ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

下町ロケット 第6話 古舘伊知郎、尾上菊之助、阿部寛、吉川晃司… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『日曜劇場「下町ロケット」第6話 衝撃の新シリーズ!ヤタガラス編突入!』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. ウチ
  2. 野木
  3. お前
  4. 島津
  5. ロケット
  6. トランスミッション
  7. 財前
  8. 農業
  9. エンジン
  10. 佃さん

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『日曜劇場「下町ロケット」第6話 衝撃の新シリーズ!ヤタガラス編突入!』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

日曜劇場「下町ロケット」第6話 衝撃の新シリーズ!ヤタガラス編突入![字][デ]

衝撃の新シリーズに突入!佃が無人農業トラクターに挑戦!新たな敵が続々出現!裏切り、嫉妬、復讐が渦巻く…巨大企業・帝国重工の最大の敵が動く…大波乱の連続!

詳細情報
番組内容
衝撃の新シリーズ・ヤタガラス編に突入!重田(古舘伊知郎)の策略による伊丹(尾上菊之助)の裏切りに我を失う佃航平(阿部寛)。財前(吉川晃司)と共に無人農業トラクターという新たな夢を目指すが、帝国重工の的場(神田正輝)がついに直接動き出し、佃の前に立ちはだかる!佃の同級生、野木教授(森崎博之)の力を借りようとするが、野木には絶対に企業とは組まない理由があった。佃は夢を実現出来るのか?波乱の第6話!
出演者
阿部寛、土屋太鳳、竹内涼真安田顕徳重聡和田聰宏今野浩喜中本賢、谷田歩、馬場徹立石涼子朝倉あき山田悠介松川尚瑠輝菅谷哲也菅野莉央、原アンナ、ぼくもとさきこ・イモトアヤコ、森崎博之甲本雅裕モロ師岡福澤朗、岡田浩暉、高橋努、古川雄大、丸一太・古舘伊知郎工藤夕貴山本學尾上菊之助立川談春神田正輝、吉川晃司、杉良太郎
原作
池井戸潤下町ロケット ヤタガラス」(小学館刊)
脚本
丑尾健太郎
音楽
服部隆之 ※隆は生の上に一
ナレーション
松平定知
スタッフ
プロデューサー:伊與田英徳 峠田 浩
演出:福澤克雄 田中健
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/
◇twitter
https://twitter.com/rocket_tbs
◇instagram
https://www.instagram.com/rocket_tbs/
◇facebook
https://www.facebook.com/shitamachi.rocket/

 


《(島津)ギアゴーストは》

ダイダロス
資本提携を結びました》

《的場という共通の敵を持つ
伊丹を誘い入れることが》

《重田社長の狙いだったんです》

《(山崎)それでダイダロス
手を組んだんですか》

《的場に恨みを晴らすために》

《(佃)伊丹さんは 重田と組んで
一体何をしようとしてるんですか》

《私は 伊丹と一緒に
歩むことはできません》

《では 島津さんは…》

《(島津)本日 ギアゴーストを
退社いたしました》

(柏田)氷室さん
この変速クラッチなんですが

(唐木田)あそこって
シマさんの席ですよね

(氷室)ああ クラッチディスクを薄くしろ

(山崎)もう
シマさんの代わりがいるんですか

(伊丹)佃さん

お待たせしました

どうも ご無沙汰してます

例のヤマタニへの
トランスミッションの件がどうなってるのか

状況をお伺いしたいと思いまして

実は その経営計画が
変わりましてね

あのトランスミッション
そのものが

棚上げになりそうなんですよ

棚上げ?

残念ではありますが
そういうことですので

そういうことって
人ごとじゃないすか

御社にとっても
打撃なわけでしょう

いや ウチは別の農機具で
参入することになりますので

でしたら そこにウチのバルブを
使っていただけませんか?

それは無理だな

そっちは もう 大森バルブさんで
決まってますので

大森バルブ!?

それはないんじゃないですか!?

伊丹さん

私は あなたのことを
信じてきた

ずっと一緒にやっていこうと

だから訴訟のことだって

精いっぱい尽力してきたんです

なのに どうして?

その節は ありがとうございました

ですが それはそれ

ウチにはウチのビジネスモデルが
ありますから

では そういうことで

ダイダロス
資本提携を組むというのは

本当なんでしょうか

シマちゃんも おしゃべりだな

そこまで ご存じなら
否定はしません

そのとおりです

我々も生き残っていかなければ
ならないんで

ウチとでは生き残れないと
そういうことでしょうか

まあ そういうことかな

それが 私の結論です

ふざけるのも
いい加減にしなさいよ!

