ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

ぬけまいる~女三人伊勢参り 第7話 宮館涼太、佐藤江梨子、田中麗奈… ドラマの原作・キャストなど…

『ぬけまいる~女三人伊勢参り(7)伊勢の約束とあの人の手紙!宿には危険が!』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 旅籠
  2. お志花
  3. 岩倉屋
  4. 江戸
  5. 伊勢
  6. 大丈夫
  7. 一緒
  8. 志花
  9. 政さん
  10. お以乃

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『ぬけまいる~女三人伊勢参り(7)伊勢の約束とあの人の手紙!宿には危険が!』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ぬけまいる~女三人伊勢参り(7)伊勢の約束とあの人の手紙!宿には危険が![解][字]

伊勢の旅館はあやしげで、出会った修作(宮舘涼太)は主が賭場で作った借金のかたに乗っ取られると助けを求める。お志花は倒れながら、お蝶とお以乃に秘密を打ち明けて…

詳細情報
番組内容
伊勢に着いたが旅館はあやしげで、主が賭場で作った借金のかたに乗っ取られそうだと旅館の甥(おい)の修作(宮館涼太)は嘆く。宿を替えようとした矢先、お志花(佐藤江梨子)が倒れる。お志花は抜け参りに出た理由と秘密をお蝶(田中麗奈)とお以乃(ともさかりえ)に打ち明ける。かつて結婚の約束をした人に文を出したという。再会の日は五日後。そこに修作がきて主が賭場に監禁されたと助けを求める。お蝶が賭場に乗り込むが…
出演者
【出演】田中麗奈ともさかりえ佐藤江梨子大地真央福士誠治宮舘涼太堀内正美三宅弘城,渡辺哲
原作・脚本
【原作】朝井まかて,【脚本】小松江里子

 


伊勢うどん おいしいよ!
いらっしゃい いらっしゃい!

♬~

いよいよ お伊勢さんに近づいてきたわね。

♬「やっとこせ よういやさ」

♬「ござれ都の名所は」

♬「ぎおん 清水 音羽山

京の名所を詠み込んだ歌なのね。
いい節回しだこと。

ありゃ 上方からやって来たんだな。

ねえ 先頭の男の子
三味線弾きながら歩いててさ

えらく かっこいいじゃない。

♬「都の名所は 貴船 大原 愛宕山

しゃしゃり出んといとくれやす。
修ちゃんの隣は 私。

何を言うといやすの? この私どすわ。

私どす!
私どす!

私どす!
(修作)やかましいわ!

アッハハ。 優しい言葉で
言いくるめてやりゃいいものを。

上方の男は あか抜けないねえ。

俺のこと?

ああ。 その派手な着物と一緒だよ。

若いんだから
もっと渋い色の方が 粋なのにねえ。

(政)いい女だろ。
え?

また ここで会えるなんて
やっぱり 縁があるねえ。

兄さんのお知り合いですか?
俺がほれた女だよ。

♬~

もう またかよ?
お茶ばかり飲むから。

だって 喉が渇くんだもの。

あっ これだ 岩倉屋。

由緒ありそうな旅籠ね。

ごめん! 先行くね。

すみませ~ん!
あの… 厠 貸して下さる?

相変わらずだよな。
旅の間中 厠探しては駆け込んで。

後先考えないからな お蝶は。
今に痛い目に遭わなきゃいいけど。

先に荷を解いててくれる?
私 ちょっと行く所が。

えっ お志花?

♬~

よいしょ。
よいしょっと。

あっ ねえ お志花さ
何か 明るくなってきてないか?

あっ 私も そう思ってたの。 なあ。
よく笑うようになったし。

伊勢に きっと何かあるのよ。

(床が鳴る音)

ん?
何?

そこ 板 腐ってるんで。

老舗じゃないの? ここ。
そう書いてあったよ。

♬~

後で 女中頭が挨拶に来ますんで。

全く やる気なさそうだな。

やだ あの隅
ホコリが たまってるじゃない。

え? ここに載ってる旅籠は
安心だって聞いたのにな。

あっ ほら! ほらほら
ここに ちゃんとあるよ。

それよりさ 長五郎さんは
どこに泊まってんの?

