ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

さくらの親子丼2 第1話 真矢ミキ、名取裕子、柄本時生… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #01【親子丼なんていらない】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 名前
  2. 桃子
  3. 母親
  4. 由夏
  5. 鍋島
  6. 玲奈
  7. 拓士
  8. 川端
  9. シェルター
  10. 子供

f:id:dramalog:20181202091526p:plain

『<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #01【親子丼なんていらない】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

[新]<オトナの土ドラ>・さくらの親子丼2 #01【親子丼なんていらない】[字][デ]

九十九さくら(真矢ミキ)は、「子どもシェルター」に調理スタッフとして入ることに。「親と子が一つになって親子丼」…そんなさくらの気持ちは、子どもたちには届かず…。

詳細情報
番組内容
九十九さくら(真矢ミキ)は、弁護士の三谷桃子名取裕子)を訪ねる。16年前高校生の息子が17歳の少女に刺され、命を落とした事件の事が自分の中でやっと整理がついたと報告するためだった。さくらは、被害者の家族、桃子は加害者の弁護士だったが、いつしか立場を超え、信頼関係を築いていたのだ。そんな桃子は“子どもシェルター”「ハチドリの家」の運営に関わっていた。子どもシェルターは、虐待など何らかの理由で親から
番組内容2
逃げてきた子どもたちを、一時的に避難・保護する場所。「さくらさん、今日暇?」シェルターではなかなかスタッフが長続きせず、調理スタッフが突然辞めてしまったのだ。
さくらは、その日の夕食と明日の朝食だけは作ることを引き受ける。桃子の事務所の新米弁護士・川端哲也(柄本時生)とともに、子どもたちの安全を確保するため限られたものたちしか知らない「ハチドリの家」に到着。そこは、住宅街のありふれた一軒家。
番組内容3
ホーム長・鍋島真之介(相島一之)のもと、心に傷を負い、世の中の大人を全て敵と思っている子どもたちが暮らしていた。
さくらは夕食に親子丼を作る。「親と子が一つになって親子丼」。しかし、そんなさくらの気持ちは、シェルターの子どもたちには届かなかった…。
出演者
九十九さくら: 真矢ミキ 
川端哲也: 柄本時生 

古井戸貞子: 井頭愛海 
新城由夏: 岡本夏美 
井口茜: 柴田杏花 
藤島玲奈: 尾碕真花 
小宮山詩: 祷キララ 
白鳥マリア: 日比美思 
中里拓士:浦上晟周 
大豆生田香: 塩野瑛久 

鍋島真之介: 相島一之 
谷桃子: 名取裕子
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ

【企画協力】
古賀誠一オスカープロモーション

【原作・脚本】
清水有生

【音楽】
富貴晴美

【主題歌】
RINA「光」(South to North Records)

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ) 
浦井孝行(オスカープロモーション) 
村山太郎(オスカープロモーション

【演出】
谷川功(5年D組)
スタッフ2
【制作著作】
オスカープロモーション

【制作】
東海テレビ放送

 


♬(音楽)

♬~

(男性)何だよ?

(男性)帰ったら
パパに 挨拶だろ?

(春菜)もう 嫌だ。 こんなこと。

(男性)いまさら 何だよ。

もう ママだって
知ってんだからさ。

(春菜)やだ!

(男性)おとなしくしろよ。
(春菜)嫌!

(春菜)やめて!

自分で 脱ぐ。

♬~

(男性)うっ。

♬~

(桃子)大丈夫よ。 安心して。

児童相談所の人が 来るまで…。
≪(ドアの開く音)

(桃子)ここで 待ってて。

(桃子)さくらさん。

(桃子)はい。 何かあった?

(さくら)ええ。 実はね
昨日 あざみが 出ていったの。

その報告。
(桃子)出てった?

(さくら)あっ。 母親のところ。
(桃子)居場所 分かったの?

(さくら)ええ。

《私は あなたを
絶対に 許さない》

《一生 許すことはないわ》

《でも 憎むことは やめる》

人は 悲しみの中では
生きていけるけど

苦しみの中では
生きていけない。

それを 教えてくれたのは
桃子先生じゃないですか。

(桃子)そうだっけ?
えっ?

