ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

下町ロケット 第7話 阿部寛、吉川晃司、神田正輝、森崎博之、土屋太鳳… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『日曜劇場「下町ロケット」第7話 親友が敵に!?娘も…』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. トランスミッション
  2. 帝国重工
  3. 財前
  4. エンジン
  5. 開発
  6. 野木
  7. ラクター
  8. お願い
  9. 的場
  10. 研究

f:id:dramalog:20181125215931p:plain

『日曜劇場「下町ロケット」第7話 親友が敵に!?娘も…』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

日曜劇場「下町ロケット」第7話 親友が敵に!?娘も…[字][デ]

帝国重工の手段を選ばない攻勢に佃は…。親友の技術も奪われ…なんと娘もライバルに…佃はこのまま無人農業ロボットから手を引くしかないのか…

詳細情報
番組内容
佃(阿部寛)は、財前(吉川晃司)が企画した無人農業トラクター事業に参入を決めたが、完全内製化を重んじる的場(神田正輝)によって突然切り捨てられてしまう…佃の親友である野木(森崎博之)にも接近…さらに佃製作所は、エンジンとトランスミッションの受注もダイダロスとギアゴーストに奪われる…さらに娘の利菜(土屋太鳳)もプロジェクトに参加、佃のライバルとなる。容赦ない帝国重工の攻勢に佃は…
出演者
阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真安田顕徳重聡和田聰宏今野浩喜中本賢、谷田歩、馬場徹立石涼子朝倉あき山田悠介松川尚瑠輝菅谷哲也菅野莉央、原アンナ、ぼくもとさきこ・イモトアヤコ、森崎博之甲本雅裕モロ師岡福澤朗、岡田浩暉、高橋努、古川雄大、丸一太・古舘伊知郎工藤夕貴山本學尾上菊之助立川談春神田正輝、吉川晃司、杉良太郎
原作
池井戸潤下町ロケット ヤタガラス」(小学館刊)
脚本
丑尾健太郎
音楽
服部隆之 ※隆は生の上に一
ナレーション
松平定知
スタッフ
プロデューサー:伊與田英徳 峠田 浩
演出:福澤克雄 田中健
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
◇twitter
https://twitter.com/rocket_tbs
◇instagram
https://www.instagram.com/rocket_tbs/
◇facebook
https://www.facebook.com/shitamachi.rocket/

 


《(的場)新規事業のエンジンと
トランスミッションについてだが》

《内製化に切り替える》

無人農業ロボットのエンジンと
トランスミッションは》

《我が帝国重工が製造する》

《佃製作所は…》

《切れ》

(佃)どうも財前さん

先日は私のほうが
的場さんに対して

少々 大人げないとこがありました

ホントに申し訳ありません
(財前)いえ それは…

あっ そうだ せっかくですから

打ち合わせの前に
ちょっと見て行かれませんか?

どうぞ

これは…
前に お話しした

試作中のトランスミッションです

素晴らしい この変速クラッチは?

(立花)はい クラッチ部分の構造を
できるだけシンプルに

その他の軸やギアも
丁寧につくられている

あなた方は
一から ここまでのものを?

うちも総力を挙げて
やらしていただいています

よろしくお願いします
(加納)よろしくお願いします

(一同)お願いします

(財前)実は 皆さんに

お詫びしなければならない
事態となってしまいました

お詫び ですか?

申し訳ありません

ちょっと待ってくださいよ

財前さん どうされたんですか?

エンジンとトランスミッションを内製化する
方針が打ち出されました

財前さん うちは以前
帝国重工さんの内製化の壁に

苦い思いをしてきました

でも それをようやく乗り越えて

今の信頼関係を
築き上げたんですよ

それを今 ここにきて
なぜ内製化なんですか?