私は これまで生きてきて

こんなふうに
人に裏切られたのは初めてだ

今 ここに至るまで
少しでも あなたのことを

信じようとしてきた自分が
情けない

何より 社員に申し訳が立たない

それは失礼しました

ですが どう思われようと結構

もう よろしいですか?

(軽部)けったくそ悪い話だな

(加納)そんな人じゃなかったのに

すまん 俺の責任だ

俺は人を信じすぎた

社をまとめるべき俺の判断ミスだ

(立花)社長…
(迫田)しかし

ヤマタニのトランスミッション
棚上げになるのは痛すぎますね

気になるのは
伊丹の野郎が言ってた

ヤマタニとの
別の話ってやつです

何をしようとしてるんですかね

(蔵田)社内の承認が下りれば
弊社も

本腰を入れて参加できますので

(入間)けど これ ウチの
純正トラクターじゃないってことだよね

ウチの販売網が目当て
ということですか

入間さん

(重田)ヤマタニさんには
決して後悔はさせませんよ

私も重田さんも
このプロジェクトは

農機具業界にとって 革命を起こす
ものだと確信しておりますので

(本田)マジで腹立つな
アゴースト

(江原)これから
どうなっちまうんだろうな

いらっしゃいませ 何名様ですか?

7人で
(佐伯)あれ ギアゴーストの連中だ

こちらのお席どうぞ

まいったな

出よう

とりあえず生
(店員)はい

(柏田)氷室さん
(店員)生一つ お願いします

氷室さん 別のお店にしましょう

はっ? 別にいいじゃねえか
空いてんだから

ご無沙汰してます 柏田さん

どうも

ご紹介します
新しく開発主任になった氷室です

てことは あの 島津さんの
代わりに入られたってことですか

君 誰?

あちらは 佃製作所…
佃製作所の立花です

佃?
はい

確か この間 おたくの社員が
ウチに何か文句言いに来てたっけ

氷室さん

おい それ ウチの社長だよ

えっ 社長? ハハハッ

大の大人が大声張り上げて

みっともなかったねえ

迷惑なんですよ ああいうの

(立花)ちょっと待て おい おい!

本来ならな そちら側から
謝りにくるのが筋でしょ

はっ?
島津さんは たった一人で

謝りに来てくれましたよ

《(島津)皆さん
本当に ごめんなさい》

《あんなにウチのことを
助けてもらったのに》

《佃さん達を
裏切ることになってしまい》

《島津さんのせいじゃないです》

《そうですよ》
《でも…》

《島津さん 商売っていうのは
人がやるもんだ》

《世の中 理解できないこともある》

《そりゃ 思うようにならないこと
だってある》

《でもな それが面白いところだし》

《それはそれで受け入れていくしか
ないんじゃないのか?》

(立花)あんなに
ものづくりが好きな天才から

才能を発揮する場を
奪っちゃうのは ちょっとね

ひどすぎませんか?

でも その 島津って人?

もう ウチにとって価値がないから
出てってもらったわけでしょ

氷室さん!
なに 価値がない?

