分かったな?

はい。

♬「きよし この夜」

(希輔・香)♬「星は ひかり」

(希輔)♬「救いの」
(香)うん?

(希輔)♬「みこは」
(香)♬「ンーンーンー」

♬~

[観覧車は 必ず
元の場所に 戻ってくる]

[でも じいさんは 降りないで

ずっと 幸せの観覧車に
乗りっ放しなんだ]

[おんなじところを ぐるぐる
回って。 いつまでも ずっと]

[その気持ち
俺 何か 分かる気がした]

[そんなわけで
取りあえず ことしも

大嫌いな クリスマスが
終わった]

(むせる音)

(香)ほら。 お茶。

ああ。 ティッシュ
ほれ。

(はなを かむ音)
(香)はな かむのかよ!?

いいじゃない。

(香)何で そう 毎回 むせるかね?
うん?