ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門 内村光良、古田新太、ムロツヨシ、永野芽郁… ドラマのキャストなど…

『LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 右左
  2. 右左ヱ
  3. 久兵衛
  4. 序助
  5. お前
  6. ヱ門
  7. 右左ヱ門
  8. お父っつぁん
  9. 書状
  10. 忍者

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『LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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LIFE!スペシャル 忍べ!右左エ門[字]

「LIFE!」発・忍者アクションドラマ!豪華キャスト集結!内村光良古田新太ムロツヨシ永野芽郁中川大志伊藤健太郎薬師丸ひろ子國村隼堤真一ほか

詳細情報
番組内容
▽元忍者役の内村光良古田新太、その息子役・中川大志によるスリル満載の江戸城潜入!▽待ち受ける最強忍者・ムロツヨシ伊藤健太郎のセクシーな悪役ぶりに注目▽堤真一の真骨頂!最高にクールな立ち回り▽永野芽郁の美しい花嫁姿も必見▽薬師丸ひろ子がまさかの猛ダッシュ國村隼は主人公・右左エ門に情け容赦ないお殿さま▽「LIFE!」おなじみの人気キャラ・ゲス記者と黄金原聡子のご先祖さまが江戸の町に現れる!
出演者
【出演】内村光良古田新太永野芽郁ムロツヨシ中川大志伊藤健太郎田中直樹,じろう,長谷川忍,塚地武雅大野泰広,永田崇人,福島星蘭,水野小論,國村隼薬師丸ひろ子堤真一

 


♬~

うっ…!

♬~

逃がさんぞ!

♬~

そこまでだ。

(風の音)

分身の術…!?

ひるむな! 2人のうち いずれかは…。

(右左ヱ門)いずれも まやかしよ。
うっ!?

うわ~っ!

♬~

起きろ!

さすがは 頭領。 手も足も出ませんでした。

感心しとる場合か!
これでは 俺の修行にはならん。

頭領! 殿がお呼びです。

お役目か…。

(光利)来る日も来る日も 修行 修行。

余念がなかね 右左ヱ門。
我ら忍者衆にとって

修行もお役目のうちでございます。
ハッハッハッハ…!

見上げた心掛けたい 右左ヱ門。
ばってん…。

今や 我が阿久井家の財政は 火の車。
ただただ 修行するだけの忍者を

召し抱えておくだけの余裕はなか。

お… お言葉ですが 全ては
いざという時のための…。

この太平の世に
いざという時はなか!

よって 阿久井家は
本日限りで忍者衆を解任する。

解任!?

まあ これといって
な~んの仕事もなかったばってん

長い間 ご苦労じゃった。 はい 解散!

お… お待ち下さい! 殿!

拙者に 忍者のほかに どんな生き方が…!
殿~!

♬~

≪必ず お支払いいたします!

(たき)ったく 家賃も まともに
入れらんないんなら

いっそ畳んじまいなよ こんな店。

あっしに 居酒屋のおやじのほかに
どんな生き方が…!

あたしに聞かれても困るよ そんなもん。

(ため息)

いくらだい?

あの~ こいつは 一体…?

ああ これ。 今日 見た歌舞伎だよ。
忍者物ですか。

いや~ ほれぼれしたねえ。 ドロドロ
ドロドロドロ~ッて太鼓が鳴ると

ガマに乗った忍者が現れて…。
ハッハッハ… いくら何でも

そんなバカげた忍術はありやせんや。

何で あんたが そんなこと知ってんだよ。
あ… いや…

ああ とにかくね 忍術っていうのは
そんなふうに 人前で

披露するもんじゃないんすよ。
何言ってんだよ。 芝居じゃないか。

そら そうですけどね…。

いいかい? 右左ヱ門さん。
明日までに 払えないってんなら

出てってもらうよ。

いや あの~ おたきさん。
明日ってのは あまりにも…。

参ったな~ こりゃあ…。

あっ おたきさん! お勘定!

うわっ! イテッ…!

手紙…。

こいつぁ 「忍びいろは」…!

忘れた! さっぱり読めねえ!

(長次)
いかにも こいつぁ 俺が書いた手紙だ。

何で わざわざ 暗号なんぞ使うんだ。

そりゃあ お前
忍び同士のやり取りっつったら…。

俺は もう 忍びじゃねえ。 お前だって
とっくに足洗ってるじゃねえか。

まあ そうカッカすんなって。
おい おこと!

