ドラマログテキストマイニング

テレビ番組(ドラマ)の字幕情報を対象に、テキストマイニングの研究をしておりますので、解析結果の公開をメインに関連グッズを交えた構成で記事にしてます。また、解析結果の信憑性が確認できるよう、解析用ソースも部分引用し掲載してあります。

結婚相手は抽選で 第6話 野村周平、高梨臨、大谷亮平、佐津川愛美、平山祐介… ドラマの原作・キャスト・主題歌など…

『<オトナの土ドラ>・結婚相手は抽選で #06【法律に反抗開始!】』のテキストマイニング結果(キーワード出現数BEST10&ワードクラウド

  1. 好美
  2. 嵐望
  3. 結婚
  4. LGBT
  5. 友紀子
  6. 山口
  7. 自分
  8. 大臣
  9. 龍彦
  10. お母ちゃん

f:id:dramalog:20181111083423p:plain

『<オトナの土ドラ>・結婚相手は抽選で #06【法律に反抗開始!】』の解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)&EPG情報(出典)

 

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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dramalog.hatenablog.com 

 

 

<オトナの土ドラ>・結婚相手は抽選で #06【法律に反抗開始!】[字][デ]

龍彦(野村周平)は「抽選見合い結婚法」の被害者を増やさないよう、法律の改定を目指し上申書を作成。ひかり(大西礼芳)の協力もあり、その行動は次第に具体化していく。

詳細情報
番組内容
龍彦(野村周平)は、性的マイノリティの社会的現状について真剣に調べ始め、「抽選見合い結婚法」の被害者をこれ以上増やさないよう、改定案の上申書を作成。さらに龍彦は上申書を見てもらうため、以前からその記事に注目していたフリージャーナリストのひかり(大西礼芳)に会った。ひかりは内容に共感し、会話するうちに龍彦が自分の愛読するブログの主宰「たっちゃん」であることに気付く。そして、上申書を持ってある行動に出
番組内容2
る。
そんな中奈々(高梨臨)は、龍彦と最後に会ってから1週間以上連絡がないことに苛立っていた。そして、幼いころに亡くなった母親との思い出が詰まった自宅をリフォームするという話を聞き、激しく動揺する。
一方、嵐望(大谷亮平)から、「お母さんに紹介して欲しい」と告げられた好美(佐津川愛美)は、母・あき恵(山口美也子)を東京に呼び寄せた。嵐望を交えた食事会の日、その場では結婚を承諾したあき恵。
番組内容3
しかし好美には「あの男は信用できん」と、結婚を断るようにと言うのだった。
その頃、ようやく奈々に連絡した龍彦は、自分が決めた居酒屋で再会していた。いつものようにマイ箸を使おうとすると、強引に店の箸で食べさせる奈々に感謝する龍彦。そんな奈々も龍彦に自然と家族の話をし、悩みを打ち明けて涙を流す。変わりたいのに変われない。テロ撲滅隊にも行きたくない…。リーチ女であることを告白した奈々は、龍彦に…。
出演者
宮坂龍彦: 野村周平 
冬村奈々: 高梨臨 
銀林嵐望: 大谷亮平 
鈴掛好美: 佐津川愛美
 ・ 
山口一朗太: 平山祐介 
小野寺友紀子: 若村麻由美
スタッフ
【企画】
横田誠(東海テレビ

【企画・プロデュース】
栗原美和子共同テレビ

【原作】
垣谷美雨「結婚相手は抽選で」(双葉文庫

【脚本】
関えり香

【音楽】
ワンミュージック

【主題歌】
高橋優「aquarium」(ワーナーミュージック・ジャパン

【プロデューサー】
河角直樹(東海テレビ
山崎淳子共同テレビ

【演出】
石川淳一共同テレビ

【制作著作】
共同テレビ

【制作】
東海テレビ放送

 


(奈々)待ってって 言ってるじゃない。
(龍彦)じゃあ また 会うんですか?

