ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

獣になれない私たち 第7話 新垣結衣、黒木華、松田龍平、田中圭… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『獣になれない私たち#07』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 千春
  2. 斎藤
  3. 朱里
  4. 京谷
  5. 深海
  6. 呉羽
  7. 夢子
  8. 母さん
  9. 人生
  10. ドア

f:id:dramalog:20181121230125p:plain

『獣になれない私たち#07』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

獣になれない私たち#07[解][字][デ]

晶(新垣結衣)の家に元カノ朱里(黒木華)がおしかける!?恒星(松田龍平)が手にする大金の秘密&晶が京谷(田中圭)に告げた本音の想いとは?新世界に踏み出す第7話!

詳細情報
出演者
新垣結衣松田龍平田中圭黒木華/犬飼貴丈、伊藤沙莉近藤公園、一ノ瀬ワタル/菊地凛子松尾貴史山内圭哉田中美佐子 
【ゲスト】山口馬木也吉村界人金井勇太、青山倫子 ほか
番組内容
恒星(松田龍平)が謎の大金を持っているのを目撃し、とまどう晶(新垣結衣)。恒星は「この金で不正に加担するよう脅迫されていて抜け出せない」と話す。その告白を真剣に聞く晶に「…という映画の話」と言って話を変えてしまう恒星。
京谷(田中圭)の父の容態が悪化、病院にいれるかどうかで千春(田中美佐子)と家族はもめる。
千春と連絡がつかず心配しながら帰宅した晶は、部屋の前で眠り込む朱里(黒木華)を見つけ…
監督・演出
【演出】明石広人
原作・脚本
【脚本】野木亜紀子
音楽
【ドラマ主題歌】あいみょん「今夜このまま」(unBORDE / ワーナーミュージック・ジャパン
【ドラマ挿入歌】ビッケブランカ「まっしろ」(avex trax)
【音楽】平野義久
制作
【プロデューサー】松本京子、大塚英治(ケイファクトリー
【協力プロデューサー】鈴木亜希乃
【制作協力】ケイファクトリー
【製作著作】日本テレビ

 


ミッドナイトスタートです。

ありがとうございます。

(深海 晶)
会計士 兼 税理士って

札束 持ち歩くような仕事?

(根元恒星)
だから 悪いお金だって。

粉飾した税務申告書類に印鑑
押す代わりに もらったお金。

それ 絶対にやらないって
言ってなかった?

脅迫されてるんだよ。

やむを得ない事情で 一度だけ
粉飾に加担したことがある。

それをネタにされて
抜け出せない。

粉飾って どれぐらいの罪?

刑事罰になるかは
ケース・バイ・ケースだけど…。

税理士としての信用は
確実に失うね。

命があっても 人生は終わり。

人生の残り時間を
引き延ばすためには

苦しくても
続けなくてはならない。

だが しかし

その男は反乱を起こす。

原発から
プルトニウムを盗み出し

自宅で爆弾を作る。
ん?

作った爆弾で
逆に 相手を脅迫してやる。

フッ…。

長谷川和彦監督の
太陽を盗んだ男』。

80年代くらいの映画?

映画の話?
うん 映画の話。

どこから?
全部。

この300万は
呉羽に貸すために

銀行から下ろして来た
普通のお金。

真面目に聞いて損した。

真面目に話さないだろ 酒の席で。

そういうところじゃない?
ん?

そうやって 呉羽さんと
真面目に話して来なかったから

今 こうなってるんじゃない?

真面目な話…。

じゃあ 自分は?
ん?

自分は話して来たのかよ。

京谷と 本音で。

本音で話して来なかったから
今 こうなってんじゃない?

初めは話してた。

自分の家のことも話したし

初めて…。

やめた。

やめんなよ リハビリ。

リハビリ?
フフっ。

本音のリハビリ。

すっごい恥ずかしいこと
言っていい?

はい。

京谷が…

初めての人だったんだよね。

ん?

あっ 違う!
その「初めて」じゃ ない。

ん? 何が?