話ってのは ほかでもねえ。
実は このせがれの序助が

近々 嫁をもらうことになってな。
ああ そりゃあ めでてえな。

(序助)ありがとうございます。
相手は誰だい?

(おこと)お呼びですか 旦那様。
入んな。

(おこと)失礼いたします。

この おことと。
へえ そうかい。

3年前から働いてもらってんだが
こう見えて 苦労人でな。

幼い頃に お父っつぁんと生き別れて
女手一つで育ててくれた おっ母さんも

半年前に…。
病で亡くなりました。

一生に一度の祝言だってのに
立ち会う身寄りが 一人もいねえ。

(はなをすする音)

とはいえ お父っつぁんは
あの世へ行ったわけじゃねえ。

そうだろう?
あ… さようですが

どこで何をしていることやら… 今更
考えても詮ないことでございます。

(はなをすする音)
そうだな…。

うん もう 仕事に戻んな。
はい 失礼いたします。

あんなこと 言っちゃあいるが
本心は 花嫁姿を見せてえに決まってんだ。

だろうな。
そこでだ 右左ヱ門。

何だよ?
お前 ひとっ走り行って

お父っつぁんを見つけてきてくんねえか?
何で 俺が?

おめえだからこそ 頼んでんじゃねえか。
行方知れずの人間 見つけるなんざ

忍者にとっちゃあ 朝飯前だろうが。
だったら 長次

てめえが やりゃあいいじゃねえかよ。
俺のどこに そんな暇があんだよ!

だから… 俺が見つけるって
言ってんじゃねえか!

てめえは 商いの修業しろ!
俺は 呉服屋の跡取りなんて まっぴらだ!

忍者になりたかったんだよ
おやじみたいに!

この ぼんくらが!
今どき 忍者で女房が食わせられっか!

俺だって商売があらぁ! ほか 当たんな。

銭なら出すぜ。

しょんなかねぇ…。

名前は久兵衛
別れたのは 小田原でございます。

あっ すいません。
あの~ この男 見たことありますか?

あ… ちょっと分からないです。
あっ すいません。

この男 知りませんかね?
知らないっすね。

特徴といえば 左胸に富士が。

富士の山の形をした アザがございました。

如才ない人でしたから ひょっとしたら
どこぞの大店のあるじに

おさまっているのかもしれません。
例えば 山を買い占め 材木問屋とか…。

うわ~! うっ だっ どっ…!

持ち前の度胸を生かして 漁師だとか…。

粋で いなせな勇み肌…。
女が放っておきやしませんでした。

お父っつぁん自身は
色の白い人が好きで…。

じゃ 北国! 蝦夷地の雪山で
ヒグマを追ってるのかもしれません!

ちょっと待て。
一体 どんな人なんだ…。

(強い風の音)

寒い… ひもじい… 寒い ううっ…。

(飛脚)右左ヱ門さんですか?

こ… こんなとこに 飛脚が…。

紅前屋の長次さんからです。

江戸… 江戸にいたのぉ?

(西之丞)はい はい はい はい!
下衆です! ヘヘヘヘッ!

下衆で~すよ~。 ヘヘヘヘッ
はい はい はい 下衆です。

久兵衛…?
(西之丞)はい 下衆ですよ!

はい 下衆ですよ。 はい はい はい はい!
さあ さあ さあ 大事件だ 大事件だよ!

この三吉って男 ただのケチな
スリだと思ったら 大間違いだよ!

三吉だと…?
(西之丞)ひょんなことから

幕府の秘密を手に入れて
そいつをネタに

幕府をゆすってるってえんだから
てえへんだ!

その証拠に この三吉つぁん なんと
あの江戸城に捕らわれてるんだからさ!

うそじゃないよ! ん? ヘヘヘッ。

あんた どう思う? ん?
人の物を盗んで ゆすって

しまいに お城見物できるなんて
いい仕事だな~!

いい加減なこと ぬかすな この下衆野郎!
下衆野郎?

はい 下衆屋の西之丞だよ!

(岡っ引き)はい どけ! また お前か!?
いかがわしいもの 売りやがって!

おい 何だよ 何だよ!
離せよ おい! 離せよ おい!

江戸城だあ…?

下衆です!
おにいさん いい春画があるけど どう?

何だよ…。
ゲッスい春画があるんですけど…!

(日向)思い出したか 三吉。
書状をどこに隠した?

