ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

あなたには渡さない 第7話 最終回 田中哲司、木村佳乃、水野美紀… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『あなたには渡さない 衝撃の最終回』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 多衣
  2. 矢場
  3. 笠井
  4. 花ずみ
  5. 本当
  6. 優美
  7. 子供
  8. 電話
  9. 女将
  10. 前田

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『あなたには渡さない 衝撃の最終回』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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[終]あなたには渡さない 衝撃の最終回[字]

通子(木村佳乃)と多衣(水野美紀)の最終決戦!男女4人の愛憎劇、ラストに勝つのは誰だ!?そして、通子が最後に取った驚くべき行動とは!?大どんでん返しの衝撃最終回!

詳細情報
◇番組内容
笠井(田中哲司)の贈賄疑惑に関わっているという噂により、料亭「花ずみ」の客足が途絶え、ピンチに陥る通子(木村佳乃)。そんな中、お腹の子を抱えたまま多衣(水野美紀)が忽然と姿を消してしまい、通子は別れた夫・旬平(萩原聖人)に相談する。さらに、逮捕された笠井が出所してくるも、意味深な言葉を通子に残し…。それを聞いた通子が取った驚くべき行動とは!?最後の最後で何かが起こる…全ての謎が解ける衝撃の最終回!
◇出演者
上島通子…木村佳乃
矢萩多衣…水野美紀
矢場俊介…青柳翔
立石佐知子…宮地雅子
上島一希…山本直寛
上島優美…井本彩花
前田秀治…柴俊夫
堀口八重…荻野目慶子
小松安代…前田亜季
笠井芯太郎…田中哲司
上島旬平…萩原聖人
◇原作
連城三紀彦『隠れ菊』(集英社文庫刊)
◇脚本
龍居由佳里
◇演出
植田尚
◇音楽
沢田完

【主題歌】chay feat. Crystal Kay『あなたの知らない私たち』(Warner Music Japan)
【オープニングテーマ】FAKY『Last Petal』(rhythm zone
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】黒田徹也(テレビ朝日
【プロデューサー】川島誠史(テレビ朝日)、清水真由美(MMJ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/anawata/
☆Twitter
 https://twitter.com/anawata_ex
☆Instagram
 https://www.instagram.com/anawata_ex/

 


〈行方不明だった旬平は

地方の小さな定食屋で
働いていた〉

〈病気で入院中の先輩の店であり

その娘と孫の生活をも
支えていたのだ〉

(上島旬平)俺は もう…
花ずみの味は忘れた。

〈通子は
連れ戻す事ができなかった〉

〈一方 多衣は
子供を身ごもっていたが

その子を 収賄容疑で逮捕された
笠井の子供と偽る事で

通子に
あらぬ疑いがかからないよう

守るつもりだった〉

〈しかし 子供の本当の父親は
矢場だったのだ〉

〈そして 多衣は 通子に対して

旬平と よりを戻さなければ
おなかの子供をおろすと迫る〉

〈女の戦いは 続いていた〉

〈愛する者のために

どちらが より自分を
犠牲にできるかを競う形で…〉

(立石佐知子)
ありがとうございます。

お預かり致します。

何 ボーッとしてんの?
(立石通子)えっ?

もうすぐ
予約のお客さん 見えるわよ。

(佐知子)しっかりしてください
女将さん。

すみません。

多衣さん おなかの子は
矢場くんの子だって言ってたわ。

(矢場俊介)
やっぱり そうだったんだ。

よかった…。

でも だったら なんで
俺と会ってくれないんでしょう?

やっぱり 笠井さんと
なんかあるんですか?

矢場くん あなたは どうしたい?

もちろん 一緒になりたいです。

子供ができたって
わかった時から…

いや その前から 俺は ずっと
多衣さんが好きです。

強い人だけど

繊細で
どこか もろいとこもあって

そういうところ
支えてあげたいんです。

結婚したいと思ってます。

そう…。

それを聞いて 安心した。

今は 多衣さんも いろいろあって
混乱してるんだと思う。

でも 矢場くんと
ちゃんと話すように言っておくわ。

だから
もう少しだけ待ってあげて。

はい。

よろしくお願いします。

うん。

今日は どうしても
話したい事があって…。

(矢萩多衣)これは何?