(桃子)とにかく
あんたは すごいよ。 うん。

いやぁ。 ホント言うとね

あざみを あの母親に帰して
本当に よかったのかって。

あざみちゃんが ホントに
幸せになれるのか どうか。

答えが 出るのは ずっと
先のことかも しれないわね。

≪(ドアの開く音)

(川端)あっ。

桃子先生。
ちょっと いいですか?

(桃子)いいわよ ここで。

あっ。 川端弁護士。
うちの ニューフェース。

(川端)あっ。 川端です。

あのう。 九十九さくらです。

(桃子)どうした?
何か あった?

(川端)子どもシェルターで
また 逃げられました。

(桃子)また!?
あのう。 私 ここで。

(桃子)ああ。
いいのよ さくらさん。

でも 施設から 子供が…。

(桃子)ううん。 逃げ出したのは
子供じゃなくてね

料理担当のスタッフ。
みんな 長続きしないのよ。

(川端)取りあえず
晩ご飯 作る人 探さないと。

(桃子)そうよね…。
何か 大変ですね。

(桃子)うん。 大変なの…。

さくらさん。
はい?

(川端)助かりました。
さくらさんが 引き受けてくれて。

っていっても 今晩と
明日の朝だけよ。

それ以上は 無理ですから。

あのう。 さっきから
何で 周り 気にしてるんですか?

(川端)誰かに つけられてないか
確認してるんです。

尾行!?
はい。

子どもシェルターの場所は
極秘事項です。

場所を 知ってるのは
担当弁護士と スタッフと

入居してる 子供だけです。
極秘。

シェルターに
入っている子たちは

みんな 何らかの理由で
逃げてきた子たちが 多いんです。

親とか 悪い仲間とか。
親?

親から 虐待を受けて
逃げてくる子が 多いんです。

肉体的な虐待。 心理的な虐待。
それから 性的な虐待。

シェルターに 入ると

弁護士から そのことを
親に 通告します。

親は 子供を 帰せと
言ってくる場合があります。

子供の親権者として
法律上 正当な 権利主張です。

その場合は?
帰しません。

親に 権利があっても?
ええ。

中には 誘拐罪で
告発するって親も いますけど

それでも 帰しません。

われわれ 弁護士が 前面に立って
子供を守ります。

いやぁ。 大丈夫なの?
法律家が そんなことして。

大事なのは 子供たちの意思です。

自分が 絶対に 親から離れて

シェルターで 暮らしたいという
意思さえあれば

われわれは 闘います。

でも もし その子が
親の元に 帰りたいと言ったら

それを 止めることは
できないんです。

何だか ドキドキしちゃうわね。
スパイ映画みたいよ。

(川端)ここです。

普通の家なのね。

シェルターっていうから もっと
いかついとこなのかと 思った。

鈴木。

目立たないように
ありがちな名前にしてあるんです。

(川端)近所の人にも ここのことは
内密にしてあります。

(由夏)だから
気付かなかったっつってんじゃん。

(鍋島)これ 見て
気付かなかったは ないでしょ。

(鍋島)こんなに 大きく
名前 書いてんだから。

これ みんな 茜さんのだよね?

(玲奈)ごめん。

自分で 買ったやつだと思って
つい 食べちゃった。

(鍋島)そういう
見え透いた嘘は つかない。

分かったよ。
金 払えば いいんだろ?

(鍋島)そういう問題じゃ
ないでしょ。

なぜ こういうことを したかが
問題だって 言ってるんです。

≪(足音)

(川端)どうぞ。
続けてください。

(鍋島)ハァー。
いや。 もう いいです。

はい。 じゃあ ミーティングは
おしまい。

茜さん。 歯医者に 行くから
支度をして。 今日で 最後でしょ。

(川端)あっ。
由夏さん。 玲奈さん。

今日の晩ご飯と
あしたの朝ご飯を 作ってくれる

九十九さくらさんです。
こんにちは。

九十…。

ホーム長の 鍋島です。
いやぁ。 助かりました。

急に 宿直のスタッフが
辞めちゃって どうしようかって。

(鍋島)ここが 台所です。
だいたいのものは 揃ってますから。

あのう。 さっき
何か もめてたみたいですけど。

ああ。 ちょっとした
いじめですね。

いじめ?