すぐ そうやって
いやらしいほうに考える。

いやいやいや 今のは 普通に

そう捉えるでしょ? 誰でも。
そうじゃなくて。

だから… 京谷と出会って

生まれて初めて

ひとに愛されるって
こういうことなんだ~って

思って。

思ったの! で 今 この通り
笑っていいよ。

ハハハ…。
笑うな。

いや だけど…

晶さんに
そんなふうに思わせるなんて

京谷も すげぇな。

また ばかにして…。
いや 真面目な話。

帰りますか。
うん。

あっ 千春さん。

えっ?
京谷のお母さん。

連絡 来るんだ?
うん いい人だよ。

憧れちゃうような ご夫婦。

千春さんは
結婚前は福井に住んでて

出張で来た旦那さんと出会って

旦那さんのほうは
諦められなくて

半年後に会いに来た。

(花井克己)こんにちは

(千春)また出張ですか?

いえ…

へしこを買いに来ました

海が見たい

(千春)相模湾が見たいです

(医師の声)
誤嚥性肺炎というのは

唾液や食物が
肺に入って起こる疾患で

どれだけ気を付けていても

一定の確率で
起こってしまうものです。

(花井拓馬) この先 どうすれば…。

(花井千春) 何もしません。

病院には入れません。

(医師) まぁ そういう選択も。

(拓馬) 選択って

それじゃ 親父
死んじゃうんじゃないですか?

(拓馬) 母さん!

(橋爪) 待て え~っと…

深海さんと付き合ってる間
ずっと元カノを住まわせてたの?

(花井京谷) はい。
バカか? お前。

そのコ 無職で 貯金もなくって

実家との折り合いも悪いから
帰る所もなくって

たたき出すわけにも
いかなくって…。

だから もうマンションは
そのコに あげて。

(橋爪) バカか!? お前!

他に 方法がなかったんですよ
俺の責任だし。

それで 新しいマンション
探してたの?

はい 晶のアパートの更新が
来月いっぱいなんで

それまでに一緒に住める部屋
用意しないと。

今 こじれてケンカしてますけど

随分 待たせちゃったし
ちゃんと責任を…。

お前のそれ 何なの?
はい?

責任 責任って。
そういうもんでしょ?

(橋爪) 深海さんのこと好きなの?

好きですよ 好きじゃなきゃ
こんな苦労しません。

お前の幸せって何?

ん?
人生の目標。

えっ 子ども欲しいし
幸せな家庭を…。

そういうもんでしょ?

お前が 深海さん選んだの
分かる気するわ。

ん?

親父さんの具合は?

週末 帰ります。

(橋爪) これ ちょっと くれ。
あっ はい。

(お腹が鳴る音)

(物音)

(物音)

(朱里) 分かったよ~。

(朱里) 一緒に
飢え死にしようと思ったのに…。

(朱里) どうしよう。

(晶の声) 佐久間さん。

(佐久間) ん?
これ お願いします。

はい 了解。
はい。

今週 人 少なくないですか?

諸事情から有休消化中。

諸事情…。

(夢子)
ハァ ハァ…! 息が詰まる!

全然 ぬるま湯じゃ ない!
(上野) 松任谷さん!

(夢子) あぁ~!

録音機能付き監視カメラに
囲まれてると

一週間が こんなに長いなんて。

(上野)
同感です メンタル持ちません!

(夢子) でもさ
すごいことに気付いたんだよね。

しゃべらないと 仕事がはかどる。

いつも しゃべり過ぎなんですよ。
ハハっ!

やっぱり これですか。

(佐久間)
SEなんて 放っておかれたいヤツ
ばっかりだからね。

監視も管理も耐えられない。

深海さん 平気なの?

