ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

植物男子ベランダー SEASON2 第9話 田口トモロヲ、古舘寛治、杉村透海… ドラマの原作・キャストなど…

『よるドラ 植物男子ベランダー SEASON2(9)「俺の伯父さん」』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

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  9. 都会
  10. 育てる

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『よるドラ 植物男子ベランダー SEASON2(9)「俺の伯父さん」』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

よるドラ 植物男子ベランダー SEASON2(9)「俺の伯父さん」[字]

かつてBSで放送され熱狂的なファンを生んだ「植物男子ベランダー」そのSEASON2が初めて地上波に!植物をめぐる孤独な中年男の悲喜こもごもコメディ!音楽も注目!

詳細情報
番組内容
男(田口トモロヲ)のベランダには8年間うんともすんともいわない植物がいる。月下美人だ。隣人田中(古舘寛治)によると特殊な生態をもつという植物だが、男は「世話はいい加減に」というモットーをあきらめるつもりはなかった。そんな折、突然、男の伯父さん(中原丈雄)が訪ねてきた。実は男が植物好きになったのは植物に精通する伯父さんの影響だった。月下美人を見つけると伯父さんは話を始めた…【他の出演】市川実和子
出演者
【出演】田口トモロヲ古舘寛治,杉村透海,市川実和子中原丈雄
原作・脚本
【原作】いとうせいこう

 


<俺は都会のマンションのベランダで

自分勝手に植物を育てるベランダーだ>

<俺のベランダに
8年も居座りながら

一度も花を咲かせた事がない
不届きな野郎がいる>

<月下美人だ>

<…などと 憤慨しつつも
俺は あえて何もしない>

<この薄汚い都会で
自力で成長してこそ

やつらは植物として
一人前になるのだ>

<わんぱくでもいい
たくましく育ってほしい

それが 俺のやり方だ>

あ~…。

♬~

(セミの鳴き声)

<最近
よく ガキのころの夢を見る>

<暑さのせいか はたまた
何かの暗示なのか>

(田中惣太郎)同じ夢?
ええ そうなんです。

そういえば僕も最近
2日連続で同じ夢を見ました。

へ~ どんな夢を?
大学で教えてる生徒から

告白されて 恋に落ちるんです。

それで なぜか南の島にいて
まあ ほら

よくあるじゃないですか
そういうの夢で。

で 僕が彼女に
花を贈ろうとしてるっていう。

<やはり
こいつに言っても 無駄だ>

お これ 月下美人ですか?
あ はい。

でも 買ってから
8年たつんですけど

一度も咲いた事がないんですよ。
原因は何ですかね?

(田中)う~ん
ひょっとしたら原因は

コウモリかもしれませんね。
コウモリ?

(田中)月下美人は 主にコウモリが
受粉の媒介になってるんです。

へ~ そうなんですか。

開花が近づくと上を向いて
甘い香りがしてくるんですけど

それは コウモリが
こう ホバリングしながら

花粉とか蜜を
食べやすくするための

共進化だっていう説があるんです。

まあ 都会じゃ コウモリが
すめる環境が少なくなって

受粉が難しくなっちゃった
可能性はありますね。

ところで さっきの
夢の続きなんですけど。

あ… その話は また今度。
いやいやいや 聞いて下さいよ。

僕がね 花をね 贈ろう… いや
花を贈ろうとするじゃないですか。

でもね 探しても
花がないんですよ 一輪も。

ちょちょ… 聞いて下さいよ。

だから 僕どんどん…
ちょいちょい…

洞窟の中に入ってくわけですよ。
いや ちょっと ちょっと…。

<田中は ああは言ったが

まさか自宅で
コウモリを飼うわけにもいくまい>

<いいかげん
捨てちまおうかとも思ったが

まるで熱血教師に反抗する
スケバンのようで

根気良く接していれば

いつか
咲かせてくれるかもしれないと

身勝手な期待を
抱いていた事も確かだ>

♬~

<俺は なじみのない
花屋に行く事にした>

< そもそも俺は月下美人の事を
多肉植物という事以外

あまりにも知らなさすぎた>

< そんな事を楓さんに聞いて

この おっさん
いつまでたっても ど素人だなと

思われるのを恐れたからだ>

<などと考えていると
どこかで見た 花屋があった>

<だが 思い出せない>

<とりあえず俺は
入ってみる事にした>

(椎名 香)いらっしゃいませ。

あ!
あ… あっ… あ! あの時の…。

え… あの時のって

まさか覚えてないで
店 入ってきたんですか?