(三吉)何度も申し上げてるじゃ
ありやせんか。

あっしは ただのスリでございます。

書状なんて すったって
一文にもなりゃしねえ…。

数馬。 こやつ
本当に何も知らんのかも…。

(数馬)続けろ。
腕一本くらい切り落としても構わん。

腕を…? それは いくら何でも…。
ああ… やめてくれ…。

やめてくれ… もう勘弁してくれ…!

(悲鳴)

賭場のゴロツキどもによると どうやら
その瓦版に書かれてることは 本当らしい。

何で また 江戸城なんかに…。
幕府の秘密ってのは 一体 何だ?

んなことより 胸のアザまで
一致するんじゃ その三吉ってやつ

久兵衛に間違いねえや。
となると 取る道は一つだ。

江戸城から 久兵衛を助けだすんだな?
バカか てめえは。 え?

そんな悪党の娘 もらえるか!
破談だ 破談。

破談!?
お~い おこと!

おい 長次!
ただの誤解かもしれねえじゃねえか。

誤解だろうが何だろうか 妙なうわさは
この紅前屋の看板に傷がつく!

おこと!
看板なんて知るかよ!

俺と おことの問題だろう!?

お呼びですか?
おこと 悪いな。

お前は 今日限り…。
すまねえ おこと!

お父っつぁんを
見つけてやれなかった!

そうですか…。

お父っつぁん 何か言ってなかったかい?

お前と おっ母さんと暮らせねえ
やむにやまれぬ事情だとか…。

いえ… 何も。

♬~

おとう…?

おっかあ。 おとうが いない。 おっかあ!

おとう!

(久兵衛)おこと!
どこ行っちゃうの?

(久兵衛)
訳あって 旅立たねばならなくなった。

嫌だ! 一緒にいてよ!

(久兵衛)許せとは言わん。
だが これだけは 信じてくれ。

俺は いつ どこにいようと
お前たちのことを思ってる。

おとう!
達者でな!

おとう!

おとう!

おとう~!

(はなをすする音)

季節が変わる度 暮らしていくのに
十分なお金が届きました。

父からだったのだと思います。

(はなをすする音)

おこと 諦めるのは まだ早えぞ。

祝言まで 必ず お父っつぁん
見つけてやるからな!

え?
旦那様…。

任せておけ!
序助さん…。

おい! ほら お前も!

へ?
「へ?」じゃねえだろ この野郎!

俺は 久兵衛捜しの駄賃を
もらいに来ただけだ。

見つけらんなかったくせに 駄賃だと!?
払わないつもりかよ お前!

払ってやるよ! 一緒に江戸城へ行って
久兵衛 助けられたらな!

ちょ… おやじ!
江戸城

えっ あ…。

つきあってられるか コンチクショー!

はあ…。

殿! 長年 お家のために
命を懸けてきた我らに対し

解任とは あまりにも むごか お仕打ち!

まだ 気付かんのか?
今や お主ら忍者は…

無用の長物。

立派な ごくつぶしたい。

忍びのまね事なんて… 冗談じゃねえ!

右左ヱ門さん。
おたきさん。

あ~ よかったよ~。
長い間 顔が見えないもんだから

まさか あんた 家賃のことで思い詰めて
身投げでもしたんじゃないかって…。

ハハハッ ホッとしたよ。 はあ~。

さあ でも 戻ったんなら
きっちり 家賃払ってもらって…。

あっ! 逃げた。

おっ!

はあ はあ はあ はあ…。

おこと。
ああ 右左ヱ門さん。

今 帰んのかい?
長次の野郎 人使いが荒えな。

右左ヱ門さん 何してるんですか?
あ? ああ…。

俺 その… あの~ ええ…。

あっ そのかんざし 似合ってんなあ。

ああ… お父っつぁんにもらったんです
雪のかんざし。

もしも お父っつぁんに また会えたら
何て声をかけるつもりだい?

さあ… 思い切り
ひっぱたいちまうかもしれません。

そいつは 怖えなあ。
だから むしろ 会えない方がいいんです。

そうかい。

では 失礼します。
おう 気ぃ付けて帰んな。

はい。

しょんなかねぇ!

江戸城の図面?
お前 どこで こんなもん…。

盗賊に転職した
昔の忍びの仲間から手に入れたもの。

さすがは 酒と女と博打で
破門されただけはある。

仲間も ろくでもねえ。
言っておくが

お前も俺の仲間だぞ。
いつ俺がお前の仲間に…。

それで どこから入る?