この子の プリン
食べちゃったんですよ。 2人が。

ああ…。

(鍋島)ちゃんと 名前を書いて
ここに しまってたんですけどね。

あの 茜っていう子
今夜 実家に 帰るんですよ。

実家に?

(鍋島)母親に 虐待されて

2カ月前に ここに
逃げてきたんですけどね。

母親が どうしても 茜と 一緒に
暮らしたいっていって。

茜の方も 毎日のように届く
母親の反省の手紙を 読んでいて

まあ 帰る気になったんですね。

私と 桃子先生は

もう少し 残った方がいいって
言ったんですけど

川端先生の熱い思いで
帰すことに 決まりました。

そうですか。

それじゃ 今夜は 腕を振るって
送別会の ご飯 作らなくっちゃ。

ああ。 送別会は ここでは
やらないことに なってます。

ここに 残る子たちにとって
出ていく子が

親のところに 帰るっていうのが
特に 微妙でしてね。

あっ。 もしかして
それで さっきの プリンも…。

それで?
ああ。

そういうことなのかも
しれません。

なので 普段どおりで
お願いします。

分かりました。

あのう。 包丁は?
ああ。

包丁は 台所には
置かないことに なってます。

(鍋島)包丁は
ここに 置いてあります。

これを やる子が
時々 いるんですよ。

包丁は ここでは
調理器具ではなく

凶器として 考えます。
なので 厳重に 管理してるんです。

なるほど。

ついでに この部屋には

ここに いる子たちの
個人情報が 置かれています。

なので 面倒ですが

出入りのたびに
施錠を お願いします。

で 子供たちの部屋の
マスターキーは

ここに 置いてあります。
マスターキー?

ここは 一人ずつ 鍵付きの
個室に なってるんですよ。

何かあった場合には
これを 使って

部屋に 入ることになります。

で これが
このスタッフルームの鍵です。

お預かりします。

よし。

(悲鳴)
やだ! やだ!

(拓士)何? 人殺し?
ご… ごめん。 ごめん。

(拓士)驚かせないでよね。
マジ 死ぬかと思った。

(拓士)おばさん 誰?
ああ。 九十九さくら。

あのう。 食事の係。

(拓士)さくら?
カワイイ名前。 よろしくね。

さてと。

あっ! ちょっと待って。
ちょっと。

ねえ。
それ あんたのじゃないでしょ?

駄目でしょ。 人の飲んじゃ。
あっ!?

いやいや。 香ちゃんのでしょ?
名前 書いてあんじゃないの。

後で ホーム長さんに
報告するからね。

はっ!? ハァー。
ああ。 びっくりした。

(玲奈)ごめんね。
どうしたの?

えっ?

お母さんって
こんな感じなんだね。

♬~

(玲奈)うち お米 とぐの 手伝う。
そう?

♬~

(桃子)春菜さん。
ここはね シェルターっていって

あなたみたいに
親に 虐待されたりなんかして

帰る場所をなくした 子供が
緊急避難する場所なの。

ここにいる スタッフはね
みんな あなたの味方よ。

ここでは あなたの身の安全は
保証されてます。

だから 安心して。

あなたにはね ここに 入るための
申込書を 書いてもらいたいのよ。

これはね あなたが 自分の意思で
ここに 入りたいという

意思表示でもあるの。

それは 親から
あなたを 守るために

とっても 大切なこと。
分かるわね?

(春菜)うん。

じゃあね…。

えー。 「私は 子どもシェルターに
入居を 希望します」

「次のことについて 約束します」

「1。 子どもシェルターの場所は
絶対に 秘密にします」

「2。 携帯電話は
スタッフに 預けます」

(春菜)えっ…。

(桃子)でも ほら。 GPS

居所を 捜される可能性が
あるでしょ。

だから 弁護士事務所で
預かります。

あなたを 守るために。

(桃子)はい。

ここに 署名して。

どうしたの?