あ いや いや いや…。
そんな事ありませんよ。

<何とそこは ハーブを買った時の
ツンデレお姉さんの店だった>

男のハーブ道は
どうなったんですか?

そんな昔の事は忘れた。

あの 今日は何かお探しですか?
そんな先の事は分からない。

あの 私 忙しいんですけど。
あ… すいません。

<相変わらずのツンデレぶりだ>

< しかし いきなり月下美人
生育法なんか聞いたら

ますます頼りない男だと
思われてしまう>

<俺は さりげない感じで
話題を切り出す作戦に出た>

あの~… 月に興味ありますか?

月? あ… 興味ありますけど。

あ そうだ 確か月が付く花
何かありませんでしたっけ?

月? あ 月下美人とか?
あ それだ。 月下美人です。

ん? いや…
月下美人がどうかしましたか?

<よし 俺の話術に
ぐいぐい引き付けられているぞ>

<こうなったら こっちのもんだ>

原産は確か…?
ブラジル…。

そう ブラジル!
じゃなくて メキシコですね。

あ そうだった メキシコだった。 ハハハ…
ど忘れしちゃって。

実は結構 前から
うちのベランダにあるんですよね。

特徴は確か…?
あ~ 花は夜 咲き始めて

強い香りを出しながら
一晩で しぼんじゃいます。

え 一晩で?
え… っていうか

ベランダにあるんですよね?
まさか 咲かせた事ないとか?

いやいやいや… ありますよ
咲かせた事ぐらい。 ハハハハハ…。

<いかん 危うく俺の
いいかげんさが

ばれるところだった>

< それにしても
一晩しか咲かないのか>

今日は何しに来たんですか?
そんな昔の事は忘れた。

あの
もう帰ってもらっていいですか?

あ… 君の瞳に乾杯。

あ…。

すいません…。

帰って下さい。
あ… はい…。

あ…。

あ… うん…。

ただいま。

おかえり。

<月下美人
なかなか やっかいな代物だ>

<今年もまた
咲かずに終わるのか>

<だが 今更
図鑑を見るわけにもいくまい>

<プロのベランダーとして
俺にも意地というものがある>

<喉が渇いた俺は ビールを飲み

気が付けば
ソファーで寝てしまっていた>

(セミの鳴き声)

(インターホン)

ん… あ… あ… 寝ちった…。
ん… よいしょ。 あ~…。

<誰か 来たようだ>

<寝ぼけ眼でモニターを見て
俺は仰天した>

あ…。

< そこに立っていたのは
何と俺の伯父さんだったのだ>

あ… 伯父さん 御無沙汰してます。
(伯父)ああ 久しぶりだな。

ああ これ 地元の酒だ。
ありがとうございます。

でも どうして急に?

言ってくれれば
駅まで迎えに行ったのに。

いやいや ちょっと近くまで
来たもんだからな。

とりあえず上がって下さい。
じゃあ 遠慮なく。

(せき)

麦茶にしますか?
あ ビールの方がいいですか?

いや 酒は やめたんだ。
熱いお茶を頼む。

ここんとこ 体調が良くなくてな。
大丈夫ですか?

な~に 大丈夫だ。
それに俺は もう十分に生きた。

いつ死んでも悔いはないよ。 ハハハッ。

また~… 勘弁して下さいよ。
ちょっと お待ち下さい。

<伯父さんは
俺のおやじの兄にあたる>

<おやじは先に他界した>

<俺の家は共働きだった>

<家に帰っても誰もいなかったので
放課後は大抵 一人で遊んだ>

<伯父さんは あらゆる植物に
精通する趣味人で

俺の憧れの存在だった>

<俺が植物を好きになったのも
伯父さんの影響だ>

♬~

どうぞ。
お ありがとう。

お前 どうだ? 植物の方は。
あ… はい ぼちぼちやってます。

最近は暑いんで
ちょっと サボってますけど。

駄目じゃないか そんな事じゃ。

植物だって この暑さの中
必死に生きてるんだからな

ちゃんと世話をしてあげなさい。
あ… はい。

ん? あれは月下美人か?