本当に申し訳ない

《佃製作所は…》

《切れ》
《お待ちください》

《エンジンとトランスミッションについては》

《すでに佃製作所に
お願いしたはずです》

《(奥沢)それは君が
責任者だった頃に決めたことだろ》

《佃さんには ロケットエンジンのバルブシステムを
供給していただいております》

《これまで築いた信頼関係が
一挙に失われることになります》

《信頼関係?》

《あんな町工場
どうだっていいじゃないか》

《今まで下請けに
頼らざるを得なかったことが》

《間違いだったという話ですよ》

《佃製作所の技術力を
侮ってはなりません》

《(的場)そうやって
下請けに甘い顔をするから》

《つけあがらせることになるんだ》
《ですが…》

《宇宙畑のお前が》

《口を挟む余地はない》

(財前)私の力不足です

お詫びのしようもありません

(津野)さすがに それはないでしょ
(唐木田)財前さん

うちは長年 取り引きしてきた
ヤマタニさんとの仁義を切って

御社に協力しようとしたんですよ

(迫田)社運をかけた
決断だったんです

なのに結局 うちには
何も残らないじゃないですか!

(江原)損害賠償ものですよ
(山崎)エンジンもトランスミッション

あと一息のところまで
きてるんです

さっき
褒めてくださったじゃないですか

本当に申し訳ありません

財前さんのせいじゃないでしょ

うちと的場さんの間に挟まれて

きっと苦しい立場だったはずだ

それでも財前さんは うちのために
精いっぱい頑張ってくれたと

そう信じてますから
(江原)社長…

本当に申し訳ない

ただ こんなときに一つ

かましいお願いを
しなければなりません

野木さんのことです

《(野木)では 私も手を引きます》

《私は御社にではなく
佃に協力しようと決めたんです》

《佃が いないのであれば
私の自動走行制御システムは》

《帝国重工さんに
使用させるつもりはありません》

野木が そんなことを?

まさか お願いというのは…

佃さん 野木さんを
説得していただけないでしょうか

このとおり

(江原)
何言ってるんですか 財前さん

頼む相手を間違えてませんか

うちは
はしごを外されたんですよ!?

(津野)財前さんが説得できない
ならば総責任者である的場さんが

直接 説得されたらいかがですか!

そのことも進言したのですが…

《だったら野木先生が
納得するように》

《佃に説得させればいいだろう》

《佃に頼め》

私の不徳の致すところです

(山崎)うちのことは
もう用済みだと言っといて

野木先生のことは説得しろと
そう言ってるんですか?

佃さんに説得をお願いする
筋合いではないことは

重々承知しております ですが

日本の農業を救うためにも

何とか お願いできないでしょうか

ふざけないでください

うちにだって
プライドってものがあるんだ

財前さん

今日のところは
帰っていただけますか

佃 ちょっといいか

(利菜)水原本部長

(水原)バルブシステム開発のチームリーダーに
なったそうだね おめでとう

少し話がある

「秘密保持契約書」
どういうことですか?

現在 リユーザブルロケットエンジンの
バルブシステムの開発を

佃製作所に
お願いしているんだが

同時に うちでも
バルブシステムの開発に

独自に取り組んでいる
そのことは…

はい 存じております

そのバルブの開発に

優秀な君にも ぜひとも本格的に

参加してもらいたいと考えている
それは

光栄です
設計などの詳しい情報は

極秘扱いとなる

当然 君のお父さん
佃社長にもだ

立場上 複雑だとは思うが

その上で承諾してくれるか?

ただいま
(和枝)お帰り

あんたも食べる?
北海道のトウモロコシ おいしいよ

うん
おう 利菜

いたの!?
何だ いちゃ悪いのかよ

まあ お前も食べろよ
野木が送ってくれたんだ

財前部長のプロジェクトで
忙しくなるって言ってなかった?

外されたよ
えっ?

トップが的場さんに代わって
方針が変わった

予定してた計画が 全てパーだ

それは大変だね

結局 うちで うまくいってるのは
ロケットだけだよ

次のバルブシステムの耐圧試験
必ず間に合わせてみせるから

お前も期待して待っててくれよ

そうね
「そうね」ってさ

お前 担当なんだからさ
そんな他人事じゃなくて

もっと仕事に責任持ってだな

責任?

持ってるわよ

もういい?
パパの愚痴とか聞きたくないの

私 これからは仕事の話
家では一切しないから

何だよ あんな言い方しなくたって
いいじゃねえかよ

あんたも
家で仕事の話するの やめなさい

(殿村)
悪いな わざわざ休みとってくれて

(咲子)どうしてるかなと思ってさ

頑張ってるみたいじゃない

どういうことですか?

うちの米 いつも ここに置かせて
もらってたじゃないですか

色々あって
殿村さんちの米は 今度から

あそこに…

(咲子)あんな奥に?