(春菜)名前 変えてもいい?
(桃子)どうして?

あんなやつが付けた 名前
もう 使いたくない。

あんなやつって お母さん?
(春菜)うん。

分かった。 ここにいる間は

あなたの 好きな名前を
使いなさい。

じゃあ 何て名前にする?

♬~

(春菜)これで いいや。

♬~

母親が付けた 名前より
漫画の名前か。

そこまで嫌う 母親って
何でしょうね。

あの子 母親の再婚相手に
性的虐待を 受けてたらしいの。

えっ!?
それ 母親に?

話したわよ もちろん。

でも 母親は 無視した。

それでも 彼女は 何度も 母親に
助けを求めた。

そしたら…。

(母)《この泥棒猫。 人の亭主に
手 出しやがって。 この野郎》

《この野郎!》

(桃子)再婚相手。
銀行の エリートらしいの。

逃げられんのが
怖かったんでしょうね 母親も。

あの子にとって
大人は みんな 敵。

信じられる 大人は
どこにも いない。

だから まず 信じられる 大人が
いるってことを

あの子に 分からせてあげたい。
ここは そういう場所よ。

信じられる 大人か。

その中に 母親は
絶対 入らないんですか?

あの子を産んだ 母親でしょ?
今は ひどくても。 うん。

これっぽっちで いいから
信じてもらえる 可能性…。

ない!
ない?

ない。
いや。 でも…。

ああ。 もう こんな時間だ。
事務所に 戻らないとね。

(鍋島)ただいま 帰りました。

(鍋島)ありがとうございます。
あっ。 お疲れさまです。

あっ。 さっき 新しい入居が
ありました。

これ 申込書です。

(鍋島)桃子先生から
メール 頂きました。

白鳥マリア。

(すすり泣く声)

(茜)マジ あり得ない。
ひどい。

どうしたの? あっ。

(鍋島)茜さんが 今日 実家に
帰るときのために

買っておいた ブラウス。

そして これが 茜さんの
お母さんからの手紙。

(鍋島)私は こういう 卑劣な
行動をする人間を 許せません。

やった人は
正直に 名乗り出なさい。

そして 茜さんに
謝ってください。

≪お前かよ。
(詩)違うよ。

(鍋島)詩さん。
(詩)私は やってません。

(詩)だって 私には
茜が 実家へ帰るとか 関係ないし。

俺もだ。

(拓士)同じく。
(玲奈)うちも。

ということで この中に
犯人は いません。 じゃあ。

ちょっと待ちなさい。

ねえ?
ねえ 座んなさい。

ねえ!
(由夏)やめてよ!

座んなさい!

私はさ あんたたちが
ここに来るまでに

何があったか 知らないわ。
だからさ

出しゃばったこと
言うつもり ないけどさ。

一つだけ 答えてちょうだい。

茜さんが お母さんのところへ
帰って 何が悪いの?

≪なあなあ なあなあ。
それ 誰に言ってんだよ?

ここにいる 全員よ。

この中の 誰かなんでしょ?
こんなことしたの。

(由夏)うーわ。
そうやって すぐ 疑っちゃう人?

(玲奈)いるよね そういう大人。
(拓士)やだやだ もう。

どうして? ねえ?

どうして 茜さんが
お母さんのとこに 帰るのを

祝福してあげないの?
(詩)祝福?

みんなで 茜ちゃんの幸せを
お祝いしてあげようよ。

(詩)別に 親のところへ 帰るのが
幸せだと 思わないけど。

(由夏)地獄でしょ。
親のとこなんて。

(拓士)同じく。
(玲奈)うちも そう 思う。

そう。

あんたたちには
そうなのかもしれない。

でも 茜ちゃんは お母さんと
暮らすことを 望んだのよ。

それが 幸せになることだって。

そのことを 邪魔する権利は
あんたたちには ないの!

だから こんなことは
許されないの!