(奈々)会うわよ。
連絡先 交換しましょうよ。

(嵐望)初めて 会ったときから

好美さんに
強烈な母性を 感じた。

好きなんだ。
君のことが。

(奈々)
私は おふくろの味 知らない。

お母さん。
私が 6歳のときに 死んだから。

(北風)僕は…。
ゲイなんだ。

こんなに 多くの若者を
傷つける法律が

あっていいわけが ないよ。

「失った正義を 取り戻す勇気を
持ちたい」

<いや。
取り戻さなければ ならない>

<僕は そう 決意しました>

(長塚)この
抽選見合い結婚法には

施行当初から
数々の問題点が 見られます。

その一つとして
見合いを 断るのは

3回までという
制限が ありますが

断られる方には
制限 ありませんよね?

(大澤)中には 早々と
5回 6回と

断られている 対象者もいると
聞いてますよ。

結婚する気もなく だらだらと

引き延ばしているんだと
推測できますが?

(長塚)法の網目を
かいくぐって

何とか 断られようとしている者も
いるそうですからね。

いや。 こんな状況じゃ
少子化 ストップには

全然 つながらないですよね。
どうなんですか? 大臣。

(友紀子)つまり 断られる方にも

回数制限を 設けろと
おっしゃってます?

(大澤)まあ そういうことですな。

(友紀子)それは 断られた方も
テロ対策活動 後方支援隊に

入隊させると
いうことですよね?

とんでもない。

入隊者の活動費は
国の税金で 賄ってるんですよ?

なぜ モテない人間に

貴重な血税
使えるんでしょうか?

(長塚)大臣。
あなた それは 爆弾発言ですよ。

(大澤)聞き捨てなりませんよ。
(長塚)本気で 言ってるのか?

(山口)ヤバい。

(友紀子)とんでもない。

入隊者の活動費は
国の税金で 賄ってるんですよ?

なぜ モテない人間に

貴重な血税
使えるんでしょうか?

(ひかり)この人 最低。

(チャイム)

(龍彦)はい。 あっ…。

(北風)これ 全部
たっちゃんが 集めたの?

(龍彦)うん。 ネットで
参考になる記事を 調べたり

図書館で 資料を借りてきたり。

取りあえず LGBT
現状とか 問題を

もっと 知らなきゃと思ってさ。

(北風)僕らのこと
勉強してくれてるんだね。

(龍彦)僕なんか
知らないことばかりだから。

あっ。 例えば これ。

「保守的な 価値観では
異性間以外の関係は いずれも

伝統的な 家庭の形を
損なうものと信じ

子供は 父母 両方のある家庭で
育てるべきだと 考えている」

つまり LGBT
受け入れない

保守的な 考えが
根強いってことだよね。

当事者の人たちは
もっと 柔軟なのに。

あっ あと…。
これだ。

LGBTの 『L』
レズビアンの中には

精子バンク あるいは
精子提供サイトを 利用したり

友情結婚するなどして

子供を授かる カップルも
増えている」

父親は 男性。 母親は 女性なんて
考えは 固定観念なんだ。

他にも…。

(龍彦)「2015年には
日本で 初めての

画期的な 取り組みとして
渋谷区が

同性パートナーシップ証明書の
発行を含む 条例を 施行しました」

(龍彦)結婚に 相当する
証明書の発行は

今も 徐々に 全国に
広がってきているんだよね?

一部の行政は LGBT
対応しているってこと。

あっ。 そういえば 北風君
渋谷区に 住んでるよね。

もしかして これが あったから?
(北風)うん。

(北風)今すぐ
どうこうって話じゃ ないけどね。

いずれ そうなったときのことを
考えて 去年 引っ越したんだ。

でもね この証明書だけだと
まだまだ 不十分なんだ。

日本では まだ 同性婚
認められてないし

法律上の夫婦には なれない。

だから 税金の
配偶者控除も 受けられない。

そっか。

あのう。 北風君。

できれば 北風君と 同じ悩みを
抱えてる人たちに

会わせてもらえないかな?
えっ?