(稲本)よう 殿村

今日は
嫁さんに手伝ってもらってんのか

稲本…
ここ

新しく俺達の
販売スペースになるから

安くて うまい

俺達 農業法人の米を
しっかり売ってもらわねえとな

(吉井)殿村さんも法人に入れば
一緒に売ってもらえますよ

結構です
うちは うちの米として売るから

ああ そうかよ
高いだけが取り柄の

殿村さんちの米だっけ?
ハハハハッ

買ってもらえりゃいいけどな

ハハハハハハハ…

まあ あれだけ俺に
でけえ口たたいたんだからさ

ただで済むと思うなよ

ハハハハハ…

あなた ちょっと!

何だよ これ

(正弘)どっかのバカが うちを
ゴミ捨て場と間違えたんだろう

お義父さん そんなわけないですよ

吉井の仕業だよ 文句言ってくる

ほっとけ!
あなた!

けど…
いいから ほっとけ

殿村さーん 郵便でーす

ご苦労さま

そうか そりゃ ひどいな

はい けど 親父見てたら
そんな怒りも吹っ飛んじゃって

えっ?
何十年も

厳しい自然相手に闘ってきた
親父にとっちゃ

人間同士のくだらないイザコザなんて
どうでもいいみたいで

☎親父にとって大事なのは

うちの米 楽しみに待っててくれる
お客さんだけなんです

あっ そうだ

財前さんから
お手紙いただきました

「大変 勉強になりました」

「殿村さんのお宅で
稲の収穫を経験し」

(財前)「私も新たな一歩を
踏み出せたと思っております」

「おいしいお米を
ありがとうございました」

「殿村さんの気持ちが
存分に入ったお米を」

「たくさんの方に
食べていただくのは」

「とても素晴らしいこと
だと思います」

「そして
私が現在 手がけている事業が」

「お父様の米づくりを守る
手助けになれるかもしれません」

「その実現に向け
全力をつくす所存です」

「財前道生」

他にも手紙やらメールやら

たくさんのお客様から
届くんですよ

そうか 何よりの力だな

☎何か愚痴なんか
こぼしてる場合じゃないなって

☎いい米をつくるために
自分にできることを

☎とことん やりぬくだけですよ

☎それじゃあ失礼します

どうでした? トノさん
元気そうでしたか?

ああ

なあ ヤマ

そもそも俺がトランスミッション
目をつけた きっかけは

トノの親父さんが
倒れたことだった

親父さんのトラクターに乗って

俺は トランスミッション
強い可能性を感じたんだ

うまくいけば
親父さんの助けにもなる

同じように苦労してる
農家の人達を

救うことができるかもしれない

そう思ったから俺は

大地に夢をかけるって決めたんだ

ええ

財前さんも目的は同じだろう

だったら形はどうであれ

まずは世に出すことが
一番じゃないのかな

俺は今
自分にできることをやろうと思う

財前さんに頼まれた件
引き受けるよ

俺が ここで今
意地を張ってたら

日本の農業の発展を
止めることになっちまう

それこそ 本末転倒だからな

そうですか

社長らしいご決断だと思います

きっと みんなも
分かってくれますよ

ああ

社長 江原がやりましたよ
えっ?

キジマ工業さんから耕運機のエンジンの
大口注文 いただきました

えっ?
えっ?

キジマ工業っていったら
ヤマタニと並ぶ大手じゃないですか

しかも エンジンだけじゃなく
トランスミッションの注文もいただきました

トランスミッションも?
はい セット販売してきました

キジマ工業さんが
新しく手がける耕運機について

エンジンの企画段階から
関わってほしいという

注文をもらったんです
トランスミッションもセットで

まあ その分 値引きも
検討しないといけませんが

そうか それでセット販売か

よっ お手柄だな 江原

エンジンとトランスミッションの両方を手がける
うちにとっては もってこいの仕事

(江原)うちならではのビジネスの形
ってやつが見えてきましたね

(津野)言うな

(軽部)要するに

トランスミッションはエンジンの
おまけ扱いってことですか?

はっ? 何て言った?
軽部さん

別にいいだろ? なっ

そうですよ

うちのトランスミッション
世に出せるんだ

おまけ扱いだろうが
胸張って使ってもらおう

(一同)はい!