正直 今までと
変わらないっていうか

常に緊張感の中で
仕事してたんで。

タフだなぁ。

それに これ あったところで
社長は…。

絶対に見ないし 聞かない。

ですよね
あんな せっかちな人が

のんびり監視したり
盗聴したりできると思えない。

(九十九) 技術力でいうたら
うちのほうが なんぼでも上です。

コンコルドとカラスぐらい
ちゃいまっせ。

(部長) でも 九十九さんとこより
2割も安いんだよね。

いや いや いやいや…!
安かろう悪かろうでは

むしろ高い買いもんですがな
カラスにサイト作れまっかいな。

(部長)もう決めちゃったんだよね。
(九十九)せやかてね 部長さん…。

ありがとうございます。

アカン…。

こんな しょうもない営業では
取れるもんも取れん!

次 行くで! シャキっとして次!

(佐久間)
ただでさえ 圧が強い人なのに

社員への脅しで
こういうことして

何も言えなくさせちゃう
っていうのはダメだよ。

俺は 仕事って
信頼だと思ってるのね。

信頼してもらうためには
言葉を尽くすし 努力もしたい。

それ諦めちゃったら
関係性って つくれないでしょう。

お酢が届かないんです。

(タクラマカン斎藤) お酢
京谷のお母さんが

私の自宅に お酢を送ったって
連絡くれたんですけど

届かないし
不在票も入ってないままで

配達番号 聞きたいんですけど

返信も来なくて。

宅配便泥棒?

まさか! 2度も続けて…。

2度?
いえ。

(岡持) 飲み逃げの人っすよね?

人違いです!
(岡持) いや 絶対そうっすよ!

いや 格好 全然違うし!
(岡持) いやいや だって

においが 一緒っすもん!
におい?

(岡持) いや 何か 草っぽ~い
大自然の香りが…。

変態!

変態?

(ドアが開く音)
(斎藤) いらっしゃい。

(ドアが閉まる音)
(呉羽) 晶~!

おぉ!
ギュ~。

タクラマカン ワン。

(斎藤) えっ 俺 ワン?
オレ ワン?

(斎藤) はぁ?
違う違う… あ~ タップ・ワン。

(斎藤) あぁ はいはい。

何ですか?
ん?

晶に会うたびに ワン ハグ。
ワン ハグ?

うん 100回 ハグする頃には
許してもらえるかな?

あぁ…。

1000回。

1000ハグ?
うん。

OK~! ニニニ…。

隣 座っていい?
どうぞ。

やった。

(斎藤)
呉羽ちゃんも結婚したんだから
少し落ち着いたら?

え~ 結婚したら
落ち着かなきゃダメ?

(斎藤)
だって 世間体があるでしょ。

カイジも私も 気にしな~い。
(斎藤) ふ~ん。

カイジさんって
どんな人なんですか?

染み込む系。
染み込む?

おでんの大根。

分かるような 分からないような。
うん。

(斎藤) タップ・ワン
忽布富良野のラガー。

サンキュー サー。
(斎藤) ユア ウエルカム。

乾杯。
(客) タクラマカ~ン。

(斎藤) はい はいはい。

今日は恒星さんと?
(呉羽) うん それが

今週 ずっと電話してんだけど
出なくって。

5tapに来いって
さっき留守電 入れた。

カイジの会社の件
引き受けるのか どうなのか

そろそろ決めてもらわないと。

迷ってるんだなぁ。

(呉羽) ん? 何を迷うの?

カイジの会社 大っきいし
ギャラもデッカいから

やればいいのに。

呉羽さんって 罪な人ですよね。

(呉羽) ん?
何でもない。

何だよ~!
いいな~ 呉羽さんは。

晶も いいじゃん! 晶 好きだよ。

どこが?
う~ん…。

周りに気を使いまくって
いろんなこと い~っぱい

グルグル グルグル…
考えてるとこ。

それって ただの欠点じゃ…。

え~!
相手のこと考えられるって

すんごい能力 特殊能力
めっちゃ最高!

使い方によっては
すっごい武器になる。

どう使えば…。
ん?

分かんない
私 その武器 持ってませ~ん。

無責任。
よく言われます。

フフフ…。

武器…。

♬~

コロコロ コロコロ転がるから
そのまんまよ。

それぐらい丸かったわけ。
あっ…。

あっ! 恒星 やっと来た。

いいもん見たなぁ。

ん?
ん?