おたくもそうです
もう必要ないってことですよ

何だよ…

待て 待て 待て

まっ
せいぜい頑張ってくださいね

佃製作所さん

(山崎)立花達も悔しいでしょうね

せっかく つくった
トランスミッションのバルブが

日の目を見ないだなんて

でも
俺達以上に深く傷ついてるのは

シマさんだ

《島津さんは これから
どうされるんですか?》

《辞めたばかりだし
まだ何も決めてないよ》

《だったら
俺達と一緒にやりませんか?》

《(加納)お願いします》

《私達 島津さんと一緒に仕事が
してみたいんです》

《島津さん》
《お願いします》

《(社員達)お願いします》
《まあ まあ まあ》

《待て待て お前ら 島津さんにも
色々考えがおありなんだ》

《それより 例のやつ》

《島津さんに
見ていただいたらどうだ》

《例のやつ?》
《はい 島津さん》

《こちらへどうぞ》
《島津さん 見てください》

《ちょっと見てってください》

《ウチの第1号です》

《農機具用トランスミッション…》

《みんなで つくってみたんだ》

《ただ手をこまねいてるだけじゃ
何も始まらんからな》

《いい とってもいいと思うな》

《あっ でも これ
佃製作所の社外秘じゃないの?》

《いいんだ それより》

《何か意見があったら
言ってやってもらえないか》

《みんな トランスミッション
知識に飢えてるんだよ》

《お願いします》
《(社員達)お願いします》

《そういうことなら》

《ねえねえ ねえねえ このギアの
かみ合わせはどうなってるの?》

《クリアランスはコンマ1です》

《この設計なら コンマ2か
コンマ3を狙ったらどうかな》

《(立花)なるほど》

《ギアが かみ合いすぎても
よくないってことですか》

《そうなんだよね》

《(島津)やっぱり
現場って楽しいな》

《なあ シマさん あいつらが
言ってたからってわけじゃないが》

《ウチで一緒にやらないか?》

《シマさんがいてくれたら
鬼に金棒なんだが》

《本当に
ありがとうございます》

《でも…》

《何だか 疲れちゃったんですよね》

「宇宙航空企画推進グループ部長」

「財前道生」

(財前)これまでは 大型ロケットの
打ち上げを推進してきましたが

今後は
その周辺ビジネスを担当します

あのとき 農業と
おっしゃってましたよね

《(財前)そのために
私が第一弾として挑むのは》

《農業です》

どうやって農業を
ヤタガラス周辺のビジネスに

仕立てるおつもりなんですか?

以前 稲刈りをご一緒した際

恥ずかしながら 現在の農業の
現実を目の当たりにしました

今の日本の農業は高齢化が進み

深刻な労働力不足に
あえいでいる

このままでは 10年後には
日本の農業は廃る

ノウハウまで
失われることになりかねない

私は この危機的状況を
救いたいと思いました

あの 何をお考えですか?

私が考えているのは

無人農業ロボットです

無人農業ロボット?

田植え機 トラクター
コンバインといった農機具で

無人で自動運転ができるように
するものです

そんなこと可能なんですか?

この無人農業ロボットは
弊社のロケットが打ち上げた

ヤタガラスからの
測位情報をもとに

誤差数センチの精度で

自動運転を可能とするものです

パソコンからの指示で納屋を出て
田んぼに行き

農作業をして自動で帰ってくる

なるほど

宇宙から大地へ

ヤタガラス周辺のビジネスって
いうのは そういうことですか

これがあれば 農家の世帯収入は
飛躍的に上がる

都会で働くサラリーマンよりも

豊かな生活を送ることが
可能となります

農業に目を向ける若者も
増えると思います

確かに
そこで お願いがあります

このビジネスに
手を貸していただけませんか?

ウチがですか?

帝国重工のラインナップには
農機具がありません

佃さんには
弊社が新しく開発する農機具の

エンジンとトランスミッション
供給していただきたい

トランスミッションも?
はい

しかし その無人農業ロボットの
無人にする技術は

どうされるんですか?
そこで もう一つ

ご相談があります

野木博文という方を
ご存じですよね?

野木って あの 私の大学時代の
友人の あの野木ですか?

野木さんは現在
北海道農業大学の教授であり

無人農業ロボット研究の
第一人者です

へえ~

あっ じゃあ この計画に
野木も加わると?

それが…

《(野木)お断りします》

《何か条件やご要望があるの
でしたら おっしゃってください》

《可能なかぎり
ご納得のいく形で》

《企業と
組む気はないんです》

《申し訳ないが
協力はできません》

(財前)どうも 我々のような
民間企業と手を組むことに

抵抗感がおありのようで

抵抗感ですか?

佃さん もし この企画の趣旨に
ご賛同いただけるようでしたら

野木さんを
説得していただけないでしょうか

野木さんの協力がないかぎり
このビジネスは成立しません

ぜひとも 佃さんに
説得をお願いしたい

分かりました

ともかく野木に会ってみましょう

(鼻歌を歌う 利菜)

(利菜)フフフ…

何だよ やけに
ニヤニヤしちゃって

分かる?
えっ?

実はね
新しい仕事 任されたの

《お前が手がけた
このバルブの放熱システムだが》

《いい出来じゃないか》

《ありがとうございます》

《佃》
《はい》

《来月から
ここに行ってもらう》

《えっ?》

バルブシステム担当の

チームリーダーだって!

ホントか? お前
そりゃ すげえな

チームリーダー?

あれ ちょっと待てよ
バルブってことは

ひょっとして
ウチの製品に関しても

お前が指示を出すかもしれない
ってことか?