門は やたらと多いが さすがは江戸城だ。
どこも守りが堅い。

当たり前だろう。
ところが 実は例外がある。

(序助))西桔橋門?
文字どおり ここは 跳ね橋になってんだ。

しかも 橋は いつでも上がりっ放し。
おかげで 見張りがいないって話よ。

じゃあ 忍び込むとしたら…。
ここしかねえ。

で その先は?
久兵衛の牢屋を目指すのよ。

だから それは どこにあんだよ!
んなもんは 行ってみなきゃ

分かんねえだろ。
お前 そんな計画で よく…。

腕が鳴るぜ!
もっと考えろ!

江戸城だぞ。 あの伊賀と甲賀の忍者衆が
守ってんだ!

伊賀者は大したことねえ。
頭領の服部半蔵が死んでからこっち

すっかり ふぬけになっちまったって
うわさだ。

じゃあ 甲賀は? 右左ヱ門。
お前が忍者をクビになった理由を

思い出してみろ。 天下太平の今
油断し切っている甲賀

やる気に満ちている元忍者。
どっちが強いと思う?

それでも 甲賀じゃねえか?

さてと 作戦会議は このくらいにして…。
まだ城に入っただけだろうがよ!

序助 あれを。
はい!

何だ? 何だ 一体!

我が紅前屋が 総力を挙げて仕立て上げた
俺たちの戦闘服よ!

目立つ! 着られるか こんなもん!

右左ヱ門さん… 何だい? この格好。

拙者 さような者では…。
えっ?

えっ? ハハハハ…! ハハハハッ!
おかしい!

また逃げた。

右左ヱ門… 右左ヱ門…
右左ヱ門… さ~ん!

右左ヱ門さ~ん!

右左ヱ門さん 往生際が悪いよ…。

右左ヱ門さ~ん!
うわっ!

ああ…。

家賃が払えなきゃ
店を明け渡すっていう証文だよ。

こいつに お前さんの名を書いて
持ってきな!

はい…。 いいね?
はい。

何か すいませんでした。
何か 逃げたりして… すいませんでした。

あっ… あっ あっ!

世話が焼けるよ 全く…。
あ~あ…。

怖かった… 怖かった…。

♬~

覚悟はいいか? 引き返すなら 今だぜ。

ここまで来て 冗談じゃねえぜ。
俺は ここで銭もらえるなら 引き返す。

なら きっちり働きな。

行くぜ 久兵衛を助けに。

行こう!

(3人)はっ!

よし 登れ!

おう!

(3人)うう~! うう~!

(跳ね橋のきしむ音)

お… 下りてる 下りてる 下りてる~!
何で? 何で!?

3人同時に
ぶら下がったりするからだろうが~!

てめえの作戦だろうが!
(序助)何で? 止まって!

(3人)うわあああ~!

(序助)うわ~ 冷たい!
とりあえず 上がれ 上がれ 登れ!

長次 そっち 城じゃねえ!

潜入成功。
で 次は?

慌てるな。 図面によるとな…。

あっちだ!
本当か?

何を根拠に そっちなんだ!

ここは 男子禁制の大奧。 久兵衛
捕らわれてるとすれば 向こう側だ。

だとして 見張りは どうする?
(序助)任せろ。

忍者を夢みて磨いてきた技の数々…
とくと ご覧あれ!

序助! 相手に気付かれずに事をなす。
それが忍びの本懐。

見張りの注意がそれたら 走るぞ。

(序助)かっこいいな おやじ!

消えちまったぞ。
あれ? 加減し過ぎたかな?

ちょ… 俺がやる。 どいて。

戻ってきやがったぞ!
何で…? え… な 何で?

おい 見張りが…!

なんとかしろ!
よし 蹴り飛ばす!

てめえが出てって どうすんだよ!
そんなこと言ってたら あのまんまじゃ…。

ちょっと待てよ。 今 考える!

フンッ!

分身の術…。
えっ すげえ!

しかし まあ 随分と薄いなあ…。

これが 今の俺の精いっぱいだ!

何者だ? 貴様!

おい 貴様… 透けてるぞ!

来るな~ 化け物~! 止まれ~!

化け物~!

やった~!
見事だ 右左ヱ門!

ああ… ああ~。

もう勘弁してくれ~ ああ~!
助けてくれ~!

あああ~っ! ううう…!

(日向)限られた者しか知らぬ この地下牢。

いくら わめこうが どこにも届かぬわ。

書状なんて 知らねえ…。

(手下)強情なやつめ!