いや。

あっ ねぇ カイジの会社の件
やんの? やんないの?

やる。

やった~!

はい ハグハグ!
よしよし よしよし…。

いやいや 「よしよし」じゃねえ。
(呉羽) えっ 「よしよし」だよ。

「ありがとうございます」でしょ?
(呉羽) 「よしよし」だよ~。

(呉羽:根元) フフフ…。
じゃあ 私は ここで。

(呉羽)
えっ 恒星の事務所で飲もうよ。

明日も会社。
分かった じゃあ またね。

また。

じゃあ 2人で飲むか。

5tap。
え~ もうビール パンパン飲んだ。

俺は まだ飲んでない。

あっ ねぇねぇ もしかして

また石橋か何か
たたいていらっしゃる?

えっ?
あの~ 既婚の女と

夜中に同じ部屋にいるのは
ハイリスクだって。

真面目な話 2人で部屋飲みは
俺が呉羽を

押し倒す可能性があるから
ハイリスク。

5tap?

エス 5tap。

あっ!

えっ?

ん?

あの~ すいませ~ん。

大丈夫ですか?

あっ!
遅い。

えっ 何で? この荷物は?

この前 ここで待ってたのに
帰って来ないから。

この前?

お店で
あなたが立て替えた 2000円。

出してもらう筋合い ないから。

うん。

おやすみ。
えっ ちょっと… 寝ないで!

もう終電ない。
じゃあ タクシー呼ぶね。

(朱里) お金ない。
タクシー代 私が。

そしたら また返しに来なくちゃ
いけないじゃん。

じゃあ…
京谷に迎えに来てもらおう。

私 あなたが家に来たこと

京ちゃんに黙ってた。

(朱里) おやすみ。

え~。

(目覚まし時計のアラーム)

朱里さん 起きて!
私 会社 行くの。

(朱里) ん…。

♬~

(朱里) 何にも盗まないよ~。

起きたなら 起きようか! ほら。

(朱里) う~ん…。

う~ん…。

♬~

重い。

(岡持) 毎日 毎日
そんな数字ばっかり見て

よく飽きないですね~。

数字はいいぞ
余計なこと考えないで済むから。

(岡持) ふ~ん 余計なこと…。

エロ!?

エロでしょ! エロや。

ハァ…
今年も また11月が来るなぁ。

(朱里) 意外とハード。

「特別チーフクリエイター」
って何?

(朱里) 更新日が11月末日。

あっ 15時から
樫村地所さん 来るんですよね?

うん。

えっ?

えっ?

会議室 準備します。
私も手伝う。

え~? えっ?
(夢子) あっ ごめんなさい!

(夢子)
プロジェクター要るんだよね?

すいません ごめんなさい。

♬~

あ~ ハァ…。

カメラが… ない!

ほっとしますねぇ。

樫村ってさぁ 部長さんしか
いい人いないよね。

あ~ 筧さんは あれですけど

深海さんの彼氏さんは
いい人なんじゃ…。

(夢子) 深海さんの彼氏って
のみ込んだんだ。

一瞬 脳がバグりましたけど。
フフフ。

彼氏に あんなこと言われたら
私だったら立ち直れないかも。

あんなこと?

(夢子)
≪上野君も聞いてたでしょ?
飲み会の時 店の前で≫

そうだよね 相手の気持ちなんか
分かんないよね

晶だって 俺の気持ちなんか
分かんないよね

はぁ?
今の晶 かわいくない

(夢子) 「かわいくない」だよ
「かわいくない」!

深海さんに乗り移って
代わりに言ってあげたい。

かわいくなくて何が悪いんじゃ
ボケ! うっさいわ!