新聞広告で見つけて驚いたわよ。

〈確かに 私は
この週刊誌の取材を受けた〉

(伊藤百合枝)こういうのは
黙ってるとエスカレートしますからね。

うちの雑誌で
反論したら どうです?

〈好意の取材だと思っていた〉

〈多衣さんが贈収賄事件に
関わっているかのような誤解を

どうしても解きたかった〉

〈だから
記事にはしないという約束で

多衣さんが旬平の愛人だった事も
話した〉

〈しかし
その約束は破られていた〉

〈私は 夫の愛人の体を
笠井さんに売って

6000万をせしめた鬼のような女

収賄事件の裏で暗躍し

汚い手を使って
花ずみを大きくした

ハゲタカのような女として
書かれていた〉

♬~

どうして そんな取材受けたのよ!
私だって こんなつもりじゃ…!

私のためだなんて言わないでよ。

それに
なんで 実名まで出させたのよ!

これで あなたも花ずみも
終わるかもしれないのよ!

私は ただ 本当の事を…!

それが…。

それが甘いっていうのよ!

でも 私…

事実を話した事は後悔してない。
まだ そんな事…!

多衣さんは
笠井さんの贈収賄事件とは

なんの関係もない。

むしろ 私に振り回されただけの
被害者だっていうのは

本当の事だもの。

私は 嘘をついてまで

花ずみや自分を守ろうとは
思いません。

これで駄目になるなら

その程度のものだった
っていう事です。

多衣さん

昔から 私の事 なんでも
わかってたふうに言ってたけど

結局は
なんにも わかってなかったのよ。

私が こんな馬鹿な事をする
女だって知らなかったから

だから そんなふうに あきれて
怒ってくれてるんでしょう?

でもね 私は あなたを知ってる。

あなたは 矢場くんの気持ちや
おなかの赤ちゃんを

道具になんて できる人じゃない。

旬平を あれだけ純粋に愛し続けた
あなたが

誰かの愛を利用なんて
できるわけがないのよ。

矢場くんに 一度は
彼の子供だって言ったんでしょ?

その時に

矢場くんと子供との幸せを
考えたんじゃないの?

矢場くんは あなたを待ってる。

支えたいって言ってる。

彼との事 ちゃんと考えて。

だったら
あなただって 旬平さんとの事…。

あの人は もう
花ずみの人じゃないから。

(通子の声)
あの小さな定食屋の人になってた。

♬~

だから もう 私も あなたも
前を向くしかないのよ。

〈強気で そうは言ったものの

現実の厳しさは
容赦なく襲いかかってきた〉

(記者)立石通子さんですね?
ご主人の愛人を

笠井総合建設の社長に売った
というのは事実ですか?

(記者)ご主人や愛人に
何か言う事は?

あの記事の事を全て
否定するわけじゃありません。

でも 贈収賄事件とは
一切 関係ありませんから!

(記者)
それじゃ 納得できないですよ!

(記者)こんばんは。
常連の方ですか?

事件の事 ご存じですか?
ちょっと お話…。

(客)表が あれじゃあ
落ち着いて飲む気にもなれないよ。

じゃあ。
大変申し訳ございません。

あの… また
どうぞ よろしくお願い致します。

(佐知子)ありがとうございました。
(矢場)ありがとうございました。

お客様がお通りになりますので。
失礼致します。

(記者)すいません
ちょっと ひと言 お願いします。

〈銀座店でも騒ぎは同じで

秀さんが
なんとか対応してくれていた〉

ただいま。

(立石優美)
ひどい写真 使われちゃったね。

本当 ひどいわよね。

(優美)でも
他人の目に映ってる事のほうが

正しい事もあったりして。

(立石一希)
お前 そんな言い方すんなよ…。

ううん。

優美の言う事も
一理あるかもしれない。

お母さんは
あなたたちに恥じるような事は

何一つしてない。

でも この取材を受けた事は
軽率だったって反省してる。

この事で

あなたたちが嫌な思いをする事も
あるかもしれない。

それは本当に ごめんなさい。

おなかすいた!

(2人)へっ?