え?
落ち合う約束してるんでしょ。

♬~

し… 知らないよ…。
なんなん… 何にも聞いてないし。

大体 お以乃は 奥手すぎんのよ。

ケンカの時は イの一番に勢いづくのに

色恋になった途端 怖気づいちゃって。

すんません! お邪魔します!
怪しい者やありませんので!

あっ さっきの三味線の!
ああ!

ねえさんのせいですわ…。

かくまって下さい!
え?

許しまへん!
二股かけといやしたやなんて!

(2人)すいませんどした。

≪どこ行かはったんやろ…。

すいまへんでした。

ごめんね 待たせて。

こちらの方は?
ああ ほら 往来で三味線 弾いてた…。

俺は ここの旅籠の主の甥で修作いいます。

京に遊びに行っててんけど

そのまんま 大坂帰んのも
つまらんから

いっそ お伊勢さんに足伸ばして
遊んで帰ったろ思いまして。

そうしたら あの子たちも
ついてきたわけね。

それで このありさまか。

ねえ 甥っ子さんなら ちょいと聞くけど
どうなってんの? この旅籠。

そうそう。 この本に載るには
吟味が厳しいんだろ?

これは古うおますわ。
天保13年… 3年も前ですわ。

(2人)え!?

新しいのは こっち。
俺も さっき買うてきたんです。

これには もうこの岩倉屋は載ってません。

「道中記」は 最新を買わな話にならんのに。

ねえさんら ほんまに まぬけやな。

え~!

だ… だから 私 言ったのよ。
古本は やめておこうって。

何 言ってんだよ? お蝶が
読めりゃ 何でもいいっつったんだろ。

けちった私のせいです!
そうよ。 何で私が悪いの?

けど! とうとう「道中記」から
外されてしもうたやなんて

うちのお母ちゃんが聞いたら 泣くなあ。

身内のうちの旅籠まで
一緒やと思われるやないかって。

あんたんとこも旅籠なの?

はい。 大坂の日本橋で。

あら 私も江戸の日本橋
小間物屋してるのよ。

じゃ お三方とも江戸から?

ああ。 お伊勢参りにね。

江戸のねえさん方は
粋だと聞いていましたが

まさに ねえさんらのことやろな。

それに 皆さん 勇ましいわ。

当たり前じゃないの。

私たちは 江戸は馬喰町で猪鹿蝶と呼ばれ
いっち目立ってたんだから。

ケンカしたら
男にだって負けたことがない。

その上 博打も強いのよ。

そしたら ここの古市の賭場どうです?
にぎやかで おもろいで。

そんなとこ あんのかい?

天乃屋という旅籠があるんやけど
それは表向き。 本業は賭場での博打や。

ここのおっちゃんも通い詰めてて
俺も行こうと思うてんのや。

(床が鳴る音)
≪ごめんくださいませ。

覚悟しときや。
めっちゃ まずいねん ここの料理。

♬~

ツボ かぶります。

♬~

さあ 張った 張った!
丁方ないか 丁方!

丁だ!
丁だ! 丁方!

丁半 コマ そろいました。 勝負!

五二の半!

♬~

(とび松)岩倉屋の旦那

足れへんかったら
いつでも お貸ししますよって。

あっ いっつも おおきに…。

ごゆっくりしていき。

♬~

えらい 張り込んでます。

どんどん貸したれ。
へえ。

残るんは あの旅籠や。
ヘヘヘヘヘヘヘッ。

(修作)若い頃から
道楽者のボンボンやったらしいけど

女将やった女房が死んでからは
博打狂いになってしもうて…。

ふ~ん。 下手の横好きだね。

そういうのは 負けたら
意地になっちゃうのよ。

有り金 一気に賭けたりね。

うわっ か… かたい!
何だよ このアワビ。

ちょちょちょちょ…!
え? そんな…。

うわっ かたっ!
ねえ かたっ!

おっしゃるとおり。
持ってた田畑や山までや。

残ってるのは もうこの旅籠だけ。

それも ここまで ひどうなってるとは…。

≪(おれん)ごめんくださいまし。

(おれん)この度は お江戸からの
ご参詣とかで おめでとうござります。

手前 岩倉屋の女中頭を務めております
れんと申します。

お世話になります。

お伊勢様のお参りの時は

まずは 二見の夫婦岩
日の出を拝みなさいませ。

それから 二見興玉神社にお参りをして

身を清めてから
外宮と呼ばれる豊受大神宮をお参り

そのあとは 別宮の多賀宮 土宮 風宮と

お昼からは 月夜見宮
回られるとよいでしょう。

では 内宮は?