(上野) でも 僕も ちょっと
思っちゃいました。

深海さん
笑ってるほうがいいなって。

(夢子)
なら 自分で笑わせなさいよ。

散々 深海さんに迷惑掛けといて
何 言ってんの。

松任谷さんだって。
私は…。

深海さんは
完璧超人だと思ってたから。

全然
愚痴とか悩みとか言わないし

頼られたこともないし。

(上野) 頼りようがないのでは。

(夢子) 仕事できなくて ごめんね。

昔っから どんなに
真面目にやっても何か抜けてんの。

だから もう やめたの。

期待されなきゃ
がっかりされることないもん。

期待…。

生まれてこの方
期待されたことがない。

(夢子) マジで?

あっ。

お疲れさまです。
お疲れさまです。

自分を諦めた部下と
期待されたことのない部下には

どう接したらいいと思う?

ん?

あっ ごめん 公私混同。

全然いいけど 何?
(自動ドアが開く音)

(筧) どうもすいません 遅れて。
あぁ ご足労いただき恐縮です。

(筧) いえ 近くで別件があって。
あ…。

はい はい… こちらです どうぞ。

え~ 樫村地所さんから頂いた
資料を基に

基本となるECサイトの形式を

いくつか提案させていただきます。

まず…。

私ではなく 上野から
説明させていただきます。

えっ!?
資料 一緒に作ったんだから

分かるよね?
で… でも…!

深海さんが
メインの担当なんですよね?

うちの期待の部下です。

何してんの。

この部屋 カメラないかなぁと思って。
ないから。

(筧) あんまり時間も
ないことですし 深海さんが。

松任谷さん どう思う?
(夢子) えっ。

松任谷さんの意見が聞きたい。
私の意見って言われても…。

時間の無駄です。

申し訳ありません。

事前に決めておくべきことを
こんなところで。

上野で… いいと思います。

ありがとう!

足りないところがあったら
松任谷さんが補足してあげてね。

深海さん 仕事放棄ですか?

いいんじゃない?

上野さん よろしくお願いします。
(筧) 花井さん?

この場で失敗しても
いいじゃないですか。

最終的にECサイトが完成すれば
文句はないし

途中で起こるミスは

御社と弊社の全員で
カバーすればいい。

仕事は1人じゃできません
チームでするものです。

ありがとう
仕事はチームでするもの…。

橋爪部長の教え。

そうだった。
忘れてた?

環境が過酷で。

(エレベーターの到着音)

(エレベーターのドアが開く音)

あっ そうだ! 今 家に…。

お酢が。

千春さんから お酢が届いて。

お礼 送ったんだけど
既読になっても返事がなくて。

今週ずっとだから
どうしたのかなぁって。

あぁ…。

親父が危ない。
危ないって?

入院させればいいんだけど
母さんが意地張って

拒否してんだって
だから どうなるか…。

(自動ドアが開く音)

(筧) 花井さん 時間。

あぁ… じゃあ。

何か あったら。
ありがとう。

こういうの毎日飲める
身分になりたい。

(朱里)
今日のお金は持ってますよ。

昔 買った漫画とか
アンティークの人形とか

二束三文で売った わずかな お金。

大切なもの
どんどん なくなって行く。

ブライダルのお仕事って
そんなに…

お給料 安いの?

斎藤。
ん?

この人 無職。

晶の友達って うそだよね?

家のスペアキー預かるくらいの
仲ですけど。

どっから入り込んだのか
知らないけど

正体は 京谷の元カノ。

えぇ~!

京谷君の元カノだったとは…。

小芝居 やめろよ。
ん?

最初から気付いてたんだろ。

お客さんの話に合わせるのは
基本ですから。

みんな 京谷のこと知ってるの?

よ~く知ってますよ 俺は。

京ちゃんと 深海 晶って
今 どうなってんの?

はぁ?
今。

いや 自分が出て行かないから
こじれてんだろ。

な~んだ
大して知らないんじゃん。

京谷のマンション 出たの?

あそこは 私の家です。

出て行くつもりは
ないってことか。

それで よく来られるよな
晶のテリトリーに。

ねっ 頭 おかしいの?