お母さん ラーメン作って。

そしたら 全部…。

チャラにしてあげる!

優美…。

(一希)ああ…。

そういえば 俺も腹減ったかも。

わかった!

世界一おいしい
インスタントラーメン作ります!

(一希・優美)やった~!

〈私の折れそうな心を
子供たちが救ってくれた〉

〈一方で サラリーマン相手の
店としては

やはり 贈収賄事件に関わっている
という噂が

大きなダメージとなったようで

客足が
パタリと途絶えてしまったのだ〉

〈このままでは 花ずみ本店も
銀座店も共倒れだ〉

〈多衣さんの言ったとおり

この苦境は私の自業自得〉

〈でも 後悔などしない〉

〈私は 一つの大きな決断をした〉

花ずみ銀座店を

勝浪さんにお返ししたいんです。

(大瀬健策)ハハハハ…!

そうきたか。

随分 勝手な話やな。

勝手は 重々承知しております。

ですから お金をいただこうとは
思っておりません。

その代わり…。

前田さんと八重さんを

勝浪さんで そのまま
面倒を見ていただきたいんです。

どうか お願い致します。

♬~

ハッ…。

あんた

相変わらず おもろい女やなあ。

ほんまにタダでええんやな?

はい。

わかった。

前田と堀口八重含めて
銀座の店 返してもらいまひょ。

ありがとうございます。

(携帯電話の振動音)

もしもし? 矢場くん どうした?

えっ!?

多衣さんが いなくなった!?

(矢場)電話が解約されてたんで

心配になって
マンションに行ったら

管理人さんに そう言われました。
引っ越し先は?

わからないって…。

金沢の実家にも
電話したんですけど

帰ってないし…。

まさか 変な事 考えてるんじゃ…。

馬鹿な事 言わないで!
多衣さんは そんな人じゃない!

ねえ 心当たりはないの?
仲が良かった友達とか…。

矢場くん
あなた 金沢 行きなさい。

金沢の多衣さんのご実家や
知り合いから

何か手掛かりになる事を聞いて
多衣さんを捜しなさい。

でも
銀座店 手放したんですよね?

だったら なんとしても
この本店 守らないと…。

そんな時
板前の俺がいなくなったら

ここまで駄目に…。

店は 私が なんとかするから!

あなた
おなかの子のお父さんでしょ!

多衣さんを愛してるんでしょ!

すいません!
ありがとうございます!

♬~

〈私は馬鹿だ…〉

〈また 心のままに走りだして
止まる事ができなかった〉

〈矢場くんの背中を押した事は
後悔はしていないが

これから先
どうすればいいのか…〉

(呼び出し音)

「もしもし?」

私です。

「ああ… 大丈夫か?」

えっ…?

いや
いろいろあったみたいだから…。

ああ… ああ 週刊誌の事?

あんないいかげんな事 書かれて
本当に嫌になっちゃう。

でも 私なら大丈夫!

「そうか」

あなたも 変わりありませんか?

「ああ」

そう…。

よかった。

「どうした? なんかあったのか?」

多衣さんがね
いなくなっちゃったの。

「えっ?」

あっ でも 大丈夫。

矢場くんが
捜しに行ってくれてるから。

矢場が?
「実はね…」

多衣さんのおなかの子のお父さん
矢場くんなの。

そうだったのか。

私も驚いちゃった。

「でも お似合いだと思う」

じゃあ 店は どうしてるんだ?

「もしもし?」

花ずみに
戻ってきてくれませんか?

私と子供たちの所に。

♬~

それは…。

無理だ。

ここの親父さん もう危ないんだ。

俺は 店と娘と孫の事を頼まれた。

「わかりましたって返事をした」

だから 無理だ。

やっぱり…。

「戻る」って言ってくれないのね。

「遅すぎた」

俺が 花ずみや多衣を捨てた時に

いや お前が婚姻届を持って

金沢に多衣に会いに行った時から
もう…

お前が そう言ってくれるのを
ずっと待ってたんだ。

「でも もう遅い」

すれ違ったな…。

♬~

(小松安代)あの…
何か ご用ですか?

いえ…。

待って!

息子さんでしょ?

ただいま。

お帰り。

お父さん どうだった?