まあ そういうこともあるかもね

何てこった

俺達が必死で つくったものを
娘に納品しなきゃならんとはな

ああ~ いい気分

今日は ご飯も
ひときわ おいしく感じるわ

気づいたか その米はな

ホントに おいしい米なんだよ
うん?

その米な トノんちの米なんだよ

ほら 今日 届いてな

「とのむら家の米」

収穫 手伝ったの? パパが

ほら その真ん中の人

財前部長も!?

ロケット打ち上げ事業の価値を
世間に知らしめるために

農業に目をつけたんだ

財前さんも 宇宙から大地だ

どうも

いやあ…

生物環境工学部…

あっ ちょっと すいません
はい

あの 野木博文教授の研究室って

どこだか分かりますか?

あの校舎の1階です

ありがとうございます

(エンジン音とブザーが鳴る)

あれ?

すごいな

ホントに無人で動いてる

おい!

君!

君 ちょっと 君 危ないよ!

ねえ おい!

(ブザーが鳴る)

これ 勝手に止まるんで

(ブザーが鳴る)

(ブザーが鳴る)

(ブザーが鳴る)

(ブザーが鳴る)

超すげえな

佃!

(野木)ハハハッ
野木!

変わんねえな お前
おい

急に連絡くれたからさ 驚いたよ

まさか佃が 俺の研究に
興味を持ってくれるとはな

いや~
さあさあ 思う存分見てやってくれ

おう

(野木)予定した時間になると
ラクターは自動的にエンジンがかかって

格納庫を出て この道を走って

で 門をくぐって あの畑に行って

作業を始めるように
プログラミングしてあるんだ

暗くなっても 夜でもか?

夜でも 雨の日でも

無人でだ
はあ~

あれは ヤマタニのYL60だ

よく分かるな
そりゃ分かるさ

あのエンジンは ウチのだ

はあ?

ウチが開発した
ステラってエンジンなんだよ

そうだったんだ

いや 不思議なもんだな

別々な道を進んだ俺達が

一台のエンジンで
つながってたとはな

人生ってのは 面白いもんだな

よし 佃 ちょっといいか?
うん?

佃 精度に注目してほしいんだ

前に打ち上げられた
ヤタガラスのおかげで

誤差は 3センチ以下

実際の田んぼでも
稲を踏み倒したりはしないんだよ

ヤタガラス以前とは
どれぐらい違うんだ

まったく違う

前は もう10メートルぐらいは
蛇行したりしてたからな

この精度は夢のようだ

そうか

ヤタガラスか

うん お前が成功させてくれた

あのロケットのおかげだ

知ってたのか

ホームページで見たぞ

ロケット品質の佃製作所だろ?

ああ

あの実験も

少しは お前の役に立った
っていうことだな

えっ?

《いくぞ 野木》
《よっしゃ》

《3 2 1》

《おい 何も起きねえぞ》

《おかしいな
お前の計算間違いじゃねえか?》

《人のせいにすんなよ
わざわざ手伝ってやってんのに》

《ちょっ… なっ 何だ》

《うわっ!》
《うわっ!》

もう あんときはよ
マジ ビビったよ

いや もうムチャばっかり
してたからな あんときな

俺はさ ロケットエンジン
こいつは人工衛星の研究

二人で宇宙を目指すんだって
張り切っちゃってさ

ああ いや まあ残念ながら

人工衛星からは
離れちゃったんだけども

農業の研究もできてね
面白いな 農業な

(学生)面白いです
高性能の気象衛星を飛ばして

日本の農業を救うってのが
こいつの夢なんだ

おお~ よく覚えてるねえ

お前 あれだぞ こいつがな
ヤタガラスの

ロケットエンジンのバルブを
つくったんだぞ

(学生達)ええ~
そうだよ

こいつがいなきゃ
ロケット飛んでないんだから

すげえだろ 俺の友達な
いいから お前

(学生)かっこいい
そうなんだよ

野木

ちょっといいかな

何だよ 改まって

あなたは この前の…

おい これ どういうことだよ お前

すまん 実はな…

ウチも無人農業ロボットの

エンジンとトランスミッション
お願いされてな

今 検討してるとこだ

お前には がっかりだよ

いつから大企業の手先に
成り下がったんだよ

野木 俺は本当に
この事業に価値を感じたから

価値ねえ じゃあ お前は
どうして参加を決めてないんだよ

何で検討中だって言ったんだ

それは…
結局

金になるかならないか
ってことだろ?