(由夏)部屋 戻りたいんだけど。

(鍋島)まだ 話は
終わっていないよ。

(由夏)別に 話なんか ないし。
待ちなさい。

≪(ノック)
(鍋島)失礼します。

それじゃ 私は 帰りますので

あしたの朝まで
よろしく お願いします。

で 連絡事項が あったら
この日誌に書いておいてください。

はい。
(鍋島)それじゃ 失礼します。

あっ あのう。
さっきは すいませんでした。

もう つい かっと なっちゃって。

(鍋島)いえ。 さくらさんの
気持ちは よく 分かります。

ただ ここにいる子は

世の中の大人は みんな 敵だと
思っている子ばっかりなんです。

まずは 味方になってくれる
大人がいる。

それを 分からせてあげるのが
ここの役割なんです。

はい。
(鍋島)だから

怒り方が 難しいんですね。
それじゃ よろしく お願いします。

お疲れさまでした。

(川端)さくらさん 一人で
大丈夫ですかね?

(桃子)大丈夫よ。

あの人はね
道に迷った 子供たちに

ずっと 手を差し伸べてきたの。
もう 15年になるわね。

さくらさんの親子丼で
救われた子 たくさん いるのよ。

(川端)先生と
どういう関係なんですか?

向こうが 犯罪被害者の家族。

こっちが その加害者に
付き添った 弁護士。

(川端)えっ?

(桃子)もう 20年になるわね。
息子さんがね

バイト先で お客さんに刺されて
亡くなったの。

犯人は 17歳の少女でね
その付添人を やったのが 私。

色々 あったなぁ。
さくらさんとは。

♬~

おいしくなーれ。

♬~

さあ どうぞ。

(茜)これ 何?

親子丼よ。
知らないの?

(茜)ああ。 聞いたことある。

どうぞ。 召し上がれ。

(茜)いただきます。

♬~

おいしい。

でしょ?
何で 親子丼っていうの?

(拓士)鶏と 卵が
親子だからよ。

(茜)へぇ。
よく 知ってるね。

親と子 一つに入ってるから
親子丼。

♬~

お母さんと 仲良くするのよ。

♬~

泣きたいときは 泣けばいい。

流した涙の粒だけ
幸せの花が 咲くの。

幸せになんのよ。

私 こういうの 嫌い。

ねえ? バカじゃないの?
何で 泣いてんのよ?

いいこと 言うんだな。 おばさん。

♬~

(川端)それじゃ いってきます。
はい。

茜ちゃん。 元気でね。

さくらさん。
親子丼 おいしかった。

頑張んのよ。
(茜)うん。

(川端)それじゃ。
(茜)いってきます。

誰も見送らないか。

(桃子)今日は よく 会うわね。
ホント。

(桃子)元気だった?
まあね。

逃げ出した人の 気持ち
ちょっと 分かるわ。

(桃子)逃げ出した人?
料理担当の スタッフさん。

(桃子)ああ。 手ごわいでしょ?
相当ね。

こんばんは。

(桃子)警察から
緊急保護してきたの。

取りあえず しばらく ここに
入居させることに したわ。

さあ まず お風呂に入って
着替えようか?

心配いらないわよ。
ここは 安全だからね。

えっと。 タオルは…。

そっか。 これ 使って。
はっ。

桃子先生!? あの子…。

気付いた?
だって おなか こんな。

病院 行ったらね だいたい
8カ月ぐらいだろうって。

ぐらいって?
記憶喪失。

えっ!?
だから よく 分からないのよ。

しかも 言葉が ないのよ。

いや。 こっちの話してることは
聞いてるみたいなんだけどね。

お医者さまは
何かの ショックで

記憶と 言葉を
なくしたんだろうって。

あるらしいのよ。
そういう 心因反応って。

ってことは…。
名前も 年も 分からない。

どこから 来たのかも
分からない。

つまり 誰だか
分からないってこと。

≪(足音)

(由夏)誰?
(玲奈)新入り?