当事者の人たちの話を
もっと 聞きたい。

どんなことに 悩んだり
何に 傷ついたりしてるのかって。

分かった。
知り合いに 声 掛けてみるよ。

ありがとう。

その人たちの声
絶対 無駄にしないから。

(マコ)やっぱ
おでんの王様は ダイコンか。

(光子)卵も いい戦い
してるんだけどね。

奈々ちゃん。
そっちの集計 終わった?

(光子)奈々ちゃん?

(奈々)あり得ない。

一緒に お好み焼
食べに行ってから もう 1週間。

なのに あの男
ちっとも 連絡してこない。

(光子)例の お見合い相手の
アニメ君?

(奈々)今まで 出会ってきた男は
1回 会ったら

すぐ 次の約束 入れてきたのに。
全然 意味 分かんない。

(光子)彼 鈍感そうだって
言ってたでしょ。

だから 連絡するの 忘れてたり。

(マコ)何か 意外と じわじわ
あっちのペースに

巻き込まれてるんじゃないですか?
えっ?

(光子)案外 奈々ちゃんみたいな
勝ち気なタイプには

そういう 鈍感力 強めの男が
合ってたりして。

まさか。

(嵐望)うんと…。 おい。
よし。

(嵐望)じゃあね…。
(好美)どっちでしょう?

(嵐望)じゃあ こっち。

(好美)かーっ。 また 負けた。
(嵐望)はい。 上がり。

(好美)ねえ。
もう ばば抜き やめよう。

(嵐望)ばば抜きが いいって
言ったの 好美だからね。

(好美)えっ? そうだっけ?
(バイブレーターの音)

(バイブレーターの音)

(嵐望)お母さん?
(バイブレーターの音)

(好美)うん。
(バイブレーターの音)

(嵐望)いいから 出なよ。
(バイブレーターの音)

(バイブレーターの音)

(好美)もしもし。 お母ちゃん?

(あき恵)もしもし。 好美?
まだ 病院に おるんか?

(好美)う… うん。
お母ちゃん。 どうしたん?

(あき恵)3回目の
お見合い相手と

どうなっとるんか 思うて。

そんな 悪い人やないから
また 会う 言うてたやろ。

何なら お母ちゃん 東京 行って
その相手 見たろか?

信用できる人か どうか…。

(あき恵)男 見る目は
あんたより あると思うで?

やっぱり ごめん。 また あした
こっちから かける。 ねっ。

おやすみ。

(嵐望)俺のこと 心配してる?
(好美)えっ?

(嵐望)好美の お母さん。

(好美)あっ ううん。
ちょっと 心配性なだけ。

(嵐望)お母さんに
紹介してほしいな。

(好美)えっ?

俺は 真剣に 付き合ってますって
安心させたい。

私も ちゃんと 真剣に…。

結婚を 前提にってことだよ。

(嵐望)好美?

(好美)そ… それって
もしかして プロポーズ?

「もしか」じゃなくて
そのつもりだよ。

(嵐望)婚約指輪は 近いうちに
ちゃんと 用意するから。

正式な プロポーズは
そのときに させてもらう。

はい…。

それとさ…。

うん?

(嵐望)ううん。 何でもない。

♬~

♬~

♬~

(北風)広瀬さんは
劇団の主宰者で

脚本や 演出を 手掛けてるんだ。
お若いのに すごいですね。

(広瀬)小さな アングラ劇団だよ。

(広瀬)
で このページなんだけどね。

根本的に 間違ってほしくないのは
僕らは LGBT

過ごしやすい 社会づくりを
望んでるんじゃない。

LGBTが」じゃなくて
LGBTも」

過ごしやすい 社会づくりを
考えていきたいんだ。

じゃあ お先 失礼します。
(塚田)お疲れ。

あーっ! 宮坂に ジョブフローの
進み具合 聞くの忘れた。

(笹原)ああ。 それなら…。

もう 仕上がってます。
(塚田)マジ?