だから企業は嫌なんだよ

金儲けのために
平気で人のこと だますからな!

野木 お前 何かあったのか?

5年前

キーシンっていう
ベンチャー企業から

共同研究を持ちかけられて
受け入れたことがあったんだ

《(戸川)多くの農家が》

《この自動走行制御の
技術を待っています》

《ともに実用化を目指しましょう》

《はい》

《よろしくお願いします》
《こちらこそ》

(野木)それで
そのキーシンの研究員達を

ウチの研究室に受け入れたんだ

ところが

そこには裏があった

裏?
研究から1年もたたないうちに

一方的に
契約 解除を言ってきたんだ

契約義務違反だとか言ってな

キーシンに必要な
開発プログラムを

こっちが開示しなかったから
っていうんだ

さらには 向こうが拠出した
2000万を弁済しろと言って

結局 裁判になった

それで?

勝つには勝ったよ

だけど その裁判が終わって
しばらくしてから

そのキーシン
農機具の自動走行制御システムを

実用化しようとしてるのを
知ったんだ

調べてみたら
俺が開発したシステムを

まるでコピーしたかのように
そっくりだったんだよ

技術を盗まれたと
そういうことですか?

恐らく 最初から
それが目的だったんだよ

それこそ訴えたらどうだよ

今からでも調べれば…
もういいよ

裁判のために どれだけ研究の
時間を邪魔されたか分からない

援助してもらったら その分

相手の言うことを
聞かなくちゃいけなくなるだろ

金で自由を奪われるってことだ

そんなのは もう まっぴらだよ!

人に裏切られる つらさは

今の俺には よ~く分かる

野木には
それ以上 何も言えなかった

それじゃ
帝国重工の無人ラクターは?

立ち往生ってとこですか

(津野)でも そうなると
やはりヤマタニとの関係は

継続したほうが
いいんじゃないでしょうか

少し 考える時間をくれないか

(入間)よく考えたんだけど
プロジェクトのこと

やっぱり佃さんには一言くらい
言っとくべきじゃないかな

それが筋ってもんじゃないかな
そうですよねえ

僕も そう思います

けど 社の方針なんで

でも 考え方を変えたら

これは すごいプロジェクトだと
思うんですよ ねっ?

重田さん 伊丹さん
お待たせしました

そちらの お二人は?

(重田)あっ 我々の他に
このプロジェクトの中心となって

やってくれている方々です

初めまして
主に広報を担当します 北堀です

こちらは プロジェクトの核となる
画期的なシステムを開発した…

どうも キーシンの社長を務める

戸川と申します

(エンジンをかける音)

(稲本)よう 殿村

(殿村)何か用か?

ああ… ヘッヘッ

前に話した農業法人だけど

お前も一緒に
やらないかと思ってな

えーっ!?

農業法人にすることで
経営を合理化できる

例えば 機材やノウハウも
共有できるし

作業分担だって 可能になる
話は分かった

けど…
お前

銀行にいたんだろ?
エッヘッヘ…

経理担当
やってもらえないかと思ってんだ

(三島)あんたの農作業は
俺達で分担するよ

(原口)それなら いいでしょ?

(稲本)農林協の吉井さんも

殿村を仲間に
入れたらどうかって言っててな

農林協?

今朝 見たトラクター
相当古かったじゃないか

吉井さんに頼めば 安~く…

卸してくれると思うぜ きっと
ハッハッハ…

(正弘)吉井作造さんとこの
三男坊よ

ありゃ 出来が悪いな ただ
あそこは デカくやってるからな

何かあったのかい?
いやあ

ウチが スーパーだとか
客に直に米を売ってるだろ

それをやめろって
言ってきたんだよ

《(吉井)米を売るなら 農林協を
通していただけませんかね?》

《え~っ?》
《仲良くやっていきましょうよ》

けど
ホントに突き放して大丈夫かな?

えっ?
ラクターは 安く卸すって言ってたし

こいつだって いつ
動かなくなるか分かんないだろ

そんときゃ おめえ そんときだ

お前は いつも先のことに
くよくよするな

(空気を吹きかける)

バカ!
フッハッハ…

社長!
一体どうなさったんですか?

いや すまん
ちょっと悩んでることがあってな

原点に立ち返って
考えてみたかったんだ

なあ また トラクター
乗せてもらってもいいかな?