ありがとうございます 江原さん

必ず ものにしてみせます
おう

よし じゃ やってみるか

(一同)はい!

やるぞ
お願いします

新規プロジェクトの開発コード名
決まったぞ アルファ1だ

アルファ1? いよいよですね

沖田会長との打ち合わせがあって
記者会見も早めにしろとのことだ

今月末に行う
それまでにメンバーを固めろ

今月末? はい
財前が もたついているようなので

私のほうで野木先生の代わりを
当たろうと思います

うん

(奥沢)そうでしたか
野木先生とは お知り合いで?

(戸川)一時期
共に開発を手がけましたが

頑固で考え方も古い

野木先生は もう過去の人ですかね

なるほど

戸川社長
実は弊社も

色々と
事情がありまして

よければ今月末までに

もう一度 詳しく
お話を伺えませんか?

今月末 ですか…

(北堀)まさか帝国重工のほうから

君に問い合わせが来るとはね

(伊丹)その話
引き受けるつもりですか?

まさか 体よく断ったよ

(重田)それで? ただ世間話だけで

終わったんじゃないんだろうね

帝国重工は

今月末に動く

今月末か

(伊丹)なるほど

的場らしいですね

(戸川)おいおいおい

もっと褒めてくれる?
重要な情報だろ

ご苦労さん

時は近いということだな

(重田)ああ そうだ 伊丹さん

一つね

面白そうな仕事があるんだが

競合する相手は
いるにはいるんだがね

へえ~ 相手はどこです?

発注を見直す? おっしゃってる
ことが よく分かりませんが

申し訳ない 今回は
タイミングが悪かったというか

タイミング?
うち以外にも

どこか手をあげてきた
ってことですか?

まあ そういうことです

企画も見積もりも うちのベストの
ものを出したつもりですよ

一体 どこの会社なんですかね

佃さん
ご無沙汰してます

《うちには うちの
ビジネスモデルがありますから》

《どう思われようと結構
もうよろしいですか?》

どうも

エンジンもトランスミッションもとは
欲張りですな

まっ 二兎追う者は一兎をも得ず
という言葉もありますがね

では

(山崎)もしかして

キジマ工業が
発注をとったってのは…

(江原)間違いありません

キジマ工業のエンジンは
ダイダロス

トランスミッション
アゴーストが受注したそうです

けど今回
うちは相当 値を下げたはずだろ

決め手は
トランスミッションですよ

アゴーストのほうが
比べ物にならないほど

圧倒的に
スペックは上だったそうです

(山崎)それじゃ 純粋に

スペックで負けたってことですか

(柏田)チェック お願いします

いやホントにすごいですね
氷室さん

あんなに急な発注だったのに
あっさりと

(氷室)ああ? 相手は佃製作所だろ

素人のつくるトランスミッションなんて
話にもならない

片手で握り潰してやったよ
フフフフ…

その調子で そっちも頼む
ご心配なく

全力で かかってますよ

また 次 頑張りましょう

次 …があればな

(終業のチャイム)

エンジンのおまけにも
ならなかったな

立花さん

定時だからな

(津野)こう言ってはなんですが
キジマ工業の仕事

エンジン一本だったら
勝てたかもしれませんね

本来 うちがやろうとしたエンジンと
トランスミッションの相乗効果というものを

ダイダロスとギアゴーストに見事に
やられてしまったってわけだ

この先
うちが太刀打ちできるんですかね

これを機に うちの開発を

主力商品の
エンジンに一本化しませんか?

トランスミッション
捨てろっていうんですか?

立花達 頑張ってたじゃないですか

開発費だけが
膨らむ一方なんです

このまま開発 続けて
アゴーストに勝てますか?

それについて

俺に一つ考えがあるんだ

(野木)どうだ 安定してるか?
はい スピードも安定してます

よしよしよし…

あれ? また止まったのか

いや まいったな~
これじゃ研究が先に進まんぞ

人が運転するのを前提とした
市販車では限界があります

自動運転を想定した
実験用のトラクターが必要ですね

そうだな~ はあ~

おい 野木

よし これでいいだろ
いや助かるよ 来て早々悪いな

いや たやすい御用だよ

それより野木

今回の件では 迷惑をかけた

すまなかった

だから言ったろ

大企業は信用ならないって

ああ 佃も
ひどい目に遭ったな

いまだに
腹が立って腹が立って仕方ないよ

けどな 俺は それ以上に

自分に腹が立ってんだ

野木 今回の件で一番
悔しい思いをしたのは お前だよな

日本の農業を救おうと
何年も研究を続けてきて

ようやく腹をくくって協力すると
決めたのに それが かなわなくて

悔しくて悔しくて
仕方ないんじゃないのか?