もう 恒星ちゃん!
この人 感じ悪い。

(斎藤) うん うん。
君もね。

そうだよね。

みんな 深海 晶が好きだよね。

気が利いて 愛される
キラキラ女子。

そう思うよな~。

だけど 実際の深海 晶は
いつも無理して死にそうな

周りに都合よく使われてる
ギリギリ女。

はぁ?

君さ

自分が一番不幸だと
思ってるでしょ。

不幸の背比べは 楽しいですか。

いやいやいや…。

(ドアが開く音)

(斎藤) あぁ 晶ちゃん
ごめんね 呼んじゃって。

朱里さんは?

(斎藤) 今さっき 出てっちゃって。

多分 晶ちゃんの家?
うち?

こんばんは。

恒星さん 何したの?

いや されたの俺なんだけど。

何か言ったからでしょ?
何 言ったの?

そういうの やめなよ。

誰のために…。

いや 違うか。

俺が言いたくて言った。

言いたいこと言えるのは
うらやましいけど

みんながみんな
好き勝手 言い出したら

世の中 めちゃくちゃになると
思わない?

言いたいことも言わないで
いいように使われてたら

元も子もねえだろ。
うん 私は言わな過ぎ。

でも 恒星さんは
余計なことを言い過ぎ。

大事なことは言わないくせに…。

いろいろ心配なんで
今日は帰ります。

明日 ゆっくり飲みに来ます。
(斎藤) は~い。

(ドアの開閉音)

(斎藤) 恒星ちゃん 何か飲む?

何で俺が説教されてんだよ。

前は 晶の男に殴られて?

今度はビールぶっ掛けられて。

何なんだっつう…。

(斎藤) それ 晶ちゃんに
言えばよかったじゃない。

あ~! 納得いかねえ。

金曜日だし。

どうぞ。

あぁ…。

今日も疲れた。

(朱里) 働いてるアピール。

しょうがないでしょ
働いてるんだから。

(朱里) どういうつもり?

私の分まで買って来ちゃって。

そこまで 京ちゃんに
いい顔したいの?

朱里さんと本音で
話してみようかな~って。

(朱里) 本音!? 私と?

バカじゃない?
フフっ。

何?

「バカ」って
私にとっての褒め言葉。

はぁ?

私と朱里さんって似てると思う。

どこが!? 全っ然 違う!

性格は全然 違うけど。

京谷と出会った順番が
逆だったら

私が
朱里さんだったかもしれない。

朱里さんって
帰れる実家 ないんだよね?

私も。

それでも 頑張って働いて

毎日 笑顔で みんなに頼られて。

前向きに生きてる。
(朱里) 嫌み?

そういう深海 晶が

京谷は好きだったんだよ。

目の前で苦しんでる朱里さんが

言ってしまえば 重くて

どうにもならないから
その… 代わり?

だから私は
朱里さんとは正反対の

明るくて物分かりのいい
優しい女を続けてた。

京谷の前で ずっと。

私は暗くて 優しくない女?

あっ。
(朱里) 私だって

仕事がうまく行ってた時は
もっと…!

うん。

ムカつく!

♬~

こんなビール1本で
懐柔なんてされないから!

餌付けされたんじゃないから!

はい。

♬~

私も思った時ある。

♬~

京ちゃんは…。

私に あなたみたいに
なってほしいんだなって。

でも違うから。

どんどん逆のことした。

私たち…。

誰の人生を生きて来たんだろうね。

♬~

(メッセージの受信音)

♬~


(メッセージの受信音)


♬~

♬~

(チャイム)

いらっしゃ~い!