その翌日でございますね。

皆様 お食事が進まないようで。

まあ…。

ほしたら 皆さん どうぞ ごゆっくり。

♬~

何よ 今の? 感じ悪…。
歯が欠けそうなアワビ出しといてさ

食が進むもないもんだわ。
まあまあ…。

そや! せっかくの伊勢の夜や。
楽しまな!

♬~

いよっ 待ってました!
いいね!

い~よっ!

♬~

早くから悪いね。

いいえ。 こちらが お部屋でございます。

ありがとよ。

お蝶さん 政です。
目印つけてくれてるとは ありがたいね。

あ… お蝶さん?

失礼するよ。

♬~

ん? 誰よ…。

おい 起きろ! いつまで寝てやがんだ!

あっ あの時の三味線弾きだな?

よくも こんな不埒なマネを…。
性根 たたき直してやる!

キャッ! ちょっと 政さん!?

いや ちょっと!
お蝶さんも お蝶さんじゃありませんか!

こんなガキ相手に!

見損ないましたぜ。
な… 何 言ってんの?

何って ゆうべ 2人でしっぽりと…。

あれ? 政さん。
おはようございます。

え? じゃあ…。

兄さんの勘違いや。
とんだ早とちりやわ。

すま~ん! 大丈夫だったか?

いや あかん! あかんなあ
朝一 殴ったら あかんなあ。

すまんかった。 大丈夫か?
痛かろうになあ。

とんだ とばっちりやがな…。

ああ 今から古市ですか?
ああ 遊んでくるわ。

旦那さんも ゆうべから
帰ってきてはりませんのや。

こっちのことは心配せんと

気ぃの済むまで 遊んできてもろて下さい。

ほな 行ってくるわ。

お以乃さんに これを。

うちの親分からです。

じゃあ この近くの宿にいるんだ…。

へえ 約束どおり 待っておいでです。

何?
古そうな本ですね。

私の父親が書いた本。
(2人)へえ~。

ごろさん 私が話したのを
覚えててくれたんだ…。

あっ それと これを預かってきやした。

じゃ あっしは これで。

ありがとう 政さん。
へい。

じゃ 私 外まで。

♬~

「お前様と かの地にて夫婦となり

所帯を持ちたく存じ候」。

♬~

お以乃 うれしそうだった。
優しいわね 長五郎さん。

ほれた女には 人一倍ね。

この宿は出た方がいい。

今じゃ 何も知らないやつしか
泊まりません。

それに よくない噂もある。
訳ありなのね この旅籠。

今度ばっかりは
もし何かあったとしても

余計なことに
首を突っ込むんじゃありません。

いいですね?

分かった。 心配しないで。

だったら いいんですけどね。

ああ それと…

お蝶さんは どうなさるんです?
この旅が終わったら。

まだ 何も考えてないの。

着の身着のまま飛び出してきた
抜け参りだからね。

もし 江戸に帰るつもりがないなら…

どうです? あっしと一緒に
清水に来るってえのは。

やだ 政さん そんな冗談!

考えておいておくんなさいまし。

え…?

♬~

政さん…。

♬~

お蝶さんの無事の帰り
信じて待っておりますので

どうか その時は
ひとつ よろしくお願いします。

蝉の声を聞かなくなったと思ったら
もう文月も末か…。

秋になったんだね 私たち。

私たちが秋になるなんて 面白い言い方。

でも 戯作者を目指していたなんて。

いや 目指そうかどうしようか
迷ってるとこなんだよ ずっと。

お以乃は昔っから
生真面目なところがあったから。

その思案の旅だったわけか。

おっ母さんがさ 父親が戯作者ってだけで
私に才があるって信じてさ。

(お里)お以乃は きっと才能あるよ。

で あったの?

みじんもないね。

でも そんなことは どうでもいいんだ。

大事なのは
私が戯作者になりたいかどうか。

本を書きたいかどうかなんだって
この旅に出て よ~く分かったよ。

でも その前に
行きたいとこあるんじゃないの?

♬~

私たちに遠慮してる場合じゃないでしょ。
ええ。

人生でやっと会えた
一番好きな男なんでしょ?