俺が降ろされたことで

お前もプロジェクトから
降りるハメになってしまった

俺はな お前に
そんなことをさせてしまった

自分に腹が立って仕方ないんだ
何言ってんだよ あれは帝国重工が

うちのエンジンとトランスミッション
的場さんに通らなかったのは

内製化だとか
そんなことが理由じゃない

実力なんだ

的場さんを説得できるだけの力が

うちの製品には
なかったということなんだ

自分達が
うまくいかないことを

人のせいにしてたんだ

ホントは向こうから頼んでくる
ぐらいの力がなきゃダメなんだ

ホントにすまない

けどな

お前の研究は違う

お前の研究は
世界に誇れるものなんだ

一日でも早く 世の中のために
出すべきものなんだ

そのためには

やっぱり帝国重工の力が必要だ

野木

帝国重工には財前さんがいる

お前の研究を
誰よりも理解してくれてるんだ

財前さん以上に
信用できる人間はいないんだよ

それは お前も分かってるよな?

《≪財前部長!》
《財前部長!》

《財前部長 開発中のシステムのことで
ご意見をいただきたいのですが》

《≪財前部長 このパーツについて
ご相談したいことがあるんですが》

財前さんと一緒に
新規プロジェクトを進めてくれないか?

それは俺だって

困ってる農家の人達の
役に立ちたいと思ってるよ

そのために
研究を続けてたんだ

それでも やっぱり納得はいかない

俺はさ
お前に力を貸すと決めたんだぞ

野木 俺がだ

このまま 終わるとでも
思ってんのか?

実はな お前に頼みがあるんだ

《俺達の ものづくりに
努力賞ってものがあるなら》

《お前達にくれてやりたいよ》

《けどな この世界は
結果が全てなんだ》

《今回のことで
俺は よーく分かった》

《言い訳も何もない》

《うちの負けだ》

《これが今のうちの
実力だって言うなら》

《やっぱり何かを
変えなきゃいけないよな?》

《そこでだ》

《俺に一つ考えがある》

トランスミッションの開発は
このまま続けることにする》

《続けるんですか?》

《今みたいに目先の利益を
追っかけてたんじゃ先がない》

《うちが見据えるのは
もっと先の先なんだ》

無人農業ロボットの開発を》

《独自で進めることにする》

《自動車だって
自動運転の時代が来てる》

《働き手がいない農業だからこそ
なおさら無人化が進むだろう》

《それを見越した製品開発を
今から進めないと》

《間に合わなくなっちまうんだ》
《(軽部)無人農業ロボットなんて》

《うちは専門外ですよ》

《そこでだ》

《うちも野木と組むんだよ》

《野木先生と?》

《今 野木のもとにあるトラクターは
既存の製品にすぎない》

《野木には
自動走行制御システムに対応した》

《本格的な実験用のトラクターが
必要なんだ》

《そのトラクターのエンジンとトランスミッションを》

《うちが独自に
開発するってことだ》

《そういうことだ》

《野木の研究と うちのトランスミッション
開発を一緒に進めていくんだ》

《そうすれば うちの開発は
地に足がついたものになるだろう》

《野木の研究を手伝うということは
農業全体の未来を救うことになる》

《そのためには
今は利益はないかもしれないが》

無人農業ロボットのトランスミッション
開発は必要になるんだ》

《そうすれば いつか必ず
財前さんのような》

《農業の未来を考える人達に
必要とされるときが来るはずだ》

《目指すのはギアゴーストの
レベルをはるかに超えた》

《全く別次元の
トランスミッションだ》

《負けたままじゃ悔しいだろ》

無人農業ロボットに
俺達もかけてみないか?》

野木

うちのトランスミッション
最初の顧客になってくれないか?