おら~! ありったけ載せろ ありったけ!

や… やめてくれ… 死んじまう~。

うっ… うう… ううう~っ。

おら~っ! うおお~っ!

あ… あんまり 無理をなされねえ方が…。

ううう…。
はあ?

ああ…
もっとほかに よい方法があるわ。

な… 何をする おつもりで…。

どうしてくれようか…。
あ… や や やめてくれ…。

この火で お前を どうしてくれようか。
ああ… やめてくれ。

この火で… ハッハッハッハ…!

ハッハッハッハ…!
どうしてくれようか。

ほら この火で。 近く寄って… 近くだよ。

どうしてくれるか! ハッハッハッ…!

あの… こっちも 遊びで
いたぶられてるわけじゃねえんで…。

いや 俺の方こそ
遊びで やってるわけじゃない。

ですよね。
もう一回だ。

もう一回…? あああ…。
ハッハッハッハ…!

ハッハッハッハ…! この火で お前を
もっと近くに ほら…!

ほ~ら 火だ。 ろうをたらしてやろうか?
ハッハッハッハ…! やめてくれ…!

ハッハッハッハ…!
フ~! ああああ…!

消しにいってんだろ?
すいません。

消しにいってんじゃん 自分から。

日向様。 大目付 郷原様がお呼びです。

郷原様が…!?

てめえ ここまで来て帰るとは
どういう了見だい!?

どうもこうも こんな あてずっぽうで
連れ回されちゃあ

命が いくつあっても足りねえよ。
ああ そうかい。

なら びた一文 払わねえからな!
死んじまったらな

いくら 銭もらったって…。
シッ シッ シッ! 誰か来る!

紫の忍び装束… ありゃ 甲賀だぜ。

自分たちの主君の城で 何をコソコソと…。

何かあるな…。 よし つけるぞ。

だから
俺ぁ降りるっつってんだろうがよ!

そりゃ ねえって 右左ヱ門さん。

(郷原)たかが スリの口を割るのに…
いつまで かかっておるのだ 日向。

申し訳ありませぬ。
初めから うぬらで

処分すればよいものを…

わざわざ 殺し屋なんぞ雇うから
このざまだ!

申し訳ありません!
お言葉ですが

我ら甲賀衆に暗殺させては
足がつくと申されたのは 郷原様です。

数馬…!
わしのせいだと申すのか?

書状は取り戻しますゆえ
郷原様も 我らの待遇の件

ゆめゆめお忘れなきよう。

分かっておるわ!
しかし もうグズグズはしておれん。

その三吉とか申す小悪党…
いよいよとなれば 死人に口なし。

地下で そのまま… 殺してしまえ。

一体 何の話をしてるんだ?
大目付の命で

甲賀衆が 何者かを暗殺した。
いや 誰かに暗殺を依頼したんだ。

それと おことのお父っつぁんに
何の関わりが?

分からねえ。 だが 俺たちの敵は
甲賀衆だということだけは

はっきりした。 そうとなれば…。
勝ち目はねえ。

いや 帰るのかよ!?
ちょ ちょ ちょっと…!

油断してる甲賀より
俺たちの方が 強えんだろ?

≪まるで油断してねえから
帰るっつってんだろうが!

≪離しやがれ 序助!
誰か…

おるな。
おりますなあ。

≪離せっつってんだよ!

(物音)

(3人)うお~っ!

うわ~っ! ううっ…。

お主ら どこの忍びだ?

失業忍者の右左ヱ門と長次。
そして そのせがれの序助よ!

郷原様! 立て 貴様!
イテテテテ…。

逃げろ!

二手に分かれよう。
ああ! 俺は まだ やる~!

いいから 来い!

本丸に忍び込むとはな…。
あの世で自慢するがいい。

(2人)あっ!

女… すまん。

観念せい! もう逃げられぬぞ。

(黄金の方)そのお声… 日向様。

そなたは 黄金の方!

あなた様が訪ねてくる日を
どれだけ 心待ちにしていたか…。

うれしい…!
い いや… 拙者は

この男を追ってまいっただけで…。

あなた様というお方は
おなごの部屋まで来ておいて…。

ちゃんとして!
おっしゃってる意味が分かりませぬ…。

日向様!
あっ やめ… 触るな!

日向様 強い…!
何が… 何もしておらん!

あっ! 強い…!
いや 拙者 何もしておらん。

あ~!
日向様!

(日向)何もしておらんが…。
あっ!