だからだよ…。
夢も何もかもどうでもいい。

全部 投げ捨てても 一緒にいたいって
思いそうで… 怖いんだよ。

お以乃が そんなこと言うなんて…。

はあ もう… 恋は女を狂わすねえ。

♬~

あのね 私も… 会おうと思ってるの。

誰に?

好きな人…。

(2人)え?

好きな人!? そんな人いたのかい?
初耳だよ…。

今まで 誰にも話さなかったから。

ああ じゃあ この旅は
その人に会うためだってこと?

ええ。

でも その人のこと 私は裏切ったの…。

あの時 天秤にかけたのよ。

自分でも なんて女なんだって…。

お志花?
(せきこみ)

お志花 大丈夫かい!?

大丈夫!? やだ ちょっと お志花!
お志花!

ゆっくり…。
しっかりしろよ。

私 医者 呼んでもらってくる。
ああ。

待って! その前に…
2人には聞いてもらいたいの。

そんなこと 後で。
ううん 大事なことよ…。

この旅の間中 ずっと言いたくて
言えなかったの。

お願い…!

ちょっと お志花!
お志花…。

嫁ぐ前のことよ。 もう10年以上前の話。

私 剣術の道場に通ってたでしょ。
真吾様も そこに通ってたの。

真吾っていうのかい? その人。

じゃあ お互い 気持ちを
確かめ合った仲だったってこと?

ええ。

本当に好きだった
あの人のことも あの人の剣術も。

真っ向から いつも向かってきてくれた。

いつか 一緒に道場を開こうって
そんな夢みたいなこと 言い交わして…。

でも 私に縁談が持ち上がったの。

浪人だった父に
仕官の口を世話するって…。

私は 天秤にかけたのよ。
やな女でしょ。

そんなことない。
家のためだったんだもの。

そうだよ。 それに
一番辛かったのは お志花だろ。

ありがと…。

私も これで よかったんだって
言い聞かせて

安藤家の嫁として
やっていこうって思ったの…。

(須磨)これだから 浪人の娘は…。

上役の顔色だけ うかがい

相手の肩書だけを大事にする
日和見な夫…。

唯一の生きがいは
息子の成長だけだった…。

この子が成人するまでは
弱音は吐くまいと…。

でも その息子までもが…。

(琢磨)あやつの父は
父上の配下ではありませんか。

わびなど いりませぬ!

無礼な! 世が世であれば

母上なんぞ 当家の女中奉公すら
かなわぬ身ではありませぬか!

気持ちが抑えきれなくなったの。

我が子を 心底 憎いって思った…。

ひどい母親でしょ。

そしたら この10年 こらえてきたものが
音を立てて崩れて…。

気付いたら 道場の前に立ってた。

嫁いでから
一度も近寄ったことなかったのに…。

真吾様の行方を捜したわ。
そしたら 京にいることが分かって…。

それで 抜け参りまでして
伊勢まで行こうって決めたのね。

ええ…。

で その真吾様とは会えるのかい?

文を出したの ここに着いてすぐ…。

5日後 二見浦でと。

でも 会いに来てくれるかどうか…。

え? お志花…!
お志花! お志花!

気うつによる動悸が原因です。

よほど長きにわたって
無理を重ねてきたのでしょう。

ゆっくり休ませるように。 では。
(2人)ありがとうございました。

あんなに我慢強いお志花が
辛抱しきれなかったなんて…。

もう家に帰るつもりはない。
それぐらいの覚悟で出てきたんだよ。

こうなったら 何としても
真吾様に会わせてやりたい。 ああ。

落とさんようにな。

落とすなよ!
は~い。

気を付けてな。

ねえ 何してんの?

旦那さんの博打の借金のかたに
持っていかれてるんですよ。

あ~あ ここも もう おしまいかも。

やっぱり 政さんの言ってたとおり
何かあるのね…。

もし 江戸に帰るつもりがないなら…

どうです? あっしと一緒に
清水に来るってえのは。

♬~

清水か…。

♬~

あっ…!

♬~

もう4日目だよ。 まだ目を覚まさないな。

今日が
真吾様とのお約束の日だっていうのに…。

おっちゃんが
賭場で大負けしてしもうて

天乃屋に閉じ込められてるんですわ。
(2人)え!?