あのトラクターも 次また
いつ動かなくなるか分からない

ホントは 今すぐにでも

本格的な実験用トラクターが
欲しいと思ってたんだ

それじゃ…

佃 お前の力 借りるよ

帝国重工にも協力する

ありがとう 野木

ただし 使い物にならないようじゃ
困るぞ

俺だって 本気でやるんだ

よろしく頼む

本当に何とお礼を言っていいか…

いえ

それより 私はあなたに
謝らなければなりません

私は日本の農業機械の未来を
危うく止めるところでした

しかし あなたは
たとえ形がどうであれ

日本の農業のことを
考えていたんだ

ホントに申し訳ありませんでした

どうか うちにかまわず
プロジェクトを進めてください

我々もいつか必ず
日本の農業を支えるだけの

力になってみせますから

それが佃製作所のプライドです

(財前)お言葉ですが
そんな簡単な話ではありません

エンジンも
トランスミッション

小さくすればいいだけの
話でしょう

土を耕し 苗を植え 稲を刈り取る

そういった繊細な作業に必要な
エンジンと トランスミッション

我が社のブルドーザーや船舶の
巨大エンジンとは全く異なるものです

君に心配される覚えはない

(的場)もういい 財前

野木先生の協力を得た時点で
お前の仕事は終わったんだ

これ以上 口出しする必要はない!

財前さんが外された?
どういうことだ?

どうやら彼は上司に動きを
封じられてるようなんだ

上司って?

的場さんか

(唐木田)
色々 的場さんの噂は聞いてますよ

部下の手柄は自分のもの
目的のためには手段を選ばない

それが的場流ってやつらしいです

ひどいですね

財前さんの代わりに今 奥沢という
男が窓口に立ってるんだけど

先日 彼が大学に訪ねてきて…

《はあ? 今何て言いました?》

《先生がお持ちの
遠隔操作システムの開発コード》

《弊社で
お預かりできないでしょうか?》

《そんな大事なもの
渡せるわけないでしょう》

《それがないと
こちらも開発ができないんですよ》

《できないわけないでしょう
何言ってんだ あんた》

開発コードは お前が長年
積み重ねてきた研究の成果だろ

極秘中の極秘のはずだ

まるで昔 開発ソースを盗んでった
キーシンの連中と同じだよ

これじゃ 先が思いやられる

やっぱり俺は帝国重工とは
やっていけない

彼らは 無人のトラクターやコンバインが
つくれればそれでいいんだよ

けど こっちが見えてるのは
もっと大きな未来なんだ

それが彼らに伝わるかどうか

大きな未来っていうのは?

米づくりだけが
農業じゃないってことですかね

この先 先生の研究が進んで

トランスミッションの精度も上がれば

いずれは米だけじゃなく
土の中にあるジャガイモや

地面より高い所にある
トウモロコシなど

色んな作物の収穫に
役立てるかも知れない

そう まさにそのとおりなんだよ

ジャガイモにトウモロコシ

あっ 全部北海道の名産品ですね

(山崎)先生の研究でしたら

きっと
そんなことができるはずです

私達にも その先生の研究を
応援させてください

私達もです
どうか手伝わせてください

よろしくお願いします
(立花)よろしくお願いします

ありがとう

どうやら ここの人達は
分かってくれるようだ

やる気も十分だ

うちにできることがあったら
何でも言ってくれ

うん

通信システムとの連動で必要なのは

エンジンとトランスミッションを制御する
このECU

これがエンジンとトランスミッションを…

いよいよ こっからだな
はい

帝国重工のことは
面白くないですが

これはもう
ウサギとカメの物語だと思って

頑張るしかないですね

うちはどっちだよ ウサギか?

カメに決まってるじゃないですか

しかもカメの中でも
最悪に鈍足のやつですよ

ボールの質量は13ポンド
ただまっすぐでいい

力学的には時速26キロのボールを
ど真ん中にぶつければいい

まっ スピードで全て
ぶっ飛ばしてやりますよ

いけ!

(山崎)ああ~ 何やってんだ 立花

いっちょまえなの理屈だけだぞ
アキちゃん

はい
代わりに投げてやれ

えっ 私ですか?
景気よくパーッとやってくれよ

ええっ

《(伊丹)農家の方にとって
当たり前の望みですけど》

《その当たり前を形にするのは
ホントに難しい》

《だからこそ挑戦する価値がある》
《はい》

《(島津)何より人の役に立つ
トランスミッションをつくりたい》

《それが私の
アゴーストの夢なんです》

《うちは より資本力のある
ダイダロスと組むべきだ》

《そして的場に復讐する》

《島ちゃんはもう 必要ない》

(山崎達)お~っ!