ああ… それが 実は
また動かなくなっちゃいまして

すいません 社長
せっかく来ていただいたのに

いいんだよ トノにはな いつも
うまい米 送ってもらってるから

(吉井)殿村さーん…

ですよね?

農林協の吉井といいます

アハハハ… このトラクター

調子 悪そうっすけど
大丈夫っすか?

この方が…
みてくださってるんで

俺 通せば…

新しいの 安く卸せますよ

こんな修理のおっさんなんか
いちいち呼んでちゃ 大変でしょ

修理のおっさんって…
あの… 何か ご用ですか?

どうして断っちゃったんですか?

農業法人の話

あれじゃ…

一人でやってるのと
さして変わらない

それに 一番の問題は
米の扱い方です

他の米と全部一緒にするなんて

ウチには できません

あんた 米作りの素人だろ?
経験も知識もねえやつが

俺達抜きで
やっていけると思ってんのかよ?

大体 品質の違いなんて
客に分かるわけねえだろ

米なんて… 食えりゃあいいの

分かったら… もう とのむら家の
米なんてもんは捨てて

触るな! お客さんに
食べていただく大切な米だ

汚い手で 触らないでくれ!
汚え?

お客に違いが分からないだと!?

そんなこと言ってるあんたの方が
よっぽど素人じゃないのか?

ウチのお客は ちゃんと
米の品質を認めてくれてる

ウチのプライドを
買ってくれてるんだ

そのプライドを あんたらなんかに
売ってたまるか!

分かったら さっさと帰ってくれ

あんたみたいな人が
ここにいるだけで 米がまずくなる

いい気になるなよ

すいませんでした 社長
いや…

色んな しがらみがあるんだな

私も こんな田舎で

都会の大組織と同じような
腹の探り合いがあるとは

思ってもいませんでした

ただ… もし 今 親父が倒れたら

そのときは ウチの米作りなんて
あっという間に おしまいです

でも
今が ふんばりどころなんです

ウチの米 楽しみに待ってくれてる
お客さん達のためにも

ここで
負けるわけにはいかないんです

親父のプライドを

何としても守りたいんです

いやあ
今日は 来た甲斐があったなあ

でも トラクター 乗りに来たんじゃ…
いや…

いいものを見た

えっ!?

これで
俺の迷いも すっ飛んじまったよ

トノ ありがとう

佃?

大学に連絡したら

東京の学会に出てるって聞いてな

野木
もう一度 話がしたいんだ

俺はもう 企業とは つきあわん

何度言われても同じだ
俺は決めたぞ 野木

新規事業に参加する

お前のおかげで 俺は覚悟ができた

あのときみたいにな

《(野木)おい
これ ゴミ箱に捨ててあったぞ》

《何で 捨てた?》

《何で 夢を捨てるんだよ!》

《JAXSに入って ロケットを
飛ばすのが お前の夢だろ?》

《親父には 会社を継ぐかわりに
大学に行かしてもらってんだ》

《仕方ないんだよ!》

《仕方ない? そんな言葉で
お前の一生 片づけるなよ》

《そのでっかい夢を
全部 親父さんに ぶつけろよ》

《夢だけは 絶対に捨てるな!》

《ここで諦めたら》

《一生 後悔するぞ》

お前のおかげで
俺は 夢を諦めずに済んだんだ

だから 今度は
俺に手伝わせてくれよ

お前の夢は あのトラクターで
日本の農業を救うことだろ?

夢か…

それと同じこと
キーシンの連中にも言われたよ

口先だけなら
何とでも言えるからな

けど 結局
一度 企業と手を組めば

夢は目標となり
それは ノルマに変わる

だから 俺は… 企業とは組まん

すまないな

なあ 野木

せっかく
東京に出てきたんだからさ

今日は
ウチでも泊まっていかないか?

晩飯でも どうだ?

まあ… それなら

しまった
(野木)どうした? おっ…

今日 取引先で 立ち会わなきゃ
いけない仕事があってな

相変わらず そそっかしいな
すぐに終わるから 一緒に来てくれ

(野木)あっ?

(野木)取引先って 帝国重工か
ああ

すげえもん 見れんぞ
(野木)何だよ? すげえもんって

時間がない 早く行こう

ここは?