そうなの。
今日 入居した…。 えっと。

あのね。 彼女 記憶と 言葉を
失ってしまったそうなの。

だから 名前も 住んでるところも
何も 分かんないの。

それに おなかに
赤ちゃんが いるの。

8カ月ぐらいだそうよ。
8カ月って すぐ 生まれんじゃん。

そうなの。 だから みんな
優しくしてあげてね。

記憶も なくて 誰だか
分かんなくて どうするのよ?

まさか ここで
産む気じゃないよね?

それは これから 桃子先生が
考えてくれるはずね。

ってか 何か こいつ きもくね?

怖っ。

もう 嫌われてんじゃん。
(詩)聞こえてるんだね こっちの声。

(玲奈)そっか。
うち 玲奈だよ。 よろしくね。

(由夏)私 新城 由夏。

(詩)小宮山 詩です。

(拓士)中里 拓士よ。

(拓士)ほら。 あんたの番よ。

大豆生田…。

(香)香!
(拓士)ハハハ。 ウケる。

名前も 名字も
超 ウケるんですけど。

(香)うっせえぞ! この野郎。
そうか。

さっきの冷蔵庫の
君のだったんだ。 ごめん。

「かおり」って 読んじゃって
てっきり 女の子のだと思った。

「かおる」って 読むんだ。
カワイイ名前だね。

(香)うるせえよ。
そういう てめえは 誰なんだよ?

そうね。 自己紹介してなかったね。
あのう。

あらためまして 九十九さくらと
申します。

(由夏)ねえ。
このシェルターの 食事係。

っていってもね 今晩と
明日の 朝ご飯までだけど。

ねえねえねえ。
短い間だけど よろしくね。

(由夏)ねえねえ。
その子 何て 呼ぶ?

(詩)確かに 名前 ないね。

(玲奈)ねえ?
何て 呼んでほしい?

(香)キモ子で いいんじゃねえ?
きもいから。

(由夏)怒ってるよ。

(由夏)誰?
えっと。

今日 入居した 白鳥マリアさん
(玲奈)白鳥マリア? マジ?

(拓士)『捜査令嬢・白鳥マリア』よ。
ほら。

(マリア)ここに来る前に
名前 捨ててきたの。

母親の付けた くそみたいな名前。

(詩)へぇ。 それ いいね。
私も 捨てたい。

親の付けた 名前なんて
いらないもん。

(詩)どうすれば
変えられるんですか?

あのね。
(詩)いいです。 自分で考えるから。

(玲奈)うちも 捨てちゃおっかな?
名前。

(香)俺も 変えるか? 思いっ切り
男らしい名前に すんべ。

(由夏)私も。

ちょっと待ちなさい。 みんなが
お母さんのこと 憎んで

名前 変えたいって 気持ち
分かるけどね。

だけどね お母さんだって
あなたたちを産んで

名前 付けるときは
産まれた子のこと

一生懸命 考えて
名前を付けてくれたと 思うの。

みんなへの思いを 込めて 悩んで
考えて 付けてくれた 名前なのよ。

(由夏)何すんだよ?
真面目に 話してるんだけど。

名前なんて
何だって いいじゃん。

記号みたいなもんなんだからさ。
Aとか Bとか 番号とか。

そんなことない。
名前は 大事よ。

一生 大切に
付き合っていくものよ。

だから 変えたいんじゃない。

あんな くそ女の付けた
名前なんて

一生 付き合ってられっかよ。

でもね…。
(詩)あの子の名前 どうする?

(由夏)取りあえず
みんなで 決めよっか。

(香)おう。 だな。
何が いいかな?

(詩)じゃあ 投票で 決める?
(拓士・玲奈)いいね。

ねえ。 駄目 駄目。 そういうの。
名前っていうのはさ…。

(由夏)おばさん! あんた
どうせ あしたまででしょ?

この子と 付き合ってくの
うちらなんだから

こっちの 問題なわけ。
ちょっと 黙っててくれる?

分かったわ。 その代わり
真面目に 名前を付けること。

♬~

(詩)あなた 今日から 貞子さんよ。

(玲奈)でも 名字がないよ。
(香)ああ。 名字。

(詩)やっぱり 貞子といえば…。

(由夏)古井戸 貞子。
(拓士)何か しっくりくるんだけど。

(玲奈)よろしくね。
古井戸 貞子さん。

(香)ああ。 ああ。 井戸。

♬~

(拓士)拓士って。
男は 男らしくって感じよね。

あの バカ親父が
付けそうな名前よ。

どう 思う?
大豆生田 香君。

(香)いちいち フルネームで
呼ぶんじゃねえよ!