何だ… 拙者 何も…。
そんな… 強い お強うございます!

や~っ!

うお~っ!

あ~ イテテ…!

強すぎるぞ こいつ…!
お主らが弱すぎるのだ。

うわ~!

序助~!

長次 序助…!

バカが! 俺は もう知らねえぞ。

しょんなかねぇ! フッ!

(序助)おい おい おい 出せ!
出せって もう!

出せよ この野郎!
もう一匹のねずみが来るまで

おとなしくしていろ。

右左ヱ門か? あいつも捕まったのか!?

あ… もう少し
声を落としちゃあもらえやせんか…。

頭ん中が ズキズキしやがる…。

あっ!

あんた 久兵衛かい?

♬~

観念しろ ねずみ!

♬~

うっ!

おのれ~!

いける!

あら? あれ?

おのれ… や~っ!

何のまねだ…?
何せ 10年ぶりなもんで…。

捕らえろ!

♬~

素手で来い 素手で!
素手で来いよ! お前ら!

素手で来いよ この野郎~!

どこだ!?

はあ はあ はあ…。

おい…。
いたぞ~!

この野郎! うりゃ~!

(物音)

♬~

たあいもねえ!

ああ 人違えだな。
俺ぁ 回向院の三吉ってもんだ。

え… じゃ じゃあ アザは?
胸に富士のアザがあるんだろ?

ねえよ んなもん…。
だったら 着物の前 開いてみろ!

三吉さんよ。 あんた おことの前でも
そうやって しら切れんのかい?

おことはな
明日 この序助と 祝言を挙げる。

花嫁姿を ほかの誰より
お父っつぁんに見てもらいてえとよ。

明日だと…?
認めてくれよ。

あんた 久兵衛さんなんだろ?
お前ら そんな大事な日の前日に

何で こんな所 とっ捕まってんだ!
だから おことに

あんたを会わせるために…。
そのおことは どうなる?

一人で 祝言 挙げろってのかい?

何で あんたが そんな心配すんだ?

父親でもねえ あんたが… えっ!?

≪何者だ? 貴様! うっ…。

右左ヱ門!
右左ヱ門さん!

久兵衛…。

いや 人違いだとよ。
人違い?

どう見たって お前…。
ただのスリなら助ける義理はないが…。

おやじ…。

来い。 ここにいたんじゃ 命はねえぞ。

おい… おい!
おめえらが来た道を戻った方が…。

かましい! 素人は黙ってろ!

待て。
どうした? 右左ヱ門。

何か怪しいぞ ここの部屋。

動くなよ。

え?

開かねえぞ!
こっちもだ…!

序助 てめえ 何した!?
な な な… 何も。

あの… こ… こいつを
ちょっと 手に取ってみただけだ。

動くなっつったよね? なぜ 動くかなあ?

(地響き)

あ… 見ろ! か か… 壁が!

仕掛け部屋か!?
序助 押し戻せ!

お… おう!

無駄だ。
あの縄を切らない限り 止まらねえ!

おい 右左ヱ門!

任せとけ。 縄を切る!

てめえ こんな時に何の冗談だ!?

すまねえ 汗が。
何でもいいから 早く~!

分かってるって! ハッ!

ド下手くそ! そんな腕で
何で わざわざ離れた場所から撃つの?

面目ねえ!
俺がやる! 俺も!

ていっ!

や~! あ…。

下手くそどもが~!

お前ら… その衣装は お飾りか!

どけ!

次 よこせ。
てめえの使え!

俺らの道具は取られちまってんだよ!
早くしろ!

分かったよ。 俺のも これで最後だ。
最後?

外すんじゃねえぞ!
だったら いいよ。

いいって何だ~!?
お前に譲るっつってんだよ!

無理だ 俺も~!
(序助)何やってんだよ 俺に貸せ!

お前が…。
無理だろうが お前は!

俺がやる!

助かりたきゃあ 俺によこせ。

渡してやれ 序助!

久兵衛だと認めるか?
何?

おい 序助!
久兵衛なんだろ? 認めるまで渡さねえ!

そんなの 後でいいだろうが~!
どうなんだ!?

ああ そうだ! 俺が久兵衛だ。

♬~

ふう…。

やりやがった…。

すげえ… 久兵衛さん!

イタッ!
お前のような ひきょう者に娘はやらん。

え…?

いいのか? 数馬。
書状の在りかに案内してもらいましょう。

そいつは一体…?
殺しの依頼状だ。

殺し…?