うん 今日は調子良かった。

旬平さんのコロッケ食べたいって
言ってたから

明日作ってくれる?
ああ もちろん。

私も食べたいから
たくさん作ってね。

ねえ 明日
旬平さんも一緒に行かない?

お父さんと一緒に
コロッケ食べよう。

うん いいよ。

(前田秀治)先ほど 大瀬社長と
正式に契約をしてきました。

これも皆 女将さんのおかげです。
ありがとうございます。

(前田)なっ?
(堀口八重)はい。

本当に ありがとうございます。

花ずみが大変な時に

私たちばっかり申し訳ありません。

私のほうこそ お二人を
振り回す事になってしまって

本当に申し訳ありませんでした。

(前田)いえ… 女将さん。

ご相談なんですが…。

夜の営業が駄目ならば
ランチなんか どうでしょうか?

ランチですか?

(前田)勝浪は 夜だけですから

昼間だったら
ちょうど 私が料理を作れます。

大瀬社長には
話は通してあります。

私も手伝います!

花ずみ本店 開けましょう!

もちろん お金は いりません。

矢場くんが戻ってくるまでの間
せめてものご恩返しです!

ありがとうございます…。

お二人とも…
ありがとうございます!

♬~

お待たせを致しました。
焼き魚定食でございます。

はい 魚定食あがったよ!

かしこまりました。
少々 お待ちください。

〈店は 徐々に
活気を取り戻しつつあった〉

〈優美が 自分から 手伝いに
来てくれるようになったのも

嬉しかった〉

(優美)もっと OLさんが
好きそうなメニューも

あっていいんじゃない?

でも 優美 花ずみよ。
まさか パスタ出すわけにも…。

(優美)そうかなあ…。

こんなピンチの時こそ
冒険が必要なんじゃないの?

ふーん…。

何?

フフッ…
なんか しっかりしたなと思って。

母親が やらかしてばっかりじゃ

娘が
しっかりするしかないじゃない。

なんなら 私が また
銀座店取り戻して そっち継ぐし。

えっ!?

お母さん。

私 高校出たら
調理の専門学校に行く。

料理人になって
花ずみの4代目になる。

ちょっと優美!
急に 何 言い出すのよ。

(優美)店 手伝うようになってから
ずっと考えてた。

お願いします。

じゃあ 4代目のためにも

なんとしても
本店は守らなくちゃね。

うん! 私 頑張るから。

うん。

ごめん。

俺 お父さん 連れ戻せなかった。

もしかして あなた
お父さんに会いに行ったの?

でも 会わないままで…。

(安代)息子さんでしょ?

(安代)旬平さんが
初めて ここに来た時も

あなたみたいに
店の前に立ってたのを

私が見つけたの。

ちょっと不器用そうな背中が
よく似てたから。

ごめんなさいね…。

お父さんの事 取っちゃって。

あっ… どうぞ入って。

あの…。

父は 今 幸せですか?

…ええ。

そうですか…。

なら いいです。

♬~

母は…

母と妹は
俺が守るから心配ないって

父に伝えてください。

♬~

(一希の声)結局
俺が一番 役に立ってないよな。

そんな事ない!

ありがとう 一希。

お母さん
今 すごく大変だけど…。

すっごく幸せ。

うん。

幸せよ。

もう お母さんったら!

ごめん ごめん。
もう やだ~!

2人して泣かせないでよ。

〈多衣さんの消息は
いまだにつかめず

矢場くんは
必死に捜し続けていた〉

♬~

きのこと醤油のパスタになります。

〈新しいメニューが
評判を呼んだ事もあり

客足は順調に伸びていった〉

〈しかし

夜の営業を再開するめどは立たず
時間だけが過ぎていった〉

申し訳ございません。

今 ちょっと事情があって
夜の営業はしていないもので

宴会のご予約は
お受けできないんです。

(前田)その予約 受けてください。

えっ…。

はい 大丈夫です。
ご予約 承ります。

はい。 今夜7時から8名様。

ちょっと 秀さん…!

はい かしこまりました。
お待ちしております。

秀さん!
宴会なんか とても無理よ…。

大丈夫ですよ 女将さん。

手伝いの見習い
ちょうど連れてきてますから。

えっ?