(広瀬)いいかい? 世界で 初めて
同性婚が 認められたのは

オランダで 2001年のこと。

その後 ベルギー スペイン
ノルウェー

ヨーロッパを 中心に
次々と

同性婚を認める 動きが
出てきたんだ。

そして 2015年 アメリカ全土で
認められるようになった。

できた。

ただ今 帰りました。

(洋平)ああ。 おかえり。

(紅子)ねえ。 この床は この色が
いいんじゃないかしらね。

(洋平)うん。 母さんのためには

さらに 床暖房にした方が
いいと思うんだ。

何の話?
(紅子)えっ? リフォームよ。

この家を 改築するの。 ねえ。
バリアフリーに するんだったら…。

えっ? リフォームって…。

これ。

(北風)上申書。 もう できたんだ。
うん。 あっ。 ここ 見て。

LGBTの人たちは

現行の 抽選見合い結婚法じゃ
置いてけぼりだよね。

だから LGBT向け
匿名ホットラインを

設けてもらおうと 思って。

匿名ホットライン?
うん。

対象者から 除外してもらいたい
LGBTの人たち専用の 窓口。

もちろん それ以外の
悩みを抱えた人たちの

ホットラインも 設置してもらう。

プライバシーを 保護するために
ネット申請の方法を 取る。

そのシステムは 僕が作れる。

リフォームなんて 駄目!
絶対 嫌です!

(紅子)どうして そんなに
反対するの? 変な子ね。

私も 年を取ってきたの。

(紅子)使い勝手が いいように
改築して 何が悪いの?

お父さんは それで いいの?

ここにも そこにも。
この家の いろんなところに

お母さんとの 思い出が
詰まってるんだよ?

なのに 全部 壊しちゃっても
平気なの?

あきれた。

母親が 亡くなって もう
何年たってると 思ってるの。

いつまでも
「お母さん。 お母さん」なんて

みっともない。 あなた もう
子供じゃないんだから。

そんなふうだから いい年して

結婚相手の 一人も
つかまえることが できないのよ。

(北風)これ すごいよ。
よく 僕たちのことも 勉強してる。

ホント?
うん。

正直 たっちゃんも
自信あるよね?

実は 僕も 結構
イケてると 思ってる。

ただ 問題はさ この上申書を
どうやって 政府に届けるか。

うーん。
考えてみたんだけど…。

この人なら
力になってくれると 思わない?

なるほど。 あの Hikariさんか。
うん。

会ってもらえないか
駄目もとで メールしてみる。

(好美)はい。 どうぞ。
(あき恵)ああ。 着いた 着いた。

久しぶりに 新幹線 乗ったら
また 腰痛 ひどうなったわ。

好美。 これ。
あんたの好きな うちの お漬物。

(好美)ああ。

(あき恵)おいしいで。
(好美)わざわざ ありがとう。

(あき恵)それにしても
びっくりしたがな。 あんたの電話。

お見合い相手から いきなり
プロポーズされたんやて?

えらい 早い 展開や。

(好美)うん。
彼が お母ちゃんに会いたいて。

ホントは 自分が 兵庫に行く
言うてくれたんやけど

なかなか 仕事の都合も
つかへんし。

(あき恵)えらい 忙しい人や。

へぇ。 ちゃんと
やっとるんやね。 へぇ。

(好美)でも 会ってもらうんは
1週間も 先やのに。

(あき恵)娘に 早う 会いとうて
早めに 来たんやがな。

あんた 東京 行ってから
ちっとも 帰ってけえへんし。

(好美)せやけど 仕事 あるし

お母ちゃんと
出掛けたり できひんよ。

(あき恵)構へん 構へん。
一人で 適当に やっとるから。

それにしても どんな人なん?
顔写真とか ないんか?