水本重次…?

何者だい?
ひとつき前に暗殺された

前任の大目付だ。 そいつは 殺しを
稼業にする浪人が持っていやがった。

甲賀衆が依頼した暗殺ってのは
このことか。

殺された水本様は
忍者の人減らしを進めておられてな

つまりは これに反発した甲賀衆と

後釜に座った郷原が起こした
はかりごとよ。

この依頼状が その証拠ってわけか。

全部 承知の上で すったのかい?
久兵衛さん やっぱり あんた…。

忍びだな?

書状を 奉行所に差し出し
郷原甲賀の不正を明るみに出す。

それが 俺のお役目よ。

今すぐにかい?
じゃあ 祝言は?

お前たちも忍びならば分かるはず。
行かねばならんのだ。

御免。

久兵衛さん 久兵衛さん!

書状のおかげで
不正が暴かれた暁にゃあ

晴れて
忍者の人減らしが始まるってわけだ。

いくら 命を懸けたところで
しょせん 忍びなんざぁ使い捨てよ!

(光利)今や お主ら忍者は 無用の長物。

立派な ごくつぶしたい。

いずれは お前だって…。
それがどうした。

たとえ 役目を失おうと
この心は誰にも奪えん。

正しきことをなすと誓った心はな。

(日向)ならば その心ごと…

お前の命も奪ってやろう。

つけてきてやがったか!
俺が道をつける。

お前たちは逃げろ!
かたじけない!

おやじ!
何だよ お前も一緒に…! まだだ!

おことのお父っつぁんに
ひきょう者呼ばわりされたまんまで

終われるかよ!

及ばずながら助太刀いたす。
右左ヱ門 お前に何の関わりがある?

大ありだ!
忍びの看板を降ろして はや10年。

正しい店じまいのしかた 教えてやらあ!

ハハッ 教わるつもりは毛頭ないわ。

やれ。

くそったれ~!

(爆発音)

お前… 道具は
取られたとか言っといて…!

奥の手は最後まで取って置くもんだ。
大事な跡取り 死なせてたまるか!

おやじ!
もはや 止めだてはせん!

守ってはやれんぞ!
ああ。

お前は 書状を大事に握っとけ!

そんな雑魚ども とっとと 斬り捨てろ!

♬~

序助 序助!

クソガキが… どこ行きやがったんだよ。

♬~

(爆発音)

序助~。 クソガキが 弱えくせに
どこ行きやがった あいつ。

うわ~っ!

♬~

(爆発音)

だらしねえぞ 序助。

そろばんばっかり教えといて言うのかよ!

♬~

一体 あの男は 何者だ。

やつはさておき ほかの雑魚にまで…。

(日向)おら~! どけ!

また お前か。

頭領自ら相手をしてやるのだ。
ありがたく思え!

♬~

あああ~っ!
ハッハッハッ!

♬~

あっ。
ん?

汚えな お前!

♬~

そんなもんかい。 うわさほどじゃねえな。

甲賀忍法 慈愛の術。

や~!

(猫の鳴き声)

き… 斬れねえ!

相手の慈愛の心に訴えかける忍術よ。

うっ! なんて くだらねえ術に 俺ぁ…。

(猫の鳴き声)

(日向)勝負あったな 三吉!

お前たち…!

面目ねえ…。

観念して 書状を渡せ。

そんなに欲しけりゃ
頭領のお前が奪いに来い。

俺が?

ならば 俺がまいろう。

甲賀流忍者一番組組頭 桔梗数馬。

忍びが名乗っちまっちゃあ おしめえよ。

♬~

右左ヱ門…。
さすが 現役は違う。

やはりな。 お主ほどの忍びが
たやすく死ぬはずがない。

そうだろう 服部半蔵

半蔵って 伊賀の頭領 服部半蔵か!?

最強の忍者として名高い あの…!

死んだってのは うそだったのか?

聞いてないぞ そんな話。

この俺が相手ならば
半蔵の名に傷はつかん。

安心して あの世へ行くがいい。

逃げるのか 半蔵。

♬~

そこまでだ 半蔵!

久兵衛~!

久兵衛
久兵衛さん!

でかした 数馬。 書状は 取り戻したか?

余計なまねを…。
ん? 何と言った?

頭領! こやつらは?
生かしておけるか。 斬れ!

はっ!

行くぞ 数馬。

久兵衛
ここまで連れてくんの

どんだけ苦労したと思ってんだ
バカ野郎!