やった!

よーし よくやった! よーし

(氷室)
そのトランスミッションの設計図

もとはここにいた島津って人が
つくったものだそうですね?

ああ だから

品質は保証する

改良を進めてくれ

分かりましたよ

相手が帝国重工だろうと
関係ありませんから

まあ 見てろ

中小企業には中小企業なりの
戦い方があるんだよ

<その後 佃達は>

<ついにエンジンとトランスミッション
試作品を完成させ>

<実験用トラクター第1号機を>

<野木のもとへと
届けることとなった>

どうだ? おお いいな

うん

(野木)いや~ 大したもんだわ

やっぱ市販のトラクターと比べると
通信との連動性がいいな

けどな
ECU間の通信性能をさらに上げれば

応答性は もっと向上するんだがな

さすがだな 佃は

やっぱり ものづくりは
こうじゃないとな

帝国重工とは大違いだ

そういえば
あれから何か言ってきたのか?

うん あの奥沢っていう
男なんだけどさ

今度は俺の特許を
新しい会社に移転して

一緒にやらないかって
言ってきたんだ

その新会社は帝国重工が
100パーセント出資をするらしい

それじゃ完全に帝国重工の
子会社じゃないか

野木先生の開発で得たもの

タダで帝国重工に
くれてやるようなもんですよ

断りたいんだけどね

あの手この手としつこくてさ

先生 帝国重工の
奥沢部長がお見えです

どうも 野木先生
お世話になっております

こちらは?
佃製作所の佃と申します

あなたが佃さんでしたか

帝国重工の奥沢と言います

一体どういうつもりなんです?

どういうつもりとは?

どうして
無関係の佃さんがいるんです?

佃は私の研究の
手伝いをしてくれてるんですよ

一応 お断りは入れたはずですが

手伝いねえ

御社のプロジェクトを
邪魔するつもりはありませんが

つもりはなくても どこでプロジェクトの
情報が漏れるか分からない

余計なことは
しないでいただけますか?

余計なこと?
(山崎)あの

お言葉ですが

うちの社長が
野木先生を説得されたから

御社のプロジェクトが
続けられているわけでして

そんなこと…

下請けなら元請けに協力するのは
当然でしょう

全く…
財前が甘やかしたせいだ

どうやら あなた方は

立場というものが分かって
らっしゃらないようですね

これは帝国重工が手がける
一大プロジェクトなんですよ

その実現こそが何よりも
最優先すべきことなんです

優先すべきは
それを使う農家の人達の

どれだけ役に立つのかという
ことじゃないんですか?

私も財前さんも
そのために尽力してるんですよ

いいから

下請けさんは こちらの指示に
従えと言っているんです

もう これ以上
御社の力は必要ない

分かったら
お引き取り願えますか?

さっ 野木先生 我々は別室で
お話のほう 進めましょう

いや ここでいい

先日の提案の返事も
ここでしよう

あんた達の考えは よーく分かった

あの開発コードをくれてやるよ

野木!
本当ですか?

ありがとうございます
ただし…

あんたにだけじゃない

あの開発コードを
世界中に公開してやる

そうなれば国内外の企業達が

軒並み開発を始める

あっという間に無秩序な
過当競争だ

帝国重工の優位性も
たちまち失われるだろうな

お待ちください 先生
私だって

おたく達から仕事を頼まれた
下請けだ

下請けが必要ないと言うなら

私の研究だって必要ないはずだ
いや 決してそういうわけでは…

そこまであんた達が
すごいと言うのなら

お得意の完全内製化ってやつで

自分達の力だけでやればいいだろ

よそよりも優れたものを
下請け抜きで

つくれるもんなら つくってみろ!

それから 今後私と話をするときは

必ず財前さんを通してください

財前? あんな男を?

私は言葉の通じる人間としか
話をしない

それは…

あなたじゃない

お引き取り願えますか?

とにかく協力のほう
引き続きお願いします

はあ…

おい野木

さあ 続きやろう

どうだ? それから

今後 野木先生の窓口には
君が立て

製造には口を出すなよ

せいぜい先生の機嫌を取ってろ

また佃さんに借りができたな

はあ~ 出世する人って

やっぱりすごいよね

はあ?