(千春) キレ~イ。

克己さん
晶ちゃんが会いに来てくれた。

はじめまして 晶です。

千春さんから お話 聞いてます。

若狭湾相模湾の話も。

ステキなご夫婦だなって思って。

お会いしてみたかったんです。

会えて うれしいです。

(千春の泣き声)

(千春) ご… ごめん… 大丈夫…。

(千春の泣き声)

(千春) んっ… ハァ…。

やだ… 来てくれて ありがとね。

克己さんの入院のことで
息子たちに怒られちゃってさ。

私 間違ってんのかなって
分かんなくなっちゃって。

あぁ もうやだ…
せっかく来てくれたのにねぇ。

(はなをすする音)

ハァ…。

(泣き声)

晶ちゃん…。

(泣き声)

ただいま。

おう。

晶…。

ハァ… 痩せたな 別人みたいだ。

親父。

俺 京谷。

こんなことしてる場合じゃ ない
母さん! 母さん 起きて。

親父 病院に連れて行こう。
待って。

こんなとこ置いてたって
仕方ないよ。

待って 千春さんの気持ちは?

「気持ち」なんて言ってる間に
親父が死ぬ。

死ぬのが怖いの?
当たり前だろ。

千春さんだって怖いんだよ。

もう車 呼ぶから

父さん 病院に連れて行こう。
待ってください…。

母さん いいよね
京谷が来たら決めるって。

親父 行こうか。

やっぱり やだ!

克己さんは連れて行かせない!

おい~!

加勢します。

はぁ?
晶ちゃん…。

晶まで 母さんに付き合うこと
ないって。

違う! 私が そうしたいから。
何で?

あの 痴話ゲンカは
後でやってもらえますか?

母さん 病院嫌いも
いいかげんにしろって!

(千春) そんなんじゃ ない!

どうして あんたたちは
いつも いつも…!

おかあさんのこと
バカだと思ってるでしょ!

(拓馬) 思ってないよ。
思ってるわよ!

「母さんは 社会に出たことが
ないから分かんない」とか何とか。

父母会だって
ご近所付き合いだって

社会なんだからね!
今 そんな話 してないだろ。

1人で根詰めて介護して

介護してるほうが
うつになるなんて話は よくある。

母さん 今 冷静な判断が
できてないんだよ。

私は冷静! 冷静なの!
どこがだよ!

入院させたって
良くなるわけじゃ ない!

肺炎 起こしちゃったら
入院させて

気管挿管で 人工呼吸器つけても

これ以上 何もできないんだから!

それは… そうだけど…。

自宅で看取るって 千春さん

何年も前から
決めてたんですよね?

うん。
ケアマネジャーと相談して

毎年のカンファレンスでも

確認してたって…。
うん。

そうなの?
私は そう聞いてた。

(拓馬) だから それは いよいよ
覚悟しようってなった時の話で…。

その覚悟を 千春さんは

何年も 1人で背負って来たんじゃ
ないんですか?

千春さんの覚悟を

一緒に
背負ってあげられませんか?

息子さんたちに
反対されたまま

1人で決めるのは
つらいと思います。

(千春の泣き声)

♬~

相模湾って若狭湾に似てる?

大して似てない。

やっぱり そうなんだ。

晶が言ってくれなかったら
母さんの気持ち 分かんなかった。

息子なのに。

千春さん 前に

「京谷が一番 克己さんに似てる」
って言ってたよ。

似てないよ。

俺 父さんみたいになれてない。

「父さんみたい」って?

母さん守って 家守って
家族 愛して

幸せにする男。

相模湾と…。

アマゾンくらい遠い。

千春さんは 守られてただけじゃ
なかったんじゃないかな。

(晶の声) 千春さんは千春さんで
たくさん闘って

克己さんと一緒に

怒ったり泣いたり

笑ったりして来たんじゃないかな。

(晶の声)
そうやって たくさんの時間を

共有して来たんじゃないかな。

そうでもなきゃ あんなふうに
介護なんて できないよ。

うん。

座ろ。

私ね

京谷が好きだった。

京谷と付き合って 初めて

愛されるって こういうことなんだ
って思って

私の人生も
捨てたもんじゃなかったって

生まれて初めて思えた。

京谷と別れるってことは
私にとって

人生を捨てるのと同じだった。

捨てたくなくて

しがみつくばっかりで

笑って ごまかして。

本当のこと
何にも言えてなかった。

でも それって もう

私の人生じゃないよね。

私は

私の人生を放り投げてた。

投げたくない。

だから…。

京谷とは終わりにする。

♬~

ハァ…。

あぁ…! フフ…。

やっと言えた。

♬~

気持ちいい…。

あっ そうだ。

かわいくなくて何が悪いんじゃ
ボケ! うっさいわ!