お主らも すぐに やつのそばに行ける。

チクショー!
死ね!

ううっ!

久兵衛さん!?
あんた 何で?

分身の術…!
ああ すげえ!

右左ヱ門さんのとは もう 訳が違う!

しかし あんた 書状は?

渡すものか。

「証文 店賃二貫文 たき」。

これは…。
お主が斬ったのは 本当に半蔵か!?

あああっ! 奉行所だ! 半蔵を追え!

(一同)はっ!

戻る前に 一目でいい。
おことに会って頂けませんか?

悪いが それはできん。
小田原で 所帯持ったのも

お役目のうちかい?
年月をかけ 土地の者に

なり切らねばならなかったのだ。
お役目にすぎないから

簡単に縁が切れる。 そういうわけかい?

[ 回想 ] (おこと)左胸に 富士の山の
形をした アザがございました。

お父っつぁんに もらったんです
雪のかんざし。

右左ヱ門 お前も黙ってねえで 何か言え!

「山」…。

何だよ? いきなり。

忍びの合言葉さ。

「山」。

「川」。

「海」。
「塩」。

「富士」。

答えてくれ。 「富士」。

「雪」。
一体 何なんだよ!

「富士」と「雪」は切っても切れねえ間柄。
そうだろう?

もう 行かねばならん。 これにて 御免!

しょんなかねぇ!

今 何と?

俺が書状を届ける。
あんたは 娘の花嫁姿を見届けろ。

お前が?
必ず届ける!

いや 悪いが お前では…。
あっ。

ん? うっ…。

ああ… ちょ… ちょ…

殴るこたぁねえだろ。
いくら信用してもらえなかったからって。

そういうんじゃねえよ バカ。
え?

じゃあ ちょっくら行ってくらぁ。
気を付けろよ!

甲賀が 先回りしてるかもしれねえ。

ありがとう 右左ヱ門さん!

♬~

こら ジッとしてろ。 花嫁 来ちまうぞ!

何だ? この格好は。
うるさい。 おことの中じゃあ

お前は 豪商で マタギで 漁師なんだよ。

いるか! そんなやつ!

お前は ちょっと落ち着け!

この期に及んで 何やってんだよ!
ちょっと待て! 久兵衛

久兵衛さん!
離せ!

いい加減 腹ぁくくれ。 だらしねえな。
今更 どの面 下げて会えというんだ。

おこと。

来た… 来たぞ。

(序助)きれいだぜ おこと…。

♬~

お父っつぁん…?

お父っつぁん!

おこと…。

おこと。

お父っつぁん…。

おこと…。

♬~

≪(すすり泣き)

久兵衛のやつ まだ泣いてやがんのか…。

≪(すすり泣き)

右左ヱ門! お前 無事だったのかい!?

よかったなあ おこと…。
で 書状は?

何 楽な仕事よ…。

よかったなあ…。

よかったなあ おこと…。

今度は どちらへ?
悪いが それは…。

じゃあ そこで何をなさるんですか?
いや それも…。

別にいいけど…。

どこで 何をなさっていようと
お父っつぁんが

元気でいてくれさえすれば それだけで。

そいつは 親が子に言うせりふだぜ。

そうよ。 私にとって お父っつぁんは
ずっとずっと心配ばかりかける

ほうとう息子よ。

おこと 何か困ったことがあれば 呼べ。

俺は どこにいようと
必ず お前のもとへ駆けつける。

心配いりません。
私には 序助さんがいるから。

フッ そうだな。

序助!
あ… はい!

娘のこと くれぐれも よろしく頼む。

あ…。

江戸一番の幸せ者にしてみせます!

できないことを堂々と言うな!
できるよ!

一つ いいかい?
何だ?

あん時 あんた 俺の当て身を
わざと食らったんじゃねえのかい?

えっ? そうだったの?
いや そりゃそうか。

まさか あの服部半蔵がな!
ちょ… おやじ!

服部?
右左ヱ門。 もしも お前に

まだ その気があるなら…。
ああ 勘弁してくれ。

俺は もう こりごりだ。

達者でな。

また会おう。

お父っつぁんも お達者で。

♬~

おいでなすったな 甲賀衆! とうっ!

(拍手と歓声)

忍術は 人前で
やるもんじゃないとか

言ってたくせに…。

覚えておけ ねずみ!
右往左往の右左ヱ門たあ

俺のことよ~!

(客)よっ 日本一!