(前田)おい! 入ってこい。

あなた…。

(前田)この見習い ゆうべ
俺のとこに電話かけてきましてね。

花ずみで働きたいって
言うもんですから

連れてきました。

(前田)おい。

女将さん 不器用な男の話ですが
聞いてやってください。

俺 ちょっと
買い物 行ってきますから。

女将さん

いろいろと ご迷惑かけて…
すみませんでした。

悪かった。

小松食堂の娘さんは?

親父さんの葬式が終わったあと

新しい板前を雇ったからって
追い出された。

えっ…?

前の女房が来て 息子が来て…

今度 娘にまで来られたら
うっとうしいから

出て行ってくれって…。

けど 俺は 追い出されたから
戻ってきたわけじゃない。

ただ お前の所に戻りたかった。

許されない事はわかってる。

でも 自分の気持ちを
素直に伝えたかった。

♬~

許します。

許すわよ…。
許すに決まってるじゃない。

だって あなた

初めて 本当の気持ちで 私に
ぶつかってきてくれたんですもの。

♬~

でも…

あなた さっき
女将さんに謝ってくれたけど

「おかみさん」の「お」の字は
余分だったと思っていいのよね?

フフフフ…!

ウフフフフ…!

ああ。

〈やっと聞けた

夫の「悪かった」という
ひと言だった〉

大変お待たせを致しました。

ありがとうございます!
新しいメニューなんですよ。

♬~

〈あの嵐の夜 あの時

あの女とは別れるから

借金を背負った体だけど
俺についてきてくれという意味で

「悪かった」と言ってほしかった〉

〈その ひと言だけがあれば

私は あの場で
全てを許していただろう〉

〈それを ようやく
今日 聞けた気がしていた〉

お待たせしました。
お待たせを致しました。

ただいま!

おかえり。
おかえり。

♬~

〈子供たちも 父親を許していた〉

〈それが どこまで本心なのかは
わからないが

そこには確かに
家族のぬくもりがあった〉

♬~

(優美)いってきまーす!
いってらっしゃい。

(一希)やばい! いってきます。
いってらっしゃい。

(ドアの開く音)
いってらっしゃい。

〈私たちは また
家族4人で暮らし始めた〉

お義母さんがいたから…
お義母さんと戦ってきたから

私は こんなふうに
強くなれたのよね きっと。

おふくろは
お前を ずっと怖がってた。

えっ?

お前が華を持ってる事に
気づいてたんだろう。

華…?

だから 自分の城である花ずみを
奪われるのが怖くて

ずっと 店にも
近づかせなかったんだと思う。

でも 俺は

お前の その華のおかげで
救われた。

おふくろの花ずみから
自由になって

自分の新しい味を
見つける事ができたんだ。

本当にありがとう。

〈それから しばらくして

矢場くんから 多衣さんを見つけた
という電話が入った〉

〈多衣さんは
とある道の駅で働いていたと…〉

〈矢場くんも しばらくは
そこを手伝う事にしたようだ〉

多衣さん…。

花ずみは順調?

うん。 少しずつはね…。

でも 相変わらずの借金だらけ。

通子さんなら大丈夫よ。
私が見込んだ人だもの。

フフフフフ…。

また そうやって偉そうに!

幸せそうね。

ええ 幸せです。

そういえば

笠井さんが保釈を申請したって…。

ええ 新聞で見ました。

それが おかしいのよ。

笠井さん 逮捕される前日に
私に電話で言ったの。

自分は 保釈は申請せずに
素直に裁きを受けるって。

それなのに
拘置所を出るなんて…。

私 なんか心配で…。

心配って?

ううん。 私の考えすぎね。

でも とにかく

笠井さん 出たら
あなたに電話してくると思う。

そしたら 必ず会ってあげてね。

ええ。 それは もちろん。

(矢場)女将さん!

ああ…!