アハ…。

ハハハ…!

フフ…。

はぁ…。

帰らないと。

相模湾が見られて よかった。

千春さんには時期を見て
私から言うね。

ありがとう。

さようなら。

♬~

晶!

俺 実は
住んでたマンションをさ…!

(千春) 晶ちゃ~ん!

晶ちゃ~ん! フフ…。
あっ…。

あぁ よかった 間に合った。

これ! これ!

シラス!
持ってって おいしいから。

ありがとうございます。

こっちこそ ホントに ありがとう。

晶ちゃん 来てくれなかったら
いっぱい後悔してた。

私こそ いっぱい
お世話になりました。

ん?

会えて よかったです。

そう?

じゃあ。

じゃあ!
フフ…。

母さ~ん。

あぁ… な~んか久々に
お腹すいて来ちゃった!

お寿司 取ろうか!
京谷のおごりで特上ね!

母さんさぁ…。
いいじゃない お寿司ぐらい!

寿司は いいんだよ…。
(千春) 何よ。

ねぇ。
(千春) ん?

「愛」って 何だ?

愛?
愛。

フフフ…!

熱でもあんじゃないの? ハハハ!

(花井文美) 戻りました!
おかえり~。

(文美) はぁ~ ただいま。

(文美) いい子にしてた?
(花井凛人) うん!

う~ん よかった フフフ。

千春さん パートの時間
明日から変えてもらえたので

お義父さんのこと
交代で見られます。

あっ… ありがとう!

(文美) 拓馬さん
まだ入院させるって?

もう平気 やり込めてやった!

うわ~ よかった。

私 なかなか説得できなくて。

(斎藤) 勢いがいいね~。
あ~!

今日は タップ・ファイブまで
行きます。

土曜日だもんね。
4年ぶりの土曜です。

土曜日は7日置きじゃない?

そうだった!

(斎藤) ハハハ…!
ハハハ…!

あぁ…
いっそ会社も辞めちゃおうかな。

えっ? 辞めて 何やんの?

何…。
やりたい仕事。

生活できれば何でも。

志 低いですか。

ううん そんなもんじゃない?

あっ あと 毎日のおいしいビール。

(斎藤) オアシスだもんね~。
ウフフ タクラマカ~ン。

タクラマカ~ン フフフ…。
フフフ…。

(キーボードを打つ音)

(朱里) 送信。

俺も昔は 銀幕のスター
夢見たりしたもんだけど。

やっぱり この店が天職かなぁ。

もめ事さえ なければね。
うん。

うん! 斎藤さん。

(斎藤) ん?
映画 詳しい?

長谷川… 何とか監督の
太陽を盗んだ男』。

うん 知ってるよ 往年の名作よ。

主人公の税理士が
過去の不正をネタに脅されて

人生の残り時間を
引き延ばすために

不正を続ける。
えっ?

その日常を破るために
爆弾を作って脅迫する。

爆弾 作るっていうのは
合ってるけど

確か 主人公は学校の先生だよ?

(斎藤)
不正だとか主人公が脅されるとか
そんな話じゃ ないない。

ふ~ん。
(斎藤) うん。

やっぱりねぇ。
(ドアが開く音)

あっ いらっしゃい。

こんばんは どうも。

こんばんは。
あっ どうも。

え~… どうしよっかな。

(斎藤) シラス食べる?

晶ちゃんのお土産。

食べる。
待ってて。

シラス?
うん ちょっと旅行へ。

へぇ~ いいね。
うん。

爆弾は いつ作るの?

爆弾?

日常を壊す爆弾。

300万円で不正しないための。

爆弾は作りませんね。

危ないし。

不正の書類は いつ出すの?

11月末。

11月… 末。

♬~

♬~