ええ そうです。

咲いたか?
いえ 8年もいますけど 一度も。

ベランダの日当たりは?
良すぎるぐらいです。

水やりは?
水やりは あんまり…。

まあ サボテン科なんで いいかな~と。

駄目だ それじゃあ。

月下美人は確かにサボテン科だが
水を好むんだよ。

土が乾いたら水をあげないと
十分に育たないんだ。

あ~ そうなんですか…。

お前はホントに…
ちゃんと調べてやってるのか?

いや… ちゃんとは…。

でも ほら
これがいつもの僕のやり方だから。

は~… あのな~ 植物は もともと
どこで生きていくんだ?

そりゃあ 山とか道端とか その…
自然の中です。

そうだ。 だから こうして
鉢植えになっている時点で

それは不自然な事といえる。
したがって 俺たちは

その不自然な存在である鉢植えを
花屋で買ってきて育てるという

更に不自然な事をしているわけだ。

<伯父さんは時々
哲学的な事を言っては

俺を混乱させる>

つまりだな
植物を育てる人間には

常に責任というものが伴うんだ。

植物だけじゃない。
命あるものを育てるという事は

責任を負うという事だ。
お前には その覚悟があるのか?

それは…。

お前には
お前のやり方がある。

それはいいだろう。

だがな 植物の側に立って
考えるのも 大事な事だ。

人間だってそうだ。

人は一人で生活はできるが
生きていく事はできない。

誰もが他者と関わり合いながら
生きているんだ。

お前だって そうだろう?

この世から
友人や植物がいなくなったら

どうやって生きていくんだ?

何事にも 多少の知識は必要だ。

それを どう生かすかは
お前しだいだ。

(せき)

伯父さん!
ん?

一生懸命 世話をして
それでも枯らしちゃったら

どうすればいいんですか?

枯らすまでが園芸だ。

その時は
きちんと弔ってやればいい。

はい。

<伯父さんが入院したと聞いたのは
それから1週間後の事だった>

♬~

<俺は今回ばかりは図鑑を見ない
という掟を破り

月下美人の事を調べ尽くした>

<土は水はけと水持ちの良い

大粒の赤玉と腐葉土
6対4の割合に>

<日当たりを好むとはいえ

夏は葉焼けを起こしてしまうので
直射日光を避ける>

<肥料は株元に月一回

同時に2週間に一回
アンプルを与える>

<鉢植えをしている時点で不自然
と伯父さんは言った>

<ならば 薄汚い都会のベランダで
育てている俺は 更に不自然

不自然の極みだ>

<いいだろう 俺は不自然さを
我が身に引き受け

できるだけの事はやろうと決めた>

<今年こそ
咲かせなければならない>

<なぜだか
そんなふうに思えたのだ>

<俺は伯父さんの容体を
気にかけながら

毎日 世話を続けた>

♬~

<ある日の事 ベランダに出ると
つぼみが出ていた>

♬~

あ もしもし おふくろ?

あのさ 伯父さんに
伝えてほしい事があるんだけど。

月下美人に つぼみがついたって。

え? あ いや
大事な事なんだよ これは。

とにかく つぼみがついたって
言えば分かるから。

うん うん。 じゃあ お願いします。

♬~

< そして つぼみがついてから
10日後の事>

ただいま~。

 

あ… もしもし おふくろ?
伯父さんは?

そうか…。

つぼみの事 伝えてくれた?

そう 喜んでた。 ああ 良かった。

じゃあ…。

<伯父さんが力尽きた
その日の夜

8年間 咲かなかった
月下美人の花が咲いた>

♬~

<俺は ふらふらと台所に行った>

< そして伯父さんからもらった
酒をコップに注ぎ

一息に飲んだ>

< そして またベランダに出て

その酒を月下美人の下に供えた>

<これが 俺の通夜になった>

<闇の中に浮かび上がる その花は
妖艶でもあり 寂しくもあった>

♬~

<伯父さん ありがとう>

< そして さようなら>

♬~

♬~

♬~