このままやったら
どんな目に遭わされるか…。

猪鹿蝶のねえさんたちやったら
なんとか できるんちゃうかと…。

頼んます!

あっ じゃあ ちょっと
私 行ってくるわ。 ね?

駄目だって。 あんたが行ったら
すぐ ケンカになっちゃうわよ。

なんとか お願いします!

頼れるのは
ねえさんらしか おらへんのです!

う~ん…。

分かった! 私が行って 話つけてくる。

ええっ!?
ほんまですか?

さすがは お蝶さんや!
ちょっと お蝶!

大丈夫だって。 私の この愛嬌と
色気があれば なんとかなるって。

ほら 案内して!
あっ はい!

ちょっと!

もう本当かよ…。

♬~

(すて松)あ~ よいしょ!

♬~

旅籠の売り渡し証文は見つかったのか?

親分さん それが まだ。

何としても探し出して
ここに持ってくるんや。

そしたら 借金のかたに
あの店が手に入る。

その時は 私を岩倉屋の女将に。
ハハハハハッ… 分かっとるがな。

あの老舗の旅籠を わしのものにして

この天乃屋のように
伊勢参りの客でもうかる賭場にするんや。

そしたら この伊勢の街道筋は
黒松一家のものになる。

♬~

やっぱり あの女中頭が 一枚かんでたね。

そうやと思うてた。
そやから これを くすねてきたんや。

岩倉屋の売り渡し証文や。
やるじゃない!

さ 早う おっちゃん見つけな!
え? あっ そうだ。

♬~

お蝶のやつ 本当 大丈夫かな…。
後先考えないからな。

♬~

(笑い声)

♬~

≪(笑い声)

おい 一杯やろう! 一杯!

これじゃ 出られないわね。
どうしようもないな…。

(お凛)ご当家 軒下の仁義
失礼ながら お控えなすって。

そちらさんこそ お控えなすって。

早速のお控え ありがとうござんす。

黒松の親分さんには
お初のお目見えと心得やす。

手前 生国は関東 旅の者にて 名はお凛。

しがない ツボ振りでございます。

以後 万事万端 よろしゅうお頼申します。

フハハハハッ
あんたが 噂に聞く花嵐のお凛か。

よう来なはった。
ささ 草鞋を脱いで上がり。

それでは ごやっかいになりやす。

ど… どうしたんや?

お… おしっこ…!

ええっ!?

岩倉屋の姿が見えんのや。
逃げ出しよった!

(子分たち)ええっ!?
逃げ出しよったんじゃ!

おっちゃん 逃げたんや。 よかった…。

ほな 俺らも この隙に!

助かった…。

こんな時に…。 お蝶さん!

あ~ すっきりした。

ほな 早う!
ああ…。

おい お前ら!
行くぞ!

岩倉屋 どこに隠れとんじゃ! 出てこい!

おやめ下さい! おやめ下さい!
どけ! (悲鳴)

うるさいね。 病人が寝てんだよ。

何やと? 誰や お前。

私は ここの客だよ。

客やったら
部屋で おとなしゅうしとかんかい!

それとも 痛い目に遭いたいんか?
おねえちゃん。

なめんじゃねえぞ コラ!

こちとら お江戸は日本橋 馬喰町じゃあ
ちっとは知れた お以乃さんだよ。

あんたたちみたいな三下に
やられるわけ ないじゃないか。

何やと? おう 手加減せんでもええ。

やっちまえ!
(子分たち)おう!

♬~

(2人)うわっ!

何しとるんや こんなとこで?

いや… あ… あの…。

ぐあっ!
お志花!

てめえ!
ハッ!

おりゃ~!

何や このアマ!

覚えとけ!

♬~

起きて 大丈夫なのかい?
ええ このとおり。

(女中たち)かっこええわあ!

あっ 旦那さん!
ああ…。

ありがとうございました。
おかげで 助かりました。

あんたは?
ここの主の平左衛門でございます。

天乃屋に
閉じ込められてたんじゃないのかい?

はい。 隙を見て
逃げ出してきたんでございますわ。

一人でかい?
そうでございますが。

どうしたの? お蝶や修作さんが
助けに行ったんだよ。

じゃ 何してんだ?

さっさと歩け コラ!

早う行け! こっちじゃ ボケ!

まっすぐ歩け ほら!
歩いてるじゃない! 優しくね…。