わがまま聞いてくださって
ありがとうございました。

ううん いいのよ。

それより 矢場くん なんだか
前より たくましくなった。

さすが もうすぐお父さんね。
フフフフ…。

じゃあ 私 そろそろ行くわね。

体 気をつけてね。

ええ。 ありがとうございます。

女将さんも お気をつけて。
うん。

♬~

〈多衣さんの

憑き物が落ちたような
穏やかな顔を見て気づいた〉

〈彼女も
姑 キクの呪縛にとらわれ

私のもとに
刺客として送り込まれた

犠牲者だったのではないかと〉

〈そう 私は 多衣さんではなく

姑に…
あの 花ずみの先代女将に…

上島キクに勝ったのだ〉

〈長い間 遠ざけていた
姑の形見の菊の帯を

私は なんの気負いなく
つけられるようになっていた〉

(携帯電話の着信音)
多衣さん 生まれた!?

(携帯電話の着信音)

笠井さん…?

(笠井芯太郎)「みっちゃん…」

出られたのね?

(笠井)「ああ。 今日の昼に…」

ああ…!

(笠井)別に 用はないんだ。
ただ 声が聞きたくてね。

なんでもいいから
しゃべってくれないか。

キャスバルホールの事
テレビで見ました。

明日がオープンなのよね?
おめでとうございます。

ありがとう。

今 こっそり
そのホールの前に来てるんだ。

中には入れないし

誰からも 祝いの言葉を
言ってもらえなくてね。

(笠井)「みっちゃんなら
言ってくれそうな気がした」

今の言葉だけで もう十分だ。

やっと みっちゃんが

僕の聞きたい言葉を
言ってくれたんだから…。

ほら

いつも 僕が聞きたいのとは
違う事ばかり しゃべってたから。

まあ 僕のほうだって

言いたいのとは違う事ばかり
しゃべってたけどね。

じゃあ… 今 言ってください。

私 笠井さんの
本当に言いたい言葉って

聞いてみたい。

言葉にも旬があるよ。

旬に言わなきゃ
味気なくなるだけだ。

じゃあ… 元気で。

東京に戻ったら会いましょう。
電話 くださいね。

ああ。

みっちゃん…。

頑張れよ。

じゃあ。

♬~

♬~

おい 通子。 大丈夫か?

ええっ 多衣さん 生まれた!?

いや… まだ それは連絡ない。

ああ…。

それより 大丈夫か?
うなされてたぞ。

えっ? 私?
ああ。

ああ…。 疲れてるのかも。

「笠井さん 行かないで」って
言ってた。

この前 多衣さんが
変な事 言ってたせいかも…。

自分は 保釈は申請せずに
素直に裁きを受けるって。

それなのに
拘置所を出るなんて…。

でもね

ゆうべ 電話でしゃべった時は
元気そうだったのよ 笠井さん。

電話があったのか?
もう出られたのか?

ええ。 昨日の昼間に出て

夜 1人で そっと
キャスバルホールを見に来たって

そこから電話してきてくれたの。

確か 今日
オープニングセレモニーがあるんだよな?

ええ。

笠井さん 死ぬ気かもしれない。

えっ そんな まさか…!

わざわざ
お前に居場所を教えてきたんだ。

お前に まだ未練があるんだ。

お前なら 笠井さんを助けられる。

(笠井の声)
今の言葉だけで もう十分だ。

みっちゃん… 頑張れよ。

いや…! 駄目よ そんなの!

だったら 早く行け!
行かないと後悔するぞ。

♬~

待ってるから。

いいんですね?

私 笠井さんと

今度こそ 命懸けの浮気を
してくるかもしれませんよ?

それだと
俺の過去が うまくチャラになる。

♬~

必ず戻ってこいよ…。

♬~

♬~

♬~

フー…!
(矢場)頑張れ!

(助産師)大きく吸って…
いきんで!

ああっ…!
(矢場)頑張れ!

ああ…!
(矢場)多衣さん!

〈笠井さん 会いに行くから
絶対に見つけるから

だから 待ってて!〉

〈今度は
私が あなたを守るから!〉

♬~

ううっ…!

(赤ん坊の泣き声)

ああっ…!

(助産師)おめでとうございます!
はい。 元気な男の子ですよ!

やった…! やったよ!

♬~

〈通子は ただひたすらに
心のままに走った〉

〈その先に何があろうと
ただ真っすぐに〉

〈彼女を止められる者は
誰もいない〉

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