宇宙航空部のメイン開発フロアだ

はっ…
あれがロケットエンジン

なまらデッケえな

(財前)野木さん

お久しぶりです
財前さん…

(財前)佃さんも
テストに間に合ってよかった

いつも 気にかけていただき
ホントにありがとうございます

テスト?
ああ

あれがウチが納品している
バルブシステムだ

新型ロケット用の試作品が
完成したんで

今日は その性能テストなんだよ

そういうことか…

じゃあ あのエンジンで
最後のヤタガラスを…

ああ その打ち上げに
必要なプロジェクトを

すべて仕切ってきたのが
財前さんなんだ

財前部長!
部長!

財前部長!

(斉藤)財前部長 お久しぶりです

財前部長 開発中のシステムのことで
ご意見をいただきたいのですが

私はもう
君達の上司じゃないんだ

私も 見ていただきたい部品が…
財前部長 このパーツについて

ご相談したいことがあるんですが
あの…

私にかまわず どうぞ

すみません

それで?
はい 例の…

今 帝国重工のロケットは
転換期を迎えてるところなんだ

転換期?

これまでの大型ロケットから
もっと採算性の高い小型ロケットや

再使用が可能な
リユーザブル ロケットへの転換だよ

間もなく
バルブシステムの作動耐久テストを始めます

関係者の方は 移動 お願いします

行くか
おう…

バルブ弁 開閉回数
1000回 超えました

さあ どれが一番 飛ぶんだ?
漏れは どうですか?

A B C D 4つとも
目立った漏れはありません

エス
いけ いけ!

(盛り上がる一同)

《3 2 1》

《おーっ!》
《おーっ!》

《いけ! いけ!》
《いけーっ!》

《いけーっ!》
《やったー!》

いけ! いけ!

開閉回数 3000回 終了

最終的なリーク量が出ます

≪何でだよ
ABCD 全部 未達成かよ…

≪うわあ B 惜しいなあ

(立花)一番少ないBでも
漏れた流量は 5.3か…

彼らにも もちろん

会社が決めたノルマが存在する

でも 彼らは それを
乗り越えていく喜びを知っている

だからこそ 毎日 創意工夫をし

少しずつ
前に進むことができるんだ

Bタイプの設計図も 持ってきます
お願いします

あっ あの…
はい

さっきの数値
どれだけ足りなかったんですか?

0.8パーセントです
0.8パーセント?

たった それだけのために?
でも…

ロケットに使われる部品は
24万個あるんです

その一つ一つの部品の信頼性が
ほんの少しでも上がれば

全体として 大きな前進となります

私達の磨いてる技術は

私達のためだけではありません

きっと世界の…

未来のロケット技術を支える
土台になってくれるはずです

だから いい加減にはできません

今日は
どうもありがとうございました

ありがとうございました

(和枝)おなかすいたでしょう?

ああ すいません
たくさん召し上がってくださいね

はい どうぞ
ああ いただきます

はい
遠慮せずに食べてくれよ

うん いただきます

おっ… うまい!

(和枝)まあ よかった
うーんっ…

野木

俺はな…

今 お前が食べてるその米を
守りたいと思ってるんだ

その米はな 俺の親友が作ってる

ウチの元経理部長が
必死で作ってる米なんだよ

はっ!?
実家が 300年続く大農家でな

でも 今年 親父さんが倒れて

会社を辞めて 彼は
田んぼを継ぐことになったんだ

今 日本の農家には
田んぼを継ぐ者がいなくて

困ってるお年寄り農家が
山ほどある

農機具の自動化は
今 まさに必要なんだよ

生産性の高い農業で 所得を上げ
若者を呼び込む

そうやって 技術や伝統を
引き継いでいかないと

こんなにうまい米は
もう作れなくなってしまうんだ

野木 お前が人工衛星の研究に
のめり込んだのは

日本の気象予報に
貢献するためだったよな?

ああ
お前が生まれた北海道の農業を

自然災害から守りたい それが
お前の研究の原点だったよな?

俺も 財前さんも
日本の農業のために

この国の未来のために
何ができるか

必死で考えてんだ
思いは お前と同じなんだよ

俺達の力を合わせて

一緒にやってみないか?

はあっ…

分かった

分かったよ

野木…
今日…

帝国重工で 財前さん達の姿を見て

企業に対する考えが変わった

それに この米…

何のために俺は
研究をしているのか

そんな大切なことさえ 忘れていた

よろしく頼む

ありがとう!

ただいま~

あ~っ おなかすいた
(和枝)はいはい

こんばんは

あれ?

君は 昼間の…

先ほどは…

娘だよ
そうだったのか!