(好美)う… うん。

会ってからの お楽しみ。
(あき恵)うん。

(好美)はい。 座って。
(あき恵)おおきに。

(あき恵)ハァ。 疲れた。

≪(足音)

初めまして。
宮坂 龍彦です。

このたびは 会っていただき
ありがとうございます。

(ひかり)フリージャーナリストの
Hikariです。 宮坂さんは…。

あっ。 はい。 コンピューターソフト会社
SEを やっています。

メールでは 抽選見合い結婚法の
改正案について

私に 力を貸してほしいって
ことでしたけど。

はい。 今の あの法律では
ある人たちの権利が奪われている。

つまり 平等じゃないと
感じたんです。

(ひかり)LGBT…。

(山口)「小野寺大臣の 元夫
セクハラ行為で 警察へ任意同行」

(山口)「大臣の 元夫は
会社経営者であり

複数の女性社員に対して

いかがわしい セクハラ行為を
行ったとして 訴えられている」

「元夫と 大臣は 大臣の
シンクロ 現役引退直後に 結婚」

「一女を もうけるが
度重なる 元夫の浮気が 原因で

わずか 4年で 離婚」

「当時 3歳だった娘の 親権は
大臣が持ち 女手一つで育てた」

これが 明日発売予定の
週刊誌の概要です。

(友紀子)後は 「大臣も 暴言で
世間から バッシングを 受けてるから

共に 危機的状況だ」とか?
「お騒がせ 似た者 元夫婦」とか?

(山口)遠からずです。

(友紀子)ハァ。 面白おかしく
書いてくれるわよね。

20年以上も前に
他人になった人とのことを。

(山口)しかし まったくの
無関係というわけには。

その離婚会見での あなたの
毅然とした 振る舞いが

世間から 高い評価を受け
与党の目に 留まって

政界へ
スカウトされたわけですからね。

(山口)マスコミにとっては
格好のネタです。

(ひかり)なるほどね。
見合い法案で 傷ついた人たちを

救うための 改正要求。 特に
LGBTに 注力してほしいと。

とてもいいと 思います。

ありがとうございます。

でも 本当に
こんなこと やっていいのか?

余計な お世話なんじゃないかって
思ったりも。

僕が…。 LGBTではない 僕が
これを することで

かえって 当事者の皆さまの
存在が 強調されて

余計に 傷つけられる可能性も
ありますよね?

でも その友達のために

立ち上がらずには
いられなかった?

それだけじゃ カッコ良過ぎです。

突き詰めると
結局 自分のためなんですよね。

自分のため?
僕 中学生のころ

いじめを なくしたいと 思って
生徒会長に 立候補したんです。

でも 結果は
大差で 落選でした。

(ひかり)えっ。

それからは 何をするのも
誰かの目を 気にしたり

人を 信じれなかったり。
そんな 臆病な自分が 嫌で

何とか 変わりたいと思って
東京に来て。

こんな自分を 変えるために

何が何でも 本気で
取り組もうと 思って。

だから 失った正義を
取り戻す勇気を 持ちたい。

えっ?

いや。 取り戻さなければならない。

どうして それを?

(ひかり)龍彦。
もしかして たっちゃん?

(友紀子)「結婚に失敗した
女性が

抽選見合い結婚法の 担当大臣とは
いかにも 皮肉なことだ」

逆よ。 私は 心の どこかで

結婚ってものは 人間にとって

必要なものなんじゃないかって
思ってるの。

(友紀子)私はね 離婚した後
色々 限界を感じて

やっぱり 両親 揃ってなきゃ
駄目なんじゃないかって

悩んでたから。

(友紀子)娘も 色々
感じてたんじゃないかな?

(友紀子)私のことなら いくら
バッシングされても 構わない。

そういう仕事だもの。
だけど…。

娘が 傷つくことに
なってしまうのは…。

(友紀子)もし 私が
大臣になんて ならなかったら

父親の こんな姿
知ることも なかったわね。

(山口)お嬢さまに
ご連絡をされますか?

(友紀子)私からの電話なんて
出やしないわ。

距離 置かれてるから。

(山口)では 私から
ご連絡をいたしましょうか?