もうすぐ次期社長を決定する
取締役会が開かれるの

そのアピールのために記者発表を
この時期に持ってきたのよ

それで急いでたのか

でも これ全部
財前部長が考えた企画なのにね

部下の手柄は自分の手柄

それも的場流ってやつだろ

私も頑張らないと

そうだな

(司会)帝国重工株式会社 取締役

的場俊一より
ご説明させていただきます

的場取締役 どうぞ
よろしくお願いいたします

帝国重工の的場です

本日はお忙しい中
お集まりいただき

まことにありがとうございます

このたび 帝国重工では

新事業を
立ち上げることとなりました

無人農業ロボット アルファ1です

(拍手)

もう始まってる頃だな

これはこれは 佃社長

最近よくお会いしますね
これはどうも

今頃やってますね 帝国重工
無人農業ロボットの記者発表

この無人農業用ロボット
アルファ1によって

生産効率は上がり
収益率は飛躍的に向上します

これは日本の産業界を
けん引してきた

帝国重工だからこそ
できることなのです

日本の そして世界の

農業のあり方を大きく変える

産業革命を引き起こしてみせます

見ろ この報道陣の数を

明日の朝刊もニュースも
どこもトップで

アルファ1を扱うことは間違いない

しかし残念ですね 佃さん

野木先生まで説得して
引き入れられたというのに

ハシゴ外されて悔しい思い
されてるんじゃないですか?

どうしてそれを?
これでよーく分かったでしょう

帝国重工がどんな会社か

的場俊一という男が
どんな男なのか

でも ご安心くださいね

私が佃さんの分まで

敵討ちをしてあげますからね

敵討ち?

(リポーター)
今日の朝ズバッ! 生中継は

こんなに広い田んぼの前から…
一面には載ってねえな

今日は未来の農業を
変えるかも知れない

あるものを朝から生中継です

あれ? 何だ これっぽっちかよ

農業も変わったわね~

ラクターがひとりで動いて
畑を耕すんだってよ

ちょっと見て
誰も乗っていませんよね

そうか テレビだ

すごいです
誰も運転していないのに

ラクターが
勝手に動いています

無人で走ってます 走ってます
(和枝)かわいいねえ

すご~い!

これ…

何だこれ?

どういうこと?
見てください

これ うちのトラクターじゃないよね?

自動で止まることもできます
どうなってんだ? これ

(リポーター)いや~ ビックリしました
無人

こうした無人ラクターを
実は京浜地域にある

下町の中小企業が集まって
つくっているんです

ここで このプロジェクトの
開発リーダーである

重田さんにお話を伺います
よろしくお願いします

よろしくお願いします

あの~ 我々

下町の中小企業の技術力

そして底力というものを

日本の皆さんにぜひ
知ってもらおうと思います

(リポーター)
素晴らしい取り組みですね

このトラクター
名前は何と言うんですか?

ダーウィン命名しております

(リポーター)
ダーウィン 素敵な名前ですね

(戸川)オッケー ダーウィン

ハッハッハッハッ!

はい次! 今朝の新聞

ドーンと頼むよ 新聞アップ

「帝国重工 無人農業ロボットに
参入」って出てましたね

まさか 伊丹君

(リポーター)あの大企業の帝国重工も

こうした無人農機具に参入する
ということなんですよね

強力なライバルですが

でも日本を
元気にするためにもですね

私達 下町で頑張ってきた
中小企業

負けるわけにはいきません

(リポーター)なるほど これは
下町の技術が結集した

下町トラクターということですね
はい

一社一社 たとえ力は小さくても

力を合わせて知恵を出し合って

大企業には負けないトラクターを
心を込めてつくってまいります

ダーウィン・プロジェクト
応援よろしくお願いします

下町トラクター

ダーウィン・プロジェクトだと?

これからだ

帝国重工を
徹底的にたたき潰す

何なの? これ

やられたな
どういうこと?

帝国重工に強力なライバルが
現れたってことだ

情報も漏れてたんだろ

帝国重工の動きを知った上で

先手を打ったとしか思えない

中小企業が総力を挙げて

帝国重工を倒しにきたんだ