お母さんに似て 美人だね

おっ そういえば 沙耶ちゃんは?
離婚しました~

えっ!?
今 それを聞くかなあ…

具体的なことは言えませんが

ウチが協力する会社が いずれ…

御社と
競合する形になるかもしれません

ヤマタニさんとは
20年以上のおつきあいです

その恩義に背くような形になって
しまい 誠に申し訳ありません

(蔵田)お話は分かりました ウチも
佃さんとの取り引きが減って

心苦しかったんですよ
その穴埋めができるようで

よかったじゃないの
ご迷惑をおかけします

いえ… 正直に言えば
ホッとしてます

(せきばらい)

(入間)まあ お互い
恨みっこなしでいきましょうよ

ねえ 佃さん
はあ

(津野)それじゃ ヤマタニは あっさり
承諾したってことですか?

仁義を切りに行ったのに

むしろ こっちが切られたような
気分だったな

ヤマタニ 何かしようとしてるんすかね
例のギアゴーストの件と

何か
関係があるんじゃないっすか?

(的場)この企画 君は どう思う?

(水原)多分に将来性を秘めた
企画かと思われます

(的場)そうか
その企画 私が預かる

すぐに事業計画を提出してくれ
役員会には 私から説明する

この企画は すでに
財前が動いておりますが

(的場)現場を財前が仕切るのは
それでいい ただ その事業…

私の直轄にしてくれ

戦略は 私が…

直接 指示を出す

(財前)佃さん
はい

実は この度

新事業の責任者が
変わることになりました

取締役の的場俊一です

どうも 的場です

いつも お世話になってます

佃です

それで? 御社の売り上げは
おいくらですか?

はっ?
(的場)要するに ウチの事業に

加わっていただくだけの会社か?
という話をしてるわけです

的場さん

佃さんとは
宇宙航空部のバルブ供給で

長くおつきあいしています
宇宙航空部ね…

だからダメなんじゃないのか?
宇宙航空部は

なあ? 財前

今回の新規事業
私が指揮をとるからには

私なりのやり方で突き進む
可及的速やかに事業化を図り

無人農業ロボットの
フロンティアとしての

先行利益を得たいと
思っています

佃さん 世の中 要は実績だ

実績をあげてこそ なんぼですよ

私は そうやって進んできた

分かりますね?

分かってるのかな?

まあ いい 次があるんで

実績をあげてこそ なんぼ?

百も承知してますよ

弊社は 昨年度の売り上げ 100億
経営利益 10億の中小企業です

こまごまとした小型エンジンの
製造で培った技術で

御社では開発できなかった大型
ロケットのバルブシステムを提供してきました

それと 財前部長が指揮を
とられてきた宇宙航空部の実績は

ご存じないんですか?
打ち上げ成功率 98.3パーセント

世界初の2段エンジン再燃焼による
静止衛星の軌道投入 成功

世界中から称賛される
輝かしい実績ばかりだ

今回も 必ず成功してみせますよ
御社から培ったロケット品質の技術で

最高のエンジンとトランスミッション
開発してみせます

どうか 期待してください

面白い

では

(的場)製造部で「ミスター・トランスミッション
と呼ばれてる君に

ぜひ 力を貸してほしい

(奥沢)はっ
(的場)開発が早ければ早いほど

世間へのインパクトが高まる

私は ロケットなど評価しないが

本件に関しては ロケットスタート
というものを期待している

はあっ はあっ はあっ…

重田さんは?
あちらに

どうしたんだ? そんな急いで
約束の時間まで まだ間があるぞ

今さっき 帝国重工の元同僚から
連絡があったのですが

的場が…

例の帝国重工のプロジェクトの…

総責任者になったそうです

くっ… うっく…

フッハハ…

アッハハ…

面白くなってきたじゃないか

これで的場は 自ら

地獄に足を踏み入れた…
ってわけだ

(立花)この前の島津さんのアドバイス
ギアノイズの改良が うまくいきました

よし 作品の完成まで
あと一息だ

帝国重工め…

このトランスミッション
目に物見してやる なっ?

(一同)はいっ!

(的場)財前 新規事業の
エンジンとトランスミッションについてだが…

佃さんには 近々
トランスミッションの試作品を

提出していただける手はずに
なっておりますが

その必要はない

内製化に切り替える

無人農業ロボットの
エンジンとトランスミッション

我が帝国重工が
製造する

佃製作所は…

切れ