そうね。 突然 こんな記事で
知るのは かわいそう。

お願いできますか?

(山口)喜んで。

(ひかり)私 愛読者なんだ。
照れくさいですけど

うれしいです。

僕たち 見えない糸で
つながっていたんですね。

(ひかり)赤い糸じゃないけどね。
で あなたの お見合いは?

あっ。 ずっと
断られ続けていたんですけど

5回目の相手と 初めて
連絡先を 交換できました。

(ひかり)それで?
案の定 連絡は来ません。

すごい 美しい人なので たぶん
リーチなんだと 思います。

だから 僕のこと どうしたら
いいのか 困ってるんだと。

(ひかり)あなたから
連絡は しないの?

僕も その人と どう 接したら
いいのか 分からなくて。

(ひかり)その人
気の進まない相手?

いや。 気になります。

彼女のこと 好きなんだ?

果たして 好きなのか どうか。

ただ 一緒に いると
楽しいです。

それは 恋愛につながる 一歩だよ。
そうなんですか?

一度も 恋愛というものを
したことが ないですし

彼女も いませんでしたから。

自分自身の恋愛も

前に 進んでみた方が
いいんじゃないかな。

怖がらないで。

(あき恵)元亭主が セクハラやて。
えらい 男運 悪いな。

この大臣も あかんのんと
ちゃうか? なあ? 好美。

(好美)そんなことより
お母ちゃん。

今日は ちゃんとした格好
してってね。

ちゃんとしたって
いっつも ちゃんとしとるがな。

せやけど 嵐望さんに
初めて 会うんやし。

はいはい。 何遍も 言わんかて
分かっとる。

ちゃんと おめかしして
行かしてもらいます。

(洋平)ごちそうさま。

あっ。 お父さん。

あのう。 リフォームの話。

(洋平)すまん。 急いでるんだ。
また 今度な。

(紅子)ハァ。

あなたが まともな結婚相手を
見つけることが できないのは

私のせいかしらね。
えっ?

母親が いなくて
かわいそうだと 思って

何もかも 世話をしてきた。

あなたが 迷ったことは
私が 全部 決めてあげてきた。

でも バイオリンだって中途半端で
大した実力も なかったでしょ。

就職も 父親のコネで 何とか
今のラジオ局に 入れたんだし。

あなたが 外見だけで

中身の伴っていない子に
育ってしまったのは

きっと そういうふうにしか
育てられなかった

私の責任なのよ。

ごちそうさま。
仕事 行ってきます。

(ひかり)《自分自身の恋愛も

前に 進んでみた方が
いいんじゃないかな》

(メールの着信音)

「初めまして。 宮坂 龍彦です」

あっ。

「初めましてじゃ ないでしょ」

「これで 連絡するのは
初めてだったので」

「気が向いたらね」

「何時に どこ?」

(好美)嵐望さん。
私の母です。

(嵐望)初めまして。 銀林です。
今日は ありがとうございます。

(あき恵)好美の母です。
こちらこそ 何や こんな

立派な お店 取ってもろうて。
田舎者やさかい 緊張するわ。

(嵐望)何か
お飲みに なられますか?

ここは うまい地酒も
置いてあるんですよ。

そちらは
どないしはるんですか?

僕は 結構です。
車で 来てるんで。

いつもは
お酒 飲まはるんですか?

ええ。 まあ。 会社の飲み会で
断りきれないときに

多少 たしなむ程度です。
(あき恵)そうですか。

(山口)少しですが
お時間を つくれましたので

直接 お会いして 謝罪したいと
おっしゃっています。

では お嬢さま。 1時間後に。
お待ちしております。

(メールの着信音)

(ひかり)「例の件。 私のコネで
ちょっと 動いてみます」

≪(せきばらい)

あっ。 どうも。
何なの? にやにやして。

あっ。 いや。 来てくださって
ありがとうございます。

気が向いたから
来てくれたんですよね?