≪(ノック)

あのう。 あれって
どういう意味ですか?

(由夏)あれって?

(玲奈)さっき おばさんが
言ってたこと。

母親は 子供のこと 一生懸命
考えて 名前 付けたって。

知らねえよ そんなこと。

♬~

♬~

♬~

うーん。

1・2・3・4・5・6・7。

♬~

茜ちゃん?

♬~

寒いね。
どうしたの!? えっ?

ああ。 どうした?

♬~

あのう。

やっぱり 母親に
殴られたそうです。

そんな!? だって 昨日…。

母親に 男がいて

その男と 一緒に 暮らしたいって
茜さんに 告げたみたいで。

茜さんが 「嫌だ。 それだったら
シェルターに帰る」って言ったら

いきなり キレて
殴りかかってきたそうで。

何度も 面接をして
母親に 男関係はないって

確信は してたんですけど。
僕の責任です。

もっと きちんと 母親と
面談をするべきだった。

茜さんを 帰すべきじゃ
なかったんですよ。

≪(由夏)だから 言ったじゃん。
親のとこなんか 地獄だって。

最初っから こうなることぐらい
分かってたよ。

母親なんて信じた 茜が
バカなだけだよ。

何てこと 言うの?
(由夏)そういえばさ

昨日 誰かさんが
言ってたよね?

母親のとこ 帰るの
祝福してあげろって。

幸せ 祝ってやれって。
(玲奈)はい。 言ってました。

うちらのこと
何にも 知らねえくせに

偉そうに 言ってたよね?
(玲奈)はい。

何が 親と子 一つで
親子丼だよ?

何で 親なんかと 一つに
なんなきゃ いけねえんだよ?

マジで あり得ねえし。

♬~

(鍋島)へぇ。 古井戸 貞子ね。

これ みんなで 付けたんですか?
ええ。

言い得て 妙って 感じですね。
あのう。

それじゃあ 私は これで。
ああ。 あのう。 さくらさん。

はい。

昨日から 心当たりの人
色々 当たってんですけども

なかなか 料理担当
引き受けてくれる方が いなくて。

できれば もう少し
お願いできないかと。

でも 最初から 今日の
朝食までって 約束でしたから。

そこを 何とか。
それに…。

私には 無理です。
無理?

あの子たちの 言うとおりです。

私は 何も
分かってなかったんです。

あの子たちが 茜ちゃんに
意地悪をしてるのは

嫉妬だと 思ってたんです。
でも 違ってた。

あの子たちは 茜ちゃんを

母親のところへ
帰したくなかったんです。

親なんかに 頼ってちゃ
駄目だって。

でも 考え過ぎじゃ?

見てたんです。 あの子たち。
見てた?

私が 茜ちゃんに
親子丼を 食べさせてるとき

どこかで そっと 見てたんです。

ホントは 心配だったのよ。
茜ちゃんが。

私 間違ってました。

♬~

さようなら。
元気な赤ちゃん 産んでね。

♬~

[あざみ。
あなたは どうですか?]

[お母さんと 暮らして
どうですか?]

[幸せですか?]

[お母さんを 信じていますか?]

[あの子たちは
親に 捨てられたんじゃない]

[親を 捨てた子たちです]

[これっぽっちも
親を 信じられません]

[でもね それでも
私は 信じたいの]

[母親は 何があっても
母親だって]

[その子にとって
たった一人の 母親だって]

[だから 私 あの子たちと
一緒に いるのが つら過ぎます]

(由夏)《何が 親と子 一つで
親子丼だよ?》

(玲奈)《お母さんって
こんな感じなんだね》

(マリア)《これで いいや》

(香)《いいこと 言うんだな》

(拓士)《私 こういうの 嫌い》

♬~

♬~

♬~