たまたま 飲みたい気分に
なったから。

でも 何で ここ? 私ったら
ずいぶん 安く見られたものね。

この間 奈々さんが

背伸びをしたら かえって
ぼろが出るって 言ってたので

僕が 背伸びをしない お店に
しました。

ふぅん。
だから 今日は

スーツじゃなくて 普段着です。

まっ その方が ましね。

あっ。 何 飲まれます?
すいません。

ハイボール
ハイボール? 意外ですね。

この店 まともな泡 置いてないし。
泡?

シャンパンのこと。
ああ。

何にも 知らないのね。
すいません。

また。 簡単に謝るのは 駄目って
言ったでしょ。

そうでしたね。

ほら。 さっさと 決めなさいよ。
何 飲むの?

えっと。 じゃあ 僕も ハイボール
すいません。

ハイボール 2つ。
(従業員)かしこまりました。

(あき恵)えっ!?
あの 銀林 節子さんが お母さん?

(嵐望)はい。 忙しくて ほとんど
家には いませんでしたが。

(あき恵)うわー。
そら えらいこっちゃ。

いっつも 豪華な お着物
着てはるよね。

お宅かて テレビで
見たことあるけど 豪邸やね。

(嵐望)そう 見えるだけで
実際は 大したことないですよ。

そやかて。 好美。 あんた 何で
こないな 大事なこと

早 言わへんの?
もう びっくりするがな。 へぇ。

銀林 節子さんが お母さんって。
いや。 うれしいわ。

うん。 おいしい。 うん。

(嵐望)好美さんの お母さん。

僕は 真剣に 好美さんとの将来を
考えてます。

好美さんとの結婚
許していただけませんか?

(あき恵)ええ。 そりゃ もう。

好美さえ よければ
私の方は ええんですよ。

ホンマに?
ええの? お母ちゃん。

ええに 決まっとるやないの。

こんな 男前で
お家柄も 申し分ない人。

好美には
もったいないくらいやわ。

一人で 東京に出したときは
心配やったけど

お母ちゃん 鼻 高いわ。
あんたを 育てたかいが あった。

ありがとう。 お母ちゃん。
(嵐望)ありがとうございます。

(あき恵)
よろしく お願いしますね。

ほな みんなで 乾杯しましょか。
おめでたい話や。

はい。 乾杯。
(好美・嵐望)乾杯。

(あき恵)よろしく お願いします。
(嵐望)こちらこそ。 お願いします。

(あき恵)よかったな。
(好美)ありがとう。

すいません。
ハイボール 濃いめで お代わり。

(従業員)かしこまりました。

ピッチ 早いですね。
もう 5杯目ですけど。

お酒 強いんだし
しょうがないじゃん。

っていうより
やけに なってません?

なってません。

あのう。 聞いても いいですか?
何?

奈々さんは 結婚しても
仕事は 続けるんですよね?

ラジオ局で ばりばり
働いてる人だから

そういう感じですよね。
勝手に 決め付けないで。

私が 仕事命の キャリアウーマンに
見えるってわけ?

見えません。
失礼なやつ。

でも 家庭に入って 家事や 育児に
明け暮れてる 奈々さんも

想像できません。
それも 失礼。

料理も できませんし
洗濯や 掃除も 苦手そうですし。

うちじゃ 私が やる前に
祖母が 全部 やっちゃうから。

おばあさまは 奈々さんのことが
かわいくて 仕方ないんですね。

えっ?

きっと 亡くなった
奈々さんの お母さん代わりを

してきたんじゃないかと。
だったら 何?

それって すごいことだなって
思います。

≪(ノック)

≪(ドアの開く音)

(山口)大臣。 お嬢さまが
おみえに なりました。

久しぶり。
元気そうね。

お久しぶりです。

あっ。 こら。 マイ箸は
やめなさいって 言ったでしょ。

ほら。
えっ?

あーん。

ほら。 お店の へらで 食べた
お好み焼きと 一緒。

やれば できんじゃん。

僕 実は 潔癖症なんです。

そんなの もう 知ってる。
定期的に 病院にも通ってて。

いいよ。 別に 無理して
打ち明けなくても。

でも なぜだか
奈々さんと いると

前よりも
気にならないっていうか。

奈々さんの 荒療治のおかげです。
感謝してます。

病気じゃなくて 単なる癖でしょ。

だいたいね 病院なんかに
行くから 駄目なの。

医者ってやつは 何でも 病名
付けて 病気にしたがるんだから。

そうですよね。

♬~

♬~

♬~

おいしいです。

(嵐望)また連絡するよ。 おやすみ。
(好美)おやすみなさい。

気を付けてね。

(あき恵)好美。 あれは あかん。
(好美)えっ?

(あき恵)あの男は 信用できん。
目に 真実がない。

(好美)何で?
(あき恵)お母ちゃんの勘や。

悪いことは 言わん。
やめとき。

(好美)あの人は
ちゃんとしとるよ。

(あき恵)ちゃんとしとる人が
あんたみたいな 平凡な

田舎の娘と 本気で
結婚するわけ ないやんか。

(好美)いくら お母ちゃんでも
そんな言い方 ひど過ぎる。

あんたのため 思て
言うてるんや。

好美。 あんた 間違いなく
だまされとる。

(好美)お母ちゃん!
(あき恵)あの男は 好かん。

あんたの方から
ちゃんと きっぱり

結婚は お断りするんやで。
ええな?

(友紀子)今回のことで あなたには
迷惑を 掛けたわ。 ごめんなさい。

(ひかり)謝る必要は ありません。
こんなことぐらい 平気です。

そんなことより 今日は
大事な お話が あるんです。

♬~

(友紀子)これ…。

抽選見合い結婚法 改正案
上申書?

(ひかり)母親の
あなたではなく

小野寺大臣に 陳情に
伺いました。

あっ。 僕が。

あなたって 意外と
ポジティブ思考よね。

いや。 自分では
そういうふうには。

さっきの私の話
いいように 解釈してる。

えっ?
おばあちゃまは

私のことが かわいくて
しかたがないって。

そんなんじゃない。

あの人は 自分の思いどおりに
私を 育てただけなの。

いつも 私の気持ちなんて
お構いなしに 縛り付けてきた。

私 ホントは
バイオリン 続けたかった。

プロになれるほどの 才能は
なかったかも しれないけど

子供たちに バイオリンを
教える先生に なりたかった。

お母さんが
私にしてくれたみたいに

バイオリンって
楽しいものなんだって

教えてあげられるような 先生に。

でもね おばあちゃまは
私に 言ったの。

才能がないんだから
仕事にするのは やめなさい。

さっさと バイオリンから
離れなさいって。

あなたは ちゃんとした会社に
お勤めして

キャリアウーマンになって
レベルの高い男性と結婚するべき。

それが あなたの
幸せになる道なのよって。

だから もう 弾くの やめた。

私の希望なんて 一切
聞く耳 持ってくれなかった。

私に 結婚相手が
見つからないのも

あの人は 自分の育て方が
原因だって言う。

本心じゃないのに。

自分が悪いのは 分かってるの。

バイオリンも 仕事も 恋愛も

何もかも 中途半端だから。

でも こんな自分が 情けなくて。

このままじゃ 嫌なのに。

変わりたいのに
何も できないから。

こんなんじゃ
結婚できる気がしない。

っていうか したくない。

このまま 無理に 結婚したって

絶対 幸せになんか
なれっこないよ。

♬~

♬~

でも テロ撲滅隊にも
行きたくない。

そう。

どうせ もう バレてるんでしょ?

私が 崖っぷちの
リーチ女だって。

奈々さんも あの法律の
被害者の 一人なんですね。

だから お願い。

私のこと 断って。

私とは 結婚できないって。
あなたから。

(ひかり)《彼女のこと
好きなんだ?》

《果たして 好きなのか どうか》

《ただ 一緒に いると
楽しいです》

♬~